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JPH0256956B2 - - Google Patents
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JPH0256956B2 - - Google Patents

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JPH0256956B2
JPH0256956B2 JP57148296A JP14829682A JPH0256956B2 JP H0256956 B2 JPH0256956 B2 JP H0256956B2 JP 57148296 A JP57148296 A JP 57148296A JP 14829682 A JP14829682 A JP 14829682A JP H0256956 B2 JPH0256956 B2 JP H0256956B2
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JP
Japan
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formaldehyde
phenols
aqueous solution
copper
methanol
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JP57148296A
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Shinichi Yasuda
Takayuki Kurohara
Yoshiko Shimada
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Koei Chemical Co Ltd
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Koei Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明はフエノール類及びホルムアルデヒドを
含有する水溶液の処理方法に係り、フエノール類
及びホルムアルデヒドを含有する水溶液からフエ
ノール類及びホルムアルデヒドを除去することに
より、該水溶液のBOD(生物学的酸素要求量)及
びCOD(化学的酸素要求量)を低下させることを
目的とするフエノール類及びホルムアルデヒドを
含有する水溶液の処理方法に関する。 更に詳しくは、本発明は少なくともフエノール
類及びホルムアルデヒドを含有する水溶液からフ
エノール類及びホルムアルデヒドを除去処理する
に際し、 1 フエノール類をフエノール類の抽出剤又は吸
着剤を用いて除去し、 2 ホルムアルデヒドを、アルカリの存在下銅化
合物と接触させることによりホルムアルデヒド
を主としてギ酸塩とメタノールに分解除去せし
めること を特徴とする少なくともフエノール類及びホルム
アルデヒドを含有する水溶液の処理方法に関する
ものである。 フエノール類及びホルムアルデヒドを含有する
水溶液は、主としてフエノール樹脂などの製造の
際に発生する。その廃水は通常数%以上のフエノ
ール類、数%以上のホルムアルデヒド及びメタノ
ールなどの有機化合物が含まれておりCODは通
常100000ppm以上に達する。このようにフエノー
ル樹脂などの製造廃水には多量のフエノール類、
ホルムアルデヒド及びメタノール等が含まれてい
るため、環境汚染防止の観点からこれらの廃水の
廃棄には厳しい規制が設けられていることは周知
のとおりである。従つて、これらの廃水は何らか
の浄化処理を施す必要がある。 フエノール類及びホルムアルデヒドを含有する
廃水の処理方法としては、一般に活性汚泥法が採
用されているが、フエノール類やホルムアルデヒ
ドの強い毒性のため、汚泥が十分馴養されている
場合ですらフエノールでは数百ppm、ホルムアル
デヒドで数百〜数千ppmの低濃度においてのみ処
理が可能である。 従つて、数%以上のフエノール類及びホルムア
ルデヒドを含有する廃水は希釈として処理せねば
ならず多大な用水と設備が必要である。又、活性
汚泥は濃度変化に対し極めて鋭敏であり処理上の
管理が非常に難しい等の欠点を有している。ま
た、フエノール類及びホルムアルデヒド含有水溶
液をそのまま燃焼する方法もあるが、処理費が高
くつくとともに資源の損失であり有効な方法とは
言い難い。 本発明者らは上記の問題点について鋭意検討し
た結果本発明を完成するに至つた。 本発明は、フエノール類及びホルムアルデヒド
を含有する水溶液からフエノール類及びホルムア
ルデヒドを除去処理するに際し、該水溶液中に含
有されるフエノール類を抽出剤を用いて抽出する
か若しくは吸着剤を用いて除去したのち、更にホ
ルムアルデヒドをアルカリの存在下で銅化合物と
接触させメタノールとギ酸塩に分解することによ
りホルムアルデヒドを除去することからなるフエ
ノール類及びホルムアルデヒドを含有する水溶液
の処理方法を提供するものである。 本発明におけるフエノール類とはフエノール、
アルキルフエノール(クレゾール、キシレノー
ル、トリメチルフエノール等)、アリルフエノー
ル、アルケニルフエノール、多価フエノール(レ
ゾルシノール等)、クロルフエノール類、ニトロ
フエノール類、あるいはフエノール類とホルムア
ルデヒドとの低分子量縮合物等が挙げられる。
又、本発明によれば、一般的なフエノール樹脂廃
水中にはフエノール類が数%以上含有されている
が、フエノール類の濃度に関係なくフエノール類
を除去することが出来る。又、本発明におけるホ
ルムアルデヒドとはホルマリン、パラホルムアル
デヒドをいい、濃度に関係なく処理され得る。本
発明を実施するに際しフエノール類及びホルムア
ルデヒドを含有する水溶液にフエノール類、ホル
ムアルデヒド以外にメタノール、アミン、脂肪酸
などの有機物あるいは硫酸、無機塩などが含まれ
ていても差しつかえない。 本発明においてフエノール類及びホルムアルデ
ヒド水溶液からフエノール類を抽出剤を用いて抽
出する場合、抽出剤としては一般のフエノール類
の有機抽出剤あるいはこれを水に不溶性の有機溶
媒で希釈したものを用いて該水溶液と接触させる
ことによりフエノール類の抽出が可能である。 具体的にはフエノール類の有機抽出剤としては
ベンゼン、トルエン、キシレン等の炭化水素類、
オクチルアルコールなどのアルコール類、イソプ
ロピルエーテル等のエーテル類、酢酸ブチル、酢
酸エチル等のエステル類、メチルイソブチルケト
ン、アセトフエノン等のケトン類、トリブチルリ
ン酸、トリオクチルフオスフインオキシド等の中
性リン酸エステル類及びトリオクチルアミン、ジ
ベンジルアミン、フエニルプロピルピリジン等の
三級アミン類又はこれらの混合物などの何れの有
機抽出剤も採用することが出来る。フエノールの
抽出効果の点から好適な有機抽出剤としては、炭
素数6以上のエーテル類、炭素数6以上のエステ
ル類及び炭素数10以上の三級アミン類があげられ
る。 又、フエノール類の吸着剤としては塩基性イオ
ン交換樹脂又はハイポーラス樹脂などを用いるこ
とが出来る。具体的には塩基性イオン交換樹脂と
しては例えばデユオライトA−101(ダイヤモンド
シヤムロツク社製)アンバーライトIRA−400(ロ
ームアンドハース社製)等の強塩基性イオン交換
樹脂あるいはKEX−212(広栄化学工業(株)製)、ア
ンバーライトIRA−45(ロームアンドハース社製)
等の弱塩基性イオン交換樹脂があげられる。又、
ハイポーラス樹脂としてはXAD−2、XAD−4
(ロームアンドハース社製)、ES−862(ダイヤモ
ンドシヤムロツク社製)等があげられる。このう
ち特にフエノール類の吸着量及び吸着したフエノ
ール類の溶離性の点から弱塩基性イオン交換樹脂
又はハイポーラス樹脂を使用することが好まし
い。弱塩基性イオン交換樹脂としては主鎖にピリ
ジン骨格構造を有するアニオン交換樹脂が望まし
い。 次に、フエノール類及びホルムアルデヒドを含
有する水溶液からフエノール類を抽出剤又は吸着
剤により除去した処理水溶液からホルムアルデヒ
ドを除去するに当り、該処理水溶液をアルカリの
存在下銅化合物と接触せしめて主としてカニツア
ロ反応を行ないホルムアルデヒドをメタノールと
ギ酸塩に分解しホルムアルデヒドを除去せしめ
る。この際使用するアルカリとしては、水酸化ナ
トリウム又は水酸化カリウムを用いることが好ま
しい。このアルカリ量は通常カニツアロ反応を行
なわせしめるに必要な化学理論量即ちホルムアル
デヒドに対して0.5倍モル以上あれば十分である。 銅化合物としては酸化第1銅、酸化第2銅又は
活性化銅であり、これらに他の金属又は金属酸化
物を含有してもよい。更にシリカ、アルミナ、イ
オン交換樹脂、活性炭等にここれ等の銅化合物を
担持したものであつても使用することができる。
また活性化銅とは酸化銅をホルムアルデヒド水溶
液中でアルカリによる活性化処理して得られた活
性化酸化銅を意味する。又、ホルムアルデヒドを
分解除去せしめる温度は30℃乃至80℃であり好ま
しくは60℃乃至75℃である。またこの分解除去方
法としては回分法あるいは流通法のどちらの方法
も採用出来るが、流通法の場合ホルムアルデヒド
含有水溶液を銅化合物に流通させる速度は50hr-1
以下であれば良く、好ましくは1hr-1乃至10hr-1
である。銅化合物は使用中に徐々に還元され、最
後にはホルムアルデヒドの分解能を消失するが還
元された銅化合物は200℃以上の温度で1時間以
上空気の存在下で加熱することにより活性化され
再利用することができる。 本発明を実施することにより、フエノール類及
びホルムアルデヒドを含有する水溶液からフエノ
ール類及びホルムアルデヒドを除去した水溶液に
は、ホルムアルデヒド除去時に生成したメタノー
ルを含有している。この水溶液中に含有するホル
ムアルデヒド及びメタノールの濃度が低い場合に
は更に活性汚泥処理して完全な浄化水溶液にして
工業用水として再利用することが可能である。メ
タノール濃度が高い場合には該水溶液を蒸留して
メタノールを回収し、再利用することが出来る。 本発明は従来の方法に比べてフエノール類及び
ホルムアルデヒドを含む水溶液からフエノール類
及びホルムアルデヒドを除去処理する方法として
経済的に又簡易性などの点からも又資源として回
収し再利用することが可能などの点から極めて有
効な方法と言える。 以下に本発明を実施例により具体的に説明す
る。 なお、実施例での%は重量%でを意味する。 実施例 1 フエノール4.5%、ホルムアルデヒド11.7%及
びメタノール7%及びアミン類500ppmを含有す
るフエノール樹脂廃水(PH6.8、COD22%)40
を用いアニオン交換樹脂KEX−212「広栄化学工
業(株)製」11を充填した160mmφ×1000mmLのス
テンレスカラムに通液速度SV=1.5hr-1で通液を
行つた。その処理液組成は表−1に示すとおりで
あつた。
【表】 次に、この処理液30に苛性ソーダ2574g(ホ
ルムアルデヒドに対して0.55倍モル)を添加した
のち、酸化第2銅切片100mlを充填した28mmφ×
300mmLのステンレスカラムに温度72℃、通液速
度5hr-1(500ml/hr)で60時間通液したところ、
表−2に示す結果が得られた。
【表】 更に表−2に示す処理液5を蒸留して550g
のメタノールを回収した。メタノール留去後の処
理液中のメタノール濃度は0.01%であり、CODを
測定したところ6500ppmであつた。 実施例 2 ホルムアルデヒド4.5%、クレゾール3.0%及び
芒硝0.05%を含む廃水(PH5.0、COD90800ppm)
8を用い、強塩基性アニオン交換樹脂アンバー
ライトIRA−400(ロームアンドハース社製)2
を充填した60mmφ×1200mmLのステンレスカラム
に通液速度SV=1.5hr-1で通液を行なつた。その
処理液組成は表ー3に示すとおりであつた。
【表】 次にこの処理液5に苛性ソーダ157.5g(ホ
ルムアルデヒドに対して0.525倍モル)を添加し
たのち、酸化第2銅切片50mlを充填した28mmφ×
300mmLのステンレスカラムに温度65℃、通液速
度7hr-1(350ml/hr)で14hr通液したところ表−
4に示す結果が得られた。
【表】 更に表−4に示す処理液4を蒸留して91gの
メタノールを回収した。メタノール留去後の処理
液中のCODを測定したところ2100ppmであつた。 実施例 3 フエノール7.50%、ホルムアルデヒド0.98%及
びメタノール3.70%を含有するフエノール樹脂廃
水(PH5.0、COD17.7%)10とフエノール抽出
剤イソプロピルエーテル5を用い、廃水とイソ
プロピルエーテルの容量比2:1で連続抽出塔を
用いてフエノールの除去処理をしたところ、抽残
液の組成は表−5に示すとおりであつた。
【表】 次にこの抽残液1を四つ口フラスコに入れ、
苛性カリ9.6g(ホルムアルデヒドに対して0.525
倍モル)及び下記表−6に示す種々の銅化合物を
加え、撹拌しながら60℃の温度に1時間保持し
た。その処理液の組成及び処理液よりメタノール
を留去した液のCODを測定した。表−6にその
結果を示す。
【表】 実施例 4 実施例1と同一のフエノール樹脂廃水を使用し
フエノール類の抽出剤として、ベンゼン、オ
クチルアルコール、4−プロピルフエニルピリ
ジン−キシレン(30%−70%)混合溶液、酢酸
ブチル、メチルイソブチルケトン、トリブチ
ルリン酸(TBP)、トリオクチルアミン−キシ
レン(20%−80%)混合溶液、トリオクチルフ
オスフインオキシド−パラシメン(20%−80%)
混合溶液を用いて、回分抽出によりフエノール類
を除去したところ処理液の組成は表−7に示すと
おりであつた。
【表】
【表】 〓操作法〓 抽出剤と廃水を容器内で充分攪拌後、分
液して抽残相を新しい抽出剤で操返し抽出する。
これらの処理液各1に苛性ソーダ(ホルムア
ルデヒドモル数の0.525倍モル)を加え酸化第2
銅切片20mlを10mmφ×300mmLのステンレスカラ
ムに充填し処理温度70℃、通液速度5hr-1(100
ml/hr)で10時間通液したところ、表−8に示す
結果が得られた。また各処理液中のメタノールを
留去してCODを測定した結果も表−8に示す。
【表】 実施例 5 実施例1と同一のフエノール樹脂廃水を1.5
用いハイポーラス樹脂アンバーライトXAD−4
(ロームアンドハース社製)0.5を充填した30mm
φ×1200mmLのステンレスカラムに通液速度SV
=15hr-1で時間通液した。その処理液組成は表−
9に示すとおりであつた。
【表】 次にこの処理液1.5に苛性ソーダ86.1g(ホ
ルムアルデヒドモル数の0.525モル倍)を添加し
たのち、酸化第2銅切片20mlを充填した10mmφ×
300mmLのステンレスカラムに、処理温度65℃通
液速度3hr-1(60ml/hr)で25時間通液処理したと
ころ、表−10に示す結果が得られた。
【表】 次に表−10に示す処理液1を蒸留して101g
のメタノールを回収した。メタノール留去後の処
理液のCODを測定したところ3700ppmであつた。 実施例 6 ジニトロクレゾール類0.3%及びホルムアルデ
ヒド0.5%を含有する水溶液をアニオン交換樹脂
KEX−212〔広栄化学工業(株)製〕400ml充填した30
mmφ×2000mmLのガラス管カラムに通液速度
SV3hr-1で通液を行つた。その処理液の組成は表
−11に示す。
【表】 次にこの処理液に苛性ソーダ(ホルムアルデヒ
ドに対して0.55倍モル)を添加したのち、酸化第
2銅100mlを充填した28mmφ×300mmLのステンレ
スカラム温度72℃、通液速度5hr-1で100時間通液
処理したところ、表−12に示す結果が得られた。
【表】 実施例 7 実施例1の表−1に示すフエノール除去後の処
理液1に苛性ソーダ208.8g(ホルムアルデヒ
ドに対して1.3倍モル)を添加したのち、酸化第
2銅10.64gを加え攪拌しながら65℃の温度に1
時間保持した。その処理液のホルムアルデヒド濃
度及びメタノール濃度を測定した。表−13に示す
結果が得られた。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくともフエノール類及びホルムアルデヒ
    ドを含有する水溶液からフエノール類及びホルム
    アルデヒドを除去処理するに際し、 1 フエノール類を、フエノール類の抽出剤又は
    吸着剤を用いて除去し、 2 該処理液中に含有されるホルムアルデヒド
    を、アルカリの存在下銅化合物と接触せしめる
    ことにより主としてギ酸塩とメタノールに分解
    除去せしめることを特徴とするフエノール類及
    びホルムアルデヒドを含有する水溶液の処理方
    法。 2 フエノール類及びホルムアルデヒドを含有す
    る水溶液がフエノール類樹脂廃水である特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 3 フエノール類の抽出剤が有機抽出剤である特
    許請求の範囲第1項記載の方法。 4 有機抽出剤が炭素数6以上のエーテル類、炭
    素数6以上のエステル類、又は炭素数10以上の三
    級アミン類である特許請求の範囲第3項記載の方
    法。 5 フエノール類の吸着剤がアニオン交換樹脂又
    はハイポーラス樹脂である特許請求の範囲第1項
    記載の方法。 6 アニオン交換樹脂が主鎖にピリジン骨格構造
    を有するアニオン交換樹脂である特許請求の範囲
    第5項記載の方法。 7 銅化合物が酸化第1銅、酸化第2銅、又は活
    性化銅である特許請求の範囲第1項記載の方法。 8 銅化合物が酸化第2銅又は活性化銅等をシリ
    カ、アルミナ、イオン交換樹脂又は活性炭に担持
    させたものである特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 9 銅化合物が少なくとも銅を含む他の金属化合
    物との混合物である特許請求の範囲第7又は第
    8、項記載の方法。
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