JPH0246790B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0246790B2 JPH0246790B2 JP57076672A JP7667282A JPH0246790B2 JP H0246790 B2 JPH0246790 B2 JP H0246790B2 JP 57076672 A JP57076672 A JP 57076672A JP 7667282 A JP7667282 A JP 7667282A JP H0246790 B2 JPH0246790 B2 JP H0246790B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- rotor arm
- central portion
- cap
- exposed central
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P7/00—Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices
- F02P7/02—Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices of distributors
- F02P7/021—Mechanical distributors
- F02P7/022—Details of the distributor rotor or electrode
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は内燃エンジンに用いるための点火デイ
ストリビユータの製造方法に係る。
ストリビユータの製造方法に係る。
従来のこの種の点火デイストリビユータは、中
心電極及びサイド電極を担持したキヤツプと、該
キヤツプに相対して回転可能に該キヤツプ内に配
備されたロータとを有しており、該ロータは合成
樹脂製本体と、その本体内に一体モールドされた
導電性ロータアームとを有しており、該ロータア
ームは露出せられた中央部と、前記ロータ軸線に
対しほぼ直角をなす方向に前記本体から外方へ突
出した突出先端部とを備えており、ロータの回転
時前記ロータアームの前記露出中央部は前記中心
電極に摺動接触せしめられると共に前記突出端部
は前記サイド電極に対向して回転せられるよう構
成されている。
心電極及びサイド電極を担持したキヤツプと、該
キヤツプに相対して回転可能に該キヤツプ内に配
備されたロータとを有しており、該ロータは合成
樹脂製本体と、その本体内に一体モールドされた
導電性ロータアームとを有しており、該ロータア
ームは露出せられた中央部と、前記ロータ軸線に
対しほぼ直角をなす方向に前記本体から外方へ突
出した突出先端部とを備えており、ロータの回転
時前記ロータアームの前記露出中央部は前記中心
電極に摺動接触せしめられると共に前記突出端部
は前記サイド電極に対向して回転せられるよう構
成されている。
上記従来の点火デイストリビユータのロータを
モールドする際、ロータアームの突出先端部を上
下方向から、また露出中央部を上方向からモール
ド型によつて支持してその露出中央部をモールド
型に接触せしめるようになつていた。しかしなが
ら、ロータアームの突出先端部に力を作用せしめ
てそのロータアームの露出中央部をモールド型に
当接せしめるようになつているがため、その露出
中央部全面をモールド型に密接せしめるのは難か
しく、そのためにその露出中央部とモールド型と
の間におうおうにしてギヤツプが生じせしめら
れ、ギヤツプ内に形成材料が流れ込んでその露出
中央部表面に薄い成形材料膜が形成される。この
薄膜の形成により、中心電極とロータアームの露
出中央部との間の導電性が損われてしまうという
問題がある。
モールドする際、ロータアームの突出先端部を上
下方向から、また露出中央部を上方向からモール
ド型によつて支持してその露出中央部をモールド
型に接触せしめるようになつていた。しかしなが
ら、ロータアームの突出先端部に力を作用せしめ
てそのロータアームの露出中央部をモールド型に
当接せしめるようになつているがため、その露出
中央部全面をモールド型に密接せしめるのは難か
しく、そのためにその露出中央部とモールド型と
の間におうおうにしてギヤツプが生じせしめら
れ、ギヤツプ内に形成材料が流れ込んでその露出
中央部表面に薄い成形材料膜が形成される。この
薄膜の形成により、中心電極とロータアームの露
出中央部との間の導電性が損われてしまうという
問題がある。
本発明の目的は、ロータを成形する時にロータ
アームの露出中央部表面上に成形材料の薄膜が形
成されて、この露出中央部と中心電極とが摺動接
触される時に両者間の導電に支障をきたすことが
ないロータアームを備えた内燃エンジン用点火デ
イストリビユータの製造方法を提供することであ
る。
アームの露出中央部表面上に成形材料の薄膜が形
成されて、この露出中央部と中心電極とが摺動接
触される時に両者間の導電に支障をきたすことが
ないロータアームを備えた内燃エンジン用点火デ
イストリビユータの製造方法を提供することであ
る。
本発明はかような目的を達成させるために、ロ
ータアームにはその突出先端部の反対方向に露出
中央部から突出する延長部を形成しこの延長部の
少なくとも一部を露出させ、ロータをモールドす
るに際して、ロータアームを、その突出先端部を
上下方向両側から、その露出中央部を一方の側か
ら、その延長部の露出された部分を他方の側か
ら、それぞれモールド型によつて支持してモール
ド型と露出中央部とを互いに密接させることを特
徴とする製造方法を採用している。
ータアームにはその突出先端部の反対方向に露出
中央部から突出する延長部を形成しこの延長部の
少なくとも一部を露出させ、ロータをモールドす
るに際して、ロータアームを、その突出先端部を
上下方向両側から、その露出中央部を一方の側か
ら、その延長部の露出された部分を他方の側か
ら、それぞれモールド型によつて支持してモール
ド型と露出中央部とを互いに密接させることを特
徴とする製造方法を採用している。
上記した製造方法によれば、ロータアームは片
持ち支持ではなくて、モールド型によつて突出先
端部、露出中央部及び延長部の露出部の3点で両
(上下)方向にしつかりと位置決め固定支持され
ることになる。これにより、露出中央部はモール
ド型に緊密に接触されることが確保される。従つ
て、露出中央部とモールド型との間にギヤツプが
出来てしまつてそこに成形材料が流入して絶縁被
膜が形成されるということが完全に阻止されるの
である。
持ち支持ではなくて、モールド型によつて突出先
端部、露出中央部及び延長部の露出部の3点で両
(上下)方向にしつかりと位置決め固定支持され
ることになる。これにより、露出中央部はモール
ド型に緊密に接触されることが確保される。従つ
て、露出中央部とモールド型との間にギヤツプが
出来てしまつてそこに成形材料が流入して絶縁被
膜が形成されるということが完全に阻止されるの
である。
従来技術における製法においては、ロータアー
ムを水平面内で移動しないように位置決めしてモ
ールドしていた。しかし、本発明方法におけるよ
うに、いわゆる両持ち支持となるように3点にお
いて上下方向にロータアームの移動を阻止するご
とく位置決めすることに想到していないために、
モールドの際に、ロータアームの露出中央部とモ
ールド型との間に隙間が生じ成形材料が流入して
しまう。これにより、露出中央部上に成形材料の
薄膜が形成されて中心電極とロータアームの露出
中央部との間の導電性が劣化していた。従つて、
必然的に追加加工により薄膜の除去を必要として
いた。本発明の製造方法によれば、ロータアーム
の露出中央部とモールド型との間が緊密に保た
れ、成形材料の流入が阻止され、中心電極とロー
タアームの露出中央部との間には良好な電気接触
が確実に得られる。
ムを水平面内で移動しないように位置決めしてモ
ールドしていた。しかし、本発明方法におけるよ
うに、いわゆる両持ち支持となるように3点にお
いて上下方向にロータアームの移動を阻止するご
とく位置決めすることに想到していないために、
モールドの際に、ロータアームの露出中央部とモ
ールド型との間に隙間が生じ成形材料が流入して
しまう。これにより、露出中央部上に成形材料の
薄膜が形成されて中心電極とロータアームの露出
中央部との間の導電性が劣化していた。従つて、
必然的に追加加工により薄膜の除去を必要として
いた。本発明の製造方法によれば、ロータアーム
の露出中央部とモールド型との間が緊密に保た
れ、成形材料の流入が阻止され、中心電極とロー
タアームの露出中央部との間には良好な電気接触
が確実に得られる。
以下、本発明の製造方法で作られたものについ
て添附図面を参照して説明する。
て添附図面を参照して説明する。
第1図に示されているごとく、本発明実施例に
よる内燃エンジン用点火デイストリビユータ10
は合成樹脂製のキヤツプ12を有しており、その
キヤツプ12は円筒壁14とその円筒壁の軸線方
向一端を閉じて端壁16とを有している。そのキ
ヤツプ12内にはそのキヤツプの円筒壁14と同
心円関係をなして軸18の端部が突入せられてお
り、その軸18の端部にはロータ20が固定され
ていて軸18と一緒にキヤツプ12内で回転せし
められるようになつている。
よる内燃エンジン用点火デイストリビユータ10
は合成樹脂製のキヤツプ12を有しており、その
キヤツプ12は円筒壁14とその円筒壁の軸線方
向一端を閉じて端壁16とを有している。そのキ
ヤツプ12内にはそのキヤツプの円筒壁14と同
心円関係をなして軸18の端部が突入せられてお
り、その軸18の端部にはロータ20が固定され
ていて軸18と一緒にキヤツプ12内で回転せし
められるようになつている。
第1図乃至第3図に示されているごとく、ロー
タ20は合成樹脂製の本体22とその本体22に
一体にモールドされた例えば真鍮のごとき金属製
ロータアーム24とを有している。本体22は、
軸18の端部に止めねじ等に適宜の手段によつて
固定された円筒中央部26と、その中央部26か
ら半径方向外方へ突出してその中央部と一体に形
成された突出部30と、その突出部に対し直径方
向反対方向に半径方向外方へ突出して中央部26
と一体に形成されたカウンタウエイト部28とを
有している。
タ20は合成樹脂製の本体22とその本体22に
一体にモールドされた例えば真鍮のごとき金属製
ロータアーム24とを有している。本体22は、
軸18の端部に止めねじ等に適宜の手段によつて
固定された円筒中央部26と、その中央部26か
ら半径方向外方へ突出してその中央部と一体に形
成された突出部30と、その突出部に対し直径方
向反対方向に半径方向外方へ突出して中央部26
と一体に形成されたカウンタウエイト部28とを
有している。
本体20を形成している樹脂よりも比重の高い
金属材料でなるロータアーム24は露出せられた
中央部32と、ロータ20の回転軸線に対し直角
をなす方向に、即ち半径方向外方に、本体20の
突出部30から突出している円弧状突出先端部3
4と、その突出先端部に対し直径方向反対方向に
露出中央部32から半径方向外方へ突出する延長
部36とを有している。突出先端部34と露出中
央部32との間のロータアーム24の部分は本体
20の突出部30に鋳込まれており、また、露出
中央部32に隣接した延長部36の部分はカウン
タウエイト部28に鋳込まれている。
金属材料でなるロータアーム24は露出せられた
中央部32と、ロータ20の回転軸線に対し直角
をなす方向に、即ち半径方向外方に、本体20の
突出部30から突出している円弧状突出先端部3
4と、その突出先端部に対し直径方向反対方向に
露出中央部32から半径方向外方へ突出する延長
部36とを有している。突出先端部34と露出中
央部32との間のロータアーム24の部分は本体
20の突出部30に鋳込まれており、また、露出
中央部32に隣接した延長部36の部分はカウン
タウエイト部28に鋳込まれている。
カウンタウエイト部28にはロータ20の回転
軸線に対し直角をなす平面内で且つロータアーム
24の長手方向に対し直角をなす方向に延在する
空所、具体的には断面矩形の孔38が設けられて
おり、ロータアーム24の延長部36はその孔3
8内へ突出せられ、こうしてその延長部36の一
部が露出せしめられるようになつている。また、
カウンタウエイト部28にはこのような孔38が
設けられているがため、その孔38の第1図にお
いて上方及び下方にはカウンタウエイト部28に
薄肉部40及び42が夫々形成されている。
軸線に対し直角をなす平面内で且つロータアーム
24の長手方向に対し直角をなす方向に延在する
空所、具体的には断面矩形の孔38が設けられて
おり、ロータアーム24の延長部36はその孔3
8内へ突出せられ、こうしてその延長部36の一
部が露出せしめられるようになつている。また、
カウンタウエイト部28にはこのような孔38が
設けられているがため、その孔38の第1図にお
いて上方及び下方にはカウンタウエイト部28に
薄肉部40及び42が夫々形成されている。
キヤツプ12の端壁16の外周部には、エンジ
ンのシリンダ数に対応した数のサイド電極48が
鋳込まれており、これらサイド電極48は円周方
向に互いに等間隔をなして離隔せしめられている
と共に、ロータ20が回転する際にロータアーム
24の突出先端部が描く円形軌跡に対向して位置
決めされている。また、キヤツプ12の端壁16
の中央部には中心電極50が鋳込まれており、そ
の中心電極50の一端面に設けられている孔には
カーボンブラシ52が収容されている。そして、
そのカーボンブラシ52は孔内に収容されたばね
54によつて孔から突出する方向に弾圧せしめら
れていてロータアーム25の露出中央部32に摺
動接触せられるようになつている。中心電極50
は図示されていないハイテンシヨンコードを介し
て図示されていないイグニツシヨンコイルに導通
されており、サイド電極48は図示されていない
ハイテンシヨンコードを介して点火プラグに導通
されている。
ンのシリンダ数に対応した数のサイド電極48が
鋳込まれており、これらサイド電極48は円周方
向に互いに等間隔をなして離隔せしめられている
と共に、ロータ20が回転する際にロータアーム
24の突出先端部が描く円形軌跡に対向して位置
決めされている。また、キヤツプ12の端壁16
の中央部には中心電極50が鋳込まれており、そ
の中心電極50の一端面に設けられている孔には
カーボンブラシ52が収容されている。そして、
そのカーボンブラシ52は孔内に収容されたばね
54によつて孔から突出する方向に弾圧せしめら
れていてロータアーム25の露出中央部32に摺
動接触せられるようになつている。中心電極50
は図示されていないハイテンシヨンコードを介し
て図示されていないイグニツシヨンコイルに導通
されており、サイド電極48は図示されていない
ハイテンシヨンコードを介して点火プラグに導通
されている。
エンジンの回転に同期して軸18が回転する
と、ロータ20は回転し、ロータアーム24の先
端部34はサイド電極48と順次対向せしめら
れ、中心電極48よりカーボンブラシ52を介し
て供給された高電圧をそれらサイド電極48へ分
配する。このように、ロータ20が回転せしめら
れる際、そのロータ20のカウンタウエイト部2
8は、本体22の突出部30及びロータアーム2
4の半径方向突出部の重量に対するバランスをと
つて軸18及びロータ20の回転ブレを防止する
ようになつている。
と、ロータ20は回転し、ロータアーム24の先
端部34はサイド電極48と順次対向せしめら
れ、中心電極48よりカーボンブラシ52を介し
て供給された高電圧をそれらサイド電極48へ分
配する。このように、ロータ20が回転せしめら
れる際、そのロータ20のカウンタウエイト部2
8は、本体22の突出部30及びロータアーム2
4の半径方向突出部の重量に対するバランスをと
つて軸18及びロータ20の回転ブレを防止する
ようになつている。
本発明によつて製造された点火デイストリビユ
ータ10に用いられているロータ20のカウンタ
ウエイト部28には孔38が備えられ、且つその
孔38内にロータアーム24の延長部36が突入
せられてその延長部36の一部が露出せしめられ
ているので、合成樹脂製本体22と金属製ロータ
アーム24とを有するロータ20を一体モールド
する際、第3図に示されているごとく、ロータア
ーム24の突出先端部34をB1及びB2で示す上
下方向、すなわち両側から、露出中央部分32を
Aで示す上方向から、また、孔38内に位置する
延長部36の一部をCで示す下方向から夫々モー
ルド型によつて支持し、換言すれば、ロータ20
のモールド時、ロータアーム24は上記3点で、
しかも露出中央部分と延長部とは互いに相反する
側で支持されるので、モールド型は露出中央部分
32にしつかり押圧されて密接せしめられ、従つ
てそれらモールド型と露出中央部分32との間に
ギヤツプが形成されてそのギヤツプ内に成形材料
が流れ込み、その露出中央部分32表面上に薄膜
が形成されるということがなく、ロータアーム2
4の露出中央部32とカーボンブラシ52との間
には良好な電気導通状態が得られる。
ータ10に用いられているロータ20のカウンタ
ウエイト部28には孔38が備えられ、且つその
孔38内にロータアーム24の延長部36が突入
せられてその延長部36の一部が露出せしめられ
ているので、合成樹脂製本体22と金属製ロータ
アーム24とを有するロータ20を一体モールド
する際、第3図に示されているごとく、ロータア
ーム24の突出先端部34をB1及びB2で示す上
下方向、すなわち両側から、露出中央部分32を
Aで示す上方向から、また、孔38内に位置する
延長部36の一部をCで示す下方向から夫々モー
ルド型によつて支持し、換言すれば、ロータ20
のモールド時、ロータアーム24は上記3点で、
しかも露出中央部分と延長部とは互いに相反する
側で支持されるので、モールド型は露出中央部分
32にしつかり押圧されて密接せしめられ、従つ
てそれらモールド型と露出中央部分32との間に
ギヤツプが形成されてそのギヤツプ内に成形材料
が流れ込み、その露出中央部分32表面上に薄膜
が形成されるということがなく、ロータアーム2
4の露出中央部32とカーボンブラシ52との間
には良好な電気導通状態が得られる。
また、金属製ロータアーム24の延長部36が
カウンタウエイト部28内へ突入せられていてカ
ウンタウエイトの一部として作用するので、樹脂
製であるそのカウンタウエイト部28そのものの
体積を小さくすることができ、モールド時におけ
るその樹脂性カウンタウエイト部28での収縮量
が低減され、樹脂製本体22及び金属製ロータア
ーム24でなるロータ20の寸法精度を高いレベ
ルに保つことができる。
カウンタウエイト部28内へ突入せられていてカ
ウンタウエイトの一部として作用するので、樹脂
製であるそのカウンタウエイト部28そのものの
体積を小さくすることができ、モールド時におけ
るその樹脂性カウンタウエイト部28での収縮量
が低減され、樹脂製本体22及び金属製ロータア
ーム24でなるロータ20の寸法精度を高いレベ
ルに保つことができる。
更に、樹脂製カウンタウエイト部28の、円筒
中央部26に隣接した部分には、孔36によつて
形成された薄肉部40及び42が設けられている
ので、そのカウンタウエイト部28で生じせしめ
られるモールド時の収縮はその薄肉部40,42
によつて吸収されて円筒中央部26側へその収縮
の影響が及ぼされず、これによつても、樹脂製本
体22及び金属製ロータアーム24でなるロータ
20の寸法精度を高めることができる。
中央部26に隣接した部分には、孔36によつて
形成された薄肉部40及び42が設けられている
ので、そのカウンタウエイト部28で生じせしめ
られるモールド時の収縮はその薄肉部40,42
によつて吸収されて円筒中央部26側へその収縮
の影響が及ぼされず、これによつても、樹脂製本
体22及び金属製ロータアーム24でなるロータ
20の寸法精度を高めることができる。
第1図乃至第3図に示されているカウンタウエ
イト部28内の孔38は矩形断面を有しているけ
れども、円形断面を有していてもよく、また、第
4図に示すごとく、その孔38の一方の側壁面は
直線状でなく円弧状をしていてもよい。更に、第
1図乃至第4図には、ロータアーム24の延長部
36が孔38の幅全体にわたつて延在していると
して示されているけれども、その延長部36は孔
38内へ部分的に突出するようにしてもかまわ
ず、要は、その延長部36が、モールド時モール
ド型によつて第3図中C方向から支持され得れば
よい。いずれにしても、この孔38は前記延長部
36を支持していたモールド型部分の抜き跡とし
て形成されるものであるが、ロータ20の回転軸
線に対し直角な平面内で且つ前記ロータアーム2
4を横切つて延在しているため、ロータアーム2
4の突出先端部34が正規のサイド電極48と対
向しているとき、その反対側のサイド電極48に
前記孔38が対向することはない。従つて、前記
延長部36から前記孔38を介して前記の反対側
サイド電極へ誤配電する事態を招くことがない。
イト部28内の孔38は矩形断面を有しているけ
れども、円形断面を有していてもよく、また、第
4図に示すごとく、その孔38の一方の側壁面は
直線状でなく円弧状をしていてもよい。更に、第
1図乃至第4図には、ロータアーム24の延長部
36が孔38の幅全体にわたつて延在していると
して示されているけれども、その延長部36は孔
38内へ部分的に突出するようにしてもかまわ
ず、要は、その延長部36が、モールド時モール
ド型によつて第3図中C方向から支持され得れば
よい。いずれにしても、この孔38は前記延長部
36を支持していたモールド型部分の抜き跡とし
て形成されるものであるが、ロータ20の回転軸
線に対し直角な平面内で且つ前記ロータアーム2
4を横切つて延在しているため、ロータアーム2
4の突出先端部34が正規のサイド電極48と対
向しているとき、その反対側のサイド電極48に
前記孔38が対向することはない。従つて、前記
延長部36から前記孔38を介して前記の反対側
サイド電極へ誤配電する事態を招くことがない。
第5図は本発明の製法で作られた別の例の内燃
エンジン用点火デイストリビユータ100を示し
ており、この点火デイストリビユータ100はプ
ラスチツクのごとき合成樹脂製のキヤツプ112
を有しており、そのキヤツプ112は円筒壁11
4とその円筒壁の軸線方向一端を閉じる端壁11
6とを有している。キヤツプ112の端壁116
の外周部にはエンジンのシリンダ数に対応した数
のサイド電極148,149が鋳込まれており、
また、端壁116の中心には第1の中心電極15
0が、また、その第1の中心電極から半径方向外
方にづれた所に第2の中心電極151が夫々鋳込
まれている。
エンジン用点火デイストリビユータ100を示し
ており、この点火デイストリビユータ100はプ
ラスチツクのごとき合成樹脂製のキヤツプ112
を有しており、そのキヤツプ112は円筒壁11
4とその円筒壁の軸線方向一端を閉じる端壁11
6とを有している。キヤツプ112の端壁116
の外周部にはエンジンのシリンダ数に対応した数
のサイド電極148,149が鋳込まれており、
また、端壁116の中心には第1の中心電極15
0が、また、その第1の中心電極から半径方向外
方にづれた所に第2の中心電極151が夫々鋳込
まれている。
キヤツプ112内にはそのキヤツプの円筒壁1
14と同心円関係をなして軸118の端部が突出
せられており、その軸118の端部にはロータ1
20が止めねじ121で固定されていて軸118
と一緒にキヤツプ112内で回転せしめられるよ
うになつている。ロータ120は合成樹脂製の本
体122とその本体122に一体にモールドされ
た例えば真鍮のごとき金属製の第1及び第2のロ
ータアーム124及び125とを有しており、こ
れら第1及び第2のロータアーム124及び12
5は本体122の軸線方向に互いに離隔せしめら
れている。本体122は、軸118の端部に止め
ねじ121等の適宜の手段によつて固定された下
方円筒中央部126と、上方円筒中央部127
と、その下方中央部126の頂部から半径方向外
方へ突出した突出部130と、その下方中央部1
26の頂部から突出部130に対し直径方向反対
方向に半径方向に突出したカウンタウエイト部1
28と、上方中央部127の頂部に一体に形成さ
れたカツプ状部131とを有している。そして、
カウンタウエイト部128と下方中央部126と
の間の接続部には、第1図乃至第3図に示された
例のものと同様の開口、即ち孔138が設けられ
ていて薄肉部140,142を提供している。
14と同心円関係をなして軸118の端部が突出
せられており、その軸118の端部にはロータ1
20が止めねじ121で固定されていて軸118
と一緒にキヤツプ112内で回転せしめられるよ
うになつている。ロータ120は合成樹脂製の本
体122とその本体122に一体にモールドされ
た例えば真鍮のごとき金属製の第1及び第2のロ
ータアーム124及び125とを有しており、こ
れら第1及び第2のロータアーム124及び12
5は本体122の軸線方向に互いに離隔せしめら
れている。本体122は、軸118の端部に止め
ねじ121等の適宜の手段によつて固定された下
方円筒中央部126と、上方円筒中央部127
と、その下方中央部126の頂部から半径方向外
方へ突出した突出部130と、その下方中央部1
26の頂部から突出部130に対し直径方向反対
方向に半径方向に突出したカウンタウエイト部1
28と、上方中央部127の頂部に一体に形成さ
れたカツプ状部131とを有している。そして、
カウンタウエイト部128と下方中央部126と
の間の接続部には、第1図乃至第3図に示された
例のものと同様の開口、即ち孔138が設けられ
ていて薄肉部140,142を提供している。
第1のロータアーム124は大きく凹んだ露出
中央部132と、円弧状突出先端部134と、延
長部136とを有していて、第1図乃至第3図に
示されたものと実質的に同じであるが、露出中央
部132と先端部134との間に折曲げ部135
が備えられている点でのみ異つている。第2のロ
ータアーム125はカツプ状部131の底壁に載
置されたリング状部137と、そのリング状部か
ら突出し且つカツプ状部131の周壁から突出す
る円弧状突出先端部139とを有している。そし
て、第1の中心電極150の孔に摺動可能に収容
されたカーボンブラシ152はばねによつて第1
のロータアーム124の露出中央部132に弾圧
接触されており、また、第2の中心電極151の
孔に摺動可能に収容されたカーボンブラシ153
はばねによつて第2のロータアーム125のリン
グ状部137に弾圧接触せしめられている。
中央部132と、円弧状突出先端部134と、延
長部136とを有していて、第1図乃至第3図に
示されたものと実質的に同じであるが、露出中央
部132と先端部134との間に折曲げ部135
が備えられている点でのみ異つている。第2のロ
ータアーム125はカツプ状部131の底壁に載
置されたリング状部137と、そのリング状部か
ら突出し且つカツプ状部131の周壁から突出す
る円弧状突出先端部139とを有している。そし
て、第1の中心電極150の孔に摺動可能に収容
されたカーボンブラシ152はばねによつて第1
のロータアーム124の露出中央部132に弾圧
接触されており、また、第2の中心電極151の
孔に摺動可能に収容されたカーボンブラシ153
はばねによつて第2のロータアーム125のリン
グ状部137に弾圧接触せしめられている。
第5図に示されている点火デイストリビユータ
の作動時、エンジン回転の1/2に同期して軸11
8は回転し、それに伴い、第1のロータアーム1
24の突出先端部134はサイド電極149と順
次対向せしめられ、第1の中心電極150からカ
ーボンブラシ152を介して供給された高電圧を
それらサイド電極149へ分配する。また、第2
のロータアーム125の突出先端部139はサイ
ド電極148と順次対向せしめられ、第2の中心
電極からカーボンブラシ153を介して供給され
た高電圧をそれらサイド電極148へ分配する。
この第5図に示されたデイストリビユータは、第
1のロータアーム124の突出端部134がサイ
ド電極149に対向せられた時、それと同時に第
2のロータアーム125の突出端部139がサイ
ド電極148に対向せられるようになつた、いわ
ゆる2点火エンジン用のデイストリビユータであ
る。
の作動時、エンジン回転の1/2に同期して軸11
8は回転し、それに伴い、第1のロータアーム1
24の突出先端部134はサイド電極149と順
次対向せしめられ、第1の中心電極150からカ
ーボンブラシ152を介して供給された高電圧を
それらサイド電極149へ分配する。また、第2
のロータアーム125の突出先端部139はサイ
ド電極148と順次対向せしめられ、第2の中心
電極からカーボンブラシ153を介して供給され
た高電圧をそれらサイド電極148へ分配する。
この第5図に示されたデイストリビユータは、第
1のロータアーム124の突出端部134がサイ
ド電極149に対向せられた時、それと同時に第
2のロータアーム125の突出端部139がサイ
ド電極148に対向せられるようになつた、いわ
ゆる2点火エンジン用のデイストリビユータであ
る。
この第5図に示された点火デイストリビユータ
の、第1の中心電極150、第1のロータアーム
124、カウンタウエイト部148、孔138及
び円筒状中央部126でなる構成は第1図乃至第
3図に示されたものと実質的に同じであるが、露
出中央部132が大きく凹んでいるが故に、ま
た、寸法精度の必要な部位が更に上部にあるが故
に、第1図乃至第3図に示された点火デイストリ
ビユータに対して位置決めモールド時の変形防止
の点でより大きな効果を期待することができる。
の、第1の中心電極150、第1のロータアーム
124、カウンタウエイト部148、孔138及
び円筒状中央部126でなる構成は第1図乃至第
3図に示されたものと実質的に同じであるが、露
出中央部132が大きく凹んでいるが故に、ま
た、寸法精度の必要な部位が更に上部にあるが故
に、第1図乃至第3図に示された点火デイストリ
ビユータに対して位置決めモールド時の変形防止
の点でより大きな効果を期待することができる。
第1図は本発明の製造方法で作つた内燃エンジ
ン用点火デイストリビユータの一部を示す断面
図、第2図は第1図に示されているロータの平面
図、第3図は第2図の−線断面図、第4図は
第2図と同様の図で、ロータの変形例を示す図、
及び第5図は2点点火式デイストリビユータに適
用された本発明の製造方法で作つた別の例の点火
デイストリビユータの断面図である。 10……内燃エンジン用点火デイストリビユー
タ、12……キヤツプ、14……円筒壁、16…
…端壁、18……軸、20……ロータ、22……
本体、24……ロータアーム、26……円筒中央
部、28……カウンタウエイト部、30……突出
部、32……露出中央部、34……突出先端部、
36……延長部、38……空所、即ち孔、40,
42……薄肉部、48……サイド電極、50……
中心電極、52……カーボンブラシ、54……ば
ね、100……点火デイストリビユータ、112
……キヤツプ、114……円筒壁、116……端
壁、118……軸、120……ロータ、121…
…止めねじ、122……本体、124,125…
…ロータアーム、126……下方円筒中央部、1
27……上方円筒中央部、128……カウンタウ
エイト部、130……突出部、131……カツプ
状部、132……露出中央部、134……突出先
端部、135……折曲げ部、136……延長部、
137……リング状部、138……孔、139…
…突出先端部、148,149……サイド電極、
150,151……中心電極、152,153…
…カーボンブラシ。
ン用点火デイストリビユータの一部を示す断面
図、第2図は第1図に示されているロータの平面
図、第3図は第2図の−線断面図、第4図は
第2図と同様の図で、ロータの変形例を示す図、
及び第5図は2点点火式デイストリビユータに適
用された本発明の製造方法で作つた別の例の点火
デイストリビユータの断面図である。 10……内燃エンジン用点火デイストリビユー
タ、12……キヤツプ、14……円筒壁、16…
…端壁、18……軸、20……ロータ、22……
本体、24……ロータアーム、26……円筒中央
部、28……カウンタウエイト部、30……突出
部、32……露出中央部、34……突出先端部、
36……延長部、38……空所、即ち孔、40,
42……薄肉部、48……サイド電極、50……
中心電極、52……カーボンブラシ、54……ば
ね、100……点火デイストリビユータ、112
……キヤツプ、114……円筒壁、116……端
壁、118……軸、120……ロータ、121…
…止めねじ、122……本体、124,125…
…ロータアーム、126……下方円筒中央部、1
27……上方円筒中央部、128……カウンタウ
エイト部、130……突出部、131……カツプ
状部、132……露出中央部、134……突出先
端部、135……折曲げ部、136……延長部、
137……リング状部、138……孔、139…
…突出先端部、148,149……サイド電極、
150,151……中心電極、152,153…
…カーボンブラシ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 中心電極及びサイド電極を担持したキヤツプ
と、該キヤツプに相対して回転可能に該キヤツプ
内に配備されたロータとを有しており、該ロータ
は合成樹脂製本体と、その本体内に一体モールド
された導電性ロータアームとを有しており、該ロ
ータアームは露出せられた中央部と、前記ロータ
の回転軸線に対しほぼ直角をなす方向に前記本体
から外方へ突出した突出先端部とを備えており、
前記ロータの回転時前記ロータアームの前記露出
中央部は前記中心電極に摺動接触せしめられると
共に前記突出先端部は前記サイド電極に対向して
回転せられるよう構成された内燃エンジン用点火
デイストリビユータにおいて、 前記ロータアームをモールド型にて支持し前記
合成樹脂製本体をなす合成樹脂によりモールドし
て前記ロータを形成するにあたり、 前記ロータアームを、その前記突出先端部を上
下方向両側から、その前記露出中央部を一方の側
から、この露出中央部に対して前記突出先端部の
反対方向に突出する延長部を他方の側から、それ
ぞれモールド型によつて支持してモールド型と前
記露出中央部とを互いに密接させると共に、 モールド後においては、前記延長部を支持して
いたモールド型の部分が、前記ロータの回転軸線
に対し直角な平面内で且つ前記ロータアームを横
切つて延在する空所として、前記合成樹脂製本体
に形成されていることを特徴とする内燃エンジン
用点火デイストリビユータの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7667282A JPS58195067A (ja) | 1982-05-10 | 1982-05-10 | 内燃エンジン用点火ディストリビュータの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7667282A JPS58195067A (ja) | 1982-05-10 | 1982-05-10 | 内燃エンジン用点火ディストリビュータの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58195067A JPS58195067A (ja) | 1983-11-14 |
| JPH0246790B2 true JPH0246790B2 (ja) | 1990-10-17 |
Family
ID=13611912
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7667282A Granted JPS58195067A (ja) | 1982-05-10 | 1982-05-10 | 内燃エンジン用点火ディストリビュータの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58195067A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52125942A (en) * | 1976-04-15 | 1977-10-22 | Hitachi Ltd | 0distributor |
-
1982
- 1982-05-10 JP JP7667282A patent/JPS58195067A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58195067A (ja) | 1983-11-14 |
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