JPH0117435B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0117435B2 JPH0117435B2 JP14010684A JP14010684A JPH0117435B2 JP H0117435 B2 JPH0117435 B2 JP H0117435B2 JP 14010684 A JP14010684 A JP 14010684A JP 14010684 A JP14010684 A JP 14010684A JP H0117435 B2 JPH0117435 B2 JP H0117435B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- semiconductor
- metal ions
- light
- heavy metal
- catalyst
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Physical Water Treatments (AREA)
- Removal Of Specific Substances (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は半導体粉末の光照射時の酸化力で、廃
水中の重金属イオンを酸化して酸化物として沈漬
させることによつて廃水から除去する方法に関す
るものである。
水中の重金属イオンを酸化して酸化物として沈漬
させることによつて廃水から除去する方法に関す
るものである。
二酸化チタンの電極を用いて光照射により水を
分解して、水素と酸素を発生させる画期的な研究
が発表されて以来、半導体を用いる光エネルギー
利用の試みが行なわれている。半導体触媒の特徴
はその強い酸化及び還元の力にあり、水に対して
は還元により水素を発生し、酸化により酸素を発
生する。本発明は、このような半導体の光照射時
の酸化力を利用して、廃水中の重金属イオンを酸
化物に交換して、効率よく除去するものである。
分解して、水素と酸素を発生させる画期的な研究
が発表されて以来、半導体を用いる光エネルギー
利用の試みが行なわれている。半導体触媒の特徴
はその強い酸化及び還元の力にあり、水に対して
は還元により水素を発生し、酸化により酸素を発
生する。本発明は、このような半導体の光照射時
の酸化力を利用して、廃水中の重金属イオンを酸
化物に交換して、効率よく除去するものである。
廃水中の重金属イオンの除去法には、イオン交
換樹脂で吸着するあるいは廃水をアルカリ性にし
て、水酸化物として沈殿するなどの方法がとられ
ている。しかしイオン交換樹脂は高価であり、繰
り返し使用すると劣下してゆく。また、廃水をア
ルカリ性にすると、重金属イオンを除去した後
に、更に酸を加えて中和しなければならない、ま
たこのようにしても金属イオンの濃度の小さい場
合には、完全に除去することができない。本発明
者はこれらの欠点を克服して、しかも手軽に実行
できる重金属イオンの除去方法について研究した
結果、本発明を完成するにいたつた。
換樹脂で吸着するあるいは廃水をアルカリ性にし
て、水酸化物として沈殿するなどの方法がとられ
ている。しかしイオン交換樹脂は高価であり、繰
り返し使用すると劣下してゆく。また、廃水をア
ルカリ性にすると、重金属イオンを除去した後
に、更に酸を加えて中和しなければならない、ま
たこのようにしても金属イオンの濃度の小さい場
合には、完全に除去することができない。本発明
者はこれらの欠点を克服して、しかも手軽に実行
できる重金属イオンの除去方法について研究した
結果、本発明を完成するにいたつた。
即ち、半導体又は貴金属を担持させた半導体を
主成分とする触媒の存在下、重金属イオンを含む
廃水に光照射し、廃水中の重金属イオンを該触媒
上に沈漬させることを特徴とする廃水中の重金属
イオンの除去方法が提供される。
主成分とする触媒の存在下、重金属イオンを含む
廃水に光照射し、廃水中の重金属イオンを該触媒
上に沈漬させることを特徴とする廃水中の重金属
イオンの除去方法が提供される。
本発明で用いる触媒は、半導体を主成分とする
ものであり、このような半導体触媒の存在下で重
金属イオンを含む廃水を光照射すると、重金属は
酸化され、半導体表面上に、重金属イオンが酸化
物として沈漬する。
ものであり、このような半導体触媒の存在下で重
金属イオンを含む廃水を光照射すると、重金属は
酸化され、半導体表面上に、重金属イオンが酸化
物として沈漬する。
本発明で用いる触媒は、半導体表面に沈漬した
酸化物は酸の溶液で簡単に除かれ、この処理によ
る半導体や白金の目減りがほとんどなく、触媒は
繰り返し使用することができる。従来、公害除去
に光を利用する場合には、多くは低圧水銀灯の紫
外光を用いたが、本発明では350mμ以上の可視
光領域の光で実施できる。従つて、容器は石英ガ
ラスを用いる必要はなく、パイレツクスガラスを
用いることができる。
酸化物は酸の溶液で簡単に除かれ、この処理によ
る半導体や白金の目減りがほとんどなく、触媒は
繰り返し使用することができる。従来、公害除去
に光を利用する場合には、多くは低圧水銀灯の紫
外光を用いたが、本発明では350mμ以上の可視
光領域の光で実施できる。従つて、容器は石英ガ
ラスを用いる必要はなく、パイレツクスガラスを
用いることができる。
本発明に用いる半導体は価電子帯と伝導帯の間
が光源の光を吸収できる大きさであり、かつ価電
子帯の位置が金属の酸化を起しうるように、酸化
電位より正であり伝導体の位置がO2+e-→O2 -お
よび2H++2e-→H2の反応を起すに十分なよう
に、−0.5VsNHEより負であることが必要である。
このような条件は、価電子帯で重金属イオンを酸
化すると同時に、伝導帯の還元力で溶存酸素ある
いは水を還元し、半導体内部で生ずる電荷の分離
を効率良くするために必要である。
が光源の光を吸収できる大きさであり、かつ価電
子帯の位置が金属の酸化を起しうるように、酸化
電位より正であり伝導体の位置がO2+e-→O2 -お
よび2H++2e-→H2の反応を起すに十分なよう
に、−0.5VsNHEより負であることが必要である。
このような条件は、価電子帯で重金属イオンを酸
化すると同時に、伝導帯の還元力で溶存酸素ある
いは水を還元し、半導体内部で生ずる電荷の分離
を効率良くするために必要である。
本発明で使用し得る半導体としては、例えば、
二酸化チタン、チタン酸ストロンチウム、チタン
酸バリウム等が挙げられ、通常、粉末で用いら
れ、粉子径の小さなもの程好ましい。本発明にお
いては市販の粉末状半導体をそのまま用いること
ができる。また、本発明においては、半導体に
は、助触媒として貴金属類を担持させることがで
きる。この場合、半導体に対する貴金属の担持
は、従来公知の方法、例えば、「ケミカルソサイ
テイ(C−hem.Soc、)」第100巻、第4317頁
(1978年)に記載の方法(後記実施例の記載を参
照)によつて行うことができる。担持させる貴金
属としては、白金、パラジウム、ルテニウム、金
等が挙げられ、特に白金が好ましい。また、貴金
属類の担持量は、半導体1重量部に対し0.005〜
0.2重量部、好ましくは0.02〜0.1重量部である。
光照射に用いる光としては、使用する半導体によ
り異なるが、一般的には、350mμ〜600mμの波
長の光が用いられ、例えば、二酸化チタンやチタ
ン酸ストロンチウムの場合、350mμ〜420mμの
波長の光が好ましく用いられる。光源ランプとし
ては、超高圧水銀灯や、ハロゲンランプ、キセノ
ンランプ等が用いられる。
二酸化チタン、チタン酸ストロンチウム、チタン
酸バリウム等が挙げられ、通常、粉末で用いら
れ、粉子径の小さなもの程好ましい。本発明にお
いては市販の粉末状半導体をそのまま用いること
ができる。また、本発明においては、半導体に
は、助触媒として貴金属類を担持させることがで
きる。この場合、半導体に対する貴金属の担持
は、従来公知の方法、例えば、「ケミカルソサイ
テイ(C−hem.Soc、)」第100巻、第4317頁
(1978年)に記載の方法(後記実施例の記載を参
照)によつて行うことができる。担持させる貴金
属としては、白金、パラジウム、ルテニウム、金
等が挙げられ、特に白金が好ましい。また、貴金
属類の担持量は、半導体1重量部に対し0.005〜
0.2重量部、好ましくは0.02〜0.1重量部である。
光照射に用いる光としては、使用する半導体によ
り異なるが、一般的には、350mμ〜600mμの波
長の光が用いられ、例えば、二酸化チタンやチタ
ン酸ストロンチウムの場合、350mμ〜420mμの
波長の光が好ましく用いられる。光源ランプとし
ては、超高圧水銀灯や、ハロゲンランプ、キセノ
ンランプ等が用いられる。
本発明は、鉛、コバルト、マンガン、タリウ
ム、水銀等の重金属イオンを含む種々の廃水に適
用される。
ム、水銀等の重金属イオンを含む種々の廃水に適
用される。
次に本発明を実施例に基づき、更に詳細に説明
する。
する。
実施例 1
市販の二酸化チタン(ルチル)に白金を担持し
た白金担持触媒の0.01gを10×10×45mmのパイレ
ツクスガラス製のセルに入れ、0.002mol/の
鉛の溶液の3c.c.を加えた。この懸濁液をかきまぜ
ながら、500Wの高圧水銀灯の赤外部を水フイル
ターでカツトし、350mμ以下の紫外光を水フイ
ルターのパイレツクスガラスの窓でカツトした光
で照射した。照射後の懸濁液の上澄液を一定量取
り出して、ピリジルアゾレゾルシノールを加えて
発色させ、残存する鉛の濃度を比色分析した。30
分照射後に、鉛の94%が除去された。
た白金担持触媒の0.01gを10×10×45mmのパイレ
ツクスガラス製のセルに入れ、0.002mol/の
鉛の溶液の3c.c.を加えた。この懸濁液をかきまぜ
ながら、500Wの高圧水銀灯の赤外部を水フイル
ターでカツトし、350mμ以下の紫外光を水フイ
ルターのパイレツクスガラスの窓でカツトした光
で照射した。照射後の懸濁液の上澄液を一定量取
り出して、ピリジルアゾレゾルシノールを加えて
発色させ、残存する鉛の濃度を比色分析した。30
分照射後に、鉛の94%が除去された。
なお、前記白金担持半導体触媒は、「ケミカル
ソサイテイ」第100巻、第4371頁に記載の方法に
従つて、次のように製造したものである。
ソサイテイ」第100巻、第4371頁に記載の方法に
従つて、次のように製造したものである。
半導体(ルチル)粉末2gを0.1Mの塩化白金
酸水溶液に懸濁させ、これに窒素ガスを送入して
溶存酸素を除いた後、高圧水銀灯の光を照射し
て、半導体表面に白金を沈着させる。その後、白
金の沈着した半導体を別し、十分に水洗する。
酸水溶液に懸濁させ、これに窒素ガスを送入して
溶存酸素を除いた後、高圧水銀灯の光を照射し
て、半導体表面に白金を沈着させる。その後、白
金の沈着した半導体を別し、十分に水洗する。
実施例 2
0.002mol/のタリウム溶液の3c.c.と、白金
担持二酸化チタンの0.01gを含む懸濁液に、空気
を20分間送つた後に、実施例1と同様の方法で1
時間照射した。タリウムの15%が除去された。
担持二酸化チタンの0.01gを含む懸濁液に、空気
を20分間送つた後に、実施例1と同様の方法で1
時間照射した。タリウムの15%が除去された。
実施例 3
チタン酸ストロンチウムの0.01gと10-3mol/
の鉛の溶液の3c.c.を含む懸濁液に空気を1時間
送つた後に、実施例1と同様の方法で2時間照射
した。鉛の55%が除去された。
の鉛の溶液の3c.c.を含む懸濁液に空気を1時間
送つた後に、実施例1と同様の方法で2時間照射
した。鉛の55%が除去された。
実施例 4
実施例1で得た半導体触媒を懸濁させた
10-3mol/のマンガンを含む溶液に実施例1と
同様の方法で光照射した。1時間の後にマンガン
がほとんど全て除去された。
10-3mol/のマンガンを含む溶液に実施例1と
同様の方法で光照射した。1時間の後にマンガン
がほとんど全て除去された。
参考例
実施例1の操作で得た触媒表面に沈漬した酸化
鉛を5%の塩酸中で1時間撹拌した。この操作に
より酸化鉛の89%が、触媒表面から除去された。
鉛を5%の塩酸中で1時間撹拌した。この操作に
より酸化鉛の89%が、触媒表面から除去された。
実施例 5
二酸化チタン0.015gと10-4molの水銀イオン3
c.c.を含む懸濁液を、実施例1と同様の方法で30分
間照射した後に水銀の82%が除去された。
c.c.を含む懸濁液を、実施例1と同様の方法で30分
間照射した後に水銀の82%が除去された。
Claims (1)
- 1 半導体又は貴金属を担持させた半導体を主成
分とする触媒の存在下、重金属イオンを含む廃水
中に光照射し、廃水中の重金属イオンを該触媒上
に沈漬させることを特徴とする廃水中の重金属イ
オンの除去方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14010684A JPS6118494A (ja) | 1984-07-05 | 1984-07-05 | 廃水中の重金属イオンの除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14010684A JPS6118494A (ja) | 1984-07-05 | 1984-07-05 | 廃水中の重金属イオンの除去方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6118494A JPS6118494A (ja) | 1986-01-27 |
| JPH0117435B2 true JPH0117435B2 (ja) | 1989-03-30 |
Family
ID=15261073
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14010684A Granted JPS6118494A (ja) | 1984-07-05 | 1984-07-05 | 廃水中の重金属イオンの除去方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6118494A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE69940491D1 (de) | 1998-09-08 | 2009-04-16 | Meidensha Electric Mfg Co Ltd | Verfahren zur Zersetzung vom Bromsäure mit Photokatakysatoren |
-
1984
- 1984-07-05 JP JP14010684A patent/JPS6118494A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6118494A (ja) | 1986-01-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |