JPH0136668B2 - - Google Patents
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- JPH0136668B2 JPH0136668B2 JP57074354A JP7435482A JPH0136668B2 JP H0136668 B2 JPH0136668 B2 JP H0136668B2 JP 57074354 A JP57074354 A JP 57074354A JP 7435482 A JP7435482 A JP 7435482A JP H0136668 B2 JPH0136668 B2 JP H0136668B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- secondary electron
- sample
- electron
- objective lens
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J37/00—Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
- H01J37/26—Electron or ion microscopes; Electron or ion diffraction tubes
- H01J37/28—Electron or ion microscopes; Electron or ion diffraction tubes with scanning beams
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は半導体装置を動作状態で観察する場合
に用いて好適な電子顕微鏡装置に関する。
に用いて好適な電子顕微鏡装置に関する。
従来、IC、LSI等のように集積化された半導体
装置の動作チエツクを行う場合、半導体装置を電
源及びクロツクパルスを加えて動作状態に成すと
共に、この半導体装置の表面に探針を立ててその
点の電位を測定するようにしている。しかしなが
ら近年のようにLSIの高集積化、高速動作化が進
むと、上記の方法では探針を立てることが困難と
なり、また探針の持つ静電容量により高速素子の
動作チエツクを正確に行うことができなくなる等
の問題が生じてきており、このため上記の方法は
既に限界に達しつつある。そこで近年になつて電
子顕微鏡を用いる方法が提案され、各方面でその
実用化への開発が試みられている。第1図は半導
体装置を動作状態で観察するための従来のストロ
ボ走査式電子顕微鏡装置の概略的な構成を示すも
のである。電子顕微鏡1内には、電子銃2、X方
向偏向電極3、Y方向偏向電極4、集束レンズ
5、走査コイル6、対物レンズ7及び2次電子偏
向電極8(以下2次電極8と称する)等が配さ
れ、2次電極8の下方には例えばLSI等の試料9
が置かれている。尚、鏡体1aは高度の真空に保
たれている。電子銃2から発射された電子ビーム
B1は上記電子レンズ系によりビーム径を絞られ
て試料9の表面に照射される。これによつて上記
表面の電位に応じた量の2次電子B2が発生し、
この2次電子B2は2次電極8で偏向されて検出
器10に加えられる。試料9はクロツク発振器1
1よりクロツクパルスが加えられて動作状態に置
かれる。このクロツクパルスはまた可変遅延回路
12を通じてパルスジエネレータ13に加えら
れ、これにより、第2図に示すようにX,Y方向
の偏向電圧VX,VYが得られる。この偏向電圧
VX,VYはクロツクパルスと、遅延回路12の遅
延量に応じた位相関係で同期されている。この偏
向電圧VX,VYにより電子ビームB1は第3図に示
すように±X、±Y方向に偏向される。この場合、
上記電子レンズ系には、第3図及び第1図の点線
で示すように、イメージアパーチヤ14が実質的
に形成されており、このアパーチヤ14を+X方
向にビームB1が横切る瞬間に、このビーム10
がアパーチヤ14から下方に落とされて試料9に
達する。即ち、ビームB1はクロツクパルスと同
期されながら間欠的に試料9をストロボ照射する
ことになる。今、走査コイル6が動作していない
ものとすると、ビーム10は試料9の一点を間欠
的に照射する。この照射点の電位VSは試料9の
動作によつて、例えば第4図Aのようにクロツク
パルスに応じて周期的に変化している。この状態
において第4図Bに示すタイミングでビームが照
射されると、その瞬間の電位VS1がサンプリング
され、この電位VS1に応じた2次電子B2の発生量
を検出器10で検出することができる。また、遅
延回路12の遅延量を変化させれば、第4図Bの
点線で示すように、サンプリングのタイミングが
移動するため、電位VS2を検出することができ
る。
装置の動作チエツクを行う場合、半導体装置を電
源及びクロツクパルスを加えて動作状態に成すと
共に、この半導体装置の表面に探針を立ててその
点の電位を測定するようにしている。しかしなが
ら近年のようにLSIの高集積化、高速動作化が進
むと、上記の方法では探針を立てることが困難と
なり、また探針の持つ静電容量により高速素子の
動作チエツクを正確に行うことができなくなる等
の問題が生じてきており、このため上記の方法は
既に限界に達しつつある。そこで近年になつて電
子顕微鏡を用いる方法が提案され、各方面でその
実用化への開発が試みられている。第1図は半導
体装置を動作状態で観察するための従来のストロ
ボ走査式電子顕微鏡装置の概略的な構成を示すも
のである。電子顕微鏡1内には、電子銃2、X方
向偏向電極3、Y方向偏向電極4、集束レンズ
5、走査コイル6、対物レンズ7及び2次電子偏
向電極8(以下2次電極8と称する)等が配さ
れ、2次電極8の下方には例えばLSI等の試料9
が置かれている。尚、鏡体1aは高度の真空に保
たれている。電子銃2から発射された電子ビーム
B1は上記電子レンズ系によりビーム径を絞られ
て試料9の表面に照射される。これによつて上記
表面の電位に応じた量の2次電子B2が発生し、
この2次電子B2は2次電極8で偏向されて検出
器10に加えられる。試料9はクロツク発振器1
1よりクロツクパルスが加えられて動作状態に置
かれる。このクロツクパルスはまた可変遅延回路
12を通じてパルスジエネレータ13に加えら
れ、これにより、第2図に示すようにX,Y方向
の偏向電圧VX,VYが得られる。この偏向電圧
VX,VYはクロツクパルスと、遅延回路12の遅
延量に応じた位相関係で同期されている。この偏
向電圧VX,VYにより電子ビームB1は第3図に示
すように±X、±Y方向に偏向される。この場合、
上記電子レンズ系には、第3図及び第1図の点線
で示すように、イメージアパーチヤ14が実質的
に形成されており、このアパーチヤ14を+X方
向にビームB1が横切る瞬間に、このビーム10
がアパーチヤ14から下方に落とされて試料9に
達する。即ち、ビームB1はクロツクパルスと同
期されながら間欠的に試料9をストロボ照射する
ことになる。今、走査コイル6が動作していない
ものとすると、ビーム10は試料9の一点を間欠
的に照射する。この照射点の電位VSは試料9の
動作によつて、例えば第4図Aのようにクロツク
パルスに応じて周期的に変化している。この状態
において第4図Bに示すタイミングでビームが照
射されると、その瞬間の電位VS1がサンプリング
され、この電位VS1に応じた2次電子B2の発生量
を検出器10で検出することができる。また、遅
延回路12の遅延量を変化させれば、第4図Bの
点線で示すように、サンプリングのタイミングが
移動するため、電位VS2を検出することができ
る。
次に、偏向回路15により走査コイル6及び陰
極線管16の水平及び垂直コイル17を駆動す
る。これによつて試料9の所定面積がビームB1
で間欠的に照射されながら走査される。この場
合、試料9上の走査位置と陰極線管16の画面上
の走査位置とが常に対応するように成される。試
料9のビームB1により走査される面に形成され
た素子パターン及び信号伝送パターンの電位はク
ロツクパルスに応じて一定周期で変化しており、
この面をビームB1がクロツクパルスで同期され
て間欠的に一定周期で走査する。従つて、ビーム
B1が走査することによりサンプリングされる各
走査位置における電位は夫々常に略等しくなる。
上記サンプリングにより得られた2次電子B2は
検出器28で検出され、この検出信号はビデオア
ンプ18で増巾された後、フイルタ19でノイズ
を除去され、さらにフイードバツクアンプ20で
増巾された後、a点から陰極線管16に加えられ
る。尚、アンプ20の出力の一部はa点から2次
電極8に帰還されるがこれについては後述する。
上記a点の出力が陰極線管16に加えられること
により、その画面に試料9の上記走査面の電位パ
ターンが徐々に映し出される。従つて、この画面
に写真フイルムを密着させて感光させることによ
り、このフイルム上にクロツクパルスのある位相
に対する上記電位パターンの画像を写すことがで
きる。この場合、電位の高い部分は例えば黒く写
り、電位の低い部分は白く写る。また、クロツク
パルスの遅延量を変えることにより、第4図Bに
ついて述べたようにサンプリングの位相を変えれ
ば、クロツクパルスの異る位相に対する電位パタ
ーンを得ることができる。この電位パターンを観
察することにより、試料9の内部の遅れをもたら
す素子等の欠陥素子を容易に見付けることができ
る。
極線管16の水平及び垂直コイル17を駆動す
る。これによつて試料9の所定面積がビームB1
で間欠的に照射されながら走査される。この場
合、試料9上の走査位置と陰極線管16の画面上
の走査位置とが常に対応するように成される。試
料9のビームB1により走査される面に形成され
た素子パターン及び信号伝送パターンの電位はク
ロツクパルスに応じて一定周期で変化しており、
この面をビームB1がクロツクパルスで同期され
て間欠的に一定周期で走査する。従つて、ビーム
B1が走査することによりサンプリングされる各
走査位置における電位は夫々常に略等しくなる。
上記サンプリングにより得られた2次電子B2は
検出器28で検出され、この検出信号はビデオア
ンプ18で増巾された後、フイルタ19でノイズ
を除去され、さらにフイードバツクアンプ20で
増巾された後、a点から陰極線管16に加えられ
る。尚、アンプ20の出力の一部はa点から2次
電極8に帰還されるがこれについては後述する。
上記a点の出力が陰極線管16に加えられること
により、その画面に試料9の上記走査面の電位パ
ターンが徐々に映し出される。従つて、この画面
に写真フイルムを密着させて感光させることによ
り、このフイルム上にクロツクパルスのある位相
に対する上記電位パターンの画像を写すことがで
きる。この場合、電位の高い部分は例えば黒く写
り、電位の低い部分は白く写る。また、クロツク
パルスの遅延量を変えることにより、第4図Bに
ついて述べたようにサンプリングの位相を変えれ
ば、クロツクパルスの異る位相に対する電位パタ
ーンを得ることができる。この電位パターンを観
察することにより、試料9の内部の遅れをもたら
す素子等の欠陥素子を容易に見付けることができ
る。
次に、第5図は2次電極8の構造を示すもの
で、この2次電極8はビーム通過孔21を有する
外側電極22、内側電極23、グリツド24及び
リターデインググリツド25等で構成されてい
る。またこの2次電極8の下方にはアノード電極
26とウエネルト電極27とが設けられている。
外側電極22と内側電極23とにより2次電子通
路28が図示のように彎曲して形成されている。
アノード電極26及びウエネルト電極27は、2
次電子引き出し電極として動作するもので、試料
9の測定点又は測定面付近の電位の影響を除去す
ると共に、2次電子B2を加速するために設けら
れている。リターデインググリツド25には、第
1図のa点におけるアンプ20の出力の一部が帰
還されて加えられる。この帰還電圧によつて検出
器10で検出される2次電子B2の量が一定とな
るようにグリツド25の電位が制御される。これ
によつて試料9の測定点の電位変化を、a点にお
いて定量化することができ、2次電子発生量をリ
ニアに検出することができる。
で、この2次電極8はビーム通過孔21を有する
外側電極22、内側電極23、グリツド24及び
リターデインググリツド25等で構成されてい
る。またこの2次電極8の下方にはアノード電極
26とウエネルト電極27とが設けられている。
外側電極22と内側電極23とにより2次電子通
路28が図示のように彎曲して形成されている。
アノード電極26及びウエネルト電極27は、2
次電子引き出し電極として動作するもので、試料
9の測定点又は測定面付近の電位の影響を除去す
ると共に、2次電子B2を加速するために設けら
れている。リターデインググリツド25には、第
1図のa点におけるアンプ20の出力の一部が帰
還されて加えられる。この帰還電圧によつて検出
器10で検出される2次電子B2の量が一定とな
るようにグリツド25の電位が制御される。これ
によつて試料9の測定点の電位変化を、a点にお
いて定量化することができ、2次電子発生量をリ
ニアに検出することができる。
而して、上述した電子顕微鏡装置においては、
ビームB1を高速素子の動作に合わせて間欠的に
照射するようにしているため、この照射時間とし
ては、ナノ秒単位の極めて短い時間を要求され
る。この短い時間に2次電子B2を検出し得る充
分な量を以つて発生させるためには、通常の連続
照射式の電子顕微鏡に比して3ケタ程大きなビー
ム電流を必要とする。一方、電子顕微鏡において
分解能を上げるためにはビーム径をできるだけ細
くする必要がある。しかしながらビーム径rsとビ
ーム電流I1とは一般にrs=k1〔k2I1+k3(1/Va)2〕3
8 (但し、k1、k2、k:定数、Va=カソード電圧)
なる関係があるため、ビーム径rsを細くしながら
ビーム電流を充分大きくすることが困難となつて
いた。
ビームB1を高速素子の動作に合わせて間欠的に
照射するようにしているため、この照射時間とし
ては、ナノ秒単位の極めて短い時間を要求され
る。この短い時間に2次電子B2を検出し得る充
分な量を以つて発生させるためには、通常の連続
照射式の電子顕微鏡に比して3ケタ程大きなビー
ム電流を必要とする。一方、電子顕微鏡において
分解能を上げるためにはビーム径をできるだけ細
くする必要がある。しかしながらビーム径rsとビ
ーム電流I1とは一般にrs=k1〔k2I1+k3(1/Va)2〕3
8 (但し、k1、k2、k:定数、Va=カソード電圧)
なる関係があるため、ビーム径rsを細くしながら
ビーム電流を充分大きくすることが困難となつて
いた。
上記の問題を解決するために、本出願人は先に
特願昭55−43991号による発明を提案した。以下、
上記出願による発明について説明する。
特願昭55−43991号による発明を提案した。以下、
上記出願による発明について説明する。
前述した第1図の電子顕微鏡装置において、一
般にM=αc/αsなるビーム縮小率が用いられ、この Mは通常M<<1である。またビーム径rsに関す
る前記の式においては、ビーム電流I1を大きくと
るとビーム径rsも大となるが、この場合、そのビ
ーム径を発射点から後のレンズ系でできるだけ絞
つてMをより小さくすれば、ビーム電流を大とし
ながらビーム径を細くすることができる。Mをよ
り小さくするためには、第1図においてαsを大と
すればよいが、第1図の構成で、2次電極8が試
料9のすぐ上にあるためαsを大とすることができ
ない。
般にM=αc/αsなるビーム縮小率が用いられ、この Mは通常M<<1である。またビーム径rsに関す
る前記の式においては、ビーム電流I1を大きくと
るとビーム径rsも大となるが、この場合、そのビ
ーム径を発射点から後のレンズ系でできるだけ絞
つてMをより小さくすれば、ビーム電流を大とし
ながらビーム径を細くすることができる。Mをよ
り小さくするためには、第1図においてαsを大と
すればよいが、第1図の構成で、2次電極8が試
料9のすぐ上にあるためαsを大とすることができ
ない。
上記出願による発明は上記の点に着目して成さ
れたもので、以下、上記出願による発明の実施例
を第6図と共に説明する。尚、第6図において
は、第1図と同一部分には同一符号を付してあ
る。
れたもので、以下、上記出願による発明の実施例
を第6図と共に説明する。尚、第6図において
は、第1図と同一部分には同一符号を付してあ
る。
本実施例においては、対物レンズ7をアノード
26の真上に配すると共に、2次電極8をこの対
物レンズ7の上方に配している。上記構成によれ
ば、2次電極8が対物レンズ7の上方に配されて
いるので、対物レンズ7と試料9との距離である
ワーキングデイスタンスを小さくすることがで
き、従つてαsを大きくとることができる。従つ
て、第1図の場合よりビーム電流を大きくしなが
らビーム径を細くすることができる。また対物レ
ンズ7が試料9のすぐ上に配されるので、この対
物レンズ7によつて2次電子B2の集束が行われ
るようになり、非常に効率がよくなる。
26の真上に配すると共に、2次電極8をこの対
物レンズ7の上方に配している。上記構成によれ
ば、2次電極8が対物レンズ7の上方に配されて
いるので、対物レンズ7と試料9との距離である
ワーキングデイスタンスを小さくすることがで
き、従つてαsを大きくとることができる。従つ
て、第1図の場合よりビーム電流を大きくしなが
らビーム径を細くすることができる。また対物レ
ンズ7が試料9のすぐ上に配されるので、この対
物レンズ7によつて2次電子B2の集束が行われ
るようになり、非常に効率がよくなる。
而して上述した第6図の電子顕微鏡において
は、2次電子検出器10が鏡体1aの一側の片寄
つた位置に設けられているため、この検出器10
に加えられる2次電子引き込み電圧の影響を1次
電子ビームB1が受ける。これによりビームB1が
曲げられたり、あるいは断面形状が楕円形にゆが
められ、このため観察される画像の像質を悪くす
ることがあつた。
は、2次電子検出器10が鏡体1aの一側の片寄
つた位置に設けられているため、この検出器10
に加えられる2次電子引き込み電圧の影響を1次
電子ビームB1が受ける。これによりビームB1が
曲げられたり、あるいは断面形状が楕円形にゆが
められ、このため観察される画像の像質を悪くす
ることがあつた。
本発明は上記の問題を解決するもので、以下本
発明の実施例を図面と共に説明する。
発明の実施例を図面と共に説明する。
第7図は本発明の実施例を示すもので、第6図
と対応する部分には同一符号を付してある。
と対応する部分には同一符号を付してある。
本実施例においては、一対の2次電子検出器1
0a,10bを図示のように鏡体1aの中心軸に
対して対称位置に設けている。また第6図の2次
電極8に代えて第8図に示すような円筒状の2次
電子減速電極(以下2次電極と云う)29を用
い、この2次電極29を対物レンズ7の内側に配
している。上記一対の検出器10a,10bはこ
の2次電極29及び対物レンズ7の上方に配さ
れ、2次電極29で偏向減速された2次電子B2
を検出して、共通のビデオアンプ18に加えるよ
うにしている。
0a,10bを図示のように鏡体1aの中心軸に
対して対称位置に設けている。また第6図の2次
電極8に代えて第8図に示すような円筒状の2次
電子減速電極(以下2次電極と云う)29を用
い、この2次電極29を対物レンズ7の内側に配
している。上記一対の検出器10a,10bはこ
の2次電極29及び対物レンズ7の上方に配さ
れ、2次電極29で偏向減速された2次電子B2
を検出して、共通のビデオアンプ18に加えるよ
うにしている。
第8図において2次電極29は、半絶縁体物質
から成る円筒体30,31を同軸的に配すると共
に、第5図と対応するグリツド24、リターデイ
ンググリツド25及びアノード電極26を図示の
ように配した構造を有している。尚、アノード電
極26は理論上は2次電子引き出し電極の1部で
あり、且つ2次電子減速電極29の1部も兼ねて
いるが、一般的には2次電子引き出し電極の1部
として取扱い、2次電子減速電極29からは除外
して取扱うのが普通である。
から成る円筒体30,31を同軸的に配すると共
に、第5図と対応するグリツド24、リターデイ
ンググリツド25及びアノード電極26を図示の
ように配した構造を有している。尚、アノード電
極26は理論上は2次電子引き出し電極の1部で
あり、且つ2次電子減速電極29の1部も兼ねて
いるが、一般的には2次電子引き出し電極の1部
として取扱い、2次電子減速電極29からは除外
して取扱うのが普通である。
第7図及び第8図の構成によれば、前記ワーキ
ングデイスタンスを小さくすることができてαsを
大きくとることができ、従つて、ビーム電流を大
きくしながらビーム径を細くすることができる。
また検出器10a,10bを対称的に配している
ため、この検出器10a,10bに加えられる2
次電子引き込み電圧によつて、ビームB1が曲げ
られたりゆがめられたりすることがなく、第6図
のものに比べて像質を改善することができる。こ
れと共に2次電子捕集率が高くなり、S/N比を
改善することができる。
ングデイスタンスを小さくすることができてαsを
大きくとることができ、従つて、ビーム電流を大
きくしながらビーム径を細くすることができる。
また検出器10a,10bを対称的に配している
ため、この検出器10a,10bに加えられる2
次電子引き込み電圧によつて、ビームB1が曲げ
られたりゆがめられたりすることがなく、第6図
のものに比べて像質を改善することができる。こ
れと共に2次電子捕集率が高くなり、S/N比を
改善することができる。
次に電子顕微鏡の他の構造の実施例について説
明する。
明する。
斯種ストロボ走査電子顕微鏡は一般に二つのモ
ードで使用される。前述した第7図のモードは試
料9の各部の電位を測定するモードであるが、こ
の他に試料9の電位が変化する様子を画像として
観察する像モードと呼ばれるモードがある。第7
図においては電子顕微鏡を像モードで使用する場
合は2次電極29は取り除かれる。従つて2次電
極29は鏡体1aに着脱自在に設けられている。
この2次電極29の着脱を行うと、鏡体1a内に
空気が流入するため、着脱終了後、真空ポンプを
働かせて鏡体1a内の空気を抜いて真空にする作
業を必要とする。この場合、鏡体1a内の全体の
空気を抜くために大型のポンプを用い、長時間に
わたつて作業と行わなければならない。
ードで使用される。前述した第7図のモードは試
料9の各部の電位を測定するモードであるが、こ
の他に試料9の電位が変化する様子を画像として
観察する像モードと呼ばれるモードがある。第7
図においては電子顕微鏡を像モードで使用する場
合は2次電極29は取り除かれる。従つて2次電
極29は鏡体1aに着脱自在に設けられている。
この2次電極29の着脱を行うと、鏡体1a内に
空気が流入するため、着脱終了後、真空ポンプを
働かせて鏡体1a内の空気を抜いて真空にする作
業を必要とする。この場合、鏡体1a内の全体の
空気を抜くために大型のポンプを用い、長時間に
わたつて作業と行わなければならない。
また試料9はコンデンサ、抵抗等の回路部品が
組み込まれたプリント基板に装着された状態で鏡
体1a内に置かれる。このため鏡体1aが高度の
真空状態になると、上記回路部品をモールドする
樹脂等の有機物からガスが発生して真空度を低下
させることになる。
組み込まれたプリント基板に装着された状態で鏡
体1a内に置かれる。このため鏡体1aが高度の
真空状態になると、上記回路部品をモールドする
樹脂等の有機物からガスが発生して真空度を低下
させることになる。
第9図は上記の問題を解決するための実施例を
示すもので、第7図と同一部分には同一符号を付
してある。
示すもので、第7図と同一部分には同一符号を付
してある。
第9図において、鏡体1aの下部は開口30を
設けた仕切板31とこの開口30を開閉自在に覆
うシヤツタ板32とにより仕切られて室33が形
成されている。この室33には対物レンズ7が設
けられると共に、2次電極29が着脱自在に設け
られている。室33の底部には開口34が設けら
れると共に、この底部の下面には試料9を収納す
る筐体35が着脱自在に設けられている。この筐
体35の上面には上記開口34と一致する開口3
6が設けられると共に、下面から多数の端子ピン
37が導出されている。試料9は第10図に示す
ように端子ピン38が設けられており、この試料
9を筐体35に収納して、その端子ピン38を端
子ピン37と対応する孔に挿し込むことによつ装
着される。一方、回路部品39が組み込まれたプ
リント基板40が筐体35の下方から装着され
て、端子ピン37がプリント基板40のソケツト
に挿し込まれるように成されている。
設けた仕切板31とこの開口30を開閉自在に覆
うシヤツタ板32とにより仕切られて室33が形
成されている。この室33には対物レンズ7が設
けられると共に、2次電極29が着脱自在に設け
られている。室33の底部には開口34が設けら
れると共に、この底部の下面には試料9を収納す
る筐体35が着脱自在に設けられている。この筐
体35の上面には上記開口34と一致する開口3
6が設けられると共に、下面から多数の端子ピン
37が導出されている。試料9は第10図に示す
ように端子ピン38が設けられており、この試料
9を筐体35に収納して、その端子ピン38を端
子ピン37と対応する孔に挿し込むことによつ装
着される。一方、回路部品39が組み込まれたプ
リント基板40が筐体35の下方から装着され
て、端子ピン37がプリント基板40のソケツト
に挿し込まれるように成されている。
上記構成において、2次電極29を着脱するに
は、シヤツタ板32を閉じた状態で着脱操作を行
えば、室33及び筐体35で形成される小さな空
間のみに空気が流入するので、着脱終了後は小型
のポンプを用いて短時間で空気を抜くことができ
る。また、室33の空気を抜くと、筐体35が室
33の底部に押し付けられるので、両者を完全に
密着させることができる。さらにプリント基板4
0は、外部に配されるのでガスが発生することが
ない。またプリント基板40は端子ピン37が挿
し込まれることにより試料9と接続されるので、
両者の間に配線を引き回す必要がなく、配線を引
き回すことによる浮遊容量等が発生しない。
は、シヤツタ板32を閉じた状態で着脱操作を行
えば、室33及び筐体35で形成される小さな空
間のみに空気が流入するので、着脱終了後は小型
のポンプを用いて短時間で空気を抜くことができ
る。また、室33の空気を抜くと、筐体35が室
33の底部に押し付けられるので、両者を完全に
密着させることができる。さらにプリント基板4
0は、外部に配されるのでガスが発生することが
ない。またプリント基板40は端子ピン37が挿
し込まれることにより試料9と接続されるので、
両者の間に配線を引き回す必要がなく、配線を引
き回すことによる浮遊容量等が発生しない。
以上述べたように本発明は、試料9の上方に2
次電子引き出し電極26,27を配し、この2次
電子引き出し電極の上方に対物レンズ7とこの対
物レンズ7の内側に配される円筒状の2次電子減
速電極29とを配し、この対物レンズ及び2次電
子減速電極の上方に一対の2次電子検出器10
a,10bを鏡体1aの中心軸に対して対称的に
配したことを特徴とする電子顕微鏡装置に係るも
のである。
次電子引き出し電極26,27を配し、この2次
電子引き出し電極の上方に対物レンズ7とこの対
物レンズ7の内側に配される円筒状の2次電子減
速電極29とを配し、この対物レンズ及び2次電
子減速電極の上方に一対の2次電子検出器10
a,10bを鏡体1aの中心軸に対して対称的に
配したことを特徴とする電子顕微鏡装置に係るも
のである。
従つて本発明によれば、ワークデイスタンスを
大きくしてビーム縮小率を上げることができるの
で、ビーム電流を大きくとりながらビーム径を細
くすることができると共に、ビームの曲がりやゆ
がみをなくすことができる。このため、分解能の
優れた且つ感度及び精度の高い且つ像質の優れた
斯種電子顕微鏡装置を得ることができる。本発明
は特に半導体装置の動作チエツクを行う場合に優
れた効果を得ることができる。
大きくしてビーム縮小率を上げることができるの
で、ビーム電流を大きくとりながらビーム径を細
くすることができると共に、ビームの曲がりやゆ
がみをなくすことができる。このため、分解能の
優れた且つ感度及び精度の高い且つ像質の優れた
斯種電子顕微鏡装置を得ることができる。本発明
は特に半導体装置の動作チエツクを行う場合に優
れた効果を得ることができる。
第1図は従来の電子顕微鏡装置の構成及び回路
系統図、第2図はX,Y方向偏向電圧波形図、第
3図はX,Y方向偏向部の平面図、第4図A,B
は半導体装置表面の電位とビーム照射との関係を
示す波形図、第5図は2次電子偏向電極及びその
付近の構成を示す側面図、第6図は本発明を適用
し得る先願発明の実施例を示す電子顕微鏡装置の
構成及び回路系統図、第7図は本発明の実施例を
示す電子顕微鏡装置の構成及び回路系統図、第8
図は第7図の2次電子減速電極の側面図、第9図
は本発明の他の実施例を示す構成図、第10図は
試料の斜視図である。 なお図面に用いられている符号において、1…
…電子顕微鏡、2……電子銃、7……対物レン
ズ、10a,10b……2次電子検出器、29…
…2次電子減速電極、9……試料、26……アノ
ード、27……ウエネルト電極である。
系統図、第2図はX,Y方向偏向電圧波形図、第
3図はX,Y方向偏向部の平面図、第4図A,B
は半導体装置表面の電位とビーム照射との関係を
示す波形図、第5図は2次電子偏向電極及びその
付近の構成を示す側面図、第6図は本発明を適用
し得る先願発明の実施例を示す電子顕微鏡装置の
構成及び回路系統図、第7図は本発明の実施例を
示す電子顕微鏡装置の構成及び回路系統図、第8
図は第7図の2次電子減速電極の側面図、第9図
は本発明の他の実施例を示す構成図、第10図は
試料の斜視図である。 なお図面に用いられている符号において、1…
…電子顕微鏡、2……電子銃、7……対物レン
ズ、10a,10b……2次電子検出器、29…
…2次電子減速電極、9……試料、26……アノ
ード、27……ウエネルト電極である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 鏡体1a内に試料9、2次電子引き出し電極
26,27、対物レンズ7及びこの対物レンズ7
の内側に配される円筒状の2次電子減速電極29
を上記鏡体1aの中心軸に対して略同軸的に配
し、 その際、上記試料9の上方に上記2次電子引き
出し電極26,27を配し、この2次電子引き出
し電極26,27、の上方に上記対物レンズ7と
2次電子減速電極29とを配し、この対物レンズ
7及び2次電子減速電極29の上方に一対の2次
電子検出器10a,10bを上記鏡体1aの中心
軸に対して対称的に配したことを特徴とする電子
顕微鏡装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57074354A JPS58192255A (ja) | 1982-04-30 | 1982-04-30 | 電子顕微鏡装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57074354A JPS58192255A (ja) | 1982-04-30 | 1982-04-30 | 電子顕微鏡装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58192255A JPS58192255A (ja) | 1983-11-09 |
| JPH0136668B2 true JPH0136668B2 (ja) | 1989-08-01 |
Family
ID=13544699
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57074354A Granted JPS58192255A (ja) | 1982-04-30 | 1982-04-30 | 電子顕微鏡装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58192255A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2584234B1 (fr) * | 1985-06-28 | 1988-12-09 | Cameca | Testeur de circuit integre a faisceau d'electrons |
| JP2006508865A (ja) | 2002-10-04 | 2006-03-16 | アルペックス ファーマ ソシエテ アノニム | 改善されたブリスタパッケージング |
-
1982
- 1982-04-30 JP JP57074354A patent/JPS58192255A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58192255A (ja) | 1983-11-09 |
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