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JPS6332197B2 - - Google Patents
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JPS6332197B2 - - Google Patents

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JPS6332197B2
JPS6332197B2 JP55048537A JP4853780A JPS6332197B2 JP S6332197 B2 JPS6332197 B2 JP S6332197B2 JP 55048537 A JP55048537 A JP 55048537A JP 4853780 A JP4853780 A JP 4853780A JP S6332197 B2 JPS6332197 B2 JP S6332197B2
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chord
circuit
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JP55048537A
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Eiichiro Aoki
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Yamaha Corp
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Yamaha Corp
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Publication date
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Priority to DE3114910A priority patent/DE3114910C2/de
Publication of JPS56144491A publication Critical patent/JPS56144491A/ja
Priority to US06/472,914 priority patent/US4470332A/en
Publication of JPS6332197B2 publication Critical patent/JPS6332197B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/36Accompaniment arrangements
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S84/00Music
    • Y10S84/22Chord organs

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
この発明はカウンタメロデイを自動演奏する電
子楽器に関する。 伴奏和音に伴つてカウンタメロデイ音を自動演
奏する電子楽器の従来技術としては、特開昭52―
72213号公報に示されたものが存在する。同公報
に示されるような従来のカウンタメロデイ自動演
奏装置は、伴奏和音の構成音の中の特定の音をカ
ウンタメロデイ音として使用するようにしている
ため、変化に乏しいという欠点があつた。特定の
音とは例えば和音の根音であり、根音をカウンタ
メロデイ音にすると定めた場合は、常に和音の根
音だけがカウンタメロデイ音として使用される。
また、特定の音として3度音あるいは5度音ある
いは下鍵盤(和音演奏鍵盤)の最高音等を選んだ
としても、カウンタメロデイ音は常にそれらの音
に固定されるので、単調なカウンタメロデイしか
得られず、面白味に欠ける。例えば根音をカウン
タメロデイ音として使用する場合に、伴奏和音が
Cメジヤ和音からAマイナ和音に変化し、更にC
メジヤ和音に変化したとすると、カウンタメロデ
イ音はC音からA音に変わるが、その後再びC音
に戻つてしまう。一般に、一つの曲の中で使用さ
れる和音名の種類はその演奏調によつて限定され
るのでそれほど多種類ではなく、限られた和音が
繰返し使用されることが多い。従つて、従来のも
のにおいては、実際の楽曲演奏においてカウンタ
メロデイ音として同じ音が高い頻度で繰返される
ことがあつた(同じ和音が繰返し使用されること
による)。また、上記従来のものにおいては、和
音構成音の中の特定の音程(例えば根音あるいは
3度音等)が常にカウンタメロデイ音とされるの
で、和音進行によつてはカウンタメロデイ音の旋
律的音程が大きく飛ぶこともあり、音楽的に好ま
しくなかつた。 この発明は上述の欠点を除去するためになされ
たもので、音楽性豊かなカウンタメロデイを自動
演奏し得るようにすることを目的とする。この目
的の達成のためにこの発明では、伴奏和音に関連
してカウンタメロデイ音として使用される音を特
定の音程の音に固定せずに、伴奏和音が新たに指
定される毎に所定の進行基準に従つてカウンタメ
ロデイ音として使用される特定音を変化させるよ
うにしたことを特徴としている。すなわちこの発
明の電子楽器は、新たな和音指定が行われたこと
を検出するカウンタメロデイ音変更制御手段と、
この変更制御手段によつて新たな和音指定が検出
される毎に、和音構成音と同音またはオクターブ
関係にある音の中からカウンタメロデイ音として
使用する特定音を所定のカウンタメロデイ進行基
準に従つて選択する検索手段と、この検索手段に
よつて選択された特定音すなわちカウンタメロデ
イ音に相当する楽音を形成するカウンタメロデイ
用楽音形成手段とを具えることを特徴とする。上
記カウンタメロデイ進行基準は、カウンタメロデ
イ演奏に対して積極的にそのメロデイ進行のアウ
トライン(傾向)を与えるものである。従来は、
ただ単に伴奏和音の中の特定の音程の音をカウン
タメロデイ音とするだけなのでカウンタメロデイ
音の進行は伴奏和音の変化のみに依存し、カウン
タメロデイ演奏それ自体が積極的なメロデイ進行
をもつことはなかつた。この点、この発明では、
カウンタメロデイ音は単に伴奏和音に依存するだ
けでなく所定の基準に従つて各カウンタメロデイ
音相互に関係づけられるので、独自のメロデイ進
行をもつカウンタメロデイ演奏を展開することが
できるようになる。 カウンタメロデイ進行基準の一例として、和音
が変化する毎にカウンタメロデイ音の音高を順次
上昇または下降させる進行基準が有ることが以下
の実施例では示されている。更に詳しくは、カウ
ンタメロデイ音の順次上昇と順次下降を交互に繰
返す進行基準(以下この進行基準を進行パターン
という)が実施例において示されている。その進
行パターンに関連して、カウンタメロデイ進行を
上昇から下降にあるいはその逆に切換える際の制
御の仕方を二通り挙げることができる。その1つ
は、上限音と下限音を設定してその範囲内でカウ
ンタメロデイ音の上昇と下降を繰返す方法であ
り、もう1つはカウンタメロデイ音を所定回数発
生する毎に上昇と下降を切換える方法である。い
ずれの場合においても、カウンタメロデイ演奏を
上昇進行から始めるかあるいは下降進行から始め
るかの選択設定を可能とすることができる。 前記検索手段は、現時点でのカウンタメロデイ
進行が上昇進行であるかあるいは下降進行である
かに応じて高音側あるいは低音側に向う走査を行
うカウンタメロデイ音サーチ手段を含む。このカ
ウンタメロデイ音サーチ手段は、伴奏和音が変化
したときに、走査の続行を開始し、その走査の過
程で和音構成音と同音名の音を検出したときに走
査を停止してその音をカウンタメロデイ音として
選択する。従つて、伴奏和音が変化する毎に走査
の続行開始と停止が繰返されてその都合カウンタ
メロデイ音が選択され、このカウンタメロデイ音
のメロデイ進行は走査の進展に伴つて順次上昇
(高音側への移行)あるいは順次下降(低音側へ
の移行)する。 この発明の別の目的は、伴奏和音の変化(すな
わち伴奏用鍵盤における押鍵状態の変化)のみな
らずリズムパルスの変化にも応答してカウンタメ
ロデイ音を変更するようにすること、すなわちカ
ウンタメロデイ変更に伴奏和音以外の要素も関与
させるようにすることである。この目的は、カウ
ンタメロデイ音を選択するための検索手段を伴奏
用鍵盤の押鍵状態変化のみならずリズムパルス変
化にも応答させることにより達成することができ
る。 この発明の更に別の目的は、音楽上の理論を考
慮してカウンタメロデイ音の検索を制御すること
である。その1つは、上限音と下限音との間でカ
ウンタメロデイ音の順次上昇と下降を繰返す進行
パターンを採用する場合に、上限音あるいは下限
音が音楽上の終止の理論に矛盾するおそれがある
音に設定された場合にその上限音あるいは下限音
を別の音に修正することである。もう1つは、伴
奏和音の進行とカウンタメロデイ音の進行から曲
の終止を判断し、終止すべきときは進行パターン
に無関係に所定の終止のカウンタメロデイ音を選
択発生するようにすることである。 尚、この発明で和音とは、協和音のみに限定さ
れるのではなく、例えば伴奏用鍵盤で同時に押鍵
されている複数の鍵の音あるいは該鍵盤の押鍵に
もとづいて同時に発生される複数音であつてもさ
しつかえない。従つて、和音構成音とは、正式の
和音の構成音は勿論のこと、要するに伴奏用鍵盤
等の和音指定手段の指定にもとづいて同時的に発
生される個々の音のことである。また、和音指定
手段とは必らずしも伴奏用鍵盤である必要はなく
例えば和音選択ボタン等であつてもよい。また、
伴奏用鍵盤とは伴奏専用(伴奏にしか使われな
い)という意味ではない。また、伴奏用鍵盤は必
らずしも一段の鍵盤全部である必要はなく、一部
鍵域であつてもよい。 また、この発明における「終止の理論」または
「終止感」とは、必らずしも曲が完全に終了する
場合にだけ限定して適用されるものだけを意味す
るのではなく、曲の途中において区切り(段落)
をつける場合(音楽理論上「解決」ともいわれる
もの)にも適用されるものをも含むものとする。
従つて、「終止音」あるいは「終止の和音」ある
いは「終止のカウンタメロデイ音」とは、必らず
しもその音(和音)をもつて曲が絶対的に終結す
る音(和音)を示すのではなく、曲の区切り(段
落)あるいは終結の感じを起させるような音(和
音)のことを示し、仮にその後曲が続行されたと
しても一向にさしつかえない。 以下添付図面を参照してこの発明の実施例を詳
細に説明しよう。 第1図において、鍵盤部10は上鍵盤、下鍵盤
及びペダル鍵盤を具えており、通常、メロデイ演
奏には上鍵盤が使用され、伴奏(和音)演奏には
下鍵盤が使用される。押鍵検出回路11では鍵盤
部10における鍵の押圧、離鍵を検出し、押圧鍵
を示す情報を発音割当て回路12に供給する。発
音割当て回路12では、押圧鍵の発音を複数の楽
音発生チヤンネルのいずれかに割当て、その割当
てに対応して押圧鍵を特定するキーコードKCと
キーオン信号KONを出力する。押鍵検出回路1
1内には自動ベースコード演奏を実行する回路が
含まれており、この自動ベースコード演奏をフイ
ンガードコードモードで行うか、シングルフイン
ガモードで行うか、の選択をするためのフインガ
ードコードモード選択スイツチFC―SWとシング
ルフインガモード選択スイツチSF―SWが該回路
11に関連して設けられている。フインガードコ
ードモードは、伴奏用鍵盤(下鍵盤)で押鍵され
た鍵の音をすべて伴奏和音として発生するモード
であり、シングルフインガモードは、伴奏用鍵盤
(下鍵盤)で押鍵された1つの鍵の音を根音とし、
残りの和音構成音(従音)を自動的に発生して和
音演奏を行うモードである。 例えば、楽音発生チヤンネルは全部で15チヤン
ネル有り、そのうち上鍵盤チヤンネルが7、下鍵
盤チヤンネルが7、ペダル鍵盤チヤンネルが1で
ある。発音割当て回路12では、上鍵盤で押鍵さ
れた鍵の発音を上鍵盤チヤンネルのいずれかに割
当て、下鍵盤で押鍵された鍵(自動ベースコード
演奏時はフインガードコードモードにおける伴奏
和音の各構成音あるいはシングルフインガモード
において自動的に発生される伴奏和音の各構成
音)の発音の下鍵盤チヤンネルのいずれかに割当
て、ペダル鍵盤で押鍵された鍵(あるいは自動ベ
ース音)の発音をペダル鍵盤チヤンネルに割当て
る。発音割当て回路12からは、各チヤンネルに
割当てられた鍵(音)のキーコードKCとキーオ
ン信号KONが時分割的に出力される。キーコー
ドKCは4ビツトのノートコードNCと3ビツト
のオクターブOCとから成る。ノートコードNCの
値と音名との関係の一例を第1表に示し、オクタ
ーブコードOCの値と音域との関係の一例を第2
表に示す。
【表】
【表】 キーオン信号KONは、1ビツトのデータであ
り、押鍵中のとき“1”で、離鍵されると“0”
となる。 発音割当て回路12から出力された各チヤンネ
ルのキーコードKCとキーオン信号KONは、鍵盤
別の楽音形成回路13,14,15とカウンタメ
ロデイ音選択回路16に供給される。ペダル鍵盤
用楽音形成回路13は、ペダル鍵盤チヤンネルに
割当てられたキーコードKCとキーオン信号KON
にもとづいてペダル鍵盤押圧鍵(または自動ベー
ス音)の楽音信号を形成する。下鍵盤用(伴奏
用)楽音形成回路14は、下鍵盤チヤンネルに割
当てられたキーコードKCとキーオン信号KONに
もとづいて下鍵盤押圧鍵(または自動ベースコー
ド演奏における伴奏和音)の楽音信号を夫々形成
する。上鍵盤用楽音形成回路15は、上鍵盤チヤ
ンネルに割当てられたキーコードKCとキーオン
信号KONにもとづいて上鍵盤押圧鍵(メロデイ
音)の楽音信号を夫々形成する。各楽音形成回路
13,14,15においては、各鍵盤別に任意所
望の(例えばベース音、伴奏音、メロデイ音に
夫々適した)音色が選択可能となつている。 自動ベースコード演奏時においては、ペダル鍵
盤用楽音形成回路13あるいは下鍵盤用楽音形成
回路14で形成された楽音信号の発生は、ベース
発音タイミングパターンパルスBTあるいは和音
発音タイミングパターンパルスCTによつて制御
される。自動ベースコード演奏選択のためのフイ
ンガードコードモード選択スイツチFC―SWある
いはシングルフインガモード選択スイツチSF―
SWがオンされたときオア回路17から出力され
る自動ベースコードモード信号ABCが“1”と
なる。この自動ベースコードモード信号ABCは
ペダル鍵盤用及び下鍵盤用楽音形成回路13及び
14に加えられる。楽音形成回路13及び14で
は、該信号ABCが“1”のときはパターンパル
スBTあるいはCTに従つてベース音楽音信号あ
るいは伴奏和音楽音信号の発生タイミングを制御
するが、該信号ABCが“0”のときはパターン
パルスBTあるいはCTに従つてベース音(ペダ
ル鍵盤押鍵音)楽音信号あるいは伴奏和音(下鍵
盤押鍵音)楽音信号の発生が制御されることを禁
止する。パターンパルスBT,CTはリズムパル
ス発生回路18から与えられる。リズムパルス発
生回路18はベース音及び和音に関する発音タイ
ミングパターンパルスBT,CTのほかにリズム
パターンパルスRTも発生し、このリズムパター
ンパルスRTにもとづいてリズム音源回路19か
らリズム音信号が発生される。勿論、リズムパル
ス発生回路18では、所望のリズム及びパターン
を選択し得るようになつている。各楽音形成回路
13〜15及びリズム音源回路19から発生され
た楽音信号はサウンドシステム20に与えられ、
発音される。 カウンタメロデイ音選択回路16は、伴奏用鍵
盤(下鍵盤)で押鍵されている伴奏和音(あるい
はシングルフインガモード時において下鍵盤押鍵
にもとづいて自動的に発生される伴奏和音)の構
成音(オクターブ関係のものも含む)の中から適
宜の音を、所定のカウンタメロデイ進行パターン
に従つて、伴奏用鍵盤の押鍵状態が変化する毎に
選択し、選択した音のデータをカウンタメロデイ
音を示すデータとして出力する。カウンタメロデ
イ用楽音形成回路21では、カウンタメロデイ音
選択回路16で選択された音のデータにもとづい
てカウンタメロデイ音の楽音信号を形成し、サウ
ンドシステム20に供給する。カウンタメロデイ
用楽音形成回路21で形成するカウンタメロデイ
音の音色は、上鍵盤用楽音形成回路15における
設定音色に連動させて上鍵盤(メロデイ)音色と
同音色としてもよいし、あるいは異音色であつて
もよい。 カウンタメロデイ音選択回路16は、主に、カ
ウンタメロデイ音変更制御回路22と検索部23
とを含んでいる。カウンタメロデイ音変更制御回
路22は、伴奏用鍵盤(下鍵盤)の押鍵状態が変
化したこと(新たに鍵が押されたことあるいは新
たに鍵が離されたこと)を検出し、この検出にも
とづいてカウンタメロデイ音の変更を制御する信
号(サーチスタート信号SSTRTとキーオンリセ
ツト信号KORST)を出力する。発音割当て回路
12から供給されたキーコードKCとキーオン信
号KONのうちキーオン信号KONが下鍵盤キーオ
ン信号ゲート24に入力され、該ゲート24にお
いて下鍵盤チヤンネルに関するキーオン信号
LKKONが選択される。カウンタメロデイ音変更
制御回路22ではこのゲート24で選択された下
鍵盤キーオン信号LKKONにもとづいて伴奏用鍵
盤(下鍵盤)における押鍵状態が変化したか否か
を検出する。尚、下鍵盤キーオン信号ゲート24
のイネーブル入力(EN)にはカウンタメロデイ
選択スイツチCM―SWからカウンタメロデイ選
択信号CMSが与えられており、カウンタメロデ
イが選択されたとき(スイツチCM―SWのオン
により信号CMSが“1”となつたとき)のみ、
該ゲート24がイネーブルされるようになつてい
る。 発音割当て回路12からカウンタメロデイ音選
択回路16に供給されたキーコードKCは下鍵盤
キーコードゲート25に入力される。このゲート
25のイネーブル入力(EN)には下鍵盤キーオ
ン信号ゲート24から下鍵盤キーオン信号
LKKONが与えられており、下鍵盤チヤンネルに
割当てられているキーコードKCのうち押鍵中の
もの(すなわち信号LKKONが“1”のときに与
えられるキーコードKC)を選択する。このゲー
ト25で選択された下鍵盤押圧鍵のキーコード
KCのうちノートコードNCは下鍵盤押圧鍵ノー
トコードメモリ26に記憶される。 カウンタメロデイ音選択回路16内の検索部2
3においては、和音構成音(その音名を示すノー
トコードNCは下鍵盤押圧鍵ノートコードメモリ
26に記憶されている)と同音またはオクターブ
関係にある音の中からカウンタメロデイ音を所定
のカウンタメロデイ進行パターンに従つて検索
(選択)する。この検索部23による検索はカウ
ンタメロデイ音変更制御回路22からサーチスタ
ート信号SSTRTが与えられたとき(下鍵盤押鍵
状態が変化したとき)に行われる。検索部23で
検索した音(カウンタメロデイ音)を表わすキー
コード(KC)はカウンタメロデイキーコードラ
ツチ回路27にラツチされ、カウンタメロデイ用
楽音形成回路21に供給される。 検索部23はカウンタメロデイ音サーチ回路部
28と検索パターン指定回路29とを含んでい
る。カウンタメロデイ音サーチ回路部28では、
カウンタメロデイ音変更制御回路22からサーチ
スタート信号SSTRTが与えられたときに、検索
パターン指定回路29によつて指定されるカウン
タメロデイ進行パターンに従つてカウンタメロデ
イ音の検索を行う。検索パターン指定回路29は
所望のカウンタメロデイ進行パターンを指定する
(所望の進行パターンが得られるように検索パタ
ーンを指定する)回路であり、例えばカウンタメ
ロデイ音の音高が上昇と下降を繰返すカウンタメ
ロデイ進行パターンを指定する上昇・下降制御回
路から成る。しかし、カウンタメロデイ進行パタ
ーンすなわちカウンタメロデイ音の検索パターン
は上昇・下降の繰返しパターンに限らず任意のパ
ターンとすることができる。以下では、カウンタ
メロデイ進行パターンすなわち検索パターンが上
昇と下降の繰返しパターンであるものとして説明
を進める。 カウンタメロデイ音サーチ回路部28は、例え
ばサーチカウンタ30と比較器31とを含んでい
る。サーチカウンタ30は7ビツトの2進カウン
タであり、そのカウント内容はキーコードKCに
対応する。サーチカウンタ30はサーチスタート
信号SSTRTが与えられたときカウント動作を開
始する。すなわち各鍵に対応するキーコードKC
を順次発生することにより、高音側または低音側
に向つて走査を行う。このときカウンタ30をア
ツプカウントモード(高音側への走査)とするか
ダウンカウントモード(低音側への走査)とする
かは、検索パターン指定回路(すなわち上昇・下
降制御回路)29から与えられるアツプダウン制
御信号U/Dに応じて定まる。比較器31では下
鍵盤押圧鍵ノートコードメモリ26に記憶されて
いるノートコード(NC)とサーチカウンタ30
のカウント内容のうちノートコード(NC)に対
応する部位(下位4ビツトのカウント値)とを比
較し、両者が一致したとき一致信号EQを出力す
る。この一致信号EQにもとづいてサーチ完了信
号OKが検索部23から出力される。サーチ完了
信号OKはカウンタメロデイキーコードラツチ回
路27のロード制御入力(L)に与えられ、該信号
OKが発生したときのサーチカウンタ30のカウ
ント内容を該ラツチ回路27に取り込む。このラ
ツチ回路27にラツチされたカウント値がカウン
タメロデイ音のキーコードCMKCとしてカウン
タメロデイ用楽音形成回路21に供給される。サ
ーチ完了信号OKはフリツプフロツプ32のセツ
ト入力(S)にも加えられる。フリツプフロツプ
32は、カウンタメロデイ選択スイツチCM―
SWの出力を反転した信号あるいはキーオンリセ
ツト信号KORSTにもとづくオア回路33の出力
“1”によつて検索部23における検索前に予じ
めリセツトされている。従つて、サーチ完了信号
OKによつてフリツプフロツプ32がセツトされ
ると、該フリツプフロツプ32の出力(Q)は
“1”に立上る。このフリツプフロツプ32の出
力(Q)がカウンタメロデイ音のキーオン信号
CKONとしてカウンタメロデイ用楽音形成回路
21に供給される。カウンタメロデイ用楽音形成
回路21では、カウンタメロデイキーコード
CMKCの内容に対応する音高の楽音信号をキー
オン信号CKONに対応して持続的に発生する。
すなわち、一旦セツトされたフリツプフロツプ3
2は次にキーオンリセツト信号KORSTが発生さ
れるまで(下鍵盤押鍵状態が変化するまで)リセ
ツトされず、その間キーオン信号CKONが持続
的に“1”となり、このキーオン信号CKONに
もとづいてカウンタメロデイ音が持続的に発音さ
れる。尚、リズムパルス発生回路18からカウン
タメロデイ音のための発音タイミングパターンパ
ルス(ベース音発音タイミングパターンパルス
BTあるいは和音発音タイミングパターンパルス
CTとは異なるパターンであることが好ましい)
を発生し、カウンタメロデイ用楽音形成回路21
で形成したカウンタメロデイ音の発音タイミング
をこのパターンパルスによつて制御するようにす
ることも可能である。 カウンタメロデイ音サーチ回路部28において
はサーチ完了信号OKが発生したときサーチカウ
ンタ30のカウント動作を停止するようになつて
いる。そして、次にサーチスタート信号SSTRT
が発生すると、停止していたカウント値からサー
チカウンタ30のカウント動作が再開される。サ
ーチカウンタ30がアツプカウントモードのとき
は、カウント内容は停止していたカウント値(前
回選択したカウンタメロデイ音のキーコード)よ
りも増加していくので、前回発音したカウンタメ
ロデイ音よりも高音側の音が新たなカウンタメロ
デイ音として選択される。従つて、サーチカウン
タ30がアツプカウントモードのときは、下鍵盤
押鍵状態が変化する毎に(伴奏和音が変更される
毎に)カウンタメロデイ音の音高が上昇してい
く。逆に、サーチカウンタ30がダウンカウント
モードのときは、下鍵盤押鍵状態が変化する毎に
カウンタメロデイ音の音高が下降していく。 上昇あるいは下降してゆくカウンタメロデイ演
奏の一例を第2図に示す。第2図aは下鍵盤で押
鍵演奏される伴奏和音の一例を示し、第2図bは
この伴奏和音に対応して自動演奏されるカウンタ
メロデイ音の一例を示す。最初は、Cメジヤ和音
の構成音の1つである音C4がカウンタメロデイ
音として発生され、かつ上昇モード(サーチカウ
ンタ30がアツプカウントモード)であるとする
と、次に伴奏和音がAマイナ和音に変更されたと
きは前音C4よりも高くこの前音C4に最も近いA
マイナ和音構成音である音E4がカウンタメロデ
イ音として選択される。その次に伴奏和音がFメ
ジヤ和音に変更されたときは、メジヤ和音構成音
のうち前音E4の上の音F4がカウンタメロデイ音
として選択される。更に次にCメジヤ和音に変更
されると、Cメジヤ和音構成音のうち前音F4の
上の音G4がカウンタメロデイ音として選択され
る。次にGメジヤ和音に変更されると、Gメジヤ
和音構成音のうち前音G4の上の音B4がカウンタ
メロデイ音として選択される。第2図bの例で
は、B4音で上昇モードが終わり、次は下降モー
ドに切換るようになつている。従つて、次にGセ
ブンス和音に変更されたときは、その和音構成音
のうち前音B4の下の音G4がカウンタメロデイ音
として選択され、更にCメジヤ和音に変更された
ときは前音G4の下の和音構成音E4がカウンタメ
ロデイ音として選択される。尚、第2図aにおけ
る伴奏和音の音符の長さは下鍵盤における押鍵時
間の長さを示しているのであり、必らずしも実際
に発音される伴奏和音の長さ(及びタイミング)
を示しているわけではない。前述のように、自動
ベースコード演奏モードのときは和音発音タイミ
ングパターンパルスCTに従つて、伴奏和音の発
音タイミングが制御される。 カウンタメロデイの進行を上昇から下降にある
いはその逆に切換える制御は検索パターン指定回
路(上昇・下降制御回路)29によつて行われ
る。検索パターン指定回路29における上昇・下
降切換制御の仕方には下記の二つの手法が考えら
れる。その一つは、カウンタメロデイキーコード
CMKCの上限値(カウンタメロデイ音の最高音)
と下限値(カウンタメロデイ音の最低音)とを予
じめ設定し、上昇モード中に上限値に達した場合
は下降モードに切換え、下降モード中に下限値に
達した場合は上昇モードに切換える方法である。
もう一つは、上昇時と下降時に発音するカウンタ
メロデイ音の回数を予じめ夫々設定し、設定回数
に達した場合に上昇モードから下降モードにある
いはその逆に切換える方法である。検索パターン
指定回路(上昇・下降制御回路)29における上
昇・下降切換え制御を前者のように行う場合のカ
ウンタメロデイ音選択回路16の詳細例を第3図
に示す。 第3図において、第1図の検索パターン指定回
路(上昇・下降制御回路)29に相当する回路は
上限・下限比較制御回路29Aである。上限・下
限比較制御回路29Aにおいて、上限・下限デー
タ発生部34はカウンタメロデイ演奏の上限音を
示す上限キーコードMAXと下限音を示す下限キ
ーコードMINとを発生し、更に、カウンタメロ
デイ演奏の最初の音のオクターブ音域を示す初期
オクターブコードOC*を発生する。これらのコ
ードMAX,MIN,OC*は所定の値に固定して
もよいし、また任意の値に設定可能としてもよ
い。但し、上限キーコードMAXと下限キーコー
ドMINとの間には1オクターブ以上の差を設け
るものとする。上限キーコードMAXは上限比較
用の比較器35のB入力に加えられ、下限キーコ
ードMINは下限比較用の比較器36のB入力に
加えられる。比較器35及び36のA入力にはサ
ーチカウンタ30のカウント出力が夫々入力され
る。 上限・下限比較制御回路29Aは、比較器35
及び36の出力に応じて状態設定されるフリツプ
フロツプ37を含んでおり、このフリツプフロツ
プ37の出力(Q)がアツプダウン制御信号U/
Dとしてサーチカウンタ30のアツプダウン制御
入力(UD)に与えられる。上限比較用の比較器
35の比較結果が「A=B」あるいは「A>B」
のとき、すなわちサーチカウンタ30のカウント
値(A)が上限キーコードMAX(B)以上の値となつた
とき、比較器35の「A=B」あるいは「A>
B」に対応する比較出力“1”がオア回路38を
介してフリツプフロツプ37のリセツト入力
(R)に加わり、該フリツプフロツプ37をリセ
ツトする。これにより、フリツプフロツプ37の
出力(Q)すなわちアツプダウン制御信号U/D
が“0”となり、サーチカウンタ30をダウンカ
ウントモードに切換える。他方、下限比較用の比
較器36の比較結果が「A=B」あるいは「A<
B」のとき、すなわちサーチカウンタ30のカウ
ント値(A)が下限キーコードMIN(B)以下の値とな
つたとき比較器36の「A=B」あるいは「A<
B」に対応する比較出力“1”がオア回路39及
び40を介してフリツプフロツプ37のセツト入
力(S)に加わり、該フリツプフロツプ37をセ
ツトする。これにより、フリツプフロツプ37の
出力(Q)すなわちアツプダウン制御信号U/D
が“1”となり、サーチカウンタ30をアツプカ
ウントモードに切換える。サーチカウンタ30の
カウント値(A)が下限キーコードMINと上限キー
コードMAXの範囲内であるときは、上限比較用
の比較器35の比較出力「A=B」あるいは「A
<B」が“1”、下限比較用の比較器36の比較
出力「A=B」あるいは「A>B」が“1”であ
り、これらの比較出力“1”はオア回路41に入
力される。 第3図において、カウンタメロデイ選択スイツ
チCM―SWがオフのときは、該スイツチCM―
SWの出力“0”を反転したインバータ42の出
力“1”がオア回路33を介してキーオン信号形
成用のフリツプフロツプ32のリセツト入力
(R)に加わり、該フリツプフロツプ32をリセ
ツト状態に保持する。スイツチCM―SWをオン
にすると、インバータ42の出力は“0”とな
り、フリツプフロツプ32はサーチ完了信号OK
によつてセツトされるようになる。同時にカウン
タメロデイ選択信号CMSが“1”に立上り、カ
ウンタメロデイ音選択回路16においてカウンタ
メロデイ音を選択し得る状態となる。すなわち、
このカウンタメロデイ選択信号CMSは下鍵盤キ
ーオン信号ゲート24を構成しているアンド回路
44に入力され、該アンド回路44を動作可能に
して、発音割当て回路12(第1図)から供給さ
れるキーオン信号KONのうち下鍵盤のキーオン
信号LKKONを該アンド回路44で選択し得る状
態とする。また、カウンタメロデイ選択信号
CMSが“1”に立上つたとき立上り微分回路4
3が動作して短時間幅の一発のカウンタメロデイ
開始パルス△CMSを発生する。このパルス△
CMSは上限・下限比較制御回路29A内のオア
回路40を介してフリツプフロツプ37のセツト
入力(S)に加わる。従つて、第3図の例の場合
は、カウンタメロデイ演奏の開始時にフリツプフ
ロツプ37がセツトされ、その出力(Q)すなわ
ちアツプダウン制御信号U/Dが“1”に設定さ
れ、カウンタメロデイの進行は上昇モードから始
まる。また、カウンタメロデイ開始パルス△
CMSはカウンタメロデイ音サーチ回路部28に
も供給され、該回路部28を初期状態に設定す
る。 第3図においてカウンタメロデイ音サーチ回路
部28は、サーチカウンタ30と比較器31のほ
かに、カウンタ動作制御用のフリツプフロツプ4
5、サーチ状態記憶用のフリツプフロツプ46、
カウンタ初期値プリセツト用のフリツプフロツプ
47、最低音検出用のラツチ回路48等を備えて
いる。カウンタメロデイ開始パルス△CMSはオ
ア回路49を経由してフリツプフロツプ45及び
46のリセツト入力(R)に夫々加えられる一
方、フリツプフロツプ47のセツト入力(S)に
も加えられる。また、該パルス△CMSによつて
最低音検出用ラツチ回路48の内容がオール
“1”(最大値)にセツトされる。 第3図の例では、カウンタメロデイの最初の音
の音名は、最初に押鍵された伴奏和音の構成音の
うち最低音の音名とし、そのオクターブ音域は上
限・下限データ発生部34から発生される初期オ
クターブコードOC*によつて付与するようにし
ている。そのため、カウンタメロデイ音サーチ回
路部28におけるラツチ回路48と比較器50及
びアンド回路51の組合せにより下鍵盤押圧鍵
(和音構成音)の最低音を検出するようにしてい
る。このラツチ回路48にラツチされた最低音の
ノートコードNC(L)と初期オクターブコードOC*
とから成る7ビツトのキーコードを初期カウンタ
メロデイ音のキーコードとしてサーチカウンタ3
0のプリセツトデータ入力に供給するようになつ
ている。そして、サーチカウンタ30はプリセツ
トされた初期キーコードからカウントを開始す
る。 ところで、第3図のカウンタメロデイ音選択回
路16においては、発音割当て回路12(第1
図)から時分割的に出力されるキーコードKC及
びキーオン信号KONのチヤンネルタイミングに
同期したタイミング信号SY1,SY9,YLKが
利用されるようになつている。キーコードKC及
びキーオン信号KONの時分割チヤンネルタイミ
ングと各タイミング信号SY1,SY9,YLKと
の関係の一例を第4図aに示す。チヤンネルタイ
ミング「1」はペダル鍵盤チヤンネル(PK)に
対応しており、チヤンネルタイミング「2」乃至
「8」は7つの上鍵盤チヤンネル(UK)に夫々
対応しており、チヤンネルタイミング「9」乃至
「15」は7つの下鍵盤チヤンネル(LK)に夫々対
応している。個々のチヤンネルタイミング「1」
乃至「15」の時間幅はクロツクパルスφの1周期
(例えば1μsであるとする)に対応している。発音
割当て回路12(第1図)からは、各チヤンネル
(PK,UK,LK)に割当てられたキーコードKC
とキーオン信号KONが各々に対応するチヤンネ
ルタイミング「1」乃至「15」において繰返し出
力される。タイミング信号SY1はチヤンネルタ
イミング「1」に対応して発生され、タイミング
信号SY9はチヤンネルタイミング「9」に対応
して発生される。下鍵盤チヤンネルタイミング信
号YLKは、下鍵盤チヤンネルに割当てられたキ
ーコードKC及びキーオン信号KONが供給される
チヤンネルタイミング「9」乃至「15」に対応し
て発生される。 発音割当て回路12からカウンタメロデイ音選
択回路16(第3図)に供給されたキーオン信号
KONは下鍵盤キーオン信号ゲート24のアンド
回路44に入力される。アンド回路44の他の入
力には前述の下鍵盤チヤンネルタイミング信号
YLKとカウンタメロデイ選択信号CMSとが入力
されている。従つて、カウンタメロデイ選択時
(CMSが“1”のとき)に、下鍵盤チヤンネルタ
イミングにおいて(YLKが“1”のときに)供
給されるキーオン信号KONすなわち下鍵盤押圧
鍵(伴奏和音構成音)のキーオン信号のみがアン
ド回路44で選択され、下鍵盤キーオン信号
LKKONとして出力される。 この下鍵盤キーオン信号LKKONはカウンタメ
ロデイ音変更制御回路22内のシフトレジスタ5
2及び排他オア回路53に入力される。シフトレ
ジスタ52は15ステージ/1ビツトであり、クロ
ツクパルスφによつてシフト制御される。従つ
て、下鍵盤キーオン信号LKKONはシフトレジス
タ52でクロツクパルスφの15周期分すなわち
15μs遅延されて15ステージ目から出力される。シ
フトレジスタ52の15ステージ目の出力は排他オ
ア回路53の他の入力に加えられる。従つて、或
る下鍵盤チヤンネルのキーオン信号LKKONが排
他オア回路53に入力されるとき、同じチヤンネ
ルに関するその直前のキーオン信号(LKKON)
の状態がシフトレジスタ52から出力され、該排
他オア回路53の他の入力に与えられる。下鍵盤
(伴奏用鍵盤)で新たな押鍵があつた場合、その
新たな押鍵にもとづく音が割当てられた下鍵盤チ
ヤンネルタイミングにおいてアンド回路44から
出力されるキーオン信号LKKONが最初に“1”
に立上つたとき同時にシフトレジスタ52から出
力される同じチヤンネルタイミングの15μs前のキ
ーオン信号(LKKON)の状態を示す信号は
“0”であり、排他オア回路53の出力が“1”
となる。以後は押鍵が持続されている限り、同じ
チヤンネルタイミングにおいてキーオン信号
LKKONが繰返し発生する(“1”となる)ので
排他オア回路53の出力は“0”である。下鍵盤
で新たな離鍵があつた場合、離鍵された音が割当
てられていたチヤンネルのキーオン信号LKKON
はそれまで“1”であつたものが“0”に立下
る。従つて“1”から“0”に変わつたときに一
度だけ排他オア回路53の出力が“1”となる。
以後は、該チヤンネルに関して新たな押鍵割当て
がなされない限り、該チヤンネルに関するキーオ
ン信号LKKONは“0”のままであり、排他オア
回路53の出力は“0”である。従つて、排他オ
ア回路53の出力は、下鍵盤で新たな鍵が押圧さ
れたときあるいは鍵が新たに離されたときその鍵
が割当てられたチヤンネルタイミングにおいて1
度だけ“1”となる。 排他オア回路53の出力“1”は下鍵盤の押鍵
状態が変化したこと(伴奏和音が変化したこと)
を示す下鍵盤ニユーキーオンオフ信号LKNKOと
してオア回路54を介して遅延フリツプフロツプ
55に入力される。遅延フリツプフロツプ55は
クロツクパルスφによつて制御されるもので、入
力された信号LKNKO(“1”)を1μs遅延して出力
する。遅延フリツプフロツプ55の出力は自己保
持用のアンド回路56からオア回路54を経由し
て自己保持される。アンド回路56の他の入力に
はタイミング信号SY1を反転した信号が与えら
れており、チヤンネルタイミング「1」において
該信号SY1が“1”となることにより上記自己
保持がクリアされる。従つて、下鍵盤チヤンネル
タイミング「9」乃至「15」(第4図a参照)の
いずれかにおいて発生した下鍵盤ニユーキーオン
オフ信号LKNKOはその次のチヤンネルタイミン
グ「1」まで遅延フリツプフロツプ55で記憶保
持される。下鍵盤ニユーキーオンオフ信号
LKNKOを記憶保持した遅延フリツプフロツプ5
5の出力“1”を下鍵盤エニイニユーキーオンオ
フ信号ANKOということにする。例えば第4図
bに示すように、下鍵盤ニユーキーオンオフ信号
LKNKOが下鍵盤の最初のチヤンネルタイミング
「9」において“1”となつたとすると、遅延フ
リツプフロツプ55から出力される下鍵盤エニイ
ニユーキーオンオフ信号ANKOはその次のチヤ
ンネルタイミング「10」から次のサイクルのチヤ
ンネルタイミング「1」までの間“1”となる。 下鍵盤エニイニユーキーオンオフ信号ANKO
はアンド回路57に入力される。アンド回路57
の他の入力にはタイミング信号SY1とアンド回
路58の出力信号CUPが加えられる。アンド回
路58には待ち時間設定用カウンタ59の全段の
出力が入力されている。カウンタ59はタイミン
グ信号SY1を繰返しカウントする例えば10段の
2進カウンタ(モジユロ210のカウンタ)であり、
下鍵盤押鍵状態変更(和音変更)の際の各和音構
成音に対応する鍵の押鍵操作あるいは離鍵操作の
バラツキを考慮して和音変更のための鍵操作が確
実に終了するまで待つための待ち時間を設定する
ためのものである。カウンタ59の内容が最大値
すなわち全段出力がすべて“1”になるとアンド
回路58の条件が成立し、該アンド回路58の出
力(カウント完了信号CUP)が“1”となる。
カウント完了信号CUPはカウンタ59のデイス
イネーブル入力(DIS)に与えられ、該信号CUP
が“1”のときカウンタ59のカウント動作を禁
止する。従つて、カウンタ59のカウント値は最
大値(オール“1”)に固定され、通常はアンド
回路58の出力すなわち信号CUPは“1”とな
つている。 この信号CUPが“1”のときに下鍵盤エニイ
ニユーキーオンオフ信号ANKOが“1”となる
と(第4図b参照)、該信号ANKOが“0”に立
下る直前のチヤンネルタイミング「1」において
信号SY1が“1”となり、アンド回路57の条
件が成立する。このアンド回路57の出力“1”
はキーオンリセツト信号KORSTとしてカウンタ
メロデイ音変更制御回路22から出力されると共
に、待ち時間設定用のカウンタ59のリセツト入
力(R)に加えられ、該カウンタ59を一旦リセ
ツトすることにより信号CUPを“0”にして該
カウンタ59をカウント可能状態に設定する。キ
ーオンリセツト信号KORSTは第4図bに示すよ
うに下鍵盤ニユーキーオンオフ信号LKNKOが発
生した次のサイクルのチヤンネルタイミング
「1」において発生する。ただし、一旦、キーオ
ンリセツト信号KORSTが発生してカウンタ59
がカウント動作可能状態(待ち時間カウント状
態)となると、信号CUPが“0”になり、アン
ド回路57は動作不能となるので、そのときに下
鍵盤ニユーキーオンオフ信号LKNKOが発生した
としてもキーオンリセツト信号KORSTは発生さ
れない。 カウンタ59を10段の2進カウンタとした場
合、キーオンリセツト信号KORSTによつて該カ
ウンタ59がリセツトされたときから数えてタイ
ミング信号SY1が1023回(210−1)発生したと
き該カウンタ59の全出力がすべて“1”とな
り、アンド回路58の条件が成立してカウント完
了信号CUPが“1”となる。タイミング信号SY
1の繰返し周期は15μsであるから、信号CUPが
“0”となつている時間すなわちカウンタ59に
よつて設定される待ち時間は、この例では約
15ms(15μs×1023≒15ms)である。 カウント完了信号CUPは遅延フリツプフロツ
プ60とアンド回路61に入力される。クロツク
パルスφによつて駆動される遅延フリツプフロツ
プ60の出力はインバータ62で反転され、アン
ド回路61の他の入力に加えられる。これらの回
路60,61,62は立上り微分回路を構成して
いる。すなわち、待ち時間の終了によつて信号
CUPが“0”から“1”に立上つたとき、その
1μs前の該信号CUPの状態“0”を反転した信号
“1”がインバータ62からアンド回路61に与
えられているため、1μsの間だけ該アンド回路6
1の条件が成立し、チヤンネルタイミング「1」
(信号CUPが“1”に立上るタイミング)に同期
して1発のパルスCUP′が該アンド回路61から
出力される。この待ち時間終了パルスCUP′はオ
ア回路63を介して遅延フリツプフロツプ64に
取り込まれ、アンド回路65を介して該遅延フリ
ツプフロツプ64で自己保持される。アンド回路
65の他の入力にはチヤンネルタイミング「9」
に対応するタイミング信号SY9を反転した信号
が与えられており、パルスCUP′が発生した同じ
サイクル内のチヤンネルタイミング「9」におい
て遅延フリツプフロツプ64の記憶がクリアされ
る。すなわち遅延フリツプフロツプ64の出力は
パルスCUP′の発生直後のチヤンネルタイミング
「2」から「9」までの8μsの間だけ“1”とな
る。この遅延フリツプフロツプ64の出力はアン
ド回路66に入力される。アンド回路66の他の
入力にはタイミング信号SY9が与えられており、
遅延フリツプフロツプ64の出力“1”が“0”
に立下る直前のチヤンネルタイミング「9」にお
いて該アンド回路66から“1”が出力される。
結局、カウンタ59によつて設定された待ち時間
が終了した(信号CUPが“1”に立上つた)と
きから数えて最初のチヤンネルタイミング「9」
においてのみアンド回路66の出力が“1”とな
る。 アンド回路66の出力“1”は7ステージ/1
ビツトのシフトレジスタ67でクロツクパルスφ
に従つて順次遅延される。アンド回路66の出力
とシフトレジスタ67の1ステージ目から6ステ
ージ目までの出力がオア回路68に入力される。
アンド回路66の出力はチヤンネルタイミング
「9」において“1”となるので、シフトレジス
タ67の1ステージ目乃至6ステージ目の出力は
チヤンネルタイミング「10」乃至「15」において
順次“1”となる。従つて、オア回路68から出
力される下鍵盤キーコードロード信号LKLDは、
待ち時間終了後の最初の下鍵盤チヤンネルタイミ
ング「9」乃至「15」(第4図a参照)において
のみ“1”となる。シフトレジスタ67の7ステ
ージ目の出力はアンド回路67Aを経由してサー
チスタート信号SSTRTとしてカウンタメロデイ
音サーチ回路部28に供給される。このサーチス
タート信号SSTRTは上記下鍵盤キーコードロー
ド信号LKLDの直後のチヤンネルタイミング
「1」において1度だけ“1”となる。アンド回
路67Aの他の入力には後述のように下鍵盤エニ
イキーオン信号LKAKOが加えられており、下鍵
盤で何らかの鍵が押圧されているとき(LKAKO
が“1”のとき)のみサーチスタート信号
SSTRTの発生を可能にし、下鍵盤で全く鍵が押
圧されていない場合はサーチスタート信号
SSTRTを発生しないようにしている。 上述のように、カウンタメロデイ音変更制御回
路22から発生されるキーオンリセツト信号
KORSTと下鍵盤キーコードロード信号LKLD及
びサーチスタート信号SSTRTはいずれも下鍵盤
における押鍵状態が変化したときに発生される信
号であるが、信号LKLD及びSSTRTは信号
KORSTよりも所定の待ち時間分だけ遅れて発生
される。キーオンリセツト信号KORSTはオア回
路69及び33を介してカウンタメロデイキーオ
ン信号形成用のフリツプフロツプ32のリセツト
入力(R)に加わる。カウンタメロデイ音サーチ
回路部28がサーチ開始状態となるのはサーチス
タート信号SSTRTが与えられてからであるの
で、サーチ開始前にフリツプフロツプ32が予じ
めリセツトされる。 下鍵盤キーコードロード信号LKLDは最低音検
出用のアンド回路51に加わると共に下鍵盤押圧
鍵ノートコードメモリ26のゲート70のロード
制御入力(L)に加わる。ゲート70は、ロード制御
入力(L)に与えられるロード信号LKLDが“1”の
とき下鍵盤キーコードゲート25から出力される
下鍵盤キーコードのうち4ビツトのノートコード
NCをシフトレジスタ71に取り込み、該ロード
信号LKLDが“0”のときはシフトレジスタ71
の出力を入力順に戻し該シフトレジスタ71に取
り込んだ下鍵盤押圧鍵ノートコードを記憶保持さ
せる。シフトレジスタ71は7ステージ/4ビツ
トであり、クロツクパルスφによつてシフト制御
される。 下鍵盤キーコードゲート25には発音割当て回
路12から時分割的に出力される各チヤンネルに
割当てられたキーコードKCが入力され、そのイ
ネーブル入力(EN)には下鍵盤キーオン信号
LKKONが入力される。従つて、下鍵盤チヤンネ
ルタイミング「9」〜「15」において発音割当て
回路12から出力されるキーコードKCのうち押
鍵中(LKKONが“1”)のもののみが該ゲート
25で選択される。該ゲート25で選択された下
鍵盤押圧鍵の(押鍵中の和音構成音の)キーコー
ドLKKCは最低音検出用のラツチ回路48及び比
較器50に入力されると共にそのノートコード部
分(NC)が上述のゲート70に入力される。 待ち時間終了直後の下鍵盤チヤンネルタイミン
グ「9」乃至「15」の7μsの間において下鍵盤キ
ーコードロード信号LKLDが“1”となると、そ
のチヤンネルタイミング「9」乃至「15」におい
てゲート25で選択されるすべての下鍵盤押圧鍵
(押鍵中の和音構成音)のノートコードがゲート
70を介してシフトレジスタ71の各ステージに
取り込まれる。シフトレジスタ71の7つのステ
ージは7つの下鍵盤チヤンネルに対応しており、
該シフトレジスタ71にすべての(7つの)下鍵
盤チヤンネルに関するノートコード(当然、割当
てノートコードが存在しないチヤンネルもある)
を記憶することができる。ロード信号LKLDは所
定の待ち時間の終了直後に発生するので、下鍵盤
押鍵状態変化時の押鍵操作あるいは離鍵操作のバ
ラツキには応答せずに、変化後の安定した押鍵状
態における下鍵盤押圧鍵ノートコードがシフトレ
ジスタ71に取り込まれ、記憶される。 次に、カウンタメロデイ音サーチ回路部28の
動作を中心にして第3図の回路動作について説明
する。まず、第3図と共に第5図のタイミングチ
ヤートを参照して、一番最初のカウンタメロデイ
音の発生について説明する。電源投入の後、クロ
ツクパルスφが安定発振すると、タイミング信号
SY1,SY9,YLKも安定して発生し、待ち時
間設定用のカウンタ59においてタイミング信号
SY1がカウントされる。従つて、電源投入後約
15ms程度の時間が経過すると、カウンタ59の
全出力は“1”となり、信号CUPが“1”とな
る。この状態でカウンタ59はカウント動作を停
止し、信号CUPは“1”を持続する。カウンタ
メロデイ選択スイツチCM―SWをオンにすると、
前述のように一発のカウンタメロデイ開始パルス
△CMSが発生されると共にカウンタメロデイ選
択信号CMSが持続的に“1”となる。パルス△
CMSによつてフリツプフロツプ37がセツトさ
れ、サーチカウンタ30は最初はアツプカウント
モードに設定される(信号U/Dが“1”とな
る)。また、パルス△CMSによつてフリツプフロ
ツプ45,46はリセツトされるので、フリツプ
フロツプ45の出力(Q)であるカウンタイネー
ブル信号CTENとフリツプフロツプ46の出力
(Q)であるサーチ状態記憶信号SFFQは初めは
“0”に設定される。また、カウンタ初期値プリ
セツト用のフリツプフロツプ47はパルス△
CMSによつてセツトされ、該フリツプフロツプ
47の出力(Q)から信号“1”が与えられるア
ンド回路72は動作可能状態に設定される。ま
た、最低音検出用のラツチ回路48の内容はパル
ス△CMSによつて最大値(オール“1”)にセツ
トされる。カウンタメロデイ選択信号CMSによ
つて下鍵盤キーオン信号ゲート24のアンド回路
44が動作可能となり、下鍵盤押圧鍵が割当てら
れているチヤンネルに対応して下鍵盤キーオン信
号LKKONが発生されるようになる。 カウンタメロデイ演奏開始時においては、下鍵
盤で新たに押圧された鍵が割当てられているチヤ
ンネルタイミングに対応して排他オア回路53か
ら下鍵盤ニユーキーオンオフ信号LKNKOが発生
される。第5図ではチヤンネルタイミング「9」
に対応して該信号LKNKOが発生した例を示して
いる。この場合、遅延フリツプフロツプ55から
出力される下鍵盤エニイニユーキーオンオフ信号
ANKOは第5図に示すように信号LKNKOが発
生した直後のチヤンネルタイミング「10」から次
のサイクルのチヤンネルタイミング「1」までの
間発生する。初期状態における下鍵盤ニユーキー
オンオフ信号LKNKOの発生の仕方には次の2通
りの場合が考えられる。 1つは、カウンタメロデイ選択スイツチCM―
SWをオンにした後に下鍵盤で最初の伴奏和音を
押鍵した場合であり、この場合は発音割当て回路
12(第1図)における割当て処理1サイクルに
おいては1つの下鍵盤チヤンネルタイミングでの
み信号LKNKOが発生し、複数の割当て処理サイ
クルにおいて夫々別の下鍵盤チヤンネルタイミン
グに対応して夫々信号LKNKOが発生する。これ
は発音割当て回路12では割当て処理1サイクル
において1音(1鍵)の発音割当て処理しかなさ
れず、伴奏和音構成音の各々が別々の割当て処理
サイクルにおいて夫々別々の下鍵盤チヤンネルに
新たに発音割当てされるためであり、新たに発音
割当てされた和音構成音(下鍵盤押圧鍵)の各々
に対応して下鍵盤ニユーキーオンオフ信号
LKNKOが発生する。従つて、第5図には示して
いないが信号LKNKOは和音構成音の数だけ発生
し、これに対応して信号ANKOも同じ回数発生
する。しかし、キーオンリセツト信号KORSTは
一番最初の信号LKNKO(すなわちANKO)に対
応するものが1度発生されるだけである。これ
は、一番最初の下鍵盤ニユーキーオンオフ信号
LKNKOに対応してキーオンリセツト信号
KORSTが発生すると、該信号KORSTにもとづ
いてカウンタ59がリセツトされることにより第
5図に示すようにカウント完了信号CUPが“0”
に立下り、アンド回路57を動作不能にするため
である。すなわち、割当て処理1サイクルは待ち
時間(15ms)に比べればはるかに短い時間であ
るため、各和音構成音に対応する信号LKNKOが
各割当て処理サイクル毎に順に発生したとして
も、それらはすべてカウンタ59で計時している
待ち時間(15ms)内で発生し終わる。従つて、
2番目以降に発生した信号LKNKOはアンド回路
57で阻止される。 もう1つは、下鍵盤で伴奏和音を押鍵している
ときにカウンタメロデイ選択スイツチCM―SW
をオンした場合である。この場合は、発音割当て
回路12(第1図)内での各和音構成音の割当て
処理は既に完了しており、各和音構成音が割当て
られた下鍵盤専用チヤンネルタイミングに対応し
てキーオン信号KONが繰返し発生されている。
しかし、カウンタメロデイ選択スイツチCM―
SWがオフのときは信号CMSが“0”であること
によりゲート24でキーオン信号KONが阻止さ
れ、シフトレジスタ52の全ステージの内容は常
に“0”である。カウンタメロデイ選択スイツチ
CM―SWがオンされると、信号CMSが“1”と
なり、下鍵盤チヤンネルタイミングにおいてすべ
ての和音構成音に関する下鍵盤キーオン信号
LKKONがゲート24から出力される。その直前
のキーオン信号LKKONの状態を示すシフトレジ
スタ52の出力はすべて“0”であるので、すべ
ての和音構成音に対応する下鍵盤ニユーキーオン
オフ信号LKNKOが1時分割サイクル内の各下鍵
盤チヤンネルタイミングで夫々発生する。この場
合は、最初に発生した信号LKNKOにもとづいて
信号ANKOが“1”に立上ると、この信号
ANKOは次のサイクルのチヤンネルタイミング
「1」まで記憶保持されるので、2番目以降に発
生した信号LKNKOは該信号ANKOの発生に関
与せず、従つてキーオンリセツト信号KORSTも
一度しか発生されない。 キーオンリセツト信号KORSTによつてカウン
タ59がリセツトされたときから所定の待ち時間
(約15ms)が経過すると、アンド回路58から出
力されるカウント完了信号CUPが“1”に立上
る(第5図のCUP参照)。アンド回路61からは
このカウント完了信号CUPの立上りに対応して
待ち時間終了パルスCUP′出力される(第5図の
CUP′参照)。このパルスCUP′が発生した同じサ
イクルのチヤンネルタイミング「9」においてア
ンド回路66の出力が“1”となり、このチヤン
ネルタイミング「9」から6μs後のチヤンネルタ
イミング「15」までの間、オア回路68の出力
(下鍵盤キーコードロード信号LKLD)が“1”
となる(第5図のLKLD参照)。下鍵盤キーコー
ドロード信号LKLDが“1”となるチヤンネルタ
イミング「9」から「15」までの間に、ゲート2
5から与えられる下鍵盤チヤンネルに割当てられ
ているキーコード(KC)のノートコード部分
(NC)がすべてゲート70を介してシフトレジ
スタ71に取り込まれる。また、この下鍵盤キー
コードロード信号LKLDが発生している下鍵盤チ
ヤンネルタイミング「9」〜「15」の間、最低音
検出用のアンド回路51が動作可能となる。 最低音検出用の比較器50のA入力は下鍵盤キ
ーコードゲート25で選択された下鍵盤チヤンネ
ルに割当てられているキーコードLKKCが加えら
れ、B入力にはラツチ回路48の出力が加えられ
る。A入力の方がB入方よりも小さいとき比較器
50の比較出力(A<B)が“1”となる。この
比較出力(A<B)はアンド回路51に加えられ
る。アンド回路51の残りの入力にはオア回路7
3の出力が加えられる。オア回路73には比較器
50のA入力に加えられる下鍵盤押圧鍵キーコー
ドLKKCの全ビツトが入力される。アンド回路5
1の出力はラツチ回路48のロード制御入力(L)に
与えられる。従つて、下鍵盤キーコードロード信
号LKLDが発生する待ち時間終了直後の下鍵盤チ
ヤンネルタイミング「9」乃至「15」の間であつ
て(LKLDが“1”)、何らかの下鍵盤押圧鍵(和
音構成音)が割当てられているチヤンネルタイミ
ングにおいて(オア回路73の出力が“1”)、そ
の押圧鍵(和音構成音)のキーコードLKKCの値
がラツチ回路48に記憶している値よりも小さい
ときすなわちより低音のキーコードLKKCが与え
られたとき(A<B)、アンド回路51からラツ
チ回路48にロード命令が与えられ、そのより低
音のキーコードLKKCを該ラツチ回路48にラツ
チする。 初めは、カウンタメロデイ開始パルス△CMS
によつてラツチ回路48に最大値がラツチされて
いるので、信号LKLDが発生する下鍵盤チヤンネ
ルタイミング「9」乃至「15」のうち押圧鍵が割
当てられている最初のチヤンネルタイミングにお
いて必らずアンド回路51の条件が成立し、その
チヤンネルタイミングにおいてゲート25から与
えられたキーコードLKKCがラツチ回路48にラ
ツチされる。以後は、それ以後のチヤンネルタイ
ミングにおいてゲート25から与えられるキーコ
ードLKKCとラツチ回路48にラツチされたキー
コードとが次々に比較され、より小さな値すなわ
ちより低音側のキーコードLKKCがラツチ回路4
8にラツチされる。こうして、最後の下鍵盤チヤ
ンネルタイミング「15」が終了したとき、下鍵盤
押圧鍵(和音構成音)のうち最低音のキーコード
がラツチ回路48にラツチされている。それ以後
は、下鍵盤キーコードロード信号LKLDが“0”
に立下るので、アンド回路51が不動作となり、
ラツチ回路48にラツチした最低音キーコードは
変化しない。 下鍵盤キーコードロード信号LKLDが“0”に
立下ると、シフトレジスタ67の7ステージ目か
らサーチスタート信号SSTRTが第5図に示すよ
うに発生される。このサーチスタート信号
SSTRTはカウンタメロデイ音サーチ回路部28
内のアンド回路72,74、オア回路75及びフ
リツプフロツプ46のセツト入力(S)に与えら
れる。アンド回路72の他の入力にはカウンタ初
期値プリセツト用のフリツプフロツプ47の出力
(Q)が与えられている。このフリツプフロツプ
47はカウンタメロデイ開始パルス△CMSによ
つて予じめセツトされているので、サーチスター
ト信号SSTRTが“1”になると同時にアンド回
路72の出力も“1”となる(第5図のPST参
照)。このアンド回路72の出力“1”はプリセ
ツト命令信号PSTとしてサーチカウンタ30の
プリセツト制御入力(PS)に与えられる。これ
により、ラツチ回路48にラツチされている下鍵
盤押圧鍵(和音構成音)の最低音キーコードのう
ちノートコード部分NC(L)と初期オクターブコー
ドOC*との組合せが初期カウンタメロデイ音の
キーコードとしてサーチカウンタ30にプリセツ
トされる。 アンド回路72の出力(PST)はインバータ
76で反転されてアンド回路74に入力される。
アンド回路74の出力はカウンタ動作制御用のフ
リツプフロツプ45のセツト入力(S)に加えら
れる。初期状態においては、アンド回路74の一
方入力にサーチスタート信号SSTRTが与えられ
たとき該アンド回路74の他の入力にはアンド回
路72の出力(プリセツト命令信号PST)を反
転した信号“0”が与えられるので該アンド回路
74の条件は成立せず、フリツプフロツプ45は
セツトされない。従つて、フリツプフロツプ45
の出力であるカウンタイネーブル信号CTENは
“0”のままである(第5図のCTEN参照)。 サーチスタート信号SSTRTはオア回路75を
経由してカウントクロツクパルスSCCKとしてサ
ーチカウンタ30のカウント入力に与えられる
(第5図のSCCK参照)。しかし、サーチカウンタ
30のイネーブル入力(EN)に与えられるカウ
ンタイネーブル信号CTENは上述のように“0”
のままであるので、カウント下能であり、サーチ
カウンタ30の内容はプリセツトされた値のまま
変化しない。サーチスタート信号SSTRTはオア
回路75を経由してシフトレジスタ77にも入力
される。シフトレジスタ77は7ステージ/1ビ
ツトであり、クロツクパルスφによつてシフト制
御される。該シフトレジスタ77の全ステージの
出力がノア回路78に加えられており、オア回路
75からシフトレジスタ77に“1”が与えられ
たときから数えて8μs毎に該シフトレジスタ77
の全ステージ出力が“0”となり、ノア回路78
の出力が“1”となる。ノア回路78の出力
“1”はオア回路75を介してシフトレジスタ7
7に戻される。従つて、オア回路75からはサー
チスタート信号SSTRTが発生したときから8μs
毎に繰返し“1”が出力される。このオア回路7
5からサーチカウンタ30に与えられるカウント
クロツクパルスSCCKは8μs周期のクロツクパル
スである(第5図のSCCK参照)。このようにカ
ウントクロツクパルスSCCKがサーチカウンタ3
0に繰返し与えられたとしても、上述のようにカ
ウンタイネーブル信号CTENが“0”のままで
あるので、サーチカウンタ30の内容はプリセツ
トされた値のまま変化しない(第5図のサーチカ
ウンタ30参照)。 一方、アンド回路72から出力されたプリセツ
ト命令信号PSTは遅延フリツプフロツプ79で
1μs遅延され、フリツプフロツプ47のリセツト
入力(R)に与えられる。従つて、カウンタ初期
値プリセツト用のフリツプフロツプ47は、サー
チカウンタ30のプリセツトの後直ちにリセツト
され、以後リセツト状態を保持する。 サーチ状態記憶用のフリツプフロツプ46はサ
ーチスタート信号SSTRTが発生したときにセツ
トされ、その出力であるサーチ状態記憶信号
SFFQは第5図に示すようにサーチスタート信号
SSTRTの発生時に“1”に立上る。このサーチ
状態記憶信号SFFQはアンド回路80に入力され
る。 サーチカウンタ30にプリセツトされた初期カ
ウンタメロデイ音のキーコード(カウンタ30の
出力)はラツチ回路27のデータ入力に与えられ
ると共に、そのノートコード部分(NC)が比較
器31の一方入力に与えられる。比較器31の他
方入力には下鍵盤押圧鍵ノートコードメモリ26
のシフトレジスタ71から下鍵盤押圧鍵(和音構
成音)のノートコード(NC)が時分割的に与え
られる。比較器31は両入力に与えられるノート
コードの値が一致したとき一致信号EQを出力す
る(EQが“1”となる)。例えば、サーチカウン
タ30にプリセツトされたキーコードのノート部
分(NC)と同一ノートコード(NC)が下鍵盤
チヤンネルタイミング「11」に対応するチヤンネ
ルに割当てられているとすると第5図に示すよう
に一致信号EQが“1”となる。ここで、一致信
号EQが“1”となるタイミングはシステム全体
から見るとチヤンネルタイミング「3」のときに
なつているが、これは、下鍵盤押圧鍵ノートコー
ドを記憶したシフトレジスタ71がシステム全体
のチヤンネルタイミング「1」乃至「15」とは非
同期であるからである。すなわち、チヤンネルタ
イミング「11」のときにゲート70を介してシフ
トレジスタ71に取り込まれたノートコード
(NC)は、以後7μs毎に(チヤンネルタイミング
「3」、「10」、「2」…)該シフトレジスタ71か
ら出力されるからである。 比較器31から出力された一致信号EQはアン
ド回路81に入力される。アンド回路81の他の
入力にはオア回路82の出力が加わる。オア回路
82にはサーチカウンタ30から比較器31に入
力されるノートコード部分(NC)のカウンタ出
力が与えられる。このノートコード部分(NC)
のカウンタ出力が“0000”のときオア回路82の
出力は“0”、それ以外のときはオア回路82の
出力は“1”である。実際のノートコードNCに
はない値“0000”(第1表参照)に対応して一致
信号EQが発生したとき、これをアンド回路81
で阻止するためにオア回路82は設けられてい
る。押圧鍵が割当てられていないチヤンネルのタ
イミングではシフトレジスタ71から出力される
ノートコード(NC)の値は“0000”となり、実
際のノートコードNCにはない値“0000”に対応
して一致信号EQが発生することも起り得るから
である。 アンド回路81を通過した一致信号EQはアン
ド回路80に入力される。アンド回路80はサー
チ状態(信号SFFQが“1”)のときに一致信号
EQにもとづく“1”がアンド回路81から与え
られると、“1”を出力する。尚、アンド回路8
0の残りの入力に与えられるオア回路41の出力
は通常“1”である。アンド回路80の出力
“1”はサーチ完了信号OKとしてラツチ回路2
7のロード制御入力(L)及びフリツプフロツプ32
のセツト入力(S)に加えられると共に、カウン
タメロデイ音サーチ回路部28に戻されて遅延フ
リツプフロツプ83で1μs遅延された後オア回路
49を介してフリツプフロツプ45及び46のリ
セツト入力(R)に加えられる。 一致信号EQ及びこれにもとづくサーチ完了信
号OKが発生したということは、サーチカウンタ
30に保持されている初期カウンタメロデイ音キ
ーコードと同音名が下鍵盤押圧鍵(和音構成音)
に存在すること、すなわち、初期カウンタメロデ
イ音と同音名の音を和音構成音の中から探し出し
たこと、を意味する。このサーチ完了信号OKに
よつて、サーチカウンタ30から出力されている
初期カウンタメロデイ音のキーコードがラツチ回
路27にラツチされ、同時にフリツプフロツプ3
2がセツトされる。これにより、第5図に示すよ
うにラツチ回路27から出力されるカウンタメロ
デイキーコードCMKCは初期カウンタメロデイ
音を示す値となり、フリツプフロツプ32から出
力されるカウンタメロデイキーオン信号CKON
は“1”に立上る。このカウンタメロデイキーコ
ードCMKCとキーオン信号CKONにもとづいて
カウンタメロデイ用楽音形成回路21(第1図)
から初期カウンタメロデイ音の楽音信号が発生さ
れる。この初期カウンタメロデイ音の音名は下鍵
盤押圧鍵(和音構成音)の中の最低音の音名に相
当し、オクターブ音域は初期オクターブコード
OC*によつて示された音域である。 例えば、第2図aに示すように最初の伴奏和音
が音C4,E4,G4から成るCメジヤ和音であると
し、初期オクターブコードOC*の値がC#3〜
C4の音域を示す“010”(第2表参照)であると
すると、ラツチ回路48には最低音C4のキーコ
ードがラツチされる。このラツチ回路48にラツ
チされたC4のキーコードのうち音名Cを表わす
ノートコードNC(L)と初期オクターブコードOC*
との組合せにより、サーチカウンタ30にC4の
キーコードがプリセツトされる。サーチカウンタ
30から出力されるC4のキーコードがラツチ回
路27にラツチされ、第2図bに示すように最初
のカウンタメロデイ音として音C4が発生される。 次に、第3図と第6図を参照して第2番目以降
のカウンタメロデイ音の選択について説明する。 次に発生すべきカウンタメロデイ音のサーチが
始まる前の状態についてまず説明すると、ラツチ
回路27には前回選択した(現在発音中である)
カウンタメロデイ音のキーコードCMKC(この値
を第6図に示すようにKC′とする)がラツチされ
ており、サーチカウンタ30も同じ値(KC′)を
保持している。また、フリツプフロツプ32はセ
ツト状態のままであり、カウンタメロデイキーオ
ン信号CKONは“1”である(第6図のCKON
参照)。また、カウントクロツクパルスSCCKは
任意のタイミングで8μs毎に繰返し発生している
(第6図のSCCK参照)。このカウントクロツクパ
ルスSCCKの繰返し周期8μsはチヤンネルタイミ
ングの繰返し周期15μsとは非同期であるため、ど
のチヤンネルタイミングにおいて発生するのかは
特定し難い。第6図ではチヤンネルタイミング
「3」と「11」にカウントクロツクパルスSCKが
発生するように示してあるが、これは一例である
にすぎない。カウントクロツクパルスSCCKは発
生しているが、サーチカウンタ30はカウント動
作を停止しているので、カウント内容はKC′のま
ま変化しない。サーチカウンタ30がカウント動
作を停止している理由は、前回発生されたサーチ
完了信号OKにもとづいてフリツプフロツプ45
がリセツトされている(CTENが“0”である)
からである。 下鍵盤押鍵状態が変化すると、いずれかの下鍵
盤チヤンネルタイミングに対応して排他オア回路
53から下鍵盤ニユーキーオンオフ信号LKNKO
が発生される。第6図では、例えばチヤンネルタ
イミング「12」において該信号LKNKOが発生す
るものとしている。この信号LKNKOにもとづい
て前述と同様にしてキーオンリセツト信号
KORSTが発生され、カウンタ59において待ち
時間の計時を開始する。キーオンリセツト信号
KORSTが発生すると、オア回路69,33を介
してフリツプフロツプ32がリセツトされ、それ
まで“1”だつたカウンタメロデイキーオン信号
CKONが“0”となる(第6図のCKON参照)。
これにより、今まで発音していたカウンタメロデ
イ音が消音される。和音変更の際に、押鍵から離
鍵へあるいはその逆に押鍵状態が変化する鍵は1
鍵に限らない。従つて、カウンタ59で待ち時間
設定のためのカウント動作を行つている最中に、
上記とは別のチヤンネルタイミングにおいて何度
か下鍵盤ニユーキーオンオフ信号LKNKOが発生
される可能性がある。しかしカウント動作中は信
号CUPが“0”であることによりアンド回路5
7は動作しないため、キーオンリセツト信号
KORSTは1度しか発生されない。 待ち時間が終了してカウント完了信号CUPが
“1”に立上ると(第6図のCUP参照)、前述と
同様に下鍵盤キーコードロード信号LKLDが発生
される(第6図のLKLD参照)。この信号LKLD
にもとづいて変更後の新しい和音構成音のノート
コードがシフトレジスタ71に記憶される。ま
た、この信号LKLDにもとづいてラツチ回路48
に新たな最低音キーコードがラツチされるが、こ
れは第2番目以降のカウンタメロデイ音選択処理
には利用されることのない無意味なデータであ
る。 下鍵盤キーコードロード信号LKLDが“0”に
立下つたとき、シフトレジスタ67からサーチス
タート信号SSTRTが発生される(第6図の
SSTRT参照)。カウンタ初期値プリセツト用の
フリツプフロツプ47は、前述のように初期値の
プリセツトが終つた時点で既にリセツトされてい
るので、アンド回路72は動作不能となつてお
り、プリセツト命令信号PSTは発生せず、イン
バータ76の出力は“1”となつている。従つ
て、サーチスタート信号SSTRTが発生したとき
アンド回路74の条件が成立し、カウント動作制
御用のフリツプフロツプ45がセツトされる。ま
た、サーチ状態記憶用のフリツプフロツプ46も
サーチスタート信号SSTRTによつてセツトされ
る。両フリツプフロツプ45及び46から夫々出
力されるカウンタイネーブル信号CTENとサー
チ状態記憶信号SFFQは第6図に示すようにサー
チスタート信号SSTRTが発生したとき“1”に
立上る。また、サーチスタート信号SSTRTはオ
ア回路75を介してカウントクロツクパルス
SCCKとしてサーチカウンタ30に与えられる。 フリツプフロツプ45から与えられるカウンタ
イネーブル信号CTENによつて、サーチカウン
タ30はサーチスタート信号SSTRTの発生と同
時にカウント可能状態となる。従つて、サーチス
タート信号SSTRTにもとづいてオア回路75か
ら与えられるカウントクロツクパルスSCCKが直
ちにサーチカウンタ30でカウントされる。アツ
プダウン制御信号U/Dを出力するフリツプフロ
ツプ37は始めはカウンタメロデイ開始パルス△
CMSによつてセツトされているので、信号U/
Dは始めはアツプカウントモードを指示する値
“1”となつている。アツプカウントモードであ
るとすると、サーチスタート信号SSTRTが発生
したときサーチカウンタ30は1カウントアツプ
され、サーチカウンタ30のカウント内容は前回
選択したカウンタメロデイキーコードの値KC′に
1加算した値「KC′+1」に変化する(第6図参
照)。 カウントクロツクパルスSCCKは、サーチスタ
ート信号SSTRTが発生する以前の該パルス
SCCKの発生タイミングとは無関係に、サーチス
タート信号SSTRTの発生時点から8μs毎に繰返
し発生するようになる(第6図のSCCK参照)。
これは、サーチスタート信号SSTRTが発生する
以前にシフトレジスタ77に読み込まれた“1”
が該シフトレジスタ77の最終ステージから出た
(シフトされた)後もサーチスタート信号
SSTRTの読み込みによる“1”が該シフトレジ
スタ77内に入つていることによりノア回路78
の出力は“1”とならず、このサーチスタート信
号SSTRTの読み込みによる“1”が該シフトレ
ジスタ77の最終ステージから出た(シフトされ
た)ときにノア回路78の出力が“1”となるこ
とによる。サーチスタート信号SSTRTの8μs後
にカウントクロツクパルスSCCKが発生するとサ
ーチカウンタ30は更に1カウントアツプされ、
そのカウント内容は第6図に示すように「KC′+
2」となる。 カウントクロツクパルスSCCKの繰返し周期は
8μsであるので、サーチカウンタ30の内容は少
くとも8μsの間変化しない。下鍵盤押圧鍵ノート
コードメモリ26のシフトレジスタ71から時分
割的に出力される各下鍵盤チヤンネル(7チヤン
ネル)の割当てノートコード(NC)は7μsで1
巡する。従つて比較器31ではサーチカウンタ3
0のカウント内容が同じ値を保持する8μsの間に、
該カウント内容のノートコード部分(NC)の値
とシフトレジスタ71から出力される全下鍵盤チ
ヤンネルの割当てノートコード(NC)の値との
比較を完了する。サーチカウンタ30のカウント
内容のノートコード部分(NC)の値がシフトレ
ジスタ71に記憶されているどのノートコード
(NC)とも一致しない場合は、該カウンタ30
が同じ値を保持する8μsの間一致信号EQは発生さ
れない。例えば、第6図ではサーチカウンタ30
の値が「KC′+1」のときは一致信号EQは発生
されないものとしている。 一致信号EQが発生されないまま8μsが経感する
と次のカウントクロツクパルスSCCKがサーチカ
ウンタ30に与えられ、カウンタ30が1カウン
トアツプされる(但し、U/Dが“1”のとき)。
こうしてカウンタ30の内容を変更して(1カウ
ントアツプして)、再びシフトレジスタ71に記
憶されている各下鍵盤チヤンネルのノートコード
(NC)とカウンタ出力のノートコード部分
(NC)とを比較する。以後、一致信号EQが発生
されるまで、カウントクロツクパルスSCCKに従
つてサーチカウンタ30の内容を8μs毎にカウン
トアツプする。 サーチカウンタ30のカウント内容のノートコ
ード部分(NC)がシフトレジスタ71に記憶さ
れているノートコード(NC)のいずれかと一致
した場合、比較器31から一致信号EQが出力さ
れる。この一致信号EQにもとづいてアンド回路
81及び80を介してサーチ完了信号OKが発生
される。このサーチ完了信号OKの1μs後に遅延
フリツプフロツプ83から出力される“1”によ
つてオア回路49を介してフリツプフロツプ45
及び46がリセツトされる。フリツプフロツプ4
5のリセツトによりカウンタイネーブル信号
CTENが“0”に立下り、サーチカウンタ30
がカウント不能となる。従つて、以後はカウント
クロツクパルスSCCKが与えられてもカウンタ3
0のカウント内容は変化しない。 第6図では、サーチカウンタ30のカウント値
が「KC′+2」となつたとき一致信号EQが発生
される例を示している。この一致信号EQに対応
してアンド回路80からサーチ完了信号OKが発
生され(第6図のOK参照)、このサーチ完了信
号OKにもとづいてラツチ回路27にサーチカウ
ンタ30のカウント値「KC′+2」がラツチされ
ると共に、フリツプフロツプ32にカウンタメロ
デイキーオン信号CKONがセツトされる(第6
図のCMKC及びCKON参照)。これにより、ラツ
チ回路27から出力される「KC′+2」という値
のカウンタメロデイキーコードCMKCに対応す
るカウンタメロデイ音がカウンタメロデイ用楽音
形成回路21(第1図)から発生される。サーチ
完了信号OKが発生されると、その1μs後にフリ
ツプフロツプ45及び46がリセツトされるの
で、第6図に示すように信号OKの1μs後にカウ
ンタイネーブル信号CTENとサーチ状態記憶信
号SFFQが“0”に立下る。従つて、サーチカウ
ンタ30はカウント動作を停止し、ラツチ回路2
7にラツチした値と同じ値「KC′+2」を保持す
る。 以上の通り、上昇モード(アツプカウントモー
ド)のときは、サーチカウンタ30のカウント内
容のノートコード部分(NC)がシフトレジスタ
71に記憶されている各下鍵盤チヤンネルに割当
てられている音(和音構成音)のノートコード
(NC)のいずれかと一致するまで、サーチカウ
ンタ30の内容を前回発生(選択)したカウンタ
メロデイ音のキーコードの値(KC′)から順に1
カウントアツプしてゆく。従つて、現在の和音構
成音のうちいずれかと同一音名であつて、前回発
生したカウンタメロデイ音よりも高くかつ前回音
に最も近い音が今回発生すべきカウンタメロデイ
音として選択される。このカウンタメロデイ音の
オクターブ音域を示すものは7ビツトのサーチカ
ウンタ30の上位3ビツトのカウント値(オクタ
ーブコードに相当する部分)であり、これは初め
は初期オクターブコードOC*であるがアツプカ
ウントの進展に伴つて(16カウント毎に)順次上
位のオクターブ音域を示す値に変化する。 下鍵盤押鍵状態(伴奏和音)が変化する毎にキ
ーオンリセツト信号KORST及びサーチスタート
信号SSTRTが発生され、サーチカウンタ30が
カウント動作を再開し、前述のようにして今回発
生すべきカウンタメロデイ音のキーコード
(CMKC)が探し出される。アツプカウントモー
ドにおいては、サーチカウンタ30は上述のよう
にカウント再開と停止を繰返しながら、そのカウ
ント内容は確実に増加してゆく。そして、やがて
はサーチカウンタ30のカウント内容と上限・下
限データ発生部34で設定されている上限キーコ
ードMAXとが一致するときがくる。そのとき、
上限・下限比較制御回路29A内の比較器35の
比較出力「A=B」が“1”となり、オア回路3
8を介してフリツプフロツプ37のリセツト入力
(R)に“1”が与えられ、該フリツプフロツプ
37から出力されるアツプダウン制御信号U/D
は“0”に反転する。これにより、サーチカウン
タ30はダウンカウントモードに切換えられる。 ダウンカウントモードに切換えられると、サー
チカウンタ30はカウンタイネーブル信号
CTENの“1”によつてカウント可能状態とな
つているときに限りカウントクロツクパルス
SCCKが与えられる毎に1カウントダウンされ
る。従つて、前述の上昇モードのときとは逆に、
下降モード(ダウンカウントモード)のときは、
現在の和音構成音のうちのいずれかと同一音名で
あつて、前回発生(選択)したカウンタメロデイ
音よりも低くかつ前回音に最も近い音が今回発生
すべきカウンタメロデイ音として選択される。従
つて、下鍵盤押鍵状態(伴奏和音)が変化する毎
に選択されるカウンタメロデイ音は徐々に低音側
に移行してゆく。また、サーチカウンタ30のカ
ウント内容は、カウント再開と停止を繰返しなが
らも着実に減少してゆく。そして、やがてはサー
チカウンタ30のカウント内容と上限・下限デー
タ発生部34で設定されている下限キーコード
MINとが一致するときがくる。そのとき、上
限・下限比較制御回路29A内の比較器36の比
較出力「A=B」が“1”となり、オア回路39
及び40を介してフリツプフロツプ37がセツト
される。フリツプフロツプ37がセツトされる
と、アツプダウン制御信号U/Dは“0”から
“1”に変化し、サーチカウンタ30はアツプカ
ウントモードに切換わる。 以上のように、サーチカウンタ30は上限・下
限比較制御回路29Aによつて制御されてアツプ
カウントモードとダウンカウントモードを繰返
す。これに応じて、カウンタメロデイの進行は、
上限キーコードMAXに対応する最高音と下限キ
ーコードMINに対応する最低音との間で、上昇
モードと下降モードを繰返す。 尚、サーチカウンタ30のカウント内容(A)と上
限キーコードMAX(B)とを比較する比較器35に
おいて比較出力「A=B」が“1”となると以後
はダウンカウントモードに切換わるので、該比較
器35の比較出力「A>B」が“1”になること
は一般に起り得ないはずである。同様に、比較器
36の比較出力「A<B」が“1”になることも
一般に起り得ないはずである。しかし、サーチカ
ウンタ30にプリセツトする初期カウンタメロデ
イ音のキーコードが上限キーコードMAXと下限
キーコードMINの範囲外であることも有り得る
ので、その場合に比較器35の比較出力「A>
B」あるいは比較器36の比較出力「A<B」が
“1”となる。そのような場合にカウントモード
を切換えるために、比較器35の比較出力「A>
B」あるいは比較器36の比較出力「A<B」が
オア回路38あるいは39に入力されている。初
期オクターブコードOC*が上限キーコード
MAXと下限キーコードMINの範囲外である場合
は勿論のこと、初期オクターブコードOC*がキ
ーコードMAXあるいはMINのオクターブコード
と同じであつたとしてもラツチ回路48にラツチ
されたノートコードNC(L)の値によつてはサーチ
カウンタ30にプリセツトされる初期キーコード
が上限・下限キーコードの範囲外になることがあ
る。例えば、上限キーコードMAXの値がE4音を
示す“0110101”であるとき、初期オクターブコ
ードOC*がC#4〜C5のオクターブを示す
“011”であるとし、ラツチ回路48にラツチされ
たノートコードNC(L)が音名Cを示す“1111”で
あるとすると(第1表、第2表参照)、サーチカ
ウンタ30にはC5音を示す“0111111”がプリセ
ツトされる。この場合、比較器35の比較出力
「A>B」が“1”となり、オア回路38を介し
てフリツプフロツプ37がリセツトされ、直ちに
ダウンカウントモードに切換えられる。 第2図に示す楽譜を例にして第2番目以降のカ
ウンタメロデイ音の発生(選択)について説明す
る。前述のように、最初の和音(Cメジヤ)に対
応して初期カウンタメロデイ音としてC4音が発
生される。伴奏和音がAマイナス和音(Am)に
変更されてサーチスタート信号SSTRTが発生さ
れると、サーチカウンタ30の内容は前者C4に
対応する値“0101111”(第1表、第2表参照)に
対して1加算した値“0110000”に直ちに変化す
る。以後、カウントクロツクパルスSCCKが与え
られる毎にサーチカウンタ30の内容は
“0110001”、“0110010”、…というように順次1カ
ウントアツプされてゆく。比較器31ではシフト
レジスタ71に記憶されているAマイナ和音の和
音構成音(C,E,A)のノートコード“1111”、
“0101”、“1011”とサーチカウンタ30の下位4
ビツトの値とを比較する。サーチスタート信号
SSTRTにもとづくカウントクロツクパルス
SCCKも含めて6個目のパルスSCCKがサーチカ
ウンタ30に与えられたときそのカウント内容は
E4音を示す“0110101”となり、シフトレジスタ
71に記憶されている音名Eのノートコード
“0101”に対応して一致信号EQが発生される。こ
れにより、E4音のキーコードがカウンタメロデ
イキーコードCMKCとしてラツチ回路27にラ
ツチされ、第2図bに示すように第2番目のカウ
ンタメロデイ音としてE4音が発生される。また、
サーチカウンタ30はE4音を示す値のままカウ
ント停止する。 次に第2図aに示すようにFメジヤ和音に変更
されると、サーチカウンタ30は前音E4を示す
値“0110101”からカウントアツプを再開する。
すなわち、サーチスタート信号SSTRTの発生と
共に直ちに1カウントアツプされ、カウント値が
“0110110”となる。このノートコード部分
“0110”はFメジヤ和音の構成音(F,A,C)
のうち音名Fのノートコードと一致するので、一
致信号EQが発生され、ラツチ回路27に
“0110110”がラツチされる。これはF4音を示す
キーコードであり(第1表、第2表参照)、カウ
ンタメロデイ音として第2図bに示すようにF4
音が発生される。 次にCメジヤ和音に変更されるとサーチカウン
タ30は前音F4を示す値“0110110”からアツプ
カウントを再開し、そのカウント値が“0111001”
となつたとき和音構成音の1つである音名Gのノ
ートコード“1001”に対応して一致信号EQが発
生される。従つてキーコード“0111001”にもと
づいてG4音がカウンタメロデイ音として発生さ
れる。次にGメジヤ音に変更されると前音G4よ
りも高くかつG4に最も近い和音構成音B4がカウ
ンタメロデイ音としして発生される。ここで、上
限キーコードMAXの値がB4を示す“0111110”
であるとすると、サーチカウンタ30のカウント
値がB4音を示す値となつたとき比較器35の比
較出力「A=B」が“1”となり、フリツプフロ
ツプ37がリセツトされる。従つて、サーチカウ
ンタ30はダウンカウントモードとなり、次にG
セブンス和音(G7)に変更されたとき該カウン
タ30は前音B4を示す値からダウンカウントさ
れる。すなわち、サーチスタート信号SSTRTの
発生と共に直ちに“0111101”に減少し、以後カ
ウントクロツクパルスSCCKが与えられる毎に1
カウントダウンされる。カウント値が“0111001”
となつたときGセブンス和音構成音の1つである
音名Gのノートコード“1001”に対応して一致信
号EQが発生され、G4音を示すキーコード
“0111001”がカウンタメロデイキーコード
CMKCとしてラツチ回路27にラツチされる。
従つて、第2図aのGセブンス和音に対応して第
2図bに示すように音G4がカウンタメロデイ音
として発生される。 Gセブンス和音(G7)からCメジヤ和音に変
更にされると、サーチカウンタ30のカウント内
容は前音G4を示す値から直ちに1減算されて
“0111000”となり、以後パルスSCCKが与えられ
る毎に順次1減算される。そして、和音構成音と
同音名であるE4音を示す値“0110101”になる
と、一致信号EQが発生され、E4音のキーコード
がカウンタメロデイキーコードCMKCとしてラ
ツチ回路27にラツチされる。 尚、第2図aの例において上限キーコード
MAXとしてD5音を示す値が設定されているとす
ると、Gセブンス和音(G7)に変更されたとき
のカウンタメロデイ音サーチにおいて、始めはサ
ーチカウンタ30はアツプカウントモードであ
り、前音B4を示す値から順次1カウントアツプ
していき、一致信号EQが発生されないままカウ
ント値がD5音を示す値になつたときにダウンカ
ウントモードに変更される。ダウンカウントの過
程でカウント値がB4音を示す値になつたときG
セブンス和音の構成音の1つである音名Bに対応
して一致信号EQが発生される。従つて、この場
合は、第2図bに示したものとは異なり、Gセブ
ンス和音(G7)に対応してB4音のカウンタメロ
デイが発生される。また、この場合は、続くCメ
ジヤ和音に対応してG4音のカウンタメロデイが
発生される。 ところで、第3図のカウンタメロデイ音変更制
御回路22内においては、下鍵盤(伴奏用鍵盤)
ですべての鍵が離されていることを検出する回路
を含んでいる。下鍵盤キーオン信号ゲート24か
ら出力される下鍵盤キーオン信号LKKONをオア
回路84を介して遅延フリツプフロツプ85に取
り込み、アンド回路86を介して該遅延フリツプ
フロツプ85に取り込んだ信号を自己保持する。
アンド回路86の他の入力にはチヤンネルタイミ
ング「1」に対応するタイミング信号SY1を反
転した信号が与えられている。下鍵盤で何らかの
鍵が押圧されていれば、下鍵盤チヤンネルタイミ
ング「9」〜「15」のいずれかで下鍵盤キーオン
信号LKKONは“1”となり、信号SY1が発生
するチヤンネルタイミング「1」まで遅延フリツ
プフロツプ85で“1”が保持される。遅延フリ
ツプフロツプ85の出力はアンド回路87に入力
される。アンド回路87の他の入力にはタイミン
グ信号SY1が加えられている。従つて、チヤン
ネルタイミング「1」まで保持された遅延フリツ
プフロツプ85の出力“1”は、このチヤンネル
タイミング「1」のとき(信号SY1が“1”と
なるとき)アンド回路87で選択され、オア回路
88を介して遅延フリツプフロツプ89に取り込
まれる。この遅延フリツプフロツプ89の出力は
アンド回路90を介して自己保持される。アンド
回路90の他の入力には信号SY1を反転した信
号が加えられており、信号SY1が発生するとき
遅延フリツプフロツプ89の自己保持が解除され
る。しかし、信号SY1が発生するときはアンド
回路87を介して新しいデータが遅延フリツプフ
ロツプ89に取り込まれる。 下鍵盤で何らかの鍵が押圧されている場合は、
その鍵が割当てられたチヤンネルタイミングにお
いて下鍵盤キーオン信号LKKONは繰返し“1”
となるので、少くとも信号SY1が発生するチヤ
ンネルタイミング「1」において遅延フリツプフ
ロツプ85の出力は常に“1”であり、この
“1”を次の信号SY1が発生するまで記憶保持す
る遅延フリツプフロツプ89の出力は直流的に
“1”となる。反対に、下鍵盤で何も鍵が押圧さ
れていない場合は遅延フリツプフロツプ89の出
力は常に“0”である。この遅延フリツプフロツ
プ89の出力を下鍵盤エニイキーオン信号
LKAKOということにする。この下鍵盤エニイキ
ーオン信号LKAKOはインバータ91で反転さ
れ、オア回路69及び33を介してキーオン信号
形成用のフリツプフロツプ32のリセツト入力
(R)に加えられる。従つて、下鍵盤ですべての
鍵が離されたときは、インバータ91の出力が
“1”となり(LKAKOが“0”)、フリツプフロ
ツプ32が常にリセツトされる。また、下鍵盤エ
ニイキーオン信号LKAKOは前述のようにアンド
回路67Aに入力される。 第7図は、カウンタメロデイ音選択回路16
(第1図)の別の実施例を示す図で、検索パター
ン指定回路(上昇・下降制御回路)29における
上昇・下降切換制御をカウンタメロデイ音の発生
回数に応じて行うようにした例を示す。 第7図において、第1図の検索パターン指定回
路29に相当する回路は上下進行回数制御回路2
9Bである。この上下進行回数制御回路29Bの
み詳細を図示し、カウンタメロデイ音変更制御回
路22及び下鍵盤押圧鍵ノートコードメモリ26
及びカウンタメロデイ音サーチ回路部28は詳細
を省略してあるが、これらの回路22,26、及
び28の詳細は第3図に示したものと全く同一で
ある。また、下鍵盤キーオン信号ゲート24、下
鍵盤キーコードゲート25、カウンタメロデイキ
ーコードラツチ回路27、カウンタメロデイキー
オン信号形成用フリツプフロツプ32、オア回路
33,69、インバータ42、及び立上り微分回
路43も第3図に示す同一符号のものと同様の働
きをする。アンド回路80′も第3図のアンド回
路80と同様に、比較器31(第3図)からの一
致信号EQにもとづいてサーチ完了信号OKを出
力するものである。第7図では、アンド回路8
0′は2入力型であり、フリツプフロツプ46
(第3図)から出力されるサーチ状態記憶信号
SFFQと比較器31からアンド回路81(第3
図)を経由して出力される一致信号(EQ)が入
力される。オア回路69に入力されている信号
LKAKOはインバータ91(第3図)から出力さ
れる信号(LKAKOを反転したもの)である。 第7図では、アンド回路80′から出力される
サーチ完了信号OKがラツチ回路27、フリツプ
フロツプ32、カウンタメロデイ音サーチ回路部
28(第3図の遅延フリツプフロツプ83)に与
えられるほか、上下進行回数制御回路29B内の
カウンタ92のカウント入力にも与えられるよう
になつている。カウンタ92は、カウンタメロデ
イ進行の上昇時あるいは下降時におけるカウンタ
メロデイ音の発生回数をカウントするためのもの
であり、サーチ完了信号OKが発生する毎に1カ
ウントアツプされる。カウンタメロデイ音を新た
に選択したとき(カウンタメロデイ音を変更する
とき)にサーチ完了信号OKが発生されるので、
この信号OKを計数することがカウンタメロデイ
音の発生回数を計数することになる。カウンタ9
2の各段の出力は回数設定用のアンド回路93,
94,95,……に所定の組合せで入力される。
アンド回路93,94,95,……は夫々異なる
カウント値に対応しており、カウンタ92のカウ
ント値がアンド回路93,94,95……のいず
れかに対応する値になつたときそのアンド回路9
3,94,95……から“1”が出力される。回
数セレクトスイツチ96は回数設定用アンド回路
93,94,95……のいずれか1つの出力を選
択するためのものである。 演奏者が所望の回数Nに対応する位置に該スイ
ツチ96を切換設定すると、その回数Nに対応す
るアンド回路(93,94,95……のいずれか
1つ)の出力が該スイツチ96を介して遅延フリ
ツプフロツプ97に導かれる。すなわちカウンタ
92のカウント値がNになつたときスイツチ96
を経由して遅延フリツプフロツプ97に“1”が
入力される。その1μs後に遅延フリツプフロツプ
97から出力される“1”はカウンタ92のリセ
ツト入力(R)に加わると共にアツプダウン制御
用のT型フリツプフロツプ98のT入力に加えら
れる。従つて、カウンタメロデイ音が所望のN回
発生されると(カウンタ92の内容がNとなる
と)、カウンタ92がリセツトされると共にT型
フリツプフロツプ98の状態が反転する。このT
型フリツプフロツプ98の出力(Q)がアツプダ
ウン制御信号U/Dとしてカウンタメロデイ音サ
ーチ回路部28に(第3図のサーチカウンタ30
のUD入力に)入力される。 T型フリツプフロツプ98に関連して初期進行
方向設定用スイツチ99が設けられている。第3
図の例ではカウンタメロデイ開始パルス△CMS
によつてフリツプフロツプ37がセツトされ、初
期進行方向は強制的に上昇モードに設定されるよ
うになつているが、この第7図の例ではスイツチ
99によつて初期進行方向を任意に選択できるよ
うになつている。スイツチ99をアツプ位置99
Uに切換えると、この位置99Uからスイツチ9
9を介して信号“1”が微分回路100に与えら
れ、入力信号の立上りに同期した1発の短パルス
(例えば1μs幅)が該微分回路100から出力さ
れ、フリツプフロツプ98のセツト入力(S)に
与えられる。従つて、フリツプフロツプ98がセ
ツトされ、アツプダウン制御信号U/Dは“1”
となり、初期進行方向は上昇モードに設定され
る。初期進行方向を下降モードに設定したい場合
はスイツチ99をダウン位置99Dに切換える。
すると、位置99Dの信号“0”がスイツチ99
から出力され、インバータ101の出力が“1”
に立上る。このインバータ101の出力“1”が
微分回路102に入力され、該微分回路102か
ら1発の微分パルスが出力される。この微分回路
102の出力パルスによつてフリツプフロツプ9
8がリセツトされ、アツプダウン制御信号U/D
はダウンカウントモードを指定する“0”とな
る。 T型フリツプフロツプ98は、微分回路100
あるいは102からの微分パルスによつてセツト
状態またはリセツト状態に初期設定された後は、
遅延フリツプフロツプ97からT入力に“1”が
与えられる毎にその状態を反転する。従つて、カ
ウンタメロデイ音がN回発生される毎に上昇モー
ドから下降モードへあるいはその逆に切換えられ
る。 次に第3図に示す実施例の改良例を第8図に示
す。第8図に示されるカウンタメロデイ音選択回
路16は、第3図に示されたものに対して次の改
良点(1)乃至(6)の改良を加えたものである。 改良点(1)について 第3図の例ではカウンタメロデイ音が変化する
のは、下鍵盤押鍵状態(伴奏和音)が変化したと
きのみである。しかし、それだけでは、同じ和音
が続いた場合にカウンタメロデイ音が全く変化せ
ず、単調になるおそれがある。そこで、下鍵盤押
鍵状態(伴奏和音)が変化したときだけに限ら
ず、上鍵盤で新たな鍵が押圧されたときにも、あ
るいは所定のリズムパルス(拍パルスまたは小節
パルスなど)のタイミングにおいてもカウンタメ
ロデイ音を変化させる。 改良点(2)について カウンタメロデイ音の音域範囲を設定する上限
キーコードMAXと下限キーコードMINを所望の
値に設定可能とする。但し、全く任意に設定可能
とせずに音楽理論を考慮して次のような条件を付
けることが好ましい。音楽理論では終止の場合
は、7度音の次に1度音を発生して終止させる
か、あるいは4度音の次に3度音を発生して終止
させるか、の一方とすることが定められている。
従つて、そのような終止形態を阻害しないような
カウンタメロデイ進行とする必要がある。もし、
上昇進行時における上限音を7度音としたとする
と、7度音(上限音)をカウンタメロデイ音とし
て発生した後は下降モードに切換えねばならない
ため、その上の1度音をカウンタメロデイ音とし
て発生することができなくなる。また、もし、下
降進行時における下限音を4度音としたとする
と、4度音(下限音)をカウンタメロデイ音とし
て発生した後は上昇モードに切換わつてしまうた
め、その下の3度音をカウンタメロデイ音として
発生することができなくなる。従つて、上限キー
コードMAXとして7度音を選定すること、及び
下限キーコードMINとして4度音を選定するこ
とを避けねばならない。 演奏調を指定するための調指定手段を設けた場
合は、上記の7度音及び4度音の忌避を自動的に
行うことができる。すなわち、調指定手段によつ
て現在指定されている演奏調が判かるので、この
演奏調における7度音に相当する音名、及び4度
音に相当する音名も自動的に知ることができる。
従つて、上限音設定手段によつて設定された上限
音(MAX)が上記7度音の音名と同音名である
とき、あるいは下限音設定手段によつて設定され
た下限音(MIN)が上記4度音の音名と同音名
であるときは、選択設定された上限キーコード
MAXあるいは下限キーコードMINをそのまま採
用せずに、別の音に自動的に変更するようにす
る。この変更の仕方としては、7度音として選定
された上限音を半音上の1度音に変更し、4度音
として選定された下限音を半音下の3度音に変更
するとよい。 改良点(3)について 上記改良点(1)を採用することによつてカウンタ
メロデイ音が頻繁に変化する可能性も出てくる。
そこで、前回発生したカウンタメロデイ音もサー
チ対象に入れ、同じカウンタメロデイ音を続けて
選択し得るようにする。そうすれば、カウンタメ
ロデイ音サーチが頻繁に開始されたとしても同じ
音が続けてカウンタメロデイ音として選択される
可能性が生じ、聴き手にとつてはカウンタメロデ
イ音が変化していないように感じとられる。従つ
てカウンタメロデイ音の頻繁な変化を防ぐことが
できる。 第3図の例では、サーチスタート信号SSTRT
の発生と同時にサーチカウンタ30が1カウント
アツプ(ダウン)されるので前回発生したカウン
タメロデイ音はサーチ対象に入つていない。そこ
で、この改良点(3)の実現のためにはサーチスター
ト信号SSTRTが発生しても直ちにサーチカウン
タ30をカウント可能状態とはせず、若干の時間
遅れの後カウント可能状態とするようにしてい
る。こうすれば、サーチカウンタ30によるキー
コードの上昇スキヤン(高音側に向けてのスキヤ
ン)あるいは下降スキヤン(低音側に向けてのス
キヤン)が若干遅れて開始され、スキヤン開始前
のキーコードすなわち前回音もサーチ対象に入れ
ることができる。 ところで、上記のように同じカウンタメロデイ
音が連続して選択されることを可能とすると、単
調な曲にあつては必要以上に同じカウンタメロデ
イ音が連続するおそれが出てくる。そこで、同じ
カウンタメロデイ音が所定回数連続した場合は、
上述の時間遅れを設けないようにしてカウンタメ
ロデイ音として前音とは別の音が選択されるよう
にしている。 改良点(4)について 第3図の例では、初期カウンタメロデイ音は和
音構成音の最低音の音名(ノートコードNC(L))
と初期オクターブコードOC*とによつて定めら
れている。しかし、カウンタメロデイの最初の音
を何にするかによつてカウンタメロデイ全体の流
れが変わるので、初期カウンタメロデイ音を任意
に設定できるようにすることが望ましい。従つ
て、この改良点(4)では、初期カウンタメロデイ音
を任意に設定し得るようにしている。 改良点(5)について また、初期のカウンタメロデイ進行の方向(上
昇または下降)によつてもカウンタメロデイ全体
の流れが変わるので、初期進行方向も設定可能と
している。 改良点(6)について 調指定手段を設けた場合は演奏調を識別するこ
とができるので、該調指定手段で指定されている
演奏調に応じて次のような処理を行うものとす
る。すなわち、和音の導音(7度音)とカウンタ
メロデイの導音が重複して発音されると音楽上好
ましくないので、演奏調に応じて導音(7度音)
の音名を判別し、この導音と同音名の音がカウン
タメロデイ音として選定されることを禁止する。 第8図において、第3図と同じ符号が付けられ
ている回路、すなわち、下鍵盤キーオン信号ゲー
ト24、下鍵盤押圧鍵ノートコードメモリ26、
カウンタメロデイキーコードラツチ回路27、サ
ーチカウンタ30、比較器31、カウンタメロデ
イキーオン信号形成用フリツプフロツプ32、オ
ア回路33,49,69,75,82、立上り微
分回路43、カウンタ動作制御用フリツプフロツ
プ45、シフトレジスタ77、ノア回路78、ア
ンド回路81、及び遅延フリツプフロツプ83は
第3図の同一符号のものと同一構成、同一機能で
ある。下鍵盤キーオン信号ゲート24のアンド回
路44から出力される下鍵盤キーオン信号
LKKONがイネーブル入力(EN)に与えられる
ゲート25Aは、発音割当て回路12(第1図)
から供給されるキーコードKCのうち下鍵盤押圧
鍵に関するノートコード(NC)のみを選択す
る。このゲート25Aで選択された下鍵盤押圧鍵
のノートコード(NC)は下鍵盤押圧鍵ノートコ
ードメモリ26に記憶される。このメモリ26は
第3図に詳細が示されているようにゲート70と
シフトレジスタ71とから成り、カウンタメロデ
イ音変更制御回路22Aから下鍵盤キーコードロ
ード信号LKLDが与えられたときにゲート25A
から与えられる下鍵盤押圧鍵ノートコードを取り
込む。 前記改良点(1)の実現のために、カウンタメロデ
イ音変更制御回路22Aに関連して上鍵盤ニユー
キーオン検出回路22Bとリズムパルス検出回路
22Cが設けられている。カウンタメロデイ音変
更制御回路22Aは第3図の回路22と同様に下
鍵盤キーオン信号LKKONにもとづいて下鍵盤押
鍵状態の変化を検出し、この検出にもとづいてキ
ーオンリセツト信号KORST、サーチスタート信
号SSTRT、下鍵盤キーコードロード信号LKLD
を発生する。上鍵盤ニユーキーオン検出回路22
Bは、発音割当て回路12から時分割的に与えら
れるキーオン信号KONにもとづいて上鍵盤にお
ける新たな押鍵を検出する。リズムパルス検出回
路22Cは、リズムパルス発出回路18(第1
図)から与えられる所定のリズムパルスRP(例え
ば小節の始めに対応した小節パルスあるいは拍に
対応した拍パルスなど)の立上りを検出する。カ
ウンタメロデイ音変更制御回路22Aでは、上記
回路22B及び(または)22Cにおける上鍵盤
ニユーキーオン検出及び(または)リズムパルス
検出にも応答してキーオンリセツト信号
KORST、サーチスタート信号SSTRT及び下鍵
盤キーコードロード信号LKLDを発生する。 回路22A,22B,22Cの詳細例は第9図
に示されている。第9図において、カウンタメロ
デイ音変更制御回路22Aは第3図のカウンタメ
ロデイ音変更制御回路22とほとんど同一構成で
あり、同一機能の回路には同一符号52乃至91
が付されている。第3図ではアンド回路57の出
力がそのままキーオンリセツト信号KORSTとな
つているが、第9図ではアンド回路57の出力が
オア回路103を経由してキーオンリセツト信号
KORSTとして出力されるようになつている点だ
けが異なる。従つて、第9図では待ち時間設定用
カウンタ59はオア回路103の出力
(KORST)によつてリセツトされるようになつ
ている。 第9図の上鍵盤ニユーキーオン検出回路22B
において、第4図aに示すような時分割チヤンネ
ルタイミングに従つて発音割当て回路12(第1
図)から時分割的に与えられるキーオン信号
KONはアンド回路104に入力される。アンド
回路104の他の入力には上鍵盤チヤンネルタイ
ミング信号YUKとカウンタメロデイ選択信号
CMSが加えられる。上鍵盤チヤンネルタイミン
グ信号YUKは上鍵盤チヤンネルタイミング「2」
乃至「8」(第4図a参照)のとき“1”となる
信号である。従つて、アンド回路104では、上
鍵盤チヤンネルに割当てられている鍵(上鍵盤押
圧鍵)のキーオン信号KONがカウンタメロデイ
演奏時(CMSが“1”のとき)に選択される。
アンド回路104から出力された上鍵盤キーオン
信号は15ステージ/1ビツトのシフトレジスタ1
05とアンド回路106に夫々入力される。同じ
チヤンネルタイミングは15μs毎に繰返されるの
で、シフトレジスタ105で15μs遅延された上鍵
盤キーオン信号が15ステージ目から出力されると
き同じチヤンネルの新しいキーオン信号がアンド
回路104から出力される。シフトレジスタ10
5の15ステージ目から出力される古い(前のサイ
クルの)キーオン信号はインバータ107で反転
されてアンド回路106に入力される。従つて同
じチヤンネルタイミングに関して、前のサイクル
のときのキーオン信号が“0”(インバータ10
7の出力が“1”)で、今回のキーオン信号が
“1”(アンド回路104の出力が“1”)のとき
のみ、アンド回路106の条件が成立する。すな
わち、上鍵盤で新たに押圧された鍵が上鍵盤用の
いずれかのチヤンネルに割当てられたとき、その
チヤンネルタイミングに対応して1度だけアンド
回路106の出力が“1”となる。 アンド回路106の出力“1”はオア回路10
8を介して遅延フリツプフロツプ109に読み込
まれ、アンド回路110を介して自己保持され
る。アンド回路110の他の入力にはタイミング
信号SY1を反転した信号が加えられており、上記
自己保持は次のサイクルのチヤンネルタイミング
「1」のとき(SY1が“1”のとき)に解除され
る。従つて、遅延フリツプフロツプ109の出力
(上鍵盤ニユーキーオン信号UNKO)は、アンド
回路106の出力が“1”になつた1μs後から次
のチヤンネルタイミング「1」までの数μsの間だ
け“1”となる。遅延フリツプフロツプ109の
出力UNKOはアンド回路111に入力される。
アンド回路111の他の入力には、チヤンネルタ
イミング「1」に対応する信号SY1と、アンド
回路58から与えられるカウント完了信号CUP、
及び上鍵盤変化付加スイツチ112の出力が加え
られる。上鍵盤変化付加スイツチ112は、カウ
ンタメロデイ音を上鍵盤の新たな押鍵に応答して
変化させるか否かを選択するスイツチである。こ
のスイツチ112をオンにすると、アンド回路1
11が動作可能となり、上鍵盤ニユーキーオン信
号UNKOが“1”のときチヤンネルタイミング
「1」(SY1が“1”のとき)に対応して該アン
ド回路111の出力が“1”となる。尚、カウン
ト完了信号CUPはカウンタ59による待ち時間
計時中は“0”であり、待ち時間中はアンド回路
111を動作不能にするために入力されている。
アンド回路111の出力はオア回路103に加え
られる。 第9図のリズムパルス検出回路22Cにおい
て、リズムパルスRPは遅延フリツプフロツプ1
13及びアンド回路114に加えられる。アンド
回路114の他の入力には遅延フリツプフロツプ
113の出力をインバータ115で反転した信号
が加えられる。従つて、リズムパルスRPが“1”
に立上つた瞬間の1μsの間だけアンド回路114
の条件が成立する。アンド回路114の出力
“1”はオア回路116を介して遅延フリツプフ
ロツプ117に取り込まれ、アンド回路118を
介して保持される。アンド回路118の他の入力
にはタイミング信号SY1を反転した信号が加え
られる。従つて、リズムパルスRPが“1”に立
上つたときからチヤンネルタイミング「1」まで
の数μsの間遅延フリツプフロツプ117の出力が
“1”となる。 遅延フリツプフロツプ117の出力はアンド回
路119に加えられる。アンド回路119の他の
入力には、チヤンネルタイミング「1」に対応す
るタイミング信号SY1、カウント完了信号
CUP、リズム変化付加スイツチ120の出力が
加えられる。リズム変化付加スイツチ120は、
カウンタメロデイ音をリズムパルスの発生に対応
して(1小節毎にあるいは1拍毎に)変化させる
か否かを選択するためのスイツチである。該スイ
ツチ120がオンされたときアンド回路119が
動作可能となり、遅延フリツプフロツプ117の
出力“1”(リズムパルス検出信号)を信号SY1
の発生タイミング(チヤンネルタイミング「1」)
で選択出力する。前述と同様に、カウント完了信
号CUPは待ち時間計時中はアンド回路119を
動作不能にするために入力される。アンド回路1
19の出力はオア回路103に加えられる。 アンド回路57,111,119の出力“1”
はオア回路103を経由してキーオンリセツト信
号KORSTとして出力される。このキーオンリセ
ツト信号KORSTによつて待ち時間設定用カウン
タ59がリセツトされ、待ち時間の計時が開始さ
れる。そして、前述と同様に、待ち時間終了後に
下鍵盤キーコードロード信号LKLDがオア回路6
8から出力され、サーチスタート信号SSTRTが
シフトレジスタ67から出力される。従つて、下
鍵盤押鍵状態の変化(アンド回路57の出力
“1”)に応答するのは勿論のこと、スイツチ11
2をオンにしたときは上鍵盤の新たな押鍵(アン
ド回路111の出力“1”)にも応答し、スイツ
チ120をオンにしたときは所定のリズムタイミ
ング(アンド回路119の出力“1”)にも応答
して、キーオンリセツト信号KORST、ロード信
号LKLD及びサーチスタート信号SSTRTが発生
され、これらの信号KORST,LKLD,SSTRT
にもとづいてカウンタメロデイ音が変更される。 第8図の例では、前記改良点(2)における上限キ
ーコードMAXと下限キーコードMINの設定、及
び演奏調の指定、及び前記改良点(4)における初期
カウンタメロデイ音の設定、のために下鍵盤(伴
奏用鍵盤)を利用するようにしている。そのた
め、発音割当て回路12(第1図)から時分割的
に供給される各チヤンネルのキーコードKCとキ
ーオン信号KONがカウンタメロデイ音サーチ回
路部28A及び上限・下限データ設定部122及
び調設定部123に入力されるようになつてい
る。 カウンタメロデイ音サーチ回路部28Aにおい
て、各チヤンネルのキーコードKCはサーチカウ
ンタ30のプリセツトデータ入力に与えられ、キ
ーオン信号KONはアンド回路124に入力され
る。アンド回路124の他の入力には初期値プリ
セツトスイツチ125の出力と、下鍵盤チヤンネ
ルタイミング信号YLK(第4図a参照)が加えら
れ、その出力はサーチカウンタ30のプリセツト
制御入力(PS)に与えられる。従つて、初期値
プリセツトスイツチ125がオンされ、かつ下鍵
盤の(YLKが“1”のときの)キーオン信号
KONが与えられたときアンド回路124の出力
が“1”となり、サーチカウンタ30はプリセツ
トモードとなる。カウンタメロデイ演奏の開始前
に(カウンタメロデイ選択スイツチCM―SWを
オンする前に)、所望の初期カウンタメロデイ音
に対応する鍵を下鍵盤で押圧し、同時に初期値プ
リセツトスイツチ125を押圧する。この初期カ
ウンタメロデイ音に対応する鍵が発音割当て回路
12(第1図)で適宜の下鍵盤チヤンネルに割当
てられ、そのチヤンネルタイミングに対応して押
圧鍵(初期カウンタメロデイ音)のキーコード
KCが該発音割当て回路12から出力される。プ
リセツトスイツチ125の押圧によつてサーチカ
ウンタ30はプリセツトモードとなるので、発音
割当て回路12から与えられる初期カウンタメロ
デイ音のキーコードKCが該サーチカウンタ30
にプリセツトされる。 上限・下限比較回路121、上限・下限データ
設定部122及び調設定部123の詳細例は第1
0図に示されている。第10図の調設定部123
において、発音割当て回路12(第1図)から与
えられるキーコードKCのうちノートコードの部
分(NC)がラツチ回路126に入力され、キー
オン信号KONはアンド回路127に入力される。
アンド回路127の他の入力には下鍵盤チヤンネ
ルタイミング信号YLKとオア回路128の出力
が加えられる。調の長短を選択するためのメジヤ
選択スイツチMaj―SWとマイナ選択スイツチ
Min―SWが設けられており、メジヤ選択スイツ
チMaj―SWの出力がオア回路128に加わり、
マイナ選択スイツチMin―SWの出力はアンド回
路129を経由してオア回路128に加えられ
る。アンド回路129の他の入力にはメジヤ選択
スイツチMaj―SWの出力を反転した信号が加え
られるようになつており、両スイツチMaj―SW,
Min―SWが同時に押圧された場合はメジヤ選択
スイツチMaj―SWの方が優先されるようになつ
ている。メジヤ選択スイツチMaj―SWの出力及
びアンド回路129を経由したマイナ選択スイツ
チMin―SWの出力はラツチ回路126に夫々入
力される。 調を指定する場合は、所望の調の主音に相当す
る鍵を下鍵盤で押圧し、同時に所望の調の長短に
応じてスイツチMaj―SWまたはMin―SWの一方
を押圧する。すると、オア回路128の出力
“1”がアンド回路127に加えられ、下鍵盤の
(YLKが“1”のときの)キーオン信号KONが
与えられたとき該アンド回路127からラツチ回
路126のロード制御入力(L)に“1”が与えられ
る。これにより、調の主音を主す下鍵盤押圧鍵の
ノートコード(NC)と調の長短を示す信号(ス
イツチMaj―SW,Min―SWの出力)がラツチ回
路126にラツチされる。ラツチ回路126にラ
ツチされた主音ノートコードKNCと、メジヤ調
信号Majあるいはマイナ調信号Minは、上限・下
限データ設定部122内の禁止ノートメモリ13
0に入力されると共に導音メモリ131(第8
図)に入力される。 上限・下限データ設定部122において、発音
割当て回路12(第1図)から供給されたキーコ
ードKCは上限キーコード記憶用のラツチ回路1
32と下限キーコード記憶用のラツチ回路133
に夫々入力され、キーオン信号KONはアンド回
路134及び135に夫々入力される。アンド回
路134の他の入力には上限キーコード設定スイ
ツチMAX―SWの出力と下鍵盤チヤンネルタイ
ミング信号YLKが入力され、その出力はラツチ
回路132のロード制御入力(L)に与えられる。ア
ンド回路135の他の入力には下限キーコード設
定スイツチMIN―SWの出力と下鍵盤チヤンネル
タイミング信号YLKが入力され、その出力はラ
ツチ回路133のロード制御入力(L)に与えられ
る。 上限キーコードMAXを設定する場合は、所望
の上限音に対応する鍵を下鍵盤で押圧し、同時に
上限キーコード設定スイツチMAX―SWを押圧
する。このスイツチMAX―SWの出力“1”に
よりアンド回路134が動作可能となり、下鍵盤
で押圧された鍵のキーコードKCと共にキーオン
信号KONが発音割当て回路12(第1図)から
出力されたときアンド回路134からラツチ回路
132にロード命令(“1”)が与えられ、下鍵盤
押圧鍵(所望の上限音)のキーコードKCがラツ
チ回路132にラツチされる。下限キーコード
MINを設定する場合は、所望の下限音に対応す
る鍵を下鍵盤で押圧し、同時に下限キーコード設
定スイツチMIN―SWを押圧する。このスイツチ
MIN―SWの出力“1”によりアンド回路135
が動作可能となり、下鍵盤で押鍵された所望下限
音のキーコードKCと共にキーオン信号KONが発
音割当て回路12から与えられたときアンド回路
135の出力が“1”となり、ラツチ回路133
に所望下限音のキーコードKCがラツチされる。 上述のようにして所望の上限キーコード
MAX′と下限キーコードMIN′がラツチ回路13
2,133に夫々ラツチされる。ラツチ回路13
2,133にラツチされたキーコードMAX′,
MIN′は無条件に設定部122から出力されるの
ではなく、改良点(2)に関連して前述したように、
上限キーコードMAXとして7度音が選定される
こと、及び下限キーコードMINとして4度音が
選定されることを禁止するよう制御される。その
ために、禁止ノートメモリ130、比較器13
6,137、セレクタ138,139、半音アツ
プ回路140、半音ダウン回路141、全音ダウ
ン回路142が設定部122に設けられている。 禁止ノートメモリ130は、各調に対応する7
度音ノートコードNC7と4度音のノートコード
NC4を予じめ記憶しており、調設定部123から
与えられる主音ノートコードKNCと調信号Maj
あるいはMinに応じて現在の演奏調における7度
音の音名を表わすノートコードNC7と4度音の音
名を表わすノートコードNC4を夫々読み出す。比
較器136には、ラツチ回路132にラツチされ
た(演奏者によつて設定された)上限キーコード
MAX′のノートコード部分(NC)とメモリ13
0から読み出された7度音のノートコードNC7
入力され、両者が一致するとき一致出力EQ1が
“1”となる。比較器137にはラツチ回路13
3にラツチされた(演奏者によつて設定された)
下限キーコードMIN′のノートコード部分(NC)
とメモリ130から読み出された4度音のノート
コードNC4が入力され、両者が一致するとき一致
出力EQ2が“1”となる。 比較器136の一致出力EQ1はセレクタ138
のA入力選択制御入力(SA)に与えられる。セ
レクタ138では、一致出力EQ1が“0”のと
き、つまり、ラツチ回路132にラツチされてい
る上限キーコードMAX′が7度音に該当しない場
合は、該ラツチ回路132からB入力に与えられ
る上限キーコードMAX′をそのまま選択し、正式
な上限キーコードMAXとして出力する。一方、
一致出力EQ1が“1”のとき、つまり、演奏者に
よつて設定された上限キーコードMAX′が7度音
である場合は、該キーコードMAX′を選択せず
に、半音アツプ回路140からA入力に与えられ
るキーコードを正式の上限キーコードMAXとし
て選択出力する。半音アツプ回路140は、ラツ
チ回路132から入力されるキーコードMAX′に
1または2を加算し、該キーコードMAX′の半音
上のキーコードを出力する。前記第1表に示すよ
うにノートコードNCには10進表示の「0」,
「4」,「8」,「12」が使用されていないので、キ
ーコードMAX′の音名がD#,F#,A,Cのと
きは該キーコードMAX′に2を加算して半音上の
キーコードを形成し、それ以外の音名のときは該
キーコードMAX′に1を加算して半音上のキーコ
ードを形成するようにしている。従つて、演奏者
が7度音を上限音として選定した場合は自動的に
その半音上の音(1度音)に変更して上限キーコ
ードMAXを出力する。 比較器137の一致出力EQ2はセレクタ139
のA入力選択制御入力(SA)に与えられる。セ
レクタ139では、一致出力EQ2が“0”のと
き、つまりラツチ回路133にラツチされている
下限キーコードMIN′が4度音でない場合はB入
力に加えられている該キーコードMIN′をそのま
ま選択し、正式な下限キーコードMINとして出
力する。一方、一致出力EQ2が“1”のとき、つ
まり演奏者によつて設定されたキーコード
MIN′が4度音である場合は該キーコード
MIN′を選択せずに、半音ダウン回路141ある
いは全音ダウン回路142からA入力に与えられ
るキーコードを正式の下限キーコードMINとし
て選択出力する。半音ダウン回路141のイネー
ブル入力(EN)にはメジヤ調信号Majが加えら
れており、演奏調がメジヤ調のとき(Majが
“1”のとき)に該半音ダウン回路141が動作
可能となる。全音ダウン回路142のイネーブル
入力(EN)にはマイナ調信号Minが加えられて
おり、マイナ調((Minが“1”のとき)に該全
音ダウン回路142が動作可能となる。 半音ダウン回路141は、ラツチ回路133か
ら入力されるキーコードMIN′から1または2を
減算し、該キーコードMIN′の半音下のキーコー
ドを出力する。ノートコードが音名に対応してい
ない値「0」,「4」,「8」,「12」となることを避
けるために、キーコードMIN′の音名がE,G,
A#,C#のときは該キーコードMIN′から2を
減算して半音下のキーコードを形成し、それ以外
の音名のときは該キーコードMIN′から1を減算
して半音下のキーコードを形成する。メジヤ調の
場合、4度音と3度音の音程は半音であるため、
半音ダウン回路141が利用される。従つて、メ
ジヤ調のときに演奏者が4度音を下限音として選
定した場合は、半音ダウン回路141で半音下の
音(3度音)に変更されたキーコードが下限キー
コードMINとして出力される。 全音ダウン回路142は、ラツチ回路133か
ら入力されるキーコードMIN′から2または3を
減算して、該キーコードMIN′の全音下のキーコ
ードを出力する。マイナ調の場合、4度音と3度
音の音程は全音であるため、4度音のキーコード
MIN′を3度音に変更するためにこの全音ダウン
回路142が利用される。前述と同様に、不使用
ノートコードの値「0」,「4」,「8」,「12」を避
けるために、キーコードMIN′の音名がC#,
D,E,F,G,G#,A#,Bのときは該キー
コードMIN′から3を減算して全音下のキーコー
ドを形成し、それ以外の音名のときは該キーコー
ドMIN′から2を減算して全音下のキーコードを
形成する。従つて、マイナ調のときは演奏者が4
度音を下限音として選定した場合は、全音ダウン
回路142で全音下の音(3度音)に変更された
ものが下限キーコードMINとして出力される。 セレクタ138から出力された上限キーコード
MAXは上限比較用の比較器35′のB入力に加
えられ、セレクタ139から出力された下限キー
コードMINは下限比較用の比較器36′のB入力
に与えられる。比較器35′及び36′のA入力に
はサーチカウンタ30(第8図)の出力SCOが
与えられる。この比較器35′,36′の各比較出
力(A>B、A=B、A<B)を入力したオア回
路38′,39′,41′は第3図の比較器35,
36、オア回路18,39,41と同一構成であ
り、同様に動作する。アツプダウン制御用のフリ
ツプフロツプ37′も第3図フリツプフロツプ3
7と同一機能を果すものである。従つて、第10
図の上限・下限比較回路121の動作は前述の第
3図の上限・下限比較制御回路29Aの動作説明
から容易に類推できるため、特に詳しく説明しな
い。この回路121が第3図の回路29Aと異な
る点は、前記改良点(5)のために初期進行方向設定
スイツチ143を具えている点である。 初期進行方向を上昇モードにする場合は、スイ
ツチ143を位置143Uに設定し、“1”をア
ンド回路144に入力する。スイツチ143の出
力“1”はインバータ146で反転され、アンド
回路145に“0”が入力される。アンド回路1
44及び145の他の入力にはカウンタメロデイ
開始パルス△CMSが加えられる。従つて、カウ
ンタメロデイ開始時にアンド回路144の出力が
一時的に(パルス△CMSのタイミングで)“1”
となり、オア回路147を介してフリツプフロツ
プ37′のセツト入力(S)に“1”が与えられ、
該フリツプフロツプ37′がセツトされる。これ
により、該フリツプフロツプ37′からサーチカ
ウンタ30(第8図)に与えられるアツプダウン
制御信号U/Dは“1”となり、初期進行方向が
上昇モードに設定される。 初期進行方向を下降モードにする場合はスイツ
チ143を位置143Dに設定し、アンド回路1
44に該スイツチ143の出力“0”を入力し、
アンド回路145に“1”を入力する。カウンタ
メロデイ開始パルス△CMSが発生されたときア
ンド回路145からオア回路148を介してフリ
ツプフロツプ37′のリセツト入力(R)に“1”
が与えられ、該フリツプフロツプ37′がリセツ
トされる。これにより、該フリツプフロツプ3
7′からサーチカウンタ30(第8図)に与えら
れるアツプダウン制御信号U/Dは“0”とな
り、初期進行モードが下降モードに設定される。 第3図で設明したのと同様に、上昇モード中に
サーチカウンタ30のカウント内容SCOが上限
キーコードMAXと同じ値になると比較器35′
の比較出力「A=B」が“1”となり、オア回路
38′,148を経由した信号“1”によりフリ
ツプフロツプ37′がリセツトされ、下降モード
に切換わる。下降モード中にサーチカウンタ30
のカウント内容SCOが下限キーコードMINと同
じ値になると比較器36′の比較出力「A=B」
が“1”となり、オア回路39′及び147を経
由した信号“1”によりフリツプフロツプ37′
がセツトされ、上昇モードに切換わる。第8図の
サーチカウンタ30では任意の値を初期設定でき
るようになつているため、上限キーコードMAX
及び下限キーコードMINの範囲外のキーコード
が初期設定される可能性もある。その場合、比較
器35′の比較出力「A>B」あるいは比較器3
6′の比較出力「A<B」が“1”となり、オア
回路38′及び148あるいは39′及び147を
経由した信号“1”によりフリツプフロツプ3
7′が直ちにリセツトあるいはセツトされ、初期
進行方向が上限キーコードMAXと下限キーコー
ドMINの範囲内に向くように修正される。オア
回路41′には比較器35′の比較出力「A=B」
及び「A<B」と比較器36′の比較出力「A=
B」及び「A>B」が加えられ、その出力WIN
は第8図のアンド回路149に加えられる。この
オア回路41′の出力信号WINは通常“1”であ
る。 第8図のカウンタメロデイ音サーチ回路部28
Aと第3図のカウンタメロデイ音サーチ回路部2
8との相違点は、前述の初期値プリセツトに関す
る点(改良点(4))と、回路部28Aでは前記改良
点(3)を実現し得るようになつている点である。カ
ウンタメロデイ音変更制御回路22Aのシフトレ
ジスタ67(第9図)から出力されたサーチスタ
ート信号SSTRTは、カウンタメロデイ音サーチ
回路部28A内の遅延フリツプフロツプ150に
入力されると共にセレクタ151のB入力に加え
られる。遅延フリツプフロツプ150の出力はセ
レクタ151のA入力に加えられる。遅延フリツ
プフロツプ150は、前記改良点(3)のために、す
なわちサーチカウンタ30のカウント開始を遅ら
せて前回発生(選択)したカウンタメロデイ音も
サーチ対象に含めるために、設けられている。 セレクタ151の制御入力にはアンド回路15
2の出力とこの出力をインバータ153で反転し
た信号が与えられる。通常は、アンド回路152
の出力は“0”であり、セレクタ151はインバ
ータ153の出力“1”にもとづいてA入力選択
状態となつている。従つて、通常は遅延フリツプ
フロツプ150で1μs遅延されたサーチスタート
信号SSTRT′がセレクタ151で選択出力され、
カウンタ動作制御用のフリツプフロツプ45のセ
ツト入力(S)に与えられる。このフリツプフロ
ツプ45から出力されるカウンタイネーブル信号
CTENはサーチカウンタ30のイネーブル入力
(EN)に与えられると共にオア回路154に加
わる。オア回路154の他の入力にはサーチスタ
ート信号SSTRTが加えられており、その出力は
サーチ状態記憶信号SFFQとしてアンド回路14
9に与えられる。 セレクタ151がA入力選択状態のときは、第
11図に示すようにサーチスタート信号SSTRT
が発生してもカウンタイネーブル信号CTENは
直ちに“1”に立上らず、その1μs後に遅延フリ
ツプフロツプ150の出力信号SSTRT′が“1”
になつたときにカウンタイネーブル信号CTEN
が“1”に立上る。サーチスタート信号SSTRT
と同時にオア回路75からカウントクロツクパル
スSCCKが発生され、サーチカウンタ30に与え
られるが、該カウンタ30は未だカウント可能状
態となつていない(CTENが“0”である)た
め、サーチスタート信号SSTRTと同時に発生す
る最初のパルスSCCKはカウンタ30で計数され
ない。従つて、サーチカウンタ30のカウント内
容は、サーチスタート信号SSTRTが発生したと
きから次のカウントクロツクパルスSCCKが発生
するまでの8μsの間、前回発生(選択)したカウ
ンタメロデイ音を示す値KC′を保持する(第11
図のサーチカウンタ30参照)。一方、オア回路
154からアンド回路149に与えられるサーチ
状態記憶信号SFFQは、サーチスタート信号
SSTRTが発生すると同時に“1”となり、その
後もカウンタイネーブル信号CTENに対応して
“1”となるので、アンド回路149はサーチス
タート信号SSTRTの発生と同時に動作可能状態
に設定される。尚、アンド回路149の他の入力
に加わる信号WIN(第10図のオア回路41′の
出力)とインバータ155の出力も通常は“1”
である。アンド回路149の残りの入力には比較
器31から出力される一致信号EQがアンド回路
81及びオア回路156を経由して与えられる。 前回のカウンタメロデイ音と同音名のノートコ
ード(NC)が下鍵盤押圧鍵ノートコードメモリ
26に記憶されている場合は、第11図のaに示
すように、サーチスタート信号SSTRTの発生時
から8μsの間いずれかのタイミングにおいて比較
器31から一致信号EQが出力され、これに対応
してアンド回路149からサーチ完了信号OKが
発生される。このサーチ完了信号OKにもとづい
て前回音と同じ値KC′のキーコードがラツチ回路
27にラツチされる。そして、サーチ完了信号
OKを1μs遅延した遅延フリツプフロツプ83の
出力“1”にもとづいてフリツプフロツプ45が
リセツトされ、カウンタイネーブル信号CTEN
が“0”に立下る。従つて、サーチカウンタ30
が2番目のカウントクロツクパルスSCCKによつ
てカウントアツプ(またはダウン)される前にカ
ウント不能状態となる。こうして、サーチカウン
タ30のカウント値(KC′)が変わることなくサ
ーチが完了し、前回と同じキーコード(KC′)が
カウンタメロデイキーコードCMKCとしてラツ
チ回路27にラツチされる。尚、第8図の例で
は、ラツチ回路27の出力を遅延フリツプフロツ
プ群157で1μs遅延したものがカウンタメロデ
イキーコードCMKCとしてカウンタメロデイ用
楽音形成回路21(第1図)に供給されるように
なつている。 前回のカウンタメロデイ音と同音名のノートコ
ード(NC)が下鍵盤押圧鍵ノートコードメモリ
26に記憶されていない場合は、第11図のbに
示すように、サーチスタート信号SSTRTの発生
時から8μsの間に比較器31から一致信号EQは発
生されない。従つて、2番目のカウントクロツク
パルスSCCKが発生したときカウンタイネーブル
信号CTENはまだ“1”であり、サーチカウン
タ30は1カウントアツプ(またはダウン)され
てそのカウント内容がKC′+1(またKC′−1)
に変化する。 遅延フリツプフロツプ群157と比較器158
及びアンド回路159,160は前回選択したカ
ウンタメロデイキーコードCMKCと今回選択し
たカウンタメロデイキーコードが一致するか否か
を比較するためのものである。比較器158には
サーチカウンタ30のカウント出力と遅延フリツ
プフロツプ群157の出力(CMKC)が入力さ
れ、両入力が一致するとき一致出力EQ3が“1”
となる。この一致出力EQ3がアンド回路159に
加わり、この一致出力EQ3をインバータ161で
反転した信号がアンド回路160に加わる。アン
ド回路159及び160の他の入力にはアンド回
路149から出力されるサーチ完了信号OKが与
えられる。サーチ完了信号OKが“1”のときサ
ーチカウンタ30から出力されているカウント値
が今回選択したカウンタメロデイキーコードであ
り、このときラツチ回路27の内容が信号OKに
もとづいて今回選択したキーコードに書替えられ
る。しかし、このとき遅延フリツプフロツプ群1
57からは1μs前のラツチ回路27の出力すなわ
ち前回選択したカウンタメロデイキーコードが出
力されている。従つて、サーチ完了信号OKが発
生したときの比較器158の出力(EQ3)が前回
と今回のカウンタメロデイキーコードの比較結果
を示している。 前述の第11図aのように、前回と同じカウン
タメロデイキーコードが選択された場合は、サー
チ完了信号OKが発生したとき比較器158の一
致出力EQ3は“1”であり、アンド回路159の
出力が“1”、アンド回路160の出力が“0”
となる。アンド回路159の出力“1”はカウン
タ162のカウント入力(T)に加えられ、該カ
ウンタ162の内容を1カウントアツプする。 また、今回選択されたカウンタメロデイキーコ
ード(サーチカウンタ30の出力)が前回のカウ
ンタメロデイキーコードと異なる場合は、サーチ
完了信号OKが発生したとき比較器158の一致
出力EQ3は“0”であり、アンド回路159の出
力は“0”、アンド回路160の出力は“1”と
なる。アンド回路160の出力“1”はカウンタ
162のリセツト入力(R)に加わり、カウンタ
162をリセツトする。 カウンタ162は、同じカウンタメロデイキー
コードが連続して選択された回数を計数するため
のものである。該カウンタ162の計数値が所定
の同音連続選択回数(例えば4回)に達したとき
アンド回路152の条件が成立するように、該カ
ウンタ162の出力が所定の組合せでアンド回路
152に入力されている。通常はアンド回路15
2の条件は満たされていないので、該アンド回路
152の出力は“0”であり、セレクタ151で
は遅延フリツプフロツプ150で1μs遅延された
サーチスタート信号SSTRT′を選択出力する。従
つて、第11図を参照して説明したように、前回
のカウンタメロデイキーコードもサーチ対象に入
れられ、同じカウンタメロデイキーコードが連続
して選択されることも有り得る。 同じカウンタメロデイキーコードが連続して選
択され、カウンタ162の内容が所定値(例えば
4)に達するとアンド回路152の条件が成立
し、該アンド回路152の出力が“1”となる。
第12図はアンド回路152の出力が“1”とな
るときの信号SSTRT,CTEN,OK,EQ3、及
びカウンタ162の内容、及びサーチカウンタ3
0の内容の一例を示すものである。アンド回路1
52の出力が“1”となると、セレクタ151は
B入力選択状態となる。従つて、次にサーチスタ
ート信号SSTRTが発生されたとき、セレクタ1
51のB入力を介して該サーチスタート信号
SSTRTが選択され、フリツプフロツプ45が直
ちにセツトされる。従つて、サーチスタート信号
SSTRTの発生と同時に最初のカウントクロツク
パルスSCCKがサーチカウンタ30に与えられる
とき、フリツプフロツプ45から出力されるカウ
ンタイネーブル信号CTENが同時に“1”に立
上り、サーチカウンタ30のカウント内容が直ち
に1カウントアツプ(またはダウン)される。こ
れにより、前回選択されたカウンタメロデイキー
コードがサーチ対象から除外され、前回音よりも
高い(または低い)音のキーコードが新たなカウ
ンタメロデイキーコードとして選択される。この
新たなカウンタメロデイキーコードをラツチ回路
27にラツチするためのサーチ完了信号OKがア
ンド回路149から発生されたとき比較器158
の一致出力EQ3は必らず“0”であり、アンド回
路160の出力“1”によりカウンタ162がリ
セツトされる。これによりアンド回路152の出
力は“0”に戻り、セレクタ151はA入力選択
状態に戻る。従つて、次回のサーチでは今回選択
されたカウンタメロデイキーコードもサーチ対象
に入れられる。 第8図において導音メモリ131と比較器16
3は前述の改良点(6)を実現するためのものであ
る。導音メモリ131は各調における導音(7度
音)の音名を示すノートコードNC7を予じめ記憶
しており、調設定器123から与えられる主音ノ
ートコードKNCと調信号MajまたはMinに応じ
て、指定された演奏調における導音のノートコー
ドNC7を読み出す。比較器163にはメモリ13
1から読み出された導音のノートコードNC7とサ
ーチカウンタ30の出力のうちノートコード部分
(NC)とが入力され、両入力が一致したとき一
致出力EQ4が“1”となる。この一致出力EQ4は
インバータ155で反転され、アンド回路149
に入力される。従つて、サーチカウンタ30から
出力されるキーコードが導音の場合はインバータ
155の出力“0”によつてアンド回路149が
動作不能となり、このサーチカウンタ30の内容
に対応して比較器31からたとえ一致信号EQが
発生されたとしてもサーチ完了信号OKは発生さ
れないようになつている。 ところで、第8図では初期カウンタメロデイキ
ーコードとしてサーチカウンタ30に任意のキー
コードをプリセツトすることができるようになつ
ているので、プリセツトされたキーコードのノー
トコード部分(NC)と同じノートコードが下鍵
盤押圧鍵ノートコードメモリ26に記憶されてい
ないことも有り得る。その場合、プリセツトされ
たキーコード(ノートコード)に対応して比較器
31から一致信号EQは発生されないので、その
ままではせつかくプリセツトした初期キーコード
がラツチ回路27にラツチされないという不都合
が生じる。そのためにアンド回路164からオア
回路156を介してアンド回路149に擬似的に
一致信号EQを与えるようにしている。フリツプ
フロツプ165のセツト入力(S)にはカウンタ
メロデイ開始パルス△CMSが与えられ、カウン
タメロデイ開始時にセツトされるようになつてい
る。このフリツプフロツプ165のセツト出力
(Q)“1”はアンド回路164に加えられ、カウ
ンタメロデイ開始時に該アンド回路164が動作
可能となつている。最初の(初期カウンタメロデ
イ音を選択するための)サーチスタート信号
SSTRTが発生されたとき、この信号SSTRTが
入力されたアンド回路164の出力が“1”とな
り、オア回路156を介してアンド回路149に
“1”が与えられる。また、信号SSTRTはオア
回路154を介して信号SFFQとしてアンド回路
149に入力されるので、最初のサーチスタート
信号SSTRTに対応してアンド回路149からサ
ーチ完了信号OKが発生される。このサーチ完了
信号OKによつて、サーチカウンタ30にプリセ
ツトされている初期キーコードがラツチ回路27
にラツチされる。従つて、初期カウンタメロデイ
音としてプリセツトされた初期キーコードに対応
する音が確実に(たとえその音が伴奏和音に含ま
れていないとしても)発生される。アンド回路1
64の出力“1”は遅延フリツプフロツプ166
で1μs遅延されてフリツプフロツプ165のリセ
ツト入力(R)に与えられる。従つて、擬似的な
サーチ完了信号OKを1度発生すると、直ちにフ
リツプフロツプ165はリセツトされ、以後はア
ンド回路164は動作不能となる。 尚、第8図及び第10図の例では、初期カウン
タメロデイ音の指定、調の指定、上限キーコード
MAX及び下限キーコードMINの設定を下鍵盤の
押鍵によつて行うようにしているが、これに限ら
ず、各々に専用の設定用スイツチ群を設け、この
専用スイツチ群の選択操作によつて所望のキーコ
ード等を設定するようにしてもよい。また、調指
定手段(調設定部123)を設けた場合は、初期
カウンタメロデイ音及び上限キーコードMAX及
び下限キーコードMINの設定は度数指定スイツ
チ(図示せず)によつて行うようにしてもよい。
すなわち、調指定手段によつて調が特定されれ
ば、指定された度数に対応する音名が自動的に判
かるので、度数指定スイツチによつて所望の初期
音、上限音、下限音を指定することができる。但
し、その場合はオクターブ指定まではできないの
で、オクターブ音域は夫々所定の音域に固定する
か、別途にオクターブ指定手段を設けてもよい。 尚、第8図には図示していないが、次のような
改良を更に付加することも可能である。 改良点(7)について これは、カウンタメロデイ進行に終止感を出す
ための改良であつて、伴奏和音の進行がV7の和
音(属七の和音)からの和音(主三和音)へと
移行する場合、V7の和音に対応して発生された
カウンタメロデイ音が4度音である場合はの和
音に対応するカウンタメロデイ音として3度音を
発生し、V7の和音に対応して発生されたカウン
タメロデイ音が7度音である場合はの和音に対
応するカウンタメロデイ音として1度音を発生す
るようにすることである。そのようなメロデイ進
行は、終止理論にかなつており、終止感を出すこ
とができる。これは、次のような処理によつて実
現できる。 和音検出回路を設けて、下鍵盤の押鍵状態から
和音を検出する。検出した和音名と調指定手段に
よつて指定されている調名とから和音の種類
(V7の和音かあるいはの和音)を検出する。こ
のときV7の和音であることが検出されたならば、
現在発生中のカウンタメロデイ音の音名と調名と
から該カウンタメロデイ音の度数(4度音かある
いは7度音)を検出する。このとき4度音あるい
は7度音であることが検出されたならば、そのこ
とを記憶しておく。次に演奏される和音を検出
し、この和音がの和音であるときは、サーチ回
路部28Aでサーチしたカウンタメロデイキーコ
ードではなく、終止理論によつて定まる3度音ま
たは1度音のキーコードをカウンタメロデイキー
コードとして強制的にラツチ回路27にラツチす
るものとする。すなわち、前音として4度音が発
生されたことが記憶されている場合は3度音のキ
ーコードをカウンタメロデイキーコードCMKC
としてラツチ回路27にラツチする。また、前音
として7度音が発生されたことが記憶されている
場合は1度音のキーコードをラツチ回路27にラ
ツチする。3度音あるいは1度音の音名(ノート
コード)は調指定手段によつて指定されている調
名から容易に求めることができる。尚、冒頭にお
いても定義したように、この発明で「終止」とは
曲の絶対的な終結のみならず、曲の途中の区切り
(段落)をも含む概念として使用している。 改良点(8)について カウンタメロデイ音と通常のメロデイ音(上鍵
盤押鍵音)あるいはベース音との間に平行(8度
あるいは完全5度音程)が生じると和音感が薄れ
るので、平行を避けてカウンタメロデイ音を選定
する。これは次のような処理によつて実現でき
る。 サーチカウンタ30のカウント出力と上鍵盤チ
ヤンネルに割当てられているすべてのキーコード
およびペダル鍵盤チヤンネルに割当てられている
キーコードとを比較し、カウンタ30のカウント
出力が8度または完全5度の音程関係にあるとき
サーチ完了信号OKを形成するためのアンド回路
149(第8図)を動作不能にする。これによ
り、平行を生じるサーチカウンタ30の出力に対
応して比較器31から一致信号EQが発生された
としてもアンド回路149で阻止される。従つ
て、上鍵盤音あるいはペダル鍵盤音(ベース音)
と平行を生じるようなカウンタメロデイキーコー
ドはラツチ回路27にラツチされない。 尚、第8図は、第3図の構成に前記改良点(1)乃
至(6)の改良を加えたものであるが、第7図の構成
に前記改良点(1)乃至(6)更には(7)及び(8)の改良を加
えることも勿論可能であり、その場合の構成は第
8図及びこれまでの説明から容易に類推できるで
あろう。 第13図はカウンタメロデイ音選択回路16A
をマイクロコンピユータを用いて構成した例を示
す。鍵盤部10、押鍵検出回路11、発音割当て
回路12、鍵盤別の楽音形成回路13,14,1
5、リズムパルス発生回路18、リズム音源回路
19、サウンドシステム20、及びカウンタメロ
デイ用楽音形成回路21は第1図で説明したもの
と同一である。 マイクロコンピユータを用いて構成されたカウ
ンタメロデイ音選択回路16Aは、中央処理ユニ
ツト(以下CPUという)167、プログラムメ
モリ168、ランダムアクセスメモリ(以下
RAMという)から成るワーキングメモリ16
9、必要なデータ類を予じめ記憶したリードオン
リイメモリ(以下ROMという)から成るデータ
メモリ170、待ち時間設定用のタイマ171、
キーコードKC、キーオン信号KON及びリズムパ
ルスRPの入力バツフア172、制御スイツチ群
173、制御スイツチ入力バツフア174、及び
カウンタメロデイキーコードCMKCとカウンタ
メロデイキーオン信号CKONの出力レジスタ1
75を具えており、バス176を介して各ブロツ
ク167〜175の間でデータが送受される。こ
のカウンタメロデイ音選択回路16Aは、第3図
及び第7図のカウンタメロデイ音選択回路16が
持つ機能、及び第8図のカウンタメロデイ音選択
回路16が持つ機能(改良点(1)乃至(6))、及び前
記改良点(7)及び(8)を実現する機能、をすべて兼ね
具えている。 制御スイツチ群173において、カウンタメロ
デイ選択スイツチCM―SWはカウンタメロデイ
演奏を開始するときにオンするスイツチである。
初期上下進行選択スイツチU/D―SWは、初
期進行方向に上昇(U)とするかあるいは下降(D)
とするかを選択するスイツチである。ターンモー
ド選択スイツチTM―SWは、上昇から下降にあ
るいはその逆に切換える制御を、第3図の上限・
下限比較制御回路29Aのように上限値と下限値
とによつて行うか(これを上下限モードLIMと
いうことにする)、第7図の上下進行回数制御回
路29Bのようにカウンタメロデイ音の発生回数
によつて行うか(これを回数モードTIMという
ことにする)を選択するスイツチである。上鍵盤
変化付加スイツチUC―SWは、上鍵盤における
新たな押鍵に応答してカウンタメロデイ音を変更
させるか否かを選択するスイツチである。リズム
変化付加スイツチRC―SWは、所定のリズムパ
ルス(小節パルスまたは拍パルスなど)に応答し
てカウンタメロデイ音を変更させるか否かを選択
するスイツチである。 メジヤ選択スイツチMaj―SWは演奏しようと
する曲の調が長調のとき押圧するスイツチであ
り、マイナ選択スイツチMin―SWは短調のとき
押圧するスイツチである。第10図の調設定部1
23に関する説明で述べたように、所望の調の主
音に相当する鍵を下鍵盤で押圧したとき同時にス
イツチMaj―SWまたはMin―SWの一方を押圧す
ることにより調指定が行われる。上限キーコード
設定スイツチMAX―SWと下限キーコード設定
スイツチMIN―SWは上限キーコードMAXと下
限キーコードMINを設定する際に押圧されるス
イツチであり、第10図の上限・下限データ設定
部122に関する説明で述べたように、所望の上
限音または下限音に対応する鍵を下鍵盤で押圧し
たとき同時にスイツチMAX―SWまたはMIN―
SWを押圧することにより所望の上限キーコード
MAXまたは下限キーコードMINの設定が行われ
る。初期値プリセツトスイツチINT―SWは初期
カウンタメロデイ音を設定するためのスイツチで
あり、第8図のスイツチ125と同様に、所望の
初期カウンタメロデイ音に対応する鍵を下鍵盤で
押圧したとき同時に該スイツチINT―SWを押圧
することにより所望の初期カウンタメロデイ音が
設定される。 回数セツトスイツチSET―SWと回数選択スイ
ツチ群TV―SWは、回数モードTIMにおける上
昇進行時あるいは下降進行時のカウンタメロデイ
音の発生(選択)回数を設定するためのスイツチ
である。回数選択スイツチ群TV―SWは様々な
回数(例えば3,4,5,6,7)に対応する複
数のスイツチから成る。所望の回数に対応する1
つのスイツチを該スイツチ群TV―SWにおいて
オンにし、回数セツトスイツチSET―SWを押圧
することにより所望の回数が設定されるようにな
つている。 ワーキングメモリ169は処理の過程で生じた
データ類を一時記憶するレジスタの働きをする。
ワーキングメモリ169に含まれるレジスタの一
例を第14図に示す。アツプダウンフラツグU/
DFLGはカウンタメロデイ音のサーチ方向(上昇
か下降)を記憶するもので、“1”のとき上昇モ
ード、“0”のとき下降モードを示す。ターンモ
ードセレクトレジスタTMRはターンモード選択
スイツチTM―SW(第13図)の出力を記憶する
ためのもので、上下限モードLIMのとき“1”、
回数モードTIMのとき“0”を記憶する。上鍵
盤変化付加セレクトレジスタUCRは上鍵盤変化
付加スイツチUC―SW(第13図)の出力を記憶
するためのもので、上鍵盤における新たな押鍵に
応答してカウンタメロデイ音を変更する場合は
“1”が記憶され、そうでない場合は“0”が記
憶される。リズム変化付加セレクトレジスタ
RCRはリズム変化付加スイツチRC―SW(第13
図)の出力を記憶するためのもので、リズムパル
スRPのタイミングに応答してカウンタメロデイ
音を変更する場合は“1”、そうでない場合は
“0”が記憶される。上鍵盤ニユーキーオンフラ
ツグUNKOFLGは上鍵盤で新たな押鍵があつた
とき“1”にセツトされるものである。下鍵盤押
鍵変化フラツグLCKOFLGは下鍵盤で新たな押
鍵あるいは離鍵があつたとき“1”にセツトされ
るものである。 ニユーリズムパルスレジスタNRPRは現在の
リズムパルスRPの状態(“1”または“0”)を
記憶するレジスタであり、オールドリズムパルス
レジスタORPRは以前のリズムパルスRPの状態
(“1”または“0”)を記憶するレジスタである。
リズムパルス変化フラツグRPCFLGは上記レジ
スタORPRの内容が“0”でレジスタNRPRの
内容が“1”のとき、つまりリズムパルスRPが
立上るときに“1”にセツトされる。V7和音フ
ラツグV7FLGは、V7和音(属七の和音)が伴奏
和音として演奏されたとき“1”にセツトされる
ものである。4度音フラツグFLGはカウンタ
メロデイ音として4度音が選択されたとき“1”
にセツトされるものである。7度音フラツグ
FLGはカウンタメロデイ音として7度音が選択
されたとき“1”にセツトされるものである。 調レジスタKRは指定された調の主音ノートコ
ードKNCと長短を示すメジヤ調信号Maj及びマ
イナ調信号Minを記憶するものである。上限キー
コードレジスタMAXRは設定された上限キーコ
ードMAXを記憶するものであり、下限キーコー
ドレジスタMINRは設定された下限キーコード
MINを記憶するものである。設定回数レジスタ
TVRは回数選択スイツチ群TV―SW(第13図)
によつて選択設定された回数を示す数値データ
TV(N)を記憶するものである。初期キーコー
ドレジスタINTRは初期カウンタメロデイ音のキ
ーコードINTKCを記憶するものである。イニシ
ヤルフラツグINTFLGは初期キーコードレジス
タINTRに初期キーコードINTKCが記憶される
と“1”にセツトされる。回数カウンタレジスタ
TCRは上昇進行あるいは下降進行における現在
時点でのカウンタメロデイ音発生回数TC(x)を
計数記憶するものである。 ニユー上鍵盤キーコードレジスタNUKCRは7
つの上鍵盤チヤンネルに割当てられている上鍵盤
押圧鍵のキーコードUKCを夫々記憶するもので、
各上鍵盤チヤンネルに対応する7個のレジスタか
ら成る。オールド上鍵盤キーコードレジスタ
OUKCRは、上記レジスタNUKCRに記憶されて
いた古い上鍵盤キーコードUKCを記憶するもの
で、各上鍵盤チヤンネルに対応する7つのレジス
タから成る。ニユー下鍵盤キーコードレジスタ
NLKCRは7つの下鍵盤チヤンネルに割当てられ
ている下鍵盤押圧鍵のキーコードLKCを夫々記
憶するもので、各下鍵盤チヤンネルに対応する7
つのレジスタから成る。オールド下鍵盤キーコー
ドレジスタOLKCRは上記レジスタNLKCRに記
憶されていた古い下鍵盤キーコードLKCを記憶
するもので、各下鍵盤チヤンネルに対応する7つ
のレジスタから成る。ペダル鍵盤キーコードレジ
スタPKCRはペダル鍵盤チヤンネルに割当てられ
ているペダル鍵盤押圧鍵(ベース音)のキーコー
ドPKCを記憶するものである。和音名レジスタ
CHDRは伴奏和音の根音名を示す根音ノートコ
ードRNCと和音種類を示す信号M(メジヤ)、m
(マイナ)、7th(セブンス)を記憶する。カウンタ
メロデイキーコードレジスタCMKCRはサーチし
たカウンタメロデイキーコードCMKCを一時記
憶するものであり、ここに一時記憶されたキーコ
ードCMKCが出力レジスタ175(第15図)
に転送される。更に、このワーキングメモリ16
9内にはオールドカウンタメロデイキーコードレ
ジスタOCMKCRおよび同音連続カウンタレジス
タSNCCTが設けられているが、これらについて
は後述する。 第15図はカウンタメロデイ音選択回路16A
において実行されるプログラムの一例を示すフロ
ーチヤートである。最初に実行される処理「イニ
シヤルセツト」においては、ワーキングメモリ1
69(第13図)内の各種レジスタ(第14図参
照)を所定の初期状態にセツトする。すなわち、
アツプダウンフラツグU/DFLGを“1”にセツ
トし、ターンモードセレクトレジスタTMRに
“1”を記憶し、上限キーコードレジスタMAXR
に所定のキーコードをセツトし、下限キーコード
レジスタMINRにも所定のキーコードをセツト
し、調レジスタKRにCメジヤ調を示すデータ
(Majが“1”、Minが“0”、KNCが“1111”を
セツトし、設定回数レジスタTVRに数値5
(“0101”)をセツトする。ワーキングメモリ16
9における上記以外のレジスタはすべて“0”に
クリアする。「イニシヤルセツト」において、レ
ジスタMAXR,MINR,KR,TVRにセツトす
べき上記データはデータメモリ170(第13
図)から読み出されてワーキングメモリ169に
与えられる。これらのレジスタMAXR,MINR,
KR,TVRに所定のデータを初期設定する理由
は、後に演奏者によるこれらレジスタへのデータ
設定が行われなかつた場合に、初期設定したデー
タにもとづいて処理を進めることができるように
するためである。 「イニシヤルセツト」に続いて「スイツチ出力
取込みルーチン」が実行される。この「スイツチ
出力取込みルーチン」においては制御スイツチ群
173の出力を制御スイツチ入力バツフア174
を介してワーキングメモリ169内に取込む処理
を行う。その詳細は第16図に示されている。第
16図のブロツク177では、制御スイツチ群1
73(第13図)における選択スイツチ類U/
D―SW,TM―SW,UC―SW,RC―SWの出
力をワーキングメモリ169内のレジスタ(第1
4図)に取込む処理を行う。「U/D―SW→
U/DFLG」では初期上下進行選択スイツチ
U/D―SWの出力をアツプダウンフラツグU/
DFLGに取込む。スイツチU/D―SWが上昇
(U)に設定されている場合はフラツグU/
DFLGが“1”にセツトされ、下降(D)に設定され
ている場合はフラツグU/DFLGが“0”にリセ
ツトされる。「TM―SW→TMR」では、ターン
モード選択スイツチTM―SWの出力をターンモ
ードセレクトレジスタTMRに取込む。スイツチ
TM―SWが上下限モードLIMに設定されている
場合はレジスタTMRに“1”が取込まれ、回数
モードTIMに設定されている場合はレジスタ
TMRに“0”が取込まれる。「UC―SW→UCR」
においては上鍵盤変化付加スイツチUC―SWの
出力を上鍵盤変化付加セレクトレジスタUCRに
取込む。該スイツチUC―SWがオンされていれ
ば、上鍵盤の新たな押鍵に応答してカウンタメロ
デイ音を変更する付加機能が選択されたことを意
味し、レジスタUCRに“1”が記憶される。ス
イツチUC―SWがオフのときはレジスタUCRに
取込まれる信号は“0”であり、上記付加機能が
選択されていないことを意味する。「RC―SW→
RCR」では、リズム変化付加スイツチRC―SW
の出力をリズム変化付加セレクトレジスタRCR
に取込む。該スイツチRC―SWがオンされてい
る場合(リズムパルスのタイミングに応答してカ
ウンタメロデイ音を変更する付加機能が選択され
ている場合)、レジスタRCRに“1”が記憶され
る。 次の「セツトスイツチスキヤン」の処理におい
ては、上限キーコードMAX等として所望のデー
タを設定するときに押圧されるスイツチMaj―
SW,Min―SW,MAX―SW,MIN―SW,
INT―SW,SET―SW(第13図)が押圧されて
いるか否かを走査検出する。メジヤ選択スイツチ
Maj―SWが押圧されている場合、Maj―SWの
YESのルートに処理が移る。「LK取込み」では
下鍵盤押圧鍵のキーコードKC(すなわちキーオン
信号がKONが“1”となつている下鍵盤チヤン
ネルに割当てられているキーコード)を入力バツ
フア172(第13図)に取込む。「LKON?」
では下鍵盤で何らかの鍵が押圧されているか否
か、すなわち前記「LK取込み」によつてバツフ
ア172に何らかの下鍵盤押圧鍵のキーコード
KCが取込まれたか否かを判断する。YESの場
合、ワーキングメモリ169内の調レジスタKR
(第14図)にメジヤ調信号Majとして“1”を
セツトし、かつ前記「LK取込み」で取込んだ下
鍵盤押圧鍵キーコードのノートコード部分を主音
ノートコードKNCとして該レジスタKRにセツト
する(KRにMajとKNCセツト)。その後、
「MAX・MINデータ補正」の処理に移る。
「LKON?」がNOの場合は「KRにMajとKNC
セツト」を行わずに「MAX・MINデータ補正」
に移る。 マイナ選択スイツチMin―SWが押圧されてい
る場合は、Min―SWのYESのルートに移る。
「LK取込み」と「LKON?」の処理は前述と同
様であり、「LKON?」YESのとき「KRにMin
とKNCセツト」を行う。ここでは、調レジスタ
KRにマイナ調信号Minとして“1”をセツトし、
かつ下鍵盤押圧鍵のノートコードを主音ノートコ
ードKNCとして該レジスタKRにセツトする。 上限キーコード設定スイツチMAX―SWが押
圧されている場合は、MAX―SWのYESのルー
トに移る。「LK取込み」は前述と同じ処理であ
り、「TMR=“1”?」ではターンモードセレク
トレジスタTMRに“1”が記憶されているか
(上下限モードであるか)否か(回数モードであ
るか)が判断される。YESの場合は「LKON?」
の判断に移る。この「LKON?」は前述したよ
うに下鍵盤で鍵が押圧されているか否かを判断す
るもので、YESの場合は「MAXRにMAXKCセ
ツト」の処理に移る。ここでは上限キーコードレ
ジスタMAXR(第14図)に前段の「LK取込み」
で取込んだ下鍵盤押圧鍵のキーコードKCを上限
キーコードMAXとしてセツトする。尚、「TMS
=“1”?」がNOの場合は、回数モードである
ため、たとえスイツチMAX―SWが押圧された
としてもレジスタMAXRへのセツトは行われな
い。 下限キーコード設定スイツチMIN―SWが押圧
されている場合は、MIN―SWのYESのルートに
移る。「LK取込み」、「TMR=“1”?」、
「LKON?」の処理は前述と同様である。
「MINRにMINKCセツト」では、下限キーコー
ドレジスタMINRに下鍵盤押圧鍵のキーコード
KCを下限キーコードMINとしてセツトする。 初期プリセツトスイツチINT―SWが押圧され
ている場合は、前述と同様の「LK取込み」、
「LKON?」の処理を経た後、「INTRに
INTFLGとINTKCセツト」の処理を行う。ここ
では、初期キーコードレジスタINTRにイニシヤ
ルフラツグINTFLGをセツトすると共に下鍵盤
押圧鍵のキーコードKCを初期カウンタメロデイ
音のキーコードINTKCとしてセツトする。 回数セツトスイツチSET―SWが押圧されてい
る場合は、「TV―SW取込み」の処理を行う。こ
こでは、回数選択スイツチ群TV―SW(第13
図)の出力を入力バツフア174に取込む。次の
「TMR=“0”?」ではターンモードセレクトレ
ジスタTMRに“0”が記憶されているか否かを
判断する。“0”が記憶されている場合(YESの
場合)は回数モードTIMが選択されていること
を意味する。次の「TV―SW ON?」では入力
バツフア174に取込んだスイツチ群TV―SW
の出力信号にもとづいてオンされているスイツチ
が存在するか否かを判断する。オンスイツチが存
在する場合は、そのオンスイツチに対応する数値
データTV(N)を設定回数レジスタTVRにセツ
トする(TVRにTV(N)セツト)。 「セツトスイツチスキヤン」の処理においてス
イツチMaj―SW、Min―SW、MAX―SW、
MIN―SW、INT―SW、SET―SWがすべてオ
フであることが検出された場合は、直ちに
「MAX・MINデータ補正」の処理に移る。 「MAX・MINデータ補正」では、上限キーコ
ードMAXとして7度音、下限キーコードMINと
して4度音が設定されている場合に7度音を1度
音に変更し、4度音を3度音に変更する処理を行
う。詳しくは、調レジスタKRから調データ
KNC,Maj,Minを読み出し、この調データに
よつて示された調における7度音のノートコード
(NC7)と4度音のノートコード(NC4)をデー
タメモリ170から読み出す。この7度音のノー
トコード(NC7)とレジスタMAXRに記憶され
ている上限キーコードMAXのノートコード部分
(NC)とを比較し、一致する場合はその上限キ
ーコードMAXに1または2を加算して1度音の
キーコードに補正し、レジスタMAXRの内容を
補正したキーコードに書替える。また、4度音の
ノートコード(NC4)とレジスタMINRの下限キ
ーコードMINとを比較し、一致する場合はその
下限キーコードMINから1または2(メジヤ調の
場合)もしくは2または3(マイナ調の場合)を
減算して3度音のキーコードに補正し、レジスタ
MINRの内容を補正後のキーコードに書替える。
7度音または4度音でない場合はレジスタ
MAXRまたはMINRの内容は書替えられない。 「MAX・MINデータ補正」の後、「CM―SW
取込み」(第15図)に移る。ここでは、カウン
タメロデイ選択スイツチCM―SWの出力を制御
スイツチ入力バツフア174(第13図)に取込
む。次の「CM―SW ON?」では入力バツフア
174に取込んだスイツチCM―SWの出力が
“1”(オン)か否かを判断する。またスイツチ
CM―SWがオンされていない場合はNOであり、
*A点に戻されて「スイツチ出力取込みルーチ
ン」を再び実行する。スイツチCM―SWが押圧
される前に「スイツチ出力取込みルーチン」(第
16図)を何度も繰返すことにより、予設定すべ
きデータ(MAX等)がすべてセツトされる。 カウンタメロデイ選択スイツチCM―SWがオ
ンされると「CM―SW ON?」がYESとなり、
「カウンタメロデイ変更制御ルーチン」に移る。
この「カウンタメロデイ変更制御ルーチン」では
第9図に示された回路22A,22B,22Cの
機能とほぼ同様な処理を実行する。この「カウン
タメロデイ変更制御ルーチン」の詳細例を第17
図に示す。 第17図において、「NUKCR←UKC」では、
発音割当て回路12(第13図)から出力される
キーコードKCのうち7つの上鍵盤チヤンネルに
割当てられている押鍵中(KONが“1”)のキー
コード(上鍵盤押圧鍵キーコードUKC)をすべ
て入力バツフア172に取込み、取込んだ7チヤ
ンネル分の上鍵盤押圧鍵キーコードUKCをニユ
ー上鍵盤キーコードレジスタNUKCR(14図)
に夫々セツトする。勿論、押鍵中のキーコード
KCが割当てられていない上鍵盤チヤンネルに対
応するレジスタNUKCRにはオール“0”がセツ
トされる。 「UNKO?」では、上述のようにして新たな
データ(UKC)がセツトされたレジスタ
NUKCRの内容とオールド上鍵盤キーコードレジ
スタOUKCRの内容とをすべて比較する。このオ
ールド上鍵盤キーコードレジスタOUKCRには、
前記「NUKCR←UKC」の処理によつて新たな
データがセツトされる直前のレジスタNUKCRの
内容が記憶されている。比較の結果、レジスタ
OUKCRには無い新しいキーコード(UKC)が
レジスタNUKCRに記憶されていることが判明し
た場合(YESの場合)は、上鍵盤で新たな押鍵
があつたことを意味しており、上鍵盤ニユーキー
オンフラツグUNKOFLGに“1”をセツトする
(UNKOFLG←“1”)。NOのときはフラツグ
UNKOFLGはセツトされず“0”のままである。 その後の「OUKCR←NUKCR」の処理におい
ては、ニユー上鍵盤キーコードレジスタNUKCR
に記憶されているすべてのデータ(7チヤンネル
分のキーコードUKC)をオールド上鍵盤キーコ
ードレジスタOUKCRに記憶させる。 「NLKCR←LKC」では、発音割当て回路12
(第13図)から出力されるキーコードKCのうち
下鍵盤チヤンネルに割当てられている押鍵中
(KONが“1”)のキーコード(LKC)をすべて
入力バツフア172に取込み、取込んだ7チヤン
ネル分の下鍵盤押圧鍵キーコードLKCをニユー
下鍵盤キーコードレジスタNLKCRに夫々セツト
する。 「LK変化?」では、ニユー下鍵盤キーコード
レジスタNLKCRとオールド下鍵盤キーコードレ
ジスタOLKCRとの内容をすべて比較し、両レジ
スタの内容が異つているか否かを判断する。異つ
ている場合(YESの場合)は下鍵盤押鍵状態が
変化したこと(新たな押鍵あるいは新たな離鍵が
あつたこと)を意味しており、「LCKOFLG←
“1”」の処理に移る。ここでは、下鍵盤押鍵変化
フラツグLCKOFLGに“1”をセツトする。NO
の場合はフラツグLCKOFLGは“0”のままで
ある。 「OLKCR←NLKCR」では、ニユー下鍵盤キ
ーコードレジスタNLKCRに記憶されているすべ
てのデータ(7チヤンネル分のキーコードLKC)
をオールド下鍵盤キーコードレジスタOLKCRに
記憶させる。 「NRPR←RP」では、小節タイミングあるい
は拍タイミングに対応してリズムパルス発生回路
18(第13図)から出力されるリズムパルス
RPの信号状態を入力バツフア172に取込み、
取込んだリズムパルスRPの信号状態(パルス発
生時は“1”で、発生していないときは“0”)
をニユーリズムパルスレジスタNRPRに記憶す
る。 「RP変化?」では、ニユーリズムパルスレジ
スタNRPRの内容(“1”または“0”)とオー
ルドリズムパルスレジスタORPRの内容(“1”
または“0”)とを比較し、NRPRが“1”で
ORPRが“0”であるか否か、つまりリズムパル
スRPが立上つたか否かを判断する。YESの場合
は、リズムパルス変化フラツグRPCFLGに“1”
をセツトする(RPCFLG←“1”)。NOの場合は
フラツグRPCFLGは“0”のままである。 「ORPR←NRPR」では、ニユーリズムパル
スレジスタNRPRの内容をオールドリズムパル
スレジスタORPRに記憶させる。 「PKCR←PKC」では、発音割当て回路12
(第13図)から出力されるキーコードKCのうち
ペダル鍵盤チヤンネルに割当てられている押鍵中
(KONが“1”)のキーコードPKCを入力バツフ
ア172に取込み、これをワーキングメモリ16
9内のペダル鍵盤キーコードレジスタPKCRに記
憶する。 「LCKOFLG=“1”?」では下鍵盤押鍵変化
フラツグLCKOFLGが“1”にセツトされてい
るか否かを判断する。YESの場合は直ちに「待
ち時間設定処理」178に移行する。NOの場合
は「UCR=“1”?」に移行する。 「UCR=“1”?」では上鍵盤変化付加セレク
トレジスタUCRに“1”がセツトされているか
否かを判断する。YES(上鍵盤ニユーキーオンに
応答してカウンタメロデイ音を変更する)の場合
は「UNKOFLG=“1”?」に移るが、NOの場
合は「RCR=“1”?」にジヤンプする。NOの
場合は、上鍵盤ニユーキーオンフラツグ
UNKOFLGを確認する必要がないからである。 「UNKOFLG=“1”?」では上鍵盤ニユーキ
ーオンフラツグUNKOFLGが“1”にセツトさ
れているか否かを判断する。YESの場合は「待
ち時間設定処理」178に移行する。NOの場合
は「RCR=“1”?」に移行する。 「RCR=“1”?」ではリズム変化付加セレク
トレジスタRCRに“1”がセツトされているか
否かを判断する。YES(リズムパルスに応答して
カウンタメロデイ音を変更する)の場合は
「RPCFLG=“1”?」に移り、リズムパルス変
化フラツグRPCFLGに“1”がセツトされてい
るか否かを判断する。「RPCFLG=“1”?」が
YESの場合は「待ち時間設定処理」178に移
る。 「RCR=“1”?」あるいは「RPCFLG=
“1”?」がNOの場合は、各フラツグ
LCKOFLG,UNKOFLG,RPCFLGを一応クリ
アして(この場合元々“0”であるが)、*D点
を経由して第15図の*B点(「CM―SW取込
み」)に戻る。 「待ち時間設定処理」178における「タイム
アツプ?」では、待ち時間が完了したか否かを判
断する。待ち時間が完了していない場合(NOの
場合)は、「タイマ動作中?」に移り、タイマ1
71(第13図)が動作中(待ち時間計時中)か
否かを判断する。動作中でない場合(NOの場
合)は、「タイマセツト」の処理に移り、タイマ
171の動作を開始させる。その後、*D点を経
由して第15図の*B点に戻り、「CM―SW取込
み」、「CM―SW ON?」を経て「カウンタメロ
デイ変更制御ルーチン」(第17図)を再び実行
する。タイマ171が一旦セツトされた場合はフ
ラツグLCKOFLG,UNKOFLG,RPCFLGのい
ずれかが必らず“1”にセツトされているので、
「待ち時間設定処理」のルートに必らず戻つてく
る。 再び「タイムアツプ?」が判断され、NOの場
合は「タイマ動作中?」に移る。動作中であれば
(YESの場合)、「タイマセツト」を行うことなく
*D点を経由して第15図の*B点に戻る。 タイマ171がセツトされたときから所定の待
ち時間(例えば15ms)が経過すると、「タイムア
ツプ?」がYESとなり、「タイマリセツト」にお
いてタイマ171をリセツトする。その後、各フ
ラツグLCKOFLG,UNKOFLG,RPCFLGをク
リアして、「カウンタメロデイ変更制御ルーチン」
を終え、*E点を経由して「サーチ前処理ルーチ
ン」(第15図)に移る。 「サーチ前処理ルーチン」の詳細例は第18図
に示されている。 第18図の「出力レジスタ175のCKONク
リア」においては、出力レジスタ175(第13
図)に記憶されているカウンタメロデイキーオン
信号CKONをクリアする。次の「LKオールオ
フ?」においてはオールド下鍵盤キーコードレジ
スタOLKCRのすべての(7チヤンネル分の)内
容を調べ、下鍵盤のすべての鍵が離鍵されている
か(オールオフYESか)否かを判断する。下鍵
盤のすべての鍵が離鍵されている場合は、サーチ
の対象となる音(伴奏和音)が存在していないの
で、*F点を経由して第15図の*B点に戻る。
従つてカウンタメロデイ音のサーチは行われな
い。下鍵盤で何らかの鍵が押圧されていれば
「LKオールオフ?」はNOであり、「INTFLG=
“1”?」に移る。 「INTFLG=“1”?」では、初期キーコード
レジスタINTR内のイニシヤルフラツグ
INTFLGに“1”がセツトされているか否かを
判断する。YESの場合は、初期カウンタメロデ
イ音を指定する何らかの初期キーコードINTKC
が設定されていることを意味し、「和音検出、
CHDRセツト」にジヤンプする。NOの場合は、
所望の初期キーコードINTKCの設定が行なわれ
ていないことを意味し、「LK最低音検出、オクタ
ーブ補正」の処理に移る。 「LK最低音検出、オクターブ補正」では、オ
ールド下鍵盤キーコードレジスタOLKCRの内容
から下鍵盤押圧鍵の中の最低音のキーコードを検
出し、レジスタMAXRとMINRに記憶されてい
る上限キーコードMAXと下限キーコードMINの
範囲内に入るように上記最低音キーコードのオク
ターブコードを適宜補正する。 「INTRにINTFLGとINTKCセツト」では、
初期キーコードレジスタINTRのイニシヤルフラ
ツグINTFLGに“1”をセツトし、かつオクタ
ーブ補正済の上記最低音をキーコードを初期キー
コードINTKCとして該レジスタINTRにセツト
する。こうして、演奏者が初期キーコード
INTKCを設定しなかつた場合は最初の下鍵盤押
圧鍵(伴奏和音)の最低音を自動的に初期カウン
タメロデイキーコードINTKCとする。 「和音検出、CHDRセツト」では、オールド
下鍵盤キーコードレジスタOLKCRに記憶されて
いる複数の下鍵盤押圧鍵キーコードの音名組合せ
から和音を検出し、検出した和音の根音を示すノ
ートコードRNCと和音種類(メジヤ、マイナ、
セブンス)を示すデータM,m,7thを和音名レ
ジスタCHDRにセツトする。和音検出処理の仕
方は、調レジスタKRに記憶されている調データ
に応じてレジスタOLKCRに記憶されている下鍵
盤押圧鍵キーコード(のノートコード部分)を度
数の順に並べ換え、この度数組合せとデータメモ
リ170(第13図)から読み出した各和音の度
数組合せとを比較参照し、組合せが一致したとき
和音名を決定する。 「和音?」では和音名レジスタCHDRの記
憶データによつて示される和音(すなわち現在の
伴奏和音)がの和音(主三和音)であるか否か
を判断する。これは和音名レジスタCHDR内の
記憶データ(RNC,M,m,7th)と調レジスタ
KR内の記憶データ(KNC,Maj,Min)とを比
較演算参照し、その結果とデータメモリ170
(第13図)から読み出した基準のの和音のデ
ータとを比較することにより判断することができ
る。この「和音?」の判断は、前記改良点(7)の
終止感を出すための処理のために設けられたもの
である。 「和音?」がNOの場合は*G点にジヤンプ
し、この「サーチ前処理ルーチン」を終了して
「カウンタメロデイ音サーチ処理ルーチン」(第1
5図)に移る。 「和音?」YESの場合は、終止処理を行う
べきか否かを判断するために、V7和音フラツグ
V7FLGが“1”にセツトされているか(前回の
伴奏和音がV7(属七)の和音であつたか)否かを
判断する(V7FLG=“1”?)。 「V7FLG=“1”」がYESの場合は「終止処理」
179に移るが、NOの場合(今回は和音であ
るが前回はV7和音でなかつた場合)は*G点を
経由して「カウンタメロデイ音サーチ処理ルーチ
ン」(第15図)に移る。「終止処理」179につ
いては後で説明することにし、次に「カウンタメ
ロデイ音サーチ処理ルーチン」について説明す
る。 「カウンタメロデイ音サーチ処理ルーチン」は
前述のカウンタメロデイ音サーチ回路部28ある
いは28A(第3図、第8図)と同様な機能を実
行するものであり、その詳細例は第19図に示さ
れている。 第19図において、「CMKC?」ではカウンタ
メロデイキーコードレジスタCMKCRに何らかの
カウンタメロデイキーコードCMKCが記憶され
ているか否かを判断する。初期状態においては該
レジスタCMKCRの内容はイニシヤルセツトの処
理によつて“0”にクリアされており、キーコー
ドCMKCは入つていない(NO)。最初のカウン
タメロデイ音が出力された後は該レジスタ
CMKCRには常に何らかのキーコードCMKCが
入つている(YES)。NOの場合は「初期CMKC
セツト」の処理を行つた後、カウンタメロデイ音
サーチのための処理を行わずに「CMKC=7度
音?」の処理にジヤンプする。「初期CMKCセツ
ト」では初期キーコードレジスタINTRに記憶さ
れている初期キーコードINTKCをカウンタメロ
デイキーコードCMKCとしてカウンタメロデイ
キーコードレジスタCMKCRに記憶させる
(CMKCR←INTKC)。 「CMKC?」がYESの場合はカウンタメロデ
イ音サーチのための処理を実行する。まず、
「TMR=“1”?」においてはターンモードセレ
クトレジスタTMRに“1”が記憶されているか
(上下限モードか)否か(回数モードか)が判断
される。YESの場合は「上下限モードによるサ
ーチ処理」180を実行し、NOの場合は「回数
モードによるサーチ処理」181を実行する。 「上下限モードによるサーチ処理」180で
は、まずアツプダウンフラツグU/DFLGが
“1”か否かを判断し(U/DFLG=“1”?」、
YESの場合は「上方向サーチ」182を実行し、
NOの場合は「下方向サーチ」183を実行す
る。 「上方向サーチ」182では、まず「連続可
能?」の判断がなされる。これは前記改良点(3)を
適用するか否かの判断であり、カウンタメロデイ
音が頻繁に変化するおそれのある場合はYESで
あり、同じカウンタメロデイ音が連続して選択さ
れることも有り得るようにする。カウンタメロデ
イ音が頻繁に変化するおそれのない場合はNOで
ある。この「連続可能?」のために特別の選択ス
イツチ(図示せず)を設け、そのスイツチのオ
ン、オフに応じてYES,NOを決定してもよい
し、また、上鍵盤変化付加セレクトレジスタ
UCRあるいはリズム変化付加セレクトレジスタ
RCRに“1”がセツトされているか(頻繁に変
化するおそれあり)否かに応じてYES,NOを決
定してもよい。 「連続可能?」がNOの場合は、「CMKCR←
CMKC+1」の処理に移り、カウンタメロデイ
キーコードレジスタCMKCRに記憶されているキ
ーコードCMKCに1加算し、1増加されたキー
コード(CMKC+1)を該レジスタCMKCRに
改めて記憶する。従つて、レジスタCMKCRの記
憶キーコードCMKCの値が1増加する。次の
「OLKCR参照、CMKC?」では、オールド下鍵
盤キーコードレジスタOLKCRに記憶されている
すべてのキーコード(すなわち和音構成音のキー
コード)とレジスタCMKCRに記憶されているキ
ーコードCMKCとを比較し、同音名(同一ノー
トコード)のキーコードが存在するか否かを判断
する。CMKCと同音名のキーコード(和音構成
音)が存在しない場合は(NO)、再び
「CMKCR←CMKC+1」に戻り、レジスタ
CMKCRの内容(CMKC)を更に1カウントア
ツプする。レジスタOLKCR内のキーコード(和
音構成音)と同音名(同一ノートコード)になる
まで上記CMKCの1カウントアツプを繰返す。
CMKCがレジスタOLKCR内のキーコードのいず
れかと同音名(同一ノートコード)となつたとき
「OLKCR参照、CMKC?」がYESとなる。この
ときレジスタCMKCRにはサーチされたカウンタ
メロデイキーコードCMKC(今回発生すべきカウ
ンタメロデイ音を示すキーコード)が記憶されて
いる。 「CMKCR=OCMKCR?」ではレジスタ
CMKCRに入つている今回サーチされたカウンタ
メロデイキーコードCMKCとレジスタOCMKCR
に記憶されている前回発生したカウンタメロデイ
音を示すキーコードとが一致するか否かが判断さ
れる。「連続可能?」NOのルートを経て処理さ
れる場合は、同じカウンタメロデイ音が連続する
ことは有り得ないため、この判断は必らずNOで
ある。NOの場合は、同音連続カウンタレジスタ
SNCCTをクリアして「上方向サーチ」182の
処理を終える。 「連続可能?」がYESの場合は、CMKCの1
カウントアツプ(CMKCR←CMKC+1)を先
に行わずに、「OLKCR参照、CMKC?」の方を
先に行う。まず、「OCMKCR←CMKC」におい
て、カウンタメロデイキーコードレジスタ
CMKCRに記憶されているキーコードCMKCを
オールドカウンタメロデイキーコードレジスタ
OCMKCRにも記憶させておく。「SNCCT=
N?」では同音連続カウンタレジスタSNCCTの
内容が所定の同音連続数N(例えば4)に達した
か否かが判断される。NOの場合は、前回のカウ
ンタメロデイ音と同音を今回も選択することが可
能であることを意味しており、「OLKCR参照、
CMKC?」の処理を先に行う。このとき、レジ
スタCMKCRの内容はまだ1カウントアツプされ
ていないので、その記憶キーコードCMKCは前
回発生したカウンタメロデイ音を示している。従
つて、この判断がYESであれば、前回と同じ音
が今回も選択されたことを意味する。一方、NO
であれば、「CMKCR←CMKC+1」に移り、レ
ジスタCMKCRの内容を1カウントアツプする。 「CMKCR←CMKC+1」を行う前に
「OLKCR参照、CMKC?」がYESとなつた場合
は、オールドカウンタメロデイキーコードレジス
タOCMKCRに記憶されている前回のカウンタメ
ロデイキーコードとレジスタCMKCRに記憶され
ている今回選択したカウンタメロデイキーコード
CMKCが同一であり、「CMKCR=OCMKCR?」
がYESとなる。この場合、同音連続カウンタレ
ジスタSNCCTの内容を1カウントアツプして
「上方向サーチ」182の処理を終える
(SNCCT+1)。 こうして、同じカウンタメロデイキーコードが
連続する回数がカウンタレジスタSNCCTで計数
される。所定の連続数Nに達する前に前回と違う
カウンタメロデイキーコードCMKCがサーチさ
れると、「SNCCT クリア」の処理によりカウ
ンタレジスタSNCCTがクリアされる。該レジス
タSNCCTがクリアされることなく、その内容が
所定数Nに達すると、次回の「上方向サーチ」処
理において「SNCCT=N?」がYESとなり、
「CMKCR←CMKC+1」の処理すなわちレジス
タCMKCRの1カウントアツプが先に行われ、前
音とは異なるカウンタメロデイキーコード
CMKCが選択される。 「上方向サーチ」182の次の「CMKC>
MAX?」では、レジスタCMKCRに記憶されて
いる今回発生すべきカウンタメロデイキーコード
CMKCとレジスタMAXRに記憶している上限キ
ーコードMAXとを比較し、CMKCがMAXより
も大きいか否かを判断する。NOの場合は
「CMKC=MAX?」に移る。カウンタメロデイ
キーコードCMKCが上限キーコードMAXに達し
ていないときは、これもNOであり、「上下限モ
ードによるサーチ処理」180を終えて
「CMKC=7度音?」に進む。 カウンタメロデイキーコードCMKCが上限キ
ーコードMAXと一致しているとき(CMKC=
MAX?がYESのとき)は、アツプダウンフラツ
グU/DFLGを“0”にリセツトして(U/
DFLG←“0”)、「上下限モードによるサーチ処
理」180を終える。 一方、カウンタメロデイキーコードCMKCが
上限キーコードMAXよりも大きい場合(CMKC
>MAX?がYESの場合)は、アツプダウンフラ
ツグU/DFLGを“0”にリセツトした後サーチ
処理180を最初の「U/DFLG=“1”?」の
判断に戻り、NOのルートを経て「下方向サー
チ」183を行う。CMKCがMAXよりも大きい
場合は、カウンタメロデイ音域外(MAXとMIN
の範囲外)であるのでそのまま発音せずに、「下
方向サーチ」183を実行することによりMAX
以下の値にカウンタメロデイキーコードCMKC
を修正するのである。 「下方向サーチ」183は、カウンタメロデイ
キーコードレジスタCMKCRの内容を順次カウン
トダウンする点だけが「上方向サーチ」182と
異なつており、その他の処理手順は「上方向サー
チ」182と全く同じである。すなわち、「上方
向サーチ」182における「CMKCR←CMKC
+1」を「CMKCR←CMKC−1」に置換えた
ものが「下方向サーチ」183である。 「下方向サーチ」183の次に実行される
「CMKC<MIN?」では、「下方向サーチ」18
3によつてサーチされた今回発生すべきカウンタ
メロデイキーコードCMKC(レジスタCMKCRに
記憶されているもの)とレジスタMINRに記憶
されている下限キーコードMINとを比較し、
CMKCがMINよりも小さいか否かを判断する。
NOの場合は「CMKC=MIN?」に移り、両者
が一致するか否かを判断する。これもNOの場合
は、カウンタメロデイキーコードCMKCは下限
キーコードMINに達していないことを意味して
おり、「上下限モードによるサーチ処理」180
を終えて「CMKC=7度音?」に進む。「CMKC
=MIN?」がYESの場合はアツプダウンフラツ
グU/DFLGを“1”にセツトし、上昇モードに
切換えてサーチ処理180を終える。 「CMKC<MIN?」がYESの場合は、レジス
タCMKCR内のキーコードCMKCが下限キーコ
ードMINよりも小さいので、アツプダウンフラ
ツグU/DFLGを“1”にして上昇モードに切換
えてサーチ処理180の最初の判断ブロツク
「U/DFLG=“1”?」に戻り、YESのルートを
経て「上方向サーチ」182を行う。これにより
MIN以上の値になるようにカウンタメロデイキ
ーコードCMKCを修正する。 上述の「上下限モードによるサーチ処理」18
0が実行される場合は「回数モードによるサーチ
処理」181は実行されない。逆に、「TMR=
“1”?」がNOの場合は、「回数モードによるサ
ーチ処理」181が実行され、上述の「上下限モ
ードによるサーチ処理」180は実行されない。 「回数モードによるサーチ処理」181におい
て「TC(x)>TV(N)?」では回数カウンタレ
ジスタTCRで記憶されている現在までのカウン
タメロデイ音発生回数TC(x)が設定回数レジス
タTVRに記憶されている設定回数TV(N)より
も大きいか否かを判断する。YESの場合は、上
昇進行あるいは下降進行において所定回数TV
(N)だけカウンタメロデイ音を発生したことを
意味しており、カウンタレジスタTCRをクリア
してTC(x)を“0”とし、アツプダウンフラツ
グU/DFLGを反転する(“1”から“0”へま
たは“0”から“1”へ)。これにより、上昇進
行から下降進行へあるいはその逆に切換えられ
る。その後「U/DFLG=“1”?」に進む。一
方、NOの場合はまだ上昇進行(あるいは下降進
行)途中であることを意味しており、上述の
「TCRクリア、U/DFLG反転」を行わずに
「U/DFLG=“1”?」に進む。 「U/DFLG=“1”?」がYESの場合は、前
述の処理180の場合と同様に「上方向サーチ」
を実行し、NOの場合は「下方向サーチ」を実行
する。この処理181における「上方向サーチ」
と「下方向サーチ」は処理180における「上方
向サーチ」182、「下方向サーチ」183と全
く同一である。 「TCR←TC(x)+1」では、回数カウンタレ
ジスタTCRの内容TC(x)を1カウントアツプ
する。その後「CMKC=7度音?」に進む。 「CMKC=7度音?」は前記改良点(6)に関連
する処理である。ここでは、レジスタCMKCRに
記憶されている今回発生しようとするカウンタメ
ロデイキーコードCMKCが7度音(導音)であ
るか否かが判断される。詳しくは、調レジスタ
KRに記憶されている調データKNC,Maj,Min
にもとづいてデータメモリ170(第13図)か
ら該調データKNC,Maj,Minによつて示され
る調における7度音の音名を示すノートコード
NC7を読み出し、この7度音のノートコードNC7
とカウンタメロデイキーコードCMKCのノート
コード部分(NC)とが一致するか否かを比較す
る。7度音である場合(YESの場合)、「TMR=
“1”?」に戻り、サーチ処理(180または1
81)を再び実行して、カウンタメロデイキーコ
ードCMKCを7度音以外の音に変更する。 「CMKC;UKC,PKC平行?」においては、
レジスタCMKCR内のカウンタメロデイキーコー
ドCMKCとオールド上鍵盤キーコードレジスタ
OUKCR内の上鍵盤押圧鍵キーコードUKCある
いはペダル鍵盤キーコードレジスタPKCR内のペ
ダル鍵盤押圧鍵キーコードPKCとの音程が平行
(8度あるいは完全5度)となつているか否かを
判断する。平行となつている場合は(YES)、
「TMR=“1”?」に戻り、サーチ処理(180
または181)を再び実行して、カウンタメロデ
イキーコードCMKCを平行を生じない値に変更
する。平行でない場合は(NO)、「カウンタメロ
デイ音サーチ処理ルーチン」を終了し、*I点を
経由して「サーチ後処理ルーチン」(第15図)
に進む。 「サーチ後処理ルーチン」の詳細例は第20図
に示されている。第20図に示す「サーチ後処理
ルーチン」においては、まず出力レジスタ175
(第13図)にレジスタCMKCRに記憶されてい
るカウンタメロデイキーコードCMKCをセツト
すると共にカウンタメロデイキーオン信号
CKONを“1”にセツトする。これにより、出
力レジスタ175に新しく記憶されたキーコード
CMKCとキーオン信号CKONにもとづいてカウ
ンタメロデイ用楽音形成回路21(第13図)か
ら新たなカウンタメロデイ音の楽音信号が発生さ
れる。 次に、V7和音フラツグV7FLG,4度音フラツ
グFLG及び7度音フラツグFLGをクリアす
る。「V7和音?」では、和音名レジスタCHDRに
記憶されているデータRNC,M,m,7thによつ
て示される和音(すなわち現在の伴奏和音)が
V7(属七)の和音であるか否かを判断する。これ
は和音名データRNC,M,m,7thと調レジスタ
KRに記憶した調データKNC,Maj,Minとを比
較演算参照し、その結果とデータメモリ170
(第13図)から読み出した基準のV7和音のデー
タとを比較することにより判断することができ
る。この「V7和音?」は、前記改良点(7)のため
になされる判断である。「V7和音?」YESの場合
はV7和音フラツグV7FLGに“1”をセツトする
(V7FLG←“1”)。 「CMKC=4度音?」ではレジスタCMKCR
に記憶されている現在発音中のカウンタメロデイ
キーコードCMKCが4度音であるか否かを判断
する。第19図の「CMKC=7度音?」の処理
と同様に、調レジスタKRに記憶されている調デ
ータKNC,Maj,Minにもとづいて現在指定さ
れている調における4度音の音名を示すノートコ
ードNC4をデータメモリ170(第13図)から
読み出し、このノートコードNC4とカウンタメロ
デイキーコードCMKCのノートコード部分
(NC)が一致しているか否かを比較する。YES
の場合は4度音フラツグFLGを“1”にセツ
トする(FLG←“1”)。 次の「CMKC=7度音?」ではレジスタ
CMKCRに記憶されている現在発音中のカウンタ
メロデイキーコードCMKCが7度音であるか否
かを、前述と同じ要領で判断する。YESの場合
は7度音フラツグFLGを“1”にセツトする。 以上の処理によつて、終止理論の前提条件、す
なわちV7(属七)の和音に対応して4度または7
度のカウンタメロデイ音が発生されたか、が確認
される。この前提条件が満たされた場合に限り、
フラツグV7FLGが“1”にセツトされるととも
に、フラツグFLGあるいはFLGが“1”に
セツトされる。 尚、この実施例では第19図の「CMKC=7
度音?」がNOの場合のみ次のステツプに進むよ
うになつており、この処理により導音(7度音)
が禁止される(改良点(6))。従つて、普通は第2
0図の「CMKC=7度音?」がYESとなること
はない。しかし、終止処理(改良点(7))を導音禁
止処理(改良点(6))に優先させる場合は、第19
図の「CMKC=7度音?」を取り除くか、ある
いは、第21図に示すように第19図の
「CMKC=7度音?」の前に「V7和音?」の処理
(第20図の「V7和音?」と同一のもの)を挿入
し、「V7和音?」がYESの場合すなわち伴奏和音
がV7和音のときは「CMKC;UKC,PKC平
行?」にジヤンプするようにして「CMKC=7
度音?」を無効にし、「V7和音?」がNOの場合
すなわち伴奏和音がV7和音以外のときのみ
「CMKC=7度音?」の処理を実行するようにす
れば、第20図の「CMKC=7度音?」を有効
に機能させることができる。 「サーチ後処理ルーチン」を終えると、*J点
を経由して*B点(第15図)に戻り、「CM―
SW取込み」以降の処理を再び実行する。 カウンタメロデイ音を変更しない場合、すなわ
ち、下鍵盤の押鍵状態が変化せず、上鍵盤での新
たな押鍵もなく、リズムパルスも新たに発生され
ない場合は、下鍵盤押鍵変化フラツグ
LCKOFLG,上鍵盤ニユーキーオンフラツグ
UNKOFLG,リズムパルス変化フラツグ
RPCFLGは、いずれも“1”がセツトされない
(前回の「カウンタメロデイ変更制御ルーチン」
(第17図)においてクリアされたままになつて
いる)ので、「カウンタメロデイ変更制御ルーチ
ン」では「LCKOFLG=“1”?」のNO、
「UNKOFLG=“1”?」のNO、「RPCFLG=
“1”?」のNOのルート(第17図参照)を経
由して*D点に至り、*B点に戻る。従つて、カ
ウンタメロデイ音を変更しない場合は、*B点か
ら*D点に至る処理「CM―SW取込み」、「CM―
SW ON?」、「カウンタメロデイ変更制御ルーチ
ン」を循環する。 カウンタメロデイ音を変更すべきときは「カウ
ンタメロデイ変更制御ルーチン」では*D点に向
わずに「待ち時間設定処理」178(第17図)
を経由して*E点に進み、「サーチ前処理ルーチ
ン」、「カウンタメロデイ音サーチ処理ルーチン」、
「サーチ後処理ルーチン」を実行する。 ところで、前記改良点(7)(終止理論)が適用さ
れる場合は、「サーチ前処理ルーチン」において
「終止処理」179(第18図)に分岐し、「カウ
ンタメロデイ音サーチ処理ルーチン」(第19図)
を飛び越して「サーチ後処理ルーチン」(第20
図)に進むようになつている。 前回のカウンタメロデイ音に対応する伴奏和音
がV7の和音であつた場合、前回の「サーチ後処
理ルーチン」(第20図)においてV7和音フラツ
グV7FLGが“1”にセツトされており、該フラ
ツグV7FLGの内容は現在も“1”となつている。
従つて、終止の条件である和音進行(V7和音か
らI和音へと変わる)が現われた場合、「サーチ
前処理ルーチン」(第18図)において「I和
音?」がYES(現在の和音はI和音)、「V7FLG=
“1”?」もYES(直前の和音はV7和音)となり、
*G点には進まずに、「終止処理」179に進む。 V7の和音に対応して発生された前回のカウン
タメロデイ音が4度音である場合は、前回の「サ
ーチ後処理ルーチン」(第20図)において4度
音フラツグFLGが“1”にセツトされており、
「終止処理」179における「FLG=“1”?」
はYESである。V7の和音に対応して発生された
前回のカウンタメロデイ音が7度音である場合
は、前回の「サーチ後処理ルーチン」(第20図)
において7度音フラツグFLGが“1”にセツ
トされており、「終止処理」179における「
FLG=“1”?」はYES(FLG=“1”?はNO)
である。V7の和音に対応して発生された前回の
カウンタメロデイ音が4度音でも7度音でもない
場合は、「FLG=“1”?」及び「FLG=
“1”?」が共にNOであり、*G点に戻つて
「カウンタメロデイ音サーチ処理ルーチン」(第1
9図)に進み、終止理論は適用されない。 「終止処理」179において「FLG=
“1”?」がYESの場合は「CMKCR←OC
(CMKC)&NC3」を実行する。ここでは、調レ
ジスタKRに記憶されている調データにもとづい
て指定されている調における3度音を示すノート
コードNC3をデータメモリ170(第13図)か
ら読み出し、この3度音ノートコードNC3とカウ
ンタメロデイキーコードレジスタCMKCRに記憶
されている前回のカウンタメロデイキーコード
CMKC(この場合4度音)のオクターブコード
OC(CMKC)とを組合せて3度音のカウンタメ
ロデイキーコードCMKCを作成し、これを該レ
ジスタCMKCRに記憶させる。尚、作成した3度
音のカウンタメロデイキーコードが所定の音域外
(MAXとMINの範囲外)の場合はオクターブコ
ードOC(CMKC)の値を適宜修正するものとす
る。 「FLG=“1”?」がYESの場合は
「CMKCR←OC(CMKC)&NC1」を実行する。
ここでは、上述と同様に指定されている調におけ
る1度音を示すノートコードNC1と前回のカウン
タメロデイキーコードCMKC(この場合7度音)
のオクターブコードOC(CMKC)とを組合せて
1度音のカウンタメロデイキーコードCMKCを
作成し、これをカウンタメロデイキーコードレジ
スタCMKCRに記憶させる。また、前述と同様に
所定の音域内に入るようにオクターブコードOC
(CMKC)の値を適宜修正するものとする。 カウンタメロデイキーコードレジスタCMKCR
に3度音あるいは1度音のキーコードをセツトし
た後は、*H点から*I点に至り、「サーチ後処
理ルーチン」(第20図)を実行する。従つて、
3度音あるいは1度音がカウンタメロデイ音とし
て発生され、終止感を出すことができる。 ところで、第19図に示す「カウンタメロデイ
音サーチ処理ルーチン」においては、「CMKCR
←INTKC」の処理によつてレジスタCMKCRに
初期キーコードINTKCをセツトした後は直ちに
「CMKC=7度音?」の処理に移り、7度音でも
なく、平行も生じていない場合は、設定された初
期キーコードINTKCが無条件に初期カウンタメ
ロデイ音のキーコードCMKCとなるようになつ
ている。従つて、上下限キーコードMAX,MIN
の範囲外のキーコードが初期キーコードINTKC
として設定された場合は、初期カウンタメロデイ
音は設定音域外(MAX,MINの範囲外)で発音
される。 初期カウンタメロデイ音を設定音域内
(MAX,MINの範囲内)に納める場合は、第1
9図の「CMKC←INTKC」の次に第22図に示
すような「初期キーコード修正処理」184を挿
入すればよい。「初期キーコード修正処理」18
4において、「CMKC>MAX?」ではレジスタ
CMKCRに記憶されているキーコードCMKC(す
なわち初期キーコードINTKC)が上限キーコー
ドレジスタMAXRに記憶されている上限キーコ
ードMAXよりも大きいか否かが判断される。
「CMKC<MIN?」では同じくキーコード
CMKC(初期キーコードINTKC)が下限キーコ
ードMINよりも小さいか否かが判断される。両
者ともNOの場合はレジスタCMKCR内のキーコ
ードCMKC(すなわち初期キーコードINTKC)
はMAX,MINの範囲内であることを意味してお
り、「CMKC=7度音?」(第19図)の処理に
進む。どちらか一方がYESであれば、キーコー
ドCMKC(すなわち初期キーコードINTKC)は
MAX,MINの範囲外であることを意味してお
り、「TMR=“1”?」(第19図)の処理に進
んで「サーチ処理」180あるいは181(第1
9図)を実行する。この「サーチ処理」180あ
るいは181の実行によつてレジスタCMKCR内
のカウンタメロデイキーコードCMKCはMAX,
MINの範囲内の値に書替えられる。 第23図はこの発明の別の実施例を示す図で、
同時に2つのカウンタメロデイ音を選択発生し得
るようにしたものである。第23図ではカウンタ
メロデイ音選択回路16Bとカウンタメロデイ用
形成回路21A,21Bのみを示したが、その他
の電子楽器構成部分(発音割当て回路12等)は
第1図と同一であると考えてよい。第1図と異な
る点は、カウンタメロデイ用楽音形成回路21
A,21Bが2系列設けられており、2つのカウ
ンタメロデイ音を夫々独自に形成することが可能
となつている点と、カウンタメロデイ音選択回路
16Bで2つのカウンタメロデイキーコード
CMKC1とCMKC2(及びキーオン信号CKON1,
CKON2)が選択されるようになつている点であ
る。この2つのカウンタメロデイキーコード
CMKC1,CMKC2(及びキーオン信号CKON1,
CKON2)は第1及び第2のカウンタメロデイ用
楽音形成回路21A,21Bに別々に供給され、
このキーコードCMKC1,CMKC2に対応するカ
ウンタメロデイ音が各回路21A,21Bで夫々
形成される。 カウンタメロデイ音選択回路16Bにおいて、
発音割当て回路12から時分割的に供給された各
チヤンネルのキーコードKCのうちノートコード
部分(NC)が下鍵盤押圧鍵ノートコードゲート
185に入力され、各チヤンネルのキーオン信号
KONが下鍵盤キーオン信号ゲート186に入力
される。下鍵盤キーオン信号ゲート186、カウ
ンタメロデイ音変更制御回路187、下鍵盤押圧
鍵ノートコードメモリ188の詳細構成及び機能
は、第3図に示した同一名称の回路24,22,
26と全く同一である。また、下鍵盤押圧鍵ノー
トコードゲート185は第8図のノートコードゲ
ート25Aと同一構成、同一機能である。また、
カウンタメロデイ選択スイツチCM―SWの周辺
のオア回路33′,69′、立上り微分回路43′、
インバータ42′は第3図のオア回路33,69、
立上り微分回路43、インバータ42と全く同一
に機能する。 従つて、下鍵盤押鍵状態が変化すると、カウン
タメロデイ音変更制御回路187からキーオンリ
セツト信号KORSTが出力され、オア回路69′,
33′を介してカウンタメロデイキーオン信号形
成用の第1及び第2のフリツプフロツプ32A,
32Bがリセツトされる。そして、下鍵盤キーコ
ードロード信号LKLDにもとづいて下鍵盤ノート
コードメモリ188に下鍵盤押圧鍵(和音構成
音)のノートコードが取込まれ、記憶される。そ
の後、サーチスタート信号SSTRTが発生され
る。 カウンタメロデイ音選択回路16Bは、2系列
のサーチ回路189及び190を含んでいる。第
1及び第2のサーチ回路189及び190に夫々
含まれるサーチカウンタ30A,30B、カウン
タメロデイキーコードラツチ回路27A,27
B、上限・下限比較制御回路29A―1,29A
―2、アンド回路80A,80B、カウンタメロ
デイキーオン信号形成用フリツプフロツプ32
A,32B、遅延フリツプフロツプ83A,83
B、カウンタ動作制御用フリツプフロツプ45
A,42B、及びオア回路49A,49Bは、第
3図における同一名称の回路30,27,29
A,80,32,83,45,49と同一機能を
果すものである。 カウンタクロツクパルス発生回路191は、第
3図のオア回路75、シフトレジスタ77、ノア
回路78から成る回路部分と同一であり、サーチ
スタート信号SSTRTの発生時点から8μs毎にカ
ウントクロツクパルスSCCKを繰返し発生する。
この発生回路191から出力されるカウントクロ
ツクパルスSCCKは第1及び第2のサーチ回路1
89,190で共通利用される。 下鍵盤押圧鍵ノートコードメモリ188から時
分割的に出力される下鍵盤押圧鍵ノートコード
(NC)とサーチカウンタの内容とを比較する比
較器31Aは1つだけ設けられており、この比較
器31Aは2つのサーチカウンタ30A,30B
の間で時分割的に利用される。 初期キーコード設定部192,193はサーチ
カウンタ30A,30Bに初期キーコードをプリ
セツトするためのものである。初期キーコードの
プリセツトの仕方としては、第3図あるいは第8
図に関連して既に説明したように任意の方法を採
用することができる。 次に、第24図のタイミングチヤートを参照し
て第23図の回路動作を説明する。 カウンタ動作制御用のフリツプフロツプ45
A,45Bはオア回路49A,49Bを介して与
えられるカウンタメロデイ開始パルス△CMSあ
るいはサーチ完了信号OK1,OK2を1μs遅延した
信号によつてリセツトされる。従つて、サーチス
タート信号SSTRTが発生する前は両フリツプフ
ロツプ45A,45Bは共にリセツトされてい
る。サーチスタート信号SSTRTが発生される
と、この信号SSTRTがセツト入力(S)に与え
られている第1のフリツプフロツプ45Aがまず
セツトされる。これによりフリツプフロツプ45
Aから出力される第1のカウンタイネーブル信号
CTEN1が“1”に立上り、第1のサーチカウン
タ30Aがカウント可能状態となる。また、第1
のカウンタイネーブル信号CTEN1はアンド回路
80Aに加えられると共にセレクタ194のAセ
レクト制御入力(SA)に与えられる。 セレクタ194はAセレクト制御入力(SA)
に“1”が与えられているときはA入力に与えら
れている第1のサーチカウンタ30Aの出力(ノ
ートコード部分NC)を選択して比較器31Aに
入力する。従つて、始めは第1のサーチカウンタ
30Aのカウント内容(ノートコード部分)とメ
モリ188からの下鍵盤押圧鍵ノートコード
(NC)とが比較器31Aで比較される。比較器
31Aの出力(EQ)はアンド回路81Aを介し
てアンド回路80A及び80Bに加えられる。第
1のカウンタイネーブル信号CTEN1が“1”の
ときはアンド回路80Aが動作可能となつてお
り、第2のサーチ回路190のアンド回路80B
は動作しない(CTEN2が“0”であるため)。
アンド回路81Aとオア回路82Aは第3図のア
ンド回路81及びオア回路82と同様にオール
“0”のノートコードに対応する一待信号EQを禁
止するためのものである。 比較器31Aから一致信号EQが発生され、こ
れにもとづいてアンド回路80Aからサーチ完了
信号OK1が発生されるまで、第1のサーチカウ
ンタ30AでカウントクロツクパルスSCCKがカ
ウントされる。サーチ完了信号OK1が発生され
ると、第1のサーチカウンタ30Aのカウント内
容が第1のカウンタメロデイキーコードラツチ回
路27Aにラツチされ、かつ第1のカウンタメロ
デイキーオン信号形成用フリツプフロツプ32A
がセツトされる。このサーチ完了信号OK1は遅
延フリツプフロツプ83Aで1μs遅延され、オア
回路49Aを介してフリツプフロツプ45Aに加
わると共に第2のサーチ回路190内のフリツプ
フロツプ195のセツト入力(S)に与えられ
る。これによりフリツプフロツプ45Aがリセツ
トされ、第1のカウンタイネーブル信号CTEN1
が“0”に立下り、第1のサーチカウンタ30A
のカウント動作が停止する。 フリツプフロツプ195はオア回路196から
の信号により予じめリセツトされており、サーチ
完了信号OK1の1μs遅延信号がセツト入力(S)
に加えられたときセツト状態に反転する。これに
よりフリツプフロツプ195の出力Qが“1”に
立上る(第24図の195Q参照)。このフリツ
プフロツプ195の出力“1”はアンド回路19
7に入力される。アンド回路197の他の入力に
はカウントクロツクパルスSCCKが加えられる。
従つて、フリツプフロツプ195の出力Qが
“1”に立上つてから最初のカウントクロツクパ
ルスSCCKが発生したときアンド回路197の出
力が“1”となる。このアンド回路197の出力
“1”は第2のサーチスタート信号SSTRT(第2
4図のSSTRT2参照)として第2のカウンタ動
作制御用フリツプフロツプ45Bのセツト入力
(S)に与えられると共に遅延フリツプフロツプ
198で1μs遅延され、オア回路196を介して
フリツプフロツプ195のリセツト入力(R)に
与えられる。 従つて、第2サーチスタート信号SSTRT2に
もとづいて第2のカウンタ動作制御用フリツプフ
ロツプ45Bがセツトされ、該フリツプフロツプ
45Bから出力される第2のカウンタイネーブル
信号CTEN2が“1”に立上ると共に(第24図
のCTEN2参照)、フリツプフロツプ195がリ
セツトされる(第24図の195Q参照)。第2
のカウンタイネーブル信号CTEN2は第2のサー
チカウンタ30Bのイネーブル入力(EN)に加
わると共に、セレクタ194のBセレクト制御入
力(SB)及びアンド回路80Bに加えられる。 Bセレクト制御入力(SB)に“1”が与えら
れると、セレクタ194はB入力に加えられてい
る第2のサーチカウンタ30Bの出力(ノートコ
ード部分NC)を選択して比較器31Aに入力す
る。アンド回路197から出力される第2のサー
チスタート信号SSTRT2はカウントクロツクパ
ルスSCCKのタイミングに同期しているので、第
2のカウンタイネーブル信号CTEN2もパルス
SCCKに同期して立上り、第2のサーチカウンタ
30Bはカウント可能となると同時にパルス
SCCKによつて1カウントアツプ(またはダウ
ン)される。第2のサーチカウンタ30Bでは、
第1のサーチカウンタ30Aと同様に、比較器3
1Aから出力された一致信号EQにもとづいてア
ンド回路80Bから第2のサーチ完了信号OK2
が発生されるまでカウントクロツクパルスSCCK
をカウンタトする。但し、アンド回路80Bから
サーチ完了信号OK2を発生する条件はアンド回
路80Aと同じではない。 アンド回路80Bには、比較器199の出力が
セレクトスイツチ200を経由して加えられるよ
うになつている。これは第1のサーチ回路189
でサーチした音と異なる音を第2のサーチ回路1
90でサーチするためである。比較器199のA
入力には、第1のサーチ回路189のラツチ回路
27Aの出力、すなわち、つい先ほどサーチされ
たばかりの、今回発音する第1のカウンタメロデ
イ音を示すキーコードCMKC1、が入力される。
B入力には第2のサーチカウンタ30Bの出力が
加えられる。比較器199の比較出力「A>B」
はA入力の方がB入力よりも大きい場合に“1”
となり、比較出力「A≠B」はA入力とB入力が
一致していない場合に“1”となる。セレタトス
イツチ200は、第1のカウンタメロデイ音(キ
ーコードCMKC1にもとづいて回路21Aで形成
される音)の方を第2のカウンタメロデイ音(キ
ーコードCMKC2にもとづいて回路21Bで形成
される音)よりも高音とするモードとするか、あ
るいはどちらかが高いかは問わず要するに第1の
カウンタメロデイ音と第2のカウンタメロデイ音
の音高を異ならせるモードとするか、を選択する
スイツチである。前者のモードを選択する場合は
スイツチ200を図示のように設定し、比較器1
99の比較出力「A>B」をアンド回路80Bに
加える。後者のモードを選択する場合はスイツチ
200を図示とは反対に切換え、比較器199の
比較出力「A≠B」をアンド回路80Bに加え
る。セレクトスイツチ200が図示のように「A
>B」に設定されている場合は、第2のサーチカ
ウンタ30Bのカウント内容がラツチ回路27A
にラツチされている第1のカウンタメロデイキー
コードCMKC1よりも小さいことを条件にアンド
回路80Bが動作可能となる。また、スイツチ2
00が図示とは反対に「A≠B」に設定された場
合は、第2のサーチカウンタ30Bのカウント内
容がラツチ回路27Aにラツチされている第1の
カウンタメロデイキーコードCMKC1と同一でな
いことを条件にアンド回路80Bが動作可能とな
る。セレクトスイツチ200から出力される信号
が“1”のときすなわち上記条件が満たされてい
るときに、比較器31Aから一致信号EQが発生
されてアンド回路81Aの出力が“1”となる
と、アンド回路80Bの出力が“1”となり、第
2のサーチ完了信号OK2が発生される。 この第2のサーチ完了信号OK2にもとづいて
第2のカウンタメロデイキーコードラツチ回路2
7Bに第2のサーチカウンタ30Bのカウント内
容がラツチされ、第2のカウンタメロデイキーオ
ン信号形成用フリツプフロツプ32Bがセツトさ
れる(CKON2が“1”となる)。また、第2の
サーチ完了信号OK2の1μs後に遅延フリツプフロ
ツプ83Bの出力が“1”となり、オア回路49
Bを介してカウンタ動作制御用のフリツプフロツ
プ45Bがリセツトされる。これにより第2のカ
ウンタイネーブル信号CTEN2が“0”に立下
り、第2のサーチカウンタ30Bのカウント動作
が停止する。 以上のように、第1及び第2のサーチ回路18
9,190の働きによつて2つのカウンタメロデ
イキーコードCMKC1,CMKC2がサーチされ、
ラツチ回路27A及び27Bに夫々ラツチされ
る。尚、上限・下限比較制御回路29A―1及び
29A―2からは、第3図の回路29Aと同様
に、アツプダウン制御信号U/D1,U/D2が
夫々出力され、第1及び第2のサーチカウンタ3
0A,30Bのカウントモード(アツプまたはダ
ウン)を夫々制御する。回路29A―1,29A
―2からアンド回路80A,80Bに与えられる
信号WIN1,WIN2は第8図(第10図)の信号
WINと同様な信号である。尚、第1及び第2の
カウンタメロデイ用楽音形成回路21A,21B
で形成するカウンタメロデイ音の音色は同一であ
つてもよいし、互いに異らせてもよい。 尚、上記各実施例では押鍵音あるいはカウンタ
メロデイ音を示す情報としてキーコードが用いら
れているが、この発明は必らずしも複数ビツトの
キーコードを用いる電子楽器に限定されるわけで
はない。また、上記実施例のサーチ回路部ではサ
ーチカウンタを比較器の組合せによりカウンタメ
ロデイ音をサーチ(走査)しているが、その他の
構成の走査回路(例えばシフトレジスタ等)を用
いることも可能である。また、上昇と下降の切換
えを上昇時及び下降時のカウンタメロデイ音発生
回数にもとづいて制御する場合、上昇時と下降時
の設定回数を異らせてもよい。 以上説明したようにこの発明によれば、伴奏和
音に対応するカウンタメロデイ音を自動演奏する
場合に、伴奏和音が新たに指定される毎に所定の
進行基準に従つてカウンタメロデイ音を選択する
ようにしたため、音楽性豊かなカウンタメロデイ
演奏が実現される。特に、カウンタメロデイ演奏
が伴奏和音のみに依拠せずに所定の進行基準によ
つて独自にメロデイ展開をもつことになるので、
従来実現されていたカウンタメロデイ演奏とは異
質の新規特有なカウンタメロデイ効果を得ること
ができる。また、リズムパルスの発生タイミング
にも応答してカウンタメロデイ音を変更するよう
にしたので、伴奏和音があまり変化しない場合な
どにおいてカウンタメロデイ演奏が間のびした印
象を与えることがなくなる。更に、終止理論等音
楽理論を考慮してカウンタメロデイ音の選択を制
御するようにしたので、音楽性豊かなカウンタメ
ロデイ自動演奏を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る電子楽器の一実施例を
示すブロツク図。第2図は和音演奏の一例とこれ
に対応してこの発明に従つて自動演奏されるカウ
ンタメロデイ音の一例を楽譜によつて示す図。第
3図は第1図におけるカウンタメロデイ音選択回
路の詳細例を示す回路図。第4図aは第3図で使
用されるタイミング信号の時間関係を示すタイミ
ングチヤートであり、同図bは第3図のカウンタ
メロデイ音変更制御回路の動作例を示すタイミン
グチヤート。第5図は第3図の回路において最初
のカウンタメロデイ音のキーコードを選択発生す
る場合の動作例を説明するために各種信号の発生
タイミングを示す図。第6図は2番目以降のカウ
ンタメロデイ音のキーコードを選択発生する場合
の第3図の回路動作例を説明するために各種信号
の発生タイミングを示す図。第7図は第1図にお
けるカウンタメロデイ音選択回路の別の実施例を
示すブロツク図。第8図は第1図におけるカウン
タメロデイ音選択回路の更に別の実施例を示すブ
ロツク図。第9図は第8図におけるカウンタメロ
デイ音変更制御回路、上鍵盤ニユーキーオン検出
回路、及びリズムパルス検出回路の詳細例を示す
回路図。第10図は第8図における上限・下限比
較回路、上限・下限データ設定部、及び調設定部
の詳細例を示す回路図。第11図は第8図におけ
るカウンタメロデイ音サーチ回路部の動作例を示
すタイミングチヤート。第12図は同じカウンタ
メロデイ音が所定回数連続した場合における第8
図の回路動作例を示すタイミングチヤート。第1
3図はこの発明の他の実施例を示すブロツク図で
あつて、カウンタメロデイ音選択回路をマイクロ
コンピユータによつて構成した例を示すもの。第
14図は第13図のワーキングメモリ内に含まれ
るレジスタを示す図。第15図は第13図のカウ
ンタメロデイ音選択回路において実行されるプロ
グラムの一例の概略を示すフローチヤート。第1
6図は第15図における「スイツチ出力取込みル
ーチン」の詳細例を示すフローチヤート。第17
図は第15図における「カウンタメロデイ変更制
御ルーチン」の詳細例を示すフローチヤート。第
18図は第15図における「サーチ前処理ルーチ
ン」の詳細例を示すフローチヤート。第19図は
第15図における「カウンタメロデイ音サーチ処
理ルーチン」の詳細例を示すフローチヤート。第
20図は第15図における「サーチ後処理ルーチ
ン」の詳細例を示すフローチヤート。第21図お
よび第22図はそれぞれ第19図に示すルーチン
の変更例を部分的に示すフローチヤート。第23
図はこの発明の更に他の実施例を示すブロツク図
であつて、同時に2つのカウンタメロデイ音を選
択発生し得るようにしたもの。第24図は第23
図のカウンタメロデイ音選択回路の動作例を示す
タイミングチヤート。 16,16A,16B…カウンタメロデイ音選
択回路、21,21A,21B…カウンタメロデ
イ用楽音形成回路、22,22A,187…カウ
ンタメロデイ音変更制御回路、22B…上鍵盤ニ
ユーキーオン検出回路、22C…リズムパルス検
出回路、23…検索部、28,28A…カウンタ
メロデイ音サーチ回路部、29…検索パターン指
定回路(上昇・下降制御回路)、29A…上限・
下降比較制御回路、29B…上下進行回数制御回
路、96…カウンタメロデイ音の発生回数セレク
トスイツチ、99,143…切期進行方向設定ス
イツチ、125…初期値プリセツトスイツチ、
MAX―SW…上限値設定スイツチ、MIN―SW
…下限値設定スイツチ、123…調設定部、18
9…第1のサーチ回路、190…第2のサーチ回
路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 和音を指定するための和音指定手段と、指定
    された和音を発生する楽音発生手段とを具える電
    子楽器において、 前記和音指定手段において新たな和音指定が行
    なわれたことを検出するカウンタメロデイ音変更
    制御手段と、 前記カウンタメロデイ音変更制御手段によつて
    新たな和音指定が検出される毎に、該検出時にお
    ける新たな和音の和音構成音と同音またはオクタ
    ーブ関係にある音の中から高音を上昇または下降
    させるカウンタメロデイ進行基準に従つてカウン
    タメロデイ音を選択させる検索手段と、 前記検索手段によつて選択されたカウンタメロ
    デイ音に相当する楽音を形成するカウンタメロデ
    イ用楽音形成手段と を更に具える電子楽器。 2 前記検索手段は、前記新たな和音指定が検出
    される毎にカウンタメロデイ音の音高を順次上昇
    または下降させる進行パターンに従つてカウンタ
    メロデイ音を選択する手段である特許請求の範囲
    第1項記載の電子楽器。 3 前記検索手段は、前記選択されるカウンタメ
    ロデイ音が所定の上限音と下限音との範囲内で上
    昇と下降を繰返すよう前記進行パターンを制御す
    る制御手段を含むものである特許請求の範囲第2
    項記載の電子楽器。 4 前記検索手段は、任意の上限音及び下限音を
    夫々設定する設定手段と、前記選択されるカウン
    タメロデイ音が前記設定手段によつて設定された
    上限音と下限音との範囲内で上昇と下降を繰返す
    よう前記進行パターンを制御する制御手段とを含
    む手段である特許請求の範囲第2項記載の電子楽
    器。 5 前記検索手段は、上昇すべきかあるいは下降
    すべきかを指示するアップダウン制御信号を発生
    する上昇・下降制御手段と、前記新たな和音指定
    が検出されたとき、前記アツプダウン制御信号の
    指示に応じて高音側または低音側に向つて走査を
    開始し、この走査の過程で和音構成音と同音名の
    音を検出したときに走査を停止してその音をカウ
    ンタメロデイ音として選択するカウンタメロデイ
    音サーチ手段とを含み、前記新たな和音指定が検
    出される毎に前記走査の続行開始と停止を繰返し
    ながらカウンタメロデイ音を順次高音側あるいは
    低音側に移行させる手段である特許請求の範囲第
    2項記載の電子楽器。 6 前記カウンタメロデイ音サーチ手段は、前記
    新たな和音指定が検出されたとき、楽音の音高序
    列に対応するキーコードを前記アツプダウン制御
    信号に応じてアツプまたはダウンカウントするサ
    ーチカウンタと、和音構成音の各音名を示すノー
    トコードと前記サーチカウンタの内容とを比較
    し、ノートコードの一致が検出されたとき前記カ
    ウンタのカウント動作を停止させる手段とを含
    み、カウント停止されたときのカウント値をカウ
    ンタメロデイ音を示すキーボードとして出力する
    手段である特許請求の範囲第5項記載の電子楽
    器。 7 前記上昇・下降制御手段は、前記サーチ手段
    による走査音が所定の上限音に達したとき前記ア
    ツプダウン制御信号を下降指示に切換え、所定の
    下限音に達したときは上昇指示に切換える手段で
    あり、上限音と下限音の範囲内でカウンタメロデ
    イ音が上昇と下降を繰返すようにした特許請求の
    範囲第5項記載の電子楽器。 8 前記上昇・下降制御手段は、任意の上限音及
    び下限音を夫々設定する設定手段と、前記サーチ
    手段による走査音と前記上限音及び下限音を夫々
    比較する比較手段と、この比較結果に応じてアツ
    プダウン制御信号を切換える手段とを具え、カウ
    ンタメロデイ音の上昇と下降の繰返し音域を制御
    し得るようにした特許請求の範囲第7項記載の電
    子楽器。 9 前記上昇・下降制御手段は、前記サーチ手段
    によつて選択されたカウンタメロデイ音の数を計
    数する計数手段と、該計数手段の計数値が所定数
    になる毎に前記アツプダウン制御信号の上昇また
    は下降指示を反転切換えする切換手段とを具え、
    カウンタメロデイ音が所定数発生される毎に上昇
    と下降を相互に繰返すようにした特許請求の範囲
    第5項記載の電子楽器。 10 前記切換手段は、前記所定数を選択設定す
    る手段を含み、上昇時及び下降時のカウンタメロ
    デイ音発音数を制御し得るようにした特許請求の
    範囲第9項記載の電子楽器。 11 前記上昇・下降制御手段は、前記アップダ
    ウン制御信号の初期状態を上昇指示または下降指
    示の一方に任意に設定する初期進行方向設定手段
    と、その後の前記アツプダウン制御信号の状態を
    初期状態から上昇指示または下降指示に交互に反
    転させる手段とを具え、所望の初期進行方向(上
    昇または下降)から始まつて以後交互にカウンタ
    メロデイ音が音高順次上昇と下降を繰返すように
    した特許請求の範囲第5項記載の電子楽器。 12 前記検索手段は、上昇すべきかあるいは下
    降すべきかを指示するアツプダウン制御信号を発
    生する上昇・下降制御手段と、前記新たな和音指
    定が検出されたとき、前記アツプダウン制御信号
    の指示に応じて高音側または低音側に向つて走査
    を開始し、この走査の過程で和音構成音と同音名
    の音を検出したときに走査を停止してその音をカ
    ウンタメロデイ音として選択するカウンタメロデ
    イ音サーチ手段と、初期カウンタメロデイ音を設
    定する手段とを含み、前記カウンタメロデイ音サ
    ーチ手段では始めは前記初期カウンタメロデイ音
    から走査を開始し、以後は停止位置から走査を再
    開し、初期カウンタメロデイ音から始まつて順次
    高音側あるいは低音側にカウンタメロデイ音を移
    行させるようにした特許請求の範囲第2項記載の
    電子楽器。 13 和音を指定するための和音指定手段と、指
    定された和音を発生する楽音発生手段とを具える
    電子楽器において、 前記和音指定手段において新たな和音指定が行
    なわれたことを検出するカウンタメロデイ音変更
    制御手段と、 前回のカウンタメロデイ音を示す情報を記憶す
    る記憶手段を含み、前記カウンタメロデイ音変更
    制御手段によつて新たな和音指定が検出される毎
    に、該検出時における新たな和音の和音構成音と
    同音またはオクターブ関係にある音の中から前記
    前回のカウンタメロデイ音を基準にそれと同音も
    しくはそれに近い音を新たなカウンタメロデイ音
    として選択する検索手段と、 前記検索手段によつて選択されたカウンタメロ
    デイ音に相当する楽音を形成するカウンタメロデ
    イ用楽音形成手段と を更に具える電子楽器。 14 前記検索手段は、前記新たな和音指定が検
    出されたとき、高音側または低音側に向つて走査
    を開始し、この走査の過程で和音構成音と同音名
    の音を検出したときに走査を停止してその音をカ
    ウンタメロデイ音として選択し、次に新たな和音
    指定が検出されたときは前回のカウンタメロデイ
    音を含む位置から走査を再開するカウンタメロデ
    イ音サーチ手段と、カウンタメロデイ音として同
    じ音が連続して選択された回数を計数し、この計
    数値が所定値となつたときは前回のカウンタメロ
    デイ音を含まない位置から走査を再開させるよう
    前記サーチ手段を制御する同音連続制御手段とを
    含む手段である特許請求の範囲第13項記載の電
    子楽器。 15 和音を指定するための伴奏用鍵盤と、指定
    された和音を発生する楽音発生手段とを具える電
    子楽器において、 前記伴奏用鍵盤における押鍵状態の変化を検出
    するカウンタメロデイ音変更制御手段と、 カウンタメロデイの上限音と下限音を夫々設定
    する上下限音設定手段と、 演奏しようとする楽曲の調を指定する手段と、 前記押鍵状態の変化が検出される毎に、上限音
    と下限音の範囲内でカウンタメロデイ音を順次上
    昇または下降させる進行パターンに従つて和音構
    成音と同音またはオクターブ関係にある音の中か
    らカウンタメロデイ音を選択する検索手段と、 前記上下限音設定手段によつて設定された上限
    音と下限音を指定された調に応じて修正する修正
    手段と、 前記検索手段によつて選択されたカウンタメロ
    デイ音に相当する楽音を形成するカウンタメロデ
    イ用楽音形成手段と を更に具える電子楽器。 16 前記修正手段は、前記上下限音設定手段に
    よつて設定された上限音が指定された調の7度音
    であるとき該設定された上限音を更に高い音階音
    に修正する手段と、前記上下限音設定手段によつ
    て設定された下限音が指定された調の4度音であ
    るとき該設定された下限音を更に低い音階音に修
    正する手段とを含む手段である特許請求の範囲第
    15項記載の電子楽器。 17 和音を指定するための伴奏用鍵盤と、指定
    された和音を発生する楽音発生手段とを具える電
    子楽器において、 前記伴奏用鍵盤における押鍵状態の変化を検出
    するカウンタメロデイ音変更制御手段と、 前記押鍵状態の変化が検出される毎に、和音構
    成音と同音またはオクターブ関係にある音の中か
    らカウンタメロデイ音を所定のカウンタメロデイ
    進行基準に従つて選択する検索手段と、 演奏しようとする楽曲の調を指定する手段と、 前記伴奏用鍵盤によつて指定された和音の和音
    名を検出する和音検出手段と、 指定された調と検出された和音名と前記検索手
    段によつて選択されたカウンタメロデイ音とから
    曲を終止させる前提条件が満たされたか否かを判
    断する終止前提判断手段と、 終止の前提条件が満たされたと判断された場
    合、次に押鍵状態の変化が検出されたとき前記和
    音検出手段によつて所定の終止の和音が検出され
    たことを条件に前記検索手段によつて選択される
    カウンタメロデイ音に代えて所定の終止のカウン
    タメロデイ音とする終止手段と、 前記検索手段によつて選択されたカウンタメロ
    デイ音あるいは前記終止手段によつて代替された
    カウンタメロデイ音に相当する楽音を形成するカ
    ウンタメロデイ用楽音形成手段と を更に具える電子楽器。 18 前記終止前提判断手段は、属七の和音と共
    にカウンタメロデイ音として演奏調の4度音また
    は7度音が選択されたか否かを判断する手段であ
    り、前記終止手段は、前記終止の和音として主三
    和音が検出されたことを条件に、前回のカウンタ
    メロデイ音が4度音の場合は3度音を終止のカウ
    ンタメロデイ音とし、前回のカウンタメロデイ音
    が7度音の場合は1度音を終止のカウンタメロデ
    イ音とする手段である特許請求の範囲第17項記
    載の電子楽器。 19 和音を指定するための伴奏用鍵盤と、指定
    された和音を発生する楽音発生手段と、リズム発
    生手段とを具える電子楽器において、 前記伴奏用鍵盤における押鍵状態の変化あるい
    は前記リズム発生手段から所定のタイミングで発
    生されるパルスを夫々検出し、夫々の検出に応答
    してカウンタメロデイ音変更制御信号を発生する
    カウンタメロデイ音変更制御手段と、 前記カウンタメロデイ音変更制御信号が発生さ
    れる毎に、和音構成音と同音またはオクターブ関
    係にある音の中からカウンタメロデイ音を所定の
    カウンタメロデイ進行基準に従つて選択する検索
    手段と、 前記検索手段によつて選択されたカウンタメロ
    デイ音に相当する楽音を形成するカウンタメロデ
    イ用楽音形成手段と を更に具える電子楽器。
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