JPH0229376B2 - - Google Patents
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- JPH0229376B2 JPH0229376B2 JP59265337A JP26533784A JPH0229376B2 JP H0229376 B2 JPH0229376 B2 JP H0229376B2 JP 59265337 A JP59265337 A JP 59265337A JP 26533784 A JP26533784 A JP 26533784A JP H0229376 B2 JPH0229376 B2 JP H0229376B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- port
- roller
- check valve
- rotary table
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Crushing And Grinding (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は回転テーブルとローラとの協働により
セメント原料や石炭、化学品などを粉砕する竪型
粉砕機に関するものである。
セメント原料や石炭、化学品などを粉砕する竪型
粉砕機に関するものである。
セメント原料や石炭、化学品などの粒体を細か
く粉砕して粉体とする粉砕機の一種として回転テ
ーブルとローラとを備えた竪型粉砕機が広く用い
られている。
く粉砕して粉体とする粉砕機の一種として回転テ
ーブルとローラとを備えた竪型粉砕機が広く用い
られている。
第1図はこの種の竪型粉砕機の縦断面図であつ
てその構造の概要を同図に基いて説明すると、竪
型粉砕機1はベース2上に固定された円筒状のケ
ーシング3を備えており、ケーシング3の中心下
部には竪型のモータ付減速機4が設けられてい
る。5は上向きの減速機出力軸に直結され上端平
面に環状のライナが貼着された回転テーブルであ
つて、ケーシング3から上方へ突出する供給筒6
へコンベアで供給された原料は、この回転テーブ
ル5の中心部へ供給されるように構成されてい
る。7は回転テーブル5の外方を円周方向へ複数
等分する箇所に位置してケーシング3側に揺動自
在に枢支された複数個(本粉砕機では4個)の軸
受であつて、各軸受7には、頭截円錐状に形成さ
れたローラ8が周面を回転テーブル5のライナ面
に対接させてそれぞれ軸支されており、各ローラ
8には、軸受7を揺動させてローラ8を回転テー
ブル5に対接させたり回転テーブル5から離間さ
せたりする駆動装9がそれぞれ付設されている。
すなわち、ケーシング3側には油圧シリンダ10
が各軸受7に対応して揺動自在に枢支されてお
り、そのピストンロツド11の作用端と軸受7の
枢支軸12との間は連結ロツド13で連結されて
いる。そして、図示しない油圧装置で油圧シリン
ダ10のロツドエンド側ポート10C(以下Cポ
ート10Cと言う)へ送油することによりピスト
ンロツド11が後退してローラ8が回転テーブル
5に圧接され、またヘツドエンド側ポート10D
(以下Dポート10Dと言う)へ送油することに
よりピストンロツド11が前進してローラ8が回
転テーブル5から離間するように構成されてい
る。
てその構造の概要を同図に基いて説明すると、竪
型粉砕機1はベース2上に固定された円筒状のケ
ーシング3を備えており、ケーシング3の中心下
部には竪型のモータ付減速機4が設けられてい
る。5は上向きの減速機出力軸に直結され上端平
面に環状のライナが貼着された回転テーブルであ
つて、ケーシング3から上方へ突出する供給筒6
へコンベアで供給された原料は、この回転テーブ
ル5の中心部へ供給されるように構成されてい
る。7は回転テーブル5の外方を円周方向へ複数
等分する箇所に位置してケーシング3側に揺動自
在に枢支された複数個(本粉砕機では4個)の軸
受であつて、各軸受7には、頭截円錐状に形成さ
れたローラ8が周面を回転テーブル5のライナ面
に対接させてそれぞれ軸支されており、各ローラ
8には、軸受7を揺動させてローラ8を回転テー
ブル5に対接させたり回転テーブル5から離間さ
せたりする駆動装9がそれぞれ付設されている。
すなわち、ケーシング3側には油圧シリンダ10
が各軸受7に対応して揺動自在に枢支されてお
り、そのピストンロツド11の作用端と軸受7の
枢支軸12との間は連結ロツド13で連結されて
いる。そして、図示しない油圧装置で油圧シリン
ダ10のロツドエンド側ポート10C(以下Cポ
ート10Cと言う)へ送油することによりピスト
ンロツド11が後退してローラ8が回転テーブル
5に圧接され、またヘツドエンド側ポート10D
(以下Dポート10Dと言う)へ送油することに
よりピストンロツド11が前進してローラ8が回
転テーブル5から離間するように構成されてい
る。
ケーシング3の上端部と下端部とには図示しな
いダクトで接続された排出口14と吸引口15と
が開口されていてダクト内には吸引フアンと熱風
炉とが設けられており、吸引フアンの回転により
熱風が吸引口15からケーシング3内に入つて上
昇したのち排出口14から排出されて循環するよ
うに構成されている。16はケーシング側に軸支
されたセパレータであつて、回転テーブル5とロ
ーラ8との間で粉砕されて熱風とともに上昇する
粉粒体を所定粒度以上のものと以下のものとに分
級するように構成されている。17は熱風通路、
18は回転テーブル5とケーシング3の壁面との
間に形成された環状の熱風吹上げ通路である。
いダクトで接続された排出口14と吸引口15と
が開口されていてダクト内には吸引フアンと熱風
炉とが設けられており、吸引フアンの回転により
熱風が吸引口15からケーシング3内に入つて上
昇したのち排出口14から排出されて循環するよ
うに構成されている。16はケーシング側に軸支
されたセパレータであつて、回転テーブル5とロ
ーラ8との間で粉砕されて熱風とともに上昇する
粉粒体を所定粒度以上のものと以下のものとに分
級するように構成されている。17は熱風通路、
18は回転テーブル5とケーシング3の壁面との
間に形成された環状の熱風吹上げ通路である。
以上のように構成されていることにより、モー
タ付減速機4と吸引フアンとを始動したのち供給
筒6から回転テーブル5の中心部へ原料を供給す
ると、この原料は、回転テーブル5の回転と遠心
力とで円弧状の軌跡を描いてテーブル外周部へ向
う。このとき圧油がCポート10Cへ送入されて
いてローラ8が回転テーブル5に圧接されている
ので、テーブル外周部へ向つた原料はローラ8と
回転テーブル5との間へ噛み込まれて粉砕され、
回転テーブル5から逸脱して吹上げ通路18の上
方へ移動する。またローラ8へ噛込まれずにテー
ブル外周から逸脱した原料も吹上げ通路18の上
方へ移動する。このとき吸引口15から送入され
た熱風が吹上げ通路18内を吹上げているので、
ここへ移動してきた粉粒体は熱風とともに吹上げ
られてケーシング3内を上昇し、セパレータ16
の羽根に当接して分級される。分級の結果、所定
粒度以下の微粉は、セパレータ16を通過して熱
風とともに排出口14から排出されたのち回収さ
れ、また所定粒度以上の粒体は回転テーブル5上
に落下して再び粉砕の機会が与えられる。
タ付減速機4と吸引フアンとを始動したのち供給
筒6から回転テーブル5の中心部へ原料を供給す
ると、この原料は、回転テーブル5の回転と遠心
力とで円弧状の軌跡を描いてテーブル外周部へ向
う。このとき圧油がCポート10Cへ送入されて
いてローラ8が回転テーブル5に圧接されている
ので、テーブル外周部へ向つた原料はローラ8と
回転テーブル5との間へ噛み込まれて粉砕され、
回転テーブル5から逸脱して吹上げ通路18の上
方へ移動する。またローラ8へ噛込まれずにテー
ブル外周から逸脱した原料も吹上げ通路18の上
方へ移動する。このとき吸引口15から送入され
た熱風が吹上げ通路18内を吹上げているので、
ここへ移動してきた粉粒体は熱風とともに吹上げ
られてケーシング3内を上昇し、セパレータ16
の羽根に当接して分級される。分級の結果、所定
粒度以下の微粉は、セパレータ16を通過して熱
風とともに排出口14から排出されたのち回収さ
れ、また所定粒度以上の粒体は回転テーブル5上
に落下して再び粉砕の機会が与えられる。
このような粉砕作業においては、例えば粉砕機
1への原料供給ラインの故障などにより、粉砕機
1に連続した円滑な原料の供給ができなくなつた
ような場合にローラ8が被粉物を介在させずに回
転テーブル5のライナ面へ直接接触(いわゆるメ
タルタツチ)したまま回転を続けると、一般にロ
ーラ8およびテーブル5のライナが耐摩耗鋳鉄で
あることからローラ8あるいはテーブル5のライ
ナが破損したり異常摩耗したりし、また粉砕機1
自身が異常振動するなどして粉砕機1の円滑な運
動に支障をきたすので、このメタルタツチの発生
を極力避ける必要がある。
1への原料供給ラインの故障などにより、粉砕機
1に連続した円滑な原料の供給ができなくなつた
ような場合にローラ8が被粉物を介在させずに回
転テーブル5のライナ面へ直接接触(いわゆるメ
タルタツチ)したまま回転を続けると、一般にロ
ーラ8およびテーブル5のライナが耐摩耗鋳鉄で
あることからローラ8あるいはテーブル5のライ
ナが破損したり異常摩耗したりし、また粉砕機1
自身が異常振動するなどして粉砕機1の円滑な運
動に支障をきたすので、このメタルタツチの発生
を極力避ける必要がある。
そこで従来、前記軸受7または連結ロツド13
の揺動部に機械的なストツパを設けてローラ8の
過度な下降を規制することが行なわれているが、
大型の粉砕機になると、ローラ8や軸受7などの
重量がきわめて大きく、これに伴なつて慣性力が
増加するので、これを規制するためにはストツパ
が大形化し、経費が嵩むとともに占有スペースが
増大するという欠点があつた。
の揺動部に機械的なストツパを設けてローラ8の
過度な下降を規制することが行なわれているが、
大型の粉砕機になると、ローラ8や軸受7などの
重量がきわめて大きく、これに伴なつて慣性力が
増加するので、これを規制するためにはストツパ
が大形化し、経費が嵩むとともに占有スペースが
増大するという欠点があつた。
また、これに代るものとしてローラ8の駆動系
内などにメタルタツチを感知する例えば近接スイ
ツチ、振動計などのセンサを設け、その発する信
号により油圧シリンダ10への油圧回路を操作し
てローラ8を回転テーブル5から離間させること
が従来から行なわれているが、これまた応答が遅
い点で問題があつた。すなわち、油圧シリンダ1
0の両ポート10C,10Dは電磁切換弁を介し
て油圧ポンプとタンクとに接続されており、粉砕
作業中、電磁切換弁はCポート10C側へ切換え
られていて圧油はCポート10Cへ直接送入され
るかあるいはアキユムレータにいつたん蓄えられ
たのちCポート10Cへ送入されている。またD
ポート10Dは電磁切換弁を介してタンクへ開放
されている。そしてメタルタツチが発生すると、
センサからの信号で電磁切換弁がDポート10D
側に切換えられCポートがタンクへ開放されるの
で、圧油が油圧シリンダのヘツドエンド側へ送入
され、ローラ8が持ち上げられる。しかしなが
ら、このような従来の装置においては、メタルタ
ツチ信号が発せられてから、長い配管内へ油を充
満させてDポートへ送り込むまでに時間が掛か
り、瞬時にローラ8を持ち上げることができない
ので、この間中、メタルタツチが続けられること
により、ローラやライナの破損を招いたり、ある
いは摩耗を早めたりするばかりでなく、振動や騒
音の発生で作業環境を悪化させるという欠点があ
つた。またローラ8を瞬時に持ち上げるには、吐
出容量の大きい油圧ポンプを用いればよいが、こ
の種の粉砕機では、粉砕作業中、油圧をアキユム
レータ等で保持させておく油圧回路となつている
ので、特別に吐出容量の大きい油圧ポンプは必要
でなく、無駄である。
内などにメタルタツチを感知する例えば近接スイ
ツチ、振動計などのセンサを設け、その発する信
号により油圧シリンダ10への油圧回路を操作し
てローラ8を回転テーブル5から離間させること
が従来から行なわれているが、これまた応答が遅
い点で問題があつた。すなわち、油圧シリンダ1
0の両ポート10C,10Dは電磁切換弁を介し
て油圧ポンプとタンクとに接続されており、粉砕
作業中、電磁切換弁はCポート10C側へ切換え
られていて圧油はCポート10Cへ直接送入され
るかあるいはアキユムレータにいつたん蓄えられ
たのちCポート10Cへ送入されている。またD
ポート10Dは電磁切換弁を介してタンクへ開放
されている。そしてメタルタツチが発生すると、
センサからの信号で電磁切換弁がDポート10D
側に切換えられCポートがタンクへ開放されるの
で、圧油が油圧シリンダのヘツドエンド側へ送入
され、ローラ8が持ち上げられる。しかしなが
ら、このような従来の装置においては、メタルタ
ツチ信号が発せられてから、長い配管内へ油を充
満させてDポートへ送り込むまでに時間が掛か
り、瞬時にローラ8を持ち上げることができない
ので、この間中、メタルタツチが続けられること
により、ローラやライナの破損を招いたり、ある
いは摩耗を早めたりするばかりでなく、振動や騒
音の発生で作業環境を悪化させるという欠点があ
つた。またローラ8を瞬時に持ち上げるには、吐
出容量の大きい油圧ポンプを用いればよいが、こ
の種の粉砕機では、粉砕作業中、油圧をアキユム
レータ等で保持させておく油圧回路となつている
ので、特別に吐出容量の大きい油圧ポンプは必要
でなく、無駄である。
本発明は以上のような点に鑑みてなされたもの
で、粉砕ローラ上下用油圧シリンダの送油経路を
ロツドエンド側とヘツドエンド側とに切換える切
換弁からロツドエンド側のアキユムレータへ向う
管路と、ヘツドエンド側ポートへ向う管路との間
をバイパスで短絡し、かつこのバイパスを常時は
遮断するとともにセンサの発する回転テーブルへ
の粉砕ローラの異常接近信号で動作して該バイパ
スを連通する切換弁装置を設けることにより、異
常接近を生じたときに、アキユムレータからロツ
ドエンド側に送られている圧油を、このロツドエ
ンド側と共にヘツドエンド側にも二分して送入す
ることができ、これによりシリンダのロツドエン
ド側とヘツドエンド側との受圧面積差による圧力
差を巧みに利用し、ピストンロツドをヘツドエン
ド側に瞬時に移動させることで、粉砕ローラを回
転テーブル上から持ち上げることが可能となり、
その結果として粉砕ローラおよびライナの耐久性
を向上させ得るとともに、機台の振動防止等をも
達成し得る竪型粉砕機を提供するものである。以
下、本発明の実施例を図面に基いて詳細に説明す
る。
で、粉砕ローラ上下用油圧シリンダの送油経路を
ロツドエンド側とヘツドエンド側とに切換える切
換弁からロツドエンド側のアキユムレータへ向う
管路と、ヘツドエンド側ポートへ向う管路との間
をバイパスで短絡し、かつこのバイパスを常時は
遮断するとともにセンサの発する回転テーブルへ
の粉砕ローラの異常接近信号で動作して該バイパ
スを連通する切換弁装置を設けることにより、異
常接近を生じたときに、アキユムレータからロツ
ドエンド側に送られている圧油を、このロツドエ
ンド側と共にヘツドエンド側にも二分して送入す
ることができ、これによりシリンダのロツドエン
ド側とヘツドエンド側との受圧面積差による圧力
差を巧みに利用し、ピストンロツドをヘツドエン
ド側に瞬時に移動させることで、粉砕ローラを回
転テーブル上から持ち上げることが可能となり、
その結果として粉砕ローラおよびライナの耐久性
を向上させ得るとともに、機台の振動防止等をも
達成し得る竪型粉砕機を提供するものである。以
下、本発明の実施例を図面に基いて詳細に説明す
る。
第2図は本発明に係る竪型粉砕機の実施例を示
す油圧回路図である。竪型粉砕機全体の構成は第
1図に基いて説明したのでその説明を省略すると
ともに、このあと必要あるときは同図を用いて説
明する。第1図における複数個(本実施例では4
個)の油圧シリンダ10には、第2図に油圧回路
図を示す油圧装置が付設されている。すなわち、
各油圧シリンダ10に設けた一対のCポート10
Cには、配管20がそれぞれ接続されており、こ
れらの配管20は配管21に集められている。ま
た、各油圧シリンダ10のDポート10Dに接続
された配管は配管22に集められており、この配
管22と前記配管21とは、一対のソレノイド
SOL1,SOL2を備えた電磁切換弁23の両ポート
にそれぞれ接続されている。配管21上には、油
圧シリンダ10方向へのみ圧油の移動を許すチエ
ツク弁24が設けられており、また、配管22上
には、可変絞り25と、切換弁23方向へのみ圧
油の移動を許すチエツク弁26とが設けられてい
る。電磁切換弁23の他の2ポートは、開閉弁2
7を有する配管28と、チエツク弁29を有する
配管30とでモータ31直結の油圧ポンプ32と
タンク33とにそれぞれ接続されており、制御装
置からの信号でソレノイドSOL1を作動させるこ
とにより圧油がCポート10Cに送油され、ソレ
ノイドSOL2を作動させることにより圧油がDポ
ート10Dに送油されるように構成されている。
そして、前記各配管20内には、圧油を蓄えるア
キユムレータ34がそれぞれ設けられており、配
管21,20内を送られてきた圧油をいつたん蓄
えてからCポート10Cへ供給するように構成さ
れている。35は配管21から分岐された配管3
6内にあつて、Cポート10Cへ向う圧油の圧力
が設定圧を越えたときにこの圧油をタンク33へ
逃がすことにより配管21内の圧油設定圧を保持
させるリリーフ弁であり、また37は油圧ポンプ
32から電磁切換弁23へ向う圧油の圧力を設定
圧以下に保持するリリーフ弁である。さらに38
は油圧ポンプ32からの送油圧力を表示する可変
絞りと開閉弁つきの圧力計、39はフイルタ、4
0は計器である。
す油圧回路図である。竪型粉砕機全体の構成は第
1図に基いて説明したのでその説明を省略すると
ともに、このあと必要あるときは同図を用いて説
明する。第1図における複数個(本実施例では4
個)の油圧シリンダ10には、第2図に油圧回路
図を示す油圧装置が付設されている。すなわち、
各油圧シリンダ10に設けた一対のCポート10
Cには、配管20がそれぞれ接続されており、こ
れらの配管20は配管21に集められている。ま
た、各油圧シリンダ10のDポート10Dに接続
された配管は配管22に集められており、この配
管22と前記配管21とは、一対のソレノイド
SOL1,SOL2を備えた電磁切換弁23の両ポート
にそれぞれ接続されている。配管21上には、油
圧シリンダ10方向へのみ圧油の移動を許すチエ
ツク弁24が設けられており、また、配管22上
には、可変絞り25と、切換弁23方向へのみ圧
油の移動を許すチエツク弁26とが設けられてい
る。電磁切換弁23の他の2ポートは、開閉弁2
7を有する配管28と、チエツク弁29を有する
配管30とでモータ31直結の油圧ポンプ32と
タンク33とにそれぞれ接続されており、制御装
置からの信号でソレノイドSOL1を作動させるこ
とにより圧油がCポート10Cに送油され、ソレ
ノイドSOL2を作動させることにより圧油がDポ
ート10Dに送油されるように構成されている。
そして、前記各配管20内には、圧油を蓄えるア
キユムレータ34がそれぞれ設けられており、配
管21,20内を送られてきた圧油をいつたん蓄
えてからCポート10Cへ供給するように構成さ
れている。35は配管21から分岐された配管3
6内にあつて、Cポート10Cへ向う圧油の圧力
が設定圧を越えたときにこの圧油をタンク33へ
逃がすことにより配管21内の圧油設定圧を保持
させるリリーフ弁であり、また37は油圧ポンプ
32から電磁切換弁23へ向う圧油の圧力を設定
圧以下に保持するリリーフ弁である。さらに38
は油圧ポンプ32からの送油圧力を表示する可変
絞りと開閉弁つきの圧力計、39はフイルタ、4
0は計器である。
そして、配管22からはタンクへ通じる配管4
1が分岐しており、この配管41内には、パイロ
ツトチエツク弁43が配設されている。さらに配
管21から分岐した配管42内にはソレノイド
SOL3,SOL4を備えた電磁切換弁45が設けられ
ており、圧油がCポート10Cへ送られローラ8
が下降していて粉砕作業が行なわれているときに
はソレノイドSOL3が作動し、電磁切換弁45が
開いてパイロツト圧がパイロツトチエツク弁43
を開かせることにより、配管22内すなわちシリ
ンダ10のDポート10Dはタンクに開放されて
大気圧になる。また、圧油をDポート10Dへ送
給してローラ8を持ち上げるときには、ソレノイ
ドSOL4が作動して電磁切換弁45が閉じ、パイ
ロツトチエツク弁43が閉じるように構成されて
いる。なお、粉砕作業開始時にローラ8を上昇位
置から下降させる場合には、電磁切換弁45のソ
レノイドSOL4を作動させ、パイロツトチエツク
弁43を閉じる。46は配管21内の油圧を表示
する可変絞りと開閉弁つきの圧力計である。さら
に、配管42から分岐されてタンク33に接続さ
れた配管47内には、パイロツトチエツク弁48
と、配管47内の油圧を設定して規制するリリー
フ弁49とが設けられており、パイロツトチエツ
ク弁48と配管21との間にはソレノイドSOL5
を備えた電磁切換弁50が配設されている。そし
て、ローラ8を持ち上げるとソレノイドSOL5が
作動し、パイロツトチエツク弁48が開いてリリ
ーフ弁49の設定圧以上に上昇した配管21内の
圧油のうちの一部をタンク33へ逃がすように構
成されている。
1が分岐しており、この配管41内には、パイロ
ツトチエツク弁43が配設されている。さらに配
管21から分岐した配管42内にはソレノイド
SOL3,SOL4を備えた電磁切換弁45が設けられ
ており、圧油がCポート10Cへ送られローラ8
が下降していて粉砕作業が行なわれているときに
はソレノイドSOL3が作動し、電磁切換弁45が
開いてパイロツト圧がパイロツトチエツク弁43
を開かせることにより、配管22内すなわちシリ
ンダ10のDポート10Dはタンクに開放されて
大気圧になる。また、圧油をDポート10Dへ送
給してローラ8を持ち上げるときには、ソレノイ
ドSOL4が作動して電磁切換弁45が閉じ、パイ
ロツトチエツク弁43が閉じるように構成されて
いる。なお、粉砕作業開始時にローラ8を上昇位
置から下降させる場合には、電磁切換弁45のソ
レノイドSOL4を作動させ、パイロツトチエツク
弁43を閉じる。46は配管21内の油圧を表示
する可変絞りと開閉弁つきの圧力計である。さら
に、配管42から分岐されてタンク33に接続さ
れた配管47内には、パイロツトチエツク弁48
と、配管47内の油圧を設定して規制するリリー
フ弁49とが設けられており、パイロツトチエツ
ク弁48と配管21との間にはソレノイドSOL5
を備えた電磁切換弁50が配設されている。そし
て、ローラ8を持ち上げるとソレノイドSOL5が
作動し、パイロツトチエツク弁48が開いてリリ
ーフ弁49の設定圧以上に上昇した配管21内の
圧油のうちの一部をタンク33へ逃がすように構
成されている。
このような油圧回路内には、ローラ8のテーブ
ル5上面への異常接近時にアキユムレータ34内
に蓄圧された圧油をCポート10C側とDポート
10D側へと二分させる切換弁装置が設けられて
いる。すなわち、Cポート10C側の配管21
と、Dポート10D側の配管22とは、配管51
で短絡されていて、この配管51内には、パイロ
ツトチエツク弁52と、配管22方向へのみ圧油
の移動を許すチエツク弁53とが配設されてお
り、パイロツトチエツク弁52には、ローラ8の
異常接近信号で作動するソレノイドSOL6付きの
電磁切換弁54が付設されている。そして、パイ
ロツトチエツク弁52は、Cポート10Cへ圧油
が送られていて配管21内およびアキユムレータ
34内に油圧が保持されている粉砕作業中、図示
のように常時閉じているが、ローラ8が異常接近
すると、ソレノイドSOL6の作動で電磁切換弁5
4が開き、パイロツト圧がパイロツトチエツク弁
52に加えられてこれが開くように構成されてい
る。またこれと同時に前記ソレノイドSOL4が作
動してパイロツトチエツク弁43が閉じる。この
ようにしてパイロツトチエツク弁52が開きパイ
ロツトチエツク弁43が閉じることにより、これ
までCポート10C、配管21、アキユムレータ3
4内に保持されていた圧油が配管21,51,2
2を通つてDポート10Dにも同圧力で瞬時に送
られて両ポート10C,10Dに二分される。こ
の場合、油圧シリンダ10のCポート10C側で
あるロツドエンド側が、Dポート10D側である
ヘツドエンド側よりもピストンロツド11分だけ
受圧面積が小さいことにより、両方へ同圧の圧油
が送られると、ピストンロツド11がロツドエン
ド側へ移動し、4個のローラ8がいつせいに持ち
上げられる。そしてローラ8が持ち上げられて間
もなくメタルタツチ状態が解消されてその信号に
よりソレノイドSOL6がOFFになつたのち直ちに
前記ソレノイドSOL3が作動し、ヘツドエンド側
の圧油がタンク33へ開放されるとともに、ロツ
ドエンド側(Cポート10C側)へ圧油が補給さ
れてローラ8が下降し、粉砕が再開されるように
構成されている。
ル5上面への異常接近時にアキユムレータ34内
に蓄圧された圧油をCポート10C側とDポート
10D側へと二分させる切換弁装置が設けられて
いる。すなわち、Cポート10C側の配管21
と、Dポート10D側の配管22とは、配管51
で短絡されていて、この配管51内には、パイロ
ツトチエツク弁52と、配管22方向へのみ圧油
の移動を許すチエツク弁53とが配設されてお
り、パイロツトチエツク弁52には、ローラ8の
異常接近信号で作動するソレノイドSOL6付きの
電磁切換弁54が付設されている。そして、パイ
ロツトチエツク弁52は、Cポート10Cへ圧油
が送られていて配管21内およびアキユムレータ
34内に油圧が保持されている粉砕作業中、図示
のように常時閉じているが、ローラ8が異常接近
すると、ソレノイドSOL6の作動で電磁切換弁5
4が開き、パイロツト圧がパイロツトチエツク弁
52に加えられてこれが開くように構成されてい
る。またこれと同時に前記ソレノイドSOL4が作
動してパイロツトチエツク弁43が閉じる。この
ようにしてパイロツトチエツク弁52が開きパイ
ロツトチエツク弁43が閉じることにより、これ
までCポート10C、配管21、アキユムレータ3
4内に保持されていた圧油が配管21,51,2
2を通つてDポート10Dにも同圧力で瞬時に送
られて両ポート10C,10Dに二分される。こ
の場合、油圧シリンダ10のCポート10C側で
あるロツドエンド側が、Dポート10D側である
ヘツドエンド側よりもピストンロツド11分だけ
受圧面積が小さいことにより、両方へ同圧の圧油
が送られると、ピストンロツド11がロツドエン
ド側へ移動し、4個のローラ8がいつせいに持ち
上げられる。そしてローラ8が持ち上げられて間
もなくメタルタツチ状態が解消されてその信号に
よりソレノイドSOL6がOFFになつたのち直ちに
前記ソレノイドSOL3が作動し、ヘツドエンド側
の圧油がタンク33へ開放されるとともに、ロツ
ドエンド側(Cポート10C側)へ圧油が補給さ
れてローラ8が下降し、粉砕が再開されるように
構成されている。
以上のように構成された油圧回路の動作を説明
する。モータ付減速機4のモータを始動して回転
テーブル5を回転させ、回転テーブル5上へ原料
が所定量供給されると、電磁切換弁23のソレノ
イドSOL1が作動して圧油が配管21経由でアキ
ユムレータ34へ送られ、アキユームレータ34
の設定圧を保持して油圧シリンダ10のロツドエ
ンド側へ送られるので、上昇位置にあるローラ8
が下降して粉砕作業が開始される。なお、このよ
うに運転開始時にローラ8が上昇位置から下降す
るときには、電磁切換弁45のソレノイドSOL4
が作動してパイロツトチエツク弁43が閉じら
れ、シリンダ10のヘツド側(Dポート10D
側)の油は順次、配管22、絞り弁25、電磁切
換弁23、配管30を経てタンク33へ回収され
る。そして、ローラ8がテーブル5上に下降を完
了したのち、電磁切換弁45のソレノイドSOL3
がON(第2図図示の状態)となつてパイロツト
チエツク弁43が開き、シリンダ10のヘツド側
(Dポート10D側)はタンク33に開放される。
またこのとき、電磁切換弁50,54はそれぞれ
ソレノイドSOL5,SOL6がOFF(図示の状態)に
なつており、チエツク弁48,52は閉じてい
る。ローラ8が下降し、粉砕作業が開始されて所
定時間経つと、電磁切換弁23のソレノイド
SOL1はOFFとなり、図示のように中立状態とな
つてシリンダ10のロツドエンド側(Cポート1
0C側)の油は、配管21中のチエツク弁24と
シリンダ10のロツドエンド側との間において所
定の油圧に保持されて以後、粉砕作業が続行され
る。
する。モータ付減速機4のモータを始動して回転
テーブル5を回転させ、回転テーブル5上へ原料
が所定量供給されると、電磁切換弁23のソレノ
イドSOL1が作動して圧油が配管21経由でアキ
ユムレータ34へ送られ、アキユームレータ34
の設定圧を保持して油圧シリンダ10のロツドエ
ンド側へ送られるので、上昇位置にあるローラ8
が下降して粉砕作業が開始される。なお、このよ
うに運転開始時にローラ8が上昇位置から下降す
るときには、電磁切換弁45のソレノイドSOL4
が作動してパイロツトチエツク弁43が閉じら
れ、シリンダ10のヘツド側(Dポート10D
側)の油は順次、配管22、絞り弁25、電磁切
換弁23、配管30を経てタンク33へ回収され
る。そして、ローラ8がテーブル5上に下降を完
了したのち、電磁切換弁45のソレノイドSOL3
がON(第2図図示の状態)となつてパイロツト
チエツク弁43が開き、シリンダ10のヘツド側
(Dポート10D側)はタンク33に開放される。
またこのとき、電磁切換弁50,54はそれぞれ
ソレノイドSOL5,SOL6がOFF(図示の状態)に
なつており、チエツク弁48,52は閉じてい
る。ローラ8が下降し、粉砕作業が開始されて所
定時間経つと、電磁切換弁23のソレノイド
SOL1はOFFとなり、図示のように中立状態とな
つてシリンダ10のロツドエンド側(Cポート1
0C側)の油は、配管21中のチエツク弁24と
シリンダ10のロツドエンド側との間において所
定の油圧に保持されて以後、粉砕作業が続行され
る。
粉砕作業中、例えば原料供給機などの故障によ
り被粉砕物が粉砕機1へ供給されなくなつたよう
な場合には、被粉砕物がローラ8と回転テーブル
5との間に噛込まれないことにより、ローラ8と
回転テーブル5とが異常接近していわゆるメタル
タツチが発生すると、近接スイツチが振動計など
のセンサがこれを感知して信号を発し、ソレノイ
ドSOL6,SOL4がONとなるとともに、ソレノイ
ドSOL3がOFFとなる。したがつて、電磁切換弁
54が開きパイロツト圧が加えられることによ
り、パイロツトチエツク弁52が開くとともに、
電磁切換弁45からのパイロツト圧が加えられな
くなることによりパイロツトチエツク弁43が閉
じる。弁52,43の開閉によりそれまでCポー
ト10C側へ保持されていたアキユームレータ3
4内の圧油が配管21,51とチエツク弁52,
53および配管22を通つてDポート10Dにも
送られる。すなわちアキユームレータ34内に多
量に蓄えられていた圧油は、両ポート10C,1
0Dへ同圧で瞬時に二分される。この場合、Cポ
ート10C側であるロツドエンド側が、Dポート
10D側であるヘツドエンド側よりもピストンロ
ツド11のある分だけ受圧面積が小さいので、ピ
ストンロツド11がロツドエンド側へ瞬時に移動
し、4個のローラ8がいつせいに持ち上げられ
る。これによつてメタルタツチを回避するとがで
きる。間もなく被粉砕物が正規の状態で供給され
るようになりメタルタツチが解消して信号が発せ
られると、ソレノイドSOL6,SOL4がOFFとな
り、ソレノイドSOL3がON(図示の状態)となる
ので、パイロツトチエツク弁52が閉じパイロツ
トチエツク弁43が開いてDポート10Dがタン
ク33に解放されるとともに、電磁切換弁23の
SOL1が作動して配管21からCポート10C側
へ圧油が補給される。したがつて、ローラ8が下
降し、粉砕作業が再開される。このようにメタル
タツチ時には、アキユームレータ34内の圧油を
二分することによつてローラ8の持ち上げが行な
われるので、メタルタツチ発生からローラ8の持
ち上げまでが瞬時に終り、また、メタルタツチ解
消後も自動的に短時間のローラ8が下降して粉砕
作業が再開される。
り被粉砕物が粉砕機1へ供給されなくなつたよう
な場合には、被粉砕物がローラ8と回転テーブル
5との間に噛込まれないことにより、ローラ8と
回転テーブル5とが異常接近していわゆるメタル
タツチが発生すると、近接スイツチが振動計など
のセンサがこれを感知して信号を発し、ソレノイ
ドSOL6,SOL4がONとなるとともに、ソレノイ
ドSOL3がOFFとなる。したがつて、電磁切換弁
54が開きパイロツト圧が加えられることによ
り、パイロツトチエツク弁52が開くとともに、
電磁切換弁45からのパイロツト圧が加えられな
くなることによりパイロツトチエツク弁43が閉
じる。弁52,43の開閉によりそれまでCポー
ト10C側へ保持されていたアキユームレータ3
4内の圧油が配管21,51とチエツク弁52,
53および配管22を通つてDポート10Dにも
送られる。すなわちアキユームレータ34内に多
量に蓄えられていた圧油は、両ポート10C,1
0Dへ同圧で瞬時に二分される。この場合、Cポ
ート10C側であるロツドエンド側が、Dポート
10D側であるヘツドエンド側よりもピストンロ
ツド11のある分だけ受圧面積が小さいので、ピ
ストンロツド11がロツドエンド側へ瞬時に移動
し、4個のローラ8がいつせいに持ち上げられ
る。これによつてメタルタツチを回避するとがで
きる。間もなく被粉砕物が正規の状態で供給され
るようになりメタルタツチが解消して信号が発せ
られると、ソレノイドSOL6,SOL4がOFFとな
り、ソレノイドSOL3がON(図示の状態)となる
ので、パイロツトチエツク弁52が閉じパイロツ
トチエツク弁43が開いてDポート10Dがタン
ク33に解放されるとともに、電磁切換弁23の
SOL1が作動して配管21からCポート10C側
へ圧油が補給される。したがつて、ローラ8が下
降し、粉砕作業が再開される。このようにメタル
タツチ時には、アキユームレータ34内の圧油を
二分することによつてローラ8の持ち上げが行な
われるので、メタルタツチ発生からローラ8の持
ち上げまでが瞬時に終り、また、メタルタツチ解
消後も自動的に短時間のローラ8が下降して粉砕
作業が再開される。
粉砕作業の中断または終了時には、ソレノイド
SOL2をONすると、電磁切換弁23が切換つて
圧油がポンプ32から配管22を経てDポート1
0D側へ送られる。これと同時にソレノイド
SOL3がOFFとなりソレノイドSOL4がONとなる
ので、パイロツトチエツク弁43が閉じ、Dポー
ト10D側がタンク33側へ解放されることがな
い。さらにこのときソレノイドSOL5がONとな
るので、パイロツトチエツク弁48が開き、配管
21内の圧油は、その一部が配管42を通つてタ
ンク33へ逃がされる。これによつて4個のロー
ラ8がいつせいに持ち上げられる。
SOL2をONすると、電磁切換弁23が切換つて
圧油がポンプ32から配管22を経てDポート1
0D側へ送られる。これと同時にソレノイド
SOL3がOFFとなりソレノイドSOL4がONとなる
ので、パイロツトチエツク弁43が閉じ、Dポー
ト10D側がタンク33側へ解放されることがな
い。さらにこのときソレノイドSOL5がONとな
るので、パイロツトチエツク弁48が開き、配管
21内の圧油は、その一部が配管42を通つてタ
ンク33へ逃がされる。これによつて4個のロー
ラ8がいつせいに持ち上げられる。
以上はメタルタツチ時に4個の油圧シリンダ1
0が同時に動作して4個のローラ8を同時に持ち
上げる場合の実施例を示したが、以下、メタルタ
ツチが発生したローラのみを持ち上げるようにし
た他の実施例について説明する。第3図はこのよ
うな他の実施例の油圧回路図であつて、Cポート
10CおよびDポート10Dへそれぞれ向う配管
21,22と油圧ポンプ32およびタンク33と
の間の油圧回路および弁類はほぼ第1図に示す実
施例と同じ構成であるから同じ符号を付してその
説明を省略する。なお、本実施例においては、第
2図における電磁切換弁45、パイロツトチエツ
ク弁43、配管41は設けられていない。図にお
いて各シリンダ10のCポートに接続された配管
20は、配管21に集められており、各配管20
にアキユームレータ34が接続されている。な
お、アキユームレータ34の数は第2図のように
2個であつてもよく、またそれ以上であつても勿
論よい。また各油圧シリンダ10のDポート10
Dに接続された配管61は配管22に集められて
おり、各配管61内には、Dポート10D方向へ
のみ圧油の移動を許すチエツク弁62がそれぞれ
設けられている。そして、各Cポート10Cへ向
う配管20と各Dポート10Dへ向う配管61と
を短絡するバイパス内には、全体を符号63で示す
切換弁装置がそれぞれ設けられている。すなわち
配管20から分岐された配管64には、ソレノイ
ドSOL7を備えた電磁切換弁65が設けられてお
り、そのソレノイドSOL7で切換えられる両ポー
トに接続されたパイロツト回路66,67には、
パイロツトチエツク弁68,69がそれぞれ接続
されている。このうちパイロツトチエツク弁68
は配管20,61を接続する配管40内に設けら
れており、前詰実施例で説明したメタルタツチ信
号でソレノイドSOL7がONとなることによりパ
イロツト圧で開いてアキユームレータ24の圧油
をチエツク弁71を介してDポート10Dへ二分
して送入するように構成されている。一方パイロ
ツトチエツク弁69は配管61とタンク33とに
接続されており、ソレノイドSOL7がOFFとなつ
ている図示の状態においてローラ8が下降すると
きやあるいは粉砕作業時には、パイロツト圧で開
いていてCポート10Cがタンク33へ開放され
ている。またメタルタツチ時にソレノイドSOL7
がONになるとパイロツトチエツク弁69が閉じ
てタンク33との間を遮断される。また、パイロ
ツトチエツク弁69とタンク33との間には、遠
隔作動式の可変絞り弁72が介装されており、ロ
ーラ8が上昇位置から下降されるときにはこの絞
り弁が絞られ、下降を完了して粉砕動作に入れば
全開にされてシリンダ10のDポート10Dはタ
ンク圧にされる。
0が同時に動作して4個のローラ8を同時に持ち
上げる場合の実施例を示したが、以下、メタルタ
ツチが発生したローラのみを持ち上げるようにし
た他の実施例について説明する。第3図はこのよ
うな他の実施例の油圧回路図であつて、Cポート
10CおよびDポート10Dへそれぞれ向う配管
21,22と油圧ポンプ32およびタンク33と
の間の油圧回路および弁類はほぼ第1図に示す実
施例と同じ構成であるから同じ符号を付してその
説明を省略する。なお、本実施例においては、第
2図における電磁切換弁45、パイロツトチエツ
ク弁43、配管41は設けられていない。図にお
いて各シリンダ10のCポートに接続された配管
20は、配管21に集められており、各配管20
にアキユームレータ34が接続されている。な
お、アキユームレータ34の数は第2図のように
2個であつてもよく、またそれ以上であつても勿
論よい。また各油圧シリンダ10のDポート10
Dに接続された配管61は配管22に集められて
おり、各配管61内には、Dポート10D方向へ
のみ圧油の移動を許すチエツク弁62がそれぞれ
設けられている。そして、各Cポート10Cへ向
う配管20と各Dポート10Dへ向う配管61と
を短絡するバイパス内には、全体を符号63で示す
切換弁装置がそれぞれ設けられている。すなわち
配管20から分岐された配管64には、ソレノイ
ドSOL7を備えた電磁切換弁65が設けられてお
り、そのソレノイドSOL7で切換えられる両ポー
トに接続されたパイロツト回路66,67には、
パイロツトチエツク弁68,69がそれぞれ接続
されている。このうちパイロツトチエツク弁68
は配管20,61を接続する配管40内に設けら
れており、前詰実施例で説明したメタルタツチ信
号でソレノイドSOL7がONとなることによりパ
イロツト圧で開いてアキユームレータ24の圧油
をチエツク弁71を介してDポート10Dへ二分
して送入するように構成されている。一方パイロ
ツトチエツク弁69は配管61とタンク33とに
接続されており、ソレノイドSOL7がOFFとなつ
ている図示の状態においてローラ8が下降すると
きやあるいは粉砕作業時には、パイロツト圧で開
いていてCポート10Cがタンク33へ開放され
ている。またメタルタツチ時にソレノイドSOL7
がONになるとパイロツトチエツク弁69が閉じ
てタンク33との間を遮断される。また、パイロ
ツトチエツク弁69とタンク33との間には、遠
隔作動式の可変絞り弁72が介装されており、ロ
ーラ8が上昇位置から下降されるときにはこの絞
り弁が絞られ、下降を完了して粉砕動作に入れば
全開にされてシリンダ10のDポート10Dはタ
ンク圧にされる。
以上のように構成されていることにより、紛砕
作業時、すなわち、ローラ8がテーブル5上に下
降しているときには、ソレノイドSOL7がOFF
(図示の状態)となつていてパイロツトチエツク
弁68が閉じており、アキユムレータ34内に圧
油が蓄えられるとともに、配管21,20および
油圧シリンダ10のCポート10C側に圧油が保
持されている。一方、パイロツトチエツク弁69
は開いていてDポート10Dはタンク33へ解放
されている。そして、この粉砕作業中に4個のう
ちのいずかのローラ8にメタルタツチが発生する
と、センサがこれを感知して信号を発し、そのロ
ーラ8に対応するソレノイドSOL7のみがONと
なり、パイロツトチエツク弁68が開いてロツド
チエツク弁69が閉じる。したがつて、それまで
Cポート10C側へ保持されていたアキユムレー
タ34内の圧油が配管70,61とチエツク弁6
8,71とを経てDポート10Dにも送られる。
すなわちアキユームレータ34内の圧油は両ポー
ト10C,10Dへ同圧で二分される。この場
合、前記実施例と同じく油圧シリンダ10内の受
圧面積差でピストンロツド11がロツドエンド側
へ移動し、メタルタツチを起したローラ8のみが
持ち上げられる。この間、他のローラ8は下降し
ていて粉砕作業が続けられている。間もなくメタ
ルタツチが解消して信号が発せられると、ソレノ
イドSOLがOFFとなり、パイロツトチエツク弁
68が閉じてパイロツトチエツク弁69が開くの
で、Dポート10Dがタンク33に解放されると
ともにCポート10C側へ圧油が補給される。し
たがつて、持ち上がつていたローラ8が下降し、
他のローラ8に加わつて粉砕作業を続ける。この
ように各ローラ8のシリンダ10に対して短絡回
路を設ければ、メタルタツチを起こさない他のロ
ーラ8を持ち上げずにすみ、粉砕作業を続けさせ
ることができるので、粉砕作業を中断しなくても
よく粉砕能率の極度の低下を防ぐことができる。
粉砕作業の中断または終了時にはソレノイド
SOL7がONとなり、パイロツトチエツク弁69
が閉じるので、電磁切換弁23の切換によつて配
管22へ送られてきた圧油は、配管61を経てD
ポート10Dへ送入される。このときチエツク弁
71が作用しているので、圧油がCポート10C
へ向うことがない。Dポート10Dへの送油によ
り、4個のローラ8がいつせいに持ち上げられ
る。なお、前記各動作中における電磁切換弁4
5,50等の動作は前記第1図に示す実施例と同
じであるからその説明を省略する。
作業時、すなわち、ローラ8がテーブル5上に下
降しているときには、ソレノイドSOL7がOFF
(図示の状態)となつていてパイロツトチエツク
弁68が閉じており、アキユムレータ34内に圧
油が蓄えられるとともに、配管21,20および
油圧シリンダ10のCポート10C側に圧油が保
持されている。一方、パイロツトチエツク弁69
は開いていてDポート10Dはタンク33へ解放
されている。そして、この粉砕作業中に4個のう
ちのいずかのローラ8にメタルタツチが発生する
と、センサがこれを感知して信号を発し、そのロ
ーラ8に対応するソレノイドSOL7のみがONと
なり、パイロツトチエツク弁68が開いてロツド
チエツク弁69が閉じる。したがつて、それまで
Cポート10C側へ保持されていたアキユムレー
タ34内の圧油が配管70,61とチエツク弁6
8,71とを経てDポート10Dにも送られる。
すなわちアキユームレータ34内の圧油は両ポー
ト10C,10Dへ同圧で二分される。この場
合、前記実施例と同じく油圧シリンダ10内の受
圧面積差でピストンロツド11がロツドエンド側
へ移動し、メタルタツチを起したローラ8のみが
持ち上げられる。この間、他のローラ8は下降し
ていて粉砕作業が続けられている。間もなくメタ
ルタツチが解消して信号が発せられると、ソレノ
イドSOLがOFFとなり、パイロツトチエツク弁
68が閉じてパイロツトチエツク弁69が開くの
で、Dポート10Dがタンク33に解放されると
ともにCポート10C側へ圧油が補給される。し
たがつて、持ち上がつていたローラ8が下降し、
他のローラ8に加わつて粉砕作業を続ける。この
ように各ローラ8のシリンダ10に対して短絡回
路を設ければ、メタルタツチを起こさない他のロ
ーラ8を持ち上げずにすみ、粉砕作業を続けさせ
ることができるので、粉砕作業を中断しなくても
よく粉砕能率の極度の低下を防ぐことができる。
粉砕作業の中断または終了時にはソレノイド
SOL7がONとなり、パイロツトチエツク弁69
が閉じるので、電磁切換弁23の切換によつて配
管22へ送られてきた圧油は、配管61を経てD
ポート10Dへ送入される。このときチエツク弁
71が作用しているので、圧油がCポート10C
へ向うことがない。Dポート10Dへの送油によ
り、4個のローラ8がいつせいに持ち上げられ
る。なお、前記各動作中における電磁切換弁4
5,50等の動作は前記第1図に示す実施例と同
じであるからその説明を省略する。
なお、前記各実施例はローラが4個設けられる
粉砕機の油圧回路について説明したが、ローラ数
はこれに限られることなく、何個のローラを有す
る粉砕機であつても本発明は適用されるものであ
る。
粉砕機の油圧回路について説明したが、ローラ数
はこれに限られることなく、何個のローラを有す
る粉砕機であつても本発明は適用されるものであ
る。
以上の説明から明らかなように、本発明に係る
竪型粉砕機によれば、粉砕ローラ上下用油圧シリ
ンダの送油経路をロツドエンド側とヘツドエンド
側とに切換える切換弁からロツドエンド側のアキ
ユームレータへ向う管路と、ヘツドエンド側ポー
トへ向う管路との間をバイパスで短絡し、かつこ
のバイパスを常時は遮断するとともにセンサの発
する回転テーブルへの粉砕ローラの異常接近信号
で動作して該バイパスを連通する切換弁装置を設
けるようにしたので、異常接近時に油圧シリンダ
に近い位置に設けられているアキユムレータから
ロツドエンド側に送られてくる圧油を、このロツ
ドエンド側と共にヘツドエンド側にも二分して送
入することができ、これによりシリンダのロツド
エンド側とヘツドエンド側との受圧面積差による
圧力差を巧みに利用し、ピストンロツドをヘツド
エンド側に瞬時に移動させて粉砕ローラを回転テ
ーブル上から持ち上げることができるもので、そ
の結果としてメタルタツチによる粉砕ローラのタ
イや回転テーブルのライナ等の損傷を防止でき、
その耐久性を向上させ得るといつた種々優れた効
果がある。また、本発明によれば、上述したよう
に異常接近時において粉砕ローラを瞬時に持ち上
げ、かつ、メタルタツチ解消後に、きわめて短時
間で粉砕作業を再開できるので、粉砕機の振動、
騒音の発生が短時間で解消され、作業環境が向上
するという利点がある。
竪型粉砕機によれば、粉砕ローラ上下用油圧シリ
ンダの送油経路をロツドエンド側とヘツドエンド
側とに切換える切換弁からロツドエンド側のアキ
ユームレータへ向う管路と、ヘツドエンド側ポー
トへ向う管路との間をバイパスで短絡し、かつこ
のバイパスを常時は遮断するとともにセンサの発
する回転テーブルへの粉砕ローラの異常接近信号
で動作して該バイパスを連通する切換弁装置を設
けるようにしたので、異常接近時に油圧シリンダ
に近い位置に設けられているアキユムレータから
ロツドエンド側に送られてくる圧油を、このロツ
ドエンド側と共にヘツドエンド側にも二分して送
入することができ、これによりシリンダのロツド
エンド側とヘツドエンド側との受圧面積差による
圧力差を巧みに利用し、ピストンロツドをヘツド
エンド側に瞬時に移動させて粉砕ローラを回転テ
ーブル上から持ち上げることができるもので、そ
の結果としてメタルタツチによる粉砕ローラのタ
イや回転テーブルのライナ等の損傷を防止でき、
その耐久性を向上させ得るといつた種々優れた効
果がある。また、本発明によれば、上述したよう
に異常接近時において粉砕ローラを瞬時に持ち上
げ、かつ、メタルタツチ解消後に、きわめて短時
間で粉砕作業を再開できるので、粉砕機の振動、
騒音の発生が短時間で解消され、作業環境が向上
するという利点がある。
第1図は竪型粉砕機の断面図、第2図および第
3図は本発明に係る竪型粉砕機の実施例を示し、
第2図はその油圧回路図、第3図は本発明の他の
実施例を示す油圧回路図である。 1……竪型粉砕機、5……回転テーブル、8…
…ローラ、10……油圧シリンダ、10C……ロ
ツドエンド側ポート、10D……ヘツドエンド側
ポート、21,22……配管、23……電磁切換
弁、34……アキユムレータ、51……バイパ
ス、52……パイロツトチエツク弁、53……チ
エツク弁、54……電磁切換弁、63……切換弁
装置、65……電磁切換弁、68,69……パイ
ロツトチエツク弁、71……チエツク弁。
3図は本発明に係る竪型粉砕機の実施例を示し、
第2図はその油圧回路図、第3図は本発明の他の
実施例を示す油圧回路図である。 1……竪型粉砕機、5……回転テーブル、8…
…ローラ、10……油圧シリンダ、10C……ロ
ツドエンド側ポート、10D……ヘツドエンド側
ポート、21,22……配管、23……電磁切換
弁、34……アキユムレータ、51……バイパ
ス、52……パイロツトチエツク弁、53……チ
エツク弁、54……電磁切換弁、63……切換弁
装置、65……電磁切換弁、68,69……パイ
ロツトチエツク弁、71……チエツク弁。
Claims (1)
- 1 アキユムレータを介してロツドエンド側へ圧
油を送入することにより粉砕ローラを回転テーブ
ルへ対接させ、ヘツドエンド側と圧油を送入する
ことにより粉砕ローラを回転テーブル面から離間
させる油圧シリンダを備えた竪型粉砕機におい
て、前記送油経路の切換弁から前記アキユムレー
タと油圧シリンダのヘツドエンド側ポートとへそ
れぞれ向う両方の管路間をバイパスで短絡し、か
つこのバイパスを常時は遮断するとともに前記粉
砕ローラの回転テーブルへの異常接近信号で動作
して該バイパスを連通する切換弁装置を設けたこ
とを特徴とする竪型粉砕機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26533784A JPS61146351A (ja) | 1984-12-18 | 1984-12-18 | 竪型粉砕機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26533784A JPS61146351A (ja) | 1984-12-18 | 1984-12-18 | 竪型粉砕機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61146351A JPS61146351A (ja) | 1986-07-04 |
| JPH0229376B2 true JPH0229376B2 (ja) | 1990-06-29 |
Family
ID=17415781
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26533784A Granted JPS61146351A (ja) | 1984-12-18 | 1984-12-18 | 竪型粉砕機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61146351A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4879418B2 (ja) * | 2001-08-10 | 2012-02-22 | 株式会社小松製作所 | インパクトクラッシャ |
| JP4865285B2 (ja) * | 2005-09-14 | 2012-02-01 | バブコック日立株式会社 | 粉砕機の据付工法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4533031Y1 (ja) * | 1970-04-24 | 1970-12-16 | ||
| JPS58119846U (ja) * | 1982-02-12 | 1983-08-15 | 石川島播磨重工業株式会社 | 粉砕機 |
-
1984
- 1984-12-18 JP JP26533784A patent/JPS61146351A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61146351A (ja) | 1986-07-04 |
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