JPS645528B2 - - Google Patents
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- JPS645528B2 JPS645528B2 JP55074726A JP7472680A JPS645528B2 JP S645528 B2 JPS645528 B2 JP S645528B2 JP 55074726 A JP55074726 A JP 55074726A JP 7472680 A JP7472680 A JP 7472680A JP S645528 B2 JPS645528 B2 JP S645528B2
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- Japan
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- mold
- urethane foam
- stock solution
- parts
- polyol
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
本発明は、表皮付き硬質ウレタンフオーム成形
品の製造法に関する。 表皮付き硬質ウレタンフオーム成形品は、近
来、非常な発展をとげており、特に家庭電器、自
動車や家具などの分野でその現象が著しい。 一般に、表皮付き硬質ウレタンフオーム成形品
は気密性のある型内に高発泡倍率の硬質ウレタン
フオーム原液を過剰に注入し、発泡させて高密度
の表皮層部と低密度のコアー層部とを一体成形す
ることによつて製造されるが、型内の圧力を常圧
にして発泡させた場合、成形品の密度分布の不均
一、表皮面のボイドおよび熱伝導率が上昇する、
すなわち断熱性能は悪くなるなどの問題があり、
実用化されるにはいたつていない。上記の問題点
のうち、密度分布の均一化についてはウレタンフ
オーム原液を多く注入することにより改善される
が、成形品の密度は高くなり、熱伝導率は上昇す
る。また、表皮面に発生するボイドは、外観を悪
くし、成形品の商品価値を著しく低下させるもの
であるが、一般に注入原液の発泡密度を低くする
程、ウレタンフオーム原液の注入量を少なくする
程、多く発生する。発泡密度を高くし、かつ、原
液の注入量を増すことにより幾分は改善される
が、成形品の末端部分のボイドを完全になくすこ
とは不可能である。また、成形品の密度の上昇に
よる重量の増加や熱伝導率の上昇など好ましくな
い現象がみられる。型の形状が複雑な、たとえば
凹凸部やインサート部などがある型の場合にはボ
イドをなくすことは事実上不可能である。 近時、省資源、省エネルギーの観点から成形品
の軽量化が強く要求され、低い熱伝導率すなわち
すぐれた断熱性と成形品の密度が均一で、しかも
ボイドがないか、あつても実用にさしつかえのな
い程度にまでその量が軽減された外観を有する成
形品を製造する方法が各方面より強くもとめられ
ていた。発明者らはこれらの実状に鑑み、鋭意研
究を重ねた結果、硬質ウレタンフオーム原液を気
密性のある型内に注入するに先立ち、型内の圧力
を特定の圧力にする一方、硬質ウレタンフオーム
原液のパツク率を約150〜450%にし、しかも原液
が発泡する間、型の温度を約10〜45℃に保持する
ことによりすぐれた外観と均一な密度分布ならび
にすぐれた断熱性能を有した成形品が得られるこ
とを知見し、この知見にもとづき本発明を完成す
るに至つた。 すなわち、本発明は気密性のある型内の圧力を
約50〜500mmHgにした後、硬質ウレタンフオーム
原液を、パツク率が約150〜450%となるように型
内に注入し、型の温度を約10〜45℃に保持しなが
ら発泡させることを特徴とする表皮付き硬質ウレ
タンフオーム成形品の製造法に関する。 本発明で用いられる硬質ウレタンフオーム原液
は、有機ポリイソシアネート、ポリオール、触
媒、発泡剤および整泡剤、必要により、たとえば
難燃剤、顔料、安定剤などを含有している。 有機ポリイソシアネートとしては、通常の硬質
ウレタンフオームを製造する際に一般的に使用さ
れているものをそのまま使用することができる。
代表的なものを例示すると、たとえばトルイレン
ジイソシアネート、4,4′−ジフエニルメタンジ
イソシアネート、ポリメチレンポリフエニルイソ
シアネート(C−MDI)、粗製のトルイレンジイ
ソシアネート及びこれらを部分的にウレタン化、
三量化、カルボジイミド化又はアミド化などの手
段で変性したポリイソシアネート類があげられ
る。これらを2種以上混合して使つてもよい。こ
れらのポリイソシアネートは、前述のポリオール
に対して一般にNCO/OH当量比が約1.03〜1.15
の範囲で使用することが好ましい。 ポリオールとしては、通常の硬質ウレタンフオ
ームの製造に使用される官能基数が約2〜8で、
水酸基価が約350〜800mgKOH/gのポリエーテ
ルポリオールやポリエステルポリオールなどを用
いることができる。 特に、芳香族アミンを開始剤とし、これにエチ
レンオキサイドとプロピレンオキサイドとを、そ
の重量比が約50〜50/95〜50、好ましくは約10〜
30/90〜70の割合でブロツク状またはランダムに
付加して得られる水酸基価約300〜550mgKOH/
gのポリエーテルポリオールA)と後述するポリ
エステルポリオールB)とをその重量比が約50〜
90/50〜10、好ましくは約60〜85/40〜15の割合
で混合して得られるものが好ましい。ポリエーテ
ルポリオールA)の開始剤として用いられる芳香
族アミンとしては、たとえばアニリン、トルイジ
ンなどのモノアミン類、たとえばフエニレンジア
ミン、O−トルイレンジアミン、m−トルイレン
ジアミン、ナフタレンジアミン、4,4′−ジアミ
ノジフエニルメタン、キシレンジアミンなどのジ
アミン類、たとえばアニリンとホルムアルデヒド
の縮合によつて得られる生成物、たとえばトリレ
ンジイソシアネートやジフエニルメタンジイソシ
アネートなどの蒸留残渣やたとえばトリレンジイ
ソシアネートやジフエニルメタンジイソシアネー
トなどを用いて製造されたウレタンフオームなど
をアルカリもしくはアミンなどにより加水分解し
て得られる分解物などがあげられる。これらの芳
香族アミンは2種以上混合して使用してもよい。 ポリエーテルポリオール(A)の水酸基価は、使用
する芳香族アミンの種類などによつても異なる
が、約300〜550mgKOH/g、好ましくは約350〜
500mgKOH/g程度である。 ポリエステルポリオール(B)は通常、一級の水酸
基を有するポリオールとポリカルボン酸、ポリカ
ルボン酸無水物との縮合によつて製造される。 一級の水酸基を有するポリオールとしては、た
とえばエチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、1,4ブタンジオ
ール、1,6ヘキサングリコール、トリメチロー
ルプロパン、ペンタエリスリトールなどがあげら
れる。ポリカルボン酸、ポリカルボン酸無水物と
しては、たとえばアジピン酸、コハク酸、無水コ
ハク酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマール
酸、フタール酸、ピロメリツト酸などをあげるこ
とができる。上述のポリオールの1種又は2種以
上と、ポリカルボン酸又はポリカルボン酸無水物
の1種又は2種以上とを、水酸基過剰の条件で、
加熱、脱水、縮合して得られる。 このポリエステルポリオールの水酸基価は通
常、300〜500mgKOH/g程度である。 ポリエーテルポリオール(A)とポリエステルポリ
オール(B)からなる混合ポリオールを用いる場合、
その混合ポリオールの割合はポリオール成分の約
80重量%以上、好ましくは約90重量%以上となる
ような割合で用いることが好ましい。 また、触媒、整泡剤、発泡剤についてもその種
類及び使用量については特に限定されるものでは
なく、従来技術に準じて用いることができる。代
表的なものを例示すると、触媒としてはたとえば
ジメチルエタノールアミン、トリエチレンジアミ
ン、テトラメチルプロパンジアミン、テトラメチ
ルヘキサメチレンジアミン、ジメチルシクロヘキ
シルアミンなどの三級アミン類、たとえばスタナ
スオクトエート、ジブチルチンジラウレートなど
の有機スズ化合物などがあげられる。 触媒は、通常ポリオール100重量部に対して約
0.1〜10重量部程度用いられる。 発泡剤の例としては、たとえば塩化メチレン、
クロロホルム、トリクロロモノフルオロメタン、
トリクロロトリフルオロエタン、トリブロモトリ
フルオロエタン、ジクロロジフルオロメタンな
ど、特に好ましくはトリクロロモノフルオロメタ
ン、トリクロロトリフルオロエタンがあげられ
る。 発泡剤は通常、ポリオール100重量部に対して
約10〜70重量部程度用いられる。 整泡剤としては各種のシロキサン・ポリアルキ
レンオキシドブロツク共重合体(シリコン整泡
剤)を使うことができる。整泡剤は通常、ポリオ
ール100重量部に対して約0.2〜3重量部程度用い
られる。 前述の触媒、発泡剤、整泡剤のほかに、必要に
よりたとえばトリスクロルエチルホスフアイト、
トリスジクロロプロピルホスフエート、塩素化パ
ラフイン、トリクレジルホスフエートなどの難燃
剤、たとえばカーボンブラツク、酸化チタン、ベ
ンガラ、フタロシアニンブルーなどの顔料、たと
えば2−テトラブチルヒドロキノン、フエニルサ
リチレート、2−ヒドロキシフエニルベンゾトリ
アゾールなどの安定剤などを適宜量加えてもよ
い。 本発明に用いられる型としては、通常、合成樹
脂成形に用いられる材質で作製した気密性を有す
る型であれば如何なる型でも用いることができる
が、型の材質は、金属製もしくは金属と他の材質
とを組み合わせたものがよい。また、型には温度
調節機(例;冷温水じゅん環用ジヤケツト内蔵な
ど)を備え、しかも型内の圧力調整用バルブを設
けたものが好ましい。 本発明では、まず型内の圧力を約50〜500mm
Hg、好ましくは約150〜400mmHgにする。型内の
圧力は用いられるウレタン原液中の発泡剤の種類
や量、硬質ウレタンフオーム原液の粘度や硬化特
性、型の温度などにより任意に選択される。 型内の圧力が約500mmHgを越すと従来の常圧法
と変わらず、型内に未充てん部が発生したり、フ
オーム密度の不均一化を起すことがある。 型内の圧力が約50mmHgに満たない場合は、発
泡剤の部分的異状発泡が起こり、成形品内部でセ
ル荒れが起こることがある。 型内の圧力を約50〜500mmHgにした後、硬質ウ
レタンフオーム原液を、パツク率が約150〜450
%、好ましくは約180〜400%になるように型内に
注入する。特に、成形品の強度や外観などがすぐ
れたものを望む場合、パツク率は約300〜450%、
また、特に熱伝導率の低い成形品を望む場合、パ
ツク率は約150〜250%が好ましい。 ここでパツク率とは次の式で定義される。 パツク率(%)=表皮付き硬質ウレタンフオーム成形
品を得るのに要した原液の重量/硬質ウレタンフオーム
原液が型内を完全に充てんするに必要な原液の重量×10
0 硬質ウレタンフオーム原液の注入は、たとえば
高圧発泡機などの射出部を型の注入口に直結して
おこなわれる。 硬質ウレタンフオーム原液を型内に注入した
後、型の温度を約10〜45℃、好ましくは約15〜30
℃に保持しながら発泡させる。 型の温度が約45℃を越すとボイドのある成形品
しか得られない。 一方、10℃未満の温度では、ボイドや熱伝導率
の点ではすぐれているが、密度分布の不均一化や
型内に未充てん部分が発生したり、また、成形品
の硬化速度がおそく、したがつて脱型時間が長く
なり、工業的生産には不利である。 本発明によれば、熱伝導率が低く外観が良好で
かつ密度分布の均一な表皮付き硬質ウレタンフオ
ーム成形品が容易に得られるので工業的に極めて
有利な方法である。 以下に実施例をあげて本発明を更に詳細に説明
する。 実施例 1 A成分 クルードMDI(ミリオネートMR−200日本ポリウ
レタン(株)製) 100部 B成分 Γポリエーテルポリオール1(芳香族ジアミン/
プロピレンオキサイド/エチレンオキサイド系
水酸基価400mgKOH/g) 35部 Γポリエーテルポリオール2(芳香族ジアミン/
プロピレンオキサイド/エチレンオキサイド系
水酸基価490mgKOH/g) 35部 Γポリエステルポリオール(アジピン酸、トリメ
チロールプロパン、ジエチレングリコール系水
酸基価400mgKOH/g) 17部 発泡剤 トリクロロモルフルオロメタン(昭和電工フロン
シヨワー11) 30部 触媒 1,4−ジアザビシクロ(2,2,2)オクタン
0.7部 整泡剤 ポリシロキサン・ポリオキシアルキレングリコー
ル重合体(信越化学工業(株)整泡剤F−318) 1.5部 A成分およびB成分を高圧発泡機(PU−50;
ポリウレタンエンジニアリング(株)製)の2つのタ
ンクにそれぞれ仕込み液温をそれぞれ20℃に調節
した。発泡機の注入ヘツドを第1図のように下金
型に直結し、ついで上下金型を閉じ予め温度調節
をした水をじゆん環させて型の温度を第1表の如
くに調節した。つぎに減圧緩衝タンクと金型を直
結しているバルブを開き、型内を第1表の如く一
定圧力に調節した。型内の圧力が目標値に達した
のち、高圧発泡機を作動させ、A成分/B成分の
比率120部/100部の割合で混合し、原液を型内に
パツク率約150〜450%で注入して発泡させた。硬
化後、型を開いて成形品を得た。
品の製造法に関する。 表皮付き硬質ウレタンフオーム成形品は、近
来、非常な発展をとげており、特に家庭電器、自
動車や家具などの分野でその現象が著しい。 一般に、表皮付き硬質ウレタンフオーム成形品
は気密性のある型内に高発泡倍率の硬質ウレタン
フオーム原液を過剰に注入し、発泡させて高密度
の表皮層部と低密度のコアー層部とを一体成形す
ることによつて製造されるが、型内の圧力を常圧
にして発泡させた場合、成形品の密度分布の不均
一、表皮面のボイドおよび熱伝導率が上昇する、
すなわち断熱性能は悪くなるなどの問題があり、
実用化されるにはいたつていない。上記の問題点
のうち、密度分布の均一化についてはウレタンフ
オーム原液を多く注入することにより改善される
が、成形品の密度は高くなり、熱伝導率は上昇す
る。また、表皮面に発生するボイドは、外観を悪
くし、成形品の商品価値を著しく低下させるもの
であるが、一般に注入原液の発泡密度を低くする
程、ウレタンフオーム原液の注入量を少なくする
程、多く発生する。発泡密度を高くし、かつ、原
液の注入量を増すことにより幾分は改善される
が、成形品の末端部分のボイドを完全になくすこ
とは不可能である。また、成形品の密度の上昇に
よる重量の増加や熱伝導率の上昇など好ましくな
い現象がみられる。型の形状が複雑な、たとえば
凹凸部やインサート部などがある型の場合にはボ
イドをなくすことは事実上不可能である。 近時、省資源、省エネルギーの観点から成形品
の軽量化が強く要求され、低い熱伝導率すなわち
すぐれた断熱性と成形品の密度が均一で、しかも
ボイドがないか、あつても実用にさしつかえのな
い程度にまでその量が軽減された外観を有する成
形品を製造する方法が各方面より強くもとめられ
ていた。発明者らはこれらの実状に鑑み、鋭意研
究を重ねた結果、硬質ウレタンフオーム原液を気
密性のある型内に注入するに先立ち、型内の圧力
を特定の圧力にする一方、硬質ウレタンフオーム
原液のパツク率を約150〜450%にし、しかも原液
が発泡する間、型の温度を約10〜45℃に保持する
ことによりすぐれた外観と均一な密度分布ならび
にすぐれた断熱性能を有した成形品が得られるこ
とを知見し、この知見にもとづき本発明を完成す
るに至つた。 すなわち、本発明は気密性のある型内の圧力を
約50〜500mmHgにした後、硬質ウレタンフオーム
原液を、パツク率が約150〜450%となるように型
内に注入し、型の温度を約10〜45℃に保持しなが
ら発泡させることを特徴とする表皮付き硬質ウレ
タンフオーム成形品の製造法に関する。 本発明で用いられる硬質ウレタンフオーム原液
は、有機ポリイソシアネート、ポリオール、触
媒、発泡剤および整泡剤、必要により、たとえば
難燃剤、顔料、安定剤などを含有している。 有機ポリイソシアネートとしては、通常の硬質
ウレタンフオームを製造する際に一般的に使用さ
れているものをそのまま使用することができる。
代表的なものを例示すると、たとえばトルイレン
ジイソシアネート、4,4′−ジフエニルメタンジ
イソシアネート、ポリメチレンポリフエニルイソ
シアネート(C−MDI)、粗製のトルイレンジイ
ソシアネート及びこれらを部分的にウレタン化、
三量化、カルボジイミド化又はアミド化などの手
段で変性したポリイソシアネート類があげられ
る。これらを2種以上混合して使つてもよい。こ
れらのポリイソシアネートは、前述のポリオール
に対して一般にNCO/OH当量比が約1.03〜1.15
の範囲で使用することが好ましい。 ポリオールとしては、通常の硬質ウレタンフオ
ームの製造に使用される官能基数が約2〜8で、
水酸基価が約350〜800mgKOH/gのポリエーテ
ルポリオールやポリエステルポリオールなどを用
いることができる。 特に、芳香族アミンを開始剤とし、これにエチ
レンオキサイドとプロピレンオキサイドとを、そ
の重量比が約50〜50/95〜50、好ましくは約10〜
30/90〜70の割合でブロツク状またはランダムに
付加して得られる水酸基価約300〜550mgKOH/
gのポリエーテルポリオールA)と後述するポリ
エステルポリオールB)とをその重量比が約50〜
90/50〜10、好ましくは約60〜85/40〜15の割合
で混合して得られるものが好ましい。ポリエーテ
ルポリオールA)の開始剤として用いられる芳香
族アミンとしては、たとえばアニリン、トルイジ
ンなどのモノアミン類、たとえばフエニレンジア
ミン、O−トルイレンジアミン、m−トルイレン
ジアミン、ナフタレンジアミン、4,4′−ジアミ
ノジフエニルメタン、キシレンジアミンなどのジ
アミン類、たとえばアニリンとホルムアルデヒド
の縮合によつて得られる生成物、たとえばトリレ
ンジイソシアネートやジフエニルメタンジイソシ
アネートなどの蒸留残渣やたとえばトリレンジイ
ソシアネートやジフエニルメタンジイソシアネー
トなどを用いて製造されたウレタンフオームなど
をアルカリもしくはアミンなどにより加水分解し
て得られる分解物などがあげられる。これらの芳
香族アミンは2種以上混合して使用してもよい。 ポリエーテルポリオール(A)の水酸基価は、使用
する芳香族アミンの種類などによつても異なる
が、約300〜550mgKOH/g、好ましくは約350〜
500mgKOH/g程度である。 ポリエステルポリオール(B)は通常、一級の水酸
基を有するポリオールとポリカルボン酸、ポリカ
ルボン酸無水物との縮合によつて製造される。 一級の水酸基を有するポリオールとしては、た
とえばエチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、1,4ブタンジオ
ール、1,6ヘキサングリコール、トリメチロー
ルプロパン、ペンタエリスリトールなどがあげら
れる。ポリカルボン酸、ポリカルボン酸無水物と
しては、たとえばアジピン酸、コハク酸、無水コ
ハク酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマール
酸、フタール酸、ピロメリツト酸などをあげるこ
とができる。上述のポリオールの1種又は2種以
上と、ポリカルボン酸又はポリカルボン酸無水物
の1種又は2種以上とを、水酸基過剰の条件で、
加熱、脱水、縮合して得られる。 このポリエステルポリオールの水酸基価は通
常、300〜500mgKOH/g程度である。 ポリエーテルポリオール(A)とポリエステルポリ
オール(B)からなる混合ポリオールを用いる場合、
その混合ポリオールの割合はポリオール成分の約
80重量%以上、好ましくは約90重量%以上となる
ような割合で用いることが好ましい。 また、触媒、整泡剤、発泡剤についてもその種
類及び使用量については特に限定されるものでは
なく、従来技術に準じて用いることができる。代
表的なものを例示すると、触媒としてはたとえば
ジメチルエタノールアミン、トリエチレンジアミ
ン、テトラメチルプロパンジアミン、テトラメチ
ルヘキサメチレンジアミン、ジメチルシクロヘキ
シルアミンなどの三級アミン類、たとえばスタナ
スオクトエート、ジブチルチンジラウレートなど
の有機スズ化合物などがあげられる。 触媒は、通常ポリオール100重量部に対して約
0.1〜10重量部程度用いられる。 発泡剤の例としては、たとえば塩化メチレン、
クロロホルム、トリクロロモノフルオロメタン、
トリクロロトリフルオロエタン、トリブロモトリ
フルオロエタン、ジクロロジフルオロメタンな
ど、特に好ましくはトリクロロモノフルオロメタ
ン、トリクロロトリフルオロエタンがあげられ
る。 発泡剤は通常、ポリオール100重量部に対して
約10〜70重量部程度用いられる。 整泡剤としては各種のシロキサン・ポリアルキ
レンオキシドブロツク共重合体(シリコン整泡
剤)を使うことができる。整泡剤は通常、ポリオ
ール100重量部に対して約0.2〜3重量部程度用い
られる。 前述の触媒、発泡剤、整泡剤のほかに、必要に
よりたとえばトリスクロルエチルホスフアイト、
トリスジクロロプロピルホスフエート、塩素化パ
ラフイン、トリクレジルホスフエートなどの難燃
剤、たとえばカーボンブラツク、酸化チタン、ベ
ンガラ、フタロシアニンブルーなどの顔料、たと
えば2−テトラブチルヒドロキノン、フエニルサ
リチレート、2−ヒドロキシフエニルベンゾトリ
アゾールなどの安定剤などを適宜量加えてもよ
い。 本発明に用いられる型としては、通常、合成樹
脂成形に用いられる材質で作製した気密性を有す
る型であれば如何なる型でも用いることができる
が、型の材質は、金属製もしくは金属と他の材質
とを組み合わせたものがよい。また、型には温度
調節機(例;冷温水じゅん環用ジヤケツト内蔵な
ど)を備え、しかも型内の圧力調整用バルブを設
けたものが好ましい。 本発明では、まず型内の圧力を約50〜500mm
Hg、好ましくは約150〜400mmHgにする。型内の
圧力は用いられるウレタン原液中の発泡剤の種類
や量、硬質ウレタンフオーム原液の粘度や硬化特
性、型の温度などにより任意に選択される。 型内の圧力が約500mmHgを越すと従来の常圧法
と変わらず、型内に未充てん部が発生したり、フ
オーム密度の不均一化を起すことがある。 型内の圧力が約50mmHgに満たない場合は、発
泡剤の部分的異状発泡が起こり、成形品内部でセ
ル荒れが起こることがある。 型内の圧力を約50〜500mmHgにした後、硬質ウ
レタンフオーム原液を、パツク率が約150〜450
%、好ましくは約180〜400%になるように型内に
注入する。特に、成形品の強度や外観などがすぐ
れたものを望む場合、パツク率は約300〜450%、
また、特に熱伝導率の低い成形品を望む場合、パ
ツク率は約150〜250%が好ましい。 ここでパツク率とは次の式で定義される。 パツク率(%)=表皮付き硬質ウレタンフオーム成形
品を得るのに要した原液の重量/硬質ウレタンフオーム
原液が型内を完全に充てんするに必要な原液の重量×10
0 硬質ウレタンフオーム原液の注入は、たとえば
高圧発泡機などの射出部を型の注入口に直結して
おこなわれる。 硬質ウレタンフオーム原液を型内に注入した
後、型の温度を約10〜45℃、好ましくは約15〜30
℃に保持しながら発泡させる。 型の温度が約45℃を越すとボイドのある成形品
しか得られない。 一方、10℃未満の温度では、ボイドや熱伝導率
の点ではすぐれているが、密度分布の不均一化や
型内に未充てん部分が発生したり、また、成形品
の硬化速度がおそく、したがつて脱型時間が長く
なり、工業的生産には不利である。 本発明によれば、熱伝導率が低く外観が良好で
かつ密度分布の均一な表皮付き硬質ウレタンフオ
ーム成形品が容易に得られるので工業的に極めて
有利な方法である。 以下に実施例をあげて本発明を更に詳細に説明
する。 実施例 1 A成分 クルードMDI(ミリオネートMR−200日本ポリウ
レタン(株)製) 100部 B成分 Γポリエーテルポリオール1(芳香族ジアミン/
プロピレンオキサイド/エチレンオキサイド系
水酸基価400mgKOH/g) 35部 Γポリエーテルポリオール2(芳香族ジアミン/
プロピレンオキサイド/エチレンオキサイド系
水酸基価490mgKOH/g) 35部 Γポリエステルポリオール(アジピン酸、トリメ
チロールプロパン、ジエチレングリコール系水
酸基価400mgKOH/g) 17部 発泡剤 トリクロロモルフルオロメタン(昭和電工フロン
シヨワー11) 30部 触媒 1,4−ジアザビシクロ(2,2,2)オクタン
0.7部 整泡剤 ポリシロキサン・ポリオキシアルキレングリコー
ル重合体(信越化学工業(株)整泡剤F−318) 1.5部 A成分およびB成分を高圧発泡機(PU−50;
ポリウレタンエンジニアリング(株)製)の2つのタ
ンクにそれぞれ仕込み液温をそれぞれ20℃に調節
した。発泡機の注入ヘツドを第1図のように下金
型に直結し、ついで上下金型を閉じ予め温度調節
をした水をじゆん環させて型の温度を第1表の如
くに調節した。つぎに減圧緩衝タンクと金型を直
結しているバルブを開き、型内を第1表の如く一
定圧力に調節した。型内の圧力が目標値に達した
のち、高圧発泡機を作動させ、A成分/B成分の
比率120部/100部の割合で混合し、原液を型内に
パツク率約150〜450%で注入して発泡させた。硬
化後、型を開いて成形品を得た。
【表】
【表】
実施例 2
実施例1と同じ原液、金型および操作条件下で
型の温度20℃、型内の圧力760および260mmHgで
パツク率を変えてそれぞれ成形品を得た。得られ
た成形品の結果を第2表に示す。
型の温度20℃、型内の圧力760および260mmHgで
パツク率を変えてそれぞれ成形品を得た。得られ
た成形品の結果を第2表に示す。
【表】
注 密度分布、外観は第1表と同じ
熱伝導率単位 K〓′/mh℃
熱伝導率単位 K〓′/mh℃
第1図は、硬質ウレタンフオーム原液を発泡さ
せる際に用いられる型の1例の断面図である。 1……注入機、2……下型、3……上型、4…
…金型温度調節用じゆん環水パイプ、5……真空
ダマリ、6……減圧パイプ、7……調圧バルブ、
8……減圧緩衝タンク、9……型キヤビテイ、1
0……真空ポンプ、11……注入フイルムゲー
ト、12……キヤビテイ内真空用微細通路、13
……上型、下型および注入ヘツド間の型内気密用
パツキング、14……圧力計。
せる際に用いられる型の1例の断面図である。 1……注入機、2……下型、3……上型、4…
…金型温度調節用じゆん環水パイプ、5……真空
ダマリ、6……減圧パイプ、7……調圧バルブ、
8……減圧緩衝タンク、9……型キヤビテイ、1
0……真空ポンプ、11……注入フイルムゲー
ト、12……キヤビテイ内真空用微細通路、13
……上型、下型および注入ヘツド間の型内気密用
パツキング、14……圧力計。
Claims (1)
- 1 気密性のある型内の圧力を約50〜500mmHgに
した後、硬質ウレタンフオーム原液をパツク率が
約150〜450%となるように型内に注入し、型の温
度を約10〜45℃に保持しながら発泡させることを
特徴とする表皮付き硬質ウレタンフオーム成形品
の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7472680A JPS571740A (en) | 1980-06-02 | 1980-06-02 | Manufacture of hard urethane foam molded form with skin |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7472680A JPS571740A (en) | 1980-06-02 | 1980-06-02 | Manufacture of hard urethane foam molded form with skin |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS571740A JPS571740A (en) | 1982-01-06 |
| JPS645528B2 true JPS645528B2 (ja) | 1989-01-31 |
Family
ID=13555512
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7472680A Granted JPS571740A (en) | 1980-06-02 | 1980-06-02 | Manufacture of hard urethane foam molded form with skin |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS571740A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0180407U (ja) * | 1987-11-18 | 1989-05-30 | ||
| JPH10337738A (ja) * | 1997-06-06 | 1998-12-22 | Showa Alum Corp | 断熱パネルの製造方法 |
| KR101398244B1 (ko) * | 2005-11-14 | 2014-05-22 | 다우 글로벌 테크놀로지스 엘엘씨 | 향상된 열 전도성을 갖는 강성 폴리우레탄 발포체의 성형방법 |
| JP2010201868A (ja) * | 2009-03-05 | 2010-09-16 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | ウレタン製マウント部材の製造方法、およびウレタン製マウント部材 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2428519A1 (fr) * | 1978-06-13 | 1980-01-11 | Ameublement Ind Et Tech | Bouchon pour trou de coulee de matiere expansee dans un moule |
-
1980
- 1980-06-02 JP JP7472680A patent/JPS571740A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS571740A (en) | 1982-01-06 |
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