JPS6337966B2 - - Google Patents
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- JPS6337966B2 JPS6337966B2 JP55103322A JP10332280A JPS6337966B2 JP S6337966 B2 JPS6337966 B2 JP S6337966B2 JP 55103322 A JP55103322 A JP 55103322A JP 10332280 A JP10332280 A JP 10332280A JP S6337966 B2 JPS6337966 B2 JP S6337966B2
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- H03G3/00—Gain control in amplifiers or frequency changers
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G3/00—Gain control in amplifiers or frequency changers
- H03G3/02—Manually-operated control
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- H03G3/12—Manually-operated control in untuned amplifiers having semiconductor devices incorporating negative feedback
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- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
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- H03G1/00—Details of arrangements for controlling amplification
- H03G1/0005—Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G1/00—Details of arrangements for controlling amplification
- H03G1/0005—Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal
- H03G1/0017—Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal the device being at least one of the amplifying solid-state elements
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- H03G7/00—Volume compression or expansion in amplifiers
- H03G7/002—Volume compression or expansion in amplifiers in untuned or low-frequency amplifiers, e.g. audio amplifiers
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- Multimedia (AREA)
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
- Amplifiers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、制御電圧に対して利得が指数的に比
例して変化するような電圧制御形可変利得回路に
関し、特に、利得制御電圧の変化に対する静止電
流の変動を抑えて特性の改善を図つたものであ
る。
例して変化するような電圧制御形可変利得回路に
関し、特に、利得制御電圧の変化に対する静止電
流の変動を抑えて特性の改善を図つたものであ
る。
回路利得を電気的手段で制御する可変利得回路
の簡単なものとしては、半導体ダイオード、バイ
ポーラ、トランジスタ、あるいは電界効果トラン
ジスタ等の素子におけるバイアス電圧または電流
の変化による小信号インピーダンス変化を利用す
るものが知られているが、制御特性、入出力特性
とも性能的に不十分であり、たとえばオーデイオ
信号のノイズリダクシヨン回路等に用いるには不
適当である。次に、より高性能な電圧制御形可変
利得回路として、バイポーラトランジスタのベー
ス−エミツタ接合における指数的な電圧−電流特
性を利用するものが知られており、特に、モノリ
シツクバイポーラ集積回路における利得制御の常
套手段として用いられている。
の簡単なものとしては、半導体ダイオード、バイ
ポーラ、トランジスタ、あるいは電界効果トラン
ジスタ等の素子におけるバイアス電圧または電流
の変化による小信号インピーダンス変化を利用す
るものが知られているが、制御特性、入出力特性
とも性能的に不十分であり、たとえばオーデイオ
信号のノイズリダクシヨン回路等に用いるには不
適当である。次に、より高性能な電圧制御形可変
利得回路として、バイポーラトランジスタのベー
ス−エミツタ接合における指数的な電圧−電流特
性を利用するものが知られており、特に、モノリ
シツクバイポーラ集積回路における利得制御の常
套手段として用いられている。
第1図は、このような電圧制御形可変利得回路
の従来例を示しており、対数直線的な入出力特性
を有するノイズリダクシヨン回路のための可変利
得回路として用いられるものである。この第1図
において、電流源として表わされた入力信号源1
は、演算増幅器2の反転入力端子に接続され、こ
の演算増幅器2の2つの負帰還路には、互いに相
補的なNPN型トランジスタ3、およびPNP型ト
ランジスタ4が、それぞれ挿入接続されている。
ここで、演算増幅器2の出力端子には、2個のバ
イアス電圧源5,6の正極、負極がそれぞれ接続
されている。一方のバイアス電圧源5の負極は、
上記NPN型トランジスタ3のエミツタ、および
出力路のNPN型トランジスタ7のエミツタに接
続されており、また、他方のバイアス電圧源6の
正極は、上記PNP型トランジスタ4のエミツタ、
および出力路のPNP型トランジスタ8のエミツ
タに接続されている。これらの出力路のトランジ
スタ7,8のコレクタは共通接続されて、出力側
の負荷となる抵抗9に接続されている。さらに、
NPN型トランジスタ3のベースとPNP型トラン
ジスタ8のベースとが共通接続されて、利得制御
電圧−VC/2が印加されている。また、PNP型
トランジスタ4のベースとNPN型トランジスタ
7のベースも共通接続され、利得制御電圧VC/
2が印加されている。
の従来例を示しており、対数直線的な入出力特性
を有するノイズリダクシヨン回路のための可変利
得回路として用いられるものである。この第1図
において、電流源として表わされた入力信号源1
は、演算増幅器2の反転入力端子に接続され、こ
の演算増幅器2の2つの負帰還路には、互いに相
補的なNPN型トランジスタ3、およびPNP型ト
ランジスタ4が、それぞれ挿入接続されている。
ここで、演算増幅器2の出力端子には、2個のバ
イアス電圧源5,6の正極、負極がそれぞれ接続
されている。一方のバイアス電圧源5の負極は、
上記NPN型トランジスタ3のエミツタ、および
出力路のNPN型トランジスタ7のエミツタに接
続されており、また、他方のバイアス電圧源6の
正極は、上記PNP型トランジスタ4のエミツタ、
および出力路のPNP型トランジスタ8のエミツ
タに接続されている。これらの出力路のトランジ
スタ7,8のコレクタは共通接続されて、出力側
の負荷となる抵抗9に接続されている。さらに、
NPN型トランジスタ3のベースとPNP型トラン
ジスタ8のベースとが共通接続されて、利得制御
電圧−VC/2が印加されている。また、PNP型
トランジスタ4のベースとNPN型トランジスタ
7のベースも共通接続され、利得制御電圧VC/
2が印加されている。
このような従来の電圧制御形可変利得回路10
において、入力信号源1からの入力電流をiio、ト
ランジスタ3,4,7,8のコレクタに流れ込む
電流をそれぞれi1,i2,i3,i4、さらに、抵抗9か
らトランジスタ7,8のコレクタに向かつて流れ
る電流をiputとする。また、演算増幅器2の出力
端電圧をv1、バイアス電圧源5,6の電圧を共に
VBとする。このとき、各トランジスタ3,4,
7,8のコレクタ電流i1,i2,i3,i4は、 i1=IS〔exp{q(VB−VC/2−v1)/kT}−1〕…
i2=−IS〔exp{q(VB−VC/2+v1)/kT}−1〕 … i3=IS〔exp{q(VB+VC/2−v1)/kT}−1〕…
i4=−IS〔exp{q(VB+VC/2+v1)/kT}−1〕 … となる。ここでISは各トランジスタ3,4,78
のエミツタ−ベース間飽和電流であり、全て同一
の値を持つものとする。またq,k,Tは各々素
電荷、ボルツマン定数、接合の絶対温度であり常
温(T300〓)でkT/qは約26mVの値を持
つ。したがつて、入力電流iioは、 iio=i1+i2=−2ISexpq(VB−VC/2)/kT ・sinhqv1/kT … また、出力電流iputは、 iput=i3+i4=−2ISexpq(VB+VC/2)/kT ・sinhqv1/kT … となるから、入出力電流の関係として、 iput=iio・expqVC/kT … が得られる。すなわち、電流利得は、制御電圧
VCの指数に比例して変化する。
において、入力信号源1からの入力電流をiio、ト
ランジスタ3,4,7,8のコレクタに流れ込む
電流をそれぞれi1,i2,i3,i4、さらに、抵抗9か
らトランジスタ7,8のコレクタに向かつて流れ
る電流をiputとする。また、演算増幅器2の出力
端電圧をv1、バイアス電圧源5,6の電圧を共に
VBとする。このとき、各トランジスタ3,4,
7,8のコレクタ電流i1,i2,i3,i4は、 i1=IS〔exp{q(VB−VC/2−v1)/kT}−1〕…
i2=−IS〔exp{q(VB−VC/2+v1)/kT}−1〕 … i3=IS〔exp{q(VB+VC/2−v1)/kT}−1〕…
i4=−IS〔exp{q(VB+VC/2+v1)/kT}−1〕 … となる。ここでISは各トランジスタ3,4,78
のエミツタ−ベース間飽和電流であり、全て同一
の値を持つものとする。またq,k,Tは各々素
電荷、ボルツマン定数、接合の絶対温度であり常
温(T300〓)でkT/qは約26mVの値を持
つ。したがつて、入力電流iioは、 iio=i1+i2=−2ISexpq(VB−VC/2)/kT ・sinhqv1/kT … また、出力電流iputは、 iput=i3+i4=−2ISexpq(VB+VC/2)/kT ・sinhqv1/kT … となるから、入出力電流の関係として、 iput=iio・expqVC/kT … が得られる。すなわち、電流利得は、制御電圧
VCの指数に比例して変化する。
この電圧制御形可変利得回路10は、特に厳し
い入出力特性が要求されるオーデイオ信号用とし
て優れたものとされている。ところが、この回路
においては、利得制御電圧VCが変化するとき、
無信号時(iio=0)において各トランジスタ3,
4,7,8を流れる静止電流(アイドリング電流
ともいう。)、すなわち第1図のIDio,IDputとして
示された帰還路および出力路の静止電流が大幅に
変動することにより、電圧制御形可変利得回路と
して重要なパラメータに悪影響を及ぼすという欠
点がある。
い入出力特性が要求されるオーデイオ信号用とし
て優れたものとされている。ところが、この回路
においては、利得制御電圧VCが変化するとき、
無信号時(iio=0)において各トランジスタ3,
4,7,8を流れる静止電流(アイドリング電流
ともいう。)、すなわち第1図のIDio,IDputとして
示された帰還路および出力路の静止電流が大幅に
変動することにより、電圧制御形可変利得回路と
して重要なパラメータに悪影響を及ぼすという欠
点がある。
いま無信号時として、iio=0,iput=0のとき、
帰還路および出力路の静止電流は、IDio=i1=−
i2,IDput=i3=−i4となり、 IDio=IS〔exp{q(VB−VC/2)/kT}−1〕ISe
xp{q(VB−VC/2)/kT}… IDput=IS〔exp{q(VB+VC/2)/kT}−1〕IS
exp{q(VB+VC/2)/kT}… ここで、ISexp(qVB/kT)≡IO,exp(qVC/
kT)≡A(電流利得、式参照。)とおくと、,
式は、 IDio=IO・A-1/2 … IDput=IO・A1/2 … となり、第2図のように表わせる。この第2図の
破線は、静止電流の総和として、帰還路と出力路
の静止電流の和IDio+IDputを示している。一例と
して、電流利得Aに±80dBの変化幅を与えた場
合には、上記IDio+IDputの最大値が最小値の50倍
にもなることが明らかである。
帰還路および出力路の静止電流は、IDio=i1=−
i2,IDput=i3=−i4となり、 IDio=IS〔exp{q(VB−VC/2)/kT}−1〕ISe
xp{q(VB−VC/2)/kT}… IDput=IS〔exp{q(VB+VC/2)/kT}−1〕IS
exp{q(VB+VC/2)/kT}… ここで、ISexp(qVB/kT)≡IO,exp(qVC/
kT)≡A(電流利得、式参照。)とおくと、,
式は、 IDio=IO・A-1/2 … IDput=IO・A1/2 … となり、第2図のように表わせる。この第2図の
破線は、静止電流の総和として、帰還路と出力路
の静止電流の和IDio+IDputを示している。一例と
して、電流利得Aに±80dBの変化幅を与えた場
合には、上記IDio+IDputの最大値が最小値の50倍
にもなることが明らかである。
電圧制御形可変利得回路の性質として、静止電
流が過大のときには、制御信号の漏れ(フイード
スルー)の増加、雑音(主にシヨツト雑音)の増
大、および消費電流の増大等の悪影響を及ぼし、
逆に静止電流が小さいときには、入力電流のゼロ
クロス付近のトランジスタの相互コンダクタンス
の低下に起因するクロスオーバ歪みの発生、
PNPおよびNPNの相補トランジスタから成る帰
還路や出力路の動作がよりB級動作に近づくこと
による非線形歪の発生、トランジスタの遮断周波
数の低下に伴なう帯域の制限、および温度や電源
の変動に対して安全なバイアス回路を構成するこ
との困難さ等をもたらす。
流が過大のときには、制御信号の漏れ(フイード
スルー)の増加、雑音(主にシヨツト雑音)の増
大、および消費電流の増大等の悪影響を及ぼし、
逆に静止電流が小さいときには、入力電流のゼロ
クロス付近のトランジスタの相互コンダクタンス
の低下に起因するクロスオーバ歪みの発生、
PNPおよびNPNの相補トランジスタから成る帰
還路や出力路の動作がよりB級動作に近づくこと
による非線形歪の発生、トランジスタの遮断周波
数の低下に伴なう帯域の制限、および温度や電源
の変動に対して安全なバイアス回路を構成するこ
との困難さ等をもたらす。
すなわち、従来の電圧制御形可変利得回路10
における現実の静止電流は、上記相反する条件の
妥協点として選ばれるわけであるが、利得変化に
対する静止電流の変動が極めて大きいため、上記
選択の幅が狭く、しかも、変動する静止電流の上
限や下限近傍では、上記不都合を回避することが
できないのが現状である。
における現実の静止電流は、上記相反する条件の
妥協点として選ばれるわけであるが、利得変化に
対する静止電流の変動が極めて大きいため、上記
選択の幅が狭く、しかも、変動する静止電流の上
限や下限近傍では、上記不都合を回避することが
できないのが現状である。
本発明は、このような従来の欠点を除去し、利
得制御電圧による利得変化に対して静止電流の総
和が一定電流でほぼ安定しているような電圧制御
形可変利得回路の提供を目的としている。
得制御電圧による利得変化に対して静止電流の総
和が一定電流でほぼ安定しているような電圧制御
形可変利得回路の提供を目的としている。
静止電流の総和を一定値に制御した結果とし
て、トランジスタの遮断周波数の低下が小さいこ
とによる広帯域性、低フイートスルー性(制御信
号の漏れの小ささ)、低雑音性(特にシヨツト雑
音)を持ち、利得制御特性及び入出力特性につい
て直線性の良好な電圧制御形可変利得回路を実現
することが可能となる。
て、トランジスタの遮断周波数の低下が小さいこ
とによる広帯域性、低フイートスルー性(制御信
号の漏れの小ささ)、低雑音性(特にシヨツト雑
音)を持ち、利得制御特性及び入出力特性につい
て直線性の良好な電圧制御形可変利得回路を実現
することが可能となる。
本発明の他の目的は、集積化に適した回路構成
の電圧制御形可変利得回路を提供することであ
る。
の電圧制御形可変利得回路を提供することであ
る。
以下、本発明に係る電圧制御形可変利得回路の
好ましい実施例について、図面を参照しながら説
明する。
好ましい実施例について、図面を参照しながら説
明する。
第3図は、本発明の第1の実施例を示し、本発
明の最も基本的な構成を示している。この第3図
において、電流源で示された入力信号源11は、
誤差信号増幅手段であるオペアンプ12の反転入
力端子に接続されており、オペアンプ12の非反
転入力端子は接地されている。この誤差信号増幅
手段であるオペアンプ12からの出力信号は、そ
れぞれバイアス電圧源13,14を介して、互い
に相補導電型トランジスタ対から成る第1および
第2の差動増幅器21,22のそれぞれ一方のト
ランジスタのベースに送られている。すなわち、
第1の差動増幅器21は、たとえば2個のPNP
型トランジスタ23,24のエミツタを共通接続
して構成され、この共通エミツタには第1の定電
流源15からの電流が供給されており、さらに、
一方のトランジスタ23のベースは、バイアス電
圧源13の正極に接続され、このバイアス電圧源
13の負極が上記オペアンプ12の出力端子に接
続されている。また、第2の差動増幅器22は、
上記第1の差動増幅器21を構成するPNP型ト
ランジスタに対して相補導電型となるNPN型の
2個のトランジスタ25,26を、エミツタ共通
接続することにより構成されており、この共通エ
ミツタに定電流供給する定電流源16、および一
方のトランジスタ25のベースにバイアス電圧を
付与するバイアス電圧源14は、NPN型に適合
するように正、負の極性等が決定されている。さ
らに、これらの第1、第2の差動増幅器21,2
2のそれぞれ他方のトランジスタ24,26のベ
ースには、バイアス電圧源17,18がそれぞれ
接続されている。
明の最も基本的な構成を示している。この第3図
において、電流源で示された入力信号源11は、
誤差信号増幅手段であるオペアンプ12の反転入
力端子に接続されており、オペアンプ12の非反
転入力端子は接地されている。この誤差信号増幅
手段であるオペアンプ12からの出力信号は、そ
れぞれバイアス電圧源13,14を介して、互い
に相補導電型トランジスタ対から成る第1および
第2の差動増幅器21,22のそれぞれ一方のト
ランジスタのベースに送られている。すなわち、
第1の差動増幅器21は、たとえば2個のPNP
型トランジスタ23,24のエミツタを共通接続
して構成され、この共通エミツタには第1の定電
流源15からの電流が供給されており、さらに、
一方のトランジスタ23のベースは、バイアス電
圧源13の正極に接続され、このバイアス電圧源
13の負極が上記オペアンプ12の出力端子に接
続されている。また、第2の差動増幅器22は、
上記第1の差動増幅器21を構成するPNP型ト
ランジスタに対して相補導電型となるNPN型の
2個のトランジスタ25,26を、エミツタ共通
接続することにより構成されており、この共通エ
ミツタに定電流供給する定電流源16、および一
方のトランジスタ25のベースにバイアス電圧を
付与するバイアス電圧源14は、NPN型に適合
するように正、負の極性等が決定されている。さ
らに、これらの第1、第2の差動増幅器21,2
2のそれぞれ他方のトランジスタ24,26のベ
ースには、バイアス電圧源17,18がそれぞれ
接続されている。
次に、第1の差動増幅器21のトランジスタと
同一の導電型であるPNP型の、2個のトランジ
スタ33,34のエミツタを共通接続して成る第
1のトランジスタ対31は、共通エミツタが第1
の差動増幅器21の他方のトランジスタ24のコ
レクタ出力端子に接続されている。また、第2の
差動増幅器22の他方のトランジスタ26のコレ
クタ出力端子は、同一導電型であるNPN型の2
個のトランジスタ35,36から成る第2のトラ
ンジスタ対32の共通エミツタに接続されてい
る。これらの第1および第2のトランジスタ対3
1,32のそれぞれ一方のトランジスタ33,3
5のコレクタは共通接続され、上記誤差信号増幅
手段であるオペアンプ12の反転入力端子に接続
されて帰還路を形成する。次に、第1および第2
のトランジスタ対31,32のトランジスタ3
3,36のベースが共通接続され、トランジスタ
34,35のベースが共通接続されて、これらの
共通接続されたベース間に利得制御電圧VCを印
加している。さらに、これらの第1および第2の
トランジスタ対31,32の他方のトランジスタ
34,36のコレクタを共通接続して、出力抵抗
19を介して接地することにより、出力を取り出
している。なお、第1、第2の差動増幅器21,
22のそれぞれ一方のトランジスタ23,25の
コレクタは、共通接続されて接地されている。
同一の導電型であるPNP型の、2個のトランジ
スタ33,34のエミツタを共通接続して成る第
1のトランジスタ対31は、共通エミツタが第1
の差動増幅器21の他方のトランジスタ24のコ
レクタ出力端子に接続されている。また、第2の
差動増幅器22の他方のトランジスタ26のコレ
クタ出力端子は、同一導電型であるNPN型の2
個のトランジスタ35,36から成る第2のトラ
ンジスタ対32の共通エミツタに接続されてい
る。これらの第1および第2のトランジスタ対3
1,32のそれぞれ一方のトランジスタ33,3
5のコレクタは共通接続され、上記誤差信号増幅
手段であるオペアンプ12の反転入力端子に接続
されて帰還路を形成する。次に、第1および第2
のトランジスタ対31,32のトランジスタ3
3,36のベースが共通接続され、トランジスタ
34,35のベースが共通接続されて、これらの
共通接続されたベース間に利得制御電圧VCを印
加している。さらに、これらの第1および第2の
トランジスタ対31,32の他方のトランジスタ
34,36のコレクタを共通接続して、出力抵抗
19を介して接地することにより、出力を取り出
している。なお、第1、第2の差動増幅器21,
22のそれぞれ一方のトランジスタ23,25の
コレクタは、共通接続されて接地されている。
以上のような構成を有する電圧制御形可変利得
回路110において、第1、第2のトランジスタ
対31,32のそれぞれ他方のトランジスタ3
4,36のコレクタ−エミツタ間を流れる電流を
i1,i2とし、それぞれ一方のトランジスタ33,
35のコレクタ−エミツタ間を流れる電流をi3,
i4とする。このとき、入力信号源11からの入力
電流iioは、 iio=i4−i3 … であり、出力抵抗19に流れる出力電流iputは、 iput=i1−i2 … となる。また、第1、第2の差動増幅器21,2
2において、トランジスタ24のコレクタから第
1のトランジスタ対31に供給される電流i5は、 i5=i1+i3 … となり、トランジスタ26のコレクタに第2のト
ランジスタ対32から流れ出る電流i6は、 i6=i2+i4 … となる。さらに、トランジスタ24,26,33
〜36の飽和電流をISとし、トランジスタ23,
25の飽和電流をKIS(Kは定数)とし、これら
のトランジスタ23〜26,33〜36のベース
接地電流増幅率αをすべて1とする。
回路110において、第1、第2のトランジスタ
対31,32のそれぞれ他方のトランジスタ3
4,36のコレクタ−エミツタ間を流れる電流を
i1,i2とし、それぞれ一方のトランジスタ33,
35のコレクタ−エミツタ間を流れる電流をi3,
i4とする。このとき、入力信号源11からの入力
電流iioは、 iio=i4−i3 … であり、出力抵抗19に流れる出力電流iputは、 iput=i1−i2 … となる。また、第1、第2の差動増幅器21,2
2において、トランジスタ24のコレクタから第
1のトランジスタ対31に供給される電流i5は、 i5=i1+i3 … となり、トランジスタ26のコレクタに第2のト
ランジスタ対32から流れ出る電流i6は、 i6=i2+i4 … となる。さらに、トランジスタ24,26,33
〜36の飽和電流をISとし、トランジスタ23,
25の飽和電流をKIS(Kは定数)とし、これら
のトランジスタ23〜26,33〜36のベース
接地電流増幅率αをすべて1とする。
ここで、第1、第2のトランジスタ対31,3
2のトランジスタ34,35のベースが接地さ
れ、トランジスタ33,36のベースに利得制御
電圧VCが印加されているものとし、第1のトラ
ンジスタ対31の共通エミツタ電圧をv1、第2の
トランジスタ対32の共通エミツタ電圧をv2とす
るとき、上記各電流i1〜i4は、 i1=IS〔exp(v1/VT)−1〕 … i2=IS〔exp(VC−v2/VT)−1〕 … i3=IS〔exp(v1−VC/VT)−1〕 … i4=IS〔exp(−v2/VT)−1〕 … (ただしVT=kT/q) と表わされる。いま、上記、式に上記〜
式を代入すると、 i5=i1+i3=IS〔exp(v1/VT)−1〕+IS〔exp(v1−
VC/VT)−1〕=IS〔exp(v1/VT){1+exp(−VC/
VT)}−2〕 … ∴exp(−v1/VT)=i5/IS+2/1+exp(−VC/
VT)… i6=i2+i4=IS〔exp(VC−v2/VT)−1〕+IS〔exp(
−v2/VT)−1〕=IS〔exp(−v2/VT){1+exp(VC
/VT)}−2〕 … ∴exp(−v2/VT)=i6/IS+2/1+exp(VC/VT
)…〓〓 が得られる。これらの、式を上記〜式に
代入すると、 i1=(i5+2IS)・1/1+exp(−VC/VT) =(i5+2IS)・A/1+A … i2=(i6+2IS)・exp(VC/VT)/1+exp(VC/V
T) =(i6+2IS)・A/1+A …〓〓 i3=(i5+2IS)・exp(−VC/VT)/1+exp(−V
C/VT) =(i5+2IS)・1/1+A …〓〓 i4=(i6+2IS)・1/1+exp(VC/VT)=(i6+ 2IS)・1/1+A …〓〓 (ただし、A=exp(VC/VT)) が得られる。したがつて、入力電流iioに対する出
力電流iputの電流利得G(=iput/iio)は、これらの
〜〓〓式を上記、式に代入して、 G=i1−i2/i4−i3=−A=−exp(VC/VT)…〓
〓 となり、制御電圧VCに指数的に比例することが
明らかである。
2のトランジスタ34,35のベースが接地さ
れ、トランジスタ33,36のベースに利得制御
電圧VCが印加されているものとし、第1のトラ
ンジスタ対31の共通エミツタ電圧をv1、第2の
トランジスタ対32の共通エミツタ電圧をv2とす
るとき、上記各電流i1〜i4は、 i1=IS〔exp(v1/VT)−1〕 … i2=IS〔exp(VC−v2/VT)−1〕 … i3=IS〔exp(v1−VC/VT)−1〕 … i4=IS〔exp(−v2/VT)−1〕 … (ただしVT=kT/q) と表わされる。いま、上記、式に上記〜
式を代入すると、 i5=i1+i3=IS〔exp(v1/VT)−1〕+IS〔exp(v1−
VC/VT)−1〕=IS〔exp(v1/VT){1+exp(−VC/
VT)}−2〕 … ∴exp(−v1/VT)=i5/IS+2/1+exp(−VC/
VT)… i6=i2+i4=IS〔exp(VC−v2/VT)−1〕+IS〔exp(
−v2/VT)−1〕=IS〔exp(−v2/VT){1+exp(VC
/VT)}−2〕 … ∴exp(−v2/VT)=i6/IS+2/1+exp(VC/VT
)…〓〓 が得られる。これらの、式を上記〜式に
代入すると、 i1=(i5+2IS)・1/1+exp(−VC/VT) =(i5+2IS)・A/1+A … i2=(i6+2IS)・exp(VC/VT)/1+exp(VC/V
T) =(i6+2IS)・A/1+A …〓〓 i3=(i5+2IS)・exp(−VC/VT)/1+exp(−V
C/VT) =(i5+2IS)・1/1+A …〓〓 i4=(i6+2IS)・1/1+exp(VC/VT)=(i6+ 2IS)・1/1+A …〓〓 (ただし、A=exp(VC/VT)) が得られる。したがつて、入力電流iioに対する出
力電流iputの電流利得G(=iput/iio)は、これらの
〜〓〓式を上記、式に代入して、 G=i1−i2/i4−i3=−A=−exp(VC/VT)…〓
〓 となり、制御電圧VCに指数的に比例することが
明らかである。
次に、帰還路および出力路の静止電流(アイド
リング電流)として、トランジスタ33から35
に流れる電流をIDio、トランジスタ34から36
へ流れる電流をIDputとする。無信号時には、上
記入力電流iio=0であるから、IDio=i3=i4となつ
て、上記〓〓式あるいは〓〓式がIDioに等しくなる。
ここで、無信号時のi5+2IS,i6+2ISをITとおく
と、 IDio=IT・1/1+A …〓〓 また、無信号時には、出力電流iput=0である
から、IDput=i1=i2となり、上記式あるいは〓〓 IDput=IT・A/1+A …〓〓 したがつて、これらの〓〓式および〓〓式を電流利
得Aの変化に応じて表わすと、第4図のような特
性曲線が得られ、静止電流の和IDio+IDputは、IT
に等しくなつて、利得Aの変化によらず一定とな
る。通常飽和電流ISは非常に微少値であり、結果
的にITは無信号時のI5またはI6に略等しい。従つ
てITは第1、第2の差動増幅器21,22の共通
エミツタに供給される定電流源15,16IOと、
各々を構成するトランジスタの飽和電流比を用い
概略次のよう表わされる。
リング電流)として、トランジスタ33から35
に流れる電流をIDio、トランジスタ34から36
へ流れる電流をIDputとする。無信号時には、上
記入力電流iio=0であるから、IDio=i3=i4となつ
て、上記〓〓式あるいは〓〓式がIDioに等しくなる。
ここで、無信号時のi5+2IS,i6+2ISをITとおく
と、 IDio=IT・1/1+A …〓〓 また、無信号時には、出力電流iput=0である
から、IDput=i1=i2となり、上記式あるいは〓〓 IDput=IT・A/1+A …〓〓 したがつて、これらの〓〓式および〓〓式を電流利
得Aの変化に応じて表わすと、第4図のような特
性曲線が得られ、静止電流の和IDio+IDputは、IT
に等しくなつて、利得Aの変化によらず一定とな
る。通常飽和電流ISは非常に微少値であり、結果
的にITは無信号時のI5またはI6に略等しい。従つ
てITは第1、第2の差動増幅器21,22の共通
エミツタに供給される定電流源15,16IOと、
各々を構成するトランジスタの飽和電流比を用い
概略次のよう表わされる。
ITIO/1+K …
IOの値は入力電流iioと出力電流iputの最大値に対応
して設定される。従つてITの設定はKを任意に選
択することによつてなされる。
して設定される。従つてITの設定はKを任意に選
択することによつてなされる。
以上の説明から明らかなように、本発明に係る
電圧制御形可変利得回路によれば、上記静止電流
を、利得Aの変化に関係なく一定に保つことがで
き、前述した静止電流が大きい場合の欠点や小さ
い場合の欠点を回避し得るような、最適の静止電
流の選択が容易に行なえる。したがつて、トラン
ジスタの遮断周波数の低下が小さく広帯域の周波
数特性が得られ、制御特性の直線性が良好で制御
範囲を拡大でき、入出力特性の直線性も良好とな
つて歪が低減され、制御信号のフイードスルー
(漏れ)を小さくでき、シヨツト雑音の低下が図
れるとともに、入力信号のゼロクロス付近のクロ
スオーバ歪の発生を抑えることも容易に実現でき
る。また、温度や電源変動に対して安定なバイア
ス電圧源の実現も容易に行なえ、集積化に適した
回路構成が得られる。
電圧制御形可変利得回路によれば、上記静止電流
を、利得Aの変化に関係なく一定に保つことがで
き、前述した静止電流が大きい場合の欠点や小さ
い場合の欠点を回避し得るような、最適の静止電
流の選択が容易に行なえる。したがつて、トラン
ジスタの遮断周波数の低下が小さく広帯域の周波
数特性が得られ、制御特性の直線性が良好で制御
範囲を拡大でき、入出力特性の直線性も良好とな
つて歪が低減され、制御信号のフイードスルー
(漏れ)を小さくでき、シヨツト雑音の低下が図
れるとともに、入力信号のゼロクロス付近のクロ
スオーバ歪の発生を抑えることも容易に実現でき
る。また、温度や電源変動に対して安定なバイア
ス電圧源の実現も容易に行なえ、集積化に適した
回路構成が得られる。
次に、第5図は本発明の第2の実施例を示し、
第1の実施例をより具体化して、第3図中のバイ
アス電圧源13,14,17,18を、それぞれ
トランジスタ53,54,57,58のベース−
エミツタ間電圧により実現したものである。すな
わち第5図において、オペアンプ12の出力端子
をPNP型トランジスタ53のベース、および
NPN型トランジスタ54のベースにそれぞれ接
続し、これらのトランジスタ53,54のコレク
タを共通接続して接地するとともに、トランジス
タ53のエミツタを第1の差動増幅器21の一方
のトランジスタ23のベースに接続し、トランジ
スタ54のエミツタを第2の差動増幅器22の一
方のトランジスタ25のベースに接続している。
これらのベースバイアス電圧発生用のトランジス
タ53,54のエミツタには、それぞれ定電流源
51,52からの電流が供給されている。さら
に、第1、第2の差動増幅器21,22のそれぞ
れ他方のトランジスタ24,26のベースバイア
ス電圧発生も同様に、PNP型トランジスタ57,
NPN型トランジスタ58により行なわれ、これ
らのトランジスタ57,58のエミツタには、定
電流源55,56からの電流がそれぞれ供給され
ている。
第1の実施例をより具体化して、第3図中のバイ
アス電圧源13,14,17,18を、それぞれ
トランジスタ53,54,57,58のベース−
エミツタ間電圧により実現したものである。すな
わち第5図において、オペアンプ12の出力端子
をPNP型トランジスタ53のベース、および
NPN型トランジスタ54のベースにそれぞれ接
続し、これらのトランジスタ53,54のコレク
タを共通接続して接地するとともに、トランジス
タ53のエミツタを第1の差動増幅器21の一方
のトランジスタ23のベースに接続し、トランジ
スタ54のエミツタを第2の差動増幅器22の一
方のトランジスタ25のベースに接続している。
これらのベースバイアス電圧発生用のトランジス
タ53,54のエミツタには、それぞれ定電流源
51,52からの電流が供給されている。さら
に、第1、第2の差動増幅器21,22のそれぞ
れ他方のトランジスタ24,26のベースバイア
ス電圧発生も同様に、PNP型トランジスタ57,
NPN型トランジスタ58により行なわれ、これ
らのトランジスタ57,58のエミツタには、定
電流源55,56からの電流がそれぞれ供給され
ている。
ここで第5図の実施例を用いて、静止電流ITの
設定法を詳細に説明する。第3の実施例に於い
て、より解析を簡略化するために静止電流ITを設
定する定数Kは第1、第2の差動増幅器21,2
2を構成するトランジスタ34,36とトランジ
スタ24,26の飽和電流比と定義し、バイアス
電圧源13,14,17,18は全て同一電圧と
した。式において実際に設定されるKの値は通
常1〜数10程度の範囲に渡り、それは静止電流の
設定する際の相反するいくつかの条件の何に重点
を置くかにより決定される。
設定法を詳細に説明する。第3の実施例に於い
て、より解析を簡略化するために静止電流ITを設
定する定数Kは第1、第2の差動増幅器21,2
2を構成するトランジスタ34,36とトランジ
スタ24,26の飽和電流比と定義し、バイアス
電圧源13,14,17,18は全て同一電圧と
した。式において実際に設定されるKの値は通
常1〜数10程度の範囲に渡り、それは静止電流の
設定する際の相反するいくつかの条件の何に重点
を置くかにより決定される。
1〜5程度のKの設定はトランジスタ34,3
6とトランジスタ24,26の飽和電流比によつ
て実現可能である。実際の集積回路において、そ
れは実効エミツタ面積比によつて設定される。し
かしKが10を越えると単純な飽和電流比だけでは
一方のトランジスタの面積が大きくなり過ぎ、集
積回路チツプ面積を増大させる。その問題はバイ
アス電圧源13,14と17,18間にオフセツ
ト電圧を与えることにより解決される。
6とトランジスタ24,26の飽和電流比によつ
て実現可能である。実際の集積回路において、そ
れは実効エミツタ面積比によつて設定される。し
かしKが10を越えると単純な飽和電流比だけでは
一方のトランジスタの面積が大きくなり過ぎ、集
積回路チツプ面積を増大させる。その問題はバイ
アス電圧源13,14と17,18間にオフセツ
ト電圧を与えることにより解決される。
即ち第5図の実施例に於いて、第1、第2の差
動増幅器21,22を構成する各々一方のトラン
ジスタ23,25のベースに接続されたトランジ
スタ53,54のエミツタ電流密度を各々他方の
トランジスタ24,26のベースに接続されたト
ランジスタ57,58のエミツタ電流密度より低
く保てばよい。それはトランジスタ57,58に
対しトランジスタ53,54の飽和電流を大きく
設定するか、定電流源55,56の電流値を定電
流源51,52の電流値より大きく設定すること
により成される。
動増幅器21,22を構成する各々一方のトラン
ジスタ23,25のベースに接続されたトランジ
スタ53,54のエミツタ電流密度を各々他方の
トランジスタ24,26のベースに接続されたト
ランジスタ57,58のエミツタ電流密度より低
く保てばよい。それはトランジスタ57,58に
対しトランジスタ53,54の飽和電流を大きく
設定するか、定電流源55,56の電流値を定電
流源51,52の電流値より大きく設定すること
により成される。
式においてKの意味するところは無信号にお
いて、第1、第2の差動増幅器21,22の一方
のトランジスタ23,25と他方のトランジスタ
24,26間の電流分配比を表わしている。その
分流比を新たにKOと定義し、第1、第2の差動
増幅器を構成する、一方のトランジスタ23,2
5の他方のトランジスタ24,26に対する飽和
電流比をK1、トランジスタ57,58に対する
トランジスタ53,54の飽和電流比をK2、定
電流源51,52に対する定電流源55,56の
電流比をK3とするとKOは概略次式で与えられる。
いて、第1、第2の差動増幅器21,22の一方
のトランジスタ23,25と他方のトランジスタ
24,26間の電流分配比を表わしている。その
分流比を新たにKOと定義し、第1、第2の差動
増幅器を構成する、一方のトランジスタ23,2
5の他方のトランジスタ24,26に対する飽和
電流比をK1、トランジスタ57,58に対する
トランジスタ53,54の飽和電流比をK2、定
電流源51,52に対する定電流源55,56の
電流比をK3とするとKOは概略次式で与えられる。
KO=K1・K2・K3 …
これはKOが3つの係数の積として与えられる
ことからK1,K2,K3としてはせいぜい1〜5程
度の値に設定してもその積であるKOは最大100程
度まで設定可能となる。
ことからK1,K2,K3としてはせいぜい1〜5程
度の値に設定してもその積であるKOは最大100程
度まで設定可能となる。
なお、この第5図に示す第2の実施例の他の構
成は、第3図に示した第1の実施例と同様である
ため、対応する部分に同一の参照番号を付して説
明を省略する。
成は、第3図に示した第1の実施例と同様である
ため、対応する部分に同一の参照番号を付して説
明を省略する。
この第2の実施例によれば、上記第1の実施例
の効果のみならず、トランジスタ53,54,5
7,58のPN接合部の電圧降下分を用いて、安
定したバイアス電圧源を実現しており、集積回路
に適した回路構成となつている。
の効果のみならず、トランジスタ53,54,5
7,58のPN接合部の電圧降下分を用いて、安
定したバイアス電圧源を実現しており、集積回路
に適した回路構成となつている。
次に、第6図は第3の実施例として、第1、第
2の差動増幅器21,22の反転出力側となるト
ランジスタ23,24のコレクタに、それぞれ第
1、第2のトランジスタ差動対31,32を接続
した例を示している。この場合には、誤差増幅器
であるオペアンプ12の非反転入力端子に入力信
号源11を接続している。他の構成は、前述した
第1の実施例と同様であり、第3図と対応する部
分に同一の参照番号を付して説明を省略する。な
お、この第3の実施例の各バイアス電圧源13,
14,17,18も、第2の実施例と同様に、ト
ランジスタのベース−エミツタ間電圧を利用する
ことができる。
2の差動増幅器21,22の反転出力側となるト
ランジスタ23,24のコレクタに、それぞれ第
1、第2のトランジスタ差動対31,32を接続
した例を示している。この場合には、誤差増幅器
であるオペアンプ12の非反転入力端子に入力信
号源11を接続している。他の構成は、前述した
第1の実施例と同様であり、第3図と対応する部
分に同一の参照番号を付して説明を省略する。な
お、この第3の実施例の各バイアス電圧源13,
14,17,18も、第2の実施例と同様に、ト
ランジスタのベース−エミツタ間電圧を利用する
ことができる。
次に、第7図は本発明の第4の実施例を示し、
第1および第2の差動増幅器21,22のそれぞ
れ一方のトランジスタ23,25のコレクタ電流
を帰還している。すなわち、トランジスタ23,
25のコレクタは共通接続されて、第1、第2の
差動増幅器21,22のそれぞれ入力側のバイア
ス電圧源となるトランジスタ53,54のベース
に接続されている。また、オペアンプ12の出力
端子と上記入力側バイアス用のトランジスタ5
3,54のベースとの間には、抵抗59が挿入接
続されている。他の構成は前述した第1および第
2の実施例と同様である。
第1および第2の差動増幅器21,22のそれぞ
れ一方のトランジスタ23,25のコレクタ電流
を帰還している。すなわち、トランジスタ23,
25のコレクタは共通接続されて、第1、第2の
差動増幅器21,22のそれぞれ入力側のバイア
ス電圧源となるトランジスタ53,54のベース
に接続されている。また、オペアンプ12の出力
端子と上記入力側バイアス用のトランジスタ5
3,54のベースとの間には、抵抗59が挿入接
続されている。他の構成は前述した第1および第
2の実施例と同様である。
この第4の実施例によれば、第1および第2の
差動増幅器21,22の電流が抵抗59に帰還さ
れるために、より線型化され、入力電流と直線関
係のある電圧が得られる。さらに、前述した第
1、第2の実施例の効果が得られることは勿論で
ある。
差動増幅器21,22の電流が抵抗59に帰還さ
れるために、より線型化され、入力電流と直線関
係のある電圧が得られる。さらに、前述した第
1、第2の実施例の効果が得られることは勿論で
ある。
次に、第8図は、現実の集積回路を構成するの
に適したより具体的な第5の実施例を示してい
る。この第5の実施例において、第1および第2
の差動増幅器21,22のそれぞれ一方のトラン
ジスタ23,25に、マルチエミツタトランジス
タを用いることにより、これらのトランジスタ2
3,25の飽和電流を、それぞれ他方のトランジ
スタ24,26の飽和電流よりも増加させ、分流
比を変えている。たとえば、上記一方のトランジ
スタ23,25に4エミツタを有するマルチエミ
ツタトランジスタを用いる場合には、このトラン
ジスタ23,25を流れる飽和電流が、単一エミ
ツタの上記他方のトランジスタ24,26を流れ
る飽和電流のほぼ4倍となる。したがつて、式
に於けるK1は4に設定されている。さらに、上
記一方のトランジスタ23,25のベースバイア
ス電圧源となるトランジスタ53,54にもマル
チエミツタトランジスタを用いることによりK2
を4に設定している。更にトランジスタ53,5
4のエミツタ電流をトランジスタ57,58のエ
ミツタ電流の1/2に設定することによりK3を2と
している。それはたとえばトランジスタ61,6
2に対し、トランジスタ63,64の実効エミツ
タ面積を2倍にすることにより成される。従つて
この実施例に於けるKOは概略32に設定されてい
る。第1、第2の差動増幅器21,22の各々共
通エミツタの電流源、電流吸い込みとなつている
トランジスタ65,66が4マルチエミツタとな
つているのは入力電流及び出力電流の最大値に対
応可能とするためである。また、第1、第2のト
ランジスタ対31,32の他方のトランジスタ3
4,36のコレクタから取り出された出力電流
は、オペアンプ59の反転入力端子に送られ、こ
のオペアンプ59により電流−電圧変換されて出
力端子60に供給される。さらに、定電流供給用
のPNP型トランジスタ61,63,65のベー
スは共通接続されて、トランジスタのベース−コ
レクタを接続して成るダイオード67のカソード
に接続される。また、定電流供給用のNPN型ト
ランジスタ62,64,66のベースは共通接続
されて、トランジスタを用いて成るダイオード6
8のアノードに接続される。これらのダイオード
67,68のカソード、アノード間は、抵抗69
を介して接続されてバイアス電流が供給される。
に適したより具体的な第5の実施例を示してい
る。この第5の実施例において、第1および第2
の差動増幅器21,22のそれぞれ一方のトラン
ジスタ23,25に、マルチエミツタトランジス
タを用いることにより、これらのトランジスタ2
3,25の飽和電流を、それぞれ他方のトランジ
スタ24,26の飽和電流よりも増加させ、分流
比を変えている。たとえば、上記一方のトランジ
スタ23,25に4エミツタを有するマルチエミ
ツタトランジスタを用いる場合には、このトラン
ジスタ23,25を流れる飽和電流が、単一エミ
ツタの上記他方のトランジスタ24,26を流れ
る飽和電流のほぼ4倍となる。したがつて、式
に於けるK1は4に設定されている。さらに、上
記一方のトランジスタ23,25のベースバイア
ス電圧源となるトランジスタ53,54にもマル
チエミツタトランジスタを用いることによりK2
を4に設定している。更にトランジスタ53,5
4のエミツタ電流をトランジスタ57,58のエ
ミツタ電流の1/2に設定することによりK3を2と
している。それはたとえばトランジスタ61,6
2に対し、トランジスタ63,64の実効エミツ
タ面積を2倍にすることにより成される。従つて
この実施例に於けるKOは概略32に設定されてい
る。第1、第2の差動増幅器21,22の各々共
通エミツタの電流源、電流吸い込みとなつている
トランジスタ65,66が4マルチエミツタとな
つているのは入力電流及び出力電流の最大値に対
応可能とするためである。また、第1、第2のト
ランジスタ対31,32の他方のトランジスタ3
4,36のコレクタから取り出された出力電流
は、オペアンプ59の反転入力端子に送られ、こ
のオペアンプ59により電流−電圧変換されて出
力端子60に供給される。さらに、定電流供給用
のPNP型トランジスタ61,63,65のベー
スは共通接続されて、トランジスタのベース−コ
レクタを接続して成るダイオード67のカソード
に接続される。また、定電流供給用のNPN型ト
ランジスタ62,64,66のベースは共通接続
されて、トランジスタを用いて成るダイオード6
8のアノードに接続される。これらのダイオード
67,68のカソード、アノード間は、抵抗69
を介して接続されてバイアス電流が供給される。
なお、本実施例においては、第1、第2の差動
増幅器21,22のそれぞれ一方のトランジスタ
23,24と、ベースバイアス用のトランジスタ
53,54と、定電流供給用のトランジスタ6
5,66とのすべてに、マルチエミツタトランジ
スタを用いているが、必要なKOの値に応じてい
ずれか一種あるいは二種をマルチエミツタトラン
ジスタとしてもよい。
増幅器21,22のそれぞれ一方のトランジスタ
23,24と、ベースバイアス用のトランジスタ
53,54と、定電流供給用のトランジスタ6
5,66とのすべてに、マルチエミツタトランジ
スタを用いているが、必要なKOの値に応じてい
ずれか一種あるいは二種をマルチエミツタトラン
ジスタとしてもよい。
第1図および第2図は従来例を示し、第1図は
回路図、第2図は静止電流の特性グラフである。
第3図および第4図は本発明の第1の実施例を示
し、第3図は回路図、第4図は静止電流の特性グ
ラフである。第5図は本発明の第2の実施例を示
す回路図である。第6図は本発明の第3の実施例
を示す回路図である。第7図は本発明の第4の実
施例を示す回路図である。第8図は本発明の第5
の実施例を示す回路図である。 11……入力信号源、12……オペアンプ、1
3,14,17,18……バイアス電圧源、1
5,16,51,52,55,56……定電流
源、19……出力抵抗、21……第1の差動増幅
器、22……第2の差動増幅器、31……第1の
エミツタ共通トランジスタ対、32……第2のエ
ミツタ共通トランジスタ対、23,24,33,
34……PNP型トランジスタ、25,26,3
5,36……NPN型トランジスタ。
回路図、第2図は静止電流の特性グラフである。
第3図および第4図は本発明の第1の実施例を示
し、第3図は回路図、第4図は静止電流の特性グ
ラフである。第5図は本発明の第2の実施例を示
す回路図である。第6図は本発明の第3の実施例
を示す回路図である。第7図は本発明の第4の実
施例を示す回路図である。第8図は本発明の第5
の実施例を示す回路図である。 11……入力信号源、12……オペアンプ、1
3,14,17,18……バイアス電圧源、1
5,16,51,52,55,56……定電流
源、19……出力抵抗、21……第1の差動増幅
器、22……第2の差動増幅器、31……第1の
エミツタ共通トランジスタ対、32……第2のエ
ミツタ共通トランジスタ対、23,24,33,
34……PNP型トランジスタ、25,26,3
5,36……NPN型トランジスタ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 入力信号源からの信号が供給される演算増幅
器と、 この演算増幅器からの出力信号により駆動され
る第1の差動増幅手段と、 上記演算増幅器からの出力により駆動され上記
第1の差動増幅手段に対して相補導電型の素子で
構成される第2の差動増幅手段と、 上記第1の差動増幅手段の一方の出力端子に共
通エミツタ電極が接続された第1のエミツタ共通
トランジスタ対と、 上記第2の差動増幅手段の一方の出力端子に共
通エミツタ電極が接続され上記第1のエミツタ共
通トランジスタ対に対して相補導電型の素子で構
成される第2のエミツタ共通トランジスタ対と、 これら第1および第2のエミツタ共通トランジ
スタ対のそれぞれ一方のコレクタ電流を上記演算
増幅器の入力端子に帰還する手段と、 上記第1のエミツタ共通トランジスタ対の一方
および上記第2のエミツタ共通トランジスタ対の
他方のベース電極と、上記第1のエミツタ共通ト
ランジスタ対の他方および上記第2のエミツタ共
通トランジスタ対の一方のベース電極との間に、
利得制御電圧を印加する手段とを具備し、 上記第1および第2のエミツタ共通トランジス
タ対のそれぞれ他方のコレクタ電流を出力信号と
して取り出すことを特徴とする電圧制御形可変利
得回路。 2 上記第1および第2の差動増幅手段のそれぞ
れ他方の出力端子からの出力を、これらの差動増
幅手段の入力端子にそれぞれ帰還することを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の電圧制御形可
変利得回路。 3 上記第1および第2の差動増幅手段の各々一
方の入力端子間に接続された少なくとも2個の
PN接合の直列回路を含む第1のバイアス電圧発
生手段と、各々他方の入力端子間に接続された少
なくとも2個のPN接合の直列回路を含む第2の
バイアス電圧発生手段を具備してなる特許請求の
範囲第1項あるいは第2項記載の電圧制御形可変
利得回路。
Priority Applications (14)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10332380A JPS5728411A (en) | 1980-07-28 | 1980-07-28 | Voltage controlled type variable gain circuit |
| JP10332280A JPS5728410A (en) | 1980-07-28 | 1980-07-28 | Voltage controlled type variable gain circuit |
| CA000382017A CA1172574A (en) | 1980-07-28 | 1981-07-20 | Gain control circuit |
| US06/286,243 US4422051A (en) | 1980-07-28 | 1981-07-23 | Gain control circuit |
| AU73367/81A AU541059B2 (en) | 1980-07-28 | 1981-07-23 | Gain control |
| GB8123105A GB2081039B (en) | 1980-07-28 | 1981-07-27 | Gain control circuits |
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| IT23172/81A IT1138883B (it) | 1980-07-28 | 1981-07-27 | Circuito di controllo del guadagno |
| BE2/59280A BE889763A (fr) | 1980-07-28 | 1981-07-28 | Circuit de reglage de gain |
| DE19813129754 DE3129754A1 (de) | 1980-07-28 | 1981-07-28 | Verstaerkerregler |
| NL8103561A NL8103561A (nl) | 1980-07-28 | 1981-07-28 | Versterkingsbesturingsschakeling. |
| FR8114676A FR2487605A1 (fr) | 1980-07-28 | 1981-07-28 | Circuit de commande de gain |
| AT0333381A AT384326B (de) | 1980-07-28 | 1981-07-28 | Verstaerkungsregelstufe |
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Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10332380A JPS5728411A (en) | 1980-07-28 | 1980-07-28 | Voltage controlled type variable gain circuit |
| JP10332280A JPS5728410A (en) | 1980-07-28 | 1980-07-28 | Voltage controlled type variable gain circuit |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5728410A JPS5728410A (en) | 1982-02-16 |
| JPS6337966B2 true JPS6337966B2 (ja) | 1988-07-27 |
Family
ID=26443963
Family Applications (2)
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| JP10332280A Granted JPS5728410A (en) | 1980-07-28 | 1980-07-28 | Voltage controlled type variable gain circuit |
Family Applications Before (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10332380A Pending JPS5728411A (en) | 1980-07-28 | 1980-07-28 | Voltage controlled type variable gain circuit |
Country Status (13)
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| CA (1) | CA1172574A (ja) |
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| DE (1) | DE3129754A1 (ja) |
| FR (1) | FR2487605A1 (ja) |
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