JPH0159249B2 - - Google Patents
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- JPH0159249B2 JPH0159249B2 JP60238534A JP23853485A JPH0159249B2 JP H0159249 B2 JPH0159249 B2 JP H0159249B2 JP 60238534 A JP60238534 A JP 60238534A JP 23853485 A JP23853485 A JP 23853485A JP H0159249 B2 JPH0159249 B2 JP H0159249B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ester
- esters
- compounds
- boron
- room temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Steroid Compounds (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の背景
本発明はアミノ酸のホウ素アナログと、アミノ
酸ホウ素アナログのエステルの製法と、抗腫瘍活
性又は脂血低下(hypolipidemic)活性を有する
生物学的活性物質としてのアミノ酸ホウ素アナロ
グの使用とに係る。 アミノ酸ホウ素アナログは当業界では広く知ら
れている。例えばフアーマス―テイカルサイエン
ス誌(Journal of Pharmaceutical Sciences)、
1981年3月、No.3、V.70、アミノシアノボラン、
アミノカルボキシボラン及び関連化合物の抗高脂
質血症活性(Antihyperlipidemic Activity of
Amino Cyanoboranes,Amino
Carboxyboranes and Related Compounds)で
はアミノシアノボランの抗高脂質血症活性が論じ
られている。 アミノ酸ホウ素アナログに関して発行された米
国特許としては第4209510号;第4312989号;第
4368194号が挙げられる。 発明の概要 本発明はアミノ酸ホウ素アナログから誘導さ
れ、一般式R1R2R3NBH2COOR4で示される一連
のエステルに係る。前記式中、(1a)R1、R2及び
R3は水素、1〜8個の炭素原子を有する低級ア
ルキルもしくはハロアルキル、フエニルまたはベ
ンジルを含んでなる群の中から選択されるが、た
だしR1,R2およびR3のうちの少なくとも1個が
水素であり、または(1b)R1,R2およびR3は
各々メチルであつて、この場合R4はメチルであ
り、(2)R4は炭素原子を1〜8個有する低級アル
キルもしくはハロアルキル、フエニル、ベンジル
またはコレステリルである。これらアルキル基は
直鎖又は分子鎖であつてよい。代表的なアルキル
基としてはメチル、エチル、プロピル及びn―ブ
チルがある。通常好ましい基はメチル基又はエチ
ル基からなる。何故ならこれらの基は合成中の立
体障害を最小限にしか示さないからである。 本発明の化合物ならびに関連化合物は、対応す
る酸及びアルコール類をジクロロメタン中室温で
ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)と縮
合させることにより、または以下に開示したクロ
ロホルメートを用いる方法によつて製造し得る。
これら2つの方法はいずれも本発明の1部を構成
する。 好ましい態様の説明 代表的エステル物質の製造 1 (CH3)3N.BH2COOH及び無水エタノール
の溶液をDCCと共に室温で6日間脱水処理す
ることによりトリメチルアミン―カルボエトキ
シボラン(CH3)3N.BH2COOC2H5を製造した。
この方法での収率は45%であつた。この甘い香
りのエステルは揮発性と水溶性とが比較的高
く、それがこの方法の低収率の原因になつたと
考えられる。 2 (CH3)3N.BH2COOH及びCH3OHを室温で
1週間DCCと縮合させることにより82%の収
率でトリメチルアミン―カルボメトキシボラン
(CH3)3N.BH2COOCH3を製造した。反応時間
を2週間に延長すると収率も98%に増大した。 3 (CH3)3N.BH2COOCH3と8倍の過剰量
(重量で)の(CH3)2NHとのアミノ交換反応
をガラス製耐圧反応器内室温で2週間行なうこ
とによりジメチルアミン―カルボメトキシボラ
ン(CH3)2NH.BH2COOCH3を67%の収率で製
造した。H2Oによる洗浄と真空ポンピングと
により生成混合物中の未反応出発エステル8%
を除去した。出発材料及び生成物中のエステル
結合は過剰アミンによつて開裂しなかつた。変
形例として(CH3)2NH.BH2COOH及び
CH3OHとDCCとを室温で4日間縮合反応させ
ることもできた。この反応法では収率が極めて
低かつた(8%)。 4 CH3NH2.BH2COOH及びCH3OHをDCCと
室温で6日間縮合させることによりメチルアミ
ン―カルボメトキシボラン、CH3NH2.
BH2COOCH3を製造した。この反応による収
率は21%であつた。 5 化合物4の製法と同様の方法で、(CH3)3N.
BH2COOH及びHOCH2CH2ClをDCCと室温で
1週間縮合させることによりメチルアミン―
(カルボ―2―クロロエトキシ)ボラン
(CH3)3N.BH2COOCH2CH2Cl(5)を製造した。
この反応による収率は61%であつた。 6 ステンレス鋼製耐圧容器内で(CH3)3N.
BH2COOCH3と過剰の液体NH3との間のアミ
ン交換反応を室温で2週間生起させることによ
りアンモニア―カルボメトキシボラン、H3N.
BH2COOCH3を製造した。 7 エーテル中乾燥N2の存在下で(CH3)3N.
BH2COOHをn―C4H9Liによりリチウム化
(lithiation)し、次いでリチウム塩(未単離)
を室温で16時間(CH3)3SiClと反応させること
によりトリメチルアミン―(カルボトリメチル
シロキシ)ボラン、(CH3)3N.BH2COOSi
(CH3)3を製造した。操作後減圧蒸留にかける
と58%のシリルエステルが透明で感湿性の液体
として得られた。これは放置しておくと凝固し
た。 これら化合物の総てを元素分析と、IR,
HNMR及びB NMR分光分析とにかけて特性
を調べた。これらエステルの物理的データ及びス
ペクトルデータを表に示す。IRスペクトルは
B―H及びC=0の特徴的吸収を示した。H及び
BのNMRスペクトルデータはこれら化合物の表
に示した式を調和していた。IRスペクトルはパ
ーキン―エルマー(Perkin―Elmer)297スペク
トロメータで記録した。固体試料はKBrデイス
クとして、NaClデイスク間のヌジヨールマル
(Nujol mulls)として、又は適切な溶媒中の溶
液として調製した。油類は明確に記録された。プ
ロトン及びホウ素NMRスペクトルは夫々バリア
ン(Varian)EM360Aスペクトロメータ及びジ
エオル(JEOL)FX90Qスペクトロメータで得
た。元素分析はテネシー州ノツクスビルのガルブ
レイスラボラトリー社(Galbraith
Laboratories,Inc.)又はニユーヨーク州ウツド
サイドのシユワルツコフマイクロアナリテイカル
ラボラトリー社(Schwarzkopf
Microanalytical Laboratory Inc.)によつて行
なわれた。 【表】 a (C2H5)2O.BF3を外部標準として使用した。
この表に示されている化学シフトは総て前記標
準から(負に)ずれていた(upfield)。 血清脂質スクリーニング 実験の間CF1雄マウス(30g)に齧歯動物用ラ
ボラトリーフードを与え、水も任意に与えた。本
発明の化合物を1%カルボキシメチルセルロース
―水に懸濁させ均質化(ホモゲナイズ)した。用
量はこれらマウスの各週の体重に基づいて計算し
た。テスト化合物を20mg/Kg/日の割合で腹腔内
(ip)投与した。9日目及び16日目に、アルカリ
を含まない非ヘパリン化毛様細管への尾部静脈放
血により採血を行ない、3分間遠心分離処理して
血清を得た。非溶血血清の30ml試料を一対使用
し、ネス(Ness)他によりクリヌ、ケム、アク
タ(Clin、Chem、Acta)誌、第10巻、p229
(1964年)に記載のリーバーマン―バーチヤード
(Liebermann―Burchard)反応を変形して血清
コレステロールレベル(ミリグラムパーセント)
を調べた。別のグループのマウスを14日目に放血
処理し、25ml試料を用いて血清トリグリセリドレ
ベル(ミリグラムパーセント)を測定した。 血清テストの結果を表2に示す。示されている
値はコントロールに対するパーセントの値であ
る。抑制パーセンテージ即ち化合物の効果は100
から前記コントロールのパーセンテージを差引く
ことによつて求められる。 【表】 これらの化合物は総て血清コレステロール及び
トリグリセリドに関して或る程度の制御活性を示
す。特にトリメチルアミンカルボメトキシボラン
は血清トリグリセリドに関して77%の抑制効果を
示した。ジヤーナル オブ フアーマスーテイカ
ル サイエンス(J.Pharm.Sci.),第70巻、第339
頁(1981年)に報告されているように、対応する
エチルエステルは20mg/Kgの投与量で43%の抑制
しか示さないことに比較してみると上記の効果は
顕著である。 また、本発明の化合物であるアミノボランエス
テル(CH3)3NBH2COOCH3は、リンパ系白血病
細胞L―1210に対する細胞毒性に関するED50(μ
g/ml)値として、1.02を有する。一方、これに
対して、対応する酸であるところの
(CH3)3NBH2COOHは3.96というかなり高い値
を示す。 別のエステル製造法 前述の如きアミノ酸ホウ素アナログのエステル
の製造は十分な量のテスト用物質を製造するため
の技術を提供した。しかしながら対応の酸及びア
ルコール類をCH2Cl2中室温でDCCと縮合させる
ことにより前記化合物を製造する方法では反応時
間が非常に長い。この反応の収率は通常良好ない
しは中程度であるが、1週間以上もの時間を必要
とする。更にこのエステルは、除去しなければな
らない副産物としてジシクロヘキシルウレアを含
む。分留晶出及び溶媒抽出による所望生成物の分
離は所望のエステルと副産物とが互い類似した溶
解特性を有するため時間がかかり困難である。 前記エステルを製造するための別の合成技術と
して、米国特許第4368194号に記載の如きテトラ
フルオロボレート化合物でのトリアルキルアミン
カルボキシボランの処理がある。この方法は出発
カルボキシボランがトリアミン置換基を有する場
合の化合物には効果的であつたが、ジアミン、モ
ノアミン又はアンモニアのカルボキシボランには
効果がない。これはボラン中のホウ素上の水素が
加水分解するためである。 より効果的でより一般的に使用される新規な合
成法を以下に記載する。この新規な合成法は、ア
ミンカルボキシボランの窒素上に水素原子がある
かないかに関係なくエステルを製造するのに使用
することができる。通常所望のエステルは、混合
カルボン酸―炭酸無水物を穏やかな条件下で反応
させることにより製造する。この改良された合成
法では当モル量のアミン―カルボキシボラン、ア
ルキルクロロホルメート及びトリアルキルアミン
を塩化メチレン中で低温即ち−10〜+10℃の温度
で混合することにより脱カルボキシル化を迅速に
生起させて所望のエステル生成物を得る。 一例として、塩化メチレン100mlにアミン―カ
ルボキシボラン0.01モルとトリエチルアミン
0.011モルとを溶解した溶液にアルキルクロロホ
ルメート0.01モルとジメチルアミノピリジン
0.001モルとを加えた。常時撹拌しながらこの混
合物を1時間0℃に維持した。二酸化炭素の発生
を伴いながら反応はスムーズに進んだ。1時間後
に該溶液を20mlの水で2度洗浄し、硫酸マグネシ
ウムを用いて乾燥した。得られた物質を濃縮して
純エステルにした。 種々の出発材料を用いて、種々の出発化合物を
使用した基本構造(R)3N.BH2COOR′のエステ
ル類を製造した。Rがメチルまたはエチルを表わ
す場合のエステル類を製造した。アミノ窒素に結
合した有機基の数は1〜3であつた。 R′がメチル、エチル、コレステリル、トルエ
ン、ベンゼン、臭化エチル及び塩化エチルを表わ
す場合のエステル類を製造した。 この方法を用いると多様のエステル物質が迅速
に且つ高収率で得られる。 以上、アミノ酸のホウ素アナログから形成され
る新規のエステル類と、新規の改良されたエステ
ル製造法とについて説明してきたが、この種のエ
ステル類は血清コレステロール及びトリグリセリ
ドを減少させる効果を示す。 本発明は本明細書に記載の構造のみに限定され
るものではなく、当業者によつて特許請求の範囲
の精神と限界とを逸脱することなく種々に変形し
得ると理解されたい。
酸ホウ素アナログのエステルの製法と、抗腫瘍活
性又は脂血低下(hypolipidemic)活性を有する
生物学的活性物質としてのアミノ酸ホウ素アナロ
グの使用とに係る。 アミノ酸ホウ素アナログは当業界では広く知ら
れている。例えばフアーマス―テイカルサイエン
ス誌(Journal of Pharmaceutical Sciences)、
1981年3月、No.3、V.70、アミノシアノボラン、
アミノカルボキシボラン及び関連化合物の抗高脂
質血症活性(Antihyperlipidemic Activity of
Amino Cyanoboranes,Amino
Carboxyboranes and Related Compounds)で
はアミノシアノボランの抗高脂質血症活性が論じ
られている。 アミノ酸ホウ素アナログに関して発行された米
国特許としては第4209510号;第4312989号;第
4368194号が挙げられる。 発明の概要 本発明はアミノ酸ホウ素アナログから誘導さ
れ、一般式R1R2R3NBH2COOR4で示される一連
のエステルに係る。前記式中、(1a)R1、R2及び
R3は水素、1〜8個の炭素原子を有する低級ア
ルキルもしくはハロアルキル、フエニルまたはベ
ンジルを含んでなる群の中から選択されるが、た
だしR1,R2およびR3のうちの少なくとも1個が
水素であり、または(1b)R1,R2およびR3は
各々メチルであつて、この場合R4はメチルであ
り、(2)R4は炭素原子を1〜8個有する低級アル
キルもしくはハロアルキル、フエニル、ベンジル
またはコレステリルである。これらアルキル基は
直鎖又は分子鎖であつてよい。代表的なアルキル
基としてはメチル、エチル、プロピル及びn―ブ
チルがある。通常好ましい基はメチル基又はエチ
ル基からなる。何故ならこれらの基は合成中の立
体障害を最小限にしか示さないからである。 本発明の化合物ならびに関連化合物は、対応す
る酸及びアルコール類をジクロロメタン中室温で
ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)と縮
合させることにより、または以下に開示したクロ
ロホルメートを用いる方法によつて製造し得る。
これら2つの方法はいずれも本発明の1部を構成
する。 好ましい態様の説明 代表的エステル物質の製造 1 (CH3)3N.BH2COOH及び無水エタノール
の溶液をDCCと共に室温で6日間脱水処理す
ることによりトリメチルアミン―カルボエトキ
シボラン(CH3)3N.BH2COOC2H5を製造した。
この方法での収率は45%であつた。この甘い香
りのエステルは揮発性と水溶性とが比較的高
く、それがこの方法の低収率の原因になつたと
考えられる。 2 (CH3)3N.BH2COOH及びCH3OHを室温で
1週間DCCと縮合させることにより82%の収
率でトリメチルアミン―カルボメトキシボラン
(CH3)3N.BH2COOCH3を製造した。反応時間
を2週間に延長すると収率も98%に増大した。 3 (CH3)3N.BH2COOCH3と8倍の過剰量
(重量で)の(CH3)2NHとのアミノ交換反応
をガラス製耐圧反応器内室温で2週間行なうこ
とによりジメチルアミン―カルボメトキシボラ
ン(CH3)2NH.BH2COOCH3を67%の収率で製
造した。H2Oによる洗浄と真空ポンピングと
により生成混合物中の未反応出発エステル8%
を除去した。出発材料及び生成物中のエステル
結合は過剰アミンによつて開裂しなかつた。変
形例として(CH3)2NH.BH2COOH及び
CH3OHとDCCとを室温で4日間縮合反応させ
ることもできた。この反応法では収率が極めて
低かつた(8%)。 4 CH3NH2.BH2COOH及びCH3OHをDCCと
室温で6日間縮合させることによりメチルアミ
ン―カルボメトキシボラン、CH3NH2.
BH2COOCH3を製造した。この反応による収
率は21%であつた。 5 化合物4の製法と同様の方法で、(CH3)3N.
BH2COOH及びHOCH2CH2ClをDCCと室温で
1週間縮合させることによりメチルアミン―
(カルボ―2―クロロエトキシ)ボラン
(CH3)3N.BH2COOCH2CH2Cl(5)を製造した。
この反応による収率は61%であつた。 6 ステンレス鋼製耐圧容器内で(CH3)3N.
BH2COOCH3と過剰の液体NH3との間のアミ
ン交換反応を室温で2週間生起させることによ
りアンモニア―カルボメトキシボラン、H3N.
BH2COOCH3を製造した。 7 エーテル中乾燥N2の存在下で(CH3)3N.
BH2COOHをn―C4H9Liによりリチウム化
(lithiation)し、次いでリチウム塩(未単離)
を室温で16時間(CH3)3SiClと反応させること
によりトリメチルアミン―(カルボトリメチル
シロキシ)ボラン、(CH3)3N.BH2COOSi
(CH3)3を製造した。操作後減圧蒸留にかける
と58%のシリルエステルが透明で感湿性の液体
として得られた。これは放置しておくと凝固し
た。 これら化合物の総てを元素分析と、IR,
HNMR及びB NMR分光分析とにかけて特性
を調べた。これらエステルの物理的データ及びス
ペクトルデータを表に示す。IRスペクトルは
B―H及びC=0の特徴的吸収を示した。H及び
BのNMRスペクトルデータはこれら化合物の表
に示した式を調和していた。IRスペクトルはパ
ーキン―エルマー(Perkin―Elmer)297スペク
トロメータで記録した。固体試料はKBrデイス
クとして、NaClデイスク間のヌジヨールマル
(Nujol mulls)として、又は適切な溶媒中の溶
液として調製した。油類は明確に記録された。プ
ロトン及びホウ素NMRスペクトルは夫々バリア
ン(Varian)EM360Aスペクトロメータ及びジ
エオル(JEOL)FX90Qスペクトロメータで得
た。元素分析はテネシー州ノツクスビルのガルブ
レイスラボラトリー社(Galbraith
Laboratories,Inc.)又はニユーヨーク州ウツド
サイドのシユワルツコフマイクロアナリテイカル
ラボラトリー社(Schwarzkopf
Microanalytical Laboratory Inc.)によつて行
なわれた。 【表】 a (C2H5)2O.BF3を外部標準として使用した。
この表に示されている化学シフトは総て前記標
準から(負に)ずれていた(upfield)。 血清脂質スクリーニング 実験の間CF1雄マウス(30g)に齧歯動物用ラ
ボラトリーフードを与え、水も任意に与えた。本
発明の化合物を1%カルボキシメチルセルロース
―水に懸濁させ均質化(ホモゲナイズ)した。用
量はこれらマウスの各週の体重に基づいて計算し
た。テスト化合物を20mg/Kg/日の割合で腹腔内
(ip)投与した。9日目及び16日目に、アルカリ
を含まない非ヘパリン化毛様細管への尾部静脈放
血により採血を行ない、3分間遠心分離処理して
血清を得た。非溶血血清の30ml試料を一対使用
し、ネス(Ness)他によりクリヌ、ケム、アク
タ(Clin、Chem、Acta)誌、第10巻、p229
(1964年)に記載のリーバーマン―バーチヤード
(Liebermann―Burchard)反応を変形して血清
コレステロールレベル(ミリグラムパーセント)
を調べた。別のグループのマウスを14日目に放血
処理し、25ml試料を用いて血清トリグリセリドレ
ベル(ミリグラムパーセント)を測定した。 血清テストの結果を表2に示す。示されている
値はコントロールに対するパーセントの値であ
る。抑制パーセンテージ即ち化合物の効果は100
から前記コントロールのパーセンテージを差引く
ことによつて求められる。 【表】 これらの化合物は総て血清コレステロール及び
トリグリセリドに関して或る程度の制御活性を示
す。特にトリメチルアミンカルボメトキシボラン
は血清トリグリセリドに関して77%の抑制効果を
示した。ジヤーナル オブ フアーマスーテイカ
ル サイエンス(J.Pharm.Sci.),第70巻、第339
頁(1981年)に報告されているように、対応する
エチルエステルは20mg/Kgの投与量で43%の抑制
しか示さないことに比較してみると上記の効果は
顕著である。 また、本発明の化合物であるアミノボランエス
テル(CH3)3NBH2COOCH3は、リンパ系白血病
細胞L―1210に対する細胞毒性に関するED50(μ
g/ml)値として、1.02を有する。一方、これに
対して、対応する酸であるところの
(CH3)3NBH2COOHは3.96というかなり高い値
を示す。 別のエステル製造法 前述の如きアミノ酸ホウ素アナログのエステル
の製造は十分な量のテスト用物質を製造するため
の技術を提供した。しかしながら対応の酸及びア
ルコール類をCH2Cl2中室温でDCCと縮合させる
ことにより前記化合物を製造する方法では反応時
間が非常に長い。この反応の収率は通常良好ない
しは中程度であるが、1週間以上もの時間を必要
とする。更にこのエステルは、除去しなければな
らない副産物としてジシクロヘキシルウレアを含
む。分留晶出及び溶媒抽出による所望生成物の分
離は所望のエステルと副産物とが互い類似した溶
解特性を有するため時間がかかり困難である。 前記エステルを製造するための別の合成技術と
して、米国特許第4368194号に記載の如きテトラ
フルオロボレート化合物でのトリアルキルアミン
カルボキシボランの処理がある。この方法は出発
カルボキシボランがトリアミン置換基を有する場
合の化合物には効果的であつたが、ジアミン、モ
ノアミン又はアンモニアのカルボキシボランには
効果がない。これはボラン中のホウ素上の水素が
加水分解するためである。 より効果的でより一般的に使用される新規な合
成法を以下に記載する。この新規な合成法は、ア
ミンカルボキシボランの窒素上に水素原子がある
かないかに関係なくエステルを製造するのに使用
することができる。通常所望のエステルは、混合
カルボン酸―炭酸無水物を穏やかな条件下で反応
させることにより製造する。この改良された合成
法では当モル量のアミン―カルボキシボラン、ア
ルキルクロロホルメート及びトリアルキルアミン
を塩化メチレン中で低温即ち−10〜+10℃の温度
で混合することにより脱カルボキシル化を迅速に
生起させて所望のエステル生成物を得る。 一例として、塩化メチレン100mlにアミン―カ
ルボキシボラン0.01モルとトリエチルアミン
0.011モルとを溶解した溶液にアルキルクロロホ
ルメート0.01モルとジメチルアミノピリジン
0.001モルとを加えた。常時撹拌しながらこの混
合物を1時間0℃に維持した。二酸化炭素の発生
を伴いながら反応はスムーズに進んだ。1時間後
に該溶液を20mlの水で2度洗浄し、硫酸マグネシ
ウムを用いて乾燥した。得られた物質を濃縮して
純エステルにした。 種々の出発材料を用いて、種々の出発化合物を
使用した基本構造(R)3N.BH2COOR′のエステ
ル類を製造した。Rがメチルまたはエチルを表わ
す場合のエステル類を製造した。アミノ窒素に結
合した有機基の数は1〜3であつた。 R′がメチル、エチル、コレステリル、トルエ
ン、ベンゼン、臭化エチル及び塩化エチルを表わ
す場合のエステル類を製造した。 この方法を用いると多様のエステル物質が迅速
に且つ高収率で得られる。 以上、アミノ酸のホウ素アナログから形成され
る新規のエステル類と、新規の改良されたエステ
ル製造法とについて説明してきたが、この種のエ
ステル類は血清コレステロール及びトリグリセリ
ドを減少させる効果を示す。 本発明は本明細書に記載の構造のみに限定され
るものではなく、当業者によつて特許請求の範囲
の精神と限界とを逸脱することなく種々に変形し
得ると理解されたい。
Claims (1)
- 1 活性成分である(CH3)3NBH2COOCH3及び
医薬上許容し得るキヤリアから成る脂血低下剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60238534A JPS6299384A (ja) | 1984-10-25 | 1985-10-24 | (ch↓3)↓3nbh↓2cooch↓3を含む脂血低下剤 |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/664,647 US4647555A (en) | 1984-10-25 | 1984-10-25 | Esters of boron analogues of amino acids |
| JP60238534A JPS6299384A (ja) | 1984-10-25 | 1985-10-24 | (ch↓3)↓3nbh↓2cooch↓3を含む脂血低下剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6299384A JPS6299384A (ja) | 1987-05-08 |
| JPH0159249B2 true JPH0159249B2 (ja) | 1989-12-15 |
Family
ID=26533750
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60238534A Granted JPS6299384A (ja) | 1984-10-25 | 1985-10-24 | (ch↓3)↓3nbh↓2cooch↓3を含む脂血低下剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6299384A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ATE12774T1 (de) * | 1979-12-21 | 1985-05-15 | Univ Duke | Amin-carboxyborane mit pharmakologischer wirkung. |
-
1985
- 1985-10-24 JP JP60238534A patent/JPS6299384A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6299384A (ja) | 1987-05-08 |
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