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JPH0152464B2 - - Google Patents
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JPH0152464B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0152464B2
JPH0152464B2 JP11646084A JP11646084A JPH0152464B2 JP H0152464 B2 JPH0152464 B2 JP H0152464B2 JP 11646084 A JP11646084 A JP 11646084A JP 11646084 A JP11646084 A JP 11646084A JP H0152464 B2 JPH0152464 B2 JP H0152464B2
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JP
Japan
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less
amount
martensitic stainless
stainless steel
steel
Prior art date
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JP11646084A
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JPS60262944A (ja
Inventor
Yasuhiko Mori
Jiro Kunya
Isao Masaoka
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕 本発明は、高耐食性マルテンサイト系ステンレ
ス鋳鋼に係り、特に原子炉等の高温高圧水中にお
いて使用されるインペラ、デイフユーザ、ケーシ
ングなどの材料として好適な高耐食性マルテンサ
イト系ステンレス鋳鋼に関するものである。 〔発明の背景〕 従来、水中において使用されるインペラ、デイ
フユーザ、ケーシングなどは耐食性、強度、靭性
の観点から、13%Cr系マルテンサイト系ステン
レス鋳鋼が主に使用されている。特に、原子炉等
の高温水中において使用される場合には、高温強
度、補修溶接の難易性および応力除去焼なまし特
性等からNiを含む13%Cr系マルテンサイト系ス
テンレス鋳鋼が多用される傾向にある。 しかしながら、上述したNiを含む13%Cr系マ
ルテンサイト系ステンレス鋳鋼は原子炉環境を模
擬した高温高圧純水中で低ひずみ速度引張試験
(以下、SSRT試験と称す)を実施すると、応力
腐食割れ(以下、SCCと略記する)を起し、実用
上問題を有していた。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、高温高圧水中の耐SCC性が良
好で、しかも高強度、高靫性で溶接の容易な13%
Crマルテンサイト系ステンレス鋳鋼を提供する
にある。 〔発明の概要〕 本発明に係る高耐食性マルテンサイト系ステン
レス鋳鋼は、重量比にてC:0.02〜0.07%、Si:
0.1〜0.25%、Mn:0.1〜0.4%、Cr:11〜15%、
Ni:3〜6%およびMo:2.6%以下を含有し、
特にSi+1/2Mn量が0.4%以下であり、残部がFe および不可避不純物からなることを特徴としてい
る。一般に、13%Crマルテンサイト系ステンレ
ス鋳鋼は、溶解−製練の際に脱酸、脱硫する目的
でSiおよびMnが付加され、通常Si0.3〜0.6%およ
びMn0.5〜0.8%程度が含有されている。 本発明は高耐食性で、高強度、高靭性でかつ溶
接性の容易な13%Crマルテンサイト系ステンレ
ス鋳鋼を得るため、SiおよびMnの含有量を0.25
%以下および0.40%以下におさえ、SCC感受性を
示さないように改善すると共に、288℃の原子炉
環境模擬試験液において、従来材料(伸び10%)
に比べて約50%高い伸び15%に改良したものであ
る。 次に、本発明に係るNiを含むマルテンサイト
系ステンレス鋳鋼の化学成分を上記のように限定
した理由は次の通りである。 C:0.02〜0.07% CはFe−Cr合金のオーステナイト領域を拡大
し、焼入性を高めると共に、強さに付与する元素
であるが、0.02%以下ではその効果が小さい一
方、0.07%を越えると、Crと結合して炭化物を生
成し、耐食性を著しく害するばかりでなく、溶接
性が悪くなるので、Cは0.02〜0.07%の範囲に限
定した。特に強度面から最も好ましい範囲として
は0.04〜0.06%の範囲である。 Si:0.4%以下 Siは脱酸剤として付加し、基地を強化するが、
SCC感受性に悪い影響を与える主要な元素であ
り、そのため上限を0.4%とした。また、Siは溶
鋼の湯流れに大きく影響するため、精密な型に鋳
込むためには、下限値は0.1%以上とすることが
好ましい。 Mn:0.80%以下 Mnは製練の際、脱酸および脱硫剤として必要
な元素であり、かつ基地を強化するが、Siと同様
にSCC感受性に悪い影響を及ぼす主な元素である
ため、Mn付加量の上限を0.80%とした。また、
Mnの下限値は脱硫効果を考慮して硫黄の含有値
(0.01%)に対して約10倍の0.1%以上は必要であ
る。ただし、SiおよびMnはSCC感受性を小さく
する観点から、Si+1/2Mn量が0.4%以下に調整 する必要がある。 Cr:11〜15% Crは鋼の焼入性を増し、強度を上げるのに重
要な元素である。また、腐食環境の下でステンレ
ス鋼の表面を不働態化する作用を有する元素であ
つて、ステンレス鋼の耐食性を向上させるのに不
可欠の元素である。その含有量は11%以下ではそ
の効果が小さい一方、15%を越えるとデルタフエ
ライトが析出し、脆くなるのでCrの量は11〜15
%とした。 Ni:3〜6% NiはCと同様にオーステナイト生成元素であ
つて、焼入性を増加すると共に、強度を上げ、さ
らに残留オーステナイトを生じて靭性を増すと同
時に、溶接性を向上させる元素である。Ni量が
3%以下ではこのような効果が小さい。また、6
%を越えると残留オーステナイト量(以下、rR
という)が増えて強度が低下するので、Ni量は
3〜6%範囲に限定した。 Mo:2.6%以下 Moは強度および耐食性を増すのに必要な元素
であるが、Mo量の増加と共に靭性が徐々に低下
し、2.6%を越えると急速に靭性が低下するので、
Mo量の上限は2.6%とした。 一般に、含Ni13%Crマルテンサイト系ステン
レス鋼は、Ni量および焼入、焼もどし温度によ
つて残留オーステナイト量(rR量)が異つてい
る。例えば3%Ni量を含む13%Cr鋼では、630℃
焼もどし処理でrR量は約10%であり、Ni量が6
%になると、600℃の焼もどしではrR量は40%と
高くなる。 rR量はNi量によつて変化し、Ni量を一定とし
rR量が最大となる焼もどし温度(靭性が最大とな
る温度)の前後ではrR量が急激に変化する。 この焼もどし温度は13%Cr系鋼の組織図にお
けるAc1〜Ac3変態区間、すなわちα−γ二相領
域の間である。そして焼もどし後の金属組織は主
に焼もどしマルテンサイトであつて、一部Ni量
によつて残留オーステナイト相が生成する。 この焼もどし後の冷却過程では、微量の焼入れ
マルテンサイトが生成するが、組織上では判別は
困難である。 このように、Ac1変態点以上で焼もどすことに
よつて、高温焼もどしマルテンサイトの生成を利
用して高強度、高靫性化を図つている。しかし、
鋳鋼品となると、靭性が低下するという問題があ
る。そこで、靭性の低下の少ないもので、かつ耐
SCC性に優れたマルテンサイト系ステンレス鋼と
しては主要な化学成分をそれほど変えることな
く、特にSiおよびMn量を調整させることによつ
て、高温水中で耐食性、強度、溶接性、および靭
性に優れたものを開発することができた。 以下、本発明の実施例を詳細に説明する。 <実施例 1> 第1表に示す化学組成の13%Cr系鋼(本発明
鋼と比較鋼)を19種溶製して造塊した後、1000℃
×5hの拡散処理を施し、焼入(950℃×2h→A,
C)および焼もどし(620℃×5h→A,C)を実
施した。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、高温高圧水中に
おいてもSCCを防止することができ、かつ腐食損
傷から起る腐食疲労等を防止することができる高
耐食性マルテンサイト系ステンレス鋳鋼を提供す
ることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は13%Crマルテンサイト系ステンレス
鋳鋼の高温水中のSCC感受性の有無とSiおよび
Mn付加量との関係を示す線図、第2図は本発明
鋼および比較鋼の伸び率とSCC感受性の有無を示
す線図、第3図はSi量を種々変えてMn量と伸び
率との関係を示す線図、第4図はSi量と伸び率と
の関係を示す線図、第5図は13%Crマルテンサ
イト系ステンレス鋳鋼の(Si+1/2Mn)量と伸び 率との関係を示す線図、第6図はABWRに用い
るインターナルポンプの概要断面図である。 1……インペラ、2……デイフユーザ、3……
スタンドボルト、5……ポンプシヤフト、6……
モータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 重量比にてC:0.02〜0.07%、Si:0.4%以
    下、Mn:0.8%以下、Cr:11〜15%、Ni:3〜
    6%およびMo:2.6%以下を含有し、Si+1/2Mn 量が0.4%以下であり、残部Feおよび不可避的不
    純物からなることを特徴とする高温高圧水中の高
    耐食性マルテンサイト系ステンレス鋳鋼。 2 特許請求の範囲第1項において、前記高耐食
    性マルテンサイト系ステンレス鋼は、288℃の原
    子炉環境模擬試験液において低ひずみ速度引張試
    験でSCC破面率が0%を示し、かつ伸びが14%以
    上を有することを特徴とする高温高圧水中の高耐
    食性マルテンサイト系ステンレス鋳鋼。
JP11646084A 1984-06-08 1984-06-08 高耐食性マルテンサイト系ステンレス鋳鋼 Granted JPS60262944A (ja)

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