JPS6410322B2 - - Google Patents
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- JPS6410322B2 JPS6410322B2 JP56116481A JP11648181A JPS6410322B2 JP S6410322 B2 JPS6410322 B2 JP S6410322B2 JP 56116481 A JP56116481 A JP 56116481A JP 11648181 A JP11648181 A JP 11648181A JP S6410322 B2 JPS6410322 B2 JP S6410322B2
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Landscapes
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- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
本発明は製品の表面に気泡むらのない平滑な軽
量気泡コンクリートを製造する方法に関するもの
である。 軽量気泡コンクリートは軽量、耐火、断熱など
の性質が優れているため近時盛んに用いられるよ
うになつてきた。この軽量気泡コンクリートは内
部空隙が全容積の80%程度あるため、呼吸性があ
り、また耐久性を与えるため通常屋外に使用する
気泡コンクリートの表面には防水用の吹付材を吹
付けたシートを貼付けることが行われている。し
かるに、特に吹付材の場合は吹付厚さは1〜2mm
程度であるので、気泡むらがあると均一に吹付け
することはできない。また屋内にあつては防水施
工なしで使用することがあり、気泡コンクリート
の素地表面がそのまゝ露出することになるので、
素地表面の気泡は小さく、かつ均一に分散してい
ることが強く要求されている。 軽量気泡コンクリートは一般にALCと呼ばれ
るものであつて、周知のようにケイ酸質原料、石
灰質原料、その他の結合材、必要に応じ各種の添
加剤を加えた原料中のCaO:SiO2モル比が0.8以
下になるように調合したもの(以下この混合物を
調合原料という)に、適量の水とアルミニウム金
属粉末を加えて混練し、スラリー状にし、このス
ラリーを型枠に注入し、発泡凝固させた後、得ら
れた半可塑物を脱型し、これを線径0.6〜1.2mmの
鋼線で所望寸法に切断した後、この半可塑物をオ
ートクレーブ中で高温高圧で蒸気養生して製造さ
れる。この際アルミニウム金属粉末とスラリー中
のアルカリ分との反応により生成する水素ガスに
より形成される気泡は通常直径2mm以下の球状で
あるが、特に混練水としてオートクレーブ内の機
械装置に由来する灯油或いはエマルジヨン化した
灯油等が微量含まれる回収水を使用する場合、ま
たは起泡性の表面活性剤を混練水に添加した場
合、さらにケイ酸質原料中に粘土鉱物が混入して
いる場合、または微晶質の石英粒が多いケイ石を
使用した場合などには、スラリー混練中に空気が
スラリー中に巻込まれて残留するばかりでなく発
生した水素ガスも同時に巻込まれて気泡径5mm以
上の粗大気泡が形成された半可塑物が出来る。そ
れ故生成された半可塑物を鋼線で切断した切断表
面に、これらの粗大気泡が露出し、製品の商品価
値は低下する。またこのような場合吹付材などで
製品表品を防水施工する場合でも、この粗大気泡
を吹付材により充填することは困難であり、外観
上見苦しいばかりでなく、製品の耐久性の点から
も問題がある。 本発明者等はこのような軽量気泡コンクリート
の欠点を解決せんとし鋭意研究した結果、調合原
料のスラリー粘度を特定範囲に調製すると共に得
られたスラリーを型枠に注入後直ちに特定範囲の
振動加速度の棒状バイブレーターをスラリー中に
挿入し、スラリーに特定時間振動エネルギーを与
えることにより、粗大気泡は脱泡され、気泡むら
のない、微細気泡が均一に分布した製品が得られ
ることを知見した。 次に実験した結果について説明する。 この実験に使用した調合原料はそれぞれ重量部
で示してケイ石粉砕物60、生石灰粉末10、普通ポ
ルトランドセメント30の混合物で、この混合物
100に対し、500ppmの灯油或いはエマルジヨン化
した灯油が含まれるオートクレーブからの回収水
の水量を次の第1表および第2表に示す粘度が得
られるように変えて混練し、次いでアルミニウム
金属粉末を0.07重量部添加混練し、第1〜2表に
示す6種の粘度のスラリーを調製した。次にこれ
らのスラリーを巾150cm×長さ600cm×高さ70cmの
型枠に高さ36cmになるように注入し、直ちに第1
および第2表に示す各種の振動加速度の棒状バイ
ブレーターを型枠中央部のスラリー深度35cmの所
まで挿入し、60秒間振動エネルギーをスラリーに
与えた後抜出し、スラリーを発泡凝固せしめた。
次に凝固した半可塑物の圧縮強度が500g/cm2位
に硬化したものを型枠から取りはずし、径0.8mm
のピアノ線で厚さ10cm×巾60cm×長さ300cmのパ
ネル状に切断し、それぞれの半可塑物をオートク
レーブに入れて養生した後製品表面各部における
5mm以上の粗大気泡が零となる棒状バイブレータ
ーからの距離および棒状バイブレーターからの距
離5mm以上の粗大気泡が零となつに要する加振時
間との関係を求めて第1表および第2表の結果を
得た。
量気泡コンクリートを製造する方法に関するもの
である。 軽量気泡コンクリートは軽量、耐火、断熱など
の性質が優れているため近時盛んに用いられるよ
うになつてきた。この軽量気泡コンクリートは内
部空隙が全容積の80%程度あるため、呼吸性があ
り、また耐久性を与えるため通常屋外に使用する
気泡コンクリートの表面には防水用の吹付材を吹
付けたシートを貼付けることが行われている。し
かるに、特に吹付材の場合は吹付厚さは1〜2mm
程度であるので、気泡むらがあると均一に吹付け
することはできない。また屋内にあつては防水施
工なしで使用することがあり、気泡コンクリート
の素地表面がそのまゝ露出することになるので、
素地表面の気泡は小さく、かつ均一に分散してい
ることが強く要求されている。 軽量気泡コンクリートは一般にALCと呼ばれ
るものであつて、周知のようにケイ酸質原料、石
灰質原料、その他の結合材、必要に応じ各種の添
加剤を加えた原料中のCaO:SiO2モル比が0.8以
下になるように調合したもの(以下この混合物を
調合原料という)に、適量の水とアルミニウム金
属粉末を加えて混練し、スラリー状にし、このス
ラリーを型枠に注入し、発泡凝固させた後、得ら
れた半可塑物を脱型し、これを線径0.6〜1.2mmの
鋼線で所望寸法に切断した後、この半可塑物をオ
ートクレーブ中で高温高圧で蒸気養生して製造さ
れる。この際アルミニウム金属粉末とスラリー中
のアルカリ分との反応により生成する水素ガスに
より形成される気泡は通常直径2mm以下の球状で
あるが、特に混練水としてオートクレーブ内の機
械装置に由来する灯油或いはエマルジヨン化した
灯油等が微量含まれる回収水を使用する場合、ま
たは起泡性の表面活性剤を混練水に添加した場
合、さらにケイ酸質原料中に粘土鉱物が混入して
いる場合、または微晶質の石英粒が多いケイ石を
使用した場合などには、スラリー混練中に空気が
スラリー中に巻込まれて残留するばかりでなく発
生した水素ガスも同時に巻込まれて気泡径5mm以
上の粗大気泡が形成された半可塑物が出来る。そ
れ故生成された半可塑物を鋼線で切断した切断表
面に、これらの粗大気泡が露出し、製品の商品価
値は低下する。またこのような場合吹付材などで
製品表品を防水施工する場合でも、この粗大気泡
を吹付材により充填することは困難であり、外観
上見苦しいばかりでなく、製品の耐久性の点から
も問題がある。 本発明者等はこのような軽量気泡コンクリート
の欠点を解決せんとし鋭意研究した結果、調合原
料のスラリー粘度を特定範囲に調製すると共に得
られたスラリーを型枠に注入後直ちに特定範囲の
振動加速度の棒状バイブレーターをスラリー中に
挿入し、スラリーに特定時間振動エネルギーを与
えることにより、粗大気泡は脱泡され、気泡むら
のない、微細気泡が均一に分布した製品が得られ
ることを知見した。 次に実験した結果について説明する。 この実験に使用した調合原料はそれぞれ重量部
で示してケイ石粉砕物60、生石灰粉末10、普通ポ
ルトランドセメント30の混合物で、この混合物
100に対し、500ppmの灯油或いはエマルジヨン化
した灯油が含まれるオートクレーブからの回収水
の水量を次の第1表および第2表に示す粘度が得
られるように変えて混練し、次いでアルミニウム
金属粉末を0.07重量部添加混練し、第1〜2表に
示す6種の粘度のスラリーを調製した。次にこれ
らのスラリーを巾150cm×長さ600cm×高さ70cmの
型枠に高さ36cmになるように注入し、直ちに第1
および第2表に示す各種の振動加速度の棒状バイ
ブレーターを型枠中央部のスラリー深度35cmの所
まで挿入し、60秒間振動エネルギーをスラリーに
与えた後抜出し、スラリーを発泡凝固せしめた。
次に凝固した半可塑物の圧縮強度が500g/cm2位
に硬化したものを型枠から取りはずし、径0.8mm
のピアノ線で厚さ10cm×巾60cm×長さ300cmのパ
ネル状に切断し、それぞれの半可塑物をオートク
レーブに入れて養生した後製品表面各部における
5mm以上の粗大気泡が零となる棒状バイブレータ
ーからの距離および棒状バイブレーターからの距
離5mm以上の粗大気泡が零となつに要する加振時
間との関係を求めて第1表および第2表の結果を
得た。
【表】
なお第1表中の振動加速度の記載、例えば54G
は重力加速度の54倍の振動エネルギーを与えたこ
とを示し、〔(2πf)2a÷重力加速度〕で求めたもの
である。 式中f……棒状バイブレーターの振動数、a…
…棒状バイブレーターの振巾を示す。 また第2表中の粘度はB型粘度計で測定した。
は重力加速度の54倍の振動エネルギーを与えたこ
とを示し、〔(2πf)2a÷重力加速度〕で求めたもの
である。 式中f……棒状バイブレーターの振動数、a…
…棒状バイブレーターの振巾を示す。 また第2表中の粘度はB型粘度計で測定した。
【表】
なお第1表および第2表中の振動加速度54G…
…386Gはそれぞれ次記する棒状バイブレーター
を使用して振動エネルギーを与えたことを示す。
振動加速度は(2πf)2×a/重力加速度で示す。 上記式中f……棒状バイブレーターの振動数、
a……棒状バイブレーターの振巾、を示す。
…386Gはそれぞれ次記する棒状バイブレーター
を使用して振動エネルギーを与えたことを示す。
振動加速度は(2πf)2×a/重力加速度で示す。 上記式中f……棒状バイブレーターの振動数、
a……棒状バイブレーターの振巾、を示す。
【表】
また粘度はB型粘度計で測定した。
なお比較実験例として上記実験例に使用した調
合原料と同じ原料を使用し、この調合原料に対し
上記実験例に使用したものと同じ水質の回収水を
添加混練し、次いで同量のアルミニウム金属粉末
を添加混練して上記実験例と同じ粘度範囲のスラ
リーを造つた。 次にこのスラリーを上記と同じ大きさの型枠に
注入し、発泡凝固せしめ、生成した半可塑物をパ
ネル状に切断して後オートクレーブに入れて養生
した。得られたパネル/m2の表面積に存在する径
5mm以上の粗大気泡の数を計数し、第3表の結果
を得た。
合原料と同じ原料を使用し、この調合原料に対し
上記実験例に使用したものと同じ水質の回収水を
添加混練し、次いで同量のアルミニウム金属粉末
を添加混練して上記実験例と同じ粘度範囲のスラ
リーを造つた。 次にこのスラリーを上記と同じ大きさの型枠に
注入し、発泡凝固せしめ、生成した半可塑物をパ
ネル状に切断して後オートクレーブに入れて養生
した。得られたパネル/m2の表面積に存在する径
5mm以上の粗大気泡の数を計数し、第3表の結果
を得た。
【表】
上記結果より比較例においては製品表面の粗大
気泡の数が多く、製品の商品価値は減少した。 以上の実験結果より、調合原料スラリー中の粗
大気泡の脱泡はスラリーの粘度とスラリーに加え
る振動加速度により影響され、粗大気泡を一定時
間内に脱泡せしめるにはスラリー粘度に応じてス
ラリーに加える振動加速度を大きくする必要があ
ること、また振動加速度を大にすれば棒状バイブ
レーターの挿入間隔を大にすることができること
が認められる。 本発明は、これらの知見に基くものであつて、
ケイ酸質原料、石灰質原料、その他の結合材より
なる調合原料に水と発泡剤とを添加混練して常法
により軽量気泡コンクリートを製造するに当り、
調合原料のスラリー粘度を300〜2000cpsに調製し
たものを型枠に注入後、直ちにこのスラリー中に
棒状バイブレーターを挿入し、短時間スラリーに
重力加速度の50〜390倍、好ましくは190〜280倍
の振動加速度を加えた後、棒状バイブレーターを
抜き出し、スラリーを自由発泡して凝固せしめた
後、半可塑物を所定寸法に切断し、この切断され
た半可塑物をオートクレーブ養生することを特徴
する軽量気泡コンクリートの製造方法である。 本発明においてスラリー粘度が300cps未満のと
きはスラリー中に巻き込まれた気泡がスラリー上
面に浮上して脱泡するが、水素ガスにより形成さ
れる気泡までもスラリー上面に浮上し脱泡するの
で、良質の製品を造ることができない。これに対
しスラリー粘度が2000cpsを超えるときは、型枠
に注入されたスラリー中の残留気泡を短時間内に
浮上脱泡せしめることが出来ないので、この場合
も良質の製品を造ることができない。 次にスラリーに与える振動加速度は重力加速度
の50〜390倍、好まくは190〜280倍であり、50倍
未満では振動の伝播距離が短かく、かつ粗大気泡
を浮上脱気せしめるのに要する時間が長くなるの
で経済的でない。また重力加速度の390倍を超え
る振動加速度を与えると振動エネルギーがスラリ
ーに吸収される割合が増すため、振動エネルギー
の増加に比例して脱泡効果が比例しなくなり、平
衡状態になる。 また調合原料スラリーに棒状バイブレーターを
挿入する深さはバイブレーターの先端が型枠の底
面より3〜50mm程度はなした位置に設定し、また
スラリーに加速度を与える時間は10〜90秒程度で
スラリーの粘度に影響され、粘度が低い程加振時
間を短かくすることができる。振動エネルギーを
与える時間が長過ぎると巻き込まれた粗大気泡が
脱泡されるばかりでなく、発生した水素ガスの気
泡も脱泡されるようになるので好ましくない。 実施例 結晶粒径が5μ以下の石英を30%程度含有する
珪石粉末(ブレーン3000cm2/g)60重量部(以下
たんに部と表現する)と生石灰粉末(88μ節残分
5%)10部と普通ポルトランドセメント30部とを
混合し、この混合物100部に対し清水70部を加え、
1分間混練後、アルミニウム金属粉末0.07部を添
加し、さらに1分間混練して粘度500cps(B型粘
度計による測定値)のスラリーを造つた。 このスラリーを巾150cm、長さ600cm、高さ70cm
の型枠に高さ36cmになるように注入し、直ちに振
動数1200回/分振巾1.2mm、振動加速度が重力加
速度の193倍の棒状バイブレーター(林バイブレ
ーター社製、B28F型)4本を型枠巾中央部にほ
ぼ等間隔になるように、スラリー深度35cmの所ま
で同時に挿入し、30秒間加振した。 その後棒状バイブレーターを抜き出し、スラリ
ーを発泡凝固せしめた。 次に凝固した半可塑物の圧縮強度が500g/cm2
程度に硬化したものを型枠からはずし、径0.8mm
のピアノ線で厚さ10cm×巾60cm×長さ300cmのパ
ネル状に切断し、それぞれの半可塑物をオートク
レーブに入れて養生した。 得られた製品表面には径5mm以上の粗大気泡は
全く認められず、平滑を表面を呈していた。 また、清水70部の代りに油分を500ppm含有す
るオートクレーブからの回収水を70部使用した場
合でもほぼ同様な結果が得られた。 次に比較例として、振動加速度を与えないで、
その他の条件を同じにして造つた製品表面には径
5mm以上の粗大気泡が多数現われていた。製品表
面に現われた径5mm以上の粗大気泡を計数したと
ころ1m2当り80個も数えられた。 このように本発明方法によると、油分を微量含
有するオートクレーブからの回収水を混練水とし
て使用したり、起泡性の表面活性剤を混練水に添
加した場合や、ケイ酸質原料中に粘土鉱物が混入
している場合、或いは微晶質の石英粒多いケイ石
を使用した場合でも、軽量気泡コンクリートの素
地表面の気泡を小さく、かつ均一に分散させるこ
とができる。
気泡の数が多く、製品の商品価値は減少した。 以上の実験結果より、調合原料スラリー中の粗
大気泡の脱泡はスラリーの粘度とスラリーに加え
る振動加速度により影響され、粗大気泡を一定時
間内に脱泡せしめるにはスラリー粘度に応じてス
ラリーに加える振動加速度を大きくする必要があ
ること、また振動加速度を大にすれば棒状バイブ
レーターの挿入間隔を大にすることができること
が認められる。 本発明は、これらの知見に基くものであつて、
ケイ酸質原料、石灰質原料、その他の結合材より
なる調合原料に水と発泡剤とを添加混練して常法
により軽量気泡コンクリートを製造するに当り、
調合原料のスラリー粘度を300〜2000cpsに調製し
たものを型枠に注入後、直ちにこのスラリー中に
棒状バイブレーターを挿入し、短時間スラリーに
重力加速度の50〜390倍、好ましくは190〜280倍
の振動加速度を加えた後、棒状バイブレーターを
抜き出し、スラリーを自由発泡して凝固せしめた
後、半可塑物を所定寸法に切断し、この切断され
た半可塑物をオートクレーブ養生することを特徴
する軽量気泡コンクリートの製造方法である。 本発明においてスラリー粘度が300cps未満のと
きはスラリー中に巻き込まれた気泡がスラリー上
面に浮上して脱泡するが、水素ガスにより形成さ
れる気泡までもスラリー上面に浮上し脱泡するの
で、良質の製品を造ることができない。これに対
しスラリー粘度が2000cpsを超えるときは、型枠
に注入されたスラリー中の残留気泡を短時間内に
浮上脱泡せしめることが出来ないので、この場合
も良質の製品を造ることができない。 次にスラリーに与える振動加速度は重力加速度
の50〜390倍、好まくは190〜280倍であり、50倍
未満では振動の伝播距離が短かく、かつ粗大気泡
を浮上脱気せしめるのに要する時間が長くなるの
で経済的でない。また重力加速度の390倍を超え
る振動加速度を与えると振動エネルギーがスラリ
ーに吸収される割合が増すため、振動エネルギー
の増加に比例して脱泡効果が比例しなくなり、平
衡状態になる。 また調合原料スラリーに棒状バイブレーターを
挿入する深さはバイブレーターの先端が型枠の底
面より3〜50mm程度はなした位置に設定し、また
スラリーに加速度を与える時間は10〜90秒程度で
スラリーの粘度に影響され、粘度が低い程加振時
間を短かくすることができる。振動エネルギーを
与える時間が長過ぎると巻き込まれた粗大気泡が
脱泡されるばかりでなく、発生した水素ガスの気
泡も脱泡されるようになるので好ましくない。 実施例 結晶粒径が5μ以下の石英を30%程度含有する
珪石粉末(ブレーン3000cm2/g)60重量部(以下
たんに部と表現する)と生石灰粉末(88μ節残分
5%)10部と普通ポルトランドセメント30部とを
混合し、この混合物100部に対し清水70部を加え、
1分間混練後、アルミニウム金属粉末0.07部を添
加し、さらに1分間混練して粘度500cps(B型粘
度計による測定値)のスラリーを造つた。 このスラリーを巾150cm、長さ600cm、高さ70cm
の型枠に高さ36cmになるように注入し、直ちに振
動数1200回/分振巾1.2mm、振動加速度が重力加
速度の193倍の棒状バイブレーター(林バイブレ
ーター社製、B28F型)4本を型枠巾中央部にほ
ぼ等間隔になるように、スラリー深度35cmの所ま
で同時に挿入し、30秒間加振した。 その後棒状バイブレーターを抜き出し、スラリ
ーを発泡凝固せしめた。 次に凝固した半可塑物の圧縮強度が500g/cm2
程度に硬化したものを型枠からはずし、径0.8mm
のピアノ線で厚さ10cm×巾60cm×長さ300cmのパ
ネル状に切断し、それぞれの半可塑物をオートク
レーブに入れて養生した。 得られた製品表面には径5mm以上の粗大気泡は
全く認められず、平滑を表面を呈していた。 また、清水70部の代りに油分を500ppm含有す
るオートクレーブからの回収水を70部使用した場
合でもほぼ同様な結果が得られた。 次に比較例として、振動加速度を与えないで、
その他の条件を同じにして造つた製品表面には径
5mm以上の粗大気泡が多数現われていた。製品表
面に現われた径5mm以上の粗大気泡を計数したと
ころ1m2当り80個も数えられた。 このように本発明方法によると、油分を微量含
有するオートクレーブからの回収水を混練水とし
て使用したり、起泡性の表面活性剤を混練水に添
加した場合や、ケイ酸質原料中に粘土鉱物が混入
している場合、或いは微晶質の石英粒多いケイ石
を使用した場合でも、軽量気泡コンクリートの素
地表面の気泡を小さく、かつ均一に分散させるこ
とができる。
Claims (1)
- 1 ケイ酸質原料、石灰質原料、その他の結合材
よりなる調合原料に水と発泡剤とを添加混練して
常法により軽量気泡コンクリートを製造するに当
り、調合原料のスラリー粘度を300〜2000CpSに
調製したものを型枠に注入後、直ちにこのスラリ
ー中に棒状バイブレーターを挿入し、短時間スラ
リーに重力加速度の50〜390倍の振動加速度を加
えた後棒状バイブレーターを抜き出し、スラリー
を自由発泡して凝固せしめた後、半可塑物を所定
寸法に切断し、この切断された半可塑物をオート
クレーブ養生することを特徴とする軽量気泡コン
クリートの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56116481A JPS5820767A (ja) | 1981-07-27 | 1981-07-27 | 軽量気泡コンクリ−トの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56116481A JPS5820767A (ja) | 1981-07-27 | 1981-07-27 | 軽量気泡コンクリ−トの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5820767A JPS5820767A (ja) | 1983-02-07 |
| JPS6410322B2 true JPS6410322B2 (ja) | 1989-02-21 |
Family
ID=14688170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56116481A Granted JPS5820767A (ja) | 1981-07-27 | 1981-07-27 | 軽量気泡コンクリ−トの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5820767A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04108919U (ja) * | 1991-03-04 | 1992-09-21 | 関東自動車工業株式会社 | プレス型構造 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6011313A (ja) * | 1983-07-01 | 1985-01-21 | 旭化成株式会社 | 軽量気泡コンクリ−トの製造方法 |
| JPS6011312A (ja) * | 1983-07-01 | 1985-01-21 | 旭化成株式会社 | 軽量気泡コンクリ−ト・スラリ−の注入方法 |
| JPS6076312A (ja) * | 1983-10-04 | 1985-04-30 | 旭化成株式会社 | 軽量気泡コンクリートの原料スラリーの注入装置 |
-
1981
- 1981-07-27 JP JP56116481A patent/JPS5820767A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04108919U (ja) * | 1991-03-04 | 1992-09-21 | 関東自動車工業株式会社 | プレス型構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5820767A (ja) | 1983-02-07 |
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