JPS6411481B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6411481B2 JPS6411481B2 JP11293281A JP11293281A JPS6411481B2 JP S6411481 B2 JPS6411481 B2 JP S6411481B2 JP 11293281 A JP11293281 A JP 11293281A JP 11293281 A JP11293281 A JP 11293281A JP S6411481 B2 JPS6411481 B2 JP S6411481B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- running
- outer frame
- restraint
- restraining
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60B—VEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
- B60B33/00—Castors in general ; Anti-clogging castors
- B60B33/02—Castors in general ; Anti-clogging castors with disengageable swivel action, i.e. comprising a swivel locking mechanism
- B60B33/021—Castors in general ; Anti-clogging castors with disengageable swivel action, i.e. comprising a swivel locking mechanism combined with braking of castor wheel
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Casters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、大型旅行鞄や荷物運搬車等の下面に
取り付ける車輪装置に関するものである。
取り付ける車輪装置に関するものである。
〈従来の技術〉
周知の様に大型旅行鞄、荷物運搬車、各種ワゴ
ン等の走行体の下面には、前後左右に4個の車輪
が取り付けられている。この4個の車輪は、全て
が水平方向に旋回自由であると走行方向が定まら
ず、また全ての旋回が拘束されていると曲線状の
走行が困難である。このため、走行方向前方の2
個の車輪を水平方向に旋回自由に、後方の2個の
車輪を旋回拘束するようにすることが望まれてい
る。
ン等の走行体の下面には、前後左右に4個の車輪
が取り付けられている。この4個の車輪は、全て
が水平方向に旋回自由であると走行方向が定まら
ず、また全ての旋回が拘束されていると曲線状の
走行が困難である。このため、走行方向前方の2
個の車輪を水平方向に旋回自由に、後方の2個の
車輪を旋回拘束するようにすることが望まれてい
る。
車輪が水平方向に旋回可能な状態と旋回不能な
状態とに変換できる車輪装置は、既に本出願人が
特開昭55―156702号公報で提案している。
状態とに変換できる車輪装置は、既に本出願人が
特開昭55―156702号公報で提案している。
上記した従来の車輪装置は、基板に車輪を有す
る支持枠を旋回自在に設け、支持軸の下面に設け
た移動自在なストツパー部に支持枠に設けた回動
自在な摺動子を接触させ、摺動子と一体に回動す
る作動枠の弧状面を車輪側面の小径輪に臨ませる
とともに、支持枠にはストツパー部が係合して旋
回を拘束されたりストツパー部が外れて自由に旋
回できる受部を形成した構成である。
る支持枠を旋回自在に設け、支持軸の下面に設け
た移動自在なストツパー部に支持枠に設けた回動
自在な摺動子を接触させ、摺動子と一体に回動す
る作動枠の弧状面を車輪側面の小径輪に臨ませる
とともに、支持枠にはストツパー部が係合して旋
回を拘束されたりストツパー部が外れて自由に旋
回できる受部を形成した構成である。
〈発明が解決しようとする課題〉
しかし、上記した従来の車輪装置は作動枠が回
動してもストツパー部が確実に移動しなかつた
り、ストツパー部が確実に支持枠を係合できない
場合があるので、車輪の水平方向の旋回拘束状態
と旋回許容状態との変換を確実に行うことができ
ず、信頼性に欠けている。
動してもストツパー部が確実に移動しなかつた
り、ストツパー部が確実に支持枠を係合できない
場合があるので、車輪の水平方向の旋回拘束状態
と旋回許容状態との変換を確実に行うことができ
ず、信頼性に欠けている。
〈課題を解決するための手段〉
本発明は上記に鑑み提案されたもので、走行体
の下面に取り付けられる取付基体と、この取付基
体に旋回軸により軸着されて旋回軸を中心に水平
方向に旋回可能な外枠と、中央水平部の両側から
下方に延出する脚部を有し、両脚部間に水平方向
の車軸により走行車輪を支持して外枠に設けた揺
動軸により走行車輪の走行方向に一定範囲揺動可
能な状態で支持された中枠と、走行車輪の車軸が
旋回軸より進行方向の後方に位置する正転走行状
態での走行車輪の正回転では摺動して走行車輪の
回転を妨げず、この走行状態とは逆に走行車輪が
逆回転したときに走行車輪との摩擦力で走行車輪
を制動するように走行車輪の外周面に臨ませたブ
レーキ爪と、外枠の旋回を拘束可能な方向拘束手
段とを備え、 方向拘束手段は、先端が突出するようにばねで
付勢した拘束ピンを取付基体の下面に設けるとと
もに、該拘束ピンの先端に係合可能な拘束溝と該
拘束溝の両側の拘束ピン案内面とを中枠に一体的
に設けることにより構成したものである。
の下面に取り付けられる取付基体と、この取付基
体に旋回軸により軸着されて旋回軸を中心に水平
方向に旋回可能な外枠と、中央水平部の両側から
下方に延出する脚部を有し、両脚部間に水平方向
の車軸により走行車輪を支持して外枠に設けた揺
動軸により走行車輪の走行方向に一定範囲揺動可
能な状態で支持された中枠と、走行車輪の車軸が
旋回軸より進行方向の後方に位置する正転走行状
態での走行車輪の正回転では摺動して走行車輪の
回転を妨げず、この走行状態とは逆に走行車輪が
逆回転したときに走行車輪との摩擦力で走行車輪
を制動するように走行車輪の外周面に臨ませたブ
レーキ爪と、外枠の旋回を拘束可能な方向拘束手
段とを備え、 方向拘束手段は、先端が突出するようにばねで
付勢した拘束ピンを取付基体の下面に設けるとと
もに、該拘束ピンの先端に係合可能な拘束溝と該
拘束溝の両側の拘束ピン案内面とを中枠に一体的
に設けることにより構成したものである。
〈作用〉
取付基体に加えられた水平方向の力の方向と走
行車輪の方向とが異なると外枠が旋回軸を中心に
して旋回し、外枠が旋回すると拘束ピン案内面が
外枠と一体的に旋回し、拘束ピン案内面が拘束ピ
ンの近傍まで旋回してくると、一方の拘束ピン案
内面の端部が拘束ピンをばねの付勢に抗して押圧
し始め、更に旋回すると拘束ピンが拘束ピン案内
面から外れて拘束溝内に係合する。この様にして
拘束ピンが拘束溝内に係合すると、係合ピンが外
枠の旋回を拘束する状態に変換する。
行車輪の方向とが異なると外枠が旋回軸を中心に
して旋回し、外枠が旋回すると拘束ピン案内面が
外枠と一体的に旋回し、拘束ピン案内面が拘束ピ
ンの近傍まで旋回してくると、一方の拘束ピン案
内面の端部が拘束ピンをばねの付勢に抗して押圧
し始め、更に旋回すると拘束ピンが拘束ピン案内
面から外れて拘束溝内に係合する。この様にして
拘束ピンが拘束溝内に係合すると、係合ピンが外
枠の旋回を拘束する状態に変換する。
上記した外枠の旋回拘束状態で、取付基体に水
平方向の力を加えて移動させることにより走行車
輪に逆回転を与えると、ブレーキ爪が走行車輪を
制動するので、取付基体と共に移動する外枠が走
行車輪よりも先行しようとし、これにより中枠が
揺動軸を中心にして揺動する。中枠が揺動する
と、中枠の揺動に伴つて拘束溝が揺動して拘束ピ
ンから外れるので、外枠が自由に旋回できる状態
に変換する。この状態で外枠に旋回力が加えられ
ると外枠の旋回に応じて拘束溝が拘束ピンから離
隔していき、ある角度まで外枠が旋回すると、取
付基体に加えられている水平方向の力により走行
車輪が正転方向に回転し始め、ブレーキ爪による
制動が解除され、走行車輪が正転方向に回転す
る。
平方向の力を加えて移動させることにより走行車
輪に逆回転を与えると、ブレーキ爪が走行車輪を
制動するので、取付基体と共に移動する外枠が走
行車輪よりも先行しようとし、これにより中枠が
揺動軸を中心にして揺動する。中枠が揺動する
と、中枠の揺動に伴つて拘束溝が揺動して拘束ピ
ンから外れるので、外枠が自由に旋回できる状態
に変換する。この状態で外枠に旋回力が加えられ
ると外枠の旋回に応じて拘束溝が拘束ピンから離
隔していき、ある角度まで外枠が旋回すると、取
付基体に加えられている水平方向の力により走行
車輪が正転方向に回転し始め、ブレーキ爪による
制動が解除され、走行車輪が正転方向に回転す
る。
〈実施例〉
以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説明
する。
する。
走行体の下面に取り付けられる取付基体10
は、その略中央部に垂直な旋回軸11を有し、こ
の旋回軸11により両側に脚部21,21を有す
る外枠20の中央水平部22を回転自在に支え
る。12は取付基体10の環状溝部13と外枠2
0の環状溝部23との間に挾着させた外側転動ボ
ール、14は旋回軸11下端にかしめ止めしたボ
ール受けプレート15と外枠20の中央水平部2
2との間に挾着させた内側転動ボールで、両ボー
ルが取付基体10に対する外枠20の円滑な旋回
を可能としている。
は、その略中央部に垂直な旋回軸11を有し、こ
の旋回軸11により両側に脚部21,21を有す
る外枠20の中央水平部22を回転自在に支え
る。12は取付基体10の環状溝部13と外枠2
0の環状溝部23との間に挾着させた外側転動ボ
ール、14は旋回軸11下端にかしめ止めしたボ
ール受けプレート15と外枠20の中央水平部2
2との間に挾着させた内側転動ボールで、両ボー
ルが取付基体10に対する外枠20の円滑な旋回
を可能としている。
しかして走行車輪31の車軸32を支持してい
るのは、通常の車輪装置と異なり、外枠20の内
側に別途設けた中枠30である。中枠30は両側
の脚部33と中央水平部34を有する下向きコ字
状をしており、脚部33の上方部分を旋回軸11
とは横方向に離れた位置にある水平方向の揺動軸
35を介して外枠20に枢着し、下方に上記走行
車輪31の車軸32を支持している。したがつ
て、中枠30および走行車輪31は揺動軸35を
中心に揺動可能であるが、車軸32の端部が外枠
20の脚部21,21に穿設した揺動範囲規制手
段である長孔24内に挿入されているため、該長
孔24により揺動範囲が制限されている。
るのは、通常の車輪装置と異なり、外枠20の内
側に別途設けた中枠30である。中枠30は両側
の脚部33と中央水平部34を有する下向きコ字
状をしており、脚部33の上方部分を旋回軸11
とは横方向に離れた位置にある水平方向の揺動軸
35を介して外枠20に枢着し、下方に上記走行
車輪31の車軸32を支持している。したがつ
て、中枠30および走行車輪31は揺動軸35を
中心に揺動可能であるが、車軸32の端部が外枠
20の脚部21,21に穿設した揺動範囲規制手
段である長孔24内に挿入されているため、該長
孔24により揺動範囲が制限されている。
取付基体10と中枠30には、中枠30の上記
揺動に伴い係脱可能な方向拘束手段40が設けら
れている。この方向拘束手段40は、取付基体1
0の前方または後方に圧縮ばね41によつて下方
に突出付勢された拘束ピン42を設け、中枠30
にはその中央水平部34の上方L型屈曲部36に
拘束ピン42を受け入れる拘束溝43を形成する
とともに該拘束溝43の両側部分の屈曲部36に
上面が滑らかな拘束ピン押圧案内面44を形成し
てなる。拘束溝43は、第1図で明らかなよう
に、中枠30が一方の揺動端にあるとき拘束ピン
42と係合可能であるが、中枠30が他方の揺動
端に達すると該拘束ピン42との係合を解く。ま
た、中枠30がその拘束溝43を拘束ピン42と
係合させうる揺動端側にあるとき、外枠20が旋
回すると、中枠30の拘束ピン押圧案内面44が
圧縮ばね41に抗して拘束ピン42を押し上げ、
更に外枠20が旋回すると拘束溝43内に該拘束
ピン42の先端が嵌入する。
揺動に伴い係脱可能な方向拘束手段40が設けら
れている。この方向拘束手段40は、取付基体1
0の前方または後方に圧縮ばね41によつて下方
に突出付勢された拘束ピン42を設け、中枠30
にはその中央水平部34の上方L型屈曲部36に
拘束ピン42を受け入れる拘束溝43を形成する
とともに該拘束溝43の両側部分の屈曲部36に
上面が滑らかな拘束ピン押圧案内面44を形成し
てなる。拘束溝43は、第1図で明らかなよう
に、中枠30が一方の揺動端にあるとき拘束ピン
42と係合可能であるが、中枠30が他方の揺動
端に達すると該拘束ピン42との係合を解く。ま
た、中枠30がその拘束溝43を拘束ピン42と
係合させうる揺動端側にあるとき、外枠20が旋
回すると、中枠30の拘束ピン押圧案内面44が
圧縮ばね41に抗して拘束ピン42を押し上げ、
更に外枠20が旋回すると拘束溝43内に該拘束
ピン42の先端が嵌入する。
中枠30は外枠20との間に張設した引張ばね
45により、拘束溝43が拘束ピン42と係合可
能な揺動端側に付勢されているが、この引張ばね
45の力あるいは車輪31の走行に伴う車軸32
を後方に位置させようとする力に抗して、中枠3
0に他方の揺動端側への力を与えるのは揺動軸3
5に巻回して設けたブレーキ爪46である。この
ブレーキ爪46は、短尺な舌片状であつて、第1
図に示すように、揺動軸35と旋回軸11との間
において先端が車輪31の外周に斜めに接してお
り、図面の実施例ではブレーキ爪46の巻回基端
から巻回延長端48まで延出した部分の自重によ
り先端が僅かな荷重で車輪31の外周に圧接して
いる。斯かる構成からなるブレーキ爪46は、車
輪31の車軸32が旋回軸11より進行方向の後
方に位置する正転走行状態では車輪31が正回転
(第1図矢印方向に回転)して、ブレーキ爪46
の先端が車輪31の外周を摺動するだけであり、
したがつてこの状態では車輪31の回動を妨げる
ことがない。一方、この走行状態とは逆に車輪3
1が逆回転(第5A図矢印方向に回転)し始める
と、ブレーキ爪46の先端が車輪31との摩擦力
で揺動軸35側へ押圧されて、しかもブレーキ爪
46の先端が車輪31の外周に対して傾斜してい
るので揺動軸35側に押圧されるとブレーキ爪4
6の先端が車輪31の外周に喰い込む力が生じ、
これにより車輪31を制動する。なお、47はブ
レーキ爪46の巻回延長端48に取り付けた掛止
リングで、この掛止リング47を外枠20の上端
部に設けた開放爪49に掛けると、ブレーキ爪4
6の先端が車輪31から離れる。したがつて、こ
の状態では車輪31が逆回転しても制動作用は起
きない。
45により、拘束溝43が拘束ピン42と係合可
能な揺動端側に付勢されているが、この引張ばね
45の力あるいは車輪31の走行に伴う車軸32
を後方に位置させようとする力に抗して、中枠3
0に他方の揺動端側への力を与えるのは揺動軸3
5に巻回して設けたブレーキ爪46である。この
ブレーキ爪46は、短尺な舌片状であつて、第1
図に示すように、揺動軸35と旋回軸11との間
において先端が車輪31の外周に斜めに接してお
り、図面の実施例ではブレーキ爪46の巻回基端
から巻回延長端48まで延出した部分の自重によ
り先端が僅かな荷重で車輪31の外周に圧接して
いる。斯かる構成からなるブレーキ爪46は、車
輪31の車軸32が旋回軸11より進行方向の後
方に位置する正転走行状態では車輪31が正回転
(第1図矢印方向に回転)して、ブレーキ爪46
の先端が車輪31の外周を摺動するだけであり、
したがつてこの状態では車輪31の回動を妨げる
ことがない。一方、この走行状態とは逆に車輪3
1が逆回転(第5A図矢印方向に回転)し始める
と、ブレーキ爪46の先端が車輪31との摩擦力
で揺動軸35側へ押圧されて、しかもブレーキ爪
46の先端が車輪31の外周に対して傾斜してい
るので揺動軸35側に押圧されるとブレーキ爪4
6の先端が車輪31の外周に喰い込む力が生じ、
これにより車輪31を制動する。なお、47はブ
レーキ爪46の巻回延長端48に取り付けた掛止
リングで、この掛止リング47を外枠20の上端
部に設けた開放爪49に掛けると、ブレーキ爪4
6の先端が車輪31から離れる。したがつて、こ
の状態では車輪31が逆回転しても制動作用は起
きない。
上記した構成に係る車輪装置は、通常ではブレ
ーキ爪46の先端を車輪31の外周に斜めに当接
させた状態で使用するものであつて、ブレーキ爪
46は前述のように旋回軸11が車軸32より前
方に位置する正転走行方向(第4A図、第4B図
の矢印A方向)では車輪31の回動を妨げること
がない。これは方向拘束手段40の拘束ピン42
が拘束溝43内に係合していない場合(第4A
図)、係合している場合(第4B図)のいずれの
場合も同じである。即ち、第4A図は旋回自由の
状態であり、第4B図は旋回を拘束された状態で
ある。したがつて、第4A図の状態の車輪装置を
走行体の下面前方に取り付け、第4B図の状態の
車輪装置を後方に取り付けたとすれば、第4A図
の状態の前方の車輪装置の外枠20が自由に旋回
して方向の転換が自由でかつ第4B図の状態の後
方の車輪装置の外枠20が拘束されているので安
定した走行を行わせることができる。
ーキ爪46の先端を車輪31の外周に斜めに当接
させた状態で使用するものであつて、ブレーキ爪
46は前述のように旋回軸11が車軸32より前
方に位置する正転走行方向(第4A図、第4B図
の矢印A方向)では車輪31の回動を妨げること
がない。これは方向拘束手段40の拘束ピン42
が拘束溝43内に係合していない場合(第4A
図)、係合している場合(第4B図)のいずれの
場合も同じである。即ち、第4A図は旋回自由の
状態であり、第4B図は旋回を拘束された状態で
ある。したがつて、第4A図の状態の車輪装置を
走行体の下面前方に取り付け、第4B図の状態の
車輪装置を後方に取り付けたとすれば、第4A図
の状態の前方の車輪装置の外枠20が自由に旋回
して方向の転換が自由でかつ第4B図の状態の後
方の車輪装置の外枠20が拘束されているので安
定した走行を行わせることができる。
この状態から走行体の移動方向を第5A図、第
5B図の矢印B方向に逆転すると、ブレーキ爪4
6が車輪31を制動し、その結果車軸32は外枠
20の長孔24内で旋回軸11側に移動する。即
ち、車軸32はそれまで車輪31の走行に伴い車
軸32に加わる力および引張ばね45の力により
それまでの走行方向の後方側に位置していたので
あるが、上記制動作用による揺動軸35を中心と
する中枠30の揺動により矢印で示すように移動
し、その結果第5B図に示す車輪装置では中枠3
0上端の拘束溝43が下降して拘束ピン42との
係合を解く方向に揺動する。拘束溝43から拘束
ピン42が外れると、外枠20の旋回を拘束する
ものがなくなる。したがつて、走行方向を拘束さ
れていた側(第5B図)の車輪31が水平方向に
自由に旋回できる状態に変換する。なお、外枠2
0が上記の様に揺動すると、走行体が理論的には
持ち上げられることになるが、外枠20が揺動す
る角度は僅か数度であつて、これによる揺動軸3
5の上昇量は1mmにも満たない微小であつて、使
用上無視できる。
5B図の矢印B方向に逆転すると、ブレーキ爪4
6が車輪31を制動し、その結果車軸32は外枠
20の長孔24内で旋回軸11側に移動する。即
ち、車軸32はそれまで車輪31の走行に伴い車
軸32に加わる力および引張ばね45の力により
それまでの走行方向の後方側に位置していたので
あるが、上記制動作用による揺動軸35を中心と
する中枠30の揺動により矢印で示すように移動
し、その結果第5B図に示す車輪装置では中枠3
0上端の拘束溝43が下降して拘束ピン42との
係合を解く方向に揺動する。拘束溝43から拘束
ピン42が外れると、外枠20の旋回を拘束する
ものがなくなる。したがつて、走行方向を拘束さ
れていた側(第5B図)の車輪31が水平方向に
自由に旋回できる状態に変換する。なお、外枠2
0が上記の様に揺動すると、走行体が理論的には
持ち上げられることになるが、外枠20が揺動す
る角度は僅か数度であつて、これによる揺動軸3
5の上昇量は1mmにも満たない微小であつて、使
用上無視できる。
さらに矢印B方向に移動する力を加えると、第
5A図、第5B図では車軸32の方が旋回軸11
の前方に位置しているため、外枠20に旋回軸1
1を中心とする旋回力が加わる。この結果、外枠
20は中枠30、車輪31とともに車軸32が旋
回軸11の後方となるように旋回し、さらにこの
旋回に伴い車軸32が、第6A図、第6B図に示
すように、再び長孔24内で移動して中枠30が
揺動軸35を中心にして戻り揺動する。中枠30
が戻り揺動すると、第6A図に示す走行方向後方
に位置する車輪装置においては拘束溝43内に拘
束ピン42が嵌入して走行方向を拘束する状態に
変換し、第6B図に示す走行方向前方に位置する
車輪装置においては拘束溝43が拘束ピン42の
反対側に位置して旋回が自由な状態に変換する。
5A図、第5B図では車軸32の方が旋回軸11
の前方に位置しているため、外枠20に旋回軸1
1を中心とする旋回力が加わる。この結果、外枠
20は中枠30、車輪31とともに車軸32が旋
回軸11の後方となるように旋回し、さらにこの
旋回に伴い車軸32が、第6A図、第6B図に示
すように、再び長孔24内で移動して中枠30が
揺動軸35を中心にして戻り揺動する。中枠30
が戻り揺動すると、第6A図に示す走行方向後方
に位置する車輪装置においては拘束溝43内に拘
束ピン42が嵌入して走行方向を拘束する状態に
変換し、第6B図に示す走行方向前方に位置する
車輪装置においては拘束溝43が拘束ピン42の
反対側に位置して旋回が自由な状態に変換する。
上記の様に、走行方向をA方向またはB方向に
変換する動作に応動して、進行方向に対して後方
に位置する車輪の旋回を拘束し、進行方向前方に
位置する車輪の旋回を自由にするという切換が自
動的に行われることとなる。
変換する動作に応動して、進行方向に対して後方
に位置する車輪の旋回を拘束し、進行方向前方に
位置する車輪の旋回を自由にするという切換が自
動的に行われることとなる。
なお、この様な切換が行われるのは、前後の取
付基体10を拘束ピン42側がそれぞれ走行方向
の後方側または前方側となるように走行体の下面
に取り付けた場合であつて、仮に前後の取付基体
10を同一方向に向けて取り付けたとすれば、一
方の走行方向では前後の車輪が共に旋回を拘束さ
れ、他方の走行方向では共に旋回自由な状態とな
る。
付基体10を拘束ピン42側がそれぞれ走行方向
の後方側または前方側となるように走行体の下面
に取り付けた場合であつて、仮に前後の取付基体
10を同一方向に向けて取り付けたとすれば、一
方の走行方向では前後の車輪が共に旋回を拘束さ
れ、他方の走行方向では共に旋回自由な状態とな
る。
次に、第7A図、第7B図は前後の車輪の旋回
をともに拘束する場合の使用例であつて、前後の
車輪を拘束するのは、例えば第7C図のように傾
斜床面上で走行体Rを該床面の傾斜に対して直交
する方向に走行させる場合、又は傾斜床面上に停
止させる場合に必要となる。第6A図、第6B図
の状態において、第6A図側の掛止リング48を
開放爪49に掛けると、第7A図のようにブレー
キ爪46が車輪31から離れる。この状態で走定
方向をA方向に変換すると、第6B図の車輪装置
は前述の動作により旋回し、第4B図のように旋
回を拘束された状態となる。このとき第7A図側
ではブレーキ爪46が車輪31から離れているた
め外枠20の旋回は生じない。したがつて、第6
B図の側の掛止リング48も同様に開放爪49に
掛けると、第7B図のようにブレーキ爪46が車
輪31から離れてるため、前後の車輪装置がとも
にブレーキ爪46によるブレーキ作用を受けない
状態、つまり走行方向をA,Bいずれにしても前
後の車輪装置がともに旋回を拘束された状態を作
り出すことができる。
をともに拘束する場合の使用例であつて、前後の
車輪を拘束するのは、例えば第7C図のように傾
斜床面上で走行体Rを該床面の傾斜に対して直交
する方向に走行させる場合、又は傾斜床面上に停
止させる場合に必要となる。第6A図、第6B図
の状態において、第6A図側の掛止リング48を
開放爪49に掛けると、第7A図のようにブレー
キ爪46が車輪31から離れる。この状態で走定
方向をA方向に変換すると、第6B図の車輪装置
は前述の動作により旋回し、第4B図のように旋
回を拘束された状態となる。このとき第7A図側
ではブレーキ爪46が車輪31から離れているた
め外枠20の旋回は生じない。したがつて、第6
B図の側の掛止リング48も同様に開放爪49に
掛けると、第7B図のようにブレーキ爪46が車
輪31から離れてるため、前後の車輪装置がとも
にブレーキ爪46によるブレーキ作用を受けない
状態、つまり走行方向をA,Bいずれにしても前
後の車輪装置がともに旋回を拘束された状態を作
り出すことができる。
このため、下面に4個の車輪装置を取り付けた
走行体は直線方向にしか走行しないので傾斜面を
横切る方向に直線走行できるし、傾斜面の途中で
止めても傾斜方向に向い流れ動くことがない。そ
して、旋回を拘束した車輪装置は走行体の前側及
び後側に個々に1個宛有れば足りるので、他の車
輪装置では掛止リング48と開放爪49を設けな
くてもよい。
走行体は直線方向にしか走行しないので傾斜面を
横切る方向に直線走行できるし、傾斜面の途中で
止めても傾斜方向に向い流れ動くことがない。そ
して、旋回を拘束した車輪装置は走行体の前側及
び後側に個々に1個宛有れば足りるので、他の車
輪装置では掛止リング48と開放爪49を設けな
くてもよい。
なお、掛止リング48を開放爪49から外して
ブレーキ爪46を車輪に接触すれば、前記と同様
に再び前側が旋回自由で、後側が旋回拘束された
状態に変換できる。
ブレーキ爪46を車輪に接触すれば、前記と同様
に再び前側が旋回自由で、後側が旋回拘束された
状態に変換できる。
〈発明の効果〉
以上説明したように本発明によれば、外枠が所
定の位置まで旋回すると拘束ピン案内面が拘束ピ
ンを案内して拘束溝に係合させるので、旋回を拘
束する状態に確実に変換することができ、また車
輪が逆回転し始めるとブレーキ爪が作用して車輪
を制動し、これにより中枠が揺動して拘束溝から
拘束ピンを外すので、自由に旋回できる状態に確
実に変換することができる。したがつて、従来の
車輪装置に比較して状態の変換が確実で機能の信
頼性を著しく向上することができ、安全である。
定の位置まで旋回すると拘束ピン案内面が拘束ピ
ンを案内して拘束溝に係合させるので、旋回を拘
束する状態に確実に変換することができ、また車
輪が逆回転し始めるとブレーキ爪が作用して車輪
を制動し、これにより中枠が揺動して拘束溝から
拘束ピンを外すので、自由に旋回できる状態に確
実に変換することができる。したがつて、従来の
車輪装置に比較して状態の変換が確実で機能の信
頼性を著しく向上することができ、安全である。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は車輪装置の側面図、第2図は第1図に示す車輪
装置の―線に沿う断面図、第3図は第1図に
示す車輪装置の―線に沿う断面図、第4A
図、第4B図、第5A図、第5B図、第6A図、
第6B図、第7A図、第7B図はそれぞれ第1図
乃至第3図の車輪装置の異なる動作状態を示す一
部を断面とした側面図、第7C図は傾斜床面を走
行体が走行する状態を示す正面図である。 図中、10は取付基体、11は旋回軸、20は
外枠、21は脚部、24は揺動範囲規制長孔、3
0は中枠、31は走行車輪、32は車軸、33は
脚部、35は揺動軸、40は方向拘束手段、42
は拘束ピン、43は拘束溝、46はブレーキ爪で
ある。
は車輪装置の側面図、第2図は第1図に示す車輪
装置の―線に沿う断面図、第3図は第1図に
示す車輪装置の―線に沿う断面図、第4A
図、第4B図、第5A図、第5B図、第6A図、
第6B図、第7A図、第7B図はそれぞれ第1図
乃至第3図の車輪装置の異なる動作状態を示す一
部を断面とした側面図、第7C図は傾斜床面を走
行体が走行する状態を示す正面図である。 図中、10は取付基体、11は旋回軸、20は
外枠、21は脚部、24は揺動範囲規制長孔、3
0は中枠、31は走行車輪、32は車軸、33は
脚部、35は揺動軸、40は方向拘束手段、42
は拘束ピン、43は拘束溝、46はブレーキ爪で
ある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 走行体の下面に取り付けられる取付基体10
と、この取付基体10に旋回軸により軸着されて
旋回軸11を中心に水平方向に旋回可能な外枠2
0と、中央水平部34の両側から下方に延出する
脚部33を有し、両脚部33間に水平方向の車軸
32により走行車輪31を支持して外枠20に設
けた揺動軸35により走行車輪31の走行方向に
一定範囲揺動可能な状態で支持された中枠30
と、走行車輪31の車軸32が旋回軸11より進
行方向の後方に位置する正転走行状態での走行車
輪31の正回転では摺動して走行車輪31の回転
を妨げず、この走行状態とは逆に走行車輪31が
逆回転したときに走行車輪31との摩擦力で走行
車輪31を制動するように走行車輪31の外周面
に臨ませたブレーキ爪46と、外枠20の旋回を
拘束可能な方向拘束手段40とを備え、 方向拘束手段40は、先端が突出するようにば
ね41で付勢した拘束ピン42を取付基体10の
下面に設けるとともに、該拘束ピン42の先端に
係合可能な拘束溝43と該拘束溝43の両側の拘
束ピン案内面44とを中枠30に一体的に設ける
ことにより構成され、外枠20の旋回により拘束
ピン案内面44が拘束ピン42を案内して拘束溝
43内に係合させることにより外枠20の旋回を
拘束する状態と、走行車輪31の逆回転でブレー
キ爪46が走行車輪31を制動することにより中
枠30が揺動軸35を中心に揺動して拘束溝43
から拘束ピン42が外れることにより外枠20の
旋回を許容する状態とに変換するようにしたこと
を特徴とする車輪装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11293281A JPS5816902A (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | 車輪装置 |
| US06/397,831 US4494272A (en) | 1981-07-21 | 1982-07-13 | Reversible caster device having brake mechanism |
| DE19823226926 DE3226926A1 (de) | 1981-07-21 | 1982-07-19 | Nachlaufrollen-anordnung |
| GB08220922A GB2106378B (en) | 1981-07-21 | 1982-07-20 | Castors |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11293281A JPS5816902A (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | 車輪装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5816902A JPS5816902A (ja) | 1983-01-31 |
| JPS6411481B2 true JPS6411481B2 (ja) | 1989-02-27 |
Family
ID=14599091
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11293281A Granted JPS5816902A (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | 車輪装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5816902A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5863101U (ja) * | 1981-10-26 | 1983-04-27 | 森田 夏雄 | 車輪装置 |
| JPS58218402A (ja) * | 1982-06-14 | 1983-12-19 | Natsuo Morita | 車輪装置 |
| JPH0723283Y2 (ja) * | 1987-06-24 | 1995-05-31 | ハンマ−キヤスタ−株式会社 | 自在車輪の旋回ロツク装置 |
| DE3839107A1 (de) * | 1988-11-18 | 1990-05-31 | Hoechst Ag | Lenkrollenanordnung fuer ein dreirad-fahrzeug |
| US5199131A (en) * | 1991-06-26 | 1993-04-06 | Babcock Industries, Inc. | Thermoplastic caster assembly |
-
1981
- 1981-07-21 JP JP11293281A patent/JPS5816902A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5816902A (ja) | 1983-01-31 |
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