JPS6336930B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6336930B2 JPS6336930B2 JP54155755A JP15575579A JPS6336930B2 JP S6336930 B2 JPS6336930 B2 JP S6336930B2 JP 54155755 A JP54155755 A JP 54155755A JP 15575579 A JP15575579 A JP 15575579A JP S6336930 B2 JPS6336930 B2 JP S6336930B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plastic
- steel pipe
- temperature
- coated steel
- coated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
本発明はプラスチツク被覆鋼管の運搬時におけ
る滑り、あるいはプラスチツク被覆鋼管に外装し
たコンクリートライニング等の引き抜け等を防止
するため、プラスチツク表面に鮫肌状凹凸模様の
ある被覆鋼管を製造する方法に関する。 鋼管の防食には従来、アスフアルト又はコール
タール等の瀝青質を主体とした外面塗覆装が行わ
れてきたが、近年耐久性、耐熱性、防食性等の性
能ならびに作業環境、生産性にすぐれたプラスチ
ツク被覆鋼管が広く使用されるようになつてき
た。 しかし、このプラスチツク被覆鋼管は一般に被
覆層の表面が極めて滑らかに仕上がるので、クレ
ーン、ホークリフト等で吊上げ運搬を行う際に、
被覆鋼管がワイヤ、スプリング等の吊具との接触
部分での滑りのため積荷のズレ、落下事故を生じ
たり、また地中埋設用等被覆の保護、管体の重量
付加のためにプラスチツク被覆鋼管にコンクリー
ト、モルタル等をライニングしたものでは、プラ
スチツク被覆層との接触部分の滑りのためにコン
クリートやモルタルライニングの引き抜け事故が
生じる等の問題がある。 このようなプラスチツク被覆鋼管の被覆層外表
の滑り性をなくすためにこれまでに、例えば特開
昭49−26823号のペレツト使用の外面ライニング
パイプ、特開昭51−59975号の外面に熱溶融粘着
剤を部分的に塗布固化せしめたプラスチツク被覆
鋼管の加工方法、特開昭52−71222号の外面に滑
り止めを施したプラスチツク被覆鋼管の製造方法
等各種の提案がなされているが、これらの提案は
いづれもプラスチツク被覆層の外面にペレツト、
熱溶融粘着剤、滑り止め剤等を新らたに貼設する
ための特別な設備及び工程を必要とし、作業が煩
雑になる許りでなく製造コストの上昇につながる
欠点がある。 本発明は上記欠点を排除するため、新らたに滑
り止め剤等を被覆層の表面に貼設する方法によら
ずに直接プラスチツク被覆表面に滑り止めの凹凸
模様を形成する安価かつ生産性にすぐれた方法の
提供を目的とする。 本発明は、押出法により管外表にプラスチツク
を連続的に被覆するに際し、押出機のプラスチツ
ク押出口付近を強制冷却等して前記付近温度を押
出されるプラスチツクの温度よりも低温ならしめ
ることにより、被覆プラスチツク外面に鮫肌状凹
凸模様を形成せしめる方法を要旨とし、単に押出
機のプラスチツク押出口付近を強制冷却等するだ
けで、プラスチツク被覆と同時に滑り止めの凹凸
模様が形成でき、また前記プラスチツク押出口付
近の温度と押出されるプラスチツク温度との温度
差を調節することにより、被覆プラスチツクの外
面に形成される凹凸の高さ、ピツチ等を自由に調
節することができる長所がある。 詳述すれば、通常の丸型ダイス押出機より押出
されたプラスチツクで鋼管外面を被覆するプラス
チツク被覆鋼管の被覆層1表面全体に、第1図の
断面図に示す如く、シヤークスキン(鮫肌状凹凸
皮面)と呼ばれる凹凸模様2が、凹凸を原管3の
軸線A−Aと直角に周方向に並列せしめて屡々現
われることが既に知られているが、発明者等はこ
のシヤークスキン発生の原因が究明でき、前記プ
ラスチツクの被覆過程でシヤークスキンが形成さ
れ易い環境条件等を人為的に与えてその形成を助
長することができれば、既に提案されているよう
な特別の滑り止め剤等の被覆面への貼設を要しな
いで安価に滑り止め効果のあるプラスチツク被覆
鋼管が得られるものと考え本発明を完成した。既
ち、シヤークスキンの発生は、主としてプラスチ
ツク押出口から押出される際に生じる温度変化に
基く間欠的なプラスチツクの流動性の悪化に起因
することが判明し、この間欠的なプラスチツクの
流動性の悪化を助長する方法の1つとしてプラス
チツク押出口付近であるリツプ部を押出されるプ
ラスチツク温度以下に冷却する試験を行つたとこ
ろ、リツプ部とプラスチツクの付着力及びプラス
チツクを押出す押圧力等の関係から、リツプ部に
接して温度が低下した部分のプラスチツクの一定
量が定間隔で間欠的にプラスチツク押出口から押
出されプラスチツク層に割り込み、前記押出口か
ら排出されるプラスチツク層に一定間隔毎に流動
性の悪化が生じて、いわゆる脈動押出しを行ない
プラスチツク被覆鋼管の被覆層表面に一定寸法の
揃つた高さ及びピツチを有するシヤークスキン状
の凹凸が形成されることが確認された。 第2図はダイス部内のプラスチツク温度とリツ
プ部温度との温度差を種々に変えてリツプ部を冷
却した場合における、被覆鋼管の被覆層の鮫肌状
凹凸の高さDおよびピツチPと前記温度差との関
係を示した図表であるが、同図に見る如く、凹凸
の高さDとプラスチツクとリツプ部の温度差との
関係及びピツチPと前記温度差との関係は、それ
ぞれ特性曲線D及び特性曲線Pで示される相関性
を有していることも確認された。 以下本発明方法を詳細に説明する。 本発明方法を実施するための製造装置の一例を
第3図イ,ロに示す。第3図イは上半部縦断の側
面図、同図ロは第3図イのロ−ロ断面矢視正面図
である。図において、押出機4は公知のもので、
原管5と適当間隔をおいて、これを同心に囲んで
設けたダイス6と、これを取付けるホルダー7
と、プラスチツク8をダイス6内のプラスチツク
貯溜室9から通路10を通りプラスチツク押出口
11から外部に押出すための押圧装置(図示せ
ず)とからなり、プラスチツク押出口11の間隙
を調整するためのリング状のリツプ部12が着脱
可能にホルダー7前面に取付けられている。13
はダイス6を加熱するためホルダー7外周を囲ん
で設けたヒーターである。 冷却風吹付装置14は実施例では、ダイス出口
15を出た直後の原管5を囲んで環状管16を配
し、これにリツプ部12にむかつて多数のノズル
孔17を穿設するとともに、前記環状管16を送
風源に管接続(図示せず)してなり、これにより
リツプ部12に冷却風を吹付けて強制冷却するよ
う設けられている。 18は熱電対であり、プラスチツク押出口11
付近の例えばリツプ部12内に1〜複数個適宜挿
入され、リード線19により指示装置20に接続
され、リツプ部の測温結果に基いて冷却風吹付装
置14からの冷却風噴射をON、OFFせしめ、リ
ツプ部12の温度が所定に調節される。 プラスチツク押出口付近を強制冷却する装置
は、このほか例えばリツプ部12内に冷却水を循
環させる冷却水路を設けて水冷する等しくてもよ
く、効果的にリツプ部を冷却できれば特に上記実
施例に限定するものではない。 第3図の装置を用いて本発明方法を実施するに
はまづ、ダイス6内のプラスチツク貯溜室9内に
プラスチツク8を適宜充てんした後、ヒーター1
3を作動させ前記貯溜室9内のプラスチツク8を
押出温度に加熱し、次いでプラスチツク被覆鋼管
外面に形成させる凹凸の高さ及びピツチを所望の
ものとするため、リツプ部12と貯溜室9内のプ
ラスチツクとの温度差が目標値となるよう冷却風
吹付装置14を作動せしめてリツプ部12の冷却
を開始する。リツプ部12の温度はヒーター13
の加熱により当初はダイス内のプラスチツクと
略々同温度であるが、冷却風の吹付けにより次第
に冷却されて温度低下し、熱電対18の測温に基
く指示装置20からの指示によつて適宜冷却風の
噴射がON、OFFされて所定温度が維持されるか
ら、押出法の常法に従つて原管5へプラスチツク
の被覆を開始すると、押出されるプラスチツクの
流動性、押出す押圧力等の関係から、リツプ部に
接して温度低下した部分のプラスチツクが定間隔
で間欠的に押出されて、いわゆる脈動押出しとな
り、被覆層の表面に所定寸法の高さ及びピツチを
有する鮫肌状の凹凸模様が形成される。 次に実施例を掲げて本発明方法の効果を説明す
る。 実施例 外径20″の原管に本発明方法により高さ及びピ
ツチの寸法を種々に変えて外面に鮫肌状凹凸を形
成せしめたポリエチレン被覆の各鋼管と、同じ原
管に表面平滑にポリエチレンを被覆した従来の被
覆鋼管とをそれぞれ供試鋼管として、第4図に示
す如くに供試鋼管21をクレーンフツク22にワ
イヤー23により吊支して、鋼管21の傾斜角θ
を種々に変え運搬時におけるワイヤー上の滑り試
験を行つた結果を第1表に示す。
る滑り、あるいはプラスチツク被覆鋼管に外装し
たコンクリートライニング等の引き抜け等を防止
するため、プラスチツク表面に鮫肌状凹凸模様の
ある被覆鋼管を製造する方法に関する。 鋼管の防食には従来、アスフアルト又はコール
タール等の瀝青質を主体とした外面塗覆装が行わ
れてきたが、近年耐久性、耐熱性、防食性等の性
能ならびに作業環境、生産性にすぐれたプラスチ
ツク被覆鋼管が広く使用されるようになつてき
た。 しかし、このプラスチツク被覆鋼管は一般に被
覆層の表面が極めて滑らかに仕上がるので、クレ
ーン、ホークリフト等で吊上げ運搬を行う際に、
被覆鋼管がワイヤ、スプリング等の吊具との接触
部分での滑りのため積荷のズレ、落下事故を生じ
たり、また地中埋設用等被覆の保護、管体の重量
付加のためにプラスチツク被覆鋼管にコンクリー
ト、モルタル等をライニングしたものでは、プラ
スチツク被覆層との接触部分の滑りのためにコン
クリートやモルタルライニングの引き抜け事故が
生じる等の問題がある。 このようなプラスチツク被覆鋼管の被覆層外表
の滑り性をなくすためにこれまでに、例えば特開
昭49−26823号のペレツト使用の外面ライニング
パイプ、特開昭51−59975号の外面に熱溶融粘着
剤を部分的に塗布固化せしめたプラスチツク被覆
鋼管の加工方法、特開昭52−71222号の外面に滑
り止めを施したプラスチツク被覆鋼管の製造方法
等各種の提案がなされているが、これらの提案は
いづれもプラスチツク被覆層の外面にペレツト、
熱溶融粘着剤、滑り止め剤等を新らたに貼設する
ための特別な設備及び工程を必要とし、作業が煩
雑になる許りでなく製造コストの上昇につながる
欠点がある。 本発明は上記欠点を排除するため、新らたに滑
り止め剤等を被覆層の表面に貼設する方法によら
ずに直接プラスチツク被覆表面に滑り止めの凹凸
模様を形成する安価かつ生産性にすぐれた方法の
提供を目的とする。 本発明は、押出法により管外表にプラスチツク
を連続的に被覆するに際し、押出機のプラスチツ
ク押出口付近を強制冷却等して前記付近温度を押
出されるプラスチツクの温度よりも低温ならしめ
ることにより、被覆プラスチツク外面に鮫肌状凹
凸模様を形成せしめる方法を要旨とし、単に押出
機のプラスチツク押出口付近を強制冷却等するだ
けで、プラスチツク被覆と同時に滑り止めの凹凸
模様が形成でき、また前記プラスチツク押出口付
近の温度と押出されるプラスチツク温度との温度
差を調節することにより、被覆プラスチツクの外
面に形成される凹凸の高さ、ピツチ等を自由に調
節することができる長所がある。 詳述すれば、通常の丸型ダイス押出機より押出
されたプラスチツクで鋼管外面を被覆するプラス
チツク被覆鋼管の被覆層1表面全体に、第1図の
断面図に示す如く、シヤークスキン(鮫肌状凹凸
皮面)と呼ばれる凹凸模様2が、凹凸を原管3の
軸線A−Aと直角に周方向に並列せしめて屡々現
われることが既に知られているが、発明者等はこ
のシヤークスキン発生の原因が究明でき、前記プ
ラスチツクの被覆過程でシヤークスキンが形成さ
れ易い環境条件等を人為的に与えてその形成を助
長することができれば、既に提案されているよう
な特別の滑り止め剤等の被覆面への貼設を要しな
いで安価に滑り止め効果のあるプラスチツク被覆
鋼管が得られるものと考え本発明を完成した。既
ち、シヤークスキンの発生は、主としてプラスチ
ツク押出口から押出される際に生じる温度変化に
基く間欠的なプラスチツクの流動性の悪化に起因
することが判明し、この間欠的なプラスチツクの
流動性の悪化を助長する方法の1つとしてプラス
チツク押出口付近であるリツプ部を押出されるプ
ラスチツク温度以下に冷却する試験を行つたとこ
ろ、リツプ部とプラスチツクの付着力及びプラス
チツクを押出す押圧力等の関係から、リツプ部に
接して温度が低下した部分のプラスチツクの一定
量が定間隔で間欠的にプラスチツク押出口から押
出されプラスチツク層に割り込み、前記押出口か
ら排出されるプラスチツク層に一定間隔毎に流動
性の悪化が生じて、いわゆる脈動押出しを行ない
プラスチツク被覆鋼管の被覆層表面に一定寸法の
揃つた高さ及びピツチを有するシヤークスキン状
の凹凸が形成されることが確認された。 第2図はダイス部内のプラスチツク温度とリツ
プ部温度との温度差を種々に変えてリツプ部を冷
却した場合における、被覆鋼管の被覆層の鮫肌状
凹凸の高さDおよびピツチPと前記温度差との関
係を示した図表であるが、同図に見る如く、凹凸
の高さDとプラスチツクとリツプ部の温度差との
関係及びピツチPと前記温度差との関係は、それ
ぞれ特性曲線D及び特性曲線Pで示される相関性
を有していることも確認された。 以下本発明方法を詳細に説明する。 本発明方法を実施するための製造装置の一例を
第3図イ,ロに示す。第3図イは上半部縦断の側
面図、同図ロは第3図イのロ−ロ断面矢視正面図
である。図において、押出機4は公知のもので、
原管5と適当間隔をおいて、これを同心に囲んで
設けたダイス6と、これを取付けるホルダー7
と、プラスチツク8をダイス6内のプラスチツク
貯溜室9から通路10を通りプラスチツク押出口
11から外部に押出すための押圧装置(図示せ
ず)とからなり、プラスチツク押出口11の間隙
を調整するためのリング状のリツプ部12が着脱
可能にホルダー7前面に取付けられている。13
はダイス6を加熱するためホルダー7外周を囲ん
で設けたヒーターである。 冷却風吹付装置14は実施例では、ダイス出口
15を出た直後の原管5を囲んで環状管16を配
し、これにリツプ部12にむかつて多数のノズル
孔17を穿設するとともに、前記環状管16を送
風源に管接続(図示せず)してなり、これにより
リツプ部12に冷却風を吹付けて強制冷却するよ
う設けられている。 18は熱電対であり、プラスチツク押出口11
付近の例えばリツプ部12内に1〜複数個適宜挿
入され、リード線19により指示装置20に接続
され、リツプ部の測温結果に基いて冷却風吹付装
置14からの冷却風噴射をON、OFFせしめ、リ
ツプ部12の温度が所定に調節される。 プラスチツク押出口付近を強制冷却する装置
は、このほか例えばリツプ部12内に冷却水を循
環させる冷却水路を設けて水冷する等しくてもよ
く、効果的にリツプ部を冷却できれば特に上記実
施例に限定するものではない。 第3図の装置を用いて本発明方法を実施するに
はまづ、ダイス6内のプラスチツク貯溜室9内に
プラスチツク8を適宜充てんした後、ヒーター1
3を作動させ前記貯溜室9内のプラスチツク8を
押出温度に加熱し、次いでプラスチツク被覆鋼管
外面に形成させる凹凸の高さ及びピツチを所望の
ものとするため、リツプ部12と貯溜室9内のプ
ラスチツクとの温度差が目標値となるよう冷却風
吹付装置14を作動せしめてリツプ部12の冷却
を開始する。リツプ部12の温度はヒーター13
の加熱により当初はダイス内のプラスチツクと
略々同温度であるが、冷却風の吹付けにより次第
に冷却されて温度低下し、熱電対18の測温に基
く指示装置20からの指示によつて適宜冷却風の
噴射がON、OFFされて所定温度が維持されるか
ら、押出法の常法に従つて原管5へプラスチツク
の被覆を開始すると、押出されるプラスチツクの
流動性、押出す押圧力等の関係から、リツプ部に
接して温度低下した部分のプラスチツクが定間隔
で間欠的に押出されて、いわゆる脈動押出しとな
り、被覆層の表面に所定寸法の高さ及びピツチを
有する鮫肌状の凹凸模様が形成される。 次に実施例を掲げて本発明方法の効果を説明す
る。 実施例 外径20″の原管に本発明方法により高さ及びピ
ツチの寸法を種々に変えて外面に鮫肌状凹凸を形
成せしめたポリエチレン被覆の各鋼管と、同じ原
管に表面平滑にポリエチレンを被覆した従来の被
覆鋼管とをそれぞれ供試鋼管として、第4図に示
す如くに供試鋼管21をクレーンフツク22にワ
イヤー23により吊支して、鋼管21の傾斜角θ
を種々に変え運搬時におけるワイヤー上の滑り試
験を行つた結果を第1表に示す。
【表】
第1表中、滑り開始傾斜角とは吊支した供試鋼
管21の傾斜角θを0゜(水平)から次第に大きく
した場合に、供試鋼管21が吊支フツク22のワ
イヤー23上で滑りを開始した角度である。 第1表に見る通り、本発明方法による供試鋼管
(1〜3)の滑り開始傾斜角は20〜30゜と従来方法
による供試鋼管の10゜に比較して極めて大であり、
20゜以上の滑り開始傾斜角が保持されれば、実際
運搬時における滑りによる事故は略々完全に防止
される。 実施例 外径20″の原管に本発明方法により凹凸の高さ
0.9mm、ピツチ2mmの鮫肌状の凹凸模様を表面に
形成したポリエチレン被覆鋼管と、比較例として
同じ原管に表面平滑のポリエチレン被覆を施した
従来の被覆鋼管とを供試鋼管として、その外面に
それぞれ海底敷設用被覆鋼管に普通見られるコン
クリートライニングを施し、該コンクリートライ
ニングの押し抜き試験を行い、その結果を第5図
の図表に示す。 第5図は縦軸にコンクリートライニングの押し
抜き力をとり、横軸にコンクリートライニングの
移動量をとり、本発明例における押し抜き力とと
コンクリートライニングの移動量の関係を〇印及
び特性曲線R、比較例における同関係を●印及び
特性曲線Sにて示した図表である。 第5図から明らかなように、比較例は6ton/m2
程度の押し抜き力を境としてそれまではコンクリ
ートライニングと被覆層間の付着力により殆んど
コンクリートライニングの移動は生じないが、
6ton/m2を越える力が加わると前記付着力が破れ
て6ton/m2以下の力でコンクリートライニングが
大きく動きはじめ引き抜け現像が生じる。これに
対し本発明例は10ton/m2程度の押し抜き力まで
は殆んど移動を生じないすぐれた耐力があり、実
使用上においては全くコンクリートライニングの
引き抜けの生じるおそれがないことが示された。 上記した如く、本発明は押出機のプラスチツク
押出口付近のリツプ部に強制冷却等を施す極めて
簡単な方法でコストを引上げることなく能率よく
プラスチツク被覆鋼管の外面に滑り止めの揃つた
凹凸模様を形成せしめることができ、プラスチツ
ク被覆鋼管の運搬時の滑り又は外装したコンクリ
ートライニング等の引き抜け等の防止に極めて有
効である。
管21の傾斜角θを0゜(水平)から次第に大きく
した場合に、供試鋼管21が吊支フツク22のワ
イヤー23上で滑りを開始した角度である。 第1表に見る通り、本発明方法による供試鋼管
(1〜3)の滑り開始傾斜角は20〜30゜と従来方法
による供試鋼管の10゜に比較して極めて大であり、
20゜以上の滑り開始傾斜角が保持されれば、実際
運搬時における滑りによる事故は略々完全に防止
される。 実施例 外径20″の原管に本発明方法により凹凸の高さ
0.9mm、ピツチ2mmの鮫肌状の凹凸模様を表面に
形成したポリエチレン被覆鋼管と、比較例として
同じ原管に表面平滑のポリエチレン被覆を施した
従来の被覆鋼管とを供試鋼管として、その外面に
それぞれ海底敷設用被覆鋼管に普通見られるコン
クリートライニングを施し、該コンクリートライ
ニングの押し抜き試験を行い、その結果を第5図
の図表に示す。 第5図は縦軸にコンクリートライニングの押し
抜き力をとり、横軸にコンクリートライニングの
移動量をとり、本発明例における押し抜き力とと
コンクリートライニングの移動量の関係を〇印及
び特性曲線R、比較例における同関係を●印及び
特性曲線Sにて示した図表である。 第5図から明らかなように、比較例は6ton/m2
程度の押し抜き力を境としてそれまではコンクリ
ートライニングと被覆層間の付着力により殆んど
コンクリートライニングの移動は生じないが、
6ton/m2を越える力が加わると前記付着力が破れ
て6ton/m2以下の力でコンクリートライニングが
大きく動きはじめ引き抜け現像が生じる。これに
対し本発明例は10ton/m2程度の押し抜き力まで
は殆んど移動を生じないすぐれた耐力があり、実
使用上においては全くコンクリートライニングの
引き抜けの生じるおそれがないことが示された。 上記した如く、本発明は押出機のプラスチツク
押出口付近のリツプ部に強制冷却等を施す極めて
簡単な方法でコストを引上げることなく能率よく
プラスチツク被覆鋼管の外面に滑り止めの揃つた
凹凸模様を形成せしめることができ、プラスチツ
ク被覆鋼管の運搬時の滑り又は外装したコンクリ
ートライニング等の引き抜け等の防止に極めて有
効である。
第1図はプラスチツク被覆鋼管外面に形成され
る滑り止めの鮫肌状凹凸模様を示す断面図、第2
図はリツプ部とプラスチツクとの温度差と被覆プ
ラスチツク外面に形成される凹凸の高さ及びピツ
チとの関係を示す図表、第3図イは本発明方法を
実施するための装置の一例を示した上半部を縦断
した側面図、第3図ロは第3図イのロ−ロ断面矢
視正面図、第4図はプラスチツク被覆鋼管をクレ
ーンフツクで吊支した説明図、第5図はコンクリ
ートライニングを外装したプラスチツク被覆鋼管
におけるコンクリートライニングの押し抜き力と
コンクリートライニングの移動量との関係を示し
た図表である。 1:被覆層、2:凹凸模様、3,5:原管、
4:押出機、6:ダイス、7:ホルダー、8:プ
ラスチツク、9:プラスチツク貯溜室、10:通
路、11:プラスチツク押出口、12:リツプ
部、13:ヒーター、14:冷却風吹付装置、1
5:ダイス出口、16:環状管、17:ノズル
孔、18:熱電対、19:リード線、20:指示
装置、21:供試鋼管、22:クレーンフツク、
23:ワイヤー。
る滑り止めの鮫肌状凹凸模様を示す断面図、第2
図はリツプ部とプラスチツクとの温度差と被覆プ
ラスチツク外面に形成される凹凸の高さ及びピツ
チとの関係を示す図表、第3図イは本発明方法を
実施するための装置の一例を示した上半部を縦断
した側面図、第3図ロは第3図イのロ−ロ断面矢
視正面図、第4図はプラスチツク被覆鋼管をクレ
ーンフツクで吊支した説明図、第5図はコンクリ
ートライニングを外装したプラスチツク被覆鋼管
におけるコンクリートライニングの押し抜き力と
コンクリートライニングの移動量との関係を示し
た図表である。 1:被覆層、2:凹凸模様、3,5:原管、
4:押出機、6:ダイス、7:ホルダー、8:プ
ラスチツク、9:プラスチツク貯溜室、10:通
路、11:プラスチツク押出口、12:リツプ
部、13:ヒーター、14:冷却風吹付装置、1
5:ダイス出口、16:環状管、17:ノズル
孔、18:熱電対、19:リード線、20:指示
装置、21:供試鋼管、22:クレーンフツク、
23:ワイヤー。
Claims (1)
- 1 押出機により連続的に押出されたプラスチツ
クで鋼管外面を被覆するプラスチツク被覆鋼管の
製造方法において、前記押出機のプラスチツク押
出口を構成するリツプ部を押出されるプラスチツ
クの温度より所定温度低い温度に強制冷却するこ
とによりプラスチツクを脈動押出しし、該脈動押
出しされたプラスチツクで鋼管外面を被覆するこ
とにより外表面に凹凸模様を有するプラスチツク
被覆層を形成することを特徴とするプラスチツク
被覆鋼管の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15575579A JPS5678933A (en) | 1979-11-30 | 1979-11-30 | Preparation of plastic coated steel pipe |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15575579A JPS5678933A (en) | 1979-11-30 | 1979-11-30 | Preparation of plastic coated steel pipe |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5678933A JPS5678933A (en) | 1981-06-29 |
| JPS6336930B2 true JPS6336930B2 (ja) | 1988-07-22 |
Family
ID=15612698
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15575579A Granted JPS5678933A (en) | 1979-11-30 | 1979-11-30 | Preparation of plastic coated steel pipe |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5678933A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58119845A (ja) * | 1982-01-11 | 1983-07-16 | Nippon Steel Corp | プラスチツク被覆金属管の製造方法 |
| JPS58158210A (ja) * | 1982-03-16 | 1983-09-20 | Kawasaki Steel Corp | 合成樹脂被覆鋼管の外表面に凹凸を形成する方法および装置 |
| JPS61100258A (ja) * | 1984-10-24 | 1986-05-19 | テルモ株式会社 | 医療用チユ−ブおよびその製造方法 |
| EP0261343A3 (de) * | 1986-08-23 | 1989-04-26 | Blome GmbH & Co. Kommanditgesellschaft | Verfahren zur Schaffung von Profilierungsvorsprüngen auf kunststoffummantelten Stahlteilen sowie mit Profilierungsvorsprüngen versehene, kunststoffummantelte Stahlteile |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS543699B2 (ja) * | 1974-06-03 | 1979-02-26 |
-
1979
- 1979-11-30 JP JP15575579A patent/JPS5678933A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5678933A (en) | 1981-06-29 |
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