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JPS638099B2 - - Google Patents
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JPS638099B2 - - Google Patents

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JPS638099B2
JPS638099B2 JP661986A JP661986A JPS638099B2 JP S638099 B2 JPS638099 B2 JP S638099B2 JP 661986 A JP661986 A JP 661986A JP 661986 A JP661986 A JP 661986A JP S638099 B2 JPS638099 B2 JP S638099B2
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copper
methyl
formula
carried out
dichloro
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Application number
JP661986A
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JPS61191663A (ja
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Shutainaa Eginharuto
Marutein Piire
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Novartis AG
Original Assignee
Ciba Geigy AG
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、メチル基、トリクロルメチル基また
はトリフルオルメチル基で置換されたクロルピリ
ジン類の新規な製造方法において生成する新規な
中間生成物およびその製造方法に関する。
〔従来の技術〕
メチル基、トリクロルメチル基またはトリフル
オルメチル基で置換されたクロルピリジン類は、
従来多数の工程を要する方法によつてのみ製造さ
れていた。例えば2・5−ジクロル−3−メチル
ピリジンおよび2・3−ジクロル−5−メチルピ
リジンは、それぞれ2−クロル−3−メチル−5
−アミノピリジンまたは2−クロル−3−アミノ
−5−メチルピリジンをジアゾ化して、ジアゾ分
解しながら塩素で置換して製造されていた。
前記のアミノピリジンは3−メチルピリジンを
塩素化して2−クロル−3−メチルピリジンおよ
び2−クロル−5−メチルピリジンとし、ニトロ
化によりこれらを2−クロル−3−メチル−5−
ニトロピリジンおよび2−クロル−3−ニトロ−
5−メチルピリジンとし、ニトロ化合物を還元す
ることによつて製造することができる。3−メチ
ルピリジンの塩素化では、通常所望の化合物のほ
かに多数の異性体が生成する。2・3−ジクロル
−5−メチルピリジンの塩素化によつて2・3−
ジクロル−5−トリクロルメチルピリジンを得
て、トリクロルメチル基の塩素原子をフツ素原子
で置換して2・3−ジクロル−5−トリフルオル
メチルピリジンに変換することができる(例え
ば、ヨーロツパ特許公開第004414号参照)。また、
2・4−ジメチルピロールとクロロホルムを気相
で約550℃の温度で加熱することによつて、2−
クロル−3・5−ジメチルピリジンが他の5種類
の異性体と共に得られる〔J.Chem.Soe.Perkin
Trans.I、1578−82(1979)参照〕。
〔問題点を解決する手段〕
今ここに次式 (式中、Rが塩素でR2がメチル若しくはトリフ
ルオルメチル基を表わすか、Rがメチル、トリク
ロルメチル若しくはトリフルオルメチル基でR2
がメチル基を表わすか、またはRとR2がメチル
基を表わす。) で示されるクロルピリジン類を、簡単で、経済的
で、かつ環境上好ましい方法により良好な収率
で、容易に入手し得る安価な原料を用いて製造で
きることが見い出された。
即ち触媒の存在下で、 (a) トリクロルアセトアルデヒドをメチルアクリ
ロニトリル若しくはα−トリフルオルメチルア
クリロニトリルに、 (b) 2・2−ジクロルプロピオンアルデヒド、ペ
ンタクロルプロピオンアルデヒド若しくは2・
2−ジクロル−3・3・3−トリフルオルプロ
ピオンアルデヒドをアクリロニトリルに、また
は (c) 2・2−ジクロルプロピオンアルデヒドをメ
タクリロニトリルに、 付加させることにより次式 (式中、Rが塩素でR1がメチル若しくはトリフ
ルオルメチル基を表わすか、Rがメチル、トリク
ロルメチル若しくはトリフルオルメチル基でR1
が水素が表わすか、またはRとR1がメチル基を
表わす。) で示される中間生成物が製造され、この式の化
合物を環化させることにより式で示されるクロ
ルピリジン類が製造できる。
アルキル置換されていないトリクロルホルムブ
チニトリルから2・3・5−トリクロルピリジン
を得る形式上同じ反応がヨーロツパ特許公開第
12117号に記載されている。しかし、塩素化され
ているメチル基乃至トリハロゲン化メチル基によ
り置換されている式のホルミルブチロニトリル
から芳香族化しながら式の塩素化されたメチル
基乃至トリハロゲン化メチルピリジン類へ環化す
ることは予想され得なかつた。何故ならば、その
発明の方法により環上にメチルまたはトリハロゲ
ン化メチル基を穫得して芳香族化に必要な水の脱
離を行うことは最早不可能だからである。従つ
て、予想された生成物はむしろ2−ピドリン誘導
体であつた。それ故本発明の結果は非常に驚くべ
きものといえる。2・2−ジクロル−プロピオン
アルデヒド、パークロル−または2・2−ジクロ
ル−3・3・3−トリフルオルプロイオンアルデ
ヒドからの式の付加化合物の形成も、トリクロ
ルアセトアルデヒドの反応性がその同族体とは極
めて異なり〔例えば、Chem.Ber.、97、3322
(1964)〕、特にクロルアセトアルデヒドの塩素の
移動性がメチル、トリクロルメチル若しくはトリ
フルオルメチルのような他の炭化水素置換基によ
つてかなり制限されるので驚くべきことである。
〔発明を実施するための好適な態様〕
本発明による式で表わされる化合物中、特に
好ましいものはRが塩素でR1がメチル基を表わ
すかまたはRがトリフルオルメチル、トリクロル
メチル若しくはメチル基でR1が水素を表わす化
合物である。
本発明の式の化合物の製造方法は、開放系或
いは閉鎖系で、好ましくは70〜160℃の温度で行
なわれる。好ましくは、閉鎖系でその反応温度に
対応する圧力下、例えば1〜30バールの範囲の圧
力で行われる。
本発明の方法における反応の触媒としては、周
期律表の第主族並びに第a、a、bおよ
びb副族の金属、例えば鉄、コバルト、ニツケ
ル、ルテニウム、バルジウム、クロム、モリブデ
ン、マンガン、銅および亜鉛を使用することがで
きる。これらの金属は元素の状態でも化合物の状
態でも使用することができる。適当な化合物は、
例えば酸化物、およびハロゲン化物、硫酸塩、亜
硫酸塩、硫化物、硝酸塩、酢酸塩、ステリアリン
酸塩、クエン酸塩、炭酸塩、シアン化物、ロダン
化物等の塩類、並びにホスフイン類、ホスフイツ
ト(亜リン酸塩)類、ベンゾイルアセトン、アセ
チルアセトン、ニトリル類、イソニトリル類およ
び一酸化炭素等の配位子との錯体である。
代表的な例としては以下のものが挙げられる:
銅()酸化物、鉄()酸化物;銅()−、
銅()−、鉄()−および鉄()臭化物、−
ヨウ化物および特に−塩化物、塩化亜鉛、並びに
ルテニウム、ロジウム、バラジウム、コバルトお
よびニツケルの塩化物;銅()硫酸塩、鉄
()−および鉄()硫酸塩;銅()硝酸塩お
よび鉄()硝酸塩;マンガン()酢酸塩、銅
()酢酸塩、銅()ステリアリン酸塩、鉄
()クエン酸塩、銅()シアン化物;ルテニ
ウム()−ジクロロ−トリス−トリフエニルホ
スフイン、ロジウム−ジクロロ−トリス−トリフ
エニルホスフイン、;クロム−およびニツケルア
セチルアセトナート、銅()アセチルアセトナ
ート、鉄()アセチルアセトナート、コバルト
()−およびコバルト()アセチルアセトナー
ト、マンガン()アセチルアセトナート、銅
()ベンゾイルアセトナート;鉄カルボニル−
シクロペンタジエニ錯体;モリブデンカルボニル
シクロペンタジエニル錯体、クロムトリカルボニ
ルアリール錯体、ルテニウム()−アセタート
錯体、クロム−およびモリブデンヘキサカルボニ
ル、ニツケルテトラカルボニル、鉄ペンタカルボ
ニル、コバルト−およびマンガンカルボニル。
上記の金属と金属化合物および/または他の添
加物との混合物、例えば銅粉と前記の銅化合物の
1種との組合わせ;銅粉とリチウムハロゲニド
(塩化リチウム等)またはイソシアニド(tert−
ブチルイソシアニド等)との混合物;鉄粉と鉄
()塩化物との、場合によつては一酸化炭素を
も添加した混合物;鉄()塩化物とベンゾイン
との混合物;鉄()−または鉄()塩化物と
トリアルキルホスフイツトとの混合物;鉄ペンタ
カルボニルとヨードとの混合物を使用することも
できる。
好ましいのは、鉄()および鉄()の、塩
類および錯体、特に鉄()−および鉄()塩
化物、並びに鉄粉;ルテニウム()塩化物、ル
テニウム()ジクロロ−トリス−トリフエニル
ホスフイン、銅粉、青銅、銅()および銅
()の塩類および錯体、例えば銅()塩化物、
銅()塩化物、銅()臭化物、銅()臭化
物、銅()酢酸塩、銅()アセチルアセトナ
ート、銅()ベンゾイルアセトナート、銅
()硫酸塩、銅()硝酸塩、銅()シアン
化物および銅()ヨウ化物である。
特に好ましいのは銅粉、青銅、銅()−およ
び銅()塩化物または−臭化物および銅()
ヨウ化物、並びにそれらの混合物である。
触媒は、通常アルデヒド類に対して約0.01〜
10mol%、好ましくは0.1〜5mol%の量で使用さ
れる。
本発明の方法におけるアルデヒド類のアクリロ
ニトリル、メタクリロニトリルまたはα−トリフ
ルオルメチル−アクリロニトリルへの付加は、不
活性有機溶媒の存在下で行うのがよい。適当な溶
媒は触媒が充分溶解するか触媒と錯体を形成する
ことができて、反応成分に対して不活性なもので
ある。適当な溶媒の例としては以下のものが挙げ
られる。アルカンカルボン酸ニトリル、特に炭素
原子数が2〜5のもの、例えばアセトニトリル、
プロピオニトリルおよびブチロニトリル;アルコ
キシ基の炭素原子数が1〜2の3−アルコキシプ
ロピオニトリル、例えば3−エトキシプロピオニ
トリルおよび3−エトキシプロピオニトリル;芳
香族ニトリル、特にベンゾニトリル;好ましくは
炭素原子数が3〜8の脂肪族ケトン、例えばアセ
トン、ジエチルケトン、メチルイソプロピルケト
ン、ジイソプロピルケトン、メチル−tert−ブチ
ルケトン;炭素原子数が2〜6の脂肪族モノカル
ボン酸のアルキシ−およびアルコキシアルキルエ
ステル、例えばギ酸メチル−および−エチルエス
テル、酢酸メチル−、−エチル−、−n−ブチル−
および−イソブチルエステル並びに1−アセトキ
シ−2−メトキシエタン;環状エーテル、例えば
テトラヒドロフラン、テトラヒドロピランおよび
ジオキサン;アルキル基の炭素原子数がそれぞれ
1〜4のジアルキルエーテル、例えばジエチルエ
ーテル、ジ−n−プロピルエーテルおよびジイソ
プロピルエーテル;アルキシ基の炭素原子数が1
〜3のアルカンカルボン酸のN・N−ジアルキル
アミド、例えばN・N−ジメチルホルムアミド、
N・N−ジメチルアセトアミド、N・N−ジエチ
ルアセトアミドおよびN・N−ジメチルメトキシ
アセトアミド;アルキル基の炭素原子数がそれぞ
れ1〜4のエチレングリコール−およびジエチレ
ングリコールジアルキルエーテル、例えばエチレ
ングリコールジメチル−、−ジエチル−および−
ジ−n−ブチル−エーテル;ジエチレングリコー
ルジエチル−および−ジ−n−ブチルエーテル;
ホスホル酸トリス−N・N−ジメチルアミド(ヘ
キサメタポールHexa−metapol)。更に過剰のア
クリロニトリル、メタクリロニトリルまたはα−
トリフルオルメチル−アクリロニトリルを溶媒と
して使用することもできる。
好ましい溶媒は、炭素原子数が2〜5のアルカ
ンカルボン酸ニトリルおよびアルキル基の炭素原
子数が1〜2の3−アルコキシプロピオニトリ
ル、にアセトニトリル、ブチロニトリルおよび3
−メトキシプロピオニトリル、または反応成分と
して使用される不飽和ニトリル類である。
前述したように式の化合物は、式のクロル
ピリジン類を得る際の中間体化合物であるが、こ
の式の化合物を環化して式のクロルピリジン
類とする反応は、開放系または閉鎖系で約0〜
220℃、特に約100〜200℃の温度で行われる。好
ましくは環化は開放系で行われる。開放系での環
化の際には塩化水素の存在下、または反応条件下
で塩化水素を形成する物質、例えばホスゲン、三
塩化ホウ素、塩化アルミニウム、アルキル基の炭
素原子数がそれぞれ1〜4のトリアルキルアンモ
ニウムクロリド、五塩化リン、オキシ塩化リンま
たは三塩化リンの存在下で行うのが好都合であ
る。好ましくは環化は塩化水素の存在下で行われ
る。環化反応は、溶媒を添加せずに液相または気
相で、式の化合物を単に加熱することによつて
行うのが好ましい。しかし有機溶媒の存在下で環
下を行うこともできる。有機溶媒としては、具体
的には塩素化脂肪族炭化水素、例えばクロロホル
ム、塩化メチレンおよびテトラクロルエタン;塩
素化されていてもよい芳香族炭化水素、例えばベ
ンゼン、トルエン、キシレンおよびクロルベンゼ
ン;炭素原子数1〜3のアルカンカルボン酸の
N・N−ジアルキルアミド、例えばN・N−ジメ
チルホルムアミド、N・N−ジメチルアセトアミ
ド、N・N−ジエチルアセトアミドおよびN・N
−ジメチルメトキシアセトアミド;環状アミド、
例えばN−メチル−2−ピロリドン、N−アセチ
ル−2−ピロリドンおよびN−メチル−ε−カプ
ロラクタム;炭酸のアミド、例えばテトラメチル
尿素およびジモルホリノカルボニル;亜リン酸、
リン酸、フエニルホスホン酸またはアルキル基の
炭素原子数が1〜3のアルキルスルホン酸の、ア
ミド、例えばリン酸トリアミド、リン酸−トリス
−(N・N−ジメチルアミド)、リン酸トリモルホ
リド、リン酸トリピロリニド、亜リン酸−トリス
−(N・N−ジメチルアミド)メタンホスホン酸
−ビス−(N・N−ジメチルアミド);硫酸または
脂肪族若しくは芳香族スルホン酸の、アミド、例
えばテトラメチルスルフアミド、メタンスルホン
酸ジメチルアミドまたはp−トルエンスルホン酸
アミド;前記した種類の脂肪族ケトン、環状エー
テル、ジアルキルエーテル、並びにエチレングリ
コール−およびジエチレングリコールエーテル、
並びに三塩化リンおよびオキシ塩化リン。
環化反応に対する好ましい溶媒は、クロロホル
ム、塩化メチレン、環状エーテルおよびアルキル
基の炭素原子数がそれぞれ1〜4のジエチルエー
テル、特にジオキサンおよびジエチルエーテル、
並びに炭素原子数が1〜3のアルカンカルボン酸
のN・N−ジアルキルアミド、特にN・N−メチ
ルホルムアミドである。
式のクロルピリジン類の製造は、本発明の方
法により得た式の化合物をまず単離し、次いで
第二の反応工程で環化することによつて有利に実
施することができる。この場合個々の反応工程は
前述のようにして行われる。
式のクロルピリジン類を製造する方法の好ま
しい一実施形態によれば、前述したアルデヒド類
を閉鎖系で溶媒としてのアセトニトリル、ブチロ
ニトリルまたは3−メトキシプロピオニトリル
中、70〜160℃の温度にて、銅粉、青銅、銅()
若しくは銅()の塩化物若しくは臭化物、また
は銅()のヨウ化物、あるいはこれらの物質の
混合物の0.1〜5mol%の存在下で、アクリロニト
リル、メタクリロニトリルまたはα−トリフルオ
ルメチルアクリロニトリルと反応させ、溶媒の分
離後得られた式の化合物を開放系で100〜200℃
の温度で塩化水素または反応条件下で塩化水素を
形成する物質の存在下で環化して式の化合物と
する。
しかし、本発明による式の中間生成物を単離
せずに、付加反応と環化反応を一つの操作で行う
こともできる。この場合には、前述したアルデヒ
ド類とアクリロニトリル、メタクリロニトリルま
たはα−トリフルオルメチル−アクリロニトリル
とから式のクロルピリジン類を得る反応は、70
〜220℃、特に130〜200℃の温度で行うのが好ま
しい。このときには開放系でも閉鎖系でも処理す
ることができる。反応を開放系で行う場合には、
塩化水素の存在下または反応条件下で塩化水素を
形成する物質の存在下で行うのがよい。そのよう
な物質は、例えばホスゲン、三塩化ホウ素、塩化
アルミニウム、アルキル基の炭素原子数がそれぞ
れ1〜4のトリアルキルアンモニウムクロリド、
五塩化リン、オキシ塩化リンまたは三塩化リンで
ある。式のクロルピリジンの一段階での製造は
閉鎖系で、その時の反応温度に対応する圧力、即
ち、例えば1〜50バールの範囲の圧力下で行うの
が好ましい。一段階での式の化合物の合成は閉
鎖系で1〜30バールの圧力下で行うのが特に好ま
しい。
この一段合成も前述の本発明の方法に用いる触
媒の存在下で、かつ不活性有機溶媒の存在下で行
うのが好都合である。触媒および溶媒としては前
述した種類のものであつて好ましい触媒および触
媒量に関連して述べたものが挙げられる。
一段合成を実施する場合の好ましい溶媒は、炭
素原子数が2〜5のアルカンカルボン酸ニトリル
およびアルキル基の炭素原子数が1〜2の3−ア
ルコキシプロピオニトリルである。特に適当な溶
媒はアセトニトリル、ブチロニトリルおよび3−
メトキシプロピオニトリルまたは反応成分として
使用する過剰の不飽和ニトリルである。反応終了
後、式のクロルピリジンは通常の方法、例えば
溶媒を留去して、粗生成物を蒸留するか、場合に
よつては水蒸気蒸留するかして単離することがで
きる。
式のクロルピリジン類を製造する更に有利な
実施態様によれば、閉鎖系でアルデヒドとアクリ
ロニトリル、メタクリロニトリルまたはα−トリ
フルオルメチルアクリロニトリルを溶媒のアセト
ニトリル、ブチロニトリルまたは3−メトキシプ
ロピオニトリル中、銅粉、青銅、銅()若しく
は銅()の塩化物若しくは臭化物、または銅
()のヨウ化物、あるいはこれらの物質の混合
物、0.1〜5mol%の存在下で、130〜200℃で、そ
の時の反応温度に対応する圧力下にて直接反応さ
せて式のクロルピリジン類とする。
原料として用いられる2・2−ジクロル−3・
3・3−トリフルオルプロピオンアルデヒドは新
規物質であり、4−ホルミル−2・4−ジクロル
−5・5・5−トリフルオルバレロニトリルおよ
び2・3−ジクロル−5−トリフルオルメチルピ
リジンの合成に用いられる。
2・2−ジクロル−3・3・3−トリフルオル
プロピオンアルデヒドは対応するオレフインをオ
ゾンで処理し、反応生成物を還元的に処理するこ
とによつて得られる。
この反応の溶媒としては以下のものが用いられ
る:有機酸、例えばギ酸、酢酸、プロピオン酸;
これらの酸のエステル、例えば酢酸エチルエステ
ル、酢酸メチルエステル、ギ酸エチルエステル、
ギ酸メチルエステル;脂肪族炭化水素、例えばペ
ンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、シクロ
ペンタン、シクロヘキサン;塩素化炭化水素、例
えば塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素;
水。
反応温度は溶媒の性質にもよるが、−90℃〜+
70℃、好ましくは−70℃〜+30℃である。
オゾン分解生成物の還元的処理は、水素と場合
により担体に吸着された貴金属触媒、例えば白
金、パラジウム、ロジウムとを用いて直接接触水
添するか、亜鉛やジメチルスルフイツドのような
還元剤を加えて行うことができる。
このオゾン分解法の好ましい一つの実施態様
は、4・4−ジクロル−5・5・5−トリフルオ
ル−2−ペンテンカルボン酸メチルエステル酢酸
中で20℃にてオゾン化し、次いで反応混合物に亜
鉛末の懸濁水溶液を加えて、混合物から2・2−
ジクロル−3・3・3−トリフルオルプロピオン
アルデヒドを直接蒸留するものである。
式のクロルピリジン類は公知の方法で一また
は多数の中間工程を経て種々の有効物質の製造、
特に殺虫剤および除草剤の製造に使用される(例
えば、スイス特許第622170号、ヨーロツパ特許公
開公報第00176号、同第00483号および同第04414
号;ヨーロツパ特許出願第818101818号;ドイツ
公開公報第2812649号および同第2748636号;南ア
フリカ特許第7802440号;日本特許公報54−
115380号、同55−038356号、同第55−079369号お
よび同第56−39069号およびベルギー特許明細書
第862325号参照)。
〔発明の実施例〕
本発明を以下の実施例にしたがいより詳細に説
明する。
実施例 1 (a) 4−ホルミル−2−メチル−2・4・4−ト
リクロルブチロニトリルの製造 トリクロルアセトアルデヒド14.7g、メタク
リロニトリル13.5gおよび銅粉(Org.Synth.
Coll.Vol.、339中に青銅として記載されてい
る方法により活性化したもの)0.3gをアセト
ニトリル30mlと共にエナメル製オートクレーブ
中で15時間加熱した。冷却後、冷媒を水流ポン
プにより減圧しながら約40〜50℃で留去した。
残留物にジエチルエーテル50mlを加え、沈殿し
た銅のスラツジを濾別した。ジエチルエーテル
を留去した後、残留物を高真空下で精留した。
13paで76〜78℃で沸騰する留分を集めた。4
−ホルミル−2−メチル−2・4・4−トリク
ロルブチロニトリル13.8gを無色油状物として
得た。
IR−スペクトル(液膜):2250(CN)、1750
(CO)cm-1
1H−NMR−スペクトル(60MHz、CDCl3
中):9.30(s、1H、−CHO);3.22(s、2H、C
−3のH2);2.60(s、3H、−CH3)ppm。
C6H6Cl3NO(分子量214.48)として元素分析: 計算値 C 33.60% H 2.82%
N 6.53% Cl 49.59% 実測値 C 34.1% H 3.1%
N 6.8% Cl 48.6% (b) 2・5−ジクロル−3−メチルピリジンの製
造 実施例1(a)により得られた4−ホルミル−2
−メチル−2・4・4−トリクロルブチロニト
リル21.4gを、乾燥HClガス流を弱く導入しな
がら145℃に4〜5時間加熱した。冷却後、黒
味を帯びた溶融物を水蒸気蒸留した。2・5−
ジクロル−3−メチルピリジン9.9gを無色の
結晶として得た。
融点:42℃(CH3OH/H2O容量比4:1から
再結晶)。
1H−NMR−スペクトル(60MHz、CDCl3
中):8.15(d、1H、C−6のH);7.50(d、1H、
C−4のH);2.40(s、3H、−CH3);ppm.。
C6H5Cl2N(分子量162.02)としての元素分析: 計算値 C 44.48% H 3.11%
N 8.65% Cl 43.77% 実測値 C 44.4% H 2.9%
N 7.9% Cl 53.8%。
実施例 2 (a) 4−ホルミル−2・4−ジクロルバレロニト
リルの製造 2・2−ジクロルプロピオンアルデヒド12.7
g、アクリロニトリル31.8g、銅粉0.3gおよ
びアセトニトリル30mlをエナメル製オートクレ
ーブ中で12時間120℃に加熱した。溶媒と過剰
のアクリロニトリルを水流ポンプの減圧下で留
去し残留物をジエチルエーテル50mlに溶解させ
た。エーテル溶液を濾過し、濃縮して残留物を
高真空下で精留した。4−ホルミル−2・4−
ジクロルバレロニトリル11.7gを油状物として
得た。
沸点:70−74℃/13pa IR−スペクトル(液膜):2250(CN)、1750
(CO)cm-1
1H−NMR−スペクトル(100MHz、CDCl3
中):9.5(s、1H、−CHO);4.75(t、1H、C−
2のH);2.3〜3.1(m、2H、C−3のH)
1.78(s、3H、−CH3)ppm。
1H−NMR−スペクトルによれば、2種類
の異性体が約1:1の割合で存在していた。
C6H7Cl2NO(分子量180.03)としての元素分
析: 計算値 C 40.03% H 3.92%
N 7.78% Cl 39.39% 実測値 C 41.0% H 4.0%
N 7.9% Cl 38.5%。
(b) 2・3−ジクロル−5−メリルピリジンの製
造 実施例2(a)により得た4−ホルミル−2・4
−ジクロルバレロニトリル18.0gと銅粉0.1g
とをタンタル製オートクレーブ中で乾燥HClガ
ス10.0gを圧入した後150℃に5時間加熱した。
冷却後オートクレーブ内容物を水蒸気蒸留し
た。2・3−ジクロル−5−メチルピリジン
10.5gを無色結晶として得た。
融点:46〜47℃。
1H−NMR−スペクトル(100MHz、CDCl3
中):81.3(d、1H、C−6のH);7.59(d、1H、
C−4のH);2.34(s、3H、−CH3)。
C6H5Cl2N(分子量162.02)としての元素分析: 計算値 C 44.48% H 3.11%
N 8.65% Cl 43.77% 実測値 C 44.4% H 3.2%
N 8.6% Cl 43.5% 実施例 3 (a) 4−ホルミル−2−メチル−2・4−ジクロ
ルバレロニトリルの製造 2・2−ジクロルプロピオンアルデヒド12.7
g、メタクリロニトリル13.5g、銅()塩化
物0.5gおよびアセトニトリル40mlをタルタン
製オートクレーブ中で130℃で1時間、次いで
150℃で2時間加熱する。溶媒を留去し、過剰
のメタクリロニトリルを水蒸気蒸留した後、残
留物をジエチルエーテル50mlに溶解して濾過し
た。ジエチルエーテルを減圧下で留去して残留
物を高真空下で精留した。13paで76〜77℃で
沸騰する留分を集めた。4−ホルミル−2−メ
チル−2・4−ジクロルバレロニトリル10.8g
を黄土色の油状物として得た。
IR−スペクトル(液膜):2250、1750(CO)cm
-1
1H−NMR−スペクトル(60MHz、CDCl3
中):(1:1のジアステレオマー混合物)9.71お
よび9.53、それぞれ(s、1H、−CHO);
2.96(s、4H、2X−CH2);2.14(s、6H、
2X−CH3);2.02(s、3H、−CH3);1.93
(s、3H、−CH3)ppm。
C7H9Cl2NO(分子量194.06)としての元素分
析: 計算値 C 43.22% H 4.67%
N 7.21% Cl 36.53% 実測値 C 43.6% H 4.6%
N 7.3% Cl 35.9%。
(b) 2−クロル−3・5−ジメチルピリジンの製
造 実施例3(a)により得た4−ホルミル−2−メ
チル−2・4−ジクロルバレロニトリル19.4g
を乾燥HClガス流を弱く導入しながら160〜170
℃に4時間加熱した。冷却後黒味を帯びた溶融
物を水蒸気蒸留した。流出物をジエチルエーテ
ルで振盪して抽出し、乾燥して減圧濃縮した。
残留する黄土色の油状物を蒸留した。2−クロ
ル−3・5−ジメチルピリジン7.36gを沸点
110℃/2500paの黄土色油状物として得た。
1H−NMR−スペクトル(60MHz、CDCl3
中):8.0(d、1H、C−6のH);7.31(d、1H、
C−4のH、J6−4=2.0Hz);2.34(s、3H、
−CH3);2・28(s、3H、−CH3)ppm。
C7H8ClN(分子量141.60)としての元素分析: 計算値 C 59.38% H 5.65%
N 9.83% Cl 25.04% 実測値 C 59.1% H 5.9%
N 9.7% Cl 25.3%。
この化合物は 1H−NMRデータによればJ.
Chem.Soc.PerKin I(1979)、1578に記載され
ている2−クロル−3・5−ジメチルピリジン
に一致した。
実施例 4 (a) 2・2−ジクロル−3・3・3−トリフルオ
ルプロピオンアルデヒドの製造 4・4−ジクロル−5・5・5−トリフルオ
ル−2−メチル−ペンテンカルボン酸メチルエ
ステル(100.4g)の氷酢酸(800ml)溶液中に
20℃でオゾン(酸素との混合物)19.2gを導入
した。次いで亜鉛末(15g)の水(15ml)懸濁
液を加えて、蒸留し、生成した2・2−ジクロ
ル−3・3・3−トリフルオルプロピオンアル
デヒドを常圧蒸留した。52.8gの生成物を無色
の刺激臭ある液体として得た。
沸点:66〜67℃ IR(CCl4):ν(CO)1770cm-1
1H−NMR−スペクトル(CDCl3):δ=9.3
(q、J=2Hz)ppm。
C3HCl2F3O(分子量180.9)としての元素分析: 計算値 C 19.92% H 0.56%
N 31.50% Cl 39.19% 実測値 C 20.2% H 0.8%
N 30.9% Cl 38.5%。
(b) 4−ホルミル−2・4−ジクロル−5・5・
5−トリフルオルバレロニトリルの製造 2・2−ジクロル−3・3・3−トリフルオ
ルプロピオンアルデヒド36g、アセトニトリル
80ml、アクリロニトリル80mlおよび銅()塩
化物0.5gの混合物をタンタル製オートクレー
ブ中で12時間加熱した。実施例1(a)に従つて後
処理して、4−ホルミル−2・4−ジクロル−
5・5・5−トリフルオルバレロニトリルを無
色油状物として得た。
沸点:85〜86℃/900pa。
IR(CCl4):ν(CN)550cm-1、ν(CO)1750cm
-1 1H−NMR−スペクトル(CDCl3):δ=9.56
(m、1H、CHO);4.7(m、1H、C−2−
3);2.7〜3.3(m、2H、C−3H)ppm(ジア
ステレオマー混合物)。
C6H4Cl2F3NO(分子量234.0)としての元素分
析: 計算値 C 30.80% H 1.73%
N 5.99% Cl 24.36% 実測値 C 31.5% H 2.0%
N 5.9% Cl 23.8%。
(c) 2・3−ジクロル−5−トリフルオルメチル
ピリジンの製造 実施例4(b)より得た4−ホルミル−2・4−
ジクロル−5・5・5−トリフルオルバレロニ
トリル25.0gをタンタル製オートクレーブ中で
銅粉0.1gと共に170℃で5時間加熱した。水蒸
気蒸留して、2・3−ジクロル−5トリフルオ
ルメチルピリジン11.9gを無色の胡椒臭を有す
る油状物として得た。
沸点:80℃/3325pa。
1H−NMR−スペクトル(CDCl3):δ=8.63
(d、J=2Hz、1H);8.03(d、J=2Hz、
1H)ppm。
C6H2Cl2F3N(分子量216.0)としての元素分
析: 計算値 C 33.36% H 0.93%
N 6.48% Cl 32.82% F 26.28% 実測値 C 33.5% H 1.0%
N 6.5% Cl 33.4% F 25.9%

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記式 (式中、Rが塩素でR1がメチル若しくはトリフ
    ルオルメチル基を表わすか、Rがメチル、トリク
    ロルメチル若しくはトリフルオルメチル基でR1
    が水素を表わすか、またはRとR1がメチル基を
    表わす。) で示される化合物。 2 Rが塩素でR1がメチル基を表わすかまたは
    Rがトリフルオルメチル、トリクロルメチル若し
    くはメチル基でR1が水素を表わす特許請求の範
    囲第1項記載の式の化合物。 3 4−ホルミル−2・4−ジクロル−5・5・
    5−トリフルオルバレロニトリルである特許請求
    の範囲第1項記載の化合物。 4 触媒の存在下で、 (a) トリクロルアセトアルデヒドをメタクリロニ
    トリル若しくはα−トリフルオルメチル−アク
    リロニトリルに、 (b) 2・2−ジクロルプロピオンアルデヒド、ペ
    ンタクロルプロピオンアルデヒド若しくは2・
    2−ジクロル−3・3・3−トリフルオル−プ
    ロピオンアルデヒドをアクリロニトリルに、ま
    たは (c) 2・2−ジクロルプロピオンアルデヒドをメ
    タクリロニトリルに 付加させることを特徴とする下記式 (式中、Rが塩素でR1がメチル若しくはトリフ
    ルオルメチル基を表わすか、Rがメチル、トリク
    ロルメチル若しくはトリフルオルメチル基でR1
    が水素を表わすか、またはRとR1がメチル基を
    表わす。) で示される化合物の製造方法。 5 前記付加反応を70〜160℃の温度で行う特許
    請求の範囲第4項記載の方法。 6 前記付加反応を閉鎖系で70〜160℃の温度で、
    かつその反応温度に対応する圧力下で行なう特許
    請求の範囲第4項記載の方法。 7 触媒として、銅粉、青銅、銅()若しくは
    銅()の塩化物若しくは臭化物、または銅
    ()のヨウ化物あるいはこれらの混合物を使用
    する特許請求の範囲第4項記載の方法。 8 触媒をアルデヒド類に対して0.01〜10mol
    %、より好ましくは0.1〜5mol%の量で使用する
    特許請求の範囲第4項記載の方法。 9 前記付加反応を不活性有機溶媒の存在下で行
    なう特許請求の範囲第4項記載の方法。 10 前記付加反応を、溶媒としての炭素原子数
    が2〜5のアルカンカルボン酸ニトリル中、アル
    コキシ基の炭素原子数が1〜2の3−アルコキシ
    プロピオンニトリル中、または過剰のアクリロニ
    トリル、メタクリロニトリル若しくはα−トリフ
    ルオルメタクリロニトリル中で行う特許請求の範
    囲第4項記載の方法。
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