JPH0126414B2 - - Google Patents
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- JPH0126414B2 JPH0126414B2 JP56164733A JP16473381A JPH0126414B2 JP H0126414 B2 JPH0126414 B2 JP H0126414B2 JP 56164733 A JP56164733 A JP 56164733A JP 16473381 A JP16473381 A JP 16473381A JP H0126414 B2 JPH0126414 B2 JP H0126414B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- torsion spring
- torque
- spring mechanism
- automobile
- clutch disk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/50—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members
- F16D3/64—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members comprising elastic elements arranged between substantially-radial walls of both coupling parts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、内燃機関のクランクシヤフトから
変速機のメインドライブシヤフトに動力を伝達す
る自動車用動力伝達機構の改良に関するものであ
る。
変速機のメインドライブシヤフトに動力を伝達す
る自動車用動力伝達機構の改良に関するものであ
る。
一般に、自動車用内燃機関のクランクシヤフト
はねじり振動、曲げ振動および縦振動の三態の振
動が加わる。
はねじり振動、曲げ振動および縦振動の三態の振
動が加わる。
これら振動のうち、特にねじり振動を低減し、
スムーズな回転を得るために、従来からクランク
シヤフトに剛体のフライホイールが固着されてい
るが、このフライホイールによつては、前記ねじ
り振動を充分に低減することができない。そこ
で、例えばクラツチデスクとクラツチハブとの間
にトーシヨンスプリングを介在させているよう
に、捩れ方向に弾性作用をなすように圧縮コイル
スプリングなどよりなる捩りばね機構を上記クラ
ンクシヤフトから変速機のメインドライブシヤフ
トにいたる伝動系に配置して、上記ねじり振動の
低減を計つているが、このトーシヨンスプリング
等の圧縮コイルスプリングによる減衰だけでは、
捩り振動を充分に低減することができない。
スムーズな回転を得るために、従来からクランク
シヤフトに剛体のフライホイールが固着されてい
るが、このフライホイールによつては、前記ねじ
り振動を充分に低減することができない。そこ
で、例えばクラツチデスクとクラツチハブとの間
にトーシヨンスプリングを介在させているよう
に、捩れ方向に弾性作用をなすように圧縮コイル
スプリングなどよりなる捩りばね機構を上記クラ
ンクシヤフトから変速機のメインドライブシヤフ
トにいたる伝動系に配置して、上記ねじり振動の
低減を計つているが、このトーシヨンスプリング
等の圧縮コイルスプリングによる減衰だけでは、
捩り振動を充分に低減することができない。
そこで、通常のトルク域に対応する捩りばね機
構と、高トルク域に対応する捩りばね機構とを並
列多段式に配置すると共に、通常のトルク域に於
てクランクシヤフト等で発生する振動に対して応
答性よくその振動を吸収する低いばね剛性からな
るコイルスプリングを設けたクラツチ機構が提唱
された。
構と、高トルク域に対応する捩りばね機構とを並
列多段式に配置すると共に、通常のトルク域に於
てクランクシヤフト等で発生する振動に対して応
答性よくその振動を吸収する低いばね剛性からな
るコイルスプリングを設けたクラツチ機構が提唱
された。
ここでは、同じばね剛性のものの取付数を変え
てばね剛性に変化を与えるか、または異なるばね
剛性のものを2組にわけてその1組をばね剛性の
高いものとし、他の1組をばね剛性の低いものと
して並列配置し、ばね剛性の高い組の捩りばね機
構には、ばね剛性の低い組の捩りばね機構が作用
している間、その捩れ角だけ逃げ部を持たせ、ば
ね剛性が低い部分で通常のトルク域の振動を吸収
できるようにしている。したがつて、一定値まで
伝達トルクが上昇する間は第1の捩りばね機構が
作用し、次に一定値を越えると上記逃げ部がなく
なり、第2の捩りばね機構が共働することになる
ので、これらばね剛性の相違により、トルクに対
する捩れ角の関係を示すばね剛性曲線は、ここで
急峻となり、これらばね剛性曲線の不連続による
シヨツクがトルクの上昇途中において発生する。
これは、捩りばね機構を並列に配置しているため
にコイルスプリングの配設スペースが大きくとれ
ないことと、そのため捩れ回転角を大きくとれな
いことと、トルクに対して捩り角が大きくないの
で、ばね剛性の低下に限度を生ずるためである。
てばね剛性に変化を与えるか、または異なるばね
剛性のものを2組にわけてその1組をばね剛性の
高いものとし、他の1組をばね剛性の低いものと
して並列配置し、ばね剛性の高い組の捩りばね機
構には、ばね剛性の低い組の捩りばね機構が作用
している間、その捩れ角だけ逃げ部を持たせ、ば
ね剛性が低い部分で通常のトルク域の振動を吸収
できるようにしている。したがつて、一定値まで
伝達トルクが上昇する間は第1の捩りばね機構が
作用し、次に一定値を越えると上記逃げ部がなく
なり、第2の捩りばね機構が共働することになる
ので、これらばね剛性の相違により、トルクに対
する捩れ角の関係を示すばね剛性曲線は、ここで
急峻となり、これらばね剛性曲線の不連続による
シヨツクがトルクの上昇途中において発生する。
これは、捩りばね機構を並列に配置しているため
にコイルスプリングの配設スペースが大きくとれ
ないことと、そのため捩れ回転角を大きくとれな
いことと、トルクに対して捩り角が大きくないの
で、ばね剛性の低下に限度を生ずるためである。
そこで、この発明は動力伝達機構を捩ればね剛
性の低い域と高い域とに分離し、又低い域と高い
域とを機能的に直列に連結させてトルク伝達に必
要とされるばね剛性を保ちながら、比較的大きな
捩れ角を確保できるようにして、なめらかな伝達
トルクの上昇をもたらすことができる自動車用動
力伝達機構を提供しようとするものである。
性の低い域と高い域とに分離し、又低い域と高い
域とを機能的に直列に連結させてトルク伝達に必
要とされるばね剛性を保ちながら、比較的大きな
捩れ角を確保できるようにして、なめらかな伝達
トルクの上昇をもたらすことができる自動車用動
力伝達機構を提供しようとするものである。
以下、この発明を図示の実施例にもとづいて具
体的に説明する。自動車用内燃機関のクランクシ
ヤフト1の端面には軸線方向の断面図である第2
図に示すように、フライホイール3がボルト2に
より固着されている。上記フライホイール3の外
周部端面にはボルト止めなどの手段でクラツチカ
バー4が固定されており、上記クラツチカバー4
には、ダイヤフラムスプリング5がスプリングセ
ツトボルト6で支持されている。そして、上記ダ
イヤフラムスプリング5は、その外周縁でプレツ
シヤプレート7の突出縁を押圧し、プレツシヤプ
レート7がクラツチデスク8をフライホイール3
の端面に圧接し、クラツチ接合を達成するのであ
る。
体的に説明する。自動車用内燃機関のクランクシ
ヤフト1の端面には軸線方向の断面図である第2
図に示すように、フライホイール3がボルト2に
より固着されている。上記フライホイール3の外
周部端面にはボルト止めなどの手段でクラツチカ
バー4が固定されており、上記クラツチカバー4
には、ダイヤフラムスプリング5がスプリングセ
ツトボルト6で支持されている。そして、上記ダ
イヤフラムスプリング5は、その外周縁でプレツ
シヤプレート7の突出縁を押圧し、プレツシヤプ
レート7がクラツチデスク8をフライホイール3
の端面に圧接し、クラツチ接合を達成するのであ
る。
上記クランクシヤフト1と同軸心で軸支された
メインドライブシヤフト9は、その軸端にスプラ
イン軸部10を具備しており、このスプライン軸
部10には、スプラインハブ11が嵌合されてい
る。上記スプラインハブ11には第1の捩りばね
機構12を支持するフランジ13が一体的に備え
られており、上記第1の捩りばね機構12はリテ
ーニングプレート15、トランスフアプレート1
6、リテーナ12b及びゴム片12aより成り、
上記フランジ13には、第2図におけるA線断面
図である第1図イに示すように、複数個の窓孔1
4が形成されている。そして、上記窓孔14には
上記捩りばね機構12の構成部材であるゴム片1
2aが両側にリテーナ12bを介して嵌装されて
いる。上記窓孔14相互の間にはまた、それぞれ
スリツト14aがあり、この間には、上記フラン
ジ13の一端面に沿つて設けたリテーニングプレ
ート15及びトランスフアプレート16に設けた
ストツパピン15aが位置している。また、上記
フランジ13の反対側端面に沿つてトランスフア
ープレート16が配置してあり、上記トランスフ
アープレート16とリテーニングプレート15と
には、上記捩りばね機構12を受け入れる窓孔1
6aおよび15bが設けらている。また、上記ト
ランスフアプレート16のボス部分には、ドツグ
クラツチ歯17が設けてあり、これに噛合するド
ツグクラツチ歯18をボス部端面に有するトラン
スフアプレート19は第2の捩りばね機構20を
支持している。そして、上記両トランスフアプレ
ート16および19はボールベアリング21を介
しスプラインハブ11に対し回転自在に支持され
ている。上記捩りばね機構20は、第2図におけ
るB線断面図である第1図ロに示すようにリテー
ニングプレート22,23、トランスフアプレー
ト19及び回転方向にトルク伝達方向である円周
方向に沿つて配置された複数個の圧縮形弾性体で
あるゴム片20aとこれらの間に配置したリテー
ナ20bとよりなり、トランスフアプレート19
に形成した円弧状の窓孔19c中(トランスフア
プレート19の部品図である第3図参照)に配置
されている。なお、上記ゴム片20aが遠心力で
リテーナ20bより外れないようにするため、リ
テーナ20bには鋲頭の凸部が、またゴム片20
aにはこれを入れる凹部がそれぞれ設けられてい
る。更に要すれば、両端のリテーナ20bはトラ
ンスフアプレート19に形成した衝接部19aの
顎部分に係止され、また中間のリテーナ20bは
ねじれたアーム部20cを介してボス部20dに
連続されている。上記衝接部19aとは反対向き
に、上記トランスフアプレート19には別の衝接
部19bが形成されている。
メインドライブシヤフト9は、その軸端にスプラ
イン軸部10を具備しており、このスプライン軸
部10には、スプラインハブ11が嵌合されてい
る。上記スプラインハブ11には第1の捩りばね
機構12を支持するフランジ13が一体的に備え
られており、上記第1の捩りばね機構12はリテ
ーニングプレート15、トランスフアプレート1
6、リテーナ12b及びゴム片12aより成り、
上記フランジ13には、第2図におけるA線断面
図である第1図イに示すように、複数個の窓孔1
4が形成されている。そして、上記窓孔14には
上記捩りばね機構12の構成部材であるゴム片1
2aが両側にリテーナ12bを介して嵌装されて
いる。上記窓孔14相互の間にはまた、それぞれ
スリツト14aがあり、この間には、上記フラン
ジ13の一端面に沿つて設けたリテーニングプレ
ート15及びトランスフアプレート16に設けた
ストツパピン15aが位置している。また、上記
フランジ13の反対側端面に沿つてトランスフア
ープレート16が配置してあり、上記トランスフ
アープレート16とリテーニングプレート15と
には、上記捩りばね機構12を受け入れる窓孔1
6aおよび15bが設けらている。また、上記ト
ランスフアプレート16のボス部分には、ドツグ
クラツチ歯17が設けてあり、これに噛合するド
ツグクラツチ歯18をボス部端面に有するトラン
スフアプレート19は第2の捩りばね機構20を
支持している。そして、上記両トランスフアプレ
ート16および19はボールベアリング21を介
しスプラインハブ11に対し回転自在に支持され
ている。上記捩りばね機構20は、第2図におけ
るB線断面図である第1図ロに示すようにリテー
ニングプレート22,23、トランスフアプレー
ト19及び回転方向にトルク伝達方向である円周
方向に沿つて配置された複数個の圧縮形弾性体で
あるゴム片20aとこれらの間に配置したリテー
ナ20bとよりなり、トランスフアプレート19
に形成した円弧状の窓孔19c中(トランスフア
プレート19の部品図である第3図参照)に配置
されている。なお、上記ゴム片20aが遠心力で
リテーナ20bより外れないようにするため、リ
テーナ20bには鋲頭の凸部が、またゴム片20
aにはこれを入れる凹部がそれぞれ設けられてい
る。更に要すれば、両端のリテーナ20bはトラ
ンスフアプレート19に形成した衝接部19aの
顎部分に係止され、また中間のリテーナ20bは
ねじれたアーム部20cを介してボス部20dに
連続されている。上記衝接部19aとは反対向き
に、上記トランスフアプレート19には別の衝接
部19bが形成されている。
上記トランスフアプレート19の両側には、リ
テーニングプレート22および23が配置されて
おり、上記リテーニングプレート22および23
には、前記クラツチデスク8がリベツトを兼ねて
設けられたトルクストツパ24および25で固定
されている。上記トルクストツパ24および25
はトランスフアプレート19の各衝接部19aお
よび19bが回転方向に関して対向されている。
そして、捩りばね機構20を受け入れる窓孔26
および27が上記リテーニングプレート22およ
び23に設けられている。
テーニングプレート22および23が配置されて
おり、上記リテーニングプレート22および23
には、前記クラツチデスク8がリベツトを兼ねて
設けられたトルクストツパ24および25で固定
されている。上記トルクストツパ24および25
はトランスフアプレート19の各衝接部19aお
よび19bが回転方向に関して対向されている。
そして、捩りばね機構20を受け入れる窓孔26
および27が上記リテーニングプレート22およ
び23に設けられている。
しかして、内燃機関が駆動されてクランクシヤ
フト1が第1図ロにおいて矢印A方向(反時計方
向)に回動されると、フライホイール3が一体的
に回動される。そして、ダイヤフラムスプリング
5でプレツシヤプレート7の突出縁が押圧され
て、クラツチデスク8がフライホイール3と摩擦
係合されたドライブ状態では、第4図に示すよう
にリテーニングプレート22,23のトルクスト
ツパ25の一方がトランスフアプレート19の衝
接部19bに当接する方向に回動して、リテーニ
ングプレート22,23の窓孔26及び27の一
方の縁で一端側に配設されたリテーナ20bを押
すようにして回動し、前記リテーナ20bと他端
側に配設されたリテーナ20bとで、その間に介
在されたゴム片20a……を押圧している。この
ゴム片20aは圧縮されると、スプリング力が増
大し、通常のトルク伝達時には、このスプリング
力とリテーニングプレート22,23の押圧力と
がバランスした位置で上記ゴム片20aの圧縮変
形が停止され、クランクシヤフト1のトルク変動
は上記ゴム片20aの圧縮変形により吸収され
る。
フト1が第1図ロにおいて矢印A方向(反時計方
向)に回動されると、フライホイール3が一体的
に回動される。そして、ダイヤフラムスプリング
5でプレツシヤプレート7の突出縁が押圧され
て、クラツチデスク8がフライホイール3と摩擦
係合されたドライブ状態では、第4図に示すよう
にリテーニングプレート22,23のトルクスト
ツパ25の一方がトランスフアプレート19の衝
接部19bに当接する方向に回動して、リテーニ
ングプレート22,23の窓孔26及び27の一
方の縁で一端側に配設されたリテーナ20bを押
すようにして回動し、前記リテーナ20bと他端
側に配設されたリテーナ20bとで、その間に介
在されたゴム片20a……を押圧している。この
ゴム片20aは圧縮されると、スプリング力が増
大し、通常のトルク伝達時には、このスプリング
力とリテーニングプレート22,23の押圧力と
がバランスした位置で上記ゴム片20aの圧縮変
形が停止され、クランクシヤフト1のトルク変動
は上記ゴム片20aの圧縮変形により吸収され
る。
上記ゴム片20aは複数個が対向面間にリテー
ナ20bを介在させてトルク伝達方向である円周
方向に沿つて配置されているので、ゴム片20a
の捩れ角は相当大きくとれる。このため、トルク
伝達における伝達トルクの立ち上がりが比較的な
だらかとなる。しかして、一方の衝接部19aに
トルクストツパ24が衝接するまで、トルク力に
対応した位置にリテーニングプレート22および
23がトランスフアプレート19に対して相対回
動されるのである。上記トランスフアプレート1
9と別のトランスフアプレート16とはドツグク
ラツチ構造(ドツグクラツチ歯17および18)
を介して伝動系に関して直列配置となつているの
で、メインドライブシヤフト9へのトルク伝達に
ついては更に第1の捩りばね機構12が作用す
る。すなわち、トランスフアプレート16に加わ
つたトルクはリテーナ12bを介してゴム片12
aを押圧し、その撓みを介して更にフランジ13
に動力を伝えることになり、これはストツパピン
15aにフランジ13が当るまで作用する。通常
のトルク伝達時には、上記ゴム片12aはほとん
ど圧縮作用を受けないが、急加速等の高トルクが
発生する場合には、第2の捩りばね機構20はそ
のゴム片20aの圧縮が進み、トルクストツパ2
4の一方が衝接部19aに衝接した状態となり、
リテーニングプレート22,23とトランスフア
プレート19の相対回転が停止し、この点から上
記第1の捩りばね機構12が機能し、クランクシ
ヤフト1のトルク変動をゴム片12aの圧縮変形
により吸収している。
ナ20bを介在させてトルク伝達方向である円周
方向に沿つて配置されているので、ゴム片20a
の捩れ角は相当大きくとれる。このため、トルク
伝達における伝達トルクの立ち上がりが比較的な
だらかとなる。しかして、一方の衝接部19aに
トルクストツパ24が衝接するまで、トルク力に
対応した位置にリテーニングプレート22および
23がトランスフアプレート19に対して相対回
動されるのである。上記トランスフアプレート1
9と別のトランスフアプレート16とはドツグク
ラツチ構造(ドツグクラツチ歯17および18)
を介して伝動系に関して直列配置となつているの
で、メインドライブシヤフト9へのトルク伝達に
ついては更に第1の捩りばね機構12が作用す
る。すなわち、トランスフアプレート16に加わ
つたトルクはリテーナ12bを介してゴム片12
aを押圧し、その撓みを介して更にフランジ13
に動力を伝えることになり、これはストツパピン
15aにフランジ13が当るまで作用する。通常
のトルク伝達時には、上記ゴム片12aはほとん
ど圧縮作用を受けないが、急加速等の高トルクが
発生する場合には、第2の捩りばね機構20はそ
のゴム片20aの圧縮が進み、トルクストツパ2
4の一方が衝接部19aに衝接した状態となり、
リテーニングプレート22,23とトランスフア
プレート19の相対回転が停止し、この点から上
記第1の捩りばね機構12が機能し、クランクシ
ヤフト1のトルク変動をゴム片12aの圧縮変形
により吸収している。
トルクの変動が第2の捩りばね機構20から第
1の捩りばね機構12に渡る部分にある場合、第
2の捩りばね機構20のばね剛性を第1の捩りば
ね機構12より小さくし、第2の捩りばね機構2
0が最大負荷状態におけるばね剛性と第1の捩り
ばね機構12の初期ばね剛性とが勘案された値に
選択されれば、両捩りばね機構12および20に
よつて得られるばね剛性曲線は節目のないスムー
ズなものとなり、また、互いに直列配置でかつ、
それぞれが充分な捩れ角を持てるので、伝達トル
クの立上がりも比較的ゆるやかになるという効果
が得られる。
1の捩りばね機構12に渡る部分にある場合、第
2の捩りばね機構20のばね剛性を第1の捩りば
ね機構12より小さくし、第2の捩りばね機構2
0が最大負荷状態におけるばね剛性と第1の捩り
ばね機構12の初期ばね剛性とが勘案された値に
選択されれば、両捩りばね機構12および20に
よつて得られるばね剛性曲線は節目のないスムー
ズなものとなり、また、互いに直列配置でかつ、
それぞれが充分な捩れ角を持てるので、伝達トル
クの立上がりも比較的ゆるやかになるという効果
が得られる。
また、エンジンブレーキ時、すなわち、メイン
ドライブシヤフト9からクランクシヤフト1への
動力伝達が行われる時には、上記ドライブ状態と
は逆の経路を辿つて伝達される。すなわち、フラ
ンジ13に加わるトルクは第1の捩りばね機構1
2を介してリテーニグプレート15およびトラン
スフアプレート16に伝えられ、トランスフアプ
レート16からドツグクラツチ機構を介してトラ
ンスフアプレート19にもたらされ、更に第2の
捩りばね機構20を介してリテーニングプレート
22および23に伝えられる。トルクの漸減に従
つて、第1の捩りばね機構12、第2の捩りばね
機構20の順でその捩れ角が減少するから、この
場合もスムースなばね剛性曲線に沿つてトルク伝
達がなされる。
ドライブシヤフト9からクランクシヤフト1への
動力伝達が行われる時には、上記ドライブ状態と
は逆の経路を辿つて伝達される。すなわち、フラ
ンジ13に加わるトルクは第1の捩りばね機構1
2を介してリテーニグプレート15およびトラン
スフアプレート16に伝えられ、トランスフアプ
レート16からドツグクラツチ機構を介してトラ
ンスフアプレート19にもたらされ、更に第2の
捩りばね機構20を介してリテーニングプレート
22および23に伝えられる。トルクの漸減に従
つて、第1の捩りばね機構12、第2の捩りばね
機構20の順でその捩れ角が減少するから、この
場合もスムースなばね剛性曲線に沿つてトルク伝
達がなされる。
なお、この実施例では、各捩りばね機構12お
よび20を支持する中間駆動部材としてトランス
フアプレート16および19を用いており、これ
らは、ボールベアリング21を介してスプライン
ハブ11に回転自在に支承させてあるので、各ト
ランスフアプレートの芯出しが容易となり、回転
振動を最小限におさえられる。
よび20を支持する中間駆動部材としてトランス
フアプレート16および19を用いており、これ
らは、ボールベアリング21を介してスプライン
ハブ11に回転自在に支承させてあるので、各ト
ランスフアプレートの芯出しが容易となり、回転
振動を最小限におさえられる。
また、この実施例では、トルクストツパ24お
よび25がクラツチデスク8をリテーニングプレ
ート22および23に固定するリベツトの働きを
兼ねているので、その部品点数を削減し、構造の
簡素化をもたらす。
よび25がクラツチデスク8をリテーニングプレ
ート22および23に固定するリベツトの働きを
兼ねているので、その部品点数を削減し、構造の
簡素化をもたらす。
この発明は以上詳述したように、内燃機関のク
ランクシヤフトから変速機のメインドライブシヤ
フトにいたる内燃機械のクランクシヤフトからク
ラツチデイスクを介して変速機のメインドライブ
シヤフトにトルクを伝達するものにおいて、捩り
方向に弾性作用を成す複数の捩りばね機構を上記
クラツチデイスクと上記メインドライブシヤフト
との間に上記メインドライブシヤフトの回転軸線
方向に添つて機能的に直列に介装すると共に、上
記複数の捩りばね機構のうちの少なくとも1つ
が、対向面間にリテーナを介在させた複数の圧縮
形弾性体をトルク伝達方向である円周方向に沿つ
て配設した捩りばね機構であるので、比較的大き
な捩れ角がとれ、トルクの立上がりに対して、ゆ
るやかな変化をもたらすことができ、ばね剛性も
比較的小さくできる効果が得られる。また、上記
捩りばね機構が伝動系において、互いに直列配置
となることにより、更に充分な捩れ角を得られる
効果もある。
ランクシヤフトから変速機のメインドライブシヤ
フトにいたる内燃機械のクランクシヤフトからク
ラツチデイスクを介して変速機のメインドライブ
シヤフトにトルクを伝達するものにおいて、捩り
方向に弾性作用を成す複数の捩りばね機構を上記
クラツチデイスクと上記メインドライブシヤフト
との間に上記メインドライブシヤフトの回転軸線
方向に添つて機能的に直列に介装すると共に、上
記複数の捩りばね機構のうちの少なくとも1つ
が、対向面間にリテーナを介在させた複数の圧縮
形弾性体をトルク伝達方向である円周方向に沿つ
て配設した捩りばね機構であるので、比較的大き
な捩れ角がとれ、トルクの立上がりに対して、ゆ
るやかな変化をもたらすことができ、ばね剛性も
比較的小さくできる効果が得られる。また、上記
捩りばね機構が伝動系において、互いに直列配置
となることにより、更に充分な捩れ角を得られる
効果もある。
第1図イは、第2図のA線(クランクシヤフト
側に位置するリテーニングプレートとフランジと
の間)断面図であつて、第1の捩りばね機構を示
す断面図、第1図ロは、第2図のB線(クランク
シヤフト側に位置するリテーニングプレートとト
ランスフアプレートとの間)断面図であつて、第
2の捩りばね機構を示す断面図、第2図は、第
1、第2の捩りばね機構を軸線方向に示す断面
図、第3図は、トランスフアプレートを示す正面
図及び断面図、第4図は、第2の捩りばね機構の
作動状態を示す説明図である。 1……クランプシヤフト、8……クラツチデス
ク、9……メインドライブシヤフト、15……リ
テーニングプレート、16……トランスフアプレ
ート、17,18……ドツグクラツチ歯、12,
20……捩りばね機構、12a,20a……ゴム
片、12b,20b……リテーナ、19……トラ
ンスフアプレート、22,23……リテーニング
プレート、24,25,15a……ストツパピ
ン。
側に位置するリテーニングプレートとフランジと
の間)断面図であつて、第1の捩りばね機構を示
す断面図、第1図ロは、第2図のB線(クランク
シヤフト側に位置するリテーニングプレートとト
ランスフアプレートとの間)断面図であつて、第
2の捩りばね機構を示す断面図、第2図は、第
1、第2の捩りばね機構を軸線方向に示す断面
図、第3図は、トランスフアプレートを示す正面
図及び断面図、第4図は、第2の捩りばね機構の
作動状態を示す説明図である。 1……クランプシヤフト、8……クラツチデス
ク、9……メインドライブシヤフト、15……リ
テーニングプレート、16……トランスフアプレ
ート、17,18……ドツグクラツチ歯、12,
20……捩りばね機構、12a,20a……ゴム
片、12b,20b……リテーナ、19……トラ
ンスフアプレート、22,23……リテーニング
プレート、24,25,15a……ストツパピ
ン。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 内燃機械のクランクシヤフトからクラツチデ
イスクを介して変速機のメインドライブシヤフト
にトルクを伝達するものにおいて、捩り方向に弾
性作用を成す複数の捩りばね機構を上記クラツチ
デイスクと上記メインドライブシヤフトとの間に
上記メインドライブシヤフトの回転軸線方向に沿
つて機能的に直列に介装すると共に、上記複数の
捩りばね機構のうちの少なくとも1つが、対向面
間にリテーナを介在させた複数の圧縮形弾性体を
トルク伝達方向である円周方向に沿つて配設した
捩りばね機構であることを特徴とする自動車用動
力伝達機構。 2 特許請求の範囲第1項のものにおいて、圧縮
形弾性体はゴムより構成されている自動車用動力
伝達機構。 3 特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、
圧縮形弾性体を有する上記捩りばね機構を支持し
たトランスフアプレートの、リテイニングプレー
トに対する相対回動を規制するトルクストツパが
上記リテイニングプレートにクラツチデスクを取
り付けるリベツトに兼用されている自動車用動力
伝達機構。 4 特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、
各捩りばね機構を支持する中間駆動部材であるト
ランスフアプレートを相互にドツグクラツチで接
続すると共にベアリングを介してスプラインハブ
に支持したことを特徴とする自動車用動力伝達機
構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16473381A JPS5865346A (ja) | 1981-10-15 | 1981-10-15 | 自動車用動力伝達機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16473381A JPS5865346A (ja) | 1981-10-15 | 1981-10-15 | 自動車用動力伝達機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5865346A JPS5865346A (ja) | 1983-04-19 |
| JPH0126414B2 true JPH0126414B2 (ja) | 1989-05-23 |
Family
ID=15798862
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16473381A Granted JPS5865346A (ja) | 1981-10-15 | 1981-10-15 | 自動車用動力伝達機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5865346A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4938729A (en) * | 1986-08-12 | 1990-07-03 | Kabushiki Kaisha Daikin Seisakusho | Damper disk of a rubber-series type |
| KR20020058810A (ko) * | 2000-12-30 | 2002-07-12 | 이계안 | 방진고무를 이용한 이중 질량 진동 감쇠 플라이휠 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5310176B2 (ja) * | 1973-05-31 | 1978-04-12 | ||
| JPS5246566A (en) * | 1975-10-13 | 1977-04-13 | Hiroshi Ishikawa | Entrance floor system of refrigerated warehouse |
-
1981
- 1981-10-15 JP JP16473381A patent/JPS5865346A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5865346A (ja) | 1983-04-19 |
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