JPH0148835B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0148835B2 JPH0148835B2 JP60030270A JP3027085A JPH0148835B2 JP H0148835 B2 JPH0148835 B2 JP H0148835B2 JP 60030270 A JP60030270 A JP 60030270A JP 3027085 A JP3027085 A JP 3027085A JP H0148835 B2 JPH0148835 B2 JP H0148835B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aeration
- section
- sludge
- sewage
- settling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Activated Sludge Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、家庭下水或いは産業廃水又はそれに
類する有機性汚濁物を含む廃水の処理方法および
装置に関する。 〔従来の技術とその問題点〕 第5図に基づいて従来技術を説明する。第5図
は沈殿部がスラツジブランケツトゾーンを形成す
るように構成された従来の曝気部と沈殿部を一体
化した汚水処理装置の一例である。この例では汚
水は流入管1から曝気部2に流入し、曝気装置3
から導入される空気の撹拌作用により汚泥と混合
され、流入水の汚濁有機物は好気的に分解され
る。そして汚水と汚泥の混合液は曝気部2と沈殿
部4の連通部5を通り、沈殿部4に導かれ、処理
上澄液と汚泥とに分離された後、汚泥は曝気部2
にポンプ又はエアリフトなどの返送手段6により
戻される。該沈殿部4は曝気部2から混合液が流
入する部分において狭く、上方に向かうに従がい
拡がつているため、汚泥はスラツジブランケツト
ゾーンを形成する。汚水がこのブランケツトゾー
ンを通過するときに微細なフロツクも完全に捕捉
されるため、この方式では極めて清澄な処理水を
得ることができる。又、曝気部と沈殿部が一体化
しているため、装置がコンパクトであるという特
徴も備えている。しかしながら本方式には次のよ
うな問題点がある。 (1) 曝気部が完全混合槽となつているため、低分
子の炭水化物を多く含む廃水、あるいは分流式
の下水においてはバルキングが起り易くなり、
しかも沈殿部がスラツジブランケツトゾーンを
形成しているため、汚泥の沈降性低下と共に汚
泥界面が一気に上昇し、汚泥が処理水と共に流
出する点があげられる。 (2) 又、従来の装置および運転法では、富栄養化
の原因となるN、Pの除去はほとんど不可能で
あつた。 〔発明の目的〕 本発明は従来の問題点、特にバルキングの発生
を抑制すると共に併せてN、Pの除去も行ないう
る有機性廃水の処理方法及びその装置を提供する
ことを目的とするものである。 〔発明の構成〕 本発明は、 1 曝気部と沈殿部が下部で連通し、沈殿部がス
ラツジブランケツトゾーンを形成するように構
成された曝気部及び沈殿部が一体化された有機
性汚水の処理装置において、汚水を曝気部底部
に連続的に流入させながら曝気を間けつ的に行
なうことを特徴とする有機性汚水の処理方法。 2 曝気部と沈殿部が下部で連通し、沈殿部がス
ラツジブランケツトゾーンを形成するように構
成された曝気部と沈殿部とが一体化された有機
性汚水の処理装置において、沈殿部から曝気部
に汚泥を返送する手段を有し、かつ、曝気・そ
の停止に関係なく汚水を曝気部底部から上向き
に均一に流入させると共に、曝気を間けつ的に
行なうための制御手段を設けたことを特徴とす
る有機性汚水の処理装置。 である。 つぎに、本発明を図面に基づいて詳しく説明す
る。第1図は本発明の基本構成を示したものであ
り、第2図は曝気部中央に仕切板を設け、曝気装
置は汚水流入口上部に設けたもの、第3図は汚水
流入口とは反対側に曝気装置を設けたものであ
る。 汚水は汚水流管1から曝気部2の底部に導か
れ、短らく流が起きないように拡散させた状態で
曝気部2上方に向かつて一様に流入する。この手
段として流入口を逆円錐形にするとか、多孔管に
分枝するなどの手段を用いればよい。汚水流入口
は曝気部2に仕切板7が無いときはできるだけ沈
殿部4から離れた位置に設置するが、仕切板7が
あるときは常に沈殿部4と反対側に設置する。曝
気装置3は、汚水流入口の上部又は第3図に示す
例のようにその反対側にあつても良いが、第3図
に示す位置にあるときは、曝気混合時に曝気部2
底部を沈殿部4側に向かう水平流が生じるため、
この流れを邪魔する邪魔板8を設ける必要があ
る。 曝気部2の中央に仕切板7を設ける場合、下部
および上部は連通させるが、仕切板7下端部の高
さは曝気装置3の位置より下になるようにする。
仕切板7の上端部の高さは少なくとも曝気装置3
より高い位置になるように設ける必要はあるが、
第2図に示すように曝気部の高さの半分程度迄あ
れば十分である。又、本発明では第4図に示すよ
うに左右対象形の構造とすることも可能である。
左右対象の構造を有する場合においては仕切板7
は曝気装置3を円筒又は角筒で囲む構造のものと
しても良い。 汚水流入管1から流入した汚水は曝気時におい
ては第1図〜第4図において矢印で示すような循
環流で汚泥と混合曝気され、汚水中の有機物は分
解される。処理された汚水と汚泥の混合液は沈殿
部4と曝気部2の連通部5を通り、沈殿部4に流
入し、スラツジブランケツトゾーンを通つて処理
水上澄液と汚泥に分離され、上澄液は放流口9か
ら流出し、汚泥はポンプ又はエアリフトによる返
送手段6で曝気部2に戻される。曝気停止時にお
いても汚水は曝気部2に流入するが、この場合、
汚水は第6図に示すように、沈降した汚泥ゾーン
を通つて曝気部内に形成された汚泥界面の上側に
流出し、その後再び汚泥ゾーンを通つて沈殿部連
通部5よりスラツジブランケツトゾーンを通り、
沈殿部4上部に流れ出る。この流れは曝気部中央
に仕切板7がある方がよりスムーズに流れる。曝
気停止時においては混合液中の汚泥は、曝気部底
部に向つて沈降し、汚泥ゾーンを形成するように
なる。このとき、汚泥濃度の最も高い底部に汚水
が流入するため、この部分では混合液中の酸素が
急速に消費され、無酸素状態となる。このような
条件下においてはバルキングの原因となる糸状性
細菌の増殖が抑制されるため、バルキングの発生
が防止されることとなる。無酸素状態は曝気をし
ないで撹拌することによつても達成できるが、こ
の場合、汚泥濃度が均一化されて薄くなるため、
急速な溶存酸素の消費が起きにくいため、バルキ
ング防止効果は小さい。本発明のように汚泥を静
置濃縮させ、汚泥濃度の最も濃い底部において汚
水と接触させるのが有効である。この際、曝気停
止時間を長くすると汚泥の嫌気度が進行し、上澄
液側に濁質が生成するようになる。しかし、この
濁質も第6図に示すようにもう一度汚泥ゾーンを
通り、沈殿部下部よりスラツジブランケツトゾー
ンを通るようにすることにより十分清澄化され
る。この場合、仕切板7を上下させうるように
し、曝気停止時には下方に下げて下部を閉鎖する
が、または、仕切板下部に設けた可動板13(第
2図〜第4図参照)を下方に移動させるが、また
は、第6図に示すように仕切板の下部に設けたフ
ラツプ式可動板により仕切板の下部を閉鎖するよ
うにするとより効果的である。本発明は、曝気停
止時においても汚水を連続的に流入させ、嫌気状
態を形成させることでバルキングの防止を図ると
共に、停止時間を長くとることで生じる濁質を汚
泥ゾーンを2度通させることで清澄化を図らせる
ようにしたものである。後者の機能は曝気部中央
に仕切板7を設置した場合により効果的となる。 更に、本発明では曝気槽の負荷条件が低く、硝
化が進行するときは、曝気停止中の無酸素状態で
脱Nが生じ、N除去が可能となる。硝酸が消失
し、さらに嫌気度が高なると、脱リン能力を有す
る細菌群の増殖がおこなわれ、リン除去能力も有
することになる。 曝気を停止した状態で汚水が連続的に流入して
も、脱N菌あるいは脱リン菌の作用により、汚水
中の有機物は分解されるか又は液側より活性汚泥
中にとり込まれるため、処理水水質は良好なもの
となる。 曝気・停止の時間割合はバルキング停止、脱N
および脱リンの目的に応じて若干異なるが、いず
れも曝気:停止時間比1:0.5〜5の範囲で効果
があり、1:1〜3が最適である。又、一度の停
止時間は曝気部滞留時間1/3を越えないようにす
べきである。これ以上の停止は濁質の捕捉効果を
減少させる。この曝気および停止はコントローラ
ー10により、時間を制御することができる。こ
の時間は一定に限る必要はなく、負荷変動、流量
変動に応じて制御系10を通して調節することも
可能である。 曝気および静置(停止)は間けつ的におこなわ
れるが、静置後再び曝気を開始した瞬間曝気部に
おいて著しい上昇流が生じるため、沈殿部下部の
汚泥は曝気部にすい込まれる。このため沈殿部4
の汚泥は絶えず入れ変わることになり、汚泥が沈
殿部に長時間滞留することもなくなり、曝気部汚
泥界面の上昇速度もゆるやかになる。この機能
は、第3図に示す位置に曝気装置を設置したと
き、より顕著となる。 従つて、沈殿部から曝気部への汚泥の返送は連
続的に行なう必要はなく、汚泥界面が上昇したと
きのみ返送手段6を作動させる。例えば第3図に
おいて、汚泥界面検知器11で汚泥界面を検知
し、返送手段を制御するコントローラー12によ
り、汚泥を適宜、返送させることができる。 食品加工廃水(Q630m3/日)を対象に、第5
図に示す従来の装置(曝気部容積220m3、沈殿部
容積110m3)を第2図に示す本発明の装置に改造
した装置を用いて処理した(曝気時間40分、停止
時間80分)。このときの汚泥の沈降性改善効果を
第7図に示す。又表―1に、改造前、改造後の処
理水水質の1例を示す。 改造前においては、活性汚泥のSVI値〔汚泥容
量指標〕は400〜800ml/gと高く、著しいときに
は汚泥が沈殿部より流出することもあつた。しか
し、改造後、SVIは100〜200ml/gにおちつき、
運転管理が容易となつた。又、水質的にも表―1
に示すように、改造後は、N、Pの除去も行なわ
れており、処理機能の向上がはかられた。 【表】
類する有機性汚濁物を含む廃水の処理方法および
装置に関する。 〔従来の技術とその問題点〕 第5図に基づいて従来技術を説明する。第5図
は沈殿部がスラツジブランケツトゾーンを形成す
るように構成された従来の曝気部と沈殿部を一体
化した汚水処理装置の一例である。この例では汚
水は流入管1から曝気部2に流入し、曝気装置3
から導入される空気の撹拌作用により汚泥と混合
され、流入水の汚濁有機物は好気的に分解され
る。そして汚水と汚泥の混合液は曝気部2と沈殿
部4の連通部5を通り、沈殿部4に導かれ、処理
上澄液と汚泥とに分離された後、汚泥は曝気部2
にポンプ又はエアリフトなどの返送手段6により
戻される。該沈殿部4は曝気部2から混合液が流
入する部分において狭く、上方に向かうに従がい
拡がつているため、汚泥はスラツジブランケツト
ゾーンを形成する。汚水がこのブランケツトゾー
ンを通過するときに微細なフロツクも完全に捕捉
されるため、この方式では極めて清澄な処理水を
得ることができる。又、曝気部と沈殿部が一体化
しているため、装置がコンパクトであるという特
徴も備えている。しかしながら本方式には次のよ
うな問題点がある。 (1) 曝気部が完全混合槽となつているため、低分
子の炭水化物を多く含む廃水、あるいは分流式
の下水においてはバルキングが起り易くなり、
しかも沈殿部がスラツジブランケツトゾーンを
形成しているため、汚泥の沈降性低下と共に汚
泥界面が一気に上昇し、汚泥が処理水と共に流
出する点があげられる。 (2) 又、従来の装置および運転法では、富栄養化
の原因となるN、Pの除去はほとんど不可能で
あつた。 〔発明の目的〕 本発明は従来の問題点、特にバルキングの発生
を抑制すると共に併せてN、Pの除去も行ないう
る有機性廃水の処理方法及びその装置を提供する
ことを目的とするものである。 〔発明の構成〕 本発明は、 1 曝気部と沈殿部が下部で連通し、沈殿部がス
ラツジブランケツトゾーンを形成するように構
成された曝気部及び沈殿部が一体化された有機
性汚水の処理装置において、汚水を曝気部底部
に連続的に流入させながら曝気を間けつ的に行
なうことを特徴とする有機性汚水の処理方法。 2 曝気部と沈殿部が下部で連通し、沈殿部がス
ラツジブランケツトゾーンを形成するように構
成された曝気部と沈殿部とが一体化された有機
性汚水の処理装置において、沈殿部から曝気部
に汚泥を返送する手段を有し、かつ、曝気・そ
の停止に関係なく汚水を曝気部底部から上向き
に均一に流入させると共に、曝気を間けつ的に
行なうための制御手段を設けたことを特徴とす
る有機性汚水の処理装置。 である。 つぎに、本発明を図面に基づいて詳しく説明す
る。第1図は本発明の基本構成を示したものであ
り、第2図は曝気部中央に仕切板を設け、曝気装
置は汚水流入口上部に設けたもの、第3図は汚水
流入口とは反対側に曝気装置を設けたものであ
る。 汚水は汚水流管1から曝気部2の底部に導か
れ、短らく流が起きないように拡散させた状態で
曝気部2上方に向かつて一様に流入する。この手
段として流入口を逆円錐形にするとか、多孔管に
分枝するなどの手段を用いればよい。汚水流入口
は曝気部2に仕切板7が無いときはできるだけ沈
殿部4から離れた位置に設置するが、仕切板7が
あるときは常に沈殿部4と反対側に設置する。曝
気装置3は、汚水流入口の上部又は第3図に示す
例のようにその反対側にあつても良いが、第3図
に示す位置にあるときは、曝気混合時に曝気部2
底部を沈殿部4側に向かう水平流が生じるため、
この流れを邪魔する邪魔板8を設ける必要があ
る。 曝気部2の中央に仕切板7を設ける場合、下部
および上部は連通させるが、仕切板7下端部の高
さは曝気装置3の位置より下になるようにする。
仕切板7の上端部の高さは少なくとも曝気装置3
より高い位置になるように設ける必要はあるが、
第2図に示すように曝気部の高さの半分程度迄あ
れば十分である。又、本発明では第4図に示すよ
うに左右対象形の構造とすることも可能である。
左右対象の構造を有する場合においては仕切板7
は曝気装置3を円筒又は角筒で囲む構造のものと
しても良い。 汚水流入管1から流入した汚水は曝気時におい
ては第1図〜第4図において矢印で示すような循
環流で汚泥と混合曝気され、汚水中の有機物は分
解される。処理された汚水と汚泥の混合液は沈殿
部4と曝気部2の連通部5を通り、沈殿部4に流
入し、スラツジブランケツトゾーンを通つて処理
水上澄液と汚泥に分離され、上澄液は放流口9か
ら流出し、汚泥はポンプ又はエアリフトによる返
送手段6で曝気部2に戻される。曝気停止時にお
いても汚水は曝気部2に流入するが、この場合、
汚水は第6図に示すように、沈降した汚泥ゾーン
を通つて曝気部内に形成された汚泥界面の上側に
流出し、その後再び汚泥ゾーンを通つて沈殿部連
通部5よりスラツジブランケツトゾーンを通り、
沈殿部4上部に流れ出る。この流れは曝気部中央
に仕切板7がある方がよりスムーズに流れる。曝
気停止時においては混合液中の汚泥は、曝気部底
部に向つて沈降し、汚泥ゾーンを形成するように
なる。このとき、汚泥濃度の最も高い底部に汚水
が流入するため、この部分では混合液中の酸素が
急速に消費され、無酸素状態となる。このような
条件下においてはバルキングの原因となる糸状性
細菌の増殖が抑制されるため、バルキングの発生
が防止されることとなる。無酸素状態は曝気をし
ないで撹拌することによつても達成できるが、こ
の場合、汚泥濃度が均一化されて薄くなるため、
急速な溶存酸素の消費が起きにくいため、バルキ
ング防止効果は小さい。本発明のように汚泥を静
置濃縮させ、汚泥濃度の最も濃い底部において汚
水と接触させるのが有効である。この際、曝気停
止時間を長くすると汚泥の嫌気度が進行し、上澄
液側に濁質が生成するようになる。しかし、この
濁質も第6図に示すようにもう一度汚泥ゾーンを
通り、沈殿部下部よりスラツジブランケツトゾー
ンを通るようにすることにより十分清澄化され
る。この場合、仕切板7を上下させうるように
し、曝気停止時には下方に下げて下部を閉鎖する
が、または、仕切板下部に設けた可動板13(第
2図〜第4図参照)を下方に移動させるが、また
は、第6図に示すように仕切板の下部に設けたフ
ラツプ式可動板により仕切板の下部を閉鎖するよ
うにするとより効果的である。本発明は、曝気停
止時においても汚水を連続的に流入させ、嫌気状
態を形成させることでバルキングの防止を図ると
共に、停止時間を長くとることで生じる濁質を汚
泥ゾーンを2度通させることで清澄化を図らせる
ようにしたものである。後者の機能は曝気部中央
に仕切板7を設置した場合により効果的となる。 更に、本発明では曝気槽の負荷条件が低く、硝
化が進行するときは、曝気停止中の無酸素状態で
脱Nが生じ、N除去が可能となる。硝酸が消失
し、さらに嫌気度が高なると、脱リン能力を有す
る細菌群の増殖がおこなわれ、リン除去能力も有
することになる。 曝気を停止した状態で汚水が連続的に流入して
も、脱N菌あるいは脱リン菌の作用により、汚水
中の有機物は分解されるか又は液側より活性汚泥
中にとり込まれるため、処理水水質は良好なもの
となる。 曝気・停止の時間割合はバルキング停止、脱N
および脱リンの目的に応じて若干異なるが、いず
れも曝気:停止時間比1:0.5〜5の範囲で効果
があり、1:1〜3が最適である。又、一度の停
止時間は曝気部滞留時間1/3を越えないようにす
べきである。これ以上の停止は濁質の捕捉効果を
減少させる。この曝気および停止はコントローラ
ー10により、時間を制御することができる。こ
の時間は一定に限る必要はなく、負荷変動、流量
変動に応じて制御系10を通して調節することも
可能である。 曝気および静置(停止)は間けつ的におこなわ
れるが、静置後再び曝気を開始した瞬間曝気部に
おいて著しい上昇流が生じるため、沈殿部下部の
汚泥は曝気部にすい込まれる。このため沈殿部4
の汚泥は絶えず入れ変わることになり、汚泥が沈
殿部に長時間滞留することもなくなり、曝気部汚
泥界面の上昇速度もゆるやかになる。この機能
は、第3図に示す位置に曝気装置を設置したと
き、より顕著となる。 従つて、沈殿部から曝気部への汚泥の返送は連
続的に行なう必要はなく、汚泥界面が上昇したと
きのみ返送手段6を作動させる。例えば第3図に
おいて、汚泥界面検知器11で汚泥界面を検知
し、返送手段を制御するコントローラー12によ
り、汚泥を適宜、返送させることができる。 食品加工廃水(Q630m3/日)を対象に、第5
図に示す従来の装置(曝気部容積220m3、沈殿部
容積110m3)を第2図に示す本発明の装置に改造
した装置を用いて処理した(曝気時間40分、停止
時間80分)。このときの汚泥の沈降性改善効果を
第7図に示す。又表―1に、改造前、改造後の処
理水水質の1例を示す。 改造前においては、活性汚泥のSVI値〔汚泥容
量指標〕は400〜800ml/gと高く、著しいときに
は汚泥が沈殿部より流出することもあつた。しか
し、改造後、SVIは100〜200ml/gにおちつき、
運転管理が容易となつた。又、水質的にも表―1
に示すように、改造後は、N、Pの除去も行なわ
れており、処理機能の向上がはかられた。 【表】
第1図、第2図、第3図、第4図及び第6図は
本発明の具体例を説明するための概略図、第7図
は本発明の効果を示すためのグラフ、を示し、第
5図は従来例を説明するための図面である。 1……汚水流入管、2……曝気部、3……曝気
装置、4……沈殿部、5……連通部、6……汚泥
返送部、7……仕切板、8……邪魔板、13,1
4……可動板。
本発明の具体例を説明するための概略図、第7図
は本発明の効果を示すためのグラフ、を示し、第
5図は従来例を説明するための図面である。 1……汚水流入管、2……曝気部、3……曝気
装置、4……沈殿部、5……連通部、6……汚泥
返送部、7……仕切板、8……邪魔板、13,1
4……可動板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 曝気部と沈殿部が下部で連通し、沈殿部がス
ラツジブランケツトゾーンを形成するように構成
された曝気部及び沈殿部が一体化された有機性汚
水の処理装置において、汚水を曝気部底部に連続
的に流入させながら曝気を間けつ的に行なうこと
を特徴とする有機性汚水の処理方法。 2 曝気部と沈殿部が下部で連通し、沈殿部がス
ラツジブランケツトゾーンを形成するように構成
された曝気部と沈殿部とが一体化された有機性汚
水の処理装置において、沈殿部から曝気部に汚泥
を返送する手段を有し、かつ、曝気、その停止に
関係なく、汚水を曝気部底部から上向きに均一に
流入させると共に、曝気を間けつ的に行なうため
の制御手段を設けたことを特徴とする有機性汚水
の処理装置。 3 曝気部中央部に下部および上部で連通する仕
切板を設け、該仕切板で仕切られた曝気部の沈殿
部と反対側の底部に汚水を上向きに流入させる汚
水流入口を設けると共に、汚水流入口の上部に曝
気装置を設けてなる特許請求の範囲第2項記載の
有機性汚水の処理装置。 4 曝気部中央部に下部および上部で連通する仕
切板を設け、該仕切板で仕切られた曝気部の沈殿
部と反対側の底部に汚水を上向きに流入させる汚
水流入口を設けると共に、曝気部の沈殿部に近い
側に曝気装置を設け、かつ、曝気装置下部に底板
と接する邪魔板を設けてなる特許請求の範囲第2
項記載の有機性汚水の処理装置。 5 沈殿部に汚泥界面計を設け、沈殿部の汚泥界
面が予め設定した位置まで上昇したとき沈殿部の
汚泥を曝気部に返送する手段を設けてなる特許請
求の範囲第2項、第3項又は第4項記載の有機性
汚水の処理装置。 6 曝気部中央部に下部および上部で連通するよ
うに設けた仕切板の下部を、曝気停止時に閉鎖し
うるように構成してなる特許請求の範囲第2項な
いし第5項の何れかに記載の有機性汚水の処理装
置。 7 曝気部中央部に下部および上部で連通するよ
うに設けた仕切板を上下させることにより曝気停
止時に下部を閉鎖しうるように構成してなる特許
請求の範囲第6項記載の有機性汚水の処理装置。 8 仕切板の下部に上下しうる可動板またはフラ
ツプ式可動板を設け、該可動板により曝気停止時
に仕切板の下部を閉鎖しうるように構成してなる
特許請求の範囲第6項記載の有機性汚水の処理装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60030270A JPS61192391A (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | 有機性汚水の処理方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60030270A JPS61192391A (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | 有機性汚水の処理方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61192391A JPS61192391A (ja) | 1986-08-26 |
| JPH0148835B2 true JPH0148835B2 (ja) | 1989-10-20 |
Family
ID=12299007
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60030270A Granted JPS61192391A (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | 有機性汚水の処理方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61192391A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CZ295871B6 (cs) * | 2001-05-15 | 2005-11-16 | Svatopluk Ing. Csc. Mackrle | Způsob separace suspenze, zejména při čištění odpadní vody, a zařízení k jeho provádění |
| KR20090130283A (ko) * | 2007-05-10 | 2009-12-22 | 권중천 | 폭기조 내장형 침전장치 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56118790A (en) * | 1980-02-21 | 1981-09-17 | Nishihara Environ Sanit Res Corp | Aeration control system |
-
1985
- 1985-02-20 JP JP60030270A patent/JPS61192391A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61192391A (ja) | 1986-08-26 |
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