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JPS635774B2 - - Google Patents
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JPS635774B2 - - Google Patents

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JPS635774B2
JPS635774B2 JP58180865A JP18086583A JPS635774B2 JP S635774 B2 JPS635774 B2 JP S635774B2 JP 58180865 A JP58180865 A JP 58180865A JP 18086583 A JP18086583 A JP 18086583A JP S635774 B2 JPS635774 B2 JP S635774B2
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Description

【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕 本発明はデイジタル回路、とりわけデイジタル
乗算装置の改善に関する。 〔背景技術〕 通常の乗算アーキテクチヤにおいては、乗数オ
ペランドおよび被乗数オペランドは部分積発生器
に入力される。例えば各オペランドが8ビツトの
長さを有している場合は8つの部分積が部分積発
生器によつて生成される。乗算の最終の積を得る
ために部分積は加算されなければならない。これ
までの乗算設計技術は第1図に示されるように8
つの部分積に対して1つの2進ビツト位置に関す
る加算のために配置された通常の桁上げ保管加算
器を用いている。8桁と8桁の乗算において部分
積の必要な加算を仕上げるには、第1図に示され
るような単一ビツト桁を16桁必要とする。桁上げ
保管加算器という用語はここでは、1つの被加数
ビツト、1つの加数ビツト、および1つの桁上げ
ビツトを加算し、1つの和ビツトおよび1つの桁
上げビツトを生成する1ビツト論理ブロツクを指
すものとする。第1図の1ビツト桁上げ保管加算
器A1′,A2′,A3′,A4′,A5′,A6′、
およびA7′は論理式1(a)に示されるような和の
形式および論理式3に示されるような桁上げビツ
トの形式である従来の解決法を使用している。論
理式1(a)および3にあるように、1つの桁上げ保
管加算器の段から次の桁上げ保管加算器の段へ伝
達される和および桁上げは真数だけである。例え
ば第1図のビツト桁Nに示されるように、加算器
A4′が受け取るのは、加算器A1′からの真数和
S11、加算器A2′からの真数和S21、およ
び加算器A3′からの真数和S31である。これ
ら3つの和は加算器A4′で加えられて、真数和
S41および真数桁上げC41を生成する。 第1図のA4′の様な従来の桁上げ保管加算器
は第4図のような和発生回路を有している。この
和発生回路は例えばA、Bの様な初めの2つのオ
ペランドを最初のEXOR回路28に加え、次に
このEXOR28の出力を2番目のEXOR回路3
0の1つの入力とし、EXOR回路30のもう1
つの入力である3番目のオペランドCを加えて、
真数和を発生する回路である。2番目のEXOR
回路30の出力が和となる。和が出力される迄に
は2つの回路遅延がある。第4図のオペランド
A,B及びCは、第1図の加算器A4′のオペラ
ンドS11,S21、およびS31に相当する。 第1図のA4′のような従来の桁上げ保管加算
器の桁上げ発生操作は、3つのオペランド入力S
11,S21、およびS31の中から2つをとつ
た1組(例S11とS21)を3つのANDゲー
ドにそれぞれ加え、それぞれの出力のORをと
り、真数桁上げC41を得るという操作である。
ここでも2つの回路遅延がある。たとえ和と桁上
げの計算が同時に行われたとしても、桁上げの真
数値を発生し終るためには、第1図の乗算器にお
ける桁上げ保管加算器の各段で少なくとも2つの
ゲート遅延を要する。一般に乗算器は部分積の加
算を実行するために4つあるいはそれ以上の桁上
げ保管加算器段を有するので、和ビツトと桁上げ
ビツトを生成するのに要するこのゲート遅延の制
限は乗算操作全体に大きな制限を課することにな
る。 〔発明の目的〕 本発明の目的はデイジタル乗算器の動作速度を
速くすることである。 〔発明の概要〕 補数桁上げの技術お保管加算器段をスキツプす
る技術が、4つ以上の桁上げ保管加算器段を用い
る乗算器に使用される。その目的はより速く発生
されるビツトがある段を通らねばならない間によ
り速く発生されるビツトがその段をスキツプする
ことにより、乗算操作全体の速度を速くすること
である。補数桁上げの技術のおかげで、真数形式
或は補数形式のいずれの形式でも桁上げ保管加算
器によつて和於び桁上げが発生できるので、ハー
ドウエアの最小化が達成できる。スキツプの技術
は、補数桁上げビツトの生成が和ビツトの生成よ
りも速いという事実を利用している。乗算のため
に設計された桁上げ保管加算器の4つの段におい
て、スキツプの技術によつてハードウエアを付加
することなしに回路遅延の数を現在の8つから7
つに減らしている。以上の様な技術によつて乗算
の速度を速くする事が可能となる。又更に、電力
を消費する多くのインバータ回路を、乗算器から
取り去る事が可能となる。複雑な8ビツトの乗算
の回路は通常、約1200の等価NOR論理ゲートを
要するが、本発明により、約50のNOR論理ゲー
トが節約できる。この節約により、同じ乗算機能
を保ちながら、回路の全体の消費電力を減らし、
又回路の占有領域を減らす事ができる。 本発明は、部分積を加算する桁上げ保管加算器
の中の通常の桁上げ発生回路からインバータ回路
を取り去つた。このインバータ回路は、通常の桁
上げ保管加算器においては、桁上げ保管加算器か
ら桁上げを出力する前に補数桁上げを真数にする
以外の何ものでもない。第3図の論理ブロツク図
のような桁上げ発生回路を備えることによつて、
2入力ANDゲート20,22、および24は加
数、被加数、および下位桁からの桁上げをあらわ
す3ビツト入力のうちの2つをとつたペアをそれ
ぞれ受け取ることができる。通常の桁上げ発生回
路では、FET反転論理が用いられていたので、
ANDゲート20,22、および24の個々の出
力は実際にはNAND論理機能となり、真数桁上
げビツトを得るために独立したインバータによつ
て2進の出力値は反転されていた。部分積の加算
において真数桁上げを使用する必要がなくなつた
ことで、この余分なインバータ回路を取り去るこ
とができ、また補数桁上げ値を発生するNAND
回路の出力をただちに部分積加算論理の次の段に
印加することができる。 桁上げ発生回路52においてFETで構成され
たAND/OR反転論理回路50およびインバータ
70を示す第7図について詳しく説明する。通常
の桁上げ発生回路においては、AND/OR反転論
理回路50およびインバータ70を有する第7図
に示されるような回路52が用いられている。
AND/OR反転論理回路50は、出力節点55に
接続するFET負荷素子54、直列接続された第
1のトランジスタ対56および58、直列接続さ
れた第2のトランジスタ対60および62、なら
びに直列接続された第3のトランジスタ対64お
よび66を有する。これらは全て並列に節点55
に接続される。第7図のように、加数A、被加数
B、および桁上げビツトCの2進値を印加するこ
とによつて節点55において補数桁上げ値が出力
される。従来の桁上げ発生回路においては、補数
桁上げ値は利用できないので、負荷素子72およ
び能動素子74を有するインバータ70により節
点55の出力は反転される。その結果、真数桁上
げが節点75において出力される。以上が第1図
に示される通常の乗算器に用いられる部分積加算
回路の従来技術である。 本発明においては、AND/OR反転論理回路5
0の節点55における補数桁上げ出力を利用し、
この補数桁上げ出力が第2ないし5図のように、
部分積加算論理の次の段で桁上げ保管加算器の入
力として直接印加される。このことにより第3図
に示されるように、各桁上げ発生回路52からイ
ンバータ回路70を取り去ることができる。その
結果、桁上げ発生回路を小さくし、またその消費
電力を少なくし、さらに部分積の和の結果を発生
するのに要する時間を少なくできる。 さらに本発明では、部分積加算器において補数
桁上げ発生に要する時間が少ない事を利用して部
分積加算の処理の中で、部分積加算器のいくつか
の段をスキツプしている。第2図の加算器A4の
出力S41が次の段である加算器A6をスキツプ
しているのがこれにあたる。このスキツプの技術
についてはあとで述べる。 本発明では、乗算器の桁上げ発生論理において
AND/OR反転論理回路の補数桁上げ出力を真数
にしない場合どんなことになるか、さらには桁上
げビツトが補数のままで、補数桁上げビツトと真
数和ビツトをうまく加算することができるのかと
いう疑問が生じる。これには次のように答えるこ
とができる。和ビツト発生のための通常の論理式
を論理式1(a)に、また桁上げビツト発生のための
通常の論理式を論理式3に示す。 論理式 1(a) 和 =A XOR B XOR C 1(b) 和 = XOR XOR C 1(c) 和 =A XOR XOR 1(d) 和 = XOR B XOR 2(a) 和 = XOR XOR 2(b) 和 = XOR B XOR C 2(c) 和 =A XOR XOR C 2(d) 和 =A XOR B XOR 3 桁上げ =AB+BC+AC 4 桁上げ =++ 本発明は和ビツト発生のための互いに等価な論
理式1(b)、1(c)、および1(d)、補数和ビツト発生
のための論理式2(a)ないし2(d)、ならびに補数桁
上げビツトを発生するための論理式4を利用して
いる。これらの論理式は乗算器において有効な結
果を得るように、補数桁上げと真数和との加算、
真数桁上げと補数和との加算、または補数和と補
数桁上げとの加算がうまくできるということを示
している。これらの論理式はまた、第5図の桁上
げ保管加算器への奇数個の入力が真数ならばその
和もまた真数であるということを示している。論
理式2(a)ないし2(d)は和発生器への偶数個の入力
が真数である場合に、補数和が発生することを示
している。論理式4は桁上げ発生回路への補数信
号入力がいかに働くかを示している。桁上げ発生
回路への全ての入力信号が補数であるときに、正
しい補数桁上げビツトを発生する。以下の論理式
1(a)ないし1(d)、2(a)ないし2(d)、3および4か
ら、加数、被加数、および桁上げ信号の真数値お
よび補数値を乗算器の部分積加算論理の全加算器
への入力として印加できること、そして正しい出
力を得ることができるということがわかる。 乗算器における部分積加算器をあらわす第2図
について述べる。各加算器段から出力される補数
桁上げは、今述べた論理式に従つて適用される。
加算器A1,A2,A3,A4,A5およびA7
が第5図に、加算器A6が第6図に図式的に示し
てある。各加算器は第3図の補数桁上げ発生器お
よび第4図の和発生器を有している。第3図の補
数桁上げ発生器は、第7図のAND/OR反転論理
回路50と同じであり、AND論理記号20,2
2および24ならびにNOR論理記号26によつ
てあらわされる。第4図の和発生器は2つの
EXOR論理28および30を有する通常の設計
である。第6図の加算器A6は真数桁上げ入力C
50を受けるためにさらにインバータ15を使用
している。その結果、C50の補数値が第6図に
示されるように桁上げ発生器に印加される。これ
は、論理式4に要求されているように、第6図の
桁上げ発生器に印加される3つの2進値全てが補
数であることを確実にするためである。 第2図において、加算器A4の和ビツトS41
のようないくつかの段の出力が次の段であるA6
をスキツプすることができることが本発明の別の
特徴である。このスキツプは各桁上げ保管加算器
における和および桁上げの発生速度が異なること
により可能となる。和を発生するには2つの回路
遅延を必要とするが、桁上げの場合は1つです
む。第2図の加算器A1ないしA7を通る情報ビ
ツトの流れを分析すると、補数桁上げビツトは和
ビツトよりも速く発生するという事実を利用し
て、和ビツトおよび桁上げビツトを組合わせるこ
とができる。加算器A4の和ビツトS41は次の
加算器A6を含む段をスキツプし、加算器A7に
直接入力することができる。また加算器A4の和
ビツトS41は加算器A6から来る和ビツトS6
1の到着と同時もしくはそれよりも早く加算器A
7の入力に到着する。これは、より速く発生でき
る桁上げビツトC40およびC50が加算器A6
の入力に印加されること、またより速く発生でき
るC10,C20およびC30が加算器A5の入
力に印加され、その結果今度は加算器A6の入力
に印加される和ビツトS51を発生することによ
り可能となる。このスキツプの特徴によつて、乗
算における部分積加算器の速度を大幅に速くする
ことができる。 第2図の中の回路遅延について説明する。最も
長い論理経路は部分積P1から始まる。部分積P
1は加算器A1へ入力され、乗算器の次の上位の
桁へ印加される桁上げC11を発生する。第2図
に示される加算器のビツト桁Nへの対応する入力
はC10である。部分積P1からC10を発生す
るのに一つの回路遅延が必要である。C10は次
に加算器A5に印加され、加算器A5は2つの回
路遅延を経た後、補数和S51を出力する。以上
のように、補数和S51の発生には、部分積P1
の第1段加算器への入力の後、3つの回路遅延が
必要である。加算器A5からの出力である補数和
S51は加算器A6に入力され、加算器A6はさ
らに2つの回路遅延を経た後、真数和出力S61
を発生する。以上のように、真数和S61の発生
には、ビツト桁N−1の第1段の加算器A1への
部分積P1の入力の後、全部で5つの回路遅延が
必要である。加算器A7の真数和出力S71はさ
らに2つの回路遅延を要する。従つて真数和S7
1にとつて最も長い回路遅延は全部で7つであ
る。ところで、和S61は5つの回路遅延を経た
後で、加算器A7の入力に到着する。直接加算器
A7に入力される加算器A4かはS41は加算器
A1へ入力P1が印加された後、4つの回路遅延
を必要とする。従つて、加算器配列の中で桁上げ
がより速く伝播できることを利用して、和S41
は加算器A6の段をスキツプすることができる。
またこのスキツプの技術を用いない第1図の通常
の加算の方法では、真数和の結果S71を発生す
るまでに全部で8つの回路遅延が必要である。以
上のようにして、同じ4段構成の加算器を使用し
ても、第2図の回路は第1図の回路よりも約13%
速く処理できる。より大きな加算器構成の場合、
このパーセンテージはスキツプできる段がさらに
増えるのでいつそう大きくなると考えられる。 第2図は、Mビツト×Mビツトの乗算を行う乗
算器の1つのビツト桁を表わしている。乗算器の
各ビツト桁は部分積発生器(図示せず)を有して
いる。部分積発生器はR個の出力(8ビツトの乗
算においては8つの出力)を与える。これらの出
力は、第2図に示されるように桁上げ保管加算器
A1,A2およびA3にそれぞれ入力される部分
積P1ないしP8である。 乗算器の各段での補数桁上げの供給、およびそ
れを利用した桁上げ保管加算器のスキツプ、をし
ない場合、桁上げ保管加算器A7の和出力ビツト
の発生には全部で8つの回路遅延が必要である。
このようにして、第2図の乗算器の速度は、補数
化桁上げビツト出力のおかげで和ビツトの類積的
な回路遅延を減らすことにより速くなる。 〔動作例〕 8ビツト被乗数00010001(17)と8ビツト乗数
00001001(9)との乗算に於て補数桁上げ出力を有す
る第2図の桁上げ保管加算器の動作例を説明する
ために表−1を参照する。表−1の第1セクシヨ
ンには桁上げ保管加算器A1,A2、およびA3
の動作、表−1の第2セクシヨンには桁上げ保管
加算器A4およびA5の動作、表−1の第3セク
シヨンには桁上げ保管加算器A6の動作、表−1
の第4セクシヨンには桁上げ保管加算器A7の動
作がそれぞれ示してある。桁上げ保管加算器A7
の和S71は表−1の第5セクシヨンに示される
ような桁上げ伝達加算器(CPA)においてビツ
ト桁N−1からの桁上げC70に加えられる。そ
の結果乗数と被乗数の積として要求された値であ
る8ビツト2進値10011001(153)を生じる。 表−1には5つの欄がある。第1欄は各桁上げ
保管加算器の名前(例えばA1,A2)、第2欄
は各桁上げ保管加算器に対する入力信号の名前、
第3欄は入力信号の値、第4欄は各桁上げ保管加
算器に対する出力信号の名前、第5欄は出力信号
の値の欄である。表−1の例は8つの部分積P1
ないしP8を発生する。2つの符号なしの8ビツ
ト2進数値の乗算である。部分積発生器(図示せ
ず)は、多数のANDゲートを含む通常のもので
よい。本発明の乗算器で使用される部分積を作る
方法はたくさんある。 この例における正しい答は153でありその数値
は第5セクシヨンに2進数により示されている。
この例における部分積配列は8つの2進数を持つ
ている。そして8つの2進数は1つずつ上に重な
るように配置されている。これらの数値にはP1
ないしP8という名前が与えられている。第1段
の設計の目的はこれら8つの値を加えて、6つの
新しい値をつくることである。加算器A1,A
2、およびA3はこれら8つの値(P1ないしP
8)を加えて、新しい6つの値S1,S2、およ
びS4ならびにC1,C2、およびC3をつく
る。P1ないしP8の値は表−1の第1セクシヨ
ンに示されている。またS1,S2、およびS3
の値ならびにC1,C2、およびC3の値は表−
1の第2セクシヨンに示されている。この例にお
いては、S1,S2、およびS3の中に全ゼロの
2進ゼロの2進パターンがある。C1,C2、お
よびC3はゼロパターンの補数である。表−1の
第3セクシヨンはS5,C4、およびC5の値を
示している。S5は全て1、C4も全て1、C5
は全てゼロである。この例では第3セクシヨンの
加算器A6には数値は入つていない。実際の答え
はS4の経路をとり、次のセクシヨンに至る。第
4セクシヨンでは、正しい答えはS4にある。S
6は全てがゼロ、C6も全てゼロのパターンであ
る。第4セクシヨンの出力は正しい答であるS7
および全てが1であるC7である。これら2つの
値は部分積加算の完了を表わしているが、乗算の
完了ではない。この2つの値S7およびC7は最
終結果を得るために適切な方法で加えられなけれ
ばならない。表−1の第5セクシヨンはこれら2
つの値が加算されていることを示している。初め
にC7が補数化されてC7となる。次に、S7お
よびC7が通常の2進法により加算され、正しい
2進の答を生じる。 本発明は8ビツトと8ビツトの乗算に限定する
ものではない。本発明は8ビツトと8ビツト以上
の全ての乗算に適用する。それが働くように設計
するためには、8つ以上の部分積が加算されるだ
けでよい。9つ以上の部分積がある場合は、余分
な回路が節約できるだけでなく、各ビツト桁ごと
に2回以上のスキツプが適用できるのでさらに処
理速度上の利益が生じるという有利さがある。 第8図は本発明に従つて編成された16ビツト乗
算器の部分積加算器における1つのビツト桁の機
能を示している。16の部分積P1ないしP16が
前のビツト桁N−1からの桁上げビツトと共にビ
ツト桁Nに印加されている。その結果、16の部分
積ビツトの加算結果である和ビツトS15および
桁上げビツトC15を得る。S15およびC15
は乗算操作の最終積を得るために桁上げ伝達加算
器によつて加算される。第2図の8ビツト乗算器
の機構と同様に、第8図の16ビツト乗算器も桁上
げ保管加算器A1″などを使用している。それら
の桁上げ保管加算器は補数桁上げ出力C11など
を発生する。補数桁上げは、以下に記述する2段
のスキツプによつて、真数桁上げよりも速く発生
される。 第8図に示される16ビツト乗算器のための部分
積加算器における桁上げ保管加算器A1″ないし
A8″,A10″,A12″,A13″、およびA1
5″は第5図に示される機構を有する。桁上げ保
管加算器A11″およびA14″は第6図に示され
る機構を有する。桁上げ保管加算器A9″は2つ
のオペランドC40およびC50を加算するだけ
であるから、和S91を与えるための1つの
EXORおよび桁上げC91を与えるための1つ
の2入力NANDとを有している。 第2図における8ビツト乗算器と同じく、第8
図の16ビツト乗算器に含まれる桁上げ保管加算器
A1″は部分積P1,P2およびP3を受け取り、
補数桁上げビツトC11および真数和ビツトS1
1を発生する。同様に桁上げ保管加算器A2″は
部分積P4,P5およびP6を受け取り、補数桁
上げC21および真数和S21を発生する。桁上
げ保管加算器A3″は部分積P7,P8およびP
9を受け取り、補数桁上げC31および真数和S
31を発生する。補数桁上げC11,C21,お
よびC31は次の上位のビツト桁N+1に伝達さ
れる。これらに対応する下位の桁N−1からの桁
上げビツトC10,C20およびC30を桁上げ
保管加算器A8″が受け取る。これらの補数桁上
げビツトは、部分積が、部分積加算器の第1段に
印加されてからわずか1つの回路遅延を経るだけ
で、A8″の入力に到着する。和ビツトS11,
S21、およびS31は、部分積が第1段に印加
されてから2つの回路遅延を経た後に、桁上げ保
管加算器A6″の入力に到着する。 同様にして、部分積P10,P11、およびP
12は桁上げ保管加算器A4″に印加され、A
4″は補数桁上げC41および真数和S41を発
生する。部分積P13,P14およびP15は桁
上げ保管加算器A5″に印加され、A5″は補数桁
上げC51および真数和S51を発生する。S4
1,S51、および最上位の部分積P16が桁上
げ保管加算器A17″に印加される。桁上げ保管
加算器A1″,A2″,A3″,A4″、およびA
5″は第8図の部分積加算器の第1段を構成する。 また桁上げ保管加算器A6″,A7″,A8″お
よびA9″は第8図の部分積加算器の第2段を構
成する。桁上げ保管加算器A9″は下位のビツト
桁N−1から2つの補数桁上げビツトC40およ
びC50を受け取る。A9″は補数和S91を発
生するために1つのEXOR論理機能を用いてい
る。A9″へ印加される2つの桁上げビツトC4
0およびC50はいずれも補数であるから、A
9″によつて発生される桁上げC91は真数であ
る。桁上げ保管加算器A9″の桁上げ発生回路は、
1つの2入力NAND論理機能を有する。 部分積が部分積加算器の第1段に印加されてか
ら4つの回路遅延を経た後に、桁上げ保管加算器
A6″の和出力S61および桁上げ保管加算器A
7″の和出力S71が発生される。S61および
S71は次に、本発明に従つて部分積加算器の第
3段をスキツプして第4段の加算器A12″に直
接印加される。部分積加算器の第3段は、桁上げ
保管加算器A10″およびA11″によつて構成さ
れる。これらは前段で少ない回路遅延を経たオペ
ランドを受け取る。桁上げ保管加算器A8″の和
ビツト出力S81は、部分積が部分積加算器の第
1段に印加されてから3つの回路遅延を経た後
に、桁上げ保管加算器A10″の入力に印加され
る。補数桁上げビツトC60およびC70は、部
分積が部分積加算器の第1段に印加されてから3
つの回路遅延を経た後に、桁上げ保管加算器A1
0″の入力に印加される。和ビツトS101は桁
上げ保管加算器A10″の出力である。和ビツト
S101は、部分積が部分積加算器の第1段に印
加されてから5つの回路遅延を経た後に、第4段
の桁上げ保管加算器A13″の入力に印加される。
第3段の桁上げ保管加算器A11″の出力である
和ビツトS111もまた同様である。更に桁上げ
ビツトC110もまた、部分積が部分積加算器の
第1段に印加されてから5つの回路遅延を経た後
に、第4段の桁上げ保管加算器A13″の入力に
印加される。こうして桁上げ保管加算器A13″
の出力である和ビツトS131は部分積の第1段
から7つの回路遅延を経過することになる。これ
に対して、和ビツトS121は6つの回路遅延を
経過する。和ビツトS121は第4段の桁上げ保
管加算器A12″によつて出力される真数和であ
る。このことは、第4段の桁上げ保管加算器A1
3″の和出力S131を第6段の桁上げ保管加算
器A15″の入力に直接印加することができると
いうようにもう1つの段階スキツプ動作を可能に
する。その一方では、6つの回路遅延を経た、第
4段の桁上げ保管加算器A12″の真数和出力S
121が、5つの回路遅延を経た桁上げビツトC
120および6つの回路遅延を経た真数桁上げビ
ツトC130と共に、第5段の桁上げ保管加算器
A14″の入力に直接印加される。桁上げ保管加
算器A14″は和ビツトS141を発生する。和
ビツトS141は部分積の第1段から8つの回路
遅延を経過する。以上のように、16ビツトの部分
積加算器では2つのスキツプ動作が遂行される。 最後に、補数和ビツトS141、捕数和ビツト
S131、および補数桁上げビツトC140が桁
上げ保管加算器A15″の入力に印加される。補
数桁上げC140は部分積の第1段から7つの回
路遅延を経過してきている。桁上げ保管加算器A
15″の出力である和ビツトS151は部分積の
第1段から10の回路遅延を経ている。桁上げ保管
加算器A15″からの桁上げビツトC151は部
分積の第1段から9つの回路遅延を経ている。こ
れに対して、16ビツト乗算器のための通常の部分
積加算器の編成においては12の回路遅延が必要と
される。和ビツトS151および桁上げ結果C1
51は次に通常の方法で桁上げ伝達加算器におい
て加算されて、16の部分積P1ないしP16の最
終積を発生する。 以上に示されるように、部分積加算器系におい
ていくつかの加算器段をスキツプするために、桁
上げ保管加算器の補数桁上げ出力を使用すれば、
乗算器での部分積加算の遂行に必要な時間および
回路の大幅な節約ができる。
【表】
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図は通常の8ビツトの乗算機構の部分積加
算器における1つのビツト桁をあらわすブロツク
図、第2図は本発明に従つた8ビツトの乗算機構
の部分積加算器における1つのビツト桁をあらわ
すブロツク図、第3図は補数桁上げビツト出力を
供給するための論理回路図、第4図は真数和ビツ
ト出力を供給するための論理論理回路図、第5図
は第2図の桁上げ保管加算器A1ないしA5、お
よびA7のブロツク図、第6図は第2図の桁上げ
保管加算器A6のブロツク図、第7図はFET桁
上げ発生器の回路図、第8図は本発明に従つた16
ビツトの乗算機構の部分積加算器における1つの
ビツト桁をあらわすブロツク図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも4段構成の桁上げ保管加算器を含
    み、各段の和出力を先行桁からの桁上げ出力と共
    に次の段へ供給することによつて部分積を加算す
    る乗算装置にして、 (a) 第1段において、第1、第2及び第3の部分
    積からのそれぞれの対応ビツトを受け取るため
    の3つの入力と、該部分積の受け取りから1つ
    分の遅延の後第1の補数桁上げビツトを出力し
    2つ分の遅延の後第1の和ビツトを出力するた
    めの2つの出力とを有する第1の桁上げ保管加
    算器と、 (b) 前記第1段において、第4、第5及び第6の
    部分積からのそれぞれの対応ビツトを受け取る
    ための3つの入力と、該部分積の受け取りから
    1つ分の遅延の後第2の補数桁上げビツトを出
    力し2つ分の遅延の後第2の和ビツトを出力す
    るための2つの出力とを有する第2の桁上げ保
    管加算器と、 (c) 前記第1段において、少なくとも第7及び第
    8の部分積からのそれぞれの対応ビツトを受け
    取るための3つの入力と、該部分積の受け取り
    から1つ分の遅延の後第3の補数桁上げビツト
    を出力し2つ分の遅延の後第3の和ビツトを出
    力するための2つの出力とを有する第3の桁上
    げ保管加算器と、 (d) 第2段において、前記第1、第2及び第3の
    和ビツト出力を受け取るための3つの入力と、
    前記部分積の受け取りから3つ分の遅延の後第
    4の補数桁上げビツトを出力し4つ分の遅延の
    後第4の和ビツトを出力するための2つの出力
    とを有する第4の桁上げ保管加算器と、 (e) 前記第2段において、先行桁からの第1、第
    2及び第3の補数桁上げビツト出力を受け取る
    ための3つの入力と、前記部分積の受け取りか
    ら2つ分の遅延の後第5の桁上げビツトを出し
    3つ分の遅延の後第5の補数和ビツトを出力す
    るための2つの出力とを有する第5の桁上げ保
    管加算器と、 (f) 第3段において、前記第5の補数和ビツト出
    力、ならびに先行桁からの第4の補数桁上げビ
    ツト出力及び第5の桁上げビツト出力を受け取
    るための3つの入力と、前記部分積の受け取り
    から4つ分の遅延の後第6の桁上げビツトを出
    力し5つ分の遅延の後第6の和ビツトを出力す
    るための2つの出力を有する第6の桁上げ保管
    加算器と、 (g) 第4段において、前記第4の和ビツト出力、
    前記第6の和ビツト出力、及び先行桁からの第
    6の桁上げビツト出力を受け取る3つの入力
    と、第7の補数桁上げビツト及び第7の和ビツ
    トを出力するための2つの出力とを有する第7
    の桁上げ保管加算器と、 を有することを特徴とした乗算装置。
JP58180865A 1982-12-15 1983-09-30 乗算装置 Granted JPS59114634A (ja)

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JPS635774B2 true JPS635774B2 (ja) 1988-02-05

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EP0113391A3 (en) 1986-05-28
EP0113391B1 (en) 1988-06-15
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