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JPS6341542B2 - - Google Patents
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JPS6341542B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6341542B2
JPS6341542B2 JP55039780A JP3978080A JPS6341542B2 JP S6341542 B2 JPS6341542 B2 JP S6341542B2 JP 55039780 A JP55039780 A JP 55039780A JP 3978080 A JP3978080 A JP 3978080A JP S6341542 B2 JPS6341542 B2 JP S6341542B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wasabi
temperature
spiciness
oil
cyclodextrin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55039780A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56137867A (en
Inventor
Isao Kijima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KINJIRUSHI WASABI KK
Original Assignee
KINJIRUSHI WASABI KK
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Publication date
Application filed by KINJIRUSHI WASABI KK filed Critical KINJIRUSHI WASABI KK
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は沢わさび等の天然生わさびのすりおろ
し直後の辛味をそのまま長期間にわたつて保持し
うる辛味強化おろしわさびの製造法に関する。 沢わさび、西洋わさび等の天然生わさびはおろ
し金等によつてすりおろすと、天然わさび中の芥
子油配糖体(シニグリン等)が活性酵母ミロシン
の作用をうけて加水分解され、このためすりおろ
し直後では非常に優れた辛味を発生し、すし、さ
しみ、茶漬などの各種料理に香辛料として広く使
用されている。 しかしながら、前記おろしわさびはこのままの
状態で常温下に放置すると前記加水分解が進行し
て短期間で辛味が消失する。 辛味などの長期間持続おろしわさびの製造法と
して、従来、−5℃以下に凍結した天然生わさび
を0℃以下の温度に保存したまますりおろす方
法、あるいはさらに前述のすりおろし後これを低
温下で保存する方法等が知られているが、これら
の方法によつてもなお、辛味の長期間保存は充分
でない。 本発明の目的は天然生わさびのすりおろし直後
の辛味をそのまま長期間にわたつて保持しうる辛
味強化おろしわさびの製造法を提供することにあ
る。 前述の目的を達成するため、本発明によれば、
天然生わさびを凍結点以下の温度で凍結の後、0
℃以下の温度で細片化し、次いでこれにサイクロ
デキストリン、精油、油脂、配糖体および辛子油
の群から選ばれた一種または二種以上の物質を添
加することを特徴とする。 以下、本発明をさらに詳述する。 まず、天然生おろしわさびを凍結点以下の温度
で凍結する。この凍結によつて天然生わさびはも
ろくなり、細片化が容易になる。凍結は例れば天
然生わさびを冷凍庫中で−10℃以下の温度で冷却
することによつて行なう。ここで、天然生わさび
とは沢わさびのほかに西洋わさび、畑わさびなど
の各種の天然生わさびを云う。 次いで、凍結の後、0℃以下の温度、例えば0
℃あるいは−10℃の雰囲気中で前記凍結された天
然生わさびを細片化する。細片化は例えばおろし
がねを用いてすりおろす等、各種のいかなる手段
によつてもよい。 前記細片化を例えば0℃前後の雰囲気中で行つ
た場合には、昇温して天然生わさび中に含有する
酵素ミロシンが活性化され、この作用によつて天
然生わさび中の芥子油配糖体(例えばシニグリ
ン)は加水分解されて辛味を発生する。この辛味
はすりおろし直後の辛味である。 前記加水分解を反応式によつて説明すると次の
とおりである。 この加水分解反応で生成されるイソチオシアン
酸エステル(辛子油)は辛味の主成分である。 また、前記細片化を0℃以下の温度、例えば−
10℃の雰囲気中で行つた場合には、この段階では
前述の辛味の発生は起こらないが、後述のように
サイクロデキストリン等の物質を添加するとき、
あるいは添加後おろしわさびとしての製品を食す
る際、解凍するときに昇温により辛味の発生が起
こる。しかしながら、この細片化工程が0℃以上
の温度の雰囲気で行われると、加水分解が連続的
に進行して辛味が短期間で消失されるので好まし
くなく、したがつて細片化工程は0℃ないしはそ
れ以下の温度で行われることが必要である。 次いで前述によつて細片化された天然生わさび
中にサイクロデキストリン、例えばβ―サイクロ
デキストリン等、精油、油脂、例えば大豆油、な
たね油、からし油等の食用油、配糖体、例えばシ
ニグリン等、辛子油例えばアリル辛子油等の物質
を添加、混合する。このときの温度は0℃または
それ以下の温度である。このような物質の添加に
よつて、例えばサイクロデキストリンの場合、前
記発生した辛味をこの物質が包接して保持し、あ
るいはまた、添加する物質が精油、油脂等の場
合、これらの物質が辛味を包囲して保持し、さら
にまた、添加する物質が配糖体の場合、辛味の発
生源である配糖体分が多量に存在することにな
り、このため前述の化学反応式に示すようなイソ
チオシアン酸エステルの生成反応が長期間持続す
ることになり、さらにまた、添加する物質が辛子
油の場合、辛味成分が補強されることになり、結
局、前述のいずれの物質の添加によつても、天然
生わさびのすりおろし直後の辛味をそのまま長期
間にわたつて保持しうることになる。なお、前述
の物質は2種以上組み合わせて添加しても同様の
効果を奏することは論を待たずして当然である。 以上のような本発明方法によれば、得られるお
ろしわさびは例えば0℃前後の温度に保冷するこ
とにより、天然生わさびのすりおろしの直後の辛
味をそのまま長期間にわたつて保持するものであ
り、実用上極めて有用な方法である。もちろん前
記保冷温度は0℃に限定されるものではなく、0
℃以下でもよく、また常温でもよい。 0℃ないしはそれ以下に保冷される場合には製
品すりおろしわさびは食するときに解凍する。 以下、本発明を実施例を用いて詳述する。 実施例 1 沢わさびを−10℃の冷凍庫中に保存して凍結の
後、0℃前後の雰囲気中で破砕機によつて細片化
した。次いでこの細片化した沢わさびに0℃の雰
囲気中でサイクロデキストリンないしは大豆油
(食用油)を前記沢わさび重量に対してそれぞれ
0,1.0,2.5,5.0,7.5,10.0重量%づつ添加混合
しておろしわさびを得た。このようにして得られ
たおろしわさびを0℃の温度で冷蔵保存し、それ
ぞれについて辛味保持率の経時的変化を測定し、
結果を表1および2に示した。辛味保持率はサイ
クロデキストリンあるいは食用油の添加率別に、
各々直後の辛味を100%として算出した。測定は
水蒸気蒸留法によりアリルイソチオシアネートを
ウレア化し、アリルイソチオウレアとした後、こ
れを237μmでの吸光度で測定することによつて
行つた。
【表】
【表】 前記表1および2から、サイクロデキストリン
あるいは食用油が細片化天然わさびの辛味保持に
効果的である事が明らかに分つた。 また、サイクロデキストリンと食用油を両方、
それぞれ2.5,5.0,7.5重量%づつ添加すると、表
3に示すようにさらに相乗効果があることがわか
つた。
【表】 実施例 2 実施例1におけるサイクロデキストリンおよび
大豆油の代りに配糖体(シニグリン)ないしはア
リル辛子油を用いて実施例1と同様にして辛味保
持率の経時的変化を測定し、結果を表4および5
に示した。ここで配糖体の添加率はそれぞれ0.2,
0.4,0.6重量%、また、アリル辛子油の添加率は
それぞれ0.05,0.1,0.3重量%であつた。
【表】
【表】 表4および5から配糖体又は辛子油添加により
辛味保持効果が向上することがわかつた。 実施例 3 次の四種の実験を行つた。 実験 1 生わさびを常温(20〜25℃)ですりおろし、こ
れに同温度でサイクロデキストリン、油脂および
サイクロデキストリンと油脂の両方をそれぞれ約
5重量%添加し、辛味保持率の経時変化を測定し
た。対照として無添加のものも同様に測定した。
結果を表6に示す。
【表】 実験 2 実験1においてサイクロデキストリン等の添加
温度を0℃以下に定めたことを除いて実験1と同
様の実験を行ない、結果を表7に示した。
【表】 実験 3 生わさびを0℃以下の温度ですりおろし、これ
に常温(20〜25℃)でサイクロデキストリン、油
脂、およびサイクロデキストリンと油脂の両方を
それぞれ約5重量%量添加し、辛味保持率の経時
変化を測定した。対照として無添加のものも同様
に測定した。結果を表8に示す。
【表】 実験 4 実験3においてサイクロデキストリン等の添加
温度を0℃以下に定めたことを除いて実験3と同
様の実験を行ない、結果を表9に示した。
【表】 上記実験1〜4の結果より次のことがわかる。 生わさびを常温下ですりおろした場合、すりお
ろしの段階で辛味成分の多くが揮発変化してしま
い、これにサイクロデキストリン、油脂等を添加
しても十分な辛味保持効果は得られない。(実験
1,2)。 また、生わさびを0℃以下の温度条件下ですり
おろしても、サイクロデキストリン、油脂等の添
加温度が常温の条件下ではこの添加混合の際辛味
成分がやはり揮散変化してしまい、辛味保持効果
が充分でない。(実験3)。 これに対して生わさびのすりおろし温度とサイ
クロデキストリン、油脂などの添加温度を両方と
も0℃以下の温度に定めれば辛味保持効果は長時
間にわたつて良好である。(実験4)。 このようにして本発明方法は天然生わさびのす
りおろし直後の辛味をそのまま長時間にわたつて
保持することができ、実用上きわめて有効な方法
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次の(イ)および(ロ)の2工程からなるおろしわさ
    びの製造法。 (イ) 天然わさびを凍結点以下の温度で凍結の後、
    0℃ないしはそれ以下の温度で細片化する工
    程。 (ロ) 前記細片化されたわさびに0℃ないしはそれ
    以下の温度でサイクロデキストリン、精油、油
    脂、配糖体および辛子油の群から選ばれた一種
    または複数種を添加する工程。
JP3978080A 1980-03-28 1980-03-28 Preparation of grated "wasabi" Granted JPS56137867A (en)

Priority Applications (1)

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JP3978080A JPS56137867A (en) 1980-03-28 1980-03-28 Preparation of grated "wasabi"

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JPS56137867A JPS56137867A (en) 1981-10-28
JPS6341542B2 true JPS6341542B2 (ja) 1988-08-17

Family

ID=12562440

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JP3978080A Granted JPS56137867A (en) 1980-03-28 1980-03-28 Preparation of grated "wasabi"

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JP2640537B2 (ja) * 1989-08-07 1997-08-13 ハウス食品株式会社 わさび加工品
FR2776666B1 (fr) * 1998-03-31 2002-09-06 Commissariat Energie Atomique Complexes d'inclusion dans des cyclodextrines d'isothiocyanates organiques, en particulier bacteriostatiques, bactericides et/ou fongicides ou de leurs precurseurs naturels, et leur preparation

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JPS56137867A (en) 1981-10-28

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