JPS6341897B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6341897B2 JPS6341897B2 JP53111670A JP11167078A JPS6341897B2 JP S6341897 B2 JPS6341897 B2 JP S6341897B2 JP 53111670 A JP53111670 A JP 53111670A JP 11167078 A JP11167078 A JP 11167078A JP S6341897 B2 JPS6341897 B2 JP S6341897B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reaction
- catalyst
- monoethanolamine
- ethylenediamine
- polyethylene polyamine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
本発明は非環状のポリエチレンポリアミンの製
造方法に関するものである。更に詳しくは複素環
式アミン含量を極めて少ない非環状ポリエチレン
ポリアミンの製造方法に関するものである。 従来、ポリエチレンポリアミン化合物、例えば
ジエチレントリアミン(DETA)、トリエチレン
テトラミン(TETA)、テトラエチレンペンタミ
ン(TEPA)、ペンタエチレンヘキサミン
(PEHA)のような非環状ポリエチレンポリアミ
ン化合物は、例えばエチレンジクロライド
(EDC)とアンモニア、エチレンジアミン
(EDA)のようなアミン化合物とを高温、高圧下
で反応させることにより製造されてきた。 しかしながら、このような従来の製造方法は以
下に述べるような重大な欠点を持つている。即ち
第1の欠点は上述のような目的の非環状ポリエチ
レンポリアミンの他に、ピペラジン、N−2アミ
ノエチルピペラジン(N−AEP)、N,N′−ビス
〔β−アミノエチル〕ピペラジン(TETAと極め
て沸点の近い環状アミンである。CA4−1と仮
称)、1−〔2′−(2″−アミノエチルアミノ)エチ
ル〕ピペラジン(同様にCA4−2と仮称)、1−
〔2′−2″−アミノエチルアミノ)エチル〕−4−
(2′−アミノエチル)ピペラジン(TEPAと極め
て沸点の近い環状アミンである。CA5−1と仮
称)のような複素環式アミンおよびこの他に目的
の各非環状ポリエチレンポリアミンに近接する沸
点を有す種々様々な類似アミンを副生することで
ある。 これら副生アミンの多くは目的は非環状ポリエ
チレンポリアミンの分離精製を困難にするばかり
でなく、ポリエチレンポリアミンの用途上、最も
要求される性能であるアミン価を低下させ、ある
いはまた、着色の原因ともなる。 第2の欠点はペンタエチレンヘキサミンより高
沸点の化合物が多くでき、いわゆるヘビーロスが
大きいことである。 そして、第3の欠点はこれら反応によつて生成
したアミン化合物は塩酸塩の型で得られるため、
蒸留によつて、各目的アミンに分離精製する前の
処理として、例えば、苛性ソーダで中和し、フリ
ーのアミンにする必要があることである。苛性中
和によつて生成した食塩は、例えば蒸発缶等によ
つて水または/および低沸アミンの一部を蒸発さ
せることによつて食塩を晶析させ、遠心分離等に
よつて残りの高沸点アミン化合物と分離する方法
がとられているが、食塩に付着あるいは包含のア
ミン化合物を完全に除去することは困難で、公害
防止上、更に高度な食塩の処理を考えねばならな
いという技術的にも経済的にも極めて難解な問題
を有している。 本発明者らはかかる欠点を排除した非環状ポリ
エチレンポリアミンの選択的製造方を見い出すべ
く鋭意研究を重ねたところ、遂に、特定の原料、
触媒および反応操作条件の組み合せによつて、目
的達全が可能なことを発見し、本発明を完成する
に至つた。 本発明は、アルミナまたはシリカを主成分とす
る無機化合物を触媒として、モノエタノールアミ
ン(MEA)またはエチレングリコール(EG)
と、エチレンジアミンとを250℃〜350℃の温度
で、実質的に液状で接触させることによつて、複
素環式アミン含量の極めて少ない非環状ポリエチ
レンポリアミンを選択的に製造する方法に関する
ものである。 本発明の特徴を列挙すると、後で実施例で示す
如く、 (1) ピペラジン、N−AEP、CA4−1、CA4−
2、CA5−1のような複素環式アミンおよび蒸
留によつて各目的の非環状ポリエチレンポリア
ミンを分離回収する工程において中間留分とし
て分離の妨げとなる副生アミンあるいはヘビー
ロスとなるペンタエチレンヘキサミンより高沸
点のアミン混合物等の副生が極めて少ない。従
つて分離精製が容易で高純度の目的非環状ポリ
エチレンポリアミンを高収率で得ることができ
る。特にジエチレントリアミン、トリエチレン
テトラミンのような低分子量の非環状ポリエチ
レンポリアミンの製造に卓越した効果を示す。 (2) 反応物はフリーのアミンの型で得られ、前述
の従来法のような苛性中和処理の必要がなく、
塩類が生成しないため製造プロセスが極めて簡
単かつ経済的である。 (3) 触媒が比較的安価な上、熱的にも化学的にも
安定でかつ、固型であるため反応物からの分離
回収が容易であり、触媒の再使用上、有利で経
済的である。 本発明で用いることができる触媒は例えば、ア
ルミナ、シリカ、アルミナ、シリカ、天然および
合成のゼオライト、活性白土、酸性白土、ケイソ
ウ土等、アルミナまたはシリカを主成分とする天
然または合成の無機化合物である。望ましい触媒
は化合物中のアルミナとシリカの重量組成比が
100:0〜20:80である。触媒の形状は粉末状で
も粒状でも良い。回分反応で行う場合の触媒濃度
は全反応原料に対し0.5〜30重量%、望ましくは
1〜10重量%である。触媒の形状が粉末状の場合
は少な目に、粒状の場合は多目に使用することが
望ましい。 モノエタノールアミンまたはエチレングリコー
ルとエチレンジアミンとの原料モル比は、モノエ
タノールアミンまたはエチレングリコールに対す
るエチレンジアミンの割合が大きい程低分子量の
ポリエチレンポリアミンの生成比率が多くなり、
かつ、目的の非環状ポリエチレンポリアミンの選
択性が良い。逆に、エチレンジアミンの割合が小
さくなる程、高分子量のポリエチレンポリアミン
が多くでき、副生アミンの種類、量が増す傾向に
あり非環状ポリエチレンポリアミンの収率が低下
する。モノエタノールアミンまたはエチレングリ
コールに対するエチレンジアミンの適当なモル比
は約0.5〜約30で、望ましくは2〜10のエチレン
ジアミン過剰である。 反応温度は250℃〜350℃、望ましくは270℃〜
350℃である。 反応圧力は触媒以外の原料物質即ち、エチレン
ジアミン、モノエタノールアミンまたはエチレン
グリコールが実質的に液相として存在し、共に触
媒と接触する状態にあればよく、それ以上の加圧
は特に必要としないが、反応によつては、生成す
る水をパージしながらの反応、あるいは、原料物
質の分解を抑制するため少量のガス状NH3の存
在下で反応することも可能である。 次に回分反応を例にとつて本発明の実施態様を
述べる。言うまでもないが、本発明は反応形式を
限定するものではなく以下に述べる方法は容易に
他の公知の反応形式、例えば連続式反応に置き換
えることが可能である。 撹拌装置を備えた所定容量の耐圧反応器に、モ
ノエタノールアミンまたはエチレングリコール
と、エチレンジアミンをモル比約0.5〜30、望ま
しくはモル比約2〜約10の割合で入れこれら反応
原料合計量に対し、前述のアルミナまたはシリカ
を主成分とする無機化合物、望ましくは、化合物
中のアルミナとシリカの重量組成割合が100:0
〜20:80の化合物を触媒として0.5〜30重量%、
望ましくは、1〜10重量%添加する。反応器をそ
のまま密封またはNH3ガスで置換密封あるいは
その他の不活性ガス、例えば窒素等で若干の加圧
密封後、加熱し、液温を250℃〜350℃、望ましく
は、270℃〜350℃に維持する。反応時間は使用す
る触媒の種類や反応温度等によつて若干異なる
が、概ね2〜5時間程度の実用的反応時間で、モ
ノエタノールアミンまたはエチレングリコール基
準反応率が30〜90%の実施可能な反応率が得られ
る。反応進行に伴つて、触媒の種類によつて若干
異なるが0〜50Kg/cm2、望ましい触媒では0〜10
Kg/cm2の圧力上昇を生じる。 反応後、反応混合物は触媒を別等、公知の方
法で分離後、連続または回分蒸留等公知の方法で
未反応のエチレンジアミンおよびモノエタノール
アミンまたはエチレングリコールを分離回収し、
次いで、ジエチレントリアミン、トリエチレンテ
トラミン、テトラエチレンペンタミン、ペンタエ
チレンヘキサミン等各目的の非環状ポリエチレン
ポリアミンに分離精製する。回収したエチレンジ
アミンおよびモノエタノールアミンまたはエチレ
ングリコールは各々単離した場合は各原料タンク
に返送し、あるいは単離しない場合は所定の原料
モル比になるように新たな原料物質で組成調整
し、反応原料として反応器にリサイクルする。反
応液と分離した触媒は必要に応じて新たな触媒で
補充し、反応器にリサイクルして再使用する。 次に、本発明を実施例によつて説明する。 なお、実施例で用いる%は特記しない限り重量
%である。 実施例 1 内容積200mlの電磁撹拌式ステンレススチール
製オートクレーブに純度99.5%のモノエタノール
アミン16.2g(0.264モル)と99.99%のエチレン
ジアミン78.8g(1.31モル)を表−1に掲げた
種々のアルミナまたはシリカを主成分とする無機
化合物(粒状のものは37〜53ミクロンに粉砕)5
gと共に仕込んだ。 気相部を乾燥窒素ガスで置換後密封し、液温
300℃に加熱した。この時、オートクレーブの内
圧は約40Kg/cm2Gであつた。 液温300℃で2時間加熱維持した。その結果、
内圧は表−1に示すように約3〜25Kg/cm2の圧力
上昇を示した。次に、室温まで冷却後、若干の残
圧(0〜1.5Kg/cm2G)をパージし、反応混合物
を取り出した。 反応混合物は実験によつて若干異なるが、99〜
95gであり、仕込に対する回収率99〜95%であつ
た。次いで、該反応混合物を孔径0.9〜1.4ミクロ
ンのガラスフイルターで過し、固型分を分離し
た。液はいずれの場合もわずかに黄色味を帯び
ている程度であつた。滓は触媒と付着液のみ
で、他の固型物あるいは高沸点アミンのような粘
着物は何等認められなかつた。該液即ち、反応
液をガスクロマトグラフイーで分析し、モノエタ
ノールアミン基準の反応率と原料のエチレンジア
ミン、モノエタノールアミンおよび生成水を除く
反応生成物の割合を求めると表−1のとおりであ
つた。表−1の中でその他の副生アミンの生成割
合を例えばDETA〜TETAと記載したように目
的非環状ポリエチレンポリアミンの範囲で示した
のはガスクロマトグラム上でDETAからTETA
のピーク間に検出された別記環状アミン以外の副
生アミン量を示すものであり、その値は例えば
〔20〕と記した場合は検出された副生アミンが
2種類ありその合計値が20%であることを示す。 実施例 2 活性アルミナ(和光純薬(株)製)を触媒とし、反
応温度を250℃にする以外は実施例1と全く同様
に行つた。 結果は表−1のとおりであつた。 実施例 3 ネオビートDL−4(水沢化学(株)製、商品名)を
触媒とし、反応温度を320℃、反応時間を320℃で
5時間にする以外は実施例1と全く同様に行つ
た。 結果は表−1のとおりであつた。 実施例 4 ネオビートDL−4を触媒として5g、原料の
モノエタノールアミン仕込量を32.0g(0.521モ
ル)、エチレンジアミン仕込量を63.0g(1.05モ
ル)に変える以外は実施例1と全く同様に行つ
た。 結果は表−1に示すとおりであつた。 実施例 5 実施例1の反応器に、モノエタノールアミンの
代わりに純度94.93%のエチレングリコールを
17.0g(0.260モル)、99.99%のエチレンジアミン
を78g(1.30モル)、触媒としてネオビートDL−
4を5g仕込んで実施例1と全く同様に行つた。 結果は表−1に示すとおりであつた。 比較例 1 実施例1の反応器に純度99.5%のモノエタノー
ルアミン16.2g(0.264モル)と99.99%のエチレ
ンジアミン78.8g(1.31モル)のみを仕込んで触
媒なしで実施例1と全く同様に行つた。 実質的な反応は全く認められなかつた。
造方法に関するものである。更に詳しくは複素環
式アミン含量を極めて少ない非環状ポリエチレン
ポリアミンの製造方法に関するものである。 従来、ポリエチレンポリアミン化合物、例えば
ジエチレントリアミン(DETA)、トリエチレン
テトラミン(TETA)、テトラエチレンペンタミ
ン(TEPA)、ペンタエチレンヘキサミン
(PEHA)のような非環状ポリエチレンポリアミ
ン化合物は、例えばエチレンジクロライド
(EDC)とアンモニア、エチレンジアミン
(EDA)のようなアミン化合物とを高温、高圧下
で反応させることにより製造されてきた。 しかしながら、このような従来の製造方法は以
下に述べるような重大な欠点を持つている。即ち
第1の欠点は上述のような目的の非環状ポリエチ
レンポリアミンの他に、ピペラジン、N−2アミ
ノエチルピペラジン(N−AEP)、N,N′−ビス
〔β−アミノエチル〕ピペラジン(TETAと極め
て沸点の近い環状アミンである。CA4−1と仮
称)、1−〔2′−(2″−アミノエチルアミノ)エチ
ル〕ピペラジン(同様にCA4−2と仮称)、1−
〔2′−2″−アミノエチルアミノ)エチル〕−4−
(2′−アミノエチル)ピペラジン(TEPAと極め
て沸点の近い環状アミンである。CA5−1と仮
称)のような複素環式アミンおよびこの他に目的
の各非環状ポリエチレンポリアミンに近接する沸
点を有す種々様々な類似アミンを副生することで
ある。 これら副生アミンの多くは目的は非環状ポリエ
チレンポリアミンの分離精製を困難にするばかり
でなく、ポリエチレンポリアミンの用途上、最も
要求される性能であるアミン価を低下させ、ある
いはまた、着色の原因ともなる。 第2の欠点はペンタエチレンヘキサミンより高
沸点の化合物が多くでき、いわゆるヘビーロスが
大きいことである。 そして、第3の欠点はこれら反応によつて生成
したアミン化合物は塩酸塩の型で得られるため、
蒸留によつて、各目的アミンに分離精製する前の
処理として、例えば、苛性ソーダで中和し、フリ
ーのアミンにする必要があることである。苛性中
和によつて生成した食塩は、例えば蒸発缶等によ
つて水または/および低沸アミンの一部を蒸発さ
せることによつて食塩を晶析させ、遠心分離等に
よつて残りの高沸点アミン化合物と分離する方法
がとられているが、食塩に付着あるいは包含のア
ミン化合物を完全に除去することは困難で、公害
防止上、更に高度な食塩の処理を考えねばならな
いという技術的にも経済的にも極めて難解な問題
を有している。 本発明者らはかかる欠点を排除した非環状ポリ
エチレンポリアミンの選択的製造方を見い出すべ
く鋭意研究を重ねたところ、遂に、特定の原料、
触媒および反応操作条件の組み合せによつて、目
的達全が可能なことを発見し、本発明を完成する
に至つた。 本発明は、アルミナまたはシリカを主成分とす
る無機化合物を触媒として、モノエタノールアミ
ン(MEA)またはエチレングリコール(EG)
と、エチレンジアミンとを250℃〜350℃の温度
で、実質的に液状で接触させることによつて、複
素環式アミン含量の極めて少ない非環状ポリエチ
レンポリアミンを選択的に製造する方法に関する
ものである。 本発明の特徴を列挙すると、後で実施例で示す
如く、 (1) ピペラジン、N−AEP、CA4−1、CA4−
2、CA5−1のような複素環式アミンおよび蒸
留によつて各目的の非環状ポリエチレンポリア
ミンを分離回収する工程において中間留分とし
て分離の妨げとなる副生アミンあるいはヘビー
ロスとなるペンタエチレンヘキサミンより高沸
点のアミン混合物等の副生が極めて少ない。従
つて分離精製が容易で高純度の目的非環状ポリ
エチレンポリアミンを高収率で得ることができ
る。特にジエチレントリアミン、トリエチレン
テトラミンのような低分子量の非環状ポリエチ
レンポリアミンの製造に卓越した効果を示す。 (2) 反応物はフリーのアミンの型で得られ、前述
の従来法のような苛性中和処理の必要がなく、
塩類が生成しないため製造プロセスが極めて簡
単かつ経済的である。 (3) 触媒が比較的安価な上、熱的にも化学的にも
安定でかつ、固型であるため反応物からの分離
回収が容易であり、触媒の再使用上、有利で経
済的である。 本発明で用いることができる触媒は例えば、ア
ルミナ、シリカ、アルミナ、シリカ、天然および
合成のゼオライト、活性白土、酸性白土、ケイソ
ウ土等、アルミナまたはシリカを主成分とする天
然または合成の無機化合物である。望ましい触媒
は化合物中のアルミナとシリカの重量組成比が
100:0〜20:80である。触媒の形状は粉末状で
も粒状でも良い。回分反応で行う場合の触媒濃度
は全反応原料に対し0.5〜30重量%、望ましくは
1〜10重量%である。触媒の形状が粉末状の場合
は少な目に、粒状の場合は多目に使用することが
望ましい。 モノエタノールアミンまたはエチレングリコー
ルとエチレンジアミンとの原料モル比は、モノエ
タノールアミンまたはエチレングリコールに対す
るエチレンジアミンの割合が大きい程低分子量の
ポリエチレンポリアミンの生成比率が多くなり、
かつ、目的の非環状ポリエチレンポリアミンの選
択性が良い。逆に、エチレンジアミンの割合が小
さくなる程、高分子量のポリエチレンポリアミン
が多くでき、副生アミンの種類、量が増す傾向に
あり非環状ポリエチレンポリアミンの収率が低下
する。モノエタノールアミンまたはエチレングリ
コールに対するエチレンジアミンの適当なモル比
は約0.5〜約30で、望ましくは2〜10のエチレン
ジアミン過剰である。 反応温度は250℃〜350℃、望ましくは270℃〜
350℃である。 反応圧力は触媒以外の原料物質即ち、エチレン
ジアミン、モノエタノールアミンまたはエチレン
グリコールが実質的に液相として存在し、共に触
媒と接触する状態にあればよく、それ以上の加圧
は特に必要としないが、反応によつては、生成す
る水をパージしながらの反応、あるいは、原料物
質の分解を抑制するため少量のガス状NH3の存
在下で反応することも可能である。 次に回分反応を例にとつて本発明の実施態様を
述べる。言うまでもないが、本発明は反応形式を
限定するものではなく以下に述べる方法は容易に
他の公知の反応形式、例えば連続式反応に置き換
えることが可能である。 撹拌装置を備えた所定容量の耐圧反応器に、モ
ノエタノールアミンまたはエチレングリコール
と、エチレンジアミンをモル比約0.5〜30、望ま
しくはモル比約2〜約10の割合で入れこれら反応
原料合計量に対し、前述のアルミナまたはシリカ
を主成分とする無機化合物、望ましくは、化合物
中のアルミナとシリカの重量組成割合が100:0
〜20:80の化合物を触媒として0.5〜30重量%、
望ましくは、1〜10重量%添加する。反応器をそ
のまま密封またはNH3ガスで置換密封あるいは
その他の不活性ガス、例えば窒素等で若干の加圧
密封後、加熱し、液温を250℃〜350℃、望ましく
は、270℃〜350℃に維持する。反応時間は使用す
る触媒の種類や反応温度等によつて若干異なる
が、概ね2〜5時間程度の実用的反応時間で、モ
ノエタノールアミンまたはエチレングリコール基
準反応率が30〜90%の実施可能な反応率が得られ
る。反応進行に伴つて、触媒の種類によつて若干
異なるが0〜50Kg/cm2、望ましい触媒では0〜10
Kg/cm2の圧力上昇を生じる。 反応後、反応混合物は触媒を別等、公知の方
法で分離後、連続または回分蒸留等公知の方法で
未反応のエチレンジアミンおよびモノエタノール
アミンまたはエチレングリコールを分離回収し、
次いで、ジエチレントリアミン、トリエチレンテ
トラミン、テトラエチレンペンタミン、ペンタエ
チレンヘキサミン等各目的の非環状ポリエチレン
ポリアミンに分離精製する。回収したエチレンジ
アミンおよびモノエタノールアミンまたはエチレ
ングリコールは各々単離した場合は各原料タンク
に返送し、あるいは単離しない場合は所定の原料
モル比になるように新たな原料物質で組成調整
し、反応原料として反応器にリサイクルする。反
応液と分離した触媒は必要に応じて新たな触媒で
補充し、反応器にリサイクルして再使用する。 次に、本発明を実施例によつて説明する。 なお、実施例で用いる%は特記しない限り重量
%である。 実施例 1 内容積200mlの電磁撹拌式ステンレススチール
製オートクレーブに純度99.5%のモノエタノール
アミン16.2g(0.264モル)と99.99%のエチレン
ジアミン78.8g(1.31モル)を表−1に掲げた
種々のアルミナまたはシリカを主成分とする無機
化合物(粒状のものは37〜53ミクロンに粉砕)5
gと共に仕込んだ。 気相部を乾燥窒素ガスで置換後密封し、液温
300℃に加熱した。この時、オートクレーブの内
圧は約40Kg/cm2Gであつた。 液温300℃で2時間加熱維持した。その結果、
内圧は表−1に示すように約3〜25Kg/cm2の圧力
上昇を示した。次に、室温まで冷却後、若干の残
圧(0〜1.5Kg/cm2G)をパージし、反応混合物
を取り出した。 反応混合物は実験によつて若干異なるが、99〜
95gであり、仕込に対する回収率99〜95%であつ
た。次いで、該反応混合物を孔径0.9〜1.4ミクロ
ンのガラスフイルターで過し、固型分を分離し
た。液はいずれの場合もわずかに黄色味を帯び
ている程度であつた。滓は触媒と付着液のみ
で、他の固型物あるいは高沸点アミンのような粘
着物は何等認められなかつた。該液即ち、反応
液をガスクロマトグラフイーで分析し、モノエタ
ノールアミン基準の反応率と原料のエチレンジア
ミン、モノエタノールアミンおよび生成水を除く
反応生成物の割合を求めると表−1のとおりであ
つた。表−1の中でその他の副生アミンの生成割
合を例えばDETA〜TETAと記載したように目
的非環状ポリエチレンポリアミンの範囲で示した
のはガスクロマトグラム上でDETAからTETA
のピーク間に検出された別記環状アミン以外の副
生アミン量を示すものであり、その値は例えば
〔20〕と記した場合は検出された副生アミンが
2種類ありその合計値が20%であることを示す。 実施例 2 活性アルミナ(和光純薬(株)製)を触媒とし、反
応温度を250℃にする以外は実施例1と全く同様
に行つた。 結果は表−1のとおりであつた。 実施例 3 ネオビートDL−4(水沢化学(株)製、商品名)を
触媒とし、反応温度を320℃、反応時間を320℃で
5時間にする以外は実施例1と全く同様に行つ
た。 結果は表−1のとおりであつた。 実施例 4 ネオビートDL−4を触媒として5g、原料の
モノエタノールアミン仕込量を32.0g(0.521モ
ル)、エチレンジアミン仕込量を63.0g(1.05モ
ル)に変える以外は実施例1と全く同様に行つ
た。 結果は表−1に示すとおりであつた。 実施例 5 実施例1の反応器に、モノエタノールアミンの
代わりに純度94.93%のエチレングリコールを
17.0g(0.260モル)、99.99%のエチレンジアミン
を78g(1.30モル)、触媒としてネオビートDL−
4を5g仕込んで実施例1と全く同様に行つた。 結果は表−1に示すとおりであつた。 比較例 1 実施例1の反応器に純度99.5%のモノエタノー
ルアミン16.2g(0.264モル)と99.99%のエチレ
ンジアミン78.8g(1.31モル)のみを仕込んで触
媒なしで実施例1と全く同様に行つた。 実質的な反応は全く認められなかつた。
【表】
Claims (1)
- 1 アルミナまたはシリカを主成分とする無機化
合物の存在下で、モノエタノールアミンまたはエ
チレングリコールと、エチレンジアミンとを250
℃〜350℃の温度で、実質的に液状で接触させる
ことを特徴とする非環状ポリエチレンポリアミン
の選択的製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11167078A JPS5538329A (en) | 1978-09-13 | 1978-09-13 | Preparation of polyethylenepolyamine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11167078A JPS5538329A (en) | 1978-09-13 | 1978-09-13 | Preparation of polyethylenepolyamine |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5538329A JPS5538329A (en) | 1980-03-17 |
| JPS6341897B2 true JPS6341897B2 (ja) | 1988-08-19 |
Family
ID=14567194
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11167078A Granted JPS5538329A (en) | 1978-09-13 | 1978-09-13 | Preparation of polyethylenepolyamine |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5538329A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4547591A (en) * | 1983-12-16 | 1985-10-15 | Texaco Inc. | Preparation of linear polyethylenepolyamines with silica-alumina catalysts |
| US5073635A (en) * | 1990-06-22 | 1991-12-17 | The Dow Chemical Company | Process of preparing linearly-extended polyalkylenepolyamines employing metal silicate catalysts |
| MX390660B (es) * | 2016-02-12 | 2025-03-21 | Akzo Nobel Chemicals Int Bv | Proceso para preparar etilenaminas superiores y derivados de etilenamina. |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4036881A (en) * | 1975-06-02 | 1977-07-19 | Texaco Development Corporation | Preparation of polyalkylene polyamines |
| US4044053A (en) * | 1975-06-02 | 1977-08-23 | Texaco Development Corporation | Preparation of polyalkylene polyamines |
-
1978
- 1978-09-13 JP JP11167078A patent/JPS5538329A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5538329A (en) | 1980-03-17 |
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