JPH0142283B2 - - Google Patents
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- JPH0142283B2 JPH0142283B2 JP56086374A JP8637481A JPH0142283B2 JP H0142283 B2 JPH0142283 B2 JP H0142283B2 JP 56086374 A JP56086374 A JP 56086374A JP 8637481 A JP8637481 A JP 8637481A JP H0142283 B2 JPH0142283 B2 JP H0142283B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carrier
- polymer
- carbon black
- carbon
- hydrogenation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Description
本発明は重合体の水素化方法に関するものであ
る。更に詳しくは特殊なカーボンブラツクを担体
とし、これに金属を担持させた触媒を用いて炭素
―炭素間の二重結合を有する重合体を水素化する
方法に関するものである。 一般に分子内、特に主鎖中に炭素―炭素二重結
合を有する重合体は耐熱、耐候及び耐オゾン性等
が二重結合を有しない重合体にくらべ劣つてい
る。いうまでもなく所有する二重結合の反応活性
が高いため、酸素やオゾン等の攻撃を受け易いた
めである。 この弱点を改良する方法の一つとして古くから
水素化する手法が用いられている。二重結合を水
素化し飽和結合に変えることにより、化学的に安
定化させる方法である。 この水素化反応に用いられる触媒としては各種
の金属あるいは非金属が用いられるが代表的な例
として、周期律表第族の金属が一般的であり、
鉄、コバルト、ニツケル、ルテニウム、ロジウ
ム、パラジウム、オスミウム、イリジウム、白金
等が挙げられる。 多くの場合、これ等の金属をカーボン(活性
炭)、アルミナ、シリカーアルミナ、ケイソウ土
等の多孔性担体に担持させて使用している。 本発明の要旨は炭素―炭素二重結合を有する重
合体を担体に触媒金属を担持させた触媒を用いて
水素化する際に触媒担体に比表面積が少なくとも
800m2/g、DBP吸油量が少なくとも250ml/100
gである特殊なカーボンブラツクを用いることを
特徴とする重合体の水素化方法に関するものであ
る。 本発明者等は活性炭以外の種々のカーボンブラ
ツクを担体として用いた前記重合体の水素化反応
を検討しているなかで、特殊なカーボンブラツク
を使用することにより、極めて水素化反応活性の
高い触媒が形成されることを見い出し本発明に至
つた。 触媒活性を高めることにより、水素化費用を低
減させることができるが、特にパラジウム、ルテ
ニウム等の貴金属触媒を用いる場合その経済的効
果の大きいことは云うまでもない。 本発明において使用されるカーボンブラツクは
低温窒素吸着法により求めた比表面積が少なくと
も800m2/g、JIS K6221によるDBP吸油量が少
なくとも250ml/100gの新規なカーボンブラツク
である。このように比表面積とDBP吸油量が非
常に大きいのはこの特殊なカーボンブラツクが中
空シエル構造を保有しているためと考えられてい
る。一般にストラクチヤーが発達すると粒子間の
すき間にDBPが保持されるのでDBP吸油量の値
が大きくなるが、この異常に大きい吸油量の値は
単なるストラクチヤーの発達だけでは説明でき
ず、特殊な中空シエル中にDBPが入り込むため
と考えられる。比表面積が大きいのも同様の理由
と推察されている。 現在市販されているカーボンブラツクはきわめ
て多岐にわたつているがゴム用、カラー用および
電池用に大別され、製法によつてフアーネスブラ
ツク、サーマルブラツク、チヤンネルブラツク、
アセチレンブラツク等に分類される。 これらの従来のカーボンブラツクは比表面積が
5〜600m2/g、DBP吸油量が30〜250ml/100g
の範囲にあるので、本発明のカーボンブラツクは
特殊なカーボンブラツクということができる。 一般に低分子化合物の水素化反応においては担
体の比表面積が大きいことが望ましいが、本発明
における体積の大きな高分子物質に対しては、必
ずしも比表面積と水素化反応活性は比例しない。 一般に担体の比表面積が増大すると担体表面に
は小さな半径の細孔が多数生成する。小さい半径
の細孔は体積の大きな高分子物質を容易に受け入
れられなくなり結果として水素化反応活性が低下
してしまう。細孔半径分布の極大値が100Å未満
である場合には高分子物質に対して水素化活性の
低い細孔が増大し、水素化活性を示す半径の大き
な細孔が減少してしまうので担体の比表面積が大
きくても結果的には水素化活性が低くなることが
知られている(特開昭54―40897)。 所で本発明の上記した特殊なカーボンブラツク
は細孔半径分布の極大値が50Å以下にあるカーボ
ンブラツクであるにも拘わらず体積の大きい高分
子物質に対して極めて高い水素化活性を示すこと
は予期せざる新しい知見である。 このような結果が得られた理由として、本発明
に使用したカーボンブラツクの特殊な中空シエル
構造が体積の大きな高分子物質の水素化反応活性
に大きな役割を果しているものと推察される。 本発明で使用するカーボンは上記した特殊なカ
ーボンブラツク単独であるいはこれと前記した各
種タイプのカーボンブラツクとを混合して使用す
ることができるが、比表面積が800m2/g未満、
DBP吸油量が250ml/100g未満では従来の水素
化用担体としての活性炭並みの水素化活性しか得
られない。 本発明の特徴の一つは本発明のカーボンブラツ
クを担体として使用した場合、触媒担体として広
く使用されている活性炭を担体とした場合より、
驚くべきことに反応活性が高いことである。ま
た、他の特徴は、本発明のカーボンブラツクは粒
径が一般のカーボンブラツク並みで、触媒担体と
して共役ジエン系重合体の水素化に使用した場
合、触媒金属が水素化後の該重合体中に残存して
も、該重合体の酸化劣化等に影響しない金属であ
れば、水素化終了後触媒及び担体としての本発明
のカーボンブラツクを遠心分離あるいは過等の
分離手段により水素化重合体溶液より分離する必
要がないことである。 従つて、水素化終了後、水素化重合体溶液から
担体担持触媒を分離することなく該重合体を貧溶
剤の添加による凝固法;スチームストリツピング
法;押出し乾燥機、回転ドラム等による直接乾燥
法などにより担体担持触媒含有水素化重合体を分
離回収することができるので水素化工程が大巾に
簡単化できる。このようにして製造された水素化
重合体は担体担持触媒を分離除去した水素化重合
体と諸特性が変らないことは言うまでもない。 担体に担持させる金属としては水素化活性を示
す金属であればいずれでもよいが、鉄、コバル
ト、ニツケル、ルテニウム、ロジウム、パラジウ
ム、オスミウム、イリジウム、白金等が挙げられ
る。これ等の一種を用いてもよく二種以上を併用
してもよい。 担体への金属の担持量は担体当り0.001〜30重
量%の範囲より適宜選択されるが好ましくは0.01
〜10重量%である。 触媒金属等の担体への担持のさせ方は通常の担
示方法を用いることができ、何ら制限されない
が、例えば前記金属元素そのままであるいはこれ
らの元素のハロゲン化物、酸化物、水酸化物、酸
塩化物、炭酸化物等の塩の水溶液、酸水溶液等に
カーボンブラツク担体を浸漬することによつて担
持させることができる。 本発明で使用される共役ジエン系重合体として
は重合体成分として1,3―ブタジエン、1,3
―ペンタジエン、イソプレン、クロロプレン等の
共役ジエン単量体を単独又は共重合したもの、も
しくは共役ジエン単量体およびこれと共重合可能
な他の単量体と共重合させた重合体で、液状から
高分子重量合体まで包含される。具体的にポリブ
タジエン、ポリイソプレン、スチレン―ブタジエ
ン(ランダムおよびブロツク)共重合体、アクリ
ロニトリル―ブタジエン(ランダムおよび交互)
共重合体、イソプレン―スチレン(ランダムおよ
びブロツク)共重合体、イソプレン―ブタジエン
共重合体、イソプレン―イソブチレン共重合体、
1,3―ペンタジエン重合体等が挙げられる。こ
れらの重合体あるいは共重合体は乳化重合、溶液
重合、塊状重合等いずれの重合様式で製造された
ものであつても良い。 水素化反応は通常重合体を溶媒に溶解して溶液
状態で行うと良好な結果が得られる。重合体溶液
の濃度は1〜70重量%、好ましくは1〜40重量%
である。溶媒としては触媒に悪影響を与えず水素
化される重合体を溶解するものであれば特に制限
はされないが、ベンゼン、トルエン、キシレン、
ヘキサン、シクロヘキサン、テトラヒドロフラ
ン、アセトン、メチルエチルケトン、酢酸エチ
ル、シクロヘキサノン等が一般に使用される。 溶液重合で製造された重合体は重合体セメント
のままで水素化することができる。 水素化反応はオートクレーブ中で実施され、反
応温度は0〜200℃であり、好ましくは20〜150℃
である。水素圧は特に限定されるものではない
が、通常大気圧〜300Kg/cm2の範囲で行なわれる
が、好ましくは5〜200Kg/cm2である。300Kg/cm2
以上は設備上、操作上から実用的でない。 本発明方法で水素化された重合体は耐候性、耐
オゾン性、耐熱性、耐寒性等に優れ、広い分野で
の使用が可能である。 実施例 1 本発明の担体としてAKZO社製品の KETJENBLACKE.C.を用いた。比較カーボ
ンブラツクとしてMCC,FEC,MPC,SRFを用
いた。それぞれの素状については第1表に付記し
た。又比較例として活性炭を使用した結果も示し
た。 担体に対し1重量%のPdまたはRhを担持させ
た。これ等の担体担持触媒は通常の活性炭担持触
媒の作成法に準じ、PdCl2またはRhCl3の水溶液
にカーボンブラツクを浸漬し、ホルマリン〜カ性
ソーダーで還元して調製した。アクリロニトリル
―ブタジエン共重合体(結合アクリロニトリル量
39.4重量%、ML1+4,100℃=53)のアセトン溶液
(濃度15重量%)と重合体100重量部に対し3重量
部の上記担体担持触媒をオートクレーブに仕込み
窒素置換後、水素圧35Kg/cm2、60℃で8時間、水
素化反応をおこなつた。結果を第1表に示した。
る。更に詳しくは特殊なカーボンブラツクを担体
とし、これに金属を担持させた触媒を用いて炭素
―炭素間の二重結合を有する重合体を水素化する
方法に関するものである。 一般に分子内、特に主鎖中に炭素―炭素二重結
合を有する重合体は耐熱、耐候及び耐オゾン性等
が二重結合を有しない重合体にくらべ劣つてい
る。いうまでもなく所有する二重結合の反応活性
が高いため、酸素やオゾン等の攻撃を受け易いた
めである。 この弱点を改良する方法の一つとして古くから
水素化する手法が用いられている。二重結合を水
素化し飽和結合に変えることにより、化学的に安
定化させる方法である。 この水素化反応に用いられる触媒としては各種
の金属あるいは非金属が用いられるが代表的な例
として、周期律表第族の金属が一般的であり、
鉄、コバルト、ニツケル、ルテニウム、ロジウ
ム、パラジウム、オスミウム、イリジウム、白金
等が挙げられる。 多くの場合、これ等の金属をカーボン(活性
炭)、アルミナ、シリカーアルミナ、ケイソウ土
等の多孔性担体に担持させて使用している。 本発明の要旨は炭素―炭素二重結合を有する重
合体を担体に触媒金属を担持させた触媒を用いて
水素化する際に触媒担体に比表面積が少なくとも
800m2/g、DBP吸油量が少なくとも250ml/100
gである特殊なカーボンブラツクを用いることを
特徴とする重合体の水素化方法に関するものであ
る。 本発明者等は活性炭以外の種々のカーボンブラ
ツクを担体として用いた前記重合体の水素化反応
を検討しているなかで、特殊なカーボンブラツク
を使用することにより、極めて水素化反応活性の
高い触媒が形成されることを見い出し本発明に至
つた。 触媒活性を高めることにより、水素化費用を低
減させることができるが、特にパラジウム、ルテ
ニウム等の貴金属触媒を用いる場合その経済的効
果の大きいことは云うまでもない。 本発明において使用されるカーボンブラツクは
低温窒素吸着法により求めた比表面積が少なくと
も800m2/g、JIS K6221によるDBP吸油量が少
なくとも250ml/100gの新規なカーボンブラツク
である。このように比表面積とDBP吸油量が非
常に大きいのはこの特殊なカーボンブラツクが中
空シエル構造を保有しているためと考えられてい
る。一般にストラクチヤーが発達すると粒子間の
すき間にDBPが保持されるのでDBP吸油量の値
が大きくなるが、この異常に大きい吸油量の値は
単なるストラクチヤーの発達だけでは説明でき
ず、特殊な中空シエル中にDBPが入り込むため
と考えられる。比表面積が大きいのも同様の理由
と推察されている。 現在市販されているカーボンブラツクはきわめ
て多岐にわたつているがゴム用、カラー用および
電池用に大別され、製法によつてフアーネスブラ
ツク、サーマルブラツク、チヤンネルブラツク、
アセチレンブラツク等に分類される。 これらの従来のカーボンブラツクは比表面積が
5〜600m2/g、DBP吸油量が30〜250ml/100g
の範囲にあるので、本発明のカーボンブラツクは
特殊なカーボンブラツクということができる。 一般に低分子化合物の水素化反応においては担
体の比表面積が大きいことが望ましいが、本発明
における体積の大きな高分子物質に対しては、必
ずしも比表面積と水素化反応活性は比例しない。 一般に担体の比表面積が増大すると担体表面に
は小さな半径の細孔が多数生成する。小さい半径
の細孔は体積の大きな高分子物質を容易に受け入
れられなくなり結果として水素化反応活性が低下
してしまう。細孔半径分布の極大値が100Å未満
である場合には高分子物質に対して水素化活性の
低い細孔が増大し、水素化活性を示す半径の大き
な細孔が減少してしまうので担体の比表面積が大
きくても結果的には水素化活性が低くなることが
知られている(特開昭54―40897)。 所で本発明の上記した特殊なカーボンブラツク
は細孔半径分布の極大値が50Å以下にあるカーボ
ンブラツクであるにも拘わらず体積の大きい高分
子物質に対して極めて高い水素化活性を示すこと
は予期せざる新しい知見である。 このような結果が得られた理由として、本発明
に使用したカーボンブラツクの特殊な中空シエル
構造が体積の大きな高分子物質の水素化反応活性
に大きな役割を果しているものと推察される。 本発明で使用するカーボンは上記した特殊なカ
ーボンブラツク単独であるいはこれと前記した各
種タイプのカーボンブラツクとを混合して使用す
ることができるが、比表面積が800m2/g未満、
DBP吸油量が250ml/100g未満では従来の水素
化用担体としての活性炭並みの水素化活性しか得
られない。 本発明の特徴の一つは本発明のカーボンブラツ
クを担体として使用した場合、触媒担体として広
く使用されている活性炭を担体とした場合より、
驚くべきことに反応活性が高いことである。ま
た、他の特徴は、本発明のカーボンブラツクは粒
径が一般のカーボンブラツク並みで、触媒担体と
して共役ジエン系重合体の水素化に使用した場
合、触媒金属が水素化後の該重合体中に残存して
も、該重合体の酸化劣化等に影響しない金属であ
れば、水素化終了後触媒及び担体としての本発明
のカーボンブラツクを遠心分離あるいは過等の
分離手段により水素化重合体溶液より分離する必
要がないことである。 従つて、水素化終了後、水素化重合体溶液から
担体担持触媒を分離することなく該重合体を貧溶
剤の添加による凝固法;スチームストリツピング
法;押出し乾燥機、回転ドラム等による直接乾燥
法などにより担体担持触媒含有水素化重合体を分
離回収することができるので水素化工程が大巾に
簡単化できる。このようにして製造された水素化
重合体は担体担持触媒を分離除去した水素化重合
体と諸特性が変らないことは言うまでもない。 担体に担持させる金属としては水素化活性を示
す金属であればいずれでもよいが、鉄、コバル
ト、ニツケル、ルテニウム、ロジウム、パラジウ
ム、オスミウム、イリジウム、白金等が挙げられ
る。これ等の一種を用いてもよく二種以上を併用
してもよい。 担体への金属の担持量は担体当り0.001〜30重
量%の範囲より適宜選択されるが好ましくは0.01
〜10重量%である。 触媒金属等の担体への担持のさせ方は通常の担
示方法を用いることができ、何ら制限されない
が、例えば前記金属元素そのままであるいはこれ
らの元素のハロゲン化物、酸化物、水酸化物、酸
塩化物、炭酸化物等の塩の水溶液、酸水溶液等に
カーボンブラツク担体を浸漬することによつて担
持させることができる。 本発明で使用される共役ジエン系重合体として
は重合体成分として1,3―ブタジエン、1,3
―ペンタジエン、イソプレン、クロロプレン等の
共役ジエン単量体を単独又は共重合したもの、も
しくは共役ジエン単量体およびこれと共重合可能
な他の単量体と共重合させた重合体で、液状から
高分子重量合体まで包含される。具体的にポリブ
タジエン、ポリイソプレン、スチレン―ブタジエ
ン(ランダムおよびブロツク)共重合体、アクリ
ロニトリル―ブタジエン(ランダムおよび交互)
共重合体、イソプレン―スチレン(ランダムおよ
びブロツク)共重合体、イソプレン―ブタジエン
共重合体、イソプレン―イソブチレン共重合体、
1,3―ペンタジエン重合体等が挙げられる。こ
れらの重合体あるいは共重合体は乳化重合、溶液
重合、塊状重合等いずれの重合様式で製造された
ものであつても良い。 水素化反応は通常重合体を溶媒に溶解して溶液
状態で行うと良好な結果が得られる。重合体溶液
の濃度は1〜70重量%、好ましくは1〜40重量%
である。溶媒としては触媒に悪影響を与えず水素
化される重合体を溶解するものであれば特に制限
はされないが、ベンゼン、トルエン、キシレン、
ヘキサン、シクロヘキサン、テトラヒドロフラ
ン、アセトン、メチルエチルケトン、酢酸エチ
ル、シクロヘキサノン等が一般に使用される。 溶液重合で製造された重合体は重合体セメント
のままで水素化することができる。 水素化反応はオートクレーブ中で実施され、反
応温度は0〜200℃であり、好ましくは20〜150℃
である。水素圧は特に限定されるものではない
が、通常大気圧〜300Kg/cm2の範囲で行なわれる
が、好ましくは5〜200Kg/cm2である。300Kg/cm2
以上は設備上、操作上から実用的でない。 本発明方法で水素化された重合体は耐候性、耐
オゾン性、耐熱性、耐寒性等に優れ、広い分野で
の使用が可能である。 実施例 1 本発明の担体としてAKZO社製品の KETJENBLACKE.C.を用いた。比較カーボ
ンブラツクとしてMCC,FEC,MPC,SRFを用
いた。それぞれの素状については第1表に付記し
た。又比較例として活性炭を使用した結果も示し
た。 担体に対し1重量%のPdまたはRhを担持させ
た。これ等の担体担持触媒は通常の活性炭担持触
媒の作成法に準じ、PdCl2またはRhCl3の水溶液
にカーボンブラツクを浸漬し、ホルマリン〜カ性
ソーダーで還元して調製した。アクリロニトリル
―ブタジエン共重合体(結合アクリロニトリル量
39.4重量%、ML1+4,100℃=53)のアセトン溶液
(濃度15重量%)と重合体100重量部に対し3重量
部の上記担体担持触媒をオートクレーブに仕込み
窒素置換後、水素圧35Kg/cm2、60℃で8時間、水
素化反応をおこなつた。結果を第1表に示した。
【表】
【表】
実施例 2
重合体としてポリブタジエン(シス―1,4含
量98%、ML1+4,100℃=40)、スチレン―ブタジエ
ン共重合体(結合スチレン量23.5重量%、
ML1+4,100℃=50)およびポリイソプレン(シス
―1,4含量98%、ML1+4,100℃=80)を選び、
各重合体を10重量%の濃度になるようにシクロヘ
キサンに溶解した。実施例1で用いたCFタイプ
カーボンブラツク比較例として用いた各種カーボ
ンブラツクおよび活性炭にそれぞれ1重量%の
Pdを担持させた。担体担持触媒量3重量部/重
合体100重量部、水素圧45Kg/cm2、90℃、8時間
で水素化を行つた。結果を第2表に示す。
量98%、ML1+4,100℃=40)、スチレン―ブタジエ
ン共重合体(結合スチレン量23.5重量%、
ML1+4,100℃=50)およびポリイソプレン(シス
―1,4含量98%、ML1+4,100℃=80)を選び、
各重合体を10重量%の濃度になるようにシクロヘ
キサンに溶解した。実施例1で用いたCFタイプ
カーボンブラツク比較例として用いた各種カーボ
ンブラツクおよび活性炭にそれぞれ1重量%の
Pdを担持させた。担体担持触媒量3重量部/重
合体100重量部、水素圧45Kg/cm2、90℃、8時間
で水素化を行つた。結果を第2表に示す。
【表】
実施例 3
実施例1のPdを触媒とし、担体として
KETJENBLACK E.C.を用いて水素化したア
クリロニトリル―ブタジエン共重合ゴムの溶液を
2分した。一方は多量のアセトンで希釈して遠心
分離機にて担体担持触媒を分離した後、重合体溶
液に水蒸気を直接吹き込みクラムを得、減圧乾燥
した(試料No.1)。他方は担体担持触媒を分離せ
ずに重合体溶液に水蒸気を吹き込み、前記と同様
にして水素化重合体を回収した(試料No.2)。 この2種類の水素化ゴムを第3表の配合処方に
従つてロール上で各種配合剤と混合して、それぞ
れのゴム配合物を得た。補強用カーボンブラツク
は水素化ゴム中に残存しているカーボンブラツク
担体量を全カーボンブラツク量から差し引いて添
加した。これを155℃で20分間プレス加硫するこ
とにより加硫物を調製した。物性はJIS K6301に
準じた。結果を第4表に示した。 第3表 (配合処方) 水素化共重合ゴム 100(重量部) ステアリン酸 1 酸化亜鉛 5 硫 黄 0.5 FEFカーボンブラツク 40 テトラメチルチウラムジスルフイド
2 シクロヘキシルベンゾチアジルスルフエンアミ
ド 1 N―フエニル―N―イソプロピル―p―フエニ
レンジアミン 1 アルキル化ジフエニルアミン 1
クリロニトリル―ブタジエン共重合ゴムの溶液を
2分した。一方は多量のアセトンで希釈して遠心
分離機にて担体担持触媒を分離した後、重合体溶
液に水蒸気を直接吹き込みクラムを得、減圧乾燥
した(試料No.1)。他方は担体担持触媒を分離せ
ずに重合体溶液に水蒸気を吹き込み、前記と同様
にして水素化重合体を回収した(試料No.2)。 この2種類の水素化ゴムを第3表の配合処方に
従つてロール上で各種配合剤と混合して、それぞ
れのゴム配合物を得た。補強用カーボンブラツク
は水素化ゴム中に残存しているカーボンブラツク
担体量を全カーボンブラツク量から差し引いて添
加した。これを155℃で20分間プレス加硫するこ
とにより加硫物を調製した。物性はJIS K6301に
準じた。結果を第4表に示した。 第3表 (配合処方) 水素化共重合ゴム 100(重量部) ステアリン酸 1 酸化亜鉛 5 硫 黄 0.5 FEFカーボンブラツク 40 テトラメチルチウラムジスルフイド
2 シクロヘキシルベンゾチアジルスルフエンアミ
ド 1 N―フエニル―N―イソプロピル―p―フエニ
レンジアミン 1 アルキル化ジフエニルアミン 1
【表】
で、試料番号No.3は、担体担持触媒を分離
した場合、No.4は分離しない場合。
この結果は本発明のカーボンブラツク担体が水
素化ゴム中に残存しても、加硫物性に影響しない
ことを示している。
した場合、No.4は分離しない場合。
この結果は本発明のカーボンブラツク担体が水
素化ゴム中に残存しても、加硫物性に影響しない
ことを示している。
Claims (1)
- 1 共役ジエン系重合体の炭素―炭素二重結合を
担体に担持させた水素化触媒を用いて水素化する
に際し、担体として比表面積が少なくとも800
m2/gでDBP吸油量が少なくとも250ml/100g
のカーボンブラツクを用いることを特徴とする共
役ジエン系重合体の水素化方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8637481A JPS57202305A (en) | 1981-06-05 | 1981-06-05 | Hydrogenation of conjugated diene polymer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8637481A JPS57202305A (en) | 1981-06-05 | 1981-06-05 | Hydrogenation of conjugated diene polymer |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57202305A JPS57202305A (en) | 1982-12-11 |
| JPH0142283B2 true JPH0142283B2 (ja) | 1989-09-12 |
Family
ID=13885098
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8637481A Granted JPS57202305A (en) | 1981-06-05 | 1981-06-05 | Hydrogenation of conjugated diene polymer |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57202305A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60223838A (ja) * | 1984-04-20 | 1985-11-08 | Nok Corp | 0リング成形用ゴム組成物 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5662805A (en) * | 1979-10-26 | 1981-05-29 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Selective hydrogenation of polymer |
-
1981
- 1981-06-05 JP JP8637481A patent/JPS57202305A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57202305A (en) | 1982-12-11 |
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