JPH0133586B2 - - Google Patents
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- JPH0133586B2 JPH0133586B2 JP60142353A JP14235385A JPH0133586B2 JP H0133586 B2 JPH0133586 B2 JP H0133586B2 JP 60142353 A JP60142353 A JP 60142353A JP 14235385 A JP14235385 A JP 14235385A JP H0133586 B2 JPH0133586 B2 JP H0133586B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bobbin
- bleaching
- perforated
- scouring
- roll
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、パツケージ染色機或いはその原理を
利用した強制循環方式の精練・漂白装置を用い
て、小幅もののガーゼや綿織物等の精練・漂白更
には染色等の処理を行なう新規な方法に関する。
利用した強制循環方式の精練・漂白装置を用い
て、小幅もののガーゼや綿織物等の精練・漂白更
には染色等の処理を行なう新規な方法に関する。
小幅もののガーゼの多くは精練・漂白仕上げ後
裁断して衛生材料に用いられ、また小幅な綿織物
は精練・漂白仕上げ後捺染して浴衣地に用いられ
たりそのままサラシとして腹帯等に用いられるこ
とが多い。
裁断して衛生材料に用いられ、また小幅な綿織物
は精練・漂白仕上げ後捺染して浴衣地に用いられ
たりそのままサラシとして腹帯等に用いられるこ
とが多い。
ところで、これらの小幅ものの精練・漂白処理
は、従来自然循環方式により行われていた。これ
は、織機から上がつてきたロール状織物から木管
等の巻き芯を除去し、次いで折り畳み機で所定長
さ(例えば1反)にして裁断した布地Cを、例え
ば第6図に示すが如き開放式の処理槽B内に多数
詰め込み、上方から漂白液Sを散布し自然に浸透
落下させて精練・漂白処理をさせるものである。
そして、落下してきた漂白液は再びポンプPによ
り上方に戻され、前記動作が繰り返される。尚、
図中符号Hはヒーターである。
は、従来自然循環方式により行われていた。これ
は、織機から上がつてきたロール状織物から木管
等の巻き芯を除去し、次いで折り畳み機で所定長
さ(例えば1反)にして裁断した布地Cを、例え
ば第6図に示すが如き開放式の処理槽B内に多数
詰め込み、上方から漂白液Sを散布し自然に浸透
落下させて精練・漂白処理をさせるものである。
そして、落下してきた漂白液は再びポンプPによ
り上方に戻され、前記動作が繰り返される。尚、
図中符号Hはヒーターである。
このやり方は、処理布が縮まず皺もよらないの
で巾出し等の余分な工程が不要であり、浴衣地の
場合脱水乾燥後そのまま捺染できるし、衛生ガー
ゼがサラシでは脱水・乾燥後直ちに裁断して製品
にできるメリツトがある。しかし、漂白液は毛管
現象で浸透していくためどうしても晒ムラが生じ
やすく、1バツチの処理に20時間前後かけてもま
だ十分ではなく、極めて効率が悪いものである。
しかも、織物全体に漂白液が均一に浸透するよう
に織物を詰め込むことは非常にむづかしく、永年
の感や経験が必要とする。尚、ロール状織物を巻
き芯を除去したままの状態で処理タンクに詰め込
むことも行われているが、前記同様の欠点を有す
るほか、皺をのばすために余分な工程が必要とな
る。
で巾出し等の余分な工程が不要であり、浴衣地の
場合脱水乾燥後そのまま捺染できるし、衛生ガー
ゼがサラシでは脱水・乾燥後直ちに裁断して製品
にできるメリツトがある。しかし、漂白液は毛管
現象で浸透していくためどうしても晒ムラが生じ
やすく、1バツチの処理に20時間前後かけてもま
だ十分ではなく、極めて効率が悪いものである。
しかも、織物全体に漂白液が均一に浸透するよう
に織物を詰め込むことは非常にむづかしく、永年
の感や経験が必要とする。尚、ロール状織物を巻
き芯を除去したままの状態で処理タンクに詰め込
むことも行われているが、前記同様の欠点を有す
るほか、皺をのばすために余分な工程が必要とな
る。
一方同じガーゼや綿織物でも、広巾のものは液
中を移動させる等効率良く且つ均一に仕上げる精
練・漂白処理が行なわれる。この方法を小幅織物
に応用できることは勿論可能であるが、処理によ
つて生じる縮みや皺解消のために乾燥前に巾出し
や皺伸ばし工程が必要になる上、時間当たりの処
理重量が少なくて高コストとなるため、長い間前
記方法がとられてきた。そこで、小幅織物の処理
を効率良くしかも安価に行なう方法が希求されて
いた。
中を移動させる等効率良く且つ均一に仕上げる精
練・漂白処理が行なわれる。この方法を小幅織物
に応用できることは勿論可能であるが、処理によ
つて生じる縮みや皺解消のために乾燥前に巾出し
や皺伸ばし工程が必要になる上、時間当たりの処
理重量が少なくて高コストとなるため、長い間前
記方法がとられてきた。そこで、小幅織物の処理
を効率良くしかも安価に行なう方法が希求されて
いた。
更に、従来方法では精練・漂白用薬液として過
酸化水素水を用いることはできなかつた。過酸化
水素水は、仕上がりの白度が良く安全性も高い
が、接触した表面箇所のみが漂白され易いので自
然循環方式では晒ムラが生じる欠点がある。その
ため、自然循環方式では次亜塩素酸ナトリウム
(或いは亜塩素酸ナトリウム)を用いているが、
高温では塩素ガスが発生するので低温(通常30〜
40℃以下)処理を行なうため白度が十分でなくま
たムラも生じ易い。更に、排水公害や労働衛生上
の問題もある。
酸化水素水を用いることはできなかつた。過酸化
水素水は、仕上がりの白度が良く安全性も高い
が、接触した表面箇所のみが漂白され易いので自
然循環方式では晒ムラが生じる欠点がある。その
ため、自然循環方式では次亜塩素酸ナトリウム
(或いは亜塩素酸ナトリウム)を用いているが、
高温では塩素ガスが発生するので低温(通常30〜
40℃以下)処理を行なうため白度が十分でなくま
たムラも生じ易い。更に、排水公害や労働衛生上
の問題もある。
本発明は前記に鑑みなされたもので、小幅のガ
ーゼや綿織物・麻織物の精練・漂白や染色処理
を、短時間で効率よくしかも簡単且つムラ無く行
なう方法を提供することを目的とする。また本発
明は、強制循環方法により、小幅のガーゼや綿織
物等のロール巻体をそのまま処理装置に装着して
処理を行なう方法を提供する。更に本発明は、過
酸化水素水を用いてこれらの織物の精練・漂白仕
上げを行なう方法を提供することを目的とする。
ーゼや綿織物・麻織物の精練・漂白や染色処理
を、短時間で効率よくしかも簡単且つムラ無く行
なう方法を提供することを目的とする。また本発
明は、強制循環方法により、小幅のガーゼや綿織
物等のロール巻体をそのまま処理装置に装着して
処理を行なう方法を提供する。更に本発明は、過
酸化水素水を用いてこれらの織物の精練・漂白仕
上げを行なう方法を提供することを目的とする。
これらの目的は、織物の巻き芯として有孔ボビ
ンを用い、且つ処理装置としてパツケージ染色機
或いはその原理を利用した強制循環方式の精練・
漂白装置を用いることにより達成される。
ンを用い、且つ処理装置としてパツケージ染色機
或いはその原理を利用した強制循環方式の精練・
漂白装置を用いることにより達成される。
パツケージ染色機(オーバーマイヤー染色機)
は、罐体の内部にバラ毛、糸その他の被染物を収
納或いは装着したキヤリヤを固定し、染色液を強
制循環して染色するものであるが、従来この方式
で繊維製品の精練・漂白仕上げを行なうことは殆
ど行われていない。
は、罐体の内部にバラ毛、糸その他の被染物を収
納或いは装着したキヤリヤを固定し、染色液を強
制循環して染色するものであるが、従来この方式
で繊維製品の精練・漂白仕上げを行なうことは殆
ど行われていない。
本発明では、このパツケージ染色機の原理を応
用した強制循環方式の精練・漂白装置(以下「強
制循環装置」とする)を用い、処理液として次亜
塩素酸ナトリウム、亜塩素酸ナトリウム更には過
酸化水素等の漂白剤を主体とする漂白液を用い、
短時間で優れた白度の晒処理を行わせる。勿論、
本発明はパツケージ染色機と染色液を用い被染物
の染色を行なうことも出来るが、以下精練・漂白
処理を例に取つて本発明を説明する。
用した強制循環方式の精練・漂白装置(以下「強
制循環装置」とする)を用い、処理液として次亜
塩素酸ナトリウム、亜塩素酸ナトリウム更には過
酸化水素等の漂白剤を主体とする漂白液を用い、
短時間で優れた白度の晒処理を行わせる。勿論、
本発明はパツケージ染色機と染色液を用い被染物
の染色を行なうことも出来るが、以下精練・漂白
処理を例に取つて本発明を説明する。
まず、強制循環装置では有孔ボビンに巻かれて
いるロール巻体をキヤリヤに設けられている有孔
筒状のスピンドルに嵌挿し、スピンドル内から漂
白液を圧送して処理する。漂白液はヒーターによ
り加熱され、且つポンプにより加圧される。また
均一処理を保持するため処理液を逆方向に移動さ
せることもある。
いるロール巻体をキヤリヤに設けられている有孔
筒状のスピンドルに嵌挿し、スピンドル内から漂
白液を圧送して処理する。漂白液はヒーターによ
り加熱され、且つポンプにより加圧される。また
均一処理を保持するため処理液を逆方向に移動さ
せることもある。
尚、ロール巻体をスピンドルに段積みした場
合、その境部分から液漏れを生じないようにする
必要がある。液漏れの防止は、まずロール巻体の
巾より幾分短い有孔ボビンを用いロール巻体を巾
方向から加圧して間隙をなくすことにより行な
う。この際、上下端に小孔の無い部分を設けた有
孔ボビンを用いるとより完全となる。また、各ロ
ール巻体間にその巻き直径と同程度の径のスペー
サを介在させ、該スペーサにより有孔ボビン間の
間隙を埋めるようにしてもよい。この場合も、ス
ペーサの形状によつては上下端に小孔の無い部分
を設けた有孔ボビンを用いることが好ましい。
合、その境部分から液漏れを生じないようにする
必要がある。液漏れの防止は、まずロール巻体の
巾より幾分短い有孔ボビンを用いロール巻体を巾
方向から加圧して間隙をなくすことにより行な
う。この際、上下端に小孔の無い部分を設けた有
孔ボビンを用いるとより完全となる。また、各ロ
ール巻体間にその巻き直径と同程度の径のスペー
サを介在させ、該スペーサにより有孔ボビン間の
間隙を埋めるようにしてもよい。この場合も、ス
ペーサの形状によつては上下端に小孔の無い部分
を設けた有孔ボビンを用いることが好ましい。
一方、織物は織機上で通常木管にロール状に巻
き取られ、巻き取り完了後精練・漂白或いは染色
の為に他所へ送る前に木管を抜き取る。これは重
量と嵩張りを減らすためであるが、従来はそのま
ま或いは折り畳んで漂白処理するためこれで事足
りた。ところが本発明では、ロール状織物が有孔
ボビンを備えていることが必須となる。そこで、
ロール状織物に有孔ボビンを挿着することが必要
になるが、ロール状織物が竹の子状に崩れる等な
かなかうまくいかなかつた。本発明者はこの挿着
につき試行錯誤を繰り返したすえ、ボビンを確実
にロール巻体の中心部に挿着する技術を開発し
た。これは、後で詳述するボビン挿入具を用い
て、元の木管を抜き取つた空所に有孔ボビンを挿
入固定するものである。
き取られ、巻き取り完了後精練・漂白或いは染色
の為に他所へ送る前に木管を抜き取る。これは重
量と嵩張りを減らすためであるが、従来はそのま
ま或いは折り畳んで漂白処理するためこれで事足
りた。ところが本発明では、ロール状織物が有孔
ボビンを備えていることが必須となる。そこで、
ロール状織物に有孔ボビンを挿着することが必要
になるが、ロール状織物が竹の子状に崩れる等な
かなかうまくいかなかつた。本発明者はこの挿着
につき試行錯誤を繰り返したすえ、ボビンを確実
にロール巻体の中心部に挿着する技術を開発し
た。これは、後で詳述するボビン挿入具を用い
て、元の木管を抜き取つた空所に有孔ボビンを挿
入固定するものである。
尚本発明においては、このボビン挿入具を用い
て挿着したものの他、当初から織機上で有孔ボビ
ンに巻き取りしたものとか、処理工場で有孔ボビ
ンに巻き替えたものも当然に用いられる。特に、
染色する場合にはボビン径が大きい方がよいの
で、巻き替える方式が好ましい。ただ、前者はボ
ビン回収の手間暇がかかるし、後者は時間的なロ
スを生むので、精練・漂白処理のみの場合には有
孔ボビンから後に挿着するのが最も好ましい。
て挿着したものの他、当初から織機上で有孔ボビ
ンに巻き取りしたものとか、処理工場で有孔ボビ
ンに巻き替えたものも当然に用いられる。特に、
染色する場合にはボビン径が大きい方がよいの
で、巻き替える方式が好ましい。ただ、前者はボ
ビン回収の手間暇がかかるし、後者は時間的なロ
スを生むので、精練・漂白処理のみの場合には有
孔ボビンから後に挿着するのが最も好ましい。
以下、図面に示す実施例に基づいて本発明をよ
り詳細に説明する。
り詳細に説明する。
第1図aは本発明に用いる有孔ボビン1の一例
で、同図bはその挿着のために用いるボビン挿入
具2である。有孔ボビン1は多数の小孔1a……
…を備えたもので、金属特にステンレス製のもの
や耐酸・耐アルカリ性のプラスチツク例えばポリ
プロピレン成型品等が好適に用いられる。その寸
法は、元の木管の大きさや織物の種類、巾、巻き
厚、織り密度等にもよるが、概ね長さが30〜50cm
程度、直径が40〜60mm程度、肉厚は1〜3mm程度
で、小孔1a………の大きさは2〜8mmφ程度で
ある。尚、両端1〜2cm程度小孔の無い部分を設
けてもよい。
で、同図bはその挿着のために用いるボビン挿入
具2である。有孔ボビン1は多数の小孔1a……
…を備えたもので、金属特にステンレス製のもの
や耐酸・耐アルカリ性のプラスチツク例えばポリ
プロピレン成型品等が好適に用いられる。その寸
法は、元の木管の大きさや織物の種類、巾、巻き
厚、織り密度等にもよるが、概ね長さが30〜50cm
程度、直径が40〜60mm程度、肉厚は1〜3mm程度
で、小孔1a………の大きさは2〜8mmφ程度で
ある。尚、両端1〜2cm程度小孔の無い部分を設
けてもよい。
一方ボビン挿入具2は、基部2aが有孔ボビン
1の外径と等しいか幾分大きい径を有し、その後
端に有孔ボビン1を嵌挿するための段部2bを備
えている。またその先端2cは先細りとなつてい
るが、より好ましい形状は先端2c部分を少しく
太く脹らませた後再度細くなり、その後緩やかに
(特に好ましくは放物線状に)径が増大するもの
である。係る形状のボビン挿入具は、挿入抵抗が
一部にのみかかるためロール状織物を崩さずに有
孔ボビン1の挿入ができる。尚、このボビン挿入
具2は、本発明における有孔ボビン1のみに限ら
ず、同様にロール状織物の巻き芯孔にボビンを再
挿着するときに用いることができる。また、この
ボビン挿入具2は中実体でも中空体でもよい。
1の外径と等しいか幾分大きい径を有し、その後
端に有孔ボビン1を嵌挿するための段部2bを備
えている。またその先端2cは先細りとなつてい
るが、より好ましい形状は先端2c部分を少しく
太く脹らませた後再度細くなり、その後緩やかに
(特に好ましくは放物線状に)径が増大するもの
である。係る形状のボビン挿入具は、挿入抵抗が
一部にのみかかるためロール状織物を崩さずに有
孔ボビン1の挿入ができる。尚、このボビン挿入
具2は、本発明における有孔ボビン1のみに限ら
ず、同様にロール状織物の巻き芯孔にボビンを再
挿着するときに用いることができる。また、この
ボビン挿入具2は中実体でも中空体でもよい。
第2図は、有孔ボビン1の挿着の手順を示す。
まず、第2図aの如く木管を抜き取られたロール
状織物3の中央部の孔3aに、ボビン挿入具2を
先端の方から挿入する(第2図b)。続いて、有
孔ボビン1の先端をボビン挿入具2の段部2bに
被せた状態で、ボビン挿入具2とともに挿入する
(第2図c)。この際、ボビン挿入具2の先端部分
の独特な形状のため極めてスムーズな挿入ができ
る。尚ボビン挿入具2は磨いた木管等布地との摩
擦が小さいものが好ましい。有孔ボビン1の挿入
が完全に行われたらボビン挿入具2を外し、同図
dの如きロール巻体4が得られる。
まず、第2図aの如く木管を抜き取られたロール
状織物3の中央部の孔3aに、ボビン挿入具2を
先端の方から挿入する(第2図b)。続いて、有
孔ボビン1の先端をボビン挿入具2の段部2bに
被せた状態で、ボビン挿入具2とともに挿入する
(第2図c)。この際、ボビン挿入具2の先端部分
の独特な形状のため極めてスムーズな挿入ができ
る。尚ボビン挿入具2は磨いた木管等布地との摩
擦が小さいものが好ましい。有孔ボビン1の挿入
が完全に行われたらボビン挿入具2を外し、同図
dの如きロール巻体4が得られる。
次いで、このロール巻体4………を第3図の如
く強制循環装置5にセツトする。まず、キヤリヤ
6に立設固定された複数本のスピンドル7………
の夫々に、1乃至数個(図では4個)のロール巻
体4を挿着する。符号7a〔第4図〕はスピンド
ル7の小孔である。この挿着は、第4図aの如く
そのまま各ロール巻体4………を積み重ねるか、
同図b或いはcのように間にスペーサ8を介在さ
せて行なう。何れの場合も、積み重ねたロール巻
体4の最下端と最上端には第3図の如くスペーサ
を介挿しておく。スペーサ8を用いない場合に
は、ロール巻体4の巾(高さ)よりも幾分短か目
の有孔ボビン1を用い、キヤツプ9で締め付け押
圧してロール巻体4,4間の隙間を無くして液漏
れを防ぐとよい。尚、第3図はスペーサ8を用い
た場合で、イはキヤツプ締め付け前、ロは締め付
け後の状態を示す。
く強制循環装置5にセツトする。まず、キヤリヤ
6に立設固定された複数本のスピンドル7………
の夫々に、1乃至数個(図では4個)のロール巻
体4を挿着する。符号7a〔第4図〕はスピンド
ル7の小孔である。この挿着は、第4図aの如く
そのまま各ロール巻体4………を積み重ねるか、
同図b或いはcのように間にスペーサ8を介在さ
せて行なう。何れの場合も、積み重ねたロール巻
体4の最下端と最上端には第3図の如くスペーサ
を介挿しておく。スペーサ8を用いない場合に
は、ロール巻体4の巾(高さ)よりも幾分短か目
の有孔ボビン1を用い、キヤツプ9で締め付け押
圧してロール巻体4,4間の隙間を無くして液漏
れを防ぐとよい。尚、第3図はスペーサ8を用い
た場合で、イはキヤツプ締め付け前、ロは締め付
け後の状態を示す。
一方、スペーサ8は液漏れとロール巻体4の崩
れを防止するために用いるもので、何れもロール
巻体4の直径程度の径を持ち中央部に透孔のある
円板状で、金属またはポリプロピレン等のプラス
チツクで成型される。尚、第4図bのスペーサ8
は透孔内に有孔ボビン1と同径の環状突部8aを
持ち、ロール巻体4の巾よりも有孔ボビンの長さ
が短かくない場合に用いられる。同図cのスペー
サ8は有孔ボビン1の端部に挿入される短円筒8
bを持ち、有孔ボビン1の長さがロール巻体4の
巾よりも長くない場合に用いられる。この場合に
は、有孔ボビン1の全体に小孔1aを設けておい
てもよい。
れを防止するために用いるもので、何れもロール
巻体4の直径程度の径を持ち中央部に透孔のある
円板状で、金属またはポリプロピレン等のプラス
チツクで成型される。尚、第4図bのスペーサ8
は透孔内に有孔ボビン1と同径の環状突部8aを
持ち、ロール巻体4の巾よりも有孔ボビンの長さ
が短かくない場合に用いられる。同図cのスペー
サ8は有孔ボビン1の端部に挿入される短円筒8
bを持ち、有孔ボビン1の長さがロール巻体4の
巾よりも長くない場合に用いられる。この場合に
は、有孔ボビン1の全体に小孔1aを設けておい
てもよい。
次いで、このキヤリヤ6全体を、吊金具10部
分で吊持して装置本体たる罐体11内に収納して
固定し、蓋体12で全体を気密に覆う。
分で吊持して装置本体たる罐体11内に収納して
固定し、蓋体12で全体を気密に覆う。
漂白液13は、罐体11の下面に設けた入り口
パイプ14から圧入され、スピンドル7、有孔ボ
ビン1の夫々の小孔7a………,1a………を通
つて布地を漂白しつつ下方に落下する。この際漂
白液13は、有孔ボビン1から放射状に浸透して
拡がり、しかも加圧されているのでロール巻体の
全体に均一に浸透する。また、漂白液13はスペ
ーサ8に沿つた移動もするので、スペーサ8を用
いた場合にはロール巻体肩部(縁部)の漂白も十
分行なわれる。一方、下方に落下してきた漂白液
13は罐体11の下部側面に設けた出口パイプ1
5から吸引されて系外に出され、再度入り口パイ
プ14に送られる。余分な漂白液13はオーバー
フロー管16から系外に出される。また図中符号
17は漂白液13を加温するためのヒーター、1
8はポンプである。斯くして、従来20時間以上も
かかつたものと同程度以上の精練・漂白及び水洗
処理が、5〜7時間程度で出来ることが可能にな
つた。
パイプ14から圧入され、スピンドル7、有孔ボ
ビン1の夫々の小孔7a………,1a………を通
つて布地を漂白しつつ下方に落下する。この際漂
白液13は、有孔ボビン1から放射状に浸透して
拡がり、しかも加圧されているのでロール巻体の
全体に均一に浸透する。また、漂白液13はスペ
ーサ8に沿つた移動もするので、スペーサ8を用
いた場合にはロール巻体肩部(縁部)の漂白も十
分行なわれる。一方、下方に落下してきた漂白液
13は罐体11の下部側面に設けた出口パイプ1
5から吸引されて系外に出され、再度入り口パイ
プ14に送られる。余分な漂白液13はオーバー
フロー管16から系外に出される。また図中符号
17は漂白液13を加温するためのヒーター、1
8はポンプである。斯くして、従来20時間以上も
かかつたものと同程度以上の精練・漂白及び水洗
処理が、5〜7時間程度で出来ることが可能にな
つた。
ところで、本発明では漂白液13として次亜塩
素酸ナトリウムや亜塩素酸ナトリウム以外に、過
酸化水素水をも用いることができる。過酸化水素
水は、前述した如く安全で公害問題もあまり無く
しかも白度の優れたものが得られる。ただ、低温
では漂白速度が遅いので90〜120℃程度に昇温す
る必要がある。尚、本発明においても次亜塩素酸
ナトリウムや亜塩素酸ナトリウムを用いることが
できることは勿論である。
素酸ナトリウムや亜塩素酸ナトリウム以外に、過
酸化水素水をも用いることができる。過酸化水素
水は、前述した如く安全で公害問題もあまり無く
しかも白度の優れたものが得られる。ただ、低温
では漂白速度が遅いので90〜120℃程度に昇温す
る必要がある。尚、本発明においても次亜塩素酸
ナトリウムや亜塩素酸ナトリウムを用いることが
できることは勿論である。
以上の精練・漂白工程の後に、同様にして水洗
する。次いでキヤリヤ6ごとにロール巻体4……
…を装置5から取りだして脱水・乾燥し、精製・
漂白済のロール巻体4Aを得る。このロール巻体
4Aを、衛生ガーゼ19やサラシでは適当量ずつ
裁断して折り畳み、浴衣地20等ではそのまま捺
染する(第5図)。
する。次いでキヤリヤ6ごとにロール巻体4……
…を装置5から取りだして脱水・乾燥し、精製・
漂白済のロール巻体4Aを得る。このロール巻体
4Aを、衛生ガーゼ19やサラシでは適当量ずつ
裁断して折り畳み、浴衣地20等ではそのまま捺
染する(第5図)。
以上は、処理液として漂白液を用いた場合を説
明したが、同様な装置で染色液を用い、小幅織物
の染色をすることができる。
明したが、同様な装置で染色液を用い、小幅織物
の染色をすることができる。
最後に、過酸化水素水を漂白液として用いた場
合の処理例を述べる。まず、原反巾32cmのガーゼ
を直径24cm程度に巻き上げたロール巻体に有孔ボ
ビン1を装着し、容量400の罐体に9本詰め込
み、35%H2O2の10g/溶液を主体とする漂白
液300を110℃程度に加温して、ポンプ圧1Kgで
5/Kg/分程度の割合でスピンドルから押し出
す。
合の処理例を述べる。まず、原反巾32cmのガーゼ
を直径24cm程度に巻き上げたロール巻体に有孔ボ
ビン1を装着し、容量400の罐体に9本詰め込
み、35%H2O2の10g/溶液を主体とする漂白
液300を110℃程度に加温して、ポンプ圧1Kgで
5/Kg/分程度の割合でスピンドルから押し出
す。
かかる強制循環による精練・漂白作用を水洗時
間も入れて6時間程続けた後、脱水して含水率85
%程度とし、次いで含水率7%程度に乾燥して精
練・漂白仕上げをした。得られた漂白ガーゼは、
アルカリ残分、糊残分、水溶性残分、灰分、白度
等全てが局方の基準をクリヤした。
間も入れて6時間程続けた後、脱水して含水率85
%程度とし、次いで含水率7%程度に乾燥して精
練・漂白仕上げをした。得られた漂白ガーゼは、
アルカリ残分、糊残分、水溶性残分、灰分、白度
等全てが局方の基準をクリヤした。
また、濃度0.3%、温度40℃の次亜塩素酸ナト
リウム水溶液を漂白液として用い他は前記例同様
にして7時間程度強制循環処理を行わせたとこ
ろ、前記過酸化水素水の場合よりも幾分白度は落
ちるが局方を十分クリヤする仕上がりの精練・漂
白処理がなされたガーゼが得られた。
リウム水溶液を漂白液として用い他は前記例同様
にして7時間程度強制循環処理を行わせたとこ
ろ、前記過酸化水素水の場合よりも幾分白度は落
ちるが局方を十分クリヤする仕上がりの精練・漂
白処理がなされたガーゼが得られた。
以上詳述したように本発明方法は、小幅ものの
ガーゼや綿織物等を有孔ボビンに巻き付けたまま
の状態で、強制循環装置により処理液を強制循環
しながら精練・漂白処理或いは染色処理するもの
である。
ガーゼや綿織物等を有孔ボビンに巻き付けたまま
の状態で、強制循環装置により処理液を強制循環
しながら精練・漂白処理或いは染色処理するもの
である。
従つて、従来の自然循環方式の方法に比べて3
分の1程度の処理時間でより完全な処理ができる
ため、装置の台数や作業人員の大幅な合理化がで
きるとともに、処理装置への被晒物や被染物の出
入が容易且つ短時間で出来、作業効率も大きく向
上する。更に漂白液として過酸化水素水を用いる
ことができるので作業環境も良くなり、白度が高
く布傷みも少ない高品質の精練・漂白仕上げがで
きる等極めて有用性の高いものである。更に、ボ
ビン挿入具を用いて有孔ボビンの再循環を行なえ
ばボビンの返却や巻き替えの手間もいらず、効率
のよい準備ができる。
分の1程度の処理時間でより完全な処理ができる
ため、装置の台数や作業人員の大幅な合理化がで
きるとともに、処理装置への被晒物や被染物の出
入が容易且つ短時間で出来、作業効率も大きく向
上する。更に漂白液として過酸化水素水を用いる
ことができるので作業環境も良くなり、白度が高
く布傷みも少ない高品質の精練・漂白仕上げがで
きる等極めて有用性の高いものである。更に、ボ
ビン挿入具を用いて有孔ボビンの再循環を行なえ
ばボビンの返却や巻き替えの手間もいらず、効率
のよい準備ができる。
第1図aは本発明方法に用いる有孔ボビンの一
例を示す斜視図、同図bはボビン挿入具の一例を
示す斜視図、第2図はロール巻体に有孔ボビンを
挿着する順序を示す説明図でaは木管を抜いたロ
ール状織物の斜視図、bはボビン挿入具を挿入し
た状態の断面図、cは有孔ボビンを挿入した状態
の断面図、dは有孔ボビンを挿着したロール巻体
の斜視図、第3図は精練・漂白装置の一例を示す
断面図、第4図a,b及びcは夫々異なる態様で
ロール巻体をスピンドルに挿着した状態の部分断
面図、第5図は仕上げ後のロール巻体の斜視図、
第6図は従来方法による精練・漂白装置の一例を
示す概略図である。 1……有孔ボビン、2……ボビン挿入具、3…
…ロール状織物、4……ロール巻体、4A……処
理後のロール巻体、5……強制循環装置、6……
キヤリヤ、7……スピンドル、8……スペーサ、
11……罐体、13……漂白液、14……入口パ
イプ、15……出口パイプ、17……ヒーター、
18……ポンプ。
例を示す斜視図、同図bはボビン挿入具の一例を
示す斜視図、第2図はロール巻体に有孔ボビンを
挿着する順序を示す説明図でaは木管を抜いたロ
ール状織物の斜視図、bはボビン挿入具を挿入し
た状態の断面図、cは有孔ボビンを挿入した状態
の断面図、dは有孔ボビンを挿着したロール巻体
の斜視図、第3図は精練・漂白装置の一例を示す
断面図、第4図a,b及びcは夫々異なる態様で
ロール巻体をスピンドルに挿着した状態の部分断
面図、第5図は仕上げ後のロール巻体の斜視図、
第6図は従来方法による精練・漂白装置の一例を
示す概略図である。 1……有孔ボビン、2……ボビン挿入具、3…
…ロール状織物、4……ロール巻体、4A……処
理後のロール巻体、5……強制循環装置、6……
キヤリヤ、7……スピンドル、8……スペーサ、
11……罐体、13……漂白液、14……入口パ
イプ、15……出口パイプ、17……ヒーター、
18……ポンプ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ガーゼや綿布等の小幅織物のロール巻体を強
制循環式精練漂白装置を用いて精練・漂白或いは
染色するべくロール巻体に有孔ボビンを挿着する
場合において、織物の織成時に用いた巻き芯を抜
き出した後に、基部が有孔ボビンの外径と均しい
か幾分大きい径を有しその後端に有孔ボビンを嵌
装するための段部を備え且つ先端に向かつてくび
れ状に先細りし先端部分が幾分膨出した形状のボ
ビン挿入具を用いて、ロール巻体の中心部に有孔
ボビンを挿入して挿着し、次いで有孔ボビンを挿
着したロール巻体をキヤリアのスピンドルに嵌装
し、次いでキヤリアごと罐体内に収納固定し、処
理液を強制循環させながら織物の精練・漂白或い
は染色処理を行わせることを特徴とする小幅織物
の処理方法。 2 精練・漂白用の処理液として、過酸化水素水
を用いるものである特許請求の範囲第1項記載の
小幅織物の処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14235385A JPS626965A (ja) | 1985-06-27 | 1985-06-27 | 小幅織物の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14235385A JPS626965A (ja) | 1985-06-27 | 1985-06-27 | 小幅織物の処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS626965A JPS626965A (ja) | 1987-01-13 |
| JPH0133586B2 true JPH0133586B2 (ja) | 1989-07-13 |
Family
ID=15313396
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14235385A Granted JPS626965A (ja) | 1985-06-27 | 1985-06-27 | 小幅織物の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS626965A (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5826233B2 (ja) * | 1973-06-20 | 1983-06-01 | カブシキガイシヤ ヒタチメデイコ | ガゾウキロクサイセイソウチ |
| JPS50111373A (ja) * | 1974-02-12 | 1975-09-02 | ||
| JPS55128068A (en) * | 1979-03-23 | 1980-10-03 | Miyaoka Senkoushiyo Yuugen | Fabric treating method |
-
1985
- 1985-06-27 JP JP14235385A patent/JPS626965A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS626965A (ja) | 1987-01-13 |
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