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JPS642386B2 - - Google Patents
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JPS642386B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS642386B2
JPS642386B2 JP58213747A JP21374783A JPS642386B2 JP S642386 B2 JPS642386 B2 JP S642386B2 JP 58213747 A JP58213747 A JP 58213747A JP 21374783 A JP21374783 A JP 21374783A JP S642386 B2 JPS642386 B2 JP S642386B2
Authority
JP
Japan
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pressure
medical pump
secondary side
fluid
detected
Prior art date
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Expired
Application number
JP58213747A
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English (en)
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JPS60106461A (ja
Inventor
Toshinobu Kageyama
Hideo Nakazawa
Shoichi Nakagawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinsangyo Kaihatsu KK
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Shinsangyo Kaihatsu KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Shinsangyo Kaihatsu KK filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP58213747A priority Critical patent/JPS60106461A/ja
Publication of JPS60106461A publication Critical patent/JPS60106461A/ja
Publication of JPS642386B2 publication Critical patent/JPS642386B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、人工心臓や大動脈内バルーンポンプ
のような医療機器を駆動する装置に関し、特に指
定されたパラメータに応じて規則的に流体圧を変
化させる流体駆動装置に関する。
[従来技術] 人工心臓は、生体の心臓の脈動によく似た脈動
流を血液に与えるように駆動することが安全性の
面で重要である。人工心臓はダイアフラム型、サ
ツク型、ピストン型等種々のものが知られている
が、これらは一般に空気等の流体から所定の圧力
を受けて駆動される。生体の状態に応じた最良の
条件で人工心臓を駆動するためには、その条件に
応じた正確な圧力を所定のタイミングで出力する
駆動装置が必要である。すなわち、心拍数、陽圧
(正圧)、陰圧(負圧)、陽圧および陰圧を人工心
臓に印加する継続時間(Duration)又はデユー
テイ比等を全て正確に、しかもすばやく所定値に
セツトしうる駆動装置がよい。従来の人工心臓駆
動装置では、正確な圧力を得るための手段として
機械式減圧弁等が陽圧系と陰圧系にそれぞれ用い
られている。そして、人工心臓駆動装置において
は、人工心臓に陽圧と陰圧を交互に印加するため
に陽圧系の出力端と陰圧系の出力端が互いに接続
されており、陽圧と陰圧を切換えるために、陽圧
系の出力端と陰圧系の出力端にそれぞれ開閉制御
用の電磁弁が設けられている。これらの電磁弁は
制御装置により、設定心拍数に応じた所定のタイ
ミングで交互に開閉を切換えるように制御され
る。ところでこの種の人工心臓駆動装置において
は、コンプレツサ、真空ポンプ、タンク(アキユ
ームレータ)、電磁弁、制御装置等多くの機器を
備えなければならないために、装置がかなり大型
になる。人工心臓は、たとえば手術中の生体の心
臓の補助等に使用されるが、手術中等は手術台の
周辺には多数の医師や手術用器具が存在するた
め、手術中には大型の人工心臓駆動装置を手術台
の近くに配置することはできない。しかし、患者
の体の状態に応じて、人工心臓の心拍数等はいつ
でも変えうるようにしなければならない。このた
め従来より、人工心臓駆動装置は手術台から離れ
た位置に置いて、人工心臓駆動装置の操作は専属
の操作技師が医師の指示のもとに行なつている。
しかし、最適な条件で人工心臓を駆動するには医
師が直接、人工心臓駆動装置を操作するのが望ま
しい。
そこで、本出願人は電磁弁を用いて圧力調整を
行ない、電気的に各種パラメータを制御可能にし
た駆動装置に遠隔制御装置を設けた人工心臓駆動
装置(特願昭57−52143号)を提案した。これに
よれば、必要な人工心臓駆動パラメータを全て遠
隔制御しうる。
ところで、この種の人工心臓駆動装置において
は、陽圧と陰圧とを交互に人工心臓に印加するた
め、流体の吸入と排出とを交互に行なわなければ
ならず、多量の駆動用流体を消費することにな
る。したがつて、駆動用流体には一般に空気を使
用している。
しかしながら、流体で駆動される人工心臓は、
駆動用流体と血液とが薄い膜を介して分離されて
いるのみであるため、万一、人工心臓の膜に故障
が生じると、膜の部分を通つて駆動用流体が血液
に漏れる可能性がある。その場合に駆動用流体が
空気であると、血液が凝結するので患者の生命が
危険にさらされる。特に、手術中の患者の場合に
は、体力が極めて低下しているので、少しでも患
者の体内に異常が生ずると、患者の生命の維持が
難しくなる。
ところで、人臓病の患者に対しては、補助人工
心臓の他に大動脈内バルーンポンプが使用され、
補助人工心臓と大動脈内バルーンポンプとは、患
者の容態に応じて選択的に使用される。従つて、
この種の駆動装置においては、補助人工心臓とバ
ルーンポンプの両方を駆動できるのが望ましい。
しかし、バルーンポンプの駆動は難しい。例え
ば、バルーンポンプの場合には、それを使用する
患者が大人か小人かなどに応じて使用するバルー
ンポンプの容量(大きさ)を変える必要があり、
その大きさが変わると、駆動装置がポンプに供給
する流体の容量も変える必要がある。バルーンポ
ンプの大きさと駆動流体の容量とが適合しない
と、バルーンポンプの膨張/収縮の動作が不完全
になつたり動きが鈍くなつて十分にポンプ機能を
果たさなくなつたり、万一、バルーンポンプが破
裂した場合に大量の駆動流体が生体内に流入す
る、という危険が伴なう。この種の駆動流体の容
量とバルーンポンプの容量とを適合させるのは非
常に難しい。
[目的] 本発明は、生体に対して安全に医療ポンプを駆
動するとともに、医療ポンプの容量と駆動装置の
駆動流体の容量とを容易に適合させうる医療ポン
プ駆動装置を提供することを目的とする。
[構成] 上記目的を達成するため、本発明においては、
流体駆動系に隔膜を配置してその一次側(圧力発
生側)と二次側(医療ポンプ側)とを気密に分離
し、一次側の圧力発生系には空気等の流体を使用
し、医療ポンプを駆動する二次側には、ヘリウム
ガス等の生体に対して安全な流体を充填する。ま
た、前記隔膜の移動範囲を規制する規制部材及び
該規制部材を駆動してその位置を調整するストロ
ーク調整手段(例えば電気モータ)を設ける。更
に、前記隔膜の二次側に、流体の圧力を検出する
圧力検出手段を配置し、検出した二次側圧力に応
じて、隔膜の二次側に充填される流体の量を調整
するとともに、前記ストローク調整手段を制御し
て隔膜の振動範囲を調整する。
隔膜の一次側に正圧と負圧を交互に印加し、隔
膜を振動させて隔膜二次側の流体を駆動する場
合、二次側の流体量が一定であれば、1回の隔膜
の振動によつて医療ポンプに供給される二次側流
体の容量は、隔膜の振動ストロークに応じて定ま
る。従つて、隔膜が前記規制部材によつて移動が
規制される位置まで動かす場合には、規制部材の
位置を変えることによつて、隔膜の振動ストロー
ク、即ちポンプを駆動する流体の容量を調整する
ことができる。二次側圧力が飽和している状態で
は、隔膜が規制部材に衝突している状態にあるの
で、その時検出される二次側圧力は、一次側の駆
動流体圧力の影響は受けず、医療ポンプの駆動に
伴なう二次側流体固有の圧力変化に対応する。
バルーンポンプを駆動する流体の容量がバルー
ンポンプの膨張/収縮に伴なう流路容積変化に適
合するように、隔膜の振動範囲を制限することに
より、隔膜の振動ストロークに無駄がなくなり、
バルーンポンプの膨張/収縮の状態変化の立ち上
がり/立ち下がりが早くなるので、バルーンポン
プの動作を生体の拍動リズムに適合させるのが容
易になる。また、規制部材によつて隔膜の振動範
囲を規制することにより、万一、バルーンポンプ
が破裂した場合でも、バルーンポンプから生体に
流入する駆動流体の容量が制限されるので生体に
対し安全である。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
第1図に、人工心臓駆動装置(バルーンポンプ
も駆動できる)1の外観を示す。第1図を参照す
ると、1aが操作部、1bが表示部、1cが接続
部である。装置に向かつて右側の接続部1cに
は、チユーブ2a,2bおよびリモコン用光フア
イバケーブルFB0が接続されており、光フアイ
バFB0の先端にリモート操作ボードREMが接続
されている。
チユーブ2aおよび2bには、それぞれ人工心
臓60Lおよび60R(第4図参照)が接続され
ている。装置に向かつて右側の接続部には、2つ
の光フアイバケーブルFB1およびFB2が接続さ
れている。後述するように、光フアイバケーブル
FB1にはビデオカメラCAMが接続されており、
FB2には照明灯LMPが接続されている。ビデオ
カメラCAMおよびLMPは、人工心臓60L,6
0Rの実際の作動状態を監視するために備わつて
いる。ビデオカメラCAMの出力を表示するモニ
タテレビTVが表示部1bに備わつている。3は
キヤスターである。
第2a図および第2b図に、リモート操作ボー
ドREMの機械的な構成を示す。第2a図および
第2b図を参照して説明する。操作ボードのケー
スREaは、合成樹脂で形成されている。スイツチ
を操作できるように、パネルの上面のスイツチの
部分には四角形の穴があいており、その部分は薄
い樹脂シートREbで覆つてある。プリント基板
PWB1およびPWB2は互いに接続して一体にし
てある。プリント基板PWB1およびPWB2上に
は、17個のスイツチSW1,B0〜B15、バツ
テリー、スピーカSP、光/電気変換器、電気/
光変換器等が配置してある。
第3a図および第3b図に、人工心臓60Lと
その作動状態を監視する装置の一部を示す。第3
a図および第3b図を参照して説明する。人工心
臓60Lは、監視用ケース100に60a,60
bの部分でねじ止めされている。この例では、人
工心臓60Lの厚み方向と直交する位置に、人工
心臓60Lの可動部分と対向するように、監視用
の光フアイバーFB1および照明用の光フアイバ
ーFB2が互いに直交するように配置してある。
また、光フアイバーFB1およびFB2の先端に対
向する位置に反射鏡MR1を配置してある。光フ
アイバーFB1は、一般の医療機器で良く知られ
ているように先端が傾動可能になつており、これ
は遠隔制御できる。
第4図に、第1図に示す装置のシステム構成を
示す。第4図を参照すると、60Lおよび60R
が人工心臓であり、60Bは大動脈内バルーンポ
ンプである。流体駆動ユニツトFDUには3つの
流体駆動出力端が備わつているが、実際には人工
心臓60Lおよび60Rとバルーンポンプ60B
を同時に使用する状況は考えられないのでそのう
ちの2つのみが同時に作動しうる構成になつてい
る。流体駆動ユニツトFDUを制御する電子制御
ユニツトECUには、リモート操作ボードREM、
照明灯LMPおよびビデオカメラCAMが接続され
ている。ビデオカメラの信号出力端はモニタテレ
ビTVに接続されている。リモート操作ボード
REMと電子制御ユニツトECUは、前述のように
光フアイバケーブルFB0で接続されている。
第5図に、第4図の流体駆動ユニツトFDUの
構成を示す。まず概略を説明すると、このユニツ
トFDUにはコンプレツサ71、真空ポンプ72、
空気圧制御機構ADULおよびADUR、ガス駆動
機構GDUL,GDURA,GDURB、ヘリウムガス
タンクHTAおよび減圧弁61が備わつている。
ガス駆動機構GDULの入力端は空気圧制御機構
ADULの出力端に接続されており、ガス駆動機
構GDURAおよびGDURBの入力端は空気圧制御
機構ADURの出力端に共通に接続されている。
ガス駆動機構GDUL,GDURAおよびGDURBの
出力端は、それぞれ人工心臓60L,60Rおよ
びバルーンポンプ60Bに接続されている。
空気圧制御機構ADULを説明する。この機構
には、6つの電磁弁51,52,53,54,5
5および56が備わつている。電磁弁51,52
および53が正圧生成用に使用され、電磁弁5
4,55および56が負圧生成用に使用される。
電磁弁51および52はアキユームレータAC1
の内部に備わつており、電磁弁54および55は
アキユームレータAC2の内部に備わつている。
電磁弁51および53の入力端がコンプレツサ7
1の出力端に接続されており、電磁弁54および
56の入力端(流体の流れ方向に関しては下流
側)が真空ポンプ72の負圧出力端に接続されて
おり、電磁弁52,53,55および56の出力
端が空気圧制御機構ADULの出力端に接続され
ている。PS1およびPS2は、それぞれアキユー
ムレータAC1およびAC2内部の圧力を検出する
ための圧力センサである。空気圧制御機構
ADURの構成はADULと同一である。
次に、ガス駆動機構GDULを説明する。この
機構には、電磁弁57,58,59、流体アイソ
レータAGA等が備わつている。流体アイソレー
タAGAの1次側(空気側)には機械式弁VA1
を介して前記空気圧制御機構ADULの出力端が
接続されている。電磁弁57は入力端が流体アイ
ソレータAGAの1次側に接続され、出力端が大
気に開放されている。電磁弁59は入力端が減圧
弁61の出力端に接続され、出力端が流体アイソ
レータAGAの2次側に接続されている。電磁弁
58は入力端が流体アイソレータAGAの2次側
に接続され、出力端が前記アキユームレータAC
2の内部に接続されている。流体アイソレータ
AGAの1次側および2次側には、それぞれ圧力
センサPS3およびPS4が備わつている。ガス駆
動機構GDURAおよびGDURBの構成は、GDUL
と同様である。
第6図に、ガス駆動機構GDURBに備わつた流
体アイソレータAGAの構成を示す。第6図を参
照して説明する。簡単にいうと、AGAはハウジ
ング81および82に挟んだダイアフラム83で
1次側ポート81aに連通する空間と2次側ポー
ト82aに連通する空間をしきるものであり、ダ
イアフラム83は図の左右方向に偏移可能になつ
ている。
ダイアフラム83の中央部には、プレート84
および85がそれを挟むように装着されている。
86がプレート85と86を固着するためのボル
トである。ハウジング81の中央部には、プレー
ト85の偏移量を調整するための規制部材63が
装着されている。規制部材63にはねじ63aお
よび63bが形成してあり、ねじ63bの部分で
ハウジング81に係合している。
規制部材63を回動すると、係合位置が変化し
て規制部材63が左右に移動する。左側に移動す
ればプレート84,85の移動範囲が大きくなる
し、右側に移動すればプレート84,85の移動
範囲が小さくなる。M1は直流モータである。直
流モータM1の駆動軸にはウオームギア62を結
合してあり、ウオームギア62は、ねじ63aに
噛み合つている。したがつて、モータM1を駆動
することにより、プレート84,85の移動範囲
が変化する。モータM1は、ベースプレート90
を介してハウジング81のフランジ部分81bに
固着してある。89はOリング、87および88
はハウジング81と82を固定するためのボルト
である。
ガス駆動機構GDULおよびGDURAに備わつた
流体アイソレータAGAは、モータM1が省略さ
れている他は第6図のものと同一構成である。
この実施例で用いている電磁弁51,52,5
3,54,55,56,57,58および59
は、全て同様の構成になつている。そのうちの1
つの平面図、右側面図、左側面図および拡大縦断
面図を第7a図、第7b図、第7c図および第7
d図にそれぞれ示す。第7a図、第7b図、第7
c図および第7d図を参照して説明する。電磁弁
の弁ハウジング11に第1のポート12と第2の
ポート13が形成されている。ハウジング11の
内空間は弁座14で、第1のポート12に連通す
る第1の内室15と第2のポート13に連通する
第2の内室16に区分されている。弁ハウジング
11にはシール材17を介して磁性体コイルケー
ス18が固着されている。
ケース18内にはコイル19を巻回したコイル
ボビン20が挿入されており、これを磁性体ベー
ス21,22が支持している。ベース21には固
定磁性体コア23が固着されている。コア23は
中空であり、それを非磁性体ガイドロツド24が
貫通している。ロツド24には可動磁性体コア2
5が固着されている。ロツド24の一端はコイル
スプリング26で左方に押されている。ロツド2
4の他端は軸受27およびベローズ28を貫通
し、その端部に弁体29が固着されている。ベロ
ーズ28の内空間は、小孔30および37を通し
て第1の内室15(図示状態)又は第2の内室1
6(ロツド24が右方に駆動されたとき)に連通
する。
コイル19が付勢されると、コア23−コア2
5−ベース22−ケース18−ベース21−コア
23と循環する磁束を生じ、コア25にコア23
に向けての吸引力が作用し、ロツド24が、この
吸引力とコイルスプリンググ26の反発力とがバ
ランスする点まで右方に移動し、弁体29が弁座
14より、吸引力に応じた距離離れる。コア23
の端面23aは山の字形であり、コア25の端面
25aはその中央突部を受ける凹形であり、しか
も山の字形の両端突部内側面23bにはテーパが
付されている。このテーパの存在により、通電レ
ベル対ロツド24移動量(23a−25a間のギ
ヤツプ)が広い範囲で比例関係になつている。ま
た、この種の電磁弁は可動部の応答性が良く高速
で開閉制御を行ないうる。
第8図に、第4図に示す電子制御ユニツト
ECUの構成を示す。第8図を参照すると、電子
制御ユニツトECUは、制御ユニツトCON1,
CON2およびCON3、リモコン用受信ユニツト
SRU、本体側操作ボードMOB、表示ユニツト
DSPUおよびスコープ&ランプ制御ユニツト
SLCUでなつている。
制御ユニツトCON1は、空気圧制御機構
ADULおよびADURの圧力センサPS1およびPS
2の出力信号を監視して、アキユームレータAC
1およびAC2内部の圧力が設定された圧力と一
致するように、電磁弁51および52を開閉制御
する。
制御ユニツトCON2は、空気圧制御機構
ADULおよびADURの電磁弁52,53,55
および56を、設定された心拍周期、左および右
のそれぞれの継続時間(Systolic Duration)(又
はデユーテイ)等に応じた所定タイミングで開閉
制御する。
制御ユニツトCON3は、ガス駆動機構GDUL,
GDURAおよびGDURBの電磁弁57,58およ
び59を制御する。但し、GDURAとGDURBを
同時に制御することはない。GDULとGDURAの
制御は、圧力センサPS3およびPS4の出力信号
(PG1,PG2)を監視して行なうが、GDURB
の制御では圧力センサPS3の出力信号は監視し
ない。またGDURBの制御においては、モータM
1を制御する。
表示ユニツトDSPUは、多数の7セグメント表
示器でなつており、制御ユニツトCON1,CON
2およびCON3に接続されている。本体側操作
ボードMOBは、制御ユニツトCON1,CON2,
CON3およびスコープ&ランプ制御ユニツト
SLCUに接続されている。リモコン用受信ユニツ
トSRUの各々の出力ラインは、本体側操作ボー
ドMOBの対応する信号ラインと同様に接続され
ている。
第9図に、第8図の制御ユニツトCON1の詳
細を示す。第9図を参照して説明する。この制御
ユニツトCON1は、マイクロコンピユータユニ
ツトCPU1を中心として構成されている。本体
側操作ボードMOBおよびリモコン用受信ユニツ
トSRUが接続されるコネクタJ1は、バツフア
BF1およびチヤタリング除去回路CH1を介し
て、CPU1の入力ポートに接続されている。コ
ネクタJ1に印加される信号は、R側(右側)正
圧UP、R側正圧DOWN、R側負圧UP、R側負
圧DOWN、L側(左側)正圧UP、L側正圧
DOWN、L側負圧UP、L側負圧DOWN等の圧
力設定用指示信号である。
CPU1の4つの出力ポートに、バツフアZ1
5を介してそれぞれソリツドステートリレーSSR
1,SSR2,SSR3およびSSR4が接続されてお
り、各々のソリツドステートリレーSSR1〜SSR
4の出力端が、電磁弁51(L,R)および54
(L,R)に接続されている。
Z16が、A/D(アナログ/デジタル)変換
器である。このA/D変換器Z16は、8つの入
力チヤンネルを備えているが、この実施例ではそ
のうちの4つを使用している。信号RPP,RNP,
LPPおよびLNPは、それぞれ右側正圧、右側負
圧、左側正圧および左側負圧を検出する圧力セン
サからのものである。CPU1の表示用出力ポー
トは表示ドライバDDV1に接続されており、
DDV1の出力端が表示ユニツトDSPUに接続さ
れている。
第10図に、第8図の制御ユニツトCON2の
構成を示す。第10図を参照して説明する。この
制御ユニツトCON2は、マイクロコンピユータ
ユニツトCPU2を中心として構成してある。本
体側操作ボードMOBおよびリモコン用受信ユニ
ツトSRUが接続されるコネクタJ8は、バツフ
アBF2およびチヤタリング除去回路CH2を介し
て、CPU2の入力ポートに接続されている。
コネクタJ8に印加される信号は、心拍数UP、
心拍数DOWN、R側デユーテイUP、R側デユー
テイDOWN、L側デユーテイUP、L側デユーテ
イDOWN等の設定指示信号である。CPU2の8
つの出力ポートに、バツフアZ15B,Z15C
を介して、それぞれソリツドステートリレーSSR
5〜SSR12が接続されている。ソリツドステー
トリレーSSR5〜SSR8は空気圧印加用電磁弁5
2(L,R)および55(L,R)にそれぞれ接
続されており、SSR9〜SSR12は空気圧補償用
電磁弁53(L,R)および56(L,R)にそ
れぞれ接続されている。CPU2の表示信号用出
力ポートに表示ドライバDDV2が接続されてお
り、DDV2の出力端に表示ユニツトDSPUが接
続されている。
第11図に、第8図の制御ユニツトCON3の
構成を示す。第11図を参照して説明する。この
ユニツトCON3はマイクロコンピユータユニツ
トCPU3を中心として構成してある。本体側操
作ボードMOBおよびリモコン用受信ユニツト
SRUが接続されるコネクタJ12は、バツフア
BF3およびチヤタリング除去回路CH3を介し
て、CPU3の入力ポートに接続されている。コ
ネクタJ12に印加される信号は、本体側操作ボ
ードMOBからの、空気抜き指示信号、補助心
臓/バルーンポンプ選択信号等である。
CPU3にはZ16と同一構成のA/D変換器
Z16Bが接続されており、Z16Bのアナログ
信号入力端子に、ガス駆動機構GDUL,GDURA
およびGDURBに備わつた圧力センサの出力端子
が接続さている。MD1はストローク調整用モー
タM1を駆動するための回路である。MD1の2
つの入力端子を制御することにより、モータM1
を正転、逆転又は停止制御することができる。
CPU3の9つの出力ポートに、バツフアZ1
5D,Z15EおよびZ15Fを介して、ソリツ
ドステートリレーSSR13〜SSR21が接続され
ている。SSR13,SSR14およびSSR15の出
力端子が、それぞれガス駆動機構GDUL,
GDURAおよびGDURBの電磁弁57に接続され
ており、SSR16,SSR17およびSSR18の出
力端子が、それぞれガス駆動機構GDUL,
GDURAおよびGDURBの電磁弁59に接続され
ており、SSR19,SSR20およびSSR21の出
力端子が、それぞれガス駆動機構GDUL,
GDURAおよびGDURBの電磁弁58に接続され
ている。
第12図に、第8図のスコープ&ランプ制御ユ
ニツトSLCUの構成を示す。このユニツトSCLU
は、バツフアBF4、ソリツドステートリレー
SSR22,SSR23、インバータIN1,IN2、
AC/DC変換器(すなわち直流電源装置)POW
1,POW2等でなつており、SSR22の出力端
子が照明灯LMPに、POW1の出力端子がビデオ
カメラCAMに、それぞれ接続されている。POW
2は、バツフアBF4、インバータIN1,IN2、
ソリツドステートリレーSSR22およびSSR23
を制御するための直流電圧を生成する。
第13図に、第8図の本体側操作ボードMOB
の構成を示す。第13図を参照して説明する。本
体側操作ボードMOBは、20個のスイツチS0〜
S19と抵抗器アレイREAでなつている。スイ
ツチS0〜S15は、それぞれ前記リモート操作
ボードREMに備わつたスイツチB0〜B15と
同一の機能を果たす。各スイツチS0〜S19の
機能は、それぞれ、リモートON/OFF(REMを
有効にするかどうか)、一時停止(電磁弁52,
53,55および56の動作を止める)、L側正
圧UP、R側正圧UP、L側正圧DOWN、R側正
圧DOWN、L側負圧UP、R側負圧UP、L側負
圧DOWN、R側負圧DOWN、L側デユーテイ
UP、R側デユーテイUP、L側デユーテイ
DOWN、R側デユーテイDOWN、心拍数UP、
心拍数DOWN、ビデオカメラオン、照明灯オン、
空気抜き指示および補助心臓/バルーン選択指示
である。
第14図に、第8図のリモコン用受信ユニツト
SRUの回路構成を示し、これに接続したリモー
ト操作ボードREMの回路構成を第15図に示す。
まず、第15図を参照してリモート操作ボード
REMを説明する。
Z9が遠隔操作信号送信用の集積回路(三菱電
機製M58484P)である。この集積回路Z9は、
概略でいうと、キースキヤン信号発生回路、キー
入力エンコーダ、命令デコーダ、発振回路、タイ
ミング発生回路、コード変調回路、出力バツフア
等を備えており、6×5のキーマトリクス入力端
子を監視して30種類の指示を判別し、その指示に
応じた6ビツトのPCMシリアルコードデータも
出力する。
集積回路Z9のキースキヤン出力端子φa,φb,
φc,φdおよびφeおよびキー入力端子I1,I2,I3
よびI4に、16個のキースイツチB0〜B15がマ
トリクス状に接続されている。Z9の電源端子
Vccには、電源スイツチSW1を介してバツテリ
ーが接続されている。この電源ラインには、電源
オン/オフ表示用の発光ダイオードD1、電圧安
定化用コンデンサC1,C2、集積回路Z10、
電圧降下表示用発光ダイオードD3等が接続され
ている。
集積回路Z10は電圧降下監視用のもので、こ
の例では電圧Vccが4.3V以下になると発光ダイオ
ードD3を点灯する。集積回路Z9の信号出力端
子OUTに論理ゲートG8を介して集積回路Z1
1が接続されている。集積回路Z11は、電気/
光変換モジユール(東芝製TOTX70)であり、
入力端子Aに印加される電気信号に応じた光を放
出する。
集積回路Z11の光出力端子に、光フアイバケ
ーブルFB0の一方が接続されている。光フアイ
バケーブルFB0は2組の光フアイバでなつてお
り、FB0の他方の光フアイバは集積回路Z12の
光入力端子に接続されている。集積回路Z12
は、光/電気変換モジユール(東芝製TORX70)
である。集積回路Z12の電気信号出力端子Bに
は、論理ゲートG11を介して、論理ゲートG9
およびG10が接続されている。論理ゲートG9
の出力端子には発光ダイオードD2が接続されて
おり、論理ゲートG10の出力端子にはコンデン
サC8を介してスピーカSPが接続されている。
次に、第14図を参照してリモコン用受信ユニ
ツトSRCを説明する。Z3が、遠隔操作信号受
信用の集積回路(三菱電機製M58481P)である。
この集積回路Z3は、概略でいうと、入力回路、
復調回路、命令デコーダ、タイミング発生回路、
チヤネル制御回路、発振回路、フリツプフロツプ
等を備えており、伝送信号入力端子SIに印加され
る信号を復調および解読して、その結果を出力端
子P0,P1,P2,P3,IR、PowerON/OFF等に
セツトする。出力端子IRは、信号を受信したか
どうか、すなわち送信側でキー入力があつたかど
うかを示す信号を出力する。出力端子
PowerON/OFFの信号レベルは、所定の信号
(REM側のスイツチB0の操作に対応)を受信す
るとセツト又はリセツトされる。この端子は、こ
こでは遠隔操作を有効にするかどうかの制御に用
いている。
光フアイバケーブルFB0の各組のフアイバに
は、集積回路Z1およびZ2が接続されている。
集積回路Z1は光/電気変換モジユール(Z12
と同一)であり、その光入力端子は、FB0を介
して前記集積回路Z11の光出力端子に接続され
ている。集積回路Z2は電気/光変換モジユール
(Z11と同一)であり、その光出力端子は、FB
0を介して前記集積回路Z12の光入力端子に接
続されている。
受信される光信号は、電気信号に変換され、Z
1の出力端子Bから、論理ゲートG1を介して、
集積回路Z3の信号入力端子SIに印加される。集
積回路Z4はDタイプフリツプフロツプ、Z5は
デコーダ(74159)である。集積回路Z3の出力
端子P0〜P3に得られる4ビツトのコードデータ
は、デコーダZ5で15種類の指示信号に解読さ
れ、コネクタCN1を介して各回路に供給され
る。デコーダZ5はオープンコレクタ出力になつ
ており、この出力ラインは、それぞれ本体側操作
ボードMOBの対応する信号ラインにワイアード
オア接続されている。
集積回路Z3の出力端子PowerON/OFFのレ
ベルは光信号を受信する毎にフリツプフロツプZ
4にセツトされ、この出力信号がデコーダZ5の
ゲート入力端子G2に印加されるので、遠隔操作
が無効にセツトされると、デコーダZ5は信号
(トランジスタがオン)を出力しない。
集積回路Z6,Z7およびZ8は、プログラマ
ブルパルス発生器(諏訪精工舎製8640)である。
これらのパルス発生器は、概略でいうと、内部に
水晶発振器、プログラマブルデバイダ等を備えて
おり、CTL1〜CTL6が周波数設定端子、OUT
が出力端子、EXCが外部クロツクの入力端子で
ある。この例では、遠隔操作が有効な時に光信号
を受信すると、集積回路Z6,Z7およびZ8の
リセツトを解除してパルス信号を出力する。
Z8はリセツトが解除されると比較的周期の長
い定周期のパルス信号をZ7の周波数制御端子
CTL2に印加する。またZ3の出力端子P3から
の信号がZ6の周波数制御端子CTL1および
CTL3に印加される。この例では、制御パラメ
ータのUP/DOWNに応じて伝送コードを分類し
てあり、遠隔操作ボードのUP側のスイツチが操
作される場合とDOWN側のスイツチが操作され
る場合とで、集積回路Z3の出力端子P3に得ら
れる信号レベルが異なる。
したがつて、スイツチの種別(UP/DOWN)
に応じて集積回路Z6の分周比が変わる。結果的
にいうと、この例では、UP側のパラメータ変更
指示又は一時停止指示があると、3.3KHzと1.75K
Hzの信号が所定時間毎に交互に現われ、DOWN
側のパラメータ変更指示があると、1.70KHzと
0.85KHzの信号が交互に現われる。この信号は、
集積回路Z7の出力端子OUTから、論理ゲート
G5およびG4を介して集積回路Z2に印加され
る。つまり、リモート操作ボードREMでスイツ
チ操作があると、そのスイツチに応じた信号が、
光信号として、リモコン用受信ユニツトSRUか
らリモート操作ボードREMに伝送される。
この光信号は、Z12で電気信号に変換され、
論理ゲートG11,G9およびG10を介して、
発光ダイオードD2およびスピーカSPを付勢す
る。したがつて、リモート操作ボードREM側で、
光と音で、遠隔操作が行なわれているかどうか、
UP/DOWNのどちらかのスイツチを操作してい
るか等を確認できる。
第16a図および第16b図に、マイクロコン
ピユータユニツトCPU1の概略動作を示す。第
16a図がメインルーチンであり、第16b図は
割込み処理ルーチンである。第16a図および第
16b図を参照して説明する。
電源がオンすると、まず出力ポートを初期レベ
ルにセツトし、読み書きメモリ(RAM)の内容
をクリアし、読み出し専用メモリ(ROM)の予
め格納してあるデータを読み出してパラメータに
初期値をセツトする。CPU1のパラメータとし
ては、右側正圧目標値P1、右側負圧目標値P2、
左側正圧目標値P3、左側負圧目標値P4等がある
が、この実施例では、圧力P1、P2、P3およびP4
の初期値を、それぞれ+30、−30、+100および−
50〔mmHg〕にセツトしてある。
またこの処理の後、割り込みを許可する。この
例では内部タイマによつて割込みが4msecの周
期で周期的に発生するようになつている。割り込
み待ちをした後、圧力データのサンプリングを行
なう。
サンプリングした圧力データをチエツクし、異
常データの有無を判別する。すなわち、検出圧力
が目標値に対して異常に異なる場合には異常とみ
なす。なお、この実施例では圧力補償用の電磁弁
53および56を設けてあり、一時的に圧力が比
較的大きくなる可能性があるが、複数回のサンプ
リングを行なつて各々の圧力データを平均化する
ことで、これをマスクするようにしている。
万一、異常が発生すると、異常データを数値コ
ードデータに変換し、このデータと異常の発生し
た部分を示す異常表示データを表示ユニツト
DSPUに出力し、表示を行なう。
異常がなければ、読み書きメモリに格納してあ
る過去m回の圧力データを平均化し、平均化した
データを数値コードに変換し、そのコードデータ
を表示ユニツトDSPUに送る。本体側操作ボード
MOB又はリモート操作ボードREMでキー操作が
ある場合には、操作されたキーに応じて、右側正
圧目標圧力P1、右側負圧目標圧力P2、左側正圧
目標圧力P3又は左側負圧目標圧力P4の値を所定
ステツプづつ更新する。ただし、上限と下限が設
定してあり、その範囲を越える圧力設定はできな
いようになつている。
第16b図の割込み処理を説明する。まず右側
人工心臓駆動系の正圧RPPをチエツクする。所
定圧P1よりも小さければ、圧力調整弁51Rを
開にセツトし、それ以外であれば圧力調整弁51
Rを閉にセツトする。次いで右側人工心臓駆動系
の負圧RNPをチエツクする。RPNの値(絶対
値)がP2よりも小さいと圧力調整弁54Rを開
にセツトし、そうでなければ圧力調整弁54Rを
閉にセツトする。続いて左側の正圧LPPおよび
負圧LNPを、それぞれP3およびP4と比較して、
圧力調整弁51Lおよび54Lを開又は閉にセツ
トする。すなわち、この実施例では目標圧力より
も検出圧力(絶対値)が小さくなる場合にのみ圧
力調整弁51又は54を開くようになつている。
マイクロコンピユータユニツトCPU2の概略
動作を、第17a図および第17b図に示す。第
17a図がメインルーチンであり、第17b図が
割り込み処理ルーチンである。第17a図および
第17b図を参照して説明する。
電源がオンすると、マイクロコンピユータ
CPU2は、出力ポートを初期レベルにセツトし、
読み書きメモリ(RAM)の内容をクリアし、読
み出し専用メモリ(ROM)に予め格納されてい
る値を読み出してパラメータに初期値をセツトす
る。CPU2のパラメータとしては、心拍数PR、
左側人工心臓のデユーテイDL、右側人工心臓の
デユーテイDR等があるが、この例では初期値
は、PRが100rpm、DLが45%(継続時間270m
s)、DRが55%(継続時間330ms)にそれぞれ
設定してある。
次いで、割込み待ち、操作ボードからのキー入
力チエツク、パラメータ表示等の処理を含む処理
ループを実行する。キー入力があれば、入力キー
の種別を判別し、パラメータ変更希望値の上限
値、下限値との比較、演算を行ない、変更したパ
ラメータと関連のあるパラメータの演算処理を行
なう。これらの処理は、各種サブルーチンを実行
しながら行なう。
割込み処理を説明する。カウンタCORおよび
COLの値は、割り込み処理を行なう度に1つず
つカウントアツプされる。また、カウント値が
PR(心拍数によつて定まる時間のパラメータ)に
なると、それぞれカウント値が0にクリアされ
る。カウンタCORの値が0になると、弁52R,
53Rおよび55Rをそれぞれ開、開および閉
(正圧印加モード)にセツトする。カウンタCOR
の値が参照値Ref1(正圧補償用電磁弁53の開時
間を規制する値)になると、電磁弁53Rを閉に
セツトする。カウンタCORの値がデユーテイパ
ラメータの値DRになると、弁55R、56Rお
よび52Rをそれぞれ開、開および閉(負圧印加
モード)にセツトする。カウンタCORの値が
Ref2(負圧補償用電磁弁56の開時間を規制する
値)になると、電磁弁56Rを閉にセツトする。
この処理の後、カウンタCORがカウントアツプ
される。
同様に、カウンタCOLの値が0になると、弁
52L,53Lおよび55Lをそれぞれ開、開お
よび閉(正圧印加モード)にセツトし、COLの
値が参照値Ref1(正圧補償用電磁弁53の開時間
を規制する値)になると、電磁弁53Lを閉にセ
ツトし、COLの値がデユーテイパラメータの値
DLになると、弁55L,56Lおよび52Lを
それぞれ開、開および閉(負圧印加モード)にセ
ツトし、COLの値がRef2(負圧補償用電磁弁56
の開時間を規制する値)になると、電磁弁56L
を閉にセツトしてCOLをカウントアツプする。
つまり、第19a図に示すように電磁弁52,5
3,55および56が作動する。負圧から正圧へ
の切換の後、一時的に電磁弁53を開き、正圧か
ら負圧への切換の後、一時的に電磁弁56を開く
ように制御しているので、圧力の立ち上がりおよ
び立ち下がりが急俊になり、圧力波形は方形波に
なる。なお、圧力を正圧から負圧に切換る場合
(立ち下がり)の速度は人工心臓の駆動に大きな
影響を及ぼさないので電磁弁56は省略してもよ
い。また、第17a図および第17図には示して
ないが、一時停止指示(S1又はB1がオン)が
あると、その指示がある間だけ電磁弁52,5
3,55および56の駆動を停止する。
第18a図および第18b図に、マイクロコン
ピユータユニツトCPU3の概略動作を示す。第
18a図がメインルーチンであり、第18b図が
空気抜きサブルーチンである。
まず第18a図を参照して説明する。電源がオ
ンすると、メモリ、出力ポートの初期設定を行な
い、空気抜き指示(S18オン)があるかどうか
をチエツクし、指示があれば後述する空気抜きサ
ブルーチンを実行する。スイツチS19の状態を
チエツクし、右側駆動系が補助心臓モードかバル
ーンポンプモードかを判別する。
補助心臓モードの場合、圧力センサPS3とPS
4の出力信号PG1およびPG2を読む。PG1のレベ
ルがPG2よりも所定値Ref3だけ大きいと、電磁
弁59を開にセツトし、ヘリウムタンクHTAか
らヘリウムガスを流体アイソレータAGAの2次
側に供給する。減圧弁61の出力には比較的高い
(例えば150mmHg)圧力が現われるので、電磁弁
59を開くことによりAGAの2次側圧力が上昇
する。
PG1とPG2の差がRef3以下であれば、電磁弁
59を閉にセツトする。また、PG2のレベルが
PG1よりもRef4以上大きいと、電磁弁58を開
にセツトしてAGAの2次側圧力を低下させる。
PG1とPG2の差が所定以下であれば電磁弁58を
閉にセツトする。
補助心臓モードの動作タイミングを、第19c
図に示す。通常は、流体アイソレータAGAのプ
レート84,85(およびダイアフラム83)が
ハウジング81,82又は規制部材63に当たる
ことなく、空気圧力制御機構からの圧力変化に応
じて振動している。この状態では、流体アイソレ
ータAGAの1次側と2次側の圧力に大きな差は
生じない。
しかし、流体アイソレータAGAの2次側に流
体漏れ(ヘリウムガスが大気側に漏れる)が生じ
ると、2次側の圧力が低下し、プレート84,8
5の振動位置は第6図における右側に移動する。
その移動が所定以上になると、プレート84がハ
ウジング82に接触する。プレート84がハウジ
ング82に接触すると、流体アイソレータAGA
の2次側の流体圧はそれ以上上昇しないから、1
次側の圧力PG1と2次側の圧力PG2の間に差が生
ずる。
また電磁弁59を開いた後でAGAの2次側圧
力PG2が大きくなり、プレート84,85の振動
位置は第6図における左側に移動して、それが所
定以上であるとプレート85が規制部材63又は
ハウジング81に接触し、PG1<PG2になる。し
たがつて、上記のようにPG1とPG2の差が所定以
下に維持されるように電磁弁58および59を制
御することにより、2次側圧力PG2を所定範囲に
維持して、プレート84,85の振動が停止しな
いように駆動しうる。
スイツチS19がバルーンポンプ側にセツトさ
れていると、バルーンモードになる。概略でいう
と、バルーンモードでは、2次側圧力PG2のみを
監視し、プレート84および85のストロークが
ハウジング82と規制部材63とで規制される位
置範囲で振動するように電磁弁58,59および
モータM1を制御する。
このモードでは、圧力PG2は第19b図に示す
ような波形になる。すなわち、駆動圧力が負圧か
ら正圧に変化すると、PG1と等しい圧力がPG2に
現われて、プレート84がハウジング82に接触
したところで圧力が降下(飽和)する。また駆動
圧力が正圧から負圧に変化すると、PG1と等しい
圧力がPG2に現われて、プレート85が規制部材
63に接触したところで圧力が上昇(絶対値は低
下)(飽和)する。
第18a図に戻つて説明すると、まずPG2の
上、下飽和圧力の差、すなわち第19b図の
PSTを求める。PSTはプレート84,85の移
動範囲(ストローク)に対応する。PSTがスト
ローク上限値よりも大きいと、モータM1を正転
駆動して規制部材63を第6図における右側に駆
動し、PSTがストローク下限値よりも小さいと、
モータM1を逆転駆動して、規制部材63を第6
図における左側に駆動する。このようにして、ま
ず最初にプレート84,85のストロークを所定
範囲内に調整する。
ストローク調整を行なうのには理由がある。す
なわち、1つは患者の区別(大人、小人等)によ
つてバルーンポンプの容量が異なるため、小容量
のバルーンポンプを駆動する場合にはストローク
を小さくして無駄な動作をなくし、バルーンポン
プを動かし易くするためであり、もう1つは、万
一バルーンポンプが破裂した場合のガス流出量を
小さく制限するためである。
次いで、負側の飽和圧力PG2L(絶対値)を予
め定めた上限値および下限値と比較する。PG2L
が上限値よりも大きいと電磁弁59を開にセツト
し、上限値よりも小さければ電磁弁59を閉にセ
ツトする。またPG2Lが下限値よりも小さければ
電磁弁58を開にセツトし、下限値よりも大きけ
れば電磁弁58を閉にセツトする。これにより
PG2Lは上限値と下限値との間に維持され、流体
アイソレータAGAの2次側のヘリウムガス量が
大きく変化しないように制御される。
次に空気抜き動作を説明する。スイツチS18
がオンになると、空気抜きサブルーチンを実行す
る。第18b図を参照して説明する。この例で
は、まず電磁弁57R,Lを開いて流体アイソレ
ータAGAの1次側を大気に開放する。次いで、
カウンタCOX(内部レジスタ)に所定値(この例
では10)をセツトする。タイマをクリア&スター
トし、電磁弁58を閉、59を開にそれぞれセツ
トする。タイマがタイムオーバすると、タイマを
クリア&スタートした後、電磁弁58を開、59
を閉にそれぞれセツトする。タイマがタイムオー
バすると、カウンタCOXをデクリメントし、
COXが0でなければ上記動作を繰り返す。
すなわち、タイマにセツトする所定時間毎に、
電磁弁58および59の開、閉および閉、開を繰
り返す。したがつて、流体アイソレータAGAの
2次側に正圧および負圧が交互に印加され、また
流体アイソレータAGAの1次側が大気圧である
から、プレート84および85が、ハウジング8
1,82および規制部材63で規制される2つの
位置の間を移動し、この結果AGA2次側の流路内
には大量の流体の出入りが生じ、この内部の流体
は徐々に空気からヘリウムガスに変わる。
したがつて、通常の室内でバルーンポンプ60
Bのチユーブを駆動装置本体に取付けるような操
作を行なつても、簡単なスイツチ操作で、流体ア
イソレータAGAの2次側から空気を抜くことが
できる。
上記実施例においては、流体アイソレータ
AGAの2次側から空気を抜くために、AGAの1
次側に電磁弁57を設けているが、空気圧制御機
構の電磁弁52および55に同期させて電磁弁5
8および59を開閉制御すれば、電磁弁57は不
要である。その場合の動作タイミングを第20図
に示す。すなわち、電磁弁52を開いてAGAの
1次側に正圧を印加するタイミングで電磁弁58
を開いてプレート84,85を2次側に駆動し、
電磁弁55を開いてAGAの1次側に負圧を印加
するタイミングで電磁弁59を開いてプレート8
4,85をAGAの2次側に駆動すればよい。
第21a図および第21b図、ならびに第22
a図および第22b図に、ビデオカメラに接続さ
れる光フアイバFB1と、照明灯に接続される光
フアイバFB2の取付位置を変更した実施例を示
す。
なお、実施例では人工心臓等をヘリウムガス駆
動する場合について説明したが、これに変えて例
えば炭酸ガスを用いてもよい。
[効果] 以上説明した実施例においては、バルーンモー
ドにおいて、流体アイソレータの可動部の振動範
囲を規制部材によつて規制し、その規制範囲を使
用する医療ポンプの駆動容量に適合するように調
整するので、次のような効果が得られる。
(1) 医療ポンプの膨張/収縮に伴なう流体容量変
化に対して流体アイソレータの隔膜の振動スト
ロークに無駄がなくなるので、隔膜の振動を最
小限の時間で行なうことができ、医療ポンプの
膨張/収縮動作の立ち上がり/立ち下がりをす
ばやく行なうことができるので、医療ポンプの
動作を生体の拍動リズムに合わせるのが容易で
ある。
(2) 流体アイソレータの隔膜の振動範囲が規制部
材によつて規制されるので、隔膜の一次側に非
常に高い圧力が印加される場合でも、二次側の
圧力上昇は制限される。このため、万一、医療
ポンプが破裂しても、ポンプ内の駆動流体が大
量に生体内に流入する恐れがなく、極めて安全
である。
また、バルーンモードにおいては、隔膜の移
動範囲が規制部材によつて規制されるので、隔
膜が規制部材に当接した状態では、流体アイソ
レータ二次側空間の容積は一定であり、従つ
て、二次側空間に充填する流体量が医療ポンプ
に印加する圧力を決定する。本発明では、検出
した流体アイソレータ二次側の飽和圧力(隔膜
が規制部材に当接している時の圧力)が設定圧
力になるように、ガス供給弁手段及びガス排出
弁手段を開閉制御して流体量を調整するので、
隔膜が規制部材に当接した状態での医療ポンプ
の内圧を、生体に必要とされる血圧と同等の値
に設定できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を実施する一形式の人工心臓
駆動装置の本体を示す斜視図である。第2a図お
よび第2b図は、それぞれリモート操作ボード
REMを示す平面図および正面図である。第3a
図は光フアイバFB1,FB2等を装着した人工心
臓60Lを示す平面図、第3b図は第3a図の
b−b線断面図である。第4図は、第1図に示
す装置のシステム構成を示すブロツク図である。
第5図は、第4図の流体駆動ユニツトFDUの構
成を示すブロツク図である。第6図は、第5図の
ガス駆動機構GDURBに備わつた流体アイソレー
タAGAの構成を示す縦断面図である。第7a図、
第7b図、第7c図および第7d図は、それぞ
れ、実施例で使用した電磁弁の構成を示す平面
図、右側面図、左側面図および拡大縦断面図であ
る。第8図は、第4図の電子制御ユニツトECU
の構成を示すブロツク図である。第9図、第10
図および第11図は、それぞれ、第8図の制御ユ
ニツトCON1,CON2およびCON3の構成を示
すブロツク図である。第12図は、第8図に示す
スコープ&ランプ制御ユニツトSLCUの構成を示
すブロツク図である。第13図は、第8図は示す
本体側操作ボードMOBの構成を示す電気回路図
である。第14図は、第8図に示すリモコン用受
信ユニツトSRUの構成を示す電気回路図である。
第15図は、リモート操作ボードREMの構成を
示す電気回路図である。第16a図および第16
b図は、第9図のCPU1の概略動作を示すフロ
ーチヤートである。第17a図および第17b図
は、第10図のCPU2の概略動作を示すフロー
チヤートである。第18a図および第18b図
は、第11図のCPU3の概略動作を示すフロー
チヤートである。第19a図、第19b図および
第19c図は、装置の動作タイミングを示す波形
図である。第20図は、本発明の他の実施例にお
ける動作タイミングを示す波形図である。第21
a図および第21b図は、1つの変形例における
人工心臓と光フアイバFB1,FB2との取付位置
を示す縦断面図および横断面図である。第22a
図および第22b図は、もう1つの変形例におけ
る人工心臓と光フアイバFB1,FB2との取付位
置を示す縦断面図および横断面図である。 1:人工心臓駆動装置、2a,2b:チユー
ブ、58:電磁弁(ガス排出弁手段)、59:電
磁弁(ガス供給弁手段)、60L,60R:人工
心臓、60B:大動脈内バルーンポンプ(医療ポ
ンプ)、63c,82:(規制部材)、71:コン
プレツサ、72:真空ポンプ、ADUL,
ADUR:空気圧制御機構(第1の圧力調整装
置)、GDUL,GDURA,GDURB:ガス駆動機
構(第2の圧力調整装置)、AGA:流体アイソレ
ータ(医療ポンプ駆動手段)、M1:電気モータ
(ストローク調整手段)、PS4:圧力センサ(圧
力検出手段)、HTA:ヘリウムタンク(ガス供
給手段)、ECU:電子制御ユニツト(電子制御手
段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 正圧と負圧とを交互にその出力端に出力す
    る、第1の圧力調整装置; 印加圧力に応じて所定範囲で偏移する膜を含む
    分離部材を介して一次側と二次側とを分離した医
    療ポンプ駆動手段、前記分離部材の偏移範囲を規
    制する規制部材、医療ポンプ駆動手段の二次側に
    配置された圧力検出手段、不活性ガスを供給する
    ガス供給手段、医療ポンプ駆動手段の二次側とガ
    ス供給手段との間に接続されたガス供給弁手段、
    及び一端が医療ポンプ駆動手段の二次側に接続さ
    れ他端が負圧源に接続されたガス排出弁手段を備
    え、医療ポンプ駆動手段の一次側が前記第1の圧
    力調整装置の出力端に接続され、医療ポンプ駆動
    手段の二次側が医療ポンプの駆動流体室に接続さ
    れた第2の圧力調整装置; 前記規制部材を駆動してその位置を調整するス
    トローク調整手段、及び 前記圧力検出手段が出力する電気信号を監視し
    て医療ポンプ駆動手段の二次側圧力を検出し、検
    出された正圧側の飽和圧力と負圧側の飽和圧力と
    の差圧を検出し該差圧と設定された差圧値とに応
    じて前記ストローク調整手段を制御し、検出され
    た負圧側又は正圧側の飽和圧力と設定された圧力
    値とに応じて前記ガス供給弁手段及びガス排出弁
    手段を開閉制御する、電子制御手段; を備える医療ポンプ駆動装置。
JP58213747A 1983-11-14 1983-11-14 医療ポンプ駆動装置 Granted JPS60106461A (ja)

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