JPS6364010B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6364010B2 JPS6364010B2 JP56018001A JP1800181A JPS6364010B2 JP S6364010 B2 JPS6364010 B2 JP S6364010B2 JP 56018001 A JP56018001 A JP 56018001A JP 1800181 A JP1800181 A JP 1800181A JP S6364010 B2 JPS6364010 B2 JP S6364010B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- water
- voltage
- power transmission
- transmission line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Non-Insulated Conductors (AREA)
- Insulators (AREA)
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、雨滴付着に起因するコロナ騒音の
発生を防止した架空送電線線路に関するものであ
る。
発生を防止した架空送電線線路に関するものであ
る。
周知のように、架空送電線線路の表面に雨水が
粒(水玉)状の水滴となつて付着すると、線路表
面の電界強度が不均一となつて部分的に電位傾度
が高まり、コロナ放電に伴うオーデイブルノイズ
(可聴騒音)が生じることになる。このオーデイ
ブルノイズ抑制のために従来より種々の研究がな
されており、そしてそれらの中でも取り分け雨水
が粒状に付着するのを防止するよう線路表面を特
殊処理したものにおいては相当のノイズ抑制効果
が期待できるものであるが、しかし従来はその対
策をもつぱら送電線導体のみを対象としてしか講
じていなかつたため、近年需用の高まりつつある
UHV線路等においては問題の根本的解決に至ら
ないものであつた。
粒(水玉)状の水滴となつて付着すると、線路表
面の電界強度が不均一となつて部分的に電位傾度
が高まり、コロナ放電に伴うオーデイブルノイズ
(可聴騒音)が生じることになる。このオーデイ
ブルノイズ抑制のために従来より種々の研究がな
されており、そしてそれらの中でも取り分け雨水
が粒状に付着するのを防止するよう線路表面を特
殊処理したものにおいては相当のノイズ抑制効果
が期待できるものであるが、しかし従来はその対
策をもつぱら送電線導体のみを対象としてしか講
じていなかつたため、近年需用の高まりつつある
UHV線路等においては問題の根本的解決に至ら
ないものであつた。
すなわち、UHV線路は電力需用の激増に鑑み
送電線1相当りの電流容量および送電電圧を著し
く増大させたものであり、そのため従来に較べて
より多くの本数の分割素導体群を有する大型の線
路構成となると共に、これに伴い各種大型の付属
品類が数多く使用されるものであるにもかかわら
ず、送電線の本線導体のみにしか水滴防止対策が
施されていないので、例えばスペーサやダンパ等
の高圧充電部表面への水滴付着により、その部分
において電位傾度が著しく高くなり、これがため
にコロナ放電に伴うオーデイブルノイズが発生す
ることになるものであつた。
送電線1相当りの電流容量および送電電圧を著し
く増大させたものであり、そのため従来に較べて
より多くの本数の分割素導体群を有する大型の線
路構成となると共に、これに伴い各種大型の付属
品類が数多く使用されるものであるにもかかわら
ず、送電線の本線導体のみにしか水滴防止対策が
施されていないので、例えばスペーサやダンパ等
の高圧充電部表面への水滴付着により、その部分
において電位傾度が著しく高くなり、これがため
にコロナ放電に伴うオーデイブルノイズが発生す
ることになるものであつた。
この発明は前述の欠点を排除したオーデイブル
ノイズ抑制型架空送電線線路を提供することを目
的とするものである。
ノイズ抑制型架空送電線線路を提供することを目
的とするものである。
次にこの発明を図示の例によつて詳細に説明す
る。
る。
第1図および第2図はこの発明の一実施例を示
すものであつて、多導体送電線を構成する多数本
の分割素導体2Aの端部が引留クランプ3A、連
結金具3B、ヨーク3C、耐張碍子連7Aを介し
て耐張鉄塔1Aに耐張支持され、その耐張鉄塔1
Aを中心とした左右の送電線が引留クランプ3A
間を連結したジヤンパ導体2Bによつて互いに電
気的に接続され、また前記分割素導体2Aの長手
方向の中間部が懸垂クランプ3D、懸垂碍子連7
Bを介して懸垂鉄塔1Bに懸吊支持され、かつ各
分割素導体2Aが両鉄塔1A,1B間の径間部に
おいて相互に所定の間隔を保持するようにスペー
サ3Eによつて連結され、さらに任意の分割素導
体2Aにアーマーロツド3Fを介してダンパ3G
が取付けられて架空送電線線路が形成されてお
り、そして前記各分割素導体2A、ジヤンパ導体
2B等の高圧電気導体2および引留クランプ3
A、連結金具3B、ヨーク3C、懸垂クランプ3
D、スペーサ3E、アーマーロツド3F、ダンパ
3Gならびにジヤンパ導体部の各種金属部品類3
H等の前記高圧電気導体2と同電位にある総ての
高圧導電体部材3の表面が、第2図に示すように
微細な凹凸粗状面4とされ、かつその粗状面4の
上に親水性皮膜5が形成され、さらにその親水性
皮膜5の上に水溶性被覆6が設けられている。
すものであつて、多導体送電線を構成する多数本
の分割素導体2Aの端部が引留クランプ3A、連
結金具3B、ヨーク3C、耐張碍子連7Aを介し
て耐張鉄塔1Aに耐張支持され、その耐張鉄塔1
Aを中心とした左右の送電線が引留クランプ3A
間を連結したジヤンパ導体2Bによつて互いに電
気的に接続され、また前記分割素導体2Aの長手
方向の中間部が懸垂クランプ3D、懸垂碍子連7
Bを介して懸垂鉄塔1Bに懸吊支持され、かつ各
分割素導体2Aが両鉄塔1A,1B間の径間部に
おいて相互に所定の間隔を保持するようにスペー
サ3Eによつて連結され、さらに任意の分割素導
体2Aにアーマーロツド3Fを介してダンパ3G
が取付けられて架空送電線線路が形成されてお
り、そして前記各分割素導体2A、ジヤンパ導体
2B等の高圧電気導体2および引留クランプ3
A、連結金具3B、ヨーク3C、懸垂クランプ3
D、スペーサ3E、アーマーロツド3F、ダンパ
3Gならびにジヤンパ導体部の各種金属部品類3
H等の前記高圧電気導体2と同電位にある総ての
高圧導電体部材3の表面が、第2図に示すように
微細な凹凸粗状面4とされ、かつその粗状面4の
上に親水性皮膜5が形成され、さらにその親水性
皮膜5の上に水溶性被覆6が設けられている。
上記構成の架空送電線線路において、高圧電気
導体2および高圧導電体部材3は、凹凸粗状面4
上に形成されている親水性皮膜5が、水溶性皮膜
6により覆われて保護されているので送電線の延
線架設作業およびそれに対する付属品類の取付け
作業時等に、油類や汚染物質が親水性皮膜5の表
面に付着してその皮膜5が疎水性化してしまうの
を確実に防止することができ、かつ上記水溶性被
覆6が降雨時に雨水に溶解して洗い流されて親水
性皮膜5が高圧電気導体2および高圧導電体部材
3の最外層面として露出することになるものであ
る。そして以後の架線状態においては、表面積を
収縮して球状に盛り上がらんとする雨水の表面張
力が上記親水性皮膜5の有する水分子との親和作
用によつて減殺されると共に、微細な凹凸粗状面
4の有する毛細管現象によつて雨水の周囲への流
動拡散が積極的に促されることにより、高圧電気
導体2および高圧導電体部材3の表面に雨水が粒
状の水滴となつて付着することが効果的に阻止さ
れ、それらの表面が一様な水濡れ状態となるもの
である。
導体2および高圧導電体部材3は、凹凸粗状面4
上に形成されている親水性皮膜5が、水溶性皮膜
6により覆われて保護されているので送電線の延
線架設作業およびそれに対する付属品類の取付け
作業時等に、油類や汚染物質が親水性皮膜5の表
面に付着してその皮膜5が疎水性化してしまうの
を確実に防止することができ、かつ上記水溶性被
覆6が降雨時に雨水に溶解して洗い流されて親水
性皮膜5が高圧電気導体2および高圧導電体部材
3の最外層面として露出することになるものであ
る。そして以後の架線状態においては、表面積を
収縮して球状に盛り上がらんとする雨水の表面張
力が上記親水性皮膜5の有する水分子との親和作
用によつて減殺されると共に、微細な凹凸粗状面
4の有する毛細管現象によつて雨水の周囲への流
動拡散が積極的に促されることにより、高圧電気
導体2および高圧導電体部材3の表面に雨水が粒
状の水滴となつて付着することが効果的に阻止さ
れ、それらの表面が一様な水濡れ状態となるもの
である。
なお、この発明を実施する場合、高圧電気導体
2および高圧導電体部材3の表面の微細な凹凸粗
状面4は、これをシヨツトブラスト、サンドブラ
ストなどのブラスト処理やスチールワイヤ、スチ
ールウールなどによる研磨処理等の機械的方法あ
るいはフツ化水素酸、フツ化ナトリウム、フツ化
アンモニウム、塩酸などのエツチン剤水溶液を用
いる浸漬処理等の化学的方法によつて形成するこ
とができ、そしてその表面粗さは通常数μ前後と
するのが好ましい。また凹凸粗状面4上の親水性
皮膜5は、粗状面4に沸騰水、加圧水蒸気、アン
モニアやアミン類を添加した水蒸気などを吹付け
るか、粗状面4が形成された材料をそれらの雰囲
気中に浸漬するか、または前記粗状面4を陽極酸
化するか、あるいはクロメート処理するか等によ
るベーマイト皮膜または陽極酸化皮膜あるいはク
ロメート皮膜等として得ることができ、さらに親
水性皮膜5上の水溶性被覆6は、付着する油類等
の汚染物質を水中に溶解または0/W型のエマル
ジヨン化させ得る陰イオン性や非イオン性の水溶
性界面活性剤を塗布、浸漬等の方法で親水性皮膜
5の上に付着させるか、ポリビニールアルコール
やセルロース等の水溶性樹脂を浸漬、吹付け等の
方法で親水性皮膜5の上に付着させるなどして得
ることができる。
2および高圧導電体部材3の表面の微細な凹凸粗
状面4は、これをシヨツトブラスト、サンドブラ
ストなどのブラスト処理やスチールワイヤ、スチ
ールウールなどによる研磨処理等の機械的方法あ
るいはフツ化水素酸、フツ化ナトリウム、フツ化
アンモニウム、塩酸などのエツチン剤水溶液を用
いる浸漬処理等の化学的方法によつて形成するこ
とができ、そしてその表面粗さは通常数μ前後と
するのが好ましい。また凹凸粗状面4上の親水性
皮膜5は、粗状面4に沸騰水、加圧水蒸気、アン
モニアやアミン類を添加した水蒸気などを吹付け
るか、粗状面4が形成された材料をそれらの雰囲
気中に浸漬するか、または前記粗状面4を陽極酸
化するか、あるいはクロメート処理するか等によ
るベーマイト皮膜または陽極酸化皮膜あるいはク
ロメート皮膜等として得ることができ、さらに親
水性皮膜5上の水溶性被覆6は、付着する油類等
の汚染物質を水中に溶解または0/W型のエマル
ジヨン化させ得る陰イオン性や非イオン性の水溶
性界面活性剤を塗布、浸漬等の方法で親水性皮膜
5の上に付着させるか、ポリビニールアルコール
やセルロース等の水溶性樹脂を浸漬、吹付け等の
方法で親水性皮膜5の上に付着させるなどして得
ることができる。
この発明によれば、各鉄塔間にわたつて架線さ
れている送電線導体のみならず耐張鉄塔部におけ
るジヤンパ導体をも含めた総ての高圧電気導体2
の表面およびこれと同電位にある引留クランプ、
連結金具、ヨーク、懸垂クランプ、スペーサ、ア
ーマーロツド、ダンパならびにジヤンパ導体部の
各種金属部品類等の総ての高圧導電体部材3の表
面に、微細な凹凸粗状面4とその上に設けられた
親水性皮膜5とからなる水滴付着防止処理が施さ
れ、かつその上に水溶性被覆6が設けられている
ので、架設工事作業中に付着した油類等によつて
高圧電気導体2および高圧導電体部材3の表面が
例え汚染状態となつたとしても、降雨時にその油
類等の汚染物を雨水に溶解する水溶性被覆6と共
に高圧電気導体2および高圧導電体部材3の表面
から離脱除去させて、前記油類等による汚染の恐
れのない、つまり所期の水滴付着防止作用を何等
損うことのない状態に維持された親水性皮膜5を
高圧電気導体2および高圧導電体部材3の最外層
面として露出させることができ、したがつて送電
線導体は勿論のこと、ジヤンパ導体や種々の高圧
導電体部材に対して雨水がコロナ放電の要因とな
る粒状の水滴となつて付着するのを効果的に阻止
し、架空送電線線路全体としてオーデイブルノイ
ズの発生を有効に防止することができるものであ
る。
れている送電線導体のみならず耐張鉄塔部におけ
るジヤンパ導体をも含めた総ての高圧電気導体2
の表面およびこれと同電位にある引留クランプ、
連結金具、ヨーク、懸垂クランプ、スペーサ、ア
ーマーロツド、ダンパならびにジヤンパ導体部の
各種金属部品類等の総ての高圧導電体部材3の表
面に、微細な凹凸粗状面4とその上に設けられた
親水性皮膜5とからなる水滴付着防止処理が施さ
れ、かつその上に水溶性被覆6が設けられている
ので、架設工事作業中に付着した油類等によつて
高圧電気導体2および高圧導電体部材3の表面が
例え汚染状態となつたとしても、降雨時にその油
類等の汚染物を雨水に溶解する水溶性被覆6と共
に高圧電気導体2および高圧導電体部材3の表面
から離脱除去させて、前記油類等による汚染の恐
れのない、つまり所期の水滴付着防止作用を何等
損うことのない状態に維持された親水性皮膜5を
高圧電気導体2および高圧導電体部材3の最外層
面として露出させることができ、したがつて送電
線導体は勿論のこと、ジヤンパ導体や種々の高圧
導電体部材に対して雨水がコロナ放電の要因とな
る粒状の水滴となつて付着するのを効果的に阻止
し、架空送電線線路全体としてオーデイブルノイ
ズの発生を有効に防止することができるものであ
る。
第1図はこの発明の一実施例を示す概略側面
図、第2図はこの発明を実施した高圧電気導体お
よび高圧導電体部材の表面状態を拡大して示した
説明図である。 図において、1(1A,1B)は鉄塔、2(2
A,2B)は高圧電気導体、3(3A,3B……
3H)は高圧導電体部材、4は凹凸粗状面、5は
親水性皮膜、6は水溶性被覆である。
図、第2図はこの発明を実施した高圧電気導体お
よび高圧導電体部材の表面状態を拡大して示した
説明図である。 図において、1(1A,1B)は鉄塔、2(2
A,2B)は高圧電気導体、3(3A,3B……
3H)は高圧導電体部材、4は凹凸粗状面、5は
親水性皮膜、6は水溶性被覆である。
Claims (1)
- 1 鉄塔1間にわたつて架線されている架空送電
線線路において、高圧電気導体2およびこれと同
電位にある高圧導電体部材3の表面が微細な凹凸
粗状面4とされ、かつその粗状面4の上に親水性
皮膜5が形成され、さらにその親水性皮膜5の上
に水溶性皮膜6が設けられていることを特徴とす
る架空送電線線路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56018001A JPS57132719A (en) | 1981-02-12 | 1981-02-12 | Aerial transmission line |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56018001A JPS57132719A (en) | 1981-02-12 | 1981-02-12 | Aerial transmission line |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57132719A JPS57132719A (en) | 1982-08-17 |
| JPS6364010B2 true JPS6364010B2 (ja) | 1988-12-09 |
Family
ID=11959460
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56018001A Granted JPS57132719A (en) | 1981-02-12 | 1981-02-12 | Aerial transmission line |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57132719A (ja) |
-
1981
- 1981-02-12 JP JP56018001A patent/JPS57132719A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57132719A (en) | 1982-08-17 |
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