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JPH0127650B2 - - Google Patents
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JPH0127650B2 - - Google Patents

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JPH0127650B2
JPH0127650B2 JP49114374A JP11437474A JPH0127650B2 JP H0127650 B2 JPH0127650 B2 JP H0127650B2 JP 49114374 A JP49114374 A JP 49114374A JP 11437474 A JP11437474 A JP 11437474A JP H0127650 B2 JPH0127650 B2 JP H0127650B2
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JP
Japan
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phase
zero
impedance
synchronous machine
generator
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Tadayasu Kobayashi
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Publication of JPH0127650B2 publication Critical patent/JPH0127650B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H7/00Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions
    • H02H7/08Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions for dynamo-electric motors
    • H02H7/0805Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions for dynamo-electric motors for synchronous motors

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  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Protection Of Generators And Motors (AREA)
  • Synchronous Machinery (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
この発明は三相同期機の内部に地絡故障が発生
したとき、電機子巻線の故障点における焼損と回
転子鉄心の焼損を防護するための三相同期機の電
機子内部故障に対する零相保護方式に関する。 従来、同期機の内部故障に対する保護として
は、故障が発生したら、故障機をしや断器によつ
て系統から切り離すとともに無励磁とすることが
行なわれた。しかし、この方法では操作を終るま
でに多少の時間がかかり、この間に電機子巻線の
故障点から大きな故障電流が流出して、故障個所
の損傷を大きくする欠点と、また、三相同期機に
おいては故障の際に電機子に大きな第2正相線電
流−従来は逆相線電流と呼ばれた−が流れ、この
ために回転子鉄心に渦流が生じて鉄心を過熱し焼
損する欠点がある。 この発明は従来の欠点を除去し、1相地絡故障
が発生しても地絡故障枝中の電流を零とする三相
同期機の電機子内部故障に対する零相保護方式に
関する。 この発明は「閉じた直列共振回路においては回
路内の任意の2点間内側における回路部分のイン
ピーダンスと2点間外側における回路部分のイン
ピーダンスとは常に大きさ等しく、符号が逆であ
る。」という直列共振回路の性質を利用している。
この閉じた直列共振回路の性質のため、故障個所
の位置いかんに関らず保護がなされる。 この発明では共振回路として被保護機の零相回
路を用いている。しかし三相同期機は一般に同期
側の巻線が三角接続の三角変圧器に接続されてい
るので被保護機の零相回路は閉回路ではない。 この発明では被保護機の端子に三相Y接続中性
点直接々地の静電コンデンサを接続することによ
つて、被保護機の零相回路を閉回路としたもので
ある。 この発明では同期機の端子に中性点接地の三相
Y接続容量性保護インピーダンスを接続し、同期
機中性点接地インピーダンスを調整して、零相同
期機が系統周波数で直列共振するように構成す
る。かくすれば、電機子内で1相地絡故障すなわ
ち並列故障が発生しても、地絡故障枝(故障を表
わす分岐回路を故障枝という、Fault Branchの
訳語である。)中の電流が零となるので、故障個
所の焼損を防護すると共に第2正相線電流が零と
なるので、回転子鉄心に渦流が生せず、鉄心の焼
損を防護することができる。 保護の原理は次の通りである。 三相同期機の電機子巻線内任意点[Pi]におい
てa相がアドミツタンスYP〔∠〕を通して地絡
故障となつている場合を考える。 三相系における3相の名称をa・b及びcとす
ると、三相系の任意点Pa・Pb及びPcを表わすの
に行列[Pi]ですれば 行列[Pi]の素子“Pi”の右下付字“i”は相
の名称a・b及びcを代表し、したがつてa=
1・b=2及びc=3とすれば、iは列の番号を
表わすことになる。なお、[ ]tは行列[ ]の
転置行列であることを示す数学上の記号である。 同様に、三相の出力端Sa・Sb及びScは行列
[Si]で表わされて 〔∠〕はアドミツタンスをベクトルとして取
り扱い、を複素量で表わしていることを示す記
号である。 発電機の中性点NSから[Pi]点までの起電力
を[1Si]〔V∠〕、内部相インピーダンスを[1S
]〔Ω∠〕とし、[Pi]点から出力端子[Si]ま
での起電力を[2S4 i]〔V∠〕、内部相インピーダ
ンスを[2S′]〔Ω∠〕とすれば、系統の状態は
第1図のように表わすことができる。ただし、中
性点NSは接地インピーダンスZS N〔Ω∠〕を通して
接地してあるものとする。 ここに[Si]は行列[Pi]と同様に三相の出力
端SaSb及びScを行例で表わしたもので
【式】を表わす。 また、〔V∠〕、〔Ω∠〕はそれぞれ電圧、イン
ピーダンスを複素量で表わしていることを示す記
号である。 図においてAは起電力が[1Si]〔V∠〕、内部
相インピーダンスが[1S′]〔Ω∠〕なる対称三
相発電機でその中性点NSは接地インピーダンス
ZS Nを通して接地してある。Bはa相地絡故障枝
で、アドミツタンスは[YP a]〔∠〕、cは起電
力が[2Si]〔V∠〕で内部相インピーダンスが
2S′]〔Ω∠〕なる対称三相の直列発電機、Dは
インピーダンスが[ZD]〔Ω∠〕なる故障電流抑
制のための対称三相保護インピーダンスで中性点
直接接地のY接続である。そして、Eはインピー
ダンスが[ZR′]〔Ω∠〕なる系統の総合負荷−負
荷・受電端変圧器・送電線路及び送電端変圧器を
含めて送電端変圧器の1次側端子からながめた負
荷−である。 系統各部の電位及び線電流の分布を第1図のご
とくであるとすれば、出力端子Siについては 上式において 行列[VS al]の元素“VS al”の右肩付字“S”は
“VS al”が出力端子[Si]の電位であることを示
し、右下第2付字“l”は三相の対称分0・1及
び2を代表し、行列の列の番号を代表する。
[VS i]は出力端子[Si]における電位行列で素子
VS iの右下付字“i”は相の名称“a、b及びc”
を代表する。そして、右下第1付文字“a”は対
称分がa相を基準としたもの、[VS al]がVS a〓、VS a1
及びVS a2を代表することを示す。以下同様であ
る。〔数値∠〕は数値の複素量を表わす。 [T]は三相の価を対称座標成分に変換する座
標軸変換行列である。 [ZΓR]は保護インピーダンスDと総合負荷E
との合成負荷インピーダンス[ZR]を対称座標軸
によつて表わしたもので 上式において[ZR i0]=[ZR a0 ZR b0 ZR c0tは負荷

零相インピーダンスで、負荷の3相における線電
流分布が零相形をとるときの各相のインピーダン
スである。そして、[ZR i1]=[ZR a1 ZR b1 ZR c1t
負荷
の第1正相インピーダンスであつて、負荷の3相
における線電流分布が第1正相形をとるときの各
相のインピーダンスである。また、[ZR i2]=[ZR a2
ZR b2 ZR c2tは負荷の第2正相インピーダンスであつ
て、負荷の3相における線電流分布が第2正相形
をとるときの各相のインピーダンスである。そし
て、[ZR 0l]・[ZR 1l]及び[ZR 2l]はそれぞれ合成負
荷の対称分インピーダンスのa相を基準とした対
称分である。また、[ZR 0l]=[ZR 00 ZR 01 ZR 02t
零相
インピーダンスのa相を基準とした対称分であつ
て、ZR 00・ZR 01及びZR 02はそれぞれ零相インピーダ
ンスの零相分・正相分及び逆相である。 [ZR 1l]=[ZR 10 ZR 11 ZR 12t及び[ZR 2l]=[ZR 2
0
ZR 21
ZR 22tについても同様である。 なおδijはクロネツカのデルタでi=jならばδij
=1、i≠jならばδij=0である。 この場合には総合負荷Eと保護インピーダンス
Dとはともに対称三相式であるから、[ZΓR]は対
角行列で、[ZΓR]=[ZR l0 δlK]となる。 そして、 [ZΓR]=([ZΓD-1+[ZΓR′]-1-1=[Z
ΓR′]([ZΓR′]+
[ZΓD])-1 ×[ZΓD]〔Ω∠〕 故障点[Pi]の出力端子側と[Si]との間では [Pi]点においては、 ただし地絡故障枝Bは地絡相aの自己相アドミ
ツタンスがYPで、健全なb・c両相の自己相ア
ドミツタンスがともに零、3相間の相互作用がな
い中性点直接接地の非対称三相Y接続アドミツタ
ンスとして取り扱つてある。 三相発電機Aの故障点[Pi]においては なお、与えられた三相発電機は真の意味の対称
三相式−つまり、電機子に第2正相線電流が流れ
ても、第1正相端子電位に第3高調波が生じない
−のものとした。このために、[1 ZΓ S]=[1S l0 δlK
となる。かつ 前記において、[1S]は中性点NSをインピー
ダンスZS N〔Ω∠〕で接地したY接続電源Aの端子
[Pi]からながめた内部インピーダンス−単に内
部インピーダンスという。−であつて前記のよう
に記載できる。 上式においてたとえば1S aaはZS Nを含めて出力端
子Paからながめたa相の内部自己インピーダン
ス、1S abは同じく出力端子からながめたa・b両
相間の内部相互インピーダンスである。 [2S′]は直列発電機Cの内部相インピーダン
スで前記のように記載できる。 相インピーダンスとは中性点の接地状況を考慮
にとらない相だけのインピーダンスをいう。[2S
′]の素子2S′の右肩付字“ S ”の記号“′”はこ
のことを表している。素子からながめた場合には
相の名称はa・b及びcのアルフアベツトを用
い、相だけの場合には相の名称はギリシヤ文字
α・β及びγを用いて両者を区別する。 直列発電機の場合にはそれ自身の中性点がない
から、内部インピーダンスは内部相インピーダン
スとなる。 直列発電機Cが対称三相式であるから 上式で2S〓は電機子巻線の自己相インピーダン
ス、2S〓は電機子巻線間の相互相インピーダンス
である。 また、発電機の起電力を[ESi]〔V∠〕とする
と、 すなわち、 そして、発電機の全内部相インピーダンスを
[ZS′]、出力端子からながめた全内部インピーダ
ンスを[ZS]〔Ω∠〕とすると、 なる関係がある。 全系統の動作(Performance)は次のように表
わされる。 送電端[Si]における電位及び線電流をそれぞ
れ[VS al]〔V∠〕及び[IS al]〔A∠〕とし、受電
端[Ri]における電位及び線電流をそれぞれ
[VR al]〔V∠〕及び[IR al]〔A∠〕とすると、系統
動作状況は一般に なる式で表わされる。2重行列
【式】は 系統の動作状況を規定するものであるから、動程
行列と呼ぶ。 系統内各部の動程行列を考えると、全系統の動
程行列は各部の動程行列の積となり、きわめて簡
単になる。 動程行列を用いて導くと次の式となる。 (1)式を運算すると、第2行から この[ISal]を第1行に代行すれば よつて 上式から 明細書第5項第19及び20行の式の第19行[VS al
=[ZΓR][IS al]から[VS al]がえられる。 次に第9項第9及び16行の式の第9行 から[VP al]がえられる。 地絡故障枝B中の線電流[IP al]は[IP al]=[YΓ
P a
[VP al]としてえられる。 これから地絡故障枝B中の線電流[IP al]を求め
ると、 で表わされる。したがつて、もし ZR 00+ZS 00〔Ω∠〕 (3) ならば [IP a0 IP a1 IP 02]=[0 0 0]〔A∠〕 (4) となり となるが、IP a0=IP a1=IP a2=0ならば [IP a IP b IP c]=[0 0 0]〔A∠〕 すなわち、健全なb・c両相の地絡故障枝線電
流IP b及びIP cが零なることは当然として、故障相a
の地絡故障枝線電流IP aさえ零となる。 よつて、系統が(3)式を満足するならば、発電機
内部に1相地絡故障が発生しても、故障個所の焼
損を防護することができる。(3)式を零相保護条件
という。(3)式は ZR 00=−ZS 00〔Ω∠〕 すなわち、零相保護条件を満足する系統では、
零相系統が系統周波数について直列共振をしてお
り、換言すれば、零相系統が零相地絡故障枝に対
して系統周波数で並列共振をしていることにな
る。 零相合成負荷ZR 00は零相総合負荷ZR00の関数であ
つて、負荷とともに変化する。また、ZR00には実
効抵抗があるから、零相保護条件をつねに満足す
るためには、零相総合負荷を系統から電気的に切
り離さなければならない。これには送電端変圧器
の1次巻線を三角接続とするか、中性点非接地の
Y接続とすることによつて簡単に実現することが
できる。かくすれば、 ZR 00=ZD 00〔Ω∠〕 (5) となる。発電機の零相内部インピーダンスZS 00
零相内部相インピーダンス1ZS00と中性点接地イン
ピーダンスの3倍3ZS Nとを直列に接続したもので
あるから、一般に誘導性である。ゆえに零相保護
条件を満足するためには、ZD 00は容量性でなけれ
ばならない。すなわち、保護インピーダンスDは
中性点直接接地のY接続三相静電コンデンサであ
る。Dが静電コンデンサであるから、同期機の自
己励磁現象が問題となる。自己励磁現象を抑制す
るにはDの静電容量が小さいことが必要である。
このために健全時におけるDの充電線電流を送電
端変圧機の1次側励磁線電流で相殺する程度の小
さい容量としておけば、自己励磁現象を完全に防
ぐことができる。 かつ、送電端変圧器の2次側が開路された無負
荷状態においても、自己励磁現象は起こらない。
このZD 00で零相保護条件を満足するように中性点
接地インピーダンスZS Nを調整する。かく調整し
たZR 00=ZD 00は一般に非常に大きい。 零相保護条件ZR 00+ZS 00=0は系統が健全なとき
零相系統が系統周波数で直列共振していることを
示すもので、零相系統の直列共振は任意点[Pi
には無関係である。また、ZR 00+ZS 00=0のなかに
は[Pi]点の位置を示す量、たとえば2S00は含ま
れていい。これらのことから、零相保護条件は故
障点[Pi]の位置には無関係であることがわか
る。 なお、出力端子[Sa]において、a相がYP
通して地絡されている場合の系統の動程は下式 で表される。上式によつて地絡枝中の線電流IF al
求めると ただし △S=1/3YP〔ZS 00ZR 00(ZS 10+ZR 10)(ZS 20+ZR 20
) +ZS 10ZR 10(ZS 20+ZR 20)(ZS 00+ZR 00) +ZS 20ZR 20(ZS 00+ZR 00)(ZS 10+ZR 10)〕 +(ZS 00+ZR 00)(ZS 10+ZR 10)(ZS 20+ZR 20)〔Ω
3∠) 上式において、ZR 00+ZS 00=0ならば [IF a0 IF a1 IF a2]=[0 0 0]〔A∠〕 すなわち、出力端子で1相地絡故障が起きて
も、地絡枝中の線電流は3相ともに零になる。 また、中性点NSでa相がYPを通して地絡され
ている場合もZR 00+ZS 00=0ならば地絡枝中の線電
流は3相ともみな零になる。もつとも、この場合
には地絡枝中の線電流はZR 00+ZS 00=0でなくても
零である。これは、中性点接地インピーダンス
ZS NにYPが並列に接続されるだけで地絡故障とは
考えられないので当然である。 零相保護条件は故障点[Pi]の位置に無関係で
あるから、故障が電機子巻線内のいかなる位置に
起ころうとつねに零相保護条件が満足されて、保
護が行なわれる。また、零相保護条件は地絡故障
アドミツタンスYPにも無関係である。 零相保護条件が満足されるならば、発電機出力
端子[Si]の状態は次式で表わされる。すなわ
ち、前述のように、 で表されるが、上式を計算すると 上式にZR 00+ZS 00=0なる条件を入れると となる。 [VS al]=[ZΓR][IS al]であるから、前記の[I
S al
と同様 上式にZR 00+ZS 00なる条件を入れると となる。 本発明は対称分回路定数なる量を導入したため
に、本発明の対称座標法では系統の基準にとつた
a相を零相系統、第1正相系統及び第2正相系統
の3個の対称分−これ等はもちろん単相系統であ
る。−に分解して取り扱うことになつたのである。 そして、これ等3対称分系統の動作が明確とな
り、3対称分系統間の関係も明確となつた。 この考え方を三相全体にあてはめると、三相系
統そのものが完全対称三相式の零相系統・第1正
相系統及び第2正相系統なる3個の対称分三相系
統に分解することができる。零相三相系統では3
相における電位及び線電流がともに零相分であつ
て平衡しており、3相の自己インピーダンスはみ
なZ00で平衡している。そして、第1正相の三相
系統では3相における電位及び線電流がともに第
1正相分であつて平衛しており、3相の自己イン
ピーダンスはみなZ10で平衡している。すなわち、
第1正相の三相系統ではたとえば電位はa相では
Va1、b相ではVb1=γ-1Va1、そしてc相ではVc1
=γ-2Va1で第1正相の対称三相式である。また、
第2正相の三相系統では3相における電位及び線
電流がともに第2正相であつて平衡しており、3
相の自己インピーダンスはみなZ20で平衡してい
る。 このことは系統が対称三相式であろうと非対称
三相式であろうと同じである。換言すれば、非対
称の三相系統でも完全対称三相式の零相の三相系
統・第1正相の三相系統及び第2正相の三相系統
なる3個の対称分三相系統を合成すれば得られ
る。 発電機自体を系統の場合と同様に、完全対称三
相式の零相の三相発電機・第1正相の三相発電機
及び第2正相の三相発電に分解して取り扱うこと
ができる。 3個の対称分三相系統は完全対称三相式である
から、単相系と同じ取り扱いができる。つまり、
結合三相系統も3個の単相系統として取り扱うこ
とができる。 したがつて(6)及び(7)式からわかるように、第1
正相−従来は正相と呼ばれた−発電機は故障に無
関係に系統が健全なるときの状態を保持する。し
たがつて、故障が発生しても負荷にサージを与え
ない。また、第2正相−従来は逆相と呼ばれた一
発電機は動作せず、故障に無関係に系統が健全な
るときの状態を保持する。 また、発電機に地絡故障がない場合、すなわち
発電機が健全なときはYP=0であるから、発電
機の出力端子の状態は前記の(23・1)及び
(24・1)式によつて 上式からわかるように、第2正相及び零相の両
対称分発電機は動作していない。 明細書第23及び24頁の(6)式及び(7)式と上式とを
照し合わせると、1相地絡故障があるに拘らず、
第1正相発電機の状態は発電機が健全なときの状
態にあることがわかる。そして、第2正相発電機
は動作していない。すなわち、第1正相及び第2
正相の両対称分発電機は故障には無関係で、系統
が健全なときの状態を保持している。 ただ、零相発電機だけは故障に応じて動作す
る。 明細書第18頁第15行ないし第19頁第1行に述べ
たように送電端変圧器の1次側捲線を三角接続と
するか、中性点非接地のY接続とすれば、零相総
合負荷を零相系統から切り離すことができる。さ
すればZR 00は無限大となるので、明細書第19頁第
1行(5)式に示すようにZR 00=ZD 00となる。すなわ
ち、零相合成負荷のインピーダンスZR 00は保護イ
ンピーダンスDの零相インピーダンスZD 00に等し
い。 一方、明細書第19頁第10行〜15行に述べたよう
に、Dの三相静電コンデンサは発電機の自己励磁
現象を避けるためにごく小容量にて、Dの充電電
流の大きさを送電端変圧器の1次励磁線電流の大
きさに等しくなるようにする。このために、ZD 00
は非常に大きくなる。 よつて、明細書第23頁の(6)式において
【式】で、零相線電流は非常に 小さいものとなる。 また、故障点[Pi]が出力端子[Si]に近い場
合を考えよう。 2S00は小さいし、26において述べたようにZR 00
=ZD 00は非常に大きいので2S00はZR 00に対して無視
することができる。すなわち、 よつて、明細書第24頁の(7)式は [Pi]が[Si]に近いから、2Sa1≪ESa1かつδ10
=ZR 10+ZS 10である。よつて、上式は したがつて、故障相aの出力端子電位VS aは VS a=VS 00+VS a1+VS a2≒0〔V∠〕 すなわち、VS aは零に近い。 故障点における故障相aの電位VP aは完全に零
である。これはa相の地線電流IP aが零であるから
当然である。 [Pi]が[Si]に近いので、VS a≒VP aであるか
ら、VS aが零に近いことは直ちに推擦できること
である。 [Pi]が[Si]から遠ざかるにつれて2Sa1が大
きくなるとともに、2S00も小さいながら大きくな
るので、VS aは少しずつ大きくなる。しかし、大
体においてVS aは小さい。 健全なb・c両相の電位VS b及びVS cはともに系
統が健全なるときの値の√3倍近くまで上昇す
る。VS b及びVS cはそれぞれ系統が健全なるときよ
りπ/6〔ラジアン〕進み、π/6遅れる。 発電機の動作は地絡故障アドミツタンスYP
無関係である。 (6)式からわかるように電機子の第2正相線電流
IS a2が零であるから、IS a2による磁束も零である。
このために回転子鉄心に渦流が生せず、鉄心の過
熱が全く起らない。 零相保護方式により補償された同期機を有する
系統では、同期機に無関係に送電線路を消弧装置
で補償することができる。 第2図はこの発明に基く零相保護方式で補償さ
れた同期機の単線接続図で、1は被保護同期機、
2は同期機中性点接地インピーダンス、3は零相
保護インピーダンス、4は変圧器、5は送電線路
をそれぞれ示す。 同期機中性点接地インピーダンス2は零相系統
の直列共振を司り、変圧器4は同期機側巻線は3
角接続あるいは中性点非接地のY接続とする。被
保護同期機は同期調相機、同期電動機、または同
期発電機でもよい。 この発明は以上説明した構成に基いて地絡点の
故障電流が零とすることができると共に、従来同
期機内に発生する故障、すなわち電機子巻線と回
転子鉄心の焼損を防止できるなどの作用効果を生
ずる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の系統内における電位線電流
の分布図、第2図はこの発明の零相保護方式で補
償された同期機の単線接続図、を示す。 1:被保護同期機、2:同期機中性点接地イン
ピーダンス、3:零相保護インピーダンス、4:
変圧器、5:送電線路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 三相同期機の端子に中性点直接接地の三相Y
    接続保護静電コンデンサを接続し、これと同期機
    中性点接地インピーダンスとによつて前記三相同
    期機の零相回路を閉回路とし、同期機零相回路を
    系続周波数で直列共振させ電機子内に並列性故障
    が発生したとき、故障枝中の線電流を零ならしめ
    て、故障により生ずる電機子巻線と回転子鉄心の
    焼損を防護することを特徴とする三相同期機の電
    機子内部故障に対する零相保護方式。
JP49114374A 1974-10-03 1974-10-03 Sansodokikino denkishinaibukoshonitaisuru reisohogohoshiki Granted JPS5140540A (en)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP49114374A JPS5140540A (en) 1974-10-03 1974-10-03 Sansodokikino denkishinaibukoshonitaisuru reisohogohoshiki
US05/618,559 US4037138A (en) 1974-10-03 1975-10-01 Zero-phase sequence protective device for faults within armature of three-phase synchronous machine

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