Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JPS6364997B2 - - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JPS6364997B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6364997B2
JPS6364997B2 JP21828283A JP21828283A JPS6364997B2 JP S6364997 B2 JPS6364997 B2 JP S6364997B2 JP 21828283 A JP21828283 A JP 21828283A JP 21828283 A JP21828283 A JP 21828283A JP S6364997 B2 JPS6364997 B2 JP S6364997B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thread
threading
sewing machine
lever
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP21828283A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60111688A (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP21828283A priority Critical patent/JPS60111688A/ja
Publication of JPS60111688A publication Critical patent/JPS60111688A/ja
Publication of JPS6364997B2 publication Critical patent/JPS6364997B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、上糸を針の目孔に自動的に挿通す
る糸通し部材を有するミシンにおいて、前記糸通
し部材の操作に連動して、前記上糸を所定の糸供
給経路に沿つて糸掛けし得るミシンの自動糸通し
装置に関するものである。
従来技術とその解決課題 ミシンを使用して布地を縫製する場合は、糸駒
から操出した上糸を縫針の目孔に通すに先立ち、
予め定められた順序で前記上糸を、糸調子装置、
糸取りばね体および天秤等の各部材に順次掛け渡
して行く糸掛け操作が必要とされる。しかしこの
糸掛け操作は、前述の如く所定の順序に従う必要
があるため手数が繁雑であり、偶にしかミシンを
使わない使用者は、その糸掛け手順につきミシン
操作の都度、取扱説明書を参照しなければならな
い欠点があつた。
なお最近は、上糸を縫針の目孔に簡単に通すこ
とのできる糸通し部材を備えたミシンが商品化さ
れているが、この糸通し部材は、単に上糸を縫針
の目孔に挿通する補助機能を有するだけであつ
て、糸供給経路に設けた糸調子皿や糸取りばね体
等への糸掛け操作を容易かつ簡略化するものでは
ない。この点に関し本件出願人は、機械的な連動
動作により糸掛けを所定の順序に従つてなし得る
ミシンの自動糸通し装置を開発し、これにつき別
途特願昭57―204249号として特許出願を行なつ
た。この特許出願に係る発明は、従来の手操作に
代えて、糸掛け操作を機械動作により確実に達成
し得るようにした点において高く評価できるが、
その反面として、機構が複雑であつてなお改良の
余地が残されていた。
発明の目的 この発明は、前述したミシンの糸掛け操作に際
し、面倒な手作業を操作者に課している実情に鑑
み、当該欠点を好適に解決するべく案出されたも
のであつて、上糸を縫針の目孔に自動的に挿通さ
せる糸通し部材を備えたミシンにおいて、前記糸
通し部材を動作させる操作と連動的に、上糸を予
め定められた経路に沿い引き出して、糸調子装
置、糸取りばね体および天秤等の各部材に糸掛け
を確実になし得る簡単な構成に係る自動糸通し装
置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 前記課題を克服し、所期の目的を達成するため
本発明は、上糸供給源から糸調子装置、糸取りば
ね体および天秤を経て縫針の目孔に向かう糸供給
経路を介して供給された上糸を、この目孔に通す
ために所定の糸通し運動可能な糸通し部材を備え
たミシンにおいて、 ミシン機枠上における前記糸調子装置並びに糸
取りばね体の配設位置および前記天秤の所定の停
止位置を夫々通る経路の形状に対応した形状の案
内面が形成され、かつ前記ミシン機枠に固定され
た案内体と、 前記上糸供給源からの上糸を捕捉する捕捉部が
形成され、前記案内面に沿う糸掛け運動可能な糸
捕捉部材と、 ミシン機枠上で移動操作可能に装着された1つ
の操作体と、 前記操作体の操作に従つて、前記糸掛け運動並
びに糸通し運動を前記糸捕捉部材および糸通し部
材に付与するために、操作体と前記両部材とを作
動的に連結する連結部材とから構成したことを特
徴とする。
実施例 次に、本発明に係るミシンの自動糸通し装置に
つき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照し
ながら以下説明する。
(ミシンの基本構造について) 図において参照符号10はミシン機枠を示し、
このミシン機枠10における頭部に、面板12が
着脱自在に装着されている。なお図示しないが、
ミシン機枠10の一部を構成する上方アーム14
の上面に糸立て棒が直立配置され、この糸立て棒
に挿通支持した糸駒が上糸供給源となる。
第1図に示す如く、アーム14の前方端面に所
要形状を有する取付板16が固定され、この取付
板16の左上端部および背面部に、夫々公知の糸
案内18および糸調子皿20が配設されている。
前記糸案内18は、取付板16の左肩部に沿う案
内溝22aを形成する糸案内板22と、この糸案
内板22の面部に弾力当接して前記案内溝22a
の閉成端を閉塞する弾性板24とから構成され、
前記糸供給源から操出された上糸26は、案内溝
22aを経た後、糸案内板22と弾性板24との
間を通過して右方へ引出される。なお糸調子皿2
0は、糸案内18から到来する上糸26を挾持し
て該上糸26に適度の張力を付与するものであ
る。
第1図において、取付板16の右上部前方に天
秤28が揺動自在に枢支され、図示しないベルク
ランク機構を介して所要の糸引上げ運動が付与さ
れるようになつている。この天秤28は、上糸2
6を挿通係止させるためのスリツト28aを有
し、このスリツト28aは、針棒30を引上げて
加工布の縫製を待機している初期状態において、
該スリツトの開口始端となる天秤先端を斜め右上
方に指向させ、かつ取付板16の水平頂部より若
干突出させる位置に設定されている。
同じく第1図において、前記取付板16の中間
部でかつ右下方に、適宜の弾性線材を所要形状に
折曲してなる糸取りばね体32が固定されてい
る。この糸取りばね体32の開放端部32aは、
後述する糸捕捉部材60における捕捉部60aが
移動する際の通過軌跡に臨んでおり、一連の糸掛
けおよび糸通し動作の終期付近で上糸26を引張
ることによつて、該上糸26が糸取りばね体32
に掛着されるようになつている。そして前述した
糸調子皿20、天秤28および糸取りばね体32
における各糸掛け部位をもつて一連の糸供給経路
が形成され、この経路は更に縫針42の目孔40
にまで続く。なお第1図において、符号96は糸
案内を示し、上糸26はその折曲部96aに沿つ
て下方へ案内される。また符号98は、別の糸案
内を指示する。
(針棒および糸通し部材について) ミシン頭部の内部には、針棒支枠36が支軸3
8(第2図)により揺動自在に軸支されて垂下
し、この針棒支枠36に針棒30が上下動自在に
挿通支持されている。この針棒30の下端には、
目孔40を有する縫針42が、針抱き44を介し
て取付けられている。更に該針棒支枠36には、
第1図において手前側に位置して糸通し棒46が
上下動自在に挿通支持され、この糸通し棒46は
圧縮ばね(図示せず)により常時下方に向けて付
勢されると共に、その下端部に糸掛け48aおよ
びフツク48bを備えた糸通し部材48が固定さ
れている。
この糸通し棒46は、引張ばね50により常に
上方に引張付勢された半円筒状の糸通し作動部材
52に摺動自在に内挿され、当該部材52の外周
に斜めに穿設したスロツト54に、前記糸通し棒
46に直交挿通したピン56の一部が嵌挿されて
いる。そして糸通し作動部材52を、後述する操
作体62により下方へ押圧付勢すれば、前記糸通
し棒46は、糸通し作動部材52と共に所定スト
ロークだけ垂直に降下(軸周りに回動することな
く)し、次いで前記ピン56とスロツト54との
カム作用下に中心軸線の周りを時計方向に回動し
て、前記糸通し部材48に針目孔40への糸通し
運動を付与する。なお、前述した糸通し棒46、
糸通し部材48および糸通し作動部材52から構
成される糸通し機構については、本件出願人の別
の出願に係る実開昭54―43878号公報に詳細に開
示されている。
(糸掛け機構について) 次に、本実施例の要旨をなす糸掛け機構の詳細
につき説明する。この糸掛け機構は、糸供給経
路と対応する形状に設定した案内面58aを有す
る板状案内体58と、前記上糸26を捕捉し案
内面58aに沿つて糸掛け運動を行なう糸捕捉部
材60と、ミシン機枠10上に移動操作可能に
装着された操作体62と、前記操作体62と糸
捕捉部材60および糸通し部材48とを作動的に
連結して糸掛け運動および糸通し運動を行なわせ
る連結部材64とから基本的に構成される。
〔案内体58について〕 符号58で示す案内体は、第1図および第2図
に示す如く、ミシン機枠10の頭部に装着した面
板12の内部所定位置に、ねじ66,66を介し
て垂直に取付けた板体で構成され、この案内体5
8には、後述する糸捕捉部材60の先端に設けた
捕捉部60aに所要の糸掛け運動を付与するため
の案内面58aが形成されている。すなわち案内
面58aは、殊に第1図から判明する如く、前記
天秤28の所定の停止位置(針棒30が上昇限界
近傍に達して縫製開始を待機している位置)、ミ
シン機枠10に設けた前記糸調子皿20および糸
取りばね体32の配設位置を順に経由する屈曲形
状と略相似的に対応した形状の抜き溝として形成
されている。なお、前記の天秤28、糸調子皿2
0および糸取りばね体32を順に経由する屈曲形
状を、第5図に、後述する捕捉部60aが辿る軌
跡として2点鎖線で示す。
〔糸捕捉部材60について〕 第4図に全体形状を明確に示す糸捕捉部材60
は、その上部自由端に特殊な形状をなす捕捉部6
0aが一体的に形成されて、上糸供給源から到来
する上糸26の捕捉を容易化している。また下部
自由端は、後述する糸通しスライダ68に取付け
られ、該スライダ68を前記案内体58の案内面
58aに挿入することにより、該糸捕捉部材60
を案内面58aに沿つて移動させ得るようになつ
ている。すなわち第3図および第7図に示す如
く、前記取付板16より左方に位置するミシン機
枠10に支持板72がねじ74で垂直に固定さ
れ、逆「く」字状をなす回動レバー76の下端部
が、前記支持板72に支持軸78を介して軸支さ
れ、所定中心角内で垂直旋回自在となつている。
なお前記支持軸78には、第4図および第7図
に示す如く捩りばね80が挿通支持され、該ばね
80の両端部は支持板72と回動レバー76の一
端部との間に弾力的に係着されて、該回動レバー
76を常には第1図および第5図に示す実線位置
に保持するよう持上げ付勢している。すなわち該
捩りばね80は、前記糸捕捉部材60の捕捉部6
0aが、糸調子皿20、糸取りばね体32および
天秤28の内の何れよりも前記上糸供給源に最も
近い糸供給経路中の位置の近傍であつて、かつ糸
供給経路から外れた所定位置に位置するように、
前記回動レバー76を常時上方に付勢するもので
ある。この回動レバー76は、これを第1図に示
す如く支持板72に軸支した状態において、その
他方の自由端部76aに、前記案内体58の案内
面58aと交差する方向に延在する長溝82が穿
設されている。そして、後述する糸通しスライダ
68のガイド軸70が、この長溝82および案内
体58の案内面58aに共通的に挿通されるよう
になつている。
〔糸通しスライダ68について〕 糸通しスライダ68は、第4図に示す如く、ブ
ロツク状の基体68aと、その左右側面に固着し
た一対の抱持板68a,68bと、前記基体68
aの基部前面に水平に突設したガイド軸70とか
らなり、各抱持板68bはその自由端部を基体6
8aの前方内方へ直角に折曲させて、基体前面と
の間に前記回動レバー76の板厚に相当する間隙
を保持している。この糸通しスライダ68は、第
7図に示すように、その基体68aを回動レバー
76における自由端部76aの背面に位置させ、
前記一対の抱持板68b,68bにより該自由端
部76aを両側部から抱持するように嵌挿するこ
とにより、当該スライダ68は回動レバー76に
対し摺動自在に支持される。糸通しスライダ68
の前記ガイド軸70は、その先端が截頭円錐状に
形成されると共に外周に凹溝70aが周設され、
該スライダ68を回動レバー76に挿通支持した
状態において、前記長溝82に挿通されて前方へ
突出するようになつている。そして第2図および
第7図に示す如く、前記糸捕捉部材60は、その
下部自由端(第4図に符号60bとして示す)を
糸通しスライダ68の背面に埋設固定されて垂直
に起立している。
〔スライダ68を回動レバー76の長溝下部に常
時引張り付勢する手段について〕 また第4図に示す如く、回動レバー76の本体
部から分岐させたアーム76bに運動伝達ピン9
0がカシメ接続され、このピン90は後述する連
結部材64の下端面と係合離脱自在に当該可能に
なつている。更に、回動レバー76の本体部中央
に後述するばね係着用のピン84が突出固定され
ると共に、該本体部と自由端部76aとの屈曲部
近傍にばね支持ピン86が突出固定されている。
そして第7図に示す如く、前記ばね係着用のピン
84と糸通しスライダ68のガイド軸70(前記
長溝82を介して突出している)との間に引張ば
ね88が弾力的に係着されると共に、この引張ば
ね88は前記ばね支持ピン86に周設した陥凹溝
中に摺動自在に落着している。
従つて、第5図に実線で示す如く、作動前の待
機姿勢において、糸捕捉部材60を固設した糸通
しスライダ68は、引張ばね88の引張り弾力に
より、回動レバー76における長溝82の下部に
常時引張り付勢されている。そして、支持軸78
を中心として回動レバー76を時計方向へ垂直旋
回させれば、該引張ばね88はばね支持ピン86
の陥凹溝に沿つて摺動しつつ引張され、第5図に
2点鎖線で示すように、回動レバー76の長溝8
2に沿つて糸通しスライダ68が摺動移動するの
を許容する。
〔操作体62と連結部材64とについて〕 次に、前記回動レバー76および糸通し部材4
8に所定の糸掛け運動および糸通し運動を行なわ
せる運動伝達機構について説明する。第2図およ
び第4図に示すように、ミシン頭部に装着される
面板12の中央部に所定幅のスリツト92が垂直
に穿設され、このスリツト92に合成樹脂製の摘
み状操作体62が摺動自在に嵌挿されている。こ
の操作体62は、図示の連結部材64を介して前
記回動レバー76および糸通し作動部材52に作
動的に連結される。
すなわち連結部材64は、第4図に斜視状態で
示すように、コ字状に折曲した金属板からなり、
該連結部材64には夫々反対方向に水平に延出す
る舌片64a,64bが一体的に形成されてい
る。そして前記一方の舌片64aは、操作体62
に形成した内方突起部62aに埋設固定され、ま
た前記他方の舌片64bは、前記糸通し作動部材
52の頂部に成形した垂直突片52aの水平切欠
部52bに係着されるようになつている。なお第
4図に示す如く、連結部材64の側方にばね係着
片64cが形成され、このばね係着片64cと面
板12の上部内面とに引張ばね94を弾力的に介
装することにより(第2図参照)、前記操作体6
2および連結部材64は常時上方へ引張り付勢さ
れている。
また第1図および第2図に示すように、連結部
材64が引張ばね94により上方付勢されて静止
している状態において、前記回動レバー76の分
岐アーム76bに設けた運動伝達ピン90は、前
記連結部材64の底面に当接して、該回動レバー
76の上方への位置規制がなされている。すなわ
ち前記操作体62は、第4図および殊に第7図に
示す如く、連結部材64を介して回動レバー76
および糸通し作動部材52に作動的に連結されて
いる。そして該操作体62を下降させることによ
り、公知の如く糸通し作動部材52は、その糸通
し運動を開始する。また回動レバー76は下方へ
の押圧力が付与され、後述するように時計方向に
旋回して、糸通しスライダ68に固設した糸捕捉
部材60に所要の糸掛け運動を付与するべく作動
する。
実施例の作用 次に、このように構成した実施例に係る自動糸
通し装置の作用につき説明する。操作体62に操
作力を加えない初期状態を、第1図,第6図aお
よび第7図に示す。この状態において、回動レバ
ー76は、前記捩りばね80の弾力作用下に支持
軸78を中心として上方へ持上げ付勢され、その
運動伝達ピン90を連結部材64の底面に当接さ
せて上方規制がなされている。これにより糸捕捉
部材60の捕捉部60aは、糸調子皿20、糸取
りばね体32および天秤28の内の何れよりも前
記上糸供給源に近い糸供給経路中の位置の近傍
で、かつ糸供給経路から外れた所定位置に位置し
ている。
また糸通し作動部材52は、前記引張ばね50
により上方へ付勢されて、その上昇限界で静止し
ている。この状態において、糸通しスライダ68
に突設した前記ガイド軸70は、回動レバー76
の長溝82および案内体58の案内面58aに共
通的に挿通されて、第1図に示す案内面58aの
始端に当接位置している。更に針棒30もその上
昇限界付近で停止し、図示しない主軸およびベル
クランクを介して連接された天秤28を、取付板
16の頂面より上方に臨ませて静止している。
この初期状態において、先ず手操作により上糸
26を上糸供給源から繰出して糸案内板22の案
内溝22aに通し、弾性板24との間に挾持させ
た後、糸捕捉部材60の捕捉部60aに手前側か
ら巻掛ける。次いで上糸26をそのまま天秤28
の左側(第1図において)から斜め下方へ降し、
前記糸案内96の折曲部96aを通過して下方の
糸案内98に掛けた後、該上糸を右手で軽く引張
つて緊張させる。この状態で、前記操作体62を
左手で下方へ押圧すれば、操作体62と共に連結
部材64も降下し、該連結部材64に連繋接続し
ている糸通し作動部材52を垂直に降下させて、
その糸通し部材48を縫針42における目孔40
の位置まで到来させる(第6図d参照)。
この操作体62が下降する過程において、第6
図bに示すように、前記連結部材64はその底面
に接触している運動伝達ピン90を介して回動レ
バー76に下方への旋回力を与える。このため回
動レバー76は、捩りばね80の弾力に抗して支
持軸78を中心に時計方向への垂直旋回を開始す
る。すなわち回動レバー76が旋回し始めると、
その自由端部76aも一体的に垂直旋回を行な
う。しかるに、この自由端部76aに摺動自在に
抱持された糸通しスライダ68は、そのガイド軸
70を回動レバー76の長溝82および案内板5
8の案内面58aに共通的に挿通され、その移動
方向の規制がなされている。
従つて操作体62の下降に伴い、前記ガイド軸
70は案内板58の案内面58aの形成輪郭を辿
つて移動する。また当該ガイド軸70は、前述の
如く回動レバー76の長溝82にも挿通されてい
るから、この長溝82に沿う直線摺動も行なう。
このように前記ガイド軸70が、案内板58の案
内面58aを屈曲的に辿ると共に、回動レバー7
6の長溝82に沿う直線摺動も行なう結果とし
て、糸通しスライダ68および該スライダに固設
した糸捕捉部材60の捕捉部60aには、ガイド
軸70の屈曲移動と直線移動とを合成した運動が
付与される。
すなわち、操作体62の下降により、ガイド軸
70は先ず案内板58の案内面58aに沿つて、
第6図bに示す如く斜め右上方に上昇し、これに
より糸通しスライダ68を、回動レバー76の長
溝82に沿つて直線移動させる。これにより、糸
通しスライダ68に固設した糸捕捉部材60の前
記捕捉部60aは、第5図に矢印Aで示す2点鎖
線の位置に到来する。このとき、天秤28のスリ
ツト28aは、その開口始端を斜め右上方に指向
させて取付板16の水平頂部より若干突出させて
いるので、捕捉部60aに掛けた上糸26は該ス
リツト28aに掛け渡される。
操作体62が更に下降すると、第6図cに示す
ように、ガイド軸70は案内板58の案内面58
aの略中間部まで下降し、また糸通しスライダ6
8をレバー長溝82に沿つて更に直線移動させ
る。これにより糸捕捉部材60の捕捉部60a
は、第5図に矢印Bで示す2点鎖線の位置にまで
到来する。そして捕捉部60aに掛けた上糸26
を引張つて、天秤28のスリツト28aに掛け渡
した上糸26を緊張させる。
そして操作体62の下降が終期に達すると、第
6図dおよび第5図の2点鎖線に示すように、ガ
イド軸70は案内面58aの最下端まで下降し、
また糸通しスライダ68をレバー長溝82に沿う
最大限界位置まで直線移動させる。すると、捕捉
部60aは、第5図に矢印Cで示す位置にまで到
来し、捕捉部60aは上糸26を糸調子皿20を
通して前記糸取りばね体32の下方に位置する糸
案内96の下端まで引出す。このように操作体6
2がその下降限界に達した時点で、前記の糸通し
部材48は、糸通し作動部材52のスロツト54
とピン56とのカム作用下に時計方向に水平回動
し、そのフツク48bは縫針42の目孔40中に
挿通されている。従つて、糸通し部材48におけ
る糸通しを行なえつた時点で、上糸26は天秤2
8および糸調子皿20に糸掛けされている。
次に、目孔40への糸通しを越えて操作体62
に対する押圧力を解放すると、引張ばね94の弾
力復帰作用下に、操作体62は原位置へ復帰す
る。また運動伝達ピン90への連結部材64によ
る押圧力が解除される結果、捩りばね80および
回動レバー76とガイド軸70とに介装した引張
ばね88の復元弾力により、前記回動レバー76
は反時計方向に回動して初期状態に復帰する。従
つて糸通しスライダ68およびこれに固定した糸
捕捉部材60は、第5図に示した軌跡を逆に辿つ
て復帰し、これにより上糸26は捕捉部60aか
ら離脱して、前記糸取りばね体32の下方でたる
んだ状態となる。そこで操作者が、前記糸通し部
材48により縫針42の目孔40に糸通しされた
上糸26を引張れば、該上糸26は緊張して自然
に糸取りばね体32に捕捉され、これにより一連
の糸掛けおよび糸通し作業が終了する。なお、こ
の糸掛け終了後の捕捉部60aは、第2図に示す
ように上糸26の上方に非接触で位置するので、
ミシン縫製作業に際し上糸26に干渉することは
ない。
発明の効果 以上説明した如く、本発明に係るミシンの自動
糸通し装置によれば、当該ミシンに具備した糸通
し装置を作動させる操作を行なうに際して、上糸
を捕捉した捕捉部を、糸掛けを必要とする糸調子
皿、天秤および糸取りばね体の近傍を通過させて
確実な糸掛けを行ない、従来繁雑な手操作を要し
ていた糸通し作業を極めて容易になし得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の好適実施例に係る自動糸通
し装置を備えたミシンにおいて、面板を取外した
状態で示すミシン頭部の正面図、第2図は面板を
取付けた状態で示すミシン頭部の一部縦断側面
図、第3図は第2図に示すミシン頭部の一部横断
平面図、第4図は本発明に係る糸掛け機構の概要
を示す分解斜視図、第5図は回動レバーおよび糸
捕捉部材の移動軌跡を示す説明図、第6図a〜第
6図dは、実施例に係る自動糸通し装置を備えた
ミシンを動作させた場合の回動レバーおよび糸捕
捉部材の経時的な動きを示す説明図、第7図は実
施例に係る装置の主要機構の組上がり状態を示す
斜視図である。 10…ミシン機枠、20…糸調子装置、26…
上糸、28…天秤、32…糸取りばね、40…目
孔、42…縫針、48…糸通し部材、58…案内
体、58a…案内面、60…糸捕捉部材、60a
…捕捉部、62…操作体、64…連結部材、76
…回動レバー、76a…自由端部、80…弾性
体、82…長溝。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 上糸供給源から糸調子装置20、糸取りばね
    体32および天秤28を経て縫針42の目孔40
    に向かう糸供給経路を介して供給された上糸26
    を、その目孔40に通すために所定の糸通し運動
    可能な糸通し部材48を備えたミシンにおいて、 ミシン機枠10上における前記糸調子装置20
    並びに糸取りばね体32の配設位置および前記天
    秤28の所定の停止位置を夫々通る経路の形状に
    対応した形状の案内面58aが形成され、かつ前
    記ミシン機枠10に固定された案内体58と、 前記上糸供給源からの上糸を捕捉する捕捉部6
    0aが形成され、前記案内面58aに沿う糸掛け
    運動可能な糸捕捉部材60と、 ミシン機枠10上で移動操作可能に装着された
    1つの操作体62と、 前記操作体62の操作に従つて、前記糸掛け運
    動並びに糸通し運動を前記糸捕捉部材60および
    糸通し部材48に付与するために、操作体62と
    前記両部材60,48とを作動的に連結する連結
    部材64と を含むミシンの自動糸通し装置。 2 前記連結部材64は、ミシン機枠10に枢支
    され前記操作体62の操作力を受けて回動する回
    動レバー76を有し、その回動レバー76の自由
    端部76aには前記案内面58aと交差する方向
    に延びる長溝82が形成され、 前記糸捕捉部材60は、前記案内面58aおよ
    び長溝82に共に係合して糸掛け運動を行なう ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のミ
    シンの自動糸通し装置。 3 前記糸捕捉部材60の捕捉部60aが、前記
    糸調子装置20、糸取りばね体32および天秤2
    8の内の何れよりも前記上糸供給源に最も近い前
    記糸供給経路中の位置の近傍であつて、かつ糸供
    給経路から外れた所定位置に位置するように、前
    記回動レバー76を常時付勢する弾性体80を更
    に含む特許請求の範囲第2項記載のミシンの自動
    糸通し装置。
JP21828283A 1983-11-20 1983-11-20 ミシンの自動糸通し装置 Granted JPS60111688A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21828283A JPS60111688A (ja) 1983-11-20 1983-11-20 ミシンの自動糸通し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21828283A JPS60111688A (ja) 1983-11-20 1983-11-20 ミシンの自動糸通し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60111688A JPS60111688A (ja) 1985-06-18
JPS6364997B2 true JPS6364997B2 (ja) 1988-12-14

Family

ID=16717404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21828283A Granted JPS60111688A (ja) 1983-11-20 1983-11-20 ミシンの自動糸通し装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60111688A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002053822A1 (fr) * 2000-12-27 2002-07-11 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Machine a coudre

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0314145Y2 (ja) * 1985-06-24 1991-03-29
JPS61293494A (ja) * 1985-06-24 1986-12-24 ジャガー株式会社 ミシン

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002053822A1 (fr) * 2000-12-27 2002-07-11 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Machine a coudre
US6981459B2 (en) 2000-12-27 2006-01-03 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Sewing machine
CN100451208C (zh) * 2000-12-27 2009-01-14 兄弟工业株式会社 缝纫机

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60111688A (ja) 1985-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4651660A (en) Sewing machine with an automatic threader
JP3796963B2 (ja) ミシンの糸通し装置
JPS6364997B2 (ja)
JPH0771596B2 (ja) ミシンの糸通し装置
JP2000271372A (ja) ミシンの糸通し装置
JP3797292B2 (ja) 糸案内への糸掛け装置及びこの糸掛け装置を備えたミシン
JP2002191884A (ja) ミシン
JPS6121437B2 (ja)
JP4000851B2 (ja) ミシン
JP2002191886A (ja) ミシン
JPS61265175A (ja) 自動糸通し可能なミシン
JP2002191883A (ja) ミシンの天秤機構
JPS61265186A (ja) ミシンの自動糸掛け装置
JPS61265183A (ja) ミシンの自動糸掛け装置
JPS61265184A (ja) ミシンの自動糸掛け装置
JPS61265174A (ja) 自動糸通し可能なジグザグミシン
JPH057681A (ja) ジグザグミシンの針棒釈放装置
JPS61265172A (ja) 自動糸通し可能なミシン
JPS61265181A (ja) ミシンの自動糸掛け装置
JPS61265182A (ja) 自動糸通し可能なミシン
JPS61265185A (ja) ミシンの自動糸掛け装置
JPS61265177A (ja) 自動糸通し可能なミシン
JPS61265179A (ja) 自動糸通し可能なミシン
JPS61265178A (ja) ミシンの自動糸掛け装置
JPS61265187A (ja) ミシンの自動糸掛け装置