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JPS6354030B2 - - Google Patents
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JPS6354030B2 - - Google Patents

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JPS6354030B2
JPS6354030B2 JP11007781A JP11007781A JPS6354030B2 JP S6354030 B2 JPS6354030 B2 JP S6354030B2 JP 11007781 A JP11007781 A JP 11007781A JP 11007781 A JP11007781 A JP 11007781A JP S6354030 B2 JPS6354030 B2 JP S6354030B2
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JP
Japan
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water
tiles
clay
water absorption
film
Prior art date
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JP11007781A
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JPS5813667A (ja
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Akio Tanabe
Toshihiro Yamashita
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NIPPON FUEROO KK
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NIPPON FUEROO KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は粘土瓦の表面状態とくに吸水、透水性
を改善するための塗布剤に関するものである。 屋根瓦の裏に水がしみ透らないことは屋根材の
役目として当然ではあるが、現実問題として、屋
根瓦の裏にまで水がしみ透り、木材を腐らせた
り、雨漏りを引き起す苦情が多く聞かれる。 このような瓦の透水性を改善するためには、粘
土瓦では、素地に供された粘土をよく粉砕、混
練、真空脱気し、更にその粘土に最適の焼成温度
と焼成時間をかけて焼結させれば大巾な改善は可
能であるが、これだけでは十分に目的を達成する
ことは出来ない。 これは瓦の透水が素地を貫通する気孔によるも
のであり、いかに最適焼成或は焼結条件を選んだ
としても上述の素地を貫通する気孔を一掃するこ
とは不可能だからである。 そこで本発明者は吸水と透水の関係を市販の粘
土瓦について、図面に示すような吸・透水試験器
を用いて、検討した所、水のしみ透り難い瓦は吸
水速度が著しく遅いことが判明した。又当然この
ような瓦は透水量も著しく少い。なお吸・透水試
験器の測定方法は下記の通りであつた。 mm単位の目盛を施したガラス毛細管1中の単位
長さ当りの水の容量をあらかじめ測定しておく
(ml/mm)。透水試験の場合、JIS A5208の透水試
験にもとづき普通吸水させた試料2をシリンダー
内径分の穴のあいたビニール袋に包んでから支持
台3上に置き、その上にゴムパツキング4、ゴム
栓9、ガラス毛細管1及び二方コツクC1,C2
きシリンダー5をのせ締めネジ6をしつかり締め
る。二方コツクC1,C2を開けタンク7からゴム
管8を通してシリンダー内に水を注ぎ込み、C2
上に水線がきた時C2を閉める。水位は更にガラ
ス毛細管1中を上がり、目盛0附近でC1を閉め
る。時間の経過と共にガラス毛細管中の水位が下
がつて行く。即ち水位の下がつた長さが透水量に
なる。 透水速度=(透水量)/(シリンダー
の内面積)×(透水時間)(ml/cm2・h) 透水率=(透水量)/(試料重量)×100(%) このような事実に基ずき、吸水速度を低下さ
せ、透水の極めて少い瓦の製造について種々検討
した結果、特定組成を有するうわぐすりを瓦素地
にうすくかけることで目的を達成することが出
来、本発明を完成するに到つた。 本発明の骨子とする所は、低膨張のガラスを主
体とし、必須成分としてAl2O3、B2O3、SiO2
含む「粘土瓦の吸水及び透水性を改善せしめるた
めの塗布剤」にある。 即ち、本発明は(1)酸化物組成が、Na2O、
K2O、Li2Oの1種又は2種以上2〜10%、CaO、
MgO、BaO、ZnO、SrOの1種又は2種以上0
〜8%、Al2O35〜15%、B2O35〜20%、SiO250
〜78%であることを特徴とする粘土瓦に用いて吸
水、透水性を改良するための塗布剤。(2)酸化物組
成が、Na2O、K2O、Li2Oの1種又は2種以上2
〜7%、PbOを含みPbOとCaO、MgO、BaO、
ZnO、SrOの1種又は2種以上との合計量が2〜
30%、Al2O32〜10%、B2O35〜15%、SiO250〜
78%であることを特徴とする粘土瓦に用いて吸
水、透水性を改良するための塗布剤。(3)酸化物組
成が、Na2O、K2O、Li2Oの1種又は2種以上0.5
〜5%、CaO、MgO、BaO、ZnO、SrOの1種
又は2種以上0.5〜5%、Al2O320〜45%、B2O31
〜8%、SiO245〜60%であることを特徴とする
粘土瓦に用いて吸水、透水性を改良するための塗
布剤の3つの塗布剤に係るものである。 本発明の塗布剤の使用態様としては、湿式法で
粉砕混合して濃度を調整した塗布剤を、陶磁器釉
瓦では、粘土瓦素地の片面又は両面に塗布した
後、釉薬をかけ乾燥焼成し、いぶし瓦では、粘土
瓦素地の片面又は両面に塗布した後乾燥、焼成、
燻火する。 例えば濃度を調整した本発明の第1、又は第2
番目の塗布剤を粘土瓦素地にうすく塗布した後、
通常のうわぐすりを施釉し、酸化雰囲気の炉で
950〜1250℃で焼成するか、または、濃度を調整
した第1、又は第2、又は第3番目の塗布剤を粘
土瓦素地にうすく塗布した後、酸化雰囲気の炉で
950〜1250℃で焼成し、ついで、800〜900℃の還
元雰囲気で燻化すれば改善された粘土瓦がえられ
る。 本発明に於て吸水及び透水性を改良する塗布剤
の酸化物組成を上述の如く限定したのは以下の理
由によるものである。即ち、瓦の吸水性透水性は
瓦素地中に無数に存在する素地を貫通する気孔に
よるものである。従つて素地を貫通する気孔をふ
さぐか或は貫通せる気孔に水が入らないように工
夫することで吸水や透水は著しく減少するはずで
あるが、非常に困難を伴い、良い結果を得ること
が少い。この素地を貫通する気孔を焼成中にふさ
ぐためには、塗布剤が焼成中に適切な粘性を保持
し、しかも素地に近い膨張係数を保持しているこ
とが必要となる。このために種々の組成の塗布剤
について実験した結果、粘土瓦素地、製品の焼成
温度は夫々産地で異なり、第1発明は主に950〜
1050℃で焼成するいぶし瓦を対象とするものであ
り、第2発明は主に950〜1050℃の温度域で焼成
する釉薬瓦を、第3発明は主に1050〜1250℃で焼
成するいぶし又は釉薬瓦を対象とするものであ
る。 (1) 第1発明の組成限定の理由を以下に述べる。
Na2O、K2O、Li2Oの1種又は2種以上2〜
10wt%としたのは、2%未満では950〜1050℃
の温度域で、吸水・透水性を減ずるための有効
なガラス質被膜が形成されないからであり、10
%を越えると、形成されるガラス質被膜の膨張
が大きくなりすぎ、膜に割れが生じ、瓦の吸
水・透水性を減ずることが出来ないためであ
る。 CaO、MgO、BaO、ZnO、SrOの1種又は
2種以上の合計が8%を越えると素地の膨張と
吸水・透水性を改良する為のガラス質被膜の膨
張が合わなくなつたり、950〜1050℃での焼成
が困難になる。 B2O3を5〜20%としたのは5%未満では焼
成温度域でガラス質被膜を形成せず、有効な被
膜とならないためであり、20%を越えるとガラ
ス質被膜の耐食性が著しく低下すると共に、素
地との反応が著しくなり有効な膜の形成が困難
になるためのである。 Al2O3を5〜15%としたのは、5%未満では
形成される被膜の耐食性、耐久性が不十分であ
り、15%を越えると950〜1050℃の焼成温度域
で有効なガラス質被膜を形成することが出来な
いためである。SiO2を50〜78%としたのは、
50%未満では耐食性のあるガラス質被膜の形成
が困難であり、78%を越えると焼成温度域で有
効なガラス質被膜の形成が不可能となるためで
ある。 (2) 第2発明の組成限定の理由を以下に述べる。
PbOと2価のアルカリ土金属の合計量を2〜30
%とし、更に2価のアルカリ土金属にPbOを導
入したのは、1050〜950℃の温度域で吸水・透
水性の改良に有効なガラス質膜を形成し、且
つ、うわぐすりとの相性も十分考慮する必要か
らであり、合計量が2%未満では有効な膜の形
成が不可能であり、30%を越えると膜の耐食性
が著しく低下するためである。1価のアルカリ
成分の合計量を2〜7%としたのは、第1発明
のアルカリ成分の限定理由と同じであり、
Al2O3を2〜10%としたのは2%未満では被膜
の耐久性、耐食性が不十分であり、10%を越え
ると有効な膜の形成が出来ないためである。
B2O3を5〜15%とした理由、及びSiO2を50〜
78%とした理由は、共に第1発明に説明した限
定理由と同じである。 (3) 第3発明の組成限定の理由を以下に述べる。
1価のアルカリ成分の合計を0.5〜5%とした
のは、0.5%未満では1050〜1250℃の温度域で
有効なガラス質被膜の形成が不可能であり、5
%を越えると膨張係数の調整が困難となると同
時に被膜形成時の粘性が低下し素地との反応が
著しく有効なガラス質被膜の形成が出来ない。
又、2価のアルカリ土金属の合計量を0.5〜5
%としたのも上述と同様の理由による。Al2O3
を20〜45%としたのは1050〜1250℃の高温焼成
で、被膜ガラスと素地とが著しく反応しないよ
う、又耐久性、耐食性のよい被膜の形成に必要
であるためであるが、45%を越えると成分的に
1050〜1250℃でガラス質被膜を形成し難くな
り、有効被膜の形成が困難となるためである。
B2O3を1〜8%としたのは、1%未満では有
効なガラス質被膜の形成が困難であり、8%を
越えると膜の膨張が小さくなり又、膜の易融性
が上るため有効な被膜の形成が困難となる。
SiO2を45〜60%としたのは45%未満では耐食
性のあるガラス被膜の形成が出来ず、60%を越
えると1050〜1250℃の温度域で十分なガラス質
被膜を形成出来なくなるためである。 次に本発明を実施例を挙げて具体的に説明す
る。 実施例 1 無水硼砂336部、金丸長石416部、石灰石115部、
硅石84部、ソーダ灰49部をよく混合し、1300℃±
20℃の温度で熔解し水冷後乾燥して表−1に示す
硼硅酸ソーダガラスのNo.1フリツトを得た。 No.1フリツト30部、低膨張の硼硅酸ガラス50
部、蛙目粘土20部、糊剤0.5部に水100部を秤量し
湿式混合粉砕した後、200メツシユを全通させて、
表−2に示す吸水、透水性改良剤を得た。
【表】
【表】 得られた改良剤を35ボーメ度に水でうすめ、濃
度を調整し、手掛けによつて釉薬瓦用素地の表面
にかけ乾燥後、うわぐすりを従来通りの方法で施
釉した後、酸化雰囲気のトンネル炉で1000℃で約
24時間焼成して吸水、透水性改良剤を施した釉薬
瓦を得た。 得られた瓦の内代表として1枚抜きとり図面に
示す試験器で透水速度を測定した。結果は纒めて
表−5に比較例と共に示す。 実施例 2 市販の硅酸鉛ガラスカレツト5部、低膨張の硼
硅酸ガラス70部、粘土25部、糊剤0.5部、水100部
を秤量し、湿式混合粉砕した後、200メツシユ篩
を全通させて表−3に示す有鉛の吸水、透水改良
剤を得た。これを40ボーメ度に水でうすめて濃度
を調整した後、粘土瓦素地に手掛けで裏面にか
け、乾燥後うわぐすりを施釉し酸化雰囲気のトン
ネル炉にて1150℃で約20時間焼成して釉薬瓦を得
た。透水速度の結果は表−5に示す。
【表】 実施例 3 実施例1で得た吸水及び透水防止剤を粘土瓦素
地に20ボーメ度の濃度で手掛けで両面にかけ、酸
化雰囲気のシヤトル炉にて950℃で焼成後、890℃
の酸元雰囲気で燻大していぶし瓦を得た。得られ
たいぶし瓦の透水速度を測定した。結果は表−5
に示す。 実施例 4 低膨張の硼硅酸ガラス34部、粘土66部に糊剤
0.5部、水100部を加えて湿式ミル引きし200メツ
シユ篩を全通させて泥漿状の塗布剤を得た。得ら
れた塗布剤の酸化物組成は表−4に示す。この塗
布剤の濃度を40ボーメ度に調整した後、粘土瓦の
表面に刷毛でうすく均一に塗りシヤツトル炉で
980℃で酸化焼成し、ついで850℃の還元雰囲気で
燻化していぶし瓦を得た。得られたいぶし瓦は従
来の製品に比較して、表面が非常に平滑で程良い
光沢があり極めて美麗であつた。
【表】 比較例 1 実施例1で得た吸水及び透水防止剤を粘土瓦素
地に30ボーメ度の濃度で手掛で片面(表面)にか
け還化雰囲気のトンネル炉で1000℃で約24時間焼
成してうわぐすりのかかつていない瓦を得た。こ
れを同様に図面に示した試験器で透水テストに供
した。結果は表−5に示す。 比較例 2 通常の釉薬瓦製造法で製造された市販の釉瓦を
入手し同じ様に透水速度を測定した。又市販のい
ぶし瓦も入手し同じ様に透水速度を測定した。結
果を表−5に示す。
【表】 表−5の実施例、比較例に示すように本発明の
吸水、透水性改良剤を用いて製造された瓦の透水
速度は著しく小さく、本発明の有効性は明確であ
るが、本発明の実施によつて更に有利な特性をも
具備する。 即ち、本発明の吸水及び透水改良剤を塗布し焼
成されると塗布面には少量の貫入を生じ、これに
より粘土瓦の表面に塗布すると屋外からの風雨、
融雪による吸水及び透水を抑制する。又裏面に塗
布すれば屋内から蒸発する水分は瓦の裏で結露し
ない程度に吸入され、気温の上昇によつて、瓦内
部の水分は所謂「息抜き」によつて逃げ出すこと
が出来るので凍害を起こす危険性が少くなる利点
を有する。
【図面の簡単な説明】
図は粘土瓦の吸水性および透水性を試験する装
置である。 1……ガラス毛細管、2……試料(ビニール袋
入)、3……支持台、4……ゴムパツキング、5
……シリンダー、6……締めネジ、7……タン
ク、8……ゴム管、9……ゴム栓、C1……二方
コツク、C2……二方コツク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 酸化物組成が、Na2O、K2O、Li2Oの1種又
    は2種以上2〜10重量%(以下全て重量%)、
    CaO、MgO、BaO、ZnO、SrOの1種又は2種
    以上0〜8%、Al2O35〜15%、B2O35〜20%、
    SiO250〜78%であることを特徴とする粘土瓦に
    用いて吸水、透水性を改良するための塗布剤。 2 酸化物組成が、Na2O、K2O、Li2Oの1種又
    は2種以上2〜7%、PbOを含みPbOとCaO、
    MgO、BaO、ZnO、SrOの1種又は2種以上と
    の合計量が2〜30%、Al2O32〜10%、B2O35〜15
    %、SiO250〜78%であることを特徴とする粘土
    瓦に用いて吸水、透水性を改良するための塗布
    剤。 3 酸化物組成が、Na2O、K2O、Li2Oの1種又
    は2種以上0.5〜5%、CaO、MgO、BaO、
    ZnO、SrOの1種又は2種以上0.5〜5%、
    Al2O320〜45%、B2O31〜8%、SiO245〜60%で
    あることを特徴とする粘土瓦に用いて吸水、透水
    性を改良するための塗布剤。
JP11007781A 1981-07-16 1981-07-16 粘土瓦用塗布剤 Granted JPS5813667A (ja)

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JPS5813667A JPS5813667A (ja) 1983-01-26
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FR2745293A1 (fr) * 1996-02-26 1997-08-29 Rohm & Haas France Peinture de signalisation routiere, procede d'acceleration du sechage de ladite peinture et utilisation de particules d'un compose polymere ou mineral solide

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