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JPS6411232B2 - - Google Patents
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JPS6411232B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6411232B2
JPS6411232B2 JP60059303A JP5930385A JPS6411232B2 JP S6411232 B2 JPS6411232 B2 JP S6411232B2 JP 60059303 A JP60059303 A JP 60059303A JP 5930385 A JP5930385 A JP 5930385A JP S6411232 B2 JPS6411232 B2 JP S6411232B2
Authority
JP
Japan
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polyol
molecular weight
hydroxyl group
urethane prepolymer
weight per
Prior art date
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Expired
Application number
JP60059303A
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English (en)
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JPS61218664A (ja
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Hajime Akyama
Tadashi Tanaka
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Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Chemical Industries Ltd filed Critical Sanyo Chemical Industries Ltd
Priority to JP60059303A priority Critical patent/JPS61218664A/ja
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Publication of JPS6411232B2 publication Critical patent/JPS6411232B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は、耐チツピング塗料組成物に関する。 [従来の技術] 従来、耐チツピング塗料として使用できる一液
型ウレタン塗料としては、アルキレンジアミンの
アルキレンオキサイド付加物とブロツク化された
NCOウレタンプレポリマーからなるものがある
(たとえば特開昭57−168957号公報)。しかし、こ
のものはカチオン電着面に対する密着性と耐チツ
ピング性が充分でなかつた。 [発明が解決しようとする問題点] 本発明者らは、静電塗装面とくにカチオン電着
塗装面に対する密着性と耐チツピング性の改善さ
れた耐チツピング塗料組成物について鋭意検討し
た結果、本発明に達した。 [問題を解決するための手段] 本発明らは、ブロツク化されたNCOウレタン
プレポリマーおよび活性水素を5個以上有するポ
リアルキレンポリアミンのオキシアルキレンエー
テルを含有することを特徴とする耐チツピング塗
料組成物である。 本発明において用いられる活性水素を5個以上
有するポリアルキレンポリアミンのオキシアルキ
レンエーテルにおいてポリアルキレンポリアミン
の活性水素が5個未満の場合は静電塗装面とくに
カチオン電着塗装面に対する密着性および耐チツ
ピング性が充分ではない。 活性水素を5個以上有するポリアルキレンポリ
アミンとしては、一般式 (式中R1は、炭素数2以上のアルキレン基、n1
は1以上の整数である)で示される化合物があげ
られる。 一般式(1)においてR1としては炭素数が通常2
〜10好ましくは2〜6のアルキレン基たとえば、
エチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ヘキサ
メチレン基などがあげられる。n1は通常1〜20、
好ましくは1〜10である。n1がOの場合は耐チ
ツピング性が不充分となり、20を越えると静電塗
装面とくにカチオン電着塗装面に対する密着性が
低下する。 一般式(1)で示される化合物の5個以上の活性水
素の一部は炭素数が1〜20、好ましくは炭素数が
1〜10の直鎖または分岐のアルキル基(メチル、
エチル、n―またはi―プロピル、n―、i―、
s―またはt―ブチル、ヘキシル、ノニル基な
ど)またはアルケニル基(ビニル、オクテニル基
など)で置換されてもよい(ただし置換後の化合
物の活性水素は5個以上になるようにする)。 一般式(1)で示されるポリアルキレンポリアミン
の具体例としては、ポリエチレンポリアミン(ジ
エチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、
テトラエチレンペンタミン、ペンタエチレンヘキ
サミン、デカエチレンウンデカアミンなど)、ポ
リプロピレンポリアミン(ジプロピレントリアミ
ン、トリプロピレンテトラミン、ノナプロピレン
デカアミンなど)、ポリブチレンポリアミン(ジ
ブチレントリアミンなど)、ポリ(ペンタメチレ
ン)ポリアミン[ビス(ペンタメチレン)トリア
ミンなど]、ポリ(ヘキサメチレン)ポリアミン
[ビス(ヘキサメチレン)トリアミンなど];およ
びこれらのポリアルキレンポリアミンのN―アル
キル置換体、[N―ヘキシル―、N―(2―エチ
ルヘキシル)―、およびN―ノニル―テトラエチ
レンペンタアミンなど]があげられる。 これらのうち好ましいものはポリエチレンポリ
アミンおよびポリプロピレンポリアミンであり、
とくに好ましいものは、ジエチレントリアミン、
トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタ
ミン、ペンタエチレンヘキサミンおよびジプロピ
レントリアミンである。これらのポリアルキレン
ポリアミンは2種以上併用してもよい。活性水素
を5個以上有するアルキレンポリアミンのオキシ
アルキレンエーテルとしてはこのポリアルキレン
ポリアミンのアルキレンオキサイド付加物があげ
られる。アルキレンオキサイドとしては、炭素数
2〜4のアルキレンオキサイドまたはその置換体
(フエニル、ハロゲン置換体など)たとえば、エ
チレンオキサイド、プロピレンオキサイド(以下
それぞれEO、POと略記)、1,2―、1,3―
または2,3―プロピレンオキサイド、テトラヒ
ドロフラン、スチレンオキサイド、エピクロルヒ
ドリンなどがあげられる。アルキレンオキサイド
は単独でも2種以上併用してもよく、後者の場合
はブロツク付加でもランダム付加でも両者の混合
系でもよい。アルキレンオキサイドのうち好まし
いものはPO、EOおよびPOとEOの併用である。
アルキレンオキサイドの付加は通常の方法で行う
ことができ、無触媒でまたは触媒(アルカリ触
媒)の存在下に常圧または加圧下に行われる。ポ
リアルキレンポリアミンはそのままでまたは適当
な媒体[不活性液体(キシレン、トルエンなど)、
活性水素原子含有液体(水、エチレングリコー
ル、グリセリンなどの多価アルコールなど)また
は予め製造したポリアルキレンポリアミンのポリ
オキシアルキレンエーテル]の存在下に、アルキ
レンオキサイドを付加することができる。 アルキレンオキサイドの付加モル数はポリアル
キレンポリアミンの活性水素原子1個当り通常
0.1モル以上、好ましくは0.4〜15モルである。ア
ルキレンオキサイドの全付加モル数は通常0.5〜
100モル、好ましくは2.0〜75モルである。このポ
リアルキレンポリアミンのオキシアルキレンエー
テルの水酸基当りの分子量は、通常30以上、好ま
しくは50〜800とくに好ましくは60〜500である。 上記ポリオキシアルキレンエーテルは一般式 Y―(G―H)l (2) (式中、Yは活性水素を有するポリアルキレンポ
リアミンの残基、Gはポリアルキレン鎖、lは5
以上の整数である)で示すことができる。 活性水素を5個以上有するポリアルキレンポリ
アミンのオキシアルキレンエーテルの具体例とし
てはジエチレントリアミンのPO0.5〜10モル付加
物、ジプロピレントリアミンのEO0.5〜10モル付
加物があげられる。 ブロツク化NCOウレタンプレポリマーにおい
て、NCOウレタンプレポリマー(ブロツク化前)
としては、高分子ポリオールおよび必要により低
分子ポリオールからなる平均官能基数2.01以上の
ポリオールと有機ポリイソシアネート化合物とか
らのNCOウレタンプレポリマーがあげられる。 上記ポリオールの平均官能基数は通常2.01〜
4.5好ましくは2.1〜3.0である。平均官能基数が
2.01未満では静電塗装面とくにカチオン電着塗装
面に対する密着性が不充分となる。 高分子ポリオールとしてはポリエーテルポリオ
ール、ポリエステルポリオール、ポリマーポリオ
ールおよびこれらの2種以上の混合物があげられ
る。ポリエーテルポリオールとしてはテトラヒド
ロフランの開環重合で得ることができるポリテト
ラメチレンエーテルグリコール、低分子グリコー
ル(エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、1,4―ブタンジオールなど)、低分子トリ
オール(グリセリン、トリメチロールプロパン、
ヘキサントリオールなど)、四官能以上の低分子
ポリオール(ペンタエリスリトール、ソルビトー
ル、シユークローズなど)、またはアミン類(ア
ルカノールアミン、脂肪族ポリアミンなど)のア
ルキレンオキサイド(炭素数2〜4のアルキレン
オキサイドたとえばEO、PO、ブチレンオキサイ
ド)付加物で、たとえばポリエチレングリコール
およびポリプロピレングリコールがあげられる。
ポリテトラメチレングリコールについては特開昭
58−11518号公報に記載されている。 ポリエステルポリオールとしてはポリカルボン
酸(脂肪族ポリカルボン酸たとえばアジピン酸、
マレイン酸、二量化リノール酸:芳香族ポリカル
ボン酸たとえばフタル酸と低分子ポリオールまた
はポリエーテルポリオールとの末端ヒドロキシル
基含有ポリエステルポリオール、ポリカプロラク
トンポリオールたとえば開始剤[グリコール(エ
チレングリコールなど)、トリオールなど]をベ
ースとしてこれに(置換)カプロラクトン(ε―
カプロラクトン、α―メチル―ε―カプロラクト
ンなど)を触媒(有機金属化合物など)の存在下
に付加重合させたポリオールがあげられる。 ポリマーポリオールは特開昭55−118948号公報
記載のものが使用できる。 高分子ポリオールのうち好ましいものはポリテ
トラメチレンエーテルグリコール、ポリオキシプ
ロピレントリオール、およびポリエステルポリオ
ール(とくにポリエチレンアジペートジオールお
よびポリカプロラクトンポリオール)である。高
分子ポリオールがジオールの場合、その水酸基1
個当りの分子量は通常250〜2500、好ましくは300
〜2000であり、3官能以上のポリオールの場合、
その水酸基1個当りの分子量は通常180〜1800好
ましくは200〜1500である。ジオールの水酸基1
個当りの分子量が250未満の場合および3官能以
上のポリオールの水酸基1個当りの分子量が200
未満の場合は耐チツピング性が不足し、またジオ
ールの水酸基当りの分子量が2500より大の場合お
よび3官能以上のポリオールの水酸基1個当りの
分子量が2000より大の場合、下地の電着塗装面に
対する密着性が不足する。 低分子ポリオールとしては水酸基当りの分子量
が通常30〜150好ましくは40〜100の低分子トリオ
ールおよび水酸基当りの分子量が30〜200好まし
くは45〜200の低分子ジオールがあげられる。こ
れらはポリエーテルポリオールの項で記載した低
分子トリオールおよび低分子ジオールと同様のも
のおよびそれらのアルキレンオキサイド(EO、
POおよび/またはブチレンオキサイド)低モル
付加物を使用することができる。この低分子トリ
オールのうち好ましいものはトリメチロールプロ
パンおよびグリセリンのEOおよび/またはPO低
モル(1〜10モル)付加物であり、低分子ジオー
ルのうち好ましいものは1,4―ブタンジオー
ル、低分子(Mw200〜400)ポリプロピレングリ
コールである。 平均官能基数が2.01以上のポリオールの例とし
ては(イ)水酸基当りの分子量が250〜2500の2官能
性水酸基含有高分子ポリオール、水酸基当りの分
子量が30〜150の低分子トリオールおよび必要に
より水酸基当りの分子量が30〜200の低分子ジオ
ールからなるポリオールおよび、(ロ)水酸基当りの
分子量が180〜1800の3官能性高分子ポリオール、
水酸基当りの分子量が30〜200の低分子ジオール
および必要により水酸基当りの分子量が30〜150
の低分子トリオールからなるポリオールがあげら
れる。 (イ)のポリオール中の2官能性高分子ポリオール
の量は通常5〜75当量%好ましくは5〜50当量%
である。 2官能性高分子ポリオールの量が5当量%未満
では耐チツピング性が不足し、75当量%を越える
と静電塗装面とくにカチオン電着塗装面に対する
密着性が不充分となる。 低分子トリオールの量は通常10〜90当量%、好
ましくは10〜50当量%である。低分子トリオール
の量が10当量%未満では静電塗装面とくにカチオ
ン電着塗装面に対する密着性が不充分となり、90
当量%を越えると耐チツピング性が不足する。 低分子ジオールの量は、通常0〜85当量%、好
ましくは15〜70当量%である。 低分子ジオールの量が85当量%を越えると耐チ
ツピング性が不充分となる。 (ロ)のポリオール中の3官能性高分子ポリオール
の量は通常5〜75当量%、好ましくは5〜50当量
%である。3官能性高分子ポリオールの量が5当
量%未満では耐チツピング性が不足し、75当量%
を越えると静電塗装面とくにカチオン電着塗装面
との密着性が低下する。 低分子ジオールの量は通常10〜90当量%、好ま
しくは15〜80当量%である。低分子ジオールが10
当量%未満では静電塗装面とくにカチオン電着塗
装面との密着性が不良となり、90当量%を越える
と耐チツピング性が不良となる。 また低分子トリオールの量は通常0〜75当量
%、好ましくは0〜50当量%である。 低分子トリオールの量が75当量%を越えると耐
チツピング性が不良となる。 本発明において有機ポリイソシアネートとして
は芳香族系ジイソシアネートたとえばトリレンジ
イソシアネート(TDI)、ジフエニルメタンジイ
ソシアネート(MDI)、ナフチレンジイソシアネ
ート、キシリレンジイソシアネートなど、脂肪族
系ジイソシアネートたとえば脂肪族ジイソシアネ
ート(ヘキサメチレンジイソシアネート、リジン
ジイソシアネートなど)、脂環式ジイソシアネー
ト[水添ジフエニルメタンジイソシアネート(水
添MDI)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)、
水添トリレンジイソシアネートなど]、族香族系
ポリイソシアネートたとえばトリフエニルメタン
トリイソシアネート、トリメチロールプロパンの
TDI3モル付加物など、脂肪族系ポリイソシアネ
ート、たとえばヘキサメチレンジイソシアネート
の3量体およびIPDIの3量体など、およびこれ
らの2種以上の混合物があげられる。 これらのうち好ましいものは芳香族ジイソシア
ネートであり、とくに好ましいものはTDIおよび
MDIである。 ブロツク化されたNCOウレタンプレポリマー
を得るために使用されるブロツク化剤としてはオ
キシム化合物[アセトオキシム、ケトオキシムた
とえばメチルエチルケトオキシム(MEKオキシ
ム)、メチルイソブチルケトオキシム(MIBKオ
キシム)など]、ラクタム類[ε―カプロラクタ
ムなど]、活性メチレン化合物[マロン酸ジエス
テル(マロン酸ジエチルなど)、アセチルアセト
ン、アセト酢酸エステル(アセト酢酸エチルな
ど)など]、フエノール類(フエノール、m―ク
レゾールなど)、アルコール類(メタノール、エ
タノール、n―ブタノールなど)、水酸基含有エ
ーテル(メチルセロソルブ、ブチルセロソルブな
ど)、水酸基含有エステル(乳酸メチル、乳酸ア
ミルなど)、メルカプタン類(ブチルメルカプタ
ン、ヘキシルメルカプタンなど)、酸アミド類
(アセトアニリド、アクリルアマイド、ダイマー
酸アミドなど)、イミダゾール類(イミダゾール、
2―エチルイミダゾールなど)、酸イミド類(コ
ハク酸イミド、フタル酸イミドなど)およびこれ
らの2種以上の混合物があげられる。 これらのうち好ましいものはオキシム化合物お
よびラクタム類でありとくに好ましいものは
MEKオキシムおよびε―カプロラクタムである。 オキシム化合物およびラクタム類のようなブロ
ツク化剤はブロツク体の解離温度が比較的低温
(100〜140℃)であるため、耐チツピング塗料を
適用時の焼付温度が比較的低温の場合にも充分硬
化が進む。 ウレタンプレポリマーを得るに際し、イソシア
ネート基の水酸基に対するモル比は通常1.05〜
3.0、好ましくは1.3〜2.2である。また該プレポリ
マーのNCO%は通常1〜20%、好ましくは2〜
15%である。 ウレタンプレポリマーは通常の方法により得る
ことができる。ウレタンプレポリマー生成反応を
行なう場合、反応温度は通常40〜140℃、好まし
くは60〜120℃である。ウレタンプレポリマー生
成反応を行なうに際し、反応を促進するために公
知のウレタン重合用触媒例えば、ジブチルスズジ
ラウレート、第一スズオクトエート、スタナスオ
クトエートなどの有機金属化合物、トリエチレン
ジアミン、トリエチルアミン、1,8―ジアザビ
シクロ[5,4,0]ウンデセン―7などの第8
級アミン系化合物を使用することも可能である。 ブロツク化剤は上記反応の任意の段階で添加
し、反応させ、ブロツク化されたウレタンプレポ
リマーを得ることができる。添加方法としては所
定の重合終了時に添加するか、あるいは重合初期
に添加するかまたは重合初期に一部添加し重合終
了時に残部を添加するなどの方法が可能である。
好ましくは重合終了時に添加する方法である。そ
の添加量は重合終了時に添加する場合はNCOプ
レポリマーの遊離イソシアネート基に対して通常
1当量以上、2当量未満、好ましくは1.05当量〜
1.5当量である。またブロツク化剤を途中で加え
る場合、原料ポリイソシアネートのNCO当量か
らポリオールの当量を引いたものとブロツク化剤
をほぼ当量使用するのが好ましい。1種のブロツ
ク化剤だけではブロツク化に長時間を要する場
合、ブロツク化剤を二段に分けて添加し、たとえ
ば重合終了時点で比較的ブロツク化の遅いブロツ
ク化剤(たとえばラクタム類)を添加し、概ねブ
ロツク化を行なつた後、よりブロツク化の速いブ
ロツク化剤(たとえばケトオキシム)を添加して
効率よくブロツク化を完了させることもできる。 本発明においてブロツク化されたNCOウレタ
ンプレポリマーと硬化剤(活性水素を5個以上有
するポリアルキレンポリアミンのオキシアルキレ
ンエーテル)の潜在NCO:活性水素比率は当量
比で通常1:0.05〜3、好ましくは1:0.5〜2
である。活性水素比率が0.05未満または3より大
では硬化が不充分であり、耐チツピング性が不足
する。該プレポリマーと硬化剤の加熱時の反応を
促進することにより塗料適用時の加熱処理温度を
低下または時間を短縮する目的でブロツク化され
たウレタンプレポリマーの解離促進のために通常
用いられる触媒(オクチル酸亜鉛、オクチル酸ス
ズなどの有機金属化合物、トリエチレンジアミ
ン、トリエチルアミンなどの第3級アミン化合物
など)を併用することも可能である。 本発明の組成物は、または必要により繊維素誘
導体、石油樹脂、フエノール樹脂、ケトン樹脂、
合成ゴム、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹
脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、ロジン樹脂などの
天然樹脂または合成樹脂、レベリング剤、タレ防
止剤、消泡剤、界面活性剤、硬化促進剤、ハジキ
防止剤、顔料分散剤、帯電防止剤などの各種助剤
などを使用することができる。 本発明の組成物の処方の一例を示すと、たとえ
ば下記のとおりである。(%は組成物の重量基準
である。)
【表】 本発明の組成物は公知の方法で製造することが
できる。たとえば上記各成分を通常の混合装置
(デイスパー、三本ロール、ボールミル、スチー
ルミル、ペプルミル、アトライター、サンドミ
ル、サンドグラインダー、ローミル、ポツトミ
ル、羽根付高速撹拌機など)を用いて混合塗料化
することにより得られる。 本発明の組成物は、無処理の鉄板面あるいは化
成処理された鉄板面に直接に、または亜鉛メツキ
された鉄板の表面に直接に、またはアニオン電着
塗装面あるいはカチオン電着塗装面等の静電塗装
された表面に任意の方法で塗装される。 塗装はエアースプレー塗装機、エアーレススプ
レー塗装機、ホツトエアースプレー塗装機などを
用いて行うことができる。通常エアースプレー塗
装機は必要な膜厚を得るために時間を要するため
エアーレススプレー塗装機を用いるのが好まし
い。ただし、膜厚が比較的薄い耐ソフトチツピン
グ用途にはエアースプレー塗装機を用いる方が好
ましい場合もある。エアーレススプレー塗装機の
場合、ストローク速度にもよるが、通常1ストロ
ークないし2ストロークで必要な膜厚を得ること
ができる。刷毛塗り、ローラー塗り、ヘラ付け塗
りなどは補修や複雑な部位に塗布する際に利用で
きる。 本発明の組成物の焼付温度は通常90℃以上、好
ましくは100〜170℃、とくに好ましくは110〜150
℃である。焼付時間は通常120分以内、好ましく
は10〜60分である。 本発明の組成物により形成される乾燥膜厚は通
常15〜500μ、好ましくは30〜400μである。膜厚
が15μ未満では耐チツピング性が不充分であり、
一方、500μを越えるとワキ、ダレ等の不具合が
生じやすくなる他、膜厚の増加による耐チツピン
グ性向上の効果が余り大きくならず、経済的な効
率が低下する。 本発明の組成物により形成される膜厚の上には
通常、中塗り塗料が塗装され、さらに上塗り塗料
が塗布される。場合により中塗り塗料が省かれる
こともある。 中塗り塗料の塗装は本発明の組成物が未乾燥の
場合であつてもウエツトオンウエツトで塗装する
ことができるし、また、硬化乾燥後であつても塗
装することができる(ドライオンウエツト方式)。 中塗り塗装は、上塗り塗膜の光沢の向上や塗膜
面平滑性を高めるために使用することができ、通
常エポキシ樹脂系塗料、メラミンアルキツド樹脂
系塗料などが使用される。塗装法としては吹付塗
料法、静電塗装法などがあげられる。 また上塗り塗料は美観を目的として使用するこ
とができ、通常メラミンアルキツド樹脂塗料、熱
硬化型アクリル樹脂塗料などが使用され、中塗り
塗料と同様な方法で塗装される。 前記のようにして通常の中塗り塗料をウエツト
オンウエツトで塗装したのち、なんら予備乾燥を
経ることなく約110〜170℃の通常の焼付温度にて
硬化乾燥させることもできる。 本発明の組成物は下地塗装の硬化乾燥後の塗膜
上に適用する他、中塗り塗料硬化塗膜や上塗り塗
料硬化塗膜上などあらゆる工程で用いることがで
きる。 また、本発明の組成物は塗装、焼付し、塗膜を
形成させることもできるし、またこの上にさらに
通常の中塗り塗料、上塗り塗料などを塗装し焼付
し、塗膜を形成させることもできるし、またこの
上にさらに通常の中塗り塗料、上塗り塗料などを
塗装し、焼付し、塗膜を形成させることもでき
る。 [実施例] 以下実施例により本発明を説明するが、本発明
はこれに限定されるものではない。実施例中の部
は重量部を示す。 実施例 1 ポリテトラメチレングリコール(MW1000)1
モル、トリメチロールプロパン0.5モル、1,4
―ブタンジオール0.5モル、およびTDI4.8モルの
混合物500部とトルエン500部とを撹拌機、温度
計、不活性ガス導入管および冷却管を備えた4つ
口フラスコ中で75℃×10時間反応させ、NCO%
5.25%のウレタンプレポリマー溶液を得た。この
ウレタンプレポリマー溶液800部に対し、ε―カ
プロラクタム120部とキシレン80部とを加え、90
℃×1時間反応させてブロツク化NCOウレタン
プレポリマー溶液を得た。 このブロツク化NCOウレタンプレポリマー溶
液を用いて以下の配合割合で耐チツピング塗料組
成物を作成した。 ブロツク化NCOウレタンプレポリマー溶液 100部 ジエチレントリアミンのPO付加物(MW450)
10部 炭酸カルシウム 80部 チタン白 8部 カーボンブラツク 2部 芳香族系石油ナフサ(沸点範囲100〜200℃)
100部 次にエポキシ系カチオン電着塗料を電着塗装後
焼付硬化した防錆下塗り塗膜を形成せしめた鋼板
に、上記耐チツピング塗料組成物をエアレス塗装
機にて乾燥後の膜厚が250μとなるように塗装し、
130℃×30分の条件で焼付硬化を行つた。 実施例 2 実施例1のポリテトラメチレングリコール
(MW1000)をポリカプロラクトンポリオール
(MW1000)に代えた以外は実施例1と同様に実
施し、ブロツク化ウレタンプレポリマー溶液と耐
チツピング塗料組成物を得た。 この耐チツピング塗料を実施例1と同様の方法
で焼付硬化させた。 実施例 3 実施例1のポリテトラメチレングリコールをグ
リセリンのPO付加物(MW1000)に、トリメチ
ロールプロパンをネオペンチルグリコールに代え
た以外は実施例1と同様に実施し、ブロツク化ウ
レタンプレポリマー溶液と耐チツピング塗料組成
物を得た。 この耐チツピング塗料組成物を実施例1と同様
の方法で焼付硬化させた。 比較例 1 実施例1のジエチレントリアミンのPO付加物
(Mw450)に代えてエチレンジアミンのPO付加
物(Mw300)10部を用いた以外は実施例1と同
様に実施して耐チツピング塗料組成物を得た。 この耐チツピング塗料組成物を実施例1と同様
の条件で焼付硬化させた。 試験例 1 実施例1〜3および比較例1で得られた耐チツ
ピング塗料組成物の焼き付け塗膜の密着性および
耐チツピング性の評価結果を表―1に示す。 塗膜試験方法 密着性(ゴバン目試験) 100×100×0.8mmの電着塗装板に250μ厚さ、(乾
燥後)で耐チツピング塗料組成物を塗布・焼付け
た試料に、縦横に2mm間隔でそれぞれ10本のカツ
トを金属表面に達するまでナイフで入れ、所定条
件に保存後カツト部にセロハンテープをあててか
ら剥離し、塗膜の剥離の有無を調べ100分率で示
した。 温水劣化は、50℃の温水に14日間浸漬後の条件
で試験を行つた。 耐チツピング試験 100×100×0.8mmの電着塗装板に250μ厚(乾燥
後)で耐チツピング塗料組成物を塗布焼付けた試
料にJIS B―1181に規定する3種―M―4形状の
鉄製六角ナツトを2mの高さから管径20mmの筒を
通してナツトの落下方向に対して45゜の角度を有
する各試料板上に落下せしめ、塗膜のキズが金属
面に達するまでの落下ナツトの総重量を表―1に
示した。
【表】 [発明の効果] 本発明の耐チツピング塗料組成物は従来のバイ
ンダーに比べて、下地の電着塗膜に対する密着性
と耐チツピング性がすぐれている。 そのため比較的薄い膜ですぐれた耐チツピング
性能を期待することができ、車輛等に適用した場
合すぐれた防錆性とともに塗装重量の軽減と経済
効果を発揮する。 上記効果を奏することから、本発明の耐チツピ
ング塗料は自動車等の防錆塗料としてとくに有用
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ブロツク化されたNCOウレタンプレポリマ
    ーおよび活性水素を5個以上有するポリアルキレ
    ンポリアミンのオキシアルキレンエーテルを含有
    することを特徴とする耐チツピング塗料組成物。 2 ブロツク化されたNCOウレタンプレポリマ
    ーがオキシム化合物および/またはラクタム類に
    よりブロツク化されたNCOウレタンプレポリマ
    ーである特許請求の範囲第1項記載の組成物。 3 ブロツク化されたNCOウレタンプレポリマ
    ーが、高分子ポリオールおよび必要により低分子
    ポリオールからなる平均官能基数2.01以上のポリ
    オールと、有機ポリイソシアネート化合物とから
    のNCOウレタンプレポリマーである特許請求の
    範囲第1項または第2項記載の組成物。 4 有機ポリイソシアネートが、芳香族ジイソシ
    アネートである特許請求の範囲第3項記載の組成
    物。 5 ポリオールが、水酸基当りの分子量が250〜
    2500の2官能性水酸基含有高分子ポリオール、水
    酸基当りの分子量が30〜150の低分子トリオール
    および必要により水酸基当りの分子量が30〜200
    の低分子ジオールからなるポリオールである特許
    請求の範囲第3項または第4項に記載の組成物。 6 ポリオールが、水酸基当りの分子量が180〜
    1800の3官能性水酸基含有高分子ポリオール、水
    酸基当りの分子量が30〜200の低分子ジオールお
    よび必要により水酸基当りの分子量が30〜150の
    低分子トリオールからなるポリオールである特許
    請求の範囲第3項または第4項に記載の組成物。
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