JPS6351469B2 - - Google Patents
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- JPS6351469B2 JPS6351469B2 JP56013267A JP1326781A JPS6351469B2 JP S6351469 B2 JPS6351469 B2 JP S6351469B2 JP 56013267 A JP56013267 A JP 56013267A JP 1326781 A JP1326781 A JP 1326781A JP S6351469 B2 JPS6351469 B2 JP S6351469B2
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Description
本発明は新規にして有用なる水性熱硬化性被覆
組成物に関するものであり、さらに詳細には、特
定の水溶性ブロツクイソシアネート化合物をイソ
シアネート成分として含んで成る水性の一液型ポ
リウレタン被覆組成物に関するものである。 従来より、塗料用をはじめとする硬化剤とし
て、遊離ポリイソシアネート化合物の代わりにブ
ロツクイソシアネート化合物を使用することは周
知であり、こうしたブロツクイソシアネート化合
物の使用により、湿気の影響を受けることもな
く、ポツト・ライフ(可使時間)の問題から解放
され、塗料としたさいの保管も容易で作業中の粘
度変化もなく、また溶剤の選択性も少なく、さら
に顔料分散性も向上するなどの長所を有するよう
にはなるが、かかるブロツク物を用いた一液型ポ
リウレタン樹脂の使用形態は、通常、溶剤型ポリ
オール樹脂と、溶液に溶剤型ブロツクイソシアネ
ート化合物とを混合溶解させて熱硬化性の樹脂溶
液としてである。 近年は、水を媒体とした水溶性樹脂の架橋成分
として、かかるブロツクイソシアネート化合物を
用いた例も数多く報告されてきているけれども、
いずれもブロツク体を単に水中に乳化ないしは懸
濁させただけの形の水性ブロツクポリイソシアネ
ート化合物であつて、完全に溶解させて水溶液と
なした形のものは見当らない。 ところで、かかるブロツク体の水分散液は水を
媒体として使用することができるという大きな特
長を有するものであるが、当該溶剤型ブロツクポ
リイソシアネート化合物の水分散液は水媒体の水
溶性樹脂と混合せしめるときは均一な乳化系ない
しは懸濁系は形成され難く、たとえばかくして得
られた水系樹脂混合液を塗料として用いた場合に
は、そこに形成される塗膜はブロツクイソシアネ
ート化合物と樹脂とが不均一系であるために光沢
が低かつたり、硬化反応が十分に行なわれずに塗
膜性能も不十分であるなどの欠点がある。 これとは別に、上記の如き水溶性樹脂の水分散
液中にブロツクイソシアネート化合物を溶解せし
める方法、あるいは予め樹脂組成の一つとしてブ
ロツク体を混入させておいたものを水中に分散せ
しめる方法なども行なわれてはいるが、いずれも
水中に分散せしめるというものであり、均一な系
を得ることは困難である。 しかるに、本発明者らはこの種の一液型ポリウ
レタン被覆組成物における前述した如き種々の欠
点の存在に着目して、均一な系の水性被覆組成物
を得るべく鋭意研究した結果、特定の水溶性ブロ
ツクイソシアネート化合物と水性ポリヒドロキシ
ル化合物とを主成分として含んで成るものがこう
した目的に合致することを見出して、本発明を完
成させるに到つた。 すなわち、本発明は主成分として、ビスヒドロ
キシピペラジン誘導体(a−1)、二〜六官能の
ポリイソシアネート化合物(a−2)、およびブ
ロツク化剤成分としての、分子中に少なくとも1
個の活性水素を有する化合物(a−3)〔以下、
これをブロツク化剤と略記する。〕から、まず、
上記誘導体(a−1)と上記化合物(a−2)と
を反応させ、次いでかくして得られたイソシアネ
ート末端プレポリマーに上記ブロツク化剤(a−
3)を反応せしめるか、あるいは、予め、上記化
合物(a−2)中のイソシアネート基の一部を上
記ブロツク化剤(a3)で封鎖(ブロツク化)せ
しめておき、次いで残りのイソシアネート基に対
して上記誘導体(a−1)を反応せしめて得られ
る 一般式 〔但し、式中のZはブロツク化剤(a−3)の残
基を、
組成物に関するものであり、さらに詳細には、特
定の水溶性ブロツクイソシアネート化合物をイソ
シアネート成分として含んで成る水性の一液型ポ
リウレタン被覆組成物に関するものである。 従来より、塗料用をはじめとする硬化剤とし
て、遊離ポリイソシアネート化合物の代わりにブ
ロツクイソシアネート化合物を使用することは周
知であり、こうしたブロツクイソシアネート化合
物の使用により、湿気の影響を受けることもな
く、ポツト・ライフ(可使時間)の問題から解放
され、塗料としたさいの保管も容易で作業中の粘
度変化もなく、また溶剤の選択性も少なく、さら
に顔料分散性も向上するなどの長所を有するよう
にはなるが、かかるブロツク物を用いた一液型ポ
リウレタン樹脂の使用形態は、通常、溶剤型ポリ
オール樹脂と、溶液に溶剤型ブロツクイソシアネ
ート化合物とを混合溶解させて熱硬化性の樹脂溶
液としてである。 近年は、水を媒体とした水溶性樹脂の架橋成分
として、かかるブロツクイソシアネート化合物を
用いた例も数多く報告されてきているけれども、
いずれもブロツク体を単に水中に乳化ないしは懸
濁させただけの形の水性ブロツクポリイソシアネ
ート化合物であつて、完全に溶解させて水溶液と
なした形のものは見当らない。 ところで、かかるブロツク体の水分散液は水を
媒体として使用することができるという大きな特
長を有するものであるが、当該溶剤型ブロツクポ
リイソシアネート化合物の水分散液は水媒体の水
溶性樹脂と混合せしめるときは均一な乳化系ない
しは懸濁系は形成され難く、たとえばかくして得
られた水系樹脂混合液を塗料として用いた場合に
は、そこに形成される塗膜はブロツクイソシアネ
ート化合物と樹脂とが不均一系であるために光沢
が低かつたり、硬化反応が十分に行なわれずに塗
膜性能も不十分であるなどの欠点がある。 これとは別に、上記の如き水溶性樹脂の水分散
液中にブロツクイソシアネート化合物を溶解せし
める方法、あるいは予め樹脂組成の一つとしてブ
ロツク体を混入させておいたものを水中に分散せ
しめる方法なども行なわれてはいるが、いずれも
水中に分散せしめるというものであり、均一な系
を得ることは困難である。 しかるに、本発明者らはこの種の一液型ポリウ
レタン被覆組成物における前述した如き種々の欠
点の存在に着目して、均一な系の水性被覆組成物
を得るべく鋭意研究した結果、特定の水溶性ブロ
ツクイソシアネート化合物と水性ポリヒドロキシ
ル化合物とを主成分として含んで成るものがこう
した目的に合致することを見出して、本発明を完
成させるに到つた。 すなわち、本発明は主成分として、ビスヒドロ
キシピペラジン誘導体(a−1)、二〜六官能の
ポリイソシアネート化合物(a−2)、およびブ
ロツク化剤成分としての、分子中に少なくとも1
個の活性水素を有する化合物(a−3)〔以下、
これをブロツク化剤と略記する。〕から、まず、
上記誘導体(a−1)と上記化合物(a−2)と
を反応させ、次いでかくして得られたイソシアネ
ート末端プレポリマーに上記ブロツク化剤(a−
3)を反応せしめるか、あるいは、予め、上記化
合物(a−2)中のイソシアネート基の一部を上
記ブロツク化剤(a3)で封鎖(ブロツク化)せ
しめておき、次いで残りのイソシアネート基に対
して上記誘導体(a−1)を反応せしめて得られ
る 一般式 〔但し、式中のZはブロツク化剤(a−3)の残
基を、
【式】なる部分はポリイソ
シアネート化合物(a−2)のうちの二官能ポリ
イソシアネート、つまりジイソシアネートの残基
(但し、Aは二価の有機基を表わすものとする。)
を、
イソシアネート、つまりジイソシアネートの残基
(但し、Aは二価の有機基を表わすものとする。)
を、
【式】なる部分は、
ビスヒドロキシピペラジン誘導体(a−1)の残
基〔但し、RおよびR′はそれぞれ同一であつて
も異なつていてもよい、炭素数が2〜6なる二価
の炭化水素基(但し、この炭化水素基の主鎖のC
−C結合には酸素原子が介在されていてもよい。)
を表わすものとする。〕を、
基〔但し、RおよびR′はそれぞれ同一であつて
も異なつていてもよい、炭素数が2〜6なる二価
の炭化水素基(但し、この炭化水素基の主鎖のC
−C結合には酸素原子が介在されていてもよい。)
を表わすものとする。〕を、
【式】なる部分は、上記ポ
リイソシアネート化合物(a−2)のうちの二〜
六官能なる多官能ポリイソシアネート、つまりジ
−、トリ−、テトラ−、ペンタ−および/または
ヘキサイソシアネートの残基(但し、Bは二〜六
価の有機基を表わすものとする。)を表わすもの
とし、またnは1〜6なる整数であり、xは上記
ポリイソシアネート化合物(a−2)の官能基度
を表わすものであつて、2〜6なる整数であるも
のとし、yは0または1〜5なる整数であるもの
とするが、同時に、x>y≧0なる関係が満足さ
れなければならないものとする。〕 で示されるブロツクイソシアネート化合物(A−
1)を酢酸、乳酸、クロトン酸、ぎ酸、プロピオ
ン酸、マロン酸、酒石酸、シトロン酸または燐酸
などの如き酸性物質(A−2)で中和して得られ
る水溶性ブロツクイソシアネート化合物(A)と、非
イオンまたはカチオン性の水性ポリヒドロキシル
化合物(B)とを、有効活性イソシアネート基/水酸
基なる当量比が5:95〜95:5となる割合で含ん
で成る水性熱硬化性被覆組成物を提供するもので
ある。 ここにおいて、上記ビスヒドロキシピペラジン
誘導体(a−1)は一般式 (但し、式中のRおおよびR′は前出の通りであ
るものとする。)で表わされる化合物であるが、
この式中のRおよびR′としてはそれぞれ−CH2−
CH2−、
六官能なる多官能ポリイソシアネート、つまりジ
−、トリ−、テトラ−、ペンタ−および/または
ヘキサイソシアネートの残基(但し、Bは二〜六
価の有機基を表わすものとする。)を表わすもの
とし、またnは1〜6なる整数であり、xは上記
ポリイソシアネート化合物(a−2)の官能基度
を表わすものであつて、2〜6なる整数であるも
のとし、yは0または1〜5なる整数であるもの
とするが、同時に、x>y≧0なる関係が満足さ
れなければならないものとする。〕 で示されるブロツクイソシアネート化合物(A−
1)を酢酸、乳酸、クロトン酸、ぎ酸、プロピオ
ン酸、マロン酸、酒石酸、シトロン酸または燐酸
などの如き酸性物質(A−2)で中和して得られ
る水溶性ブロツクイソシアネート化合物(A)と、非
イオンまたはカチオン性の水性ポリヒドロキシル
化合物(B)とを、有効活性イソシアネート基/水酸
基なる当量比が5:95〜95:5となる割合で含ん
で成る水性熱硬化性被覆組成物を提供するもので
ある。 ここにおいて、上記ビスヒドロキシピペラジン
誘導体(a−1)は一般式 (但し、式中のRおおよびR′は前出の通りであ
るものとする。)で表わされる化合物であるが、
この式中のRおよびR′としてはそれぞれ−CH2−
CH2−、
【式】−CH2−CH2−
CH2−、−CH2−CH2−O−CH2−CH2−、
【式】
N,N′−ビスヒドロキシイソプロピル−2−
メチルピペラジン108部を50℃に加熱し、ここへ
十分に撹拌しながら1,6−ヘキサメチレンジイ
ソシアネート168部を5時間かけて徐々に滴下し
た。滴下終了後60℃で4時間反応させてイソシア
ネート末端プレポリマーを得た。このプレポリマ
ーのイソシアネート基の含有率は7.3%であつた。
次いで、メチルケトオキシム43部を加え、同温度
で5時間反応させてブロツクイソシアネート化合
物を得た。しかるのち、この化合物を95部のイソ
プロピルアルコール中に溶解させ、65%酢酸で中
和せしめることにより不揮発分71.2%およびPH
6.3なる水に可溶な透明溶液を得た。以下、これ
を硬化剤H−1という。 参考例 2 〔水溶性ブロツクイソシアネート化合物(A)の調
製例〕 N,N′−ビスヒドロキシエチル−2−メチル
ピペラジン96部に対し、トリメチロールプロパン
1モルと1,6−ヘキサメチレンジイソシアネー
ト3モルとの付加物であるイソシアネート基含有
率16.7%のポリイソシアネート化合物1342部を酢
酸エチル447部およびメチルエチルケトン75部の
存在下で反応させ、イソシアネート末端プレポリ
マーを得た。このプレポリマーのイソシアネート
基の含有率は5.7%であつた。次いで、ε−カプ
ロラクタム112部を加え、70℃で2時間反応させ
てブロツクイソシアネート化合物を得た。しかる
のち、この化合物を減圧下脱溶剤させたのちイソ
プロピルアルコール664部に溶解し、次いで乳酸
にて中和して得たブロツクイソシアネート化合物
は不揮発分67.1%およびPH6.6なる水に可溶な透
明溶液であつた。以下、これを硬化剤H−2とい
う。 参考例 3 〔水溶性ポリヒドロキシ化合物(B)の調製例〕 「エピクロン1050」(大日本インキ化学工業(株)
製ビスフエノールA型エポキシ樹脂:エポキシ当
量470)244部、ジエタノールアミン52部およびイ
ソプロピルアルコール125部を80℃の還流下に3
時間反応させて液状のアミノエポキシ樹脂を得
た。次いで、酢酸でPH6に調整した樹脂の水酸基
価は246であつた。以下、これをポリオールP−
1という。 参考例 4 〔水溶性ポリヒドロキシ化合物(B)の調製例〕 イソプロピルアルコール30部、アゾビスイソブ
チロニトリル2部を還流させ、さらにメタクリル
酸グリシジル40部、メタクリル酸ヒドロキシエチ
ル20部、アクリル酸ブチル40部およびアソビスイ
ソブチロニトリル2部から成る混合物を2時間要
して滴下し、滴下終了後もさらに3時間還流状態
で反応を続けて共重合体溶液を得た。次いで、こ
れにジイソプロパノールアミン15部およびイソプ
ロピルアルコール30部を加え、還流温度で3時間
反応させた。しかるのち、室温下に10%燐酸水溶
液50部、ブチルセロソルブ20部および脱イオン水
750部を加えたものは水酸基価193を有する無色透
明の水溶液であつた。以下、これをポリオールP
−2という。 参考例 5 〔水溶性ポリヒドロキシ化合物(B)の調製例〕 ジメチルアミノエチルメタクリレートのギ酸塩
3.5部、2−ジメチルアミノエタンチオールハイ
ドロクロライド0.2部、t−ブチルハイドロパー
オキサイド0.2部および脱イオン水95部を窒素気
流下に80℃で1時間反応せしめた。次いで、これ
にスチレン30部、メチルメタアクリレート29部、
2−エチルヘキシルアクリレート20部、メタクリ
ル酸ヒドロキシエチル20部、メタクリル酸1部お
よびジメチルアミノエチルメタクリレートのギ酸
塩4部から成る単量体混合物ならびに重合触媒と
しての過酸化水素を65℃で反応容器に滴下し、共
重合せしめて固型分濃度50%のエマルジヨンを得
た。以下、これをポリオールP−3という。 参考例 6 〔水溶性ポリヒドロキシ化合物(B)の調製例〕 無水フタル酸37部、ポリエーテルポリオール
(ペンタエリスリトールの1モルにエチレンオキ
サイドを平均4モル付加させたもの)25部、グリ
セリン24部、ペンタエリスリトール10部および米
糠油脂肪酸10部を仕込み、180℃で2時間加熱し
たのち、1.5時間を要して徐々に220℃に昇温して
同温度に5時間保持した。しかるのち、イソプロ
ピルアルコールで80%にカツトしたものはガード
ナー粘度でT−Uおよび水酸基価364であつた。
以下、これをP−4という。 実施例 1 硬化剤H−1 30部およびポリオールP−1
70部を配合し、水で35%に希釈して透明な焼付型
塗料を得た。これをNo.1バーコーターにてブリキ
板上に塗布したのち150℃で30分間焼付けること
により、第1表に示されるような、光沢の優れた
強靭な塗膜が得られた。 実施例 2 硬化剤H−2 2部およびポリヒドロキシル化
合物P−2 98部を配合して透明な水性樹脂溶液
を得た。次いで、これを76μアプリケーターにて
ガラス板上に塗布したのち160℃で30分間焼付け
ることにより、透明で、かつ、第1表に示される
ような性能をもつた強靭な塗膜が得られた。 実施例 3 ポリオールP−3 95部および硬化剤H−1
5部を配合して安定なエマルジヨン溶液を作成し
た。次いで、これを76μアプリケーターにてガラ
ス板上に塗布したのち150℃で20分間焼付けるこ
とにより、第1表に示されるような、耐水性に優
れた強靭な塗膜が得られた。 実施例 4 ポリオールP−4 60部および硬化剤H−2
40部を配合し、脱イオン水で不揮発分65%に調整
して透明な水性樹脂溶液を得た。これをNo.1バー
コーターにてブリキ板上に塗布したのち160℃で
30分間焼付けることにより、第1表に示されるよ
うな、光沢の優れた強靭な塗膜が得られた。
メチルピペラジン108部を50℃に加熱し、ここへ
十分に撹拌しながら1,6−ヘキサメチレンジイ
ソシアネート168部を5時間かけて徐々に滴下し
た。滴下終了後60℃で4時間反応させてイソシア
ネート末端プレポリマーを得た。このプレポリマ
ーのイソシアネート基の含有率は7.3%であつた。
次いで、メチルケトオキシム43部を加え、同温度
で5時間反応させてブロツクイソシアネート化合
物を得た。しかるのち、この化合物を95部のイソ
プロピルアルコール中に溶解させ、65%酢酸で中
和せしめることにより不揮発分71.2%およびPH
6.3なる水に可溶な透明溶液を得た。以下、これ
を硬化剤H−1という。 参考例 2 〔水溶性ブロツクイソシアネート化合物(A)の調
製例〕 N,N′−ビスヒドロキシエチル−2−メチル
ピペラジン96部に対し、トリメチロールプロパン
1モルと1,6−ヘキサメチレンジイソシアネー
ト3モルとの付加物であるイソシアネート基含有
率16.7%のポリイソシアネート化合物1342部を酢
酸エチル447部およびメチルエチルケトン75部の
存在下で反応させ、イソシアネート末端プレポリ
マーを得た。このプレポリマーのイソシアネート
基の含有率は5.7%であつた。次いで、ε−カプ
ロラクタム112部を加え、70℃で2時間反応させ
てブロツクイソシアネート化合物を得た。しかる
のち、この化合物を減圧下脱溶剤させたのちイソ
プロピルアルコール664部に溶解し、次いで乳酸
にて中和して得たブロツクイソシアネート化合物
は不揮発分67.1%およびPH6.6なる水に可溶な透
明溶液であつた。以下、これを硬化剤H−2とい
う。 参考例 3 〔水溶性ポリヒドロキシ化合物(B)の調製例〕 「エピクロン1050」(大日本インキ化学工業(株)
製ビスフエノールA型エポキシ樹脂:エポキシ当
量470)244部、ジエタノールアミン52部およびイ
ソプロピルアルコール125部を80℃の還流下に3
時間反応させて液状のアミノエポキシ樹脂を得
た。次いで、酢酸でPH6に調整した樹脂の水酸基
価は246であつた。以下、これをポリオールP−
1という。 参考例 4 〔水溶性ポリヒドロキシ化合物(B)の調製例〕 イソプロピルアルコール30部、アゾビスイソブ
チロニトリル2部を還流させ、さらにメタクリル
酸グリシジル40部、メタクリル酸ヒドロキシエチ
ル20部、アクリル酸ブチル40部およびアソビスイ
ソブチロニトリル2部から成る混合物を2時間要
して滴下し、滴下終了後もさらに3時間還流状態
で反応を続けて共重合体溶液を得た。次いで、こ
れにジイソプロパノールアミン15部およびイソプ
ロピルアルコール30部を加え、還流温度で3時間
反応させた。しかるのち、室温下に10%燐酸水溶
液50部、ブチルセロソルブ20部および脱イオン水
750部を加えたものは水酸基価193を有する無色透
明の水溶液であつた。以下、これをポリオールP
−2という。 参考例 5 〔水溶性ポリヒドロキシ化合物(B)の調製例〕 ジメチルアミノエチルメタクリレートのギ酸塩
3.5部、2−ジメチルアミノエタンチオールハイ
ドロクロライド0.2部、t−ブチルハイドロパー
オキサイド0.2部および脱イオン水95部を窒素気
流下に80℃で1時間反応せしめた。次いで、これ
にスチレン30部、メチルメタアクリレート29部、
2−エチルヘキシルアクリレート20部、メタクリ
ル酸ヒドロキシエチル20部、メタクリル酸1部お
よびジメチルアミノエチルメタクリレートのギ酸
塩4部から成る単量体混合物ならびに重合触媒と
しての過酸化水素を65℃で反応容器に滴下し、共
重合せしめて固型分濃度50%のエマルジヨンを得
た。以下、これをポリオールP−3という。 参考例 6 〔水溶性ポリヒドロキシ化合物(B)の調製例〕 無水フタル酸37部、ポリエーテルポリオール
(ペンタエリスリトールの1モルにエチレンオキ
サイドを平均4モル付加させたもの)25部、グリ
セリン24部、ペンタエリスリトール10部および米
糠油脂肪酸10部を仕込み、180℃で2時間加熱し
たのち、1.5時間を要して徐々に220℃に昇温して
同温度に5時間保持した。しかるのち、イソプロ
ピルアルコールで80%にカツトしたものはガード
ナー粘度でT−Uおよび水酸基価364であつた。
以下、これをP−4という。 実施例 1 硬化剤H−1 30部およびポリオールP−1
70部を配合し、水で35%に希釈して透明な焼付型
塗料を得た。これをNo.1バーコーターにてブリキ
板上に塗布したのち150℃で30分間焼付けること
により、第1表に示されるような、光沢の優れた
強靭な塗膜が得られた。 実施例 2 硬化剤H−2 2部およびポリヒドロキシル化
合物P−2 98部を配合して透明な水性樹脂溶液
を得た。次いで、これを76μアプリケーターにて
ガラス板上に塗布したのち160℃で30分間焼付け
ることにより、透明で、かつ、第1表に示される
ような性能をもつた強靭な塗膜が得られた。 実施例 3 ポリオールP−3 95部および硬化剤H−1
5部を配合して安定なエマルジヨン溶液を作成し
た。次いで、これを76μアプリケーターにてガラ
ス板上に塗布したのち150℃で20分間焼付けるこ
とにより、第1表に示されるような、耐水性に優
れた強靭な塗膜が得られた。 実施例 4 ポリオールP−4 60部および硬化剤H−2
40部を配合し、脱イオン水で不揮発分65%に調整
して透明な水性樹脂溶液を得た。これをNo.1バー
コーターにてブリキ板上に塗布したのち160℃で
30分間焼付けることにより、第1表に示されるよ
うな、光沢の優れた強靭な塗膜が得られた。
【表】
(註) 「光沢」は60°鏡面反射率(%)で以て
表示した。 「塗膜強度」は20℃において、「テンシロン」
〔東洋ボールドウイン(株)製の引脹試験機〕を用
い、200mm/minなる引つ脹り速度で測定した
ものであり、抗張力を以て表示した。 「付着性」はガラスまたはブリキの上に塗装
され、形成された焼付硬化塗膜の塗面上に、10
mm×10mmなる大きさのゴバン目を100個描き入
れたのち、セロフアンテープによる剥離を行な
つて、剥離されずに残つたゴバン目の数を表示
したものであり、実施例1および4がブリキ、
実施例2および3がガラスの場合である。 「耐水性」は50℃の温水中に1週間浸漬を行
なつたのちの塗面の状態を目視により判定した
ものであり、「◎」は何らの変化も認められな
く、“優秀”として評価したものである。
表示した。 「塗膜強度」は20℃において、「テンシロン」
〔東洋ボールドウイン(株)製の引脹試験機〕を用
い、200mm/minなる引つ脹り速度で測定した
ものであり、抗張力を以て表示した。 「付着性」はガラスまたはブリキの上に塗装
され、形成された焼付硬化塗膜の塗面上に、10
mm×10mmなる大きさのゴバン目を100個描き入
れたのち、セロフアンテープによる剥離を行な
つて、剥離されずに残つたゴバン目の数を表示
したものであり、実施例1および4がブリキ、
実施例2および3がガラスの場合である。 「耐水性」は50℃の温水中に1週間浸漬を行
なつたのちの塗面の状態を目視により判定した
ものであり、「◎」は何らの変化も認められな
く、“優秀”として評価したものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 主成分として、(A)ビスヒドロキシピペラジン
誘導体(a−1)、二〜六官能のポリイソシアネ
ート化合物(a−2)、およびブロツク化剤成分
としての、分子中に少なくとも1個の活性水素を
有する化合物(a−3)から、まず、上記誘導体
(a−1)と上記化合物(a−2)とを反応させ、
次いでかくして得られるイソシアネート末端プレ
ポリマーにブロツク化剤(a−3)を反応させる
か、あるいは、予め、上記化合物(a−2)中の
イソシアネート基の一部をブロツク化剤(a−
3)で封鎖せしめておき、次いで残りのイソシア
ネート基に対して上記誘導体(a−1)を反応せ
しめて得られる一般式 〔但し、Zはブロツク化剤としての、分子中に少
なくとも1個の活性水素を有する化合物(a−
3)の残基を、【式】なる部分 は、二〜六官能のポリイソシアネート化合物(a
−2)のうちのジイソシアネートの残基(但し、
Aは二価の有機基を表わすものとする。)を、
【式】なる部分は、ビス ヒドロキシピペラジン誘導体(a−1)の残基
〔但し、RおよびR′はそれぞれ同一であつても異
なつていてもよい、炭素数が2〜6なる二価の炭
化水素基(但し、この炭化水素基の主鎖のC−C
結合には酸素原子が介在されていてもよい。)を
表わすものとする。〕を、 【式】なる部分は、二〜六 官能のポリイソシアネート化合物(a−2)のう
ちのジ−、トリ−、テトラ−、ペンタ−および/
またはヘキサイソシアネートの残基(但し、Bは
二〜六価の有機基る表わすものとする。)を表わ
すものとし、またnは1〜6なる整数であり、x
は二〜六官能のポリイソシアネート化合物(a−
2)の官能基度を表わすものであつて、2〜6な
る整数であるものとし、yは0または1〜5なる
整数であるものとするが、同時にx>y≧0なる
関係が満足されなければならないものとする。〕 で示されるブロツクイソシアネート化合物(A−
1)を酸性物質(A−2)で中和して得られる水
溶性ブロツクイソシアネート化合物と、(B)非イオ
ン性またはカチオン性の水性ポリヒドロキシ化合
物とを、有効活性イソシアネート基/水酸基なる
当量比が5:95〜95:5なる割合で含んで成る、
水性熱硬化性被覆組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56013267A JPS57126860A (en) | 1981-01-31 | 1981-01-31 | Aqueous thermosetting coat composition |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56013267A JPS57126860A (en) | 1981-01-31 | 1981-01-31 | Aqueous thermosetting coat composition |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57126860A JPS57126860A (en) | 1982-08-06 |
| JPS6351469B2 true JPS6351469B2 (ja) | 1988-10-14 |
Family
ID=11828440
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56013267A Granted JPS57126860A (en) | 1981-01-31 | 1981-01-31 | Aqueous thermosetting coat composition |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57126860A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0356831A (ja) * | 1989-07-25 | 1991-03-12 | Fujitsu Ltd | 冷却型赤外線検知装置 |
-
1981
- 1981-01-31 JP JP56013267A patent/JPS57126860A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0356831A (ja) * | 1989-07-25 | 1991-03-12 | Fujitsu Ltd | 冷却型赤外線検知装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57126860A (en) | 1982-08-06 |
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