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JPH0248714B2 - Kukimakukozobutsunokudoseigyoshisutemu - Google Patents
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JPH0248714B2 - Kukimakukozobutsunokudoseigyoshisutemu - Google Patents

Kukimakukozobutsunokudoseigyoshisutemu

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JPH0248714B2
JPH0248714B2 JP22649384A JP22649384A JPH0248714B2 JP H0248714 B2 JPH0248714 B2 JP H0248714B2 JP 22649384 A JP22649384 A JP 22649384A JP 22649384 A JP22649384 A JP 22649384A JP H0248714 B2 JPH0248714 B2 JP H0248714B2
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blower
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air
air membrane
inverter
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Hirokazu Minami
Shinya Motobayashi
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Taiyo Kogyo Co Ltd
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Taiyo Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、各種の博覧会場に設置される臨時建
物、倉庫、作業場、スポーツ施設等として利用さ
れる空気膜構造物つまりエアドームの駆動制御シ
ステムに関するものである。
(従来の技術) この種の空気膜構造物は、比較的大きな空間を
常時変化する気象条件に合わせかつ長期に亙つて
覆うものであることから、空気膜内の空気の圧力
は常時一定状態に高めておく必要がある。従つ
て、この種の空気膜構造物にあつては、通常は主
送風機によつて空気膜内に空気を供給し、この主
送風機が何等かの原因によつて空気を供給できな
くなつた場合には補助送風機を駆動させて、空気
膜内の圧力を常に一定に保てるようにしてある。
しかしながら、この種の空気膜構造物において
は、その空気膜内の圧力を一定に保つことだけが
要求されている訳ではなく、その他にも種々な条
件が要求されている。すなわち、 長期間の駆動に適した完全自動化を図つたも
のであること 無人であつても各種の異常状態に即対応でき
るものであること 長期駆動のものであるから、電力消費を極力
少なくしたものであること 等である。
従来の空気膜構造物にあつては、以上のような
種々な要望を十分満たしているものとはいえなか
つたのである。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は以上のような実状に鑑みてなされたも
ので、その解決しようとする問題点は、長期間の
駆動に適した完全自動化を図つて各種の異常状態
に即対応でき、しかも電力消費を極力少なくした
空気膜構造物を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 以上の問題点を解決するために、本発明が採つ
た手段は、 駆動モータによつて駆動され空気膜構造物内に
空気を給送する主送風機と、この主送風機の駆動
モータに供給する電力の周波数を変えることによ
つてその回転数を変換するインバータと、前記空
気構造物外の風速及び内外の圧力差をデータとし
て演算処理し前記インバータにコントロール信号
を発する駆動制御部と、駆動モータまたはエンジ
ンによつて駆動され前記空気膜構造物内に空気を
給送する補助送風機とを備え、この補助送風機及
び前記主送風機とを送風機切替装置部に接続する
とともに、この送風機切替装置部に、停電時に前
記補助送風機のエンジンを駆動するエンジン起動
制御部を設け、かつ前記主送風機に設けた送風機
異常感知機からの異常信号、前記インバータ及び
前記駆動制御部からの異常信号を入力しうるよう
にして、この送風機切替装置部によつて前記主送
風機、インバータまたは前記駆動制御部に何等か
の異常が生じたときには前記補助送風機に電力を
切替供給し、停電時にはこの送風機切替装置部に
よつて前記補助送風機のエンジンを駆動するよう
にしたことを特徴とする空気膜構造物の駆動制御
システム である。
この手段を第1図を参照して具体的に説明する
と次の通りである。つまり、空気膜構造物100
には供給ダクトを介して主送風機110及び補助
送風機140がそれぞれ接続してあり、主送風機
110は駆動モータ111によつて、一方補助送
風機140は駆動モータ141またはエンジン1
42によつて駆動されるようになつている。主送
風機110の出口には送風量が低下すると下方に
垂下するチヤツキダンパ112が設けてあり、こ
のチヤツキダンパ112が下方に垂下すると異常
信号を発するようになつている。また、主送風機
110及び補助送風機140の各駆動モータ11
1と駆動モータ141には、送風機切替装置部1
51から電力が供給されるように接続してあり、
特に駆動モータ111と送風機切替装置部151
間にはインバータ120が介装してある。
インバータ120は、駆動モータ111に供給
する電力の周波数を変換するもので、その周波数
の決定はこのインバータ120に接続した駆動制
御部130からの信号によつてなされる。駆動制
御部130は、空気膜構造物100外の風速、空
気膜構造物100内外の圧力溝、空気膜構造物1
00上に積雪があるか否か等を入力データとし
て、主送風機110の送風量を決定すべく演算処
理するもので、この演算処理によつて得られた出
力信号を上記インバータ120に発するものであ
る。
また、主送風機110のチヤツキダンパ11
2、インバータ120及び駆動制御部130から
の異常信号は直接送風機切替装置部150に出力
されるように構成されており、これらの異常信号
の内のいずれかが送風機切替装置部150に出力
されると、送風機切替装置部150はその電力供
給を駆動モータ111から駆動モータ141に切
り替えるようになつている。なお、この送風機切
替装置部150は駆動モータ141またはエンジ
ン142を作動させた場合にこれの接続した警報
機によつて警報を発するようになつている。さら
に、この送風機切替装置部150にはエンジン駆
動制御部151が設けてあり、このエンジン駆動
制御部151は停電時に補助送風機140のエン
ジン142を駆動すべく駆動信号を発するように
構成されているのである。
(作用) 以上のように構成した空気膜構造物100の駆
動制御システムにおいては、次のように作用をす
る。すなわち、通常運転時には、送風機切替装置
部150から主送風機110の駆動モータ111
に電力が供給される。このとき、この駆動モータ
111に供給される電力は、その周波数が当該空
気膜構造物100が置かれた環境に適したものに
インバータ120によつて選択されて供給されて
いる。このインバータ120による周波数の選択
は、各種の条件を演算処理する駆動制御部130
からの信号によつてなされる。換言すれば、当該
空気膜構造物100が強風下にあつたり、または
何等かの原因によつて空気膜構造物100内の圧
力が異常に低下したり、さらには空気膜構造物1
00上に大量の積雪がある場合には、空気膜構造
物100内に供給される空気の量を増大させるよ
うにインバータ120によつて供給電力の周波数
を増加させるのである。これとは逆に、空気膜構
造物100の還境が平隠でありかつ当該空気膜構
造物100に何等の異常状態がなければ、空気膜
構造物100の膨張状態を維持するのに十分な最
低量の空気を供給するように、駆動モータ111
に供給される電力の周波数がインバータ120に
よつて減少されるのである。
これとは逆に、主送風機110、インバータ1
20または駆動制御部130に何等かの異常があ
れば、この異常状態を表示する電気信号は各接続
線112,121,131を通して送風機切替装
置部150に出力される。この異常状態を感知し
た送風機切替装置部150は、その電力供給を主
送風機110の駆動モータ111から補助送風機
140の駆動モータ141に直ちに変換する。こ
れにより、主送風機110が停止し、これに代つ
て補助送風機140が作動を始める。これによ
り、空気膜構造物100は何等の影響もなくその
正常な膨張状態を維持することができるのであ
る。
さらに、送風機切替装置部150に供給されて
いた電力が供給されなくなれば、この状態をエン
ジン駆動制御部151が直ちに感知して、補助送
風機140のエンジン142を駆動すべく信号を
発するのである。従つて、停電状態になつたとし
ても、当該空気膜構造物100は何等の影響もな
くその正常な膨張状態を維持することができるの
である。
(実施例) 次に、空気膜構造物100の駆動を制御するた
めの個々の具体的な構成を第2図以下を参照して
説明する。なお、この実施例において例示した空
気膜構造物100の具体的な大きさは、縦40m、
横20m、高さ12mのもので、その容積は約6400立
方メートルである。また、この空気膜構造物10
0においては、第2図に示すように、風速検出手
段20、圧力検出手段30及び積雪検出手段40
によつてそのおかれた状況が把握されるようにな
つており、これらから信号を受けてインバータ1
20を制御する駆動制御部130は、第3図に示
すように、最大風速値判判定手段50及び周波数
変換信号発生手段60によつて構成されている。
風速検出手段20は空気膜構造物100の外部
でかつ近傍に配置してあり、空気膜構造物100
の近傍の風速を常時観測するものである。そし
て、この風速検出手段20は観測した風速をパル
ス信号として最大風速値判定手段50に伝達する
ものである。風速検出手段20の設置場所として
は種々考えられるが、発明者等の実験によれば、
空気膜構造物100から少し離れた位置でかつ空
気膜構造物100の頂部と同じ高さに置くとよい
ようである。空気膜構造物100の頂部に直接設
置すると実際の風速よりも高い値の風速値が出る
ので好ましくなく、また空気膜構造物100から
あまり離れても空気膜構造物100のおかれた状
況を把握するには適さないからである。
一方、空気膜構造物100には圧力検出手段3
0を配置した。この圧力検出手段30は公知のも
ので、空気膜構造部物100内の圧力とその外部
の圧力の両者を常時観測してこれらの差圧を電気
的信号に変換した後、周波数変換信号発生手段6
0に伝達するものである。
積雪検出手段40は、空気膜構造物100上に
雪が積もることによつてこの空気膜構造物100
の天井が下がる現象を利用したもので、天井が下
がつたときにこれを検出して空気的信号として後
述の周波数変換信号発生手段60に伝達するもの
である。この積雪検出手段40の構成としては
種々なものが考えられるが、本実施例の場合は次
のようにした。つまり、空気膜構造物100の天
井に一定の方向の光を受ける受光器42を取り付
けるとともに、空気膜構造物100が完全に膨張
しているときに受光器42に対向する発光器41
を空気膜構造物100の下側に設置した。空気膜
構造物100の天井側に受光器42を取り付けた
のは、空気膜構造物100を構成する膜体が透明
のものである場合には、太陽光が受光器42に入
射することによる誤作動を防止するためである。
これにより、空気膜構造物100が完全な膨張状
態にある場合には、受光器42は発光器41から
の光を受けて周波数変換信号発生手段60に通常
信号を発する。また、空気膜構造物100に雪が
積もつてその天井が下がつた場合には、発光器4
1の光の放射方向が受光器42からずれることに
なり、受光器42は発光器41からの光を受ける
ことができなくなつて異常信号を周波数変換信号
発生手段60に発する。
次に、駆動制御部130の電気回路の概略を第
4図に従つて説明する。風速検出手段20及び圧
力検出手段30、あるいはこれらに更に積雪検出
手段40からの電気的信号がインプツト・ポート
に出力される。これら風速検出手段20、圧力検
出手段30及び積雪検出手段40は、それぞれの
状態をデジタル信号化してインプツト・ポートに
常時出力するものである。このインプツト・ポー
トに出力された信号はCPUに出力される。図中
のROMにはCPUを制御するプログラムが書込ま
れており、CPUはこのプログラムに従つてイン
プツト・ポートより必要とされる外部データを取
込んだり、あるいはまたRAMとの間でデータの
授受を行なつたりしながら演算処理し、必要に応
じて処理したデータをデジタル信号としてアウト
プツト・ポートへ出力する。信号を受けたアウト
プツト・ポートは、この信号をインバータ12
0/空気膜構造物100変換した後に、インバー
タ120に出力する。この信号を受けたインバー
タ120は所定の周波数の電力を主送風機110
の駆動モータ111に供給し、これによつて駆動
モータ111はその周波数に応じた回転数にて回
転するものである。
第4図に示したROMに書込まれたプログラム
をフローチヤートで示すと、第5図及び第7図の
場合、或は第5図及び第9図の場合のようにな
る。第5図及び第9図の場合は積雪検出手段40
からの信号を加味したものであり、第5図及び第
7図の場合はこの積雪検出手段40からの信号を
加味しない場合のものである。以下に、第5図〜
第9図を参照し、駆動制御部130の制御作動を
順次説明する。ここで、各フローチヤート中にて
用いた記号の意味は次の通りである。
Wa;今回測定した各風速レベルで、1秒毎に測
定される。
(各W及びWaは実際の風速を第6図の表に従
つたレベルに変換した値である。) WaMAX;今回の測定区間内の極大値のうちの
最大の値 P;圧力差レベル(エアテントに対する実際の内
外の圧力差を第6図の表に従つたレベルに変換
してあり、WとPとが等しい時が最適状態にな
るように決めてある。) N;測定回数を規定する値(本例の場合1秒毎に
測定し、その最大値を600回、すなわち10分間
測定することとした) WT;送風機出力をどの程度の時間内で低下させ
るかを規定するその時間(秒) T;積雪があつた場合送風機出力を一定の状態に
保持する最大の時間(18時間) 初期設定がなされた後プログラムがスタートす
ると、第5図に示したフローチヤトに従つた最大
風速レベルの決定がなされる。つまり、風速検出
手段20からの信号によつて1秒間の風速レベル
が最初に選択される。この風速レベルは、第6図
に示した表に対応して決定され、決定された値が
Waとされる(ステツプ)。この値Wが0(リセ
ツトされていた場合)または前回の最大10分間の
最大値W(連続して測定がなされている場合)よ
り大きいか否かがステツプにおいて判定され
る。WaがWより大きければこのWaがWとして
記憶され(ステツプ)、測定回数Nが0とされ
る(つまり、最大10分間の測定が開始される)と
ともに(ステツプ)、WaMAXが0とされる
(ステツプ)。従つて、この場合には風速レベル
値WとしてはWaが出力される。その後は第7図
のステツプに至る。
これとは逆に、WaがWより大きくなければ、
このWaが今回の測定区間内における風速レベル
の最大の極大値であるWaMAXと比較され(ス
テツプ)、WaがWaMAXより大きければこの
WaがWaMAXとして記憶される(ステツプ)。
そして、この測定が順次行なわれてその回数が
600になれば次の測定が開始され(ステツプ、
、)、Wの値として今回のWaMAXの値が記
憶されて(ステツプ)WaMAXが0とされる
(ステツプ)。この間、Waが前回のWaMAXよ
りも小さければそのWaは記憶されない(ステツ
プからへスキツプ)。つまり、この測定区間
内においては最大のWaが記憶されたままの状態
が保持される。勿論、測定回数が600回になつて
いなければ、その回数になるまでの間ステツプ
はスキツプされる。従つて、この操作によつ
て風速レベルWとしては前回の測定区間の最大極
大値WaMAXが出力される。
以上のようにして、その測定区間内の最大風速
レベルWが決定される。
このレベルWの決定により、次のような作用が
ある。すなわち、第10図に示すように、実際の
風速が測定を始めてから順次増大していれば、こ
れに略追随するように風速レベルWも上昇する。
(第10図の符号81で示した部分参照)この状
態から風速が小さくなれば、風速レベルWは今ま
で測定した値の内の最大の値に保持されて、その
状態が続く(第10図の符号82参照)そして、
10分間が経過しない間であつても、風速がレベル
82を越えるような状態となれば風速レベルWは
この風速の上昇に追随した状態で再び上昇してい
く(第10図の符号83参照)。再び風速が下が
れば、風速レベルWは前回測定した値の内の最大
の値に保持されて、10分間の間に風速の上昇がな
ければ10分間その状態が続く(第10図の符号8
4参照)。そして、この測定区間内の風速の極大
値の内最大の値が記憶される(第10図において
は符号86で示した風速に対応する値となる)。
従つて、10分間が経過した次の測定区間におい
て、実際の風速が記憶されたレベル値に対応する
値よりも小さければ、記憶されている前回の測定
区間の風速レベルにレベルWの値が決定される
(第10図の符号85で示した部分参照)。
以上のような風速レベルWの決定処理がなされ
るのが第7図におけるステツプである。次に、
この第7図を参照して以下の各ステツプについて
説明する。
ステツプ及びにおいて算出された風速レベ
ルW及び差圧Pは、次のステツプにおいて比較
される。なお、ステツプにおける差圧Pとして
は、空気膜構造物100の内外における実際の圧
力差を第6図に示した表によつて所定のレベル値
に変換されている。ステツプにおいて、レベル
WがレベルPよりも大きいと判定された場合に
は、ステツプに進む。ステツプにおいては、
主送風機110の出力を1段上るべく信号を選択
し、この信号がアウトプツト・ポートからインバ
ータ120に出力される。
これとは逆に、レベルPがレベルWよりも大き
い場合にはステツプに進む。このステツプに
おいては、送風機出力をどの程度の時間内で低下
させるかを規定するその時間WT(秒)が0にな
つているか否かが判定される。この時間WTが0
であれば、ステツプにおいて主送風機110の
出力を1段下げるべく信号を選択し、この信号が
アウトプツト・ポートからインバータ120に出
力される。次のステツプにおいては、第8図に
示した表に従つて、レベルPとWとの差の値及び
その変化速度(変化率)に応じた時間WT(秒)
が選択される。この時間WTは、レベルPとWと
の差が大きい場合には短時間とし、レベルPとW
との差が小さい場合には長時間とするよう決定さ
れている。そして、ステツプにおいて秒読みが
始まり、レベルPとWとの差が増加中であるか否
かがステツプにおいて判断される。レベルPと
Wとの差が増加中であれば、ステツプにおいて
主送風機110の出力を増加量に応じて下げるべ
く信号を選択し、この信号がアウトプツト・ポー
トからインバータ120に出力される。なお、ス
テツプにおいてWTが0でなければステツプ
にスキツプする。
また、ステツプにおいてレベルPとWとが同
じであれば、ステツプにもどる。
以上の第7図に示した処理・操作を送風機11
0の作動現象面からみれば、空気構造物100の
周囲の風が空気膜構造物100の内外の圧力差に
比して大きい場合には、ステツプ〜が繰り返
されることによつて、主送風機110の出力が急
激に上昇し、一方空気膜構造物100の周囲の風
が空気膜構造物100の内外の圧力差に比して小
さい場合には適当な時間内に主送風機110の出
力が低下するように制御されるのである。
次に、第9図を参照して、駆動制御部130に
積雪検出手段40からの信号をも入力するように
した場合の処理・操作の流れを説明する。この場
合、前述したものと基本的に異なるところは、積
雪検出手段40からの信号が入力されて、この信
号をも加味することにより主送風機110の制御
をより木目細かく行なうことにある。なお、この
説明にあたつて、各ステツプが第7図に示したも
のと同じである場合には、第7図において付した
各ステツプ記号と同じ記号を第9図に付すことに
よつてその説明を省略する。
第9図のフローチヤトのステツプにおいて、
レベルPとWとが等しい場合にはステツプに進
み、ここで積雪検出手段40が積雪を検出してい
ればステツプに進む。ステツプにおいては主
送風機110の出力を1段上げるべく信号を選択
し、この信号がアウトプツト・ポートからインバ
ータ120に出力される。これは、空気膜構造物
100に積雪があるまま放つて置けば、この空気
膜構造物100が倒壊するおそれがあるので、例
え空気膜構造物100内の圧力が外部の風に対し
て良好な状態であつても雪の重みに耐えうるよう
に内部の圧力を高めるために行なうものである。
また、ステツプにおいて、レベルPがWより
も大きい場合にはステツプに進む。このステツ
プにおいて積雪検出手段40が積雪を検出して
いればステツプに進む。このステツプにおい
て雪フラツグを立てるとともに、次のステツプ
において主送風機110の出力を1段上げるべく
信号を選択し、この信号がアウトプツト・ポート
からインバータ120に出力される。そして、ス
テツプにおいてTの値を18×60×60(秒)に設
定する。この後にステツプにもどる。
次に再びステツプにきて積雪検出手段40が
積雪を検出していればステツプに進み、このス
テツプにおいて雪フラツグを立てるとともに、
次のステツプにおいて主送風機110の出力を
更に1段上げるべく信号を選択する。これを繰り
返すことにより空気膜構造物100が所定量膨張
すれば、ステツプにおいて積雪検出手段40が
積雪を検出しなくなるから、ステツプに進む。
ステツプにおいては、雪フラツグが立つててい
るか否かの判定がなされるが、今までの状況では
ステツツプにおいて雪フラツグは立つたままの
状態にされているため、ステツプに進む。ステ
ツプではステツプにて設定した値から1が減
じられ、次のステツプに進む。このステツプ
においてTが0であるか否かが判定され、0でな
ければステツプに進み、0であればステツプ
において雪フラツグが降ろされる。換言すれば、
この処理によつて、例え空気膜構造物100内の
圧力が外部の風に対して良好な状態であつても、
雪の重みに耐えうるように空気膜構造物100内
の圧力を高めた状態を18時間保持するのである。
このTの設定値を18時間としたのは、18時間即ち
約1日たてば空気膜構造物100上の雪は溶けて
なくなるか、雪下し作業を行なうことができるか
らである。雪フラツグが降されれば、ステツプ
からステツプ〜を経てステツプに至るので
ある。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明による駆動制御シ
ステムによれば、通常時には主送風機110が作
動し、この主送風機110、インバータ120或
は駆動制御部130に異常がある場合には直ちに
補助送風機140が駆動される。また、停電時に
あつてもエンジン142が直ちに駆動され、空気
膜構造物100はその正常膨張状態を維持する。
従つて、この空気膜構造物100の駆動は完全に
自動的に行なわれ、従来のものであればそのメン
テナンス等に必要であつた人員を省くことがで
き、当該空気膜構造物100のランニング・コス
トの大幅低減を図ることができる。また、通常時
にはインバータ120が駆動制御部130からの
信号によつて主送風機110の駆動モータ111
の駆動を最小限の電力によつて行なうことから、
システム全体として消費する電力は最小限で済む
ことになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る駆動制御システムを示す
概略構成図、第2図は同側面図、第3図は空気膜
構造物、主送風機、インバータ及び駆動制御部の
関係を概略的に示す全体構成図、第4図は駆動制
御部の概略構成図である。第5図は駆動制御部で
行なわれている最大風速の決定ルーチンを示すフ
ローチヤート、第6図は実際の風速値及び圧力差
をそれぞれのレベルに換算するための一覧表、第
7図は駆動制御部で行なわれている最大風速を決
定するルーチンを示すフローチヤート、第8図は
圧力及び風速レベルとの差に対応して送風機出力
を低下させる時間を示す一覧表、第9図は積雪検
出手段からの信号を加味して駆動制御部で行なわ
れている最大風速を決定するルーチンを示すフロ
ーチヤートである。また、第10図は実際の風速
と決定された風速レベルとの対応関係を明示した
グラフであるる。 符号の説明、100……空気膜構造物、110
……主送風機、111……駆動モータ、120…
…インバータ、130……駆動制御部、140…
…補助送風機、141……駆動モータ、142…
…エンジン、150……送風機切替装置部、15
1……エンジン起動制御部、20……風速検出手
段、30……圧力検出手段、40……積雪検出手
段、41……発光器、42……授受光器、50…
…最大風速値判定手段、60……周波数変換信号
発生手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 駆動モータによつて駆動され空気膜構造物内
    に空気を給送する主送風機と、この主送風機の駆
    動モータに供給する電力の周波数を変えることに
    よつてその回転数を変換するインバータと、前記
    空気膜構造物外の風速及び内外の圧力差をデータ
    として演算処理し前記インバータにコントロール
    信号を発する駆動制御部と、駆動モータまたはエ
    ンジンによつて駆動され前記空気膜構造物内に空
    気を給送する補助送風機とを備え、この補助送風
    機及び前記主送風機とを送風機切替装置部に接続
    するとともに、この送風機切替装置部に、停電時
    に前記補助送風機のエンジンを駆動するエンジン
    起動制御部を設け、かつ前記主送風機に設けた送
    風機異常感知機からの異常信号、前記インバータ
    及び前記駆動制御部からの異常信号を入力しうる
    ようにして、この送風機切替装置部によつて前記
    主送風機、インバータまたは前記駆動制御部に何
    等かの異常が生じたときには前記補助送風機に電
    力を切替供給し、停電時にはこの送風機切替装置
    部によつて前記補助送風機のエンジンを駆動する
    ようにしたことを特徴とする空気膜構造物の駆動
    制御システム。
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