JPH0211565B2 - - Google Patents
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- JPH0211565B2 JPH0211565B2 JP9231985A JP9231985A JPH0211565B2 JP H0211565 B2 JPH0211565 B2 JP H0211565B2 JP 9231985 A JP9231985 A JP 9231985A JP 9231985 A JP9231985 A JP 9231985A JP H0211565 B2 JPH0211565 B2 JP H0211565B2
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- JP
- Japan
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- parts
- aerosol
- resin
- hair removal
- liquefied gas
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Description
〔産業上の利用分野〕
本発明はエアゾール脱毛剤、詳しくは脱毛時に
痛みが極めて少なく、また皮膚に対する刺激や副
作用が非常に少ない速乾性のエアゾール脱毛剤に
関する。 〔従来の技術〕 従来、女性が腕や足のむだ毛を脱毛する場合に
用いる脱毛剤としては、ワツクスタイプ、粘着タ
イプ、接着タイプ等の脱毛剤が知られているが、
エアゾールタイプの脱毛剤は実用に供されていな
い。 〔発明が解決しようとする問題点〕 従来知られているワツクスタイプ、粘着タイ
プ、接着タイプのいずれかの脱毛剤を用いて、毛
を無理に引つぱつて脱毛するため痛みを感じ、場
合によつては炎症を起すこともある。またワツク
スタイプの脱毛剤は、使用時に高温でワツクスを
溶かして使用する必要があり、作業性が悪いとい
う欠点をもつている。 このように、従来の脱毛剤は作業性が悪く、ま
た脱毛時に皮膚に対する刺激、副作用等があるた
め、速乾性で作業性が優れ、脱毛時の皮膚に対す
る刺激や副作用の非常に少ない脱毛剤を案出する
ことが問題となつていたのである。 〔問題を解決するための手段〕 本発明者等は、上記の問題点を解決するために
種々研究し、特にエアゾールタイプの脱毛剤につ
いて種々検討した結果、低沸点溶剤と液化ガスが
皮膚に対する刺激や副作用が極めて少なく、しか
も液化ガスが皮膚は対して冷感を与えほどよく神
経を一時的に麻痺させる効果のあることを見い出
し、本発明を完成するに到つた。 すなわち、本発明は樹脂5〜30部、可塑剤0.1
〜10部、低沸点溶剤5〜60部、および噴射剤とし
ての液化ガス20〜75部よりなるか、もしくはこれ
らとさらに顔料または染料の適量とよりなり、そ
れぞれを加えた合計量が00部となるように樹脂、
可塑剤、低沸点溶剤、および噴射剤としての液化
ガス、必要に応じて顔料または染料をエアゾール
容器に充填し、エアゾール用バルブおよびボタン
を取り付けたエアゾール脱毛剤である。 以下、本発明について詳細に説明する。 本発明において用いる樹脂としては、樹脂膜を
形成するのに有効である樹脂であれば、いずれの
樹脂でも用いることができる。その好ましい具体
例としてブチラール樹脂、アクリル樹脂、スチロ
ール樹脂等を挙げることができる。これらの樹脂
は、単独で使用しても2種以上混合して使用して
もよく、ほどよい分子量(好ましくは20000〜
200000)を選択することで実用に供することがで
きる。 次に、可塑剤としては、形成する樹脂被膜に可
塑剤を与えるものであれば、任意の可塑剤を使用
することができる。通常、食品添加物公定書ある
いは化粧品原料基準に記載されているものが望ま
しいが、これらに限定されるものではない。好ま
しい可塑剤の具体例として、親油性の非イオン界
面活性剤(例えばソルビタン脂肪酸エステル、グ
リセリン脂肪酸エステル)、親水性の非イオン界
面活性剤(好ましくはポリオキシエチレンアルキ
ルフエニルエーテル、ポリオキシエチレンソルビ
タン脂肪酸エステル)、フタル酸ジエステル、あ
るいはこれらより選ばれる混合物が挙げられる。
これらの可塑剤は皮膚に対する刺激性がほとんど
ない。 次に、低沸点溶剤としては、沸点が0℃〜80℃
程度の毒性がなく、皮膚に対する刺激性の少ない
準不燃性のものが適当である。この具体例として
不燃性のトリクロロモノフルオロメタン(以下、
F11と記す)、トリクロロトリフルオロエタン
(以下、F113と記す)、あるいはF11とF113とア
ルコールとから選ばれる準不燃性の混合物が挙げ
られる。また可燃性ではあるが、使用する量を考
えるか、不燃性のF11、F113などと混合して用い
ることが出来るものとして、ペンタン、ヘキサン
等も使用可能である。 次に主として噴射剤として働く液化ガスとして
は、例えばジクロロジフルオロメタン(以下、
F12と記す)、モノクロロジフルオロメタン(以
下、F22と記す)、あるいはF12、F22、ジクロロ
テトラオロエタン(以下、F114と記す)、モノク
ロロジフルオロエタン(以下、F142bと記す)、
ジメチルエーテル、液化石油ガスより選ばれる混
合液化ガスが好適なものとして挙げられる。 F12、F22などの不燃性液化ガスは単独で用い
ることができるが、ジメチルエーテル、液化石油
ガスなどの可燃性ガスは、不燃性〜微燃性を保持
する範囲(通産省告示第557号にいう火炎長が25
cm未満、爆発濃度が0.25g/以上)となるよう
に不燃性液化ガスと混合(例えばF12と液化石油
ガスの場合70:30重量%迄液化石油ガスが使用可
能)して使用することができる。 現在、F12が打僕の瞬間治療剤として使用され
ているが、これはスプレーすると同時にF12の気
化熱により患部を冷却する効果をねらつたもので
ある。これと同様のことがエアゾール脱毛剤にも
言え、沸点の低いF12、F22、プロパンなどを塗
布すると脱毛箇所を冷却床痺させるため、これら
の液化ガスを多く使用することが望ましい。 なお、エアゾール脱毛剤の製品内圧が35℃で法
規で決められている8Kg/cm2以下になるように液
化ガスを使用する。 さらに、本発明のエアゾール脱毛剤を使用して
形成された樹脂膜をより美しく見せるために、本
発明では顔料、染料等を適量添加することも出来
る。 本発明のエアゾール脱毛剤は、上記した樹脂、
可塑剤、低沸点溶剤、および噴射剤として液化ガ
ス、さらに必要に応じて顔料または染料を、樹脂
5〜30部、可塑剤0.1〜10部、低沸点溶剤5〜60
部、および噴射剤としての液化ガス20〜75部より
なるか、もしくはこれらをさらに顔料または染料
の適量とよりなり、それぞれを加えた合計量が
100部となるようにエアゾール容器に充填し、エ
アゾール用バルブおよびボタンを取り付けること
により製造される。この場合、低沸点溶剤および
噴射剤としての液化ガスを適当に選ぶことによ
り、速乾性で微燃性以上に合格するエアゾール脱
毛剤を得ることができる。また、上記のエアゾー
ル容器への充填、エアゾール用バルブおよびボタ
ンの取り付けなどはエアゾール製品製造の常法に
したがつて行なうことができる。 本発明のエアゾール脱毛剤を製造する場合、樹
脂が5部以下になると、形成された樹脂膜がうす
くなり作業性が悪くなり、又樹脂が30部以上にな
ると、乾燥が早すぎるため皮膚に密着しなくなり
脱毛の効果がなくなる恐れがあるので、樹脂は5
〜30部とするのが適当である。また、可塑剤が
0.1部以下になると、形成された樹脂膜の塑性が
減少し、10部以上になると、塑性が増大し脱毛の
効果がなくなる恐れがあるので、可塑性は0.1〜
10部とするのが適当である。 また、低沸点溶剤が5部以下になると、乾燥が
早すきるため皮膚に密着しなくなり、脱毛の効果
がなくなり、又低沸点溶剤が60部以上になると、
塗布したエアゾール内容物が皮膚上で流れやすく
なり作業性が悪くなる恐れがあるので、低沸点溶
剤は5〜60部とするのが適当である。また、噴射
剤としての液化ガスが少ないと、噴射性能が不足
するような場合が生じ、又沸点の低い液化ガスが
多いと圧力が高くなり、高圧ガス取締法の法定圧
力(35℃で8Kg/cm2以下)を超えるような場合が
生じる恐れがあり、液化ガスは20〜75部とするの
が適当である。 つぎに本発明のエアゾール脱毛剤の使用および
脱毛のメカニズムについて述べる。 本発明のエアゾール脱毛剤のボタンを押して脱
毛箇所(この際毛を逆立てる)に塗布すると、液
化ガスの気化熱により脱毛箇所を冷却麻痺させて
感覚をにぶくする。そして液化ガスは気化しよう
とするので、脱毛箇所上で風せんのような樹脂膜
ができ、この樹脂膜の中に毛が直立状になつてと
り込まれる。気化した液化ガスは空気よりはるか
に重いので、脱毛箇所を連続的に冷却麻痺させて
いる。約1分後、風せん状になつた樹脂膜を押し
つぶすと、同時に気化した液化ガスが飛び去り、
直立状になつていた毛のほとんどが上から押すこ
とによつて風せん状になつた樹脂膜をつぶしたパ
ツク状の中に取り込まれて固着される。べとつき
がなくなるまで約5分間放置し、パツク状に形成
された樹脂膜をはがすと、毛の根毛からはぎ取る
ので痛みも少なく脱毛することができる。 〔発明の効果〕 つぎに本発明のエアゾール脱毛剤の効果につい
て試験例を挙げて説明する。 試験例 女性10名(18才−35才)を対象とし、後記の実
施例1、実施例2、実施例3の各製品を実際に脱
毛箇所に塗布し脱毛した場合の痛み、刺激性ある
いは副作用、脱毛の作業性について調査した結果
を第1表に示す。 なお、脱毛の時の痛みを評価するために、痛み
のないものを〇、痛みが少しあるも苦痛に感じな
い程度を△、痛みを感じ苦痛であるを×とし、そ
れぞれ該当する人数を第1表に示した。また、皮
膚に対する刺激性あるいは副作用については、刺
激性、副作用のないものを〇、少しつめたい、気
持ちの悪い程度の刺激があるを△、冷めたすぎ
る、炎症を起こした、不快感があるものを×と
し、それぞれに該当する人数を第1表に示した。
そしてまた、脱毛の作業性については、簡便で良
いを〇とし、今迄の脱毛剤を変りないものを△、
手間がかかつて使いづらいを×とし、それぞれに
該当する人数が第1表に示した。また、総合評価
の◎は非常に良好を示し、△は良好と言えないを
示す。 なお、比較例として、市販のワツクスタイプ
(熱をかけて溶かした後に脱毛箇所に塗布し脱毛
作業を行う)の脱毛剤について上記と同様に調査
した結果を第1表に示す。
痛みが極めて少なく、また皮膚に対する刺激や副
作用が非常に少ない速乾性のエアゾール脱毛剤に
関する。 〔従来の技術〕 従来、女性が腕や足のむだ毛を脱毛する場合に
用いる脱毛剤としては、ワツクスタイプ、粘着タ
イプ、接着タイプ等の脱毛剤が知られているが、
エアゾールタイプの脱毛剤は実用に供されていな
い。 〔発明が解決しようとする問題点〕 従来知られているワツクスタイプ、粘着タイ
プ、接着タイプのいずれかの脱毛剤を用いて、毛
を無理に引つぱつて脱毛するため痛みを感じ、場
合によつては炎症を起すこともある。またワツク
スタイプの脱毛剤は、使用時に高温でワツクスを
溶かして使用する必要があり、作業性が悪いとい
う欠点をもつている。 このように、従来の脱毛剤は作業性が悪く、ま
た脱毛時に皮膚に対する刺激、副作用等があるた
め、速乾性で作業性が優れ、脱毛時の皮膚に対す
る刺激や副作用の非常に少ない脱毛剤を案出する
ことが問題となつていたのである。 〔問題を解決するための手段〕 本発明者等は、上記の問題点を解決するために
種々研究し、特にエアゾールタイプの脱毛剤につ
いて種々検討した結果、低沸点溶剤と液化ガスが
皮膚に対する刺激や副作用が極めて少なく、しか
も液化ガスが皮膚は対して冷感を与えほどよく神
経を一時的に麻痺させる効果のあることを見い出
し、本発明を完成するに到つた。 すなわち、本発明は樹脂5〜30部、可塑剤0.1
〜10部、低沸点溶剤5〜60部、および噴射剤とし
ての液化ガス20〜75部よりなるか、もしくはこれ
らとさらに顔料または染料の適量とよりなり、そ
れぞれを加えた合計量が00部となるように樹脂、
可塑剤、低沸点溶剤、および噴射剤としての液化
ガス、必要に応じて顔料または染料をエアゾール
容器に充填し、エアゾール用バルブおよびボタン
を取り付けたエアゾール脱毛剤である。 以下、本発明について詳細に説明する。 本発明において用いる樹脂としては、樹脂膜を
形成するのに有効である樹脂であれば、いずれの
樹脂でも用いることができる。その好ましい具体
例としてブチラール樹脂、アクリル樹脂、スチロ
ール樹脂等を挙げることができる。これらの樹脂
は、単独で使用しても2種以上混合して使用して
もよく、ほどよい分子量(好ましくは20000〜
200000)を選択することで実用に供することがで
きる。 次に、可塑剤としては、形成する樹脂被膜に可
塑剤を与えるものであれば、任意の可塑剤を使用
することができる。通常、食品添加物公定書ある
いは化粧品原料基準に記載されているものが望ま
しいが、これらに限定されるものではない。好ま
しい可塑剤の具体例として、親油性の非イオン界
面活性剤(例えばソルビタン脂肪酸エステル、グ
リセリン脂肪酸エステル)、親水性の非イオン界
面活性剤(好ましくはポリオキシエチレンアルキ
ルフエニルエーテル、ポリオキシエチレンソルビ
タン脂肪酸エステル)、フタル酸ジエステル、あ
るいはこれらより選ばれる混合物が挙げられる。
これらの可塑剤は皮膚に対する刺激性がほとんど
ない。 次に、低沸点溶剤としては、沸点が0℃〜80℃
程度の毒性がなく、皮膚に対する刺激性の少ない
準不燃性のものが適当である。この具体例として
不燃性のトリクロロモノフルオロメタン(以下、
F11と記す)、トリクロロトリフルオロエタン
(以下、F113と記す)、あるいはF11とF113とア
ルコールとから選ばれる準不燃性の混合物が挙げ
られる。また可燃性ではあるが、使用する量を考
えるか、不燃性のF11、F113などと混合して用い
ることが出来るものとして、ペンタン、ヘキサン
等も使用可能である。 次に主として噴射剤として働く液化ガスとして
は、例えばジクロロジフルオロメタン(以下、
F12と記す)、モノクロロジフルオロメタン(以
下、F22と記す)、あるいはF12、F22、ジクロロ
テトラオロエタン(以下、F114と記す)、モノク
ロロジフルオロエタン(以下、F142bと記す)、
ジメチルエーテル、液化石油ガスより選ばれる混
合液化ガスが好適なものとして挙げられる。 F12、F22などの不燃性液化ガスは単独で用い
ることができるが、ジメチルエーテル、液化石油
ガスなどの可燃性ガスは、不燃性〜微燃性を保持
する範囲(通産省告示第557号にいう火炎長が25
cm未満、爆発濃度が0.25g/以上)となるよう
に不燃性液化ガスと混合(例えばF12と液化石油
ガスの場合70:30重量%迄液化石油ガスが使用可
能)して使用することができる。 現在、F12が打僕の瞬間治療剤として使用され
ているが、これはスプレーすると同時にF12の気
化熱により患部を冷却する効果をねらつたもので
ある。これと同様のことがエアゾール脱毛剤にも
言え、沸点の低いF12、F22、プロパンなどを塗
布すると脱毛箇所を冷却床痺させるため、これら
の液化ガスを多く使用することが望ましい。 なお、エアゾール脱毛剤の製品内圧が35℃で法
規で決められている8Kg/cm2以下になるように液
化ガスを使用する。 さらに、本発明のエアゾール脱毛剤を使用して
形成された樹脂膜をより美しく見せるために、本
発明では顔料、染料等を適量添加することも出来
る。 本発明のエアゾール脱毛剤は、上記した樹脂、
可塑剤、低沸点溶剤、および噴射剤として液化ガ
ス、さらに必要に応じて顔料または染料を、樹脂
5〜30部、可塑剤0.1〜10部、低沸点溶剤5〜60
部、および噴射剤としての液化ガス20〜75部より
なるか、もしくはこれらをさらに顔料または染料
の適量とよりなり、それぞれを加えた合計量が
100部となるようにエアゾール容器に充填し、エ
アゾール用バルブおよびボタンを取り付けること
により製造される。この場合、低沸点溶剤および
噴射剤としての液化ガスを適当に選ぶことによ
り、速乾性で微燃性以上に合格するエアゾール脱
毛剤を得ることができる。また、上記のエアゾー
ル容器への充填、エアゾール用バルブおよびボタ
ンの取り付けなどはエアゾール製品製造の常法に
したがつて行なうことができる。 本発明のエアゾール脱毛剤を製造する場合、樹
脂が5部以下になると、形成された樹脂膜がうす
くなり作業性が悪くなり、又樹脂が30部以上にな
ると、乾燥が早すぎるため皮膚に密着しなくなり
脱毛の効果がなくなる恐れがあるので、樹脂は5
〜30部とするのが適当である。また、可塑剤が
0.1部以下になると、形成された樹脂膜の塑性が
減少し、10部以上になると、塑性が増大し脱毛の
効果がなくなる恐れがあるので、可塑性は0.1〜
10部とするのが適当である。 また、低沸点溶剤が5部以下になると、乾燥が
早すきるため皮膚に密着しなくなり、脱毛の効果
がなくなり、又低沸点溶剤が60部以上になると、
塗布したエアゾール内容物が皮膚上で流れやすく
なり作業性が悪くなる恐れがあるので、低沸点溶
剤は5〜60部とするのが適当である。また、噴射
剤としての液化ガスが少ないと、噴射性能が不足
するような場合が生じ、又沸点の低い液化ガスが
多いと圧力が高くなり、高圧ガス取締法の法定圧
力(35℃で8Kg/cm2以下)を超えるような場合が
生じる恐れがあり、液化ガスは20〜75部とするの
が適当である。 つぎに本発明のエアゾール脱毛剤の使用および
脱毛のメカニズムについて述べる。 本発明のエアゾール脱毛剤のボタンを押して脱
毛箇所(この際毛を逆立てる)に塗布すると、液
化ガスの気化熱により脱毛箇所を冷却麻痺させて
感覚をにぶくする。そして液化ガスは気化しよう
とするので、脱毛箇所上で風せんのような樹脂膜
ができ、この樹脂膜の中に毛が直立状になつてと
り込まれる。気化した液化ガスは空気よりはるか
に重いので、脱毛箇所を連続的に冷却麻痺させて
いる。約1分後、風せん状になつた樹脂膜を押し
つぶすと、同時に気化した液化ガスが飛び去り、
直立状になつていた毛のほとんどが上から押すこ
とによつて風せん状になつた樹脂膜をつぶしたパ
ツク状の中に取り込まれて固着される。べとつき
がなくなるまで約5分間放置し、パツク状に形成
された樹脂膜をはがすと、毛の根毛からはぎ取る
ので痛みも少なく脱毛することができる。 〔発明の効果〕 つぎに本発明のエアゾール脱毛剤の効果につい
て試験例を挙げて説明する。 試験例 女性10名(18才−35才)を対象とし、後記の実
施例1、実施例2、実施例3の各製品を実際に脱
毛箇所に塗布し脱毛した場合の痛み、刺激性ある
いは副作用、脱毛の作業性について調査した結果
を第1表に示す。 なお、脱毛の時の痛みを評価するために、痛み
のないものを〇、痛みが少しあるも苦痛に感じな
い程度を△、痛みを感じ苦痛であるを×とし、そ
れぞれ該当する人数を第1表に示した。また、皮
膚に対する刺激性あるいは副作用については、刺
激性、副作用のないものを〇、少しつめたい、気
持ちの悪い程度の刺激があるを△、冷めたすぎ
る、炎症を起こした、不快感があるものを×と
し、それぞれに該当する人数を第1表に示した。
そしてまた、脱毛の作業性については、簡便で良
いを〇とし、今迄の脱毛剤を変りないものを△、
手間がかかつて使いづらいを×とし、それぞれに
該当する人数が第1表に示した。また、総合評価
の◎は非常に良好を示し、△は良好と言えないを
示す。 なお、比較例として、市販のワツクスタイプ
(熱をかけて溶かした後に脱毛箇所に塗布し脱毛
作業を行う)の脱毛剤について上記と同様に調査
した結果を第1表に示す。
つぎに実施例を示して本発明のエアゾール脱毛
剤をさらに具体的に説明するが、本発明はこれに
より制限されるものではない。なお、実施例中、
部は重量部である。 実施例 1 樹脂としてアクリル樹脂〔三菱レーヨン(株)製ダ
イヤナール:分子量110000〕を11部、可塑剤とし
てグリセリンモノオレエートを3部、顔料として
酸化亜鉛を1部、低沸点溶剤としてF11を17部と
99%ゲラニオール変性アルコールを3部、噴射剤
としてF12を65部をエアゾール用耐圧容器に充填
し、エアゾールバルブ、およびボタンを取り付け
てエアゾール脱毛剤を製造した。 得られたエアゾール脱毛剤は、35℃の製品内圧
が6.0Kg/cm2で、不燃性(火炎長0cm、爆発濃度
3.5g/で爆発せず)に合格するエアゾール製
品であつた。 実施例 2 樹脂としてブチラール樹脂〔積水化学(株)製ブチ
ラール、分子量90000〕を10部、可塑剤としてソ
ルビタンモノオレエート2部、低沸点溶剤として
F113を22部と99%未変性アルコールを8部、噴
射剤としてジメチルエーテルを29部とF22を29部
をエアゾール用耐圧容器に充填し、エアゾール用
バルブ、ボタンを取り付けてエアゾール脱毛剤を
製造した。 得られたエアゾール脱毛剤は、35℃の製品圧力
が5.2Kg/cm2で、微燃性(火炎長0cm、爆発濃度
0.88g/)に合格するエアゾール製品であつ
た。 実施例 3 樹脂としてスチロール樹脂〔大日本インキ化学
工業(株)製デイツクスチレン分子量60000〕を20部、
可塑剤としてフタル酸ジエチレンを2部、低沸点
溶剤としてF11を23部、噴射剤としてF12を40部
と液化石油ガス(プロパン、ブタンの混合で25℃
の圧力が4.0Kg/cm2)を15部をエアゾール用耐圧
容器に充填し、エアゾール用バルブ、ボタンを取
り付けてエアゾール脱毛剤を製造した。 得られた脱毛剤は、35℃の圧力が5.5Kg/cm2で、
難燃性(火炎長0cm、爆発濃度2.1g/)に合
格するエアゾール製品であつた。
剤をさらに具体的に説明するが、本発明はこれに
より制限されるものではない。なお、実施例中、
部は重量部である。 実施例 1 樹脂としてアクリル樹脂〔三菱レーヨン(株)製ダ
イヤナール:分子量110000〕を11部、可塑剤とし
てグリセリンモノオレエートを3部、顔料として
酸化亜鉛を1部、低沸点溶剤としてF11を17部と
99%ゲラニオール変性アルコールを3部、噴射剤
としてF12を65部をエアゾール用耐圧容器に充填
し、エアゾールバルブ、およびボタンを取り付け
てエアゾール脱毛剤を製造した。 得られたエアゾール脱毛剤は、35℃の製品内圧
が6.0Kg/cm2で、不燃性(火炎長0cm、爆発濃度
3.5g/で爆発せず)に合格するエアゾール製
品であつた。 実施例 2 樹脂としてブチラール樹脂〔積水化学(株)製ブチ
ラール、分子量90000〕を10部、可塑剤としてソ
ルビタンモノオレエート2部、低沸点溶剤として
F113を22部と99%未変性アルコールを8部、噴
射剤としてジメチルエーテルを29部とF22を29部
をエアゾール用耐圧容器に充填し、エアゾール用
バルブ、ボタンを取り付けてエアゾール脱毛剤を
製造した。 得られたエアゾール脱毛剤は、35℃の製品圧力
が5.2Kg/cm2で、微燃性(火炎長0cm、爆発濃度
0.88g/)に合格するエアゾール製品であつ
た。 実施例 3 樹脂としてスチロール樹脂〔大日本インキ化学
工業(株)製デイツクスチレン分子量60000〕を20部、
可塑剤としてフタル酸ジエチレンを2部、低沸点
溶剤としてF11を23部、噴射剤としてF12を40部
と液化石油ガス(プロパン、ブタンの混合で25℃
の圧力が4.0Kg/cm2)を15部をエアゾール用耐圧
容器に充填し、エアゾール用バルブ、ボタンを取
り付けてエアゾール脱毛剤を製造した。 得られた脱毛剤は、35℃の圧力が5.5Kg/cm2で、
難燃性(火炎長0cm、爆発濃度2.1g/)に合
格するエアゾール製品であつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 樹脂5〜30部、可塑剤0.1〜10部、低沸点溶
剤5〜60部、および噴射剤としての液化ガス20〜
75部よりなるか、もしくはこれらとさらに顔料ま
たは染料の適量とよりなり、それぞれを加えた合
計量が100部となるように樹脂、可塑剤、低沸点
溶剤、および噴射剤としての液化ガス、必要に応
じて顔料または染料をエアゾール容器に充填し、
エアゾール用バルブおよびボタンを取り付けたエ
アゾール脱毛剤。 2 樹脂がブチラール樹脂、アクリル樹脂、スチ
ロール樹脂であるか、あるいはこれらの樹脂より
選ばれる混合樹脂である特許請求の範囲第1項記
載のエアゾール脱毛剤。 3 可塑剤が親油性の非イオン界面活性剤(好ま
しくはソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂
肪酸エステル)、フタル酸ジエステルであるか、
あるいはこれらより選ばれる混合物である特許請
求の範囲第1項〜第2項のいずれかに記載のエア
ゾール脱毛剤。 4 低沸点溶剤がトリクロロモノフルオロメタ
ン、トリクロロトリフルオロエタンであるか、あ
るいはトリクロロモノフルオロメタン、トリクロ
ロトリフルオロエタン、アルコールより選ばれる
混合物である特許請求の範囲第1項〜第3項のい
ずれかに記載のエアゾール脱毛剤。 5 噴射剤としての液化ガスがジクロロジフルオ
ロメタン、モノクロロジフルオロメタンである
か、あるいはジクロロジフルオロメタン、モノク
ロロジフルオロメタン、ジクロロテトラフルオロ
エタン、モノクロロジフルオロエタン、ジメチル
エーテル、液化石油ガスより選ばれる混合物液化
ガスである特許請求の範囲第1項〜第4項のいず
れかに記載のエアゾール脱毛剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9231985A JPS61254514A (ja) | 1985-05-01 | 1985-05-01 | エアゾ−ル脱毛剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9231985A JPS61254514A (ja) | 1985-05-01 | 1985-05-01 | エアゾ−ル脱毛剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61254514A JPS61254514A (ja) | 1986-11-12 |
| JPH0211565B2 true JPH0211565B2 (ja) | 1990-03-14 |
Family
ID=14051066
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9231985A Granted JPS61254514A (ja) | 1985-05-01 | 1985-05-01 | エアゾ−ル脱毛剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61254514A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04132673U (ja) * | 1991-02-13 | 1992-12-09 | 大日本印刷株式会社 | デイスクカートリツジ |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2337460B (en) * | 1998-05-20 | 2002-12-18 | Susan Ayton | Improvements in or relating to depilatory methods |
| ES2319027B1 (es) * | 2007-02-21 | 2010-02-12 | CHURCH & DWIGHT CO.INC. | Composicion cosmetica para la depilacion. |
| EP2368541B1 (en) | 2010-03-26 | 2011-12-21 | The Procter & Gamble Company | Method of depilation and depilatory kit |
-
1985
- 1985-05-01 JP JP9231985A patent/JPS61254514A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04132673U (ja) * | 1991-02-13 | 1992-12-09 | 大日本印刷株式会社 | デイスクカートリツジ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61254514A (ja) | 1986-11-12 |
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