JPH0248260B2 - - Google Patents
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- JPH0248260B2 JPH0248260B2 JP63041386A JP4138688A JPH0248260B2 JP H0248260 B2 JPH0248260 B2 JP H0248260B2 JP 63041386 A JP63041386 A JP 63041386A JP 4138688 A JP4138688 A JP 4138688A JP H0248260 B2 JPH0248260 B2 JP H0248260B2
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Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
この発明は、歯科や耳鼻科用の診察・治療台、
あるいは頭部レントゲン装置の診察台として、患
者の診察や治療に用いられる医科用診療台に関す
る。 〔従来の技術〕 一般に、こうした医科用診療台は、患者が着座
するシート、このシートの端部に適宜に支持され
て患者の腕部を受け支えるアームレスト、背もた
れであるバツクレスト、そしてこのバツクレスト
に適宜に支持されて患者の頭部を受け支えるヘツ
ドレスト、等々を有して構成されており、またそ
の多くは、患者を着座させての上記シートとバツ
クレストとの間の角度調整、並びに上記ヘツドレ
スト(若しくは患者頭部)の3次元的な姿勢(高
さおよび傾き度合を併せ含む)調整、等をも任意
に行ない得る適宜の機構を有して、種々、所望さ
れる診察や治療の際の医師並びに患者に対する便
宜を図ることができるようになつている。例え
ば、特公昭55−37254号(特願昭52−25876号)発
明の名称「患者用支持装置」なども、こうした類
の医科用診療台の1つである。 すなわちこの特公昭55−37254号「患者用支持
装置」に記載された診療台にあつては、例えば上
記ヘツドレスト(患者頭部)の姿勢調整機構に関
して、その枕部(中央パツド)の周辺に4つの半
球状の追加パツドを並べ設けるとともに、その下
部に各々空気袋を設け、これら空気袋の各対応す
る手動弁を通じた空気の出し入れに基づく各対応
する追加パツドの伏せ・起きによつて、患者頭部
の上記姿勢を任意に調整し、これによつて、例え
ば歯科用であれば診察・治療に都合のよい位置に
患者の口腔を位置させる、等の便宜が得られるよ
うにしている。 〔発明が解決しようとする課題〕 上記のような診療台によつても、ヘツドレスト
(若しくは患者頭部)の3次元的な姿勢調整は確
かに可能ではあるが、特に上記の特公昭55−
37254号「患者用支持装置」に記載された診療台
では、こうした調整を各別の手動弁を通じて行な
うものであることから、患者頭部の正に所望する
姿勢を得るために、ときには複数回にわたる複雑
かつ熟練した操作が必要とされるなど、操作性、
機能性の面での問題がある。また同診療台では、
上記の如く追加パツドの伏せ・起きによつて患者
頭部の姿勢が調整される際には、その姿勢調整の
都度、患者頭部の枕部に触れる中心点が位置的に
低い側にずれるようになるものであり、患者にと
つての不快感といつた面でも問題が残る。しか
も、こうした中心点のずれは、患者頭部の上記
「正に所望する姿勢」を得難くする1つの大きな
要因ともなつている。 昨今では、上記診療台の他にも種々のタイプの
診療台が提案され実用されてはいるが、ヘツドレ
ストに関する実情は、大旨上記に共通する。 また、前記のアームレストは、診察や治療の際
には、患者にとつて必要価値の高いものである
が、診療台へ乗る際、あるいは診療台から降りる
際には不必要であり、むしろ邪魔でさえある。そ
こで通常は、該アームレストをスライドやはね上
げ等の可能な構造としておき、診察や治療の際の
み、医師またはアシスタントがこれを使用位置に
セツトできるようにしているが、これとて実用上
は、医師やアシスタントにとつて面倒かつ余計な
操作であり、何らかの改善が望まれていた。 この発明は、従来のこうした実情に鑑みてなさ
れたものであり、操作性および機能性に優れ、患
者にとつても不快感を与えることなく使用するこ
とのできる医科用診療台を提供することを目的と
する。 〔課題を解決するための手段〕 この発明では、例えば前記のヘツドレストの構
造に関してこれを、前記バツクレストに連結され
るヘツドレスト本体と、患者の頭部を受ける中心
点から四方向に離間される4つの独立した気室を
有して前記ヘツドレスト本体上に配設され、これ
ら4つの気室にそれぞれ対応して設けられた各別
のエアチユーブを介して空気の吸入・排出に基づ
くこれら気室各々の自在の伸縮に応じて、その上
面の3次元姿勢が決定されるヘツドレストエアベ
ローズと、このエアベローズ上に配設されて患者
の頭部が載置されるヘツドレスト枕と、前記ヘツ
ドレストエアベローズ上面の前記3次元姿勢を指
定するためのスイツチ手段と、このスイツチ手段
の1操作毎に、その指定される3次元姿勢に対応
した前記各エアチユーブを介しての空気の吸入・
排出を、前記ヘツドレストエアベローズの2つ以
上の気室について同時に複合制御するヘツドレス
ト制御手段とをそれぞれ具えて構成するようにす
る。 〔作用〕 特に、上記ヘツドレストエアベローズの構造、
および上記スイツチ手段の操作に基づく上記ヘツ
ドレスト制御手段の制御構造によれば、患者の頭
部が直接載置されるヘツドレスト枕の3次元姿勢
について、その現在の面に平行な面への変移(す
なわち上記エアベローズにある4つの気室の全体
伸張または全体収縮)が上記スイツチ手段を通じ
て指定された場合、その指定された方向に対応し
て、上記エアベローズの4つ全ての気室について
の各対応するエアチユーブを介した吸気制御、ま
たは同エアベローズの4つ全ての気室についての
各対応するエアチユーブを介した排気制御が実行
される。また、同じくヘツドレスト枕の3次元姿
勢について、ある方向に傾く態様での変移が上記
スイツチ手段を通じて指定された場合には、その
指定された方向に対応する上記エアベローズの1
つ若しくは2つの気室についての対応するエアチ
ユーブを介した吸気制御と、同エアベローズの相
対する他の1つ若しくは2つの気室についての対
応するエアチユーブを介した排気制御とが、同時
に実行される。すなわちこのことは、患者頭部の
3次元的な姿勢調整を行なうに、この操作性が著
しく改善されることはもとより、いかなる場合
も、患者頭部のヘツドレスト枕に触れる中心点は
一定に維持され得ることを意味する。 〔実施例〕 第1図〜第12図に、この発明にかかる医科用
診療台の一実施例を示す。 第1図は、該実施例診療台の全体の構成を示し
たものである。 同第1図に示されるように、この診療台は、大
きくは、台座1、該台座1に設置されたリフト
2、該リフト2の後述するスイツチ操作に基づき
上下動される上端部に設置されたシート台3、患
者が着座するシート4、背もたれであつてこのシ
ート4となす角度が後述するスイツチ操作に基づ
き任意設定されるよう同シート4に支持されたバ
ツクレスト5、上記シート4の両端部に支持され
て患者の腕部を受け支えるアームレスト6、上記
バツフレスト5に連結アームJAにより支持され
て患者の頭部を受け支えるヘツドレスト7、上記
バツクレスト5の側部に図示の如く配されて当該
診療台のチユアー部(リフト2、シート4、バツ
クレスト5およびアームレスト6)につきその所
望とする状態を指定する際にオペレータ(医師若
しくはアシスタント)によつて各々所定に操作さ
れるチユアースイツチ8、そして例えば上記シー
ト台3若しくは台座1に内蔵される後述の制御装
置からリードケーブルLCを介して図示の如く導
出されて上記ヘツドレスト7(正確にはその後述
するヘツドレスト枕73)につきその所望とする
3次元姿勢を指定する際にオペレータ(主に医
師)によつて各々所定に操作(この例ではフツト
操作)されるヘツドレストスイツチ9、を具えて
構成される。 このうち、上記アームレスト6は、シート4に
連結されるアームレスト支持体61、このアーム
レスト支持体61上に1つの気室を有して配設さ
れて該気室の自在の伸縮に応じてその上面のアー
ムレスト支持体からの距離が決定されるアームレ
ストエアベローズ62、およびバツクレスト5に
近い一方端が上記アームレスト支持体61に回動
自在に支持されるとともに他方端が上記アームレ
ストエアベローズ62上に配設されて患者の腕部
が載置されるアームレスト本体63、の基本的に
は3つの部分からなつていて、上記チユアースイ
ツチ8の操作に基づく上記シート4とバツクレス
ト5との間の角度堆移に同期、連動して、そのア
ームレスト本体63の随時の姿勢(その先端部の
アームレスト支持体61からの距離)が決定され
るよう制御されるものである。 第2図に、こうしたアームレスト6の具体構造
を示す。 同第2図に示されるように、上記アームレスト
エアベローズ62には、その下端部から気室に通
じるようになるエアチユーブ64が設けられてお
り、該アームレストエアベローズ62は、この気
室に通じたエアチユーブ64を介しての空気の吸
入・排出に基づいて上述した伸縮を行なうように
なつている。アームレスト本体63は、このエア
ベローズ62の伸張に伴つて図中矢印F1方向に
作動し、同エアベローズ62の収縮に伴つて図中
矢印F2方向に作動する。 また、アームレスト支持体61に配されてアー
ムレスト本体63の回動の支点となる支持部材6
5とアームレスト本体63の内壁との間には、図
示の如くワイヤ66aとプーリ66bを介してこ
れらアームレスト支持体61およびアームレスト
本体63を互いに引き合う方向に付勢するスプリ
ング67が配されており、上記エアチユーブ64
を介しての空気の排出に伴つてアームレスト本体
63が矢印F2方向に作動する際、これが助勢さ
れるようになつている。 なお、アームレスト本体63が上記の如く矢印
F1方向に作動して、これが所定の位置(距離)
に達したときには、上記ワイヤ66aの所定位置
に固着されたストツパ68がアームレスト支持体
61に図示の如く配されたストツパ69に当接し
て、その位置(距離)が保持されるようになつて
いる。 第3図は、こうしたアームレスト6の動作を誘
起する上記チユアースイツチ8についてそのスイ
ツチ構成を、また第4図は、同チユアースイツチ
8の操作に関連した上記チユアー部(リフト2、
シート3、バツクレスト5およびアームレスト
6)の主なる作動態様についてその概要をそれぞ
れ示したものであり、以下、これら第3図および
第4図を参照して、同チユアー部の動作並びにこ
れに伴う上記アームレスト6の動作について詳述
する。 第3図に示されるように、この実施例におい
て、上記チユアースイツチ8は、「オートバツク
レストUP」スイツチ81、「バツクレストUP←→
バツクレストDOWN」スイツチ82、「リフト
UP←→リフトDOWN」スイツチ83、および「オ
ートリターン(UP)←→オートメモリ(DOWN)」
スイツチ84、の4つのスイツチによつて構成さ
れている。 このうち、「オートバツクレストUP」スイツチ
81は、オペレータによる1操作(ワンタツチ)
に基づいて、例えば第4図のa若しくはcの位置
にあるとするバツクレスト5を自動的に同第4図
の例えばdの位置にアツプ(UP)させるための
スイツチであり、また「バツクレストUP←→バツ
クレストDOWN」スイツチ82は、バツクレス
ト5の位置(シート4となす角度)を、例えば第
4図のaおよびbの間で、そのオペレータによる
操作対応方向へ、操作されている間だけアツプ
(UP)若しくはダウン(DOWN)させるための
スイツチであり、「リフトUP←→リフトDOWN」
スイツチ83は、当のチユアー部全体と、リスト
2を通じて、第4図に示す矢印F3あるいはF4の
如く、そのオペレータによる操作対応方向へ、操
作されている間だけアツプ(UP)若しくはダウ
ン(DOWN)させるためのスイツチであり、そ
して「オートリターン(UP)←→オートメモリ
(DOWN)」スイツチ84は、オペレータによる
各々指示される方向への1操作(ワンタツチ)に
応じて、これが例えば「オートメモリ
(DOWN)」側に操作された場合には、バツクレ
スト5を自動的に第4図の例えばcの位置にダウ
ン(DOWN)させ、逆に「オートリターン
(UP)」側に操作された場合には、バツクレスト
5を自動的に同第4図の例えばdの位置にアツプ
(UP)させるためのスイツチである。 この実施例において、前記のアームレスト6
は、これらスイツチ81〜84のうちの特に「オ
ートリターン(UP)←→オートメモリ(DOWN)」
スイツチ84の操作に誘起されて、その矢印F1
あるいはF2方向(第2図および第4図参照)へ
の作動を開始する。 すなわち、前述したアームレストエアベローズ
62の気室は、これに設けられたエアチユーブ6
4を通じて、上記「オートリターン(UP)←→オ
ートメモリ(DOWN)」スイツチ84が「オート
メモリ(DOWN)」側に操作されたとき「吸気」
され、「オートリターン(UP)」側に操作された
とき「排気」されるよう、後述する制御装置によ
つて制御されるものであり、これにより当のアー
ムレスト6は、同スイツチ84が「オートメモリ
(DOWN)」側に操作されて、バツクレスト5が
第4図の例えばcの位置に自動移行されるとき、
これに連動してそのアームレスト本体63が、同
第4図の矢印F1の方向に作動し、同スイツチ8
4が「オートリターン(UP)」側に操作されて、
バツクレスト5が第4図の例えばdの位置に自動
移行されるとき、これに連動してそのアームレス
ト本体63が、同第4図の矢印F2の方向に作動
するようになる。 なお、上記アームレスト本体63が矢印F1方
向に作動するとき、その限界位置(限界距離)が
アームレスト6内部のストツパ68および69
(第2図参照)の当接位置によつて決定されるこ
とは前述した通りであるが、アームレストエアベ
ローズ62の気室に対する上述した「吸気」制御
あるいは「排気」制御の終止タイミングについて
は、別途次の態様をもつて制御される。 第5図は、シート台3の内部構成についてその
一部の概略を示したものであり、同第5図におい
て、31は、バツクレスト5を上述の態様で作動
するための油圧シリンダ、32aは、図示の如く
このシリンダ31の伸縮動作に連動してスライド
するスライドバー、32bは、このスライドバー
32aに図示の如く設けられた突起部材、33
は、上記バツクレスト5の例えば第4図でいうc
の位置、すなわち上記スイツチ84が「オートメ
モリ(DOWN)」側に操作された際の同バツクレ
スト5の目標停止位置、での上記油圧シリンダ3
1のストローク位置に対応して配されて(この配
設位置はシート台3の外部から調節可能であると
する)、該油圧シリンダ31、したがつて上記ス
ライドバー32aの上記スイツチ84の操作に基
づく図中矢印F5方向へのスライドに際して、上
記バツクレスト5が例えば第4図のcの位置に達
したとき、上記の突起部材32bの当接によつて
「オン」とされる(これによつて油圧シリンダ3
1に停止指令がかかる)リミツトスイツチ、そし
て34は、上記バツクレスト5の例えば第4図で
いうdの位置、すなわち上記スイツチ84が「オ
ートリターン(UP)」側に操作された際の同バツ
クレスト5の目標停止位置、での上記油圧シリン
ダ31のストローク位置に対応して配されて(こ
の配設位置もシート台3の外側から調節可能であ
るとする)、該油圧シリンダ31、したがつて上
記スライドバー32aの上記スイツチ84の操作
に基づく図中矢印F6方向へのスライドに際して、
上記バツクレスト5が例えば第4図のdの位置に
達したとき、上記突起部32bの当接によつて
「オン」とされる(これによつて油圧シリンダ3
1に停止指令がかかる)リミツトスイツチ、をそ
れぞれ示す。この実施例においては、上記アーム
レストエアベローズ62の気室に対する「吸気」
制御あるいは「排気」制御の終止タイミングも、
こうしたリミツトスイツチ33および34を兼用
(若しくは同等の作用をなすリミツトスイツチを
並設)して制御するようにしている。 すなわち、アームレスト5の後述する制御装置
においては、上記のスイツチ84が「オートメモ
リ(DOWN)」側に操作されたとき、これを検知
して上記アームレストエアベローズ62の気室に
対する「吸気」制御を開始し、上記のリミツトス
イツチ33が「オン」となつたとき、これを検知
して同「吸気」制御を終止し、また上記のスイツ
チ84が「オートリターン(UP)」側に操作され
たとき、これを検知して上記アームレストエアベ
ローズ62の気室に対する「排気」制御を開始
し、上記のリミツトスイツチ34が「オン」とな
つたとき、これを検知して同「排気」制御を終止
するよう動作する。 なお、前述したリフト2によるチユアー部全体
の矢印F3またはF4(第4図)方向への作動、ある
いは油圧シリンダ31によるバツクレスト5の上
述した作動、といつた通常のチユアー動作につい
てこれを制御する装置並びに機構等は周知であ
り、これらに関するここでの図示および説明は割
愛する。 次に、該実施例診療台の前記ヘツドレスト7に
ついてその構造を詳述する。 このヘツドレスト7は、先の第1図に示される
ように、バツクレスト5に連結アームJAを介し
て連結されるヘツドレスト本体71、このヘツド
レスト本体71上に4つの気室を有して配設され
てこれら各気室の自在の伸縮に応じてその上面の
3次元姿勢が決定されるヘツドレストエアベロー
ズ72、およびこのヘツドレストエアベローズ7
2上に一体に配設されて患者の頭部が載置される
ヘツドレスト枕73、の基本的には3つの部分か
らなつていて、先のヘツドレストスイツチ9のそ
れぞれ所定の操作に応じて、上記ヘツドレストエ
アベローズ72の上面、すなわちヘツドレスト枕
73の随時の3次元姿勢が決定されるよう制御さ
れるものである。 第6図および第7図に、こうしたヘツドレスト
7の具体構造を示す。 第6図は平面図、第7図は正面図であり、これ
ら第6図および第7図に示されるように、上記ヘ
ツドレストエアベローズ72には、患者の頭部を
受ける中心点から四方向に離間される態様で、か
つ患者頭部の中心線について線対称となる位置に
左右2つずつ、それぞれ独立した4つの気室74
a,74b,74cおよび74dが設けられ、ま
たこれら気室74a,74b,74cおよび74
dの各下端部には、これも各々独立した4本のエ
アチオユーブ75a,75b,75cおよび75
dが設けられている。すなわちこのヘツドレスト
7は、該ヘツドレストエアベローズ72の4つの
気室74a〜74dに通じた各エアチユーブ75
a〜75dを介しての空気の吸入・排出に基づく
これら気室各々の自在の伸縮に応じて、ヘツドレ
スト枕73の上述した随時の3次元姿勢が決定さ
れるようになつている。因みに、上記4本のエア
チユーブ75a〜75dは、そのヘツドレスト本
体71からの導出部分がエアチユーブ保護スプリ
ング76によつて保護されて、当のヘツドレスト
7がいかなる状態におかれても(例えば連結アー
ムJAを通じてバツクレスト5側に折り畳まれる
場合でも)、上記空気の吸入・排出に支障となる
ような折れ曲がりは生じないようになつている。
こうした配慮はまた、上記エアチユーブ75a〜
75dの診療への妨げを排除する上でも有効であ
る。 また、上記ヘツドレスト本体71とヘツドレス
ト枕73との間には、これらを互いに引き合う方
向に付勢するスプリング77が配されており、上
記ヘツドレストエアベローズ72の気室がその対
応するエアチユーブを介して排気制御される際、
これが助勢されるようになつている。 第8図は、こうしたヘツドレスト7の動作を誘
起する前記ヘツドレストスイツチ9についてその
スイツチ構成を示したものであり、以下、該第8
図を併せ参照して、これらヘツドレスト7とヘツ
ドレストスイツチ9との対応についてその概要を
説明する。 第8図に示されるように、この実施例におい
て、ヘツドレストスイツチ9は、適宜のレバーを
通じて「」、「」、「」および「」の4方向
に操作される4接点のいわゆる十字スイツチ9
1、「UP」および「DOWN」の2方向に操作さ
れる2接点の2ウエイスイツチ92、上記十字ス
イツチ91に対応してその「オート(自動)」モ
ード/「マニユアル(手動)」モードの切換えを
行なうべく押圧操作される押しボタンスイツチ9
3、このスイツチ93によつて例えば「オート」
モードが指定されている間点灯するランプ(発光
ダイオード)LED1、上記2ウエイスイツチ92
に対応してその「オート(自動)」モード/「マ
ニユアル(手動)」モードの切換えを行なうべく
押圧操作される押しボタンスイツチ94、および
このスイツチ94によつて例えば「オート」モー
ドが指定されている間点灯するランプ(発光ダイ
オード)LED2、の4つのスイツチ並びに2つの
ランプを有して構成されている。 このうち、十字スイツチ91は、それぞれその
「」、「」、「」または「」の方向への操作
に基づき、上記ヘツドレスト7におけるヘツドレ
スト枕73の3次元姿勢を各々対応する方向へ傾
けるためのスイツチであり、2ウエイスイツチ9
2は、それぞれその「UP」または「DOWN」方
向への操作に基づき、同ヘツドレスト枕73の3
次元姿勢を全体上昇または全体下降させるための
スイツチである。 また、上記の押しボタンスイツチ93および9
4は、それぞれその押圧操作の都度、これに対応
する十字スイツチ91あるいは2ウエイスイツチ
92を通じての制御モードを、上記の「オート
(自動)」モードと「マニユアル(手動)」モード
との間で各々交互に切換えるよう作用する。ここ
で、十字スイツチ91における「マニユアル」モ
ードとは、同スイツチ91によるヘツドレスト枕
73の上述した傾きに関する姿勢制御についてこ
れを、同スイツチ91が実際に操作されている間
だけ実行せしめる(操作時間が長くなればこれに
対応してヘツドレスト枕73の傾きもその可動範
囲内で大きくなる)制御モードであり、同じくそ
の「オート」モードとは、同スイツチ91による
ヘツドレスト枕73の上述した傾きに関する姿勢
制御についてこれを、同スイツチ91のある所望
方向への1操作(ワンタツチ)に基づき予め設定
された傾き度合に対応する時間だけ自動的に実行
せしめる(ワンタツチ操作のみで常に決まつた傾
きが得られる)制御モードであり、また2ウエイ
スイツチ92における「マニユアル」モードと
は、同スイツチ92によるヘツドレスト枕73の
上述した全体上昇または全体下降に関する姿勢制
御についてこれを、同スイツチ92が実際に操作
されている間だけ実行せしめる(操作時間が長く
なればこれに対応してヘツドレスト枕73の上昇
量または下降量もその可動範囲内で大きくなる)
制御モードであり、同じくその「オート」モード
とは、同スイツチ92によるヘツドレスト枕73
の上述した全体上昇または全体下降に関する姿勢
制御についてこれを、同スイツチ92のある所望
方向への1操作(ワンタツチ)に基づき予め設定
された上昇量または下降量に対応する時間だけ自
動的に実行せしめる(ワンタツチ操作のみで常に
決まつた上昇量または下降量が得られる)制御モ
ードである。 第9図〜第11図に、前記のシート台3若しく
は台座1に内蔵されて、こうしたヘツドレスト7
や先のアームレスト6に関する姿勢制御が統括的
に実行する制御装置についてその具体構成を示
す。 まず第9図は、該制御装置のエア回路について
その構成を模式的に示したものである。 この制御装置では、エアポンプPから出力され
る圧縮空気を可変レギユレータRによつて例えば
0.4Kgf/cm2程度に降圧し、この降圧したた低圧
力の空気を前記ヘツドレストエアベローズ72お
よびアームレストエアベローズ62の駆動源とし
ている。そして同第9図に示されるように、この
降圧された低圧空気は、一方では、4つの各別の
電磁弁A1,B2,C1およびD1を介して前記ヘツド
レストエアベローズ72の4つの気室74a〜7
4dに各々通じたエアチユーブ75a〜75dに
供給(吸気)されるとともに、この吸気によつて
各気室に蓄えられた空気が、これらエアチユーブ
75a〜75dにそれぞれ対応して設けられた4
つの各別の電磁弁A2,B2,C2およびD2を介して
大気放出(排気)されるようになり、また他方で
は、1つの電磁弁E1を介して前記アームレスト
エアベローズ62の気室に通じたエアチユーブ6
4に供給(吸気)されるとともに、この吸気によ
つて同気室に蓄えられた空気が、上記エアチユー
ブ64に更に対応して設けられた1つの電磁弁
E2を介して大気放出(排気)されるようになる。
すなわち、上記吸気側の電磁弁A1〜E1の選択的
な「間」制御、並びに上記排気側の電磁弁A2〜
E2のうちの少なくとも該選択に対応した弁につ
いての「閉」制御に基づいて、同選択に対応した
気室が伸張されることとなり、また、上記吸気側
の電磁弁A1〜E1のうちの少なくともこの伸張さ
れている気室に対応した弁についての「閉」制
御、並びに上記排気側の電磁弁A2〜E2のうちの
少なくとも同伸張されている気室に対応した弁に
ついての選択的な「開」制御に基づいて、該選択
に対応した気室が収縮されることとなる。 また第10図および第11図は、同制御装置の
これら吸気側および排気側の各電磁弁A1〜E1お
よびA2〜E2を「開/閉」制御する電気回路につ
いてその構成を示したものである。このうち、特
に第10図は、前記ヘツドレストスイツチ9およ
びチユアースイツチ8(このうちの特に「オート
リターン←→オートメモリ」スイツチ84)、並び
にシート台3内に配される「オートメモリ」、「オ
ートリターン」についての各目標停止位置設定用
のリミツトスイツチ33および34を含めた制御
装置全体の電気的接続態様を示し、また第11図
は、これら各スイツチの操作態様に基づいて上記
各電磁弁A1〜E1およびA2〜E2の「開/閉」態様
を直接制御するようになる第10図に示すヘツド
レスト・アームレスト制御回路100についてそ
の内部構成例をそれぞれ示している。なお、これ
ら第10図および第11図において、上記ヘツト
レスト・アームレスト制御回路100の各端子番
号1〜25は互いに共通する。 さて、ヘツドレストスイツチ9を構成する前記
の各スイツチ91〜94は、それぞれ等価的に第
10図に示される態様の電気的構造を有するもの
であり、またこのヘツドレストスイツチ9を含む
前記のチユアースイツチ8(「オートリターン←→
オートメモリ」スイツチ84)、並びに目標停止
位置設定用リミツトスイツチ33および34、更
に第9図に示した上記各電磁弁A1〜E1およびA2
〜E2は、それぞれ電気的に同第10図に示され
る態様をもつてヘツドレスト・アームレスト制御
回路100に接続される。 ヘツドレスト・アームレスト制御回路100
は、第11図に示されるように、上記ヘツドレス
トスイツチ9についてその十字スイツチ91を構
成する4つのスイツチ(接点)91a,91b,
91cおよび91d、同じくその2ウエイスイツ
チ92を構成する2つのスイツチ(接点)92a
および92b、更にこれらスイツチ91および9
2のそれぞれ前記モード切換えスイツチであるス
イツチ(押しボタンスイツチ)93および94に
ついて、これらスイツチ回路と同制御回路内部の
回路とを電気的にアイソレートするための入力カ
プラ110と、2つのアンド回路、1つのインバ
ータおよび1つのフリツプフロツプからなつて、
上記モード切換えスイツチ93が操作される毎に
上記十字スイツチ91,91a〜91dに関して
先の「オート」モードを指定するための信号(こ
の例では論理レベル“1”となる信号)と「マニ
ユアル」モードを指定するための信号(この例で
は論理レベル“0”となる信号)とを交互に形成
出力する第1のトグル回路121と、同じく2つ
のアンド回路、1つのインバータおよび1つのフ
リツプフロツプからなつて、上記モード切換えス
イツチ94が操作される毎に上記2ウエイスイツ
チ92,92aおよび92bに関して先の「オー
ト」モードを指定するための信号(この例では論
理レベル“1”となる信号)と「マニユアル」モ
ードを指定するための信号(この例では論理レベ
ル“0”となる信号)とを交互に形成出力する第
2のトグル回路122と、それぞれ1つのアンド
回路、2つのインバータ、1つのフリツプフロツ
プ、1つのタイマ回路および1つのセレクタから
なつて、上記トグル回路121あるいは122の
出力信号と上記十字スイツチ91,91a〜91
dあるいは2ウエイスイツチ92,92a,92
dの出力信号とが各々図示の態様で入力されるこ
とにより、これら信号の随時の論理レベル内容に
基づきその選択された内容でのスイツチ指示信号
S1〜S6を出力するモード選択回路131〜1
36と、上記の「オートリターン←→オートメモ
リ」スイツチ84、並びにリミツトスイツチ33
および34について、これらスイツチ回路と同制
御回路内部の回路とを電気的にアイソレートする
ための入力カプラ140と、上記スイツチ84の
「オートリターン」側への操作(端子10側への
操作)に基づき「セツト」されて上記リミツトス
イツチ34の「オン」に基づき「リセツト」され
るフリツプフロツプからなる第1のチユアー動作
検知回路151と、同スイツチ84の「オートメ
モリ」側への操作(端子12側への操作)に基づ
き「セツト」されて上記リミツトスイツチ33の
「オン」に基づき「リセツト」されるフリツプフ
ロツプからなる第2のチユアー動作検知回路15
2と、上記のモード選択回路131〜136から
出力される各スイツチ指示信号S1〜S6、並び
に第1および第2のチユアー動作検知回路151
および152から出力される各チユアー動作検知
信号S7,S8を一括受入して、それぞれこれら
の信号内容と後述する電磁弁駆動データ内容との
対比のもとに前記各電磁弁A1〜E1およびA2〜E2
の「開/閉」動作を制御するための制御信号a1〜
e1およびa2〜e2を形成出力するCPU160と、該
CPU160にこうした制御信号形成動作を実行
させるための処理手順が予め格納されているプロ
グラムメモリ170と、上記の各スイツチ指示信
号S1〜S6の内容および各チユアー動作検知信
号S7,S8の内容に対応して前記各電磁弁A1
〜E1およびA2〜E2の「開/閉」態様を決定する
電磁弁駆動データが予めテーブル状に登録格納さ
れている電磁弁駆動データメモリ180と、
CPU160と各電磁弁A1〜E1およびA2〜E2とを
電気的にアイソレートするとともに、CPU16
0から出力される上記の制御信号a1〜e1およびa2
〜e2に基づいてこれら各電磁弁A1〜E1およびA2
〜E2を直接駆動する出力カプラ190と、をそ
れぞれ具えて構成されている。 ここで、上記の入力カプラ110および140
はいずれも、その各対応するスイツチの操作(オ
ン)に応じて論理レベル“1”となる信号をその
対応出力端から出力するよう構成されているとす
る。 こうした条件のもとに、上記第1および第2の
トグル回路121および122、更にはモード選
択回路131〜136について、その動作態様を
詳述すると、以下の通りとなる。 まず、第1および第2のトグル回路121およ
び122に関して説明する。 いま、これらトグル回路121あるいは122
において、その該当するフリツプフロツプのQ出
力が例えば論理“0”レベル(「マニユアル」モ
ード指定状態)にあるとするとき、その対応する
スイツチ93あるいは94が操作(ワンシヨツト
操作)されたとすると、同フリツプフロツプは、
これに応じて入力カプラ110の対応出力端から
出力される論理レベル“1”の信号(パルス状信
号)によるそのS入力側にあるアンド回路のアン
ド条件成立に基づいて、セツト状態に切り換わ
る。すなわちそのQ出力の論理レベルが論理
“1”レベルに切り換わつて「オート」モード指
定状態となる。 また逆に、同フリツプフロツプのQ出力がこう
して論理“1”レベルにあるときに、その対応す
るスイツチ93あるいは94が再度操作(ワンシ
ヨツト操作)されたとすると、同フリツプフロツ
プは、これに応じて、入力カプラ110の対応出
力端から出力される論理レベル“1”の信号(パ
ルス状信号)によるそのR入力側にあるアンド回
路のアンド条件成立に基づいて、リセツト状態に
切り換わる。すなわちそのQ出力の論理レベルが
論理“0”レベルに戻つて、再び「マニユアル」
モード指定状態となる。 こうした動作が、上記スイツチ93あるいは9
4の操作毎に繰り返し実行される。なお、前記の
ランプLED1およびLED2(第8図参照)は、これ
らトグル回路121および122における上記の
フリツプフロツプ動作に基づいてその点灯が制御
されるものであるが、ここでの図示は省略した。 次に、モード選択回路131〜136に関して
その動作を説明する。ただし、これら回路131
〜136は全て共通の構成を有するものであり、
ここでは便宜上、モード選択回路131を例にと
つて説明する。 いま例えば、これに対応する第2のトグル回路
122から、「マニユアル」モードを指定する論
理“0”レベルの信号が加えられているとする
と、該モード選択回路131は、そのセレクタを
A入力選択状態として、これに対応するスイツチ
92a(前記2ウエイスイツチ92の「UP」側指
示スイツチ)の操作に基づき入力カプラ110の
対応出力端から出力される論理レベル“1”の信
号をそのままCPU160に加えるいわゆるスル
ー状態となる。すなわちこの場合、該モード選択
回路131からCPU160に対して出力される
スイツチ指示信号S1は、上記スイツチ92aが
操作されている間だけ論理“1”レベルを維持
し、同スイツチ92aの開放(これにより「オ
フ」となる位置に自動復帰するとする)とともに
論理“0”レベルに推移する。 また、該モード選択回路131に対応する第2
のトグル回路122から、「オート」モードを指
定する論理“1”レベルの信号が加えられている
とすると、同モード選択回路131は、そのセレ
クタをB入力選択状態とし、タイマ回路から出力
される信号をそのスイツチ指示信号S1として
CPU160へ出力するようになる。因みにこの
場合、これに対応するスイツチ92aの操作(こ
の場合はワンシヨツト操作で十分である)に基づ
き入力カプラ110の対応出力端から論理レベル
“1”の信号が出力されると、この信号と上記ト
グル回路122から出力されている論理レベル
“1”の信号とによつて同回路131内のアンド
回路がアンド条件を成立し、したがつてフリツプ
フロツプがセツト状態となる。上記タイマ回路
は、このフリツプフロツプのセツトに伴いそのQ
出力の論理レベルが論理“1”レベルとなつたと
き起動されて、以後これに予め設定されたタイマ
時間(特にこれは前記ヘツドレスト枕73を自動
的に全体上昇させる際の所望上昇量に見合つた時
間として設定される)だけその出力信号を論理
“1”レベルに保持する回路であり、こうしたフ
リツプフロツプのセツト状態への推移により、同
モード選択回路131からは自動的に、すなわち
上記スイツチ92aの以後の操作態様に係わらず
に、このタイマ回路のタイマ時間だけ論理“1”
レベルに維持される信号が、そのスイツチ指示信
号S1としてCPU160へ出力されることとな
る。上記フリツプフロツプは、このタイマ回路出
力のインバータを介して加えられる信号(すなわ
ちタイマ時間の終了とともに論理レベル“1”と
なる信号)によつてリセツトされる。 他のモード選択回路132〜136において
も、その各対応するトグル回路出力および各対応
するスイツチの操作に応じて上記と同様の動作が
各々実行される。なおこの実施例においては、同
第11図に示した如く、上記のタイマ回路をこれ
らモード選択回路毎に各別に設けて、各々のスイ
ツチ91a〜91d,92a,92b毎に、前記
ヘツドレスト枕73のそれぞれ所望する3次元姿
勢に応じた各別のタイマ時間を設定できるように
している。これらタイマ回路としては、そのタイ
マ時間が外部から適宜に調節できるタイプのもの
が用いられる。 次に、前記電磁弁駆動データメモリ180に予
め登録格納される電磁弁駆動データについてその
具体例を示す。 この電磁弁駆動データは、当の診療台の用途、
あるいはこれを操作するオペレータ(医師若しく
はアシスタント)の好み等に応じて任意に設定す
ることができるものであるが、この実施例におい
ては、先のヘツドレスト7の構造(第6図および
第7図参照)に鑑みて、特にこれを、次表に示す
態様で設定している。
あるいは頭部レントゲン装置の診察台として、患
者の診察や治療に用いられる医科用診療台に関す
る。 〔従来の技術〕 一般に、こうした医科用診療台は、患者が着座
するシート、このシートの端部に適宜に支持され
て患者の腕部を受け支えるアームレスト、背もた
れであるバツクレスト、そしてこのバツクレスト
に適宜に支持されて患者の頭部を受け支えるヘツ
ドレスト、等々を有して構成されており、またそ
の多くは、患者を着座させての上記シートとバツ
クレストとの間の角度調整、並びに上記ヘツドレ
スト(若しくは患者頭部)の3次元的な姿勢(高
さおよび傾き度合を併せ含む)調整、等をも任意
に行ない得る適宜の機構を有して、種々、所望さ
れる診察や治療の際の医師並びに患者に対する便
宜を図ることができるようになつている。例え
ば、特公昭55−37254号(特願昭52−25876号)発
明の名称「患者用支持装置」なども、こうした類
の医科用診療台の1つである。 すなわちこの特公昭55−37254号「患者用支持
装置」に記載された診療台にあつては、例えば上
記ヘツドレスト(患者頭部)の姿勢調整機構に関
して、その枕部(中央パツド)の周辺に4つの半
球状の追加パツドを並べ設けるとともに、その下
部に各々空気袋を設け、これら空気袋の各対応す
る手動弁を通じた空気の出し入れに基づく各対応
する追加パツドの伏せ・起きによつて、患者頭部
の上記姿勢を任意に調整し、これによつて、例え
ば歯科用であれば診察・治療に都合のよい位置に
患者の口腔を位置させる、等の便宜が得られるよ
うにしている。 〔発明が解決しようとする課題〕 上記のような診療台によつても、ヘツドレスト
(若しくは患者頭部)の3次元的な姿勢調整は確
かに可能ではあるが、特に上記の特公昭55−
37254号「患者用支持装置」に記載された診療台
では、こうした調整を各別の手動弁を通じて行な
うものであることから、患者頭部の正に所望する
姿勢を得るために、ときには複数回にわたる複雑
かつ熟練した操作が必要とされるなど、操作性、
機能性の面での問題がある。また同診療台では、
上記の如く追加パツドの伏せ・起きによつて患者
頭部の姿勢が調整される際には、その姿勢調整の
都度、患者頭部の枕部に触れる中心点が位置的に
低い側にずれるようになるものであり、患者にと
つての不快感といつた面でも問題が残る。しか
も、こうした中心点のずれは、患者頭部の上記
「正に所望する姿勢」を得難くする1つの大きな
要因ともなつている。 昨今では、上記診療台の他にも種々のタイプの
診療台が提案され実用されてはいるが、ヘツドレ
ストに関する実情は、大旨上記に共通する。 また、前記のアームレストは、診察や治療の際
には、患者にとつて必要価値の高いものである
が、診療台へ乗る際、あるいは診療台から降りる
際には不必要であり、むしろ邪魔でさえある。そ
こで通常は、該アームレストをスライドやはね上
げ等の可能な構造としておき、診察や治療の際の
み、医師またはアシスタントがこれを使用位置に
セツトできるようにしているが、これとて実用上
は、医師やアシスタントにとつて面倒かつ余計な
操作であり、何らかの改善が望まれていた。 この発明は、従来のこうした実情に鑑みてなさ
れたものであり、操作性および機能性に優れ、患
者にとつても不快感を与えることなく使用するこ
とのできる医科用診療台を提供することを目的と
する。 〔課題を解決するための手段〕 この発明では、例えば前記のヘツドレストの構
造に関してこれを、前記バツクレストに連結され
るヘツドレスト本体と、患者の頭部を受ける中心
点から四方向に離間される4つの独立した気室を
有して前記ヘツドレスト本体上に配設され、これ
ら4つの気室にそれぞれ対応して設けられた各別
のエアチユーブを介して空気の吸入・排出に基づ
くこれら気室各々の自在の伸縮に応じて、その上
面の3次元姿勢が決定されるヘツドレストエアベ
ローズと、このエアベローズ上に配設されて患者
の頭部が載置されるヘツドレスト枕と、前記ヘツ
ドレストエアベローズ上面の前記3次元姿勢を指
定するためのスイツチ手段と、このスイツチ手段
の1操作毎に、その指定される3次元姿勢に対応
した前記各エアチユーブを介しての空気の吸入・
排出を、前記ヘツドレストエアベローズの2つ以
上の気室について同時に複合制御するヘツドレス
ト制御手段とをそれぞれ具えて構成するようにす
る。 〔作用〕 特に、上記ヘツドレストエアベローズの構造、
および上記スイツチ手段の操作に基づく上記ヘツ
ドレスト制御手段の制御構造によれば、患者の頭
部が直接載置されるヘツドレスト枕の3次元姿勢
について、その現在の面に平行な面への変移(す
なわち上記エアベローズにある4つの気室の全体
伸張または全体収縮)が上記スイツチ手段を通じ
て指定された場合、その指定された方向に対応し
て、上記エアベローズの4つ全ての気室について
の各対応するエアチユーブを介した吸気制御、ま
たは同エアベローズの4つ全ての気室についての
各対応するエアチユーブを介した排気制御が実行
される。また、同じくヘツドレスト枕の3次元姿
勢について、ある方向に傾く態様での変移が上記
スイツチ手段を通じて指定された場合には、その
指定された方向に対応する上記エアベローズの1
つ若しくは2つの気室についての対応するエアチ
ユーブを介した吸気制御と、同エアベローズの相
対する他の1つ若しくは2つの気室についての対
応するエアチユーブを介した排気制御とが、同時
に実行される。すなわちこのことは、患者頭部の
3次元的な姿勢調整を行なうに、この操作性が著
しく改善されることはもとより、いかなる場合
も、患者頭部のヘツドレスト枕に触れる中心点は
一定に維持され得ることを意味する。 〔実施例〕 第1図〜第12図に、この発明にかかる医科用
診療台の一実施例を示す。 第1図は、該実施例診療台の全体の構成を示し
たものである。 同第1図に示されるように、この診療台は、大
きくは、台座1、該台座1に設置されたリフト
2、該リフト2の後述するスイツチ操作に基づき
上下動される上端部に設置されたシート台3、患
者が着座するシート4、背もたれであつてこのシ
ート4となす角度が後述するスイツチ操作に基づ
き任意設定されるよう同シート4に支持されたバ
ツクレスト5、上記シート4の両端部に支持され
て患者の腕部を受け支えるアームレスト6、上記
バツフレスト5に連結アームJAにより支持され
て患者の頭部を受け支えるヘツドレスト7、上記
バツクレスト5の側部に図示の如く配されて当該
診療台のチユアー部(リフト2、シート4、バツ
クレスト5およびアームレスト6)につきその所
望とする状態を指定する際にオペレータ(医師若
しくはアシスタント)によつて各々所定に操作さ
れるチユアースイツチ8、そして例えば上記シー
ト台3若しくは台座1に内蔵される後述の制御装
置からリードケーブルLCを介して図示の如く導
出されて上記ヘツドレスト7(正確にはその後述
するヘツドレスト枕73)につきその所望とする
3次元姿勢を指定する際にオペレータ(主に医
師)によつて各々所定に操作(この例ではフツト
操作)されるヘツドレストスイツチ9、を具えて
構成される。 このうち、上記アームレスト6は、シート4に
連結されるアームレスト支持体61、このアーム
レスト支持体61上に1つの気室を有して配設さ
れて該気室の自在の伸縮に応じてその上面のアー
ムレスト支持体からの距離が決定されるアームレ
ストエアベローズ62、およびバツクレスト5に
近い一方端が上記アームレスト支持体61に回動
自在に支持されるとともに他方端が上記アームレ
ストエアベローズ62上に配設されて患者の腕部
が載置されるアームレスト本体63、の基本的に
は3つの部分からなつていて、上記チユアースイ
ツチ8の操作に基づく上記シート4とバツクレス
ト5との間の角度堆移に同期、連動して、そのア
ームレスト本体63の随時の姿勢(その先端部の
アームレスト支持体61からの距離)が決定され
るよう制御されるものである。 第2図に、こうしたアームレスト6の具体構造
を示す。 同第2図に示されるように、上記アームレスト
エアベローズ62には、その下端部から気室に通
じるようになるエアチユーブ64が設けられてお
り、該アームレストエアベローズ62は、この気
室に通じたエアチユーブ64を介しての空気の吸
入・排出に基づいて上述した伸縮を行なうように
なつている。アームレスト本体63は、このエア
ベローズ62の伸張に伴つて図中矢印F1方向に
作動し、同エアベローズ62の収縮に伴つて図中
矢印F2方向に作動する。 また、アームレスト支持体61に配されてアー
ムレスト本体63の回動の支点となる支持部材6
5とアームレスト本体63の内壁との間には、図
示の如くワイヤ66aとプーリ66bを介してこ
れらアームレスト支持体61およびアームレスト
本体63を互いに引き合う方向に付勢するスプリ
ング67が配されており、上記エアチユーブ64
を介しての空気の排出に伴つてアームレスト本体
63が矢印F2方向に作動する際、これが助勢さ
れるようになつている。 なお、アームレスト本体63が上記の如く矢印
F1方向に作動して、これが所定の位置(距離)
に達したときには、上記ワイヤ66aの所定位置
に固着されたストツパ68がアームレスト支持体
61に図示の如く配されたストツパ69に当接し
て、その位置(距離)が保持されるようになつて
いる。 第3図は、こうしたアームレスト6の動作を誘
起する上記チユアースイツチ8についてそのスイ
ツチ構成を、また第4図は、同チユアースイツチ
8の操作に関連した上記チユアー部(リフト2、
シート3、バツクレスト5およびアームレスト
6)の主なる作動態様についてその概要をそれぞ
れ示したものであり、以下、これら第3図および
第4図を参照して、同チユアー部の動作並びにこ
れに伴う上記アームレスト6の動作について詳述
する。 第3図に示されるように、この実施例におい
て、上記チユアースイツチ8は、「オートバツク
レストUP」スイツチ81、「バツクレストUP←→
バツクレストDOWN」スイツチ82、「リフト
UP←→リフトDOWN」スイツチ83、および「オ
ートリターン(UP)←→オートメモリ(DOWN)」
スイツチ84、の4つのスイツチによつて構成さ
れている。 このうち、「オートバツクレストUP」スイツチ
81は、オペレータによる1操作(ワンタツチ)
に基づいて、例えば第4図のa若しくはcの位置
にあるとするバツクレスト5を自動的に同第4図
の例えばdの位置にアツプ(UP)させるための
スイツチであり、また「バツクレストUP←→バツ
クレストDOWN」スイツチ82は、バツクレス
ト5の位置(シート4となす角度)を、例えば第
4図のaおよびbの間で、そのオペレータによる
操作対応方向へ、操作されている間だけアツプ
(UP)若しくはダウン(DOWN)させるための
スイツチであり、「リフトUP←→リフトDOWN」
スイツチ83は、当のチユアー部全体と、リスト
2を通じて、第4図に示す矢印F3あるいはF4の
如く、そのオペレータによる操作対応方向へ、操
作されている間だけアツプ(UP)若しくはダウ
ン(DOWN)させるためのスイツチであり、そ
して「オートリターン(UP)←→オートメモリ
(DOWN)」スイツチ84は、オペレータによる
各々指示される方向への1操作(ワンタツチ)に
応じて、これが例えば「オートメモリ
(DOWN)」側に操作された場合には、バツクレ
スト5を自動的に第4図の例えばcの位置にダウ
ン(DOWN)させ、逆に「オートリターン
(UP)」側に操作された場合には、バツクレスト
5を自動的に同第4図の例えばdの位置にアツプ
(UP)させるためのスイツチである。 この実施例において、前記のアームレスト6
は、これらスイツチ81〜84のうちの特に「オ
ートリターン(UP)←→オートメモリ(DOWN)」
スイツチ84の操作に誘起されて、その矢印F1
あるいはF2方向(第2図および第4図参照)へ
の作動を開始する。 すなわち、前述したアームレストエアベローズ
62の気室は、これに設けられたエアチユーブ6
4を通じて、上記「オートリターン(UP)←→オ
ートメモリ(DOWN)」スイツチ84が「オート
メモリ(DOWN)」側に操作されたとき「吸気」
され、「オートリターン(UP)」側に操作された
とき「排気」されるよう、後述する制御装置によ
つて制御されるものであり、これにより当のアー
ムレスト6は、同スイツチ84が「オートメモリ
(DOWN)」側に操作されて、バツクレスト5が
第4図の例えばcの位置に自動移行されるとき、
これに連動してそのアームレスト本体63が、同
第4図の矢印F1の方向に作動し、同スイツチ8
4が「オートリターン(UP)」側に操作されて、
バツクレスト5が第4図の例えばdの位置に自動
移行されるとき、これに連動してそのアームレス
ト本体63が、同第4図の矢印F2の方向に作動
するようになる。 なお、上記アームレスト本体63が矢印F1方
向に作動するとき、その限界位置(限界距離)が
アームレスト6内部のストツパ68および69
(第2図参照)の当接位置によつて決定されるこ
とは前述した通りであるが、アームレストエアベ
ローズ62の気室に対する上述した「吸気」制御
あるいは「排気」制御の終止タイミングについて
は、別途次の態様をもつて制御される。 第5図は、シート台3の内部構成についてその
一部の概略を示したものであり、同第5図におい
て、31は、バツクレスト5を上述の態様で作動
するための油圧シリンダ、32aは、図示の如く
このシリンダ31の伸縮動作に連動してスライド
するスライドバー、32bは、このスライドバー
32aに図示の如く設けられた突起部材、33
は、上記バツクレスト5の例えば第4図でいうc
の位置、すなわち上記スイツチ84が「オートメ
モリ(DOWN)」側に操作された際の同バツクレ
スト5の目標停止位置、での上記油圧シリンダ3
1のストローク位置に対応して配されて(この配
設位置はシート台3の外部から調節可能であると
する)、該油圧シリンダ31、したがつて上記ス
ライドバー32aの上記スイツチ84の操作に基
づく図中矢印F5方向へのスライドに際して、上
記バツクレスト5が例えば第4図のcの位置に達
したとき、上記の突起部材32bの当接によつて
「オン」とされる(これによつて油圧シリンダ3
1に停止指令がかかる)リミツトスイツチ、そし
て34は、上記バツクレスト5の例えば第4図で
いうdの位置、すなわち上記スイツチ84が「オ
ートリターン(UP)」側に操作された際の同バツ
クレスト5の目標停止位置、での上記油圧シリン
ダ31のストローク位置に対応して配されて(こ
の配設位置もシート台3の外側から調節可能であ
るとする)、該油圧シリンダ31、したがつて上
記スライドバー32aの上記スイツチ84の操作
に基づく図中矢印F6方向へのスライドに際して、
上記バツクレスト5が例えば第4図のdの位置に
達したとき、上記突起部32bの当接によつて
「オン」とされる(これによつて油圧シリンダ3
1に停止指令がかかる)リミツトスイツチ、をそ
れぞれ示す。この実施例においては、上記アーム
レストエアベローズ62の気室に対する「吸気」
制御あるいは「排気」制御の終止タイミングも、
こうしたリミツトスイツチ33および34を兼用
(若しくは同等の作用をなすリミツトスイツチを
並設)して制御するようにしている。 すなわち、アームレスト5の後述する制御装置
においては、上記のスイツチ84が「オートメモ
リ(DOWN)」側に操作されたとき、これを検知
して上記アームレストエアベローズ62の気室に
対する「吸気」制御を開始し、上記のリミツトス
イツチ33が「オン」となつたとき、これを検知
して同「吸気」制御を終止し、また上記のスイツ
チ84が「オートリターン(UP)」側に操作され
たとき、これを検知して上記アームレストエアベ
ローズ62の気室に対する「排気」制御を開始
し、上記のリミツトスイツチ34が「オン」とな
つたとき、これを検知して同「排気」制御を終止
するよう動作する。 なお、前述したリフト2によるチユアー部全体
の矢印F3またはF4(第4図)方向への作動、ある
いは油圧シリンダ31によるバツクレスト5の上
述した作動、といつた通常のチユアー動作につい
てこれを制御する装置並びに機構等は周知であ
り、これらに関するここでの図示および説明は割
愛する。 次に、該実施例診療台の前記ヘツドレスト7に
ついてその構造を詳述する。 このヘツドレスト7は、先の第1図に示される
ように、バツクレスト5に連結アームJAを介し
て連結されるヘツドレスト本体71、このヘツド
レスト本体71上に4つの気室を有して配設され
てこれら各気室の自在の伸縮に応じてその上面の
3次元姿勢が決定されるヘツドレストエアベロー
ズ72、およびこのヘツドレストエアベローズ7
2上に一体に配設されて患者の頭部が載置される
ヘツドレスト枕73、の基本的には3つの部分か
らなつていて、先のヘツドレストスイツチ9のそ
れぞれ所定の操作に応じて、上記ヘツドレストエ
アベローズ72の上面、すなわちヘツドレスト枕
73の随時の3次元姿勢が決定されるよう制御さ
れるものである。 第6図および第7図に、こうしたヘツドレスト
7の具体構造を示す。 第6図は平面図、第7図は正面図であり、これ
ら第6図および第7図に示されるように、上記ヘ
ツドレストエアベローズ72には、患者の頭部を
受ける中心点から四方向に離間される態様で、か
つ患者頭部の中心線について線対称となる位置に
左右2つずつ、それぞれ独立した4つの気室74
a,74b,74cおよび74dが設けられ、ま
たこれら気室74a,74b,74cおよび74
dの各下端部には、これも各々独立した4本のエ
アチオユーブ75a,75b,75cおよび75
dが設けられている。すなわちこのヘツドレスト
7は、該ヘツドレストエアベローズ72の4つの
気室74a〜74dに通じた各エアチユーブ75
a〜75dを介しての空気の吸入・排出に基づく
これら気室各々の自在の伸縮に応じて、ヘツドレ
スト枕73の上述した随時の3次元姿勢が決定さ
れるようになつている。因みに、上記4本のエア
チユーブ75a〜75dは、そのヘツドレスト本
体71からの導出部分がエアチユーブ保護スプリ
ング76によつて保護されて、当のヘツドレスト
7がいかなる状態におかれても(例えば連結アー
ムJAを通じてバツクレスト5側に折り畳まれる
場合でも)、上記空気の吸入・排出に支障となる
ような折れ曲がりは生じないようになつている。
こうした配慮はまた、上記エアチユーブ75a〜
75dの診療への妨げを排除する上でも有効であ
る。 また、上記ヘツドレスト本体71とヘツドレス
ト枕73との間には、これらを互いに引き合う方
向に付勢するスプリング77が配されており、上
記ヘツドレストエアベローズ72の気室がその対
応するエアチユーブを介して排気制御される際、
これが助勢されるようになつている。 第8図は、こうしたヘツドレスト7の動作を誘
起する前記ヘツドレストスイツチ9についてその
スイツチ構成を示したものであり、以下、該第8
図を併せ参照して、これらヘツドレスト7とヘツ
ドレストスイツチ9との対応についてその概要を
説明する。 第8図に示されるように、この実施例におい
て、ヘツドレストスイツチ9は、適宜のレバーを
通じて「」、「」、「」および「」の4方向
に操作される4接点のいわゆる十字スイツチ9
1、「UP」および「DOWN」の2方向に操作さ
れる2接点の2ウエイスイツチ92、上記十字ス
イツチ91に対応してその「オート(自動)」モ
ード/「マニユアル(手動)」モードの切換えを
行なうべく押圧操作される押しボタンスイツチ9
3、このスイツチ93によつて例えば「オート」
モードが指定されている間点灯するランプ(発光
ダイオード)LED1、上記2ウエイスイツチ92
に対応してその「オート(自動)」モード/「マ
ニユアル(手動)」モードの切換えを行なうべく
押圧操作される押しボタンスイツチ94、および
このスイツチ94によつて例えば「オート」モー
ドが指定されている間点灯するランプ(発光ダイ
オード)LED2、の4つのスイツチ並びに2つの
ランプを有して構成されている。 このうち、十字スイツチ91は、それぞれその
「」、「」、「」または「」の方向への操作
に基づき、上記ヘツドレスト7におけるヘツドレ
スト枕73の3次元姿勢を各々対応する方向へ傾
けるためのスイツチであり、2ウエイスイツチ9
2は、それぞれその「UP」または「DOWN」方
向への操作に基づき、同ヘツドレスト枕73の3
次元姿勢を全体上昇または全体下降させるための
スイツチである。 また、上記の押しボタンスイツチ93および9
4は、それぞれその押圧操作の都度、これに対応
する十字スイツチ91あるいは2ウエイスイツチ
92を通じての制御モードを、上記の「オート
(自動)」モードと「マニユアル(手動)」モード
との間で各々交互に切換えるよう作用する。ここ
で、十字スイツチ91における「マニユアル」モ
ードとは、同スイツチ91によるヘツドレスト枕
73の上述した傾きに関する姿勢制御についてこ
れを、同スイツチ91が実際に操作されている間
だけ実行せしめる(操作時間が長くなればこれに
対応してヘツドレスト枕73の傾きもその可動範
囲内で大きくなる)制御モードであり、同じくそ
の「オート」モードとは、同スイツチ91による
ヘツドレスト枕73の上述した傾きに関する姿勢
制御についてこれを、同スイツチ91のある所望
方向への1操作(ワンタツチ)に基づき予め設定
された傾き度合に対応する時間だけ自動的に実行
せしめる(ワンタツチ操作のみで常に決まつた傾
きが得られる)制御モードであり、また2ウエイ
スイツチ92における「マニユアル」モードと
は、同スイツチ92によるヘツドレスト枕73の
上述した全体上昇または全体下降に関する姿勢制
御についてこれを、同スイツチ92が実際に操作
されている間だけ実行せしめる(操作時間が長く
なればこれに対応してヘツドレスト枕73の上昇
量または下降量もその可動範囲内で大きくなる)
制御モードであり、同じくその「オート」モード
とは、同スイツチ92によるヘツドレスト枕73
の上述した全体上昇または全体下降に関する姿勢
制御についてこれを、同スイツチ92のある所望
方向への1操作(ワンタツチ)に基づき予め設定
された上昇量または下降量に対応する時間だけ自
動的に実行せしめる(ワンタツチ操作のみで常に
決まつた上昇量または下降量が得られる)制御モ
ードである。 第9図〜第11図に、前記のシート台3若しく
は台座1に内蔵されて、こうしたヘツドレスト7
や先のアームレスト6に関する姿勢制御が統括的
に実行する制御装置についてその具体構成を示
す。 まず第9図は、該制御装置のエア回路について
その構成を模式的に示したものである。 この制御装置では、エアポンプPから出力され
る圧縮空気を可変レギユレータRによつて例えば
0.4Kgf/cm2程度に降圧し、この降圧したた低圧
力の空気を前記ヘツドレストエアベローズ72お
よびアームレストエアベローズ62の駆動源とし
ている。そして同第9図に示されるように、この
降圧された低圧空気は、一方では、4つの各別の
電磁弁A1,B2,C1およびD1を介して前記ヘツド
レストエアベローズ72の4つの気室74a〜7
4dに各々通じたエアチユーブ75a〜75dに
供給(吸気)されるとともに、この吸気によつて
各気室に蓄えられた空気が、これらエアチユーブ
75a〜75dにそれぞれ対応して設けられた4
つの各別の電磁弁A2,B2,C2およびD2を介して
大気放出(排気)されるようになり、また他方で
は、1つの電磁弁E1を介して前記アームレスト
エアベローズ62の気室に通じたエアチユーブ6
4に供給(吸気)されるとともに、この吸気によ
つて同気室に蓄えられた空気が、上記エアチユー
ブ64に更に対応して設けられた1つの電磁弁
E2を介して大気放出(排気)されるようになる。
すなわち、上記吸気側の電磁弁A1〜E1の選択的
な「間」制御、並びに上記排気側の電磁弁A2〜
E2のうちの少なくとも該選択に対応した弁につ
いての「閉」制御に基づいて、同選択に対応した
気室が伸張されることとなり、また、上記吸気側
の電磁弁A1〜E1のうちの少なくともこの伸張さ
れている気室に対応した弁についての「閉」制
御、並びに上記排気側の電磁弁A2〜E2のうちの
少なくとも同伸張されている気室に対応した弁に
ついての選択的な「開」制御に基づいて、該選択
に対応した気室が収縮されることとなる。 また第10図および第11図は、同制御装置の
これら吸気側および排気側の各電磁弁A1〜E1お
よびA2〜E2を「開/閉」制御する電気回路につ
いてその構成を示したものである。このうち、特
に第10図は、前記ヘツドレストスイツチ9およ
びチユアースイツチ8(このうちの特に「オート
リターン←→オートメモリ」スイツチ84)、並び
にシート台3内に配される「オートメモリ」、「オ
ートリターン」についての各目標停止位置設定用
のリミツトスイツチ33および34を含めた制御
装置全体の電気的接続態様を示し、また第11図
は、これら各スイツチの操作態様に基づいて上記
各電磁弁A1〜E1およびA2〜E2の「開/閉」態様
を直接制御するようになる第10図に示すヘツド
レスト・アームレスト制御回路100についてそ
の内部構成例をそれぞれ示している。なお、これ
ら第10図および第11図において、上記ヘツト
レスト・アームレスト制御回路100の各端子番
号1〜25は互いに共通する。 さて、ヘツドレストスイツチ9を構成する前記
の各スイツチ91〜94は、それぞれ等価的に第
10図に示される態様の電気的構造を有するもの
であり、またこのヘツドレストスイツチ9を含む
前記のチユアースイツチ8(「オートリターン←→
オートメモリ」スイツチ84)、並びに目標停止
位置設定用リミツトスイツチ33および34、更
に第9図に示した上記各電磁弁A1〜E1およびA2
〜E2は、それぞれ電気的に同第10図に示され
る態様をもつてヘツドレスト・アームレスト制御
回路100に接続される。 ヘツドレスト・アームレスト制御回路100
は、第11図に示されるように、上記ヘツドレス
トスイツチ9についてその十字スイツチ91を構
成する4つのスイツチ(接点)91a,91b,
91cおよび91d、同じくその2ウエイスイツ
チ92を構成する2つのスイツチ(接点)92a
および92b、更にこれらスイツチ91および9
2のそれぞれ前記モード切換えスイツチであるス
イツチ(押しボタンスイツチ)93および94に
ついて、これらスイツチ回路と同制御回路内部の
回路とを電気的にアイソレートするための入力カ
プラ110と、2つのアンド回路、1つのインバ
ータおよび1つのフリツプフロツプからなつて、
上記モード切換えスイツチ93が操作される毎に
上記十字スイツチ91,91a〜91dに関して
先の「オート」モードを指定するための信号(こ
の例では論理レベル“1”となる信号)と「マニ
ユアル」モードを指定するための信号(この例で
は論理レベル“0”となる信号)とを交互に形成
出力する第1のトグル回路121と、同じく2つ
のアンド回路、1つのインバータおよび1つのフ
リツプフロツプからなつて、上記モード切換えス
イツチ94が操作される毎に上記2ウエイスイツ
チ92,92aおよび92bに関して先の「オー
ト」モードを指定するための信号(この例では論
理レベル“1”となる信号)と「マニユアル」モ
ードを指定するための信号(この例では論理レベ
ル“0”となる信号)とを交互に形成出力する第
2のトグル回路122と、それぞれ1つのアンド
回路、2つのインバータ、1つのフリツプフロツ
プ、1つのタイマ回路および1つのセレクタから
なつて、上記トグル回路121あるいは122の
出力信号と上記十字スイツチ91,91a〜91
dあるいは2ウエイスイツチ92,92a,92
dの出力信号とが各々図示の態様で入力されるこ
とにより、これら信号の随時の論理レベル内容に
基づきその選択された内容でのスイツチ指示信号
S1〜S6を出力するモード選択回路131〜1
36と、上記の「オートリターン←→オートメモ
リ」スイツチ84、並びにリミツトスイツチ33
および34について、これらスイツチ回路と同制
御回路内部の回路とを電気的にアイソレートする
ための入力カプラ140と、上記スイツチ84の
「オートリターン」側への操作(端子10側への
操作)に基づき「セツト」されて上記リミツトス
イツチ34の「オン」に基づき「リセツト」され
るフリツプフロツプからなる第1のチユアー動作
検知回路151と、同スイツチ84の「オートメ
モリ」側への操作(端子12側への操作)に基づ
き「セツト」されて上記リミツトスイツチ33の
「オン」に基づき「リセツト」されるフリツプフ
ロツプからなる第2のチユアー動作検知回路15
2と、上記のモード選択回路131〜136から
出力される各スイツチ指示信号S1〜S6、並び
に第1および第2のチユアー動作検知回路151
および152から出力される各チユアー動作検知
信号S7,S8を一括受入して、それぞれこれら
の信号内容と後述する電磁弁駆動データ内容との
対比のもとに前記各電磁弁A1〜E1およびA2〜E2
の「開/閉」動作を制御するための制御信号a1〜
e1およびa2〜e2を形成出力するCPU160と、該
CPU160にこうした制御信号形成動作を実行
させるための処理手順が予め格納されているプロ
グラムメモリ170と、上記の各スイツチ指示信
号S1〜S6の内容および各チユアー動作検知信
号S7,S8の内容に対応して前記各電磁弁A1
〜E1およびA2〜E2の「開/閉」態様を決定する
電磁弁駆動データが予めテーブル状に登録格納さ
れている電磁弁駆動データメモリ180と、
CPU160と各電磁弁A1〜E1およびA2〜E2とを
電気的にアイソレートするとともに、CPU16
0から出力される上記の制御信号a1〜e1およびa2
〜e2に基づいてこれら各電磁弁A1〜E1およびA2
〜E2を直接駆動する出力カプラ190と、をそ
れぞれ具えて構成されている。 ここで、上記の入力カプラ110および140
はいずれも、その各対応するスイツチの操作(オ
ン)に応じて論理レベル“1”となる信号をその
対応出力端から出力するよう構成されているとす
る。 こうした条件のもとに、上記第1および第2の
トグル回路121および122、更にはモード選
択回路131〜136について、その動作態様を
詳述すると、以下の通りとなる。 まず、第1および第2のトグル回路121およ
び122に関して説明する。 いま、これらトグル回路121あるいは122
において、その該当するフリツプフロツプのQ出
力が例えば論理“0”レベル(「マニユアル」モ
ード指定状態)にあるとするとき、その対応する
スイツチ93あるいは94が操作(ワンシヨツト
操作)されたとすると、同フリツプフロツプは、
これに応じて入力カプラ110の対応出力端から
出力される論理レベル“1”の信号(パルス状信
号)によるそのS入力側にあるアンド回路のアン
ド条件成立に基づいて、セツト状態に切り換わ
る。すなわちそのQ出力の論理レベルが論理
“1”レベルに切り換わつて「オート」モード指
定状態となる。 また逆に、同フリツプフロツプのQ出力がこう
して論理“1”レベルにあるときに、その対応す
るスイツチ93あるいは94が再度操作(ワンシ
ヨツト操作)されたとすると、同フリツプフロツ
プは、これに応じて、入力カプラ110の対応出
力端から出力される論理レベル“1”の信号(パ
ルス状信号)によるそのR入力側にあるアンド回
路のアンド条件成立に基づいて、リセツト状態に
切り換わる。すなわちそのQ出力の論理レベルが
論理“0”レベルに戻つて、再び「マニユアル」
モード指定状態となる。 こうした動作が、上記スイツチ93あるいは9
4の操作毎に繰り返し実行される。なお、前記の
ランプLED1およびLED2(第8図参照)は、これ
らトグル回路121および122における上記の
フリツプフロツプ動作に基づいてその点灯が制御
されるものであるが、ここでの図示は省略した。 次に、モード選択回路131〜136に関して
その動作を説明する。ただし、これら回路131
〜136は全て共通の構成を有するものであり、
ここでは便宜上、モード選択回路131を例にと
つて説明する。 いま例えば、これに対応する第2のトグル回路
122から、「マニユアル」モードを指定する論
理“0”レベルの信号が加えられているとする
と、該モード選択回路131は、そのセレクタを
A入力選択状態として、これに対応するスイツチ
92a(前記2ウエイスイツチ92の「UP」側指
示スイツチ)の操作に基づき入力カプラ110の
対応出力端から出力される論理レベル“1”の信
号をそのままCPU160に加えるいわゆるスル
ー状態となる。すなわちこの場合、該モード選択
回路131からCPU160に対して出力される
スイツチ指示信号S1は、上記スイツチ92aが
操作されている間だけ論理“1”レベルを維持
し、同スイツチ92aの開放(これにより「オ
フ」となる位置に自動復帰するとする)とともに
論理“0”レベルに推移する。 また、該モード選択回路131に対応する第2
のトグル回路122から、「オート」モードを指
定する論理“1”レベルの信号が加えられている
とすると、同モード選択回路131は、そのセレ
クタをB入力選択状態とし、タイマ回路から出力
される信号をそのスイツチ指示信号S1として
CPU160へ出力するようになる。因みにこの
場合、これに対応するスイツチ92aの操作(こ
の場合はワンシヨツト操作で十分である)に基づ
き入力カプラ110の対応出力端から論理レベル
“1”の信号が出力されると、この信号と上記ト
グル回路122から出力されている論理レベル
“1”の信号とによつて同回路131内のアンド
回路がアンド条件を成立し、したがつてフリツプ
フロツプがセツト状態となる。上記タイマ回路
は、このフリツプフロツプのセツトに伴いそのQ
出力の論理レベルが論理“1”レベルとなつたと
き起動されて、以後これに予め設定されたタイマ
時間(特にこれは前記ヘツドレスト枕73を自動
的に全体上昇させる際の所望上昇量に見合つた時
間として設定される)だけその出力信号を論理
“1”レベルに保持する回路であり、こうしたフ
リツプフロツプのセツト状態への推移により、同
モード選択回路131からは自動的に、すなわち
上記スイツチ92aの以後の操作態様に係わらず
に、このタイマ回路のタイマ時間だけ論理“1”
レベルに維持される信号が、そのスイツチ指示信
号S1としてCPU160へ出力されることとな
る。上記フリツプフロツプは、このタイマ回路出
力のインバータを介して加えられる信号(すなわ
ちタイマ時間の終了とともに論理レベル“1”と
なる信号)によつてリセツトされる。 他のモード選択回路132〜136において
も、その各対応するトグル回路出力および各対応
するスイツチの操作に応じて上記と同様の動作が
各々実行される。なおこの実施例においては、同
第11図に示した如く、上記のタイマ回路をこれ
らモード選択回路毎に各別に設けて、各々のスイ
ツチ91a〜91d,92a,92b毎に、前記
ヘツドレスト枕73のそれぞれ所望する3次元姿
勢に応じた各別のタイマ時間を設定できるように
している。これらタイマ回路としては、そのタイ
マ時間が外部から適宜に調節できるタイプのもの
が用いられる。 次に、前記電磁弁駆動データメモリ180に予
め登録格納される電磁弁駆動データについてその
具体例を示す。 この電磁弁駆動データは、当の診療台の用途、
あるいはこれを操作するオペレータ(医師若しく
はアシスタント)の好み等に応じて任意に設定す
ることができるものであるが、この実施例におい
ては、先のヘツドレスト7の構造(第6図および
第7図参照)に鑑みて、特にこれを、次表に示す
態様で設定している。
この発明にかかる医科用診療台によれば、オペ
レータ(医師若しくはアシスタント)による簡単
な操作に基づいて、各可動部の所望とされる各種
姿勢制御が迅速かつ正確に安定して達成される。
また、こうした各種姿勢制御は、患者に対して何
らの不快感も与えることなく遂行される。
レータ(医師若しくはアシスタント)による簡単
な操作に基づいて、各可動部の所望とされる各種
姿勢制御が迅速かつ正確に安定して達成される。
また、こうした各種姿勢制御は、患者に対して何
らの不快感も与えることなく遂行される。
第1図はこの発明にかかる医科用診療台の一実
施例についてその全体の外観構成を示す斜視図、
第2図は該実施例診療台のアームレストについて
その構造を模式的に示す略図、第3図は同診療台
のチユアースイツチについてそのスイツチ構成を
示す平面図、第4図は同診療台のチユアー部につ
いてその作動機構を模式的に示す略図、第5図は
同診療台のシート台内部構成の一部を示す平面
図、第6図は同診療台のヘツドレストについてそ
の構造を示す平面図、第7図は同ヘツドレストの
正面図、第8図は同診療台のヘツドレストスイツ
チについてそのスイツチ構成を示す平面図、第9
図は同診療台の制御装置についてそのエア回路構
成を示すブロツク図、第10図は同制御装置の電
気回路構成を示すブロツク図、第11図は第10
図に示したヘツドレスト・アームレスト制御回路
の内部構成を示すブロツク図、第12図は同診療
台のヘツドレストについてその動作態様を模式的
に示す略図である。 1……台座、2……リフト、3……シート台、
5……バツクレスト、6……アームレスト、7…
…ヘツドレスト、8……チユアースイツチ、9…
…ヘツドレストスイツチ、33,34……リミツ
トスイツチ、61……アームレスト支持体、62
……アームレストエアベローズ、63……アーム
レスト本体、64……エアチユーブ、71……ヘ
ツドレスト本体、72……ヘツドレストエアベロ
ーズ、73……ヘツドレスト枕、74a〜74d
……気室、75a〜75d……エアチユーブ、8
4……「オートリターン←→オートメモリ」スイツ
チ、91……十字スイツチ、92……2ウエイス
イツチ、93,94……モード切換え用押しボタ
ンスイツチ、100……ヘツドレスト・アームレ
スト制御回路、110,140……入力カプラ、
121,122……トグル回路、131,136
……モード選択回路、151,152……チエア
ー動作検知回路、160……COU、170……
プログラムメモリ、180……電磁弁駆動デタメ
モリ、190……出力カプラ、A1〜E1,A2〜E2
……電磁弁、P……エアポンプ、R……レギユレ
ータ。
施例についてその全体の外観構成を示す斜視図、
第2図は該実施例診療台のアームレストについて
その構造を模式的に示す略図、第3図は同診療台
のチユアースイツチについてそのスイツチ構成を
示す平面図、第4図は同診療台のチユアー部につ
いてその作動機構を模式的に示す略図、第5図は
同診療台のシート台内部構成の一部を示す平面
図、第6図は同診療台のヘツドレストについてそ
の構造を示す平面図、第7図は同ヘツドレストの
正面図、第8図は同診療台のヘツドレストスイツ
チについてそのスイツチ構成を示す平面図、第9
図は同診療台の制御装置についてそのエア回路構
成を示すブロツク図、第10図は同制御装置の電
気回路構成を示すブロツク図、第11図は第10
図に示したヘツドレスト・アームレスト制御回路
の内部構成を示すブロツク図、第12図は同診療
台のヘツドレストについてその動作態様を模式的
に示す略図である。 1……台座、2……リフト、3……シート台、
5……バツクレスト、6……アームレスト、7…
…ヘツドレスト、8……チユアースイツチ、9…
…ヘツドレストスイツチ、33,34……リミツ
トスイツチ、61……アームレスト支持体、62
……アームレストエアベローズ、63……アーム
レスト本体、64……エアチユーブ、71……ヘ
ツドレスト本体、72……ヘツドレストエアベロ
ーズ、73……ヘツドレスト枕、74a〜74d
……気室、75a〜75d……エアチユーブ、8
4……「オートリターン←→オートメモリ」スイツ
チ、91……十字スイツチ、92……2ウエイス
イツチ、93,94……モード切換え用押しボタ
ンスイツチ、100……ヘツドレスト・アームレ
スト制御回路、110,140……入力カプラ、
121,122……トグル回路、131,136
……モード選択回路、151,152……チエア
ー動作検知回路、160……COU、170……
プログラムメモリ、180……電磁弁駆動デタメ
モリ、190……出力カプラ、A1〜E1,A2〜E2
……電磁弁、P……エアポンプ、R……レギユレ
ータ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 患者が着座するシートと、背もたれであるバ
ツクレストと、このバツクレストに適宜に支持さ
れて患者の頭部を受け支えるヘツドレストとを少
なくとも具えた医科用診療台において、 前記ヘツドレストを、 前記バツクレストに連結されるヘツドレスト本
体と、 患者の頭部を受ける中心点から四方向に離間さ
れる4つの独立した気室を有して前記ヘツドレス
ト本体上に配設され、これら4つの気室にそれぞ
れ対応して設けられた各別のエアチユーブを介し
て空気の吸入・排出に基づくこれら空気各々の自
在の伸縮に応じて、その上面の3次元姿勢が決定
されるヘツドレストエアベローズと、 このヘツドレストエアベローズ上に配設されて
患者の頭部が載置されるヘツドレスト枕と、 前記ヘツドレストエアベローズ上面の前記3次
元姿勢を指定するためのスイツチ手段と、 このスイツチ手段の1操作毎に、その指定され
る3次元姿勢に対応した前記各エアチユーブを介
して空気の吸入・排出を、前記ヘツドレストエア
ベローズの2つ以上の気室について同時に複合制
御するヘツドレスト制御手段と を具えて構成した ことを特徴とする医科用診療台。 2 前記ヘツドレストエアベローズの4つの気室
は、患者頭部の中心線について線対称となる位置
に左右2つずつ配置される 請求項1記載の医科用診療台。 3 前記ヘツドレスト制御手段は、前記スイツチ
手段の1操作毎に、その指定される3次元姿勢に
対応した前記各エアチユーブを介しての空気の吸
入・排出を、前記ヘツドレストエアベローズの4
つの気室について同時に複合制御する 請求項2記載の医科用診療台。 4 前記スイツチ手段は、4方向に操作される第
1のスイツチと、2方向に操作される第2のスイ
ツチとを有して構成され、 前記ヘツドレスト制御手段は、前記第1のスイ
ツチが操作されたとき、その操作された方向に対
応する前記ヘツドレストエアベローズの2つの気
室についての各対応するエアチユーブを介した吸
気制御、および同ヘツドレストエアベローズの他
の2つの気室についての各対応するエアチユーブ
を介した排気制御を同時にその操作されている時
間だけ行ない、前記第2のスイツチが操作された
とき、その操作された方向に対応して、前記ヘツ
ドレストエアベローズの4つ全ての気室について
の各対応するエアチユーブを介した吸気制御、ま
たは同ヘツドレストエアベローズの4つ全ての気
室についての各対応するエアチユーブを介した排
気制御をそれぞれその操作されている時間だけ行
なう 請求項3記載の医科用診療台。 5 前記スイツチ手段は、前記第1のスイツチに
対応してその自動/手動の切換えを指示するため
の第3のスイツチと、前記第2のスイツチに対応
してその自動/手動の切換えを指示するための第
4のスイツチとを更に具え、 前記ヘツドレスト制御手段は、前記第3のスイ
ツチを通じて自動が指示されていることを条件に
前記第1のスイツチが操作されたとき、その操作
された方向に対応する前記吸気制御および排気制
御を各々予設定された角度に対応する所定時間だ
け行ない、前記第4のスイツチを通じて自動が指
示されていることを条件に前記第2のスイツチが
操作されたとき、その操作された方向に対応する
前記吸気制御または排気制御をそれぞれ予設定さ
れた距離に対応する所定時間だけ行なう 請求項4記載の医科用診療台。 6 前記ヘツドレストは、前記ヘツドレスト本体
と前記ヘツドレスト枕との間に、これらを互いに
引き合う方向に付勢するスプリングを更に有し、
前記ヘツドレストエアベローズの気室がその対応
するエアチユーブを介して排気制御されるとき、
これを助勢する 請求項4または5記載の医科用診療台。 7 前記医科用診療台は、前記シートの端部に適
宜に支持されて患者の腕部を受け支えるアームレ
ストを更に具え、 前記アームレストは、 前記シートに連結されるアームレスト支持体
と、 このアームレスト支持体上に1つの気室を有し
て配設され、この気室に設けられたエアチユーブ
を介しての空気の吸入・排出に基づく該気室の自
在の伸縮に応じて、その上面の前記アームレスト
支持体からの距離が決定されるアームレストエア
ベローズと、 このアームレストエアベローズ上に配設されて
患者の腕部が載置されるアームレスト本体と、 前記シートに対する前記バツクレストの角度に
連動して、この角度が大きくなるとき前記アーム
レストエアベローズの気室についてそのエアチユ
ーブを介した吸気制御を行ない、同角度が小さく
なるとき同アームレストエアベローズの気室につ
いてそのエアチユーブを介した排気制御を行なう
アームレスト制御手段と を具えて構成される 請求項1〜6のいずれかに記載の医科用診療台。 8 前記アームレスト本体は、その前記バツクレ
ストに近い一方端が前記アームレスト支持体に回
動自在に支持される 請求項7記載の医科用診療台。 9 前記アームレストは、前記アームレスト支持
体と前記アームレスト本体との間に、これらが互
いに引き合う方向に付勢するスプリングを更に有
し、前記アームレストエアベローズの気室がその
エアチユーブを介して排気制御されるとき、これ
を助勢する 請求項7または8記載の医科用診療台。 10 患者が着座するシートと、背もたれである
バツクレストと、前記シートの端部に適宜に支持
されて患者の腕部を受け支えるアームレストとを
少なくとも具えた医科用診療台において、 前記アームレストを、 前記シートに連結されるアームレスト支持体
と、 このアームレスト支持体上に1つの気室を有し
て配設され、この気室に設けられたエアチユーブ
を介しての空気の吸入・排出に基づく該気室の自
在の伸縮に応じて、その上面の前記アームレスト
支持体からの距離が決定されるアームレストエア
ベローズと、 このアームレストエアベローズ上に配設されて
患者の腕部が載置されるアームレスト本体と、 前記シートに対する前記バツクレストの角度に
連動して、この角度が大きくなるとき前記アーム
レストエアベローズの気室についてそのエアチユ
ーブを介した吸気制御を行ない、同角度が小さく
なるとき同アームレストエアベローズの気室につ
いてそのエアチユーブを介した排気制御を行なう
アームレスト制御手段と を具えて構成した ことを特徴とする医科用診療台。 11 前記アームレスト本体は、その前記バツク
レストに近い一方端が前記アームレスト支持体に
回動自在に支持される 請求項10記載の医科用診療台。 12 前記アームレストは、前記アームレスト支
持体と前記アームレスト本体との間に、これらを
互いに引き合う方向に付勢するスプリングを更に
有し、前記アームレストエアベローズの気室がそ
のエアチユーブを介して排気制御されるとき、そ
れを助勢する 請求項10または11記載の医科用診療台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63041386A JPH01214363A (ja) | 1988-02-24 | 1988-02-24 | 医科用診療台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63041386A JPH01214363A (ja) | 1988-02-24 | 1988-02-24 | 医科用診療台 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01214363A JPH01214363A (ja) | 1989-08-28 |
| JPH0248260B2 true JPH0248260B2 (ja) | 1990-10-24 |
Family
ID=12606947
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63041386A Granted JPH01214363A (ja) | 1988-02-24 | 1988-02-24 | 医科用診療台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01214363A (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005270212A (ja) * | 2004-03-23 | 2005-10-06 | J Morita Tokyo Mfg Corp | 歯科用治療椅子 |
| JP4636304B2 (ja) * | 2004-03-23 | 2011-02-23 | 株式会社モリタ東京製作所 | 歯科用治療椅子 |
| JP2007130396A (ja) * | 2005-11-14 | 2007-05-31 | Osada Res Inst Ltd | 歯科用安頭台 |
| JP2009240689A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Panasonic Electric Works Co Ltd | マッサージ椅子 |
| JP2011024760A (ja) * | 2009-07-24 | 2011-02-10 | Gc Corp | 歯科ユニット |
| JP6014952B2 (ja) * | 2009-09-03 | 2016-10-26 | 株式会社吉田製作所 | 診療椅子の頭背部傾斜機構 |
| JP2011183046A (ja) * | 2010-03-10 | 2011-09-22 | Osada Res Inst Ltd | 歯科用治療椅子 |
| JP2014033954A (ja) * | 2012-08-07 | 2014-02-24 | J Morita Tokyo Mfg Corp | 歯科用チェアユニット |
| JP2017164005A (ja) * | 2016-03-14 | 2017-09-21 | 株式会社モリタ東京製作所 | チェア及び同チェアの姿勢制御方法 |
-
1988
- 1988-02-24 JP JP63041386A patent/JPH01214363A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01214363A (ja) | 1989-08-28 |
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