JPH0113766B2 - - Google Patents
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- JPH0113766B2 JPH0113766B2 JP57069821A JP6982182A JPH0113766B2 JP H0113766 B2 JPH0113766 B2 JP H0113766B2 JP 57069821 A JP57069821 A JP 57069821A JP 6982182 A JP6982182 A JP 6982182A JP H0113766 B2 JPH0113766 B2 JP H0113766B2
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- circuit
- mos transistor
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- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H19/00—Networks using time-varying elements, e.g. N-path filters
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C27/00—Electric analogue stores, e.g. for storing instantaneous values
- G11C27/02—Sample-and-hold arrangements
- G11C27/024—Sample-and-hold arrangements using a capacitive memory element
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
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- G11C27/02—Sample-and-hold arrangements
- G11C27/024—Sample-and-hold arrangements using a capacitive memory element
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- Amplifiers (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、複数個のアナログスイツチと、複数
個の容量素子と、少くとも1個の演算増幅器を用
いて等価的な時定数回路を構成するスイツチト・
キヤパシタ回路に関し、とくにMOS形集積回路
によつて構成したスイツチト・キヤパシタ回路に
関する。
個の容量素子と、少くとも1個の演算増幅器を用
いて等価的な時定数回路を構成するスイツチト・
キヤパシタ回路に関し、とくにMOS形集積回路
によつて構成したスイツチト・キヤパシタ回路に
関する。
第1図は従来のスイツチト・キヤパシタ回路の
基本回路を示すものである。演算増幅器1の出力
端子2と一方の入力端子(反転入力端子)3との
間に容量素子4が接続されている。容量素子5の
一端にはアナログスイツチ6および7の一端が接
続され、容量素子5の他端にはアナログスイツチ
8および9の一端が接続されている。アナログス
イツチ6の他端は信号入力端子10に接続され、
アナログスイツチ8の他端は演算増幅器の入力端
子3に接続されアナログスイツチ7および9の他
端は接続されている。アナログスイツチ6,7,
8,9の各制御入力端子はスイツチ制御回路11
のスイツチ制御信号φ1N,φ1P,φ2N,φ2Pの出力端
子と接続されている。アナログスイツチ6,7,
8,9のオン、オフはこれらのスイツチ制御信号
によつて制御される。
基本回路を示すものである。演算増幅器1の出力
端子2と一方の入力端子(反転入力端子)3との
間に容量素子4が接続されている。容量素子5の
一端にはアナログスイツチ6および7の一端が接
続され、容量素子5の他端にはアナログスイツチ
8および9の一端が接続されている。アナログス
イツチ6の他端は信号入力端子10に接続され、
アナログスイツチ8の他端は演算増幅器の入力端
子3に接続されアナログスイツチ7および9の他
端は接続されている。アナログスイツチ6,7,
8,9の各制御入力端子はスイツチ制御回路11
のスイツチ制御信号φ1N,φ1P,φ2N,φ2Pの出力端
子と接続されている。アナログスイツチ6,7,
8,9のオン、オフはこれらのスイツチ制御信号
によつて制御される。
容量素子5は、アナログスイツチ6および9が
オン、アナログスイツチ7および8がオフの状態
のとき、信号入力端子10からの入力電圧Vioに
よつて充電される。アナログスイツチ6および9
がオフ、アナログスイツチ7および8がオンの状
態のとき、コンデンサ5の電荷はコンデンサ4に
積分される。この積分の時定数は、コンデンサ4
の容量をC1、コンデンサ5の容量をC2、アナロ
グスイツチのオン、オフの繰返し周波数(即ち、
スイツチ制御回路11のクロツク周波数)をCLK
とすると、C1/C2・CLKとなる。つまり積分時定数 は容量比C1/C2とクロツク周波数CLKで決められる ので、極めて小さな容量を用いて大きな時定数を
実現することができる。このスイツチト・キヤパ
シタ回路によれば集積回路の基板上に作られる容
量素子のように、その容量が極めて小さいものも
時定数の素子として利用できるので、大きな時定
数を有する積分器、あるいはフイルタ等を集積化
して極めて小形化することが可能となる。従つ
て、集積回路中の特定数回路としてスイツチト・
キヤパシタ回路が従来から広く利用されている。
オン、アナログスイツチ7および8がオフの状態
のとき、信号入力端子10からの入力電圧Vioに
よつて充電される。アナログスイツチ6および9
がオフ、アナログスイツチ7および8がオンの状
態のとき、コンデンサ5の電荷はコンデンサ4に
積分される。この積分の時定数は、コンデンサ4
の容量をC1、コンデンサ5の容量をC2、アナロ
グスイツチのオン、オフの繰返し周波数(即ち、
スイツチ制御回路11のクロツク周波数)をCLK
とすると、C1/C2・CLKとなる。つまり積分時定数 は容量比C1/C2とクロツク周波数CLKで決められる ので、極めて小さな容量を用いて大きな時定数を
実現することができる。このスイツチト・キヤパ
シタ回路によれば集積回路の基板上に作られる容
量素子のように、その容量が極めて小さいものも
時定数の素子として利用できるので、大きな時定
数を有する積分器、あるいはフイルタ等を集積化
して極めて小形化することが可能となる。従つ
て、集積回路中の特定数回路としてスイツチト・
キヤパシタ回路が従来から広く利用されている。
ところが、集積回路の基板上にスイツチト・キ
ヤパシタ回を作つた場合に、電源に含まれる雑音
が信号線に漏れるという問題があつた。この電源
雑音の信号線への漏洩は電源雑音抑圧比
(PSRR)の特性で評価される。従来の集積化し
たスイツチト・キヤパシタ回路における電源雑音
抑圧比の劣化の原因を以下に図を用いて説明す
る。
ヤパシタ回を作つた場合に、電源に含まれる雑音
が信号線に漏れるという問題があつた。この電源
雑音の信号線への漏洩は電源雑音抑圧比
(PSRR)の特性で評価される。従来の集積化し
たスイツチト・キヤパシタ回路における電源雑音
抑圧比の劣化の原因を以下に図を用いて説明す
る。
第1の劣化要因は、演算増幅器1の入力端子3
の入力容量を通して電源電圧変動によつて変化す
る演算増幅器1内部の接続点(ノード)電圧によ
つて入力端子3に電荷が移動することによつて発
生する。第2図は従来のCMOS演算増幅器の回
路例を示すものである。スイツチト・キヤパシタ
回路を集積化するとき、容量素子の構造がMOS
トランジスタの構造と類似しているので製造プロ
セスが複雑化しないことや、アンプの入力インピ
ーダンスが極めて高くできることから、MOS製
造プロセスが一般に使われる。なかでも、スイツ
チの特性、アンプの特性の点で有利なCMOS製
造プロセスを用いることが多い。第2図の
CMOS演算増幅器は、トランジスタ21〜25
からなる差動増幅段、トランジスタ26,27か
らなる電圧増幅段、トランジスタ28,29から
なる位相補償用バツフア、トランジスタ30〜3
2のバイアス回路、および位相補償容量33で構
成されている。第3図aは、CMOSデバイス構
造の概略を示す。断面図であるMOSトランジス
タの4つの端子、即ちゲートG、ソースS、ドレ
インD、基板Bの各端子間に、同図bに示すよう
に容量Cgd,Cgs,Cdb,Csbが形成される。Pチヤ
ネル形MOSの基板は第3図aの左側部分に示す
構造から明らかなようにトランジスタで共通であ
るが、Nチヤネル形MOSの基板がP形素子分離
拡散層(以下Pwell)であるので、各トランジス
タは分離できる。第4図は、MOSトランジスタ
の電流特性を示したもので、同図から明らかなよ
うに飽和領域ではドレイン、ソース間電圧Vdsに
対して定電流特性を示す。
の入力容量を通して電源電圧変動によつて変化す
る演算増幅器1内部の接続点(ノード)電圧によ
つて入力端子3に電荷が移動することによつて発
生する。第2図は従来のCMOS演算増幅器の回
路例を示すものである。スイツチト・キヤパシタ
回路を集積化するとき、容量素子の構造がMOS
トランジスタの構造と類似しているので製造プロ
セスが複雑化しないことや、アンプの入力インピ
ーダンスが極めて高くできることから、MOS製
造プロセスが一般に使われる。なかでも、スイツ
チの特性、アンプの特性の点で有利なCMOS製
造プロセスを用いることが多い。第2図の
CMOS演算増幅器は、トランジスタ21〜25
からなる差動増幅段、トランジスタ26,27か
らなる電圧増幅段、トランジスタ28,29から
なる位相補償用バツフア、トランジスタ30〜3
2のバイアス回路、および位相補償容量33で構
成されている。第3図aは、CMOSデバイス構
造の概略を示す。断面図であるMOSトランジス
タの4つの端子、即ちゲートG、ソースS、ドレ
インD、基板Bの各端子間に、同図bに示すよう
に容量Cgd,Cgs,Cdb,Csbが形成される。Pチヤ
ネル形MOSの基板は第3図aの左側部分に示す
構造から明らかなようにトランジスタで共通であ
るが、Nチヤネル形MOSの基板がP形素子分離
拡散層(以下Pwell)であるので、各トランジス
タは分離できる。第4図は、MOSトランジスタ
の電流特性を示したもので、同図から明らかなよ
うに飽和領域ではドレイン、ソース間電圧Vdsに
対して定電流特性を示す。
第2図に示す演算増幅器において、電源電圧
VDDあるいはVSSが変化すると、各段の動作電流
は変化する。各増幅段の動作電流はトランジスタ
25,27,29,32の(チヤネル幅)/(チ
ヤネル長)比の大きさと、バイアス回路の電流値
に比例して定まる。バイアス回路は電源電圧を分
圧して各MOSトランジスタ30,31,32の
ゲート、ソース間電圧Vgsを与えてそれらのトラ
ンジスタの動作電流を定めているので、電源電圧
が変化するとバイアス回路電流が変わり、各増幅
段の動作電流も変わる。差動増幅段において動作
電流が変化すると、トランジスタ23,24は飽
和領域で動作しているので、トランジスタ23,
24のゲート、ソース間電圧Vgsは変化してしま
う。つまり、接続点33の電圧VA2が変動する。
同様に接続点34,35の電圧VA1,VA3も変動
する。演算増幅器の出力端子36から入力端子3
7に帰還をかけている場合、入出力間の利得によ
つて出力端子36の電圧Vputの変動は抑えられ
る。ところが、接続点34の電圧VA1、接続点3
5の電圧VA2の電圧変動は帰還によつて抑圧され
ず、トランジスタ23のゲートとソース間の容量
Cgs、ゲートとドレイン間の容量Cgdを通して入力
端子37に電荷の移動を引き起こす。これがスイ
ツチト・キヤパシタ回路では容量4(第1図)に
積分され、結果的に出力電圧Vputの変化を引き起
す。一般にMOSトランジスタはバイポーラトラ
ンジスタ等に比較して電流雑音が大きいので、こ
れを低減するためにトランジスタ23,24のゲ
ート面積を大きく設計するのが普通である。その
ため、トランジスタ23のゲート容量Cgs,Cgdは
比較的大きな値であり、従つて、スイツチト・キ
ヤパシタ回路にCMOS演算増幅器を用いる際に
はこのCMOS演算増幅器での電源雑音抑圧比を
どのようにして良くするかが大きな問題であつ
た。
VDDあるいはVSSが変化すると、各段の動作電流
は変化する。各増幅段の動作電流はトランジスタ
25,27,29,32の(チヤネル幅)/(チ
ヤネル長)比の大きさと、バイアス回路の電流値
に比例して定まる。バイアス回路は電源電圧を分
圧して各MOSトランジスタ30,31,32の
ゲート、ソース間電圧Vgsを与えてそれらのトラ
ンジスタの動作電流を定めているので、電源電圧
が変化するとバイアス回路電流が変わり、各増幅
段の動作電流も変わる。差動増幅段において動作
電流が変化すると、トランジスタ23,24は飽
和領域で動作しているので、トランジスタ23,
24のゲート、ソース間電圧Vgsは変化してしま
う。つまり、接続点33の電圧VA2が変動する。
同様に接続点34,35の電圧VA1,VA3も変動
する。演算増幅器の出力端子36から入力端子3
7に帰還をかけている場合、入出力間の利得によ
つて出力端子36の電圧Vputの変動は抑えられ
る。ところが、接続点34の電圧VA1、接続点3
5の電圧VA2の電圧変動は帰還によつて抑圧され
ず、トランジスタ23のゲートとソース間の容量
Cgs、ゲートとドレイン間の容量Cgdを通して入力
端子37に電荷の移動を引き起こす。これがスイ
ツチト・キヤパシタ回路では容量4(第1図)に
積分され、結果的に出力電圧Vputの変化を引き起
す。一般にMOSトランジスタはバイポーラトラ
ンジスタ等に比較して電流雑音が大きいので、こ
れを低減するためにトランジスタ23,24のゲ
ート面積を大きく設計するのが普通である。その
ため、トランジスタ23のゲート容量Cgs,Cgdは
比較的大きな値であり、従つて、スイツチト・キ
ヤパシタ回路にCMOS演算増幅器を用いる際に
はこのCMOS演算増幅器での電源雑音抑圧比を
どのようにして良くするかが大きな問題であつ
た。
第2の電源雑音抑圧比の劣化要因はアナログス
イツチを構成するMOSトランジスタの浮遊容量
を通して、電源電圧の変動が直接に演算増幅器の
入力端子に伝達され、それが容量素子で積分され
ることによつて生じる。第5図はCMOSアナロ
グスイツチの回路を示すもので、この回路は、P
チヤネルMOSトランジスタ41とNチヤネル
MOSトランジスタ42からなり、各ゲートに接
続されたゲート端子43,44にスイツチ制御信
号φ1N,φ1P……等を加えることによつて端子4
5,46間の接続がオン、オフ制御される。図示
されていないが、PチヤネルMOSトランジスタ
41の基板はVDD電源に、NチヤネルMOSトラン
ジスタ42の基板はVSS電源に接続される。スイ
ツチ制御信号φ1N,φ1P,φ2N,φ2Pはスイツチ制御
回路によつて発生される。第6図はそのスイツチ
制御回路の一例を示すもので、インバータ50、
オーバラツプ防止回路51,52、相補形の一対
のMOSトランジスタからなるインバータ53,
54,55,56からなつている。出力のスイツ
チ制御信号φ1N,φ1P,φ2N,φ2Pは電源電圧VDD,
VSSのいずれかであり、これらがアナログスイツ
チのゲート端子に印加されて、オン、オフ制御さ
れる。
イツチを構成するMOSトランジスタの浮遊容量
を通して、電源電圧の変動が直接に演算増幅器の
入力端子に伝達され、それが容量素子で積分され
ることによつて生じる。第5図はCMOSアナロ
グスイツチの回路を示すもので、この回路は、P
チヤネルMOSトランジスタ41とNチヤネル
MOSトランジスタ42からなり、各ゲートに接
続されたゲート端子43,44にスイツチ制御信
号φ1N,φ1P……等を加えることによつて端子4
5,46間の接続がオン、オフ制御される。図示
されていないが、PチヤネルMOSトランジスタ
41の基板はVDD電源に、NチヤネルMOSトラン
ジスタ42の基板はVSS電源に接続される。スイ
ツチ制御信号φ1N,φ1P,φ2N,φ2Pはスイツチ制御
回路によつて発生される。第6図はそのスイツチ
制御回路の一例を示すもので、インバータ50、
オーバラツプ防止回路51,52、相補形の一対
のMOSトランジスタからなるインバータ53,
54,55,56からなつている。出力のスイツ
チ制御信号φ1N,φ1P,φ2N,φ2Pは電源電圧VDD,
VSSのいずれかであり、これらがアナログスイツ
チのゲート端子に印加されて、オン、オフ制御さ
れる。
従つて、アナログスイツチを構成するPチヤネ
ルMOSトランジスタの浮遊容量Cdb,CsbはVDD電
源に、NチヤネルMOSトランジスタの浮遊容量
Cdb,CsbはVSS電源に、両MOSトランジスタの浮
遊容量Cgs,CgdはVDDあるいはVSS電源に、それぞ
れ直接につながつている。第1図において、アナ
ログスイツチ8がオフの状態では、同スイツチ8
の持つ浮遊容量を通して、またアナログスイツチ
8がオンの状態では、アナログスイツチ8,9の
持つ浮遊容量を通して、それぞれ電源電圧変動が
演算増幅器の入力端子3に伝達され、容量素子4
に積分される。
ルMOSトランジスタの浮遊容量Cdb,CsbはVDD電
源に、NチヤネルMOSトランジスタの浮遊容量
Cdb,CsbはVSS電源に、両MOSトランジスタの浮
遊容量Cgs,CgdはVDDあるいはVSS電源に、それぞ
れ直接につながつている。第1図において、アナ
ログスイツチ8がオフの状態では、同スイツチ8
の持つ浮遊容量を通して、またアナログスイツチ
8がオンの状態では、アナログスイツチ8,9の
持つ浮遊容量を通して、それぞれ電源電圧変動が
演算増幅器の入力端子3に伝達され、容量素子4
に積分される。
この第2の電源雑音抑圧比の要因は第1の要因
に比較して、その程度は小さいが、高次のフイル
タ等を構成する場合にはアナログスイツチ数が増
加するため問題であつた。
に比較して、その程度は小さいが、高次のフイル
タ等を構成する場合にはアナログスイツチ数が増
加するため問題であつた。
本発明は集積化したスイツチト・キヤパシタ回
路において、従来技術の前記問題を解決し、電源
電圧の変動即ち電源雑音によつて生ずるS/N比
の劣化を防止することを目的とする。即ち、本発
明は、前記第1および第2の電源雑音抑圧比の劣
化要因を除去することを目的とする。
路において、従来技術の前記問題を解決し、電源
電圧の変動即ち電源雑音によつて生ずるS/N比
の劣化を防止することを目的とする。即ち、本発
明は、前記第1および第2の電源雑音抑圧比の劣
化要因を除去することを目的とする。
本発明は、前記第1の電源雑音抑圧比の劣化要
因である演算増幅器の入力部を構成する差動増幅
器の入力容量を通して電源電圧変動が信号線(信
号入力端子)に漏洩することを除去するために、
本発明は、まず第1に、演算増幅器の各増幅段の
動作電流を安定化した。その安定化は、前記の各
増幅段の動作電流を定めるMOS形トランジスタ
のゲート、ソース間電圧を一定に保持することに
より行なつている。そのための具体的手段とし
て、本発明は演算増幅器に、安定な基準電圧VREF
をもとに動作するカレントミラー回路を用いた第
1のバイアス回路を設けた点に特徴がある。
因である演算増幅器の入力部を構成する差動増幅
器の入力容量を通して電源電圧変動が信号線(信
号入力端子)に漏洩することを除去するために、
本発明は、まず第1に、演算増幅器の各増幅段の
動作電流を安定化した。その安定化は、前記の各
増幅段の動作電流を定めるMOS形トランジスタ
のゲート、ソース間電圧を一定に保持することに
より行なつている。そのための具体的手段とし
て、本発明は演算増幅器に、安定な基準電圧VREF
をもとに動作するカレントミラー回路を用いた第
1のバイアス回路を設けた点に特徴がある。
また第2に、演算増幅器の電圧増幅段の動作点
を安定化した。その安定化は、増幅段を構成する
駆動用MOS形トランジスタのゲート端子に電源
電圧変動成分を、そのトランジスタのソースに印
加される電源電圧に含まれる変動成分の位相と同
相に印加して、その駆動用MOS形トランジスタ
のゲート、ソース間電圧を電源電圧変動に対して
一定に保つ第2のバイアス回路を設けることによ
つて行なつている。
を安定化した。その安定化は、増幅段を構成する
駆動用MOS形トランジスタのゲート端子に電源
電圧変動成分を、そのトランジスタのソースに印
加される電源電圧に含まれる変動成分の位相と同
相に印加して、その駆動用MOS形トランジスタ
のゲート、ソース間電圧を電源電圧変動に対して
一定に保つ第2のバイアス回路を設けることによ
つて行なつている。
なお、これらの第1のバイアス回路のみを用い
ても、S/N比の向上に効果があるが、両方を共
に用いることにより、一層の効果を発揮できる。
ても、S/N比の向上に効果があるが、両方を共
に用いることにより、一層の効果を発揮できる。
アナログスイツチを構成するMOSトランジス
タの基板とドレイン、あるいは基板とソースの間
の浮遊容量を通して電源雑音が信号線に漏洩する
という前記第2の劣化要因を除去するために、本
発明はアナログスイツチを擬似した(アナログス
イツチと同一回路構成で同一寸法比の)MOS形
トランジスタの浮遊容量を用いて、電源電圧変動
のアナログスイツチで漏れ成分に相当する電圧を
検出し、その検出した逆相電圧を、アナログスイ
ツチを構成するMOS形トランジスタの基板に印
加して、前記アナログスイツチでの漏れ成分を相
殺する基板バイアス回路を設けたことを特徴とす
る。
タの基板とドレイン、あるいは基板とソースの間
の浮遊容量を通して電源雑音が信号線に漏洩する
という前記第2の劣化要因を除去するために、本
発明はアナログスイツチを擬似した(アナログス
イツチと同一回路構成で同一寸法比の)MOS形
トランジスタの浮遊容量を用いて、電源電圧変動
のアナログスイツチで漏れ成分に相当する電圧を
検出し、その検出した逆相電圧を、アナログスイ
ツチを構成するMOS形トランジスタの基板に印
加して、前記アナログスイツチでの漏れ成分を相
殺する基板バイアス回路を設けたことを特徴とす
る。
本発明は、上記の第1のバイアス回路、第2の
バイアス回路を設けることによつて、電源電圧変
動が信号線に伝達されるのを抑圧する比率、即ち
電源雑音抑圧比、の極めて高いスイツチト・キヤ
パシタ回路を実現できる。また、上記第1のバイ
アス回路、第2のバイアス回路に加えて、基板バ
イアス回路を設けることにより更に電源雑音抑圧
比の高いスイツチト・キヤパシタ回路が得られ
る。なお、これらの第1のバイアス回路、第2の
バイアス回路および基板バイアス回路の全てを組
み合わせて用いることにより、極めて高い電源雑
音抑圧比が得られるが、スイツチト・キヤパシタ
回路の用途に応じて、上記第1バイアス回路のみ
を用いても実用上十分な電源雑音抑圧比を得るこ
とができる。例えば、用いるアナログスイツチの
数が少ない用途の場合には、基板バイアス回路は
省略しても良い。
バイアス回路を設けることによつて、電源電圧変
動が信号線に伝達されるのを抑圧する比率、即ち
電源雑音抑圧比、の極めて高いスイツチト・キヤ
パシタ回路を実現できる。また、上記第1のバイ
アス回路、第2のバイアス回路に加えて、基板バ
イアス回路を設けることにより更に電源雑音抑圧
比の高いスイツチト・キヤパシタ回路が得られ
る。なお、これらの第1のバイアス回路、第2の
バイアス回路および基板バイアス回路の全てを組
み合わせて用いることにより、極めて高い電源雑
音抑圧比が得られるが、スイツチト・キヤパシタ
回路の用途に応じて、上記第1バイアス回路のみ
を用いても実用上十分な電源雑音抑圧比を得るこ
とができる。例えば、用いるアナログスイツチの
数が少ない用途の場合には、基板バイアス回路は
省略しても良い。
以下、本発明の実施例について詳細に説明す
る。
る。
第7図は本発明のスイツチト・キヤパシタ回路
に用いるCMOS演算増幅器の具体例を示すもの
である。このCMOS演算増幅器は、MOSトラン
ジスタ61〜65からなる差動増幅段、MOSト
ランジスタ66,67からなる電圧増幅段、
MOSトランジスタ68,69からなる位相補償
用バツフア、MOSトランジスタ70〜72から
なる出力段、電源電圧の変動を検出するVDD雑音
検出回路73、および安定化バイアス回路で構成
されている。出力段のトランジスタ70〜72は
出力インピーダンスを低下させるためと、電圧増
幅段の帯域を広げるために付加されたもので、基
本的にはこれを省略してもよい。安定化バイアス
回路74は、差動増幅段の動作電流を定める
MOSトランジスタ65、電圧増幅段のMOSトラ
ンジスタ67、出力段のMOSトランジスタ71
のそれぞれのゲート、ソース間電圧を一定に保持
するものである。
に用いるCMOS演算増幅器の具体例を示すもの
である。このCMOS演算増幅器は、MOSトラン
ジスタ61〜65からなる差動増幅段、MOSト
ランジスタ66,67からなる電圧増幅段、
MOSトランジスタ68,69からなる位相補償
用バツフア、MOSトランジスタ70〜72から
なる出力段、電源電圧の変動を検出するVDD雑音
検出回路73、および安定化バイアス回路で構成
されている。出力段のトランジスタ70〜72は
出力インピーダンスを低下させるためと、電圧増
幅段の帯域を広げるために付加されたもので、基
本的にはこれを省略してもよい。安定化バイアス
回路74は、差動増幅段の動作電流を定める
MOSトランジスタ65、電圧増幅段のMOSトラ
ンジスタ67、出力段のMOSトランジスタ71
のそれぞれのゲート、ソース間電圧を一定に保持
するものである。
第8図はこの安定化バイアス回路の具体例を示
すものである。この回路はMOSトランジスタ9
0〜93からなつており、これらのトランジスタ
は飽和領域で動作する。MOSトランジスタ91
のゲート端子75に印加される基準電圧VREFは、
電源電圧VDD,VSSに依存せず接地電圧に対して
安定な電圧であるので、MOSトランジスタ91
のゲート、ソース間電圧Vgsは一定であり、MOS
トランジスタ90,91を流れる電流は電源電圧
VDDの如何に依らず一定である。電源電圧VDDが
変化すると、MOSトランジスタ91の定電流特
性によつてMOSトランジスタ90のゲート、ソ
ース間電圧Vgsが一定になるようにトランジスタ
91のドレインの電圧が電源電圧VDDとともに変
化する。従つて端子79には電源電圧の変化分の
電圧VBINが表われる。MOSトランジスタ90,
92はソースとゲート端子が共通なカレント・ミ
ラー回路を形成しているので、MOSトランジス
タ92にも電源電圧VDDに依存しない一定電流が
流れる。すると、そのMOSトランジスタ92の
定電流特性によりMOSトランジスタ93のゲー
ト、ソース間電圧Vgsは一定に保たれ、端子78
の電圧VBIASは電源電圧VSSとともに変化する。し
たがつて、電圧VBIASでゲート電圧をバイアスさ
れた、第7図のMOSトランジスタ65,67,
71とMOSトランジスタ93とはそれぞれカレ
ント・ミラー回路を構成し、MOSトランジスタ
65,67,71のゲート、ソース間電圧Vgsは
電源電圧VDD,VSSに依存せず一定であり、各増
幅段の動作電流を一定に保つことができる。
すものである。この回路はMOSトランジスタ9
0〜93からなつており、これらのトランジスタ
は飽和領域で動作する。MOSトランジスタ91
のゲート端子75に印加される基準電圧VREFは、
電源電圧VDD,VSSに依存せず接地電圧に対して
安定な電圧であるので、MOSトランジスタ91
のゲート、ソース間電圧Vgsは一定であり、MOS
トランジスタ90,91を流れる電流は電源電圧
VDDの如何に依らず一定である。電源電圧VDDが
変化すると、MOSトランジスタ91の定電流特
性によつてMOSトランジスタ90のゲート、ソ
ース間電圧Vgsが一定になるようにトランジスタ
91のドレインの電圧が電源電圧VDDとともに変
化する。従つて端子79には電源電圧の変化分の
電圧VBINが表われる。MOSトランジスタ90,
92はソースとゲート端子が共通なカレント・ミ
ラー回路を形成しているので、MOSトランジス
タ92にも電源電圧VDDに依存しない一定電流が
流れる。すると、そのMOSトランジスタ92の
定電流特性によりMOSトランジスタ93のゲー
ト、ソース間電圧Vgsは一定に保たれ、端子78
の電圧VBIASは電源電圧VSSとともに変化する。し
たがつて、電圧VBIASでゲート電圧をバイアスさ
れた、第7図のMOSトランジスタ65,67,
71とMOSトランジスタ93とはそれぞれカレ
ント・ミラー回路を構成し、MOSトランジスタ
65,67,71のゲート、ソース間電圧Vgsは
電源電圧VDD,VSSに依存せず一定であり、各増
幅段の動作電流を一定に保つことができる。
第9図は安定化バイアス回路の端子75に印加
する基準電圧の発生回路の一例を示すものであ
る。基準電圧VREFは集積回路の外部から安定な電
圧を供給するか、集積回路内部にすでに知られて
いるバンドギヤツプ形VREF回路等を設けるか、す
ることによつて得ることができる。第9図の回路
は電源雑音の交流成分を抵抗97、容量素子98
からなるローパスフイルタにより除去した電圧を
基準電圧VREFとして出力する最も簡易な回路であ
る。
する基準電圧の発生回路の一例を示すものであ
る。基準電圧VREFは集積回路の外部から安定な電
圧を供給するか、集積回路内部にすでに知られて
いるバンドギヤツプ形VREF回路等を設けるか、す
ることによつて得ることができる。第9図の回路
は電源雑音の交流成分を抵抗97、容量素子98
からなるローパスフイルタにより除去した電圧を
基準電圧VREFとして出力する最も簡易な回路であ
る。
第7図のCMOS形演算増幅器において、各増
幅段の動作電流を一定にするとMOSトランジス
タの定電流特性により増幅器内部のノード電圧が
安定化される。MOSトランジスタ61〜64か
らなる差動増幅段において、Nチヤネル形MOS
トランジスタ63,64の基板電圧効果が大きい
場合、Pwellを電源電圧VSSに接続しておくと、
電源電圧VSSの変動によりソース、基板間の電圧
VSBとともにMOSトランジスタ63,64のスレ
ツシヨルド電圧が変わり、動作電流を一定に保つ
てもMOSトランジスタ63,64のVSBである共
通ソース接続点の電圧VB2が変化してしまう。
幅段の動作電流を一定にするとMOSトランジス
タの定電流特性により増幅器内部のノード電圧が
安定化される。MOSトランジスタ61〜64か
らなる差動増幅段において、Nチヤネル形MOS
トランジスタ63,64の基板電圧効果が大きい
場合、Pwellを電源電圧VSSに接続しておくと、
電源電圧VSSの変動によりソース、基板間の電圧
VSBとともにMOSトランジスタ63,64のスレ
ツシヨルド電圧が変わり、動作電流を一定に保つ
てもMOSトランジスタ63,64のVSBである共
通ソース接続点の電圧VB2が変化してしまう。
この場合、MOSトランジスタ63,64の
Pwellをノード電圧VB2に接続しておけば、電圧
VSBは一定で、基板電圧効果は除去され、電圧
VB2は安定となる。一方、電源電圧VDD変動に対
してはMOSトランジスタ61のVgsは一定である
のでそのドレイン電圧VB1は電源電圧VDDと同相
に変動するが、飽和領域で動作しているMOSト
ランジスタ63のゲート容量はほとんどゲートと
ソース端子間に分配されているので、ノード電圧
VB1変動が反転入力端子82に漏れる量が小さ
く、ほとんど問題にならない。このMOSトラン
ジスタ63のゲート、ドレイン間容量Cgdを通し
て漏れる成分をほぼ完全に除くには、第10図に
示すように、2個のPチヤネル形トランジスタ6
1A,62Aを追加し、動作電流が一定であれば
Pチヤネル形トランジスタ61AのVgsが変動し
ないことを利用し、トランジスタ61Aと63の
ドレイン同志の接続点の電圧VB1′を安定化する
ことができる。
Pwellをノード電圧VB2に接続しておけば、電圧
VSBは一定で、基板電圧効果は除去され、電圧
VB2は安定となる。一方、電源電圧VDD変動に対
してはMOSトランジスタ61のVgsは一定である
のでそのドレイン電圧VB1は電源電圧VDDと同相
に変動するが、飽和領域で動作しているMOSト
ランジスタ63のゲート容量はほとんどゲートと
ソース端子間に分配されているので、ノード電圧
VB1変動が反転入力端子82に漏れる量が小さ
く、ほとんど問題にならない。このMOSトラン
ジスタ63のゲート、ドレイン間容量Cgdを通し
て漏れる成分をほぼ完全に除くには、第10図に
示すように、2個のPチヤネル形トランジスタ6
1A,62Aを追加し、動作電流が一定であれば
Pチヤネル形トランジスタ61AのVgsが変動し
ないことを利用し、トランジスタ61Aと63の
ドレイン同志の接続点の電圧VB1′を安定化する
ことができる。
このようにして、各増幅段の動作電流を一定に
することによつて、ほぼ電源電圧変動の信号ライ
ンへの伝達は除去される。しかし、2段目の電圧
増幅段の動作点変動による電源雑音抑圧比の劣化
は帰還によつて防止されているので、高周波領域
で帰還量が減少すると電源雑音抑圧比の劣化が起
きる。
することによつて、ほぼ電源電圧変動の信号ライ
ンへの伝達は除去される。しかし、2段目の電圧
増幅段の動作点変動による電源雑音抑圧比の劣化
は帰還によつて防止されているので、高周波領域
で帰還量が減少すると電源雑音抑圧比の劣化が起
きる。
第7図のVDD雑音検出回路73は電圧増幅段の
動作点変動を抑制するもので、位相補償用バツフ
ア(トランジスタ68,69)、位相補償容量8
5を利用し、電源電圧VDD変動にともない電圧増
幅段の駆動用のトランジスタ66のゲート電圧を
そのトランジスタ66のソースの電圧の変動
(VDDの変動)の位相と同相に変えトランジスタ
63のVgsを一定に保つ機能を有する。MOSトラ
ンジスタ68と69のドレイン同士の接続点に
VDD変動と同相波形の電圧VB4を発生させるため
には、MOSトランジスタトランジスタ68のゲ
ートにVDD変動の位相と逆相の波形をVDD検出回
路73によつて印加すればよい。
動作点変動を抑制するもので、位相補償用バツフ
ア(トランジスタ68,69)、位相補償容量8
5を利用し、電源電圧VDD変動にともない電圧増
幅段の駆動用のトランジスタ66のゲート電圧を
そのトランジスタ66のソースの電圧の変動
(VDDの変動)の位相と同相に変えトランジスタ
63のVgsを一定に保つ機能を有する。MOSトラ
ンジスタ68と69のドレイン同士の接続点に
VDD変動と同相波形の電圧VB4を発生させるため
には、MOSトランジスタトランジスタ68のゲ
ートにVDD変動の位相と逆相の波形をVDD検出回
路73によつて印加すればよい。
第11図は、2種のVDD雑音検出回路を示すも
のである。同図aは、MOSトランジスタ101
と102によつてMOSトランジスタ103のバ
イアス電圧を作り、抵抗104と容量素子105
によつてVDD変動の交流成分をMOSトランジスタ
103のゲートに印加することによつて出力端子
106にVDD変動の逆相波形の電圧VBOUTを得るも
のである。このとき、MOSトランジスタ107
の相互コンダクタンスgmはMOSトランジスタ1
03の相互コンダクタンスより小さく設計する。
第11図bは、VDD変動の低周波成分まで検出す
るとき、第11図aの抵抗104と容量105に
よる時定数は大きく集積回路上に設けるのに大き
な面積が必要になつてくることから、抵抗104
をMOS回路に置き換えた回路である。
のである。同図aは、MOSトランジスタ101
と102によつてMOSトランジスタ103のバ
イアス電圧を作り、抵抗104と容量素子105
によつてVDD変動の交流成分をMOSトランジスタ
103のゲートに印加することによつて出力端子
106にVDD変動の逆相波形の電圧VBOUTを得るも
のである。このとき、MOSトランジスタ107
の相互コンダクタンスgmはMOSトランジスタ1
03の相互コンダクタンスより小さく設計する。
第11図bは、VDD変動の低周波成分まで検出す
るとき、第11図aの抵抗104と容量105に
よる時定数は大きく集積回路上に設けるのに大き
な面積が必要になつてくることから、抵抗104
をMOS回路に置き換えた回路である。
MOSトランジスタ101,110によりMOS
トランジスタ103のバイアス電圧を発生し、
MOSトランジスタ111,112,113によ
りMOSトランジスタ114のVgsをスレツシヨル
ド電圧よりやや大きな電圧にバイアスし、その
MOSトランジスタ114の大きなオン抵抗を時
定数の抵抗として用いている。
トランジスタ103のバイアス電圧を発生し、
MOSトランジスタ111,112,113によ
りMOSトランジスタ114のVgsをスレツシヨル
ド電圧よりやや大きな電圧にバイアスし、その
MOSトランジスタ114の大きなオン抵抗を時
定数の抵抗として用いている。
第11図のVDD雑音検出回路にはMOSトランジ
スタ103,107からなる位相反転増幅回路を
使用するため、高周波で位相遅れを生じる。これ
を補正するためには、電圧増幅段のトランジスタ
66(第7図)のソース端子とVDD端子との間
に、第12図に示すように、抵抗117と容量素
子118による位相遅れ回路を挿入してやればよ
い。抵抗117と容量素子118の時定数は極め
て小さいので、集積回路上にこれらの抵抗と容量
素子を内蔵させることは容易である。
スタ103,107からなる位相反転増幅回路を
使用するため、高周波で位相遅れを生じる。これ
を補正するためには、電圧増幅段のトランジスタ
66(第7図)のソース端子とVDD端子との間
に、第12図に示すように、抵抗117と容量素
子118による位相遅れ回路を挿入してやればよ
い。抵抗117と容量素子118の時定数は極め
て小さいので、集積回路上にこれらの抵抗と容量
素子を内蔵させることは容易である。
以上述べた方法により安定化した演算増幅器を
用いることによりスイツチト・キヤパシタ回路の
電源雑音抑圧比PSRRは大幅に改善される。第7
図に示す演算増幅器は各段の動作電流をNチヤネ
ルMOSで定めているが、CMOSの特性から明ら
かなように、PチヤネルMOSを用いて構成して
も全く同様な機能を有することができる。
用いることによりスイツチト・キヤパシタ回路の
電源雑音抑圧比PSRRは大幅に改善される。第7
図に示す演算増幅器は各段の動作電流をNチヤネ
ルMOSで定めているが、CMOSの特性から明ら
かなように、PチヤネルMOSを用いて構成して
も全く同様な機能を有することができる。
第13図は以上に説明したCMOS演算増幅器
を含む本発明のスイツチト・キヤパシタ回路の実
施例を示すもので、同図aはスイツチト・キヤパ
シタ回路の主要部、同図bはアナログスイツチを
構成するNチヤネル形MOSトランジスタの
Pwellに加える電圧を作る基板バイアス回路を示
すものである。
を含む本発明のスイツチト・キヤパシタ回路の実
施例を示すもので、同図aはスイツチト・キヤパ
シタ回路の主要部、同図bはアナログスイツチを
構成するNチヤネル形MOSトランジスタの
Pwellに加える電圧を作る基板バイアス回路を示
すものである。
第13図には、第2の電源雑音抑圧比の劣化要
因を除去するための構成部分がとくに詳細に示さ
れている。アナログスイツチ121,122,1
23,124は、第2図に示すCMOSアナログ
スイツチに1個の端子を付加し、この端子にアナ
ログスイツチを構成するNチヤネル形MOSトラ
ンジスタのPwellを接続した構成のものである。
アナログスイツチ121,123,124はそれ
ぞれ第1図の基本回路のアナログスイツチ6,
7,8,9に対応する。容量素子128および1
29は、第1図の基本回路の容量素子5および4
にそれぞれ対応する。演算増幅器120は第7図
に示す構成のものである。
因を除去するための構成部分がとくに詳細に示さ
れている。アナログスイツチ121,122,1
23,124は、第2図に示すCMOSアナログ
スイツチに1個の端子を付加し、この端子にアナ
ログスイツチを構成するNチヤネル形MOSトラ
ンジスタのPwellを接続した構成のものである。
アナログスイツチ121,123,124はそれ
ぞれ第1図の基本回路のアナログスイツチ6,
7,8,9に対応する。容量素子128および1
29は、第1図の基本回路の容量素子5および4
にそれぞれ対応する。演算増幅器120は第7図
に示す構成のものである。
基板バイアス回路の機能は、要約するとスイツ
チト・キヤパシタ回路に用いたアナログスイツチ
と同等のダミースイツチ140を別に用意し、こ
れから電源雑音をスイツチ雑音検出アンプ141
により検出し、増幅し、スイツチト・キヤパシタ
回路のアナログスイツチを介して信号線へ漏れる
電源雑音を消去する電圧Vpwellを発生することで
ある。この電圧Vpwellをアナログスイツチの
Pwell端子に印加することにより第2の電源雑音
抑圧比の劣化要因を取り除くことができる。スイ
ツチ制御回路132は従来のものと同じものが使
用でき、スイツチト・キヤパシタ回路の特性は何
ら変化させずに電源雑音抑圧比を改善することが
可能である。
チト・キヤパシタ回路に用いたアナログスイツチ
と同等のダミースイツチ140を別に用意し、こ
れから電源雑音をスイツチ雑音検出アンプ141
により検出し、増幅し、スイツチト・キヤパシタ
回路のアナログスイツチを介して信号線へ漏れる
電源雑音を消去する電圧Vpwellを発生することで
ある。この電圧Vpwellをアナログスイツチの
Pwell端子に印加することにより第2の電源雑音
抑圧比の劣化要因を取り除くことができる。スイ
ツチ制御回路132は従来のものと同じものが使
用でき、スイツチト・キヤパシタ回路の特性は何
ら変化させずに電源雑音抑圧比を改善することが
可能である。
第2の電源雑音抑圧比の劣化要因であるアナロ
グスイツチからの電源変動成分の信号線への漏れ
は、差動増幅回路構成のスイツチ雑音検出アンプ
141で検出・増幅する。ダミースイツチ140
はスイツチト・キヤパシタ回で使うアナログスイ
ツチと同様な構成のものを用い、高インピーダン
ス回路143により、ほぼ接地電圧の直流電圧を
与えている。これはMOSトランジスタのCgs,
CgdCsb,Cdbの各容量がアナログスイツチの入出
力電圧に依存性を持つためであつて、接地電圧に
バイアスすることで、ダミー・スイツチ140は
スイツチト・キヤパシタ回路用スイツチと全く同
じように電源変動を伝達する。レベルシフト回路
142はスイツチ動作に必要なPwell電圧(VSS
〜VSS+1V程度)に直流レベルを変換するもので
ある。なぜなら、スイツチ雑音検出アンプ141
の出力電圧Vseは直流帰還により接地電圧に安定
しているからである。検出・増幅された電源変動
の交流成分はダミースイツチ140のNチヤネル
形MOSのpwellを介し、容量Cdb,Csbを通して交
流帰還され、スイツチによる電源変動を消去する
ような波形の電圧Vpwellを出力端子144に得る
ことができる。スイツチト・キヤパシタ回路では
アナログスイツチのオン、オフの状態により演算
増幅器120の反転入力端子134に接続される
スイツチ容量の状態が変化する。そこで、ダミー
スイツチ140にON状態とOFF状態の2つのス
イツチ、即ちMOSトランジスタ147と148
からなるスイツチおよびMOSトランジスタ14
5と146からなるスイツチを用い、スイツチ
ト・キヤパシタ回路側に第13図のように補正ス
イツチ127を追加すれば、完全に相似となり電
源変動を消去できる。ただし、ダミースイツチ1
40にON状態のみのスイツチを用い、補正スイ
ツチ127を追加しない場合においても、消去さ
れない量はわずかである。
グスイツチからの電源変動成分の信号線への漏れ
は、差動増幅回路構成のスイツチ雑音検出アンプ
141で検出・増幅する。ダミースイツチ140
はスイツチト・キヤパシタ回で使うアナログスイ
ツチと同様な構成のものを用い、高インピーダン
ス回路143により、ほぼ接地電圧の直流電圧を
与えている。これはMOSトランジスタのCgs,
CgdCsb,Cdbの各容量がアナログスイツチの入出
力電圧に依存性を持つためであつて、接地電圧に
バイアスすることで、ダミー・スイツチ140は
スイツチト・キヤパシタ回路用スイツチと全く同
じように電源変動を伝達する。レベルシフト回路
142はスイツチ動作に必要なPwell電圧(VSS
〜VSS+1V程度)に直流レベルを変換するもので
ある。なぜなら、スイツチ雑音検出アンプ141
の出力電圧Vseは直流帰還により接地電圧に安定
しているからである。検出・増幅された電源変動
の交流成分はダミースイツチ140のNチヤネル
形MOSのpwellを介し、容量Cdb,Csbを通して交
流帰還され、スイツチによる電源変動を消去する
ような波形の電圧Vpwellを出力端子144に得る
ことができる。スイツチト・キヤパシタ回路では
アナログスイツチのオン、オフの状態により演算
増幅器120の反転入力端子134に接続される
スイツチ容量の状態が変化する。そこで、ダミー
スイツチ140にON状態とOFF状態の2つのス
イツチ、即ちMOSトランジスタ147と148
からなるスイツチおよびMOSトランジスタ14
5と146からなるスイツチを用い、スイツチ
ト・キヤパシタ回路側に第13図のように補正ス
イツチ127を追加すれば、完全に相似となり電
源変動を消去できる。ただし、ダミースイツチ1
40にON状態のみのスイツチを用い、補正スイ
ツチ127を追加しない場合においても、消去さ
れない量はわずかである。
第14図は第13図bの高インピーダンス回路
143の他の具体例を示すものである。第13図
bに示すように高インピーダンス回路は高抵抗
REで実現できるが、占有面積を減少させるため
に、第14図に示す高インピーダンス回路は有効
である。この高インピーダンス回路は差動増幅回
路の交流出力インピーダンスが極めて高いことを
利用したもので、MOSトランジスタ151〜1
53からなるバイアス回路、MOSトランジスタ
154〜159からなる差動増幅回路、MOSト
ランジスタ160〜162からなる直流帰還のみ
ループ利得を下げて回路を安定にするためのアツ
テネータ、MOSトランジスタ163,164か
らなり、トランジスタ160〜162にバイアス
を与える、バイアス回路等から構成されている。
MOSトランジスタ152〜155からなる回路
構成により差動増幅回路の動作電流を安定に小さ
くして、高出力インピーダンスを得ている。
143の他の具体例を示すものである。第13図
bに示すように高インピーダンス回路は高抵抗
REで実現できるが、占有面積を減少させるため
に、第14図に示す高インピーダンス回路は有効
である。この高インピーダンス回路は差動増幅回
路の交流出力インピーダンスが極めて高いことを
利用したもので、MOSトランジスタ151〜1
53からなるバイアス回路、MOSトランジスタ
154〜159からなる差動増幅回路、MOSト
ランジスタ160〜162からなる直流帰還のみ
ループ利得を下げて回路を安定にするためのアツ
テネータ、MOSトランジスタ163,164か
らなり、トランジスタ160〜162にバイアス
を与える、バイアス回路等から構成されている。
MOSトランジスタ152〜155からなる回路
構成により差動増幅回路の動作電流を安定に小さ
くして、高出力インピーダンスを得ている。
第15図は、スイツチ雑音検出アンプの回路例
を示すもので、この回路はMOSトランジスタ1
71〜175からなる差動増幅回路の1段で構成
されている。
を示すもので、この回路はMOSトランジスタ1
71〜175からなる差動増幅回路の1段で構成
されている。
第16図は、レベルシフト回路例を示すもの
で、MOSトランジスタ181,182からなる
ソース・ホロワを使つたものである。
で、MOSトランジスタ181,182からなる
ソース・ホロワを使つたものである。
第13図はでレベルシフト回路142の出力
Vpwellはダミースイツチ140のPpwellとスイツ
チト・キヤパシタ回路用アナログスイツチの
Pwellと共通に与えられている。この場合後者の
スイツチでは、スイツチ制御信号がレベルシフト
回路の有限な出力インピーダンスのために、
Pwellに伝達される。これが、ダミースイツチ1
40のPwellに印加されると電源変動成分が完全
に消去されない場合がある。これを防止するため
には、第17図に示すように、2個のレベルシフ
ト回路142,142′を用いて、Pwellを分離
すればよい。
Vpwellはダミースイツチ140のPpwellとスイツ
チト・キヤパシタ回路用アナログスイツチの
Pwellと共通に与えられている。この場合後者の
スイツチでは、スイツチ制御信号がレベルシフト
回路の有限な出力インピーダンスのために、
Pwellに伝達される。これが、ダミースイツチ1
40のPwellに印加されると電源変動成分が完全
に消去されない場合がある。これを防止するため
には、第17図に示すように、2個のレベルシフ
ト回路142,142′を用いて、Pwellを分離
すればよい。
第18図は、VDD/VSSの正負の電源電圧を使
用せず、正電圧VDDのみの単一電源を用い、VDD/2 電圧を接地電圧と考えて、スイツチト・キヤパシ
タ回路を動作させる構成の演算増幅器の回路例で
ある。電圧VDD/2は電圧VDDに対して安定であると するとVDD変動に対してのみ動作点を安定に保て
ば良いので、第7図の演算増幅器のバイアス回路
(第8図)からMOSトランジスタ92,93を省
略したバイアス回路190によつてPチヤネル形
MOSをトランジスタ193〜196をバイアス
し、各増幅段の動作電流のみ安定化すれば良い。
用せず、正電圧VDDのみの単一電源を用い、VDD/2 電圧を接地電圧と考えて、スイツチト・キヤパシ
タ回路を動作させる構成の演算増幅器の回路例で
ある。電圧VDD/2は電圧VDDに対して安定であると するとVDD変動に対してのみ動作点を安定に保て
ば良いので、第7図の演算増幅器のバイアス回路
(第8図)からMOSトランジスタ92,93を省
略したバイアス回路190によつてPチヤネル形
MOSをトランジスタ193〜196をバイアス
し、各増幅段の動作電流のみ安定化すれば良い。
第19図は、第13図のスイツチト・キヤパシ
タ回路とは、アナログスイツチと容量素子の配列
が異なる本発明の他の実施例を示すものである。
即ち、この実施例は、2個のアナログスイツチ2
11と212により、容量素子128への充電
と、その容量素子128から容量素子129への
電荷の移送が行なわれるものである。なお、基板
バイアス回路およびスイツチ制御回路は図示され
ていない。補正スイツチ213は第13図の実施
例と同様に構成され、同様に補正を行なうことが
できる。
タ回路とは、アナログスイツチと容量素子の配列
が異なる本発明の他の実施例を示すものである。
即ち、この実施例は、2個のアナログスイツチ2
11と212により、容量素子128への充電
と、その容量素子128から容量素子129への
電荷の移送が行なわれるものである。なお、基板
バイアス回路およびスイツチ制御回路は図示され
ていない。補正スイツチ213は第13図の実施
例と同様に構成され、同様に補正を行なうことが
できる。
第20図は補正スイツチを省略した本発明の更
に他の実施例のスイツチト・キヤパシタ回路を示
すものである。同図aは第13図aのスイツチ
ト・キヤパシタ基本回路の補正スイツチを省略し
た形の回路であり、同図bは基板バイアス回路で
ある。基板バイアス回路のダミースイツチ220
がスイツチ制御信号でオン、オフされるよう構成
されている。このため補正スイツチを省略できる
のである。このようなダミースイツチ220を用
いた基板バイアス回路は、1個のキヤパシタ基本
回路のみを使用する応用回路の場合に使用するこ
とができ、また複数のスイツチト・キヤパシタ基
本回路が同一のタイミングで動作する形の応用回
路の場合にも使用することができる。
に他の実施例のスイツチト・キヤパシタ回路を示
すものである。同図aは第13図aのスイツチ
ト・キヤパシタ基本回路の補正スイツチを省略し
た形の回路であり、同図bは基板バイアス回路で
ある。基板バイアス回路のダミースイツチ220
がスイツチ制御信号でオン、オフされるよう構成
されている。このため補正スイツチを省略できる
のである。このようなダミースイツチ220を用
いた基板バイアス回路は、1個のキヤパシタ基本
回路のみを使用する応用回路の場合に使用するこ
とができ、また複数のスイツチト・キヤパシタ基
本回路が同一のタイミングで動作する形の応用回
路の場合にも使用することができる。
以上説明したように、電源電圧変動に依存しな
い安定な電圧である基準電圧VREFを使つて動作電
流を一定に保つことによつて入力容量を通して電
源電圧変動が信号線に漏れるのを除去した演算増
幅器と、スイツチを構成するMOSの基板とソー
スあるいはドレインとの間の容量を通してスイツ
チの浮遊容量から漏れる電源電圧変動を打消す基
板バイアス回路と、によつて電源電圧変動が信号
線に伝達するのを抑圧する比率、即ち電源雑音抑
圧比の高いスイツチト・キヤパシタ回路を実現で
きる。本発明のように電源雑音抑圧比の高いスイ
ツチト・キヤパシタ回路は、高効率で安価だがパ
ルス性の雑音の多いスイツチング形安定化電源よ
り電源電圧を供給されても、高いS/N比を確保
できるため、高価な高性能電源を必要としない利
点がある。また、本発明によれば、スイツチト・
キヤパシタ回路とロジツク回路を同一の基板上に
集積化する場合に、共通に使われる電源配線、基
板を通してロジツク回路の発生するパルス性雑音
がスイツチト・キヤパシタ回路に漏れるのを抑圧
できるため、高性能で高機能な大規模集積回路を
容易に実現できる利点がある。さらに、本発明に
よれば、スイツチト・キヤパシタ回路を含むアナ
ログ信号を処理する集積回路とロジツク回路の集
積回路を同一プリント基板上に実装できるととも
に、同一電源で使用できることから、装置構成上
で大幅な経済化、小形化が図れる利点がある。
い安定な電圧である基準電圧VREFを使つて動作電
流を一定に保つことによつて入力容量を通して電
源電圧変動が信号線に漏れるのを除去した演算増
幅器と、スイツチを構成するMOSの基板とソー
スあるいはドレインとの間の容量を通してスイツ
チの浮遊容量から漏れる電源電圧変動を打消す基
板バイアス回路と、によつて電源電圧変動が信号
線に伝達するのを抑圧する比率、即ち電源雑音抑
圧比の高いスイツチト・キヤパシタ回路を実現で
きる。本発明のように電源雑音抑圧比の高いスイ
ツチト・キヤパシタ回路は、高効率で安価だがパ
ルス性の雑音の多いスイツチング形安定化電源よ
り電源電圧を供給されても、高いS/N比を確保
できるため、高価な高性能電源を必要としない利
点がある。また、本発明によれば、スイツチト・
キヤパシタ回路とロジツク回路を同一の基板上に
集積化する場合に、共通に使われる電源配線、基
板を通してロジツク回路の発生するパルス性雑音
がスイツチト・キヤパシタ回路に漏れるのを抑圧
できるため、高性能で高機能な大規模集積回路を
容易に実現できる利点がある。さらに、本発明に
よれば、スイツチト・キヤパシタ回路を含むアナ
ログ信号を処理する集積回路とロジツク回路の集
積回路を同一プリント基板上に実装できるととも
に、同一電源で使用できることから、装置構成上
で大幅な経済化、小形化が図れる利点がある。
第1図は従来のスイツチト・キヤパシタ回路の
基本回路を示すものである。第2図は第1図の回
路に用いられる従来の演算増幅器の一例を示すも
のである。第3図はCMOSデバイス構造の概略
を示す図である。第4図はMOSトランジスタの
電流特性を示す図で、Vdsはドレインソース間電
圧、Idsはドレインソース間に流れる電流を示す。
第5図は第1図のスイツチト・キヤパシタ回路に
用いる従来のアナログスイツチの例を示すもので
ある。第6図は第1図のスイツチト・キヤパシタ
回路におけるスイツチ制御回路の詳細を示すもの
である。第7図は本発明のスイツチト・キヤパシ
タ回路に用いるCMOS演算増幅回路の具体例を
示すものである。第8図は第7の演算増幅器にお
ける安定化バイアス回路の具体例を示すものであ
る。第9は第8図の安定化バイアス回路に供給す
る基準電圧VREFを発生する回路を示すものであ
る。第10図は第7図の演算増幅器の差特増幅段
の一変形例を示すものである。第11図aおよび
bは、それぞれ第7図の演算増幅器におけるVDD
雑音検出回路の具体例を示すものである。第12
図は第7図の演算増幅器の電圧増幅段の駆動トラ
ンジスタに対する雑音位相補正回路の例を示すも
のである。第13図は、本発明のスイツチト・キ
ヤパシタ回路の一実施例の回路図で、同図aはス
イツチト・キヤパシタ回路の基本回路(主要部)、
同bは基板バイアス回路を示すものである。第1
4図は第13図bの基板バイアス回路に用いられ
る高インピーダンス回路の一例を示すものであ
る。第15図は第13図bの基板バイアス回路に
用いられるスイツチ雑音検出アンプの一例を示す
ものである。第16図は基板バイアス回路に用い
られるソース・ホロワを使つたレベルシフト回路
の例を示すものである。第17図は2個のレベル
シフト回路を有する基板バイアス回路を示すもの
である。第18図は本発明に用いるCMOS演算
増幅器の他の具体例を示すもので、単一電源で動
作させる演算増幅器の例を示すものである。第1
9図は、本発明の他の実施例のスイツチト・キヤ
パシタ回路を示すものである。第20図は、補正
スイツチを省略できる本発明のさらに他の実施例
のスイツチト・キヤパシタ回路を示すものであ
る。 73…VDD雑音検出回路、75…基準電圧入力
端子、76…安定化バイアス回路、120…演算
増幅器、121〜124…アナログスイツチ、1
28…サンプル用容量素子、129…積分用容量
素子、130…スイツチト・キヤパシタ回路の信
号入力端子、131…同信号出力端子、132…
スイツチ制御回路、133…クロツク信号入力端
子、140…ダミースイツチ、141…スイツチ
雑音検出アンプ、142…レベルシフト回路、1
43…高インピーダンス回路、144…基板バイ
アス回路の出力端子、149…高電圧側電源端
子、150…低電圧側電源端子。
基本回路を示すものである。第2図は第1図の回
路に用いられる従来の演算増幅器の一例を示すも
のである。第3図はCMOSデバイス構造の概略
を示す図である。第4図はMOSトランジスタの
電流特性を示す図で、Vdsはドレインソース間電
圧、Idsはドレインソース間に流れる電流を示す。
第5図は第1図のスイツチト・キヤパシタ回路に
用いる従来のアナログスイツチの例を示すもので
ある。第6図は第1図のスイツチト・キヤパシタ
回路におけるスイツチ制御回路の詳細を示すもの
である。第7図は本発明のスイツチト・キヤパシ
タ回路に用いるCMOS演算増幅回路の具体例を
示すものである。第8図は第7の演算増幅器にお
ける安定化バイアス回路の具体例を示すものであ
る。第9は第8図の安定化バイアス回路に供給す
る基準電圧VREFを発生する回路を示すものであ
る。第10図は第7図の演算増幅器の差特増幅段
の一変形例を示すものである。第11図aおよび
bは、それぞれ第7図の演算増幅器におけるVDD
雑音検出回路の具体例を示すものである。第12
図は第7図の演算増幅器の電圧増幅段の駆動トラ
ンジスタに対する雑音位相補正回路の例を示すも
のである。第13図は、本発明のスイツチト・キ
ヤパシタ回路の一実施例の回路図で、同図aはス
イツチト・キヤパシタ回路の基本回路(主要部)、
同bは基板バイアス回路を示すものである。第1
4図は第13図bの基板バイアス回路に用いられ
る高インピーダンス回路の一例を示すものであ
る。第15図は第13図bの基板バイアス回路に
用いられるスイツチ雑音検出アンプの一例を示す
ものである。第16図は基板バイアス回路に用い
られるソース・ホロワを使つたレベルシフト回路
の例を示すものである。第17図は2個のレベル
シフト回路を有する基板バイアス回路を示すもの
である。第18図は本発明に用いるCMOS演算
増幅器の他の具体例を示すもので、単一電源で動
作させる演算増幅器の例を示すものである。第1
9図は、本発明の他の実施例のスイツチト・キヤ
パシタ回路を示すものである。第20図は、補正
スイツチを省略できる本発明のさらに他の実施例
のスイツチト・キヤパシタ回路を示すものであ
る。 73…VDD雑音検出回路、75…基準電圧入力
端子、76…安定化バイアス回路、120…演算
増幅器、121〜124…アナログスイツチ、1
28…サンプル用容量素子、129…積分用容量
素子、130…スイツチト・キヤパシタ回路の信
号入力端子、131…同信号出力端子、132…
スイツチ制御回路、133…クロツク信号入力端
子、140…ダミースイツチ、141…スイツチ
雑音検出アンプ、142…レベルシフト回路、1
43…高インピーダンス回路、144…基板バイ
アス回路の出力端子、149…高電圧側電源端
子、150…低電圧側電源端子。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 演算増幅器、容量素子、アナログスイツチで
構成されるスイツチト・キヤパシタ回路におい
て、 前記演算増幅器が、電源電圧変動に依存しない
安定な基準電圧をゲート・ソース間に印加した第
1のMOS形トランジスタのドレイン端子をカレ
ントミラー回路の入力に接続し、第1のMOS形
トランジスタのドレイン電流に比例したカレント
ミラー回路出力電流をゲートとドレインを接続し
た第2のMOS形トランジスタに流し、第2の
MOS形トランジスタのドレイン電圧をバイアス
電圧とし、演算増幅器の各増幅段の動作電流を定
めるMOS形トランジスタのゲート端子にバイア
ス電圧を加え、ソース端子を第2のMOS形トラ
ンジスタのソース端子と接続しゲート・ソース間
電圧を一定に保つ第1のバイアス回路と、増幅段
の駆動用MOS形トランジスタのゲート端子に電
源電圧変動成分を同相に印加して、そのMOS形
トランジスタのゲート・ソース間電圧を電源電圧
変動に対して一定に保つ第2のバイアス回路の、
両方あるいは第1のバイアス回路のみを備えたこ
とを特徴とするスイツチト・キヤパシタ回路。 2 演算増幅器、容量素子、アナログスイツチで
構成されるスイツチト・キヤパシタ回路におい
て、 電源電圧変動に依存しない安定な基準電圧をゲ
ート・ソース間に印加した第1のMOS形トラン
ジスタのドレイン端子をカレントミラー回路の入
力に接続し、第1のMOS形トランジスタのドレ
イン電流に比例したカレントミラー回路出力電流
をゲートとドレインを接続した第2のMOS形ト
ランジスタに流し、第2のMOS形トランジスタ
のドレイン電圧をバイアス電圧とし、演算増幅器
の各増幅段の動作電流を定めるMOS形トランジ
スタのゲート端子にバイアス電圧を加え、ソース
端子を第2のMOS形トランジスタのソース端子
と接続しゲート・ソース間電圧を一定に保つ第1
のバイアス回路と、増幅段の駆動用MOS形トラ
ンジスタのゲート端子に電源電圧変動成分を同相
に印加して、そのMOS形トランジスタのゲー
ト・ソース間電圧を電源電圧変動に対して一定に
保つ第2のバイアス回路の、両方あるいは第1の
バイアス回路のみを有する前記演算増幅器と、 前記アナログスイツチと同一回路構成で同一寸
法比のMOS形トランジスタの浮遊容量を用いて
電源電圧変動の信号線への漏れ成分を検出し、そ
の漏れ成分の逆相電圧を、前記アナログスイツチ
を構成するMOS形トランジスタの基板に印加し
て、基板とドレインあるいはソース間容量を通し
て前記アナログスイツチから信号ラインに漏れる
電源電圧変動成分を打ち消すための基板バイアス
回路を備えたことを特徴とするスイツチト・キヤ
パシタ回路。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57069821A JPS58187015A (ja) | 1982-04-26 | 1982-04-26 | スイツチト・キヤパシタ回路 |
| DE8787202532T DE3382514D1 (de) | 1982-04-26 | 1983-04-22 | Geschaltete kondensatorschaltung. |
| DE8383400803T DE3380545D1 (en) | 1982-04-26 | 1983-04-22 | Switched capacitor circuit |
| EP87202532A EP0275590B1 (en) | 1982-04-26 | 1983-04-22 | Switched capacitor circuit |
| EP83400803A EP0093644B1 (en) | 1982-04-26 | 1983-04-22 | Switched capacitor circuit |
| US06/487,523 US4622480A (en) | 1982-04-26 | 1983-04-22 | Switched capacitor circuit with high power supply projection ratio |
| CA000426621A CA1208317A (en) | 1982-04-26 | 1983-04-25 | Switched capacitor circuit |
| CA000486185A CA1213647A (en) | 1982-04-26 | 1985-06-28 | Switched capacitor circuit |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57069821A JPS58187015A (ja) | 1982-04-26 | 1982-04-26 | スイツチト・キヤパシタ回路 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24758088A Division JPH01132210A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | スイッチト・キャパシタ回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58187015A JPS58187015A (ja) | 1983-11-01 |
| JPH0113766B2 true JPH0113766B2 (ja) | 1989-03-08 |
Family
ID=13413801
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57069821A Granted JPS58187015A (ja) | 1982-04-26 | 1982-04-26 | スイツチト・キヤパシタ回路 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4622480A (ja) |
| EP (2) | EP0275590B1 (ja) |
| JP (1) | JPS58187015A (ja) |
| CA (1) | CA1208317A (ja) |
| DE (2) | DE3382514D1 (ja) |
Families Citing this family (37)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL8501492A (nl) * | 1985-05-24 | 1986-12-16 | Philips Nv | Bemonster- en houd-schakelinrichting. |
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| DE69935913T2 (de) | 1998-07-02 | 2008-01-10 | Cryptography Research Inc., San Francisco | Leckresistente aktualisierung eines indexierten kryptographischen schlüssels |
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