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JPH0254921B2 - - Google Patents
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JPH0254921B2 - - Google Patents

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JPH0254921B2
JPH0254921B2 JP20046483A JP20046483A JPH0254921B2 JP H0254921 B2 JPH0254921 B2 JP H0254921B2 JP 20046483 A JP20046483 A JP 20046483A JP 20046483 A JP20046483 A JP 20046483A JP H0254921 B2 JPH0254921 B2 JP H0254921B2
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JP
Japan
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light
prism
incident
angle
reflectance
Prior art date
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Application number
JP20046483A
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English (en)
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JPS6091301A (ja
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Shunichiro Wakamya
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、入射光線束を90゜反射屈曲させる全
反射プリズムに関する。
入射光線束を入射方向から90゜方向に偏光させ
るには従来、入射光路に対し45゜傾けた、いわゆ
る45゜ミラーが一般的に用いられている。この45゜
ミラーは、レーザの様な単一波長の光源を用いる
光学装置の中にもしばしば用いられているが、多
くの場合これらの光学装置において、反射の際の
エネルギロスを無くすこと、つまり反射率を100
%にすることが望まれる。しかし反射率が100%
のミラーというのは極めて実現困難である。一般
的に用いられる45゜ミラーは、第1図に示すよう
に、基板11の表面に、金属あるいは誘電体多層
のミラー膜12を施した表面鏡からなるものであ
るが、ミラー膜12を金属膜とする場合、代表的
に用いられるAlの場合で反射率85%、またAgの
場合で95%程度の反射率しか得られない。他方誘
電体多層膜の場合、理論的には膜の数を増してい
けば、反射率を99.9%以上と100%に近づけるこ
とが可能であるが、膜の層数が増えるに従い製造
技術あるいは製造コスト上の問題点が発生する。
また第2図に示すようなプリズムの全反射を利用
した断面三角形の光偏向プリズム13も知られて
いるが、このプリズム13では、光路と45゜の角
度をなす反射面Qで100%の反射率が得られても、
光路と直角をなす入射面Pおよび出射面Rでの反
射を完全に零にすることはできないので、トータ
ルとして入射のエネルギI0を100%、90゜方向に偏
向させることはできない。
本発明は、反射率を100%とし得る全反射プリ
ズムを目的になされたもので、基本的には、入射
面に対し45゜の方向をなして入射する入射光線が
該入射面で反射する光線の方向と、入射面から入
射した後反射面で全反射してから該入射面を通し
て出射する光線の方向とを一致させることによ
り、反射率が実質的に100%の全反射プリズムを
得るという発想に基づいてなされたものである。
このような発想に基づいて完成された本発明の
全反射プリズムは、基本的には、底面と、この底
面と平行な上面と、上記底面に対し鋭角をなし上
面に対し鈍角をなす左右対称の両側反射面とを有
する、断面等脚台形をなしていて、底面が入射
面、他の両側面および上面が全反射面を構成す
る。そしてこれらの各面は、底面に対し45゜の角
度をなして入射し、両側反射面および上面で全反
射した後上記底面の上記入射位置と同一の位置か
ら出射する光線の方向が、上記底面で直接反射す
る光線の方向と同じく入射光に対し90゜の角度を
なすように、その位置および各面間の角度が設定
されている。
さらにこのような全反射プリズムは、具体的に
は少なくとも、底面と両側反射面とのなす鋭角を
γ、プリズムの屈折率をnとしたとき、 γ=45゜+sin-1(√2/2n)とし、 かつ、底面の長さaと、底面から上面迄の距離
bとの比b/aを、 b/a=2sinγ/(sinγ+cosγ) の関係を満足するように作成すると得られる。
以下図示実施例について本発明を説明する。第
3図は本発明の第一の実施例を示すものでで、プ
リズムの屈折率nが、n=1.50の場合の具体的形
状例およびそのときの光路例を示している。この
全反射プリズムは、底面20、この底面20と平
行な上面21、および底面20と上面21を結ぶ
左右対称の両側面22,22からなつていて、両
側面22は底面20に対し鋭角γをなし、したが
つて上面21に対しては鈍角をなし、全体として
断面等脚台形をなしている。
そして底面20の長さをaとし、台形の高さ、
すなわち底面20と上面21の距離をbとする
と、このa,bおよび上記γは上記各条件を満た
している。すなわちγ=73.13゜、b=1.535aとな
つている。
上記構成の全反射プリズムにおいて、底面20
の中央のA点に、入射角45゜で光線を入射させる
と、底面20における反射率に応じ、一部は底面
20表面で入射方向に対し90゜をなす方向に反射
される。入射光のエネルギをI0、底面20におけ
る反射率をRとすると、この表面反射によつて入
射方向と90゜をなす方向に偏向される光のエネル
ギはI0Rである。Rの値は、もしこの底面20に
何らのコーテイングが施されていない場合はR=
0.04(4%)であるが、適当なコーテイングを施
してRの値がこれ以外の任意の値をとつたとして
も、光の吸収がないコーテイングであれば本発明
は成立する。
他方底面20表面により反射された光エネルギ
の残り、すなわちI0(I−R)は本プリズムの中
に入つていく。この光は底面20で屈折の法則に
従う角度α(本例の場合はα=28.13゜)でプリズ
ムの中を進み、側面22のB点で90゜偏向の反射
を受け、次に上面21のC点に入射角β(本例の
場合はβ=61.87゜)で入射する。C点に入射した
光はここで反射され、次の側面22のD点で再び
90゜偏向の反射を受けてA点に戻つてくる。B点、
C点およびD点における反射率は、これら各点へ
の入射角がいずれもプリズムの臨界角(本例の場
合は41.81゜)より大きいので100%(全反射)と
なり、結局本プリズムへ入射した光のエネルギI0
(I−R)は、そのままA点に戻ることになる。
ここで光のエネルギは再び底面20を透過するも
のと、底面20で反射するものとに分けられる
が、Io(1−R)(1−R)のエネルギがプリズム
の外へ出て、最初に底面20で反射した光と同じ
く、Ioの入射方向と90゜をなす方向へ放出される。
一方Io(1−R)Rのエネルギ分は、再びプリ
ズム内へ反射され、最初の入射光と同じにB点、
C点およびD点の全反射を受けてA点に戻り、こ
こでIo(1−R)2Rの光が、Ioの入射方向と90゜を
なす方向へ放出される。
このような繰り返し反射が本プリズム内で行な
われる結果、入射光に対して90゜方向に偏向され
る光の総エネルギIは、その繰り返し反射の分を
無限に足し合わせて、 I=IoR+Io(1−R)2+Io(1−R)2R+ Io(1−R)2R2+Io(1−R)2R3+… =Io(R+(1−R)2(1+R+R2+R3……)) となる。
R<1であるので、この無限級数は結局 I=Io(R+(1−R)2/(1−R))=Io となり、すべての入射光エネルギが入射方向と90
度をなす方向へ偏向されることとなる。つまり本
プリズムの反射率は100%である。
この無限級数は、底面20への入射光の位置
と、本プリズム内で反射した後底面20から出射
する光線の位置とが一致する範囲において成立す
る。すなわち、上記例において底面20に入射さ
せ得る有効な光線束の大きさは、第3図の破線で
示す範囲で、底面20の長さaを用いると、
0.202aの直径として表すことができる。
第4図は本発明の第二の実施例を示すもので、
プリズムの屈折率nがn=2.0の場合の例を示し
ている。このとき底面20と側面22のなす鋭角
γは、上述の式から、γ=65.71゜、底面20の長
さaと台形の高さbの比は、b=1.387aとなる。
そしてこの実施例では、底面20に対して入射
45゜で入射し、屈折角α(α=20.70゜)で本プリズ
ム内に入つていつた光線は、B点およびD点の入
射角がともに45゜、C点の入射角βがβ=69.30゜と
なり、いずれもこのプリズムの臨界角30゜を超え
るので、第一の実施例と全く同様に、入射光エネ
ルギの100%を90゜偏向させることができる。
またこの実施例において有効な入射光線の径
は、第4図の破線で囲まれる部分で、底面20の
長さaを用いて0.101aの直径として表すことがで
きる。そして、この破線で示す光線束の範囲から
分るように、プリズムはこの範囲だけが使用さ
れ、他の部分は使用されない。よつて第4図のよ
うに、側面22,22の光線が通過しない部分を
カツトしても、100%反射の全反射プリズムの機
能は全く失われない。第一の実施例についても同
様である。
以上のように本発明の全反射プリズムによれ
ば、100%の反射率で光線を90゜偏向させることが
できるので、一般の反射物体の反射率を測定する
場合の参照反射物体として用いることができる。
すなわち従来例えば45゜ミラーの反射率を測定す
るには、第5図のように、同一の受光素子30を
用いて被験45゜ミラー31への入射前の光のエネ
ルギIo、および反射後の光のエネルギIを測定
し、反射率RをR=I/Ioとして測定していたの
であるが、この測定方法は受光素子30を移動さ
せねばならない点で装置が複雑になる。ところが
本発明の全反射プリズムによれば、これを参照物
体として用い、市販の複光束分光器等を用いて、
被験体に反射した後の光エネルギと、本全反射プ
リズムで反射した光のエネルギとの比を求めれ
ば、容易に被験体の反射率を測定することができ
る。
この他本発明の全反射プリズムの効果を列挙す
ると次の通りである。
(1) 底面、上面および両側面の研磨面に何等の反
射増加膜あるいは反射防止膜を施さなくとも、
入射光のエネルギを100%、90゜偏向させること
ができるので、安価な高反射プリズムの製作が
可能となる。
(2) 逆に光の入射する底面には光の吸収を伴なわ
ない透明膜であれば、どのようなものが付いて
いても、光のエネルギを100%、90゜方向に偏向
させることができるという効果は失われないの
で、上面と両側面の全反射面の保護を十分に行
なつておけば、底面の汚れに強い長期使用、保
存に耐える高反射プリズムが得られる。
(3) 100%反射、90゜偏向の効果は、入射光の偏光
状態の如何に拘わらず変化しないので、光学系
に起因する偏光状態の変化に影響されない安定
した高反射プリズムが得られる。
(4) 上述のように、他の反射ミラーや反射プリズ
ム等の被験体の反射率を測定する際の参照ミラ
ーとして使用することができ、入射角45゜の反
射率(絶対反射率)測定が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の45゜ミラーの例を示す概念図、
第2図は従来の全反射面を利用した光偏向プリズ
ムの概念図、第3図、第4図はそれぞれ本発明の
全反射プリズムの実施例を示す断面図、第5図は
従来の反射物体の反射率を測定する際の原理図で
ある。 20…底面、21…上面、22…側面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 底面と、この底面と平行な上面と、上記底面
    に対し鋭角をなし上面に対し鈍角をなす左右対称
    の両側反射面とを有するプリズムであつて、 上記底面に対し45゜の角度をなして入射し、両
    側反射面および上面で全反射した後、上記底面の
    上記入射位置と同一の位置から出射する光線の方
    向が、上記底面で直接反射する光線の方向と同じ
    く入射光に対し90゜の角度をなすように上記各面
    の位置および各面間の角度を設定したことを特徴
    とする全反射プリズム。
JP58200464A 1983-10-26 1983-10-26 全反射プリズム Granted JPS6091301A (ja)

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JP58200464A JPS6091301A (ja) 1983-10-26 1983-10-26 全反射プリズム

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