JPS648602B2 - - Google Patents
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- JPS648602B2 JPS648602B2 JP17265879A JP17265879A JPS648602B2 JP S648602 B2 JPS648602 B2 JP S648602B2 JP 17265879 A JP17265879 A JP 17265879A JP 17265879 A JP17265879 A JP 17265879A JP S648602 B2 JPS648602 B2 JP S648602B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ibuprofen
- combination
- antipyretic
- analgesic
- bucetin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Description
本発明は新規な配合解熱鎮痛剤に関する。さら
に詳しくはイブプロフエンとアニリン誘導体系解
熱鎮痛剤の組合わせからなる配合解熱鎮痛剤に関
する。 従来より多くの配合解熱鎮痛剤が知られてお
り、頭痛、歯痛、関節痛、生理痛などの軽度の痛
みに対して広く使用されている。しかしながら、
配合解熱鎮痛剤についても安全性が厳しく要求さ
れるようになつてきており、このため配合できる
解熱鎮痛剤の種類が制約され、アニリン誘導体系
のブセチン、アセトアミノフエンなどとサリチル
酸誘導体系のアスピリン、エトキシベンズアミ
ド、サリチルアミドなどとが組合わされて使用さ
れているのが現状である。しかしサリチル酸誘導
体系解熱鎮痛剤は胃腸障害を起しやすいなどの欠
点があり、したがつてかかる薬剤を含有する配合
解熱鎮痛剤は必らずしも満足しうるものではな
い。 しかるに本発明者は従来の配合解熱鎮痛剤の胃
腸障害を起しやすいなどの欠点を解消ししかも鎮
痛作用および解熱作用がすぐれかつ安全性の高い
配合解熱鎮痛剤を開発すべく鋭意研究を重ねた結
果、イブプロフエンとアニリン誘導体系解熱鎮痛
剤を組合わせるときは有効性および安全性の両面
できわめてすぐれた配合解熱鎮痛剤がえられると
いう新たな事実を見出し、本発明を完成するにい
たつた。 すなわち本発明はイブプロフエンとアニリン誘
導体系解熱鎮痛剤の組合わせからなることを特徴
とする配合解熱鎮痛剤に関する。 本発明に用いるイブプロフエン(化学名:2―
(4′―イソブチル)フエニルプロピオン酸)は非
ステロイド系抗炎症剤で、すぐれた解熱、鎮痛、
抗炎症作用を有することが知られている。 本発明においては、かかるイブプロフエンを既
存の解熱鎮痛剤であるブセチンなどのアニリン誘
導体系薬剤と組合わせるときは顕著な相乗効果が
奏されることが見出された。たとえば後記実施例
1に示されるごとく、鎮痛作用についてみるとイ
ブプロフエンとブセチンをED50比が1:2、
1:1、2:1となるように配合した3種の組合
わせにおいてはそれぞれ24%、15%、15%向上せ
られるという高い相乗効果が奏される。これは従
来の配合解熱鎮痛剤におけるエトキシベンズアミ
ドとブセチンの組合わせによる相乗効果にくらべ
てかなり高いものである。またイブプロフエンと
ブセチンの前記組合わせにおいては急性毒性にお
いて顕著な拮抗作用が認められる。他のアニリン
誘導体系解熱鎮痛剤とイブプロフエンとの組合わ
せにおいても同様な傾向がある。さらにイブプロ
フエンとブセチンの前記組合わせはすぐれた解熱
作用を示す。 前記のごときイブプロフエンとブセチンなどの
アニリン誘導体系解熱鎮痛剤との組合わせにおけ
る顕著な相乗効果は従来まつたく知られておら
ず、本発明において初めて見出されたものであ
る。 さらに本発明の配合解熱鎮痛剤においては、サ
リチル酸誘導体系解熱鎮痛剤にかえてイブプロフ
エンを配合したことにより胃腸障害の問題が解消
されている。 このように本発明の配合解熱鎮痛剤は医薬品の
価値を決める有効性を安全性の両面においてすぐ
れているものであり、きわめて価値の高いもので
ある。 本発明に用いるアニリン誘導体系解熱鎮痛剤と
してはブセチン、アセトアミノフエン、フエナセ
チン、ラクチルフエネチジン、アセトアニリドな
どがあげられる。なかでもイブプロフエンとの組
合わせにおける相乗効果および毒性の面からブセ
チンが好ましい。 イブプロフエンとアニリン誘導体系解熱鎮痛剤
の割合は前者1部(重量部、以下同様)に対して
後者0.01〜30部、とくに0.05〜10部、なかんづく
0.1〜5部が好ましい。イブプロフエンとアニリ
ン誘導体系解熱鎮痛剤の割合が前記範囲を外れる
ときは、前述の相乗効果が顕著に奏されがたい。 本発明の配合解熱鎮痛剤にはさらに鎮静催眠
剤、中枢興奮剤、抗ヒスタミン剤、ビタミン剤な
どの補助薬剤を適宜配合してもよい。かかる補助
薬剤としては安息香酸ナトリウムカフエイン、カ
フエイン、無水カフエインなどのカフエイン類、
ビタミンB1,B2およびそれらの誘導体、ビタミ
ンCなどが好ましいものとしてあげられる。イブ
プロフエンとアニリン誘導体系解熱鎮痛剤の組合
わせにたとえばカフエインとジベンゾイルチアミ
ンとをさらに配合するときは鎮痛作用試験(圧刺
激法)において疼痛閾値の上昇、作用持続時間の
延長が認められる。したがつてカフエインとジベ
ンゾイルチアミンの配合は本発明の配合解熱鎮痛
剤を主に鎮痛薬として使用するばあいに有効であ
る。カフエインとジベンゾイルチアミンはイブプ
ロフエンとアニリン誘導体系解熱鎮痛剤の合計量
に対してそれぞれ2〜30%(重量%、以下同様)
および0.5〜5%の割合で配合するのが好ましい。 本発明の配合解熱鎮痛剤は頭痛、生理痛、筋肉
痛、悪寒、発熱時の解熱、歯痛などに対して有効
である。投与量は通常成人1日量としてイブプロ
フエンとアニリン誘導体系解熱鎮痛剤の合計量換
算で約500〜1500mgであり、投与方法は経口投与
である。 本発明の配合解熱鎮痛剤は錠剤、粉剤、顆粒
剤、カプセル剤、シロツプ剤、分散剤などの各種
剤形で用いられる。かかる製剤の調製は常法によ
つて行なえばよく、たとえばキヤリアーとしては
殿粉、ラクトース、マイクロクリスタリンセルロ
ース、ステアリン酸カルシウム、タルクなどが用
いられる。また矯味料としては精製白糖などが用
いられる。 つぎに実施例をあげて本発明の配合解熱鎮痛剤
を説明する。 実施例 1 本発明の配合解熱鎮痛剤について鎮痛作用、解
熱作用および急性毒性を調べた。以下の各実験に
おいて、実験動物としてはとくにことわらないか
ぎりddY系雄性マウス(体重17〜25g)を1群10
匹以上用いた。被検薬は用時に0.3%カルボキシ
メチルセルロース水溶液に懸濁して使用し、この
懸濁液をマウス体重10gあたり0.1mlの割合で経
口投与した。50%有効量(ED50またはLD50)は
リツチフイールド・ウイルコクソン(Litchfield
&Wilcoxon)法によつて算出した。 (1) 鎮痛作用 (i) 鎮酸ライシング(writhing)法 まずブセチンとイブプロフエンのそれぞれにつ
いてED50を求めた。被検薬を各マウスに経口投
与し、20分後に0.7%酢酸水溶液を0.1ml/10gの
割合でマウスの腹腔内に注射し、その10分後から
10分間各マウスのライシング数をカウントし、こ
れとコントロール群(被検薬を添加しない0.3%
カルボキシメチルセルロース水溶液を投与した
群)のライシング数より次式にしたがつて抑制率
を算出し、これにもとづいてED50を求めた。 抑制率(%)=コントロール群のライシング数―薬物
群のライシング数/コントロール群のライシング数×10
0 えられたED50を第1表に示す。 また従来の配合解熱鎮痛剤において用いられて
いるブセチンとエトキシベンズアミドの組合わせ
についても鎮痛作用を調べるためにエトキシベン
ズアミドについて前記と同様にしてED50を求め
た。えられたED50を第1表に併記する。
に詳しくはイブプロフエンとアニリン誘導体系解
熱鎮痛剤の組合わせからなる配合解熱鎮痛剤に関
する。 従来より多くの配合解熱鎮痛剤が知られてお
り、頭痛、歯痛、関節痛、生理痛などの軽度の痛
みに対して広く使用されている。しかしながら、
配合解熱鎮痛剤についても安全性が厳しく要求さ
れるようになつてきており、このため配合できる
解熱鎮痛剤の種類が制約され、アニリン誘導体系
のブセチン、アセトアミノフエンなどとサリチル
酸誘導体系のアスピリン、エトキシベンズアミ
ド、サリチルアミドなどとが組合わされて使用さ
れているのが現状である。しかしサリチル酸誘導
体系解熱鎮痛剤は胃腸障害を起しやすいなどの欠
点があり、したがつてかかる薬剤を含有する配合
解熱鎮痛剤は必らずしも満足しうるものではな
い。 しかるに本発明者は従来の配合解熱鎮痛剤の胃
腸障害を起しやすいなどの欠点を解消ししかも鎮
痛作用および解熱作用がすぐれかつ安全性の高い
配合解熱鎮痛剤を開発すべく鋭意研究を重ねた結
果、イブプロフエンとアニリン誘導体系解熱鎮痛
剤を組合わせるときは有効性および安全性の両面
できわめてすぐれた配合解熱鎮痛剤がえられると
いう新たな事実を見出し、本発明を完成するにい
たつた。 すなわち本発明はイブプロフエンとアニリン誘
導体系解熱鎮痛剤の組合わせからなることを特徴
とする配合解熱鎮痛剤に関する。 本発明に用いるイブプロフエン(化学名:2―
(4′―イソブチル)フエニルプロピオン酸)は非
ステロイド系抗炎症剤で、すぐれた解熱、鎮痛、
抗炎症作用を有することが知られている。 本発明においては、かかるイブプロフエンを既
存の解熱鎮痛剤であるブセチンなどのアニリン誘
導体系薬剤と組合わせるときは顕著な相乗効果が
奏されることが見出された。たとえば後記実施例
1に示されるごとく、鎮痛作用についてみるとイ
ブプロフエンとブセチンをED50比が1:2、
1:1、2:1となるように配合した3種の組合
わせにおいてはそれぞれ24%、15%、15%向上せ
られるという高い相乗効果が奏される。これは従
来の配合解熱鎮痛剤におけるエトキシベンズアミ
ドとブセチンの組合わせによる相乗効果にくらべ
てかなり高いものである。またイブプロフエンと
ブセチンの前記組合わせにおいては急性毒性にお
いて顕著な拮抗作用が認められる。他のアニリン
誘導体系解熱鎮痛剤とイブプロフエンとの組合わ
せにおいても同様な傾向がある。さらにイブプロ
フエンとブセチンの前記組合わせはすぐれた解熱
作用を示す。 前記のごときイブプロフエンとブセチンなどの
アニリン誘導体系解熱鎮痛剤との組合わせにおけ
る顕著な相乗効果は従来まつたく知られておら
ず、本発明において初めて見出されたものであ
る。 さらに本発明の配合解熱鎮痛剤においては、サ
リチル酸誘導体系解熱鎮痛剤にかえてイブプロフ
エンを配合したことにより胃腸障害の問題が解消
されている。 このように本発明の配合解熱鎮痛剤は医薬品の
価値を決める有効性を安全性の両面においてすぐ
れているものであり、きわめて価値の高いもので
ある。 本発明に用いるアニリン誘導体系解熱鎮痛剤と
してはブセチン、アセトアミノフエン、フエナセ
チン、ラクチルフエネチジン、アセトアニリドな
どがあげられる。なかでもイブプロフエンとの組
合わせにおける相乗効果および毒性の面からブセ
チンが好ましい。 イブプロフエンとアニリン誘導体系解熱鎮痛剤
の割合は前者1部(重量部、以下同様)に対して
後者0.01〜30部、とくに0.05〜10部、なかんづく
0.1〜5部が好ましい。イブプロフエンとアニリ
ン誘導体系解熱鎮痛剤の割合が前記範囲を外れる
ときは、前述の相乗効果が顕著に奏されがたい。 本発明の配合解熱鎮痛剤にはさらに鎮静催眠
剤、中枢興奮剤、抗ヒスタミン剤、ビタミン剤な
どの補助薬剤を適宜配合してもよい。かかる補助
薬剤としては安息香酸ナトリウムカフエイン、カ
フエイン、無水カフエインなどのカフエイン類、
ビタミンB1,B2およびそれらの誘導体、ビタミ
ンCなどが好ましいものとしてあげられる。イブ
プロフエンとアニリン誘導体系解熱鎮痛剤の組合
わせにたとえばカフエインとジベンゾイルチアミ
ンとをさらに配合するときは鎮痛作用試験(圧刺
激法)において疼痛閾値の上昇、作用持続時間の
延長が認められる。したがつてカフエインとジベ
ンゾイルチアミンの配合は本発明の配合解熱鎮痛
剤を主に鎮痛薬として使用するばあいに有効であ
る。カフエインとジベンゾイルチアミンはイブプ
ロフエンとアニリン誘導体系解熱鎮痛剤の合計量
に対してそれぞれ2〜30%(重量%、以下同様)
および0.5〜5%の割合で配合するのが好ましい。 本発明の配合解熱鎮痛剤は頭痛、生理痛、筋肉
痛、悪寒、発熱時の解熱、歯痛などに対して有効
である。投与量は通常成人1日量としてイブプロ
フエンとアニリン誘導体系解熱鎮痛剤の合計量換
算で約500〜1500mgであり、投与方法は経口投与
である。 本発明の配合解熱鎮痛剤は錠剤、粉剤、顆粒
剤、カプセル剤、シロツプ剤、分散剤などの各種
剤形で用いられる。かかる製剤の調製は常法によ
つて行なえばよく、たとえばキヤリアーとしては
殿粉、ラクトース、マイクロクリスタリンセルロ
ース、ステアリン酸カルシウム、タルクなどが用
いられる。また矯味料としては精製白糖などが用
いられる。 つぎに実施例をあげて本発明の配合解熱鎮痛剤
を説明する。 実施例 1 本発明の配合解熱鎮痛剤について鎮痛作用、解
熱作用および急性毒性を調べた。以下の各実験に
おいて、実験動物としてはとくにことわらないか
ぎりddY系雄性マウス(体重17〜25g)を1群10
匹以上用いた。被検薬は用時に0.3%カルボキシ
メチルセルロース水溶液に懸濁して使用し、この
懸濁液をマウス体重10gあたり0.1mlの割合で経
口投与した。50%有効量(ED50またはLD50)は
リツチフイールド・ウイルコクソン(Litchfield
&Wilcoxon)法によつて算出した。 (1) 鎮痛作用 (i) 鎮酸ライシング(writhing)法 まずブセチンとイブプロフエンのそれぞれにつ
いてED50を求めた。被検薬を各マウスに経口投
与し、20分後に0.7%酢酸水溶液を0.1ml/10gの
割合でマウスの腹腔内に注射し、その10分後から
10分間各マウスのライシング数をカウントし、こ
れとコントロール群(被検薬を添加しない0.3%
カルボキシメチルセルロース水溶液を投与した
群)のライシング数より次式にしたがつて抑制率
を算出し、これにもとづいてED50を求めた。 抑制率(%)=コントロール群のライシング数―薬物
群のライシング数/コントロール群のライシング数×10
0 えられたED50を第1表に示す。 また従来の配合解熱鎮痛剤において用いられて
いるブセチンとエトキシベンズアミドの組合わせ
についても鎮痛作用を調べるためにエトキシベン
ズアミドについて前記と同様にしてED50を求め
た。えられたED50を第1表に併記する。
【表】
つぎにブセチンとイブプロフエンとを第2表に
示されるごとくED50比が2:1、1:1、1:
2となるように配合した3種の処方について前記
と同様にして抑制率を求めた。結果を第1図に示
す。 また比較のためにブセチンとエトキシベンズア
ミドとを第3表に示されるごとくED50比が2:
1、1:1、1:2となるように配合した3種の
処方について前記と同様にして抑制率を求めた。
結果を第2図に示す。 なお第1〜2図において、(Bu)、(Ibu)およ
び(Eth)はそれぞれブセチン、イブプロフエン
およびエトキシベンズアミドを意味する(以下の
図面においても同様)。
示されるごとくED50比が2:1、1:1、1:
2となるように配合した3種の処方について前記
と同様にして抑制率を求めた。結果を第1図に示
す。 また比較のためにブセチンとエトキシベンズア
ミドとを第3表に示されるごとくED50比が2:
1、1:1、1:2となるように配合した3種の
処方について前記と同様にして抑制率を求めた。
結果を第2図に示す。 なお第1〜2図において、(Bu)、(Ibu)およ
び(Eth)はそれぞれブセチン、イブプロフエン
およびエトキシベンズアミドを意味する(以下の
図面においても同様)。
【表】
【表】
第1〜2図から明らかなごとく、ブセチンとイ
ブプロフエンの組合わせはいずれの配合比におい
てもブセチンとエトキシベンズアミドの組合わせ
より強い相乗効果を示すことがわかる。 ついで、ブセチン以外のアニリン誘導体系解熱
鎮痛剤であるラクチルフエネチジン、アセトアニ
リド、フエナセチンおよびアセトアミノフエンに
ついて、前記と同様にしてED50を求めた。えら
れたED50を第4表に示す。
ブプロフエンの組合わせはいずれの配合比におい
てもブセチンとエトキシベンズアミドの組合わせ
より強い相乗効果を示すことがわかる。 ついで、ブセチン以外のアニリン誘導体系解熱
鎮痛剤であるラクチルフエネチジン、アセトアニ
リド、フエナセチンおよびアセトアミノフエンに
ついて、前記と同様にしてED50を求めた。えら
れたED50を第4表に示す。
【表】
つぎに、上記各アニリン誘導体系解熱鎮痛剤と
イブプロフエンとを第5表に示されるごとく
ED50比が1:1となるように配合した3種の処
方について前記と同様にして抑制率を求めた。結
果を実測値として、理論値(50%)とともに第6
表に示す。
イブプロフエンとを第5表に示されるごとく
ED50比が1:1となるように配合した3種の処
方について前記と同様にして抑制率を求めた。結
果を実測値として、理論値(50%)とともに第6
表に示す。
【表】
【表】
第6表から、上記各アニリン誘導体系鎮痛剤と
イブプロフエンの組合わせはいずれの組合わせに
おいてもブセチンとイブプロフエンの組合わせと
同様の強い相乗効果を示すことがわかる。 (ii) 圧刺激法 まずブセチンとイブプロフエンのそれぞれにつ
いてED50を求めた。高木、亀山らの薬学雑誌、
78巻、553頁(1958年)に記載の圧刺激装置を用
いてマウスの尾根部に圧を加え、加圧部へのかみ
つき、もがき、逃避などの仮性疼通反応を指標と
して疼痛閾値が50〜80mmHgを示すマウスを選択
して用いた。疼痛閾値の測定は被検薬投与前に2
回、投与後30分、60分、90分および120分に行な
い、最高疼痛閾値を採用して薬物投与前の2回平
均疼痛閾値の1.5倍以上の疼痛閾値を示すものを
有効とみなし、ED50を算出した。えられたED50
を第7表に示す。
イブプロフエンの組合わせはいずれの組合わせに
おいてもブセチンとイブプロフエンの組合わせと
同様の強い相乗効果を示すことがわかる。 (ii) 圧刺激法 まずブセチンとイブプロフエンのそれぞれにつ
いてED50を求めた。高木、亀山らの薬学雑誌、
78巻、553頁(1958年)に記載の圧刺激装置を用
いてマウスの尾根部に圧を加え、加圧部へのかみ
つき、もがき、逃避などの仮性疼通反応を指標と
して疼痛閾値が50〜80mmHgを示すマウスを選択
して用いた。疼痛閾値の測定は被検薬投与前に2
回、投与後30分、60分、90分および120分に行な
い、最高疼痛閾値を採用して薬物投与前の2回平
均疼痛閾値の1.5倍以上の疼痛閾値を示すものを
有効とみなし、ED50を算出した。えられたED50
を第7表に示す。
【表】
つぎにブセチンとイブプロフエンとを第8表に
示されるごとくED50比が2:1、1:1、1:
2となるように配合した3種の処方について前記
と同様にして疼痛閾値を求めた。結果を第3図に
示す。
示されるごとくED50比が2:1、1:1、1:
2となるように配合した3種の処方について前記
と同様にして疼痛閾値を求めた。結果を第3図に
示す。
【表】
また第8表に示されるブセチンとイブプロフエ
ンとの組合わせの3種の処方のそれぞれにさらに
カフエインを45mg/Kgおよびジベンゾイルチアミ
ンを12mg/Kgの割合で配合した3種の処方につい
ても前記と同様にして疼痛閾値を求めた。結果を
第4図に示す。第4図において、(Caf)および
(Dib)はそれぞれカフエインおよびジベンゾイ
ルチアミンを意味する。また第3〜4図におい
て、(N)は薬物の投与前を意味する。 第3図から明らかなごとく、ブセチンとイブプ
ロフエンの組合わせはいずれの配合比においても
すぐれた鎮痛作用を示した。また第4図から明ら
かなごとく、ブセチンとイブプロフエンの組合わ
せにカフエインとジベンゾイルアミンを配合した
ものはブセチンとイブプロフエンの組合わせにく
らべて疼痛閾値の上昇を示し、とくにブセチンと
イブプロフエンのED50比が1:1の組合わせで
は作用持続時間を延長することがわかる。 (2) 解熱作用 (i) 正常体温におよぼす影響 ブセチンとイブプロフエンの組合わせの処方は
前記第8表(圧刺激法)に示されるものを用い
た。実験動物は実験の24時間前から温度23±1
℃、湿度55±2%RHの恒温恒湿室に入れておき
餌と水は自由に摂取させた。直腸体温を被検薬投
与前に3回、投与後30分、60分、90分および120
分にサーミスター温度計((株)夏目製作所製)で測
定した。結果を第5図に示す。第5図において、
直腸体温の平均変化値は被検薬投与前値(3回の
測定値の平均)との差を示すものである。またコ
ントロールは被検薬を添加しない0.3%カルボキ
シメチルセルロース水溶液を投与したものであ
る。 第5図から明らかなごとく、ブセチンとイブプ
ロフエンの組合わせはED50比が2:1で1.5℃、
1:1で1.9℃、1:2で1.7℃の体温降下(最大
値)を示した。 (ii) 発熱体温におよぼす影響 ブセチンとイブプロフエンの組合せの処方は前
記第8表(圧刺激法)に示されるものを用いた。 実験動物は体重150〜200gのウイスター系雄性
ラツトを1群6匹用いた。実験動物は実験の24時
間前から温度23±1℃、湿度55±2%RHの恒温
恒湿室に入れておき餌と水は自由に摂取させた。
直腸体温は発熱物質を投与する前に2回、投与後
に1回、また被検薬投与後30分、60分、90分およ
び120分にサーミスター温度計((株)夏目製作所製)
で測定した。発熱物質として10%ペプトンを体重
100gあたり2ml投与した。動物は0.6℃以上発熱
したものを使用した。結果を第6図に示す。第6
図において、直腸体温の平均変化値は被検薬投与
前値との差を示すものである。またコントロール
は被検薬を添加しない0.3%カルボキシメチルセ
ルロース水溶液を投与したものである。第6図か
ら明らかなごとく、ブセチンとイブプロフエンの
組合わせはED50比が2:1で0.68℃、1:1で
0.63℃、1:2で0.63℃の体温降下(最大値)を
示した。 (3) 急性毒性 まずブセチンとイブプロフエンのそれぞれにつ
いて、1回経口投与し、7日間の死亡数から
LD50を算出した。結果を第9表に示す。
ンとの組合わせの3種の処方のそれぞれにさらに
カフエインを45mg/Kgおよびジベンゾイルチアミ
ンを12mg/Kgの割合で配合した3種の処方につい
ても前記と同様にして疼痛閾値を求めた。結果を
第4図に示す。第4図において、(Caf)および
(Dib)はそれぞれカフエインおよびジベンゾイ
ルチアミンを意味する。また第3〜4図におい
て、(N)は薬物の投与前を意味する。 第3図から明らかなごとく、ブセチンとイブプ
ロフエンの組合わせはいずれの配合比においても
すぐれた鎮痛作用を示した。また第4図から明ら
かなごとく、ブセチンとイブプロフエンの組合わ
せにカフエインとジベンゾイルアミンを配合した
ものはブセチンとイブプロフエンの組合わせにく
らべて疼痛閾値の上昇を示し、とくにブセチンと
イブプロフエンのED50比が1:1の組合わせで
は作用持続時間を延長することがわかる。 (2) 解熱作用 (i) 正常体温におよぼす影響 ブセチンとイブプロフエンの組合わせの処方は
前記第8表(圧刺激法)に示されるものを用い
た。実験動物は実験の24時間前から温度23±1
℃、湿度55±2%RHの恒温恒湿室に入れておき
餌と水は自由に摂取させた。直腸体温を被検薬投
与前に3回、投与後30分、60分、90分および120
分にサーミスター温度計((株)夏目製作所製)で測
定した。結果を第5図に示す。第5図において、
直腸体温の平均変化値は被検薬投与前値(3回の
測定値の平均)との差を示すものである。またコ
ントロールは被検薬を添加しない0.3%カルボキ
シメチルセルロース水溶液を投与したものであ
る。 第5図から明らかなごとく、ブセチンとイブプ
ロフエンの組合わせはED50比が2:1で1.5℃、
1:1で1.9℃、1:2で1.7℃の体温降下(最大
値)を示した。 (ii) 発熱体温におよぼす影響 ブセチンとイブプロフエンの組合せの処方は前
記第8表(圧刺激法)に示されるものを用いた。 実験動物は体重150〜200gのウイスター系雄性
ラツトを1群6匹用いた。実験動物は実験の24時
間前から温度23±1℃、湿度55±2%RHの恒温
恒湿室に入れておき餌と水は自由に摂取させた。
直腸体温は発熱物質を投与する前に2回、投与後
に1回、また被検薬投与後30分、60分、90分およ
び120分にサーミスター温度計((株)夏目製作所製)
で測定した。発熱物質として10%ペプトンを体重
100gあたり2ml投与した。動物は0.6℃以上発熱
したものを使用した。結果を第6図に示す。第6
図において、直腸体温の平均変化値は被検薬投与
前値との差を示すものである。またコントロール
は被検薬を添加しない0.3%カルボキシメチルセ
ルロース水溶液を投与したものである。第6図か
ら明らかなごとく、ブセチンとイブプロフエンの
組合わせはED50比が2:1で0.68℃、1:1で
0.63℃、1:2で0.63℃の体温降下(最大値)を
示した。 (3) 急性毒性 まずブセチンとイブプロフエンのそれぞれにつ
いて、1回経口投与し、7日間の死亡数から
LD50を算出した。結果を第9表に示す。
【表】
つぎにブセチンとイブプロフエンとを第10表に
示されるごとくLD50比が2:1、1:1、1:
2となるように配合した3種の処方について前記
と同様にして死亡数を求めた。結果を第11表に示
す。
示されるごとくLD50比が2:1、1:1、1:
2となるように配合した3種の処方について前記
と同様にして死亡数を求めた。結果を第11表に示
す。
【表】
【表】
第11表から明らかなごとく、ブセチンとイブプ
ロフエンの組合わせは急性毒性において顕著な拮
抗作用を示した。 実施例 2 1錠中に下記の成分を含有する錠剤を常法によ
り調製した。 成 分 mg イブプロフエン 50.0 ブセチン 155.0 アビセル101 100.0 ステアリン酸カルシウム 5.0 実施例 3 1錠中に下記の成分を含有する錠剤を常法によ
り調製した。 成 分 mg イブプロフエン 50.0 ブセチン 155.0 カフエイン 15.0 ジベンゾイルアミン 4.0 乾燥滅菌コーンスターチ 32.5 ラブリーWAX 11.0 アビセル101 87.0 ステアリン酸カルシウム 3.5 実施例 4 1包(500mg)中に下記の成分を含有する顆粒
剤を常法により調製した。 成 分 mg イブプロフエン 50.0 ブセチン 155.0 カフエイン 15.0 ジベンゾイルチアミン 4.0 精製白糖 20.0 リカミツト 78.0 アビセル101 41.0 シヨ糖脂肪酸エステル 5.0 タルク 15.0 パーフイラ101 100.0 サツカリンナトリウム塩 0.5 レモン末 15.0 レモンコートン 1.5
ロフエンの組合わせは急性毒性において顕著な拮
抗作用を示した。 実施例 2 1錠中に下記の成分を含有する錠剤を常法によ
り調製した。 成 分 mg イブプロフエン 50.0 ブセチン 155.0 アビセル101 100.0 ステアリン酸カルシウム 5.0 実施例 3 1錠中に下記の成分を含有する錠剤を常法によ
り調製した。 成 分 mg イブプロフエン 50.0 ブセチン 155.0 カフエイン 15.0 ジベンゾイルアミン 4.0 乾燥滅菌コーンスターチ 32.5 ラブリーWAX 11.0 アビセル101 87.0 ステアリン酸カルシウム 3.5 実施例 4 1包(500mg)中に下記の成分を含有する顆粒
剤を常法により調製した。 成 分 mg イブプロフエン 50.0 ブセチン 155.0 カフエイン 15.0 ジベンゾイルチアミン 4.0 精製白糖 20.0 リカミツト 78.0 アビセル101 41.0 シヨ糖脂肪酸エステル 5.0 タルク 15.0 パーフイラ101 100.0 サツカリンナトリウム塩 0.5 レモン末 15.0 レモンコートン 1.5
第1図はイブプロフエンとブセチンの3種の組
合わせの酢酸ライシング法による鎮痛試験におけ
るライシング数の抑制率を示すグラフ、第2図は
エトキシベンズアミドとブセチンの3種の組合わ
せの酢酸ライシング法による鎮痛試験におけるラ
イシング数の抑制率を示すグラフ、第3図はイブ
プロフエンとブセチンの3種の組合わせの圧刺激
法による鎮痛試験における投与後の時間に対する
疼痛閾値の変化を示すグラフ、第4図はイブプロ
フエンとブセチンの3種の組合わせにさらにカフ
エインとジベンゾイルチアミンを配合したものの
圧刺激法による鎮痛試験における投与後の時間に
対する疼痛閾値の変化を示すグラフ、第5〜6図
はイブプロフエンとブセチンの3種の組合わせの
解熱試験における投与後の時間に対する直腸体温
の平均変化値を示すグラフである。
合わせの酢酸ライシング法による鎮痛試験におけ
るライシング数の抑制率を示すグラフ、第2図は
エトキシベンズアミドとブセチンの3種の組合わ
せの酢酸ライシング法による鎮痛試験におけるラ
イシング数の抑制率を示すグラフ、第3図はイブ
プロフエンとブセチンの3種の組合わせの圧刺激
法による鎮痛試験における投与後の時間に対する
疼痛閾値の変化を示すグラフ、第4図はイブプロ
フエンとブセチンの3種の組合わせにさらにカフ
エインとジベンゾイルチアミンを配合したものの
圧刺激法による鎮痛試験における投与後の時間に
対する疼痛閾値の変化を示すグラフ、第5〜6図
はイブプロフエンとブセチンの3種の組合わせの
解熱試験における投与後の時間に対する直腸体温
の平均変化値を示すグラフである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 イブプロフエンとアニリン誘導体系解熱鎮痛
剤の組合わせからなることを特徴とする配合解熱
鎮痛剤。 2 アニリン誘導体系解熱鎮痛剤がブセチンであ
る特許請求の範囲第1項記載の配合解熱鎮痛剤。 3 イブプロフエン1重量部に対してアニリン誘
導体系解熱鎮痛剤が0.01〜30重量部配合されてな
る特許請求の範囲第1項または第2項記載の配合
解熱鎮痛剤。 4 イブプロフエン1重量部に対してアニリン誘
導体系解熱鎮痛剤が0.05〜10重量部配合されてな
る特許請求の範囲第3項記載の配合解熱鎮痛剤。 5 さらにカフエインおよびジベンゾイルチアミ
ンが配合されてなる特許請求の範囲第1項、第2
項、第3項または第4項記載の配合解熱鎮痛剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17265879A JPS5697224A (en) | 1979-12-28 | 1979-12-28 | Antipyretic analgesic composition |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17265879A JPS5697224A (en) | 1979-12-28 | 1979-12-28 | Antipyretic analgesic composition |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5697224A JPS5697224A (en) | 1981-08-05 |
| JPS648602B2 true JPS648602B2 (ja) | 1989-02-14 |
Family
ID=15945973
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17265879A Granted JPS5697224A (en) | 1979-12-28 | 1979-12-28 | Antipyretic analgesic composition |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5697224A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008056701A (ja) * | 2007-11-16 | 2008-03-13 | Aska Pharmaceutical Co Ltd | イブプロフェン含有医薬製剤 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4420483A (en) * | 1982-07-22 | 1983-12-13 | Richardson-Vicks, Inc. | Analgesic and anti-inflammatory compositions comprising ibuprofen and methods of using same |
| US4559343A (en) * | 1982-09-07 | 1985-12-17 | Alcon Laboratories, Inc. | Nonirritating aqueous ophthalmic compositions comfort formulation for ocular therapeutic agents |
| US4682284A (en) * | 1984-12-06 | 1987-07-21 | American Telephone & Telegraph Co., At&T Bell Lab. | Queue administration method and apparatus |
| JP3122748B2 (ja) * | 1991-11-29 | 2001-01-09 | ライオン株式会社 | イブプロフェン含有解熱鎮痛剤 |
| US5409709A (en) * | 1991-11-29 | 1995-04-25 | Lion Corporation | Antipyretic analgesic preparation containing ibuprofen |
| JP3168582B2 (ja) * | 1993-12-10 | 2001-05-21 | 藤沢薬品工業株式会社 | 解熱鎮痛配合剤 |
| JP2006001920A (ja) * | 2004-05-18 | 2006-01-05 | Grelan Pharmaceut Co Ltd | 医薬製剤 |
-
1979
- 1979-12-28 JP JP17265879A patent/JPS5697224A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008056701A (ja) * | 2007-11-16 | 2008-03-13 | Aska Pharmaceutical Co Ltd | イブプロフェン含有医薬製剤 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5697224A (en) | 1981-08-05 |
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