JPH0153019B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0153019B2 JPH0153019B2 JP55165085A JP16508580A JPH0153019B2 JP H0153019 B2 JPH0153019 B2 JP H0153019B2 JP 55165085 A JP55165085 A JP 55165085A JP 16508580 A JP16508580 A JP 16508580A JP H0153019 B2 JPH0153019 B2 JP H0153019B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strawberries
- frozen
- mixed powder
- sugar
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
Description
本発明は、凍結苺の製造方法に関する。
苺は、生果用、またはジヤム等の加工用、製菓
用、飲食品用材料として用途の広いものである
が、収穫時期が限られかつ非常に変質しやすいも
のであるため、凍結保存することが行なわれてい
る。この凍結保存においては、凍結による変性を
防止し、解凍した際に生の苺と比較して遜色のな
い色調、艶等の品質が維持されていることが要求
されており、斯る要求に対して従来、砂糖を苺に
まぶして凍結する方法が採られてきた。 然し乍ら、砂糖を苺にまぶして凍結された凍結
苺は、苺をそのまま凍結したものより多少の凍結
変性防止効果はあるものの、解凍した場合、生の
苺に比較して脱色されたように色調、艶が悪くな
るという問題を有していた。 本発明者は、叙上の点に鑑み、凍結保存後解凍
した際に生の苺と比較して色調、艶が何等遜色の
ない凍結苺を提供することを目的として種々検討
した結果、従来用いられている糖類の他に粉末状
の増粘剤を用いることにより凍結保存後解凍して
も、生の苺と比較して色調、艶が何等遜色のない
凍結苺が得られることを見出し、本発明に到達し
た。 すなわち、本発明は糖類と増粘剤の混合粉末を
苺にまぶした後、これを凍結することを特徴とす
る凍結苺の製造方法を提供するものである。 以下に本発明の凍結苺の製造方法について詳説
する。 本発明において用いられる苺は、生の苺であれ
ば特に限定はなく、通常へた取りし、水洗したも
のが用いられる。 また、本発明で用いられる糖類としては、粉末
状であれば特に制限されるものではないが、水に
溶けやすいものが好ましく、例えば、砂糖、結晶
ぶどう糖、粉末水あめ等が挙げられる。増粘剤と
しては、粉末状で、吸水することにより粘稠性を
呈するものであれば良いが、好ましいものとして
は、例えば、キサンタンガム、ローカストビーン
ガム、グアーガム、α化澱粉等が挙げられる。 尚、上記糖類及び上記増粘剤は、各々、1種或
いは2種以上混合して用いても良い。 本発明では上記の糖類と増粘剤の混合粉末を苺
にまぶす。 混合粉末を調製する際の糖類と増粘剤の混合割
合は、苺と混合粉末の総重量に対し、糖類は5〜
50重量%、更に好ましくは20〜40重量%で、増粘
剤は0.1〜5重量%、更に好ましくは0.5〜3重量
%である。糖類が5重量%未満であると添加効果
が少なく、50重量%を超えると苺に付着せずに流
れ落ちる傾向があるので好ましくなく、また、増
粘剤が0.1重量%未満であると効果が少なく、5
重量%を超えると粘度が高くなり過ぎ作業性が悪
くなる傾向があるので好ましくない。 上記糖類と上記増粘剤との混合は、例えば混合
撹拌機に糖類と増粘剤を入れて均一に混合する方
法によれば良く、均一な混合粉末が得られれば、
その手段には制限されない。 而して、本発明は、先ず、上述の如く調製し
た、糖類と増粘剤の混合粉末を苺にまぶすもので
ある。そのまぶし方は、上記混合粉末を苺の表面
全体に均一にまぶすことのできる方法であれば特
に制限されないが、混合粉末をまぶした後、放置
又は撹拌して苺の水分の10%以上を混合粉末に吸
水させるのが凍結変性を防止する上で効果的であ
るので好ましい。 尚、特開昭52−41255号公報に提案されている
ように、糖類や増粘剤等を含有する溶液に苺を浸
漬(又は苺の表面に溶液を塗布)し、苺を糖類や
増粘剤等で被覆することも考えられるが、糖類及
び増粘剤を溶かすと溶液の粘度が著しく上昇し、
したがつて溶液の糖類及び増粘剤の濃度をあまり
高くすることはできないので、この方法では苺か
ら吸水できる程の糖類及び増粘剤を苺の表面に被
覆することはできず、この方法で被覆した苺は、
凍結すると、色調、艶等が悪化する。 次いで、上記混合粉末をまぶした苺を凍結す
る。この凍結は、常法通り行なえば良く、例え
ば、苺をプラスチツク製の袋に詰め、−20℃で凍
結する等の方法により凍結する。 本発明法により、叙上の如くして凍結された苺
は、凍結保存後解凍した際に生の苺と比較して色
調、艶が遜色のないものであり、その色調、艶の
保持がどのような機構作用によりなされるのかは
明らかではないが、恐らく糖類と増粘剤とからな
る混合粉末が苺の水分を吸収保持すること(苺を
脱水すること)により、凍結時の氷結膨張による
苺の組織破壊を防止することによるものと考えら
れる。 なお、本発明によれば、苺の水分の吸収保持力
が高いものとなるので、凍結解凍後苺の肉質軟化
が従来の単に糖類のみまぶしたものより一段と少
くなるという効果もある。 以下に本発明の試験例及び実施例を示し、本発
明の効果を具体的に明らかにする。 試験例 1 へた取りし、水洗した苺385gに砂糖115gをま
ぶした後プラスチツク製袋に入れて凍結したもの
(対照品)、及び上記と同様の苺385gに、それぞ
れ下記表−1に示す配合で均一に混合した砂糖と
ガム質の混合粉末をまぶし、プラスチツク製袋に
入れてから室温で3時間放置した後凍結したもの
(試験品〜)について、それぞれ解凍し、そ
の時の色調、艶等の状態を観察した。その結果、
対照品は、液汁がプラスチツク製袋の底部に溜
り、苺は脱色されたように色調、艶が悪かつた
が、本発明の製造方法による試験品〜は、液
汁の分離もなく、生の苺特有の色調を有し、艶も
あり良好な状態であつた。
用、飲食品用材料として用途の広いものである
が、収穫時期が限られかつ非常に変質しやすいも
のであるため、凍結保存することが行なわれてい
る。この凍結保存においては、凍結による変性を
防止し、解凍した際に生の苺と比較して遜色のな
い色調、艶等の品質が維持されていることが要求
されており、斯る要求に対して従来、砂糖を苺に
まぶして凍結する方法が採られてきた。 然し乍ら、砂糖を苺にまぶして凍結された凍結
苺は、苺をそのまま凍結したものより多少の凍結
変性防止効果はあるものの、解凍した場合、生の
苺に比較して脱色されたように色調、艶が悪くな
るという問題を有していた。 本発明者は、叙上の点に鑑み、凍結保存後解凍
した際に生の苺と比較して色調、艶が何等遜色の
ない凍結苺を提供することを目的として種々検討
した結果、従来用いられている糖類の他に粉末状
の増粘剤を用いることにより凍結保存後解凍して
も、生の苺と比較して色調、艶が何等遜色のない
凍結苺が得られることを見出し、本発明に到達し
た。 すなわち、本発明は糖類と増粘剤の混合粉末を
苺にまぶした後、これを凍結することを特徴とす
る凍結苺の製造方法を提供するものである。 以下に本発明の凍結苺の製造方法について詳説
する。 本発明において用いられる苺は、生の苺であれ
ば特に限定はなく、通常へた取りし、水洗したも
のが用いられる。 また、本発明で用いられる糖類としては、粉末
状であれば特に制限されるものではないが、水に
溶けやすいものが好ましく、例えば、砂糖、結晶
ぶどう糖、粉末水あめ等が挙げられる。増粘剤と
しては、粉末状で、吸水することにより粘稠性を
呈するものであれば良いが、好ましいものとして
は、例えば、キサンタンガム、ローカストビーン
ガム、グアーガム、α化澱粉等が挙げられる。 尚、上記糖類及び上記増粘剤は、各々、1種或
いは2種以上混合して用いても良い。 本発明では上記の糖類と増粘剤の混合粉末を苺
にまぶす。 混合粉末を調製する際の糖類と増粘剤の混合割
合は、苺と混合粉末の総重量に対し、糖類は5〜
50重量%、更に好ましくは20〜40重量%で、増粘
剤は0.1〜5重量%、更に好ましくは0.5〜3重量
%である。糖類が5重量%未満であると添加効果
が少なく、50重量%を超えると苺に付着せずに流
れ落ちる傾向があるので好ましくなく、また、増
粘剤が0.1重量%未満であると効果が少なく、5
重量%を超えると粘度が高くなり過ぎ作業性が悪
くなる傾向があるので好ましくない。 上記糖類と上記増粘剤との混合は、例えば混合
撹拌機に糖類と増粘剤を入れて均一に混合する方
法によれば良く、均一な混合粉末が得られれば、
その手段には制限されない。 而して、本発明は、先ず、上述の如く調製し
た、糖類と増粘剤の混合粉末を苺にまぶすもので
ある。そのまぶし方は、上記混合粉末を苺の表面
全体に均一にまぶすことのできる方法であれば特
に制限されないが、混合粉末をまぶした後、放置
又は撹拌して苺の水分の10%以上を混合粉末に吸
水させるのが凍結変性を防止する上で効果的であ
るので好ましい。 尚、特開昭52−41255号公報に提案されている
ように、糖類や増粘剤等を含有する溶液に苺を浸
漬(又は苺の表面に溶液を塗布)し、苺を糖類や
増粘剤等で被覆することも考えられるが、糖類及
び増粘剤を溶かすと溶液の粘度が著しく上昇し、
したがつて溶液の糖類及び増粘剤の濃度をあまり
高くすることはできないので、この方法では苺か
ら吸水できる程の糖類及び増粘剤を苺の表面に被
覆することはできず、この方法で被覆した苺は、
凍結すると、色調、艶等が悪化する。 次いで、上記混合粉末をまぶした苺を凍結す
る。この凍結は、常法通り行なえば良く、例え
ば、苺をプラスチツク製の袋に詰め、−20℃で凍
結する等の方法により凍結する。 本発明法により、叙上の如くして凍結された苺
は、凍結保存後解凍した際に生の苺と比較して色
調、艶が遜色のないものであり、その色調、艶の
保持がどのような機構作用によりなされるのかは
明らかではないが、恐らく糖類と増粘剤とからな
る混合粉末が苺の水分を吸収保持すること(苺を
脱水すること)により、凍結時の氷結膨張による
苺の組織破壊を防止することによるものと考えら
れる。 なお、本発明によれば、苺の水分の吸収保持力
が高いものとなるので、凍結解凍後苺の肉質軟化
が従来の単に糖類のみまぶしたものより一段と少
くなるという効果もある。 以下に本発明の試験例及び実施例を示し、本発
明の効果を具体的に明らかにする。 試験例 1 へた取りし、水洗した苺385gに砂糖115gをま
ぶした後プラスチツク製袋に入れて凍結したもの
(対照品)、及び上記と同様の苺385gに、それぞ
れ下記表−1に示す配合で均一に混合した砂糖と
ガム質の混合粉末をまぶし、プラスチツク製袋に
入れてから室温で3時間放置した後凍結したもの
(試験品〜)について、それぞれ解凍し、そ
の時の色調、艶等の状態を観察した。その結果、
対照品は、液汁がプラスチツク製袋の底部に溜
り、苺は脱色されたように色調、艶が悪かつた
が、本発明の製造方法による試験品〜は、液
汁の分離もなく、生の苺特有の色調を有し、艶も
あり良好な状態であつた。
【表】
試験例 2
下記表−2に示す如く、苺に対する砂糖の使用
量が変化するように下記表−2に示す配合の混合
粉末を用いて、苺にまぶした時の状態を観察し
た。その結果、試験品は、砂糖の量が少なく苺
に混合粉末が均一にまぶされていなかつた。試験
品及びは、苺に混合粉末が均一にまぶされて
いた。試験品は、苺に混合粉末が均一にまぶさ
れていたが、この場合、砂糖の量が多過ぎて底に
砂糖が残つた。 また、苺に混合粉末をまぶした後室温に3時間
放置することにより、苺からの脱水で溶解して粘
性物となつた混合粉末を水洗いした際の苺重量を
測定し、予め測定してあつた脱水前の苺重量と比
較して脱水率を得たので、表−2に示す。 尚、試験品〜をプラスチツク製袋に入れて
凍結後解凍した際の状態を観察した結果〜の
順で、色調、艶がよかつた。
量が変化するように下記表−2に示す配合の混合
粉末を用いて、苺にまぶした時の状態を観察し
た。その結果、試験品は、砂糖の量が少なく苺
に混合粉末が均一にまぶされていなかつた。試験
品及びは、苺に混合粉末が均一にまぶされて
いた。試験品は、苺に混合粉末が均一にまぶさ
れていたが、この場合、砂糖の量が多過ぎて底に
砂糖が残つた。 また、苺に混合粉末をまぶした後室温に3時間
放置することにより、苺からの脱水で溶解して粘
性物となつた混合粉末を水洗いした際の苺重量を
測定し、予め測定してあつた脱水前の苺重量と比
較して脱水率を得たので、表−2に示す。 尚、試験品〜をプラスチツク製袋に入れて
凍結後解凍した際の状態を観察した結果〜の
順で、色調、艶がよかつた。
【表】
実施例 1
へたを取り水洗した苺380gに、砂糖120g(24
重量%)及びグアールガム3gとエコーガム3g
(合計で1.2重量%)を均一に混合した混合粉末
を、表面に均一にまぶし、室温で3時間放置した
後、これをプラスチツク製袋に入れて、常法によ
り−20℃で凍結した。得られた凍結苺を解凍して
観察したところ、生の苺と同様の色調、艶を有し
ており良好であつた。 実施例 2 へたを取り水洗した苺380gに、砂糖120g(23
重量%)とα化澱粉20g(4重量%)を均一に混
合したものを苺の表面に均一にまぶし、苺がつぶ
れないようにゆつくりと15分間撹拌した後、これ
をプラスチツク製袋に入れて、常法により−20℃
で凍結した。得られた凍結苺を解凍して観察した
ところ、実施例1における結果と同様な結果が得
られた。
重量%)及びグアールガム3gとエコーガム3g
(合計で1.2重量%)を均一に混合した混合粉末
を、表面に均一にまぶし、室温で3時間放置した
後、これをプラスチツク製袋に入れて、常法によ
り−20℃で凍結した。得られた凍結苺を解凍して
観察したところ、生の苺と同様の色調、艶を有し
ており良好であつた。 実施例 2 へたを取り水洗した苺380gに、砂糖120g(23
重量%)とα化澱粉20g(4重量%)を均一に混
合したものを苺の表面に均一にまぶし、苺がつぶ
れないようにゆつくりと15分間撹拌した後、これ
をプラスチツク製袋に入れて、常法により−20℃
で凍結した。得られた凍結苺を解凍して観察した
ところ、実施例1における結果と同様な結果が得
られた。
Claims (1)
- 1 糖類と増粘剤の混合粉末を苺にまぶした後、
これを凍結することを特徴とする凍結苺の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16508580A JPS5791150A (en) | 1980-11-22 | 1980-11-22 | Preparation of frozen strawberry |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16508580A JPS5791150A (en) | 1980-11-22 | 1980-11-22 | Preparation of frozen strawberry |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5791150A JPS5791150A (en) | 1982-06-07 |
| JPH0153019B2 true JPH0153019B2 (ja) | 1989-11-10 |
Family
ID=15805586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16508580A Granted JPS5791150A (en) | 1980-11-22 | 1980-11-22 | Preparation of frozen strawberry |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5791150A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2795291B1 (fr) * | 1999-06-23 | 2001-08-31 | Beghin Say Eridania | Sucre gelifiant pour la preparation de confitures |
| EP1228702A1 (en) * | 2001-02-06 | 2002-08-07 | dirafrost F.F.I. n.v. | Frozen fruits |
| EP1679006B1 (en) * | 2001-02-06 | 2018-05-02 | dirafrost F.F.I. n.v. | Frozen fruits |
| EP1522226A1 (en) * | 2003-10-01 | 2005-04-13 | dirafrost F.F.I. n.v. | Frozen fruit discs |
| JP7308810B2 (ja) * | 2020-12-28 | 2023-07-14 | 株式会社Cake.jp | 冷凍果実の製造方法、冷凍果実並びに解凍不要冷凍ケーキ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5241255A (en) * | 1975-09-22 | 1977-03-30 | Shiyunjiyuu Kk | Method of producing covered raw strawberry |
| JPS5325018A (en) * | 1976-08-18 | 1978-03-08 | Nat Jutaku Kenzai | Connection method of panel |
-
1980
- 1980-11-22 JP JP16508580A patent/JPS5791150A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5791150A (en) | 1982-06-07 |
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