JPH0238628B2 - Genyunodatsuenhoho - Google Patents
GenyunodatsuenhohoInfo
- Publication number
- JPH0238628B2 JPH0238628B2 JP2639583A JP2639583A JPH0238628B2 JP H0238628 B2 JPH0238628 B2 JP H0238628B2 JP 2639583 A JP2639583 A JP 2639583A JP 2639583 A JP2639583 A JP 2639583A JP H0238628 B2 JPH0238628 B2 JP H0238628B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crude oil
- polyoxyalkylene
- oil
- type
- water
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
Description
(1) 発明の分野
本発明は原油の脱塩方法に関する。
(2) 技術の背景
原油は塩化カルシウム、塩化マグネシウム、塩
化ナトリウムなどの塩化物を含む。そのまま蒸留
すると、蒸留塔またはその前の加熱炉で、塩化水
素を生成し、装置腐食の原因となる等多くの弊害
をもたらすので、運転および装置保全の上で好ま
しくない。 (3) 従来技術と問題点 原油は、一般に2〜10体積%の洗浄水を加え
て、塩化物を水層に除去した後に蒸留する。もし
水―油の分離が不十分であると、脱塩後の原油に
キヤリーオーバーされた水も蒸留されるので、エ
ネルギーの損失となり、またこの水に含まれる塩
化物が蒸留系を浸食し、脱塩という本来の目的が
充分に達成されない。一方脱塩後の排水にキヤリ
ーアンダーされた原油は排水処理工程の負担を増
して、ひいては環境汚染につながる。従来、脱塩
器内における水―油の分離を促進するため、原油
にW/O型エマルジヨンブレーカーを加える方法
が行なわれてきた。しかし、重質系のある種の原
油では、それでもなお水―油の分離が不十分であ
つた。 (4) 発明の目的 本発明の目的は、上記欠点を解消することであ
る。 (5) 発明の構成 本発明の上記目的は、フイード原油に油中水型
(W/O型)エマルジヨンブレーカーを、洗浄水
に水中油型(O/W型)エマルジヨンブレーカー
をそれぞれ加えて原油を洗浄し、塩化物を含んだ
水層を油層から分離することを特徴とする、原油
の脱塩方法によつて達成することができる。 原油―洗浄水の混合物を撹拌して生成したエマ
ルジヨンは、通常油の連続相に水滴の浮んだW/
O型エマルジヨンであるが、重質系のある種の原
油の場合にはこの水滴は、水の連続相に油滴の浮
んだW/O型エマルジヨンを生成することがあ
る。この場合それぞれのエマルジヨンをブレーキ
ングするために、原油にW/O型エマルジヨンブ
レーカーを加えるとともに、洗浄水にO/W型エ
マルジヨンブレーカーを加えると、極めて好まし
い効果を発揮する事がわかつた。 原油に加えるW/O型エマルジヨンブレーカー
は、ポリオキシアルキレン類、ポリオキシアルキ
レン・アルキルフエノール・ホルマリン縮合体
類、ポリオキシアルキレン・脂肪酸エステル類、
ポリオキシアルキレン・ポリアルキレンイミン類
であつて、親水性―親油性バランスすなわち
HLBがそれぞれ9〜11である少なくとも1種の
界面活性剤を含みポリオキシアルキレン・脂肪酸
エステル類、エピクロルヒドリン・アルキレンポ
リアミン縮合体類、アルキルエーテルスルホン酸
塩類、アルキルヒドロキシイミダゾリン塩類の少
なくとも1種の界面活性剤を含む。これらはいず
れもHLBが13以上であつてO/W型界面活性剤
である。 エマルジヨンブレーカーの添加量は、その種
類、原油の種類、工程条件等によつて変動する
が、W/O型またはO/W型のいれのエマルジヨ
ンブレーカーも、原油または洗浄水に対して2.5
〜20ppm程度が好ましい。 (6) 実施例および比較例 マヤ原油30%―アラビアンライト70%混合原油
(比重0.828)95mlと洗浄水とを混合し、温度70℃
に加温した後、ホモジナイザーでかくはんしてエ
マルジヨンとし、特製の脱塩試験キツトに入れ、
温度75℃に加温し、交流2000Vを10秒間印加し、
10分間静置した後の分離水量を測定した。W/O
型界面活性剤(A)としてHLB9.5のフエノール・ホ
ルマリン樹脂のエチレンオキサイド・プロピレン
オキサイド付加物を、O/W型界面活性剤(B)とし
て、スルホコハク酸モノヘキシルエステルを使用
し、(A)および(B)をそれぞれ原油および洗浄水に加
えた実施例と、(B)を洗浄水に加えない比較例とを
第表に示す。
化ナトリウムなどの塩化物を含む。そのまま蒸留
すると、蒸留塔またはその前の加熱炉で、塩化水
素を生成し、装置腐食の原因となる等多くの弊害
をもたらすので、運転および装置保全の上で好ま
しくない。 (3) 従来技術と問題点 原油は、一般に2〜10体積%の洗浄水を加え
て、塩化物を水層に除去した後に蒸留する。もし
水―油の分離が不十分であると、脱塩後の原油に
キヤリーオーバーされた水も蒸留されるので、エ
ネルギーの損失となり、またこの水に含まれる塩
化物が蒸留系を浸食し、脱塩という本来の目的が
充分に達成されない。一方脱塩後の排水にキヤリ
ーアンダーされた原油は排水処理工程の負担を増
して、ひいては環境汚染につながる。従来、脱塩
器内における水―油の分離を促進するため、原油
にW/O型エマルジヨンブレーカーを加える方法
が行なわれてきた。しかし、重質系のある種の原
油では、それでもなお水―油の分離が不十分であ
つた。 (4) 発明の目的 本発明の目的は、上記欠点を解消することであ
る。 (5) 発明の構成 本発明の上記目的は、フイード原油に油中水型
(W/O型)エマルジヨンブレーカーを、洗浄水
に水中油型(O/W型)エマルジヨンブレーカー
をそれぞれ加えて原油を洗浄し、塩化物を含んだ
水層を油層から分離することを特徴とする、原油
の脱塩方法によつて達成することができる。 原油―洗浄水の混合物を撹拌して生成したエマ
ルジヨンは、通常油の連続相に水滴の浮んだW/
O型エマルジヨンであるが、重質系のある種の原
油の場合にはこの水滴は、水の連続相に油滴の浮
んだW/O型エマルジヨンを生成することがあ
る。この場合それぞれのエマルジヨンをブレーキ
ングするために、原油にW/O型エマルジヨンブ
レーカーを加えるとともに、洗浄水にO/W型エ
マルジヨンブレーカーを加えると、極めて好まし
い効果を発揮する事がわかつた。 原油に加えるW/O型エマルジヨンブレーカー
は、ポリオキシアルキレン類、ポリオキシアルキ
レン・アルキルフエノール・ホルマリン縮合体
類、ポリオキシアルキレン・脂肪酸エステル類、
ポリオキシアルキレン・ポリアルキレンイミン類
であつて、親水性―親油性バランスすなわち
HLBがそれぞれ9〜11である少なくとも1種の
界面活性剤を含みポリオキシアルキレン・脂肪酸
エステル類、エピクロルヒドリン・アルキレンポ
リアミン縮合体類、アルキルエーテルスルホン酸
塩類、アルキルヒドロキシイミダゾリン塩類の少
なくとも1種の界面活性剤を含む。これらはいず
れもHLBが13以上であつてO/W型界面活性剤
である。 エマルジヨンブレーカーの添加量は、その種
類、原油の種類、工程条件等によつて変動する
が、W/O型またはO/W型のいれのエマルジヨ
ンブレーカーも、原油または洗浄水に対して2.5
〜20ppm程度が好ましい。 (6) 実施例および比較例 マヤ原油30%―アラビアンライト70%混合原油
(比重0.828)95mlと洗浄水とを混合し、温度70℃
に加温した後、ホモジナイザーでかくはんしてエ
マルジヨンとし、特製の脱塩試験キツトに入れ、
温度75℃に加温し、交流2000Vを10秒間印加し、
10分間静置した後の分離水量を測定した。W/O
型界面活性剤(A)としてHLB9.5のフエノール・ホ
ルマリン樹脂のエチレンオキサイド・プロピレン
オキサイド付加物を、O/W型界面活性剤(B)とし
て、スルホコハク酸モノヘキシルエステルを使用
し、(A)および(B)をそれぞれ原油および洗浄水に加
えた実施例と、(B)を洗浄水に加えない比較例とを
第表に示す。
【表】
中東系重質混合原油(比重0.868)について、
実施例6〜15、比較例5〜10を試験した。実施例
6〜9、13〜15は、O/W型界面活性剤(C)とし
て、HLB13以上のアジピン酸のエチレンオキサ
イド・プロピレンオキサイド付加物を使用し、実
施例10〜12はO/W型界面活性剤(D)としてエピク
ロルヒドリル/ジメチルアミン付加重合物を使用
し、実施例13〜15およ比較例10は、W/O型エマ
ルジヨンブレーカー(E)としてHLB10.5フエノー
ル・ホルマリン樹脂のエチレンオキサイド・プロ
ピレンオキサイド付加物を使用したことの他は、
上記実施例1と同様にして試験した。
実施例6〜15、比較例5〜10を試験した。実施例
6〜9、13〜15は、O/W型界面活性剤(C)とし
て、HLB13以上のアジピン酸のエチレンオキサ
イド・プロピレンオキサイド付加物を使用し、実
施例10〜12はO/W型界面活性剤(D)としてエピク
ロルヒドリル/ジメチルアミン付加重合物を使用
し、実施例13〜15およ比較例10は、W/O型エマ
ルジヨンブレーカー(E)としてHLB10.5フエノー
ル・ホルマリン樹脂のエチレンオキサイド・プロ
ピレンオキサイド付加物を使用したことの他は、
上記実施例1と同様にして試験した。
【表】
【表】
次に実プラントにおける操業試験を行なつた。
マヤ原油54%―中東原油46%の混合原油(比重
0.897)に上記W/O型エマルジヨンブレーカー
(A)を注入し、洗浄水には上記O/W型エマルジヨ
ンブレーカー(C)を注入した上、原油に混合して脱
塩器に送り、脱塩原油と排水とに分離した。脱塩
器の運転条件は次の通りであつた。 温 度:120〜130℃ 圧 力:8Kg/cm2 ミキシングバルブ差圧:1.0Kg/cm2 通 油 量:30000BPSD 洗浄水量:5%
マヤ原油54%―中東原油46%の混合原油(比重
0.897)に上記W/O型エマルジヨンブレーカー
(A)を注入し、洗浄水には上記O/W型エマルジヨ
ンブレーカー(C)を注入した上、原油に混合して脱
塩器に送り、脱塩原油と排水とに分離した。脱塩
器の運転条件は次の通りであつた。 温 度:120〜130℃ 圧 力:8Kg/cm2 ミキシングバルブ差圧:1.0Kg/cm2 通 油 量:30000BPSD 洗浄水量:5%
【表】
なお、トライコツクで採取した中間層は比較例
11ではエマルジヨン部分が多く、かつ排水も比較
例11は油濁しており、これに対して実施例16〜18
では清澄であつた。 (7) 発明の効果 本発明の方法によれば、排水中の油分は大幅に
減少し、併せて原油の脱塩率および脱水率は大幅
な向上を達成することができ、製油所にとつて大
きな利益を与えることができる。
11ではエマルジヨン部分が多く、かつ排水も比較
例11は油濁しており、これに対して実施例16〜18
では清澄であつた。 (7) 発明の効果 本発明の方法によれば、排水中の油分は大幅に
減少し、併せて原油の脱塩率および脱水率は大幅
な向上を達成することができ、製油所にとつて大
きな利益を与えることができる。
Claims (1)
- 1 ポリオキシアルキレン類、ポリオキシアルキ
レン・アルキルフエノール・ホルマリン縮合体
類、ポリオキシアルキレン・脂肪酸エステル類、
ポリオキシアルキレン・ポリアルキレンイミン類
からなる群から選ばれる少なくとも1種の界面活
性剤であつて親水性親油性バランスすなわち
HLBが9〜11のものをフイード原油中に加え、
スルホコハク酸モノヘキシルエステル、アジピン
酸もしくはコハク酸のアルキレンオキサイド付加
物、エピクロルヒドリン・アルキレンポリアミン
縮合体類、アルキルエーテルスルホン酸塩類、ア
ルキルヒドロキシイミダゾリン塩類からなる群か
ら選ばれる少なくとも1種の界面活性剤をフイー
ド原油の洗浄水中に加えて、この洗浄水で当該フ
イード原油を洗浄し、塩化物を含んだ水層を油層
から分離することを特徴とする原油の脱塩方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2639583A JPH0238628B2 (ja) | 1983-02-21 | 1983-02-21 | Genyunodatsuenhoho |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2639583A JPH0238628B2 (ja) | 1983-02-21 | 1983-02-21 | Genyunodatsuenhoho |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59152991A JPS59152991A (ja) | 1984-08-31 |
| JPH0238628B2 true JPH0238628B2 (ja) | 1990-08-31 |
Family
ID=12192352
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2639583A Expired - Lifetime JPH0238628B2 (ja) | 1983-02-21 | 1983-02-21 | Genyunodatsuenhoho |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0238628B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB8431013D0 (en) * | 1984-12-07 | 1985-01-16 | British Petroleum Co Plc | Desalting crude oil |
| US4645512A (en) * | 1985-05-06 | 1987-02-24 | The Dow Chemical Company | Continuous process for removing water-soluble particles from organic liquids |
| FR2609648B1 (fr) * | 1987-01-16 | 1990-12-14 | Total France | Agent desemulsifiant et antisalissure apte a separer des melanges eau-hydrocarbures, eventuellement mis en emulsion, et applications de cet agent |
| JP3486283B2 (ja) * | 1996-01-31 | 2004-01-13 | 三菱重工業株式会社 | 重質油の脱水方法 |
| JP3743720B2 (ja) * | 2003-09-16 | 2006-02-08 | 有限会社金沢大学ティ・エル・オー | (水/重質油型乳濁物質)及び(重質油/水型乳濁物質)の混合物の油水分離方法 |
-
1983
- 1983-02-21 JP JP2639583A patent/JPH0238628B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59152991A (ja) | 1984-08-31 |
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