Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JPH023792B2 - - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JPH023792B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH023792B2
JPH023792B2 JP56029537A JP2953781A JPH023792B2 JP H023792 B2 JPH023792 B2 JP H023792B2 JP 56029537 A JP56029537 A JP 56029537A JP 2953781 A JP2953781 A JP 2953781A JP H023792 B2 JPH023792 B2 JP H023792B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cis
dihydro
benzofuran
added
bis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP56029537A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57144277A (en
Inventor
Kyotaka Oono
Hiroshi Nagase
Kazuhisa Matsumoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP2953781A priority Critical patent/JPS57144277A/ja
Publication of JPS57144277A publication Critical patent/JPS57144277A/ja
Publication of JPH023792B2 publication Critical patent/JPH023792B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Furan Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシクロペンタベンゾフラン誘導体に関
するものである。さらに詳しくは、本発明は一般
式() 〔式中Xは水素、塩素、臭素あるいはメチル基
を表わし、Yは水素、塩素、臭素、−CO2H、−
CO2R、−CH2OHあるいは−CH2Zを表わし、こ
こでRはメチル基、エチル基、ベンジル基または
メンチル基を表わし、Zは塩素あるいは臭素を表
わす〕で示されるシクロペンタベンゾフラン誘導
体に関するものである。
本発明の前記一般式()の化合物は式() 〔Xは前記定義に同じ、R′はアルキル、アリ
ール基を表わす〕で示される5,6,7−トリノ
ル4,8−インタ−m−フエニレン型PGI2の合
成中間体として有用な化合物である。シンクロペ
ンタベンゾフラン誘導体()を出発原料として
化合物()を合成する工程の一例を次に示す。
m−フエニレン型PGI2()はJ.R.Vaneらによ
り発見された式() で示されるPGI2(J.R.Vaneら、Nature,263,
663(1976),R.A.Johnson,J.R.Vaneら
Prostaglandins,12,915(1976)と類似の化合物
であるがPGI2()の不安定さが改良されPGI2
()の有する血小板凝集抑制作用、動脈壁弛緩
作用、胃酸分泌抑制作用は有しており、抗血栓
剤、抗潰瘍剤、抗動脈硬化剤として有用な化合物
である。
本発明者らは5,6,7−トリノル.4,8−
インタ−m−フエニレン型PGI2()の合成を鋭
意検討した結果5,6,7−トリノル.4,8−
インタ−m−フエニレン型PGI2()の合成原料
として前記一般式()で示される新規シクロペ
ンタベンゾフラン誘導体()の製造法について
詳しく述べる。前記一般式()においてXが水
素、塩素あるいは臭素である場合には、シクロペ
ンタベンゾフラン誘導体()は、式() 〔Xは水素、塩素、臭素あるいはメチル基を表
わし、Yは水素、塩素あるいは臭素を表わす
(X,Yが共に水素となることはない)〕で示され
るフエノール誘導体及び3,5−シスジブロモー
シクロペンテン(W.G.Yowng,H.K.Hall,Jr.
and S.Winstein,J.Awer,Chem Soc.,78,
4338(1956)を原料として次の2工程で合成され
る。
工程A−1は、フエノール誘導体()を3,
5−シスジブロモシクロペンテンと反応させるこ
とによつて3,5−シスビスフエノキシシクロペ
ンテン誘導体()を得る工程である。すなわち
化合物()(Mは、ナトリウム、アリラムを表
わし、X,Yは前記定義に同じ)を溶媒に溶かし
て相間移動触媒を加え3,5−シスジブロモシク
ロペンテンと反応させるか、又はシクロペンタジ
エンを溶媒に溶かし臭素と反応させたものを単離
することなしに前記()の溶液と反応させるこ
とによつて()(X,Yは前記定義に同じ)が
得られる。溶媒としてはジエチルエーテル、テト
ラヒドラフラン、1,2−ジメトキシエタン、ジ
オキサン等のエーテル系溶媒か又はトルエン、ベ
ンゼン等の芳香族炭化水素系溶媒が用いられるが
なかでもエーテル系溶媒が好ましく、特に1,2
−ジメトキシエタンが好ましい。シクロペンタジ
エンと臭素の反応に用いられる溶媒としては、ジ
クロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素等のハ
ロゲン化炭化水素系溶媒が用いられ中でもジクロ
ロメタンが好ましい。相間移動触媒としては、文
献(W.P.Weber and G.W.GokeI、田伏岩夫、西
谷孝子共訳、相間移動触媒、P309、化学同人)
に記載されたものがあげられるが中でもジシクロ
ヘキシル−18−クラウン−6、ジベンゾ−18−ク
ラウン−6、臭化テトラブチルアンモニウム、18
−クラウン−6等が用いられ通常18−クラウン−
6が用いられる。しかしこれらに限られるもので
はない。反応温度としては−78゜〜50℃が好まし
く、中でも−30゜〜30℃が好ましい。反応時間は
5〜120時間が用いられ、通常は48〜96時間が用
いられる。化合物()は反応混合物中に結晶と
して折出し、反応終了後は過し、水、ジエチ
ル、エーテル、石油エーテルで洗浄するのみでほ
ぼ純品が得られる。
工程A−2は、分子内環化反応によりベンゾフ
ラン誘導体()を得る工程である。すなわち、
3,5−シスビスフエノキシシクロペンテン誘導
体()(X,Yは前記定義に同じ)を溶媒に溶
解又はけんだくし、有機金属試薬と反応させハロ
ゲン金属交換行つた後、触媒量の第一銅塩を加え
分子内環化させることによつてベンゾフラン誘導
体()〔Xは水素、塩素、臭素あるいはメチル
基、Yは水素、塩素あるいは臭素を表わす(X,
Yが共に水素となることはない)〕を得る工程で
ある。用いる溶媒としては、ジエチルエーテル、
テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタ
ン、ジオキサン等のエーテル系溶媒が通常用いら
れるがなかでもテトラヒドロフランが時に好まし
い。有機金属試薬としては、臭化あるいはヨウ化
メチルマグネシウム、塩化、臭化あるいはヨウ化
エチルマグネシウム等の一級アルキルグリニヤー
ル試薬、塩化、臭化あるいはヨウ化イソプロピル
マグネシウム、塩化、臭化あるいはヨウ化シクロ
ヘキシルマグネシウム等の2級アルキルグリニヤ
ール試薬、塩化あるいは臭化t−ブチルマグネシ
ウム等の三級アルキルグリニヤール試薬あるいは
メチルリチウムn−ブチルリチウム、フエニルリ
チウム等の有機リチウム試薬が通常用いられる
が、n−ブチルリチウム、フエニルリチウム、臭
化イソプロピルマグネシウムあるいは臭化シクロ
ヘキシルマグネシウムが特に好ましく用いられ
る。第一銅塩としては、塩化、臭化あるいはヨウ
化第一銅、あるいはシアン化第一銅等が通常用い
られるが、ヨウ化第一銅が特に好ましい。ハロゲ
ン−金属交換の反応温度及び時間としては、−78゜
〜100℃で1分〜10時間が用いられなかでも−78゜
〜40℃で5分〜1時間が好ましい。分子内環化の
反応温度及び時間としては、−78゜〜100℃で1分
〜10時間が用いられ、中でも−40゜〜40℃で5分
〜2時間が好ましい。
()の単離方法としては、蒸留、再結晶、シ
リカゲルカラムクロでトグラフイーが通常用いら
れる。
ベンゾフラン誘導体()が式() 〔Xは前記定義に同じ〕 及び式() 〔Xは前記定義に同じ〕 で示される場合、化合物()及び化合物()
は、化合物()を出発原料として次の工程に従
つて合成される。
〔Mはマグネシウム、リチウムを表わす。Xは
前記定義に同じ〕 工程B−1は、化合物()を金属単体あるい
は有機金属試薬と反応させ、酸素のオルト位を金
属化し化合物(XI)を得る工程であり、化合物
(XI)を単離することなく工程B−2に移る。工
程B−2は、化合物(XI)を適当な捕捉剤と反応
させ化合物()あるいは()を得る工程であ
る。溶媒はジエチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、1,2−ジメトキシエタン、ジオキサン等の
エーテル系溶媒が用いられ中でもテトラヒドロフ
ランが望ましい。有機金属試薬としては、塩化、
臭化あるいはヨウ化メチルマグネシウム、塩化、
臭化あるいはヨウ化エチルマグネシウム等の一級
アルキルグリニヤール試薬、塩化、臭化あるいは
ヨウ化イソプロピルマグネシウム、塩化、臭化あ
るいはヨウ化シクロヘキシルマグネシウム等の二
級アルキルグリニヤール試薬、塩化あるいは臭化
−t−ブチルマグネシウム等の三級アルキルグリ
ニヤール試薬、あるいはメチルリチウム、n−ブ
チルリチウム、フエニルリチウム等の有機リチウ
ム試薬が用いられるがなかでもn−ブチルリチウ
ム、フエニルリチウム、臭化シクロヘチシルマグ
ネシウムが好ましい。金属単体としてはマグネシ
ウムあるいはリチウムが通常用いられるなかでも
マグネシウムが特に好ましい。反応温度及び時間
は−78゜〜100℃及び1分〜10時間が通常用いられ
るが、なかでも−78゜〜40℃、5分〜1時間が好
ましく用いられる。捕捉剤として、二酸化炭素を
用いれば化合物()が得られる。またホルムア
ルデヒド、トリオキサン、パラホルムアルデヒ
ド、好ましくはホルムアルデヒドを用いれば、化
合物()が得られる。単離方法としては、再結
晶シリカゲルクロマトグラフイーが通常用いられ
る。
ベンゾフラン誘導体()が式(XII) 〔Xは前記定義に同じ。Rはメチル基、エチル
基、ベンジル基あるいはメンチル基等を表わす〕
で示される場合、化合物(XII)は次の工程に従つ
て合成される。
工程Cは、化合物()のエステル化の工程で
ある。すなわち、化合物()をジアゾアルカン
と反応させるか又は、ハロゲン化試薬と反応させ
酸ハロゲン化物としたのち、塩基の存在下アルコ
ールと反応させることによつて化合物(XII)を得
る工程である。溶媒としては、ジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエ
タン、ジオキサン等のエーテル系溶媒、ベンゼ
ン、トルエン等の芳香族炭化水素、溶媒、酢酸エ
チル等があげられるが、なかでも酢酸エチルが好
ましい。
ジアゾアルカンとしては、ジアゾメタン、ジア
ゾエタンが用いられる。ハロゲン化試薬として
は、塩化オキザリル、塩化あるいは臭化チオニ
ル、三塩化リン、三臭化リン等が用いられるがな
かでも塩化オキザリルが好ましい。塩基として
は、トリエチルアミン、ピリジン、ジメチルアニ
リン、4−ジメチルアミノピリジン、4−ピロリ
ジノピリジン等が通常用いられる。アルコールと
しては、メタノール、エタノール、ベンジルアル
コール、メントール等を用いることができる。さ
らに詳しくは文献(日本化学会編新実験化学講座
14P1012、1106丸善)に記載された方法が適用さ
れる。化合物(XII)の単離方法としては、再結晶
あるいはカラムクロマトグラフイーが用いられ
る。
ベンゾフラン誘導体()が式() 〔Xは前記定義に同じ、又は塩素、臭素を表わ
す〕で示される場合、化合物()は、化合物
()を原料として次の工程に従つて合成される。
工程Dは、水酸基をハロゲンで置換する工程で
ある。すなわち、化合物()をそのままあるい
は溶媒に溶解し、塩基の存在下、ハロゲン化試薬
と反応させることによつて化合物()を得る
工程である。溶媒としてはジエチルエーテル、テ
トラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン、
ジオキサン等のエーテル系溶媒、ベンゼン、トル
エン等の芳香族炭化水素溶媒、クロロホルム、ジ
クロルメタン、1,2−ジクロルエタン等のハロ
ゲン化炭化水素溶媒が通常用いられるが、なかで
も1,2−ジメトキシエタンが好ましい。塩基と
しては、トリエチルアミン、ピリジン、ジメチル
アニリン、4−ジメチルアミノピリジン、4−ピ
ロリジノピリジン等の三級アミンが通常用いられ
るが、もちろんこれらに限られるものではない。
ハロゲン化試薬としては、塩化または臭化水素、
三塩化リン、三臭化リン、五塩化リン、五臭化リ
ン、塩化チオニル、臭化チオニルが通常用いられ
るが、もちろんこれに限られるものではない。さ
らに詳しくは文献(日本化学会編新実験化学講座
14、P361〜369 P370〜373丸善あるいはR.B.
Wagner and、H.D.Zook,Synthetic Organic
Chemistry,P88〜92,Tohn Wiley & Sons,
Inc)に載載された方法が適用される。単離方法
としては再結晶、カラムクロマトグラフイーが通
常用いられる。
以下に本発明の参考例、実施例について述べ
る。なお以下の略号を用いた。
IR;赤外吸収スペクトル(主要なバンドのみ
記載) NMR;プロトン核磁気共鳴スペクトル Mass;質量スペクトル 参考例 1 3,5−シス−ビス(2,6−ジブロモフエノ
キシ)シクロペンテン 2,6−ジブロモフエノール2276gをエタノー
ル350mlに溶かし、水酸化カリウム59gを390mlの
エタノールに溶かした溶液を加え10分間撹拌後、
減圧濃縮した。得られた結晶を無水DME1.2に
溶かし18−Crown−6を2.2g加え撹拌しておく。
次にシクロペンタジエン36.8gを−50℃に冷却
した塩化メチレンに溶かし撹拌している中へ臭素
68.8gを10mlの塩化メチレンに溶かして滴下し、
さらに炭酸水素ナトリウム15gを加え10分間撹拌
した。この反応混合物を上記作製の2,6−ジブ
ロモフエノールカリウム塩のDME溶液に加え室
温で2日間撹拌した。折出した結晶を過し、得
られた結晶を水で3回洗浄し、エーテルで1回、
石油エーテルで1回洗浄後、減圧乾燥すると95.3
gのほぼ純品が得られた。
さらに上記母液を濃縮し、折出した結晶を水で
2回、エーテルで1回、石油エーテルで2回洗浄
し、乾燥するとほぼ純品が22.9g得られた。
全収量118.2g mp205〜206℃ IR(KBr)υcm-1:1550、1470、820、750 NMR(CDC3)δ: 2.90(1H,dt,J=16.0Hz,8.0Hz) 3.12(1H,dt,J=16.0Hz,8.0Hz) 5.10(2H,dd,J=8.0Hz,7.0Hz) 6.31(2H,S)、 6.83(1H,t,J=8.0Hz) 7.52(2H,d,J=8.0Hz) C17H12Br4O2としての計算値 C;35.95 H;2.13 実側値 C;35.86 H;2.19 同様にして2,6−ジブロモフエノールのかわ
りに2,6−ジブロモ−4−クロロフエノールを
用いると3,5−シス−ビス(2,6−ジブロモ
−4−クロロフエノキシ)シクロペンテンが得ら
れる。
参考例 2 3,5−シス−ビス(o−ブロモフエノキシ)
シクロペンテン アルゴン雰囲気下、水素化ナトリウム(50%鉱
油デイスパージヨン)2.78gをn−ヘキサン(10
ml×2)にて洗浄し、1,2−ジメトキシエタン
20mlに懸濁させ、氷冷下で撹拌している中へo−
ブロモフエノール6.67mlを滴下した。この溶液を
−30゜に冷却し、1,2−ジメトキシエタン25ml
に溶解した3,5−シス−ジブロモシクロペンテ
ン6.24gを加え室温で1日撹拌した。折出した結
晶を過し、液を濃縮して得られた結晶を合わ
せて水、エーテル、石油エーテルで洗浄後、減圧
下乾燥し、ほぼ純品が6.0g得られた。mp138.0〜
138.5゜ IR(KBr)υcm-1:1585、1570、1165、 992、790 NMR(CDC3)δ: 2.21(1H.dd,J=14.0Hz,5.0Hz) 3.80(1H.dd,J=14.0Hz,7.0Hz) 5.20(1H.dd,J=7.0Hz,5.0Hz) 6.30(2H,S)6.80〜7.50(8H,m) C7H15O2Br2としての計算値: C:49.66、H;3.68 実測値: C;49.76、H;3.56 同様にしてo−ブロモフエノールのかわりに、
2−ブモロ−6−クロロフエノールを用いれば
3,5−シス−ビス(2−ブロモ−6−クロロフ
エノキシ)シクロペンテンが得られる。
参考例 3 3,5−シス−ビス(2,4,6−トリブロモ
フエノキシ)シクロペンテン 2,4,6−トリブロモフエノール193gをエ
タノール500mlに溶かし水酸化カリウム45gをエ
タノール250mlに溶かした溶液を滴下し10分間撹
拌後減圧濃縮した。残渣にエタノールを加えて再
び濃縮乾涸し、得られた結晶を減圧乾燥した。こ
の2,4,6−トリブロモフエノールカリウム塩
を焦水DME1200mlに溶かし、18−Crown−6を
2g加え室温で撹拌しておく。
次にシクロペンタジエン22.8gを−50℃に冷却
した塩化メチレンに溶かし−50℃で撹拌している
中へ臭素42.4gを10mlの塩化メチレンに溶かして
滴下した。この反応溶液に炭酸水素ナトリウム5
gを加え、10分間撹拌した。この反応混合物を上
記作製の2,4,6−トリブロモフエノールカリ
ウム塩のDME溶液に加え室温で2日間撹拌した。
折出した結晶を過し得られた結晶を水で3回洗
浄し、エーテルで1回、石油エーテルで2回洗浄
し減圧乾燥すると109.6gのほぼ純粋な結晶が得
られた。さらに上記母液を濃縮し、折出した結晶
を過し、石油エーテルで洗浄し、水で2回、エ
ーテルで1回、石油エーテルで2回洗浄するとほ
ぼ純粋な結晶13.1gが得られた。全収量123.4g IR(KBr)υcm-1:1570、1600、1470、805、
780同様にして2,4,6−トリブロモフエノー
ルのかわりに2,4−ジクロロ−6−ブロモフエ
ノールを用いれば3,5−シス−ビス(2,4−
ジクロロ−6−ブロモフエノキシ)シクロペンテ
ンが得られる。
参考例 4 3,5−シス−ビス(2,4−ブロモフエノキ
シ)シクロペンテン 2,4−ジブロモフエノール407gをエタノー
ル400mlに溶かし、水酸化カリウム90.7gをエタ
ノール600mlに溶かした溶液を加え、10分間撹拌
した後、減圧濃縮した。この残渣をDMEに溶か
し、濃縮する操作を2回繰り返した後、得られた
残渣も減圧でよく乾燥した。このようにして得ら
れた2,4−ジグロモフエノールのカリウム塩を
無水DME2000mlに溶かし18−Crown−6を4g
加え室温で撹拌しておく。次にシクロペンタジエ
ン63gを80mlの塩化メチレンに溶かしアルゴン
下、−50℃に冷却し、撹拌している中へ臭素37.9
gを塩化メチレン20mlに溶かして滴下した。この
反応溶液に炭酸水素ナトリウム10gを加え、その
後10分間撹拌した。この反応混合物を上記作製の
2,4−ジブロモフエノールカリウム塩のDME
溶液に加え室温で2日間撹拌した。
この反応混合物より折出した結晶を過し得ら
れた結晶を水で3回洗浄し、エーテルで1回、石
油エーテルで2回洗浄し乾燥すると71.9gの結晶
が得られた。さらに上記母液を濃縮し、折出した
結晶を過し、石油エーテルで洗浄し水で2回洗
浄し、エーテルで1回、石油エーテルで2回洗浄
後乾燥すると159.1gの結晶が得られた。全収量
231g IR(KBr)υcm-1:1575、1600、1470、 805、780 同様にして2,4−ジブロモフエノールのかわ
りに2,4−ジブロモ−6−クロロフエノールを
用いれば3,5−シス−ビス(2,4−ジブロモ
−6−クロロフエノキシ)シクロペンテンが得ら
れ2−ブロモ−4−クロロフエノールを用いれば
3,5−シス−ビス(2−ブロモ−4−クロロフ
エノキシ)シクロペンテンが得られる。
参考例 5 3,5−シス−ビス(2,6−ジブロモ−4−
メチルフエノキシ)シクロペンテン 2,6−ジブロモ−4−メチルフエノール176
gをエタノール210mlに溶かし水酸化カリウム43
gをエタノール280mlに溶かした溶液を加え10分
間撹拌後、濃縮した。この残渣を無水DME900ml
に溶かし18−Crown−6を1.55g加え室温で撹拌
しておく。
次にシクロペンタジエン27gを−50℃に冷却し
た塩化メチレン50mlに溶かし撹拌している中へ臭
素50.5gを塩化メチレン10mlに溶かして滴下し、
さらに炭酸水素ナトリウム5gを加え10分間撹拌
した。この反応混合物を上記作製の2,6−ジブ
ロモ−9−クレゾールカリウム塩のDME溶液に
加え室温で2日間撹拌した。析出した結晶を過
し、得られた結晶を水で2回、エーテルで1回、
石油エーテルで2回洗浄後、減圧乾燥すると
165.8gのほぼ純品が得られた。さらに上記母液
を濃縮し折出した結晶を水で2回、エーテルで1
回、石油エーテルで2回洗浄し、減圧乾燥すると
22.5gのほぼ純品が得られた。全収量188.3g IR(KBr)υcm-1:1590、850、800、745 NMR(CDC3)δ: 2.38(6H,S)、 2.80(2H,dd,J=14.0Hz,5.0Hz) 3.10(2H,
dd,J=14.0Hz,7.0Hz) 5.08(2H,dd,J=5.0Hz,7.0Hz) 6.32(2H,S),7.36(4H,S) 同様にして2,6−ジブロモ−4−メチルフエ
ノールのかわりに2−ブロモ−6−クロロ−4−
メチルフエノルを用いれば3,5−シス−ビス
(2−ブロモ−6−クロロ−4−メチルフエノキ
シ)シクロペンテンが得られ2−ブロモ−4−メ
チルフエノールを用いれば、3,5−シス−ビス
(2−ブロモ−4−メチルフエノキシ)シクロペ
ンテンが得られる。
実施例 1 8a,8b−シス−ジヒドロ−3H−5−ブロモシ
クロペンタ〔b〕ベンゾフラン 3,5−シス−ビス(2,6−ジブロモフエノ
キシ)シクロペンテン515mgをテトラヒドロフラ
ン5mlに溶かし、−78℃に冷却しn−ブチルリチ
ウムのn−ヘキサン溶液(2.0M)0.72mlを加え、
−10℃で約3時間撹拌した。反応混合物に塩化ア
ンモニウムの飽和溶液を加え、エーテルで3回抽
出し、有機層を合わせて乾燥後濃縮すると550mg
の油状物質が得られた。この油状物質をカラムク
ロマトグラフイー〔シリカゲル;シクロヘキサ
ン;酢酸エチル(97:3)〕で分離精製すると98
mgの粗結晶が得られた。この粗結晶をヘキサン−
ペンタンより再結晶すると80mgの純粋な結晶が得
られた。(mp38〜39゜) IR(液膜法)υcm-1:3060,1600,1585 NMR(CDC3)8: 2.90(2H,m)、4.80(1H,m) 5.54(1H,m)、5.66(2H,m) 6.74(1H,t J=6.0Hz) 7.20(2H,m) Mass:236(M+)、238(M+2) 以下、同様にして3,5−シス−ビス(2,6
−ジブロモフエノキシ)シクロペンテンのかわり
に3,5−シス−ビス(2−ブロモ−6−クロロ
フエノキシ)シクロペンテンを用いれば3a,8b
−シス−ジヒドロ−3H−5−クロロシクロペン
タ〔b〕ベンゾフランが得られる。
実施例 2 3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−5−ブロモシ
クロペンタ〔b〕ベンゾフラン 3,5−シス−ビス(2,6−ジブロモフエノ
キ)シクロペンテン87.1gをテトラヒドロフラン
300mlに懸濁し、40゜で撹拌しながら臭化シクロヘ
キシルマグネシウムのテトラヒドロフラン溶液
(2.18M)140mlを滴下し、そのまま30分撹拌し
た。この反応混合物を室温に下げ、ヨウ化第一銅
0.58gを加えさらに30分間撹拌した。反応混合物
中にある沈澱物を別し液を濃縮し残をシクロ
ヘキサンに溶解し5%水酸化ナトリウム溶液で洗
浄し、乾燥後濃縮すると60gの油状物質が得られ
た。これを分子蒸留操置にて蒸留すると20g
(6p60℃/10-3mmHg)の粗結晶が得られた。
スペクトルデータは実施例1と同じである。以
下同様にして3,5−シス−ビス(2,6−ジブ
ロモフエノキシ)シクロペンテンのかわりに3,
5−シス−ビス(2−クロロ−4,6−ジブロモ
フエノキシ)シクロペンテンを用いれば3a,8b
−シス.ジヒドロ−3H−5−クロロ−7−ブロ
モシクロペンタ〔b〕ベンゾフランが得られる。
実施例 3 3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−5,7−ジブ
ロモ−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラン 3,5−シス−ビス(2,6−ジブロモフエノ
キシ)シクロペンテンのかわりに3,5−シス−
ビス(2,4,6−トリブロモフエノキシ)シク
ロペンテン50gを用い実施例2と同様の操作を行
い3a,8b−シス−ジヒドロ−5,7−ジブロモ
シクロペンタ〔b〕ベンゾフラン10g(mp110〜
112゜)が得られた。
IR(KBr)υcm-1:3070、2980、2920、 1595、1570、865、830、740、720 NMR(CDC3)δ: 2.90(2H,m)、4.48(1H,m) 5.60(1H,m)、5.80(2H,m) 7.25(1H,d,J=2.0Hz) 7.40(1H,d,J=2.0Hz) Mass:314(M+)、316(M+2)、 318(M+4) 実施例 4 3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−7−ブロモ−
シクロペンタ〔b〕ベンゾフラン アルゴン雰囲気下3,5−シス−ビス(2,4
−ジブロモノフエノキシ)シクロペンテン2.0g
を1,2−ジメトキシエタン4mlに溶解し、フエ
ニルリチウムのエーテル溶液(1.5M)3.8mlを加
え40℃にて3時間、70℃にて12時間撹拌した。室
温に戻し、飽和塩化アンモニウム水溶液5mlを加
え、エーテル(20ml×3)にて抽出し、抽出液を
5%水酸化ナトリウム(10ml)飽和食塩水(10
ml)にて乾燥した。濃縮後得られた油状物質1.8
gをカラムクロマトグラフイー〔シリカゲル;シ
クロヘキサン:クロロホルム(3:1)にて精製
し、標題化合物540mgが得られた。
IR(CHC3)υcm-1:3060、1602、1583 NMR(CDC3)δ: 2.81(2H,m) 4.36(1H,d,J=8.0)、 5.48(1H,ddd,J=2.6,5.2,7.8) 5.76(2H,m)、 6.62(1H,d,J=8.0,) 7.19(1H,dd,J=8.0,2.0) 7.30(1H,d,J=2.0) Mass;236(M+)、238(M+2) 実施例 5 3a,8b−シス−ジヒドロ−5−ブロモ−7−
メチルシクロペンタ〔b〕ベンゾフラン 3,5−シス−ビス(2,6−ジブロモ−4メ
チルフエノキシ)シクロペンテン13.45gをアル
ゴン雰囲気下にて300mlフラスコに秤り、テトラ
ヒドロフラン100mlに溶解し、40゜に冷却した。臭
化シクロヘキシルマグネシウムのテトラヒドロフ
ラン溶液(0.83M)55mlを45分間で滴下し、1時
間撹拌した。ヨウ化第一銅449mgを加え、温度を
室温に下げ40分撹拌した。激しく撹拌した飽和塩
化アンモニウム水100mlに反応混合物を加えエー
テル(100ml及び20ml×3)にて抽出し、抽出液
を5%水酸化ナトリウム水溶液(20ml×3)飽和
食塩水(20ml)で洗浄し、乾燥した。濃縮後得ら
れた油状物質をカラムクロマトグラフイー(シリ
カゲル300g;シクロヘキサン;塩化メチレン
100:1〜20:1)にて精製し4.45g(78%)の
白色固体を得た。これをシクロヘキサン−石油エ
ーテルの混合溶媒より再結晶し無色針状晶4.1g
(mp182゜〜184゜)を得た。
IR(KBr)υcm-1:1605、1585、940、 780、740、710 NMR(CDC3)δ: 2.22(3H,s)、 2.84(2H,m)、 4.38(1H,d,J=8.0Hz)、 5.48(1H,dt,J=8.0,4.0Hz) 5.72(2H,m)、6.90(1H,s) 7.03(1H,s) Mass 250(M+)、252(M+2) 同様にして3,5−シス−ビス(2,6−ジブ
ロモ−4−メチルフエノキシ)シクロペンテンの
かわりに3,5−シスビス(2−ブロモ−6−ク
ロロ−4−メチルフエノキシ)シクロペンテンを
用いれば3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−5−ク
ロロ−7−メチルシクロペンタ〔b〕ベンゾフラ
ンが得られ、3,5−シス−ビス(2−ブロモ−
4−メチルシルクロペンタ〔b〕ベンゾフランを
用いれば3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−7−メ
チルベンゾフランが得られる。
実施例 6 3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−5−ブロモ−
7−クロロシクロペンタ〔b〕ベンゾフラン 実施例2と同様にして3,5−シス−ビス
(2,6−ジブロモフエノキシ)シクロペンテン
のかわりに3,5−シス−ビス(2,6−ジブロ
モ−4−クロロフエノキシ)シクロペンテン1.10
gを用い、標題化合物211mgが得られた。
IR(CHC3)υcm-1:3060、1605 Mass:270(M+)、272(M+2)、 274(M+4) 同様にして3,5−シス−ビス(2,6−ジブ
ロモ−4−クロロフエノキシ)シクロペンテンの
かわりに3,5−シス−ビス(2−ブロモ−4−
クロロフエノキシ)シクロペンテンを用いれば
3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−7−クロロシク
ロペンタ〔b〕ベンゾフランが得られ3,5−シ
ス−ビス(2−ブロモ−4,6−ジクロロフエノ
キシ)シクロペンテンを用いれば3a,8b−シス
−ジヒドロ−3H−5,7−ジクロロシクロペン
タ〔b〕ベンゾフランが得られる。
実施例 7 5−(3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−7−ブロ
モシクロペンタ〔b〕ベンゾフラン)カルボン
酸 アルゴン雰囲気下、3a,8b−シス−ジヒドロ
−5,7−ジブロモシクロペンタ〔b〕ベンゾフ
ラン1.4gをテトラヒドロフラン30mlに溶解し、−
78℃に冷却した。n−ブチルリチウム3.64ml(n
−ヘキサン溶液1.5M)を加え、−78℃で35分撹拌
した。乾燥した二酸化炭素を吹き込みながら30分
かけて−10゜に昇温し、さらに1時間撹拌した。
ベンゼン50mlを加え重炭酸ナトリウム飽和水溶液
(50ml×3)で有機層から抽出し、2N塩酸にて抽
出液をpH2にし酢酸エチル(20ml×4)にて水層
から抽出した。酢酸エチルの溶液を飽和食塩水に
て洗浄し、乾燥後濃縮し、ほぼ純品の結晶7.0g
(80%170゜から昇華)を得た。
IR(CBr)υcm-1:3600〜2400、1690、1600 NMR(CDC3)δ: 2.90(2H,m)、 4.42(1H,d,J=8.0Hz) 5.64(1H,m)、5.77(2H,m) 7.47(1H,d,J=2.0Hz) 7.78(1H,d,J=2.0Hz) Mass:280(M+)、282(M+2) 同様に3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−5,7
−ジブロモシクロペンタ〔b〕ベンゾフランのか
わりに3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−5−ブロ
モ−7−クロロシクロペンタ〔b〕ベンゾフラン
を用いれば、5−(3a,8b−シス−ジヒドロ−3H
−7−クロロシクロペンタ〔b〕ベンゾフラン)
カルボン酸が得られる。
実施例 8 5−(3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−シクロペ
ンタ〔b〕ベンゾフラン)カルボン酸 アルゴン雰囲気下充分に乾燥したマグネシウム
1.02gにテトラヒドロフラン8mlを加え激しく撹
拌しておき、これに3a,8b−シス−ジヒドロ−
3H−5−ブロモシクロペンタ〔b〕ベンゾフラ
ン10.0gのテトラヒドロフラン25mlの溶液を滴下
した。滴下終了後室温にて1時間撹拌した後、0
℃に冷却し反応混合物に乾燥した二酸化炭素を1
時間吹き込み、水100mlを加えシクロヘキサン
(10ml)で洗浄した。水層を0℃に冷却した後25
%硫酸も加え、溶液のpHを1〜2にし、酢酸エ
チル(50ml×5)にて抽出した。抽出液を水(50
ml)、飽和食塩水(50ml)にて洗浄後無水硫酸マ
グネシウムにて乾燥した。濃縮後ほぼ純品の結晶
6.0g(70%140〜450゜にて昇華)を得た。
IR(KBr)υcm-1:3500〜2000、1690、 1605、1300、1210、865、760、720 Mass(m/):202(M+) 同様に3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−5−ブ
ロモシクロペンタ〔b〕ベンゾフランのかわりに
3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−5−ブロモ−7
−メチルシクロペンタ〔b〕ベンゾフランを用い
れば5−(3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−7−メ
チルシクロペンタ〔b〕ベンゾフラン)カルボン
酸が得られる。
実施例 9 5−(3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−7−ブロ
モシクロペンタ〔b〕ベンゾフラン)メタノー
ル アルゴン雰囲気下3a,8b−シス−ジヒドロ−
3H−5,7−ジブロモシクロペンタ〔b〕ベン
ゾフラン1.38gをテトラヒドロフラン5mlに溶解
し、臭化シクロヘキシルマグネシウムのテトラヒ
ドロフラン溶液10.0mlを加え40゜で2時間撹拌し
た。この溶液を−78℃に冷却したホルムアルデヒ
ドのテトラヒドロフラン溶液(ホルムアルデヒド
約15g)にゆつくり滴下した。−78℃で30分撹拌
した後、器壁についた白色固体をくだき水100ml
を加え酢酸エチル(20ml×5)にて抽出し、抽出
液を無水硫酸ナトリウムにて乾燥した。濃縮後得
られた1.50gの油状粗成物をカラムクロマトグラ
フイーにて精製し、白色固体913mg(78.2%)を
得た。これをシクロヘキサン−石油エーテル
(3:2)より再結晶した無色針状晶885mg
(mp98〜102゜)を得た。
IR(KBr)υcm-1:3600〜3000、1180、1010 NMR(CDC3)δ: 2.16(1H、幅広い一重線) 2.78(2H,m)、 4.34(1H,d,J=8.0Hz)、 4.57(2H,s) 5.49(1H,ddd,J=2.5,5.0,8.0Hz) 5.63(2H,m)、7.22(2H,s) Mass:266(M+)、268(M+2) 元素分析:C12H11O2Br 計算値C:53.96% H:4.15% 実測値C;54.02% H;4.20% 実施例 10 5−(3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−シクロペ
ンタ〔b〕ベンゾフランニル)メタノール 3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−5,7−ジブ
ロモシクロペンタ〔b〕ベンゾフランのかわりに
3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−5−ブロモシク
ロペンタ〔b〕ベンゾフラン2.00gも用い実施例
9と同様の操作を行い無色針状晶868mg(54.7%
mp80.0〜80.5゜)を得た。
IR(KBr)υcm-1:3600〜3000、1600、 1185、1005 Mass:188(M+) 以下同様にして3a,8b−シス−ジヒドロ−3H
−5,7−ジブロモシクロペンタ〔b〕ベンゾフ
ランのかわりに3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−
5−ブロモ−7−クロロシクロペンタ〔b〕ベン
ゾフランを用いれば5−(3a,8b−シス−ジヒド
ロ−7−クロロシクロペンタ〔b〕ベンゾフラニ
ル)メタノールが得られ、3a,8b−シス−ジヒ
ドロ−3H−5−ブロモ−7−メチルシクロペン
タ〔b〕ベンゾフラン用いれば5−(3a,8b−シ
ス−ジヒドロ−7−メチルシクロペンタ〔b〕ベ
ンゾフラニル)メタノールが得られる。
実施例 11 5−(3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−シクロペ
ンタ〔b〕ベンゾフラン)カルボン酸メチル 5−(3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−シクロペ
ンタ〔b〕ベンゾフラン)カルボン酸2.1gを酢
酸エチル20mlに懸濁しジアゾメタンのエーテル溶
液を加え室温で30分撹拌した。濃縮後得られた
2.2gの油状物質をカラムクロマトグラフイーに
て精製し(シリカゲル;シクロヘキサン;酢酸エ
チル1:3)1.9gの標題化合物が得られた。
IR(液膜法)cm-1:1720、1605 NMR(CDC3)δ: 2.90(2H,m)、3.89(3H,s) 4.18(1H,dd,J=8.0,3.0Hz) 5.60(1H,dt,J=8.0,4.0Hz) 5.75(2H,m) 6.84(1H,t,J=8.0) 7.24(1H,dd,J=8.0,1.2Hz) 7.70(1H,dd,J=8.0,1.2Hz) Mass 216(M+) 実施例 12 5−(3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−シクロペ
ンタ〔b〕ベンゾフラン)カルボン酸メチル アルゴン雰囲気下5−(3a,8b−シス−ジヒド
ロ−3H−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラン)カ
ルボン酸300mgも無水ベンゼン5mlに懸濁し塩化
オキザリル0.8mlを加え60℃で1時間撹拌した。
反応混合物を減圧下濃縮し、残をアルゴン雰囲気
下にて無水ピリジン5mlに溶かし、メタノール
0.3mlを加え60℃で1時間撹拌した。反応溶液を
濃縮し残に酢酸エチル50mlを加え、炭酸水素ナト
リウム飽和水溶液(10ml)飽和食塩水10mlで洗浄
し乾燥した。濃縮後得られた油状物質をカラムク
ロマトグラフイー(シリカゲル;酢酸エチル:シ
クロヘキサン1:3)にて精製すると305mgの標
題化合物が得られた。
スペクトルデータは実施例11に同じである。同
様にして、5−(3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−
シクロペンタ〔b〕ベンゾフラン)カルボン酸の
かわりに5−(3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−7
−クロロシクロペンタ〔b〕ベンゾフラン)カル
ボン酸を用いれば5−(3a,8b−シス−ジヒドロ
−3H−7−クロロシクロペンタ〔b〕ベンゾフ
ラン)カルボン酸メチルが得られ5−(3a,8b−
シス−ジヒドロ−3H−7−ブロモシクロペンタ
〔b〕ベンゾフラン)カルボン酸を用いれば5−
(3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−7−ブロモシク
ロペンタ〔b〕ベンゾフランカルボン酸メチルが
得られ5−(3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−7−
メチルシクロペンタ〔b〕ベンゾフラン)カルボ
ン酸を用いれば5−(3a,8b−シス−ジヒドロ−
3H−7−メチルシクロペンタ〔b〕ベンゾフラ
ン)カルボン酸メチルが得られる。
実施例 13 5−(3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−シクロペ
ンタ〔b〕ベンゾフラン)カルボン酸エチル 実施例11と同様にして5−(3a,8b−シス−ジ
ヒドロ−3H−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラン)
カルボン酸105mgを用い、ジアゾメタンのかわり
にジアゾエタンを用いて標題化合物98mgが得られ
た。
IR(CHC3)υcm-1:1720、1605 Mass:230(M+) 同様にして5−(3a,8b−シス−ジヒドロ−3H
−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラン)カルボン酸
のかわりに5−(3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−
7−クロロシクロペンタ〔b〕ベンゾフラン)カ
ルボン酸を用いれば5−(3a,8b−シス−ジヒド
ロ−3H−7−クロロシクロペンタ〔b〕ベンゾ
フラン)カルボン酸エチルが得られ5−(3a,8b
−シス−ジヒドロ−3H−7−ブロモシクロペン
タ〔b〕ベンゾフラン)カルボン酸を用いれば5
−(3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−7−ブロモシ
クロペンタ〔b〕ベンゾフラン)カルボン酸エチ
ルが得られ5−(3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−
7−メチルシクロペンタ〔b〕ベンゾフラン)カ
ルボン酸を用いれば5−(3a,8b−シス−ジヒド
ロ−3H−7−メチルシクロペンタ〔b〕ベンゾ
フラン)カルボン酸エチルが得られる。
実施例 14 5−(3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−シクロペ
ンタ〔b〕ベンゾフラン)カルボン酸ベンジル 実施例12と同様にして5−(3a,8b−シス−ジ
ヒドロ−3H−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラン)
カルボン酸95mgを用い、メタノールのかわりにベ
ンジルアルコール1mlを用い標題化合物98mgが得
られた。
IR(CHCl3)υcm-1:1720、1605 Mass:292 同様にして5−(3a,8b−シス−ジヒドロ−3H
−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラン)カルボン酸
のかわりに5−(3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−
7−クロロシクロペンタ〔b〕ベンゾフラン)カ
ルボン酸を用いれば5−(3a,8b−シス−ジヒド
ロ−3H−7−クロロシクロペンタ〔b〕ベンゾ
フラニル)カルボン酸ベンジルが得られ、5−
(3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−7−ブロモシク
ロペンタ〔b〕ベンゾフラン)カルボン酸を用い
れば5−(3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−7−ブ
ロモシクロペンタ〔b〕ベンゾフラン)カルボン
酸ベンジルが得られ、5−(3a,8b−シス−ジヒ
ドロ−3H−7−メチルシクロペンタ〔b〕カル
ボン酸を用いれば5−(3a,8b−シス−ジヒドロ
−3H−7−メチルシクロペンタ〔b〕ベンゾフ
ラン)カルボン酸ベンジルが得られる。
実施例 15 5−(3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−シクロペ
ンタ〔b〕ベンゾフラン)カルボン酸メンチル 実施例12と同様にして5−(3a,8b−シス−ジ
ヒドロ−3H−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラン
カルボン酸310mgを用い、メタノールのかわりに
メントール600mgを用いて標題化合物470mgを得
た。
IR(液膜法)υcm-1:1705、1605 Mass:340(M+) 同様にして5−(3a,8b−シス−ジヒドロ−3H
−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラン)カルボン酸
のかわりに5−(3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−
7−クロロ−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラン)
カルボン酸を用いれば5−(3a,8b−シス−ジヒ
ドロ−3H−7−クロロ−シクロペンタ〔b〕ベ
ンゾフラン)カルボン酸メンチルが得られ5−
(3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−7−ブロモシク
ロペンタ〔b〕ベンゾフランカルボン酸を用いれ
ば5−(3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−7−ブロ
モシクロペンタ〔b〕ベンゾフラン)カルボン酸
メンチルが得られ5−(3a,8b−シス−ジヒドロ
−3H−7−メチルシクロペンタ〔b〕ベンゾフ
ラン)カルボン酸を用いれば5−(3a,8b−シス
−ジヒドロ−3H−7−メチルシクロペンタ〔b〕
ベンゾフラン)カルボン酸メンテルが得られる。
実施例 16 3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−5−クロロメ
チルシクロペンタ〔b〕ベンゾフラン 5−(3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−シクロペ
ンタ〔b〕ベンゾフラニル)メタノール812mgを
1,2−ジメトキシエタン7.0及びピリジン0.36
mlに溶解し、塩化アオニル0.32mlを加え室温にて
24時間撹拌した後30℃にて5分間撹拌した。反応
混合物にエーテル200mlを加え0.50N塩酸(20
ml)、飽和硫酸銅水溶液(20ml)及び飽和食塩水
(10ml×2)にて洗浄し、硫酸マグネシウムにて
乾燥した。
濃縮後得られた922mg粗結晶をシクロヘキサン
−ペンタン1:1の溶液より再結晶し610mg
(68.4%mp79.5〜82.0゜)の無色針状晶が得られた。
IR(KBr)υcm-1:3060、2950、1600、 1270、1245、1200、860、755、700、680 NMR(CDC3)δ: 2.83(2H,m)、 4.40(1H,d,J=8.0Hz)、 4.57(1H,d,J=8.0Hz)、 4.60(1H,d,J=8.0Hz)、 5.54(1H,ddd,J=2.6,5.5,7.8Hz)、 5.76(2H,m), 6.82(1H,dd,J=7.0,8.0Hz)、 7.15(1H,d,J=8.0Hz)、 7.17(1H,d,J=7.0Hz) Mass:206(M+)、208(M+2) 同様にして5−(3a,8b−シス−ジヒドロ−3H
−シクロペンタ〔b〕ベンゾフランのかわりに5
−(3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−7−クロロシ
クロペンタ〔b〕ベンゾフラニル)メタノールを
用いれば3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−7−ク
ロロ−5−クロロメチルシクロペンタ〔b〕ベン
ゾフランが得られ5−(3a,8b−シス−ジヒドロ
−3H−7−ブロモシクロペンタ〔b〕ベンゾフ
ラニル)メタノールを用いれば3a,8b−シス−
ジヒドロ−3H−7−ブロモ−5−クロロメチル
シクロロペンタ〔b〕ベンゾフランが得られ5−
(3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−7−メチルシク
ロペンタ〔b〕ベンゾフラニル)メタノールを用
いれば3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−7−メチ
ル−5−クロロメチルシクロペンタ〔b〕ベンゾ
フランが得られる。
実施例 17 3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−5−ブロモメ
チルシクロペンタ〔b〕ベンゾフラン 実施例16と同様にして5−(3a,8b−シス−ジ
ヒドロ−3H−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニ
ル)メタノール765mgを用い塩化チオニルのかわ
りに臭化チオニル0.30mlを用いて標題化合物562
mgが得られた。
IR(CHC3)υcm-1:3060、2950、1600 Mass:250(M+)、252(M+2) 同様にして5−(3a,8b−シス−ジヒドロ−3H
−シクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル)メタノー
ルのかわりに5−(3a,8b−シス−ジヒドロ−7
−クロロシクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル)メ
タノールを用いれば3a,8b−シス−ジヒドロ−
3H−7−クロロ−5−ブロモメチルシクロペン
タ〔b〕ベンゾフランが得られ5−(3a,8b−シ
ス−ジヒドロ−3H−7−ブロモシクロペンタ
〔b〕ベンゾフラニル)メタノールを用いれば
3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−7−ブロモ−5
−ブロモメチルシクロペンタ〔b〕ベンゾフラン
が得られ5−(3a,8b−シス−ジヒドロ−3H−7
−メチルシクロペンタ〔b〕ベンゾフラニル)メ
タノールを用いれば3a,8b−シス−ジヒドロ−
3H−7−メチル−5−ブロモメチルシクロペン
タ〔b〕ベンゾフランが得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式() [式中Xは水素、塩素、臭素あるいはメチル基
    を表わし、Yは水素、塩素、臭素、−CO2H、−
    CO2R、−CH2OHあるいは−CH2Zを表わし(た
    だしXとYが共に水素となることはない)、ここ
    でRはメチル基、エチル基、ベンジル基またはメ
    ンチル基を表わし、Zは塩素あるいは臭素を表わ
    す]で示されるシクロペンタベンゾフラン誘導
    体。
JP2953781A 1981-03-02 1981-03-02 Cyclopentabenzofuran derivative Granted JPS57144277A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2953781A JPS57144277A (en) 1981-03-02 1981-03-02 Cyclopentabenzofuran derivative

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2953781A JPS57144277A (en) 1981-03-02 1981-03-02 Cyclopentabenzofuran derivative

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7222589A Division JPH01279878A (ja) 1989-03-24 1989-03-24 シクロペンタ[b]ベンゾフランの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57144277A JPS57144277A (en) 1982-09-06
JPH023792B2 true JPH023792B2 (ja) 1990-01-24

Family

ID=12278854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2953781A Granted JPS57144277A (en) 1981-03-02 1981-03-02 Cyclopentabenzofuran derivative

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS57144277A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0463162B1 (en) * 1989-02-27 1994-05-11 Toray Industries, Inc. PREPARATION OF 5,6,7-TRINOR-4,8-INTER-m-PHENYLENE PGI 2 DERIVATIVES

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
J.CHEM SOC,CHEM COMMUN=1978 *
J.ORG.CHEM=1978 *

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57144277A (en) 1982-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5202447A (en) Process of producing 5,6,7-trinor-4,8-inter-m-phenylene pgi2 derivatives
TWI582098B (zh) 有機硼化合物及製造彼之方法
JPH06234690A (ja) ビフェニル誘導体の製法
CN114920769A (zh) 一种硅甲基菲衍生物及其制备方法
JP2002511440A (ja) Tempoを使用した酸化方法
JPH023792B2 (ja)
CN115232163B (zh) 一种硅中心手性分子化合物及其制备方法与应用
JP7553928B2 (ja) ビリベルジン系化合物及びその製造方法並びに用途
CN116655503A (zh) 一种1-芳基-3-芳基亚磺酰基双环[1.1.1]戊烷的制备方法
JP2005529973A (ja) 3−シアノ−1−ナフトエ酸およびその類似体の製造法
Chang et al. One-pot synthesis of benzofused 8-oxabicyclo [3.3. 1] nonanes via GaCl 3-mediated cyclocondensation of o-allylbenzaldehydes and 1, 3-dicarbonyl synthons
JP3023197B2 (ja) インドール類の製造方法
JP3869530B2 (ja) ビフェニル誘導体の製造法
JP3866323B2 (ja) 新規n−ベンジルベンズアミド誘導体
HU195659B (en) Process for producing cotarnine
CN102153455A (zh) 一种合成多取代3-苯基四元环烯酮类化合物的方法
KR940006531B1 (ko) 피리딘 유도체의 제조방법
JPH04270294A (ja) α−メチレンシクロペンタノン誘導体の製造法
JP3128703B2 (ja) 発色性化合物の製造方法及びその中間体類並びにそれらの製造方法
SU963462A3 (ru) Способ получени 2-арилпропионовой кислоты
JPS63170335A (ja) dl−cis−菊酸の先駆物質の合成法
JPH0131494B2 (ja)
JPS6026395B2 (ja) N−トリアルキルシリルメチル尿素の合成法
JP2662162B2 (ja) 3−アルキルピロールの製造法
SU757532A1 (ru) Производные циклопентаноизоксазола в качестве полупродуктов полного синтеза простагландинов и их аналогов и способ их получения