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JPH0254854B2 - - Google Patents
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JPH0254854B2 - - Google Patents

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JPH0254854B2
JPH0254854B2 JP59057944A JP5794484A JPH0254854B2 JP H0254854 B2 JPH0254854 B2 JP H0254854B2 JP 59057944 A JP59057944 A JP 59057944A JP 5794484 A JP5794484 A JP 5794484A JP H0254854 B2 JPH0254854 B2 JP H0254854B2
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JP
Japan
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polyamide resin
maleic anhydride
alkyl
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JP59057944A
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Shiro Narasaki
Sadaki Yamamoto
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Dow Mitsui Polychemicals Co Ltd
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Du Pont Mitsui Polychemicals Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、ポリアミド系樹脂組成物に関する。
更に詳しくは、ポリアミド系樹脂が本来有する好
ましい性質を実質的に損うことなく、耐衝撃性を
顕著に改善せしめたポリアミド系樹脂組成物に関
する。 ポリアミド系樹脂は、一般に耐熱性、耐薬品
性、耐摩耗性、曲げ弾性などの点ですぐれている
ため、エンジニアリング樹脂として各種機械部
品、自動車部品などの用途に広く使用されている
が、低温での耐衝撃性の点で満足されないという
欠点を有している。 こうした欠点を補うため、他の種類の樹脂のブ
レンドによるポリアミド系樹脂の改質が種々提案
されている。例えば、ポリアミド系樹脂へのエチ
レン−α,β−不飽和カルボン酸−α,β−不飽
和カルボン酸金属塩(−α,β−不飽和カルボン
酸エステル)共重合樹脂〔アイオノマ−樹脂〕の
ブレンド(特公昭54−4743号公報、同55−44108
号公報など)は、耐熱性、曲げ弾性などの好まし
い性質を実質的に損うことなく耐衝撃性を改善し
得るが、その改善効果は十分に満足されるもので
はない。 これに対し、ポリアミド系樹脂にエチレン−
(メタ)アクリル酸アルキル共重合体の無水マレ
イン酸グラフト変性体をブレンドしたものは、こ
れらポリアミド系樹脂が本来有する好ましい性質
を実質的に損うことなく、耐衝撃性を顕著に改善
し得ることを、本発明者らは見出した。 従つて、本発明はポリアミド系樹脂組成物に係
り、このポリアミド系樹脂組成物は、ポリアミド
系樹脂60〜95重量部およびエチレン−(メタ)ア
クリル酸アルキル共重合体の無水マレイン酸グラ
フト変性体40〜5重量部よりなる。 また、ポリアミド系樹脂は、それの機械的強度
を上げるために一般にガラス繊維を充填して使用
されることも多いが、その場合に大幅な耐衝撃性
の低下がみられるので、その点での改善も大きな
課題となつているが、本発明はかかる課題をも解
決させる。従つて、本発明はまた、前記ブレンド
体に更にガラス繊維を充填せしめたポリアミド系
樹脂組成物に関する。 組成物の主要成分をなすポリアミド系樹脂とし
ては、例えばナイロン−6、ナイロン−66、ナイ
ロン−610、ナイロン−11、ナイロン−12、ナイ
ロン−14などが用いられる。 グラフト変性体のベースポリマーとしてのエチ
レン−(メタ)アクリル酸アルキル共重合体は、
エチレンとアクリル酸アルキルまたはメタクリル
酸アルキル、好ましくはこれらのメチルエステル
またはエチルエステル、更に好ましくはエチルエ
ステルとを、高圧法ポリエチレン製造装置を用い
てラジカル共重合させて得られる。この共重合体
中に占める(メタ)アクリル酸アルキルの共重合
割合は、8〜20モル%である。(メタ)アクリル
酸アルキルの共重合割合がこれより多いと、共重
合体の製造が容易ではなくなるばかりではなく、
それのグラフト変性体の曲げ剛性、耐熱性を極端
に低下させ、組成物としたときの物性を著しく損
わしめるようになり、一方これより少ない共重合
割合では、目的とする組成物の耐衝撃性改善効果
が低下する。 また、このベースポリマーのメルトインデツク
ス〔ASTM D−1238(190℃,2160g)〕は、使
用されるポリアミド系樹脂組成物の溶融粘度によ
つても異なるが、一般に約0.5〜300dg/分、好ま
しくは約4〜200dg/分であることが好ましく、
この範囲外の共重合体を製造することは一般に困
難である。また、製造できても、これより低いメ
ルトインデツクスの共重合体を用いると、無水マ
レイン酸でグラフト変性する際メルトインデツク
スの低下が起り、ポリアミド系樹脂とブレンドす
る際分散不良を招くようになり、一方これより高
いメルトインデツクスのものを用いると、組成物
の耐衝撃性改善効果が低下するようになる。 このようなエチレン−(メタ)アクリル酸アル
キル共重合体にグラフト共重合される無水マレイ
ン酸のグラフト量は、ベースポリマーに対して
0.1〜8重量%、好ましくは0.3〜5重量%の範囲
内にある。グラフト量がこれ以下では所期の耐衝
撃性改善効果が得られず、一方これ以上の量でグ
ラフトしても、組成物の耐衝撃性改善効果はそれ
以上に得られる訳ではなく、かえつてグラフト変
性体の流動性が低下し、組成物としたときの分散
不良を招くようになる。 グラフト化の方法は特に限定されないが、一般
に遊離ラジカル生成化合物、例えば第3ブチルパ
ーオクトエートなどの存在下で、エチレン−(メ
タ)アクリル酸アルキル共重合体と無水マレイン
酸とを反応させることにより行われ、工業的には
押出機中約120〜250℃の温度で反応させるのが経
済的である。 組成物は、ポリアミド系樹脂60〜95重量部、好
ましくは70〜90重量部に対してグラフト変性体を
40〜5重量部、好ましくは30〜10重量部の割合で
ブレンドすることにより調製される。ポリアミド
系樹脂の割合をこれ以下に低くすると、ポリアミ
ド系樹脂が本来有する好ましい性質が発揮されな
いようになり、逆にこれより多い割合では組成物
に高い耐衝撃性が得られないようになる。 このようなブレンド体の耐衝撃性改善効果は、
ポリアミド系樹脂の主要な使用方法の一つである
ガラス繊維充填の場合にも十分に発揮される。ガ
ラス繊維としては、一般にアミノシラン、ビニル
シランなどのシランカツプリング剤で表面処理さ
れた繊維長約2〜10mm、繊維径約5〜15μmのも
のが、ブレンド体100重量部当り5〜60重量部の
割合で用いられる。5重量部以上の割合で用いら
れると、機械的物性の強化効果が期待でき、一方
60重量部以上の割合で用いると、耐衝撃性の低下
が大きくなる。 組成物の調製は、これに更に必要に応じて炭酸
カルシウムなどの無機充填剤、酸化防止剤、熱安
定剤、紫外線吸収剤、滑剤、顔料などの各種添加
剤を適宜添加した後、前記組成物各成分をドライ
ブレンドまたはメルトブレンドすることによつて
行われる。ドライブレンドの場合には、各成分が
成形機中で可塑化される段階で均一に溶融混合さ
れ、またメルトブレンドの場合には、単軸または
2軸押出機、バンバリ−ミキサーなどの各種ミキ
サー、ロール、ニーダーなどを用いて溶融混合す
ればよい。 本発明に係るポリアミド系樹脂組成物は、この
ようにポリアミド系樹脂が本来有する耐熱性、曲
げ弾性などの好ましい性質を実質的に損うことな
く、耐衝撃性を顕著に改善させるので、かかる特
性を有効に利用して、フイルム成形、射出成形、
プレス成形、中空成形、異形押出成形などの各種
成形加工技術の分野で使用することができる。そ
して、例えばこのポリアミド系樹脂組成物を用い
てローラースケート用車輪に成形した場合、低温
での耐衝撃強度にすぐれていので、冬場に車輪に
衝撃が加わつた場合にも、クラツクを生ずること
は殆んどない。 次に、実施例について本発明を説明する。 実施例 1 ナイロン−6(東レ製品アミランCM−1017C)
80部(重量、以下同じ)およびエチレン−アクリ
ル酸エチル共重合体(アクリル酸エチル含有量
8.5モル%、メルトインデツクス5dg/分)の無水
マレイン酸グラフト変性体(グラフト量2重量
%)20部、2軸押出機(30mm径、同軸回転)を用
いて250℃で溶融混練し、混練されたポリアミド
系樹脂組成物について、射出成形法により、下記
試験法によつて規定された試験片を作製した。 この試験片について、アイゾツト衝撃強度(試
験片厚さ5mm;ASTM D−256準拠、Vノツチ
入り、−20℃および−30℃)、曲げ強性率(試験片
厚さ2mm;ASTM D−790準拠)および熱変形
温度(試験片厚さ3mm;ASTM D−648準拠、
0.45MPa)をそれぞれ測定した。 実施例 2 実施例1において、ベースポリマーとして他の
エチレン−アクリル酸エチル共重合体(アクリル
酸エチル含有量15.7モル%、メルトインデツクス
7dg/分)が用いられた。 実施例 3 実施例1において、ベースポリマーとして他の
エチレン−アクリル酸エチル共重合体(アクリル
酸エチル含有量13.1モル%、メルトインデツクス
25dg/分)が用いられた。 実施例 4 実施例1において、無水マレイン酸のグラフト
量が0.5重量%に変更された。 実施例 5 実施例1において、無水マレイン酸のグラフト
量が4重量%に変更された。 実施例 6 実施例1において、ベースポリマーとして他の
エチレン−アクリル酸エチル共重合体(アクリル
酸エチル含有量9.4モル%、メルトインデツクス
200dg/分)が用いられ、また無水マレイン酸の
グラフト量を3重量%に変更した。 実施例 7 実施例1において、ナイロン−6を90部、また
無水マレイン酸グラフト変性体を10部に変更して
組成物を調製した。 実施例 8 実施例1において、ナイロン−6を70部、また
無水マレイン酸グラフト変性体を30部に変更して
組成物を調製した。 実施例 9 実施例1において、ブレンド体に更にガラス繊
維(日東紡績製品、径13μm、長さ6mm)を10部
充填して組成物を調製した。 比較例 1 実施例1において、無水マレイン酸グラフト変
性体が用いられなかつた。 比較例 2 実施例1において、無水マレイン酸グラフト変
性体の代りにそれのベースポリマーであるエチレ
ン−アクリル酸エチル共重合体が用いられた。 比較例 3 実施例1において、無水マレイン酸グラフト変
性体の代りに、アイオノマー樹脂中最もナイロン
衝撃改善効果が大きいといわれているエステル共
重合樹脂、限ちエチレン−メタクリル酸−アクリ
ル酸イソブチル(93.6:3.8:2.6モル%)共重合
樹脂(メルトインデツクス35dg/分)を70%Zn
イオンでイオン化したアイオノマー樹脂が用いら
れた。 比較例 4 比較例3において、ナイロン−6を70部、また
アイオノマー樹脂を30部に変更して組成物を調製
した。 比較例 5 比較例3において、アイオノマー樹脂の代り
に、それのZnイオン化されない共重合樹脂が用
いられた。 比較例 6 比較例5において、共重合組成は同じであるが
メルトインデツクスの異なる共重合樹脂
(10dg/分)が用いられた。 比較例 7 比較例5において、共重合樹脂に無水マレイン
酸を2重量%グラフトしたものを用いた。 比較例 8 比較例6において、共重合樹脂に無水マレイン
酸を1重量%グラフトしたものが用いられた。 比較例 9 比較例8において、ナイロン−6を70部、また
無水マレイン酸グラフト変性共重合樹脂を30部に
変更して組成物を調製した。 比較例 10 比較例3において、更に実施例9で用いられた
ガラス繊維を10部充填して組成物を調製した。 以上の各実施例および比較例における物性値の
測定結果は、次の表に示される。
【表】
【表】 実施例 10 実施例1において、ナイロン−6を67部、また
無水マレイン酸グラフト変性体を33部に変更して
組成物を調製し、試験片を作製した。 この試験片の−20℃におけるアイゾツト衝撃強
度は、NBであつた。 比較例 11 実施例10において、無水マレイン酸グラフト変
性体の代わりに、エチレン−1−ブテン共重合体
(1−ブテン含有量10モル%、メルトインデツク
ス18dg/分)の無水マレイン酸グラフト変性体
(グラフト量2重量%)が用いられた。 作製された試験片の−20℃におけるアイゾツト
衝撃強度は、245J/mであつた。 比較例 12 実施例10において、無水マレイン酸グラフト変
性体の代わりに、エチレン−酢酸ビニル共重合体
(酢酸ビニル含有量18.5モル%、メルトインデツ
クス65dg/分)の無水マレイン酸グラフト変性
体(グラフト量2重量%)が用いられた。ポリア
ミド樹脂との溶融混練時には、発煙が認められ
た。 作製された試験片は黄変しており、−20℃こお
けるアイゾツト衝撃強度は63J/mであつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポリアミド系樹脂60〜95重量部および(メ
    タ)アクリル酸アルキル含有量が8〜20モル%の
    エチレン−(メタ)アクリル酸アルキル共重合体
    の無水マレイン酸グラフト変性体40〜5重量部よ
    りなるポリアミド系樹脂組成物。 2 エチレン−(メタ)アクリル酸アルキル共重
    合体に対し0.1〜8重量%の無水マレイン酸をグ
    ラフト共重合させたグラフト変性体が用いられる
    特許請求の範囲第1項記載のポリアミド系樹脂組
    成物。 3 ポリアミド系樹脂60〜95重量部および(メ
    タ)アクリル酸アルキル含有量が8〜20モル%の
    エチレン−(メタ)アクリル酸アルキル共重合体
    の無水マレイン酸グラフト変性体40〜5重量部の
    ブレンド体に、更にガラス繊維を充填してなるポ
    リアミド系樹脂組成物。 4 ブレンド体100重量部当り5〜60重量部のガ
    ラス繊維を充填した特許請求の範囲第3項記載の
    ポリアミド系樹脂組成物。
JP5794484A 1984-03-26 1984-03-26 ポリアミド系樹脂組成物 Granted JPS60202151A (ja)

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