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JPS6365203B2 - - Google Patents
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JPS6365203B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6365203B2
JPS6365203B2 JP17639483A JP17639483A JPS6365203B2 JP S6365203 B2 JPS6365203 B2 JP S6365203B2 JP 17639483 A JP17639483 A JP 17639483A JP 17639483 A JP17639483 A JP 17639483A JP S6365203 B2 JPS6365203 B2 JP S6365203B2
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JP
Japan
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cleaning
polyamide
equipment
acid
washing
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JP17639483A
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、ポリアミドの付着によつて汚れた装
置類を再度使用するために、付着しているポリア
ミドを洗浄除去する方法に関するものであり、さ
らに詳しくは、ポリアミドの付着した装置類に多
価アルコール類と、ジカルボン酸および/または
ジカルボン酸無水物とから主としてなる洗浄液を
180℃以上の温度で接触させることにより、洗浄
力が高く、装置への悪影響がなく、しかも使用後
の洗浄液の処理が容易である洗浄方法に関するも
のである。 ポリアミド繊維等を製造する場合に使用される
製造装置、例えば重合装置、成形装置、紡糸装
置、それらの付属装置は、使用する過程でポリア
ミドが付着して汚れる。この付着したポリアミド
は、ポリアミドの種類あるいはポリアミド組成物
の品種を変更する場合、洗浄除去することが必要
である。また、付着したポリアミドを長期間の運
転で変性して、異物となつて、製品ポリアミドを
汚染することもあり、この場合も洗浄が必要であ
る。 従来、ポリアミド製造装置に付着しているポリ
アミドを洗浄除去するには、アルカリ金属類の硝
酸塩等を高温で溶解させた液中に、装置を浸漬し
て洗浄する方法、高温のサンドに接触させて洗浄
する方法、または高温の希リン酸溶液に接触させ
る方法等が採用されていた。これらの方法は、複
雑かつ精密化しているポリアミド製造装置類を変
形させたり、腐食させたりする欠点があり、さら
に可燃性ガスが発生してアフター処理が必要にな
り、安全上も問題があつた。また、有機溶媒単独
の洗浄液やこれに添加剤を併用した洗浄液も種々
提案されてきているが、洗浄剤としてはまだ不十
分であつたり、あるいは洗浄力は満足するが、添
加剤の中和が必要であつたりする欠点があり、実
用上問題があつた。例えば、ドイツ特許第
1133212号および同第1143375号の明細書では、一
価あるいは多価アルコールを洗浄剤とする方法が
提案されている。この方法は、常圧の場合、ポリ
アミドを溶解する能力が低く、十分に洗浄するた
めには長時間を要するし、また、沸点以上の加圧
にしても常圧より時間は短くなるが、洗浄力はま
だ十分でないという欠点があつた。また、特公昭
51−47477号公報では、多価アルコール類にアル
カリ金属またはアルカリ土類金属の化合物もしく
は、鉱酸を添加した組成物を洗浄剤とする方法を
提案しているが、この方法は使用後の洗浄液を廃
棄する際に、酸あるいはアルカリで中和しなけれ
ばならないし、また、鉱酸使用の場合は、装置材
質の腐食を生じ、一方、アルカリ金属、アルカリ
土類金属化合物使用の場合は装置材質の腐食割れ
を生じるおそれがあるという欠点があつた。 本発明者らは、洗浄能力が十分に高く、しかも
洗浄廃液を廃棄する場合中和を必要とせず、装置
材質に対し腐食のおそれがない洗浄液について鋭
意検討した結果、本発明をなすに至つたのであ
る。 すなわち、本発明は、多価アルコール類と、ジ
カルボン酸およびジカルボン酸無水物の群から選
ばれた1種以上の化合物(以下、ジカルボン酸類
という)とから主としてなる洗浄液を、180℃以
上の温度で、ポリアミドの付着した装置類と接触
させることにより、前記ポリアミドを装置類から
分離除去させる洗浄方法からなるものであつて、
装置類の変形、損傷、腐食がなく、洗浄液もPHが
中性もしくは中性に近いので洗浄廃液の処理が容
易であるという優れた特徴を有するものである。 本発明で使用する洗浄液の溶媒としては、ジカ
ルボン酸類を添加して使用できる点から多価アル
コール類が用いられる。該多価アルコール類とし
て使用できる化合物としては、メチレングリコー
ル系、エチレングリコール系、プロピレングリコ
ール系、グリセリンなどのジオール、トリオール
などがあげられるが、特に好ましいのはエチレン
グリコール、ジエチレングリコール、トリエチレ
ングリコールである。 また、ジカルボン酸類として使用できる化合物
としては、コハク酸、メチルコハク酸、グルタル
酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、シ
クロヘキサンジカルボン酸、フタル酸、イソフタ
ル酸、テレフタル酸、無水コハク酸、無水メチル
コハク酸、無水グルタル酸、無水マレイン酸、無
水フタル酸、これら化合物の主鎖内にアルキル
基、脂環基、芳香族基、ヘテロ原子を置換基とし
て含む化合物等の如き、洗浄温度において分解し
ない、脂肪族、脂環族、芳香族のジカルボン酸お
よびジカルボン酸無水物があげられるが、なかで
も脂肪族ジカルボン酸とその無水物が好ましい。 洗浄液として使用する多価アルコール類および
ジカルボン酸類の沸点が180℃未満であると、180
℃以上で行う洗浄時に必ず加圧しなくてはならな
いという欠点があるので、沸点180℃以上の化合
物であることが好ましい。また、同様に、洗浄を
加圧せず常圧で行なうためには、洗浄時の温度以
上の沸点を有する化合物を選択することが好まし
い。 ジカルボン酸類の添加量は、多価アルコール類
に対して0.5重量%〜20重量%であることが好ま
しく、特に1重量%〜10重量%が好適である。
0.5重量%未満では、ポリアミドの溶解に長時間
を要し、ポリマーが装置類に残留することがある
ので好ましくない。また、20重量%を越えると常
温時における洗浄液が粘稠あるいはペースト状に
なつて、取扱い作業性が悪くなつたり、洗浄後の
装置類を水洗するのに時間を要するので好ましく
ない。 本発明で用いる洗浄液は、前記多価アルコール
類と前記ジカルボン酸類とからなるもの、あるい
はこれら洗浄液を主としてなるものであり、上記
二成分の他に洗浄効果を阻害しない範囲で他の溶
剤を併用してもよい。 洗浄温度は、180℃以上で前記洗浄液にポリア
ミドの付着した装置類を接触させればよい。 洗浄液を撹拌したり、ポンプで循環させたりま
たは、不活性ガスでバブリングさせることにより
洗浄時間を速めることもできる。 本発明で用いた洗浄液は、180℃以上で洗浄す
れば加圧しなくても十分良好な洗浄効果を奏する
ので、洗浄装置の点から常圧下での洗浄が好まし
いが、加圧下で行なつても支障はない。 洗浄液の各成分の沸点以上の温度で洗浄する場
合は、加圧釜を使用して加圧下で行なうことが好
ましいが、還流装置を付けて常圧下で行なつても
よい。 また、沸点以下で洗浄する場合でも洗浄液の蒸
散を防ぐために還流装置を付け、安全上問題とな
らない処理をすることが望ましい。 洗浄時の温度が180℃未満では、ポリアミドを
溶解させるのに長時間を要したり、装置類にポリ
マーが残留したりしてポリアミドを洗浄除去する
目的を十分に達することができないので、180℃
以上で洗浄する必要がある。 本発明法により、ポリアミド付着装置類を洗浄
すると、付着しているポリアミド(その変性物も
含む)を十分に洗浄除去することができ、しか
も、洗浄時に、装着類の腐食を生じるおそれがな
いので、紡糸口金、紡糸パツク、重合釜の如きポ
リアミド付着装置類の洗浄法として好適であり、
特に、装着類の腐食のおそれがない点から、紡糸
口金、紡糸パツク内の口金部品の如き、精度が要
求される装置類の洗浄法として好適である。ま
た、洗浄廃液の廃棄時に中和する必要がないとい
う優れた効果もある。 次に本発明を実施例をあげて具体的に説明す
る。 実施例 1 ナイロン6の紡糸に使用して、ポリアミドの付
着した紡糸口金を金属製バスケツトに入れ、ジエ
チレングリコール100重量部と、コハク酸5重量
部とからなる洗浄液を入れた槽中に、前記バスケ
ツトごと浸した。次いで水冷式還流装置を付け、
槽の底部から窒素ガスをバブリングさせながら加
熱を始めた。240℃で3時間保つた後、洗浄液を
抜き、バスケツトを自然冷却後、紡糸口金を取り
出し、次いで水洗、超音波洗浄、水洗を2回くり
返して行ない、口金をエアブローして乾かした。 この紡糸口金を、顕微鏡観察したところ、口金
孔内にはナイロン6ポリマーの付着は全くみられ
なかつた。 この洗浄液は引き続き、ナイロン6ポリマーの
付着した紡糸口金、ポーラスメタルおよびフイル
ター等の口金部品の洗浄に繰返し5回使用した
が、洗浄後の紡糸口金や口金部品には、付着物は
全く残つていなかつた。 5回使用後の洗浄液50mlを取り、250mlまで水
で希釈した液のPHは4.7であり、1回使用後の洗
浄液ではPH4.2であつたので、中和せずに廃棄す
ることができた。 実施例 2 ナイロン66の重合を終了してポリマーを排出し
た後、内壁にポリマーの付着している容量100
の重合釜に、トリエチレングリコール100重量部
とアジピン酸4重量部とからなる洗浄液75を仕
込み、密閉にしてから加熱・撹拌を開始した。
260℃で2時間保ち、その後冷却を開始し100℃に
達した時重合釜の底から洗浄液を抜き取つた。あ
らかじめ950℃に予熱した水を重合釜に満たして、
20分間撹拌後、水を排出し、さらに常温水で2回
洗浄を繰返した。水洗浄を終つた重合釜を解体し
て、内壁および撹拌棒を検査した結果、ポリマー
の付着は全くなかつた。使用後の洗浄液を水で5
倍量をうすめた液のPHは4.5であつたので、中和
せずに廃棄することができた。 実施例 3〜10 SUS−304のステンレス鋼ピースに各種ポリア
ミドを溶融付着させた試料片を用いて、第1表に
示す組成からなる洗浄液を入れたガラスフラスコ
に、ガラス管製の空冷還流器を付し、マントルヒ
ーターで所定の温度と時間、窒素ガスバブリング
しながら加熱した。冷却後、試料片を取り出し、
水で水洗後、試料片を目視観察した。その結果と
使用後の洗浄液のPHを第1表に示した。 洗浄液のPH測定法は、実施例1と同じである。 なお、試料片の外観および色調は、加熱前に比
べ変化は認められなかつた。
【表】
【表】 比較例 1〜5 洗浄液組成を第2表のとおり変えた以外は、実
施例3〜8と同様な方法で試料片を洗浄した。そ
の結果を第2表に示した。 比較例1・2は、ポリマーが残留付着してい
た。 比較例3・4・5は、ポリマーの付着は全くな
かつたが、洗浄液のPHが強アルカリ性もしくは強
酸性を示したので、洗浄液を廃棄する際、中和し
なくてはならなかつた。また、比較例5は洗浄液
が黒色となり、試料片も、一部黒色の斑点があ
り、明らかに腐食されていることが認められた。
【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 多価アルコール類と、ジカルボン酸およびジ
    カルボン酸無水物の群から選ばれた一種以上の化
    合物とから主としてなる洗浄液を、180℃以上の
    温度でポリアミドの付着した装置類と接触させ、
    前記ポリアミドを洗浄除去することを特徴とする
    ポリアミドの付着した装置類の洗浄方法。
JP17639483A 1983-09-26 1983-09-26 ポリアミドの付着した装置類の洗浄方法 Granted JPS6067532A (ja)

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JPS6067532A JPS6067532A (ja) 1985-04-17
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