JPS64836B2 - - Google Patents
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- JPS64836B2 JPS64836B2 JP59040495A JP4049584A JPS64836B2 JP S64836 B2 JPS64836 B2 JP S64836B2 JP 59040495 A JP59040495 A JP 59040495A JP 4049584 A JP4049584 A JP 4049584A JP S64836 B2 JPS64836 B2 JP S64836B2
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- optical
- optical fiber
- laser
- wavelength
- light
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S3/00—Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
- H01S3/30—Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range using scattering effects, e.g. stimulated Brillouin or Raman effects
- H01S3/302—Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range using scattering effects, e.g. stimulated Brillouin or Raman effects in an optical fibre
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Lasers (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は、光フアイバ中の誘導ラマン散乱と光
カー効果とを用いて光フアイバ中に非線形屈折率
を発生させ、これを光フアイバ中の分散と均衡さ
せて波長可変な光ソリトン(Soliton、弧立波)
レーザ光を発生させ、以てパルス幅の小さい超短
光パルスを得る方法および装置に関するものであ
る。
カー効果とを用いて光フアイバ中に非線形屈折率
を発生させ、これを光フアイバ中の分散と均衡さ
せて波長可変な光ソリトン(Soliton、弧立波)
レーザ光を発生させ、以てパルス幅の小さい超短
光パルスを得る方法および装置に関するものであ
る。
光フアイバ中のソリトンの研究は10年程前から
開始されている。その当初は、光フアイバ中の非
線形光学効果(カー効果)と媒質中の分散効果と
がバランスし、光パルスの包絡線がソリトンにな
るという理論的研究が報告された。その後、
Nd3+:YAGレーザで励起した波長1.55μmF2+カ
ラーセンターレーザを用いて光ソリトンが観測さ
れている。
開始されている。その当初は、光フアイバ中の非
線形光学効果(カー効果)と媒質中の分散効果と
がバランスし、光パルスの包絡線がソリトンにな
るという理論的研究が報告された。その後、
Nd3+:YAGレーザで励起した波長1.55μmF2+カ
ラーセンターレーザを用いて光ソリトンが観測さ
れている。
第1図は光フアイバ中を伝播させた後のパルス
波形を示す。
波形を示す。
従来の光ソリトンパルスの発生の様子を第1A
図〜第1E図により説明する。第1A図〜第1E
図は光フアイバ中を伝播させて取り出した光パル
スの波形を示し、その横軸には時間、縦軸には自
己相関法で測定したパルス出力を示す。これによ
ると、第1A図から第1E図にかけて、フアイバ
入力Pioが0.3W,1.2W,5.0W,11.4W,22.5Wと
いうように増加するとともに、その出力幅が狭く
なつていく様子がわかる。これは、入射光パルス
がソリトンになつていくことを示している。
図〜第1E図により説明する。第1A図〜第1E
図は光フアイバ中を伝播させて取り出した光パル
スの波形を示し、その横軸には時間、縦軸には自
己相関法で測定したパルス出力を示す。これによ
ると、第1A図から第1E図にかけて、フアイバ
入力Pioが0.3W,1.2W,5.0W,11.4W,22.5Wと
いうように増加するとともに、その出力幅が狭く
なつていく様子がわかる。これは、入射光パルス
がソリトンになつていくことを示している。
しかし、この方式では、単に強力な波長1.55μ
mの光パルスを光フアイパ中に入射させて光フア
イバ中の分散と非線形性とを均衡させたにすぎな
い。すなわち、1.55μm帯の光源がなければ、こ
のようなソリトンパルスの発生は不可能であるこ
とを示している。しかもまた、このような方式で
は、1.5μm帯においては波長可変な光ソリトンパ
ルスの発生ができない欠点があつた。
mの光パルスを光フアイパ中に入射させて光フア
イバ中の分散と非線形性とを均衡させたにすぎな
い。すなわち、1.55μm帯の光源がなければ、こ
のようなソリトンパルスの発生は不可能であるこ
とを示している。しかもまた、このような方式で
は、1.5μm帯においては波長可変な光ソリトンパ
ルスの発生ができない欠点があつた。
そこで、本発明の目的は、上述の欠点を解決
し、波長1.5μm帯において光ソリトンパルスのレ
ーザ発振を可能にする発振方法およびかかる方法
を実施するための装置を提供することにある。
し、波長1.5μm帯において光ソリトンパルスのレ
ーザ発振を可能にする発振方法およびかかる方法
を実施するための装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、波長1.5μm帯において光
ソリトンパルスのレーザ発振の波長を可変にする
ことのできる発振方法およびかかる方法を実施す
るための装置を提供することにある。
ソリトンパルスのレーザ発振の波長を可変にする
ことのできる発振方法およびかかる方法を実施す
るための装置を提供することにある。
かかる目的を達成するために、本発明では、波
長1.0〜1.4μm帯で超短光パルスを発生する励起
光を用いて、光フアイバ中に誘導ラマン散乱効果
により、1.5μm帯の光を発生させ、さらにその強
力な電場によつて生ずる非線形屈折率を光フアイ
バ中の1.5μm帯の分散効果と均衡させることによ
り波長1.5μm帯で波長可変な光ソリトンパルスの
レーザ発振を可能にする。
長1.0〜1.4μm帯で超短光パルスを発生する励起
光を用いて、光フアイバ中に誘導ラマン散乱効果
により、1.5μm帯の光を発生させ、さらにその強
力な電場によつて生ずる非線形屈折率を光フアイ
バ中の1.5μm帯の分散効果と均衡させることによ
り波長1.5μm帯で波長可変な光ソリトンパルスの
レーザ発振を可能にする。
本発明方法は、波長1.0〜1.4μm帯で超短光パ
ルスの形態の励起光を発生させ、その励起光をシ
リカ系単一モード光フアイバに導いて波長1.5μm
帯の誘導ラマン散乱光を発生させ、その誘導ラマ
ン散乱光により前記光フアイバ中に発生するカー
効果による非線形屈折率を、波長1.5μm帯におけ
る前記光フアイバ中の分散と均衡させて、波長
1.5μm帯で光ソリトンパルスのレーザ発振を行な
うことを特徴とする。
ルスの形態の励起光を発生させ、その励起光をシ
リカ系単一モード光フアイバに導いて波長1.5μm
帯の誘導ラマン散乱光を発生させ、その誘導ラマ
ン散乱光により前記光フアイバ中に発生するカー
効果による非線形屈折率を、波長1.5μm帯におけ
る前記光フアイバ中の分散と均衡させて、波長
1.5μm帯で光ソリトンパルスのレーザ発振を行な
うことを特徴とする。
ここで、前記励起光の光パルスを前記誘導ラマ
ン散乱光のパルスと時間同期して発生させ、前記
光フアイバにおける誘導ラマン散乱光を発生させ
る際の共振器長を可変となして、波長1.5μm帯に
おいて波長可変で誘導ラマン発振を行うのが好適
である。
ン散乱光のパルスと時間同期して発生させ、前記
光フアイバにおける誘導ラマン散乱光を発生させ
る際の共振器長を可変となして、波長1.5μm帯に
おいて波長可変で誘導ラマン発振を行うのが好適
である。
本発明装置は、波長1μm〜1.4μm帯において超
短光パルスの形態の励起光を発生させるレーザ光
源と、シリカ系単一モード光フアイバと、該光フ
アイバの一端に配置され、前記励起光を通過さ
せ、波長1.5〜1.6μm帯の光を反射させる第1反
射鏡と、前記励起光および波長1.5〜1.6μm帯の
光を反射させる第2反射鏡とを具え、前記励起光
を前記第1反射鏡を介して前記光フアイバに導
き、該光フアイバ中に波長1.5μm帯の誘導ラマン
散乱光を発生させ、その誘導ラマン散乱光により
前記光フアイバ中に発生する光カー効果により得
られる非線形屈折率と1.5μm帯における前記光フ
アイバ中の分散とを均衡させることにより1.5μm
帯の光ソリトンを発生させて超短光パルスを得る
ことを特徴とする。
短光パルスの形態の励起光を発生させるレーザ光
源と、シリカ系単一モード光フアイバと、該光フ
アイバの一端に配置され、前記励起光を通過さ
せ、波長1.5〜1.6μm帯の光を反射させる第1反
射鏡と、前記励起光および波長1.5〜1.6μm帯の
光を反射させる第2反射鏡とを具え、前記励起光
を前記第1反射鏡を介して前記光フアイバに導
き、該光フアイバ中に波長1.5μm帯の誘導ラマン
散乱光を発生させ、その誘導ラマン散乱光により
前記光フアイバ中に発生する光カー効果により得
られる非線形屈折率と1.5μm帯における前記光フ
アイバ中の分散とを均衡させることにより1.5μm
帯の光ソリトンを発生させて超短光パルスを得る
ことを特徴とする。
ここで、前記レーザ光源はモード同期レーザで
あり、前記光フアイバ中の誘導ラマン散乱光のパ
ルスと前記励起光の光パルスとの時間同期をと
り、前記第2反射鏡の光軸方向の位置を可変とす
ることにより、1.5μm帯において波長可変で誘導
ラマン発振を発生させるのが好適である。
あり、前記光フアイバ中の誘導ラマン散乱光のパ
ルスと前記励起光の光パルスとの時間同期をと
り、前記第2反射鏡の光軸方向の位置を可変とす
ることにより、1.5μm帯において波長可変で誘導
ラマン発振を発生させるのが好適である。
〔実施例〕
以下に図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。
る。
本発明の1実施例を第2図に示す。ここで、1
は1.0〜1.4μmの波長の励起用超短光パルスを発
生する光源、2はレーザミラーであり、光源1か
らの波長1.0〜1.4μmの励起用超短光を透過し、
波長1.5〜1.6μm帯の光、すなわち光ソリトン発
振光を反射させる。なお、光源1とレーザミラー
2との間には両者の結合に伴なう光源1の不安定
性を除去するために光アイソレータを挿設しても
よい。3は光フアイバ結合用レンズ、4は長さL
のシリカ系単一モード光フアイバである。5は波
長1.5〜1.6μm帯の光および励起光を反射するレ
ーザミラーであり、矢印で示すように光軸方向に
移動させることができる。ここで、光フアイバ4
の出射端と可動鏡5との距離をlとする。
は1.0〜1.4μmの波長の励起用超短光パルスを発
生する光源、2はレーザミラーであり、光源1か
らの波長1.0〜1.4μmの励起用超短光を透過し、
波長1.5〜1.6μm帯の光、すなわち光ソリトン発
振光を反射させる。なお、光源1とレーザミラー
2との間には両者の結合に伴なう光源1の不安定
性を除去するために光アイソレータを挿設しても
よい。3は光フアイバ結合用レンズ、4は長さL
のシリカ系単一モード光フアイバである。5は波
長1.5〜1.6μm帯の光および励起光を反射するレ
ーザミラーであり、矢印で示すように光軸方向に
移動させることができる。ここで、光フアイバ4
の出射端と可動鏡5との距離をlとする。
動作にあたつては、まず、光源1からの超短光
パルスの形態の励起光をミラー2を通して光フア
イバ4に導く。光源1からの超短光パルスの繰り
返し周期は第3A図に示すようにΔt secである
とする。かかる超短光パルスが、第3B図に示す
ように、光フアイバ4に入射すると、誘導ラマン
散乱が発生し、その散乱光は可動鏡5で反射され
て光フアイバ4の入射端側に戻る。このとき、再
び励起パルスと重なつて伝播するならば、この光
フアイバ4中のラマンパルスは増幅され、やがて
レーザ発振を開始する。ラマン波長をλとし、光
フアイバ4中の群速度をVg(λ)、真空中の光速
度をcとすると、上述の同期条件より、下式が得
られる。
パルスの形態の励起光をミラー2を通して光フア
イバ4に導く。光源1からの超短光パルスの繰り
返し周期は第3A図に示すようにΔt secである
とする。かかる超短光パルスが、第3B図に示す
ように、光フアイバ4に入射すると、誘導ラマン
散乱が発生し、その散乱光は可動鏡5で反射され
て光フアイバ4の入射端側に戻る。このとき、再
び励起パルスと重なつて伝播するならば、この光
フアイバ4中のラマンパルスは増幅され、やがて
レーザ発振を開始する。ラマン波長をλとし、光
フアイバ4中の群速度をVg(λ)、真空中の光速
度をcとすると、上述の同期条件より、下式が得
られる。
T=2L/Vg(λ)+2l/c (1)
T=mΔt (mは整数) (2)
ここで、可動鏡5を、Δlだけ動かした場合を
考えよう。この場合、Tは変化しないので、誘導
ラマン発振が起こるためには、群速度Vg(λ)を
変化させなければならず、その場合には、かかる
変化を分散により保償しなければならない。従つ
て、ラマン発振のためには、式(1)と同様、 T=2L/Vg(λ+Δλ)+2(l+Δl)/c (3) を満たすことが必要である。但し、波長λがλ+
Δλになつた場合でもラマン利得があることが前
提となつている。式(1)と(3)とより、 1/Vg(λ)−1/Vg(λ+Δλ)=1/Lc(Δl)(
4) となり、さらに全分散をσt(λ)とすると、式(4)
の左辺はσt(λ)・Δλで表わすことができるので、
σt(λ)は σt(λ)=1/Lc(Δl/Δλ) (5) となる。すなわち、本発明により波長可変なフア
イバラマンレーザを実現できることになる。これ
は波長可変な光ソリトンパルスの形成が可能であ
ることを意味する。すなわち、励起光入力を増加
して誘導ラマンレーザ光のパルスが大きくなる
と、非線形屈折率が大きくなり、やがて光フアイ
バの分散と均衡してソリトンを形成する。また、
式(5)よりΔlの変化を与えたときにΔλを測定すれ
ば、光フアイバの分散σt(λ)を測定することが
できることになる。
考えよう。この場合、Tは変化しないので、誘導
ラマン発振が起こるためには、群速度Vg(λ)を
変化させなければならず、その場合には、かかる
変化を分散により保償しなければならない。従つ
て、ラマン発振のためには、式(1)と同様、 T=2L/Vg(λ+Δλ)+2(l+Δl)/c (3) を満たすことが必要である。但し、波長λがλ+
Δλになつた場合でもラマン利得があることが前
提となつている。式(1)と(3)とより、 1/Vg(λ)−1/Vg(λ+Δλ)=1/Lc(Δl)(
4) となり、さらに全分散をσt(λ)とすると、式(4)
の左辺はσt(λ)・Δλで表わすことができるので、
σt(λ)は σt(λ)=1/Lc(Δl/Δλ) (5) となる。すなわち、本発明により波長可変なフア
イバラマンレーザを実現できることになる。これ
は波長可変な光ソリトンパルスの形成が可能であ
ることを意味する。すなわち、励起光入力を増加
して誘導ラマンレーザ光のパルスが大きくなる
と、非線形屈折率が大きくなり、やがて光フアイ
バの分散と均衡してソリトンを形成する。また、
式(5)よりΔlの変化を与えたときにΔλを測定すれ
ば、光フアイバの分散σt(λ)を測定することが
できることになる。
励起光源1としては、出力パワー5W以上で、
光パルス幅は50ps以下、波長は1.5μm帯に大きな
誘導ラマン散乱利得を発生させるようなものが望
ましい。ここで、第1ストークス光が1.5μm帯に
なるためには1.4μm帯の光源が必要となるが、そ
の場合にはHo3+レーザもしくはF2+カラーセンタ
レーザが好適である。第2ストークス光が1.5μm
帯になるためには、波長1.32μmもしくは波長
1.34μmのNd3+:YAGレーザが好適である。そ
の場合、出力が強いので、第2ストークス光でも
大きな利得が予想できる。
光パルス幅は50ps以下、波長は1.5μm帯に大きな
誘導ラマン散乱利得を発生させるようなものが望
ましい。ここで、第1ストークス光が1.5μm帯に
なるためには1.4μm帯の光源が必要となるが、そ
の場合にはHo3+レーザもしくはF2+カラーセンタ
レーザが好適である。第2ストークス光が1.5μm
帯になるためには、波長1.32μmもしくは波長
1.34μmのNd3+:YAGレーザが好適である。そ
の場合、出力が強いので、第2ストークス光でも
大きな利得が予想できる。
一般に、急激な光カー効果を発生させるために
は、数10p sec以下の超短光パルスが必要となる。
これにより自己位相変調効果が発生し、光ソリト
ンが分散とバランスして生ずることになる。この
とき、誘導ラマン遷移(シリカ系光フアイバでは
460cm-1程度)の中心において、このレーザを発
振させると、3次のラマン形非線形屈折率に伴な
う光カー効果は小さくなる。しかし、もともとラ
マン形ではない通常の非線形屈折率がラマン波長
において存在しており、光カー効果もある。従つ
て、光ソリトンの形状が可能となる。もし、ラマ
ン形非線形屈折率も組み入れたいときには、ラマ
ンレーザの発振波長を中心からずらせばよい。こ
れは、本発明においては波長可変であることか
ら、容易に実現できる。
は、数10p sec以下の超短光パルスが必要となる。
これにより自己位相変調効果が発生し、光ソリト
ンが分散とバランスして生ずることになる。この
とき、誘導ラマン遷移(シリカ系光フアイバでは
460cm-1程度)の中心において、このレーザを発
振させると、3次のラマン形非線形屈折率に伴な
う光カー効果は小さくなる。しかし、もともとラ
マン形ではない通常の非線形屈折率がラマン波長
において存在しており、光カー効果もある。従つ
て、光ソリトンの形状が可能となる。もし、ラマ
ン形非線形屈折率も組み入れたいときには、ラマ
ンレーザの発振波長を中心からずらせばよい。こ
れは、本発明においては波長可変であることか
ら、容易に実現できる。
第4図に、予測される励起入力と出力パルス幅
との関係を示す。ここで、励起入力を増加すると
ともにある閾値からラマンレーザ発振を開始し、
さらに励起入力を増加すると、出力光パルスの幅
が急激に減少し始める。これにより、光ソリトン
が発振していると言うことができる。さらに励起
入力を増加させていくと、第1D図および第1E
図に示したように複数ソリトンが発生し始める。
高速度の光通信においては、単一ソリトンの発生
領域を用いるのが好都合である。
との関係を示す。ここで、励起入力を増加すると
ともにある閾値からラマンレーザ発振を開始し、
さらに励起入力を増加すると、出力光パルスの幅
が急激に減少し始める。これにより、光ソリトン
が発振していると言うことができる。さらに励起
入力を増加させていくと、第1D図および第1E
図に示したように複数ソリトンが発生し始める。
高速度の光通信においては、単一ソリトンの発生
領域を用いるのが好都合である。
さらにまた、本発明では、第2図の可動鏡5を
移動させることにより、波長可変な光ソリトンレ
ーザが発振可能となる。その様子を第5図に示
す。第5図の横軸は発振波長、縦軸は可動ミラー
5の移動量Δlである。これによれば、Δlを増加
するにつれて、発振波長が短波長側にシフトして
いく様子がわかる。
移動させることにより、波長可変な光ソリトンレ
ーザが発振可能となる。その様子を第5図に示
す。第5図の横軸は発振波長、縦軸は可動ミラー
5の移動量Δlである。これによれば、Δlを増加
するにつれて、発振波長が短波長側にシフトして
いく様子がわかる。
以上説明したように、本発明によれば、時間同
期形光フアイバラマンレーザを波長1.5μm帯で発
振させることにより、光フアイバ中の非線形屈折
率(カー効果)と分散とを均衡させて、光ソリト
ンレーザの発振を行うことができる。これによ
り、波長1.5μm帯の高出力超短光パルスを発生さ
せることができる利点がある。さらにまた、本発
明によれば、これまでは困難であつた波長可変の
光ソリトンパルスの発生も可能である。
期形光フアイバラマンレーザを波長1.5μm帯で発
振させることにより、光フアイバ中の非線形屈折
率(カー効果)と分散とを均衡させて、光ソリト
ンレーザの発振を行うことができる。これによ
り、波長1.5μm帯の高出力超短光パルスを発生さ
せることができる利点がある。さらにまた、本発
明によれば、これまでは困難であつた波長可変の
光ソリトンパルスの発生も可能である。
第1A図〜第1E図は従来の光ソリトンパルス
の発生の様子の説明図、第2図は本発明の一実施
例を示す構成図、第3A図および第3B図は第2
図の構成についての物理的説明図、第4図は本発
明による励起入力と出力ソリトンのパルス幅との
関係を示す線図、第5図は本発明による波長可変
量と可動ミラーの移動量との関係の説明図であ
る。 1……超短光パルス発生器、2……レーザミラ
ー、3……光フアイバ結合用レンズ、4……光ソ
リトン発生用光フアイバ、5……波長可変用可動
レーザミラー。
の発生の様子の説明図、第2図は本発明の一実施
例を示す構成図、第3A図および第3B図は第2
図の構成についての物理的説明図、第4図は本発
明による励起入力と出力ソリトンのパルス幅との
関係を示す線図、第5図は本発明による波長可変
量と可動ミラーの移動量との関係の説明図であ
る。 1……超短光パルス発生器、2……レーザミラ
ー、3……光フアイバ結合用レンズ、4……光ソ
リトン発生用光フアイバ、5……波長可変用可動
レーザミラー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 波長1.0〜1.4μm帯で超短光パルスの形態の
励起光を発生させ、その励起光をシリカ系単一モ
ード光フアイバに導いて波長1.5μm帯の誘導ラマ
ン散乱光を発生させ、その誘導ラマン散乱光によ
り前記光フアイバ中に発生するカー効果による非
線形屈折率を、波長1.5μm帯における前記光フア
イバ中の分散と均衡させて、波長1.5μm帯で光ソ
リトンパルスのレーザ発振を行なうことを特徴と
する光ソリトンレーザの発振方法。 2 特許請求の範囲第1項記載の光ソリトンレー
ザの発振方法において、前記励起光の光パルスを
前記誘導ラマン散乱光のパルスと時間同期して発
生させ、前記光フアイバにおける誘導ラマン散乱
を発生させる際の共振器長を可変となして、波長
1.5μm帯において波長可変で誘導ラマン発振を行
うことを特徴とする光ソリトンレーザの発振方
法。 3 波長1μm〜1.4μm帯において超短光パルスの
形態の励起光を発生させるレーザ光源と、シリカ
系単一モード光フアイバと、該光フアイバの一端
に配置され、前記励起光を通過させ、波長1.5〜
1.6μm帯の光を反射させる第1反射鏡と、前記励
起光および波長1.5〜1.6μm帯の光を反射させる
第2反射鏡とを具え、前記励起光を前記第1反射
鏡を介して前記光フアイバに導き、該光フアイバ
中に波長1.5μm帯の誘導ラマン散乱光を発生さ
せ、その誘導ラマン散乱光により前記光フアイバ
中に発生する光カー効果により得られる非線形屈
折率と1.5μm帯における前記光フアイバ中の分散
とを均衡させることにより1.5μm帯の光ソリトン
を発生させて超短光パルスを得ることを特徴とす
る光ソリトンレーザの発振装置。 4 特許請求の範囲第3項記載の光ソリトンレー
ザの発振装置において、前記レーザ光源はモード
同期レーザであり、前記光フアイバ中の誘導ラマ
ン散乱光のパルスと前記励起光の光パルスとの時
間同期をとり、前記第2反射鏡の光軸方向の位置
を可変とすることにより、1.5μm帯において波長
可変で誘導ラマン発振を発生させるようにしたこ
とを特徴とする光ソリトンレーザの発振装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59040495A JPS60186085A (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | 光ソリトンレ−ザの発振方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59040495A JPS60186085A (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | 光ソリトンレ−ザの発振方法および装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60186085A JPS60186085A (ja) | 1985-09-21 |
| JPS64836B2 true JPS64836B2 (ja) | 1989-01-09 |
Family
ID=12582150
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59040495A Granted JPS60186085A (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | 光ソリトンレ−ザの発振方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60186085A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63260189A (ja) * | 1987-04-17 | 1988-10-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光ソリトンフアイバレ−ザ |
| US6502273B1 (en) | 1996-11-08 | 2003-01-07 | Kanebo, Ltd. | Cleaning sponge roller |
-
1984
- 1984-03-05 JP JP59040495A patent/JPS60186085A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60186085A (ja) | 1985-09-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |