JPH0144941B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0144941B2 JPH0144941B2 JP22502183A JP22502183A JPH0144941B2 JP H0144941 B2 JPH0144941 B2 JP H0144941B2 JP 22502183 A JP22502183 A JP 22502183A JP 22502183 A JP22502183 A JP 22502183A JP H0144941 B2 JPH0144941 B2 JP H0144941B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulley
- flange
- cam
- ratchet teeth
- casing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims description 24
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 3
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Transmission Devices (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はワイヤの伸び吸収機構(以下、単に吸
収機構という)に関する。さらに詳しくは、ラチ
エツト歯の一方向歯合性を利用した吸収機構にお
ける歯とび現象を防止するように改良された吸収
機構に関する。
収機構という)に関する。さらに詳しくは、ラチ
エツト歯の一方向歯合性を利用した吸収機構にお
ける歯とび現象を防止するように改良された吸収
機構に関する。
従来より、可撓性を有するワイヤを動力伝達手
段として採用した遠隔操作システムにおいては、
ワイヤに生ずる永久伸びを吸収するための吸収機
構が組み込まれているものがある。かかる吸収機
構として、たとえば第5図に示されるようにワイ
ヤ駆動装置に組み込まれ、ワイヤ51を駆動操作
する際に自動的にワイヤの伸びを吸収するものが
提案されている。そのようなワイヤ駆動装置は、
閉ループ状に配索されているワイヤ51の両端を
その表面に係止し、ワイヤ51の一端52を巻き
取ると共に他端53をほどき出し、それによつて
ワイヤ51のループをいずれかの方向に循環させ
るための駆動プーリ54を有する。駆動プーリ5
4は第1プーリ55と第2プーリ56に分割され
ており、第1プーリ55と第2プーリ56とはワ
イヤのループを縮める方向にのみ相対的に回転す
ることができ、かかる相対的な回転によりワイヤ
の伸びを吸収することができる。そのような特定
の方向のみの回転をさせるため、第1プーリ55
と第2プーリ56のたがいに隣接する側面にはそ
れぞれ第1ラチエツト歯57および第2ラチエツ
ト歯58が刻設され、かつ第1プーリ55と第2
プーリ56とは相対的に軸方向の移動が許され、
さらに第1プーリ55と第2プーリ56とをたが
いに押圧するための弾性手段としてウエーブワツ
シヤ59などが採用されている。
段として採用した遠隔操作システムにおいては、
ワイヤに生ずる永久伸びを吸収するための吸収機
構が組み込まれているものがある。かかる吸収機
構として、たとえば第5図に示されるようにワイ
ヤ駆動装置に組み込まれ、ワイヤ51を駆動操作
する際に自動的にワイヤの伸びを吸収するものが
提案されている。そのようなワイヤ駆動装置は、
閉ループ状に配索されているワイヤ51の両端を
その表面に係止し、ワイヤ51の一端52を巻き
取ると共に他端53をほどき出し、それによつて
ワイヤ51のループをいずれかの方向に循環させ
るための駆動プーリ54を有する。駆動プーリ5
4は第1プーリ55と第2プーリ56に分割され
ており、第1プーリ55と第2プーリ56とはワ
イヤのループを縮める方向にのみ相対的に回転す
ることができ、かかる相対的な回転によりワイヤ
の伸びを吸収することができる。そのような特定
の方向のみの回転をさせるため、第1プーリ55
と第2プーリ56のたがいに隣接する側面にはそ
れぞれ第1ラチエツト歯57および第2ラチエツ
ト歯58が刻設され、かつ第1プーリ55と第2
プーリ56とは相対的に軸方向の移動が許され、
さらに第1プーリ55と第2プーリ56とをたが
いに押圧するための弾性手段としてウエーブワツ
シヤ59などが採用されている。
かかる構成を有する吸収機構は、たとえば第1
プーリ55に対してトルク伝達可能に連結されて
いる軸60を矢印A方向またはB方向に回転させ
ることによりワイヤ51のループをいずれかの方
向に駆動することができる。さらにラチエツト歯
57,58が空転する方向(第5図の矢印B方
向)に軸60を回転させるとき、ワイヤの伸びを
吸収することができる。
プーリ55に対してトルク伝達可能に連結されて
いる軸60を矢印A方向またはB方向に回転させ
ることによりワイヤ51のループをいずれかの方
向に駆動することができる。さらにラチエツト歯
57,58が空転する方向(第5図の矢印B方
向)に軸60を回転させるとき、ワイヤの伸びを
吸収することができる。
ところが駆動プーリ54によつて駆動されるワ
イヤ51の負荷、たとえば被駆動装置における摺
動抵抗などが大きくなつたばあいには、本来歯合
方向である矢印A方向に回転させるときにおいて
もラチエツト歯57,58が空転するという、歯
とび現象を生ずることがある。かかる歯とび現象
は、せつかく伸びを吸収して張力を回復させたワ
イヤに対し、再び緩みを生じさせるものである。
また歯とび現象が繰り返して発生するときは、ラ
チエツト歯57,58の歯先が摩耗し、一層歯と
び現象が生じやすくなる。そのため吸収機構が本
来の役割を果たせなくなるばかりでなく、かえつ
てワイヤに緩みを発生させる原因になるという問
題がある。
イヤ51の負荷、たとえば被駆動装置における摺
動抵抗などが大きくなつたばあいには、本来歯合
方向である矢印A方向に回転させるときにおいて
もラチエツト歯57,58が空転するという、歯
とび現象を生ずることがある。かかる歯とび現象
は、せつかく伸びを吸収して張力を回復させたワ
イヤに対し、再び緩みを生じさせるものである。
また歯とび現象が繰り返して発生するときは、ラ
チエツト歯57,58の歯先が摩耗し、一層歯と
び現象が生じやすくなる。そのため吸収機構が本
来の役割を果たせなくなるばかりでなく、かえつ
てワイヤに緩みを発生させる原因になるという問
題がある。
一方、近時ワイヤのわずかな伸びをも確実に吸
収するためにラチエツト歯57,58の歯形を小
さくする傾向があり、そのため前記歯とび現象が
さらに発生しやすくなつている。したがつて歯と
び現象を防止するための適切な対策が近時一層要
望されている。
収するためにラチエツト歯57,58の歯形を小
さくする傾向があり、そのため前記歯とび現象が
さらに発生しやすくなつている。したがつて歯と
び現象を防止するための適切な対策が近時一層要
望されている。
そこで本発明者らは叙上の要望にこたえるべく
鋭意研究を重ねた結果、 ケーシングと、 該ケーシング内に回転自在に設けられている軸
と、 該軸に固着されているフランジと、 該フランジと隣接するように前記ケーシング内
に回転自在かつ軸方向に移動可能に収容され、前
記フランジに対して回転方向に遊びを有するよう
にトルク伝達可能に連結され、前記フランジとは
反対側の側面に第1ラチエツト歯を有する第1プ
ーリと、 該第1プーリと隣接するように前記ケーシング
内に回転自在かつ軸方向に移動可能に収容され、
前記第1ラチエツト歯と歯合しうる第2ラチエツ
ト歯を有する第2プーリと、 該第2プーリを第1プーリ側に付勢するための
弾性手段と、 前記フランジの端面に形成される第1カム突起
と、前記第1カム突起と協働するように第1プー
リのフランジと隣接する側面に形成される第2カ
ム突起とからなり、前記フランジを第1プーリに
対して遊びの範囲内でラチエツト歯の歯合する方
向に回転させるとき、フランジと第1プーリをた
がいに分離させるように突起同士が乗り上げ、か
つ空転方向に回転させるとき、突起同士の乗り上
げが解除されるカム手段と、 前記第1プーリおよび第2プーリの外周にそれ
ぞれその両端が係止されると共に、たがいに逆方
向に巻きつけられている動力伝達用のワイヤとを
有するワイヤの伸び吸収機構 を採用するときは、簡単な構成により前記歯とび
現象をいちじるしく減少させうるというまつたく
新規な事実を見出し、本発明を完成するにいたつ
た。
鋭意研究を重ねた結果、 ケーシングと、 該ケーシング内に回転自在に設けられている軸
と、 該軸に固着されているフランジと、 該フランジと隣接するように前記ケーシング内
に回転自在かつ軸方向に移動可能に収容され、前
記フランジに対して回転方向に遊びを有するよう
にトルク伝達可能に連結され、前記フランジとは
反対側の側面に第1ラチエツト歯を有する第1プ
ーリと、 該第1プーリと隣接するように前記ケーシング
内に回転自在かつ軸方向に移動可能に収容され、
前記第1ラチエツト歯と歯合しうる第2ラチエツ
ト歯を有する第2プーリと、 該第2プーリを第1プーリ側に付勢するための
弾性手段と、 前記フランジの端面に形成される第1カム突起
と、前記第1カム突起と協働するように第1プー
リのフランジと隣接する側面に形成される第2カ
ム突起とからなり、前記フランジを第1プーリに
対して遊びの範囲内でラチエツト歯の歯合する方
向に回転させるとき、フランジと第1プーリをた
がいに分離させるように突起同士が乗り上げ、か
つ空転方向に回転させるとき、突起同士の乗り上
げが解除されるカム手段と、 前記第1プーリおよび第2プーリの外周にそれ
ぞれその両端が係止されると共に、たがいに逆方
向に巻きつけられている動力伝達用のワイヤとを
有するワイヤの伸び吸収機構 を採用するときは、簡単な構成により前記歯とび
現象をいちじるしく減少させうるというまつたく
新規な事実を見出し、本発明を完成するにいたつ
た。
つぎに図面を参照しながら本発明の吸収機構を
説明する。
説明する。
第1図は本発明の吸収機構の一実施例を示す正
面図(ただしハウジングは省略されている)、第
2図は第1図のX−X線断面図、第3図および第
4図はそれぞれ第1図のY−Y線拡大断面図であ
る。
面図(ただしハウジングは省略されている)、第
2図は第1図のX−X線断面図、第3図および第
4図はそれぞれ第1図のY−Y線拡大断面図であ
る。
第1図および第2図において、1はハウジング
であり、ハウジング1には有底円筒状のケーシン
グ2が固着されている。ケーシング2の内部には
軸3が回転自在に設けられている。軸3の一端3
aは、たとえばクランク式のハンドル3bと結合
させるためにハウジング1から外側に突出させら
れている。軸3には有底円筒状のフランジ4が軸
3と同心になるように組み合わされ、たとえば溶
接などによつて固着されている。
であり、ハウジング1には有底円筒状のケーシン
グ2が固着されている。ケーシング2の内部には
軸3が回転自在に設けられている。軸3の一端3
aは、たとえばクランク式のハンドル3bと結合
させるためにハウジング1から外側に突出させら
れている。軸3には有底円筒状のフランジ4が軸
3と同心になるように組み合わされ、たとえば溶
接などによつて固着されている。
軸3の外周にはフランジ4と隣接するように第
1プーリ5および第2プーリ6がそれぞれその順
に回動自在に、かつ軸方向に移動可能に嵌合され
ている。
1プーリ5および第2プーリ6がそれぞれその順
に回動自在に、かつ軸方向に移動可能に嵌合され
ている。
第2プーリ6とケーシング2の間にはウエーブ
ワツシヤ8が挿入されており、それによつて第2
プーリ6および第1プーリ5は、第2図の矢印C
方向に常時押圧されている。
ワツシヤ8が挿入されており、それによつて第2
プーリ6および第1プーリ5は、第2図の矢印C
方向に常時押圧されている。
第1プーリ5と第2プーリ6のたがいに隣接す
る側面にはそれぞれ第1ラチエツト歯9および第
2ラチエツト歯10が形成されている。第1ラチ
エツト歯9と第2ラチエツト歯10とは、第1プ
ーリ5を矢印A方向に回転させるときにたがいに
歯合し、第1プーリ5を矢印B方向に回転させる
ときに空転する。
る側面にはそれぞれ第1ラチエツト歯9および第
2ラチエツト歯10が形成されている。第1ラチ
エツト歯9と第2ラチエツト歯10とは、第1プ
ーリ5を矢印A方向に回転させるときにたがいに
歯合し、第1プーリ5を矢印B方向に回転させる
ときに空転する。
フランジ4にはその周縁に沿つて扇状の切り欠
き部11が形成されている。第1プーリ5のフラ
ンジ4と隣接する側面には切り欠き部11と係合
しうる突起12が設けられている。切り欠き部1
1の開き角度は突起12の開き角度よりも大き
く、そのため両者の係合には回転方向に遊びがあ
る。
き部11が形成されている。第1プーリ5のフラ
ンジ4と隣接する側面には切り欠き部11と係合
しうる突起12が設けられている。切り欠き部1
1の開き角度は突起12の開き角度よりも大き
く、そのため両者の係合には回転方向に遊びがあ
る。
第1図に示される扇状の切り欠き部11および
扇状の突起12は、フランジ4とハウジング1の
間に介在されるブレーキスプリング(図示されて
いない)と共に従来公知のブレーキ手段(すなわ
ち軸3から第1プーリ5にはトルク伝達をさせる
が逆方向にはトルク伝達をさせないための手段)
を構成するものをそのまま採用しうる。
扇状の突起12は、フランジ4とハウジング1の
間に介在されるブレーキスプリング(図示されて
いない)と共に従来公知のブレーキ手段(すなわ
ち軸3から第1プーリ5にはトルク伝達をさせる
が逆方向にはトルク伝達をさせないための手段)
を構成するものをそのまま採用しうる。
なお本発明の吸収機構におけるフランジ4と第
1プーリ5の連結は、前記切り欠き部11と突起
12の組み合わせに限定されるものではなく、た
とえば弧状の長孔と係合しうるピンの組み合わせ
など、回転方向の遊びを有するトルク伝達手段で
あればいずれも採用しうる。
1プーリ5の連結は、前記切り欠き部11と突起
12の組み合わせに限定されるものではなく、た
とえば弧状の長孔と係合しうるピンの組み合わせ
など、回転方向の遊びを有するトルク伝達手段で
あればいずれも採用しうる。
第3図および第4図に詳細に示されるように、
フランジ4の第1プーリ5と隣接する端面には第
1カム突起13が設けられている。第1プーリ5
には前記突起12と連続するように第2カム突起
14が設けられている。第1カム突起13および
第2カム突起14は、フランジ4をラチエツト歯
9,10が歯合する方向、すなわち矢印A方向に
回転させるとき、たがいに乗り上げるように周方
向に延びるテーパ面15,16をそれぞれ有して
いる。第1カム突起13と第2カム突起14とは
カム手段を構成している。
フランジ4の第1プーリ5と隣接する端面には第
1カム突起13が設けられている。第1プーリ5
には前記突起12と連続するように第2カム突起
14が設けられている。第1カム突起13および
第2カム突起14は、フランジ4をラチエツト歯
9,10が歯合する方向、すなわち矢印A方向に
回転させるとき、たがいに乗り上げるように周方
向に延びるテーパ面15,16をそれぞれ有して
いる。第1カム突起13と第2カム突起14とは
カム手段を構成している。
なお第1〜2図に示されるように第1プーリ5
および第2プーリ6には、従来の吸収機構(たと
えば第5図のものなど)と同様にワイヤ51の両
端が係止され、巻きつけられている。第2図の1
7は従来公知のバランススプリングである。
および第2プーリ6には、従来の吸収機構(たと
えば第5図のものなど)と同様にワイヤ51の両
端が係止され、巻きつけられている。第2図の1
7は従来公知のバランススプリングである。
つぎに叙上のごとく構成される吸収機構の作用
を説明する。
を説明する。
第2図において軸3を矢印A方向に回転させる
とき、第3〜4図に示されるようにフランジ4の
切り欠き部11と突起12が係合するまえにカム
突起13,14のテーパ面15,16同士がたが
いに乗り上げようとする。そのため第1プーリ5
には矢印D方向の付勢力が加えられる。それによ
り第1プーリ5と第2プーリ6はウエーブワツシ
ヤ8の矢印C方向の付勢力に抗して矢印D方向に
移動する。かかる移動はフランジ4が第1プーリ
5に対して遊びの分だけ回転される間に行なわれ
る。
とき、第3〜4図に示されるようにフランジ4の
切り欠き部11と突起12が係合するまえにカム
突起13,14のテーパ面15,16同士がたが
いに乗り上げようとする。そのため第1プーリ5
には矢印D方向の付勢力が加えられる。それによ
り第1プーリ5と第2プーリ6はウエーブワツシ
ヤ8の矢印C方向の付勢力に抗して矢印D方向に
移動する。かかる移動はフランジ4が第1プーリ
5に対して遊びの分だけ回転される間に行なわれ
る。
さらに軸3を回転させると伸び吸収クリアラン
スLが小さくなつた状態で切り欠き部11と突起
12が係合し、第1プーリ5が矢印A方向に回転
される。
スLが小さくなつた状態で切り欠き部11と突起
12が係合し、第1プーリ5が矢印A方向に回転
される。
それにより第2プーリ6が軸方向にほとんど移
動することができなくなるため、歯とび現象がほ
ぼ確実に防止される。そのばあいカム突起13,
14の高さ、あるいはカム突起13,14の係合
により生ずるプーリ5,6の移動の距離は、第1
図の伸び吸収クリアランスLからラチエツト歯
9,10の高さHを減じた寸法より大きくしてお
くのが好ましい。それにより歯とび現象を確実に
防止しうる。
動することができなくなるため、歯とび現象がほ
ぼ確実に防止される。そのばあいカム突起13,
14の高さ、あるいはカム突起13,14の係合
により生ずるプーリ5,6の移動の距離は、第1
図の伸び吸収クリアランスLからラチエツト歯
9,10の高さHを減じた寸法より大きくしてお
くのが好ましい。それにより歯とび現象を確実に
防止しうる。
またカム突起13,14がたがいに乗り上げて
いるときは、ラチエツト歯9,10同士の軸方向
の押圧力がウエーブワツシヤ8の撓み量に相当す
る分だけ強くなつている。したがつて歯とび現象
が一層発生しにくくなつている。
いるときは、ラチエツト歯9,10同士の軸方向
の押圧力がウエーブワツシヤ8の撓み量に相当す
る分だけ強くなつている。したがつて歯とび現象
が一層発生しにくくなつている。
本発明の吸収機構におけるカム手段の形状は第
3〜4図に示されるものに限定されるものではな
く、たとえばいずれかの側のカムがテーパ面を有
する凹溝であつてもよい。またテーパ面にかえて
弧状やその他の凸面または凹面であつてもよい。
すなわち本発明におけるカム手段はフランジ4を
ラチエツト歯9,10が歯合する方向に回転させ
るとき、第1プーリ5を第2プーリ6側に付勢す
る手段であればよい。
3〜4図に示されるものに限定されるものではな
く、たとえばいずれかの側のカムがテーパ面を有
する凹溝であつてもよい。またテーパ面にかえて
弧状やその他の凸面または凹面であつてもよい。
すなわち本発明におけるカム手段はフランジ4を
ラチエツト歯9,10が歯合する方向に回転させ
るとき、第1プーリ5を第2プーリ6側に付勢す
る手段であればよい。
なお第1図に示される吸収機構の実施例におい
ては、カム手段である突起13,14が1組だけ
設けられているが、円周方向等間隔に2〜6組配
置するときは、カム突起13,14同士がたがい
に乗り上げて第1プーリ5とフランジ4を分離さ
せる際、分離させる付勢力をほぼ周方向に均等に
することができるため好ましい。
ては、カム手段である突起13,14が1組だけ
設けられているが、円周方向等間隔に2〜6組配
置するときは、カム突起13,14同士がたがい
に乗り上げて第1プーリ5とフランジ4を分離さ
せる際、分離させる付勢力をほぼ周方向に均等に
することができるため好ましい。
またカム突起13,14の位置はとくに制限さ
れるものではないが、両者が完全に乗り上げるま
えに突起12と切り欠き部11とがたがいに当接
するような位置に設けるときは、フランジ4を矢
印B方向に回転させてカム突起13,14同士の
係合をはずす操作が容易であるため好ましい。
れるものではないが、両者が完全に乗り上げるま
えに突起12と切り欠き部11とがたがいに当接
するような位置に設けるときは、フランジ4を矢
印B方向に回転させてカム突起13,14同士の
係合をはずす操作が容易であるため好ましい。
なお第2図に示されている吸収機構の実施例に
おいては、ハウジング1とケーシング2の間に軸
3が掛け渡され、第1プーリ5および第2プーリ
6がそれぞれ軸3上に設けられているが、本発明
の吸収機構はかかるばあいに限定されるものでは
ない。各プーリ5,6はたとえばハウジング1や
ケーシング2の内面と直接摺接するように、ある
いはケーシング2などから突設される固定軸など
によつて間接的に、ケーシング2内に回転自在か
つ軸方向に移動可能に設けられていればよい。
おいては、ハウジング1とケーシング2の間に軸
3が掛け渡され、第1プーリ5および第2プーリ
6がそれぞれ軸3上に設けられているが、本発明
の吸収機構はかかるばあいに限定されるものでは
ない。各プーリ5,6はたとえばハウジング1や
ケーシング2の内面と直接摺接するように、ある
いはケーシング2などから突設される固定軸など
によつて間接的に、ケーシング2内に回転自在か
つ軸方向に移動可能に設けられていればよい。
叙上のごとく本発明のワイヤの伸び吸収機構
は、簡単な構成により歯とび現象をいちじるしく
減少させることができるものであり、その実用価
値はきわめて大である。
は、簡単な構成により歯とび現象をいちじるしく
減少させることができるものであり、その実用価
値はきわめて大である。
第1図は本発明のワイヤの伸び吸収機構の一実
施例を示す正面図(ただしハウジングは省略され
ている)、第2図は第1図のX−X線断面図、第
3図および第4図はそれぞれ第1図のY−Y線拡
大断面図、第5図は従来のワイヤの伸び吸収機構
の一例を示す縦断面図である。 (図面の主要符号)、2:ケーシング、3:軸、
4:フランジ、5:第1プーリ、6:第2プー
リ、8:ウエーブワツシヤ、9:第1ラチエツト
歯、10:第2ラチエツト歯、11:切り欠き
部、12:突起、13:第1カム突起、14:第
2カム突起、15,16:テーパ面、51:ワイ
ヤ、L:伸び吸収クリアランス、H:ラチエツト
歯の高さ。
施例を示す正面図(ただしハウジングは省略され
ている)、第2図は第1図のX−X線断面図、第
3図および第4図はそれぞれ第1図のY−Y線拡
大断面図、第5図は従来のワイヤの伸び吸収機構
の一例を示す縦断面図である。 (図面の主要符号)、2:ケーシング、3:軸、
4:フランジ、5:第1プーリ、6:第2プー
リ、8:ウエーブワツシヤ、9:第1ラチエツト
歯、10:第2ラチエツト歯、11:切り欠き
部、12:突起、13:第1カム突起、14:第
2カム突起、15,16:テーパ面、51:ワイ
ヤ、L:伸び吸収クリアランス、H:ラチエツト
歯の高さ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ケーシングと、 該ケーシング内に回転自在に設けられている軸
と、 該軸に固着されているフランジと、 該フランジと隣接するように前記ケーシング内
に回転自在かつ軸方向に移動可能に収容され、前
記フランジに対して回転方向に遊びを有するよう
にトルク伝達可能に連結され、前記フランジとは
反対側の側面に第1ラチエツト歯を有する第1プ
ーリと、 該第1プーリと隣接するように前記ケーシング
内に回転自在かつ軸方向に移動可能に収容され、
前記第1ラチエツト歯と歯合しうる第2ラチエツ
ト歯を有する第2プーリと、 該第2プーリを第1プーリ側に付勢するための
弾性手段と、 前記フランジの端面に形成される第1カム突起
と、該第1カム突起と共働するように第1プーリ
のフランジと隣接する側面に形成される第2カム
突起とからなり、前記フランジを第1プーリに対
して遊びの範囲内でラチエツト歯の歯合する方向
に回転させるとき、フランジと第1プーリをたが
いに分離させるように突起同士が乗り上げ、かつ
空転方向に回転させるとき、突起同士の乗り上げ
が解除されるカム手段と、 前記第1プーリおよび第2プーリの外周にそれ
ぞれの両端が係止され、かつたがいに逆方向に巻
きつけられている動力伝達用のワイヤとを有する
ワイヤの伸び吸収機構。 2 前記第1カム突起がフランジの円周方向に延
びるテーパ面を有し、第2カム突起が第1プーリ
の円周方向に延びるテーパ面を有する特許請求の
範囲第1項記載のワイヤの伸び吸収機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22502183A JPS60116956A (ja) | 1983-11-28 | 1983-11-28 | ワイヤの伸び吸収機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22502183A JPS60116956A (ja) | 1983-11-28 | 1983-11-28 | ワイヤの伸び吸収機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60116956A JPS60116956A (ja) | 1985-06-24 |
| JPH0144941B2 true JPH0144941B2 (ja) | 1989-10-02 |
Family
ID=16822825
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22502183A Granted JPS60116956A (ja) | 1983-11-28 | 1983-11-28 | ワイヤの伸び吸収機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60116956A (ja) |
-
1983
- 1983-11-28 JP JP22502183A patent/JPS60116956A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60116956A (ja) | 1985-06-24 |
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