JPH0121802B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0121802B2 JPH0121802B2 JP57055097A JP5509782A JPH0121802B2 JP H0121802 B2 JPH0121802 B2 JP H0121802B2 JP 57055097 A JP57055097 A JP 57055097A JP 5509782 A JP5509782 A JP 5509782A JP H0121802 B2 JPH0121802 B2 JP H0121802B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- smoke
- agent
- smoking
- organic blowing
- blowing agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
本発明は自己消炎性の燻煙を得る燻煙剤の燻煙
方法に関するものである。 衛生害虫、農林産業における害虫または病原菌
の防除に、有害生物駆除物質(以下、有効成分と
いう。)が分散したガスを空中に噴出させる燻煙
剤が使用されているが、燻煙剤から発生する燻煙
は可燃性の有効成分を微粒子状で含んでいるため
に、空気中に拡散する前の状態、すなわち噴煙孔
から噴出した直後の燻煙は、火炎に触れると着火
して燃え上り、着炎源を取去つても燻煙の発生し
ている限り燃焼が続くという危険性があつた。 本発明者らは、この燻煙の燃焼をおさえる方法
について検討を重ねた結果、燻煙剤の組成を撰定
し、それからの燻煙の発生方法を改善することに
よつて燻煙に自己消炎性が与えられることを見出
し、本発明を完成した。 すなわち本発明は、有効成分と有機発泡剤とを
含有する燻煙剤を、燻煙の噴出速度1.2m/秒以
上で燻煙することから成る。 本発明において使用する燻煙剤は、有機発泡剤
を含有するものである。すなわち熱分解してガス
を発生するガス発生剤として、有機発泡剤を使用
したものである。これは本発明においては燻煙を
限度以上の噴出速度で噴出させることが要求さ
れ、そのためには分解時に大量のガスを発生する
有機発泡剤が必要であり、さらに分解ガスが主と
して窒素ガスを含んでおり燻煙の燃焼性を下げる
効果を有するからである。 有機発泡剤にはアゾジカルボンアミドのような
アゾジカルボナミド類、ジニトロソペンタメチレ
ンテトラミンのようなニトロソ化合物、4,4′―
オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジツドのよ
うなスルホニルヒドラジド類などがあるが、アゾ
ジカルボンアミドは分解温度が約200℃で有効成
分の揮散に適する温度であり、また、約270ml/
gという大量の分解ガスを発生し、これは窒素ガ
スを約65%含んでいるので、本発明において使用
する燻煙剤に含有される有機発泡剤として極めて
好ましいものである。なお有機発泡剤は2種以上
のものを混用してもよく、更に分解反応を調節す
るための尿素などの薬剤を添加してもよい。燻煙
剤中に含有される有機発泡剤の量は、その分解ガ
スが有効成分を有効に揮散させるに足るだけ発生
すればよいわけであるが、本発明においては燻煙
が限度以上の噴出速度で噴出することが必要であ
るので、通常は有効成分に対して3倍以上、好ま
しくは5倍程度の量を含有させる。なお有機発泡
剤の配合割合を過大にすることは経済的でないの
で、有効成分に対して10倍以下におさえるのがよ
い。 本発明において使用する燻煙剤に含有される有
効成分にはダイアジノン、DDVP等の有機リン
系及びピレトリン、アレスリン、ペルメトリン等
のピレスロイド系の殺虫薬剤、トリアジン、キヤ
プタン等の殺菌剤などがあり、有効成分の含有量
は燻煙剤の組成に応じて適宜きめられる。 有効成分及び有機発泡剤を含有する燻煙剤から
発生する燻煙を、噴煙孔付近で着炎源、例えばマ
ツチやライターの炎に触れさせると、通常燻煙全
体が着火して燃え上り、着炎源を取去つても燻煙
の噴出が続いている限り燃え続ける。しかしなが
ら燻煙の噴出速度を大にするにつれて、燃え上る
燻煙の炎は不安定になり、噴出速度が限度以上に
なると着炎源を取去れば燻煙の炎は消える(自己
消炎する)ようになり、更に大なる噴出速度の燻
煙においては、着炎源上部に短い青白色の燻煙の
燃焼炎が見られるが着炎源を取去ると瞬時にもと
の燻煙にもどるようになる。すなわち、有機発泡
剤を含有する燻煙剤の燻煙は限度以上に噴出させ
れば自己消炎性となるのである。自己消炎のため
の燻煙の噴出速度は1.2m/秒以上であり、瞬時
の自己消炎を行わせるためには1.5m/秒以上に
すればよい。なお噴出速度は大なる程自己消炎に
は好都合であるが、過度に大なる噴出速度の燻煙
を発生させることは燻煙発生容器内の圧力が過大
になつて危険であるので、1.5〜2m/秒程度の
噴出速度が最も好ましい。本発明における燻煙の
噴出速度は、噴煙孔を通過する際の燻煙の流速で
ある。 本発明に使用される有機発泡剤を含有した燻煙
剤の組成は広く知られているものであるから、本
発明においては燻煙剤の組成について特殊な配合
を要せず、燻煙の際に使用する燻煙発生装置につ
いて、例えば噴煙孔の面積を調整するなどの簡単
な修正を行うだけでよく、これによつて噴煙に自
己消炎性を与えることができるのであるから、本
発明は燻煙剤の安全な燻煙方法として極めて有利
なものである。なお、本発明に使用される燻煙剤
は、有効成分と有機発泡剤の他に、有機発泡剤の
分解を助ける発熱剤、充填剤、及び賦型剤などを
適宜含むものでもよい。 以下に実験例および実施例によつて、本発明を
説明する。 実験例 有効成分と有機発泡剤との配合割合が異なる組
成物各5gを径42mm高30mmの金属容器に充填し
た。無機酸化物を主成分とした径10mm長さ20mmの
点火棒が中央部に装着され、周辺に幅2mm長さ8
mmの長方形もしくは径5mmの円形噴煙孔を複数個
有する金属製目蓋で該金属容器を密封し、点火棒
に着火して噴煙孔から燻煙を噴出させた。噴煙孔
の種類および個数を変化させることによつて燻煙
の噴出速度を変化させたものについて、噴煙孔上
約2cmの位置の燻煙中にライターの炎を着炎源と
して挿入し、燻煙の燃焼状況を調べた。この結果
を次表に示す。
方法に関するものである。 衛生害虫、農林産業における害虫または病原菌
の防除に、有害生物駆除物質(以下、有効成分と
いう。)が分散したガスを空中に噴出させる燻煙
剤が使用されているが、燻煙剤から発生する燻煙
は可燃性の有効成分を微粒子状で含んでいるため
に、空気中に拡散する前の状態、すなわち噴煙孔
から噴出した直後の燻煙は、火炎に触れると着火
して燃え上り、着炎源を取去つても燻煙の発生し
ている限り燃焼が続くという危険性があつた。 本発明者らは、この燻煙の燃焼をおさえる方法
について検討を重ねた結果、燻煙剤の組成を撰定
し、それからの燻煙の発生方法を改善することに
よつて燻煙に自己消炎性が与えられることを見出
し、本発明を完成した。 すなわち本発明は、有効成分と有機発泡剤とを
含有する燻煙剤を、燻煙の噴出速度1.2m/秒以
上で燻煙することから成る。 本発明において使用する燻煙剤は、有機発泡剤
を含有するものである。すなわち熱分解してガス
を発生するガス発生剤として、有機発泡剤を使用
したものである。これは本発明においては燻煙を
限度以上の噴出速度で噴出させることが要求さ
れ、そのためには分解時に大量のガスを発生する
有機発泡剤が必要であり、さらに分解ガスが主と
して窒素ガスを含んでおり燻煙の燃焼性を下げる
効果を有するからである。 有機発泡剤にはアゾジカルボンアミドのような
アゾジカルボナミド類、ジニトロソペンタメチレ
ンテトラミンのようなニトロソ化合物、4,4′―
オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジツドのよ
うなスルホニルヒドラジド類などがあるが、アゾ
ジカルボンアミドは分解温度が約200℃で有効成
分の揮散に適する温度であり、また、約270ml/
gという大量の分解ガスを発生し、これは窒素ガ
スを約65%含んでいるので、本発明において使用
する燻煙剤に含有される有機発泡剤として極めて
好ましいものである。なお有機発泡剤は2種以上
のものを混用してもよく、更に分解反応を調節す
るための尿素などの薬剤を添加してもよい。燻煙
剤中に含有される有機発泡剤の量は、その分解ガ
スが有効成分を有効に揮散させるに足るだけ発生
すればよいわけであるが、本発明においては燻煙
が限度以上の噴出速度で噴出することが必要であ
るので、通常は有効成分に対して3倍以上、好ま
しくは5倍程度の量を含有させる。なお有機発泡
剤の配合割合を過大にすることは経済的でないの
で、有効成分に対して10倍以下におさえるのがよ
い。 本発明において使用する燻煙剤に含有される有
効成分にはダイアジノン、DDVP等の有機リン
系及びピレトリン、アレスリン、ペルメトリン等
のピレスロイド系の殺虫薬剤、トリアジン、キヤ
プタン等の殺菌剤などがあり、有効成分の含有量
は燻煙剤の組成に応じて適宜きめられる。 有効成分及び有機発泡剤を含有する燻煙剤から
発生する燻煙を、噴煙孔付近で着炎源、例えばマ
ツチやライターの炎に触れさせると、通常燻煙全
体が着火して燃え上り、着炎源を取去つても燻煙
の噴出が続いている限り燃え続ける。しかしなが
ら燻煙の噴出速度を大にするにつれて、燃え上る
燻煙の炎は不安定になり、噴出速度が限度以上に
なると着炎源を取去れば燻煙の炎は消える(自己
消炎する)ようになり、更に大なる噴出速度の燻
煙においては、着炎源上部に短い青白色の燻煙の
燃焼炎が見られるが着炎源を取去ると瞬時にもと
の燻煙にもどるようになる。すなわち、有機発泡
剤を含有する燻煙剤の燻煙は限度以上に噴出させ
れば自己消炎性となるのである。自己消炎のため
の燻煙の噴出速度は1.2m/秒以上であり、瞬時
の自己消炎を行わせるためには1.5m/秒以上に
すればよい。なお噴出速度は大なる程自己消炎に
は好都合であるが、過度に大なる噴出速度の燻煙
を発生させることは燻煙発生容器内の圧力が過大
になつて危険であるので、1.5〜2m/秒程度の
噴出速度が最も好ましい。本発明における燻煙の
噴出速度は、噴煙孔を通過する際の燻煙の流速で
ある。 本発明に使用される有機発泡剤を含有した燻煙
剤の組成は広く知られているものであるから、本
発明においては燻煙剤の組成について特殊な配合
を要せず、燻煙の際に使用する燻煙発生装置につ
いて、例えば噴煙孔の面積を調整するなどの簡単
な修正を行うだけでよく、これによつて噴煙に自
己消炎性を与えることができるのであるから、本
発明は燻煙剤の安全な燻煙方法として極めて有利
なものである。なお、本発明に使用される燻煙剤
は、有効成分と有機発泡剤の他に、有機発泡剤の
分解を助ける発熱剤、充填剤、及び賦型剤などを
適宜含むものでもよい。 以下に実験例および実施例によつて、本発明を
説明する。 実験例 有効成分と有機発泡剤との配合割合が異なる組
成物各5gを径42mm高30mmの金属容器に充填し
た。無機酸化物を主成分とした径10mm長さ20mmの
点火棒が中央部に装着され、周辺に幅2mm長さ8
mmの長方形もしくは径5mmの円形噴煙孔を複数個
有する金属製目蓋で該金属容器を密封し、点火棒
に着火して噴煙孔から燻煙を噴出させた。噴煙孔
の種類および個数を変化させることによつて燻煙
の噴出速度を変化させたものについて、噴煙孔上
約2cmの位置の燻煙中にライターの炎を着炎源と
して挿入し、燻煙の燃焼状況を調べた。この結果
を次表に示す。
【表】
【表】
実施例
ペルメトリン10部に有機発泡剤として
ADCA45部及びDPT5部とを加えたものに発熱剤
ニトロセルロース10部及びニトログアニジン10部
並びに可塑剤3部、珪藻土17部を配合した組成物
を、混練、成型した棒柱状(径2mm長さ5〜10
mm)燻煙剤25gを市販燻煙剤用金属容器(径42mm
高46mm)に充填した。この容器を幅2mm長さ8mm
の噴煙孔4ケ付目蓋にて密封し、目蓋中央部に装
着した点火棒に点火して燻煙を発生させた。噴出
する燻煙中の噴煙孔上約2cmの位置にライター炎
を挿入したところ、着炎源の存在中はその上方に
燻煙中の可燃物が燃焼するごく短い青白い燃焼炎
がみられたが、着炎源を除去すると瞬時にもとの
燻煙にもどつた。この際の燻煙の噴出速度は1.5
m/秒であつた。 なお同様な燻煙を、噴煙孔6ケ付目蓋から噴出
させた場合には、燻煙中に着炎源を挿入すると燻
煙の燃焼炎は赤色で長く、着炎源を除去しても燻
煙は継続的に燃えた。この際の燻煙の噴出速度は
1m/秒であつた。
ADCA45部及びDPT5部とを加えたものに発熱剤
ニトロセルロース10部及びニトログアニジン10部
並びに可塑剤3部、珪藻土17部を配合した組成物
を、混練、成型した棒柱状(径2mm長さ5〜10
mm)燻煙剤25gを市販燻煙剤用金属容器(径42mm
高46mm)に充填した。この容器を幅2mm長さ8mm
の噴煙孔4ケ付目蓋にて密封し、目蓋中央部に装
着した点火棒に点火して燻煙を発生させた。噴出
する燻煙中の噴煙孔上約2cmの位置にライター炎
を挿入したところ、着炎源の存在中はその上方に
燻煙中の可燃物が燃焼するごく短い青白い燃焼炎
がみられたが、着炎源を除去すると瞬時にもとの
燻煙にもどつた。この際の燻煙の噴出速度は1.5
m/秒であつた。 なお同様な燻煙を、噴煙孔6ケ付目蓋から噴出
させた場合には、燻煙中に着炎源を挿入すると燻
煙の燃焼炎は赤色で長く、着炎源を除去しても燻
煙は継続的に燃えた。この際の燻煙の噴出速度は
1m/秒であつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 有害生物駆除物質と有機発泡剤とを含有する
燻煙剤を燻煙の噴出速度1.2m/秒以上で燻煙す
ることを特徴とする燻煙方法。 2 有機発泡剤含有量が有害生物駆除物質含有量
の3倍以上である特許請求の範囲第1項記載の燻
煙方法。 3 有機発泡剤がアゾジカルボンアミドである特
許請求の範囲第1項又は第2項記載の燻煙方法。 4 有害生物駆除物質がペルメトリンである特許
請求の範囲第1項又は第2項記載の燻煙方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57055097A JPS58172303A (ja) | 1982-04-02 | 1982-04-02 | 燻煙剤の燻煙方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57055097A JPS58172303A (ja) | 1982-04-02 | 1982-04-02 | 燻煙剤の燻煙方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58172303A JPS58172303A (ja) | 1983-10-11 |
| JPH0121802B2 true JPH0121802B2 (ja) | 1989-04-24 |
Family
ID=12989232
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57055097A Granted JPS58172303A (ja) | 1982-04-02 | 1982-04-02 | 燻煙剤の燻煙方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58172303A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016069368A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-09 | アース製薬株式会社 | 屋内の除菌方法 |
| JP2016209533A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-12-15 | アース製薬株式会社 | 浴室の除菌方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5828842B2 (ja) * | 1977-04-20 | 1983-06-18 | ア−ス製薬株式会社 | 害虫駆除方法 |
| JPS5744871Y2 (ja) * | 1978-02-16 | 1982-10-04 | ||
| JPS5677202A (en) * | 1980-08-06 | 1981-06-25 | Earth Chem Corp Ltd | Fumigating drug composition |
-
1982
- 1982-04-02 JP JP57055097A patent/JPS58172303A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016069368A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-09 | アース製薬株式会社 | 屋内の除菌方法 |
| JP2016209533A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-12-15 | アース製薬株式会社 | 浴室の除菌方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58172303A (ja) | 1983-10-11 |
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