JPS6351850B2 - - Google Patents
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- JPS6351850B2 JPS6351850B2 JP55025392A JP2539280A JPS6351850B2 JP S6351850 B2 JPS6351850 B2 JP S6351850B2 JP 55025392 A JP55025392 A JP 55025392A JP 2539280 A JP2539280 A JP 2539280A JP S6351850 B2 JPS6351850 B2 JP S6351850B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer ring
- set hole
- circumferential
- mold
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/1459—Coating annular articles
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/58—Raceways; Race rings
- F16C33/64—Special methods of manufacture
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
- F16C19/04—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly
- F16C19/06—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly with a single row or balls
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はアルミニウム製等のハウジングを用い
る場合に採用するクリープ防止機能を備えた軸受
の製造方法及びその実施に使用する金型に関する
ものである。
る場合に採用するクリープ防止機能を備えた軸受
の製造方法及びその実施に使用する金型に関する
ものである。
転がり軸受用のハウジングとしてアルミニウム
を含む軽合金を用いる場合は、軸受鋼よりなる軸
受の外輪とハウジングとの熱膨張率の差異が大き
いため、温度が高くなると外輪の外周面とハウジ
ング内周面との間に隙間が形成され、軸受がハウ
ジング内でがたつき、振動騒音を発し、また異常
摩耗を生じてハウジングが破壊されるに至ること
がままある。これに対処するため、例えば第1図
に示す如く、転がり軸受1の外輪11の外周に、
その全周にわたる所要深さの2条(1条の場合も
ある)の周溝12,13を形成し、この周溝1
2,13内に熱膨張率の高い合成樹脂材料、例え
ば6−6ナイロン等よりなるリング14,15
を、外周部が外輪11外周面よりも微小寸法(通
常10〜50μm程度)突出するよう嵌設しておき、
熱影響を受けてハウジング内周面と外輪外周面と
の間に隙間が形成された場合には、リング自体の
熱膨張によつてこの隙間を充足せしめ、ハウジン
グと軸受1とが熱影響の如何にかかわらず常に密
嵌合状態を維持し得るようにしたクリープ防止機
能を備える転がり軸受が提案されている。
を含む軽合金を用いる場合は、軸受鋼よりなる軸
受の外輪とハウジングとの熱膨張率の差異が大き
いため、温度が高くなると外輪の外周面とハウジ
ング内周面との間に隙間が形成され、軸受がハウ
ジング内でがたつき、振動騒音を発し、また異常
摩耗を生じてハウジングが破壊されるに至ること
がままある。これに対処するため、例えば第1図
に示す如く、転がり軸受1の外輪11の外周に、
その全周にわたる所要深さの2条(1条の場合も
ある)の周溝12,13を形成し、この周溝1
2,13内に熱膨張率の高い合成樹脂材料、例え
ば6−6ナイロン等よりなるリング14,15
を、外周部が外輪11外周面よりも微小寸法(通
常10〜50μm程度)突出するよう嵌設しておき、
熱影響を受けてハウジング内周面と外輪外周面と
の間に隙間が形成された場合には、リング自体の
熱膨張によつてこの隙間を充足せしめ、ハウジン
グと軸受1とが熱影響の如何にかかわらず常に密
嵌合状態を維持し得るようにしたクリープ防止機
能を備える転がり軸受が提案されている。
ところで上述した如き転がり軸受を製造する場
合、従来は次のような方法によつて行なわれてい
た。即ち上述した如き外周にその全周にわたる2
条の平行な周溝12,13を形成した外輪11
(軸受1として組立てた状態でもよい)と、第5,
6図に示す如き金型50を用意する。金型50は
上、下に2分割され、分離可能に一体結合された
割金型であつて、その上型51と下型52の双方
にわたる如く形成された、外輪11の外径と等大
又は外輪11の着脱に支障のないよう外輪11の
外径よりも僅かに小さい直径を有するセツト孔5
3と、該セツト孔53の周面に沿つてその全周に
わたり前記外輪11の各周溝12,13と対向す
べく周溝12,13と同幅であつて、且つ微小深
さの2条の周溝54,55とを備えている。なお
上型51の上面にはプレート56が離形移動可能
に配設され、これら上型51、プレート56にわ
たる如くにランナ57が形成されており、このラ
ンナ57の始端は射出ノズルNに対向してプレー
ト56上面に開口するスプル58に連なり、また
ランナ58の終端はセツト孔53の周溝54,5
5に面して夫々開口するゲート59,60に連ら
なつている。
合、従来は次のような方法によつて行なわれてい
た。即ち上述した如き外周にその全周にわたる2
条の平行な周溝12,13を形成した外輪11
(軸受1として組立てた状態でもよい)と、第5,
6図に示す如き金型50を用意する。金型50は
上、下に2分割され、分離可能に一体結合された
割金型であつて、その上型51と下型52の双方
にわたる如く形成された、外輪11の外径と等大
又は外輪11の着脱に支障のないよう外輪11の
外径よりも僅かに小さい直径を有するセツト孔5
3と、該セツト孔53の周面に沿つてその全周に
わたり前記外輪11の各周溝12,13と対向す
べく周溝12,13と同幅であつて、且つ微小深
さの2条の周溝54,55とを備えている。なお
上型51の上面にはプレート56が離形移動可能
に配設され、これら上型51、プレート56にわ
たる如くにランナ57が形成されており、このラ
ンナ57の始端は射出ノズルNに対向してプレー
ト56上面に開口するスプル58に連なり、また
ランナ58の終端はセツト孔53の周溝54,5
5に面して夫々開口するゲート59,60に連ら
なつている。
このように構成された金型50はその上型51
と下型52を分離しておき、外輪11を、その周
溝12,13が夫々セツト孔53における周溝5
4,55と正しく整合するよう該セツト孔53内
に装入し、上型51、下型52を閉じたあと、金
型50を適温に加熱しつつ射出ノズルNから金型
50のスプル58に溶融状態となつている合成樹
脂を注入する。溶融合成樹脂はスプル58、ラン
ナ57、ゲート59,60を経て外輪11の周溝
12,13と、セツト孔53の周溝54,55内
に充填される。充填を終えると上型51、下型5
2を分離し、外輪11を取り出す。上述した過程
を反復してリング14,15を射出成形した外輪
11を製造し、これを用いて軸受1を組立ててい
た。
と下型52を分離しておき、外輪11を、その周
溝12,13が夫々セツト孔53における周溝5
4,55と正しく整合するよう該セツト孔53内
に装入し、上型51、下型52を閉じたあと、金
型50を適温に加熱しつつ射出ノズルNから金型
50のスプル58に溶融状態となつている合成樹
脂を注入する。溶融合成樹脂はスプル58、ラン
ナ57、ゲート59,60を経て外輪11の周溝
12,13と、セツト孔53の周溝54,55内
に充填される。充填を終えると上型51、下型5
2を分離し、外輪11を取り出す。上述した過程
を反復してリング14,15を射出成形した外輪
11を製造し、これを用いて軸受1を組立ててい
た。
ところでこのような従来方法にあつては金型5
0が分割型に構成されており、そのセツト孔53
への外輪11の装入及びセツト孔53からの外輪
11の取り外しに際し、その都度上型51と下型
52とを分離する必要があるため、上型51と下
型52との接合面が傷み易く、また接合面間に異
物を噛み込むことが多いため、初期の金型精度を
維持するのが難かしく、軸受1における外輪11
外周面からのリング14,15の突出高さが不均
一になり、また分割型のためにばりの発生が多く
外見上見苦しいなどの不都合があつた。このため
従来にあつては、外輪11表面からのリング1
4,15の突出高さを必要寸法よりも若干高く設
定し、リング14,15を射出成形した後、ばり
の除去とあわせてリング14,15の突出高さを
均一に整形する仕上処理を施すこととしていた
が、工数が増大し、製造コストが高くなるなどの
欠点があつた。
0が分割型に構成されており、そのセツト孔53
への外輪11の装入及びセツト孔53からの外輪
11の取り外しに際し、その都度上型51と下型
52とを分離する必要があるため、上型51と下
型52との接合面が傷み易く、また接合面間に異
物を噛み込むことが多いため、初期の金型精度を
維持するのが難かしく、軸受1における外輪11
外周面からのリング14,15の突出高さが不均
一になり、また分割型のためにばりの発生が多く
外見上見苦しいなどの不都合があつた。このため
従来にあつては、外輪11表面からのリング1
4,15の突出高さを必要寸法よりも若干高く設
定し、リング14,15を射出成形した後、ばり
の除去とあわせてリング14,15の突出高さを
均一に整形する仕上処理を施すこととしていた
が、工数が増大し、製造コストが高くなるなどの
欠点があつた。
本発明はかかる事情に鑑みなされたものであつ
て、外輪外周面の周溝に、該外周面より僅かに突
出する合成樹脂リングを形成するのに用いる金型
を特殊なものとすることにより、金型から外輪を
取り外した後における合成樹脂リングに対する2
次加工が全く不要であり、大幅な工数の省略を図
り得、またばりの発生も少なく美麗な仕上りとす
ることができる軸受の製造方法及びこの方法の実
施に使用する金型を提供するにある。
て、外輪外周面の周溝に、該外周面より僅かに突
出する合成樹脂リングを形成するのに用いる金型
を特殊なものとすることにより、金型から外輪を
取り外した後における合成樹脂リングに対する2
次加工が全く不要であり、大幅な工数の省略を図
り得、またばりの発生も少なく美麗な仕上りとす
ることができる軸受の製造方法及びこの方法の実
施に使用する金型を提供するにある。
本発明に係る軸受の製造方法は外輪の外周に形
成した周溝内に、外径が外輪の外径よりも微小寸
法大きいクリープ防止用の合成樹脂リングを射出
成形せしめた軸受の製造方法において、前記外輪
の外径よりも僅かに大きい直径を有する外輪のセ
ツト孔と、該セツト孔の周面に、外輪の周溝と対
向すべく開口するゲートと、セツト孔の周面にお
ける前記ゲート開口位置と反対側の位置を中央に
して外輪の周溝とその周方向の過半部にわたつて
対向すべく形成され、且つ前記ゲート開口位置と
反対側の位置よりゲート開口位置に向うに従つて
漸減される微小深さの周溝とを備えた一体型の金
型における前記セツト孔に、前記外輪を、その周
溝を前記ゲート及びセツト孔の周溝と対向させる
べく装入し、ゲートから外輪の周溝に向け溶融合
成樹脂を射出せしめることを特徴とする。
成した周溝内に、外径が外輪の外径よりも微小寸
法大きいクリープ防止用の合成樹脂リングを射出
成形せしめた軸受の製造方法において、前記外輪
の外径よりも僅かに大きい直径を有する外輪のセ
ツト孔と、該セツト孔の周面に、外輪の周溝と対
向すべく開口するゲートと、セツト孔の周面にお
ける前記ゲート開口位置と反対側の位置を中央に
して外輪の周溝とその周方向の過半部にわたつて
対向すべく形成され、且つ前記ゲート開口位置と
反対側の位置よりゲート開口位置に向うに従つて
漸減される微小深さの周溝とを備えた一体型の金
型における前記セツト孔に、前記外輪を、その周
溝を前記ゲート及びセツト孔の周溝と対向させる
べく装入し、ゲートから外輪の周溝に向け溶融合
成樹脂を射出せしめることを特徴とする。
以下本発明をその実施状態を示す図面に基いて
具体的に説明する。
具体的に説明する。
第2図は本発明に係る軸受の製造方法(以下本
発明方法という)の実施に使用する金型(以下本
発明品という)を外輪を装入した状態で示す正面
図、第3図は第2図の−線による縦断面図、
第4図は本発明品における外輪を装入すべきセツ
ト孔の説明図である。図中11は軸受の外輪であ
つて、外輪11の外周には予めその全周にわたり
2条(1条でもよい)の適深の溝12,13が平
行に形成されており、第2,3図に示す如く金型
2のセツト孔23に装入される。
発明方法という)の実施に使用する金型(以下本
発明品という)を外輪を装入した状態で示す正面
図、第3図は第2図の−線による縦断面図、
第4図は本発明品における外輪を装入すべきセツ
ト孔の説明図である。図中11は軸受の外輪であ
つて、外輪11の外周には予めその全周にわたり
2条(1条でもよい)の適深の溝12,13が平
行に形成されており、第2,3図に示す如く金型
2のセツト孔23に装入される。
金型2は一体型に構成されており、中央部にそ
の一側面から他側面に貫通するセツト孔23が設
けられ、また上部には離形移動可能なプレート2
6が配設されており、このプレート3と金型2と
にわたる如くランナ27が形成され、ランナ27
の始端側はプレート3上面中央に開口するスプル
28に、またランナ27の終端側はセツト孔23
の周面に開口するゲート29,30に連らなつて
いる。ゲート29,30は外輪11の溝12,1
3の各一条につき1個形成されている。
の一側面から他側面に貫通するセツト孔23が設
けられ、また上部には離形移動可能なプレート2
6が配設されており、このプレート3と金型2と
にわたる如くランナ27が形成され、ランナ27
の始端側はプレート3上面中央に開口するスプル
28に、またランナ27の終端側はセツト孔23
の周面に開口するゲート29,30に連らなつて
いる。ゲート29,30は外輪11の溝12,1
3の各一条につき1個形成されている。
セツト孔23の直径D23は外輪11の外径D11
よりも微小寸法Δdだけ大きく設定されている。
この寸法Δdはこれを大きくすればそれだけセツ
ト孔23に対する外輪11の装入又は取り外しが
容易になる反面、ばり発生のおそれが生ずるため
射出成形用の溶融合成樹脂材料の材質、特に粘
性、或いは外輪11外周面からのリング14,1
5の突出高さ或いは射出成形時における外輪11
のたわみ量等を勘案して適切に設定する。例えば
外輪11外周面からのリング14,15の突出高
さを10〜50μmと設定する場合にはΔdは数μm程
度とするのが望ましい。セツト孔23の周面には
その軸方向に所要寸法を隔てて前記外輪11の周
溝12,13とその過半部にわたつて対向する溝
24,25が形成されている。溝24,25は第
4図に示す如くセツト孔23の中心Oに対し、ゲ
ート29,30の開口位置たるx位置と点対称の
位置、即ちy位置を中心にしてセツト孔23の周
方向における過半部、換言すれば前記x位置とy
位置とを結ぶ線と直交する水平線と交又するセツ
ト孔23の周面上の位置、即ちz1、z2位置を越え
る範囲にわたり、溝底面がセツト孔23の中心O
からy位置側にΔlだけ偏位した点O′を中心とし
て半径Rの円に沿うべく形成されている。各溝2
4,25の端部、即ち溝端部の位置は前記z1、z2
位置からx位置に至るいずれの位置でもよく、外
輪11の剛性、合成樹脂の射出圧等に応じて適宜
に設計すればよい。
よりも微小寸法Δdだけ大きく設定されている。
この寸法Δdはこれを大きくすればそれだけセツ
ト孔23に対する外輪11の装入又は取り外しが
容易になる反面、ばり発生のおそれが生ずるため
射出成形用の溶融合成樹脂材料の材質、特に粘
性、或いは外輪11外周面からのリング14,1
5の突出高さ或いは射出成形時における外輪11
のたわみ量等を勘案して適切に設定する。例えば
外輪11外周面からのリング14,15の突出高
さを10〜50μmと設定する場合にはΔdは数μm程
度とするのが望ましい。セツト孔23の周面には
その軸方向に所要寸法を隔てて前記外輪11の周
溝12,13とその過半部にわたつて対向する溝
24,25が形成されている。溝24,25は第
4図に示す如くセツト孔23の中心Oに対し、ゲ
ート29,30の開口位置たるx位置と点対称の
位置、即ちy位置を中心にしてセツト孔23の周
方向における過半部、換言すれば前記x位置とy
位置とを結ぶ線と直交する水平線と交又するセツ
ト孔23の周面上の位置、即ちz1、z2位置を越え
る範囲にわたり、溝底面がセツト孔23の中心O
からy位置側にΔlだけ偏位した点O′を中心とし
て半径Rの円に沿うべく形成されている。各溝2
4,25の端部、即ち溝端部の位置は前記z1、z2
位置からx位置に至るいずれの位置でもよく、外
輪11の剛性、合成樹脂の射出圧等に応じて適宜
に設計すればよい。
そして各溝24,25におけるセツト孔23内
周面から溝底迄の寸法、即ち溝深さは、前記y位
置においては外輪11外周面からのリング14,
15の突出高さに略等しいΔbに設定され、この
y位置からx位置側に向うに従つて漸次浅くなる
よう設定され、溝端部においては溝深さは略零に
なつている。
周面から溝底迄の寸法、即ち溝深さは、前記y位
置においては外輪11外周面からのリング14,
15の突出高さに略等しいΔbに設定され、この
y位置からx位置側に向うに従つて漸次浅くなる
よう設定され、溝端部においては溝深さは略零に
なつている。
なお前記した各溝24,25の溝底面の曲率半
径R及び曲率中心O′とO点との離隔寸法Δl等の
値は、合成樹脂の注入充填時即ち外輪11が射出
圧を受けた状態下において、外輪11の周溝1
2,13とセツト孔23の周面及び溝24,25
との間に形成される環状空間がその全周にわたつ
て断面均一となるよう適切に設定される。
径R及び曲率中心O′とO点との離隔寸法Δl等の
値は、合成樹脂の注入充填時即ち外輪11が射出
圧を受けた状態下において、外輪11の周溝1
2,13とセツト孔23の周面及び溝24,25
との間に形成される環状空間がその全周にわたつ
て断面均一となるよう適切に設定される。
なお、セツト孔23における溝24,25の溝
底面は複数の円弧の組合せたもの、或いは橢円弧
に沿うべく形成してもよいことは勿論である。
底面は複数の円弧の組合せたもの、或いは橢円弧
に沿うべく形成してもよいことは勿論である。
而して、外輪11(又は軸受として組立てた状
態でもよい)を上述した如き金型2におけるセツ
ト孔23にその一側から装入し、外輪11の周溝
12,13がセツト孔23における溝24,25
及びゲート29,30と対向する如く位置せしめ
る。この状態ではセツト孔23の直径D23は外輪
11の外径D11よりも僅かに大きく設定されてい
るから、外輪11はその外周面がセツト孔23に
おけるy位置にて接触し、y位置からx位置に向
うに従つて、外輪11の外周面とセツト孔23の
周面との隙間が漸次大きくなり、x位置において
は隙間寸法がΔdとなつている。
態でもよい)を上述した如き金型2におけるセツ
ト孔23にその一側から装入し、外輪11の周溝
12,13がセツト孔23における溝24,25
及びゲート29,30と対向する如く位置せしめ
る。この状態ではセツト孔23の直径D23は外輪
11の外径D11よりも僅かに大きく設定されてい
るから、外輪11はその外周面がセツト孔23に
おけるy位置にて接触し、y位置からx位置に向
うに従つて、外輪11の外周面とセツト孔23の
周面との隙間が漸次大きくなり、x位置において
は隙間寸法がΔdとなつている。
金型2を適温に加熱しつつ、例えば6−6ナイ
ロン等の合成樹脂を適正な粘性を有するよう加熱
溶融し、射出ノズルNから高圧にて射出すれば、
溶融合成樹脂はスプル28、ランナ27、ゲート
29,30を経て外輪11の周溝12,13と、
これに対向するセツト孔23の周面及び溝24,
25との間に形成される環状空間内に注入充填さ
れるが、この間外輪11は射出圧のためにセツト
孔23内におけるゲート29,30が開口するx
位置と反対側のy位置側に強く押し付けられた状
態となつている。このため外輪11にたわみが生
じ、x位置及びその近傍における前記外輪11の
外周面とセツト孔23の周面との間の隙間が大き
くなつて、Δbに接近し、この結果、外輪11の
外周面から溝14,15の底面又はセツト孔周面
との間の離隔寸法が外輪11の全周にわたつて略
均一化され、リング14,15の突出高さも均一
になる。
ロン等の合成樹脂を適正な粘性を有するよう加熱
溶融し、射出ノズルNから高圧にて射出すれば、
溶融合成樹脂はスプル28、ランナ27、ゲート
29,30を経て外輪11の周溝12,13と、
これに対向するセツト孔23の周面及び溝24,
25との間に形成される環状空間内に注入充填さ
れるが、この間外輪11は射出圧のためにセツト
孔23内におけるゲート29,30が開口するx
位置と反対側のy位置側に強く押し付けられた状
態となつている。このため外輪11にたわみが生
じ、x位置及びその近傍における前記外輪11の
外周面とセツト孔23の周面との間の隙間が大き
くなつて、Δbに接近し、この結果、外輪11の
外周面から溝14,15の底面又はセツト孔周面
との間の離隔寸法が外輪11の全周にわたつて略
均一化され、リング14,15の突出高さも均一
になる。
なお、Z1、Z2位置では、周溝24,25におけ
るセツト孔23内周面から外輪11外周面までの
隙間はΔbよりも若干小さくなり、リング14,
15の突出高さもこの位置では若干小さなものと
なるが、実用上問題となるほどのものではない。
るセツト孔23内周面から外輪11外周面までの
隙間はΔbよりも若干小さくなり、リング14,
15の突出高さもこの位置では若干小さなものと
なるが、実用上問題となるほどのものではない。
なおセツト孔23における溝24,25のない
部分、即ちX位置又はX位置を含むその近傍にお
いては、外輪11の外周面とセツト孔23の周面
との間にはセツト孔23の軸方向に溶融合成樹脂
の流出を規制する部分が存在しないことになる
が、これは成形条件にて解決できる。即ち前記し
た外輪11をたわませて隙間をΔdからこれより
少し大きいΔbに接近させるための射出圧と、該
射出圧によつて外輪11の周溝12,13から軸
方向にはみ出ようとする溶融合成樹脂の表面張力
と、前記隙間Δbとの関係を、溶融合成樹脂が、
外輪11の周溝12,13及びセツト孔23の溝
24,25に充満し、さらに外輪11のたわみに
よつてX位置での周溝12,13上にΔb分の突
出部を具える状態でリング14,15を形成した
時点で成形が完了するよう、前記射出圧、溶融合
成樹脂の粘性、注入量、温度、成形時間等を適正
に定めることにより、該溶融合成樹脂の軸方向へ
の流出は生じない。
部分、即ちX位置又はX位置を含むその近傍にお
いては、外輪11の外周面とセツト孔23の周面
との間にはセツト孔23の軸方向に溶融合成樹脂
の流出を規制する部分が存在しないことになる
が、これは成形条件にて解決できる。即ち前記し
た外輪11をたわませて隙間をΔdからこれより
少し大きいΔbに接近させるための射出圧と、該
射出圧によつて外輪11の周溝12,13から軸
方向にはみ出ようとする溶融合成樹脂の表面張力
と、前記隙間Δbとの関係を、溶融合成樹脂が、
外輪11の周溝12,13及びセツト孔23の溝
24,25に充満し、さらに外輪11のたわみに
よつてX位置での周溝12,13上にΔb分の突
出部を具える状態でリング14,15を形成した
時点で成形が完了するよう、前記射出圧、溶融合
成樹脂の粘性、注入量、温度、成形時間等を適正
に定めることにより、該溶融合成樹脂の軸方向へ
の流出は生じない。
樹脂の注入充填が終了すると、外輪11をその
ままセツト孔23の軸方向に押し出せばゲート2
9,30において樹脂が切断され、外輪11がセ
ツト孔23から取り外される。
ままセツト孔23の軸方向に押し出せばゲート2
9,30において樹脂が切断され、外輪11がセ
ツト孔23から取り外される。
射出ノズルNを後退させると、これに連動して
プレート26が金型2からランナ27内固形物と
共に離形され、ランナ内固形物が図示しないエア
ノズルからのエア噴射によつて吹き飛ばされる
と、プレート26を金型2に復帰させ、再び前述
した動作を反復して外輪11に対するリング1
4,15の射出成形を行う。
プレート26が金型2からランナ27内固形物と
共に離形され、ランナ内固形物が図示しないエア
ノズルからのエア噴射によつて吹き飛ばされる
と、プレート26を金型2に復帰させ、再び前述
した動作を反復して外輪11に対するリング1
4,15の射出成形を行う。
リング14,15を成形した外輪11は軸受と
して組立てられる。
して組立てられる。
次に具体的な成形条件及び成形結果について説
明する。
明する。
使用金型の内径は32mmであり、公差は+
0.005/−0mmである。またΔb=30μm、Δd=
10μmとした。また外輪は外径32mm、公差+0/
−0.011mmのものを用いた。金型を80゜としてこれ
に室温の外輪を嵌入し従来同様の6−6ナイロン
を射出圧65〜70Kg/cm2でスプルから注入した。
0.005/−0mmである。またΔb=30μm、Δd=
10μmとした。また外輪は外径32mm、公差+0/
−0.011mmのものを用いた。金型を80゜としてこれ
に室温の外輪を嵌入し従来同様の6−6ナイロン
を射出圧65〜70Kg/cm2でスプルから注入した。
このような条件で作られたリング14,15の
外輪外周面からの突出量は多数の試料の実測値で
Y位置で10〜30μm、Z1、Z2位置で15〜35μm、
X位置で20〜40μmの範囲となつた。この結果は
従来品の初期精度と同様であり、本発明の効果が
実証された。なお、この成形条件で合成樹脂の軸
方向への流出は実質的に見られなかつた。
外輪外周面からの突出量は多数の試料の実測値で
Y位置で10〜30μm、Z1、Z2位置で15〜35μm、
X位置で20〜40μmの範囲となつた。この結果は
従来品の初期精度と同様であり、本発明の効果が
実証された。なお、この成形条件で合成樹脂の軸
方向への流出は実質的に見られなかつた。
以上の如く本発明にあつては、外輪の周溝と対
向すべく、金型におけるセツト孔周面に形成すべ
き溝を、ゲート開口位置と反対側からゲート開口
位置側に向けてセツト孔周面の過半部にわたつて
しかも溝の深さを漸減せしめて形成した一体型の
金型を用いて合成樹脂リングの射出成形を行うこ
ととしているから、射出圧に伴い外輪が変形した
場合においてもリングの突出高さにばらつきが生
じず、またセツト孔に対する外輪の装入及び取り
出しが極めて容易となり、作業能率が高く、しか
も金型は一体型であるため、金型が分割型である
場合の如く、その上型と下型との衝合部位の摩
損、上型、下型間への異物のかみ込みによる金型
精度の低下がなく、またばり発生も極めて少なく
リング成形後における二次的な加工処理を殆んど
必要としないなど、本発明は優れた効果を奏す
る。
向すべく、金型におけるセツト孔周面に形成すべ
き溝を、ゲート開口位置と反対側からゲート開口
位置側に向けてセツト孔周面の過半部にわたつて
しかも溝の深さを漸減せしめて形成した一体型の
金型を用いて合成樹脂リングの射出成形を行うこ
ととしているから、射出圧に伴い外輪が変形した
場合においてもリングの突出高さにばらつきが生
じず、またセツト孔に対する外輪の装入及び取り
出しが極めて容易となり、作業能率が高く、しか
も金型は一体型であるため、金型が分割型である
場合の如く、その上型と下型との衝合部位の摩
損、上型、下型間への異物のかみ込みによる金型
精度の低下がなく、またばり発生も極めて少なく
リング成形後における二次的な加工処理を殆んど
必要としないなど、本発明は優れた効果を奏す
る。
第1図はクリープ防止機能を備えた転がり軸受
の構成を示す断面図、第2図は本発明方法の実施
に使用する本発明品を、外輪を装入した状態で示
す正面図、第3図は第2図の−線による断面
図、第4図は本発明品におけるセツト孔と溝との
関係を示す説明図、第5図は従来方法の実施に使
用する金型を、外輪を装入した状態で示す正面
図、第6図は第5図の−線による断面図であ
る。 4……金型、11……外輪、12,13……周
溝、14,15……リング、23……セツト孔、
24,25……溝、29,30……ゲート。
の構成を示す断面図、第2図は本発明方法の実施
に使用する本発明品を、外輪を装入した状態で示
す正面図、第3図は第2図の−線による断面
図、第4図は本発明品におけるセツト孔と溝との
関係を示す説明図、第5図は従来方法の実施に使
用する金型を、外輪を装入した状態で示す正面
図、第6図は第5図の−線による断面図であ
る。 4……金型、11……外輪、12,13……周
溝、14,15……リング、23……セツト孔、
24,25……溝、29,30……ゲート。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 外輪の外周に形成した周溝内に、外径が外輪
の外径よりも微小寸法大きいクリープ防止用の合
成樹脂リングを射出成形せしめた軸受の製造方法
において、前記外輪の外径よりも僅かに大きい直
径を有する外輪のセツト孔と、該セツト孔の周面
の特定個所に前記外輪の周溝と対向すべく開口す
るゲートと、セツト孔の周方向における前記ゲー
ト開口位置と反対側の位置を中央にして外輪の周
溝とその周方向の過半部にわたつて対向すべく形
成され、且つ前記ゲート開口位置の反対側の位置
よりゲート開口位置に向うに従つて漸減される微
小深さに形成された溝とを備えた一体型金型にお
ける前記セツト孔内に、前記外輪を、その周溝を
前記ゲート及びセツト孔の溝と対向させるべく装
入し、ゲートから外輪の周溝に向け溶融合成樹脂
を射出せしめることを特徴とする軸受の製造方
法。 2 外輪の外周に形成した周溝内に、外径が外輪
の外径よりも微小寸法大きいクリープ防止用の合
成樹脂リングを射出成形せしめた軸受の製造に使
用する金型であつて、一体型に構成され、前記外
輪の外径よりも僅かに大きい直径を有する外輪の
セツト孔と、該セツト孔の周面の特定個所に前記
外輪の周溝と対向すべく開口する溶融合成樹脂射
出用のゲートと、セツト孔の周面における前記ゲ
ート開口位置と反対側の位置を中央にして外輪の
周溝とその周方向の過半部にわたつて対向すべく
形成され、且つ前記ゲート開口位置と反対側の位
置よりゲート開口位置に向うに従つて漸減される
微小深さの溝とを具備することを特徴とする金
型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2539280A JPS56121750A (en) | 1980-02-29 | 1980-02-29 | Manufacture of bearing and metal mold employed therefor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2539280A JPS56121750A (en) | 1980-02-29 | 1980-02-29 | Manufacture of bearing and metal mold employed therefor |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56121750A JPS56121750A (en) | 1981-09-24 |
| JPS6351850B2 true JPS6351850B2 (ja) | 1988-10-17 |
Family
ID=12164606
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2539280A Granted JPS56121750A (en) | 1980-02-29 | 1980-02-29 | Manufacture of bearing and metal mold employed therefor |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56121750A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61148939U (ja) * | 1985-03-08 | 1986-09-13 | ||
| JPS6219420A (ja) * | 1985-07-18 | 1987-01-28 | Kubota Ltd | 弁シート製作用金型 |
| JP2019049316A (ja) * | 2017-09-11 | 2019-03-28 | スズキ株式会社 | 軸受部構造及びその製造方法 |
-
1980
- 1980-02-29 JP JP2539280A patent/JPS56121750A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56121750A (en) | 1981-09-24 |
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