JPH0116838B2 - - Google Patents
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- JPH0116838B2 JPH0116838B2 JP52116558A JP11655877A JPH0116838B2 JP H0116838 B2 JPH0116838 B2 JP H0116838B2 JP 52116558 A JP52116558 A JP 52116558A JP 11655877 A JP11655877 A JP 11655877A JP H0116838 B2 JPH0116838 B2 JP H0116838B2
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- Japan
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- adenosine
- crystallization
- salt
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07H—SUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
- C07H19/00—Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof
- C07H19/02—Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof sharing nitrogen
- C07H19/04—Heterocyclic radicals containing only nitrogen atoms as ring hetero atom
- C07H19/16—Purine radicals
- C07H19/20—Purine radicals with the saccharide radical esterified by phosphoric or polyphosphoric acids
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Saccharide Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Description
本発明はアデノシン―5′―ジ燐酸の結晶化カリ
ウム塩及びその製法に関する。 アデノシン―5′―ジ燐酸(ADP)はもちろん
発酵工程における中間生成物として生じ、かつ筋
肉中でもATPからアデノシントリホスフアター
ゼの作用下に生成する。ADPは学問的目的のた
めにATPを合成するための出発物質として並び
に特に臨床診断のための試薬組成物の成分として
広範囲に使用される。 主として塩の形状で使用されるADPの従来公
知の形状は無定形であり、不十分な安定性を有す
る。即ちアデノシンモノホスフエート(AMP)
とアデノシントリホスフエート(ATP)の形成
下に分解する傾向がある。従つて例えば無定形の
ジナトリウム―ADPを33℃で3週間保存する際
にAMP10%及び3%を上回るATPが形成され
る。この不安定性は特に前記の試薬組成物のため
には著しい欠点である。 従つて安定状のADPが要望される。 ところで優れた安定性を有するADPの結晶化
モノカリウム塩を製造し得ることが判明した。 本発明の目的は空間群P21212及び単位格子定数
a=28.53±0.03Å、b=10.49±0.02Å、c=6.33
±0.02Å、α=β=γ=90.0゜、容量=1894.4Å3を
有するアデノシン―5′―ジ燐酸斜方晶カリウム塩
である。 前記の数値の測定は、フイルム―結晶間距離
75.0mmでNiをフイルターとしてCuK〓―照射(λ
=1.54182Å)を用いて得られる、精密フイルム
上の各4つの反射距離から得られた。分析値によ
ればモノカリウム塩・二水和物である。 “ナチユア(Natur)”、第262巻、234〜236頁
(1976年)から、ADPの結晶化ルビジウム塩は公
知である。しかしながらこの公知の結晶化塩に関
しては優れた安定性は知られておらず、その上に
該文献には他の一価又は二価のADP―塩を結晶
化できなかつたことが記載されている。 市販の無定形ADP―Na2―塩に対する本発明
による結晶化塩の優れた安定性は次の表から示さ
れる。
ウム塩及びその製法に関する。 アデノシン―5′―ジ燐酸(ADP)はもちろん
発酵工程における中間生成物として生じ、かつ筋
肉中でもATPからアデノシントリホスフアター
ゼの作用下に生成する。ADPは学問的目的のた
めにATPを合成するための出発物質として並び
に特に臨床診断のための試薬組成物の成分として
広範囲に使用される。 主として塩の形状で使用されるADPの従来公
知の形状は無定形であり、不十分な安定性を有す
る。即ちアデノシンモノホスフエート(AMP)
とアデノシントリホスフエート(ATP)の形成
下に分解する傾向がある。従つて例えば無定形の
ジナトリウム―ADPを33℃で3週間保存する際
にAMP10%及び3%を上回るATPが形成され
る。この不安定性は特に前記の試薬組成物のため
には著しい欠点である。 従つて安定状のADPが要望される。 ところで優れた安定性を有するADPの結晶化
モノカリウム塩を製造し得ることが判明した。 本発明の目的は空間群P21212及び単位格子定数
a=28.53±0.03Å、b=10.49±0.02Å、c=6.33
±0.02Å、α=β=γ=90.0゜、容量=1894.4Å3を
有するアデノシン―5′―ジ燐酸斜方晶カリウム塩
である。 前記の数値の測定は、フイルム―結晶間距離
75.0mmでNiをフイルターとしてCuK〓―照射(λ
=1.54182Å)を用いて得られる、精密フイルム
上の各4つの反射距離から得られた。分析値によ
ればモノカリウム塩・二水和物である。 “ナチユア(Natur)”、第262巻、234〜236頁
(1976年)から、ADPの結晶化ルビジウム塩は公
知である。しかしながらこの公知の結晶化塩に関
しては優れた安定性は知られておらず、その上に
該文献には他の一価又は二価のADP―塩を結晶
化できなかつたことが記載されている。 市販の無定形ADP―Na2―塩に対する本発明
による結晶化塩の優れた安定性は次の表から示さ
れる。
【表】
表中の数値は分析測定した含量(%)である。
迅速熟成試験において本発明による結晶塩は実
際に分解を受けないが、公知の無定形ナトリウム
塩では明白な分解が起きることが認められる。 次に本発明による方法で得られたADP―K塩
と他の方法で得られたADP―K塩との安定性を
比較測定し、その結果を第2表に示す(比較実験
に使用した酸の純度も例1におけると同様99%で
あつた)。
際に分解を受けないが、公知の無定形ナトリウム
塩では明白な分解が起きることが認められる。 次に本発明による方法で得られたADP―K塩
と他の方法で得られたADP―K塩との安定性を
比較測定し、その結果を第2表に示す(比較実験
に使用した酸の純度も例1におけると同様99%で
あつた)。
【表】
【表】
ADP−K塩と、公知結晶ADP塩との安定性を
比較測定し、その結果を第3表に示す。
比較測定し、その結果を第3表に示す。
【表】
この第3表から、すべての公知の結晶ADP−
塩並びに容易に製造可能な無定形塩が本発明の結
晶ADP−モノカリウム塩より不安定であること
が明らかである。ADP−ルビジウム塩だけが例
外であるが、このルビジウム塩の製造には著しい
費用がかかり、産業的には問題にならない。 本発明のもう1つの目的はADPの結晶性カリ
ウム塩の製法である。該方法は遊離酸又はその塩
の形状のアデノシン―5′―ジ燐酸をカリウム塩の
希釈水溶液に変換し、PH2.7〜2.9で有利に2.7〜
2.9で溷濁が始まるまで水溶性有機溶剤を加え、
その際晶出が始まるまで撹拌し、かつ結晶化の終
結後に結晶を分離するか又は遊離酸及び易溶性カ
リウム塩の濃溶液を混合し、直接形成される結晶
生成物を取得することより成る。結晶化は撹拌な
しでも可能であるが、もちろんその場合には末期
晶出にはかなりの時間を必要とする。 有利に親水性有機溶剤としてメタノールを
ADP―K―溶液と溶剤との比、1:0.2〜4、有
利に1:0.8〜2で使用し、晶出開始まで一定の
温度で、引続きADP―Kの完全な結晶化まで約
0℃〜4℃まで下げて操作する。一定の温度とし
ては室温が有利である。 一般に結晶化前の水性ADP―K―溶液は濃度
1〜35%、有利に8〜12%を有する。 本発明方法では特に親水性溶剤として次のもの
を使用することができる:低級アルコール、例え
ばエタノール、プロパノール;エーテル、例えば
ジオキサン;ニトリル、例えばアセトニトリル、
並びにケトン、例えばアセトン及び前記の溶剤の
混合物。 使用される親水性有機溶剤は水中に十分に混合
されるものでなければならない、その結果ADP
―Kの結晶化のための均質な水/溶剤混合物系を
得ることができる。 普通結晶化は結晶形成開始後主として2〜40時
間で終結する、もちろんこれは溶液中の不純物の
種類及び量、水溶性有機溶剤の種類、温度等によ
る。芽晶の添加は結晶化の促進に有利であり、し
かも大量の不純物、例えばAMP又はATPが溶液
中に存在する場合に特に有利である。 前記の方法の他に、ADPの本発明による結晶
性塩は純粋な水から水溶液を濃度30〜100%で数
時間放置する際に得られる。もちろんその際大き
な収量損失を認めなければならない。本発明によ
り、従来公知の無定形のADP、例えばADP―
Na2又はADP―遊離酸に比べて高い純度、著し
く良好な安定性及び非吸湿性により優れている結
晶が得られる。 ADP―Kを結晶で得る、もう一つの方法は
ADP(遊離酸)の水溶液に化学量論的量のKCl又
は同様のカリウム塩を加えることである。もちろ
んこの時生じる結晶性ADP―Kは高い結晶水含
量を有する。 次に実施例につき本発明を詳説する。 例 1 ADP―遊離酸(99%)10gを脱塩したH2O70
ml中に溶かし、かつ撹拌下に5重量%―KOHを
用いてPH=2.8に調節する。溶液を99mlに希釈
(ADPの濃度=10%)後室温で撹拌後メタノール
約100mlを添加し、その際溶剤は僅かに濁る。約
30分後ADP―Kの結晶化が開始し、更にメタノ
ール50mlの添加により1時間以内に完了する。引
続き混合物を撹拌せずに一夜にわたつて+4℃
(冷却函)で置く。約20時間後結晶生成物を吸引
濾過し、若干量のアセトン中で洗いかつ真空中で
乾燥剤なしで乾燥する。 収量は空間群P21212及び単位結晶格子定数 a=28.53±0.03Å b=10.49±0.02Å c=6.33±0.02Å d=β=γ=90.0゜ 容量=1894.4Å3 を有するアデノシン―5′―ジ燐酸の斜方晶カリウ
ム塩・二水和物約11gである(理論の95%)。 例 2 結晶化したADP―K 5gをH2O 55ml中に溶
かし(ADP―Kの濃度=9%)、かつ室温で撹拌
下にアセトニトリル約50mlを加える。約2時間後
ADP―Kの結晶化が始まる。結晶化を完成させ
るために、アセトニトリル更に約10mlを添加し、
引続き懸濁液を撹拌せずに冷却函(+4℃)中に
入れる。約20時間後結晶生成物を吸引濾過し、ア
セトン若干量中で洗い、真空中で乾燥剤を用いず
に乾燥する。 収量は空間群P21212及び単位結晶格子定数 a=28.53±0.03Å b=10.49±0.02Å c=6.33±0.02Å d=β=γ=90.0゜ 容量=1894.4Å3 を有するアデノシン―5′―ジ燐酸の斜方晶カリウ
ム塩・二水和物約4.5gである(理論の90%)。 例 3 9%―ADP―K―溶液55mlに撹拌下にジオキ
サン40mlを加える。約1時間後ADP―Kの結晶
化が始まる。結晶化を完成するために懸濁液を20
時間、+4℃で撹拌せずに置く。引続き結晶生成
物を吸引濾過し、少量のアセトン中で洗いかつ真
空中で乾燥剤を用いずに乾燥する。 収量は空間群P21212及び単位結晶格子定数 a=28.53±0.03Å b=10.49±0.02Å c=6.33±0.02Å d=β=γ=90.0゜ 容量=1894.4Å3 を有するアデノシン―5′―ジ燐酸の斜方晶カリウ
ム塩・二水和物約4.6gである(理論の93%)。 例 4 10%―ADP―K―溶液100mlにアセトン約80ml
を撹拌下に濁るまで加える。約6時間後ADP―
Kが晶出し始める。引続き懸濁液を撹拌せずに+
4℃で置く。約20時間後更にアセトン20mlを添加
し、引続き結晶生成物を吸引濾過し、少量のアセ
トン中で洗いかつ真空中乾燥剤を用いずに乾燥す
る。 収量は空間群P21212及び単位結晶格子定数 a=28.53±0.03Å b=10.49±0.02Å c=6.33±0.02Å d=β=γ=90.0゜ 容量=1894.4Å3 を有するアデノシン―5′―ジ燐酸の斜方晶カリウ
ム塩・二水和物約8.7gである(理論の87%)。 例 5 比較例 PH1.6における結晶化実験 ADPの遊離酸(99%)1gを脱塩水8ml中に
溶かし、撹拌下に希KOH(約5重量%溶液)でPH
=1.6に調節する。更に撹拌下に室温でメタノー
ル9mlを添加すると、該溶液はわずかに混濁す
る。約2時間後にゆつくりとしたADP―Kの結
晶化が始まり、更にメタノール10mlを添加するこ
とにより結晶化を完全にする。 +4℃に冷却した後、結晶を吸引濾過し、少量
のアセトン中で洗浄し、真空中で乾燥剤なしで乾
燥させる。 収率は約ADP―K0.70g(理論値の60%)であ
つた。 PH4における結晶化実験 ADP―K3.5gを脱塩水25ml中に溶かし、希
KOH(約5重量%溶液)でPH値4に調節した後、
撹拌下に室温でメタノール38mlを加えると、該溶
液はわずかに混濁する。約30分後にADP―Kの
結晶化が始まる。更に、メタノール12mlを添加
し、+4℃に冷却することにより結晶化を完全に
する。 結晶を吸引濾過し、わずかなアセトン中で洗浄
し、乾燥剤なしで真空中で乾燥する。 収率はADP―K約2g(理論値の57%)であ
る。
塩並びに容易に製造可能な無定形塩が本発明の結
晶ADP−モノカリウム塩より不安定であること
が明らかである。ADP−ルビジウム塩だけが例
外であるが、このルビジウム塩の製造には著しい
費用がかかり、産業的には問題にならない。 本発明のもう1つの目的はADPの結晶性カリ
ウム塩の製法である。該方法は遊離酸又はその塩
の形状のアデノシン―5′―ジ燐酸をカリウム塩の
希釈水溶液に変換し、PH2.7〜2.9で有利に2.7〜
2.9で溷濁が始まるまで水溶性有機溶剤を加え、
その際晶出が始まるまで撹拌し、かつ結晶化の終
結後に結晶を分離するか又は遊離酸及び易溶性カ
リウム塩の濃溶液を混合し、直接形成される結晶
生成物を取得することより成る。結晶化は撹拌な
しでも可能であるが、もちろんその場合には末期
晶出にはかなりの時間を必要とする。 有利に親水性有機溶剤としてメタノールを
ADP―K―溶液と溶剤との比、1:0.2〜4、有
利に1:0.8〜2で使用し、晶出開始まで一定の
温度で、引続きADP―Kの完全な結晶化まで約
0℃〜4℃まで下げて操作する。一定の温度とし
ては室温が有利である。 一般に結晶化前の水性ADP―K―溶液は濃度
1〜35%、有利に8〜12%を有する。 本発明方法では特に親水性溶剤として次のもの
を使用することができる:低級アルコール、例え
ばエタノール、プロパノール;エーテル、例えば
ジオキサン;ニトリル、例えばアセトニトリル、
並びにケトン、例えばアセトン及び前記の溶剤の
混合物。 使用される親水性有機溶剤は水中に十分に混合
されるものでなければならない、その結果ADP
―Kの結晶化のための均質な水/溶剤混合物系を
得ることができる。 普通結晶化は結晶形成開始後主として2〜40時
間で終結する、もちろんこれは溶液中の不純物の
種類及び量、水溶性有機溶剤の種類、温度等によ
る。芽晶の添加は結晶化の促進に有利であり、し
かも大量の不純物、例えばAMP又はATPが溶液
中に存在する場合に特に有利である。 前記の方法の他に、ADPの本発明による結晶
性塩は純粋な水から水溶液を濃度30〜100%で数
時間放置する際に得られる。もちろんその際大き
な収量損失を認めなければならない。本発明によ
り、従来公知の無定形のADP、例えばADP―
Na2又はADP―遊離酸に比べて高い純度、著し
く良好な安定性及び非吸湿性により優れている結
晶が得られる。 ADP―Kを結晶で得る、もう一つの方法は
ADP(遊離酸)の水溶液に化学量論的量のKCl又
は同様のカリウム塩を加えることである。もちろ
んこの時生じる結晶性ADP―Kは高い結晶水含
量を有する。 次に実施例につき本発明を詳説する。 例 1 ADP―遊離酸(99%)10gを脱塩したH2O70
ml中に溶かし、かつ撹拌下に5重量%―KOHを
用いてPH=2.8に調節する。溶液を99mlに希釈
(ADPの濃度=10%)後室温で撹拌後メタノール
約100mlを添加し、その際溶剤は僅かに濁る。約
30分後ADP―Kの結晶化が開始し、更にメタノ
ール50mlの添加により1時間以内に完了する。引
続き混合物を撹拌せずに一夜にわたつて+4℃
(冷却函)で置く。約20時間後結晶生成物を吸引
濾過し、若干量のアセトン中で洗いかつ真空中で
乾燥剤なしで乾燥する。 収量は空間群P21212及び単位結晶格子定数 a=28.53±0.03Å b=10.49±0.02Å c=6.33±0.02Å d=β=γ=90.0゜ 容量=1894.4Å3 を有するアデノシン―5′―ジ燐酸の斜方晶カリウ
ム塩・二水和物約11gである(理論の95%)。 例 2 結晶化したADP―K 5gをH2O 55ml中に溶
かし(ADP―Kの濃度=9%)、かつ室温で撹拌
下にアセトニトリル約50mlを加える。約2時間後
ADP―Kの結晶化が始まる。結晶化を完成させ
るために、アセトニトリル更に約10mlを添加し、
引続き懸濁液を撹拌せずに冷却函(+4℃)中に
入れる。約20時間後結晶生成物を吸引濾過し、ア
セトン若干量中で洗い、真空中で乾燥剤を用いず
に乾燥する。 収量は空間群P21212及び単位結晶格子定数 a=28.53±0.03Å b=10.49±0.02Å c=6.33±0.02Å d=β=γ=90.0゜ 容量=1894.4Å3 を有するアデノシン―5′―ジ燐酸の斜方晶カリウ
ム塩・二水和物約4.5gである(理論の90%)。 例 3 9%―ADP―K―溶液55mlに撹拌下にジオキ
サン40mlを加える。約1時間後ADP―Kの結晶
化が始まる。結晶化を完成するために懸濁液を20
時間、+4℃で撹拌せずに置く。引続き結晶生成
物を吸引濾過し、少量のアセトン中で洗いかつ真
空中で乾燥剤を用いずに乾燥する。 収量は空間群P21212及び単位結晶格子定数 a=28.53±0.03Å b=10.49±0.02Å c=6.33±0.02Å d=β=γ=90.0゜ 容量=1894.4Å3 を有するアデノシン―5′―ジ燐酸の斜方晶カリウ
ム塩・二水和物約4.6gである(理論の93%)。 例 4 10%―ADP―K―溶液100mlにアセトン約80ml
を撹拌下に濁るまで加える。約6時間後ADP―
Kが晶出し始める。引続き懸濁液を撹拌せずに+
4℃で置く。約20時間後更にアセトン20mlを添加
し、引続き結晶生成物を吸引濾過し、少量のアセ
トン中で洗いかつ真空中乾燥剤を用いずに乾燥す
る。 収量は空間群P21212及び単位結晶格子定数 a=28.53±0.03Å b=10.49±0.02Å c=6.33±0.02Å d=β=γ=90.0゜ 容量=1894.4Å3 を有するアデノシン―5′―ジ燐酸の斜方晶カリウ
ム塩・二水和物約8.7gである(理論の87%)。 例 5 比較例 PH1.6における結晶化実験 ADPの遊離酸(99%)1gを脱塩水8ml中に
溶かし、撹拌下に希KOH(約5重量%溶液)でPH
=1.6に調節する。更に撹拌下に室温でメタノー
ル9mlを添加すると、該溶液はわずかに混濁す
る。約2時間後にゆつくりとしたADP―Kの結
晶化が始まり、更にメタノール10mlを添加するこ
とにより結晶化を完全にする。 +4℃に冷却した後、結晶を吸引濾過し、少量
のアセトン中で洗浄し、真空中で乾燥剤なしで乾
燥させる。 収率は約ADP―K0.70g(理論値の60%)であ
つた。 PH4における結晶化実験 ADP―K3.5gを脱塩水25ml中に溶かし、希
KOH(約5重量%溶液)でPH値4に調節した後、
撹拌下に室温でメタノール38mlを加えると、該溶
液はわずかに混濁する。約30分後にADP―Kの
結晶化が始まる。更に、メタノール12mlを添加
し、+4℃に冷却することにより結晶化を完全に
する。 結晶を吸引濾過し、わずかなアセトン中で洗浄
し、乾燥剤なしで真空中で乾燥する。 収率はADP―K約2g(理論値の57%)であ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 空間群P21212及び単位格子定数 a=28.53±0.03Å b=10.49±0.02Å c=6.33±0.02Å α=β=γ=90.0゜ 容量=1894.4Å3 を有する斜方晶のアデノシン―5′―ジ燐酸モノカ
リウム塩・二水和物。 2 空間群P21212及び単位格子定数 a=28.53±0.03 b=10.49±0.02 c=6.33±0.02 α=β=γ=90.0゜ 容量=1894.4Å3 を有する斜方晶のアデノシン―5′―ジ燐酸モノカ
リウム塩・二水和物を製造するに当たり、遊離酸
又はその塩の形状のアデノシン―5′―ジ燐酸をカ
リウム塩の希釈水溶液に変換し、PH2.7〜2.9で溷
濁が始まるまで水溶性有機溶剤を加え、その際晶
出が始まるまで撹拌し、かつ結晶化の終結後に結
晶を分離するか又は遊離酸及び易溶性カリウム塩
の濃溶液を混合し、直接形成される結晶生成物を
取得することを特徴とする、斜方晶のアデノシン
―5′―ジ燐酸モノカリウム塩・二水和物の製法。 3 ADP―カリウム塩―溶液と親水性有機溶剤
の比1:0.2〜4容量部を維持する特許請求の範
囲第2項記載の方法。 4 温度を晶出開始までは一定に保ち、次いで0
〜4℃に下げる特許請求の範囲第2項又は第3項
記載の方法。 5 1〜35%―水性ADP―カリウム溶液を使用
する特許請求の範囲第2項から第4項までのいず
れか1項記載の方法。 6 8〜12%―水性ADP―カリウム溶液を使用
する特許請求の範囲第5項記載の方法。 7 親水性有機溶剤として低級アルカノール、エ
ーテル、ニトリル又はケトン又はそれらの混合物
を使用する特許請求の範囲第2項から第6項まで
のいずれか1項記載の方法。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE2722644A DE2722644C3 (de) | 1977-05-18 | 1977-05-18 | Kristallisiertes Monokaliumsalz von Adenosin-5`-diphosphorsäure und Verfahren zu seiner Herstellung |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53144599A JPS53144599A (en) | 1978-12-15 |
| JPH0116838B2 true JPH0116838B2 (ja) | 1989-03-27 |
Family
ID=6009382
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11655877A Granted JPS53144599A (en) | 1977-05-18 | 1977-09-28 | Crystalline kalium salt adfnosinee55diphosphate and process for preparing same |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4151348A (ja) |
| JP (1) | JPS53144599A (ja) |
| DE (1) | DE2722644C3 (ja) |
| GB (1) | GB1531108A (ja) |
| IE (1) | IE45684B1 (ja) |
| IT (1) | IT1086089B (ja) |
| NL (1) | NL7800020A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2634374B1 (fr) * | 1988-07-19 | 1993-10-15 | Laboratoires Serobiologiques | Agents photoprotecteurs, cytophotoprotecteurs cutanes ayant une activite photoprotectrice des cellules constitutives, fonctionnelles de la peau, en particulier des cellules de langerhans, a base de composes nucleiques : nucleoprotides, ribonucleotides et desoxyribonucleotides, ribonucleosides et desoxyribonucleosides, compositions cosmetiques ou dermo-pharmaceutiques contenant un tel agent ainsi que des nouveaux composes en soi |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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