JPS646237B2 - - Google Patents
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- JPS646237B2 JPS646237B2 JP6235181A JP6235181A JPS646237B2 JP S646237 B2 JPS646237 B2 JP S646237B2 JP 6235181 A JP6235181 A JP 6235181A JP 6235181 A JP6235181 A JP 6235181A JP S646237 B2 JPS646237 B2 JP S646237B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- edible
- ink
- food
- water
- oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Description
本発明は可食性エマルシヨンインキに関する。
従来、食品分野では食品に鮮かさ、美しさを与
えるため、食品表面に焼印による単純な模様を形
成したり、食用色素を添加することが行なわれて
いたが、近年、食生活の多様化に伴いより複雑な
絵柄、カラフルな着色を施した食品が好まれるよ
うになり、そのための一手段として食品表面に印
刷することが行なわれるようになつた。 食品表面に印刷する方式としては装置の容易さ
らにスタンプ印刷、スクリーン印刷が主として行
なわれているが、複雑な絵柄を精度良く印刷する
ためにはスクリーン印刷方式が最も適当である。 可食性スクリーン印刷インキとしては、(1)食用
色素を水に溶解あるいは分散させたものに増粘剤
あるいは可食性樹脂を添加して印が可能な程度に
粘度調整した水性スクリーンインキ(2)食用色素を
印刷に適した粘度を有する食用油脂に溶解あるい
は分散させた油性スクリーンインキが知られてい
る。 しかし(1)では通常スクリーン印刷インキとして
使用される粘度である10000センチポイズ付近で
はインキの腰切れが悪い(曳系性)、スクリーン
抜け(インキの通過性)が悪い等の問題を生じ、
(2)では食用色素の多くの水溶性であるため、場合
によつては食用色素を2本ロール等の分散機を用
いて分散させる必要があり、しかもインの発色は
必ずしも満足できるものではなく、また被印刷食
品表面の含水量が多い、いわゆる水性食品に適用
するような場合にはインキの接着性に問題があ
り、特に可食性の素材のみから成るという制約が
上記のインキ適性改良のための助剤を加えること
を困難にしていた。 本発明者らは上記のような欠点に鑑み、水と油
からなるエマルシヨンが種々の印刷方式に対して
好ましいインキの硬さを持つことに着目し、本発
明に到つたものである。 すなわち、本発明は、水、食用色素、および必
要に応じてその他の食用添加剤を食用乳化剤を用
いて乳化してなる可食性エマルシヨンインキに関
する。 本発明は、スクリーン印刷用のインキとして特
に開発されたものであるが、エマルシヨンの構成
比を変えることによりインキの硬さ、軟らかさを
可変できることは明らかであり、この意味におい
てスクリーン印刷方式に限定して使用されるもの
ではない。 本発明における食用色素としては、食用赤色2
号、食用赤色2号アルミニウムレーキ、食用赤色
3号、食用赤色3号アルミニウムレーキ、食用赤
色102号、食用赤色104号、食用赤色105号、食用
赤色106号、食用黄色4号、食用黄色4号アルミ
ニウムレーキ、食用黄色5号、食用黄色5号アル
ミニウムレーキ、食用緑3号、食用緑色3号アル
ミニウムレーキ、食用青色1号、食用青色1号ア
ルミニウムレーキ、食用青色2号、食用青色2号
アルミニウムレーキ等の食用色素およびカラメル
色素、クチナシ色素、モナスカス色素、アナトー
色素、ビートレツド色素、アントシアニン色素、
パプリカ色素、ウコン色素、ラツカイン酸色素、
コチニール色素、クチナシ変性ブルー色素、サフ
ラワー色素、クロロフイル色素、ポリフエノール
色素、カンタキサンチン色素、キサントフイル色
素、ルチン色素、紫根色素、フエコシアニン色
素、インジゴ色素等の天然色素および銅クロロフ
イリンナトリウム、銅クロロフイル、β―カロチ
ン、水溶性アナトー、鉄クロロフインナトリウ
ム、三二酸化鉄、リボフラビン、リボフラビン酸
エステルナトリウム、リボフラビン酪酸エステ
ル、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム等の着色剤
から適宜に選ぶことができる。 本発明で用いられる食用油脂としては、食用に
適するものであれば、植物起源、動物起源いずれ
も使用できるが、食品に印刷した後の臭気の点か
ら植物性油脂または水添油脂が好ましい。 本発明における乳化剤としてはカゼイン、カゼ
インナトリウム、グリセリン脂肪酸エステル、シ
ヨ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステ
ル、大豆リン脂質、プロピレングリコール脂脂酸
エステル等の一般に食用乳化剤として使用されて
いるものの他にアラビアガム、カルボキシメチル
セルロースのナトリウム塩、メチルセルロース、
アルギン酸ナトリウム等の乳化作用を有する可食
性の水溶性物質をも包含する。 本発明で用いられる水は、水道水あるいは精製
水が用いられるが、防腐性、衛生面より精製水が
好ましい。 本発明における食用添加剤としては増粘剤とし
て、アルフアー化殿粉、小麦殿粉、小麦粉、コー
ンスターチ、デキストリン等の殿粉質糊料、ソル
ビツト、マンニツト等の糖アルコール、シヨ糖、
ブドウ糖、乳糖等の糖類、結着剤として、ゼラチ
ン、アルブミン等の蛋白質、植物性または微生物
性の多糖類、天然ガム質、アルギン酸プロピレン
グリコールエステル、繊維素グリコール酸カルシ
ウム、繊維素グリコール酸ナトリウム、デンプン
グリコール酸ナトリウム、デンプンリン酸エステ
ルナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウム、結晶
性セルロース、等の可食性高分子物質、その他エ
ルソルビン酸、エルソルビン酸ナトリウム、グア
ヤク脂、ジブチルヒドロキシトルエン、L―アス
コルビン酸等の食用抗酸化剤、バニリン等の香
料、クエン酸等の調味料、およびアルコール、グ
リセリン、プロピレングリコールの1種または2
種以上から選ばれる可食性の溶剤がある。こうち
ち特にグリセリン、プロピレングリコールはスク
リーンインキの版乾き防止に有効である。 本発明にかかわるエマルシヨンインキの製造方
法としては、水または食用油脂の連続相となりう
る成分に食用乳化剤を溶解ないしは分散させた
後、ミキサー、ホモミキサー等の乳化機を用いて
撹拌しながら分散相となる食用油脂または水を加
えて乳化する方法が好ましい。この場合食用色素
および食用添加剤は水溶性であれば予め水に溶解
させ、油溶性であれば予め食用油脂に溶解させ、
また水、油脂ともに不溶性のものは予めどちらか
に分散させて乳化を行う。食用油脂が常温で固体
の場合は、食用油脂が流動性を示す温度以上に乳
化系全体を加熱した乳化を行うことができる。 この食用エマルシヨンインキの製造にかかわる
食用乳化剤の使用については、その選択に注意し
なければならないことは通常のエマルシヨンをつ
くる場合と同様である。すなわち連続相となる成
分が水の場合は食用乳化剤のHLBが少なくとも
7以上のものを使用する必要があり、逆に連続相
となる成分が食用油脂の場合は食用乳化剤の
HLBが少なくとも7以下のものを使用する必要
がある。 また前記した乳化作用を有する水溶性物質は連
続相が水の場合に使用される。食用乳化剤の添加
量としては、インキ量に対して0.1重量パーセン
ト以上であり通常使用される範囲としては0.5重
量パーセントから80重量パーセントが好ましい。 本発明の可食性エマルシヨンインキにかかわる
分散相の割合は、連続相の種類により、食用着色
剤や食用添加剤の種類および量により、また印刷
方式によつて適宜変えることができるが、スクリ
ーンインキの場合には分散相は全インキ量に対し
て10重量パーセントから70重量パーセントが望ま
しい。分散相が全インキ量に対して70重量パーセ
ントを起えるとエマルシヨンが不安定になる傾向
があり、10重量パーセント以下にあるとエマルシ
ヨンインキに特有の優れたインキ適性が現われに
くくなる。 本発明にかかわる可食性エマルシヨンインキは
従来の可食性インキと比較して 1 特にスクリーン印刷に対して好ましいインキ
適性を有している。 2 食用着色剤が水溶性でも油溶性でも使用でき
る。 3 連続相と分散相の構成比を変えることによつ
てスクリーン印刷方式のほか他の印刷方式にも
適用できる。 4 印刷の対象食品表面の性状によりエマルシヨ
ンインキの連続相を変えて対応できる。 などの優れた特長を有しており、多くの食品に適
用できる結果、食生活にカラフルな趣味をもたら
したバラエテイーに富んだ食品の提供が可能にな
つた。 本発明における可食性エマルシヨンインキを適
用できる食品には、チユーインガム、チヨコレー
ト、ビスケツト、ウエハース、クラツカー、せん
べい、ういろう、カマボコ、キヤンデー等、印刷
可能な食品類を全て含む。 以下実施例について述べる。 実施例 1 水 15g クチナシ色素 35g シユガーエステルS―1670(HLB=16)(菱糖
株式会社製、以下の実施例についても同様)
1g サラダ油 49g 100g 水相として水にクチナシ色素を溶解し、シユガ
ーエステルを加えて分散一部溶解させた。前記水
相をホモジナイザーで撹拌しながらサラダ油を
徐々に添加しO/W型エマルシヨンインキを得
た。粘度は25℃で約9000センチポイズであつた。
(B型粘度計使用、以下の実施例についても同様)
この可食性インキを用いてビスケツト生地表面に
絵柄をスクリーン印刷した。結果を表1に示す。 実施例 2 水 15g ソルビツト 35g シユガーエステルS―1340(HLB=13) 1g 食用赤色2号 0.5g 大豆油 48.5g 100g 水相として水にソルビツトを溶解させる他は実
施例1と同様にしてO/W型エマルシヨンインキ
を得た。粘度は25℃で約12000センチポイズであ
つた。この可食性インキを用いてビスケツト生地
表面上に絵柄をスクリーン印刷した。結果を表1
に示す。 比較例 1 水 97.5g 食用赤色3号 0.5g アルギン酸ソーダ 2g 100g アルギン酸ソーダに水を徐々に添加して十分に
撹拌しながら均一溶解し、ついで食用赤色3号を
加え、水性スクリーンインキを得た。粘度は25℃
で約8000センチポイズであつた。この可食性イン
キを用いてビスケツト生地表面に絵柄をスクリー
ン印刷した。結果を表1に示す。 比較例 2 精製パーム油 40g サラダ油 30g パプリカ色素 30g 100g 上記3成分を60℃に加熱しつつ、十分に相溶す
るまで撹拌し、油性スクリーンインキを得た。25
℃における粘度は約12000センチポイズであつた。
この可食性インキを用いてビスケツト生地表面に
絵柄をスクリーン印刷した。結果を表1に示す。 実施例1、実施例2、比較例1、比較例2、で
得られた各可食性インキを用いて、小麦粉、グラ
ニユー糖、バターを主成分とするとビスケツト生
地表面に絵柄をスクリーン印刷し、インキの腰切
れ、インキのスクリーン抜け、インキの接着性に
ついてのインキ適性を比較し、表1に記した。
えるため、食品表面に焼印による単純な模様を形
成したり、食用色素を添加することが行なわれて
いたが、近年、食生活の多様化に伴いより複雑な
絵柄、カラフルな着色を施した食品が好まれるよ
うになり、そのための一手段として食品表面に印
刷することが行なわれるようになつた。 食品表面に印刷する方式としては装置の容易さ
らにスタンプ印刷、スクリーン印刷が主として行
なわれているが、複雑な絵柄を精度良く印刷する
ためにはスクリーン印刷方式が最も適当である。 可食性スクリーン印刷インキとしては、(1)食用
色素を水に溶解あるいは分散させたものに増粘剤
あるいは可食性樹脂を添加して印が可能な程度に
粘度調整した水性スクリーンインキ(2)食用色素を
印刷に適した粘度を有する食用油脂に溶解あるい
は分散させた油性スクリーンインキが知られてい
る。 しかし(1)では通常スクリーン印刷インキとして
使用される粘度である10000センチポイズ付近で
はインキの腰切れが悪い(曳系性)、スクリーン
抜け(インキの通過性)が悪い等の問題を生じ、
(2)では食用色素の多くの水溶性であるため、場合
によつては食用色素を2本ロール等の分散機を用
いて分散させる必要があり、しかもインの発色は
必ずしも満足できるものではなく、また被印刷食
品表面の含水量が多い、いわゆる水性食品に適用
するような場合にはインキの接着性に問題があ
り、特に可食性の素材のみから成るという制約が
上記のインキ適性改良のための助剤を加えること
を困難にしていた。 本発明者らは上記のような欠点に鑑み、水と油
からなるエマルシヨンが種々の印刷方式に対して
好ましいインキの硬さを持つことに着目し、本発
明に到つたものである。 すなわち、本発明は、水、食用色素、および必
要に応じてその他の食用添加剤を食用乳化剤を用
いて乳化してなる可食性エマルシヨンインキに関
する。 本発明は、スクリーン印刷用のインキとして特
に開発されたものであるが、エマルシヨンの構成
比を変えることによりインキの硬さ、軟らかさを
可変できることは明らかであり、この意味におい
てスクリーン印刷方式に限定して使用されるもの
ではない。 本発明における食用色素としては、食用赤色2
号、食用赤色2号アルミニウムレーキ、食用赤色
3号、食用赤色3号アルミニウムレーキ、食用赤
色102号、食用赤色104号、食用赤色105号、食用
赤色106号、食用黄色4号、食用黄色4号アルミ
ニウムレーキ、食用黄色5号、食用黄色5号アル
ミニウムレーキ、食用緑3号、食用緑色3号アル
ミニウムレーキ、食用青色1号、食用青色1号ア
ルミニウムレーキ、食用青色2号、食用青色2号
アルミニウムレーキ等の食用色素およびカラメル
色素、クチナシ色素、モナスカス色素、アナトー
色素、ビートレツド色素、アントシアニン色素、
パプリカ色素、ウコン色素、ラツカイン酸色素、
コチニール色素、クチナシ変性ブルー色素、サフ
ラワー色素、クロロフイル色素、ポリフエノール
色素、カンタキサンチン色素、キサントフイル色
素、ルチン色素、紫根色素、フエコシアニン色
素、インジゴ色素等の天然色素および銅クロロフ
イリンナトリウム、銅クロロフイル、β―カロチ
ン、水溶性アナトー、鉄クロロフインナトリウ
ム、三二酸化鉄、リボフラビン、リボフラビン酸
エステルナトリウム、リボフラビン酪酸エステ
ル、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム等の着色剤
から適宜に選ぶことができる。 本発明で用いられる食用油脂としては、食用に
適するものであれば、植物起源、動物起源いずれ
も使用できるが、食品に印刷した後の臭気の点か
ら植物性油脂または水添油脂が好ましい。 本発明における乳化剤としてはカゼイン、カゼ
インナトリウム、グリセリン脂肪酸エステル、シ
ヨ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステ
ル、大豆リン脂質、プロピレングリコール脂脂酸
エステル等の一般に食用乳化剤として使用されて
いるものの他にアラビアガム、カルボキシメチル
セルロースのナトリウム塩、メチルセルロース、
アルギン酸ナトリウム等の乳化作用を有する可食
性の水溶性物質をも包含する。 本発明で用いられる水は、水道水あるいは精製
水が用いられるが、防腐性、衛生面より精製水が
好ましい。 本発明における食用添加剤としては増粘剤とし
て、アルフアー化殿粉、小麦殿粉、小麦粉、コー
ンスターチ、デキストリン等の殿粉質糊料、ソル
ビツト、マンニツト等の糖アルコール、シヨ糖、
ブドウ糖、乳糖等の糖類、結着剤として、ゼラチ
ン、アルブミン等の蛋白質、植物性または微生物
性の多糖類、天然ガム質、アルギン酸プロピレン
グリコールエステル、繊維素グリコール酸カルシ
ウム、繊維素グリコール酸ナトリウム、デンプン
グリコール酸ナトリウム、デンプンリン酸エステ
ルナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウム、結晶
性セルロース、等の可食性高分子物質、その他エ
ルソルビン酸、エルソルビン酸ナトリウム、グア
ヤク脂、ジブチルヒドロキシトルエン、L―アス
コルビン酸等の食用抗酸化剤、バニリン等の香
料、クエン酸等の調味料、およびアルコール、グ
リセリン、プロピレングリコールの1種または2
種以上から選ばれる可食性の溶剤がある。こうち
ち特にグリセリン、プロピレングリコールはスク
リーンインキの版乾き防止に有効である。 本発明にかかわるエマルシヨンインキの製造方
法としては、水または食用油脂の連続相となりう
る成分に食用乳化剤を溶解ないしは分散させた
後、ミキサー、ホモミキサー等の乳化機を用いて
撹拌しながら分散相となる食用油脂または水を加
えて乳化する方法が好ましい。この場合食用色素
および食用添加剤は水溶性であれば予め水に溶解
させ、油溶性であれば予め食用油脂に溶解させ、
また水、油脂ともに不溶性のものは予めどちらか
に分散させて乳化を行う。食用油脂が常温で固体
の場合は、食用油脂が流動性を示す温度以上に乳
化系全体を加熱した乳化を行うことができる。 この食用エマルシヨンインキの製造にかかわる
食用乳化剤の使用については、その選択に注意し
なければならないことは通常のエマルシヨンをつ
くる場合と同様である。すなわち連続相となる成
分が水の場合は食用乳化剤のHLBが少なくとも
7以上のものを使用する必要があり、逆に連続相
となる成分が食用油脂の場合は食用乳化剤の
HLBが少なくとも7以下のものを使用する必要
がある。 また前記した乳化作用を有する水溶性物質は連
続相が水の場合に使用される。食用乳化剤の添加
量としては、インキ量に対して0.1重量パーセン
ト以上であり通常使用される範囲としては0.5重
量パーセントから80重量パーセントが好ましい。 本発明の可食性エマルシヨンインキにかかわる
分散相の割合は、連続相の種類により、食用着色
剤や食用添加剤の種類および量により、また印刷
方式によつて適宜変えることができるが、スクリ
ーンインキの場合には分散相は全インキ量に対し
て10重量パーセントから70重量パーセントが望ま
しい。分散相が全インキ量に対して70重量パーセ
ントを起えるとエマルシヨンが不安定になる傾向
があり、10重量パーセント以下にあるとエマルシ
ヨンインキに特有の優れたインキ適性が現われに
くくなる。 本発明にかかわる可食性エマルシヨンインキは
従来の可食性インキと比較して 1 特にスクリーン印刷に対して好ましいインキ
適性を有している。 2 食用着色剤が水溶性でも油溶性でも使用でき
る。 3 連続相と分散相の構成比を変えることによつ
てスクリーン印刷方式のほか他の印刷方式にも
適用できる。 4 印刷の対象食品表面の性状によりエマルシヨ
ンインキの連続相を変えて対応できる。 などの優れた特長を有しており、多くの食品に適
用できる結果、食生活にカラフルな趣味をもたら
したバラエテイーに富んだ食品の提供が可能にな
つた。 本発明における可食性エマルシヨンインキを適
用できる食品には、チユーインガム、チヨコレー
ト、ビスケツト、ウエハース、クラツカー、せん
べい、ういろう、カマボコ、キヤンデー等、印刷
可能な食品類を全て含む。 以下実施例について述べる。 実施例 1 水 15g クチナシ色素 35g シユガーエステルS―1670(HLB=16)(菱糖
株式会社製、以下の実施例についても同様)
1g サラダ油 49g 100g 水相として水にクチナシ色素を溶解し、シユガ
ーエステルを加えて分散一部溶解させた。前記水
相をホモジナイザーで撹拌しながらサラダ油を
徐々に添加しO/W型エマルシヨンインキを得
た。粘度は25℃で約9000センチポイズであつた。
(B型粘度計使用、以下の実施例についても同様)
この可食性インキを用いてビスケツト生地表面に
絵柄をスクリーン印刷した。結果を表1に示す。 実施例 2 水 15g ソルビツト 35g シユガーエステルS―1340(HLB=13) 1g 食用赤色2号 0.5g 大豆油 48.5g 100g 水相として水にソルビツトを溶解させる他は実
施例1と同様にしてO/W型エマルシヨンインキ
を得た。粘度は25℃で約12000センチポイズであ
つた。この可食性インキを用いてビスケツト生地
表面上に絵柄をスクリーン印刷した。結果を表1
に示す。 比較例 1 水 97.5g 食用赤色3号 0.5g アルギン酸ソーダ 2g 100g アルギン酸ソーダに水を徐々に添加して十分に
撹拌しながら均一溶解し、ついで食用赤色3号を
加え、水性スクリーンインキを得た。粘度は25℃
で約8000センチポイズであつた。この可食性イン
キを用いてビスケツト生地表面に絵柄をスクリー
ン印刷した。結果を表1に示す。 比較例 2 精製パーム油 40g サラダ油 30g パプリカ色素 30g 100g 上記3成分を60℃に加熱しつつ、十分に相溶す
るまで撹拌し、油性スクリーンインキを得た。25
℃における粘度は約12000センチポイズであつた。
この可食性インキを用いてビスケツト生地表面に
絵柄をスクリーン印刷した。結果を表1に示す。 実施例1、実施例2、比較例1、比較例2、で
得られた各可食性インキを用いて、小麦粉、グラ
ニユー糖、バターを主成分とするとビスケツト生
地表面に絵柄をスクリーン印刷し、インキの腰切
れ、インキのスクリーン抜け、インキの接着性に
ついてのインキ適性を比較し、表1に記した。
【表】
実施例 3
サラダ油 60g
β―カロチン 0.5g
アラツセル83(HLB=3.7)(花王アトラス株式
会社製) 2g 水 30g ソルビツト 7.5g 100g 油相としてサラダ油にβ―カロチン、アラツセ
ル83を溶解させた。前記油相をホモジナイザーを
用いて撹拌しながらソルビツトを溶解させた水を
滴下しW/O型エマルシヨンインキを得た。粘度
は25℃にて約8300センチポイズであつた。上記可
食性インキを用い白色ウエハース表面に絵柄をス
クリーン印刷したところ、被印刷部のウエハース
表面の状態は印刷前と同程度に保持したままの印
刷が可能であつた。 実施例 4 水 15g ソルビツト 29g カラメル色素 35g シユガーエステルS―940(HLB=9) 1g 精製パーム油 20g 100g 水相としてソルビツト、カラメル色素を溶解
し、シユガーエステルを加えて50℃に加熱した。
前記水相をホモジナイザーを用いて撹拌しなが
ら、50℃に加熱溶融した精製パームオイルを水相
に滴下O/W型エマルシヨンインキを得た。25℃
における粘度は2000センチポイズであつた。この
可食性インキを用いてマルトトリオースの1,4
結合からなる水溶性可食フイルムに絵柄をスクリ
ーン印刷したところ、鮮明なる印刷物が得られ
た。 実施例 5 水 89g アラビアガム 1g アルコール 3.3g 大豆レシチン 0.7g 赤色3号 0.5g サラダ油 5.5g 100g 水相として水にアルコール、アラビアガム、大
豆レシチンおよび赤色3号を溶解した。前記水相
をホモジナイザーを用いて撹拌しながら、サラダ
油を下しO/W型エマルシヨンインキを得た。粘
度は25℃において約200センチポイズであつた。
この可食性イキを用いてプロセスチーズ表面に絵
柄フレキソ印刷したところ、鮮明なる印刷物が得
られた。
会社製) 2g 水 30g ソルビツト 7.5g 100g 油相としてサラダ油にβ―カロチン、アラツセ
ル83を溶解させた。前記油相をホモジナイザーを
用いて撹拌しながらソルビツトを溶解させた水を
滴下しW/O型エマルシヨンインキを得た。粘度
は25℃にて約8300センチポイズであつた。上記可
食性インキを用い白色ウエハース表面に絵柄をス
クリーン印刷したところ、被印刷部のウエハース
表面の状態は印刷前と同程度に保持したままの印
刷が可能であつた。 実施例 4 水 15g ソルビツト 29g カラメル色素 35g シユガーエステルS―940(HLB=9) 1g 精製パーム油 20g 100g 水相としてソルビツト、カラメル色素を溶解
し、シユガーエステルを加えて50℃に加熱した。
前記水相をホモジナイザーを用いて撹拌しなが
ら、50℃に加熱溶融した精製パームオイルを水相
に滴下O/W型エマルシヨンインキを得た。25℃
における粘度は2000センチポイズであつた。この
可食性インキを用いてマルトトリオースの1,4
結合からなる水溶性可食フイルムに絵柄をスクリ
ーン印刷したところ、鮮明なる印刷物が得られ
た。 実施例 5 水 89g アラビアガム 1g アルコール 3.3g 大豆レシチン 0.7g 赤色3号 0.5g サラダ油 5.5g 100g 水相として水にアルコール、アラビアガム、大
豆レシチンおよび赤色3号を溶解した。前記水相
をホモジナイザーを用いて撹拌しながら、サラダ
油を下しO/W型エマルシヨンインキを得た。粘
度は25℃において約200センチポイズであつた。
この可食性イキを用いてプロセスチーズ表面に絵
柄フレキソ印刷したところ、鮮明なる印刷物が得
られた。
Claims (1)
- 1 水、食用色素、食用油脂、および必要に応じ
てその他の食用添加剤を食用乳化剤を用いて乳化
してなる可食性エマルシヨンインキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6235181A JPS57179263A (en) | 1981-04-27 | 1981-04-27 | Edible ink |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6235181A JPS57179263A (en) | 1981-04-27 | 1981-04-27 | Edible ink |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57179263A JPS57179263A (en) | 1982-11-04 |
| JPS646237B2 true JPS646237B2 (ja) | 1989-02-02 |
Family
ID=13197608
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-
1981
- 1981-04-27 JP JP6235181A patent/JPS57179263A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57179263A (en) | 1982-11-04 |
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