JPWO2002056222A1 - 車両の損害保険方法,車載装置,端末装置及び車両の損害保険システム - Google Patents
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Abstract
保険ポリシーの中に時間/距離の制限があるような自動車保険の各種プランの有用なインプリメンテーションの方法。保険ポリシーが書き込まれたICカード106が車載端末システム105に挿入され、各種センサ/コントローラ117−126から得られる車両の状況に基づいてその記録内容がアップデートされる。事故が起こったときはそのカードの内容を参照してそれがこのポリシーの下でカバーされるかどうか判断される。現在の残り時間/距離は車載端末システムなどによりドライバーに知らされる。それらは販売端末システム102を利用することでリニューアルされうる。
Description
技術分野
本発明は、損害保険に関し、特には、車両の損害保険の方法,装置,システムに関する。
背景技術
自動車損害保険の保険料を決定する従来の方法は、保険会社が保険の申込者との個人面接と、自動車の官庁などの政府機関が保持する申込者の公的な自動車運転記録とを参照することにより、保険料を算定するのに関連する履歴データを収集する。そのデータに基づいて広範囲な保険統計的クラスへの申込者の分類が行われ、その保険統計的クラスに対しては保険会社の経験に基づいて保険料が決定される。すなわち、被保険者である運転者と、被保険者の所有する自動車のデータに基づき決定される。
さらに、特表平11−511581号に記載されているとおり、車内コンピュータシステムにより様々のセンサおよび操作者の行動を監視および記録し、公平な保険料を決定するために望まれるデータを取得し、必要な場合には無線通信システムを通じて中央制御ステーションへ送信する。この車内コンピュータシステムにより収集された被保険者とその所有する自動車のデータに基づいて、先の保険期間についての自動車保険の請求額を決定する。
近年、自動車保有台数の増加を抑え、省エネルギーを推進する観点から、複数台の自動車(例えば定員が2名の小型自動車)を複数人数で分担所有し、一台当たりの稼働時間を高めるシェアリングシステムが提案されている。この様なシェアリングシステムでは車両購入費用と燃料(ガソリン,軽油,電機を含むエネルギー源)費,継続使用による機能低下を防ぐ修理費を複数の所有者で分担することになる。そして万が一の事故に対処する自動車損害保険に関しても分担する必要がある。
発明の開示
しかしながら、従来の技術にも記載したとおり、保険料は被保険者である運転者と、被保険者の所有する自動車のデータに基づき決定される。しかし、これら保険料を決定するデータに関し、運転者の履歴に個人差があるとともに、自動車を利用する時間や距離にも個人差がある。従来の保険料はこれらの個人差を十分に考慮してはいなかった。
本発明の目的は、これらの個人差をも考慮して、より負担が公平な車両の損害保険の方法,システム、その運用のための装置とを提供することにある。
発明を実施するための最良の形態
以下に、本願発明の実施例について説明する。
第1図は、従量制保険の処理の流れを説明する図である。ステップ1で保険会社と契約希望者(個人,団体,企業など)とが損害保険の保険条件について合意の上、契約を結ぶ。
次に、ステップ2で、その保険条件をデジタルデータとしてICカードなどの記憶媒体に記憶する。ここで保険条件としては、走行時間,走行距離,車両利用時間,エンジン(モータ)動作時間などがある。これ以外でもその量が特定できるものであればかまわない。
次に、ステップ3で記憶手段を車両内(または外)に設置する。設置は、記憶手段が車両と共に移動すれば足りるので、完全に固定しても、少々可動であっても、車内に置いただけでも良い。また、無線などを利用して、車両の状態を外部へ出力することができれば、記憶手段は保険会社のホストシステムの一部として、その建屋(建造物)の中にあっても良い。この場合は車両事故が起きても、その焼失や破損をまぬがれることができる。
次にステップ4で、車両の設けられたセンサやECU(エンジンコントロールユニット)などの出力する信号から車両の状態(走行中,走行距離エンジン動作中など)を検出し、記憶手段の内容を変更する。変更は、データの書き替えは勿論、新たなデータを追記することでも良い。変更のタイミングは1分ごとに随時行っても良いし、始動や停止や事故などのイベントが起きたときでも良いし、それらを組み合せても良い。
もし、事故(ステップ5)が発生した場合には、ステップ6で保険会社は記憶手段の記憶内容を参照し、事故時に車両が保険条件を満たしていたかどうかを判断し、ステップ7で保険契約に基づいた保険金を支払うか否かを決定する。勿論この判断に事故時の運転者の過失責任などの他の要件も考慮されても良い。
もし、事故時に、契約された保険条件が満たされていない(外れている)場合には、保険会社は契約者から保険金請求を拒否することができる(ステップ8)。もし、保険条件が満たされ、他に特別な事情(酒気帯び運転など)がなければ、保険会社は保険金の請求にしたがって契約された保険金の全額、または、他に考慮すべき事情(過失など)があれば減額された保険金を支払う(ステップ9)。ここで、保険会社との契約は、店頭は勿論、インターネットなどを介して保険会社のコンピュータと結ばれ、コンビニエンスストアなどに設置された端末装置や、家庭のPCなどで行われても良い。
例えば、保険条件が車両運転時間300時間以内という契約の場合には、契約で定められた時点(例えば、ICカードを始めて車載装置に入れた時や、8月5日など具体的に定めた日から、など)からの契約者(および/または車両)の累積運転時間が300時間以内で発生した事故であれば保険金支払の対象となる。勿論、有効期限などの条件がandで付いている場合もある。
また、例えば、保険条件が車両走行距離10000kmの場合には、契約で定められた時点からの契約者車両の累積走行距離が10000km以内で発生した事故であれば、保険金支払の対象となる。勿論、被保険者(および/または車両)を特定しない契約にすれば、そのICカードを持っていれば誰であっても(そのICカードが付いていれば誰の所有する車両であっても)保険の適用を受けることができる。例えば、レンタカー会社などの運転者が不特定である場合にも、安心して保険をかけることができる。また、全く被保険者を特定しない契約であれば、事故時に事故車両に設置された記憶手段に記憶された内容が保険条件を満たしているだけで保険金が支払われるので、加害者が不定であっても被害者を救済できる。
また、記憶手段はICカードの他に、磁気および/または光式のディスクや半導体RAMなどでも良い。但し、偽造に対して弱い場合には、何らかの偽造防止手段が必要となる場合もある。ICカードは偽造が難しいので本実施例の記憶手段として用いることが可能である。
また、記憶手段は、車両に予め設けられ記憶手段の着脱可能な車載器に着装することにより、車両内に設置されても良い。車載器には車両の状態が車両から入力され、接触および/または非接触端子を介してICカードなどの記憶手段に信号を入力する。この信号に基づいて記憶手段の内容が変更される。この変更は、新たなデータを追記することによって行われても、古データを新データに書き替えることにより行われても良い。この変更は、マイコンの指示によって行われる。このマイコンは記憶手段内にあっても、車載器内にあっても、両方にあっても良い。また、記憶媒体と短距離無線の送受信器(携帯電話の電波などでも良い)を一体に構成すれば、車載器に着装する必要がなく、車内に置いておくだけで良くなる。
記憶手段は何らかの認証手段を備え、外部からの不正な内容の変更を防止する。また、外部から不正に内部データを読み取ろうとすると、その内部データの読み取りを防止する手段を備えても良い。場合によっては、不正な読み取り行為を検知すると、データを消去してしまっても良い。
事故が発生すると、記憶手段の内容の変更が禁止される。または、少なくとも事故以前の記憶の部分が保全される。また、事故後、所定の期間車両の状態が記憶されても良い。記憶手段は事故の様子を推定するドライブレコーダとしても利用できる。記憶手段は内部に電池などの電源を備えるか、電源供給がなくても記憶内容が保存できるものであれば良い。
保険会社(および/または警察)は、事故車から回収された記憶手段の記憶内容をコンピュータにより分析し、事故時に車両および/または運転者が保険の条件を満たしていたかどうかを判断する。
例えば、保険条件が運転時間300時間以内という契約であった場合、事故時に運転時間が250時間であれば保険条件を満たすことになり、契約者には保険金請求の権利が発生する。保険会社は、この他に過失などの他の事情も考慮して、保険金を支払うか否かを判断する。もし事故時に運転時間が310時間であれば、保険条件は満たされないことになり、保険会社には保険金支払いの義務は発生しない。従って、契約者から保険金の請求があってもこれを拒否することができる。この様に記憶手段は状況証拠として重要であるので、回収および/または分析は警察が優先してに行うことを法律などで定めても良い。最も恐れるべきは、契約者の知らないうちに保険条件から外れてしまう(保険切れ)ことである。外れる恐れがある場合(例えば、残量が100km(30時間)以下になった場合)には、音声や表示や手紙(メール)や電話によりこれを契約者(被保険者)に知らせることにより、契約者が知らないうちに保険条件から外れるのを防止することができる。車載器やICカードなどに保険条件の残量(例えば、契約車両走行距離〔時間〕−現在までの車両走行距離〔時間〕)を常時または時々表示すれば、契約者(運転者)は保険切れに注意するであろう。保険契約の更新(延長)の方法については後述する。
従来の定額制の保険では、車両を運転する機会の多い人も、機会の少ない人も同じ料金となってしまい、機会の少ない人にとっては割高な保険料を支払わなければならなかった。しかし、本実施例の保険は従量制の保険であるから、必要な保険料を支払い、必要な条件の時に、必要な保険を受けることができる。従って、車両に運転する機会の少ない人やペパードライバーなどは、保険料が安くて済む。
第2図〜第4図により、販売端末装置を用いて行う、保険の新規契約,更新(延長),解約の処理の流れを説明する。この端末装置は通信回線を介して保険会社のコンピュータと結ばれている。
契約希望者または既契約者は、第2図のステップ61で、第5図のように示される端末装置の画面を見ながら、新規の保険の契約,現契約の更新,現契約の解約などの中から、いずれかを選択する。もし、新規が選択されれば、ステップ62からステップ63へ進み第6図の画面が端末装置に表示される。契約希望者が運転免許証を端末装置の挿入口に挿入し、確認を押すと、ステップ64へ進み、端末装置は運転免許証から氏名,生年月日,住所,運転免許の種類,免許取得日などを読み込み、保険会社の保険ホストシステムに送られる。これらのデータは保険会社のデータベースに蓄積されるとともに、免許取得日などは保険料の算定にも用いられる。ここで、端末装置のカメラで撮映した契約希望者の顔と、免許証の顔写真とを照合して本人であるかを確認することもできる。次のステップ65で、保険ホストシステムは受け取ったデータに基づいて従量制保険料単価を決定し、端末装置に出力する。次にステップ66で端末装置の表示部に第7図を表示し、契約希望者に暗証番号を入力させる。この暗証番号は、後で契約者本人を確認するのに用いられる。次に、ステップ67で端末装置の表示部に第8図が表示される。そこには、氏名,等級の他に、おすすめコース,従量制保険の単価,担保条件などがいくつか表示され、契約希望者は、これらの表示の中から自分の望む契約条件を選択することができる。もしここで、おすすめコース1,年齢制限なし,従量制保険料金72円/時間を選ぶと、ステップ68で端末装置は第9図を表示し、契約希望者から契約希望時間の入力を受ける。ここでは、車両運転時間を保険条件とする例が示されているが、車両運転距離を保険条件とする場合も同様である。
ここでは契約希望者は700時間を入力したので、保険料は
となる。
より長時間を契約する場合には、保険単価は800時間未満:72円/時間,800時間以上1600時間未満:60円/時間,1600時間以上:54円/時間と段階的に低くなっている。第9図のように可視的にこれを表示すると、契約希望者は保険単価の階段を理解しやすい。これにより、保険会社はより長時間の保険契約を結ぶことを期待できる。
次に、ステップ69で端末装置に第10図を表示し、契約希望者は内容を確認し支払方法選択する。現金が選択された場合にはステップ71で入金を要求する。入金が完了するとステップ72で保険ホストシステムに保険条件が登録される。端末装置は自動車損害保険カード(ICカード)に運転免許証情報,契約保険条件情報(車両運転時間や距離など),保険ホストシステム情報,保険料単価,有効期間,暗証番号を記憶する。
次に、ステップ74で端末装置は自動車損害保険証書を印刷する。最後にステップ75で、契約者は、ICカードと自動車損害保険証書と釣り銭とを受けとる。
第2図のステップ62で新規が選択されなかった場合は、第3図へ進む。第3図のステップ76で更新が選択されると、次のステップ77で運転免許証を端末装置の挿入口に挿入するようメッセージを表示する。ステップ78でその運転免許証から情報を読み込む。これにより、前回契約時から今までに、運転免許の取り消し,停止などの有無について情報も得ることが出来る。
次に、ステップ79で既契約の保険条件等の情報が記憶された自動車損害保険カード(ICカード)を挿入するようにメッセージを表示し、ステップ80でそのカードから契約保険条件情報,車両の実運転時間情報,車載器によって書き込まれた氏名,生年月日,住所,運転免許の種類などを読み込む。次にステップ81で既契約保険条件の車両運転時間から実運転時間の総計を減じた保険の残り有効運転時間(保険金の支払対象となりうる時間)を第11図のように表示する。
次にステップ82で暗証番号の入力を受け、照合する。合致した場合は次のステップ83へ進み、残り有効運転時間を金額に換算して表示する。例えば、前回契約時に第9図のように車両運転時間700時間で契約し、現在までに車両を実際に運転した時間が699時間であった場合には、700−699=1時間が既保険の残り有効運転時間となる。この1時間を金額に換算する場合には、前回契約時の保険単価72円/時間を掛け、1(時間)×72(円/時間)=72(円)に相当する。
ステップ84で、保険ホストシステムと通信し、自動車損害保険カードから読み出された情報と、保険ホストシステムに記憶されている情報とに基づいて決められた保険料単価が第12図のように表示される。この時、保険条件の異なる複数の保険料単価のコースが表示されるので、契約希望者は必要とするコースを選択することができる。
第3図のステップ76で「解約」を選択した場合には、ステップ85へ進む。以降ステップ86,87,88を経てステップ75へ進む。尚、解約の場合は、中途解約となるため、残り有効運転時間が多い場合に先に示された72円よりも少ない金額しか戻らないこともある。
ステップ69でカード又はオンラインを選択した場合には第4図へ進み、ステップ95を経て金融機関ホストシステムから支払いを受けることになる。カードを選択した場合はステップ90でカードを挿入口に入れる表示をし、次のステップ91で暗証番号を入力するように表示する。ここで挿入するカードは自動車損害保険カードとは別のカードである。しかし、自動車損害保険カードと金融機関との間で決済に関する契約がある(決済機能がある)場合には、一つのICカードで兼用することが可能となる。
また、オンラインを選択した場合には、ステップ92,93へ進み、決済口座についての情報を直接あるいは間接に示す数字やアルファベットを入力するように表示する。ステップ94で、契約金融機関のホストシステムと通信し、決済を行う。
次に、販売端末を用いた保険会社への事故情報の提出について説明する。事故が発生した場合、保険契約者は警察への事情説明とともに、保険会社への連絡も行なわなければならない。その後、保険契約者は事故車から外れた自分の自動車損害保険カード(ICカード)を販売端末へ持参する。第5図に示されたメニュー画面で「事故」の項を選択すると、販売端末は、事故の状況についていくつかの質問(場所,警察への連絡の有無,加害の程度など)を画面に表示し、契約者への入力を求めるとともに、保険カードの販売端末への挿入を指示する。
販売端末は挿入された保険カードから記憶された情報を読み取り、その情報と上記質問に対する回答とを保険会社のホストシステムで送信する。保険会社は受信した情報により、保険金を支払うか否かを判断することができる。保険カードの記憶内容は外部から容易に変更ができないように構成されているため、その情報の信頼性は高い。もちろん受信した情報の他に、直接契約者や警察や事故調査によって得られた情報も参考にすることもある。
車載器は事故を検知すると、挿入されている保険カードをロックして、取り外し不可にする構成としても良い。これにより、事故後の保険カードの不正な内容変更やカードの隠蔽を防止することができる。保険会社は社員(または、代理行者)を事故車まで派遣して、車載器のロックを解除して、保険カードを回収し、自社のホストシステムで記憶情報を読み出し、保険金支払有無の判断とすることができる。警察が回収しても良い。
詳しくは説明しないが、この従量制保険は、車両(自動車)の他、バイク,自転車,船舶,飛行機などにも適用可能である。
従量制保険の他の実施例について説明する。本実施例は、万が一の事故に対処する自動車損害保険に関し、個人差を考慮して公平に保険料を分担するための損害保険システムであり、使用時間と個人の過去の運転履歴に基づいて保険料を徴収するものである。本損害保険システムにおいて被保険者が損害保険引き受け者(保険会社)に支払う保険料は、次の通りである。
基本的に保険料は前納であるので、保険料の計算式を変形して次の通りとするのが良い。
保険料は予め所定の金額を保険会社に納めてある。被保険者が車両を利用する毎に利用時間を積算し、保険有効時間を管理する。保険有効時間が最小時間単位(たとえば1分でも)残っていれば本損害保険は有効であり、万が一の場合には保険会社が補償する。また、保険有効時間が所定の長さより短くなったら、最寄りの販売端末で保険料を追加納入し、保険有効時間を延長する。被保険者の時間単価は運転履歴で変化し、保険料の追加納入時に必要があれば変更される。
第13図に、保険料を徴収するのに必要なシステム構成を示す。本発明のシステムは、損害保険を引き受ける会社に設置される保険ホストシステム101と、損害保険を販売する店やコンビニエンスストアなどに設置される販売端末システム102と、修理用の部品を管理している会社に設置される修理ホストシステム103と、複数の修理工場に設置される修理端末システム104と、個々の車両に搭載される車載端末システム105(以下、車載端末105)で構成される。さらに車載端末システムは、着脱が自由な自動車損害保険カード106と、車載端末接続手段107と、車載端末演算手段108と、車載端末記憶手段109と、車載通信ネットワーク接続手段110と、車載端末電源手段111とからなる。また、前記自動車損害保険カード106(以下、保険カード106)は、カード接続手段112と、カード演算手段113と、カード表示手段114と、カード記憶手段115と、カード電源手段116からなる。そして、車載端末105は、車載通信ネットワークを介して、ステアリングコントローラ117,ブレーキコントローラ118,変速機コントローラ119,エンジンコントローラ120,エアバックコントローラ121,レーダセンサ122,画像センサ123,位置センサ123,時計125,ナビゲーションシステム126などと通信が可能である。
第14図に、販売端末システム102の構成を示す。販売端末システム102は、通信ネットワーク手段201と、販売端末演算手段202と、販売端末キー入力手段203と、販売端末表示手段204と、販売端末記憶手段205と、販売端末第一の接続手段206と、販売端末電源手段207と、販売端末第二の接続手段208を備える。販売端末システム102は、販売端末第一の接続手段206を介して保険カード106と通信が可能であり、カード記憶手段115の内容を更新したり、保険ホストシステム101に送信することができる。また、同様にして販売端末第二の接続手段208を介して第二のカード、たとえば運転免許証(図示せず)であったり、保険料の決済をするためのクレジットカード(図示せず)と通信が可能であり、行政機関の情報ホストシステム(図示せず)や銀行,信販会社の情報ホストシステム(図示せず)にデータの照会したり、送信したりすることができる。これにより、迅速な保険内容の変更と保険料の決済が可能となる。
第15図に修理端末システム104の構成を示す。修理端末システム104は、通信ネットワーク手段301と、修理端末演算手段302と、修理端末キー入力手段303と、修理端末表示手段304と、修理端末記憶手段305と、修理端末第一の接続手段306と、修理端末電源手段307と、修理端末第二の接続手段308を備える。修理端末システム104は、修理端末第一の接続手段306を介して保険カード106と通信可能であり、カード記憶手段115の内容を読み出して修理項目や修理代金の見積もりを行う。また、同様にして修理端末第二の接続手段308を介して第二のカード、たとえば修理代金の被保険者負担分の決済をするためのクレジットカード(図示せず)と通信が可能であり、銀行,信販会社の情報ホストシステム(図示せず)にデータの照会したり、送信したりすることができる。これにより、迅速な修理代金の決済が可能となる。
第16図は車載端末105を搭載している車両が正常(故障や事故を起こしていない)に走行しているとこの処理フローである。前記の通り、被保険者である運転者が車両を利用した利用時間を計測し、保険有効時間を減少させる。運転者は運転席に着席し、保険カード106を車載端末に接続する。もちろん着席前(前回車両を使用したとき)から保険カード106が車載端末に接続されいてもよい。ステップ401ではエンジンが始動しているかいなかを判定する。エンジンが始動していない場合には終了する。エンジンが始動している場合には、運転者が車両を利用していると判断し、ステップ402に進む。ステップ402では、保険カード106に記憶されている保険有効時間から最小時間単位(1分)を差し引き、再記憶する。次にステップ403に進み、保険カード106に減算後の保険有効時間を表示する。第17図は保険カード106の外観であり、カード表示手段114に保険有効時間を明示する。尚、カードは表示手段114や接続端子501のないものでも良い。次にステップ404において、保険有効時間が所定の値以下(たとえば60分)であるか否かを判定する。保険有効時間が所定の値以上である場合には処理を終了する。保険有効時間が所定の値以下である場合にはステップ405に進み、有効時間が所定の値以下であることを表示する。続いてステップ406で最寄りの販売端末の案内を同様に表示する。第18図は保険カード106の外観であり、カード表示手段114に保険有効時間と最寄りの販売端末の案内を表示する。カード表示手段の表示内容は、次に本処理フローが起動されるまで保持する。最寄りの販売端末の案内は、カード記憶手段115または車載端末記憶手段109に記憶されている。この処理フローを最小時間単位ごとに起動し、保険有効時間を更新することにより、運転者の利用時間に応じて保険料を徴収することが可能になる。また、保険有効時間がゼロにならないよう販売端末の案内を表示することにより、運転者の保険料の追加を即すことができる。また、表示とともに音声で同様の情報を運転者に通知することも有効である。運転中にカード表示手段を見ることなく保険カードの内容を知ることができ、より安全な走行ができる。また、ナビゲーションシステム126により誘導しても良い。
第19図は車載端末105を搭載している車両が故障または事故を起こしたときの処理フローである。故障または事故が発生すると第19図の処理フローが起動され、ステップ701においては、車載通信ネットワークを介して車両の各種データ(例えば時間,速度,加速度,車両固有の番号)を収集し、カード記憶手段115に記憶する。さらにステップ702において、現在の保険有効時間を同様にカード記憶手段115に記録する。これにより、保険カード106に事故の状況と保険の有効性が記憶され、後の修理工場における修理やその支払,損害保険の適用を迅速に行うことが可能となる。第20図は第19図の処理フローが起動された後の保険カード106の外観であり、カード記憶手段115に車両のデータが記録されているのを明示している。これにより、運転者に以降の手続に保険カード106が使用できることを明示している。また、表示とともに音声で同様の情報を運転者に通知することも有効である。
第21図は、第1図,第2図,第3図のシステム構成に加え、車載無線手段901と、複数の無線基地局902を加え、車載端末システム105と保険ホストシステム101の間で無線通信を可能にした構成である。車載端末システム105と保険ホストシステム101が常時通信可能であるので、保険カード106の記憶している情報と同じ情報を保険ホストシステム101にも記憶させることができる。そして保険カード106にカード表示手段114の内容を随時チェックしながら運転者に表示することができるので、通信が成立している間はより信頼性が上がる。
ここでは、記憶手段を内蔵した損害保険カードを使用する例について説明したが、この車載無線手段901を備えた実施例の場合には、記憶手段は車載されず、保険会社のホストシステムの記憶装置を直接利用しても良い。この場合は、車両の状態を無線を介して保険会社に随時送信することにより、ホストシステムの記憶装置の記憶が変更または追記される。事故の場合は、このホストシステムに残った記憶情報をもとに、保険会社は保険金支払義務の有無を判断する。もちろん、保険カードとの併用も可能である。車載無線手段を用いることにより、事故によって車両が破壊や焼失しても、車両の状態や保険残量についての記憶を残すことができる。
以上、本実施例によれば、車を利用した時間あるいは車が走行した距離に応じて保険料を支払うことと、その保険契約の満了を明示することが可能となる。また、車を利用した時間あるいは車が走行した距離に応じて保険料を支払うことと、その保険契約の有効時間を管理することができ、運転者に明示することが可能となる。また、車を利用した時間あるいは車が走行した距離に応じて保険料を支払うことと、その保険契約の有効時間を管理することができ、運転者に明示することが可能となる。また、車を利用した時間あるいは車が走行した距離に応じて保険料を支払うことと、その保険契約の有効時間を管理することができ、運転者に明示することが可能となる。また、車を利用した時間あるいは車が走行した距離に応じて保険料を支払うことと、その保険契約の有効時間を管理することができ、運転者に明示することが可能となる。また、車を利用した時間あるいは車が走行した距離に応じて保険料を支払うことと、その保険契約の有効時間を、車載端末システムと保険ホストシステムの2重系で管理することができ、運転者に明示することが可能となる。
次に、本発明の実施例を以下(a)〜(e)にて、簡便に説明する。
(a)予め結ばれた損害保険契約をデジタルデータとして記憶手段に記憶し、検出された車両の状態に基づいて、前記記憶手段の記憶内容を変更し、前記記憶内容と前記損害保険契約とに基づいて、保険金を支払うか否かを判断する車両の損害保険方法。
また、予め結ばれた損害保険契約をデジタルデータとして記憶手段に記憶し、車両の状態に基づいて、随時前記記憶手段の記憶内容を変更し、前記記憶内容と前記損害保険契約とに基づいて、保険金を支払うか否かを判断する車両の損害保険方法。
また、上記において更に、前記車両の事故後に、前記記憶内容に基づいて前記事故時に前記損害保険契約が満たされていなかったと判断された場合には、前記損害保険契約による保険金が支払われない車両の損害保険方法。また、上記において更に、前記車両の事故後に、前記記憶内容に基づいて前記事故時に前記損害保険契約が満たされていたと判断された場合には、前記損害保険契約による保険金が支払われる車両の損害保険方法。また、前記車両の状態とは、走行時間,走行距離,車両利用時間、または、エンジン動作時間の少なくとも1つを含む車両の損害保険方法。また、前記記憶手段が車載装置に装着されている場合に、前記車載装置からの信号を受けて前記変更が行われる車両の損害保険方法。また、前記車両の状態は無線通信を介して建造物に送られ、前記建造物内で前記変更が行われる車両の損害保険方法。また、前記保険金の支払いには、前記記憶手段に記憶されていない他の事情も考慮される車両の損害保険方法。
(b)車両の状態についての信号が入力される入力端と、前記信号に基づいて、損害保険契約による保険金支払の判断に用いられる記憶手段の記憶内容を変更する変更手段と、を備えた車載装置。
また、上記において更に、前記記憶手段が挿入される挿入口を備え、前記変更手段が出力する第2の信号により、前記記憶手段の記憶内容が変更される車載装置。また、前記第2の信号は無線通信を介して出力される車載装置。また、前記記憶内容には、前記損害保険契約の有効残量についてのデータが含まれ、前記変更により前記残量が減ぜられる車載装置。また、前記残量を車内に表示および/または音声により告知する告知手段を備えた車載装置。また、前記残量が所定の条件を満たす場合に、車内に表示および/または音声により警告を発する警告手段を備えた車載装置。また、前記告知手段は、前記残量を時間または距離の単位で表示あるいは音声出力する車載装置。また、前記変更は、前記車両の停止中にのみ行われる車載装置。
(c)損害保険契約による保険金支払の判断に用いられるデータを記憶する記憶手段と、車両の状態を検出する車載装置から信号を入力する入力端と、を備え、前記入力された信号に基づいて、前記記憶手段の記憶内容を変更する記憶装置。
また、上記において更に、前記入力端が無線通信を介して信号を入力する記憶装置。また、前記車載装置に記憶内容の全部または一部を出力する出力端と備えた記憶装置。また、前記入力端が無線通信を介して信号を入力する、および/または、前記出力端が無線通信を介して記憶内容の全部または一部を出力する記憶装置。また、ICカードである記憶装置。また、前記出力端子と前記入力端子とは一部または全部が共通である記憶装置。
(d)損害保険契約を入力し、データを作成するデータ作成手段と、前記損害保険契約による保険金支払の判断に用いられ、前記車載装置から入力した信号に基づいて前記記憶内容が変更可能な記憶手段に、前記データを記憶させるデータ記憶手段と、を備えた端末装置。
また、上記において更に、前記データ記憶手段は、無線通信を介して前記記憶手段にデータを記憶させる端末装置。また、前記記憶内容に基づいて、前記損害保険契約を表示する表示手段を備えた端末装置。また、前記記憶内容に基づいて、前記損害保険契約の有効残量を表示する表示手段を備えた端末装置。また、前記記憶内容と前記損害保険契約とに基づいて、保険金を支払うか否かを判断する判断手段を備えた端末装置。また、前記判断手段により保険金を支払うと判断された場合に、前記損害保険契約に定められた第1の口座から、前記損害保険契約に定められた第2の口座へ前記保険金の全部または一部が送金されるように指示する信号を出力する指示手段を備えた端末装置。
(e)損害保険契約の条件を入力し、データを作成するデータ作成手段と、前記データを記憶する記憶手段と、車両の状態に基づいて、前記記憶手段の記憶内容を変更する車載装置とを備え、前記記憶内容と前記損害保険契約とに基づいて、保険金を支払うか否かを判断する車両の損害保険システム。
また、ある所定の損害保険条件に基づいたデータを記憶する記憶手段と、車両の状態に基づいて、前記記憶手段の記憶内容を変更する車載装置とを備え、前記記憶内容と前記損害保険条件とに基づいて、保険金を支払うか否かを判断する車両の損害保険システム。
また、上記において更に、前記車両の状態とは、走行時間,走行距離,車両利用時間、または、エンジン動作時間の少なくとも1つを含む車両の損害保険システム。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明全体の処理手順を示す図。第2図は、販売端末装置の処理手順を示す図。第3図は、販売端末装置の処理手順を示す図。第4図は、販売端末装置の処理手順を示す図。第5図は、販売端末装置の表示画面を表わす図。第6図は、販売端末装置の表示画面を表わす図。第7図は、販売端末装置の表示画面を表わす図。第8図は、販売端末装置の表示画面を表わす図。第9図は、販売端末装置の表示画面を表わす図。第10図は、販売端末装置の表示画面を表わす図。第11図は、販売端末装置の表示画面を表わす図。第12図は、販売端末装置の表示画面を表わす図。第13図は、カードを用いたシステム全体の構成を示す図。第14図は、販売の時の端末装置のネットワークと構成とを示す図。第15図は、修理の時の端末装置のネットワークと構成とを示す図。第16図は、車載端末の処理手順を示す図。第17図は、自動車損害保険カードの外観を示す図。第18図は、自動車損害保険カードの外観を示す図。第19図は、車載端末の事故の場合の処理手順を示す図。第20図は、自動車損害保険カードの外観を示す図。第21図は、無線通信を利用したシステム全体の構成を示す図。
本発明は、損害保険に関し、特には、車両の損害保険の方法,装置,システムに関する。
背景技術
自動車損害保険の保険料を決定する従来の方法は、保険会社が保険の申込者との個人面接と、自動車の官庁などの政府機関が保持する申込者の公的な自動車運転記録とを参照することにより、保険料を算定するのに関連する履歴データを収集する。そのデータに基づいて広範囲な保険統計的クラスへの申込者の分類が行われ、その保険統計的クラスに対しては保険会社の経験に基づいて保険料が決定される。すなわち、被保険者である運転者と、被保険者の所有する自動車のデータに基づき決定される。
さらに、特表平11−511581号に記載されているとおり、車内コンピュータシステムにより様々のセンサおよび操作者の行動を監視および記録し、公平な保険料を決定するために望まれるデータを取得し、必要な場合には無線通信システムを通じて中央制御ステーションへ送信する。この車内コンピュータシステムにより収集された被保険者とその所有する自動車のデータに基づいて、先の保険期間についての自動車保険の請求額を決定する。
近年、自動車保有台数の増加を抑え、省エネルギーを推進する観点から、複数台の自動車(例えば定員が2名の小型自動車)を複数人数で分担所有し、一台当たりの稼働時間を高めるシェアリングシステムが提案されている。この様なシェアリングシステムでは車両購入費用と燃料(ガソリン,軽油,電機を含むエネルギー源)費,継続使用による機能低下を防ぐ修理費を複数の所有者で分担することになる。そして万が一の事故に対処する自動車損害保険に関しても分担する必要がある。
発明の開示
しかしながら、従来の技術にも記載したとおり、保険料は被保険者である運転者と、被保険者の所有する自動車のデータに基づき決定される。しかし、これら保険料を決定するデータに関し、運転者の履歴に個人差があるとともに、自動車を利用する時間や距離にも個人差がある。従来の保険料はこれらの個人差を十分に考慮してはいなかった。
本発明の目的は、これらの個人差をも考慮して、より負担が公平な車両の損害保険の方法,システム、その運用のための装置とを提供することにある。
発明を実施するための最良の形態
以下に、本願発明の実施例について説明する。
第1図は、従量制保険の処理の流れを説明する図である。ステップ1で保険会社と契約希望者(個人,団体,企業など)とが損害保険の保険条件について合意の上、契約を結ぶ。
次に、ステップ2で、その保険条件をデジタルデータとしてICカードなどの記憶媒体に記憶する。ここで保険条件としては、走行時間,走行距離,車両利用時間,エンジン(モータ)動作時間などがある。これ以外でもその量が特定できるものであればかまわない。
次に、ステップ3で記憶手段を車両内(または外)に設置する。設置は、記憶手段が車両と共に移動すれば足りるので、完全に固定しても、少々可動であっても、車内に置いただけでも良い。また、無線などを利用して、車両の状態を外部へ出力することができれば、記憶手段は保険会社のホストシステムの一部として、その建屋(建造物)の中にあっても良い。この場合は車両事故が起きても、その焼失や破損をまぬがれることができる。
次にステップ4で、車両の設けられたセンサやECU(エンジンコントロールユニット)などの出力する信号から車両の状態(走行中,走行距離エンジン動作中など)を検出し、記憶手段の内容を変更する。変更は、データの書き替えは勿論、新たなデータを追記することでも良い。変更のタイミングは1分ごとに随時行っても良いし、始動や停止や事故などのイベントが起きたときでも良いし、それらを組み合せても良い。
もし、事故(ステップ5)が発生した場合には、ステップ6で保険会社は記憶手段の記憶内容を参照し、事故時に車両が保険条件を満たしていたかどうかを判断し、ステップ7で保険契約に基づいた保険金を支払うか否かを決定する。勿論この判断に事故時の運転者の過失責任などの他の要件も考慮されても良い。
もし、事故時に、契約された保険条件が満たされていない(外れている)場合には、保険会社は契約者から保険金請求を拒否することができる(ステップ8)。もし、保険条件が満たされ、他に特別な事情(酒気帯び運転など)がなければ、保険会社は保険金の請求にしたがって契約された保険金の全額、または、他に考慮すべき事情(過失など)があれば減額された保険金を支払う(ステップ9)。ここで、保険会社との契約は、店頭は勿論、インターネットなどを介して保険会社のコンピュータと結ばれ、コンビニエンスストアなどに設置された端末装置や、家庭のPCなどで行われても良い。
例えば、保険条件が車両運転時間300時間以内という契約の場合には、契約で定められた時点(例えば、ICカードを始めて車載装置に入れた時や、8月5日など具体的に定めた日から、など)からの契約者(および/または車両)の累積運転時間が300時間以内で発生した事故であれば保険金支払の対象となる。勿論、有効期限などの条件がandで付いている場合もある。
また、例えば、保険条件が車両走行距離10000kmの場合には、契約で定められた時点からの契約者車両の累積走行距離が10000km以内で発生した事故であれば、保険金支払の対象となる。勿論、被保険者(および/または車両)を特定しない契約にすれば、そのICカードを持っていれば誰であっても(そのICカードが付いていれば誰の所有する車両であっても)保険の適用を受けることができる。例えば、レンタカー会社などの運転者が不特定である場合にも、安心して保険をかけることができる。また、全く被保険者を特定しない契約であれば、事故時に事故車両に設置された記憶手段に記憶された内容が保険条件を満たしているだけで保険金が支払われるので、加害者が不定であっても被害者を救済できる。
また、記憶手段はICカードの他に、磁気および/または光式のディスクや半導体RAMなどでも良い。但し、偽造に対して弱い場合には、何らかの偽造防止手段が必要となる場合もある。ICカードは偽造が難しいので本実施例の記憶手段として用いることが可能である。
また、記憶手段は、車両に予め設けられ記憶手段の着脱可能な車載器に着装することにより、車両内に設置されても良い。車載器には車両の状態が車両から入力され、接触および/または非接触端子を介してICカードなどの記憶手段に信号を入力する。この信号に基づいて記憶手段の内容が変更される。この変更は、新たなデータを追記することによって行われても、古データを新データに書き替えることにより行われても良い。この変更は、マイコンの指示によって行われる。このマイコンは記憶手段内にあっても、車載器内にあっても、両方にあっても良い。また、記憶媒体と短距離無線の送受信器(携帯電話の電波などでも良い)を一体に構成すれば、車載器に着装する必要がなく、車内に置いておくだけで良くなる。
記憶手段は何らかの認証手段を備え、外部からの不正な内容の変更を防止する。また、外部から不正に内部データを読み取ろうとすると、その内部データの読み取りを防止する手段を備えても良い。場合によっては、不正な読み取り行為を検知すると、データを消去してしまっても良い。
事故が発生すると、記憶手段の内容の変更が禁止される。または、少なくとも事故以前の記憶の部分が保全される。また、事故後、所定の期間車両の状態が記憶されても良い。記憶手段は事故の様子を推定するドライブレコーダとしても利用できる。記憶手段は内部に電池などの電源を備えるか、電源供給がなくても記憶内容が保存できるものであれば良い。
保険会社(および/または警察)は、事故車から回収された記憶手段の記憶内容をコンピュータにより分析し、事故時に車両および/または運転者が保険の条件を満たしていたかどうかを判断する。
例えば、保険条件が運転時間300時間以内という契約であった場合、事故時に運転時間が250時間であれば保険条件を満たすことになり、契約者には保険金請求の権利が発生する。保険会社は、この他に過失などの他の事情も考慮して、保険金を支払うか否かを判断する。もし事故時に運転時間が310時間であれば、保険条件は満たされないことになり、保険会社には保険金支払いの義務は発生しない。従って、契約者から保険金の請求があってもこれを拒否することができる。この様に記憶手段は状況証拠として重要であるので、回収および/または分析は警察が優先してに行うことを法律などで定めても良い。最も恐れるべきは、契約者の知らないうちに保険条件から外れてしまう(保険切れ)ことである。外れる恐れがある場合(例えば、残量が100km(30時間)以下になった場合)には、音声や表示や手紙(メール)や電話によりこれを契約者(被保険者)に知らせることにより、契約者が知らないうちに保険条件から外れるのを防止することができる。車載器やICカードなどに保険条件の残量(例えば、契約車両走行距離〔時間〕−現在までの車両走行距離〔時間〕)を常時または時々表示すれば、契約者(運転者)は保険切れに注意するであろう。保険契約の更新(延長)の方法については後述する。
従来の定額制の保険では、車両を運転する機会の多い人も、機会の少ない人も同じ料金となってしまい、機会の少ない人にとっては割高な保険料を支払わなければならなかった。しかし、本実施例の保険は従量制の保険であるから、必要な保険料を支払い、必要な条件の時に、必要な保険を受けることができる。従って、車両に運転する機会の少ない人やペパードライバーなどは、保険料が安くて済む。
第2図〜第4図により、販売端末装置を用いて行う、保険の新規契約,更新(延長),解約の処理の流れを説明する。この端末装置は通信回線を介して保険会社のコンピュータと結ばれている。
契約希望者または既契約者は、第2図のステップ61で、第5図のように示される端末装置の画面を見ながら、新規の保険の契約,現契約の更新,現契約の解約などの中から、いずれかを選択する。もし、新規が選択されれば、ステップ62からステップ63へ進み第6図の画面が端末装置に表示される。契約希望者が運転免許証を端末装置の挿入口に挿入し、確認を押すと、ステップ64へ進み、端末装置は運転免許証から氏名,生年月日,住所,運転免許の種類,免許取得日などを読み込み、保険会社の保険ホストシステムに送られる。これらのデータは保険会社のデータベースに蓄積されるとともに、免許取得日などは保険料の算定にも用いられる。ここで、端末装置のカメラで撮映した契約希望者の顔と、免許証の顔写真とを照合して本人であるかを確認することもできる。次のステップ65で、保険ホストシステムは受け取ったデータに基づいて従量制保険料単価を決定し、端末装置に出力する。次にステップ66で端末装置の表示部に第7図を表示し、契約希望者に暗証番号を入力させる。この暗証番号は、後で契約者本人を確認するのに用いられる。次に、ステップ67で端末装置の表示部に第8図が表示される。そこには、氏名,等級の他に、おすすめコース,従量制保険の単価,担保条件などがいくつか表示され、契約希望者は、これらの表示の中から自分の望む契約条件を選択することができる。もしここで、おすすめコース1,年齢制限なし,従量制保険料金72円/時間を選ぶと、ステップ68で端末装置は第9図を表示し、契約希望者から契約希望時間の入力を受ける。ここでは、車両運転時間を保険条件とする例が示されているが、車両運転距離を保険条件とする場合も同様である。
ここでは契約希望者は700時間を入力したので、保険料は
となる。
より長時間を契約する場合には、保険単価は800時間未満:72円/時間,800時間以上1600時間未満:60円/時間,1600時間以上:54円/時間と段階的に低くなっている。第9図のように可視的にこれを表示すると、契約希望者は保険単価の階段を理解しやすい。これにより、保険会社はより長時間の保険契約を結ぶことを期待できる。
次に、ステップ69で端末装置に第10図を表示し、契約希望者は内容を確認し支払方法選択する。現金が選択された場合にはステップ71で入金を要求する。入金が完了するとステップ72で保険ホストシステムに保険条件が登録される。端末装置は自動車損害保険カード(ICカード)に運転免許証情報,契約保険条件情報(車両運転時間や距離など),保険ホストシステム情報,保険料単価,有効期間,暗証番号を記憶する。
次に、ステップ74で端末装置は自動車損害保険証書を印刷する。最後にステップ75で、契約者は、ICカードと自動車損害保険証書と釣り銭とを受けとる。
第2図のステップ62で新規が選択されなかった場合は、第3図へ進む。第3図のステップ76で更新が選択されると、次のステップ77で運転免許証を端末装置の挿入口に挿入するようメッセージを表示する。ステップ78でその運転免許証から情報を読み込む。これにより、前回契約時から今までに、運転免許の取り消し,停止などの有無について情報も得ることが出来る。
次に、ステップ79で既契約の保険条件等の情報が記憶された自動車損害保険カード(ICカード)を挿入するようにメッセージを表示し、ステップ80でそのカードから契約保険条件情報,車両の実運転時間情報,車載器によって書き込まれた氏名,生年月日,住所,運転免許の種類などを読み込む。次にステップ81で既契約保険条件の車両運転時間から実運転時間の総計を減じた保険の残り有効運転時間(保険金の支払対象となりうる時間)を第11図のように表示する。
次にステップ82で暗証番号の入力を受け、照合する。合致した場合は次のステップ83へ進み、残り有効運転時間を金額に換算して表示する。例えば、前回契約時に第9図のように車両運転時間700時間で契約し、現在までに車両を実際に運転した時間が699時間であった場合には、700−699=1時間が既保険の残り有効運転時間となる。この1時間を金額に換算する場合には、前回契約時の保険単価72円/時間を掛け、1(時間)×72(円/時間)=72(円)に相当する。
ステップ84で、保険ホストシステムと通信し、自動車損害保険カードから読み出された情報と、保険ホストシステムに記憶されている情報とに基づいて決められた保険料単価が第12図のように表示される。この時、保険条件の異なる複数の保険料単価のコースが表示されるので、契約希望者は必要とするコースを選択することができる。
第3図のステップ76で「解約」を選択した場合には、ステップ85へ進む。以降ステップ86,87,88を経てステップ75へ進む。尚、解約の場合は、中途解約となるため、残り有効運転時間が多い場合に先に示された72円よりも少ない金額しか戻らないこともある。
ステップ69でカード又はオンラインを選択した場合には第4図へ進み、ステップ95を経て金融機関ホストシステムから支払いを受けることになる。カードを選択した場合はステップ90でカードを挿入口に入れる表示をし、次のステップ91で暗証番号を入力するように表示する。ここで挿入するカードは自動車損害保険カードとは別のカードである。しかし、自動車損害保険カードと金融機関との間で決済に関する契約がある(決済機能がある)場合には、一つのICカードで兼用することが可能となる。
また、オンラインを選択した場合には、ステップ92,93へ進み、決済口座についての情報を直接あるいは間接に示す数字やアルファベットを入力するように表示する。ステップ94で、契約金融機関のホストシステムと通信し、決済を行う。
次に、販売端末を用いた保険会社への事故情報の提出について説明する。事故が発生した場合、保険契約者は警察への事情説明とともに、保険会社への連絡も行なわなければならない。その後、保険契約者は事故車から外れた自分の自動車損害保険カード(ICカード)を販売端末へ持参する。第5図に示されたメニュー画面で「事故」の項を選択すると、販売端末は、事故の状況についていくつかの質問(場所,警察への連絡の有無,加害の程度など)を画面に表示し、契約者への入力を求めるとともに、保険カードの販売端末への挿入を指示する。
販売端末は挿入された保険カードから記憶された情報を読み取り、その情報と上記質問に対する回答とを保険会社のホストシステムで送信する。保険会社は受信した情報により、保険金を支払うか否かを判断することができる。保険カードの記憶内容は外部から容易に変更ができないように構成されているため、その情報の信頼性は高い。もちろん受信した情報の他に、直接契約者や警察や事故調査によって得られた情報も参考にすることもある。
車載器は事故を検知すると、挿入されている保険カードをロックして、取り外し不可にする構成としても良い。これにより、事故後の保険カードの不正な内容変更やカードの隠蔽を防止することができる。保険会社は社員(または、代理行者)を事故車まで派遣して、車載器のロックを解除して、保険カードを回収し、自社のホストシステムで記憶情報を読み出し、保険金支払有無の判断とすることができる。警察が回収しても良い。
詳しくは説明しないが、この従量制保険は、車両(自動車)の他、バイク,自転車,船舶,飛行機などにも適用可能である。
従量制保険の他の実施例について説明する。本実施例は、万が一の事故に対処する自動車損害保険に関し、個人差を考慮して公平に保険料を分担するための損害保険システムであり、使用時間と個人の過去の運転履歴に基づいて保険料を徴収するものである。本損害保険システムにおいて被保険者が損害保険引き受け者(保険会社)に支払う保険料は、次の通りである。
基本的に保険料は前納であるので、保険料の計算式を変形して次の通りとするのが良い。
保険料は予め所定の金額を保険会社に納めてある。被保険者が車両を利用する毎に利用時間を積算し、保険有効時間を管理する。保険有効時間が最小時間単位(たとえば1分でも)残っていれば本損害保険は有効であり、万が一の場合には保険会社が補償する。また、保険有効時間が所定の長さより短くなったら、最寄りの販売端末で保険料を追加納入し、保険有効時間を延長する。被保険者の時間単価は運転履歴で変化し、保険料の追加納入時に必要があれば変更される。
第13図に、保険料を徴収するのに必要なシステム構成を示す。本発明のシステムは、損害保険を引き受ける会社に設置される保険ホストシステム101と、損害保険を販売する店やコンビニエンスストアなどに設置される販売端末システム102と、修理用の部品を管理している会社に設置される修理ホストシステム103と、複数の修理工場に設置される修理端末システム104と、個々の車両に搭載される車載端末システム105(以下、車載端末105)で構成される。さらに車載端末システムは、着脱が自由な自動車損害保険カード106と、車載端末接続手段107と、車載端末演算手段108と、車載端末記憶手段109と、車載通信ネットワーク接続手段110と、車載端末電源手段111とからなる。また、前記自動車損害保険カード106(以下、保険カード106)は、カード接続手段112と、カード演算手段113と、カード表示手段114と、カード記憶手段115と、カード電源手段116からなる。そして、車載端末105は、車載通信ネットワークを介して、ステアリングコントローラ117,ブレーキコントローラ118,変速機コントローラ119,エンジンコントローラ120,エアバックコントローラ121,レーダセンサ122,画像センサ123,位置センサ123,時計125,ナビゲーションシステム126などと通信が可能である。
第14図に、販売端末システム102の構成を示す。販売端末システム102は、通信ネットワーク手段201と、販売端末演算手段202と、販売端末キー入力手段203と、販売端末表示手段204と、販売端末記憶手段205と、販売端末第一の接続手段206と、販売端末電源手段207と、販売端末第二の接続手段208を備える。販売端末システム102は、販売端末第一の接続手段206を介して保険カード106と通信が可能であり、カード記憶手段115の内容を更新したり、保険ホストシステム101に送信することができる。また、同様にして販売端末第二の接続手段208を介して第二のカード、たとえば運転免許証(図示せず)であったり、保険料の決済をするためのクレジットカード(図示せず)と通信が可能であり、行政機関の情報ホストシステム(図示せず)や銀行,信販会社の情報ホストシステム(図示せず)にデータの照会したり、送信したりすることができる。これにより、迅速な保険内容の変更と保険料の決済が可能となる。
第15図に修理端末システム104の構成を示す。修理端末システム104は、通信ネットワーク手段301と、修理端末演算手段302と、修理端末キー入力手段303と、修理端末表示手段304と、修理端末記憶手段305と、修理端末第一の接続手段306と、修理端末電源手段307と、修理端末第二の接続手段308を備える。修理端末システム104は、修理端末第一の接続手段306を介して保険カード106と通信可能であり、カード記憶手段115の内容を読み出して修理項目や修理代金の見積もりを行う。また、同様にして修理端末第二の接続手段308を介して第二のカード、たとえば修理代金の被保険者負担分の決済をするためのクレジットカード(図示せず)と通信が可能であり、銀行,信販会社の情報ホストシステム(図示せず)にデータの照会したり、送信したりすることができる。これにより、迅速な修理代金の決済が可能となる。
第16図は車載端末105を搭載している車両が正常(故障や事故を起こしていない)に走行しているとこの処理フローである。前記の通り、被保険者である運転者が車両を利用した利用時間を計測し、保険有効時間を減少させる。運転者は運転席に着席し、保険カード106を車載端末に接続する。もちろん着席前(前回車両を使用したとき)から保険カード106が車載端末に接続されいてもよい。ステップ401ではエンジンが始動しているかいなかを判定する。エンジンが始動していない場合には終了する。エンジンが始動している場合には、運転者が車両を利用していると判断し、ステップ402に進む。ステップ402では、保険カード106に記憶されている保険有効時間から最小時間単位(1分)を差し引き、再記憶する。次にステップ403に進み、保険カード106に減算後の保険有効時間を表示する。第17図は保険カード106の外観であり、カード表示手段114に保険有効時間を明示する。尚、カードは表示手段114や接続端子501のないものでも良い。次にステップ404において、保険有効時間が所定の値以下(たとえば60分)であるか否かを判定する。保険有効時間が所定の値以上である場合には処理を終了する。保険有効時間が所定の値以下である場合にはステップ405に進み、有効時間が所定の値以下であることを表示する。続いてステップ406で最寄りの販売端末の案内を同様に表示する。第18図は保険カード106の外観であり、カード表示手段114に保険有効時間と最寄りの販売端末の案内を表示する。カード表示手段の表示内容は、次に本処理フローが起動されるまで保持する。最寄りの販売端末の案内は、カード記憶手段115または車載端末記憶手段109に記憶されている。この処理フローを最小時間単位ごとに起動し、保険有効時間を更新することにより、運転者の利用時間に応じて保険料を徴収することが可能になる。また、保険有効時間がゼロにならないよう販売端末の案内を表示することにより、運転者の保険料の追加を即すことができる。また、表示とともに音声で同様の情報を運転者に通知することも有効である。運転中にカード表示手段を見ることなく保険カードの内容を知ることができ、より安全な走行ができる。また、ナビゲーションシステム126により誘導しても良い。
第19図は車載端末105を搭載している車両が故障または事故を起こしたときの処理フローである。故障または事故が発生すると第19図の処理フローが起動され、ステップ701においては、車載通信ネットワークを介して車両の各種データ(例えば時間,速度,加速度,車両固有の番号)を収集し、カード記憶手段115に記憶する。さらにステップ702において、現在の保険有効時間を同様にカード記憶手段115に記録する。これにより、保険カード106に事故の状況と保険の有効性が記憶され、後の修理工場における修理やその支払,損害保険の適用を迅速に行うことが可能となる。第20図は第19図の処理フローが起動された後の保険カード106の外観であり、カード記憶手段115に車両のデータが記録されているのを明示している。これにより、運転者に以降の手続に保険カード106が使用できることを明示している。また、表示とともに音声で同様の情報を運転者に通知することも有効である。
第21図は、第1図,第2図,第3図のシステム構成に加え、車載無線手段901と、複数の無線基地局902を加え、車載端末システム105と保険ホストシステム101の間で無線通信を可能にした構成である。車載端末システム105と保険ホストシステム101が常時通信可能であるので、保険カード106の記憶している情報と同じ情報を保険ホストシステム101にも記憶させることができる。そして保険カード106にカード表示手段114の内容を随時チェックしながら運転者に表示することができるので、通信が成立している間はより信頼性が上がる。
ここでは、記憶手段を内蔵した損害保険カードを使用する例について説明したが、この車載無線手段901を備えた実施例の場合には、記憶手段は車載されず、保険会社のホストシステムの記憶装置を直接利用しても良い。この場合は、車両の状態を無線を介して保険会社に随時送信することにより、ホストシステムの記憶装置の記憶が変更または追記される。事故の場合は、このホストシステムに残った記憶情報をもとに、保険会社は保険金支払義務の有無を判断する。もちろん、保険カードとの併用も可能である。車載無線手段を用いることにより、事故によって車両が破壊や焼失しても、車両の状態や保険残量についての記憶を残すことができる。
以上、本実施例によれば、車を利用した時間あるいは車が走行した距離に応じて保険料を支払うことと、その保険契約の満了を明示することが可能となる。また、車を利用した時間あるいは車が走行した距離に応じて保険料を支払うことと、その保険契約の有効時間を管理することができ、運転者に明示することが可能となる。また、車を利用した時間あるいは車が走行した距離に応じて保険料を支払うことと、その保険契約の有効時間を管理することができ、運転者に明示することが可能となる。また、車を利用した時間あるいは車が走行した距離に応じて保険料を支払うことと、その保険契約の有効時間を管理することができ、運転者に明示することが可能となる。また、車を利用した時間あるいは車が走行した距離に応じて保険料を支払うことと、その保険契約の有効時間を管理することができ、運転者に明示することが可能となる。また、車を利用した時間あるいは車が走行した距離に応じて保険料を支払うことと、その保険契約の有効時間を、車載端末システムと保険ホストシステムの2重系で管理することができ、運転者に明示することが可能となる。
次に、本発明の実施例を以下(a)〜(e)にて、簡便に説明する。
(a)予め結ばれた損害保険契約をデジタルデータとして記憶手段に記憶し、検出された車両の状態に基づいて、前記記憶手段の記憶内容を変更し、前記記憶内容と前記損害保険契約とに基づいて、保険金を支払うか否かを判断する車両の損害保険方法。
また、予め結ばれた損害保険契約をデジタルデータとして記憶手段に記憶し、車両の状態に基づいて、随時前記記憶手段の記憶内容を変更し、前記記憶内容と前記損害保険契約とに基づいて、保険金を支払うか否かを判断する車両の損害保険方法。
また、上記において更に、前記車両の事故後に、前記記憶内容に基づいて前記事故時に前記損害保険契約が満たされていなかったと判断された場合には、前記損害保険契約による保険金が支払われない車両の損害保険方法。また、上記において更に、前記車両の事故後に、前記記憶内容に基づいて前記事故時に前記損害保険契約が満たされていたと判断された場合には、前記損害保険契約による保険金が支払われる車両の損害保険方法。また、前記車両の状態とは、走行時間,走行距離,車両利用時間、または、エンジン動作時間の少なくとも1つを含む車両の損害保険方法。また、前記記憶手段が車載装置に装着されている場合に、前記車載装置からの信号を受けて前記変更が行われる車両の損害保険方法。また、前記車両の状態は無線通信を介して建造物に送られ、前記建造物内で前記変更が行われる車両の損害保険方法。また、前記保険金の支払いには、前記記憶手段に記憶されていない他の事情も考慮される車両の損害保険方法。
(b)車両の状態についての信号が入力される入力端と、前記信号に基づいて、損害保険契約による保険金支払の判断に用いられる記憶手段の記憶内容を変更する変更手段と、を備えた車載装置。
また、上記において更に、前記記憶手段が挿入される挿入口を備え、前記変更手段が出力する第2の信号により、前記記憶手段の記憶内容が変更される車載装置。また、前記第2の信号は無線通信を介して出力される車載装置。また、前記記憶内容には、前記損害保険契約の有効残量についてのデータが含まれ、前記変更により前記残量が減ぜられる車載装置。また、前記残量を車内に表示および/または音声により告知する告知手段を備えた車載装置。また、前記残量が所定の条件を満たす場合に、車内に表示および/または音声により警告を発する警告手段を備えた車載装置。また、前記告知手段は、前記残量を時間または距離の単位で表示あるいは音声出力する車載装置。また、前記変更は、前記車両の停止中にのみ行われる車載装置。
(c)損害保険契約による保険金支払の判断に用いられるデータを記憶する記憶手段と、車両の状態を検出する車載装置から信号を入力する入力端と、を備え、前記入力された信号に基づいて、前記記憶手段の記憶内容を変更する記憶装置。
また、上記において更に、前記入力端が無線通信を介して信号を入力する記憶装置。また、前記車載装置に記憶内容の全部または一部を出力する出力端と備えた記憶装置。また、前記入力端が無線通信を介して信号を入力する、および/または、前記出力端が無線通信を介して記憶内容の全部または一部を出力する記憶装置。また、ICカードである記憶装置。また、前記出力端子と前記入力端子とは一部または全部が共通である記憶装置。
(d)損害保険契約を入力し、データを作成するデータ作成手段と、前記損害保険契約による保険金支払の判断に用いられ、前記車載装置から入力した信号に基づいて前記記憶内容が変更可能な記憶手段に、前記データを記憶させるデータ記憶手段と、を備えた端末装置。
また、上記において更に、前記データ記憶手段は、無線通信を介して前記記憶手段にデータを記憶させる端末装置。また、前記記憶内容に基づいて、前記損害保険契約を表示する表示手段を備えた端末装置。また、前記記憶内容に基づいて、前記損害保険契約の有効残量を表示する表示手段を備えた端末装置。また、前記記憶内容と前記損害保険契約とに基づいて、保険金を支払うか否かを判断する判断手段を備えた端末装置。また、前記判断手段により保険金を支払うと判断された場合に、前記損害保険契約に定められた第1の口座から、前記損害保険契約に定められた第2の口座へ前記保険金の全部または一部が送金されるように指示する信号を出力する指示手段を備えた端末装置。
(e)損害保険契約の条件を入力し、データを作成するデータ作成手段と、前記データを記憶する記憶手段と、車両の状態に基づいて、前記記憶手段の記憶内容を変更する車載装置とを備え、前記記憶内容と前記損害保険契約とに基づいて、保険金を支払うか否かを判断する車両の損害保険システム。
また、ある所定の損害保険条件に基づいたデータを記憶する記憶手段と、車両の状態に基づいて、前記記憶手段の記憶内容を変更する車載装置とを備え、前記記憶内容と前記損害保険条件とに基づいて、保険金を支払うか否かを判断する車両の損害保険システム。
また、上記において更に、前記車両の状態とは、走行時間,走行距離,車両利用時間、または、エンジン動作時間の少なくとも1つを含む車両の損害保険システム。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明全体の処理手順を示す図。第2図は、販売端末装置の処理手順を示す図。第3図は、販売端末装置の処理手順を示す図。第4図は、販売端末装置の処理手順を示す図。第5図は、販売端末装置の表示画面を表わす図。第6図は、販売端末装置の表示画面を表わす図。第7図は、販売端末装置の表示画面を表わす図。第8図は、販売端末装置の表示画面を表わす図。第9図は、販売端末装置の表示画面を表わす図。第10図は、販売端末装置の表示画面を表わす図。第11図は、販売端末装置の表示画面を表わす図。第12図は、販売端末装置の表示画面を表わす図。第13図は、カードを用いたシステム全体の構成を示す図。第14図は、販売の時の端末装置のネットワークと構成とを示す図。第15図は、修理の時の端末装置のネットワークと構成とを示す図。第16図は、車載端末の処理手順を示す図。第17図は、自動車損害保険カードの外観を示す図。第18図は、自動車損害保険カードの外観を示す図。第19図は、車載端末の事故の場合の処理手順を示す図。第20図は、自動車損害保険カードの外観を示す図。第21図は、無線通信を利用したシステム全体の構成を示す図。
Claims (31)
- 予め結ばれた損害保険契約をデータとして記憶手段に記憶し、
検出された車両の状態に基づいて、前記記憶手段の記憶内容を変更し、
前記記憶内容と前記損害保険契約とに基づいて、保険金を支払うか否かを判断する車両の損害保険方法。 - 予め結ばれた損害保険契約をデータとして記憶手段に記憶し、
車両の状態に基づいて、随時前記記憶手段の記憶内容を変更し、
前記記憶内容と前記損害保険契約とに基づいて、保険金を支払うか否かを判断する車両の損害保険方法。 - 請求の範囲第1または2項において、
前記車両の事故後に、
前記記憶内容に基づいて前記事故時に前記損害保険契約が満たされていなかったと判断された場合には、前記損害保険契約による保険金が支払われないことを特徴とする車両の損害保険方法。 - 請求の範囲第1または2項において、
前記車両の事故後に、
前記記憶内容に基づいて前記事故時に前記損害保険契約が満たされていたと判断された場合には、前記損害保険契約による保険金が支払われることを特徴とする車両の損害保険方法。 - 請求の範囲第1または2項において、
前記車両の状態とは、走行時間,走行距離,車両利用時間、または、エンジン動作時間の少なくとも1つを含むことを特徴とする車両の損害保険方法。 - 請求の範囲第1または2項において、
前記記憶手段が車載装置に装着されている場合に、前記車載装置からの信号を受けて前記変更が行われることを特徴とする車両の損害保険方法。 - 請求の範囲第1または2項において、
前記車両の状態は無線通信を介して建造物に送られ、前記建造物内で前記変更が行われることを特徴とする車両の損害保険方法。 - 請求の範囲第1〜7項のいずれかにおいて、
前記保険金の支払いには、前記記憶手段に記憶されていない他の事情も考慮されることを特徴とする車両の損害保険方法。 - 車両の状態についての信号が入力される入力端と、
前記信号に基づいて、損害保険契約による保険金支払の判断に用いられる記憶手段の記憶内容を変更する変更手段と、
を備えた車載装置。 - 請求の範囲第9項において、
前記記憶手段が挿入される挿入口を備え、
前記変更手段が出力する第2の信号により、前記記憶手段の記憶内容が変更されることを特徴とする車載装置。 - 請求の範囲第10項において、
前記第2の信号は無線通信を介して出力されることを特徴とする車載装置。 - 請求の範囲第9〜11項のいずれかにおいて、
前記記憶内容には、前記損害保険契約の有効残量についてのデータが含まれ、
前記変更により前記残量が減ぜられることを特徴とする車載装置。 - 請求の範囲第12項において、
前記残量を車内に表示および/または音声により告知する告知手段を備えたことを特徴とする車載装置。 - 請求の範囲第12項において、
前記残量が所定の条件を満たす場合に、車内に表示および/または音声により警告を発する警告手段を備えたことを特徴とする車載装置。 - 請求の範囲第13項において、
前記告知手段は、前記残量を時間または距離の単位で表示あるいは音声出力することを特徴とする車載装置。 - 請求の範囲第9〜15項のいずれかにおいて、
前記変更は、前記車両の停止中にのみ行われることを特徴とする車載装置。 - 損害保険契約による保険金支払の判断に用いられるデータを記憶する記憶手段と、
車両の状態を検出する車載装置から信号を入力する入力端と、
を備え、
前記入力された信号に基づいて、前記記憶手段の記憶内容を変更する記憶装置。 - 請求の範囲第17項において、
前記入力端が無線通信を介して信号を入力することを特徴とする記憶装置。 - 請求の範囲第17項において、
前記車載装置に記憶内容の全部または一部を出力する出力端と備えたことを特徴とする記憶装置。 - 請求の範囲第19項において、
前記入力端が無線通信を介して信号を入力する、および/または、前記出力端が無線通信を介して記憶内容の全部または一部を出力することを特徴とする記憶装置。 - 請求の範囲第19または20項において、
ICカードであることを特徴とする記憶装置。 - 請求の範囲第19〜21項のいずれかにおいて、
前記出力端子と前記入力端子とは一部または全部が共通であることを特徴とする記憶装置。 - (a)損害保険契約を入力し、データを作成するデータ作成手段と、
(b)前記損害保険契約による保険金支払の判断に用いられ、前記車載装置から入力した信号に基づいて前記記憶内容が変更可能な記憶手段に、前記データを記憶させるデータ記憶手段と、
を備えた端末装置。 - 請求の範囲第23項において、
前記データ記憶手段は、無線通信を介して前記記憶手段にデータを記憶させることを特徴とする端末装置。 - 請求の範囲第23項において、
前記記憶内容に基づいて、前記損害保険契約を表示する表示手段を備えたことを特徴とする端末装置。 - 請求の範囲第23項において、
前記記憶内容に基づいて、前記損害保険契約の有効残量を表示する表示手段を備えたことを特徴とする端末装置。 - 請求の範囲第26項において、
前記記憶内容と前記損害保険契約とに基づいて、保険金を支払うか否かを判断する判断手段を備えたことを特徴とする端末装置。 - 請求の範囲第27項において、
前記判断手段により保険金を支払うと判断された場合に、
前記損害保険契約に定められた第1の口座から、前記損害保険契約に定められた第2の口座へ前記保険金の全部または一部が送金されるように指示する信号を出力する指示手段を備えたことを特徴とする端末装置。 - 損害保険契約の条件を入力し、データを作成するデータ作成手段と、
前記データを記憶する記憶手段と、
車両の状態に基づいて、前記記憶手段の記憶内容を変更する車載装置とを備え、
前記記憶内容と前記損害保険契約とに基づいて、保険金を支払うか否かを判断する車両の損害保険システム。 - ある所定の損害保険条件に基づいたデータを記憶する記憶手段と、
車両の状態に基づいて、前記記憶手段の記憶内容を変更する車載装置とを備え、
前記記憶内容と前記損害保険条件とに基づいて、保険金を支払うか否かを判断する車両の損害保険システム。 - 請求の範囲第29項または第30項において、
前記車両の状態とは、走行時間,走行距離,車両利用時間、または、エンジン動作時間の少なくとも1つを含むことを特徴とする車両の損害保険システム。
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