JPH0211658B2 - - Google Patents
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- JPH0211658B2 JPH0211658B2 JP19052384A JP19052384A JPH0211658B2 JP H0211658 B2 JPH0211658 B2 JP H0211658B2 JP 19052384 A JP19052384 A JP 19052384A JP 19052384 A JP19052384 A JP 19052384A JP H0211658 B2 JPH0211658 B2 JP H0211658B2
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- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 3
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Landscapes
- Forging (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は高温比強度の高い超塑性加工用チタン
合金に関する。更に詳しくは850℃でα相を30〜
70%含み、残部はβ相からなり、高温比強度及び
延性に優れた超塑性加工用チタン合金に関する。 従来技術 従来、Ti合金部品は鍛造及び切削加工により
製造されてきたが、コンプレツサーローターの製
造の場合には、切削くずが約90%程度にもなり、
極めて歩留りが悪いばかりでなく、作業性も極め
て悪かつた。これは改善するためにはTi合金の
超塑性加工が有効な手段である。超塑性加工は加
工温度でα相とβ相の体積比が1:1に近いTi
合金が優れている。また超塑性加工温度は900℃
附近の温度が適している。900℃より高い高温で
は結晶粒の粗大化及び酸化が生じ易くなるため超
塑性特性が劣化する。また900℃より低い温度で
は、粒界辷りが起きにくくなるため、超塑性特性
が劣化し、また変形応力が高くなり、超塑性加工
が困難となる。従来の超塑性加工用チタン合金と
しては、Ti−6Al−4V合金、Ti−6Al−2Sn−
4Zr−2Mo合金、Ti−6Al−2Sn−4Zr−6Mo合金
が知られている。しかし、これらのTi合金はい
ずれもβ型Ti合金と比べて強度が低い欠点があ
つた。 発明の目的 本発明は前記従来の超塑性加工用チタン合金の
欠点を改善せんとするものであり、その目的は超
塑性特性が優れ、かつ高温比強度及び延性の優れ
た超塑性加工用チタン合金を提供するにある。 発明の構成 本発明者らは前記目的を達成すべく研究の結
果、850℃でα相を約30〜70%含み、残部がβ相
からなり、超塑性特性が優れ、かつ高温比強度及
び延性の優れた超塑性加工用チタン合金を究明し
得た。この知見に基いて本発明を完成した。 本発明のチタン合金は、 重量%で、Al5.3〜6.1%、V1.6〜2.2%、Sn1.2
〜1.6%、Zr5.0〜7.5%、Mo1.3〜1.8%、Cr0.8〜
1.6%、Fe0.8〜1.7%、O0.10〜0.15%を含み、残
部は実質的にTiよりなる高温比強度の高い超塑
性加工用チタン合金にある。 本発明の合金における組成成分の作用ならびに
組成割合の限定理由は次の通りである。 Alは主としてα相に固溶してα相を強化する
作用をする。Al量が5.3%(%は重量%を示す。
以下同じ)より少ないとα相強化の効果が十分得
られなく、その量が6.1%を超えるとα相量が増
加して十分な超塑性特性が得られなくなるので、
Al量は5.3〜6.1%であることが必要である。 Vはα相及びβ相に固溶してこれらの相を強化
する作用をする。V量が1.6%より少いとα相及
びB相の強化効果が十分得られなく、その量が
2.2%を超えるとα相が減少して十分な超塑性特
性が得られなくなるので、V量は1.6〜2.2%であ
ることが必要である。 Sn及びZrはα相及びβ相にほぼ同じ比率で固
溶してこれらの相を強化する作用をする。Sn量
が1.2%より少いとα相及びβ相の強化効果が十
分得られなく、その量が1.6%を超えると、比重
が大きくなり比強度が低下するので、Sn量は1.2
〜1.6%であることが必要である。またZr量が5.0
%より少いとα相及びβ相の強化効果が十分得ら
れなく、その量が7.5%を超えるとα相量が減少
して十分な超塑性特性が得られなくなるのでZr
量は5.0〜7.5%であることが必要である。 Mo、Cr及びFeは主としてβ相に固溶してβ相
を強化する作用をする。Mo量が1.3%より少いと
β相強化の効果が十分得られなく、その量が1.8
%を超えると比重が大きくなり比強度が低下する
のでMo量は1.3〜1.8%であることが必要である。
Cr量が0.8%より少いとβ相強化の効果が十分得
られなく、その量が1.6%を超えるとα相量が減
少して十分な超塑性特性が得られなくなるので、
Cr量は0.8〜1.6%であることが必要である。ま
た、Fe量が0.8%より少いとβ相強化の効果が十
分得られなく、その量が1.7%を超えるとα相量
が減少して十分な超塑性特性が得られなくなるの
でFe量は0.8〜1.7%であることが必要である。 Oは主としてα相に固溶してα相を強化する作
用をする。O量が0.10%より少いとα相強化の効
果が十分得られなく、その量が0.15%を超えると
α相量が増加して十分な超塑性特性が得られなく
なるのでO量が0.10〜0.15%であることが必要で
ある。 以上のような各元素を前記割合で含ませたチタ
ン合金は、850℃においてα相が30〜70%で残部
がβ相となる。α相とβ相は互に結晶粒の成長を
妨げ超塑性特性を向上させる。α相が30%より少
くなるとβ相の結晶粒が粗大化し易くなり超塑性
特性が劣化する。またα相が70%を超えるとα相
の結晶粒が粗大化し易くなり超塑性特性が劣化す
る。α相及びβ相の強化に必要な各元素の最低の
含有量は他の元素の含有量とのかね合いで決ま
る。 本発明のチタン合金は、前記の各元素の含有量
の範囲において、超塑性加工を行うのに十分な特
性を有し、かつ優れた高温比強度と延性を有す
る。 発明の効果 本発明の合金は、以下の実施例における比較例
からも明らかなように、従来の超塑性加工用チタ
ン合金に比べて超塑性特性が優れ、超塑性加工が
容易で、かつ高温比強度及び延性も優れたもので
ある。従つて切削加工なしにコンプレツサーロー
ター等の部品を安価に製造することができる。ま
たこれを使用することによりジエツトエンジンや
発電設備などの各種ガスタービンの軽量化及び高
効率化が可能になる等の優れた効果を有する。 実施例 本発明の下記表1に示す組成の合金と比較のた
めの既存合金をアーク容解、鍛造後、850℃で約
85%の熱間圧延し、6mmφ引張試験片及び5mmφ
超塑性試験片を作つた。
合金に関する。更に詳しくは850℃でα相を30〜
70%含み、残部はβ相からなり、高温比強度及び
延性に優れた超塑性加工用チタン合金に関する。 従来技術 従来、Ti合金部品は鍛造及び切削加工により
製造されてきたが、コンプレツサーローターの製
造の場合には、切削くずが約90%程度にもなり、
極めて歩留りが悪いばかりでなく、作業性も極め
て悪かつた。これは改善するためにはTi合金の
超塑性加工が有効な手段である。超塑性加工は加
工温度でα相とβ相の体積比が1:1に近いTi
合金が優れている。また超塑性加工温度は900℃
附近の温度が適している。900℃より高い高温で
は結晶粒の粗大化及び酸化が生じ易くなるため超
塑性特性が劣化する。また900℃より低い温度で
は、粒界辷りが起きにくくなるため、超塑性特性
が劣化し、また変形応力が高くなり、超塑性加工
が困難となる。従来の超塑性加工用チタン合金と
しては、Ti−6Al−4V合金、Ti−6Al−2Sn−
4Zr−2Mo合金、Ti−6Al−2Sn−4Zr−6Mo合金
が知られている。しかし、これらのTi合金はい
ずれもβ型Ti合金と比べて強度が低い欠点があ
つた。 発明の目的 本発明は前記従来の超塑性加工用チタン合金の
欠点を改善せんとするものであり、その目的は超
塑性特性が優れ、かつ高温比強度及び延性の優れ
た超塑性加工用チタン合金を提供するにある。 発明の構成 本発明者らは前記目的を達成すべく研究の結
果、850℃でα相を約30〜70%含み、残部がβ相
からなり、超塑性特性が優れ、かつ高温比強度及
び延性の優れた超塑性加工用チタン合金を究明し
得た。この知見に基いて本発明を完成した。 本発明のチタン合金は、 重量%で、Al5.3〜6.1%、V1.6〜2.2%、Sn1.2
〜1.6%、Zr5.0〜7.5%、Mo1.3〜1.8%、Cr0.8〜
1.6%、Fe0.8〜1.7%、O0.10〜0.15%を含み、残
部は実質的にTiよりなる高温比強度の高い超塑
性加工用チタン合金にある。 本発明の合金における組成成分の作用ならびに
組成割合の限定理由は次の通りである。 Alは主としてα相に固溶してα相を強化する
作用をする。Al量が5.3%(%は重量%を示す。
以下同じ)より少ないとα相強化の効果が十分得
られなく、その量が6.1%を超えるとα相量が増
加して十分な超塑性特性が得られなくなるので、
Al量は5.3〜6.1%であることが必要である。 Vはα相及びβ相に固溶してこれらの相を強化
する作用をする。V量が1.6%より少いとα相及
びB相の強化効果が十分得られなく、その量が
2.2%を超えるとα相が減少して十分な超塑性特
性が得られなくなるので、V量は1.6〜2.2%であ
ることが必要である。 Sn及びZrはα相及びβ相にほぼ同じ比率で固
溶してこれらの相を強化する作用をする。Sn量
が1.2%より少いとα相及びβ相の強化効果が十
分得られなく、その量が1.6%を超えると、比重
が大きくなり比強度が低下するので、Sn量は1.2
〜1.6%であることが必要である。またZr量が5.0
%より少いとα相及びβ相の強化効果が十分得ら
れなく、その量が7.5%を超えるとα相量が減少
して十分な超塑性特性が得られなくなるのでZr
量は5.0〜7.5%であることが必要である。 Mo、Cr及びFeは主としてβ相に固溶してβ相
を強化する作用をする。Mo量が1.3%より少いと
β相強化の効果が十分得られなく、その量が1.8
%を超えると比重が大きくなり比強度が低下する
のでMo量は1.3〜1.8%であることが必要である。
Cr量が0.8%より少いとβ相強化の効果が十分得
られなく、その量が1.6%を超えるとα相量が減
少して十分な超塑性特性が得られなくなるので、
Cr量は0.8〜1.6%であることが必要である。ま
た、Fe量が0.8%より少いとβ相強化の効果が十
分得られなく、その量が1.7%を超えるとα相量
が減少して十分な超塑性特性が得られなくなるの
でFe量は0.8〜1.7%であることが必要である。 Oは主としてα相に固溶してα相を強化する作
用をする。O量が0.10%より少いとα相強化の効
果が十分得られなく、その量が0.15%を超えると
α相量が増加して十分な超塑性特性が得られなく
なるのでO量が0.10〜0.15%であることが必要で
ある。 以上のような各元素を前記割合で含ませたチタ
ン合金は、850℃においてα相が30〜70%で残部
がβ相となる。α相とβ相は互に結晶粒の成長を
妨げ超塑性特性を向上させる。α相が30%より少
くなるとβ相の結晶粒が粗大化し易くなり超塑性
特性が劣化する。またα相が70%を超えるとα相
の結晶粒が粗大化し易くなり超塑性特性が劣化す
る。α相及びβ相の強化に必要な各元素の最低の
含有量は他の元素の含有量とのかね合いで決ま
る。 本発明のチタン合金は、前記の各元素の含有量
の範囲において、超塑性加工を行うのに十分な特
性を有し、かつ優れた高温比強度と延性を有す
る。 発明の効果 本発明の合金は、以下の実施例における比較例
からも明らかなように、従来の超塑性加工用チタ
ン合金に比べて超塑性特性が優れ、超塑性加工が
容易で、かつ高温比強度及び延性も優れたもので
ある。従つて切削加工なしにコンプレツサーロー
ター等の部品を安価に製造することができる。ま
たこれを使用することによりジエツトエンジンや
発電設備などの各種ガスタービンの軽量化及び高
効率化が可能になる等の優れた効果を有する。 実施例 本発明の下記表1に示す組成の合金と比較のた
めの既存合金をアーク容解、鍛造後、850℃で約
85%の熱間圧延し、6mmφ引張試験片及び5mmφ
超塑性試験片を作つた。
【表】
【表】
高温引張試験片は、850〜900℃で1時間熱処理
した後水冷し、再び500〜600℃で4時間熱処理、
空冷して試験に供した。高温引張試験は300℃で、
3×10-4S-1の歪速度で行つた。超塑性試験片は
熱間圧延のままの状態で試験に供した。超塑性試
験は850℃で、アルゴン雰囲気中で、1.7×
10-3S-1の速度で行つた。 その結果は下記の表2及び表3に示す通りであ
つた。
した後水冷し、再び500〜600℃で4時間熱処理、
空冷して試験に供した。高温引張試験は300℃で、
3×10-4S-1の歪速度で行つた。超塑性試験片は
熱間圧延のままの状態で試験に供した。超塑性試
験は850℃で、アルゴン雰囲気中で、1.7×
10-3S-1の速度で行つた。 その結果は下記の表2及び表3に示す通りであ
つた。
【表】
表2の結果が示すように、本発明のTi合金は
既存のTi−6Al−4V、Ti−6Al−2Sn−4Zr−
2Mo及びTi−6Al−2Sn−4Zr−6Mo合金に比べ
て、延性及び比強度において著しく優れているこ
とがわかる。すなわち、本発明のTi合金では、
比強度が29.1〜29.8Kgf/mm2/g/cm3の値を示す
条件で7.3〜9.4%の伸びが確保されるのに対し、
Ti−6Al−4V及びTi−6Al−2Sn−4Zr−2Mo合
金では、そのような高比強度が得られない。 また、Ti−6Al−2Sn−4Zr−6Mo合金の場合
は、比強度が29.9Kgf/mm2/g/cm3まで増大する
と伸びは5.2%まで低下する。
既存のTi−6Al−4V、Ti−6Al−2Sn−4Zr−
2Mo及びTi−6Al−2Sn−4Zr−6Mo合金に比べ
て、延性及び比強度において著しく優れているこ
とがわかる。すなわち、本発明のTi合金では、
比強度が29.1〜29.8Kgf/mm2/g/cm3の値を示す
条件で7.3〜9.4%の伸びが確保されるのに対し、
Ti−6Al−4V及びTi−6Al−2Sn−4Zr−2Mo合
金では、そのような高比強度が得られない。 また、Ti−6Al−2Sn−4Zr−6Mo合金の場合
は、比強度が29.9Kgf/mm2/g/cm3まで増大する
と伸びは5.2%まで低下する。
【表】
この結果が示すように、本発明チタン合金は、
584〜600%の超塑性伸びを有し、最大変形応力も
1.7〜1.8Kgf/mm2と十分に低く、既存のTi−6Al
−2Sn−4Zr−6Mo合金に比べて著しく優れてい
る。
584〜600%の超塑性伸びを有し、最大変形応力も
1.7〜1.8Kgf/mm2と十分に低く、既存のTi−6Al
−2Sn−4Zr−6Mo合金に比べて著しく優れてい
る。
Claims (1)
- 1 重量%で、Al5.3〜6.1%、V1.6〜2.2%、
Sn1.2〜1.6%、Zr5.0〜7.5%、Mo1.3〜1.8%、
Cr0.8〜1.6%、Fe0.8〜1.7%、O0.10〜0.15%を含
み、残部は実質的にTiよりなる高温比強度の高
い超塑性加工用チタン合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19052384A JPS6169936A (ja) | 1984-09-13 | 1984-09-13 | 高温比強度の高い超塑性加工用チタン合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19052384A JPS6169936A (ja) | 1984-09-13 | 1984-09-13 | 高温比強度の高い超塑性加工用チタン合金 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6169936A JPS6169936A (ja) | 1986-04-10 |
| JPH0211658B2 true JPH0211658B2 (ja) | 1990-03-15 |
Family
ID=16259501
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19052384A Granted JPS6169936A (ja) | 1984-09-13 | 1984-09-13 | 高温比強度の高い超塑性加工用チタン合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6169936A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106222486B (zh) * | 2016-10-08 | 2018-06-08 | 燕山大学 | 一种高强度锆钛铝铁钒合金及其制备方法 |
-
1984
- 1984-09-13 JP JP19052384A patent/JPS6169936A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6169936A (ja) | 1986-04-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |