JPS6333151B2 - - Google Patents
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- JPS6333151B2 JPS6333151B2 JP52051941A JP5194177A JPS6333151B2 JP S6333151 B2 JPS6333151 B2 JP S6333151B2 JP 52051941 A JP52051941 A JP 52051941A JP 5194177 A JP5194177 A JP 5194177A JP S6333151 B2 JPS6333151 B2 JP S6333151B2
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- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/14—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
- G03G15/16—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
- G03G15/163—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using the force produced by an electrostatic transfer field formed between the second base and the electrographic recording member, e.g. transfer through an air gap
- G03G15/1635—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using the force produced by an electrostatic transfer field formed between the second base and the electrographic recording member, e.g. transfer through an air gap the field being produced by laying down an electrostatic charge behind the base or the recording member, e.g. by a corona device
- G03G15/165—Arrangements for supporting or transporting the second base in the transfer area, e.g. guides
- G03G15/1655—Arrangements for supporting or transporting the second base in the transfer area, e.g. guides comprising a rotatable holding member to which the second base is attached or attracted, e.g. screen transfer holding drum
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- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明はゼログラフイ複写機の複写装置に関
し、より詳細には、ドラム状感光体等の転写領域
において曲線状に湾曲しているトナー像支持体表
面に静電的に付着したトナー像を、その支持体表
面から受像シートに転写する装置に関する。 従来の技術 静電複写法で最もよく知られている方法はゼロ
グラフイ複写法であり、これは、最初に暗所で像
形成部材の表面を静電気で一様に帯電し、次に帯
電表面を明暗像に露出することにより、像形成部
材上に静電潜像を形成する。像形成部材の光が当
たつた部分は導電性にされるので電荷が消散して
像の背景部分となり、光の当たらないすなわち電
荷が残つた領域が静電潜像を形成する。この静電
潜像は「トナー」と呼ばれる帯電した着色材料で
現像することにより可視化される。 いわゆる「普通紙」複写方式では、感光体ドラ
ムやエンドレス感光体ベルト等の再使用可能な像
形成部材の表面の静電潜像をトナーで現像し、こ
の像形成部材すなわちトナー像支持体上のトナー
像を普通の紙である受像シートに転写し、その後
定着器によつて、受像シートにトナー像を定着す
る。 像形成部材すなわちトナー像支持体の表面から
受像シートにトナー像の転写を行なつている間
は、受像シートはトナー像支持体に一定の面積に
渡つて接触するのが望ましく、また、受像シート
はトナー像支持体の移動に伴つて確実に搬送され
るのが望ましい。これによつて、トナー像が効率
良く転写できしかも受像シートが移動中のトナー
像支持体に対して正確に搬送されて像が適正な位
置に適正な形で転写できるからである。普通、受
像シートは、ドラム等の湾曲したトナー像支持体
に対して、面接触するのには適しない。これは、
シートには一定の剛性すなわちいわゆる「こし」
があるからである。そして、曲線状に湾曲してい
るトナー像支持体の表面に対してはその湾曲の程
度が大きくなるに従つて受像シートを湾曲させて
面接触させるのが困難になる。特に、受像シート
の中で、原材料や厚さによつていわゆる「こし」
の強いシートの場合、湾曲したトナー像支持体に
広い範囲で面接触するのは相当に困難になる。 現在、転写領域で曲線状に湾曲しているトナー
像支持体に対して受像シートをできるだけ広い範
囲に渡つて面接触させる技術が色々と開発されて
いる。例えば、米国特許第3332328号の第3図お
よび第3欄の第52〜70行には、湾曲しているトナ
ー像支持体との間に受像シートを挟んで該シート
をトナー像支持体表面に面接触させる搬送ベルト
の例が紹介されている。この米国特許の例では、
トナー像支持体としての感光体ドラムの面に、無
孔の幅広のベルトが隔置した一対のローラによつ
て支持され、ベルトの上に受像シートを置いて湾
曲した感光体すなわちトナー像支持体表面の湾曲
に合わせてその受像シートを搬送ベルトで湾曲さ
せ、一定の面積に渡つて受像シートをドラム表面
に面接触させている。 また、複数の平行ワイヤを使用して、受像シー
トを湾曲トナー像支持体に面接触させる例が米国
特許第3521950号、特に、第28図及び第29図
や第37欄の第26〜54行に記載されている。この例
では、トナー像支持体としての湾曲した感光体ド
ラムの転写領域において、隔置した一対のローラ
の間に複数のワイヤが平行に並べて張られ、その
上に置かれた受像シートを湾曲トナー像支持体に
沿つて湾曲させ、湾曲トナー像支持体に対して受
像シートを面接触させている。 特開昭50−155236号公報には、上記の例とは違
つて、曲線状に湾曲したトナー像支持体としての
感光体ドラムに対して、受像シートを機械的に面
接触させず、静電的に湾曲感光体表面に吸着させ
る形式の転写装置が開示されている。 発明が解決しようとする問題点 上記した幾つかの例は、良好な転写のために
色々の工夫が成され、それ以前の転写装置と比較
すると、それなりの効果を上げている。しかし、
これらの転写装置を、曲線状に湾曲しているトナ
ー像支持体からトナー像を効率良く転写し且つ移
動中のトナー像支持体に対してその像形状を崩す
ことなく受像シートを良好に搬送するという観点
からみた場合、まだ改良の余地があつた。 例えば、米国特許第3332328号に記載されてい
る転写装置では、受像シートを湾曲トナー像支持
体に沿わせて面接触させる幅広いベルトは面全体
が無孔の材料で形成されている。従つて、受像シ
ートの裏面はこのベルトによつて覆われており、
転写のために必要な受像シートの裏面へのコロナ
電荷の付与が少量になつたり、また不均一になつ
たりして、良好な転写ができないという次点があ
つた。また、この転写装置では、トナー像支持体
に面接触している受像シートは、受像シートへの
電荷の付着が良好でないため、該シートが搬送ベ
ルトに確実に静電吸着によつて支持されず、受像
シートはトナー像支持体に静電吸着されて該シー
トの移動が良好にならないという欠点もあつた。 この搬送の点を更に詳しく述べると、一般に、
上記の米国特許のような転写装置の場合、受像シ
ートは、搬送ベルトに静電吸着されて移動させら
れるのが好ましく、感光体すなわちトナー像支持
体に静電吸着して移動させられるのは好ましくな
い。これは、トナー像支持体の静電吸着力によつ
て受像シートをそのトナー像支持体とともに移動
させる場合、受像シートへ転写したトナー像が長
く延びてしまうことがあつたからである。この現
象は、静電吸着した受像シートを前進させるよう
にトナー像支持体が移動しても、トナー像支持体
のトナー像の部分においてトナーという数十ミク
ロンの微細な粒子が多層に重なつているので、そ
のトナー像部分では、受像シートの前進方向への
引つ張り力が弱くなつて受像シートの移動速度が
遅くなり、その結果、トナー像の層を崩して、転
写後のトナー像を長く延ばしてしまうからである
と考えられている。 また、転写後のトナー像が長く延びてしまうも
う1つの理由として考えられるのは、上記のよう
にトナー像支持体に受像シートを静電吸着させて
移動させる場合、その静電吸着力の変化によつて
移動が不安定になるからである。特に、静電吸着
力は湿度の変化に敏感に反応して静電吸着力を弱
くすることがあり、トナー像支持体の静電吸着に
よる受像シートの引張力が弱くなつて受像シート
の移動速度が遅くなり、トナー像支持体から引き
ずられて受像シートがトナー像支持体に対して摩
擦して転写後のトナー像を長く伸ばしてしまうこ
とがある。 また、米国特許第3521950号に開示されている
転写装置は、受像シートをトナー像支持体に面接
触させるため、受像シートの走行方向に延び且つ
相互に一定の間隔をあけて平行に配置された8本
程度のワイヤを有する。この転写装置の場合、受
像シートの裏面のワイヤのない部分へのコロナ電
荷の付与は十分であるが、ワイヤの間隔が空き過
ぎているため、ワイヤのある部分がワイヤのない
部分に比べて、局部的に電荷付着量が極端に少な
くなることがあり、この電荷量の不均一さによつ
てトナー像支持体からのトナー像が受像シートに
対して転写むらを生ずることがある。 また、ワイヤが受像シートを曲線状湾曲トナー
像支持体に湾曲させて押し付けるのは細いワイヤ
部分だけであり、このため、幅広のベルト形状の
ものと比べると、受像シートの全面を湾曲トナー
像支持体に面接触させることが保証できない。す
なわち、ワイヤは受像シートの走行方向に延び且
つ他のワイヤに対しては大きな間隔があいている
ので、受像シートはワイヤの部分だけがトナー像
支持体に押しつけられのであるが、ワイヤのない
部分、特にワイヤからかなり離れた受像シートの
部分にはワイヤの押しつけ力が及ばない領域がで
てくる。従つて、ワイヤが受像シートの走行方向
に延びていることとワイヤの間隔が空いているこ
ととにより、受像シートがワイヤにない部分で感
光体から離れるように撓んでしまうと、その撓ん
だ部分をトナー像支持体に面接触させることがで
きなくなつてしまうという不具合がある。 そして、この米国特許第3521950号の転写装置
でも、ワイヤは、受像シートをトナー像支持体に
押さえる機能だけしかなく、受像シートを静電吸
着させて転写領域を搬送するのには貢献していな
い。すなわち、ワイヤは受像シートの走行方向に
延び且つ他のワイヤに対しては大きな間隔があい
ているので、ワイヤに転写用コロナ放電装置から
電荷が付与されてそのワイヤに受像シートを静電
吸着しようとする力が与えられても、ワイヤが受
像シートへ静電吸着作用を及ぼす区域が少な過ぎ
て、受像シートを搬送することはできないのであ
る。従つて、米国特許第3521950号の転写装置で
も、受像シートの移動をワイヤに任せることはで
きない。換言すれば、この米国特許の転写装置で
も、受像シートはトナー像支持体上のトナー像及
びこれを静電吸着によつて支持する静電潜像の静
電吸着力によつてトナー像支持体に静電吸着さ
れ、この静電吸着により、受像シートの搬送は、
トナー像支持体の移動によつて行われることにな
る。従つて、既述のように、転写後の受像シート
上のトナー像を長く伸ばしてしまうという不具合
が発生する惧れがあつた。 更に、特開昭50〜155236号公報に記載の転写装
置の場合には、曲線状に湾曲したトナー像支持体
面に対して受像シートを機械的に保持することな
く接触させんとしている。一見したところ、前記
した2つの例の転写装置の場合よりトナー像の転
写効率は高くまた受像シートも適正に搬送されて
転写後の画像崩れの惧れも少ないかに見える。し
かし、この転写装置は、曲線状に湾曲したトナー
像支持体に機械的に受像シートを接触させていな
いので、受像シートの裏面の湿度分布の不均一さ
によつてシート裏面の電荷分布が不均一になり、
この不均一電荷によつて、トナー像支持体に対し
て受像シートが広い面積に渡つて一様に密着でき
ず、転写効率が低くなつていた。また、前記米国
特許第3521950号と対比すると、受像シートの搬
送の点では、ベルトやワイヤがないので、当然に
トナー像支持体の静電吸着力に依存しており、転
写後のトナー像の伸びの問題はなくならない。こ
の特開昭50−155236号公報に記載のように、多重
転写の場合には、トナー像の伸びの問題だけでな
く、画像の整合もとれないので、カラー複写の転
写の場合には、色ずれとなつてしまつて到命的な
欠点となつていた。 従つて、本発明の目的は、「こし」の強い受像
シートであつても転写中において受像シートを曲
線状に湾曲したトナー像支持体に面接触させて転
写効率を上げるとともに、トナー像支持体の移動
に対しては、まわりの雰囲気に左右されずに受像
シートを適正に搬送して、受像シートへの転写後
のトナー像が適正な形状に維持される転写装置を
提供することにある。 問題点を解決するための手段 かかる目的を達成するため、本発明は、現像し
たトナー像を、トナー像支持体表面が曲線状に湾
曲している転写領域において受像シートへ静電的
に転写する転写手段を有し、この転写手段はコロ
ナ放電装置を備えていて受像シートの表の面が転
写領域で曲線状トナー像支持体表面に密着させら
れている間に該受像シートの裏の面に電荷を与え
る構成を有する転写装置を改良する。すなわち、
本発明による転写装置は、開口部分を全体の30%
以上有する網形状に形成することにより前記コロ
ナ放電装置からのコロナ電荷の透過度を高くした
コロナ透過ウエブと、前記転写領域で曲線状に湾
曲しているトナー像支持体と前記コロナ透過ウエ
ブの間に受像シートを挟んで該受像シートをトナ
ー像支持体表面に面接触させるように、湾曲トナ
ー像支持体表面に前記コロナ透過ウエブを面接触
させる面接触手段とから成り、前記網形状のコロ
ナ透過ウエブの開口以外の細い部分の直径は約
250ミクロン(10ミリ)以下であり且つ少なくと
も106Ω・cmの体積抵抗率を有していることを特
徴としている。 なお、本発明においては、コロナ放電装置から
のコロナ電荷の透過度を高くしたコロナ透過ウエ
ブが所定の開口部分を有する網形状に形成されて
いるが、本書でいう「網形状」とは、面接触を確
実にする網に形成されており、平行に配置された
糸やワイヤで成るものは、本書という「網形状」
からは除外されることは言うまでもない。 作 用 上記した特定のコロナ透過ウエブの構成によつ
て、「こし」の強い受像シートであつても転写中
において受像シートを曲線状に湾曲したトナー像
支持体に対して十分広い面積に渡つて面接触さ
せ、網形状のコロナ透過ウエブの開口を通して受
像シートの裏面に電荷が与えられるので、受像シ
ートには裏面全体に渡つて十分な量の電荷を与え
ることができ、しかも開口率が30%以上あるので
受像シート裏面の電荷は裏面全体に渡つて均一に
付与される。 従つて、トナー像支持体から受像シートへのト
ナー像の転写効率は高い。そして、上記のよう
に、受像シートの電荷は裏面全体に渡つて均一に
付与され且つその電界強度も強いので、コロナ電
荷を透過するコロナ透過ウエブの側の静電吸着力
が強く、受像シートはトナー像支持体にではな
く、そのコロナ透過ウエブの面に静電吸着され
る。従つて、受像シートの搬送はコロナ透過ウエ
ブの移動を制御することによつて制御でき、トナ
ー像支持体に静電吸着させて受像シートを搬送さ
せる従来の転写装置の欠点を解消することができ
る。 実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しな
がら詳述する。先ず、図面において、本発明の内
容の理解を容易にするため、現像によつてトナー
像が形成されたトナー像支持体表面の、曲線状に
湾曲している転写領域において、受像シートへ静
電的に転写する装置だけが幾つか模式的に図示さ
れていることを御理解頂きたい。例えば、第1図
は、3つの転写領域8の、曲線状に湾曲している
ドラム形状の感光体すなわちトナー像支持体10
に、それぞれ、a〜cとして3つの異なる態様の
転写装置を開示している。また、第2図では、3
つのローラ16によつて曲線状に湾曲している3
つの転写領域8において、エンドレスベルト形状
の感光体すなわちトナー像支持体11に、それぞ
れ、a〜fとして3つの異なる態様の転写装置が
設けられている。 これらの実施例において、本発明に係る転写装
置a〜fは、基本的に、少なくとも転写領域8に
おいて曲線状に湾曲しているトナー像支持体10
(または11)を有し、このトナー像支持体には
現像したトナー像が形成され、転写領域8におい
て受像シート4へトナー像を静電的に転写するた
め、転写用の電荷を受像シートの背面に与えるコ
ロナ放電装置12を備えている。そして、本発明
の転写装置a〜fにおいては、受像シート4の表
の面が転写領域8で移動する曲線状湾曲トナー像
支持体表面10(または11)に面接触してトナ
ー像支持体上のトナー像が受像シート4に転写さ
れ、しかも受像シート4は、後述のように搬送機
能も有する、網形状のコロナ透過ウエブによつて
適正に搬送されるように構成されていることが特
徴となる。 すなわち、本発明に係る転写装置においては、
開口部分を全体の30%以上有する網形状に形成さ
れたエンドレス形状のコロナ透過ウエブ2が用い
られる。上記のように、本発明において、ウエブ
2は、開口部分の全体の30%以上有する網形状に
形成され、これにより、コロナ放電装置からのコ
ロナ電荷の透過度を高くされている。従つて、本
願においては、このウエブ2をコロナ透過ウエブ
と称している。本発明においては、このコロナ透
過ウエブ2を用い、該コロナ透過ウエブ2と転写
領域8で曲線状に湾曲しているトナー像支持体1
0(または11)との間に受像シート4を挟んで
該受像シート4をトナー像支持体10(または1
1)の表面に面接触させるように、湾曲トナー像
支持体表面にウエブ2を面接触させる構成となつ
ている。以下、本発明に係る転写装置の実施例の
構成について、図面を参照しながら、その詳細を
説明する。 第1図において、既述のように、転写領域8に
おいて曲線状に湾曲しているドラム形状感光体す
なわちトナー像支持体10には、3つの形態の異
なる転写装置a〜cが設けられている。第1の転
写装置aは、現像したトナー像を、トナー像支持
体10の表面が曲線状に湾曲している転写領域8
において受像シート4へ静電的に転写する。この
ため、転写装置aはコロナ放電装置12を備えて
おり、受像シート4の表の面が転写領域8で曲線
状トナー像支持体10の表面に密着させられてい
る状態で受像シート4の裏の面に電荷を与えるよ
うに構成されている。 本発明に係る転写装置aは、開口部分を全体の
30%以上有する網形状に形成されたエンドレス形
状のコロナ透過ウエブ2を備え、このウエブ2
は、転写領域8で曲線状に湾曲しているトナー像
支持体10と該ウエブ2の間に受像シート4を挟
んで該受像シート4をトナー像支持体10の表面
に面接触させつつ搬送するため、一対の隔置した
ローラ21及び22によつて支持されている。更
に、第1の転写装置aは、一対のローラ21及び
22の間であつて且つトナー像支持体10から離
れた位置に補助ローラ23を備えている。この補
助ローラ23の存在により、ローラ21及び22
のローラの直径が小さくても、コロナ透過ウエブ
2の内側にコロナ放電装置12を配置する空間を
確保することができる。 そして、トナー像支持体10の湾曲の度合いが
大きいすなわち曲率半径が小さい場合でも受像シ
ート4をトナー像支持体10の湾曲に合わせて面
接触させることができる。なお、搬送機能も備え
たコロナ透過ウエブ2は、上記のように、適当な
開口率を有する網形状に形成されているため、受
像シートの裏面に十分な量の電荷が付与される。
従つて、トナー像支持体10から受像シート4へ
のトナー像の転写が良好に行われ、また、受像シ
ート4が、トナー像支持体10よりもウエブ2の
方に強く静電吸着され、これにより、受像シート
4はウエブ2によつて良好に搬送される。 第2の転写装置bは、開口部分を全体の30%以
上有する網形状に形成されたエンドレス形状のコ
ロナ透過ウエブ2と、転写領域8で湾曲トナー像
支持体10とウエブ2の間に受像シート4を挟ん
でシート4をトナー像支持体10の表面に面接触
させるため、一対の隔置ローラ21及び22とを
備えている点で第1転写装置aと同じである。し
かし、補助ローラを有しない点とコロナ透過ウエ
ブ2の内側にコロナ放電装置12が2つ配置され
ている点で、第1転写装置aとは異なる。すなわ
ち、この第2転写装置bは第1転写装置aよりコ
ロナ電荷を広い面積に渡つて多く付与するこがで
きる。しかし、補助ローラがないので受像シート
4が面接触するトナー像支持体10の湾曲の度合
いには制限がある。 第3の転写装置cは、一対のローラでエンドレ
ス形状のコロナ透過ウエブ2を支持している点で
第2転写装置bと似ているけれど、コロナ放電装
置12がエンドレス形状のコロナ透過ウエブ2の
外側に配置されている点で、第2転写装置bだけ
でなく、第1転写装置aとも異なる。コロナ放電
装置12のコロナ電荷の放出の強度が十分なもの
であれば、この第3転写装置cに示すように、ウ
エブ2を間において受像シート4からかなり離れ
ていても十分に電荷を受像シート4の裏面に付与
することができる。このように、コロナ放電装置
12をウエブ2の外側に置くことができれば、こ
の放電装置を配置する位置の制限がなくなる。 なお、ウエブ2を移動可能に支持しているロー
ラ21及び22は、転写領域8で曲線状に湾曲し
ているトナー像支持体10とウエブ2の間に受像
シート4を挟んで該シートをトナー像支持体表面
に面接触させる機能を有すれば、任意のものでよ
く、またローラ21及び22は自由回転のもので
もよくその一方をモータ等によつて駆動してもよ
い。ローラの1つを駆動する場合、その回転は、
トナー像支持体10から受像シート4に適正な画
像で転写できる速度で駆動される。また、受像シ
ートは、連続的な長い用紙でもよく、また切断し
た用紙であつてもよい。 受像シート4の前縁が転写域に入ると同時に、
または入つた後に、コロナ放電装置12が付勢さ
れる。この放電装置12が与えられる電圧の極性
と電位の大きさは、受像シート4の裏面に一様な
電荷を与え、曲線状に湾曲しているトナー像支持
体10の表面からトナー像を静電吸着力により分
離せしめて接触している受像シート4の表面にこ
のトナー像を転写せしめるに十分なものであれば
よい。勿論、コロナ電荷を透過する網形状に形成
されたコロナ透過ウエブ2は、コロナ放電装置か
らの電荷の殆ど全てを受像シートの裏面に付与す
るので効率のよい帯電が行える。また、このウエ
ブ2は、転写領域で曲線状に湾曲したトナー像支
持体10に対して受像シート4を確実に一定の面
積で面接触させるように、受像シート4を押さえ
ている。 また、受像シート4はコロナ放電装置からの電
荷によつてウエブ2にしつかりと静電吸着してい
る。従つて、受像シート4は、ウエブ2によつ
て、トナー像支持体10の搬送力に依存せずに、
搬送される。すなわち、ウエブ2の搬送力によつ
て受像シート4が搬送されるので、ウエブ2が確
実に移動する限り、受像シート4は確実にトナー
像支持体10とともに搬送される。換言すれば、
ウエブ2の搬送力によつて受像シート4が搬送さ
れるので、トナー像支持体10すなわち感光体の
静電吸着力によつて搬送される場合のように、受
像シート4がトナーによつて滑ることがなくな
り、このため、転写したトナー像が長く延びてし
まうという、転写不良を阻止できる。 なお、受像シート4の「こし」が強い場合、転
写領域から出る位置において、受像シート4は曲
線状に湾曲しているトナー像支持体10(または
11)の表面からも、またコロナ透過ウエブ2か
らも離れて、次の処理手段である定着装置に送る
ことができる。しかし、受像シート4の「こし」
が弱い場合、転写領域の出口では、コロナ放電装
置12の電荷の作用力が少なくなつて、相対的に
トナー像支持体10への静電吸着力が勝るので、
受像シート4がトナー像支持体10に静電吸着し
たままになつて、分離しない場合がある。このよ
うに分離しない場合、適正な複写物が得られない
だけでなく、トナー像支持体10(または11)
に付着したままになつて次の清掃装置等の部分で
紙詰まりを生じたりする。 これに対処して、受像シート4が自身でトナー
像支持体10(または11)から分離しない場合
には、受像シート4に静電的に付着しているトナ
ー像を乱したりトナー像支持体10の表面を傷つ
けたりしないように、分離手段を設ける必要があ
る。この分離手段の設置の場合において、本発明
によれば、コロナ透過ウエブ2が開口率30%以上
の網形状に形成されているので、第5図及び第6
図に図示のように、トナー像支持体11(または
10)の表面を傷付ける惧れがなく、また、トナ
ー像を乱すことのない、受像シート分離用の真空
手段74を利用できる利点がある。 詳細に述べれば、真空手段74は、転写領域の
出口部分に設けられた真空ヘツド75を備えてお
り、転写領域の出口部分において、静電吸着力が
弱くなつた網形状のコロナ透過ウエブ2の裏面か
ら、その開口を通して真空吸引力を受像シート4
に与えると、コロナ透過ウエブ2は網形状である
ので、受像シート4の分離が確実に行われ、トナ
ー像支持体11(または10)の表面が傷付けら
れず、また、トナー像も乱されない。また、真空
ヘツド75と受像シート4との間にはウエブ2が
介在しているので、受像シート4はウエブ2の面
に案内される。従つて、受像シートの前縁が真空
ヘツド75に突き当たらないので、受像シート4
の定着装置への進行が妨げられることもなくな
り、受像シートの紙詰まり等の事故もなくなる。 なお、この受像シート分離機構の場合、第6図
に詳細に示されている通り、転写領域8の出口部
分近くの真空度をその下流部分の真空度より高く
すると分離の効果が上がる。また、交流コロナ放
電装置76を分離機構に設けて、受像シートの電
荷を除去して静電吸着力をなくするように構成す
るのも好ましい。 第2図は、トナー像支持体11がドラム形状で
はなく、可撓性のエンドレスの光導電性ベルトを
使用した例を示している。一般に、エンドレスの
光導電性ベルトを使用したトナー像支持体11の
場合、3つのローラ16によつて、ほぼ三角形を
成すように張られる。そして、転写装置d〜fは
ローラ16の部分に設けられる。すなわち、エン
ドレスの光導電性ベルトを使用したトナー像支持
体11の場合でも、その転写領域8は曲線状に湾
曲している。曲線状に湾曲している転写領域8に
設けられた転写装置d〜fは、第1図の転写装置
a〜cの構成と殆ど同じであるが、転写領域8の
湾曲の程度が大きい(曲率半径が小さい)ので、
第1図の転写装置b及びcのように、2つのロー
ラ21及び22だけでは十分な面積で面接触しな
い。従つて、十分な面積で面接触させるため、転
写装置e及びfでは、それぞれ一対の補助ローラ
24及び25が設けられている。この補助ローラ
の点を除いて、第2図の転写装置d〜fは、第1
図の転写装置a〜cと同じ動作をするのでその説
明を省略する。 なお、第2図の実施例のエンドレス形状のコロ
ナ透過ウエブ2は、第1図のウエブ2と同様に、
開口部分を全体の30%以上有する網形状に形成さ
れたウエブである。また、転写領域8で曲線状に
湾曲しているトナー像支持体11とウエブ2の間
に受像シート4を挟んで、シート4をトナー像支
持体表面に面接触させるように、トナー像支持体
表面にウエブ2を面接触させる一対のローラ21
及び22も同じである。しかし、この実施例にお
いては、第2図に示すように、転写領域8の入口
側のローラ21は、転写領域の出口側にあるロー
ラ22よりもトナー像支持体11に接近してい
る。これは、転写領域8を出た受像シート4が転
写領域8を出るとき、受像シート4が自身の「こ
し」によつて、トナー像支持体11から分離し易
くなるので好ましい。 第3図及び第4図では、トナー像支持体10か
ら受像シートへのトナー像の転写が必要になる時
まで、転写装置がトナー像支持体から離れた位置
に置かれ、転写を必要とするときに、受像シート
を曲線状に湾曲しているトナー像支持体10の表
面に面接触させる転写装置を開示している。 例えば、第3図の例でも第4図の例でも、一対
のローラが、開口部分を全体の30%以上有する網
形状のコロナ透過ウエブ2を、転写領域8で曲線
状に湾曲しているトナー像支持体10に、受像シ
ートを挟んだ状態で面接触させるように支持して
いる。この受像シートの面接触支持のため、第3
図の例では、一方のローラ26が実線と破線で示
す位置に移動可能に構成して、転写の必要なとき
に受像シートを面接触させることができる。ま
た、第4図の例では、ウエブたわめ部材27をカ
ム等により実線の位置から破線の位置の移動可能
に構成し、ウエブ2を破線の位置に支持して受像
シートを面接触させるように構成されている。 以上に例示した転写装置において、受像シート
を曲線状に湾曲したトナー像支持体に面接触させ
るコロナ透過ウエブを形成する材料は、受像シー
トの裏面に一様に電荷を付与できる程度の抵抗、
すなわち少なくとも106Ω・cmの体積抵抗率を有
するものであればよい。この体積抵抗率は、ゼロ
グラフイ複写技術の分野では、導体と呼ばれる範
囲の抵抗率であり、一般に、この体積抵抗率以上
のトナー像支持体すなわち感光体が用いられてい
る。感光体が106Ω・cm以下の体積抵抗率である
と、電荷が逃散して静電潜像が消える等の好まし
くない現像が生じる。従つて、ウエブ2の材料
も、トナー像支持体上の電荷を逃散させないよう
に、感光体と同様に、106Ω・cm以上の体積抵抗
率の材料が用いられる。 また、コロナ電荷を透過するコロナ透過ウエブ
の開口率は、トナー像支持体の裏面にほぼ一様に
電荷を付与するのに十分なものであればよく、実
験の結果30%以上あればよいことが分かつた。か
かるウエブの材料は、受像シートに一様な電荷を
付与できる網形状の形成できる限り任意のもので
よい。また、この網形状のウエブは、繊維を網状
に織つたものでもよく、薄いシート状材料を型等
によつて多孔に成形したものでもよい。また、網
の糸状の細い部分は、直径が約10ミル(254ミク
ロン)位であるのが好ましいことも分かつた。更
に、コロナ透過ウエブの材料は、任意の有機材
料、無機材料、または有機材料と無機材料の混合
物でもよい。 本発明の転写装置に用いられるコロナ透過ウエ
ブは、上述した106Ω・cmの体積抵抗率よりも低
い抵抗率の材料で作つてよく、その場合には、体
積抵抗率を上記の106Ω・cm以上の範囲内に入る
ように処理してもよい。または、他の方法でその
抵抗率を変えるように作つてもよい。本発明の転
写装置に使用される代表的なウエブ材料は、ナイ
ロンや、ダクロン(登録商標、Dacron)や、ガ
ラス繊維で補強した合成繊維のような多数の繊維
材料のうちの任意のもので作ることができる。こ
のような繊維材料で作つた網目は規則的パターン
の形態のものでも、不規則なパターンの形態のも
のでもよい。 また、ウエブの形成方法に関係なく、ウエブの
厚さは、一様な電荷を受像シートに付与すること
にはあまり関係ないことが分かつた。しかし、実
際の例では、ウエブの厚さは約250ミクロンに選
ばれた。本発明に係る網形状のウエブは、網のま
まで使用すると、引張りによつてずるずると長く
なつたり、網がほぐれたりして使いものにならな
い。従つて、引張力が加わつても、その網形状を
維持するため、例えば、網の縁の部分に十分な機
械的強度を与えるべきである。 既に述べたように、本発明に係るコロナ電荷を
透過するコロナ透過ウエブは、必要な抵抗率を有
する材料で処理または被覆するならば、前記した
106Ω・cmの体積抵抗率より低い材料で作つても
よい。例えば、アルミニウムの繊細な針金で網を
作り、その後で、上記の体積抵抗率より高い重合
体ののり剤で処理して、所定の抵抗率の網形状の
ウエブを形成してもよい。この場合、アルミニウ
ムの針金の間の開口が詰まるのを回避するため
に、のり剤の粘度はもちろん注意深く調整すべき
である。 本発明の転写装置に係る網形状のコロナ透過ウ
エブの開口率について、第5図の構成の転写装置
を用いて試験が行われた。この試験のために使用
されたウエブは、交点を熱接合した、単一の繊維
で成る重合体材料の規則的なパターンで成る網目
に形成された。そして、この試験は、第5図の装
置によつて転写したトナー像と所定の接着テープ
でトナー像支持体から転写するトナー像とを濃度
比較して評価した。すなわち、トナー像支持体1
1にトナー像を形成し、このトナー像部分にスコ
ツチ「マジツク・メンド」(ミネソタ、 マイニ
ング マニユフアクチアリング社の登録商標)の
透明接着テープの接着面を強くあてて、そのテー
プにトナー像を全部転写させる。その後、トナー
像が転写されたテープを紙に接着させて、第1の
トナー像を形成する。このトナー像とは別に、ト
ナー像支持体に第2のトナー像を形成して、今度
はこれを第5図に示す転写装置によつて転写す
る。転写後、このトナー像の定着前に受像シート
を手で外に取り出す。この紙の第2のトナー像
を、先に接着テープによつて形成した第1のトナ
ー像の横に、「マジツク・メンド」テープによつ
て、並べて形成する。次頁の表はこのトナー像
の比較の結果を示しており、特に、30%以上の開
口率で良好に転写することを示している。また、
表は、受像シートの重量を変え、相対湿度も変
化させて転写後の像を比較した。
し、より詳細には、ドラム状感光体等の転写領域
において曲線状に湾曲しているトナー像支持体表
面に静電的に付着したトナー像を、その支持体表
面から受像シートに転写する装置に関する。 従来の技術 静電複写法で最もよく知られている方法はゼロ
グラフイ複写法であり、これは、最初に暗所で像
形成部材の表面を静電気で一様に帯電し、次に帯
電表面を明暗像に露出することにより、像形成部
材上に静電潜像を形成する。像形成部材の光が当
たつた部分は導電性にされるので電荷が消散して
像の背景部分となり、光の当たらないすなわち電
荷が残つた領域が静電潜像を形成する。この静電
潜像は「トナー」と呼ばれる帯電した着色材料で
現像することにより可視化される。 いわゆる「普通紙」複写方式では、感光体ドラ
ムやエンドレス感光体ベルト等の再使用可能な像
形成部材の表面の静電潜像をトナーで現像し、こ
の像形成部材すなわちトナー像支持体上のトナー
像を普通の紙である受像シートに転写し、その後
定着器によつて、受像シートにトナー像を定着す
る。 像形成部材すなわちトナー像支持体の表面から
受像シートにトナー像の転写を行なつている間
は、受像シートはトナー像支持体に一定の面積に
渡つて接触するのが望ましく、また、受像シート
はトナー像支持体の移動に伴つて確実に搬送され
るのが望ましい。これによつて、トナー像が効率
良く転写できしかも受像シートが移動中のトナー
像支持体に対して正確に搬送されて像が適正な位
置に適正な形で転写できるからである。普通、受
像シートは、ドラム等の湾曲したトナー像支持体
に対して、面接触するのには適しない。これは、
シートには一定の剛性すなわちいわゆる「こし」
があるからである。そして、曲線状に湾曲してい
るトナー像支持体の表面に対してはその湾曲の程
度が大きくなるに従つて受像シートを湾曲させて
面接触させるのが困難になる。特に、受像シート
の中で、原材料や厚さによつていわゆる「こし」
の強いシートの場合、湾曲したトナー像支持体に
広い範囲で面接触するのは相当に困難になる。 現在、転写領域で曲線状に湾曲しているトナー
像支持体に対して受像シートをできるだけ広い範
囲に渡つて面接触させる技術が色々と開発されて
いる。例えば、米国特許第3332328号の第3図お
よび第3欄の第52〜70行には、湾曲しているトナ
ー像支持体との間に受像シートを挟んで該シート
をトナー像支持体表面に面接触させる搬送ベルト
の例が紹介されている。この米国特許の例では、
トナー像支持体としての感光体ドラムの面に、無
孔の幅広のベルトが隔置した一対のローラによつ
て支持され、ベルトの上に受像シートを置いて湾
曲した感光体すなわちトナー像支持体表面の湾曲
に合わせてその受像シートを搬送ベルトで湾曲さ
せ、一定の面積に渡つて受像シートをドラム表面
に面接触させている。 また、複数の平行ワイヤを使用して、受像シー
トを湾曲トナー像支持体に面接触させる例が米国
特許第3521950号、特に、第28図及び第29図
や第37欄の第26〜54行に記載されている。この例
では、トナー像支持体としての湾曲した感光体ド
ラムの転写領域において、隔置した一対のローラ
の間に複数のワイヤが平行に並べて張られ、その
上に置かれた受像シートを湾曲トナー像支持体に
沿つて湾曲させ、湾曲トナー像支持体に対して受
像シートを面接触させている。 特開昭50−155236号公報には、上記の例とは違
つて、曲線状に湾曲したトナー像支持体としての
感光体ドラムに対して、受像シートを機械的に面
接触させず、静電的に湾曲感光体表面に吸着させ
る形式の転写装置が開示されている。 発明が解決しようとする問題点 上記した幾つかの例は、良好な転写のために
色々の工夫が成され、それ以前の転写装置と比較
すると、それなりの効果を上げている。しかし、
これらの転写装置を、曲線状に湾曲しているトナ
ー像支持体からトナー像を効率良く転写し且つ移
動中のトナー像支持体に対してその像形状を崩す
ことなく受像シートを良好に搬送するという観点
からみた場合、まだ改良の余地があつた。 例えば、米国特許第3332328号に記載されてい
る転写装置では、受像シートを湾曲トナー像支持
体に沿わせて面接触させる幅広いベルトは面全体
が無孔の材料で形成されている。従つて、受像シ
ートの裏面はこのベルトによつて覆われており、
転写のために必要な受像シートの裏面へのコロナ
電荷の付与が少量になつたり、また不均一になつ
たりして、良好な転写ができないという次点があ
つた。また、この転写装置では、トナー像支持体
に面接触している受像シートは、受像シートへの
電荷の付着が良好でないため、該シートが搬送ベ
ルトに確実に静電吸着によつて支持されず、受像
シートはトナー像支持体に静電吸着されて該シー
トの移動が良好にならないという欠点もあつた。 この搬送の点を更に詳しく述べると、一般に、
上記の米国特許のような転写装置の場合、受像シ
ートは、搬送ベルトに静電吸着されて移動させら
れるのが好ましく、感光体すなわちトナー像支持
体に静電吸着して移動させられるのは好ましくな
い。これは、トナー像支持体の静電吸着力によつ
て受像シートをそのトナー像支持体とともに移動
させる場合、受像シートへ転写したトナー像が長
く延びてしまうことがあつたからである。この現
象は、静電吸着した受像シートを前進させるよう
にトナー像支持体が移動しても、トナー像支持体
のトナー像の部分においてトナーという数十ミク
ロンの微細な粒子が多層に重なつているので、そ
のトナー像部分では、受像シートの前進方向への
引つ張り力が弱くなつて受像シートの移動速度が
遅くなり、その結果、トナー像の層を崩して、転
写後のトナー像を長く延ばしてしまうからである
と考えられている。 また、転写後のトナー像が長く延びてしまうも
う1つの理由として考えられるのは、上記のよう
にトナー像支持体に受像シートを静電吸着させて
移動させる場合、その静電吸着力の変化によつて
移動が不安定になるからである。特に、静電吸着
力は湿度の変化に敏感に反応して静電吸着力を弱
くすることがあり、トナー像支持体の静電吸着に
よる受像シートの引張力が弱くなつて受像シート
の移動速度が遅くなり、トナー像支持体から引き
ずられて受像シートがトナー像支持体に対して摩
擦して転写後のトナー像を長く伸ばしてしまうこ
とがある。 また、米国特許第3521950号に開示されている
転写装置は、受像シートをトナー像支持体に面接
触させるため、受像シートの走行方向に延び且つ
相互に一定の間隔をあけて平行に配置された8本
程度のワイヤを有する。この転写装置の場合、受
像シートの裏面のワイヤのない部分へのコロナ電
荷の付与は十分であるが、ワイヤの間隔が空き過
ぎているため、ワイヤのある部分がワイヤのない
部分に比べて、局部的に電荷付着量が極端に少な
くなることがあり、この電荷量の不均一さによつ
てトナー像支持体からのトナー像が受像シートに
対して転写むらを生ずることがある。 また、ワイヤが受像シートを曲線状湾曲トナー
像支持体に湾曲させて押し付けるのは細いワイヤ
部分だけであり、このため、幅広のベルト形状の
ものと比べると、受像シートの全面を湾曲トナー
像支持体に面接触させることが保証できない。す
なわち、ワイヤは受像シートの走行方向に延び且
つ他のワイヤに対しては大きな間隔があいている
ので、受像シートはワイヤの部分だけがトナー像
支持体に押しつけられのであるが、ワイヤのない
部分、特にワイヤからかなり離れた受像シートの
部分にはワイヤの押しつけ力が及ばない領域がで
てくる。従つて、ワイヤが受像シートの走行方向
に延びていることとワイヤの間隔が空いているこ
ととにより、受像シートがワイヤにない部分で感
光体から離れるように撓んでしまうと、その撓ん
だ部分をトナー像支持体に面接触させることがで
きなくなつてしまうという不具合がある。 そして、この米国特許第3521950号の転写装置
でも、ワイヤは、受像シートをトナー像支持体に
押さえる機能だけしかなく、受像シートを静電吸
着させて転写領域を搬送するのには貢献していな
い。すなわち、ワイヤは受像シートの走行方向に
延び且つ他のワイヤに対しては大きな間隔があい
ているので、ワイヤに転写用コロナ放電装置から
電荷が付与されてそのワイヤに受像シートを静電
吸着しようとする力が与えられても、ワイヤが受
像シートへ静電吸着作用を及ぼす区域が少な過ぎ
て、受像シートを搬送することはできないのであ
る。従つて、米国特許第3521950号の転写装置で
も、受像シートの移動をワイヤに任せることはで
きない。換言すれば、この米国特許の転写装置で
も、受像シートはトナー像支持体上のトナー像及
びこれを静電吸着によつて支持する静電潜像の静
電吸着力によつてトナー像支持体に静電吸着さ
れ、この静電吸着により、受像シートの搬送は、
トナー像支持体の移動によつて行われることにな
る。従つて、既述のように、転写後の受像シート
上のトナー像を長く伸ばしてしまうという不具合
が発生する惧れがあつた。 更に、特開昭50〜155236号公報に記載の転写装
置の場合には、曲線状に湾曲したトナー像支持体
面に対して受像シートを機械的に保持することな
く接触させんとしている。一見したところ、前記
した2つの例の転写装置の場合よりトナー像の転
写効率は高くまた受像シートも適正に搬送されて
転写後の画像崩れの惧れも少ないかに見える。し
かし、この転写装置は、曲線状に湾曲したトナー
像支持体に機械的に受像シートを接触させていな
いので、受像シートの裏面の湿度分布の不均一さ
によつてシート裏面の電荷分布が不均一になり、
この不均一電荷によつて、トナー像支持体に対し
て受像シートが広い面積に渡つて一様に密着でき
ず、転写効率が低くなつていた。また、前記米国
特許第3521950号と対比すると、受像シートの搬
送の点では、ベルトやワイヤがないので、当然に
トナー像支持体の静電吸着力に依存しており、転
写後のトナー像の伸びの問題はなくならない。こ
の特開昭50−155236号公報に記載のように、多重
転写の場合には、トナー像の伸びの問題だけでな
く、画像の整合もとれないので、カラー複写の転
写の場合には、色ずれとなつてしまつて到命的な
欠点となつていた。 従つて、本発明の目的は、「こし」の強い受像
シートであつても転写中において受像シートを曲
線状に湾曲したトナー像支持体に面接触させて転
写効率を上げるとともに、トナー像支持体の移動
に対しては、まわりの雰囲気に左右されずに受像
シートを適正に搬送して、受像シートへの転写後
のトナー像が適正な形状に維持される転写装置を
提供することにある。 問題点を解決するための手段 かかる目的を達成するため、本発明は、現像し
たトナー像を、トナー像支持体表面が曲線状に湾
曲している転写領域において受像シートへ静電的
に転写する転写手段を有し、この転写手段はコロ
ナ放電装置を備えていて受像シートの表の面が転
写領域で曲線状トナー像支持体表面に密着させら
れている間に該受像シートの裏の面に電荷を与え
る構成を有する転写装置を改良する。すなわち、
本発明による転写装置は、開口部分を全体の30%
以上有する網形状に形成することにより前記コロ
ナ放電装置からのコロナ電荷の透過度を高くした
コロナ透過ウエブと、前記転写領域で曲線状に湾
曲しているトナー像支持体と前記コロナ透過ウエ
ブの間に受像シートを挟んで該受像シートをトナ
ー像支持体表面に面接触させるように、湾曲トナ
ー像支持体表面に前記コロナ透過ウエブを面接触
させる面接触手段とから成り、前記網形状のコロ
ナ透過ウエブの開口以外の細い部分の直径は約
250ミクロン(10ミリ)以下であり且つ少なくと
も106Ω・cmの体積抵抗率を有していることを特
徴としている。 なお、本発明においては、コロナ放電装置から
のコロナ電荷の透過度を高くしたコロナ透過ウエ
ブが所定の開口部分を有する網形状に形成されて
いるが、本書でいう「網形状」とは、面接触を確
実にする網に形成されており、平行に配置された
糸やワイヤで成るものは、本書という「網形状」
からは除外されることは言うまでもない。 作 用 上記した特定のコロナ透過ウエブの構成によつ
て、「こし」の強い受像シートであつても転写中
において受像シートを曲線状に湾曲したトナー像
支持体に対して十分広い面積に渡つて面接触さ
せ、網形状のコロナ透過ウエブの開口を通して受
像シートの裏面に電荷が与えられるので、受像シ
ートには裏面全体に渡つて十分な量の電荷を与え
ることができ、しかも開口率が30%以上あるので
受像シート裏面の電荷は裏面全体に渡つて均一に
付与される。 従つて、トナー像支持体から受像シートへのト
ナー像の転写効率は高い。そして、上記のよう
に、受像シートの電荷は裏面全体に渡つて均一に
付与され且つその電界強度も強いので、コロナ電
荷を透過するコロナ透過ウエブの側の静電吸着力
が強く、受像シートはトナー像支持体にではな
く、そのコロナ透過ウエブの面に静電吸着され
る。従つて、受像シートの搬送はコロナ透過ウエ
ブの移動を制御することによつて制御でき、トナ
ー像支持体に静電吸着させて受像シートを搬送さ
せる従来の転写装置の欠点を解消することができ
る。 実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しな
がら詳述する。先ず、図面において、本発明の内
容の理解を容易にするため、現像によつてトナー
像が形成されたトナー像支持体表面の、曲線状に
湾曲している転写領域において、受像シートへ静
電的に転写する装置だけが幾つか模式的に図示さ
れていることを御理解頂きたい。例えば、第1図
は、3つの転写領域8の、曲線状に湾曲している
ドラム形状の感光体すなわちトナー像支持体10
に、それぞれ、a〜cとして3つの異なる態様の
転写装置を開示している。また、第2図では、3
つのローラ16によつて曲線状に湾曲している3
つの転写領域8において、エンドレスベルト形状
の感光体すなわちトナー像支持体11に、それぞ
れ、a〜fとして3つの異なる態様の転写装置が
設けられている。 これらの実施例において、本発明に係る転写装
置a〜fは、基本的に、少なくとも転写領域8に
おいて曲線状に湾曲しているトナー像支持体10
(または11)を有し、このトナー像支持体には
現像したトナー像が形成され、転写領域8におい
て受像シート4へトナー像を静電的に転写するた
め、転写用の電荷を受像シートの背面に与えるコ
ロナ放電装置12を備えている。そして、本発明
の転写装置a〜fにおいては、受像シート4の表
の面が転写領域8で移動する曲線状湾曲トナー像
支持体表面10(または11)に面接触してトナ
ー像支持体上のトナー像が受像シート4に転写さ
れ、しかも受像シート4は、後述のように搬送機
能も有する、網形状のコロナ透過ウエブによつて
適正に搬送されるように構成されていることが特
徴となる。 すなわち、本発明に係る転写装置においては、
開口部分を全体の30%以上有する網形状に形成さ
れたエンドレス形状のコロナ透過ウエブ2が用い
られる。上記のように、本発明において、ウエブ
2は、開口部分の全体の30%以上有する網形状に
形成され、これにより、コロナ放電装置からのコ
ロナ電荷の透過度を高くされている。従つて、本
願においては、このウエブ2をコロナ透過ウエブ
と称している。本発明においては、このコロナ透
過ウエブ2を用い、該コロナ透過ウエブ2と転写
領域8で曲線状に湾曲しているトナー像支持体1
0(または11)との間に受像シート4を挟んで
該受像シート4をトナー像支持体10(または1
1)の表面に面接触させるように、湾曲トナー像
支持体表面にウエブ2を面接触させる構成となつ
ている。以下、本発明に係る転写装置の実施例の
構成について、図面を参照しながら、その詳細を
説明する。 第1図において、既述のように、転写領域8に
おいて曲線状に湾曲しているドラム形状感光体す
なわちトナー像支持体10には、3つの形態の異
なる転写装置a〜cが設けられている。第1の転
写装置aは、現像したトナー像を、トナー像支持
体10の表面が曲線状に湾曲している転写領域8
において受像シート4へ静電的に転写する。この
ため、転写装置aはコロナ放電装置12を備えて
おり、受像シート4の表の面が転写領域8で曲線
状トナー像支持体10の表面に密着させられてい
る状態で受像シート4の裏の面に電荷を与えるよ
うに構成されている。 本発明に係る転写装置aは、開口部分を全体の
30%以上有する網形状に形成されたエンドレス形
状のコロナ透過ウエブ2を備え、このウエブ2
は、転写領域8で曲線状に湾曲しているトナー像
支持体10と該ウエブ2の間に受像シート4を挟
んで該受像シート4をトナー像支持体10の表面
に面接触させつつ搬送するため、一対の隔置した
ローラ21及び22によつて支持されている。更
に、第1の転写装置aは、一対のローラ21及び
22の間であつて且つトナー像支持体10から離
れた位置に補助ローラ23を備えている。この補
助ローラ23の存在により、ローラ21及び22
のローラの直径が小さくても、コロナ透過ウエブ
2の内側にコロナ放電装置12を配置する空間を
確保することができる。 そして、トナー像支持体10の湾曲の度合いが
大きいすなわち曲率半径が小さい場合でも受像シ
ート4をトナー像支持体10の湾曲に合わせて面
接触させることができる。なお、搬送機能も備え
たコロナ透過ウエブ2は、上記のように、適当な
開口率を有する網形状に形成されているため、受
像シートの裏面に十分な量の電荷が付与される。
従つて、トナー像支持体10から受像シート4へ
のトナー像の転写が良好に行われ、また、受像シ
ート4が、トナー像支持体10よりもウエブ2の
方に強く静電吸着され、これにより、受像シート
4はウエブ2によつて良好に搬送される。 第2の転写装置bは、開口部分を全体の30%以
上有する網形状に形成されたエンドレス形状のコ
ロナ透過ウエブ2と、転写領域8で湾曲トナー像
支持体10とウエブ2の間に受像シート4を挟ん
でシート4をトナー像支持体10の表面に面接触
させるため、一対の隔置ローラ21及び22とを
備えている点で第1転写装置aと同じである。し
かし、補助ローラを有しない点とコロナ透過ウエ
ブ2の内側にコロナ放電装置12が2つ配置され
ている点で、第1転写装置aとは異なる。すなわ
ち、この第2転写装置bは第1転写装置aよりコ
ロナ電荷を広い面積に渡つて多く付与するこがで
きる。しかし、補助ローラがないので受像シート
4が面接触するトナー像支持体10の湾曲の度合
いには制限がある。 第3の転写装置cは、一対のローラでエンドレ
ス形状のコロナ透過ウエブ2を支持している点で
第2転写装置bと似ているけれど、コロナ放電装
置12がエンドレス形状のコロナ透過ウエブ2の
外側に配置されている点で、第2転写装置bだけ
でなく、第1転写装置aとも異なる。コロナ放電
装置12のコロナ電荷の放出の強度が十分なもの
であれば、この第3転写装置cに示すように、ウ
エブ2を間において受像シート4からかなり離れ
ていても十分に電荷を受像シート4の裏面に付与
することができる。このように、コロナ放電装置
12をウエブ2の外側に置くことができれば、こ
の放電装置を配置する位置の制限がなくなる。 なお、ウエブ2を移動可能に支持しているロー
ラ21及び22は、転写領域8で曲線状に湾曲し
ているトナー像支持体10とウエブ2の間に受像
シート4を挟んで該シートをトナー像支持体表面
に面接触させる機能を有すれば、任意のものでよ
く、またローラ21及び22は自由回転のもので
もよくその一方をモータ等によつて駆動してもよ
い。ローラの1つを駆動する場合、その回転は、
トナー像支持体10から受像シート4に適正な画
像で転写できる速度で駆動される。また、受像シ
ートは、連続的な長い用紙でもよく、また切断し
た用紙であつてもよい。 受像シート4の前縁が転写域に入ると同時に、
または入つた後に、コロナ放電装置12が付勢さ
れる。この放電装置12が与えられる電圧の極性
と電位の大きさは、受像シート4の裏面に一様な
電荷を与え、曲線状に湾曲しているトナー像支持
体10の表面からトナー像を静電吸着力により分
離せしめて接触している受像シート4の表面にこ
のトナー像を転写せしめるに十分なものであれば
よい。勿論、コロナ電荷を透過する網形状に形成
されたコロナ透過ウエブ2は、コロナ放電装置か
らの電荷の殆ど全てを受像シートの裏面に付与す
るので効率のよい帯電が行える。また、このウエ
ブ2は、転写領域で曲線状に湾曲したトナー像支
持体10に対して受像シート4を確実に一定の面
積で面接触させるように、受像シート4を押さえ
ている。 また、受像シート4はコロナ放電装置からの電
荷によつてウエブ2にしつかりと静電吸着してい
る。従つて、受像シート4は、ウエブ2によつ
て、トナー像支持体10の搬送力に依存せずに、
搬送される。すなわち、ウエブ2の搬送力によつ
て受像シート4が搬送されるので、ウエブ2が確
実に移動する限り、受像シート4は確実にトナー
像支持体10とともに搬送される。換言すれば、
ウエブ2の搬送力によつて受像シート4が搬送さ
れるので、トナー像支持体10すなわち感光体の
静電吸着力によつて搬送される場合のように、受
像シート4がトナーによつて滑ることがなくな
り、このため、転写したトナー像が長く延びてし
まうという、転写不良を阻止できる。 なお、受像シート4の「こし」が強い場合、転
写領域から出る位置において、受像シート4は曲
線状に湾曲しているトナー像支持体10(または
11)の表面からも、またコロナ透過ウエブ2か
らも離れて、次の処理手段である定着装置に送る
ことができる。しかし、受像シート4の「こし」
が弱い場合、転写領域の出口では、コロナ放電装
置12の電荷の作用力が少なくなつて、相対的に
トナー像支持体10への静電吸着力が勝るので、
受像シート4がトナー像支持体10に静電吸着し
たままになつて、分離しない場合がある。このよ
うに分離しない場合、適正な複写物が得られない
だけでなく、トナー像支持体10(または11)
に付着したままになつて次の清掃装置等の部分で
紙詰まりを生じたりする。 これに対処して、受像シート4が自身でトナー
像支持体10(または11)から分離しない場合
には、受像シート4に静電的に付着しているトナ
ー像を乱したりトナー像支持体10の表面を傷つ
けたりしないように、分離手段を設ける必要があ
る。この分離手段の設置の場合において、本発明
によれば、コロナ透過ウエブ2が開口率30%以上
の網形状に形成されているので、第5図及び第6
図に図示のように、トナー像支持体11(または
10)の表面を傷付ける惧れがなく、また、トナ
ー像を乱すことのない、受像シート分離用の真空
手段74を利用できる利点がある。 詳細に述べれば、真空手段74は、転写領域の
出口部分に設けられた真空ヘツド75を備えてお
り、転写領域の出口部分において、静電吸着力が
弱くなつた網形状のコロナ透過ウエブ2の裏面か
ら、その開口を通して真空吸引力を受像シート4
に与えると、コロナ透過ウエブ2は網形状である
ので、受像シート4の分離が確実に行われ、トナ
ー像支持体11(または10)の表面が傷付けら
れず、また、トナー像も乱されない。また、真空
ヘツド75と受像シート4との間にはウエブ2が
介在しているので、受像シート4はウエブ2の面
に案内される。従つて、受像シートの前縁が真空
ヘツド75に突き当たらないので、受像シート4
の定着装置への進行が妨げられることもなくな
り、受像シートの紙詰まり等の事故もなくなる。 なお、この受像シート分離機構の場合、第6図
に詳細に示されている通り、転写領域8の出口部
分近くの真空度をその下流部分の真空度より高く
すると分離の効果が上がる。また、交流コロナ放
電装置76を分離機構に設けて、受像シートの電
荷を除去して静電吸着力をなくするように構成す
るのも好ましい。 第2図は、トナー像支持体11がドラム形状で
はなく、可撓性のエンドレスの光導電性ベルトを
使用した例を示している。一般に、エンドレスの
光導電性ベルトを使用したトナー像支持体11の
場合、3つのローラ16によつて、ほぼ三角形を
成すように張られる。そして、転写装置d〜fは
ローラ16の部分に設けられる。すなわち、エン
ドレスの光導電性ベルトを使用したトナー像支持
体11の場合でも、その転写領域8は曲線状に湾
曲している。曲線状に湾曲している転写領域8に
設けられた転写装置d〜fは、第1図の転写装置
a〜cの構成と殆ど同じであるが、転写領域8の
湾曲の程度が大きい(曲率半径が小さい)ので、
第1図の転写装置b及びcのように、2つのロー
ラ21及び22だけでは十分な面積で面接触しな
い。従つて、十分な面積で面接触させるため、転
写装置e及びfでは、それぞれ一対の補助ローラ
24及び25が設けられている。この補助ローラ
の点を除いて、第2図の転写装置d〜fは、第1
図の転写装置a〜cと同じ動作をするのでその説
明を省略する。 なお、第2図の実施例のエンドレス形状のコロ
ナ透過ウエブ2は、第1図のウエブ2と同様に、
開口部分を全体の30%以上有する網形状に形成さ
れたウエブである。また、転写領域8で曲線状に
湾曲しているトナー像支持体11とウエブ2の間
に受像シート4を挟んで、シート4をトナー像支
持体表面に面接触させるように、トナー像支持体
表面にウエブ2を面接触させる一対のローラ21
及び22も同じである。しかし、この実施例にお
いては、第2図に示すように、転写領域8の入口
側のローラ21は、転写領域の出口側にあるロー
ラ22よりもトナー像支持体11に接近してい
る。これは、転写領域8を出た受像シート4が転
写領域8を出るとき、受像シート4が自身の「こ
し」によつて、トナー像支持体11から分離し易
くなるので好ましい。 第3図及び第4図では、トナー像支持体10か
ら受像シートへのトナー像の転写が必要になる時
まで、転写装置がトナー像支持体から離れた位置
に置かれ、転写を必要とするときに、受像シート
を曲線状に湾曲しているトナー像支持体10の表
面に面接触させる転写装置を開示している。 例えば、第3図の例でも第4図の例でも、一対
のローラが、開口部分を全体の30%以上有する網
形状のコロナ透過ウエブ2を、転写領域8で曲線
状に湾曲しているトナー像支持体10に、受像シ
ートを挟んだ状態で面接触させるように支持して
いる。この受像シートの面接触支持のため、第3
図の例では、一方のローラ26が実線と破線で示
す位置に移動可能に構成して、転写の必要なとき
に受像シートを面接触させることができる。ま
た、第4図の例では、ウエブたわめ部材27をカ
ム等により実線の位置から破線の位置の移動可能
に構成し、ウエブ2を破線の位置に支持して受像
シートを面接触させるように構成されている。 以上に例示した転写装置において、受像シート
を曲線状に湾曲したトナー像支持体に面接触させ
るコロナ透過ウエブを形成する材料は、受像シー
トの裏面に一様に電荷を付与できる程度の抵抗、
すなわち少なくとも106Ω・cmの体積抵抗率を有
するものであればよい。この体積抵抗率は、ゼロ
グラフイ複写技術の分野では、導体と呼ばれる範
囲の抵抗率であり、一般に、この体積抵抗率以上
のトナー像支持体すなわち感光体が用いられてい
る。感光体が106Ω・cm以下の体積抵抗率である
と、電荷が逃散して静電潜像が消える等の好まし
くない現像が生じる。従つて、ウエブ2の材料
も、トナー像支持体上の電荷を逃散させないよう
に、感光体と同様に、106Ω・cm以上の体積抵抗
率の材料が用いられる。 また、コロナ電荷を透過するコロナ透過ウエブ
の開口率は、トナー像支持体の裏面にほぼ一様に
電荷を付与するのに十分なものであればよく、実
験の結果30%以上あればよいことが分かつた。か
かるウエブの材料は、受像シートに一様な電荷を
付与できる網形状の形成できる限り任意のもので
よい。また、この網形状のウエブは、繊維を網状
に織つたものでもよく、薄いシート状材料を型等
によつて多孔に成形したものでもよい。また、網
の糸状の細い部分は、直径が約10ミル(254ミク
ロン)位であるのが好ましいことも分かつた。更
に、コロナ透過ウエブの材料は、任意の有機材
料、無機材料、または有機材料と無機材料の混合
物でもよい。 本発明の転写装置に用いられるコロナ透過ウエ
ブは、上述した106Ω・cmの体積抵抗率よりも低
い抵抗率の材料で作つてよく、その場合には、体
積抵抗率を上記の106Ω・cm以上の範囲内に入る
ように処理してもよい。または、他の方法でその
抵抗率を変えるように作つてもよい。本発明の転
写装置に使用される代表的なウエブ材料は、ナイ
ロンや、ダクロン(登録商標、Dacron)や、ガ
ラス繊維で補強した合成繊維のような多数の繊維
材料のうちの任意のもので作ることができる。こ
のような繊維材料で作つた網目は規則的パターン
の形態のものでも、不規則なパターンの形態のも
のでもよい。 また、ウエブの形成方法に関係なく、ウエブの
厚さは、一様な電荷を受像シートに付与すること
にはあまり関係ないことが分かつた。しかし、実
際の例では、ウエブの厚さは約250ミクロンに選
ばれた。本発明に係る網形状のウエブは、網のま
まで使用すると、引張りによつてずるずると長く
なつたり、網がほぐれたりして使いものにならな
い。従つて、引張力が加わつても、その網形状を
維持するため、例えば、網の縁の部分に十分な機
械的強度を与えるべきである。 既に述べたように、本発明に係るコロナ電荷を
透過するコロナ透過ウエブは、必要な抵抗率を有
する材料で処理または被覆するならば、前記した
106Ω・cmの体積抵抗率より低い材料で作つても
よい。例えば、アルミニウムの繊細な針金で網を
作り、その後で、上記の体積抵抗率より高い重合
体ののり剤で処理して、所定の抵抗率の網形状の
ウエブを形成してもよい。この場合、アルミニウ
ムの針金の間の開口が詰まるのを回避するため
に、のり剤の粘度はもちろん注意深く調整すべき
である。 本発明の転写装置に係る網形状のコロナ透過ウ
エブの開口率について、第5図の構成の転写装置
を用いて試験が行われた。この試験のために使用
されたウエブは、交点を熱接合した、単一の繊維
で成る重合体材料の規則的なパターンで成る網目
に形成された。そして、この試験は、第5図の装
置によつて転写したトナー像と所定の接着テープ
でトナー像支持体から転写するトナー像とを濃度
比較して評価した。すなわち、トナー像支持体1
1にトナー像を形成し、このトナー像部分にスコ
ツチ「マジツク・メンド」(ミネソタ、 マイニ
ング マニユフアクチアリング社の登録商標)の
透明接着テープの接着面を強くあてて、そのテー
プにトナー像を全部転写させる。その後、トナー
像が転写されたテープを紙に接着させて、第1の
トナー像を形成する。このトナー像とは別に、ト
ナー像支持体に第2のトナー像を形成して、今度
はこれを第5図に示す転写装置によつて転写す
る。転写後、このトナー像の定着前に受像シート
を手で外に取り出す。この紙の第2のトナー像
を、先に接着テープによつて形成した第1のトナ
ー像の横に、「マジツク・メンド」テープによつ
て、並べて形成する。次頁の表はこのトナー像
の比較の結果を示しており、特に、30%以上の開
口率で良好に転写することを示している。また、
表は、受像シートの重量を変え、相対湿度も変
化させて転写後の像を比較した。
【表】
【表】
【表】
上記の表は、第5図の装置を使用して前記表
と同じ実験を、広範囲の連量すなわち重さの紙
について行つた結果を示している。この表は広
範囲の重量の紙についてトナー像を効果的に転写
できることを示している。 注目すべきことは、転写が相対湿度の変化に感
応せず、良好に転写しているということである。 なお、第5A図には、表及び表の結果を得
た第5図の装置で使用した網形状のコロナ透過ウ
エブの概略が図示されているので参照されたい。
また、第5B図には、そのコロナ透過ウエブの一
部が拡大されており、コロナ透過ウエブは、図示
のように、例えば平織で網形状に形成される。 発明の効果 本発明の転写装置によれば、開口部分を全体の
30%以上有する網形状に形成することにより前記
コロナ放電装置からのコロナ電荷の透過度を高く
したコロナ透過ウエブと、前記転写領域で曲線状
に湾曲しているトナー像支持体と前記コロナ透過
ウエブの間に受像シートを挟んで該受像シートを
トナー像支持体表面に面接触させるように、湾曲
トナー像支持体表面に前記コロナ透過ウエブを面
接触させる面接触手段とから成り、前記網形状の
コロナ透過ウエブの開口以外の細い部分の直径は
約250ミクロン(10ミル)以下であり且つ少なく
とも106Ω・cmの体積抵抗率を有しているので、
「こし」の強い受像シートであつても転写中にお
いて受像シートを曲線状に湾曲したトナー像支持
体に対して十分広い面積に渡つて面接触させるこ
とができる。 特に、網形状のコロナ透過ウエブの開口を通し
て受像シートの裏面に電荷が与えられるので、受
像シートには裏面全体に渡つて十分な量の電荷を
与えることができ、しかも開口率が30%以上ある
ので受像シート裏面の電荷は裏面全体に渡つて均
一に付与される。従つて、トナー像支持体から受
像シートへのトナー像の転写効率は高い。そし
て、上記のように、受像シートの電荷は裏面全体
に渡つて均一に付与され且つ電界強度も強いの
で、ウエブの受像シートに対する静電吸着力は強
く、受像シートはトナー像支持体にではなくウエ
ブの側に静電吸着される。従つて、受像シートの
搬送はウエブの移動を制御することによつて制御
でき、トナー像支持体に静電吸着させて受像シー
トを搬送させていた転写装置の欠点、すなわち転
写後のトナー像の伸びの問題を解消することがで
きる。 更に、本発明の転写装置によれば、受像シート
への転写のための電荷の付与もその受像シートの
搬送も安定しているので、相対湿度が変化しても
影響されず、良好に転写される。
と同じ実験を、広範囲の連量すなわち重さの紙
について行つた結果を示している。この表は広
範囲の重量の紙についてトナー像を効果的に転写
できることを示している。 注目すべきことは、転写が相対湿度の変化に感
応せず、良好に転写しているということである。 なお、第5A図には、表及び表の結果を得
た第5図の装置で使用した網形状のコロナ透過ウ
エブの概略が図示されているので参照されたい。
また、第5B図には、そのコロナ透過ウエブの一
部が拡大されており、コロナ透過ウエブは、図示
のように、例えば平織で網形状に形成される。 発明の効果 本発明の転写装置によれば、開口部分を全体の
30%以上有する網形状に形成することにより前記
コロナ放電装置からのコロナ電荷の透過度を高く
したコロナ透過ウエブと、前記転写領域で曲線状
に湾曲しているトナー像支持体と前記コロナ透過
ウエブの間に受像シートを挟んで該受像シートを
トナー像支持体表面に面接触させるように、湾曲
トナー像支持体表面に前記コロナ透過ウエブを面
接触させる面接触手段とから成り、前記網形状の
コロナ透過ウエブの開口以外の細い部分の直径は
約250ミクロン(10ミル)以下であり且つ少なく
とも106Ω・cmの体積抵抗率を有しているので、
「こし」の強い受像シートであつても転写中にお
いて受像シートを曲線状に湾曲したトナー像支持
体に対して十分広い面積に渡つて面接触させるこ
とができる。 特に、網形状のコロナ透過ウエブの開口を通し
て受像シートの裏面に電荷が与えられるので、受
像シートには裏面全体に渡つて十分な量の電荷を
与えることができ、しかも開口率が30%以上ある
ので受像シート裏面の電荷は裏面全体に渡つて均
一に付与される。従つて、トナー像支持体から受
像シートへのトナー像の転写効率は高い。そし
て、上記のように、受像シートの電荷は裏面全体
に渡つて均一に付与され且つ電界強度も強いの
で、ウエブの受像シートに対する静電吸着力は強
く、受像シートはトナー像支持体にではなくウエ
ブの側に静電吸着される。従つて、受像シートの
搬送はウエブの移動を制御することによつて制御
でき、トナー像支持体に静電吸着させて受像シー
トを搬送させていた転写装置の欠点、すなわち転
写後のトナー像の伸びの問題を解消することがで
きる。 更に、本発明の転写装置によれば、受像シート
への転写のための電荷の付与もその受像シートの
搬送も安定しているので、相対湿度が変化しても
影響されず、良好に転写される。
第1図は、ドラム形状の感光体すなわちトナー
像支持体と共に使用する時の本発明の転写装置の
3つの代表的な実施例を示す図である。第2図
は、可撓性のエンドレスベルト型感光体すなわち
トナー像支持体と共に使用する、3つの代表的な
実施例を示す図である。第3図は、更に別の転写
装置の実施例を示す図である。第4図は、第3図
の実施例に似ているが、更に別の転写装置の実施
例を示す図である。第5図は、第2図の転写装置
に真空吸引式シート分離装置を組み込んだ示す図
である。第5A図は、第5図の転写装置に用いた
コロナ透過ウエブの概略を示す図である。第5B
図は、第5A図のコロナ透過ウエブの一部を拡大
して示す図である。第6図は、第5図に示した転
写領域の拡大図である。 符号の説明、2……網形状のコロナ透過ウエ
ブ、4……受像シート、8……転写領域、10…
…トナー像支持体、11……トナー像支持体、1
2……コロナ放電装置、21……コロナ透過ウエ
ブ支持ローラ、22……コロナ透過ウエブ支持ロ
ーラ、26……コロナ透過ウエブ支持ローラ、2
7……コロナ透過ウエブ撓め部材、74……真空
吸引部材、76……除電用交流コロナ放電装置。
像支持体と共に使用する時の本発明の転写装置の
3つの代表的な実施例を示す図である。第2図
は、可撓性のエンドレスベルト型感光体すなわち
トナー像支持体と共に使用する、3つの代表的な
実施例を示す図である。第3図は、更に別の転写
装置の実施例を示す図である。第4図は、第3図
の実施例に似ているが、更に別の転写装置の実施
例を示す図である。第5図は、第2図の転写装置
に真空吸引式シート分離装置を組み込んだ示す図
である。第5A図は、第5図の転写装置に用いた
コロナ透過ウエブの概略を示す図である。第5B
図は、第5A図のコロナ透過ウエブの一部を拡大
して示す図である。第6図は、第5図に示した転
写領域の拡大図である。 符号の説明、2……網形状のコロナ透過ウエ
ブ、4……受像シート、8……転写領域、10…
…トナー像支持体、11……トナー像支持体、1
2……コロナ放電装置、21……コロナ透過ウエ
ブ支持ローラ、22……コロナ透過ウエブ支持ロ
ーラ、26……コロナ透過ウエブ支持ローラ、2
7……コロナ透過ウエブ撓め部材、74……真空
吸引部材、76……除電用交流コロナ放電装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 現像したトナー像を、トナー像支持体表面が
曲線状に湾曲している転写領域において受像シー
トへ静電的に転写する転写手段を有し、この転写
手段はコロナ放電装置を備えていて受像シートの
表の面が転写領域で曲線状トナー像支持体表面に
密着させられている間に該受像シートの裏の面に
電荷を与える構成を有する転写装置において、 開口部分を全体の30%以上有する網形状に形成
することにより前記コロナ放電装置からのコロナ
電荷の透過度を高くしたコロナ透過ウエブと、前
記転写領域で曲線状に湾曲しているトナー像支持
体と前記コロナ透過ウエブの間に受像シートを挟
んで該受像シートをトナー像支持体表面に面接触
させるように、湾曲トナー像支持体表面に前記コ
ロナ透過ウエブを面接触させる面接触手段とから
成り、前記網形状のコロナ透過ウエブの開口以外
の細い部分の直径は約250ミクロン(10ミル)以
下であり且つ少なくとも106Ω・cmの体積抵抗率
を有していることを特徴とする転写装置。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US05/686,353 US4110024A (en) | 1976-05-14 | 1976-05-14 | Transfer assembly for electrostatic transfer of a toner image from a curvilinear recording surface |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52139431A JPS52139431A (en) | 1977-11-21 |
| JPS6333151B2 true JPS6333151B2 (ja) | 1988-07-04 |
Family
ID=24755965
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5194177A Granted JPS52139431A (en) | 1976-05-14 | 1977-05-06 | Transfer apparatus |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4110024A (ja) |
| JP (1) | JPS52139431A (ja) |
| BE (1) | BE854404A (ja) |
| CA (1) | CA1086131A (ja) |
| DE (1) | DE2710531C2 (ja) |
| FR (1) | FR2351440A1 (ja) |
| GB (1) | GB1552287A (ja) |
| NL (1) | NL7705415A (ja) |
Families Citing this family (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53104248A (en) * | 1977-02-24 | 1978-09-11 | Canon Inc | Transfer device |
| DE2750612C3 (de) * | 1977-11-11 | 1980-11-27 | Siemens Ag, 1000 Berlin Und 8000 Muenchen | Vorrichtung zum Übertragen eines Tonerbildes von einem umlaufenden, bandförmigen Bildträger auf ein Bildempfangsmaterial |
| JPS5470843A (en) * | 1977-11-16 | 1979-06-07 | Canon Inc | Transfer apparatus |
| JPS5518653A (en) * | 1978-07-28 | 1980-02-08 | Canon Inc | Transfer device |
| US4251154A (en) * | 1979-04-09 | 1981-02-17 | Eastman Kodak Company | Electrophotographic color copier |
| US4423951A (en) | 1982-06-29 | 1984-01-03 | Petro-Fax | Roller transfer corona apparatus |
| JPS5952268A (ja) * | 1982-09-20 | 1984-03-26 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 転写紙分離方法 |
| US4558221A (en) * | 1983-05-02 | 1985-12-10 | Xerox Corporation | Self limiting mini-corotron |
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