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JPH0241143B2 - - Google Patents
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JPH0241143B2 - - Google Patents

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JPH0241143B2
JPH0241143B2 JP59219366A JP21936684A JPH0241143B2 JP H0241143 B2 JPH0241143 B2 JP H0241143B2 JP 59219366 A JP59219366 A JP 59219366A JP 21936684 A JP21936684 A JP 21936684A JP H0241143 B2 JPH0241143 B2 JP H0241143B2
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separator plate
wet seal
high temperature
electrolyte
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Jii Marianosukii Reonaado
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INSUCHI OBU GASU TEKUNOROJII
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 発明の分野 本発明は一般にウエツトシール、特に高温燃料
電池に用いるためのウエツトシールに関する。燃
料電池は電気化学的手段により化学エネルギーを
電気エネルギーに直接変換する能力から広く研究
されてきた。溶融炭酸塩燃料電池においては、炭
化水素の化学エネルギーは直流電流による酸化/
還元法によつて電気エネルギーに直接変換され
る。
一般に、燃料電池はセパレーター板で隔てられ
た多数の個別電池から構成されている。個々の電
池は一緒にサンドイツチ構造にされ、1つの単位
に締結されて所望とする燃料電池のエネルギー出
力を達成している。個々の電池のそれぞれは一般
にアノード/カソード電極、共通の電解質タイル
及び燃料/オキシダントガス源から成つている。
両ガス源はセパレーター板と電解質タイルとの周
辺スペーサーストリツプによつて形成されるそれ
ぞれの反応体室にマニホルドから導入される。セ
パレーター板の周辺スペーサーストリツプ又は燃
料電池のハウジングと電解質との間の接触域はウ
エツトシールとして知られている領域である。
燃料電池の早期破壊の原因となる主要因は燃料
電池のハウジングの腐食と疲労、特にウエツトシ
ール区域における腐食と疲労である。この型の破
壊は高温での腐食性電解質の接触と燃料電池部材
に加えられる熱応力、特に熱サイクルの大きな温
度変化に由来する熱応力で早まり、そのため結晶
内及び結晶間を通しての燃料電池構造に弱化が起
こる。これらの破壊はガスを交錯させる。燃料ガ
ス及び/又はオキシダントガスの交錯は意図する
酸化、還元反応を妨げ、それはまた電池の電流発
生を弱め、最後には停止させる。
溶融炭酸塩電解質は燃料電池のハウジング及び
セパレーター板においてそれらの強度のために必
要とされる鉄金属に対して非常に腐食性である。
溶融炭酸塩燃料電池を高温で操作するのはウエツ
トシール区域における腐食及び熱応力の両問題を
大きくし、特に隣接する材料の熱膨張係数が違う
ときに、それらの問題を大きくする。
従来技術の説明 近年、燃料電池の電解質と接触するウエツトシ
ール領域における燃料電池のハウジングの腐食に
よる燃料電池の早期破壊を防ぐ効果的なシーリン
グを得、かつ高温熱サイクルに対して物理的安定
性を得るためにかなりの努力がなされている。
本明細書の発明の詳細な説明及び特許請求の範
囲の項において“セパレーター板”と称される燃
料電池のハウジングの腐食率を軽減するのに用い
られる1つの方法は電解質による腐食を受け易い
領域の鉄金属のセパレーター板に耐腐食性の固体
金属ストリツプを溶接又はろう付けすることによ
つて結合するものである。こゝで、セパレーター
板は積重ね集成体の両端セルの外側セルハウジン
グ及び内部セルのセパレーターの両者を指してい
る。これらの金属ストリツプは、典型的には、燃
料電池の電解質の腐食環境に耐えるのに適当な高
価な高温金属合金である。これらの金属合金スト
リツプは不活性な、即ち電気化学的に非反応性の
ウエツトシールとして役立ち、電解質と鉄セパレ
ーター板との直接接触を防ぎ、セパレーター板の
電触を防止する。金属合金に吸気マニホルドと排
気マニホルドを設けるために金属合金を機械加工
又はドリル加工しなければならない。
金属合金ストリツプをセパレーター板に溶接又
はろう付けして非腐食性のウエツトシールを形成
する場合、多くの欠点が出てくる。すなわち、高
温合金ストリツプを薄いセパレーター板に接合す
る工程中に経験する局所高温熱勾配及び応力のた
めに、しばしばセパレーター板自体にゆがみやそ
りが現われる。セパレーター板がそつたり、ある
いはゆがんだりすると、オキシダントと反応体ガ
ス室の完全隔離を維持するその意図された能力の
相当部分が失われ、燃料電池に早期破壊がもたら
される。セパレーター板はまた燃料電池の一次荷
重支持構造部材としての機能も奏するものである
から、この構造部材の変形は電池組立体全体の状
態を変え、かつ組立体をひずませ、電極及び/又
は電解質タイルにクラツキングを引き起こす可能
性をもたらす。
燃料電池のハウジング又はセパレーター板の電
解質による腐食を防ぎ、電池を安定に、かつ長期
間にわたつて運転できるようにする試みが広範囲
にわたつてなされてきた。これらは腐食性電解質
及び高温熱サイクルに関してはなはだ厳しい問題
である。
アメリカ特許第3723186号明細書は、電解質自
体がセル周辺のまわりの領域において不活性な材
料から構成され、電解質と燃料電池のハウジング
との間に一体構成の不活性な周辺シールを確立し
ている積み重ねられた高温電気化学セルを開示し
ている。このタイプのウエツトシールは、これら
の限定された領域の不活性材料を含有する電解質
の製造において厳密な許容度が保持されることを
必要とする。これらの許容度はわずかに変わつて
も、所望とされない電解質の沿面漏れやガスの交
錯が起こることがある。更に、電解質が許容限界
を越えて不活性物質を含有していると、電解質、
ガス及び電極が会合する領域で意図された酸化/
還元反応の阻害が起こる。この阻害が起こる場
合、電池のエネルギー出力に相当の低下が起こ
る。
アメリカ特許第4160067号明細書は、不活性物
質が燃料電池のハウジングに直接付着され、又は
含浸されている高温溶融炭酸塩燃料電池用のもう
1つのウエツトシールを開示している。また、ア
メリカ特許第4329403号は、電極から内側電解質
領域に進むにつれて熱膨張係数がより徐々に変化
する傾斜特性を与える組成(graded
composition)を溶融炭酸塩電解質が有している
高温燃料電池の電解質−電極組立体を教示してい
る。更に、アメリカ特許第3514333号は薄いアル
ミニウムのシーリング用ガスケツトの使用による
高温燃料電池における溶融炭酸塩電解質のハウジ
ングを教示している。
シーリングと腐食の問題は低温電解セルのウエ
ツトシール区域においては同じようには厳しくは
ない。アメリカ特許第3867206号は、電解質でウ
エツトシールを与えように含浸されている電極と
セパレータとの両端部間の周辺マトリツクスと電
極の端部によりガスシーリングすることを教示し
ている。このウエツトシール法は高度に腐食性の
電解質を使用する高温セルには適当でない。低温
燃料電池に適当なもう1つのウエツトシールがア
メリカ特許第4259389号によつて教示されている
が、これはポリテトラフルオロエチレンと結合し
た粒状不活性材料からできている。しかし、これ
も高温燃料電池には適当でない。
発明の要約 本発明の高温燃料電池のウエツトシールは傾斜
特性のものであつてもよい、ウエツトシールの、
粉末冶金法で形成した周辺スペーサストリツプを
利用している。この傾斜特性の組成は鉄金属セパ
レーター板に接して結合するのに適当な組成と電
解質に接して優れた腐食抵抗性を与えるのに適当
な組成を与えんとするものである。このウエツト
シールの組成は各種電解質に耐腐食性を与え、か
つセパレーター板又は燃料電池のハウジング用の
各種材料に対する結合を与えるように容易に変え
ることができる。こゝに開示するウエツトシール
の成形法はいろいろな傾斜特性を持たせ得るウエ
ツトシールのストリツプを形成し、セパレーター
板に直接結合する手段を与える。本発明はまた単
一の金属粉末を用いてセパレーター板上にウエツ
トシールストリツプを形成し、そして電解質に接
するウエツトシールの表面を腐食作用に抵抗する
ように適当に処理し、例えば電解質としてアルカ
リ金属炭酸塩を用いるときは、表面にアルミニウ
ム化処理を施こすことによつて実施することもで
きる。
粉末冶金法で形成したウエツトシールストリツ
プは極端に局所化した加熱の使用を含まず、従つ
てウエツトシールストリツプをセパレーター板に
溶接又はろう付けることによつて引き起こされる
薄いセパレーター板のそり及びゆがみの問題を回
避することができる。本発明の成形法は、金属粉
末を加圧し、それを直接セパレーター板に焼結す
ることができる粉末冶金法で粉末金属のウエツト
シールストリツプをセパレーター板に結合させ
る。ウエツトシールストリツプを形成するために
粉末冶金法を使用するのは、セパレーター板がリ
ブ付き又は波形の幾何形態のものである場合に特
に有利である。過去において、リブ付き又は波形
セパレーター板はウエツトシールストリツプに適
合するように平らな周面を有していなければなら
なかつた。本発明の粉末冶金法の使用によれば、
リブ付き又は波形セパレーター板シートは、金属
粉末がそれら自体セパレーター板のリブ付き又は
波形凹部領域の充てん材料として作用するため、
ウエツトシールストツプに直接結合することがで
きる。更に、ガスマニホルド用の送気及び排気の
ガス開口部、すなわちガスポーテイング(gas
porting)は粉末冶金法で形成したウエツトシー
ルストリツプに直接形成することができる。本発
明のウエツトシールは鉄金属(ferous metal)
に対して腐食性の電解質を利用し、高温下での操
作が必要となる溶融炭酸塩の燃料電池に特によく
適合する。本発明のウエツトシールは金属セパレ
ーター板を使用するアルカリ燃料電池、及び炭素
セパレーターと適当に改質されたウエツトシール
材料を使用する酸燃料電池のような、どのような
高温燃料電池にも適している。
従つて、本発明の目的は、燃料電池のセパレー
ター板又は周辺スペーサーの電解質による腐食を
抑制する傾斜特性の組成の高温燃料電池用ウエツ
トシールを提供することである。
本発明のもう1つの目的は、一方の側面ではセ
パレーター板に、他方の側面では電解質に対して
適合するような特性を持つウエツトシールを提供
することである。
本発明の更に他の目的は粉末冶金法で形成さ
れ、容易に成形できるガスマニホルド管を有する
高温用ウエツトシールを提供することである。
好ましい態様の説明 本発明の上記特徴及び他の特徴、並びにこれら
特徴を得る方法は添付図面と共に、次の本発明の
好ましい態様に関する説明を参照すれば更に明白
になり、また発明自体も十分によく理解できるだ
ろう。
第1図には本発明の1実施態様による高温燃料
電池9の一部が電池の中央部を貫いて略図的に図
示されている。この第1図にはウエツトシールの
スペーサーの端部は示されていない。構成要素に
は電解質タイル10、カソード11、セパレータ
ー板12、アノード13及び外縁ウエツトシール
のスペーサー、すなわちフレーム19が含まれ
る。燃料ガスの入口開口部15、燃料ガスの排気
開口部16、オキシダントガスの入口開口部17
及びオキシダントガスの排気開口部18が本発明
のウエツトシールスペーサーに成形、図示されて
いる。市販燃料電池は、典型的には、複数の個別
燃料電池9を有し、サンドイツチ構造にされて締
結されている。
個々の組立燃料電池9は第2図に概略図示され
る形式でサンドイツチ構造されている要素を有す
る。かくして、1つの完全な燃料電池において、
セパレーター板12は荷重支持部材として燃料電
池に構造一体性を与える機能も奏し、燃料ガス室
20をオキシダントガス室21から分離する機能
と合せて二重の機能を有する。これらの室は隣接
セパレーター板12と電解質タイル10との間に
サンドイツチされた周辺を構成するストリツプ2
2によつて形成されている。図はセパレーター板
12がウエツトシールストリツプ22の外縁まで
延びている例を示しているが、それらをセパレー
ター板は端縁から内側に存在し、ウエツトシール
ストリツプが端縁を取り囲むようになつていても
よい。アノード13とカソード11は両者とも1
つの表面において電解質タイル10と直接連接し
ている。それらの反対の表面側では、カソード1
1及びアノード13はそれぞれ燃料室20及びオ
キシダント室21と実質的に連接している。カソ
ード11及びアノード13の外周はセパレーター
の周辺ストリツプ22の表面の凹部によつて適所
に保持されている。第2図の下部に示されるよう
に、端部のガス室20は電池のハウジング25で
境界が定められていてもよく、そのハウジングは
セパレーターの周辺ストリツプ22に関して上記
したと同じ立上りウエツトシールを持つことがで
きる。次の説明及び特許請求の範囲の記述のため
に「セパレーター」という用語は1つのサンドイ
ツチ構造体の両端部電池の場合における電池のハ
ウジングも包含することを意味するものとする。
本発明のウエツトシール領域22は単一の均質
な材料から成つていてもよい。この材料はセパレ
ーター板に結合され、かつ電解質と接触している
表面を表面処理することによつて、電解質による
腐食に対して非腐食性にされている。好ましい態
様において、ウエツトシール22は22A,22
B,22Cとして略図的に示されるグレードが異
なる、すなわち傾斜特性の材料組成から成ること
ができる。すなわち、ウエツトシール部22Aは
電解質に対して特に耐腐食性であつて、隣接ウエ
ツトシール部22Bを有し、そのウエツトシール
部22Bは隣接ウエツトシール部22A及び22
Cに対して良好な結合特性を示す適当な材料組成
のものであり、そしてウエツトシール部22Cは
セパレーター板12に対して特に良好な結合特性
を示す適当な材料組成から成る。ウエツトシール
22の全体はガス室20,21からガスが逃げる
のを防ぎ、燃料電池組立体に加わると予想される
荷重の力に耐える構造強度を与えるように十分な
密度と低い多孔度を有するものでなければならな
い。
この好ましい態様の説明及び特許請求の範囲の
項でウエツトシールと称される、粉末冶金法で成
形されたセパレーター板の周辺ストリツプは平ら
なセパレーター板に適用するのに適しており、ま
た端部に平らな面がなく、全長にわたつて波形に
なつている完全波形セパレーター板にも特に適し
ている。このような波形又はリブ付きセパレータ
ー板は波と協同してウエツトシールにガス入口開
口部及びガス出口開口部を成形するのに特に良く
適している。本発明のこの局面の1つの態様を第
3図に示す。この第3図には波形又はリブ付きセ
パレーター板12と協同して燃料ガスの入口開口
部17を形成している傾斜特性の組成のウエツト
シール22A,22B,22Cが示されている。
燃料ガス開口部及びオキシダントガス開口部は並
流又は向流を与えるように所望のごとく形成する
ことができることは容易に明らかになるだろう。
平らなセパレーター板を用いるとき、セパレータ
ー板の近傍の所望位置に、例えば領域22B及び
22Cを通してガス開口部を形成することによつ
てこれらガスの交差流れ(cross flow)を与える
こともできる。
セパレーター板12は所望の物理的強度とガス
分離を与える任意適当な材料組成のものから構成
することができる。積重ねセルを用いる態様にお
いては、バイメタルのセパレーター板を用いるの
が好ましく、この場合鉄金属の腐食を回避するた
めにカソード側にはステンレススチールを、また
アノード側にはニツケル又は銅を用いるのが適当
である。セパレーター板はまた合金鉄、例えばタ
イプ300シリーズのステンレススチール合金から
成形加工することができる。セパレーター板は非
反応性ガス用室のセパレーターを与えることは勿
論、内部荷重支持部材として燃料電池に構造強度
を与えるという二重の機能を奏する。内部セパレ
ーター板は0.010インチ(0.254mm)のオーダーの
非常に薄いシートであるのが望ましい。
ウエツトシール22はセパレーター板の材料及
び電解質の物質に依存して前記目的を達成する任
意、適当な材料から構成することができる。電解
質に接するウエツトシールの面は燃料電池の操作
条件において電解質に対して化学的に不活性であ
るのが望ましい。セパレーター板に接するウエツ
トシールの面はセパレーター板に結合することが
でき、かつウエツトシールとセパレーター板との
間に加わる熱応力を回避するために同様の熱膨張
係数を有する組成のものであるのが望ましい。本
発明によるウエツトシールの粉末化金属粒子から
の形成は、ウエツトシールの対向する面において
組成を変えるという利点が得られるように、所望
のごとき傾斜特性の組成のウエツトシールを与え
る。例えば、燃料電池が炭酸カリウム、ナトリウ
ム及びリチユウムのようなアルカリ金属炭酸塩か
ら成る電解質タイルとタイプ300シリーズのステ
ンレススチールのセパレーター板を有する場合、
ウエツトシール22を電解質に隣接する領域22
Aでは約80〜約95容量%のアルミニウム及び約20
〜約5容量%の300シリーズのステンレススチー
ルと、中央領域22Bでは約40〜約60容量%のア
ルミニウム及び約40〜約60容量%の300シリーズ
のステンレススチールと、そしてセパレーター板
に接する領域22Cでは約80〜約100容量%の300
シリーズのステンレススチール及び約0〜約20容
量%のアルミニウムと、それぞれの組成のグレー
ドを変えるのが適当であることが見い出された。
このタイプの燃料電池には、領域22Aでは約87
〜約93%のアルミニウム及び約7〜約13%のステ
ンレススチール、領域22Bでは約45〜約55%の
アルミニウム及びステンレススチール、そして領
域22Cでは約95〜100%のステンレススチール
及び0〜約5%のアルミニウムの組成をそれぞれ
持つウエツトシールが特に好ましい。但し、上記
割合は傾斜特性を与えるいろいろな組成の平均を
表わすこと、及び領域22A,22B及び22C
は不連続な領域ではなくて、ウエツトシールの概
略の傾斜特性組成を説明する際に有用なためであ
ることを認識すべきである。上記傾斜特性組成は
ステンレススチールのセパレーター板を持つ高温
溶融炭酸塩燃料電池において有用なウエツトシー
ルに適した組成を説明するものである。他の電解
質及び他のセパレーター板材料との使用について
他の傾斜特性の組成を採用し得うることは容易に
明らかになるだろう。上記組成は所望の荷重支持
性の構造支持体を与えつつ、1つの面においては
炭酸塩類の電解質に対して優れた耐腐食性を与
え、同時にその反対の面においてはセパレーター
板に対して良好な結合を与えるものである。
本発明はまたセパレーター板に適合した単一の
金属粉末を用いて上記の粉末冶金法で所望のウエ
ツトシール形態を作り、次いでウエツトシールの
表面をアメリカ特許第4160067号に記載される方
法でアルミニウム化して約2〜約70重量%のアル
ミニウム濃度を持つウエツトシール表面を形成す
ることによつても実施することができる。
本発明のウエツトシール22は公知の粉末冶金
法を用いて形成することができる。すなわち、収
容ダイ(receiving die)を用意してウエツトシ
ールと所望のガス入口及び出口とを合せ持つ形状
に成形する。得ようとする組成の金属粉末をダイ
に層状に入れる。すなわち、ダイ底部にはウエツ
トシール領域22Aの組成物を置き、次にウエツ
トシール領域22Bの粉末組成物を置き、そして
その上にウエツトシール領域22Cの組成物を置
く。粉末金属は次に約4218Kg/cm2(60000psi)で
加圧して生圧縮成形物に成形することができる。
この順序で圧縮すると、良好な密度特性が得ら
れ、ガス及び電解質がウエツトシールを通してマ
イグレーシヨンするのが防がれる。生圧縮成形物
は適当な温度で焼結して所望の焼結とセパレータ
ー板に対する結合を得ることができる。生圧縮成
形物はセパレーター板とは別個に形成することが
できるし、あるいは、好ましくは、セパレーター
板と共に加圧成形することもでき、そして後者の
場合生圧縮成形物は、セパレーター板の両側部上
にあるウエツトシールの領域Cが連続のウエツト
シールを形成するようにセパレーター板の端縁を
越して延在するようにするのが好ましい。実際に
は、粉末金属をダイに加える前にダイに適切な開
口寸法を持つガス開口プラグを入れておくことが
できる。ウエツトシールを形成した後、開口プラ
グは機械的に抜き出して取り外してもよいし、あ
るいは適当な材料を用いているときは、焼結工程
中に焼尽するようにしてもよい。
試験において、下記の粒径範囲を持つ304ステ
ンレススチール粉末及び−200〜+325メツシユの
アルミニウム粉末から、ステンレススチール/ア
ルミニウム比10/90%からステンレススチール
100%まで変えた傾斜特性組成の各種ウエツトシ
ールを作つた。
メツシユ 重量% +80 0.04 −80〜+100 1.38 −100〜+200 29.77 −200〜+230 4.70 −230〜+325 28.70 −325 35.41 生圧縮成形物は4218Kg/cm2(60000psi)で加圧
することによつて形成し、その焼結は水素ブラン
ケツトの雰囲気下、1150℃で1時間行つた。その
結果、厚さ0.254mm(0.010インチ)の316ステン
レススチールシートに対して良好な結合が得ら
れ、その酸腐食冶金学的断面顕微鏡写真は平らな
ステンレススチールシート及び波形ステンレスス
チールシートのいずれとも良好に結合しているこ
とを示した。
上記において、本発明をある好ましい実施態様
に関連させて説明し、かつ多くの細部を説明のた
めに述べたが、本発明には更に色々の態様があり
得ること、及びこゝに開示した細部のあるものは
本発明の基本的原則から離れない範囲でかなり変
え得ることは当業者にとつては明白なことであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は燃料電池の構成要素を示す概略の拡大
斜視図であり、第2図は第1図に示される本発明
の1つの実施態様によるウエツトシール領域の概
略の拡大断面図であり、そして第3図は本発明の
もう1つの実施態様によるウエツトシール領域の
概略の拡大断面図である。 9……燃料電池、10……電解質タイル、11
……カソード、12……セパレーター板、13…
…アノード、15……燃料ガス入口開口、16…
…燃料ガス排気口開口、17……オキシダントガ
ス入口開口、18……オキシダントガス排気開
口、19……ウエツトシールスペーサー、20…
…燃料ガス室、21……オキシダントガス室、2
2……周辺構成ウエツトシールストリツプ、25
……電池のハウジング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 周辺が立ち上つているウエツトシールのスト
    リツプを有する金属のセパレーター板によつて少
    なくとも一部は境界が画成されているオキシダン
    トガス用区画室と燃料ガス用区画室から成り、該
    ウエツトシールストリツプの面が電解質と接触し
    ている該セパレーター板から隔てられているタイ
    プの高温燃料電池において、該ウエツトシールス
    トリツプが加圧下で成形し、かつ昇温下で焼結す
    ることによつて実質的にガス不透過性の、かつ力
    に対して抵抗性の構造に成形された粉末金属粒子
    から成つていることを特徴とする前記高温燃料電
    池。 2 前記粉末金属粒子が色々な金属粒子の混合物
    から成つている特許請求の範囲第1項記載の高温
    燃料電池。 3 前記セパレーター板に接する粉末金属粒子の
    組成は該粉末金属粒子を該セパレーター板に結合
    させるものであり、かつ該粉末金属粒子の組成
    は、前記電解質に接する該粉末金属粒子組成が高
    温燃料電池の操作条件下で該電解質に対して耐腐
    食性となるように格付けられている特許請求の範
    囲第2項記載の高温燃料電池。 4 前記セパレーター板はその端縁にリブが付け
    られ、そして前記粉末金属粒子はその凹部領域を
    満して前記立ち上りウエツトシールストリツプを
    形成している特許請求の範囲第1項記載の高温燃
    料電池。 5 前記ウエツトシールストリツプに入口/排気
    開口が形成されている特許請求の範囲第4項記載
    の高温燃料電池。 6 前記セパレーター板はその端縁に波形が付け
    られ、そして前記粉末金属粒子はその凹部領域を
    満して前記立ち上りウエツトシールストリツプを
    形成している特許請求の範囲第1項記載の高温燃
    料電池。 7 前記ウエツトシールストリツプに入口/排気
    開口が形成されている特許請求の範囲第6項記載
    の高温燃料電池。 8 前記ウエツトシールストリツプに入口/排気
    開口が形成されている特許請求の範囲第1項記載
    の高温燃料電池。 9 前記粉末金属粒子が、前記セパレーター板に
    結合され、かつ電解質に接する面を表面処理する
    ことによつて該電解質による腐食に対して非腐食
    性にされた単一の金属粉末から成つている特許請
    求の範囲第1項記載の高温燃料電池。 10 前記セパレーター板が鉄金属合金からでき
    ている特許請求の範囲第1項記載の高温燃料電
    池。 11 前記セパレーター板がバイメタルのセパレ
    ーター板である特許請求の範囲第1項記載の高温
    燃料電池。 12 前記バイメタルセパレーター板がカソード
    側に面するステンレススチールとアノード側に面
    するニツケルとから成つている特許請求の範囲第
    11項記載の高温燃料電池。 13 前記バイメタルセパレーター板がカソード
    側に面するステンレススチールとアノード側に面
    する銅とから成つている特許請求の範囲第11項
    記載の高温燃料電池。 14 前記電解質が炭酸アルカリ金属塩から成
    り、そして該炭酸アルカリ金属塩電解質に接する
    領域のウエツトシールストリツプが約80乃至約95
    容量%のアルミニウムと約5乃至約20容量%の、
    該ウエツトシールストリツプに接する前記セパレ
    ーター板の表面を構成する金属と同じ金属とから
    成つている特許請求の範囲第1項に記載の高温燃
    料電池。 15 前記セパレーター板に接するウエツトシー
    ルストリツプの領域が約0乃至約20容量%のアル
    ミニウムと約80乃至100容量%の該ウエツトシー
    ルストリツプに接する該セパレーター板の表面を
    構成する金属と同じ金属とから成つている特許請
    求の範囲第14項記載の高温燃料電池。
JP59219366A 1983-10-18 1984-10-18 高温燃料電池 Granted JPS60107267A (ja)

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