JPH0160199B2 - - Google Patents
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- JPH0160199B2 JPH0160199B2 JP5475984A JP5475984A JPH0160199B2 JP H0160199 B2 JPH0160199 B2 JP H0160199B2 JP 5475984 A JP5475984 A JP 5475984A JP 5475984 A JP5475984 A JP 5475984A JP H0160199 B2 JPH0160199 B2 JP H0160199B2
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- Japan
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- membrane
- fraction
- shea butter
- caritenes
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C403/00—Derivatives of cyclohexane or of a cyclohexene or of cyclohexadiene, having a side-chain containing an acyclic unsaturated part of at least four carbon atoms, this part being directly attached to the cyclohexane or cyclohexene or cyclohexadiene rings, e.g. vitamin A, beta-carotene, beta-ionone
- C07C403/24—Derivatives of cyclohexane or of a cyclohexene or of cyclohexadiene, having a side-chain containing an acyclic unsaturated part of at least four carbon atoms, this part being directly attached to the cyclohexane or cyclohexene or cyclohexadiene rings, e.g. vitamin A, beta-carotene, beta-ionone having side-chains substituted by six-membered non-aromatic rings, e.g. beta-carotene
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Fats And Perfumes (AREA)
Description
本発明は、シア脂中に含まれるカリテン類を有
利に除去する方法に関する。 シア脂は、アフリカ西海岸やナイジエリアに産
するBassia Parkiiという天然樹木の実から採取
される脂肪で、通常分画精製されたものがカカオ
代用脂として利用されている。この粗製シア脂
は、国内入手段階でかなり品質劣化が進んでいて
酸価が30に達するものもあり、また他の油脂には
見られないカリテンと呼ばれるポリイソプレン系
化合物が多量含まれ、これがシア脂画分中に残存
していると該画分をカカオ代用脂として使用した
ときチヨコレート製造工程中のテンパリング処理
を阻害する原因になる。従つて、シア脂をカカオ
代用脂として利用するとき、このようなカリテン
を除去する必要があるが、従来シア脂から低極性
溶媒であるヘキサンを用いてハードバター画分を
分画処理する前に、該カリテンが極性溶媒、例え
ばアセトン(誘電率(ε.20℃)21.4)、メチルエ
チルケトン(誘電率(ε.17℃)17.8)或いはエチ
ルアルコール(誘電率(ε.20℃)27.0)等の極性
溶媒に難溶であるという性質を利用して、シア脂
を極性溶媒により分画処理し、略テンパリング処
理に支障がない程度の量にまで該カリテンを除去
したハードバター画分を分取している。しかしな
がら、このような従来法では2種類の溶媒を用い
るので設備が拡大し、溶媒の蒸溜工程も2工程必
要となり効率的でないのみならず、極性溶媒中の
水分管理が煩雑であり、且つ溶媒精留塔の設置が
必要である等種々の欠点を有する。一方、最近で
は膜を利用して各種の油脂を精製する方法が種々
提案されており、例えば特開昭58−93798号では
特にナタネ油、大豆油、サフラワー油、ヒマワリ
油、綿実油等の比較的ガム質含有量の多い植物性
油脂からガム質を除去するという簡便な方法が提
案されている。しかしながら、これらの植物性油
脂中に含まれるガム質分は互いに凝集しその分子
が巨大化するため平均分画分子量の比較的大きい
膜(目の粗い膜)の使用が可能であり、従つて該
ガム質分を容易に除去することができるのに対
し、シア脂中に含まれるカリテンは非乃至低極性
溶媒中で殆ど凝集することなく単分子の状態で存
在し、且つそれぞれ分子量が異なり分子量にかな
りの幅を有するため膜を透過するカリテン分が多
く、テンパリング処理に支障をきたさない程度に
まで該カリテンを除去するのは極めて困難であ
る。即ち、カリテン中の最小の分子量に合わせて
膜の分画分子量を設定すると、溶液の膜透過速度
が極めて遅く全く実用的でない。従つて、分画分
子量の大きい膜から順次小さい膜へと数段階に分
けて複数の膜処理を行うという方法も考えられる
が、かかる方法でも結局最終の膜は分画分子量が
小さい(膜目が細かい)ため処理速度が遅く、圧
力を上げれば膜が破損する等作業工程が煩雑にな
り、また仮令可能であるとしても装置が拡大する
のみでなく、膜も多種類必要となる結果経済的に
も費用がかかるという欠点を有する。 本発明者は如上の諸欠点を解決すべく種々研究
を繰り返した結果、特定の処理を施した半透膜を
使用することにより問題なく容易にカリテン類を
除去できるという知見を得て本発明を完成するに
至つた。即ち本発明は、シア脂中に含まれるカリ
テン類を除去するに際して、非乃至低極性溶媒で
希釈したシア脂の生成溶液を、加圧下に予め該溶
液を接触させてカリテン類が殆ど透過しなくなる
まで目づまりを起こさせた半透膜と接触させ、膜
透過画分と不透過画分とに分離し、この膜透過画
分を脱溶媒して精製物を回収することを骨子とす
るものである。 本発明は、このように極性溶媒を使用せず非乃
至低極性溶媒を用い、特定の処理を施した半透膜
を単独使用するのみでシア脂から簡便且つ有利に
カリテン類を分画除去する方法を提供するもので
ある。 本発明において、原料シア脂としては搾油した
ままの粗製原油、或いはアルカリ精製した脱酸油
を用いることができる。非乃至低極性溶媒として
は誘電率(ε.20℃)が2.5以下のものが適用でき、
例えばヘキサン(誘電率(ε.20℃)1.85)が代表
的に例示できる。これに対し、アセトン等の極性
溶媒では、その油脂溶解度が低いため、高濃度の
希釈溶液を得ることができず効率的な作業となら
ない。 また、半透膜としては市販の耐溶媒性半透膜、
例えばダイセル(株)製のDUS−40(商品名、平均分
画分子量40000、ポリエーテルスルホン系)、或い
は日東電工(株)製のNTU−4208(商品名、平均分
画分子量8000、ポリイミド重合体)又はNTU−
4220(同、平均分画分子量20000)が例示でき、分
画分子量として5000〜50000好ましくは30000〜
50000のものが適用できる。分画分子量が5000未
満では透過流速が極端に遅く実用的でない。ま
た、分画分子量が50000を越えると膜目に目づま
りを起こさせることができにくく、殆どのカリテ
ン類が透過するので目的を達成し難い。本発明を
実施するには原料シア脂を非乃至低極性溶媒に油
脂分として5〜50%(重量基準、以下同じ)とな
るように希釈するのがよい。油脂分が5%未満で
あれば処理量が少なすぎて効率的でなく、また50
%を越えるとミセラの粘度が高く経済的な透過流
速が得られず、同様に効率的でない。このような
希釈溶液を20〜70℃好ましくは30〜60℃に加温
し、1〜10Kg/cm2の加圧下に、12〜120/
m2/時間の流速で膜と接触させる。ここで初期に
透過する画分の一定量をカツトする必要があり、
この量は膜処理の条件によつて一概に規定するこ
とはできないが、カリテンの沃素価が油脂に比べ
て異常に高い(250〜350)という点を利用して、
膜透過画分の油脂の沃素価を測定し、対照油(例
えばアセトンで処理した油脂)の沃素価と比較す
ることによつて容易に決定することができる。本
発明者の実験によれば、上記の処理条件において
約5〜10分程度透過する分の量をカツトすればよ
いようである。この操作を実施しないと膜透過画
分中にカリテン類が混入したままとなつて、満足
する品質が得られない。即ち本発明は、膜透過初
期段階において比較的低分子量のカリテン類が透
過する程度の半透膜を用い、予め一定量の溶媒希
釈溶液を透過させることによつて、膜目に目づま
りを起こさせた後、目的とする膜透過処理を実施
する方法である。なお、初期段階においてカツト
した膜透過溶液は再び元の希釈溶液に戻すのが有
利である。本発明を実施するに際して、少量を処
理する場合は平膜を用いればよいが、大量を連続
処理する場合にはモジユール膜を用いてもよい。
この場合、希釈溶液の濃度が高くなつて処理し難
いようであるならば、新たに溶媒を追加して濃度
を調整する。 本発明により、従来シア脂中に含まれるカリテ
ン類を極性溶媒で分画処理して除去した後、非乃
至低極性溶媒を用いてハードバター画分を分画処
理していたのに対し、全て初めから非乃至低極性
溶媒の使用に一本化でき、且つ特定の処理膜を単
独で使用するのみで目的が達成できるので、作業
性が著しく改善されるという効果を有する。 以下に実施例を例示するが、本発明の精神はこ
れに限定されるものではない。 実施例 1 沃素価62.7、鹸化価176.7、酸価1.84のシア脂脱
酸油をN−ヘキサンに混合し、油脂分が20%であ
る希釈溶液を得た。この溶液を40℃に加温し、分
画分子量が40000の膜(ダイセル(株)製DUS−40)
を用いて5Kg/cm2の加圧下に75.6/m2/時間の
流速にて接触させ、10分間の初期膜透過画分を元
の希釈溶液に戻した後、あとはそのまま膜処理を
続行して透過画分及び不透過画分を脱溶媒し、以
下の性状を有した画分を得た。
利に除去する方法に関する。 シア脂は、アフリカ西海岸やナイジエリアに産
するBassia Parkiiという天然樹木の実から採取
される脂肪で、通常分画精製されたものがカカオ
代用脂として利用されている。この粗製シア脂
は、国内入手段階でかなり品質劣化が進んでいて
酸価が30に達するものもあり、また他の油脂には
見られないカリテンと呼ばれるポリイソプレン系
化合物が多量含まれ、これがシア脂画分中に残存
していると該画分をカカオ代用脂として使用した
ときチヨコレート製造工程中のテンパリング処理
を阻害する原因になる。従つて、シア脂をカカオ
代用脂として利用するとき、このようなカリテン
を除去する必要があるが、従来シア脂から低極性
溶媒であるヘキサンを用いてハードバター画分を
分画処理する前に、該カリテンが極性溶媒、例え
ばアセトン(誘電率(ε.20℃)21.4)、メチルエ
チルケトン(誘電率(ε.17℃)17.8)或いはエチ
ルアルコール(誘電率(ε.20℃)27.0)等の極性
溶媒に難溶であるという性質を利用して、シア脂
を極性溶媒により分画処理し、略テンパリング処
理に支障がない程度の量にまで該カリテンを除去
したハードバター画分を分取している。しかしな
がら、このような従来法では2種類の溶媒を用い
るので設備が拡大し、溶媒の蒸溜工程も2工程必
要となり効率的でないのみならず、極性溶媒中の
水分管理が煩雑であり、且つ溶媒精留塔の設置が
必要である等種々の欠点を有する。一方、最近で
は膜を利用して各種の油脂を精製する方法が種々
提案されており、例えば特開昭58−93798号では
特にナタネ油、大豆油、サフラワー油、ヒマワリ
油、綿実油等の比較的ガム質含有量の多い植物性
油脂からガム質を除去するという簡便な方法が提
案されている。しかしながら、これらの植物性油
脂中に含まれるガム質分は互いに凝集しその分子
が巨大化するため平均分画分子量の比較的大きい
膜(目の粗い膜)の使用が可能であり、従つて該
ガム質分を容易に除去することができるのに対
し、シア脂中に含まれるカリテンは非乃至低極性
溶媒中で殆ど凝集することなく単分子の状態で存
在し、且つそれぞれ分子量が異なり分子量にかな
りの幅を有するため膜を透過するカリテン分が多
く、テンパリング処理に支障をきたさない程度に
まで該カリテンを除去するのは極めて困難であ
る。即ち、カリテン中の最小の分子量に合わせて
膜の分画分子量を設定すると、溶液の膜透過速度
が極めて遅く全く実用的でない。従つて、分画分
子量の大きい膜から順次小さい膜へと数段階に分
けて複数の膜処理を行うという方法も考えられる
が、かかる方法でも結局最終の膜は分画分子量が
小さい(膜目が細かい)ため処理速度が遅く、圧
力を上げれば膜が破損する等作業工程が煩雑にな
り、また仮令可能であるとしても装置が拡大する
のみでなく、膜も多種類必要となる結果経済的に
も費用がかかるという欠点を有する。 本発明者は如上の諸欠点を解決すべく種々研究
を繰り返した結果、特定の処理を施した半透膜を
使用することにより問題なく容易にカリテン類を
除去できるという知見を得て本発明を完成するに
至つた。即ち本発明は、シア脂中に含まれるカリ
テン類を除去するに際して、非乃至低極性溶媒で
希釈したシア脂の生成溶液を、加圧下に予め該溶
液を接触させてカリテン類が殆ど透過しなくなる
まで目づまりを起こさせた半透膜と接触させ、膜
透過画分と不透過画分とに分離し、この膜透過画
分を脱溶媒して精製物を回収することを骨子とす
るものである。 本発明は、このように極性溶媒を使用せず非乃
至低極性溶媒を用い、特定の処理を施した半透膜
を単独使用するのみでシア脂から簡便且つ有利に
カリテン類を分画除去する方法を提供するもので
ある。 本発明において、原料シア脂としては搾油した
ままの粗製原油、或いはアルカリ精製した脱酸油
を用いることができる。非乃至低極性溶媒として
は誘電率(ε.20℃)が2.5以下のものが適用でき、
例えばヘキサン(誘電率(ε.20℃)1.85)が代表
的に例示できる。これに対し、アセトン等の極性
溶媒では、その油脂溶解度が低いため、高濃度の
希釈溶液を得ることができず効率的な作業となら
ない。 また、半透膜としては市販の耐溶媒性半透膜、
例えばダイセル(株)製のDUS−40(商品名、平均分
画分子量40000、ポリエーテルスルホン系)、或い
は日東電工(株)製のNTU−4208(商品名、平均分
画分子量8000、ポリイミド重合体)又はNTU−
4220(同、平均分画分子量20000)が例示でき、分
画分子量として5000〜50000好ましくは30000〜
50000のものが適用できる。分画分子量が5000未
満では透過流速が極端に遅く実用的でない。ま
た、分画分子量が50000を越えると膜目に目づま
りを起こさせることができにくく、殆どのカリテ
ン類が透過するので目的を達成し難い。本発明を
実施するには原料シア脂を非乃至低極性溶媒に油
脂分として5〜50%(重量基準、以下同じ)とな
るように希釈するのがよい。油脂分が5%未満で
あれば処理量が少なすぎて効率的でなく、また50
%を越えるとミセラの粘度が高く経済的な透過流
速が得られず、同様に効率的でない。このような
希釈溶液を20〜70℃好ましくは30〜60℃に加温
し、1〜10Kg/cm2の加圧下に、12〜120/
m2/時間の流速で膜と接触させる。ここで初期に
透過する画分の一定量をカツトする必要があり、
この量は膜処理の条件によつて一概に規定するこ
とはできないが、カリテンの沃素価が油脂に比べ
て異常に高い(250〜350)という点を利用して、
膜透過画分の油脂の沃素価を測定し、対照油(例
えばアセトンで処理した油脂)の沃素価と比較す
ることによつて容易に決定することができる。本
発明者の実験によれば、上記の処理条件において
約5〜10分程度透過する分の量をカツトすればよ
いようである。この操作を実施しないと膜透過画
分中にカリテン類が混入したままとなつて、満足
する品質が得られない。即ち本発明は、膜透過初
期段階において比較的低分子量のカリテン類が透
過する程度の半透膜を用い、予め一定量の溶媒希
釈溶液を透過させることによつて、膜目に目づま
りを起こさせた後、目的とする膜透過処理を実施
する方法である。なお、初期段階においてカツト
した膜透過溶液は再び元の希釈溶液に戻すのが有
利である。本発明を実施するに際して、少量を処
理する場合は平膜を用いればよいが、大量を連続
処理する場合にはモジユール膜を用いてもよい。
この場合、希釈溶液の濃度が高くなつて処理し難
いようであるならば、新たに溶媒を追加して濃度
を調整する。 本発明により、従来シア脂中に含まれるカリテ
ン類を極性溶媒で分画処理して除去した後、非乃
至低極性溶媒を用いてハードバター画分を分画処
理していたのに対し、全て初めから非乃至低極性
溶媒の使用に一本化でき、且つ特定の処理膜を単
独で使用するのみで目的が達成できるので、作業
性が著しく改善されるという効果を有する。 以下に実施例を例示するが、本発明の精神はこ
れに限定されるものではない。 実施例 1 沃素価62.7、鹸化価176.7、酸価1.84のシア脂脱
酸油をN−ヘキサンに混合し、油脂分が20%であ
る希釈溶液を得た。この溶液を40℃に加温し、分
画分子量が40000の膜(ダイセル(株)製DUS−40)
を用いて5Kg/cm2の加圧下に75.6/m2/時間の
流速にて接触させ、10分間の初期膜透過画分を元
の希釈溶液に戻した後、あとはそのまま膜処理を
続行して透過画分及び不透過画分を脱溶媒し、以
下の性状を有した画分を得た。
【表】
対照として、同じ原料シア脂10%のアセトン溶
液を45℃に加温し不溶解物を濾別し脱溶剤して、
以下の性状の画分を得た。
液を45℃に加温し不溶解物を濾別し脱溶剤して、
以下の性状の画分を得た。
【表】
以上の結果より、本発明法によつて得たシア脂
の膜透過画分中にはカリテンが従来の方法と同程
度除去されていることがわかる。 実施例 2 沃素価61.6、鹸化価177.4、酸価1.69のシア脂脱
酸油をN−ヘキサンに混合し、油脂分が10%であ
る希釈溶液を調整した。この溶液を40℃に加温
し、分画分子量が8000の膜(日東電工(株)製NTU
−4208)を用いて5Kg/cm2の圧力下に15.6/
m2/時間の流速にて接触させ、10分間の初期膜透
過画分をカツトした後、膜処理を続行して透過画
分及び不透過画分を得、脱溶媒して以下の性状を
有する画分を得た。
の膜透過画分中にはカリテンが従来の方法と同程
度除去されていることがわかる。 実施例 2 沃素価61.6、鹸化価177.4、酸価1.69のシア脂脱
酸油をN−ヘキサンに混合し、油脂分が10%であ
る希釈溶液を調整した。この溶液を40℃に加温
し、分画分子量が8000の膜(日東電工(株)製NTU
−4208)を用いて5Kg/cm2の圧力下に15.6/
m2/時間の流速にて接触させ、10分間の初期膜透
過画分をカツトした後、膜処理を続行して透過画
分及び不透過画分を得、脱溶媒して以下の性状を
有する画分を得た。
【表】
なお、比較のため初期膜透過画分をカツトせず
に実施したものは以下のとおりであつた。
に実施したものは以下のとおりであつた。
【表】
対照として同原料シア脂を実施例1と同様に10
%アセトン溶液とし、45℃に加温した後不溶解物
を濾別し脱溶剤して、以下の性状の画分を得た。
%アセトン溶液とし、45℃に加温した後不溶解物
を濾別し脱溶剤して、以下の性状の画分を得た。
【表】
以上の結果より、本発明法によつて得たシア脂
の膜透過画分中には、カリテン類が従来の方法と
同程度除去されていることが明らかである。
の膜透過画分中には、カリテン類が従来の方法と
同程度除去されていることが明らかである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 シア脂中に含まれるカリテン類を除去するに
際して、非乃至低極性溶媒で希釈したシア脂の生
成溶液を、加圧下に予め該溶液を接触させてカリ
テン類が殆ど透過しなくなるまで目づまりを起こ
させた半透膜と接触させ、膜透過画分と不透過画
分とに分離し、この膜透過画分を脱溶媒して精製
物を回収することを特徴とするシア脂のカリテン
類除去法。 2 非乃至低極性溶媒がヘキサンである特許請求
の範囲第1項に記載の方法。 3 希釈したシア脂の生成溶液の油脂濃度が5〜
50%(重量基準)である特許請求の範囲第1項又
は第2項に記載の方法。 4 半透膜の分画分子量が5000〜50000好ましく
は30000〜50000である特許請求の範囲第1項乃至
第3項の何れかに記載の方法。 5 予め目づまりを起こさせるまで接触させた初
期の膜透過画分を原希釈溶液に戻す特許請求の範
囲第1項乃至第4項の何れかに記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5475984A JPS60197795A (ja) | 1984-03-21 | 1984-03-21 | シア脂のカリテン類除去法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5475984A JPS60197795A (ja) | 1984-03-21 | 1984-03-21 | シア脂のカリテン類除去法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60197795A JPS60197795A (ja) | 1985-10-07 |
| JPH0160199B2 true JPH0160199B2 (ja) | 1989-12-21 |
Family
ID=12979697
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5475984A Granted JPS60197795A (ja) | 1984-03-21 | 1984-03-21 | シア脂のカリテン類除去法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60197795A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5554985B2 (ja) * | 2009-12-25 | 2014-07-23 | 日清オイリオグループ株式会社 | 化粧料用組成物、化粧料及び当該化粧料の製造方法 |
| CN112126514B (zh) * | 2020-09-23 | 2021-03-16 | 周红茹 | 一种油脂精炼系统 |
-
1984
- 1984-03-21 JP JP5475984A patent/JPS60197795A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60197795A (ja) | 1985-10-07 |
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